配信日時:2023/09/09 05:00 新宿会計士 RMBコロナ特需も落ち着く=AIIB AIIBの「定点観測」です。中国が主導する国際開発銀行「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)を巡っては、本業融資の金額が300億ドル弱に達するなど、順調に伸び続けています。ただ、この金額、正直に申し上げて対外与信総額が5 […]
配信日時:2023/08/29 12:00 新宿会計士 RMBBRICS共通通貨では西側通貨体制が揺るがない理由 BRICSに6ヵ国が参加し、「BRICSAEEISU(?)」なるものが発足し、「ほんのり反米・ほんのりイスラム」という「わけのわからない集合体」になったとする話題に、続きがあります。いくつかのウェブサイトなどでは、とくに […]
配信日時:2023/08/29 05:00 新宿会計士 RMB紙幣が信頼できない理不尽な中国 とある点に惹かれてその話題を調べ始めたところ、まったく別の論点にたどり着く、というのは、よくある話であり、知的好奇心の刺激としては、それなりに興味深い点です。当ウェブサイトでは国をまたいだ人の移動に関する統計を調べている […]
配信日時:2023/07/27 05:00 新宿会計士 RMB日経記事「ドル離れ進み始めた」→統計的に正しいのか 当ウェブサイトでは以前から、SWIFTやIMFなどのデータに着目し、人民元の国際化は「意外と進んでいない」とする点を指摘してきました。ただ、これに対し、日経新聞(電子版)に24日付で、『中国の二国間決済、人民元初の米ドル […]
配信日時:2023/07/24 12:00 新宿会計士 RMB西側諸国は特別引出権からの人民元の除外を検討すべき 結論からいえば、そもそも利便性が高くない通貨が米ドルに代わって覇権を握るという可能性はありません。当ウェブサイトではしばしば取り上げてきたとおり、人民元は2016年にIMFのSDR構成通貨に指定されましたが、外貨準備通貨 […]
配信日時:2023/07/14 11:30 新宿会計士 RMB外貨準備の世界では意外と広まっていない人民元の利用 外貨準備に関していえば、人民元の国際化は「足踏み状態」です。国際通貨基金(IMF)が四半期に1度公表する『COFER』と呼ばれる統計データによれば、世界の外貨準備に占める人民元の割合は2.58%で、金額は2881億ドルで […]
配信日時:2023/06/17 05:00 新宿会計士 RMB中国デタラメ記事「人民元重宝する動きが国際的拡大」 中国共産党の機関紙『人民日報』が先日、中国の通貨・人民元を巡って、「人民元を『重宝』する国際的動きが拡大中」だとする記事を配信したようです。アルゼンチンやブラジルなどで人民元決済などの動きが広がっており、一部では人民元建 […]
配信日時:2023/06/09 08:00 新宿会計士 RMB8年目のAIIB:「本業融資」は出資総額の4分の1 AIIBの融資、人民元建ての案件は「〇件」 AIIBの本業融資は少しずつ伸びているようですが、それでも出資総額の約4分の1に留まっています。肝心の融資案件の中身を見ると、世銀やADBとの協調融資案件に加え、ADBなどが拾 […]
配信日時:2023/06/07 05:00 新宿会計士 RMB与信管理ができていない中華金融:カネ借りる側も狡猾 世界最大の債権国は「中国」ではなく「日本」です 中国のスワップ外交・金融外交は、はたしてうまくいっているのか――。これについて調べれば調べるほど、「あり得ない」と言わざるを得ません。とくにスワップを巡っては、いわゆる「与 […]
配信日時:2023/05/26 15:00 新宿会計士 RMB【貧すれば鈍す】中華スワップ拡大目指すアルゼンチン 昔から、貧すれば鈍す、などといいます。中国は自国通貨の国債通用度を高めるためなどと称し、人民元建てのスワップの拡大を急いでいますが、これが中国にとって良い影響を与えるとは限りません。スワップを引き出す国はたいていの場合、 […]
配信日時:2023/05/19 05:00 (最終更新:2023/05/19 06:45) 新宿会計士 RMB中華スワップ残高増から考察する中華金融のお寒い実態 中国人民銀行の報告書によると、外国中央銀行が引き出している人民元建てのスワップの総額が、2023年3月時点で1090.85億元に達したのだそうです。Bloombergの報道記事によると、残高が1000億元を超えるのは史上 […]
配信日時:2023/05/18 15:00 新宿会計士 RMB「人民元の利用急増」とする報道を「数字で」検証する 最近、「国際決済の世界で米ドルの利用が減り、人民元の利用が増えている」、などとする報道を目にすることが増えています。ただ、国際的な統計資料を見る限り、そのような事実は確認できません。SWIFTが18日に公表した『RMBト […]
配信日時:2023/05/16 05:00 新宿会計士 RMBBRICS共通通貨はG7に対抗できっこない「空論」 「中国、ロシアなどが『BRICS』を軸にG7に対抗するのではないか」。「脱・米ドルを目指してBRICS共通通貨創設を目指すのではないか」。少なくとも金融評論家という立場からは、先進国的な通貨制度をまともに運用したこともな […]
配信日時:2023/05/03 12:00 新宿会計士 RMBインドネシアと韓国が相互の通貨による直接決済推進へ 「ASEAN+3」の通貨のなかで、国際送金の世界で存在感を持っているのは日本円であり、続いて人民元、香港ドル、シンガポールドル、タイバーツ、マレーシア・リンギットです。これら以外の通貨が国際送金の世界に顔を出すことはほと […]
配信日時:2023/05/01 08:00 新宿会計士 RMB「人民元の国際取引が着実に増える」記事に事実誤認も ロイターによると、ロシア、ブラジル、アルゼンチンなど一部の国・地域において、中国の通貨である人民元の決済比率が徐々に上がっているのだそうです。ただ、この記事自体にはいちぶ事実誤認もありますし、また、中国が国内金融・資本市 […]
配信日時:2023/04/29 09:00 新宿会計士 RMB「米ドルはすでに瓦解しはじめている」=中国メディア 「米ドルの地位が揺らいでいる」、とする記事は枚挙にいとまがないのですが、そのなかでもとくに強烈なのは、客観的事実に反する内容などをズラズラと並べて、「ドルはすでに瓦解し始めている」などと主張する、中国メディアの記事でしょ […]
配信日時:2023/04/26 12:00 新宿会計士 RMB来日のAIIB筆頭副総裁「日本の協力は極めて重要」 来日中のAIIBの筆頭副総裁が時事通信のインタビューに応じ、「日本との協力は極めて重要だ」などとして、気候変動対策をはじめとする協調融資などを含め、AIIBと日本の協力強化に意欲を示したのだそうです。ただ、言い換えれば、 […]
配信日時:2023/04/23 05:00 新宿会計士 RMB英ポンドに肉薄:送金シェア急伸の日本円「真の実力」 2015年8月、人民元は史上初めて、国際送金の世界において、決済シェア、ランキングともに日本円を抜きました。当時は人民元がこのままシェアを伸ばし、いずれ英ポンド、ユーロ、そして米ドルまでも追い抜いて世界の基軸通貨になるの […]
配信日時:2023/04/17 16:00 新宿会計士 RMB韓国紙「徐々に勢力を伸ばす人民元」…その真相とは? 「ドル覇権の時代が終わり、これからは人民元の時代だ」――。そんなことが言われ始めてから、早くも10年ほどが経ちます。しかし、現実のデータで見ると、人民元はトレード・ファイナンスなどの一部分野でそれなりの存在感を示している […]
配信日時:2023/04/11 05:00 新宿会計士 RMB順調にADBの下請機関と化しつつあるAIIBの現状 コロナ禍の影響もあったのでしょうか、ようやく、AIIBの融資残高が増え始めました。2022年12月末時点における本業融資額は222億ドルで、また、昨日時点における承認済みプロジェクトは206件、これらの融資がすべて実行に […]
配信日時:2023/04/10 08:00 新宿会計士 RMB「ドル覇権に亀裂」で人民元が国際化するわけではない 「人民元が米ドルを駆逐して世界の基軸通貨になる」と主張する人に欠落しているのは、「自身の全財産を人民元で持ちたいと思うかどうか」、という視点ではないでしょうか。要するに、自由主義国でもない国の通貨が信頼できるか、という話 […]
配信日時:2023/04/06 08:00 新宿会計士 RMBロシアが戦費調達で外債発行なら当該国に二次的制裁も 果たしてロシア政府は「パンダ債」を発行するのでしょうか?これに関して、当ウェブサイトとしては、「その可能性は高くない」と申し上げておきたいと思います。その理由は、もしもその通貨の発行国がロシア政府による外貨建ての債券発行 […]
配信日時:2023/04/05 05:00 新宿会計士 RMB世界の外貨準備統計で人民元建ての資産は増えていない IMFはSDRから人民元を除外できるか 著者自身、ロシアが国際的な決済網から締め出されたことで、人民元の地位がさらに上昇するのではないか、などと軽く考えていたのですが、あれから1年以上が経過したにも関わらず、各市場などに […]
配信日時:2023/03/09 05:00 新宿会計士 RMB通貨論と統計データで見る「ペトロ人民元の非現実性」 またぞろ、「ペトロ人民元」、「ペトロルーブル」に関する報道が目に付くようになりました。ロイターによると対ロシア経済制裁を逃れるためにロシアのエネルギー企業が価格上限を超えた部分を米ドルではなく「その他の通貨で」決済するよ […]
配信日時:2023/02/23 10:00 新宿会計士 RMBAIIBは「コロナ特需」一巡し融資の伸びは再び鈍化 中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の最新レポート等によれば、どうやらコロナ特需は収まったようです。本業融資は伸びているものの、その金額は2022年9月末時点で196億ドルと、依然として1000億ドル近い出資 […]
配信日時:2023/02/17 17:00 新宿会計士 RMB中国人民元の国際送金シェアが日本円の3分の1に低下 2023年1月の人民元の国際送金におけるシェアが大きく低下していたことがわかりました。SWIFTが16日に公表した最新版の『RMBトラッカー』レポートによると、ユーロ圏を除外した国際送金市場における決済シェアは、人民元が […]
配信日時:2023/02/10 16:30 新宿会計士 RMB世界の人民元建ての外貨準備高は増えていない=IMF 「ロシアが日米欧から金融制裁を受けている影響で、世界の外貨準備に占める人民元の割合が増えていくに違いない」。こんな仮説を著者自身は持っていたのですが、現在のところ、その仮説を裏付ける事実は見当たりません。というよりも、I […]
配信日時:2023/01/20 10:00 新宿会計士 RMB国際化が止まった人民元:中国は何を恐れているのか? 「人民元の国際化は2015年を境にピタリと止まった」――。これが、当ウェブサイトでかなり以前から提示している仮説のひとつです。実際、数年前までは盛んに喧伝されていた「人民元の国際化」も、単なる虚像だったのかもしれません。 […]
配信日時:2023/01/10 16:00 新宿会計士 RMBアルゼンチンが新たな「人民元建てのスワップ」を発動 アルゼンチンが人民元建てのスワップを発動したそうです。アルゼンチン中央銀行の発表によると、1300億元のスワップに加え、おそらくはアルゼンチンによる自国通貨防衛を補助するための資金としての新たな350億元分のスワップも含 […]
配信日時:2022/12/13 12:00 新宿会計士 RMBWSJ「通貨スワップを使って影響力の拡大図る中国」 当ウェブサイトでは先週指摘した「通貨スワップを使った中華金融」について、米メディアのWSJにも同様の趣旨の記事が出ていました。WSJの情報自体、当ウェブサイトよりもやや遅れているという点はさておき、中華金融の実情について […]
配信日時:2022/11/18 08:00 新宿会計士 RMB【総論】中国・人民元スワップ一覧(22年8月時点) 実態がよくわからないとされる中国人民銀行の通貨スワップ・為替スワップについて、網羅的に調査し、一覧表にしてみました。これによると2017年7月以降の5年あまりで中国が外国と締結したスワップは、少なくとも33本、金額にして […]
配信日時:2022/11/17 09:00 新宿会計士 RMB中国が米ドル建スワップ提供か=アルゼンチン大統領府 中国が人民元建てのスワップ以外に、アルゼンチンと米ドル建てのスワップを結んだ可能性が出てきました。アルゼンチン大統領府が「両国がG20サミットの機会に会談し、50億ドルのスワップの締結で合意した」と述べたからです。いまの […]
配信日時:2022/09/26 10:30 新宿会計士 RMBルーブル完全消滅:SWIFTランクで見る通貨の実力 SWIFTが公表する国際送金シェアのランキングから、ロシアの通貨・ルーブルはすっかり姿を消してしまいましたが、その分、人民元の決済シェアが目立って増えているという事実は確認できません。また、「G20通貨」と呼ばれる通貨で […]
配信日時:2022/08/23 05:00 新宿会計士 RMBトルコとの通貨スワップに期待するマレーシアメディア 以前から「脆弱通貨同士の通貨スワップ」については当ウェブサイトで指摘してきたとおりですが、これに続報が出てきているようです。具体的には、「トルコとマレーシアの通貨スワップ」です。脆弱通貨同士のスワップは中小企業同士の融通 […]
配信日時:2022/07/20 07:00 (最終更新:2022/07/20 07:26) 新宿会計士 RMBAIIB「コロナ特需」も一段落 AIIB不参加の日本は「置いてけぼり」ではなかった AIIBはコロナ関連特需で少しだけ融資を伸ばしたものの、ここに来て融資の伸びは再び鈍化しつつあるようです。AIIBとは中国が主導する国際開発銀行「アジアインフラ投資銀行 […]
配信日時:2022/07/15 12:00 新宿会計士 RMB円安局面は元高局面:「中国の輸出競争力」はどうなる 円安・ドル高局面とは、言い換えれば、円安・元高局面でもあります。国際決済銀行のデータをもとに「人民元・日本円」の為替相場を合成してみると、円は対人民元でも7年ぶりの安値水準にあります。日本は中国からスマートフォン、PC、 […]
配信日時:2022/06/26 12:00 新宿会計士 RMB「中韓共通通貨」なら韓国が人民元採用すれば実現する 久しぶりに驚きました。「中韓日3ヵ国をEUのようにしよう」。こんな主張が韓国メディアに掲載されたからです。そもそも日本人が重視する「ウソをつかない」、「約束を守る」という共通の価値観が存在しない中韓両国との共同体という発 […]
配信日時:2022/06/26 05:00 (最終更新:2022/06/26 11:00) 新宿会計士 RMB数字で読む:韓国「先進国指数」入り4回目失敗の理由 G20の一員でありながら、SWIFTの通貨別国際送金シェアやランキングに登場したことがない通貨というものが、6つほど存在します。アルゼンチン、ブラジル、インド、インドネシア、韓国、そしてサウジアラビアの通貨です。このうち […]
配信日時:2022/06/19 05:00 新宿会計士 RMBスリランカからの通貨スワップ発動要請を拒否した中国 中国との「人民元スワップ」はイザというときに役に立つものなのか――。これについて、ちょっと考えさせられる事例が出てきました。先月「事前調整型デフォルト」に陥ったスリランカです。一部メディアの報道によると、スリランカは中国 […]
配信日時:2022/05/29 08:00 新宿会計士 RMBSWIFTランキングに一度も登場したことがない通貨 あの国の通貨の決済シェアはタイバーツ・マレーシアリンギット以下 SWIFTがほぼ毎月公表している通貨別決済シェアランキングについて調べていくと、大変興味深いことが判明します。「あの国の通貨」が、過去にただの一度もランキン […]
配信日時:2022/05/28 05:00 新宿会計士 RMB【資料】中国が外国と締結しているスワップ協定の一覧 本稿は、「資料編」です。中国人民銀行が公表している中国語のレポートをベースに、中国の通貨当局である中国人民銀行が外国通貨当局と取り交わした通貨スワップ・為替スワップ等の一覧を作成してみました。本稿で収録するのは、2018 […]
配信日時:2022/05/19 12:00 新宿会計士 RMBSWIFTシェア落とした人民元:ルーブルはランク外 国際的な金融制裁を受けるロシアにとって人民元は貴重な決済手段なのでしょうか。SWIFTの最新データで見ると、ロシアの通貨・ルーブルが決済シェアランキングから完全に姿を消す一方、人民元の決済シェアについても2022年1月と […]
配信日時:2022/04/29 12:00 新宿会計士 RMBロシアで「ルーブルを金とペッグさせよう」とする提案 ロシアの『イズベスチヤ』によると、ロシアで最近、金本位制が検討されているフシがあるようです。ただ、金本位制には健全な経済運営を不可能にする決定的な欠点があります。それは、物理的な金地金の量以上におカネを発行することができ […]
配信日時:2022/04/23 09:00 新宿会計士 RMB人民元の国際送金シェア急落:ロシア制裁との関係は? SWIFTが昨日公表した『RMBトラッカー』の2022年3月時点のデータに基づけば、人民元の決済比率が落ち込んだようです。ロシアの主要金融機関がSWIFTNetから除外された措置と、何らかの関係はあるのでしょうか?これに […]
配信日時:2022/04/15 05:00 新宿会計士 RMB開戦準備の証拠?ロシア外貨準備でドルが急減していた 中露は金融の世界で「一蓮托生」の関係になってしまった ロシア中央銀行がつい先日公表したレポートを読んでいくと、中露両国が金融面で一蓮托生になってしまった可能性が浮かび上がりました。つまり、中国はロシアに対し、最大で125 […]
配信日時:2022/04/14 08:00 新宿会計士 RMBAIIBのプロジェクトに人民元建てのものは〇件ある 遅まきながら、中国が主導する国際開発銀行である「AIIB」の2021年12月時点の決算が出て来ました。本業による融資と思しき金額は150億ドルを超えるなど、一見すると融資残高は順調に伸びているようにも見えます。ただ、冷静 […]
配信日時:2022/04/09 08:00 新宿会計士 RMB外貨準備で人民元の存在感高まる一方で「落とし穴」も 人民元は意外と外貨準備の構成通貨として適している? 人民元が最近、ひそかに外貨準備の構成通貨としての重要性を高めつつあります。米ドルに対して価値が安定していること、ロシアに対する西側諸国の制裁に同調しなかったことなどが評 […]
配信日時:2022/03/15 12:00 新宿会計士 RMBロシア財相「外貨準備の半分凍結:利払はルーブルで」 ロシアのシルアノフ財相は同国の外貨準備6400億ドルのうち3000億ドルが凍結されたとしたうえで、水曜日に利払を迎えるドル建て国債を巡っては、あくまでもルーブルで支払うとの姿勢を示し、しかもそれが「外貨準備の凍結という非 […]
配信日時:2022/03/07 08:00 新宿会計士 RMB西側の対ロシア金融制裁で中国に1000億ドル負担も 中国はいざとなったらロシアに1000億ドル程度の資金を提供しなければならない――。国際通貨基金(IMF)のデータに加え、ロシア中央銀行のレポートからは、そんな可能性が浮上します。ロシアはここ数年、外貨準備における米ドルの […]
配信日時:2022/02/27 11:11 新宿会計士 RMB欧米、共同声明で「ロシアのSWIFT排除」など発表 欧州委員会や米国、欧州主要国は日本時間の本日、ロシアの特定の銀行をSWIFT決済システムから除外するなどの追加措置を打ち出しました。ロシアの貿易の50%が米ドル建てである、などとされるなか、短期的にはロシア経済には大きな […]
配信日時:2022/02/18 05:00 新宿会計士 RMBイラン核合意再建なら韓国の外貨準備が減少する可能性 イランと韓国には、過去に「原油輸出代金のウォン資金決済」という、非常に異例な仕組みが存在していました。なぜ異例なのかといえば、韓国ウォンという通貨自体、国際的に広く通用する通貨ではないにも関わらず、イランがその通貨で石油 […]
配信日時:2022/02/14 10:00 新宿会計士 RMB韓国経済団体「ウォンには国際通貨となる資格が十分」 韓国紙で今朝、「韓国ウォンはIMFのSDRに指定される資格がある」とする報告書に関する話題が取り上げられています。ただ、いろいろ勘違いしている人も多いのですが、「SDR指定されたら国際通貨になる」わけではありません。話は […]
配信日時:2022/02/01 11:00 新宿会計士 RMB韓国紙「デジタル人民元はドル覇権にヒビを入れるか」 『月刊Hanada』3月号に掲載されたデジタル人民元に関する拙稿と同じような主張を、韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)にも発見しました。ただし、拙稿との違いがあるとしたら、ハンギョレ新聞の記事の方では、デジタル人 […]
配信日時:2022/01/27 05:00 新宿会計士 RMB月刊Hanada見本誌で気付く、紙媒体の長所と短所 現在発売中の『月刊Hanada2022年3月号』に、デジタル人民元に関する論考が掲載されています。先日の『月刊Hanada「デジタル人民元脅威論者たちの罠」』でもお伝えしたとおり、この論考自体は当ウェブサイトのこれまでの […]
配信日時:2022/01/23 12:00 新宿会計士 RMB月刊Hanada「デジタル人民元脅威論者たちの罠」 保守系のオピニオン誌『月刊Hanada』に、「デジタル人民元が登場したところで人民元が基軸通貨になることはない」とする論考が掲載されました。これは、当ウェブサイトで以前から申し上げてきた論点を、改めて雑誌という形式に落と […]
配信日時:2022/01/22 05:00 新宿会計士 RMBSWIFTランキングで日本円が再び人民元に抜かれる SWIFTが公表する『RMBトラッカー』で、日本円と人民元の国際送金シェアが再逆転しました。ユーロ圏を含む国際送金において、日本円のシェアが5位に落ち、人民元のシェアが4位に浮上したのです。ただ、このシェアの逆転は、人民 […]
配信日時:2022/01/13 12:00 新宿会計士 RMBスリランカと中国・債務の罠:人民元経済圏の落とし穴 スリランカといえば、南部の港湾を中国に取り上げられてしまった国としても知られます。そのスリランカは現在、コロナ禍により主力産業である観光業が壊滅的な打撃を受け、外貨準備不足のため、紅茶を使って石油を輸入する、といった状況 […]
配信日時:2022/01/09 05:00 新宿会計士 RMBアプリのダウンロード開始のデジタル人民元「脅威論」 あらかじめ申し上げておきますが、「デジタル人民元脅威論」はウソです。北京オリパラを前に、デジタル人民元のスマホ試行版アプリの実証実験が始まるそうですが、いくら人民元の使い勝手が良くても、人民元が米ドルに代わる基軸通貨とな […]
配信日時:2022/01/07 08:00 新宿会計士 RMB「人民元通貨圏」は世界経済にとっての「脅威」なのか 中国の真の狙いは「人民元の国際化」ではなく「人民元経済圏」の確立である――。かつての東西冷戦時代、米ドルを中心とする西側諸国の経済と、ルーブルを中心とする東側諸国の経済は、完全に分断されていました。もしかすると、中国の真 […]
配信日時:2021/12/14 12:00 新宿会計士 RMBトルコリラ急落:通貨スワップの「再発動」はあるのか 中東の大国・トルコの通貨が急落しているようです。「金利は悪」と叫ぶエルドアン大統領の政治的圧力を受け、中央銀行がインフレ下にあるにもかかわらず利下げに踏み切っているからであり、これはある意味で当然の現象でしょう。ただ、ト […]
配信日時:2021/11/27 09:15 新宿会計士 RMB中国が保有する人民元通貨スワップ等をすべて列挙する 中国が諸外国と締結する通貨スワップ・為替スワップは、著者のカウントでは少なくとも24本存在し、また、かつて存在したものも含めれば40本近くに達しますが、正直、「質より量」という印象が否めません。「一帯一路」構想に沿って発 […]
配信日時:2021/11/26 06:00 新宿会計士 RMB人民元は基軸通貨とならない⑤使えない人民元スワップ 中国人民銀行によると、人民元建ての通貨スワップ協定は2020年末時点で22個存在するそうですが、正直、トルコの事例を例外とすれば、どうもこの「元建てスワップ」自体にあまり使い道がありません。それに、中国はこのスワップを「 […]
配信日時:2021/11/25 06:00 新宿会計士 RMB人民元は基軸通貨とならない④デジタル化以前の問題? 「デジタルカレンシーで人民元は米ドルに代わる基軸通貨になる!」。こんな議論を見かけることが増えてきました。結論から言えば、あり得ません。いや、「あり得ない」というよりも、人民元を国際化させようと思うならば、「デジタルカレ […]
配信日時:2021/11/24 06:00 新宿会計士 RMB人民元は基軸通貨とならない③増えない人民元国際送金 ~「システム整えたら基軸通貨化」という本末転倒した議論~ 人民元がCIPSなどの独自の国際送金システムで米ドルの覇権に挑戦しようとしている、という話を聞きます。なんだか、意味がよくわかりません。そもそも人民元が国際的な通 […]
配信日時:2021/11/23 05:00 新宿会計士 RMB人民元は基軸通貨とならない②外貨準備では「存在感」 人民元が米ドルに代替する国際的な基軸通貨とはなり得ないという点は、以前からしばしば当ウェブサイトにて言及しているとおりです。ただ、こうした当ウェブサイトの仮説とは反し、外貨準備高の世界においては、人民元は少しずつ、しかし […]
配信日時:2021/11/22 06:00 新宿会計士 RMB人民元は基軸通貨とならない①成長が止まった債券市場 中国の通貨・人民元が米ドルに代わって基軸通貨になることがあり得るのか。結論的には「NO」です。なぜならそもそも基本的なレベルで人民元が国際通貨として機能していないからです。人民元が国際的にどのように使われているかに関する […]
配信日時:2021/11/21 05:00 新宿会計士 RMB「のろのろバス」AIIBの資産規模は最大手信金並み 「バスに乗り遅れるな!AIIBに参加しないと、日本は国際インフラ金融の世界で仲間外れにされてしまう!」。今から6年前にこんな議論を嬉々として展開していた皆さんは、いったい責任をどう取るつもりでしょうか。現実のAIIBの財 […]
配信日時:2021/10/28 15:00 新宿会計士 RMBノウハウ不足のAIIB、出したくても出せない中国色 中国が主導する国際開発銀行といえば「AIIB」ですが、先月の『日米が「乗り遅れた」AIIB発足6年目のお寒い現状』なども含め、当ウェブサイトでは普段から申し上げているとおり、どうもこのAIIBの事業運営は順調とは言い難い […]
配信日時:2021/10/26 05:00 新宿会計士 RMB日銀、中国人民銀行との為替スワップをさらに3年延長 邦銀の中国本土における活動実態に照らし、3.4兆円もの為替スワップは必要なのか? 昨日、日銀は報道発表を出し、中国との人民元建ての為替スワップを3年延長したと述べました。当ウェブサイトとしては、日中為替スワップについては […]
配信日時:2021/10/25 12:30 新宿会計士 RMB「人民元が国際化指数で円、ポンドを抜いた」、本当? 日中為替スワップは本日で失効へ:更新はあるのか? 中国の通貨・人民元が「国際的な通貨である」と述べて良いものなのかどうかを巡っては、諸説あるようですが、当ウェブサイトとしては「人民元の国際化は道半ばで2015年に止まって […]
配信日時:2021/10/22 17:15 新宿会計士 RMBパンダ債発行残高は低調:日中為替スワップの延長は? 本稿は、ちょっとしたメモです。今からちょうど3年前の2018年10月26日、日銀は中国人民銀行との間で、「日中為替スワップ」を締結しました。これをメディアがいっせいに「日中通貨スワップ」と誤報し、いまだに訂正していないの […]
配信日時:2021/10/14 16:00 新宿会計士 RMBインドネシアと更新「スワップ外交」に死角はないのか 事実上の「三角スワップ」になっていませんか? 本稿は、ショートメモです。日本の財務省は本日、インドネシアとの通貨スワップ協定を延長したと発表しました。引出上限金額・引出可能通貨といった条件は従来とまったく変わらず、日本は […]
配信日時:2021/10/06 05:00 新宿会計士 RMB中国「不動産危機」の本質は「シャドバン連結外し」か キャッシュ潤沢な会社が次々と債務不履行に陥る謎 連日、中国における不動産危機が報じられます。これについて先日の『中国恒大企業集団の「シャドバン簿外債務」17兆円説』では、円換算で33兆円相当の負債を抱え、経営危機に陥って […]
配信日時:2021/10/04 05:00 新宿会計士 RMB中国恒大企業集団の「シャドバン簿外債務」17兆円説 「鬼城」「シャドバン」「簿外債務」というパワーワード このところ連日、メディアの報道をにぎわせている話題のひとつが、負債総額33兆円ともされる中国の不動産デベロッパー大手「恒大(こうだい)企業集団」の経営不安です。これに […]
配信日時:2021/10/03 05:00 新宿会計士 RMB中国が途上国に対し「ドル建て」で7686億ドル融資 債務の罠に嵌っているのは、じつは中国自身? 巷間では、中国が途上国に対し、返しきれないくらいの多額のカネを貸し、借金のカタに港湾などのインフラを取り上げる、といったやり口への警戒が強まっているようです。こうしたなか、「中 […]
配信日時:2021/09/15 12:00 (最終更新:2021/09/15 12:27) 新宿会計士 RMB韓国ウォン、ビットコイン取引量で「世界3位」の衝撃 キムチコインの価値が蒸発?=韓国メディア報道 当ウェブサイトで以前から通貨取引量や国際債券市場などに関する統計をもとに、世界の通貨の実力を探るという努力をしてきたのですが、その成果のひとつは『数字で読む「人民元の国際化は […]
配信日時:2021/09/04 05:00 新宿会計士 RMB日米が「乗り遅れた」AIIB発足6年目のお寒い現状 「AIIB不参加」で日本企業はインフラビジネスで不利に…なったのでしょうか? 当ウェブサイトにおいて、「忘れたころにやって来る」話題のひとつが、例の「ドル覇権に挑戦する」、「日本をインフラビジネスから除け者にする」はずだ […]
配信日時:2021/09/03 12:00 新宿会計士 RMB「北京証券取引所」構想と久しぶりに目にした一帯一路 人民元市場の対外開放の方が先では?(それができるかどうかは別として) 中国の習近平(しゅう・きんぺい)政権が推し進めている「世界戦略」のなかに含まれる構成要素のうち、代表的なものを2つ挙げれば、一帯一路とAIIBではない […]
配信日時:2021/08/21 05:00 新宿会計士 RMBトルコ、韓国などを除き、対米ドルでの通貨安は限定的 トルコと韓国は通貨スワップを結んでませんでしたっけ? 米FRBが、早ければ年内にも、金融緩和の段階的縮小(テーパリング)を開始するとの観測が生じています。ただ、昨年3月のコロナ禍の際と異なり、年初来で比較したときに、米ド […]
配信日時:2021/06/15 06:00 新宿会計士 RMB一帯一路との連携もないAIIB、「コロナ特需」一巡 【悲報】日本が乗り遅れたバス、エンストで日本が運転するバスに牽引してもらう 当ウェブサイトで「定点観測」的に分析しているのが、中国が主導する国際開発銀行「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の財務諸表です。そもそも中国が […]
配信日時:2021/04/24 05:00 新宿会計士 RMB日本が乗り遅れたAIIBというバスの「お寒い現状」 土曜日だからこそじっくりと読みたい、あの怪しい国際開発銀行の実態 当ウェブサイトで「定点観測的」に報告している論点のひとつが、中国が主導する国際開発銀行である「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の動向です。AIIBが公 […]
配信日時:2021/04/07 05:00 新宿会計士 RMB「デジタル人民元」は国際犯罪の温床となるのが関の山 人民元はデジタル化以前に資本規制の撤廃が必要では? 金融規制の専門家のあいだで、最近注目されている論点のひとつが、「CBDC」(セントラルバンク・デジタルカレンシー)、つまり「中央銀行が発行する電子通貨」です。これは、S […]
配信日時:2021/04/01 11:30 新宿会計士 RMB多国間通貨スワップ「CMIM」改訂は「焼け石に水」 なぜか「支援する側」が「支援を受ける気マンマン」のCMIMとは? 日本銀行は昨日、「チェンマイ・イニシアティブ・マルチ化協定」(CMIM)と呼ばれる多国間の通貨スワップに関する契約書の改訂が発効したと発表しました。CMI […]
配信日時:2021/02/28 12:00 新宿会計士 RMB日中統一通貨・亜元は3047年以降に検討しましょう 自国通貨すら統合できない中国が「亜元」論じる不思議 昨日の『「勝手読者投稿」第一弾は「90年代ウルムチへの旅」』では、「名古屋の住人」様というコメント主の方から寄せていただいたコメントをもとに、1990年代の中国国内の旅 […]
配信日時:2021/02/19 07:00 新宿会計士 RMB資料集:最新のSWIFT人民元決済シェアランキング 本稿は「議論」というよりも単なる「資料集」です。国際決済電文システムを運営するSWIFTが毎月公表している『RMBトラッカー』、つまり「中国の通貨・人民元が国際送金の世界でどれほど使用されているか」に関するデータについて […]
配信日時:2021/02/18 07:00 新宿会計士 RMB行き詰まる一帯一路構想と中国に失望する中・東欧諸国 中国が主導する国際開発銀行であるアジアインフラ投資銀行(AIIB)が「鳴かず飛ばず」であることは、『AIIBの融資実績額が「コロナ特需」で急増するも…』などを含め、当ウェブサイトで過去に何度か触れてきました。ただ、行き詰 […]
配信日時:2020/12/18 11:11 新宿会計士 RMBもしも中国がドル決済圏から除外されたら…? 最近、個人的に関心を抱いているテーマのひとつが、「米中金融戦争」ないしは「米中通貨戦争」です。もちろん、こんな「戦争」が正式に発生しているわけではないのですが、金融市場における米中の対立を眺めていると、両国の緊張が高まっ […]
配信日時:2020/12/17 11:00 新宿会計士 時事韓国メディア「韓日通貨スワップは再開もできず」 先ほどの『米FRBが為替スワップ・FIMAレポの再延長を発表』の「続報」(?)です。韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、『韓米通貨スワップ6カ月延長したが…韓日通貨スワップは再開もできず』という記事が掲載されたようで […]
配信日時:2020/12/10 07:00 新宿会計士 RMB数字で読む「人民元の国際化は2015年で止まった」 本稿は、昨日の『中国当局には人民元の国際化を容認する覚悟はあるのか』では取り上げ切れなかった統計データをまとめて収録しようというものです。昨日の議論に関連し、これまで当ウェブサイトで解説してきた内容を一気に紹介しています […]
配信日時:2020/12/09 07:00 新宿会計士 RMB中国当局には人民元の国際化を容認する覚悟はあるのか まだ理由は明かせませんが、現在、「通貨の使い勝手」に関する議論をまとめている最中であり、先日の『人民元決済の現状:人民元国際化は幻想か、それとも?』も、この「通貨論」に関して執筆した論考のひとつです。こうしたなか、本稿で […]
配信日時:2020/12/05 13:00 新宿会計士 RMB人民元決済の現状:人民元国際化は幻想か、それとも? 本稿は、ショートメモです。先月の『データで読む、「人民元の日本への挑戦」のお寒い現状』では中国の通貨・人民元の動向について、SWFIT社のデータをもとに説明したのですが、これについて、国際決済銀行(BIS)の統計のデータ […]
配信日時:2020/11/18 07:00 新宿会計士 RMBデータで読む、「人民元の日本への挑戦」のお寒い現状 昨日の『あらためて読み返す、「中国との通貨統合」の非現実性』では、大手ウェブ評論サイトに約5年前に掲載された「人民元国際化」なる論考をもとに、その「答え合わせ」を実施してみました。本稿はその補遺として、昨日紹介できなかっ […]
配信日時:2020/11/17 05:00 新宿会計士 RMBあらためて読み返す、「中国との通貨統合」の非現実性 当ウェブサイトではとある理由から、日中の経済関係についてアップデートを行っています。こうしたなか、今から5年前に大手ウェブ評論サイトに掲載された、「国際通貨・人民元による日本への挑戦」などと題する記事を再発見しました。な […]
配信日時:2020/10/24 05:00 新宿会計士 数字で読む日本経済中韓通貨スワップ、金額では日中為替スワップの2倍に 先日の『中韓通貨スワップを5年・4000億元に拡大=韓銀』に重要な続報が出てきました。中国人民銀行側も、韓国銀行と通貨スワップを締結した、と発表したのです。中国といえば、3年前に中韓通貨スワップが失効した直後、スワップを […]
配信日時:2020/10/22 16:10 新宿会計士 RMB中韓通貨スワップを5年・4000億元に拡大=韓銀 以前の『韓国銀行「中国との通貨スワップ延長で合意」』でも報告しましたが、従来、韓国側が一方的に「存在する」と述べていた中韓通貨スワップを巡って、韓国銀行は本日、「期間を5年に延長し、規模を3600億元から4000億元に拡 […]
配信日時:2020/10/13 05:00 新宿会計士 RMB国際的な債券市場と人民元:2015年を境に成長停止 当ウェブサイトでは「通貨」を切り口に、国際的なハード・カレンシー、ソフト・カレンシーなどの議論を続けてきました。こうしたなか、「自由で開かれたインド太平洋」などの構想に賛同していない国の通貨が、国際的な金融市場で大きな力 […]
配信日時:2020/10/05 12:00 新宿会計士 RMB中国の通貨外交:「人民元建通貨スワップ」の現状整理 中国の「悲願」のひとつといえば、世界に対する影響力を強めることであるようです。こうしたなか、中国の通貨である人民元については、肝心の債券市場などが外国人投資家に開放されていないため、国際化はいまひとつ進んでいませんが、そ […]
配信日時:2020/09/23 05:00 新宿会計士 RMB債券市場からみた、「人民元が米ドルに勝てない理由」 例年、10月といえば、某国が「ノーベル症」を発症する時期としても知られていますが、それだけではありません。今年は某国が2017年10月に中国との間で「締結した」と主張する通貨スワップの期限が満了する年でもあります(『中国 […]
配信日時:2020/09/08 05:00 新宿会計士 RMB中国は人民元スワップで韓国を支配しようとするのか? 本稿は、ちょっとしたメモです。以前の『「発売記念」あらためてスワップについてまとめてみる』を執筆してから2ヵ月近くが経過しましたが、そろそろ「スワップの季節」が到来する予感がします。何の話をしているのかといえば、2017 […]
配信日時:2020/08/05 05:00 新宿会計士 RMB「時流を読み誤りAIIBに乗り遅れた日本」の末路 今から約5年前にも、メディアや自称有識者が「バスに乗り遅れるな」と盛大に騒いでいたのを覚えていらっしゃいますか?何の話かといえば、「アジアのインチキでイカサマの銀行」と同じ略語の某国際開発銀行に対し、日本が参加を見送った […]