配信日時:2024/05/01 12:00 新宿会計士 金融国際与信統計でまたもや日本が「世界最大の債権国」に 日本は約8.5年連続で「世界最大の債権国」となったようです。国際決済銀行(BIS)が4月30日までに公表した『国際与信統計』(CBS)によると、2023年12月末時点における国境をまたいだ国際与信総額は32兆2478億ド […]
配信日時:2024/03/25 12:00 新宿会計士 金融邦銀国際与信が再び5兆ドル突破 日本の金融機関にとって韓国は「1%未満の国」 日銀が25日に公表した国際与信データによれば、昨年12月の日本の金融機関の海外に対する与信が「最終リスクベース」で過去最大となる5兆0435億ドルを記録しました。国際与信が5 […]
配信日時:2024/03/03 03:03 新宿会計士 金融東証時価総額「一千兆円」に迫る 「ドル建てでまだ割安」?それとも… とうとう1000兆円の大台も視野に入りました。日本取引所(JPX)グループが発表した2月末時点の東証時価総額が977兆2080億円と、月末時点のものとしては過去最大となったのです。時価 […]
配信日時:2024/02/29 05:00 新宿会計士 金融株高の日本経済はそもそも「地盤沈下」などしていない 「日本経済は地盤沈下しているのに、なぜか日経平均株価が史上最高値を更新中。なぜだ!?」――。そんな疑問点を持つ人もいるかもしれません。ただ、これに対する、数値的に見て最も適切な答えは、こうです。「そもそも日本経済は、地盤 […]
配信日時:2024/02/06 05:00 新宿会計士 金融日本の国際与信で「ASEAN>中韓」の傾向が強まる 日本は中国や韓国といった近隣国よりも、じつはASEAN諸国との方が深い関係を築いているようだ――。こんな姿が、「金融」の統計からは浮かび上がってきます。国際決済銀行(BIS)が公表する国際与信統計(CBS)によると、日本 […]
配信日時:2024/02/01 05:00 新宿会計士 金融邦銀世界一は8年連続も…非常に少ない近隣国向け与信 例の国際与信統計の最新データが出てきました。これによると、「最終リスクベース」で見て、日本が8年連続で世界最大の債権国の地位を守りました。また、米国だけで国際与信全体の4分の1強のカネを借りているなどの構造が見えてきます […]
配信日時:2023/12/22 15:15 新宿会計士 金融日本の金融機関、中韓台港に対する与信をさらに減らす 日本の金融機関の国際与信状況に関する最新版のデータが出てきました。これによると日本の対外与信総額(最終リスクベース)は2023年9月末時点で前四半期比56億ドル減って4兆6346億ドルとなりましたが、それでも1ドル≒14 […]
配信日時:2023/12/14 05:00 新宿会計士 金融中国は途上国枠では「最大の債務国」=世銀統計で判明 世界銀行が年1回公表する国際債務統計(IDS)の最新版が、日本時間の昨夜までに更新されました。今回公表されたのは2022年時点のデータです。これによると「低・中所得国」に対する国際与信総額は8兆9659億ドルで、その4分 […]
配信日時:2023/10/01 05:00 新宿会計士 RMB米誌「人民元の利用が徐々に広まっている」…本当に? 人民元の利用が米国の裏庭でもある南米で広まりつつある――。そんな話題を、米誌『ディプロマット』が報じています。実際、いくつかのデータで見ると、人民元の利用が拡大しているかのような兆候もあるのですが、これについてどう考える […]
配信日時:2023/09/13 11:30 新宿会計士 金融中国よりASEANを重視する邦銀:与信額は2倍近く ASEANといえば、人口でも面積でも、はたまたGDPの規模でも、中国にはかないません。しかし、非常に興味深いことに、日本の金融機関の投資行動は、そうではありません。国際的な統計で見ると、日本の対ASEAN投融資は2023 […]
配信日時:2023/08/21 05:00 新宿会計士 金融数字で見る:中国の日本への直接投資は「極めて少額」 日中両国の関係は、世界2位・3位の経済大国で隣国同士とは思えないほど希薄 「中国の『恒大(こうだい)グループ』が経営破綻すれば、中国と密接な経済関係を有する日本にも、影響は不可避である」――。一見もっともらしい主張ですが […]
配信日時:2023/08/15 05:00 新宿会計士 外交ルーブル価値は千分の1…対日関係改善逸した露の末路 8月15日は終戦記念日です。「ロシアの通貨・ルーブルが30年で千分の1になった」というのは、そんな終戦の日に、ある意味では相応しい話題といえるかもしれません。中国も韓国も日本との関係改善により経済発展した国ですが、ロシア […]
配信日時:2023/07/31 08:00 新宿会計士 金融ロシアに対する国際与信は10年間で4分の1に減った 本稿は、「いつものアップデート」です。国際決済銀行は2023年3月末時点における国際与信統計を発表したのですが、これによると相変わらず日本の金融機関の対外与信が4兆7752億ドルで世界最多を記録。その一方で、ロシアに対す […]
配信日時:2023/07/24 12:00 新宿会計士 RMB西側諸国は特別引出権からの人民元の除外を検討すべき 結論からいえば、そもそも利便性が高くない通貨が米ドルに代わって覇権を握るという可能性はありません。当ウェブサイトではしばしば取り上げてきたとおり、人民元は2016年にIMFのSDR構成通貨に指定されましたが、外貨準備通貨 […]
配信日時:2023/06/17 05:00 新宿会計士 RMB中国デタラメ記事「人民元重宝する動きが国際的拡大」 中国共産党の機関紙『人民日報』が先日、中国の通貨・人民元を巡って、「人民元を『重宝』する国際的動きが拡大中」だとする記事を配信したようです。アルゼンチンやブラジルなどで人民元決済などの動きが広がっており、一部では人民元建 […]
配信日時:2023/06/07 05:00 新宿会計士 RMB与信管理ができていない中華金融:カネ借りる側も狡猾 世界最大の債権国は「中国」ではなく「日本」です 中国のスワップ外交・金融外交は、はたしてうまくいっているのか――。これについて調べれば調べるほど、「あり得ない」と言わざるを得ません。とくにスワップを巡っては、いわゆる「与 […]
配信日時:2023/04/30 05:00 新宿会計士 金融世界最大債権国・日本の「アジアとのつながりの薄さ」 四半期恒例のCBSの最新データ紹介です。CBSとは国際決済銀行(BIS)が四半期に一度公表する『国際与信統計』のことですが、これによると、2022年12月末時点においても日本が世界最大の債権国でした。ただ、アジア諸国(と […]
配信日時:2023/04/07 08:00 新宿会計士 金融ロシア制裁参加国は48ヵ国だが金融面の影響力は絶大 ロシア制裁に参加している国はたった48ヵ国に過ぎませんが、この48ヵ国を「通貨」という観点から見ると、その支配力は90%を優に超えていることがわかります。とくに世界の外貨準備の構成通貨、オフショア債券市場の通貨別市場規模 […]
配信日時:2023/03/22 08:00 新宿会計士 金融マネー面から見た「日本が関係を深める国・薄める国」 数字で見る「オフショア金融センター・香港の凋落」 「マネーから垣間見える日本と外国とのつながり」を調べていくと、非常に興味深い結果が浮かび上がってきます。そのなかでも隠れたテーマは、「香港との関係の終焉」ではないでしょう […]
配信日時:2023/03/09 12:00 新宿会計士 金融G20に「相応しくない」アルゼンチン、韓国、インド アルゼンチンや韓国、インドなどが「金融面で」G20構成国にふさわしいのかどうか。著者自身、いわゆる「G20」はすでに枠組として形骸化していると判断している人間のひとりですが、もともとG20自体が「金融・財政に関する協議体 […]
配信日時:2023/03/09 05:00 新宿会計士 RMB通貨論と統計データで見る「ペトロ人民元の非現実性」 またぞろ、「ペトロ人民元」、「ペトロルーブル」に関する報道が目に付くようになりました。ロイターによると対ロシア経済制裁を逃れるためにロシアのエネルギー企業が価格上限を超えた部分を米ドルではなく「その他の通貨で」決済するよ […]
配信日時:2023/02/24 12:00 新宿会計士 金融ウクライナ中銀が記念紙幣発行→次は戦勝記念紙幣か? ロシアによる違法な軍事侵略から1年が経過するなかで、ウクライナ中銀は23日、記念紙幣として「忘れるな、許さない!」などと印刷された20フリブニャ紙幣(約75円相当)を発行すると発表しました。発行枚数は30万枚で、おそらく […]
配信日時:2022/12/13 12:00 新宿会計士 RMBWSJ「通貨スワップを使って影響力の拡大図る中国」 当ウェブサイトでは先週指摘した「通貨スワップを使った中華金融」について、米メディアのWSJにも同様の趣旨の記事が出ていました。WSJの情報自体、当ウェブサイトよりもやや遅れているという点はさておき、中華金融の実情について […]
配信日時:2022/12/10 05:00 新宿会計士 金融意外と小さい「一帯一路」:中華金融の実情を考察する 中国の中・低所得国、新興国などに対する金融面での影響力は、現在のところ、少なくとも4200~4300億ドル程度とみるべきでしょう。これを多いと見るか、少ないと見るかは微妙ですが、著者自身としては「案外少ない」という印象を […]
配信日時:2022/12/06 08:00 新宿会計士 金融「悪い円安」が今年の流行語のトップテンに入っていた 当ウェブサイトではスルーしてしまっていましたが、先週は「流行語大賞」で「悪い円安」なるものがトップ10入りしていたようです。製造業の国内回帰の動きが相次ぐ一方、法人企業統計で製造業が過去最高益をたたき出した直後だけに、こ […]
配信日時:2022/11/25 16:30 新宿会計士 金融外貨不足のトルコがサウジと通貨スワップ締結間近か? 外貨準備が急減し、為替レートも急落しているトルコが、サウジアラビアとの通貨スワップを検討している、といった報道が聞こえてきました。ただ、方式としては単純なスワップではなく、サウジアラビア側が50億ドルの現金をトルコ中銀に […]
配信日時:2022/11/10 07:00 新宿会計士 金融日本の金融機関の国際与信に占める韓国比率は「1%」 日本は韓国に対し、2008年と2011年、それぞれ日韓通貨スワップの規模を増額する措置を講じました。この措置を巡って2014年に財務省の山崎達雄・国際局長(当時)は「日本にもメリットがある」と述べていたのですが、少なくと […]
配信日時:2022/11/10 05:00 (最終更新:2022/11/10 12:15) 新宿会計士 金融日本が対ロシアで「4番目の債権国」に浮上してしまう べつに日本の金融機関が対露与信を増やしたわけではなさそう 本稿以降、しばらくは国際決済銀行(BIS)が公表する『国際与信統計』をもとに、いくつかの国の国際与信状況について確認してみたいと思います。手始めに、本稿ではロシア […]
配信日時:2022/11/09 12:00 新宿会計士 金融世界最大の債権国・日本はどこにいくら貸しているのか 国際決済銀行(BIS)が四半期に1回公表している『国際与信統計』(CBS)の最新データが揃ってきました。円安のためでしょうか、与信総額は5兆ドルの大台を割り込んでしまいましたが、それでも日本は相変わらず世界最大の債権国で […]
配信日時:2022/10/31 05:00 新宿会計士 金融韓国経済を「山火事発生直前」の状態にたとえたコラム 現在の韓国経済を「山火事」の発生直前の状態にたとえたコラム記事を発見しました。言い得て妙です。カラカラに乾いた山に火のついたタバコをポイ捨てしたら火事が燃え広がるかもしれない、という意味だからです。ただ、そもそも山がカラ […]
配信日時:2022/10/27 12:00 新宿会計士 経済全般隠し切れない円安メリット:悪い円安論もトーンダウン 円安のメリットを隠し切れなくなってきたためでしょうか、「悪い円安論」というメディアの報道にも、若干のトーンダウンが見られます。ただ、円安に資源価格の高騰とあいまって、エネルギー価格が上昇している点については、日本経済に悪 […]
配信日時:2022/10/12 08:00 新宿会計士 金融世界の外貨準備に占める日本円の地位「凋落」、本当? 国際通貨基金(IMF)が公表した2022年6月末時点の世界の外貨準備高の通貨別構成を見ると、日本円の地位がさらに下がりました。円安のためです。ただ、もう少し詳細に分析してみると、米ドル換算する前の日本円のベースでは、むし […]
配信日時:2022/09/30 10:30 新宿会計士 金融ドル高局面は形を変えた欧州危機 今回のドル高局面を確認してみると、日本円や韓国ウォンなどを除けば、欧州系通貨が売られていることがわかります。BISのデータをもとに集計してみたところ、特殊な事例(スリランカ、アルゼンチン、トルコ、ウクライナ)を除けば、年 […]
配信日時:2022/09/08 10:45 新宿会計士 金融BIS為替データのレビュー:欧州系通貨が大きく下落 国際決済銀行(BIS)の最新版の為替データ(対米ドル相場)が公表されています。せっかくの機会ですので、個人的に気になったいくつかの通貨について、20年分の為替相場の動きを片っ端から調べてみたところ、とくに「スイスフランを […]
配信日時:2022/08/23 12:00 新宿会計士 金融日本の金融機関「じわり足抜け」の韓国:通貨安の影響 韓国経済の本当のリスクは「外国金融機関がおカネの借り換え(ロール)に応じてくれないこと」にあります。こうしたなか、ここ数日、外為市場では韓国ウォンが「13年ぶりの安値水準」を試す展開が続いています。現在のところ、ウォン安 […]
配信日時:2022/08/01 15:00 新宿会計士 経済全般西側諸国の制裁がロシア経済に「壊滅的打撃」=米教授 米イェール大学のソンネンフェルド教授らのグループは、西側諸国による一致団結した経済制裁がロシア経済に「壊滅的な打撃」を与えているとする研究結果を発表したそうです。クレムリン側は「ロシア経済には打撃はない」と強調しています […]
配信日時:2022/07/31 05:00 新宿会計士 金融ロシア向け国際与信は14%減少 欧州尻目に融資伸ばす邦銀:日本の対外与信は5兆ドル 日本が5兆ドルの与信で米英などを抜き去り、世界最大の債権国の地位を守る一方、中国が経済規模のわりに、金融面では存在感に乏しい――。こんな姿が浮かび上がってきます。当ウェ […]
配信日時:2022/07/27 11:00 新宿会計士 経済全般「日本のロシア撤退率はG7で最低」レポートの問題点 帝国データバンク(TDB)は26日、『日本企業「脱ロシア」ストップ』、などと題したレポートを公表しました。これによると日本企業のロシアからの「事業撤退率」は5%とG7で最低であり、上位には56%のノルウェーを筆頭に、北欧 […]
配信日時:2022/06/22 14:00 新宿会計士 日韓スワップUSDKRW「13年ぶりウォン安水準」は実現する? 円安の影響もあるのでしょうか、隣国でもウォン安が進んでいるようです。本日は瞬間的に、1ドル=1298ウォン台を記録したようです。すでに2年3ヵ月ぶりのウォン安水準ですが、もしも引け値ベースで1293ウォンの大台に乗せるな […]
配信日時:2022/06/14 11:00 新宿会計士 金融オフショア円債券発行額が28年ぶりに4千億ドル割れ 世界のオフショア債券市場では2022年3月末時点において、日本円での債券発行額が4000億ドルを割り込みました。4000ドル割れは1994年以来28年ぶりのことです。その一方で、相変わらず債券市場では米ドルとユーロが圧倒 […]
配信日時:2022/05/14 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国が500億ドル以上の日韓スワップを欲しがる理由 「韓国の通貨・ウォンは『ノンデリバラブル通貨』であり、通貨の使い勝手も悪いことから、必然的に韓国企業は米ドルで短期資金を借りている。だから韓国が通貨危機に巻き込まれたら、たちまち500億ドル以上の資金不足に直面する」―― […]
配信日時:2022/05/04 05:00 新宿会計士 金融世界の金融機関の「カネの流れ」とウクライナ復興金融 日本は引き続き世界最大の債権国であり、円安で大いに潤っているはず――。そんな最新データが出てきました。当ウェブサイトで定例的に観測している「国際与信統計」(CBS)のデータです。また、アジアにおける金融では、英国が日本よ […]
配信日時:2022/04/03 05:00 新宿会計士 金融詳説・国際与信統計日本と世界の金融のつながりを読む 日銀が3ヵ月に1回公表する国際与信統計を読み込むと、金融を通じた日本と世界の関係が浮かび上がります。日本にとって圧倒的に重要な相手国は米国であり、続いてケイマン諸島、さらには欧州先進国などがこれに続きます。意外なことに中 […]
配信日時:2022/04/01 08:01 新宿会計士 金融日本の金融機関の対ロシア与信は1兆円少々にとどまる 国際決済銀行(BIS)統計のうち、国際与信統計の日本集計分が公表されています。これによると2021年12月末時点における日本の金融機関のロシアに対する与信額は98億1600万ドルで、1ドル=120円と仮定すれば、1兆17 […]
配信日時:2022/03/11 10:00 新宿会計士 金融国際決済銀行がロシア中銀を排除 次の焦点は「G20からのロシアの追放」か、それとも… ついにロシア中銀が国際決済銀行(BIS)の参加資格を停止されたようです。時事通信によると、BISはウクライナ中銀の要求を受け、ロシア中銀をBISのすべてのサービスや会 […]
配信日時:2022/02/18 12:00 新宿会計士 金融「円安で購買力が低下し家計に逆風」という短絡的分析 円高になれば「輸出産業が困る」、円安になれば「輸入品物価が上がり家計に悪影響」。そんな短絡的な「分析」には違和感を覚えます。国際決済銀行が公表した実質実効為替レートで50年ぶりの円安水準を記録したことを受け、共同通信は昨 […]
配信日時:2022/02/14 10:00 新宿会計士 RMB韓国経済団体「ウォンには国際通貨となる資格が十分」 韓国紙で今朝、「韓国ウォンはIMFのSDRに指定される資格がある」とする報告書に関する話題が取り上げられています。ただ、いろいろ勘違いしている人も多いのですが、「SDR指定されたら国際通貨になる」わけではありません。話は […]
配信日時:2022/01/15 05:00 新宿会計士 金融日本から溢れ出た5兆ドルもの国際与信は欧米に向かう 「日本は外国に対し380兆円を超える純資産を保有している国である」――。これは、当ウェブサイトで以前から何度となく繰り返し述べてきた内容ですが、それと同時に、現在の日本において、増税が必要ではなく、むしろ「やってはならな […]
配信日時:2021/10/14 05:00 新宿会計士 金融英国にとって香港は金融面でまさに「ズブズブの関係」 我が国の立ち位置を巡っては、「アジアの中の日本」、などと呼ばれることもありますが、実態はどうなのでしょうか。金融の流れに関する国際統計のうち、最も包括的で信頼できるもののひとつが、国際決済銀行(BIS)が発表する『国際与 […]
配信日時:2021/10/04 05:00 新宿会計士 RMB中国恒大企業集団の「シャドバン簿外債務」17兆円説 「鬼城」「シャドバン」「簿外債務」というパワーワード このところ連日、メディアの報道をにぎわせている話題のひとつが、負債総額33兆円ともされる中国の不動産デベロッパー大手「恒大(こうだい)企業集団」の経営不安です。これに […]
配信日時:2021/09/15 12:00 (最終更新:2021/09/15 12:27) 新宿会計士 RMB韓国ウォン、ビットコイン取引量で「世界3位」の衝撃 キムチコインの価値が蒸発?=韓国メディア報道 当ウェブサイトで以前から通貨取引量や国際債券市場などに関する統計をもとに、世界の通貨の実力を探るという努力をしてきたのですが、その成果のひとつは『数字で読む「人民元の国際化は […]
配信日時:2021/09/05 05:00 新宿会計士 韓国崩壊韓国の外貨準備「64億ドル減少」は為替介入の結果か 先日の『【速報】韓国の外貨準備、実質的に「64億ドル減少」』で「速報」的に紹介した論点が、韓国の外貨準備統計から見える「韓国の為替介入疑惑」です。これについて深く論じようと思っていたものの、AIIBの件や菅総理の件などの […]
配信日時:2021/04/07 05:00 新宿会計士 RMB「デジタル人民元」は国際犯罪の温床となるのが関の山 人民元はデジタル化以前に資本規制の撤廃が必要では? 金融規制の専門家のあいだで、最近注目されている論点のひとつが、「CBDC」(セントラルバンク・デジタルカレンシー)、つまり「中央銀行が発行する電子通貨」です。これは、S […]
配信日時:2020/12/17 11:00 新宿会計士 RMB韓国メディア「韓日通貨スワップは再開もできず」 先ほどの『米FRBが為替スワップ・FIMAレポの再延長を発表』の「続報」(?)です。韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、『韓米通貨スワップ6カ月延長したが…韓日通貨スワップは再開もできず』という記事が掲載されたようで […]
配信日時:2020/12/05 13:00 新宿会計士 RMB人民元決済の現状:人民元国際化は幻想か、それとも? 本稿は、ショートメモです。先月の『データで読む、「人民元の日本への挑戦」のお寒い現状』では中国の通貨・人民元の動向について、SWFIT社のデータをもとに説明したのですが、これについて、国際決済銀行(BIS)の統計のデータ […]
配信日時:2020/11/19 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国の「為替介入疑惑」でみる、外貨準備と通貨の関係 韓国の通貨・ウォンが対ドルで上昇しており、外貨準備も過去最大を更新し続けているようです。ただし、その内情を詳細に分析していくと、やはりどうしても外貨準備の実在性について検証し切れない箇所なども出てきてしまいます。本稿では […]
配信日時:2020/05/27 05:00 新宿会計士 日韓スワップソフトカレンシー国・韓国の財政出動が危険である理由 当ウェブサイトでは以前から、アルゼンチンやトルコなど、いくつかの国の経済危機を紹介して来ました。こうしたなか、「ハード・カレンシーとソフト・カレンシー」、「財政出動と国債デフォルトの3要件」などの、やや抽象的な考え方を巡 […]
配信日時:2020/05/05 05:05 新宿会計士 金融アジア危機再来?日本は「真の友好国」とスワップを! 当ウェブサイトではかなり以前から、「金融機関による国境を越えた融資のうち、外貨建で短期のもの」こそが、非常に注意しなければならない項目ではないかと考えて来ました。そして、この外貨建短期債務が増えている国こそ、武漢コロナウ […]
配信日時:2020/03/14 10:00 新宿会計士 日韓スワップ米国が為替スワップを「締結しないこと」もメッセージ 先ほどの『日本で「トリプル安」発生、ヘッジファンド返り討ちも』でいったん議論をぶつ切りにしてしまいましたが、本来報告したかった方の論点について、何とか本日間に合いましたので、掲載したいと思います。通貨が脆弱な国におけるト […]
配信日時:2019/12/24 05:00 新宿会計士 金融「尖閣オフショアマーケット」の創設はいかがですか? 当ウェブサイトでは定期的にお伝えしているのが、国際決済銀行(BIS)が公表する「国際与信統計」と、日銀が公表する『BIS国際与信統計の日本分集計結果』を使った、国際的な金融の流れです。これは、金融機関の国境をまたいだ与信 […]
配信日時:2019/10/26 05:00 新宿会計士 金融日本の金融機関、500兆円近いカネを外国に貸す 以前、『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』などの記事のなかで、国際決済銀行(BIS)が公表する統計をもとに、「わが国の金融機関が巨額のカネを外国に貸している」という話題を紹介しました。その記事の執 […]
配信日時:2019/09/27 05:00 新宿会計士 金融462兆円を外国に貸し付ける日本の金融機関 当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』のセールスポイントの1つは、統計を使った客観的な数字の紹介と分析にあります。以前、『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』という記事で、国際決済銀行(BIS) […]
配信日時:2019/07/29 05:00 新宿会計士 金融日本の金融機関、世界で圧倒的な存在感 当ウェブサイトでは定期的に、国際決済銀行が公表している『国際与信統計』(CBS)を紹介しています。以前、『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』でこれについて紹介したことがあるのですが、最近、当ウェブ […]
配信日時:2019/04/19 05:00 新宿会計士 韓国崩壊「カネ」から眺めた日韓関係:日本にとって韓国は2%の国 国際決済銀行(BIS)が昨日、「最終リスクベース国際与信統計」の最新版のデータ(2018年12月末基準)を公表しています。おりしも当ウェブサイトでは頻繁に取り上げているテーマの1つが「韓国に対する経済制裁」です。こうした […]
配信日時:2019/03/22 06:00 新宿会計士 政治「日本の金融機関は世界最大の資金の出し手」という事実 先日の『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』で紹介し忘れた論点がいくつかありましたので、補足がてら、これらについて紹介したいと思います。マスコミ各社はあまり報道していませんが、実は国際金融の世界では […]
配信日時:2019/03/19 05:00 新宿会計士 金融カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関 「中央銀行のなかの中央銀行」である国際決済銀行(BIS)が公表する『国際与信統計』の日本提出分にかかる最新データが、昨日、日銀のホームページにて公開されています。日本の外国に対する与信(貸出金や債券など)の残高は、201 […]
配信日時:2019/03/07 05:00 新宿会計士 日韓スワップ国際決済銀行統計から見る韓国経済の姿と通貨スワップ 先日、国際決済銀行(BIS)に「新興市場諸国が外国からどれだけのおカネを借りているか」というレポートが掲載されました。このレポートは、以前、当ウェブサイトの『「韓国経済崩壊」論、本当の脅威は株価暴落ではなく外貨不足』でも […]
配信日時:2017/06/15 00:00 新宿会計士 金融世界最強通貨・円の国際化 先週、当ウェブサイトに『「円の国際化」に向けたメガトン級のニュース』と題する記事を掲載しましたが、本日はその「続報」として、最新の統計と財務省が公表したワーキング・グループ資料をベースに、「円の国際化」という可能性を探っ […]