2026/02/04 05:00
選挙に行こう…ほんの数百票差でも結果は大きく変わる (2)
前回、あるいは前々回の衆院選では、小選挙区で得票差100票そこそこで勝敗が別れる、といった事例も多く発生しています。当ウェブサイトでは具体的にどの政党、どの候補者に投じるべきかについては述べませんが、本稿では改めて、選挙に行くこと自体の重要性を指摘しておきます。その際の「5つの視点」とは、選挙とは▼選挙はダメ候補を落とす手続▼池の水を入替える手続▼鉄道改良工事そっくり、▼食堂街の食堂選びにそっくり、▼国民全員の協力が必要不可欠―――、です。 (さらに…)
2026/02/03 12:00
税社保取り過ぎ問題も悪い円安論も政治の不作為の証拠 (9)
著者自身が当ウェブサイトやXで高すぎる税金、非効率すぎる行政、歪んだ電力政策などを批判するのも、結局は産業を政府が妨害しているという側面が強いと個人的に考えていることが大きな要因のひとつです。こうしたなかで、社保改革・減税が必要と思われる理由のひとつが、「悪い円安」論です。せっかくの円安なのに日本経済がそのメリットを十分に生かしきれず、「悪い円安」論という誤った言説が流布するのも、もしかすると政治の不作為に原因があるのかもしれません。 (さらに…)
2026/02/03 05:00
数字で見る「通貨危機生じない世界最大債権国・日本」 (5)
当ウェブサイトではなかば「恒例」的に取り上げている国際決済銀行(BIS)の『国際与信統計』(CBS)の最新版が出て来ました。日本は相変わらず10年連続で世界最大の債権国であるとともに、外貨建て債務の額も外貨準備の額に留まるなど、非常に健全な姿を示していることがわかります。ちなみに外貨建て債務の額の少なさは「円安デメリットがほとんど生じない」、「通貨危機が生じない」こととも大きくかかわっています。 (さらに…)
2026/02/02 12:00
社会保障批判再反論のフリー素材 (3)
当ウェブサイトでは現在の社会保険・社会保障がいろいろと矛盾しており、すでに制度としては破綻していると断じてきました。ただ、SNSは面白いもので、すでに当ウェブサイト、あるいはSNSなどで論じ尽くされていると思われる論点について、周回遅れの奇妙な主張を繰り広げる人が定期的に出現するようです。そこで、本稿では「社会保険料高すぎ問題の反論の反論」を、コピペ自由なかたちで再度提示しておきます。 (さらに…)
2026/02/02 02:02
中国の制裁逆手?南鳥島揚泥成功…資源国化も現実に? (16)
松本洋平文部科学相は1日、南鳥島EEZ水深約6000メートルからのレアアース泥の揚泥に成功したと公表しました。中国が日本に対し、長年チラつかせてきた、「レアアースを禁輸する(かもしれない)」という脅しが、逆に日本の海洋資源開発心を刺激し、一転、日本を資源大国の地位に押し上げる可能性が出てきた格好です。中国にとっては皮肉というほかないでしょう。 (さらに…)
2026/02/01 05:00
官僚とマスコミの影響力急落後「消費再増税」は可能か (16)
今般の選挙で個人的にちょっと気になる論点があるとすれば、それは主要政党が消費税の減税や廃止などを掲げていることです。たとえば期間限定減税を掲げる政党が勝ったとしましょう。食品などに限定し、かつ2年間限定で消費税を下げてなにか意味があるのか、どうやって制度設計するのか、といった疑問はありますが、導入以来一度も下げられたことがない消費税率が下がることは画期的です。そして、期間経過後に再増税できるか、という論点が浮上する可能性があります。選挙の争点となるからです。 (さらに…)
2026/01/31 05:00
SNSでは同じ話題を何度も繰り返すのがじつは有効? (8)
当ウェブサイトでは最近、とみに話題が偏っており、この点については読者の皆さまには深くお詫び申し上げます。ただ、なぜ話題が偏っているのかといえば、著者自身もSNS(とくにX)を使った情報発信と、当ウェブサイトを使った情報発信を、うまく役割分担させていたからなのかもしれません。それに気づくことになったきっかけが、Xで寄せられた、「とある反応」です。 (さらに…)
2026/01/30 12:00
台湾が3位に再浮上:日中貿易は日本上位の垂直統合型 (6)
財務省税関が29日までに公表した、2025年における『普通貿易統計』のデータを整理していくと、いくつかの事実に気づきます。貿易相手国の3位に台湾が再浮上したこと、資源国が貿易相手国の上位から脱落したこと、あるいは日中貿易は「日本が上位、中国が下位」の垂直統合型となっていること―――などです。日本経済の脱中国は難しい課題ですが、不可能ではありません。ただし、減税などを通じた政府の支援が必要です。 (さらに…)
2026/01/30 05:00
台湾有事を巡る「日本国民の覚悟」を指摘する鈴置論考 (19)
わが国を代表する韓国観察者といえば鈴置高史氏ですが、その鈴置氏が産経『世論』に、非常に気になる現状整理を寄稿しました。ただ、当ウェブサイトで普段から述べるとおり、鈴置論考は韓国論というよりも、韓国という鏡に映った日本を鮮やかに描き出しており、その意味では半ば「日本観察論」でもあります。鈴置論考では、「日本国民が台湾有事で米国とともに戦う合意を固め始めた」という、極めて重要な点が指摘されているのです。正直、今回の論考、日本国民必読です。 (さらに…)
2026/01/29 12:00
世論調査は「不明番号着信に出る」人たちが答えている (34)
携帯電話に「050」で始まる番号から着信―――。著者もそうですが、多くの人は知らない人からの着信に安易には出ないのではないかと思います。じつは、今週火曜日の日中、著者の携帯電話(番号非公開)に「050」で始まる番号からの着信があり(※ブロック済み)、留守録音声から判断してどうやら某大手メディア系の世論調査会社からの自動音声による着信だったことが判明しました。 (さらに…)
2026/01/29 05:00 【
外交】

「パンダ中国帰国を嘆き悲しむ日本国民」の偽AI動画 (20)
日本に対し、パンダ貸与期限の不延長だ、レーダー照射だ、レアアース輸出制限だ、といったさまざまな「制裁」(?)措置を講じている中国政府が、ここに来て焦りを示しているのかもしれません。「パンダ貸与期限不延長を沿道で嘆き悲しむ […]
2026/01/28 12:00 【
国内政治】

今回の衆院選を読む最大のポイントは「サナエ旋風」か (19)
すでに選挙期間に入ってしまったため当ウェブサイトでは個別具体的な政党名ないし候補者名を挙げての具体的な選挙情勢分析や個別政党・個別候補者への投票呼びかけは行いません。こうしたなかで、本稿では過去の選挙戦の数値を振り返りつ […]
2026/01/28 05:00 【
経済全般】

厚生年金返金の財政負担は意外と重くない可能性がある (9)
社会保障改革は息の長い課題ではありますが、あまり時間が残されていないこともまた事実です。こうしたなか、厚生年金を廃止するとなったときに必要な財源は477~707兆円程度と試算できます。GPIFに残っている資金に加え、外為 […]
2026/01/27 12:00 【
経済全般】

債「権」や株式で運用する日本基金(仮)構想の問題点 (14)
とある政党が「日本基金(仮)」なる構想をぶち上げたそうですが、ナンセンスそのものです。そもそもアセット・アロケーションの世界で、「債券(さいけん)」と書くべきところを「債権(さいけん)」などと書いてしまっている時点で違和 […]
2026/01/27 05:00 【
外交】

「旧正月の訪日自粛呼びかけ」は対日制裁にすらならず (12)
中国政府が26日、春節(旧正月)の日本への訪問を自粛するよう、自国民に呼びかけたのだそうです。ただ、中国人観光客が減っても、中国以外の国からの訪日者が伸びているなかで、日本の観光産業に与える打撃は限定的ですが、それだけで […]
2026/01/26 12:00 【
国内政治】

少数政党が「老人医療3割負担」の正論を提唱する意味 (9)
ちょっとくどいようですが、有権者の皆さん、とりあえず選挙には必ず行っていただきたいと思います。衆院選の公示日である明日以降は選挙、とりわけ個別政党や個別候補者についての話題が減るかもしれませんが、現時点において紹介してお […]
2026/01/26 05:00 【
マスメディア論】

TVのレベルは低下しているのか (23)
「優しくて穏やかな日本」は、中道改革連合、国民民主党、日本共産党、れいわ新選組。これに対して「強くてこわい日本」は、自由民主党、日本維新の会、参政党。こんな内容を放送してしまい、テレビ局が謝罪に追い込まれたそうです。ただ […]
2026/01/25 05:00 【
国内政治】

自由主義と民主主義を貫徹すれば日本はさらに良くなる (34)
結論から言いますが、選挙権を持つすべての有権者の方は、必ず選挙に行ってください。ひとりでも多くの人が選挙権を行使すれば、長い目で見て必ず日本が良くなります。「選挙で選ばれていない権力者」であるマスコミや官僚、あるいはその […]
2026/01/24 05:00 【
マスメディア論】

事実と意見ごちゃまぜ記事に政治家が即時反論する時代 (21)
良い、悪いの議論とは無関係に、社会のSNS化は進みます。おそらく今回の選挙でも、SNSがこれまで以上に大きな役割を果たすことでしょう。こうしたなか、当ウェブサイトでは何度もしてきたとおり、メディアというものは事実と意見を […]
2026/01/23 12:00 【
国内政治】

どうして我々有権者は選挙に行かなければならないのか (11)
本日のこのタイミングで、是非ともお伝えしておきたい内容があります。それは、選挙はピカピカの素晴らしい候補者群から理想の政治家を選ぶ手続などではなく、しかも1回や2回で世の中を劇的に良い方向に作り変える魔法のソリューション […]
2026/01/23 05:00 【
外交】

総領事アグレマン拒否でビジネス環境壊す中国政府の愚 (27)
中国政府は日本企業にとってのビジネス環境を悪化させることにご執心のようです。高市早苗総理大臣による台湾有事関連の答弁を受け、中国が日本に対して講じたさまざまな措置が、じつは日本に対する制裁としてほとんど機能していないどこ […]
2026/01/22 12:00 【
マスメディア論】

SNS投稿の長さと説得力は「反比例する」という仮説 (30)
SNSの社会的影響力が増してくるなかで、政治家側もSNSを有効活用しなければ当選すら覚束ない時代になりつつあります。実際、60代や70代などの高齢層を除けば、すでに社会の圧倒的多数はオールドメディアが利用時間でネットと拮 […]
2026/01/22 07:00 【
経済全般】

東京マンション賃貸価格上昇はこれから本格化の可能性 (2)
レインズシリーズの第2弾として、本稿では賃貸物件について言及しておきたいと思います。東日本レインズが先日公表した首都圏のマンションなどの賃貸価格データによると、賃料は全体的に上昇していることが判明しました。ただ、その上昇 […]
2026/01/22 05:00 【
経済全般】

東京の中古マンション価格は昨年1年間で1割以上上昇 (1)
2025年を通じて、東京都内の中古マンション価格は14%上昇したことが判明しました。国土交通省『住生活基本計画(全国計画)』(令和3年3月19日閣議決定)では、「最低居住面積水準」は独居で25平米、2人以上で暮らしている […]
2026/01/21 12:00 【
外交】

知れば知るほど「めんどくせぇ」中国からの脱却は必要 (12)
世の中が総選挙モードに突入したとしても、日本が抱える内外の諸課題がなくなるわけではありません。こうしたなか、日本の外交と経済に密接に関連する重要なテーマとして、先般より取り上げているのが「中国依存の脱却」です。これは「で […]
2026/01/21 05:00 【
国内政治】

政治家や政党は志や基本政策を簡単に変更して良いのか (40)
「政治家の本職は法律を作ること」。「政治家にとっての資質は志(こころざし)と実務能力」。こうした考え方に立てば、議員としての地位、あるいは最大野党としての地位を守るための、ともすれば基本的な政策を丸ごと変更してでも新党に […]
2026/01/20 12:00 【
マスメディア論】

情報のストック化で早速躓く新党 (27)
「情報はフローではなくストックに変わった」。これ、じつは大変に重要な社会の変化です。なぜならインターネットがなかった時代だとスルーされてしまいがちな政治家の過去の言動の矛盾が、情報のストック化によって顕在化したからです。 […]
2026/01/20 05:00 【
国内政治】

「左翼新党」はSNSで不評?ますます読み辛い総選挙 (36)
高市総理が19日、衆院解散を表明しました。高市総理が率いる自民党は、果たして選挙で勝てるのでしょうか?自民党が苦戦する要因は①立憲民主・公明両党の統合、②保守政党などの乱立、などが挙げられますが、その一方で③サナエ旋風、 […]
2026/01/19 12:00 【
国内政治】

野党の動向次第では自民圧勝も自民大敗も両方あり得る (25)
実際のところ、自民党は議席を減らすのでしょうか?これについて、公明党が保持しているとされる「約2万票の基礎票」がそっくりそのまま、自民党から立憲民主党に移れば、自民党が大敗を喫することは間違いありません。ただ、今回の選挙 […]
2026/01/19 05:00 【
経済全般】

中国脱却は「できるかどうか」ではなく「必要がある」 (20)
サプライチェーン「中国依存」は前提が大きく変わった 冷静に考えてみると、サプライチェーンにおける中国依存の重要な前提条件とは、「コストを度外視した物量、価格、納期」という前提で、物資が安定して供給されることにありました。 […]