配信日時:2024/05/10 05:00 新宿会計士 金融日商会頭「政府は堂々と通貨操作を」発言の不見識ぶり 日商の小林健会頭といえば、三菱商事の社長を歴任した方だそうですが、『テレ朝news』の報道によれば、円安で中小企業から悲鳴が上がっているとしつつ、「堂々と通貨操作すればよい」と述べたそうです。不見識極まりない発言です。為 […]
配信日時:2023/12/31 05:00 新宿会計士 RMB露銀行経営者「人民元は十年内にドルに取って代わる」 人民元決済に依存せざるを得ないロシアの苦しい内情 早いもので、本日で今年もお終いです。少し古い話題ですが、今年5月、中国・上海で開催された「中露ビジネスフォーラム」で、ロシアのVTB銀行の頭取が「露中貿易からは米ドルなど […]
配信日時:2023/12/14 05:00 新宿会計士 金融中国は途上国枠では「最大の債務国」=世銀統計で判明 世界銀行が年1回公表する国際債務統計(IDS)の最新版が、日本時間の昨夜までに更新されました。今回公表されたのは2022年時点のデータです。これによると「低・中所得国」に対する国際与信総額は8兆9659億ドルで、その4分 […]
配信日時:2023/12/12 16:30 新宿会計士 外交アルゼンチン新大統領、就任初日に省庁半減の大統領令 日曜日に就任したアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領の最初の仕事は、「女性・ジェンダー・ダイバーシティ省」を含めた省庁の廃止だったのだそうです。個人的に省庁数が少なければよいとは思いませんが、日本にも財務省や文科省、環境 […]
配信日時:2023/12/05 12:00 新宿会計士 RMBオフショア債券市場で人民元建て発行残高が過去最大に オフショア債券市場に関する最新統計で確認すると、人民元建てのオフショア債券発行残高が、また少し増えました。外貨準備の世界(つまりおカネを持っている人の側)ではむしろ人民元の残高は減っていたのですが、オフショア債券の世界( […]
配信日時:2023/11/24 12:00 新宿会計士 RMB一見急拡大の人民元決済、実情は「ユーロの一人負け」 国際的な送金市場で、中国の通貨・人民元の使用が拡大していることは間違いありません。ただ、それ以上に、米ドル、日本円などもその地位を密かに高めつつあります。SWIFTが24日までに発表した『RMBトラッカー』の最新レポート […]
配信日時:2023/11/22 12:20 新宿会計士 RMB【資料公開】今年9月時点における中華スワップ一覧表 2023年9月末時点で中国が外国の中央銀行や通貨当局と締結している通貨スワップ・為替スワップは、29件、金額が4兆元(5487億ドル)を超えている、などとするレポートが出てきました。中国人民銀行による『2023年版人民幣 […]
配信日時:2023/11/21 12:00 新宿会計士 金融アルゼンチンで「ペソ廃止と経済ドル化」実現するのか アルゼンチンでこのほど行われた選挙で、中央銀行の廃止などを訴えたハビエル・ミレイ下院議員が勝利しました。アルゼンチンといえば政策金利133%で、通貨も米ドルなどに対し暴落している国です。また、経済が崩壊状態に陥った際、新 […]
配信日時:2023/11/02 17:00 新宿会計士 RMB一帯一路の債務の罠にかかっているのは中国の側では? 中国が巨額のおカネを貸していると見られる国――トルコ、アルゼンチン、エジプト、ベネズエラなど――は、いずれも国際決済銀行(BIS)のデータで見て、それほど多額の債務に耐えられる国々ではありません。中華金融の「債務の罠」問 […]
配信日時:2023/10/16 15:30 新宿会計士 RMB岐路に立つ一帯一路:リスクの取り方を間違う中華金融 ものごとの本質は、中国の与信審査能力の低さにあるのかもしれません。ウェブ評論サイト『フォーブスジャパン』には、中国が進める一帯一路金融に関する論考が掲載されているのですが、同論考にこんな節が出てきます。「中国はアジアやア […]
配信日時:2023/10/01 05:00 新宿会計士 RMB米誌「人民元の利用が徐々に広まっている」…本当に? 人民元の利用が米国の裏庭でもある南米で広まりつつある――。そんな話題を、米誌『ディプロマット』が報じています。実際、いくつかのデータで見ると、人民元の利用が拡大しているかのような兆候もあるのですが、これについてどう考える […]
配信日時:2023/08/28 07:00 新宿会計士 外交BRICSに6ヵ国が加盟:わけのわからない集合体に 名付けて「BRICSAEEISU」…ちょっとだけ反米色・イスラム色強め BRICSがBRICSAEEISU(?)に拡大したそうです。もはや、何の集合体なのか、わけがわかりません。というよりも、BRICS自体、もともと価値 […]
配信日時:2023/06/17 05:00 新宿会計士 RMB中国デタラメ記事「人民元重宝する動きが国際的拡大」 中国共産党の機関紙『人民日報』が先日、中国の通貨・人民元を巡って、「人民元を『重宝』する国際的動きが拡大中」だとする記事を配信したようです。アルゼンチンやブラジルなどで人民元決済などの動きが広がっており、一部では人民元建 […]
配信日時:2023/04/18 15:00 新宿会計士 金融韓国通貨当局が再び国民年金と「為替スワップ」を締結 韓国の通貨当局が再び国民年金と「為替スワップ」を締結したそうで、金額は100億ドルから350億ドルに拡大する、などとしています。これについて韓国メディアは、年間300億ドルほど外貨建て投資をしている国民年金がウォン安を加 […]
配信日時:2023/03/11 05:00 新宿会計士 マスメディア論なぜか日本のメディアが頑なに報じない「自由な日本」 2023年におけるフリーダムハウスの自由度調査が公表されました。日本は100点満点中96点という高い点数を獲得し、世界11位と上位にランクインしています。これはG7諸国、G20諸国と比べても、カナダに次いで2番目に高い地 […]
配信日時:2023/03/10 12:00 新宿会計士 日韓スワップ米韓金利差拡大?韓国が日韓スワップ求める切実な理由 米FRBが今年も利上げ路線を歩む観測が高まるなか、米韓金利差が2%ポイントにまで拡大すれば、再びウォン安、韓国からの外貨流出が進みかねません。こうしたなか、尹錫悦(いん・しゃくえつ)韓国大統領が日韓関係「改善」に前のめり […]
配信日時:2023/02/25 12:00 新宿会計士 金融アルゼンチンがインドにスワップ締結要請=印メディア 通貨ポジションが脆弱な国同士が「融通手形型」の通貨スワップを結ぶと、世界経済の不安定要因となりかねません。中韓両国とスワップを結んでいるトルコがその典型例ですが、それだけではありません。アルゼンチンといえば先月、中国との […]
配信日時:2023/01/26 12:00 新宿会計士 金融ロシアが提示の「BRICS共通通貨」構想の非現実性 アルゼンチン、ブラジルに続き、今度はロシアです。タス通信によると、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は25日、今年8月に南アフリカで開催されるBRICSサミットで、「BRICS・ラテンアメリカ・カリブ海共通通貨」が話し合われ […]
配信日時:2023/01/17 15:30 新宿会計士 金融韓国上場企業の3分の1で金利費用が営業利益を上回る 韓国の上場企業の3分の1が、本業の稼ぎで金利すら支払えなくなっているという話題が、韓国メディアに掲載されていました。韓国銀行の利上げの影響でしょうか。今後、隣国では利「下げ」への期待が出てくるかもしれませんが、そうなると […]
配信日時:2022/11/27 05:00 新宿会計士 外交経済的苦境脱却のために日韓関係改善を必要とする韓国 韓国が日本を必要としているほど日本は韓国を必要としていない 私たち日本から見た隣国・韓国は現在、金利の急騰、輸出の急ブレーキなどの苦境に直面しています。こうしたなか、「韓日関係の改善と輸出規制の撤廃」が必要だ、といった主 […]
配信日時:2022/11/25 16:30 新宿会計士 金融外貨不足のトルコがサウジと通貨スワップ締結間近か? 外貨準備が急減し、為替レートも急落しているトルコが、サウジアラビアとの通貨スワップを検討している、といった報道が聞こえてきました。ただ、方式としては単純なスワップではなく、サウジアラビア側が50億ドルの現金をトルコ中銀に […]
配信日時:2022/11/17 09:00 新宿会計士 RMB中国が米ドル建スワップ提供か=アルゼンチン大統領府 中国が人民元建てのスワップ以外に、アルゼンチンと米ドル建てのスワップを結んだ可能性が出てきました。アルゼンチン大統領府が「両国がG20サミットの機会に会談し、50億ドルのスワップの締結で合意した」と述べたからです。いまの […]
配信日時:2022/10/31 05:00 新宿会計士 金融韓国経済を「山火事発生直前」の状態にたとえたコラム 現在の韓国経済を「山火事」の発生直前の状態にたとえたコラム記事を発見しました。言い得て妙です。カラカラに乾いた山に火のついたタバコをポイ捨てしたら火事が燃え広がるかもしれない、という意味だからです。ただ、そもそも山がカラ […]
配信日時:2022/06/19 05:00 新宿会計士 RMBスリランカからの通貨スワップ発動要請を拒否した中国 中国との「人民元スワップ」はイザというときに役に立つものなのか――。これについて、ちょっと考えさせられる事例が出てきました。先月「事前調整型デフォルト」に陥ったスリランカです。一部メディアの報道によると、スリランカは中国 […]
配信日時:2022/06/13 05:00 新宿会計士 経済全般ロシア下院議長「西側制裁にアナザーG8で対抗を!」 インチキマクドでセルゲイ君(15)「コーラ以外味はほとんど同じ」 ロシアの下院議長が土曜日、SNSに「西側諸国のロシアに対する制裁は『アナザーG8』の結成の契機となるかもしれない」、などと投稿したのだそうです。その構成国 […]
配信日時:2022/04/13 12:00 新宿会計士 金融一帯一路で知られるスリランカが外貨建債務デフォルト スリランカが外貨建債務のデフォルトを余儀なくされるようです。コロナ禍にウクライナ戦争が決定打となった、というのが同国の説明だそうです。そのスリランカといえば、「一帯一路金融」という話題が出たときに、典型的な事例に挙げられ […]
配信日時:2022/03/11 10:00 新宿会計士 金融国際決済銀行がロシア中銀を排除 次の焦点は「G20からのロシアの追放」か、それとも… ついにロシア中銀が国際決済銀行(BIS)の参加資格を停止されたようです。時事通信によると、BISはウクライナ中銀の要求を受け、ロシア中銀をBISのすべてのサービスや会 […]
配信日時:2021/04/17 13:00 新宿会計士 雑感オピニオン「基本的な社会インフラ」の大切さがよくわかる旅行記 最近になって、コロナ第4波が到来している、などと報じられていますが、このコロナ禍はいったいいつになったら終息するのでしょうか。こうしたなか、コロナでできなくなったのは「気軽な海外旅行」ですが、気分だけでも旅行を楽しむ方法 […]
配信日時:2020/05/27 05:00 新宿会計士 日韓スワップソフトカレンシー国・韓国の財政出動が危険である理由 当ウェブサイトでは以前から、アルゼンチンやトルコなど、いくつかの国の経済危機を紹介して来ました。こうしたなか、「ハード・カレンシーとソフト・カレンシー」、「財政出動と国債デフォルトの3要件」などの、やや抽象的な考え方を巡 […]
配信日時:2020/05/24 09:00 新宿会計士 日韓スワップアルゼンチン9度目のデフォルトとTPPスワップ構想 昨日、複数のメディアが報じていましたが、南米の地域大国・アルゼンチンが金曜日、史上9回目のデフォルトに陥ったようです。こうした報道を眺めていると、「国の借金がたくさんある日本もいずれ国債デフォルトに陥るに違いない」といっ […]
配信日時:2020/05/22 08:00 (最終更新:2020/05/22 11:05) 新宿会計士 金融安易に「多国間通貨スワップ」に応じるべきでない理由 昨日の『トルコとの100億ドルスワップ報道に「驚いた」日本』や先ほどの『「飛ばし報道」だけでトルコリラの暴落を防いだ日本円』などで、トルコの「スワップ報道」騒動を取り上げました。ただ、これらの関連報道を調べていくなかで、 […]
配信日時:2020/04/07 11:00 新宿会計士 金融国債デフォルト:日本とアルゼンチン 最大の違いとは いくつかのメディアによれば、南米の農業大国・アルゼンチンが、またもや外貨建て国債のデフォルトを宣言したようです。もっとも、今回のデフォルト宣言の対象となるのは「国内発行の外貨建て債券」であり、「海外発行の外貨建て債券」で […]
配信日時:2020/03/09 13:45 新宿会計士 時事レバノンのデフォルトと「国債デフォルトの3条件」 武漢コロナ騒動の影であまり目立たないのが、「レバノン国債のデフォルト」という話題です。レバノンといえば日本で刑事訴追されている被告が逃げ込んだ国としても有名ですが、そのレバノンが額面12億ドルの外貨建て債券の償還に失敗す […]
配信日時:2019/11/19 05:00 新宿会計士 数字で読む日本経済「国際収支のトリレンマ」に逆らった国・スイスの末路 連日掲載している『数字で読む日本経済』シリーズ、そろそろ終盤に近付いています。昨日はユーロ圏の問題について触れてみたのですが、本稿ではもうひとつ、「国際収支のトリレンマ」の議論についても触れておきたいと思います。本稿では […]
配信日時:2019/04/26 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国への対抗措置には「通貨危機」をうまく利用するのも手だ 本日は「平成最後の平日」です。日本は明日以降、10連休というゴールデンウィークに突入しますが、その一方で日本以外の世界の金融市場は通常通り動いています。こうしたなか、ここ数日、アルゼンチンや韓国を含めた新興市場諸国(EM […]
配信日時:2019/02/13 05:00 (最終更新:2019/02/13 09:00) 新宿会計士 韓国崩壊鈴置氏「韓国のベネズエラ化」 ベネズエラと韓国の符合とは? 当ウェブサイトをご愛読頂いている皆さまのなかには、日本経済新聞社元編集委員にして日本を代表する韓国観察者である鈴置高史氏の論考を楽しみにされている方も多いでしょう。非常に嬉しいことに、『デイリー新潮』に2回目の鈴置論考が […]
配信日時:2018/12/04 05:00 新宿会計士 時事G20 会った相手と「会わなかった相手」から読む安倍外交 少し調べものがあって、首相官邸のホームページを見ていたのですが、なかなか興味深いことに気付きました。安倍総理は「G20」構成国のうち、南アフリカ、韓国、サウジアラビア、メキシコ、ブラジルを除くすべての国と、この3ヵ月以内 […]
配信日時:2018/09/30 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国とアルゼンチン、隣に日本があるのとないのとでは大違い 今年に入ってからでしょうか、韓国メディアにはときどき、「通貨危機に備えるべきだ」だの、「このままでは韓国経済が破綻してしまう」だのといった「危機説」を見掛けるようになりました。なかでも一昨日の中央日報(日本語版)には、韓 […]
配信日時:2018/08/21 05:00 新宿会計士 時事ベネズエラ・ショックに見る経済理論の正しさ トルコに続き、南米・ベネズエラでも通貨危機です。ただ、ベネズエラの場合はもはや経済が崩壊状態にあるとのこと。このような議論が出てくると、必ず、「日本も今のように紙幣を刷りまくっているとすぐにハイパー・インフレになる」、と […]
配信日時:2018/08/15 05:00 新宿会計士 日韓スワップトルコ・ショックはアルゼンチン、韓国などに波及するのか? 数日で通貨が40%も下落するという、いわゆる「トルコ・ショック」が市場の話題となっています。ただ、トルコ・ショックのような新興市場(EM)通貨の暴落は、別に珍しいことではありません。世界には200近い通貨があり、歴史上も […]
配信日時:2018/06/08 13:30 新宿会計士 時事【夕刊】アルゼンチン、IMFの支援を受ける r日本時間の今朝、南米の大国・アルゼンチンが国際通貨基金(IMF)の支援を受けることで合意したと米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じています。これについて、前半ではアルゼンチンについて、後半では日本、韓国、 […]
配信日時:2018/05/05 11:45 新宿会計士 時事【夕刊】マイナス金利の日本と通貨防衛のアルゼンチン アルゼンチンの中央銀行がベンチマーク金利を6.75%引き上げ、40%に設定したことが、市場関係者の間でちょっとした話題になっています。
配信日時:2017/02/24 00:00 新宿会計士 政治100円札を発行せよ!~カジュアル通貨論~ 私はこのウェブサイトを「金融規制の専門家」という立場から執筆しています。また、私自身は海外旅行が好きで、昔からいろいろな国に出掛けては、見聞を広めてきました。こうした中、本日は普段とは少し趣向を変えて、「日常生活から見る […]