2026/01/15 12:00
立憲民主と公明の「数合わせ」は吉と出るか凶と出るか
総選挙が近いとみられるなかで、立憲民主党と公明党が新党結成を視野に入れて協力を模索しているとする話題が出て来ました。短期的に見れば、選挙協力の数合わせとしてはたしかに有意義です。各選挙区で2万票前後の公明票が立憲民主党に向かえば、選挙では有利だからです。ただ、片や2009年から12年までの3年3ヵ月間政権を担った民主党の流れを汲む政党、片やつい最近まで自民党と連立を組んでいた政党。政治的立場が相容れるものなのかは疑問です。 (さらに…)
2026/01/15 05:00
本質的問題はテレビによる専門知識を欠いた情報では? (13)
レアアースの輸入が滞ったら日本経済はどうなるのか。これについてはたしかに心配です。ただ、調べていくと、もしもレアアースが日本に入って来なくなったとしても困らないよう、日本は官民挙げて調達源多様化に向け動いていたこと、中国による輸出制限発表後に諸外国と連携してレアアースのサプライチェーン多様化に向けた取り組みで合意したことなどの事情を踏まえると、レアアースのリスクを過大評価すべきではありません。ただ、問題の本質とはもしかすると、テレビによる専門知識のない情報発信かもしれません。 (さらに…)
2026/01/14 12:00
中国の対日制裁発表からたった1週間で国際社会が団結 (12)
中国が喜々として打ち出した対日輸出制限措置が、思わぬ効果を生みました。G7、インド、豪州、メキシコなどの財相が米国で集まり、(中国の名指しこそ避けたものの)レアアースなどの分散調達に向けて努力することで合意したのです。たった1週間でこの成果。冷静に考えたら、今回のターゲットは日本だったにせよ、各国ともに政治に経済を絡めてくる中国の無法に腹を据えかねていたのかもしれません。 (さらに…)
2026/01/14 05:00
マイナンバーカード活用の「二重運賃制度」とその障壁 (9)
オーバーツーリズムの問題に悩む京都市で、事実上の二重価格制度の導入検討が進んでいるようです。これについてはさまざまな課題はあるのですが、ひとつの解決策となり得るのが居住地に応じて割引運賃を適用するシステムの構築です。こうしたシステムを導入するためには、マイナンバーカードの所持などが前提となりますが、これに対し「アナログな方法で京都市民と識別せよ」とする要望もあるようです。さすがに行政に甘えすぎではないでしょうか? (さらに…)
2026/01/13 12:00
中国政府「ネット工作」を過度に恐れる必要がない理由 (10)
日本国民がオールドメディアの虚報と何年戦ってきたと思ってるのか
中国が日本に対して講じている輸出管理強化などの措置は、短期的に見て日本にとって打撃となり得るものもあるにせよ、基本的にはそのほとんどが実効性もなく、あるいはむしろ長い目で見て、むしろ中国自身にとっての打撃となることは間違いありません。ただ、こうした措置が日本に「効いている」とする「ネット工作」が行われている可能性もありますが、これについてはどう考えるべきでしょうか。 (さらに…)
2026/01/13 05:00
総選挙で自民圧勝し高市総理はフリーハンドを得るのか (9)
高市早苗総理大臣が衆院解散に踏み切るのではないかとする観測報道が相次いでおり、現職や元職の国会議員を中心に、解散風が吹き始めたことはどうやら間違いないようです。内閣支持率が高止まりするなか、高市総理が「支持率が高いうちに解散したい」と考えていても不思議ではありません。ただ、自公連立が解消されたこと、自民以外の選択肢が広がっていること、自民党支持率は十分回復したとは言い難いこと、参院側で自民は100議席しかないこと―――などについて、どう考えるか整理する必要があります。 (さらに…)
2026/01/12 05:00
任期も監査もない権力者が腐敗するのは当たり前のこと (25)
当ウェブサイトが「腐敗トライアングル」と呼んでいるのは▼官僚機構、▼マスコミ、▼特定議員―――の三者であり、この三者がお互い共犯関係に立ち、日本の国益を妨害して来た、というのがこれまでの著者の仮説です。こうしたなかで、自由・民主主義国にあって、権力の適正な行使を担保する仕組みがあるとしたら、それは監査と任期ではないでしょうか。そして、監査も任期もない権力者が腐敗するのも当たり前の話です。 (さらに…)
2026/01/11 05:00
崖っぷちに立たされているのは高市総理でなく中国の側 (31)
崖っぷちに立たされているのは高市早苗総理大臣ではなく、▼一部の新聞・テレビ、▼一部の言論人、▼特定野党議員の皆さん、そして▼中華人民共和国―――ではないかと思います。一般に企業というものは不確実性を嫌うからであり、そして中国が発表した対日輸出制限措置の不確実性は極めて高いと考えられるからです。メディアの皆さんが危機を煽っても、国民世論がほとんど動かなくなったことも見逃せません。 (さらに…)
2026/01/10 05:00
公的年金制度は「国営ネズミ講」 (5)
著者はXや当ウェブサイトを通じ、昨年末ごろから再び税社保取り過ぎ問題について言及を始めているのですが、これに関し、Xなどで一部のユーザーから「老人も保険料を払ってきたぞ」、「お前もいつかは老人になるぞ」、「社会保障は世代間の助け合い」、「保険は経済的損益じゃないぞ」、といった反論を受けるようになりました。言いたいことはたくさんあるのですが、とりあえず本稿では、「公的年金は事実上の国営ネズミ講だ」という点を改めて指摘しておきます。 (さらに…)
2026/01/09 21:00
東京新聞が新年の社説記事を削除 (36)
東京新聞が記事を「削除」したそうです。当ウェブサイトでも指摘したとおり、東京新聞の元日の社説では、少なくともネットで「あふれている」とは言い難い用語が「ネット上にあふれている」などと記載されていたのですが、東京新聞はこの社説について、「冒頭部分が誤りだった」と認め、「冒頭部分が誤りである以上、コラムとして成立しなくなる」としたうえで、全文を「削除した」と発表したのです。 (さらに…)
2026/01/09 12:00 【
マスメディア論】

イジメと称した校内暴力拡散も「ネット可視化」の結果 (5)
ここ数日、中学校や高校など、全国のいくつかの学校における校内暴力などに関する動画がSNSで拡散されるなどの事態が生じているようです。とくに栃木県の高校の事案とされるものについては県警が「異例の早さで」捜査に動き出した、と […]
2026/01/09 05:00 【
経済全般】

おそらく日本は国を挙げて中国に消極的制裁を実施する (40)
よく誤解している人がいるのですが、日中が本格的な経済制裁合戦となった場合、「切れるカード」は日本の方が遥かに多く、そして中国の産業が崩壊するほどの影響があるものも含まれています。ただ、日本にはいわゆる積極的な経済制裁より […]
2026/01/08 12:00 【
経済全般】

廃税は「SNS個別撃破」方式の実現を目指すのも一手 (10)
高市早苗総理大臣が年頭の記者会見で、ガソリン税廃止を巡って「やればできるんです」と力説したことが、ちょっとした話題を呼んでいます。自民党はそれを阻止していた側だからです。また、年収の壁の件で「2割」(あるいはそれ以上)を […]
2026/01/08 05:00 【
外交】

日本企業のステルス中国撤退は高市前から加速していた (14)
中国の対日輸出管理強化という話題で「脱中国」が大きな話題となっているフシがありますが、日本企業の中国からのステルス撤退という動きが、「高市政権前」から続いていたことについては、改めて指摘しておく価値があります。改めて外務 […]
2026/01/07 12:00 【
マスメディア論】

SNSで広がる批判的な意見は「ネット工作」なのか? (16)
とある政党の関係者らのXポストを眺めていると、同党に対する批判が「ネット工作」であるかのごとき主張をよく目にするのですが、ネット工作と決めつける前にみずからの言動に問題がないか検証するという考え方はないのでしょうか?
2026/01/07 05:00 【
金融】

ついに中国政府が禁断の対日セルフ経済制裁を発動か? (28)
中国が日本向けのデュアルユース品目の輸出管理を強化すると発表したそうです。その具体的な品目は明らかではありませんが、「具体的品目が明らかになっていない」という状況自体が、サプライチェーンから中国を外すという動きを加速させ […]
2026/01/06 12:00 【
経済全般】

年賀状じまい加速か…個人情報保護法と消えゆく年賀状 (4)
年賀状は発行枚数も激減していますが、配達件数も激減しているようです。日本郵便が元日に公表したデータによると2026年1月1日の年賀郵便物元旦配達物数は3.6億枚で、前年比1.3億枚も落ち込みました。これにはメールなどが発 […]
2026/01/06 06:00 【
外交】

ベネズエラは国際法の保護受けるに値する国だったのか (34)
米国東部時間の2日から3日にかけて、ドナルド・J・トランプ米大統領の指令により、米軍が電撃的にベネズエラのニコラス・マドゥーロ「大統領」夫妻を拘束した件を巡っては、「米国による国際法違反」という側面がある可能性は否定でき […]
2026/01/05 12:00 【
マスメディア論】

ネットで流行っていない用語を批判するのは正しいのか (27)
さすがに流行ってもいない用語を「ネットであふれている」と断言してしまうのはいかがなものかと思います。「中国なにするものぞ」「進め一億火の玉だ」「日本国民よ特攻隊になれ」といった「威勢のいい言葉」が「ネット上にあふれている […]
2026/01/05 05:00 【
経済全般】

改めて問う:社会保険が「保険」と呼べない理由とは? (8)
当ウェブサイト側だと読者層のレベルが高いためか、少し難しい論点でも1~2回説明すれば、多くの読者の皆さまに理解してもらえます。しかし、Xの方は新規ユーザーが流入し続けているためか、やはり同じような低レベルな批判に直面して […]
2026/01/04 05:00 【
金融】

「円安で円が紙屑」の間違い…外貨準備で重用される円 (7)
「円安で日本円が紙くずになる」とか、「中国が金融の世界で覇権を握る」とか抜かしていらっしゃる皆さまに是非見ていただきたいデータがあるとしたら、それは国際通貨基金(IMF)の『COFER』と呼ばれる統計かもしれません。外貨 […]
2026/01/03 05:00 【
マスメディア論】

マスコミ関係者はSNSで一般ユーザーと対等な立場に (36)
オールドメディア関係者のXアカウントなどを眺めていると、なかには、「俺たちは情報発信の特権を持っているんだ」、という意識が滲み出ているかのごとき人々を見かけることがあります。しかし、残念ながら、XなどのSNSを使っている […]
2026/01/02 05:00 【
経済全般】

日本が本当に恐れる中国対日制裁 (12)
そもそも論として、中国による日本向けの団体旅行の自粛などの対日制裁が「制裁」として機能しているのかという問題はあるのですが(むしろどちらかというと「逆効果」でしょう)、それ以上に驚く話題があるとしたら、春節(中国の旧正月 […]
2026/01/01 05:00 【
国内政治】

社会のネット化で国民は完全に変わった…政治家側は? (12)
国民から選ばれていないのに実質的権力を握っていた者たちの排除は、今年も続きます。新聞部数は最盛期の4割未満にまで減りましたし、メディアの力が衰えたためか、官僚が世論誘導することもできなくなりつつあります。しかし、それだけ […]
2026/01/01 00:00 【
文芸】

令和八年元日「新春ごあいさつ」 (8)
新年明けましておめでとうございます。今年が皆さまにとって良い年となりますことを心よりお祈り申し上げます。また、引き続き当ウェブサイトをご愛読賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2025/12/31 05:00 【
経済全般】

ゴミ決着の「手取り増やす」より社会保険料改革が重要 (13)
いよいよ本日で今年もお終いです。当ウェブサイトでは昨年から今年にかけ、所得税と住民税の「基礎控除引き上げ」を精力的に取り上げて来たのですが、この論点についてはいったん沈めます。現実の政治における「年収の壁」がゴミみたいな […]
2025/12/30 12:00 【
マスメディア論】

メディア取材班のアカウント凍結で見る「力関係逆転」 (34)
メディアはこれまで情報を発信するという特権を持っていたはずですが、社会のSNS化でこの特権がなくなり、どうやらSNSで発信するという意味では我々一般人と対等な立場となったようです。こうしたなかでメディアとSNSの力関係逆 […]
2025/12/30 05:00 【
経済全般】

SNS時代に考えておく…難関試験「第3集団の法則」 (7)
俗に「難関資格」と呼ばれる資格試験は、多くの場合、たしかに難しいのですが、しょせんは人間が作ったものであり、試験の全体像を見ながらしっかりと準備すれば十分に合格できるものです。著者ごときが最新の資格試験についてどうのこう […]
2025/12/29 12:00 【
経済全般】

デカい荷物問題は外国人観光客自身の負担で解決すべき (16)
年末年始、相変わらず外国人観光客は多いのですが、やはり気になるのはやたらとデカい荷物を新幹線などの公共交通機関に持ち込む外国人の存在です。端的にいえば困りものなのですが、発想を少し変えて、新幹線を改造し、カネを取って荷物 […]
2025/12/29 05:00 【
国内政治】

有権者がネット世論で政治家をコントロールする時代へ (13)
一番大事なことは、これから「国民・有権者がネットを通じて政治家をコントロールする時代」が到来する、ということです。すでに昨年あたりから、オールドメディアとSNSの力関係が完全に逆転しましたが、今後は「国民のためにならない […]