配信日時:2024/05/01 12:00 新宿会計士 金融国際与信統計でまたもや日本が「世界最大の債権国」に 日本は約8.5年連続で「世界最大の債権国」となったようです。国際決済銀行(BIS)が4月30日までに公表した『国際与信統計』(CBS)によると、2023年12月末時点における国境をまたいだ国際与信総額は32兆2478億ド […]
配信日時:2024/04/07 05:00 新宿会計士 経済全般【総論】円安が「現在の日本にとっては」望ましい理由 とある読者の方のご指摘によると、当ウェブサイトは「円安教の総本山」なのだそうです。それはべつに構わないのですが、何といわれようが、「現在の日本経済にとって、総合的に見て円安は好ましい」とする結論が揺らぐことはありません。 […]
配信日時:2024/03/25 12:00 新宿会計士 金融邦銀国際与信が再び5兆ドル突破 日本の金融機関にとって韓国は「1%未満の国」 日銀が25日に公表した国際与信データによれば、昨年12月の日本の金融機関の海外に対する与信が「最終リスクベース」で過去最大となる5兆0435億ドルを記録しました。国際与信が5 […]
配信日時:2024/03/11 05:00 新宿会計士 マスメディア論パラシュート投下の危険性の実例 ガザ地区で支援物資のパラシュート開かず市民5人犠牲 東日本大震災から13年目を迎えます。今年は新年早々に発生した能登半島地震の影響もあり、防災意識を高めている人も多いのではないでしょうか。こうしたなか、「政府の初動が遅い […]
配信日時:2024/02/21 05:00 新宿会計士 外交数字で見ると日本が韓国への制裁をためらう理由はない 自称元徴用工問題を巡り、韓国が一線を越えました。本来なら日本政府は今すぐ韓国に対抗措置を講じるべきです。ただ、本稿で改めて事実関係を整理しておくと、現状、日本が韓国に経済制裁を発動すること自体は困難です。しかし、それと同 […]
配信日時:2024/02/06 05:00 新宿会計士 金融日本の国際与信で「ASEAN>中韓」の傾向が強まる 日本は中国や韓国といった近隣国よりも、じつはASEAN諸国との方が深い関係を築いているようだ――。こんな姿が、「金融」の統計からは浮かび上がってきます。国際決済銀行(BIS)が公表する国際与信統計(CBS)によると、日本 […]
配信日時:2024/02/01 05:00 新宿会計士 金融邦銀世界一は8年連続も…非常に少ない近隣国向け与信 例の国際与信統計の最新データが出てきました。これによると、「最終リスクベース」で見て、日本が8年連続で世界最大の債権国の地位を守りました。また、米国だけで国際与信全体の4分の1強のカネを借りているなどの構造が見えてきます […]
配信日時:2023/12/22 15:15 新宿会計士 金融日本の金融機関、中韓台港に対する与信をさらに減らす 日本の金融機関の国際与信状況に関する最新版のデータが出てきました。これによると日本の対外与信総額(最終リスクベース)は2023年9月末時点で前四半期比56億ドル減って4兆6346億ドルとなりましたが、それでも1ドル≒14 […]
配信日時:2023/12/14 05:00 新宿会計士 金融中国は途上国枠では「最大の債務国」=世銀統計で判明 世界銀行が年1回公表する国際債務統計(IDS)の最新版が、日本時間の昨夜までに更新されました。今回公表されたのは2022年時点のデータです。これによると「低・中所得国」に対する国際与信総額は8兆9659億ドルで、その4分 […]
配信日時:2023/11/23 05:00 新宿会計士 金融「シンガポールの中国化」?そんな兆候は見えてこない シンガポールがオフショア金融センターとしての機能を喪失し、中国化してしまうかもしれない――。これは、懸念として正しいのでしょうか。残念ながら、あまり正確な見方ではないように思えます。邦銀が中国や香港、韓国や台湾から資金を […]
配信日時:2023/11/05 05:00 新宿会計士 金融韓国の外貨準備が3年半ぶりの水準にまで減少した意味 韓国の外貨準備に占める現金預金・有価証券の残高が、コロナ禍直後の2020年3月時点の水準を割り込みました。韓国銀行が3日、公表したデータによると、韓国の外貨準備高は4129億ドルで、前月比12億ドル減少しました。韓国の外 […]
配信日時:2023/11/02 17:00 新宿会計士 RMB一帯一路の債務の罠にかかっているのは中国の側では? 中国が巨額のおカネを貸していると見られる国――トルコ、アルゼンチン、エジプト、ベネズエラなど――は、いずれも国際決済銀行(BIS)のデータで見て、それほど多額の債務に耐えられる国々ではありません。中華金融の「債務の罠」問 […]
配信日時:2023/09/19 08:00 新宿会計士 金融邦銀の台湾向け与信残高が急減中 ついに晴れて韓国は日本にとっての「与信シェア1%未満の国」に! 邦銀の対外与信に占める東南アジア諸国(タイ、シンガポールなど)の重要性が高まる一方で、近隣諸国(中国、香港、韓国、台湾)向けの与信が減っています。もしかした […]
配信日時:2023/09/19 05:00 新宿会計士 金融邦銀ケイマン諸島向け与信の現状 邦銀のケイマン向け与信は日本経済の現状示すバロメーター 日銀は15日、2023年6月末時点における日本の国際与信統計を発表しました。本稿ではこれについて、まず全体的な与信の状況とともに、個別国・地域に対する与信の例として […]
配信日時:2023/09/13 11:30 新宿会計士 金融中国よりASEANを重視する邦銀:与信額は2倍近く ASEANといえば、人口でも面積でも、はたまたGDPの規模でも、中国にはかないません。しかし、非常に興味深いことに、日本の金融機関の投資行動は、そうではありません。国際的な統計で見ると、日本の対ASEAN投融資は2023 […]
配信日時:2023/08/21 05:00 新宿会計士 金融数字で見る:中国の日本への直接投資は「極めて少額」 日中両国の関係は、世界2位・3位の経済大国で隣国同士とは思えないほど希薄 「中国の『恒大(こうだい)グループ』が経営破綻すれば、中国と密接な経済関係を有する日本にも、影響は不可避である」――。一見もっともらしい主張ですが […]
配信日時:2023/08/08 12:00 新宿会計士 経済全般ロシア「露店文化」は経済制裁に対抗し得るものなのか 国際的な制裁を喰らっているロシアの経済が崩壊しないのはなぜか。任天堂やiPhone、マクドやコーラがなくなっても、国民はウラジミル・プーチン容疑者に不満を抱かないのか――。これに関し、とあるウェブサイトでは、ソ連崩壊など […]
配信日時:2023/07/31 08:00 新宿会計士 金融ロシアに対する国際与信は10年間で4分の1に減った 本稿は、「いつものアップデート」です。国際決済銀行は2023年3月末時点における国際与信統計を発表したのですが、これによると相変わらず日本の金融機関の対外与信が4兆7752億ドルで世界最多を記録。その一方で、ロシアに対す […]
配信日時:2023/07/09 05:00 新宿会計士 経済全般日本企業の中国撤退の背中を押す「訪中ビザの厳格化」 中国が日本にとって重要な国なのかどうかと問われれば、一応、経済関係だけで見れば「重要な国」であることは間違いありません。ただ、それと同時に、日本企業にとってはこれ以上、中国に深く入れ込むのではなく、引き返すという決断を下 […]
配信日時:2023/06/25 05:00 新宿会計士 経済全般数字で読む「隣国同士とは思えないほど薄い日露関係」 当ウェブサイトでは時々、他サイトであまりやらないことを、大真面目に議論したりします。こうしたなか、ごくまれに見られるのが、「日本にとってロシアとの関係は重要だ」、などとする主張です。ただ、日本にとってある国との関係が重要 […]
配信日時:2023/06/07 05:00 新宿会計士 RMB与信管理ができていない中華金融:カネ借りる側も狡猾 世界最大の債権国は「中国」ではなく「日本」です 中国のスワップ外交・金融外交は、はたしてうまくいっているのか――。これについて調べれば調べるほど、「あり得ない」と言わざるを得ません。とくにスワップを巡っては、いわゆる「与 […]
配信日時:2023/04/30 05:00 新宿会計士 金融世界最大債権国・日本の「アジアとのつながりの薄さ」 四半期恒例のCBSの最新データ紹介です。CBSとは国際決済銀行(BIS)が四半期に一度公表する『国際与信統計』のことですが、これによると、2022年12月末時点においても日本が世界最大の債権国でした。ただ、アジア諸国(と […]
配信日時:2023/04/20 15:00 新宿会計士 金融国家安全法「域外適用」で香港脱出の必要性は高まった ついに「域外適用」の事例が出てきたようです。産経によると香港当局は香港の学生の身柄を拘束し、パスポートを没収したそうです。なんでも日本留学中だった約2年前にSNSに投稿した内容が問題視されたとのことですが、香港の国外で行 […]
配信日時:2023/03/22 08:00 新宿会計士 金融マネー面から見た「日本が関係を深める国・薄める国」 数字で見る「オフショア金融センター・香港の凋落」 「マネーから垣間見える日本と外国とのつながり」を調べていくと、非常に興味深い結果が浮かび上がってきます。そのなかでも隠れたテーマは、「香港との関係の終焉」ではないでしょう […]
配信日時:2023/02/13 17:00 新宿会計士 金融ロシアの「戦死者債務減免政策」巡り欧州2銀行に批判 ロシア政府が打ち出してきた「戦死者に対する銀行貸出免除」法案が、ロシアに進出しているオーストリアとイタリアの銀行にとっての経営上の課題になっている、とする話題が出てきました。じつは、両国は現在でもロシアに対する大口の国際 […]
配信日時:2023/02/07 05:00 新宿会計士 金融数字で見る「韓国は経済的に重要な相手国」の間違い① 意外と知られていない統計的事実は、「日本の金融機関の韓国に対する国際与信の額は、2022年9月末時点において500億ドルに満たず、日本の金融機関の対外与信全体の1%少々に過ぎない」ということです。金融面における日韓間の結 […]
配信日時:2022/12/13 12:00 新宿会計士 RMBWSJ「通貨スワップを使って影響力の拡大図る中国」 当ウェブサイトでは先週指摘した「通貨スワップを使った中華金融」について、米メディアのWSJにも同様の趣旨の記事が出ていました。WSJの情報自体、当ウェブサイトよりもやや遅れているという点はさておき、中華金融の実情について […]
配信日時:2022/12/10 05:00 新宿会計士 金融意外と小さい「一帯一路」:中華金融の実情を考察する 中国の中・低所得国、新興国などに対する金融面での影響力は、現在のところ、少なくとも4200~4300億ドル程度とみるべきでしょう。これを多いと見るか、少ないと見るかは微妙ですが、著者自身としては「案外少ない」という印象を […]
配信日時:2022/12/06 08:00 新宿会計士 金融「悪い円安」が今年の流行語のトップテンに入っていた 当ウェブサイトではスルーしてしまっていましたが、先週は「流行語大賞」で「悪い円安」なるものがトップ10入りしていたようです。製造業の国内回帰の動きが相次ぐ一方、法人企業統計で製造業が過去最高益をたたき出した直後だけに、こ […]
配信日時:2022/11/10 05:00 (最終更新:2022/11/10 12:15) 新宿会計士 金融日本が対ロシアで「4番目の債権国」に浮上してしまう べつに日本の金融機関が対露与信を増やしたわけではなさそう 本稿以降、しばらくは国際決済銀行(BIS)が公表する『国際与信統計』をもとに、いくつかの国の国際与信状況について確認してみたいと思います。手始めに、本稿ではロシア […]
配信日時:2022/11/09 12:00 新宿会計士 金融世界最大の債権国・日本はどこにいくら貸しているのか 国際決済銀行(BIS)が四半期に1回公表している『国際与信統計』(CBS)の最新データが揃ってきました。円安のためでしょうか、与信総額は5兆ドルの大台を割り込んでしまいましたが、それでも日本は相変わらず世界最大の債権国で […]
配信日時:2022/10/27 12:00 新宿会計士 経済全般隠し切れない円安メリット:悪い円安論もトーンダウン 円安のメリットを隠し切れなくなってきたためでしょうか、「悪い円安論」というメディアの報道にも、若干のトーンダウンが見られます。ただ、円安に資源価格の高騰とあいまって、エネルギー価格が上昇している点については、日本経済に悪 […]
配信日時:2022/09/21 05:00 新宿会計士 金融韓国主要紙が相次いで「米韓通貨スワップ」締結を要求 韓国の主要紙が「5月の米国との約束に基づき、韓米通貨スワップを推進せよ」、などといっせいに騒ぎ出しました。このあたりはまったく予想どおりなのですが、その一方で韓国メディア『中央日報』には逆に、「脈絡のない通貨スワップ締結 […]
配信日時:2022/09/20 16:30 新宿会計士 金融コロナ防疫名目にジワリと進む国際企業の「香港脱出」 香港当局が帰任呼びかけの一方、オフィス空室率は倍増 アジアのビジネス拠点といえば、長らくは香港がその地位を占めていました。しかし、2019年の民主化デモに加え、新型コロナウィルス感染症(武漢肺炎)対策の厳格さなども手伝い […]
配信日時:2022/08/23 12:00 新宿会計士 金融日本の金融機関「じわり足抜け」の韓国:通貨安の影響 韓国経済の本当のリスクは「外国金融機関がおカネの借り換え(ロール)に応じてくれないこと」にあります。こうしたなか、ここ数日、外為市場では韓国ウォンが「13年ぶりの安値水準」を試す展開が続いています。現在のところ、ウォン安 […]
配信日時:2022/08/19 11:11 新宿会計士 金融韓国の対外債務は過去最大:外貨準備高との関係は…? 韓国銀行が発表した対外債務の水準が、過去最大に達したようです。2022年6月末時点では6620億ドルで、リーマン時の2008年6月に記録した3663億ドルと比べて約1.8倍に膨らんでおり、とくに短期債務は1838億ドルと […]
配信日時:2022/08/16 05:00 (最終更新:2022/08/16 08:45) 新宿会計士 経済全般数字で見る「意外に小さい」日韓関係破綻のインパクト 「日韓関係が破綻したら日本経済にも深刻な打撃がある」――。こんな言説がこれから増えてくる可能性があると思うのですが、あらかじめ申し上げておくなら、日韓関係破綻、あるいは日韓断交、日本企業の資産没収といった極端なケースが生 […]
配信日時:2022/08/08 12:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国「家計金融不均衡」、すでにリーマン時水準を超過 家計債務膨張と外貨準備急減:韓国経済の「ジレンマ」 どうも隣国の金融状況がきな臭くなってきました。韓国メディアの報道によると、「家計金融不均衡」という指標がリーマンショック時の水準を超えたのだそうです。こうしたなか、朝鮮 […]
配信日時:2022/07/31 08:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国「若年借金投資問題」とウォン安の深刻なジレンマ 若年層を中心に過大な借金を抱える世帯が増えるなか、ウォン安の進行を食い止めるために利上げに踏み切ると、債務破綻する個人が急増するかもしれません。利上げをしても困るし、しなくても困る。こうしたジレンマの状況にあるのが現在の […]
配信日時:2022/07/31 05:00 新宿会計士 金融ロシア向け国際与信は14%減少 欧州尻目に融資伸ばす邦銀:日本の対外与信は5兆ドル 日本が5兆ドルの与信で米英などを抜き去り、世界最大の債権国の地位を守る一方、中国が経済規模のわりに、金融面では存在感に乏しい――。こんな姿が浮かび上がってきます。当ウェ […]
配信日時:2022/07/28 07:00 新宿会計士 金融韓国の債券発行が2年連続ゼロ…サムライ債市場の現状 韓国の企業・銀行などによる日本の債券市場での「サムライ債」の発行実績が、2020年から21年にかけての2年間、ゼロでした。日韓関係の「悪化」が公募サムライ債市場にも及んできたのか、それともほかに理由があるのかはわかりませ […]
配信日時:2022/07/27 11:00 新宿会計士 経済全般「日本のロシア撤退率はG7で最低」レポートの問題点 帝国データバンク(TDB)は26日、『日本企業「脱ロシア」ストップ』、などと題したレポートを公表しました。これによると日本企業のロシアからの「事業撤退率」は5%とG7で最低であり、上位には56%のノルウェーを筆頭に、北欧 […]
配信日時:2022/06/22 14:00 新宿会計士 日韓スワップUSDKRW「13年ぶりウォン安水準」は実現する? 円安の影響もあるのでしょうか、隣国でもウォン安が進んでいるようです。本日は瞬間的に、1ドル=1298ウォン台を記録したようです。すでに2年3ヵ月ぶりのウォン安水準ですが、もしも引け値ベースで1293ウォンの大台に乗せるな […]
配信日時:2022/06/09 07:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国紙「円安で日本が通貨危機を迎える可能性は低い」 日本のメディアがあまり報じない「円安メリット」は、韓国メディアに詳しく論じられていることがあります。韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に昨日、珍しく(?)非常に参考になる記事が掲載されていました。その主張の要諦は「円急 […]
配信日時:2022/05/14 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国が500億ドル以上の日韓スワップを欲しがる理由 「韓国の通貨・ウォンは『ノンデリバラブル通貨』であり、通貨の使い勝手も悪いことから、必然的に韓国企業は米ドルで短期資金を借りている。だから韓国が通貨危機に巻き込まれたら、たちまち500億ドル以上の資金不足に直面する」―― […]
配信日時:2022/05/12 09:30 新宿会計士 経済全般「悪い円安」論の嘘:電機大手が円安など追い風に増益 一部のメディアが「悪い円安」論を展開しているなかで、その主張を覆す「不都合な事実」が出てきました。電機大手7社のうち4社が、円安の影響で増益を記録したというのです。これからの決算シーズン、おそらくは多くの金融機関も外国為 […]
配信日時:2022/05/04 05:00 新宿会計士 金融世界の金融機関の「カネの流れ」とウクライナ復興金融 日本は引き続き世界最大の債権国であり、円安で大いに潤っているはず――。そんな最新データが出てきました。当ウェブサイトで定例的に観測している「国際与信統計」(CBS)のデータです。また、アジアにおける金融では、英国が日本よ […]
配信日時:2022/04/03 08:00 新宿会計士 外交本当の意味での「日韓関係正常化」と日本に必要な覚悟 果たして日韓関係は日本にとってそこまで重要なのか? 日本が本当に必要としているのは「現実に即した諸問題の解決策」です。これに関連し、たとえば日韓関係ひとつとっても、最近、「関係改善論」を韓国メディアなどで見かけない日はあ […]
配信日時:2022/04/03 05:00 新宿会計士 金融詳説・国際与信統計日本と世界の金融のつながりを読む 日銀が3ヵ月に1回公表する国際与信統計を読み込むと、金融を通じた日本と世界の関係が浮かび上がります。日本にとって圧倒的に重要な相手国は米国であり、続いてケイマン諸島、さらには欧州先進国などがこれに続きます。意外なことに中 […]
配信日時:2022/04/01 08:01 新宿会計士 金融日本の金融機関の対ロシア与信は1兆円少々にとどまる 国際決済銀行(BIS)統計のうち、国際与信統計の日本集計分が公表されています。これによると2021年12月末時点における日本の金融機関のロシアに対する与信額は98億1600万ドルで、1ドル=120円と仮定すれば、1兆17 […]
配信日時:2022/02/26 05:00 新宿会計士 金融ロシアは中国とのブロック経済圏形成で制裁を逃れる? ロシアの駐日大使が日本に「重大な対抗措置を取る」と表明するも――。 日本政府の対露制裁パッケージは、経済的に見たらほとんど実効性がありません。2021年におけるロシアへの半導体輸出高は6億円未満と、日本の半導体産業にとっ […]
配信日時:2022/01/15 05:00 新宿会計士 金融日本から溢れ出た5兆ドルもの国際与信は欧米に向かう 「日本は外国に対し380兆円を超える純資産を保有している国である」――。これは、当ウェブサイトで以前から何度となく繰り返し述べてきた内容ですが、それと同時に、現在の日本において、増税が必要ではなく、むしろ「やってはならな […]
配信日時:2021/10/14 05:00 新宿会計士 金融英国にとって香港は金融面でまさに「ズブズブの関係」 我が国の立ち位置を巡っては、「アジアの中の日本」、などと呼ばれることもありますが、実態はどうなのでしょうか。金融の流れに関する国際統計のうち、最も包括的で信頼できるもののひとつが、国際決済銀行(BIS)が発表する『国際与 […]
配信日時:2021/10/11 05:00 新宿会計士 韓国崩壊韓国家計債務問題深刻化も金融危機の日本波及は限定的 中国はシャドバン連結外し、韓国は家計投機――厄介な隣国たち 「中国が『シャドバン連結外し』ならば、韓国は『家計のリスク資産投機』だ」――。何の話なのかといえば、日本の近隣国で徐々に高まる金融危機の足音の話です。本稿では『 […]
配信日時:2021/10/04 05:00 新宿会計士 RMB中国恒大企業集団の「シャドバン簿外債務」17兆円説 「鬼城」「シャドバン」「簿外債務」というパワーワード このところ連日、メディアの報道をにぎわせている話題のひとつが、負債総額33兆円ともされる中国の不動産デベロッパー大手「恒大(こうだい)企業集団」の経営不安です。これに […]
配信日時:2021/09/22 05:00 新宿会計士 金融実際のところ「中国発の金融危機リスク」はあるのか? 世界の金融機関が中国に貸しているカネは9171億ドルだが… 昨日の『中国「総資産39兆円」企業の経営不安と日本への影響』では、中国最大級の不動産デベロッパー「恒大集団」の経営危機に関し、「経営破綻した場合のインパクトは凄 […]
配信日時:2021/09/05 05:00 新宿会計士 韓国崩壊韓国の外貨準備「64億ドル減少」は為替介入の結果か 先日の『【速報】韓国の外貨準備、実質的に「64億ドル減少」』で「速報」的に紹介した論点が、韓国の外貨準備統計から見える「韓国の為替介入疑惑」です。これについて深く論じようと思っていたものの、AIIBの件や菅総理の件などの […]
配信日時:2021/07/31 05:00 新宿会計士 日韓スワップ国際金融統計から見える「ジワリ韓国から離れる日本」 金融面での日本の「韓国離れ」は通貨スワップ終了後顕著に 昨日の『外交知らずの外交官?日韓に「ツートラック」を要求か』でも述べたとおり、外交は一般に、冷徹な国益の世界だけでなく、国民の感情というものを無視することはできませ […]
配信日時:2021/07/05 11:00 新宿会計士 金融金融業界誌が「中国脅威論特集」を掲載したことの意味 個人的主観で恐縮ですが、日本企業、あるいは日本社会の強みとは、「いったんコンセンサスが取れたら、その目標に向け、全員が一丸となって行動すること」にあると思います。「1日100万回のワクチン接種」など、その典型例でしょう。 […]
配信日時:2021/06/30 05:00 新宿会計士 韓国崩壊鈴置論考で思い出す「アジア危機で韓国を叩いた米国」 相手国が困っているときにわざと助けないのは「消極的経済制裁」 先日、当ウェブサイトでは『データで読む:朝鮮日報「爆弾をダブルで抱えた韓国」』で、韓国の外貨準備高、マネタリーベース、家計債務、家計リスク資産などのデータをも […]
配信日時:2021/03/25 07:00 新宿会計士 金融カリブ海に浮かぶ小島に75兆円を貸す日本の金融機関 日本の金融機関はカリブ海に浮かぶのどかな島に合計75兆円を貸しているといえば、意外だと思う人も多いかもしれません。しかも、この1年で、与信を7.8兆円も増やしているのです。ちなみにこの金額、日本の金融機関の中国に対する与 […]
配信日時:2020/10/21 05:00 新宿会計士 数字で読む日本経済本当に重要といえるのか?日韓の経済関係を数字で読む 昨日までに、『数字で読む日本経済』の最新シリーズである「中韓がなくても日本は大丈夫」論のうち、「中国編」については一区切りしたと考えています。本稿では中国編をざっと振り返るとともに、韓国編の導入部分として、数字から見た日 […]
配信日時:2020/05/22 05:00 新宿会計士 金融「飛ばし報道」だけでトルコリラの暴落を防いだ日本円 昨日の『トルコとの100億ドルスワップ報道に「驚いた」日本』では、トルコ国内で「トルコ中央銀行が日銀と100億ドル規模の通貨スワップ締結で合意に至る直前である」などと報じられた、とする話題を紹介しました。いわば、一種の「 […]
配信日時:2020/05/05 05:05 新宿会計士 金融アジア危機再来?日本は「真の友好国」とスワップを! 当ウェブサイトではかなり以前から、「金融機関による国境を越えた融資のうち、外貨建で短期のもの」こそが、非常に注意しなければならない項目ではないかと考えて来ました。そして、この外貨建短期債務が増えている国こそ、武漢コロナウ […]
配信日時:2020/04/24 05:00 新宿会計士 金融与信総額2294兆円!日本の金融機関は「世界最強」 国際決済銀行の統計から判明する、2019年12月末時点における日本の金融機関の与信総額はいくらでしょうか。①20兆8572億ドル、②20兆8572億円、③20兆8572億ウォン。それはともかく、日本の金融機関が「世界最強 […]
配信日時:2020/03/21 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国経済の弱点は外貨短期債務~「突然死」リスクも! 先日から当ウェブサイトでは、「ある国において通貨危機が発生するとしたら、最も懸念すべきは株安よりも短期資金繰りである」、と申し上げ続けて来ました(『「株安」と「資本逃避」は必ずしもイコールと限らない』等参照)。これについ […]
配信日時:2020/03/08 10:00 新宿会計士 韓国崩壊数字で見た、「日韓は切っても切れない関係」論のウソ 昨日の『セルフ経済制裁?韓国が日本人向け入国ビザ免除停止へ』でも報告したとおり、明日以降、結果的に日韓間でビザの免除措置が相互に運用停止状態になりそうです。こうしたなか、昨年101歳で他界した故・中曽根康弘元首相の「日韓 […]
配信日時:2020/02/14 05:00 新宿会計士 金融韓国ネームのサムライ債残高「3000億円割れ」も? 当ウェブサイトで常々説明しているとおり、日本は世界最大の債権国です。ところが、日韓間は隣国同士であるにも関わらず、日本から韓国への与信額は対外与信全体のわずか2%にも満たず、また、韓国から見て日本は「最大の融資国」ではな […]
配信日時:2020/02/01 10:00 新宿会計士 日韓スワップコベナンツで読み解く、韓国がウォン安を恐れる理由 先ほどの『市場ではあたかも韓国が「一人負け」の様相を呈する』では、通貨市場において、とくに韓国ウォンが「一人負け」の状態となっているという話題を紹介しました。ただ、これを自分で読み返していて感じたのですが、そもそも論とし […]
配信日時:2020/01/27 05:00 新宿会計士 韓国崩壊あらためて、日韓両国の経済的なつながりを確認する 昨日の『「日韓Xデー」が到来しても、それは韓国の責任だ』では、朝日新聞論説委員の箱田哲也氏の寄稿などを手掛かりに、「日韓関係の破綻」について少し深く考えてみました。冷静に考えると、日韓関係が破綻すれば、経済面では日本に大 […]
配信日時:2019/12/24 05:00 新宿会計士 金融「尖閣オフショアマーケット」の創設はいかがですか? 当ウェブサイトでは定期的にお伝えしているのが、国際決済銀行(BIS)が公表する「国際与信統計」と、日銀が公表する『BIS国際与信統計の日本分集計結果』を使った、国際的な金融の流れです。これは、金融機関の国境をまたいだ与信 […]
配信日時:2019/10/28 06:00 (最終更新:2019/10/28 10:30) 新宿会計士 日韓スワップ最新のBIS統計から読む、「カネの流れと日韓関係」 当ウェブサイトでは定期的に、国際決済銀行(BIS)が公表する『国際与信統計』を入手して、その内容について報告しています。先日の『日本の金融機関、500兆円近いカネを外国に貸す』の続きとして、本日は「金融機関の融資という側 […]
配信日時:2019/10/26 05:00 新宿会計士 金融日本の金融機関、500兆円近いカネを外国に貸す 以前、『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』などの記事のなかで、国際決済銀行(BIS)が公表する統計をもとに、「わが国の金融機関が巨額のカネを外国に貸している」という話題を紹介しました。その記事の執 […]
配信日時:2019/09/27 05:00 新宿会計士 金融462兆円を外国に貸し付ける日本の金融機関 当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』のセールスポイントの1つは、統計を使った客観的な数字の紹介と分析にあります。以前、『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』という記事で、国際決済銀行(BIS) […]
配信日時:2019/07/29 05:00 新宿会計士 金融日本の金融機関、世界で圧倒的な存在感 当ウェブサイトでは定期的に、国際決済銀行が公表している『国際与信統計』(CBS)を紹介しています。以前、『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』でこれについて紹介したことがあるのですが、最近、当ウェブ […]
配信日時:2019/07/23 14:00 新宿会計士 時事「韓国のL/Cへの保証」説の実情 以前、当ウェブサイトでは『史上初?韓国の資金循環統計を解説してみた』のなかで、韓国を資金面から分解する、という作業を試みました。これに加えて、国際決済銀行(BIS)が公表する『最終リスクベース国際与信統計』のデータも使い […]
配信日時:2019/07/12 05:00 新宿会計士 外交日本は「カネの力」で相手国を制裁可能 昨日の『資金循環統計から見る、財政再建論の大間違い』は、日本が財政再建を必要としていないことに加え、このタイミングでの消費税の増税が誤っていることについて主張する目的で執筆しました。ただ、あらためて日本の資金循環を眺めて […]
配信日時:2019/07/02 18:00 新宿会計士 時事自称元徴用工側の言い分は、まるで北朝鮮そっくり 韓国に対する経済制裁という話題については、正直、私自身も食傷気味なのですが、それでも今のうちに記録しておかねばならないという意味もあるため、当ウェブサイトとしても、ここ数日はもう割り切って、韓国ネタに特化することに決めま […]
配信日時:2019/04/19 05:00 新宿会計士 韓国崩壊「カネ」から眺めた日韓関係:日本にとって韓国は2%の国 国際決済銀行(BIS)が昨日、「最終リスクベース国際与信統計」の最新版のデータ(2018年12月末基準)を公表しています。おりしも当ウェブサイトでは頻繁に取り上げているテーマの1つが「韓国に対する経済制裁」です。こうした […]
配信日時:2019/03/07 05:00 新宿会計士 日韓スワップ国際決済銀行統計から見る韓国経済の姿と通貨スワップ 先日、国際決済銀行(BIS)に「新興市場諸国が外国からどれだけのおカネを借りているか」というレポートが掲載されました。このレポートは、以前、当ウェブサイトの『「韓国経済崩壊」論、本当の脅威は株価暴落ではなく外貨不足』でも […]