配信日時:2022/07/29 05:00 新宿会計士 経済全般貿易統計で見る、日本にとっての「台湾・韓国の逆転」 資源国との貿易赤字が露骨に拡大:急がれる原発再稼働 資源高・ドル高の影響もあってか、中国、豪州、サウジ、UAEなどとの間での貿易赤字が急拡大しています。財務省税関が昨日公表した2022年6月までの貿易統計を眺めていると、 […]
配信日時:2022/07/28 07:00 新宿会計士 金融韓国の債券発行が2年連続ゼロ…サムライ債市場の現状 韓国の企業・銀行などによる日本の債券市場での「サムライ債」の発行実績が、2020年から21年にかけての2年間、ゼロでした。日韓関係の「悪化」が公募サムライ債市場にも及んできたのか、それともほかに理由があるのかはわかりませ […]
配信日時:2022/07/26 11:11 新宿会計士 日韓スワップバングラデシュで「D8スワップ」構想=現地メディア 弱小国同士の通貨スワップは基本的に融通手形のようなものであり、通貨危機を却って世界に広めかねない代物でもある、というのが当ウェブサイトの長年の仮説です。こうしたなか、バングラデシュのメディアは先日、「D8スワップ構想」な […]
配信日時:2022/07/22 15:30 新宿会計士 外交ロシア・韓国とのハイレベル防衛交流は2年連続ゼロ回 防衛省が公表した防衛白書を確認すると、日本の外交・安全保障の軸足が、明らかに「近隣国重視型」から決別し、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を重視する方向に変化していることが確認できます。そして、日本の近隣にある2 […]
配信日時:2022/06/21 07:00 新宿会計士 外交「岸田首相が日豪NZ韓4ヵ国会合提案」の意義とは? 韓国で尹錫悦(いん・しゃくえつ)政権が発足したことを受け、韓国では(なかば一方的に)「韓日関係改善」の機運が高まっているフシがあります。ただ、ここに日本が意外な「踏み絵」を韓国に突き付けたのかもしれません。読売新聞は昨日 […]
配信日時:2022/06/18 05:00 新宿会計士 外交英軍制服組トップ「ロシアはすでに戦略的に敗北した」 ロシアのラブロフ外相はBBCのインタビューに対し、「我々はウクライナに侵攻していない」と述べたそうです。なかなかに驚く認識ですし、「ウソにウソを積み重ねるとウソに呑み込まれる」という実例そのものでもあります。その一方で英 […]
配信日時:2022/05/30 07:30 新宿会計士 経済全般日本経済の足を引っ張る「鉱物性燃料」の輸入額の急増 鉱物性燃料の輸入額が急増しています。先週金曜日に財務省税関が公表した『普通貿易統計』によると、今年1月から4月までの4ヵ月間で鉱物性燃料の輸入額は8兆8717億円であり、前年同期の4兆6979億円と比べてじつに倍増です。 […]
配信日時:2022/05/26 12:00 新宿会計士 外交バイデン訪韓でむしろ浮き彫りになった韓国の米国離れ クアッド・IPEF巡り揺さぶり強める中国 バイデン米大統領の日韓両国訪問は、むしろ韓国が「米国陣営」から脱落しそうになっているという現状を浮き彫りにしたのかもしれません。米韓共同声明と日韓共同声明の「温度差」もさることな […]
配信日時:2022/05/25 06:00 新宿会計士 外交「できるところから協力する」クアッド会合のスタイル 昨日は東京で日米豪印4ヵ国(クアッド)の首脳会合が開催されました。前回に続き、中国を名指しした批判などは盛り込まれませんでしたが、ロシアによるウクライナ侵略については「ロシアを批判する」とする文言はなかったにせよ、「力に […]
配信日時:2022/05/04 05:00 新宿会計士 金融世界の金融機関の「カネの流れ」とウクライナ復興金融 日本は引き続き世界最大の債権国であり、円安で大いに潤っているはず――。そんな最新データが出てきました。当ウェブサイトで定例的に観測している「国際与信統計」(CBS)のデータです。また、アジアにおける金融では、英国が日本よ […]
配信日時:2022/04/22 14:00 新宿会計士 外交外交青書、「中露朝韓」に対する厳格姿勢を維持・強化 昨年に続き価値外交の重要性堅持 日本は自由・民主主義を愛し、基本的価値を共有する米国、豪州、インド、欧州、ASEAN、台湾などとの連携を深める一方で、中国、ロシア、韓国、北朝鮮に対しては一貫した態度で国際法の順守を求める […]
配信日時:2022/04/05 08:00 新宿会計士 金融詳説・直接投資統計:日本と世界の「投資」のつながり 日本の外国に対する直接投資の総額は約2兆ドルで、そのうち約3割が米国向けであり、中国向けは7%、韓国向けは2%、ロシア向けに至っては0.2%に過ぎない――。本稿では、日曜日に掲載した『詳説・国際与信統計日本と世界の金融の […]
配信日時:2022/03/11 10:00 新宿会計士 金融国際決済銀行がロシア中銀を排除 次の焦点は「G20からのロシアの追放」か、それとも… ついにロシア中銀が国際決済銀行(BIS)の参加資格を停止されたようです。時事通信によると、BISはウクライナ中銀の要求を受け、ロシア中銀をBISのすべてのサービスや会 […]
配信日時:2022/02/24 09:00 (最終更新:2022/03/01 14:00) 新宿会計士 韓国崩壊韓国政府が対ロシア制裁の第一弾に同調しなかった意味 『日本・台湾・シンガポールも対露制裁同調…韓国は抜けた』。韓国紙『中央日報』(日本語版)の今朝の記事によると、米国が発表した対露制裁の第一弾に、韓国は同調しなかったのだそうです。韓国大統領府関係者は「韓国も国際社会の責任 […]
配信日時:2021/12/17 05:00 新宿会計士 日韓スワップ米韓スワップ終了で予想される「日韓スワップ待望論」 「韓日は協力しあわなければならない」。よくこんなセリフが韓国側から出てきます。そして、昨日の『韓銀「米韓通貨スワップを終了」』でも指摘したとおり、韓国銀行は米FRBと締結している総額600億ドルの時限的為替スワップが12 […]
配信日時:2021/12/09 08:00 新宿会計士 外交米紙「ジェノサイド五輪」:外交ボイコットは広まるか 北京五輪で米国が外交ボイコットを打ち出したことを巡り、波紋が広がり始めています。中国のわかりやすい反発もさることながら、英豪両国が米国に追随すると表明したことに加え、日本も閣僚を派遣しない方向で検討しているとの報道もあり […]
配信日時:2021/11/03 12:30 新宿会計士 外交岸田首相外交デビューも韓国の大統領とは遭遇すらせず 開口一番に「FOIP」、菅総理の大きな遺産 岸田首相の「外交デビュー」は「ゼロ泊2日」の強行軍でスタートし、報道や外務省発表などによれば、英米豪3ヵ国との首脳との会談ないし懇談が行われました。そのなかでも強調すべきは「自 […]
配信日時:2021/10/29 15:00 新宿会計士 外交米軍の台湾駐留事実認めた台湾の蔡英文総統に中国反発 「中国が強くて賢い国」?ご冗談を! 歴史的な転換点にいる人は、得てして、自分自身がその転換点にいるということに気付かないものなのかもしれません。昨日は米CNNがさりげなく、蔡英文(さい・えいぶん)台湾総統が「台湾に米軍が […]
配信日時:2021/10/14 16:00 新宿会計士 RMBインドネシアと更新「スワップ外交」に死角はないのか 事実上の「三角スワップ」になっていませんか? 本稿は、ショートメモです。日本の財務省は本日、インドネシアとの通貨スワップ協定を延長したと発表しました。引出上限金額・引出可能通貨といった条件は従来とまったく変わらず、日本は […]
配信日時:2021/06/17 06:00 新宿会計士 外交通貨とワクチンで台湾やASEANと距離を縮めるべき 「地理的関係より価値観」:首尾一貫する日本外交が存在感を示し始めている 今年の英国・G7会合は、日本が「地理的に近いだけの国」ではなく、「価値を共有する国」との協力関係を抜本的に強化するという「宣言」のようなものだったの […]
配信日時:2021/05/13 05:00 新宿会計士 韓国崩壊「クアッドに部分参加してワクチンをもらおう」=韓国 日韓関係を巡って、最近、韓国メディアでも「潮目の変化」が生じているのかもしれません。それは、「困ったときの用日」ではなく、「困ったときの用米」です。自称元徴用工問題を含め、最近の日本が韓国に振り向いてくれなくなったからこ […]
配信日時:2021/05/06 22:00 新宿会計士 外交【資料】G7外相会合コミュニケ 本稿は「資料」です。ロンドンで開催されていたG7外相会合やそのサイドライン会合については、『FOIP巡りG7で仲間作り:日英はもはや「準同盟」』や『日韓外相会談の発表自体「後回し」にされたことの意味』などでも触れたとおり […]
配信日時:2021/05/05 05:00 新宿会計士 外交FOIP巡りG7で仲間作り:日英はもはや「準同盟」 FOIPにコミットしないドイツ このゴールデンウィーク中、外交という視点では、さまざまな話題が見られました。そのなかでもとくに大きいのが、4月29日から5月8日にかけての茂木敏充外相の欧州歴訪です。本稿ではこれらのうち、 […]
配信日時:2021/05/04 23:55 新宿会計士 外交英国にとって「日韓外相会談が行われない」ことの意味 現在、英国で開催されているG7外相会合では、英国のチョイスにより、ASEAN議長国であるブルネイに加え、豪州、インド、南アフリカ、韓国の4ヵ国が招待されているようです。こうしたなか、本稿では「小ネタ」的に、「なぜこの4ヵ […]
配信日時:2021/02/20 09:00 (最終更新:2021/02/20 14:00) 新宿会計士 外交アフリカ・中東より低い、中国・ロシアへの「親近感」 内閣府がほぼ毎年実施している調査のひとつに、『外交に関する世論調査』というものがあります。直近のものについては、当ウェブサイトでも2019年12月の『【速報】「韓国に親しみ感じない」が初めて7割を超過』などで取り上げてい […]
配信日時:2021/01/29 07:00 新宿会計士 経済全般貿易統計①輸出品目は「モノを作るためのモノ」に特化 日本は貿易立国だ、などといわれることがあります。1980年代を中心とする「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代のイメージを引きずっている人もいるのかもしれません。しかし、貿易統計をつぶさに検討していくと、こうした「最終製 […]
配信日時:2020/12/28 11:11 新宿会計士 時事中国「豪州産石炭と電力不足は無関係」=台湾メディア 中国の電力不足に関する「続報」です。台湾国営メディア『中央通訊社』に昨日、中国の電力不足と豪州産石炭を関連付ける記事が掲載されていました。これによると中国国内メディアは「豪州産石炭と電力不足は関係ない」、「中国は豪州以外 […]
配信日時:2020/12/26 13:00 新宿会計士 雑感オピニオン海外行くなら「トイペ」持参を! 早いもので、もう年末ですね。旅行が趣味の人にとっては、今年はコロナ禍のため、旅行に行けないというストレスを感じているケースもあるかもしれません。こうしたなか、本稿では普段と少々趣向を変えて、今から10年近く前に自分自身が […]
配信日時:2020/11/21 05:00 (最終更新:2020/11/21 10:00) 新宿会計士 時事王毅外相の訪日・訪韓から見える「日中韓の力関係」 早いもので、安倍晋三総理が辞任し、菅義偉総理が就任して、今月16日で2ヵ月が経過しました。事前の論評だと、「外交は菅政権の弱点だ」、などといわれていたようですが、蓋を開けてみれば安倍政権の「置き土産」である「自由で開かれ […]
配信日時:2020/10/12 10:45 新宿会計士 時事日本がファイブアイズとともに暗号化見直し要求=日経 当ウェブサイトでは、以前から「日本は価値や利益を共有する国と連携すべき」とする議論を展開して来ましたが、こうしたなか、「ファイブアイズ」と呼ばれる情報共有協定の枠組みに日本を招こうとする機運があるとする話題は、『中国共産 […]
配信日時:2020/09/20 05:00 新宿会計士 国内政治後世に莫大な遺産を残して靖国参拝の安倍総理に感謝! 昨日、安倍晋三総理大臣が辞任後初の靖国参拝を行いました。個人的には日本国民の1人として、この安倍総理の行動には感謝を申し上げたいと思う次第です。その一方で、茂木敏充外相は金曜日の記者会見で「ファイブアイズ」に言及するとと […]
配信日時:2020/07/14 15:30 新宿会計士 時事防衛白書、「韓国との防衛協力と連携」をバッサリ削除 防衛省が本日、防衛白書の最新版を公表しています。これを読むと、「日本がどの国を重視しているのか」、「日本がどの国を仮想敵国と見ているのか」という点もよくわかるのですが、それだけではありません。昨年の防衛白書と比較して、イ […]
配信日時:2020/06/28 16:00 新宿会計士 時事共同通信「日本がG7拡大に反対、韓国の反発は必至」 本日の「速報」です。共同通信に今朝、『日本、拡大G7の韓国参加に反対』とする記事を配信。あわせて同記事の中で、「韓国政府の反発は必至」、「日本側の対応には外交的優位を守る思惑もある」、「日韓関係の冷却化を進める可能性があ […]
配信日時:2020/06/19 11:30 新宿会計士 時事入国制限の緩和は4ヵ国からスタート 台湾・香港は? 以前から、『ビジネス客の入国制限解除はTPP加盟国から順番に?』などでたびたび取り上げて来た話題のひとつが、外国からの入国制限の緩和、解除に関する方針です。安倍晋三総理大臣は昨日の「コロナウイルス感染症対策本部」の発言で […]
配信日時:2020/06/13 08:00 新宿会計士 時事まだ間に合う?中韓に対し「輸入国」に転落する前に… 昨年、当ウェブサイトでは『数字で読む日本経済』というシリーズのなかで、「極力、客観的な数字を使って日本経済の姿を浮かび上がらせ、日本の方向性を見極めよう」という試みをしました。このシリーズ、統計数値がアップデートされるた […]
配信日時:2020/06/11 05:00 新宿会計士 経済全般正論:入国制限の緩和「中国は念頭にない」=茂木外相 日本政府が現在、外国からの入国者に対して講じている入国制限措置については、『ビジネス客の入国制限解除はTPP加盟国から順番に?』や『入国制限解除には相互信頼が必要』などで、当ウェブサイトでもこれまでずいぶんと議論して来ま […]
配信日時:2020/06/01 12:30 新宿会計士 時事「4ヵ国の入国制限先行解除」は産業構造の変革好機に いわゆる「入国制限措置」は、大きく①日本人に対する渡航中止勧告、②日本人が外国に渡航した際の相手国からの入国拒否、③外国から日本にやってきた人に対する入国拒否・行動制限など、の3つからなります。これを解除するためには、① […]
配信日時:2020/05/29 08:00 新宿会計士 外交価値と利益で読む外交 日本にとって「大切な国」とは 当ウェブサイトではときどき議論する話ですが、外交・国際関係を議論するのは外交官や学者の特権ではありません。なぜなら、国というのも結局は人間の集合体であり、外交も「人間関係の延長」で議論するのが妥当だからであり、その意味で […]
配信日時:2019/10/17 12:00 新宿会計士 経済全般【速報】訪日外国人数が9月としての過去最大値を記録 日本政府観光局(JNTO)が毎月発表している『月別・年別統計データ(訪日外国人・出国日本人)』によると、2019年9月の訪日外国人数が「9月としての過去最大値」を更新する一方、1年間の移動平均値で見ても3200万人を超え […]
配信日時:2019/05/28 22:15 新宿会計士 時事アジア要人が続々来日:スピード感のある仕事をする安倍政権 本日の「速報」?です。本当は昨日、紹介しようと思っていた論点が1つあります。それは、「世界を俯瞰する外交」「開かれたインド太平洋戦略」という安倍政権が掲げる目標が、たんなるお題目でなく、かなりのスピード感を伴い、着実に実 […]
配信日時:2017/09/20 00:00 新宿会計士 外交BBC世界影響度調査を読む 先日、『少し本質的なお話』の中で紹介した、BBCによる「世界影響度調査」について、分析してみました。本日はその結果をベースに、私自身が加工したデータを紹介したいと思います。