アフリカ・中東より低い、中国・ロシアへの「親近感」

内閣府がほぼ毎年実施している調査のひとつに、『外交に関する世論調査』というものがあります。直近のものについては、当ウェブサイトでも2019年12月の『【速報】「韓国に親しみ感じない」が初めて7割を超過』などで取り上げています。本稿ではこれについて、「速報」的にいくつかの回答項目を紹介してみたいと思います。

今年は郵送調査に

内閣府がほぼ毎年実施している調査のひとつに、『外交に関する世論調査』というものがあります。この調査、例年だとだいたい10月ごろに実施され、12月ごろに結果が公表されるというパターンが多いようです(※多少の例外はあります)が、昨年に関しては12月に公表されませんでした。

これについて、公表が遅れていた令和2年分(つまり昨年分)が昨日、ようやく内閣府のウェブサイトに公表されました。

外交に関する世論調査(令和2年10月)※郵送調査

―――2021/02/19付 内閣府ウェブサイトより

やはり、コロナショックのためでしょうか。今年の調査に関しては、調査の公表日以外にも、例年と比べていろいろと異なる部分がいくつかあります。その最たるものは、調査方法です。

内閣府政府広報室が公表する調査概要の説明によれば、例年は個別面接聴取方式で実施していますが、今回の調査に関しては新型コロナウイルス感染症の状況にかんがみ、調査員と調査対象者の接触を回避するため、郵送方式で実施されたそうです。

このため、今回の調査では以前までの調査との「単純比較は行わない」と記載されており、実際、前回までの調査結果についてはあくまでも参考資料として収録されているに過ぎません。

ただし、その方式だとやはり非常にわかり辛いので、当ウェブサイトではあえて、内閣府調査では実施されていない「前回までのデータと今回のデータとの単純比較」を実施しています。すなわち、本稿で出てくる図表は、すべて内閣府とは無関係に、当ウェブサイト側にて勝手に加工したものです。

もちろん、内閣府の説明にもあるとおり、調査方法が異なるデータを単純に比較するのは、本来であれば望ましくありません。データの連続性という点では本稿の議論は若干乱暴である可能性があるという点については、最初にお断りしておきます。

以上を踏まえたうえで、議論を進めていきましょう。

例の4ヵ国に対する親近感

本稿で主に紹介しておきたいのは、毎年実施されている、米国、中国、ロシア、韓国の4ヵ国に対する親近感調査ですが、これは4ヵ国のそれぞれについて、「あなたはこの国に親しみを感じますか」と尋ね、その結果を集計したものです。

(ほかにも、これら4ヵ国との現在の関係が良好かどうか、これら4ヵ国との関係が重要かどうかに関する調査もあるのですが、本稿では割愛します。)

これについて、「親しみを感じる」、「どちらかというと親しみを感じる」とする回答をまとめて「親しみを感じる」、「親しみを感じない」、「どちらかというと親しみを感じない」とする回答をまとめて「親しみを感じない」に分類してグラフ化したものが、図表1図表2です。

図表1 米中露韓4ヵ国に対し親しみを感じるかどうか(実数)
相手国感じる感じない
米国84.0%15.3%
中国22.0%77.3%
ロシア13.6%85.7%
韓国34.9%64.5%

(【出所】『外交に関する世論調査(令和2年10月)※郵送調査』より著者作成)

図表2 米中露韓4ヵ国に対し親しみを感じるかどうか(グラフ化)

(【出所】『外交に関する世論調査(令和2年10月)※郵送調査』より著者作成)

なんともわかりやすい結果が出ました。

これら4ヵ国のなかで、米国に対する親近感がずば抜けていますが、韓国は親近感を抱く人よりも抱かない人の方が多く、さらに中国、ロシアに対して親近感を抱く人は極めて少ない、という結論ですね。

例年の傾向とあえて単純比較してみた

もっとも、こうした傾向は、例年、さほど変わりません。

先ほど申し上げたとおり、令和2年分に関しては例年と調査方法が異なるのですが、当ウェブサイト側にてあえて作成した、令和元年(2019年)までのデータとの単純比較グラフについても示しておきましょう(図表3)。

図表3−1 米国に対する親近感

図表3−2 中国に対する親近感

図表3−3 ロシアに対する親近感

図表3−4 韓国に対する親近感

(【出所】過去の『外交に関する世論調査』を参考に著者作成。なお、内閣府のオリジナルの調査では、2020年の調査については単純比較を行っていない)

これで見ると、興味深い傾向が浮かびます。

米国に対しては、調査開始以来、一貫して高い親近感が示されています。直近だと2017年以降、好感度が8割を割り込んでいたのですが、2020年には8割台を回復し、また、米国に対し「親しみを感じない」人の割合も、とくに近年だと10~20%台でおさまっています。

しかし、中国に対しては、8割近い人が親しみを感じていないと答えています。中国に対しては、日中国交正常化直後には好感度を持つ人が7~8割に達していたのですが、1990年代に入り両者が拮抗し、今世紀に入った直後から両者が逆転しています。

やはり、2005年以降、中国のかなり常軌を逸した反日的なデモ活動に違和感を覚える人が増えたということでしょうか。実際、中国に親しみを感じない人の割合は、ここ10年ほどは一貫して7~8割、というわけです。

また、ロシア(1989年以前はソ連)については、米国と逆のパターンで、ほぼ一貫して親しみを感じない人が8割前後を占めており(ソ連崩壊直後などを除く)、今年は9割近い人が「親しみを感じない」と回答しています。

おしまいに韓国に関しては、「親しみを感じる」、「親しみを感じない」とする割合が、時代とともに何度か逆転していることがわかります。2019年には調査開始以来、初めて「親しみを感じない」人の割合が7割を超えたのですが、今回の調査では「親しみを感じない」人が若干減っています。

なお、調査開始直後は親しみを感じない人が親しみを感じる人を若干上回って推移していたものの、2000年前後に「親しみを感じる」という人が一気に多数派を占め、これが2012年にいきなり逆転し、以降は親しみを感じない人が多数派を形成している状況です。

豪州についても親近感が多数派に

さて、『外交に関する世論調査』で取り上げられているのは、じつはこれら4ヵ国だけではありません。

毎年、交代でいくつかの国が親近感調査に登場するのですが、今回の調査では国としてはオーストラリア、地域としては中東・アフリカ・中南米が選ばれています(図表4)。

図表4 2020年における上記4ヵ国以外の国・地域に対する親しみを感じるかどうか
対象国・地域感じる感じない
豪州75.50%23.70%
中東31.70%66.90%
アフリカ28.50%69.90%
中南米40.80%57.50%

(【出所】『外交に関する世論調査(令和2年10月)※郵送調査』より著者作成)

結果は、豪州に対して親近感を持つ人の割合が75.5%と、米国ほどではないにせよ、非常に高い親近感が示されていますが、これに対し中東・アフリカは親近感の割合が3割前後、中南米は4割に留まりました。

中東やアフリカに対する親近感が低い理由はよくわかりません。地理的に遠く、また、宗教的にも大きく異なるためでしょうか。この点、「地理的に遠い」という意味では中南米の方がさらに距離があるはずなのですが、中東・アフリカに対する親近感はその中南米に対するそれをさらに下回っています。

あるいは、違う言い方をすれば、中国・ロシアに対する親近感は、中東・アフリカに対するものよりも低い、ということであり、韓国に対する親近感は中東・アフリカ並みだ、ということでもあります。

一方、調査実施時点や調査方式は異なるのですが、2019年に関しては、インド、東南アジア、欧州、中央アジア・コーカサスの4ヵ国・地域が対象となり、インドに対しては親しみを「感じる」、「感じない」の割合が拮抗し、東南アジアと欧州については6割以上が親しみを感じると答えています(図表5)。

図表5 2019年における上記4ヵ国以外の国・地域に対する親しみを感じるかどうか
対象国・地域感じる感じない
インド45.60%45.60%
東南アジア61.60%31.50%
欧州65.30%28.70%
中央アジア・コーカサス23.50%62.30%

(【出所】『外交に関する世論調査(令和元年10月)』より著者作成)

わが国が現在、力を入れている「自由で開かれたインド太平洋」構想を巡っては、パートナーのうち、米国と豪州に対しては強い親近感がある一方、インドについては「圧倒的な親近感」があるわけではない、ということが、この調査からは示唆されます。

なお、あくまでも著者の私見ですが、東南アジアや欧州に対する好感度が高い理由は、これらの地域が日本人にとっても旅行先としても人気だからだ、といった理由もあるのかもしれませんが、このあたりの要因については研究する価値があるのかもしれません。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. G より:

    1 今年は郵送調査に

    の部分はそのまんま日本の大手新聞社である毎日新聞の世論調査への姿勢に対する批判、皮肉になってる点を指摘しておきます。

    このようなウェブの1サイトですら世論調査における調査方法が変わっている点は慎重に取り扱ってるのに、大手新聞社が世論調査方法を調査しやすいように変更した上、数字をざっと見た上で「連続性に問題ない」と勝手に宣言して過去の結果とつなげてしまっています。

  2. より:

    なぜだか、この記事は折りたたまれずに全文がトップページに展開されているようですが……
    私だけですか?

    1. 匿名かも より:

      リード部に「〔さらに…〕」ボタンが付いてないからなのかも。

  3. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    日本人から見て中央アジア・コーカサス地方の「親しみを感じない」(62.3%)よりも韓国に「親しみを感じない」(64.5%)が多いのは、興味深いですネ〜(意地悪か?笑)。

    だって中央アジア・コーカサス地方は遠い旧ソ連のウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンと、コーカサスのアゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア3国です。

    旧ソ連の圧力が長く続いたからか、日本とは縁が薄く、輸出品は原油か天然ガス。8カ国でもかなり国によって暮らしの質も違うようです。日本人でわざわざ行く人は少ないから、親しみを感じないのは仕方ないです。

    お決まりの韓国は、郵送方式で無く、対面式ならもっと悪い数値かも(笑)。また日本人から見て中国、ロシアに「親しみがない」は10〜20%台。そんなもんでしょう。国のトップや最高幹部らの歴代VIPも、全然フレンドリーじゃない。敵意剥き出しです。一般庶民も分かりますよ。

    日本人は米国人、豪州人、東南アジア、欧州人にはほぼ「親しみを感じ」、インド、中南米は五分、という事ですね。外務省はもっと北東アジア以外に日本を知らしめる事!

    1. お虎 より:

      >また日本人から見て中国、ロシアに「親しみがない」は10〜20%台。そんなもんでしょう。国のトップや最高幹部らの歴代VIPも、全然フレンドリーじゃない。敵意剥き出しです

      こんにちは。
      引用したのは、疑義を感じたからです。
      二年半ほど前、上海・蘇州に滞在しました。街角に共産党の指導掲示板(道路を清潔に保て、とかそういう類のことが12項目書いてある)があちこち立っているせいか、そのとおり清潔です。ホテル従業員の対応も洗練されてきたな、と感じました。
      上海の旧日本租界、それから「犬と中国人立ち入り禁止」とされた当時の公園(イギリス租界)などが残っていて、「歴史遺産として残していきたい、市政府、地元財界、それから北京にも支援を仰いでいる」とのことでした。孫文、周恩来、蒋介石らが日本に避難あるいは留学していた時代のことです。
      案内者は地区の共産党員だと思われますが、嫌味めいたことは言いません。「この建物の傷は、昔、紅衛兵がきましてね」と、毛沢東の名は出さないが、こういうことが言えるようになっています。

      ふりかえれば、日中共同宣言、日中条約は奇跡の産物だと思いますね。毛沢東、周恩来といった建国の創業者たちが生きていたからこそ結ぶことができたと思いますよ。もちろん、当時、中国を支配下におこうとするソ連への対抗で、日本と結んで近代化したい思惑はあったんです。
      満州事変までは、どうにか日本の立場を説明できると思いますが、以後の熱河進出、上海事変などは居留民保護の域を逸脱したものです。日中国交正常化以降、中国に真っ先に協力した一人が松下幸之助さんですが、氏が罪滅ぼし意識を持っていたのは確実でしょう。ちょっと前に、「条約で日本から賠償はとらなかったが、正常化以降の日本からの支援は、それ以上の価値あるもの」という論説が出ました。こういう領域でこういう論説、これは習近平指導部の意向とみて、ほぼ間違いないでしょう。

      南シナ海での中国の覇権行動や尖閣に対するいやがらせに対しては非を述べ、場合によっては武力をも動員して阻止し、改まれば再び正常な協力関係に戻れる、というメッセージが重要だと思います。

  4. 阿野煮鱒 より:

    龍様ご紹介の『破壊戦』を読んでいる途中です。
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08P556T7R/

    『超限戦』は学術論文の体裁でしたが、
    https://www.amazon.co.jp/dp/B0836J97SB/

    『破壊戦』はルポルタージュの体裁で、著者:古川英治氏の主観が濃厚に織り込まれており、事実と意見を分けて読むのが面倒と感じます。

    途中までの感想は「やっぱりロシアってろくでもない国だな」です。政治家の腐敗、官僚の汚職は当たり前、プロパガンダは常態、真面目に生きる国民は気の毒です。

    最近、美人のロシア人YouTuberが増えていまして、ロシアの文化や政治について語ってくれる動画をそこそこ見ております。ロシアの一般市民の人柄は親切で温かく、文化は豊かで、一件良さそうに見えますが、日本と比較すると給与水準が低いらしく、そりゃあ皆日本に来たがるわけだと思いました。

    ロシアはプーチン政権だからロシアはあんな風だという訳ではなく、ロシア人だからあんな風なのだろうと思っています。

  5. Naga より:

    私は韓国と中国に親しみを感じないしはっきり言って嫌いですが、韓国の方がより嫌いです。
    (あくまでネットからの情報ですが)中国は一党独裁で情報もコントロールされていますが、日本の良いところは「日本は嫌いだが評価する」という人がいます。
    しかし、韓国は一応民主主義で言論の自由もあることになっているのに日本に対して強烈にネガティブです。中国のように評価するところは」評価するという人の割合はかなり低いと思います。
    また、その日本下げのやり方ですが、文化的なものの起源ににまで触れて「元は韓国だ」のように心まで蝕んでくるようなことをします。また色々しておきながら日本がに嫌われているこが分かると「何で?」のような観想を持ったりするので嫌いだし気持ちが悪いのです。
    韓国には極力関わらないのが正解です。
    会計士さんが言われるように海外在住の日系の人にに対する2次被害や第三国に対する広報活動等は必要だと思いますが、韓国や韓国人そのものには関わらないのいいと思います。時間と労力の無駄です。

    1. 匿名 より:

      まさにこれには全面的に同意
      中国には懐の広さが僅かだが感じる
      韓国は器が小さいし、うざいしキモい

    2. G より:

      私も同じです。
      要警戒、油断しているとやられちゃうから身構える相手が中国で、ただただ嫌いなので疎遠になりたいのが韓国です。対応では結果として似てきますが本質はかなり変わります。

  6. ミナミ より:

    こういう世論調査が出ると、
    「しかし若年層は韓流ブームの影響で、韓国に親近感を持つ割合が多い」
    とか言い出す連中が出て来て、ニュース記事でも読んだ事がありますが、
    若年層は一般的に世間知らずで理想的で、別に韓国に限らず、どの国に対しても親近度が高いのです

    私の様なひねくれ者でも、そういう年代の時は、
    「正しい事を言えば、他国でも通じるだろう」ぐらいの事を思っていましたよ

    しかし、60歳や70歳になって、安保騒動の時と同じ事を言ってる、
    「左翼老人」は本当に汚い言葉でしか表現する気にしかなりません

    そういう連中に限って、私生活、ビジネスの面では、リアリズムに徹しているのです
    本当にどうしようもない連中です。さっさと退場して欲しい

  7. ロシアは信用以前の問題 より:

    ロシアは親日プロパガンダをやってる、私はユーチューブに居る日本大好き系ロシア人女性の大半が影響力工作だと思ってる、独りよがりで協調性の無い保守ジジイも騙されてるのを見て情けなくなった、親日プロパガンダを相手してやるという考えもあるのだろうが相手などするなと言いたい、プーチンやザギトワに秋田犬送ってその後取材したりとかどうでもいい、ロシアは過去から未来に渡り永遠に悪だ、当たり前の話だろう。
    篠原常一郎というもらった酒を飲み食らう卑しい芸人も親ロシアだが、こいつはスパイではなく単なる間抜けな「デュープス」、こいつもロシア発の陰謀論を拡散してたな、害悪でしかない

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

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