2026/03/18 12:00
タワマンの動線の悪さと「宅配網崩壊リスク」を考える (7)
いわゆるタワマンは、豪華な共用部や便利な施設などに目が奪われがちですが、物件によっては玄関からマンション出入口までの動線が悪すぎるなど、暮らしてみると意外と不便だとする意見も見られます。こうしたなかで気になるのは、配送業者がタワマンに配達する際に、高額な駐車料金を請求される、貨物用エレベーターが1基しかないなどの不便を強いる物件も存在する、という点です。人手不足が顕在化してくると、タワマンへの宅配システムが崩壊する可能性はないのでしょうか。 (さらに…)
2026/03/18 05:00
高齢者向けだけで約7割?社会保障「搾取構造」の実態 (14)
先日当ウェブサイトにて提示した「ILO基準・機能別社会保障給付費」のデータ、Xではわりと多くの方の目に留まったようです。そこで、本稿ではさらに突っ込んで、ILO基準分類の9分野について、じっくりと内容を確認したいと思います。端的にいえば、現役層に対する搾取の構図です。現役層あわせて社会保障の持続可能性を巡る「作麼生(そもさん)説破(せっぱ)」についても改めて紹介しておきましょう。 (さらに…)
2026/03/17 12:00
選挙で選ばれない権力者を監視?裁判官マップの可能性 (11)
社会のネット化が進めば、必然的に、ありとあらゆる権力者がネットで検証されるようになります。昨日は「赤飯大量廃棄事件」を取り上げましたが、これに加えて本稿でもうひとつ取り上げておきたいのが、「裁判官マップ」という話題です。裁判官は国民生活に大きな影響を受けるにも関わらず、直接選挙では選ばれていません。 (さらに…)
2026/03/17 05:00
たった2議席差で予算空白の恐れ…これも政治的コスト (11)
自民党や高市早苗政権には良い政策もあれば悪い政策もありますが、それ以上に「官僚-メディア-特定野党」という「トライアングル構造」は大きな問題です。こうしたなか、今年度予算案が「2議席差」で空白となってしまう可能性が残るなかではありますが、これも日本の自由・民主主義を健全な姿にしていくための必要な政治的コストなのかもしれない、などと思う次第です。 (さらに…)
2026/03/16 12:00
赤飯廃棄騒動とネット世論の反応 (24)
赤飯2100食を食べずに廃棄した―――。こんな衝撃的な「事件」が、ネットでちょっとした騒ぎとなっています。この騒動は福島県の中学校で11日、卒業祝いに赤飯の給食が予定されていたところ、「震災の日に赤飯はおかしい」とする1通の電話で教育委員会が急遽、取り止めを判断したというのです。教委の判断プロセスの妥当性はもちろん、中学生たちが赤飯を食べられなかったことも衝撃的です。 (さらに…)
2026/03/16 05:00
今考えたい在宅老人の訪問介護と社会保障の持続可能性 (6)
先日の当ウェブサイトでは、図らずも高齢で独居している人について論点として取り上げたのですが、独居高齢者、あるいは高齢者が住み慣れた自宅で生活を続けることについては、そろそろ社会的コストの観点から持続可能性を議論しなければなりません。多くの現役層から人件費の3割にも相当する高額な社会保険料を奪い、老人福祉に湯水のように注ぎ込むモデルが持続可能といえないことは明白です。 (さらに…)
2026/03/15 05:00
新聞業界への補助金創設の可能性 (19)
書店数が全国的に減っているとする話題はよく目にしますが、こうしたなかで経済産業省のウェブマガジンに12日、とある自治体で対面販売の書店の新規出店に補助金を出す、などとする話題が美談であるかのごとく紹介されています。もしかして、石破茂・前首相やその関係者らが頑なに税金を拒んだのも、こうした補助金を死守するためだったのかもしれません。ただ、この書店補助金を敷衍すると、近い将来、新聞業界も補助金を要求し始める可能性はないでしょうか。 (さらに…)
2026/03/14 05:00
絶対折れない日本との「勝てぬ戦い」に身を投じる中国 (21)
高市早苗内閣を巡っては、著者個人的には高く評価できる部分とそうでない部分が混在しているとは思いますが、ただ、高市総理自身が対中強硬派であることは間違いなく、日本国民は少なくとも対中強硬姿勢を含めて高市総理に圧倒的なパワーを与えた以上、中国がいくら日本に制裁・圧力を加えても日本を動かすことはできません。つまり、中国としてはメンツを重んじるあまり、勝てない戦いに自ら身を投じているのです。 (さらに…)
2026/03/13 12:00
「三重苦」テレビ業界が生き残るヒントは知的財産活用 (12)
テレビ業界を取り巻く「三重苦」とは、「視聴者離れ、広告主離れ、クリエイター離れ」のことであり、その兆候はすでにさまざまなデータから見て取れます。こうしたなかで、テレビ業界を巡って不思議な点があるとしたら、YouTubeなどネットプラットフォームを活用しようとしない点かもしれません。テレビ業界はこのまま、「放送で創ったIP(知的財産)を有したまま、二次利用することなく死蔵する」のでしょうか? (さらに…)
2026/03/13 05:00
基礎資料…数字とグラフで見る日本の社会保障の全体像 (1)
ついに140兆円を超えようとしている社会保障費を巡って、本稿ではその「基礎データ」をいくつか整理してみます。参考とするのは国立社会保障・人口問題研究所が公表している『社会保障費用統計』というデータなどで、あわせて社会保障制度のハードランディングを避けるために何が必要か、これまでの議論を整理したいと思います。 (さらに…)
2026/03/12 12:00 【
マスメディア論】

新聞が売れなくなったのは読者の質の低下のせいなのか (20)
「新聞が売れなくなったのは消費者の質が下がったからだと新聞社の役員が述べた」。この情報自体、真偽は不詳ですが、ただ、一部の新聞(あるいはマスコミ)関係者の情報発信を眺めていると、確かに彼らにはその手の傲慢さが見え隠れしま […]
2026/03/12 05:00 【
経済全般】

ネット発「税社保貧乏」に大手メディアも注目する時代 (5)
先月の選挙は自民党の勝利・野党勢力の敗北というよりも、「マスコミの敗北」と言った方が正確ではないかと思います。いわゆる「トライアングル利権構造」が、その構造の真ん中に位置するマスコミの影響力の低下により、少なくとも著者自 […]
2026/03/11 12:00 【
国内政治】

「ネットの妙な擁護論」とする批判こそ法的根拠を欠く (21)
先月の衆院選における自民党の圧勝は、選挙制度の都合などもあり、「自民党が無条件に支持されたわけではない」といった主張に一理あることは間違いありません。それに高市総理・高市内閣の政策のすべてが、無条件で支持・是認できるもの […]
2026/03/11 05:00 【
経済全般】

「現金」という「電気なしでも使える最強の決済手段」 (2)
現金なしに暮らす「キャッシュレス」実証実験は、当ウェブサイトにとっては長く追いかけているテーマのひとつです。マイナ保険証やマイナ免許証、マイナンバーのスマホ搭載など、技術は進歩していますが、マイナ免許証はスマホに搭載でき […]
2026/03/10 12:00 【
経済全般】

玉木氏ポストで注目…原発再稼働による発電の「威力」 (19)
動かせるけれども動かない原発―――。原子力規制委員会ウェブサイト等によると、ステータスが「定期事業者検査中」となっている原子炉は日本全体で23基、出力は23,167,000kWに達します。設備利用率70%という前提で試算 […]
2026/03/10 05:00 【
国内政治】

高市総理が強いのではなくメディアと野党が弱くなった (27)
なぜ、メディアの皆さんは気付かないのか。不思議でなりません。なぜ、そんな問題で昔は内閣が吹っ飛んでいたのか。不思議でなりません。下らない揚げ足取り・スキャンダル追及で倒閣できた時代は過去のものとなりました。SNSが社会構 […]
2026/03/09 12:00 【
経済全般】

厚年廃止論の高まりに期待したい (4)
昨年決定された厚生年金保険料の引き上げが、改めて、Xで注目を集めています。当ウェブサイトでもこれまで何度も指摘してきたとおり、厚年は▼保険料が高すぎる、▼見返りがなさすぎる、▼制度的に欠陥がある―――などの理由で、著者と […]
2026/03/09 05:00 【
マスメディア論】

カネを払うに値しない…再販制度のツケを払う新聞業界 (18)
新聞業界を巡っては、日刊新聞法や記者クラブ制度、宅配制度など、業界の独占を守るための制度がいくつかあるのですが、そのひとつが再販価格維持制度です。本来、独禁法では製品の製造者が小売価格を決めて守らせることは「不公正な取引 […]
2026/03/08 05:00 【
経済全般】

田の字が良いか皿の字か…都市生活では坂道避けるべき (16)
郊外の広めの敷地にどっしりとした一戸建てを構えた暮らしに憧れる人も多いかもしれませんが、郊外物件だと高齢となり運転免許を返上するなどした場合に生活がかなり不便になる可能性があります。そうなると、子育て期の不便を多少我慢し […]
2026/03/07 05:00 【
国内政治】

大臣「断りなきトイレ休憩」は与党の慢心の証拠なのか (32)
中道改革連合の小川淳也代表は6日、自身のXを更新し、「大臣の遅刻、委員長の遅刻、大臣の委員会中の断りなきトイレなど」を「与党側の緩み」と批判しました。ただ、このうち小野田大臣の遅刻は交通渋滞によるものですし、斎藤委員長の […]
2026/03/06 12:00 【
数字で読む日本経済】

数字で読む「中国人観光客激減でも困っていない日本」 (8)
日中関係悪化による「訪日観光客数の落ち込みは、日本経済に影を落とす懸念もある」、「影響は百貨店やドラッグストア、宿泊、飲食、さらには地方の交通インフラにまで及ぶだろう」、「隣国からの旅人が途絶える状況は、長い目で見ると得 […]
2026/03/06 05:00 【
マスメディア論】

新聞と折込の広告市場規模は四半世紀で3分の1に縮小 (16)
株式会社電通が今年も『日本の広告費』のデータを公表しました。これによると2025年の広告費は史上初めて8兆円の大台に乗せたのですが、なんと驚くことに、その半額がネット広告費だったのです。しかもネット広告費は昨年と比べ1. […]
2026/03/05 12:00 【
国内政治】

中道改革連合「クラウドファンディング」と党財政問題 (19)
自民党が衆院で3分の2を超える圧倒的な議席を制しているなかで、一部メディアなどは「数の力で野党を押し切る」かの姿勢に批判的な論調を取っているようです。しかし、現在の衆院の勢力は、小選挙区比例代表並立制という制度を前提に、 […]
2026/03/05 05:00 【
外交】

「中国を全く恐れない日本」に焦っているのは中国の側 (20)
中国がどれだけ日本を脅しても、日本は中国に屈しないばかりか、先の衆院選では「対中強硬派」(と見られている人物)である高市早苗総理大臣が率いる自民党が圧勝し、中国と対峙することが日本国民の総意として示されてしまった格好です […]
2026/03/04 12:00 【
マスメディア論】

AI進化で自己満足動画も発展へ (13)
「もし日本の選挙制度が比例代表だったなら高市(総理)は辞めていた」といった妄想もさることながら、最近流行の兆しがあるのは、AI自己満足動画です。「パンダを嘆き悲しむ日本人」は「中国が望む日本人の反応」の典型例ですが、「イ […]
2026/03/04 05:00 【
国内政治】

「予算審議が足りない」は本当か (26)
高市早苗総理大臣は現在、予算案の年度内成立を目指しているとされますが、そのためには国会の審議時間が少なくなるという問題が一部メディアなどから提起されています。ただ、大変申し訳ないのですが、現実の衆院予算委員会の審議状況を […]
2026/03/03 12:00 【
外交】

米韓同盟巡り「共通の敵持たない同盟は脆弱」=鈴置氏 (12)
米軍のイラン攻撃の10日前、韓国と中国の間の黄海で、米中両軍の航空機が対峙するという事件があったのだそうです。そして、この事件を巡って、韓国観察者である鈴置高史氏の論考が冴えわたっています。事件に対する韓国の反応とその背 […]
2026/03/03 05:00 【
経済全般】

日本はピンチをチャンスに変える国…中国の制裁の結末 (9)
中国がレアアース等の戦略資源輸出を巡って複数の日本企業に制裁を発動するなど、日本に対し、圧力を強めています。そんな日本にとっては、中国依存を直ちにやめることが難しいのも実情です。ただ、石油ショックを省エネ技術開発で乗り切 […]
2026/03/03 03:03 【
国内政治】

完全比例代表でも政権交代は生じなかった可能性が高い (8)
今日はひな祭りということもあり、選挙に関する話題を取り上げたいと思います。毎日新聞が2日の『東京夕刊』で、『選挙制度 勝手に変えてみた』などと題し、完全比例代表制なら「自民大敗、高市退陣?」、などとする記事を配信したよう […]
2026/03/02 12:00 【
国内政治】

カタログギフト報道に関わらず内閣と自民支持率が上昇 (19)
一部メディアが一生懸命に高市総理のカタログギフト問題を焚き付けようとしたものの、どうやら今のところ、それが失敗に終わりつつある可能性が高そうです。週末のJNNの調査によると、内閣支持率、自民党支持率はそれぞれ前月比で上昇 […]