- 読者投稿の募集につきまして(2019/10/31以降適用)
- 読者コメント、引用、転載自由につきまして
- 『数字で読む日本経済』シリーズのまとめ
- 当ウェブサイトへのFAQについて
- ご好評につき、雑談専用記事を常設化しました。最新版はこちら↓
2019/12/07 12:00
読者雑談専用記事 2019/12/07(土) (20)
最新記事一覧
2019/12/07 12:00
本日も「読者雑談専用記事」を準備しました。 (さらに…)
2019/12/07 10:00
【読者投稿】在韓日本人が見たGSOMIA騒動既視感 (17) 当ウェブサイトでは「読者投稿」を常設化しており、読者の皆さまからの寄稿をお待ちしています(投稿要領等については『読者投稿募集につきまして(2019年10月31日版)』などをご参照ください)。さて、大好評をいただいている「韓国在住日本人」のハンドルネームの読者様から、またしても投稿を頂きました。本稿で通算16回目でしょうか。今回は「日韓GSOMIA騒動」を受けた、韓国在住日本人様の「既視感」について、執筆していただきました。 (さらに…)
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2019/12/07 05:00
韓国「ノージャパン運動」の日本経済への影響は限定的 (10) 当ウェブサイトではここ数日、「日韓関係の悪化」を経済指標から読み解く、という試みを続けています。というのも、一部のメディアからは、「日本が7月に韓国に対する輸出規制を発表したことで日韓関係が悪化し、日本経済にも実害が出ている」、といった論調が出ているからです。この「輸出規制」とは、輸出管理適正化措置を悪意でもって言い換えたものであり、あたかも日本政府の措置が不当であるかの印象操作だと思うのですが、実際にさまざまな統計を分析していくと、日本の対韓輸出が低迷していることは事実ですが、「ノージャパン運動」と明確に紐付けることはできません。影響があるとしたら、せいぜい、自動車とビールと日本旅行くらいなものであり、現時点では「限定的」と結論付けるのが妥当でしょう。 (さらに…)
2019/12/06 15:15
本稿では、私自身にとっての「愛読サイト」である『中央日報』(日本語版)から、気になった話題を2つほど紹介するとともに、最近話題になっている北朝鮮労働者の送還に関する話題を簡単に紹介しておきたいと思います。表面上、日韓関係は韓国政府による日韓GSOMIA破棄の実質的な撤回によって落ち着いてしまったかに見えますが、それと同時に、朝鮮半島を巡る混乱は何も収束しておらず、むしろ現在は「嵐の前の静けさ」のようなものではないかとすら思えてしまうのです。 (さらに…)
2019/12/06 11:40
日本時間の昨日、米WSJが「トランプ政権が中東に米軍部隊を最大1.4万人増派する」と報じました。この報道を巡っては、米国防総省が「具体的な人数」について否定するツイートを発しているものの、それと同時にジョン・ルード米国防次官は上院で増派の可能性に言及しており、中東・イラン情勢が一段と緊迫している状況にあります。ただ、米国の目が中東に向かえば、北朝鮮が米国の耳目を引こうとして、例の瀬戸際外交に出てくるかもしれませんし、緊迫する香港情勢で中国が武力鎮圧に踏み切る事態もあり得ます。そうなれば、私たち日本国民にとっても無関心でいられません。いずれにせよ、これから年末にかけてのアジア・中東情勢が気になるところです。 (さらに…)
2019/12/06 06:00
「日本は韓国に譲歩するべきである」論の盛大な勘違い (59) またしても、日本国内で「国防上、日本は韓国に譲歩しなければならない」などとする主張が出て来ました。「地政学的に見て、日本にとって韓国は大事だから、日韓関係を破綻させないために日本は韓国に譲歩すべき」、というわけです。この主張、一見すると「ごもっとも」なのですが、じつは大きな勘違いです。というのも、「日本が韓国に譲歩したところで、韓国自身が日本(や米国)を裏切って中国、ロシア、北朝鮮のチームに移行しようとしているのだとしたら、結局日本が韓国に譲歩しても意味がない」、という、非常に重要な前提条件が抜けている点です。なにより、こうした「対韓譲歩論」の裏にあるのは、必要以上に日本の実力を過小評価する「謙遜」という悪しき文化ではないでしょうか。 (さらに…)
2019/12/06 05:00
不動産の稼ぎで「科学否定の硬派な新聞」発行しては? (26) 先日の『朝日新聞社、単体の中間決算は営業赤字に転落』の「続報」とでもいうべきでしょうか。現代ビジネスというウェブサイトに、朝日新聞社が12月以降、45歳以上の従業員(とくにデスク、支局長といった層)を対象に、最大6000万円の退職金をチラつかせた早期退職を募集する、という話題が掲載されています。リストラクチャリングをうまく遂行し、経営体力を回復することは必要かもしれません。しかし、紙媒体の新聞販売に依存したビジネスモデルが限界を迎えつつあるなかで、いっそのことビジネスモデルの大転換も必要ではないでしょうか。 (さらに…)
2019/12/05 16:30
韓国メディア『中央日報』(日本語版)に本日、あまりにも事実誤認が酷いと感じざるを得ない記事を発見してしまいました。これによると、「日本としても韓国に対する輸出規制を発動したことについて、実益もなく、むしろ日本の輸出産業が打撃を受けている」だの、「韓国政府は日本が示した輸出規制を撤回するための条件をすでに2つも満たした」だの、「12月下旬の韓日首脳会談までに日本の輸出規制問題への解決の道筋が示されるかもしれない」だの、ハッキリ申し上げて「お話にならない議論」です。 (さらに…)
2019/12/05 12:12
フランス革命から230年目にして衝撃の真実が発覚? (28) 重要な話題が本日もさまざま出ているところですが、緊急で触れておかなければならない話題が出てきてしまいました。それは、フランス革命から230年が経過した現在、その真相が明らかになったという衝撃的なものです。あの人類史上の大事件であるフランス革命と、わが国を代表するお菓子「どら焼き」の知られざる関係が、いま明らかに!? (さらに…)
2019/12/05 10:00
元俳優で韓国籍の朴慶培被告の実名を報じない理由は? (25) 今週月曜日、元俳優の朴慶培被告に対し、東京地裁が懲役5年の実刑判決を下しました(※ただし、朴慶培被告は判決を不服として即日控訴)。これについていくつかのオールドメディアを眺めてみたところ、一部のオールドメディアは「朴慶培」という実名を報じていません。不審に感じて過去の様々な報道を探ってみれば、オールドメディア業界には「実名報道」を巡る深刻なダブルスタンダード、一般社会通念からかけ離れた取材姿勢といった問題がいくつも浮かび上がってくるのです。 (さらに…)
2019/12/05 06:00
「日韓ゼロサムゲーム」からの脱却には何が必要なのか (24) 昨日、『桜を見る会の「もりかけ問題」化にどう対抗するか』を執筆していて気付いたのですが、「結論を決めつけて議論を拒否する人たち」には、「ゴールポストをどんどんと動かす」という共通点があります。日本の特定野党、特定オールドメディアなどは、政策論の基本的な勉強すらろくにしておらず、それどころか揚げ足取りに終始しているフシがあるのですが、私たちの隣国の不可解な行動も、基本的には日本の特定野党、特定オールドメディアと同じメンタリティで説明が付くように思えてなりません。そして、そんな相手に対処するためには、やはり、「不法行為に手を染めて日本を貶めようとしたならば、しかるべき懲罰を与える」というスタンスが必要ではないかと思うのです。 (さらに…)
2019/12/05 05:00
日韓往来の「一千万人時代」、あっけなく1年で終了へ (13) 先月の当ウェブサイトの連載『数字で読む日本経済』シリーズでは、日本経済について、徹底的に「数字」にこだわった議論を展開したのですが、このなかでとくに重視した議論のひとつが、「ヒト・モノ・カネ」の側面から見た日本と外国との交流です。ただ、「外国に短期渡航する日本人」というデータについては、統一的なものがなかなか手に入らず、苦慮しています。とくに、「中国に入国した日本人」というデータが欲しいところですが、残念ながらこれについては現時点で入手できるものがありません。本稿では『数字で読む日本経済』の補足として、限定的に手に入るデータをもとに、日本人の海外旅行動向を議論するとともに、あわせて詳細データが手に入る外国である韓国の外国人入国動向をもとに、「年間の日韓相互往来が1000万人台」という時代があっけなく1年で終わる見通しについても予想しておきたいと思います。
2019/12/04 17:00
韓国側で「ノージャパン」運動が日本観光にも及んでいるようです。対馬などの一部地域では韓国人観光客の急減による実害も出始めているのではないでしょうか。もっとも、当ウェブサイトではすでに『訪日旅客減少はむしろ観光客の中韓依存を是正する好機』や『韓国人観光客が減って旅行収支が過去最大』などでも報告してきたとおり、韓国人観光客が減ったとしても、日本経済全体に与える影響は非常に少ないと見ています。 (さらに…)
2019/12/04 13:15
当ウェブサイトではときどき、隣国の外貨準備高の資産性が疑わしい、といった話題を紹介しています(『「行方不明の外貨準備」、やっぱり為替介入だった』等参照)が、これに加えて、同国が外貨準備を使って頻繁に為替介入を行っているのではないか、といった疑いも濃厚です。こうしたなか、韓国銀行は本日、2019年11月の外貨準備高を発表したようですが、相変わらず同国の外貨準備高の動きはよくわかりません。 (さらに…)
2019/12/04 12:00
本日も「読者雑談専用記事」を準備しました。※なお、記事の更新が遅れ、大変申し訳ございませんでした。 (さらに…)
2019/12/04 11:30
『カツカレー、パンケーキと来て、今度は桜で政権追及!』や『五千円で国会を潰す野党とオールドメディアは国民の敵』などでも報告したとおり、オールドメディアや特定野党は現在、毎年春に総理大臣が主催する「桜を見る会」を巡る追及を深めています。ただ、私たち一般国民からしたら、三々五々報じられる揚げ足取りにも近い情報を見ていて、「問題の本質は何なのか」と疑問に思ってしまいます。こうしたときに思い出すべき前例がひとつあるとしたら、それは「もりかけ問題」ではないでしょうか。 (さらに…)
2019/12/04 05:00
数字で検証する、「対韓輸出規制が日本経済に打撃」説 (18) ここ数日、「日本の輸出『規制』(※)を受けた韓国側のノージャパン運動の余波で、ビールの対韓輸出高がゼロになったり、韓国人観光客が激減したりして、日本にかなりの打撃が生じている」だの、「フッ化水素などの対韓輸出が規制されていることで、却って日本経済に大きな打撃が生じている」だのといった主張が、さまざまなメディアに掲載されているようです(※輸出『規制』とは、もちろん、「輸出管理適正化措置」の間違いです)。ただし、こうした言説は、基礎的なデータを確認すれば、その多くが誤りだということがすぐに判明します。本稿では、おもに日本側の『普通貿易統計』のデータに基づいて、日本の対韓輸出の実態について読み解いてみたいと思います。 (さらに…)
2019/12/03 22:00
1ドル=1190ウォンの大台を突破しました。はたして、こうした動きはこれから続くのでしょうか? (さらに…)
2019/12/03 12:30
「雇用が失われ、輸出が低迷し、順調にデフレ化する韓国経済…」。どうも隣国がデフレに陥りつつあるようです。日本のように「基礎体力のある国」ですら、デフレで「失われた20年間」に苦しんできたなか、隣国のように「基礎体力のない国」がデフレに陥ったらいったいどうなるのかについては、経済事象としては非常に興味深い点です。おりしも今夏、『失業率が低いはずの韓国で「若者の4分の1がニート」』のなかで、「どうも韓国の失業率統計が信頼できないのではないか」と申し上げたのですが、デフレという状況を眺めていると、こうした当ウェブサイトなりの問題意識が正しいという証拠に思えてならないのです。 (さらに…)
2019/12/03 10:00
先月の『相変わらず恣意的な流行語大賞の正しい楽しみ方とは?』の「続編」です。今年の『ユーキャン流行語大賞』が昨夜発表されたようですが、相変わらず「なぜこれが流行語なの?」と思ってしまうような言葉が散見されるのが実情です。ただ、日本には表現の自由がある以上、これを「やるな」とはいえませんし、むしろ当ウェブサイトとしては「積極的にこれからも意味不明な流行語を流してください」としか言いようがありません。なぜなら、「表現の自由」の裏には「批判する自由」があるからです。 (さらに…)
2019/12/03 06:00
ネセサリーロスで読む 日経世論調査と日韓関係の未来 (14) 日経新聞が先月、興味深い世論調査を実施しています。これによると、11月22日以降に実施された日本経済新聞社の世論調査で、日韓関係を巡って「関係改善のためには日本が譲歩することもやむを得ない」という回答が21%だったのに対し、「日本が譲歩するぐらいなら関係改善を急ぐ必要はない」が69%に上った、とする記事です。ふたつの選択肢が対応していないというのはご愛嬌として、国民世論の7割が日韓関係の積極的な改善に否定的だったという点は事実ですが、これに関連し、本稿で紹介したいのが、「ネセサリーロス」(必要な敗北)という考え方です。 (さらに…)
2019/12/03 05:00
貿易統計をじっくり読むと浮かぶ、日本経済の意外な姿 (18) 先日、『貿易統計に見る「意外と貿易依存度が低い日本」の現状』という記事のなかで、財務省税関が作成している統計データを少しだけ紹介しました。このデータ、非常に膨大なものであり、なかなかエクセルなどで気軽に触れるものではないのですが、ただ、日本の貿易についてじっくりと論じた経済・金融系の評論記事があまり世の中に見当たらないという事情もあるため、本日はこの統計について、もう少しじっくり読み込むことで、「日本経済の意外な姿」を探ってみたいと思います。 (さらに…)
2019/12/02 12:30
上皇陛下侮辱の国会議長が「ゴミ法案」を強行するわけ (32) 韓国政府が日韓GSOMIAの事実上の延長に追い込まれたあたりからでしょうか、自称元徴用工問題を巡っても、韓国国内(と一部の日本のメディア)は、文喜相・韓国国会議長が提案する「強制徴用工基金法案」に注目し始めています。正直、この案自体、日本政府が求めている「韓国自身が作り出した国際法違反の状態を解消する」という条件をいっさい満たしていないため、私たち日本人にとっては論評にすら値しない「ゴミ法案」のような代物ですが、それでも文喜相氏はこの法案を来週にも国会に提出するつもりだそうです。文喜相氏が「急ぐ」理由は、いったい何でしょうか? (さらに…)
2019/12/02 10:45
韓国政府「人員の5割増」だけでは問題は解決されない (28) 韓国メディア『中央日報』(日本語版)に今朝、「韓国政府が来年1月以降、輸出管理に携わる人員を50%増員する」という話題を巡って、「輸出管理適正化措置を撤回する第一歩」だといわんばかりの記事が掲載されていますが、果たして、事態はそこまで単純なものなのでしょうか。これについて考えるうえでは、そもそも論として、輸出管理がいったい何なのか、日本政府が韓国に対して抱いているであろう「不信感」の正体は何なのかについて、推論しておくことが必要ではないでしょうか。 (さらに…)
2019/12/02 06:00
社会が健全ならウソツキは淘汰される それだけのこと (16) 大手新聞社を中心とする、オールドメディアの「中の人」には、一種の歪んだ「特権意識」がある――。これは、当ウェブサイトを数年運営していて、最近、とみに強く感じる点です。『カツカレー、パンケーキと来て、今度は桜で政権追及!』などでも触れたとおり、オールドメディアの「中の人」たちは、数年前の「もりかけ虚報事件」で何ら教訓を得ていないように思えてなりません。もちろん、本来は新聞「社」と新聞「紙」は分けて考えるべきでしょうが…。 (さらに…)
2019/12/02 05:00
昨日は日曜日であるにも関わらず、韓国政府・産業通商資源部が2019年11月の輸出入動向の速報値を公表。これによると、韓国の輸出高は12ヵ月連続で前年同月比割れとなり、貿易黒字も大きく減少している模様です。ただし、これについて、韓国メディアあたりから「日本の輸出規制(※輸出管理適正化措置を韓国側が悪意を持って呼称するときの表現のこと)」と絡めた議論が出てくるかもしれませんので、あらかじめ申し上げておきますが、おそらく今回の韓国の輸出高急減は、中国に対する輸出高の減少によって、かなりの部分、説明が付くようなのです。 (さらに…)
2019/12/01 08:00
金融市場というものは、得てして予想外の動きをするものであり、そして、市場の崩落も唐突にやって来るものです。こうしたなか、昨日は土曜日であるにも関わらず、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が、『デイリー新潮』に、なにやら不気味な記事を寄稿されています。あくまでも当ウェブサイトの理解ですが、これは金融市場の動きに照らし、何やら市場の急変が発生してもおかしくない、という「警告」のようなものでしょう(※もちろん、実際には何も起こらない可能性もありますが…)。 (さらに…)
2019/12/01 05:00
いま話題の日韓関係、「数字」でじっくりと読んでみた (28) 先月、『数字で読む日本経済』というシリーズを掲載し、これについては『日本経済を客観的な数字で読んでみた結果を総括します』という記事にまとめたばかりです。ただ、自分でシリーズを締めておいて恐縮ですが、あらためてさまざまな統計データを振り返ると、ここでじっくりと「特定国との関係」について、いろいろと議論しても面白いのではないか、と思うようになりました。そこで、本稿ではとりあえず、いま話題の韓国を題材に挙げて、「日韓関係を数字で読む」ことを試みてみたいと思います。 (さらに…)
2019/11/30 12:00
本日も「読者雑談専用記事」を準備しました。 (さらに…)
2019/11/30 08:00
スワップは信頼と友好の証 最も重要な隣国と締結を! (19) 当ウェブサイトでは以前から、通貨スワップや為替スワップに関する議論を展開して来ました。手前味噌ですが、昨年の『危険なパンダ債と「日中為替スワップ構想」』、『通貨スワップと為替スワップを混同した産経記事に反論する』などは、類似する世の中の金融系評論サイトでもあまりみかけない類いの記事だ、という「お褒めの言葉」をいただいたこともあります。こうしたなか、昨日、日銀がシンガポール通貨庁との間で為替スワップを延長した、と発表しました。これについて、改めて通貨スワップや為替スワップの現状と、「真に信頼と友好に値する最も重要な隣国」との通貨スワップ推進についての持論を展開したいと思います。 (さらに…)
2019/11/30 05:00
日本政府の韓国に対する輸出管理適正化措置を巡り、日韓両国政府は28日、課長級の準備会合をもち、12月第3週に東京で「第7回輸出管理政策対話」を開催することで合意しました。ところが、この会合を巡って、韓国メディアからは「韓日両国が日本の輸出規制を撤廃するための協議を始める」などとする報道が相次いでいます。ここまで悪質だと、それはもはや「誤報」というよりも「虚報」のたぐいですが、その一方で、韓国が日本を「WTO違反」として提訴しようとしていたことなどをふまえると、韓国がそもそも「輸出管理とは何なのか」を理解していない、という点こそが最大の問題点なのであり、日本が輸出管理適正化措置を撤回することがない理由でもあります。 (さらに…)
2019/11/29 16:30
朝日新聞社の2020年3月期・中間決算が、単体ベースで営業赤字に転落したようです。ただ、これについて決算ハイライトを見ていると、単体売上高が増加(=増収)の一方で、営業利益がマイナス(つまり営業損失)に転落していることが確認できます(=減益)。この単体決算における「増収減益」の正体は定かではありませんが、いずれにせよ、「本業」(?)である新聞発行事業が苦境に陥っている可能性は濃厚といえるでしょう(もっとも、同社はすでに不動産が「本業」のようになりつつあるようですが…)。 (さらに…)
2019/11/29 12:10
時事通信「文喜相案巡り日本政府内に期待」、本当に? (29) 韓国の文喜相国会議長が提案しているとされる「強制徴用工基金法案」を巡っては、昨日の『文喜相氏の「解決策」を絶賛する中央日報社説』でも報告したとおり、韓国内の一部のメディアからは絶賛する意見が出ているようです。ただ、それを「ばからしい」と笑い飛ばしてばかりもいられません。日本政府内(というよりも、おそらくは外務省内)で、こうした基金構想に理解を示している人間がいるという可能性が、非常に高いと懸念されるような状況が、本日の時事通信の記事からうかがえるからです。 (さらに…)
2019/11/29 06:00
香港人権民主主義法の本質は「対中輸出管理の強化」? (33) 米国でドナルド・J・トランプ米大統領の署名により、「香港人権・民主主義法」が成立しました。これは、「香港における人権と民主主義の確立を米国が支持する」とするものですが、その第5条を読むと、じつは「香港における輸出管理体制を商務省が監視し、年1回、レポートを議会に報告せよ」とする規定が盛り込まれています。つまり、香港における人権や民主主義もさることながら、米国の「本心」は、香港が中国政府から十分な独立を保っていないことに伴い、輸出管理をかいくぐる、戦略物資の群転用などが横行しているとの疑念にあるのかもしれません。 (さらに…)
2019/11/29 05:00
日本経済を客観的な数字で読んでみた結果を総括します (14) 『数字で読む日本経済』シリーズ、昨日の『貿易統計に見る「意外と貿易依存度が低い日本」の現状』で、当初自分自身が構想していた内容をひととおり書くことができたと考えています。ただし、途中で例の「GSOMIA騒動」の影響もあり、掲載がブチブチと中断するなど間延びしたことに加え、少し連載が長かったこともあり、読者の皆さまとしては消化不良気味という方も多いでしょう。そこで、本稿ではこのシリーズをまとめてみたいと思います。 (さらに…)
2019/11/28 17:30
ついに対韓ビール輸出がゼロに!そのインパクトとは? (28) 日本の韓国に対するビールの輸出高が、ゼロになってしまったようです。今年7月には約6.4億円を輸出したにも関わらず、8月には5000万円少々に、9月には60万円程度に、それぞれ激減し、ついに10月にはゼロになった、ということです。といっても、もともと「飲料・たばこ」のカテゴリーの輸出高は、昨年実績で日本の対韓輸出高全体の0.22%に過ぎず、これが減ったところで日本経済に対しそこまでの影響があるのかというのは別の議論だからです。もっとも、「ビール輸出ゼロ」と別次元の苦難が韓国経済に降り注いでいるという点については、別途、留意する必要があるかもしれませんが…。 (さらに…)
2019/11/28 11:15
今朝の『硬派メディア、「安倍総理が文喜相氏の基金案に共感」』の続きとして、文喜相・韓国国会議長が提案したとされる自称元徴用工財団に関する話題を紹介しつつ、昨年秋口以降の自称元徴用工問題の「本質」について、あらためて振り返っておきたいと思います。冷静に考えると、結局のところ自称元徴用工問題についても、韓国による日韓GSOMIA破棄騒動や北朝鮮による短距離弾道ミサイル発射と同様、彼ら特有の「瀬戸際外交」のようなものであり、想像以上に厄介である、ということは間違いなさそうです。 (さらに…)
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