パラシュート投下の危険性の実例

ガザ地区で支援物資のパラシュート開かず市民5人犠牲

東日本大震災から13年目を迎えます。今年は新年早々に発生した能登半島地震の影響もあり、防災意識を高めている人も多いのではないでしょうか。こうしたなか、「政府の初動が遅い」、「なぜ物資の空中投下などを行わないのか」と官房長官に詰め寄った記者がいたようですが、このうち少なくとも「政府が空中投下を行わなかった理由」がとてもよくわかる事例も出て来ているようです。

東日本大震災と能登半島地震

今年も、この日がやってきました。

今から13年前の2011年3月11日に発生したのが、東日本大震災です。

おもに東北地方での揺れの激しさ、地震後の巨大津波の破壊力などには、日本だけでなく、世界中の人々が衝撃を受けたことでしょうし、震災後しばらくして東京などで始まった計画停電や節電で、真っ暗になった夜を見て、おそらく多くの人が「政権交代の負の威力」を肌で感じたのではないかと思う次第です。

かくいう著者自身、「ちょっとした理由」があり、大震災を直接に体験したわけではないのですが、それでも震災後に東京に戻ってきた際、(おそらく震災のために)曲がってしまった東京タワーのアンテナを目撃して、衝撃を受けたことを記憶しています。

こうしたなかで、今年は地震への備えを強化しようと思っているという人も多いのではないかと想像します。

その最も大きな理由としては、1月1日に発生した能登半島地震で被災地が甚大な被害を受けたこと、そして被災地の方々が不便な生活を強いられたことが挙げられます。

この地震を見て、少なくない人々が自宅や職場などにおける防災グッズなどの点検を行い、非常食や懐中電灯などの非常時の持出用品を確認したのではないでしょうか(実際、著者自身も近隣店舗で防災グッズが売られていて、それを多くの人が買い求めているのを目撃しています)。

政府の対応は極めて迅速だった

早いもので、地震の発生から2ヵ月以上が経過しました。

その間の政府や自衛隊などの動きについては、先日の『能登半島地震で防衛省や現場の自衛隊員はどう動いたか』でも取り上げたとおり、講談社『現代ビジネス』記者でジャーナリストの小川匡則(おがわ・まさのり)氏が、大変に優れた記事を執筆しています。

難航した救援 能登地震発生から2カ月、自衛隊が果たした役割は――派遣を担当する参事官が明かす

―――2024/03/03 15:36付 Yahoo!ニュース『オリジナル特集』より

『Yahoo!ニュース』にしては長い記事ではありますが、非常に良い内容でもありますので、まだの方は是非、ご一読いただきたいと思います。

この点、自衛隊の初動は早かったのか遅かったのか、、自衛隊が具体的にどう動いたのか、あるいはこうした自衛隊の動きは適切なものだったのか、などについては、小川氏が『Yahoo!ニュース』に執筆した記事を読んでいただければ、十分に説明が尽くされていると考えて良いでしょう。

どうしてこの記事を改めて紹介したのかといえば、『例の記者「孤立集落へパラシュート投下は可能と思う」』や『例の記者「なぜパラシュート部隊を派遣しなかった?」』などでも取り上げた、被災地への支援物資や支援部隊を自衛隊のヘリからパラシュートで投下・降下させるべき、とする主張を、改めて考えたいからです。

某新聞の記者「なぜパラシュート投下をしないのか」

とりわけ一部では「名物記者」などともてはやされている某新聞の記者の方が、自衛隊が「パラシュート投下」「パラシュート降下」をしないことを、語気を荒げて内閣官房長官に対して詰め寄ったことに対し、ごく一部には共感する人もいらっしゃるようです。いちおう、原文についても、文字起こししておきます。

珠洲市で713名もの方が孤立しているという報道を見ていると、水も食べ物も足りていないという声も聞こえてくる。パラシュート投下みたいなことは、輸送機を使えば積極的にできると思うが、こういった地域にできているのか」(2024年1月5日午前の会見)。

こういった陸上自衛隊のまさにこういう時にこそまさに官部とかですね、あの道路が陥没しててもパラシュートを含めて降下できるような第一空挺団のような規模のものをなぜ早く3日以内に派遣をしなかったのか。こんなパラシュート訓練をしてる間に救える命が救えなかったんじゃないですか」(2024年1月9日午前の会見)。

実際、パラシュートを使った物資の投下・部隊の降下(専門用語では「空中投下」「空中降下」などと称するようです)という作戦は、今回の自衛隊の支援活動では実行されませんでした。物資不足などがあれだけ指摘されていたにもかかわらず、です。

ではなぜ、自衛隊は空中投下や空中降下をやらなかったのでしょうか。なぜこの記者の言うとおり、自衛隊は空中投下などを積極的に活用し、物資不足を早急に解消しようと努力しなかったのでしょうか。

まず、物資不足の最大の要因は、能登半島の地形的な条件・制約にあり、「自衛隊の初動が遅かったから」、ではありません。自衛隊は過去の災害と比べ、むしろ非常に迅速に行動できたとすら言えるでしょう。

そして、空中投下を行わなかった理由は、空中投下自体、コストが極めて高いうえに制約条件も多く(たとえば厳重な梱包が必要、安全のためには人が立ち入らない広い平地が必要、風で物資が飛ばされる、など)、運搬できる物量も限られていて、そしてなにより「大変危険な方法」だからです。

答え:「非効率で危険だから」

すなわち空中投下とは、「非効率で危険な方法だ」、と言い換えれば良いでしょう。空中投下が実施可能な条件(たとえば一定の広さの平地がある、など)が整っているならば、空中投下を実施するよりも、通常のヘリ輸送を実施した方が、はるかに多くの物資をはるかに安全に運搬することが可能です。

また、通常のヘリ輸送の実施が困難な地域では、多くの場合、空中投下の実施はなおさら困難です。

そもそも空中投下は危険であるうえに1回あたりの輸送力も少なく、莫大なコストもかかる方法であり、「紛争、過酷な気象条件、インフラの不整備」――といった事情により、ほかの効果的な選択肢がないときに限って実施されるものです。

国連WFPのウェブサイトにある『人道的空中投下:希望の光』という記事によれば、空中投下を実施する際、着地時の激しい衝撃に耐えるため、物資はミシンを用いて6重に補強されるなど、極めて頑丈に梱包され、気象データの分析と現地職員からの報告を照合し検証しながら実施されることが一般的だそうです。

ただ、これもある意味では当然の話でしょう。地球には重力があるからです。

たとえばカシオのウェブサイト『ke!san』を使った試算だと、パラシュートをつけずに物体を上空100mから投下すれば、秒速約44m、すなわち時速158㎞で地面に衝突します(ただし、重力加速度は9.8m毎秒毎秒とし、かつ、空気抵抗は無視しています)。

このとき、落下エネルギーは、投下した物資が5㎏の米袋ならば約4,900ジュール、10㎏の米袋ならば約9,800ジュールと計算され、制動距離を0.08mと仮定すれば、その衝撃は24.7重量トン(!)にも達するそうです。

この衝撃だと、物資は粉々に粉砕されますし、落下地点に人がいたら即死するほか、建物があれば破壊される可能性が濃厚です(ちなみに一般に時速40㎞で自動車が衝突した場合、制動距離を0.4mと仮定すると、体重60㎏の人にかかる衝撃力は1.9重量トン程度だそうです)。

これに対し、現実の地球には空気抵抗がありますので、パラシュートを使えば落下速度を抑えることができます。

仮に落下速度が10分の1の秒速4メートル程度に抑えられた場合は、落下エネルギーは150ジュール程度に減り、制動距離等の条件が同じなら、衝撃は0.2重量トン程度に減じられます。

ただ、それでもやはり凄いエネルギーであり、下手に物資を空中投下して人にぶつかったら、やはり怪我をさせる可能性が濃厚でしょう。

ましてや、大量の物資を空中投下すれば、なかには風向きの関係で人口密集地帯に墜落したり、パラシュートが開かなかったりすることもあります。その意味で、空中投下は「本当にそれしか援助手段がないときの、最後の手段」のひとつ、と考えておいた方が良いでしょう。

米メディア「ガザ空中投下で5名の死者」

こうしたなか、空中投下の危険性がよくわかる実例が出てきました。

米メディア『CBSニューズ』は8日、ガザ地区でパラシュートを使った空中投下を実施した際、パラシュートがうまく開かず、複数の市民が亡くなったと伝えました。

5 people killed in Gaza as aid package parachute fails to deploy, officials and witness say

―――2024/03/08 19:44 EST付 CBS NEWSより

CBSはハマスが支配するガザ地区の「保健省」の発表、および目撃した市民の情報をもとに、金曜日午前11時半頃にガザ北部の難民キャンプに向けて行われた空中投下では、少なくとも1つのパラシュートが適切に展開せず、結果的に5人の市民が犠牲になったと報じています。

しかも、死者5人のうち2人は少年が含まれていたほか、負傷者も11人に達するなどの惨事となったそうです。

CBSはまた、この日空中投下を行っていたのが米国、ヨルダン、エジプト、フランス、オランダ、ベルギーの各国で、このうち米軍についてはCBSに対し、関与を否定した、などとしています。

このあたり、調べていくと、ガザ地区などでは空中投下の失敗で人が負傷する事例も相次いでいるようですが、それだけではありません。

空中投下を実施する側も、可能な限り、人が少ない地域を選んで投下を実施しているものの、風向きが悪く物資が海に着水する、といった事例も多いようであり、X(旧ツイッター)などを眺めていると、そのような映像を多く見かけます。

ちょっと事実関係を調べればすぐわかるのに…

いずれにせよ、空中投下がいかに危険で非効率な方法であるか、という点もさることながら、事実関係をちゃんと調べようともせず、「なぜ政府は空中投下をやらないのか!」などと記者会見で述べてしまうような記者が存在しているという事実には、驚きます。

最近だと、マスコミを「事実を見抜くプロフェッショナル」だ、などともてはやした方もいらっしゃったようですが(『サッカー選手を告発した女性が虚偽の住所記載か=報道』等参照)、専門知識もなく勉強をしている様子もないという記者も少なくないのが実情です。

このインターネット時代、ちょっと検索すれば、事実関係などいくらでも調べられるのですから、正直、新聞、テレビ、雑誌といった「マスコミ」と呼ばれる存在は、もう社会的な使命を終えたのかもしれない、などと思う次第です。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 同業者 より:

    能登半島のような山岳地帯や丘陵地帯では、気流が複雑で安定していませんからね。
    物資のみならず、人員のパラシュート降下も危険なのです。
    通過飛行、各種の機動操縦、離着陸などのヘリコプターの運用も過酷になります。
    言わば、科学的根拠に基づかない精神論で特攻を強いるようなものです。

    1. カズ より:

      >科学的根拠に基づかない精神論で特攻を強いるようなものです。

      彼女の得意技は「斜め上から明後日の方向への投下」なんですものね。
      ・・・・・
      持論を「業界のマドンナ(聖母?)」気どりで展開するも、詭弁ばかり。
      私の評価は、記者クラブに鎮座する『永遠のミス・リード』・・です。

  2. 引きこもり中年 より:

    新聞記者の意見でも、自分の専門(?)外のことについては、素人考えである、ということでしょうか。

    1. 引きこもり中年 より:

      毎度、ばかばかしいお話を。
      某新聞記者:「「なぜ、パラシュート投下しないのか」と政府につめよることが重要であって、実際に実行できるかは問題でない」
      派手な画像が欲しかったのかな。上に報告する内容が欲しかったのかな。

  3. はにわファクトリー より:

    投下動画の一部を目にしました戦時の物資投下では秩序だってぽとぽと落ちて行ったような記憶がありますが、ガザの場合は輸送機が雑にばら撒いた結果、空中で落下傘同士が絡まって破れて?重力加速度に負けて墜落していくのもありました。飛び去る輸送機がしらこい。
    ガザ問題はアメリカにはベトナム戦争並みのダメージを作りつつある。ハマスバイデン民主党政権、死に体化加速中と思います。これまでバイデン政権がそうでなかったわけではありませんが。

  4. Sky より:

    報道に従事するだけの一般常識を問う基礎、語学、数値データ処理や5W1H、要約などを始めとする技術、憲法&法規、そして各専門分野の選択科目。せめてこの5科目は合格できる程度に資質を問う「報道士」の資格を設けて不適格者を門前払いしてほしいです。
    私が所有する国家資格ですら5科目のものがあり、最低でも5科目は必要でしょう。
    このままではホントにAI記者以外は必要ないと言われることになりそうです。

    1. はにわファクトリー より:

      学術の世界も AI 自動作文に勝てなくなりつつあるようです。難しい最新論文をまるごと読ませて要約文を生成させたり、論旨展開の問題点を指摘させたり、挙句はこの論文を読み解釈して次はどう研究展開すべきかを提案してみよと告げるとほいほい計画を作文できるのだそうです。
      これで記憶を持たせたら、ネキサス7型レプリカントの完成です。こっそりとっくに実現されているが、公開周知されていないだけなのかも知れませんが。

    2. KN より:

      >5科目
      ついでに「国歌斉唱」も追加してほしいところ。

    3. 引きこもり中年 より:

      AI記者ならば、上手く設定すれば、いくらでも愛読者が気に入る記事を、その記事にあうファクトの部分を見つけ出して書いてくれますしね。誤報を出しても責任を取らないという点では、AI記者も某記者も同じですし。

    4. はにわファクトリー より:

      新聞記者は統治が大好き

      彼らはもう気が付いているのでしょうが、もうすでにアンチ新聞社みたいな組織()がテクノロジーを手中に収めていて、敏捷さと物量の両面で圧倒されつつある。テクノロジーへの戦略投資を怠って来た組織の末路でしょう。グラフィック作成能力改善や記事内容自動検証ツールなどは取り掛かってすぐに成果があがりそうなものですが。

    5. はにわファクトリー より:

      新聞記者は統治が大好き

      彼らはもう気が付いているのでしょうが、もうすでにアンチ新聞社みたいな組織()がテクノロジーを手中に収めていて、敏捷さと物量の両面で圧倒されつつある。テクノロジーへの戦略投資を怠って来た組織の末路でしょう。グラフィック作成能力改善や記事内容自動検証ツールなどは取り掛かってすぐに成果があがりそうなものですが。

  5. 農民 より:

     なるほど、議論の前提となる認識にかなりの差があったのでしょう。
     何も知らずに”パラシュート”の印象だけで語ると、下手をすると綿毛のようにフワ~リとゆ~っくり落ちていき(画的には0.5m/sくらい)ストン、と正立するとでも考える人も居るかもしれません。仮に映像を見たとしても、遠景だと比較的ゆっくりに見えるでしょうし。

     じゃあしょうがないねーアハハー、とはならんのだけど。
     たかが人間1人のみの重さで操作が可能(=接地直前に特に落下速度=衝撃を減らす)で安全に設計されたパラシュートですら、着地時に骨折するなどもよく聞く気がしますが。高いところから水面に落下しても時速◯◯kmでコンクリに衝突するのと同じ衝撃、などといった科学ネタもちらほら聞きますし。マイクラとかだと死なずに済むんですが。

     悪意があって常識外れなリクツを展開したか、こんなこともわからない・調べあたらないほど◯◯かよ、といういつもの彼らのしぐさとしか映りません。件の記者は前者である疑いはかなりあるものの、実際には後者である(というか両方でシナジー)疑いが濃厚です。
     なんか本日3.11に於いてもまた余計なことを発信するんじゃないかな。黙っていたほうが良さそう。

    1. はにわファクトリー より:

      落下傘部隊、朝鮮戦争などで実践されましたが、投下されたのは兵士だけでなく大型兵器もあったと記憶します。
      昨日目にした動画、兵士用パラシュートに無理やり物資を結わえ付けたようなお粗末なもののように見えました。バイデン政権、ベルリン大空輸や朝鮮戦争のような戦果を実現したかったのかも知れない。しかし、やっつけシゴト感が際立って選挙に逆効果になっている気がします。

      1. 伊江太 より:

        はにわファクトリー様

        >ベルリン大空輸や朝鮮戦争のような戦果

        これ実現できたのは、事前に綿密な計画が練られていたことと、最大限の成果が期待できる能力をもつ精鋭部隊を動員した結果でしょう。

        >やっつけシゴト感が際立って

        ともかくも、一刻も早く。実際の成果より(どうせあれだけの数の難民に十分に行き渡るほどの物資の投下は出来るわけが無い)「やって見せた」という点が大事という、政治的理由での作戦だったからでしょう。

        まあ、違いがあってむしろ当然なんでしょうね。

        しかし、たとえ雀の涙ほどの量にせよ、投下した物資は幾ばくかの難民の手に渡ったはずだが、メディアはそこは言わず、投下で死者が出たという点だけを報じるのは、不公平と言えば不公平、

        だけど、メディアというのはそんなものということを、政治家は十分分かった上で、重要事項の決断ができなければね。

      2. 農民 より:

         シェリダン空挺戦車などありますね。それまでは軽戦車をどうにかこうにか、やりたかないけどどうしてもやらにゃいかんような戦場(ノルマンディーとか)に送っていたものが専用の車両になったものの、ベトナムの密林や泥濘ではそもそもロクに機能できず、その後の地盤の良い戦場でも着地衝撃で故障、軽量追求のためペラ装甲で棺桶と評判はよろしくなく。しかし状況が噛み合えば実際に強かったという、机上の空論的な兵器だったそうで。コイツが約15t、自衛隊の物料投下装備の最大重量が16tほどなもよう。
         能登半島とベトナムではまた環境が大きく違いますが、投下降下が難しい地形であることは語られ尽くしました。軍事音痴としても御高名な件の記者がご存知とは思えませんが、シェリダン君も過ちを繰り返すなと草葉の陰で泣いているかも。

  6. 生え際 より:

    戦時下と被災地では状況が違います。
    戦地では、輸送する人員の数も足りなければ、その危険性自体も非常に高いものです。
    また物資の重要性と安全性を秤にかけ、なお物資を重要視するからこそ取りうる手段です。
    仮に被災地が完全に壊滅状態であり、更に輸送路の早急な復旧も絶望的であるという状況が発生したのであれば、選択肢としてはありえたかもしれません。

    そう考えれば、提案自体は無意味ではなかったとも言えます。
    ただし、現状に即していなかったので今回においては全くの無意味ですが。

    新聞社という情報のプロ(?)が情報を分析できていないことかもしれません。
    勿論、新聞社員の全員がこのような人物ではないでしょうけれど。

  7. Masuo より:

    新聞記者(≒活動家)の目的は、パラシュートで物資を投下し、被災者を救済する事ではなく、むちゃな方法や支援を政府にやらせて、失敗させることが目的ですからね。
    で、失敗したら自身の非は隠して、政府批判を野党と盛り上げる。・・・茶番です。

    政府は、粛々と自身の最善を尽くしてもらい、活動家の妄言を無視してもらうのがいいです。
    (岸田の「聞く力」はこの妄言を聞いてしまいそうで・・・)

  8. 一之介 より:

    >事実関係を調べずに?
    多分調べことができるだけの知識も能力もないのだと思いますが、後先考えず思いつきを平気で喋ってしまう。この手の人物が典型的な日本の新聞業界の記者さんなんだと思いますね。『私、有名ジャーナリストよ』って恥ずかしげもなく痛い勘違いをしておられるのでしょうかね?

    1. 通りすがり より:

      なにせ伏魔殿と化した政府の悪を暴く正義かつ唯一無二の女性記者として、自分をモデルとした主人公が登場する映画にまでなってしまうほどですから。
      蝶よ花よと持て囃されてしまえば勘違いすんな、という方がもはや無理でしょうw

  9. クロワッサン より:

    提案が通って実行されて、失敗なく上手くいったら自分の手柄、失敗して上手くいかなかったら実行した奴の落ち度、って事なんじゃないかと。

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