【読者投稿】在韓日本人による、「韓国の言語」体験記

当ウェブサイトの大人気シリーズといえば、「韓国在住日本人」のハンドルネームを使用する読者様からいただく読者投稿です。在韓日本人としての生活者の視線に立ち、韓国に対する愛情を持ちながらも、非常に冷静で落ち着いた筆致で韓国社会の実態を淡々と描き出す良文ばかりですが、本稿では待望の「韓国の言語」について、実体験などを踏まえてお話いただきたいと思います。

読者投稿

昨年の『お知らせ:読者投稿を常設化します』でもお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しております。投稿要領や過去の読者投稿一覧につきましては『読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)』にまとめておりますので、ぜひ、ご参照ください。

さて、この「読者投稿」、「韓国在住日本人」というハンドルネームのコメント主様からご寄稿いただける「在韓日本人が見た」というシリーズが大人気です。前置きは良いので、さっそく韓国在住日本人様の論考を紹介したいと思います。

(※ここから先が、韓国在住日本人様の投稿です。)

韓国の言語

11年前に韓国に来た時、小生は韓国に対する知識がほぼゼロでした。むろん、教科書で教わった程度の知識は持っていたのですが、文化、言語などは「サッパリ」でした。

韓国に来てまず困ったことは、漢字や英語がほとんどないことです。

出張等で中国、台湾、シンガポール、タイ等を訪れたことがありますが、中国や台湾は漢字が溢れており、シンガポールやタイは英語が溢れていました。また、シンガポールやタイでは英語を用いて会話が可能であり、台湾では比較的日本語が通じる人も多かったです。

中国と韓国は英語も日本語も通じない場合が多いです。

というわけで、韓国に来た当初は外出もままならず、休日は家に籠る生活が続きました。しかし、いつしか水も食料もつき、このままではマズイと思い、思い切って韓国の社会(基本的には飲み屋)に飛び込んでいきました。

そうやって覚えていった韓国語も現在ではある程度の会話が可能であり、またハングルも読み書きができます。多少おぼつかない部分はありますが、何とか生きていくことが出来るようになりました。

今回は韓国での言葉について、エピソードを交えながら、役に立つ韓国語講座(?)を開設します。ただ、問題は本ブログではハングルが文字化けするとのことなので、ハングルの使用はできません。ですからか表記は出来るだけ似たようなカタカナで書かせていただきます。

(※新宿会計士注:厳密にいうと、当ウェブサイトが韓国語を受け付けないのではなく、私自身が使用しているメールソフトウェアがポンコツで、韓国語がすべて文字化けしてしまうのです。韓国在住日本人様、大変ご迷惑をおかけします。)

韓国で最初に覚えた言葉

韓国に来て最初に覚えた言葉と聞くと、大抵の方は「カムサハムニダ」や「アンニョンハセヨ」だと思います。どちらも漢字語であり、「感謝ハムニダ」「安寧ハセヨ」と書けます。

小生が最初に覚えた韓国語は「スゴハセヨ」です。日本語では「お疲れ様」です。退勤するときに、同僚や部下から言われます。「スゴハセヨ」には「スゴハセヨ」で返していれば、特に問題なくコミュニケーションが取れます。

巷に出るようになってからは「メクチュ」と「チェットリ」を覚えなくてはなりません。「メクチュ」は「麦酒=ビール」で、「チェットリ」は「灰皿」のことです。飲みに行ったときは必須の単語です。

次に「ジュセヨ」という動詞を覚えました。これは「下さい」です。つまり上記の単語と組み合わせれば「メクチュ ジュセヨ」で「ビール下さい」になります。すると、お店の女の子はメニューを持ってきますので、指差しで注文…できません。なぜならすべてハングルで書かれているからです。

最初のころは英語+韓国語で「What kind of メクチュ?」や「Japanese メクチュ please」とか言ってました。最終的にはハングルを覚えないと、どのような種類があり、どのような注文形態があるかもよく分かりません(もっとも、洋酒は棚に並んでいるので、指差しで注文が可能ですが…)。

韓国で洋酒を注文するときに気を付けないといけないことは、そのサイズと値段です。

日本だとほとんどの洋酒が700mlですが、韓国では350ml、500mlの瓶が700mlとともに横に並んでいます。500mlを注文したのに、700mlの値段を請求される場合がありますので注意が必要です。瓶を開封する前に注文した洋酒とメニューとを整合させておく必要があります。

飲み屋の続き

小生が来た頃の韓国の飲み屋はチャージ料がありませんでした。ボトルを入れると、次からはタダで飲める、というシステムだったのです。しかし、今ではそのような店はなくなり、どこもチャージ料が必要です。果物、乾き物といったアテが必ず出てくるからですが、このようなアテのことを「アンジュ」といいます。

韓国の乾き物でよく出てくるのが「カンネンイ」というトウモロコシのポン菓子(別名韓国風ポップコーン)です。韓国のポン菓子は種類が多く、マカロニのポン菓子や煎餅のような形状のものがあり、これらを総称して「ポンティギ」といいます。「ポン」は弾ける音を意味するので、語彙的には日本語と同じです。

しかし、この「ポンティギ」と発音が似ているのが、「ポンテギ」(蚕の蛹=さなぎ)です。間違えないように、蚕の蛹は「ンテギ」ではなく、「ンテギ」にした方が良いです(韓国語は濁音を用いても通じる場合が多いです)。

また、「ジッポ」というカワハギの干物(甘い)や、「ユッポ」というビーフジャーキーもありますが、有料の場合が多いです(ちなみに乾き物のことを「マルンアンジュ」といいます)。

英語が通じない?

韓国に来た頃、買い物のため百貨店に行く用事があり、タクシーに乗りました。

百貨店の隣に「Time world」という映画館があり、タクシー運転手に英語調で「Time worldに行ってください(Time world カジュセヨ)と言うと、運転手が「?」と言う表情をしました。これはヤバいと思い日本風に「タイムワールドに行ってください」と言うと、運転手はまたしても「?」と言う表情です。

仕方がないので小生が道案内して、現地にたどり着いたときに「トイム ウォルドゥ」と言います。

韓国人は英語が喋れるとよく自慢しますが、たいていの場合、発音がKorean English(通称Konglish)であり、よく聞き取れません(たまに流暢な英語を喋る人もいますが…)。

たとえば英語の “the” は日本人からすると「ド」に聞こえます。同様に “MacDonald’s” (マクドナルド)は「メクドナルドゥ」、 “ nugget” (ナゲット)は「ノゲッ」と聞こえますし、先ほどの “world” 」は「ウォルドゥ」と聞こえます。

(※新宿会計士注:韓国在住日本人様の投稿原文には発音記号が併記されていましたが、例の「ポンコツメーラー」の都合もあり、本稿ではせっかくの発音記号をすべて削除しております。大変申し訳ございません。)

Konglishの特徴で「F」の発音が「P」になることや長音が存在しないことはご存じの方も多いと思います(でも不思議なことに、 “fighting!” に関しては「パイティン」にはなりません。

それ以外にも例えば「t」や「d」で終わる英単語は何故か最後の部分を強調することが多いです。 ”airport”は「エアポトゥ」ですし、上述の “MacDonald’s” も同様に最後のdが強調して発音されます。

日本人の英語の発音が優れているとは思いませんが、少なくとも韓国人に馬鹿にされる筋合いはありません。

パッチム

「パッチム」、といっても、映画の話ではありません。ハングルの最後の発音が子音で終わることを、「パッチム」といいます。

この「パッチム」は次の音が母音から始まる場合、次の母音や或いは日本語で言う「ハ行」にくっ付いて発音が変わります。英語で言うと、例えば「an apple」の場合は日本人が聞くと「アナッポー」のように聞こえます。韓国語はこれが頻繁に使われます。

(※新宿会計士注:フランス語の “enchaînement” のようなものでしょうか。)

韓国語で「信号」は「シノ」です。といっても、もとは漢字語ですから「信」と「号」の組み合わせです。

「信」韓国でも「シン」と読みます。「号」は韓国では「ホ」です。続けて読むと「シンホ(ローマ字で書くならSin ho」なのですが、これでは通じません。「信」の “n” と次のの「ホ」に含まれる “h” がなくなり「シノ」、ローマ字で書くなら “sino” となるのです。これは日本人にとって韓国語の最も難しい部分です。

小生は何となく出来るようになりましたが、最初のころはタクシーに乗ると「次の信号で止めて下さい」を韓国語で「タウム シンホソ セオジュセヨ」と言ってしまい、運転手が「どこ?(韓国語でオディ)」と言われることが良くありました。

この子音の後乗り(小生が勝手にそう呼んでます)は記憶力だけでは解決しません。会話をしながら、口に覚えこませるしか方法がないと小生は思います。「この子音は次の母音にくっ付いて・・・」などと考えながら会話はできません。

いまだに聞き取れない

日本語の「ん」に相当する韓国語は3種類あります。英語で書くなら「-n」、「-ng」、「-m」です。

このうち「-m」は口を閉じなければ発音が出来ません。したがって、喋る事は可能です。問題は「-n」と「-ng」です。何が違うのか韓国人に聞くのですが、よくわかりません。ただ「-n」の時は舌を軽く噛むことぐらいでしょうか。しかし、小生の耳には全く区別がつきません。

ただし、韓国人との会話が成り立っているので、一応それなりには聞こえているみたいです。

それからたとえば「カ」も音の強弱により三種類あります。そのうち一つは「ガ」でも構わないのですが、残りの二つを聞き分けるのにはかなり時間が必要でした。文節の途中で出てくるのは簡単に聞き取れるのですが、文頭の場合はいまだに間違える事がよくあります。

上記の「パッチム」と今回の聞き取れない発音のお陰で、ハングルで文章を書く場合、結構タイプミスが起こります。ハングルで文章を書くときは今でも翻訳機にかけないとタイプミスが多々あります。

ムニダ、スムニダ

韓国語でよく聞く、文章の最後(つまり動詞の後ろ)に「~ムニダ」とか「~スムニダ」という表現があります。これは日本語で言う「敬語」にあたります。小生が韓国語を覚え始めたころ、 「~ムニダ」とか「~スムニダ」をよく使っていました。

また、韓国語には口語調の「オ」や「ヨ」で終わる「敬語」もあります。例えば「アンニョンハセヨ」などはそうです。

小生が両方の敬語を使い始めるのには、時期的なズレがありました。小生が韓国語を覚え始めた頃は、スマホがなく、電子辞書を活用していました。すると、電子辞書で出てくる単語は基本形で表示されます。

基本形に「~ムニダ」、「~スムニダ」を単純にくっ付けると、それらしい韓国語になります。ところが「オ」、「ヨ」の場合は単語が変化していきます。たとえば「暑い」という形容詞は韓国語で「トプタ」といいますが、それだけでは日本語同様「暑い」になります。

「暑いです」と表現したい場合は「~ムニダ」、「~スムニダ」調ですと「トプスミダ」といいます。これが「オ」、「ヨ」調になると「トウォヨ」になります。変化しているのがおわかりでしょうか?

ちなみに会話の中で「オ」、「ヨ」を抜くと、「敬体」の対語である「常体」になります。所謂「タメ語」です。この「タメ語」は韓国で目上の人に対し、非常に失礼な言い方です。小生の経験上、「ムニダ」、「スムニダ」調は、韓国語を覚えるうえでは非常に重要なポイントでした。

最後に

韓国語でハングルを記載せずに説明をすることは非常に難しいです。とはいえ、それでも説明しなければならないことを考えると、非常に回りくどく書かざるを得なくなり、小生の文才がもう少しあればさらにすっきりした内容になったのではと反省する次第です。

(※新宿会計士注:いえいえ、本当にわかりやすいですよ!)

韓国人は「ハングル」に対し「最も科学的かつ合理的な文字」と自信を持っています。しかし、実際は例外も多く、「科学的という割に例外が多いのはなぜ?」と韓国人に質問すると、「言語だから当然でしょう」と言い返されます。

韓国人が自国の言語に自信を持つのは良いのですが、かといって「漢字を使う日本はどうたら」とか言うべきではありません。

同様に日本人が「ハングル」を欠陥文字として扱うのもどうかと思います。あっとえば「ハングル」の利点は、タイピング速度が圧倒的に速い点です。どんなに頑張っても日本語は「ハングル」に勝てません。

日本語は確かに優れた言語であり、平仮名、カタカナ、漢字を組みわせる事で、様々な表現方法を備えていると思います。日本人の発想力や創造力の原点になっていると思います。しかし、他国の人々がそれを全て覚えられるでしょうか?

言語というのはその国の文化に根差し発展してきたものであり、他国の目で良し悪しを決めるものではないと小生は思います。

駄文にて失礼します。<了>

読後感

…。

いかがでしょうか。

個人的には学生時代、言語学に少し興味があったためか、さまざまな言葉を調べていた時期があります(※どこでどう道を間違ったのか、結局「公認会計士」という、言語能力と最も縁遠い仕事を選んでしまったわけなのですが…笑)。

当然、ハングルも文字としては非常に興味があり、「母音+子音」という基本原理を覚えれば、とりあえずは発音できるようになるという仕組みには感心したのですが、現実に韓国語・朝鮮語を学んでみると、表記・発音の例外が多すぎるため、結局は挫折してしまったのです。

そんな経験もあって、今回の韓国在住日本人様の投稿に関しては、一気に引き込まれて読んでしまいました。とくに韓国在住日本人様が指摘するとおり、

韓国人がハングルを最も科学的・合理的な文字として自画自賛する

という態度は褒められたものではありませんが、逆に、相手国の文字を過度に貶めるのもおかしな話です。

私たち日本人にとっては、漢字、カタカナ、ひらがなが混じったこの日本語の文章が読みやすいと思うのは当たり前ですが、おそらく外国人(とくに西洋人やアラブ人など)が日本語を学ぼうと思って挫折するケースは、おそらく、「文字が複雑すぎる」という理由によるものが多いのではないかと思います。

しかし、韓国語では基本的に漢字が廃止されている(らしい)ので、西洋人やアラブ人などが韓国語を学習しようと思えば、ハングルさえ覚えてしまえば、(表記の例外が多すぎるという問題はあるものの)基本的に文字の問題に直面することはありません。

したがって、素人的な発想からすると、韓国語は日本語と比べ、学習のためのハードルは非常に低いのではないかと思います(※間違っていたら申し訳ありません)。

ただし、韓国社会では漢字を廃止してしまったため、漢字特有の同音異義語を表記上は判別することができないという社会問題が発生している、という話もよく聞きます。インターネットで調べると、たとえば、

  • 「防水」と「放水」/「同志」と「冬至」/「史記」と「詐欺」
  • 「紳士」と「神社」/「郵政」と「友情」/「首相」と「受賞」
  • 「火傷」と「画像」/「市長」と「市場」/「風速」と「風俗」
  • 「映画」と「栄華」/「戦死」と「戦士」/「歩道」と「報道」
  • 「数値」と「羞恥」/「停電」と「停戦」/「素数」と「小数」
  • 「発光」と「発狂」/「無力」と「武力」/「放火」と「防火」

といった具合に、いくらでも事例が出てきます(※これらが本当に同音異義語であるかについては、検証していません)。

もしリクエストしてよろしければ、韓国在住日本人様には「漢字が廃止されたことで実際に韓国社会では何らかの不便が生じているのか、いないのか」といった事情についても教えていただきたいと思った次第です。

過去投稿一覧

さて、韓国在住日本人様といえば、4月6日付のコメントで、この6月末で会社を退職され、ご帰国になるとのコメントを下さいました。正直、ホッとする気持ちとともに、韓国在住者としてこれまでの寄せて下さったさまざまな読者投稿が読めなくなってしまう(かもしれない)という点には、非常に残念でもあります。

ただ、希望的観測を申し上げると、日本に帰国されたらされたで、11年間の韓国生活で培ってきた生活者としての視線に基づき、日韓両国・社会の細かい違いなども目に入ってくるでしょうし、あらたな雑感が湧くこともあるのではないでしょうか。

少し気が早いのですが、あくまでも個人的な希望を申し上げるなら、ご帰国になられても引き続き同じハンドルネーム(あるいは「元・韓国在住日本人」などのハンドルネーム)を使ってコメントを寄せていただきたいという気持ちに加え、是非、無理のない範囲で結構ですので、読者投稿を続けて頂きたいと思います。

韓国在住日本人様の過去投稿の一覧を示しておきます。是非、ご活用ください。

韓国在住日本人様の過去投稿一覧

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 阿野煮鱒 より:

    いつも有益で興味深い投稿、ゴマウォヨ~

    私は、韓国語入門書でハングルを囓った程度なので、聞く・話すは全くできません。音が日本語と違いすぎて、聞き取れないし、話せません。

    かといって、現地で体で覚えたいとは思いませんので、一生この程度で終わると思います。

    因みにゴマウォヨは韓国で覚えました。最初で最後に韓国に行ったとき、案内してくれた人に「カムサハムニダ」とお礼を言っていたら、「そんな他人行儀なことをいうな、ゴマウォヨと言え」みたいなことを言われました。でもカジュアルな thank you なので、目上の人に使うのは失礼に当たります。親密でない人には迂闊には言えません。ムズカシイデスネ。

  2. だんな より:

    韓国在住日本人さま
    いつも、読者投稿ありがとうございます。
    日本のTV(特にBS)では、盛んに韓国ドラマが、放映されていますので、帰って来ても、韓国語が役に立つかもしれません。
    韓国は、ハングルのみならず、自画自賛の好きな国民です。
    またそれを、他国にも強要する所が有り、ハングルの様に納得出来ない場合は、強い反感を覚えます(ハングルの劣等性の指摘は、控えます)。
    日本の公共のハングル表記は、早く無くして、日本語とローマ字にすれば良いと思います。

    1. 阿野煮鱒 より:

      > 日本の公共のハングル表記は、早く無くして、日本語とローマ字にすれば良い

      同感です。簡体字も必要ないです。中国語なら繁体字で。

      ちなみに、世界一科学的で優秀なハングルは、もう一息でアルファベットで代用できそうです。

      以前雑談スレに書いたように、朝鮮語の音節は〈子音・母音・子音〉のセットです。文字は音節単位で、三つの文字パーツを〈左・右・下〉に配置して1文字とします。

      韓国が日本の海苔巻きの起源と主張するキムパプ(김밥 / kim-pap)で説明します。

      ki pa
      m p

      こんな感じ。〈左・右・下〉で読んでください。激音の子音はhを加えて(kならkh)で、濃音の子音は子音字を二つにして(kならkkで)行けます。母音は完全一致させるのはムズカシイデスネ。

      1. だんな より:

        阿野煮鱒さま
        ハングルの解説、好きですな。
        読める様になったら、どうするつもりですか(笑)

        1. 匿名 より:

          > 読める様になったら、どうするつもりですか(笑)

          きっかけは、日本語版に翻訳されないニュースや、紙媒体にしかない情報を読みたかったんです。でも、知れば知るほど「大したことは言っていない」ということが分かって、ハングル学習意欲が下がってそれきりです。

          ハングルは人工文字ですから、確かに日本の文字よりは「科学的」ですが、朝鮮語は自然言語ですから、他の言語と同様、例外がたくさんあって科学的ではありません。これを乗り越えるのが言語学習の醍醐味ですが、その動機が失われました。

          結論: 決してこれ以上、上達しません。

        2. だんな より:

          匿名さま
          ハングルを一通り学ばれた方のレス、ありがとうございます。
          韓国新聞社の記事で、現地版、日本語版で、表現に違いが有るようです(天皇→日王など)。
          また、都合の悪いことは、日本語版を作成しない事が、あるらしいと理解しています。
          「どうせ大した事は言って無い」のは、間違い無いと思います。

      2. 匿名 より:

        > 日本の公共のハングル表記は、早く無くして、日本語とローマ字にすれば良い
        同感です。簡体字も必要ないです。中国語なら繁体字で。
        ちなみに、世界一科学的で優秀なハングルは、もう一息でアルファベットで代用できそうです。

        ですよね。韓国人自体、ローマ字が読めるので不自由しないと言っているのに・・。

    2. ブルー より:

      そういえば日本でもチキン+メクチュで「チメク」というものが進出してきたことがありました。
      チェーン焼き鳥屋などが乱立する日本の飲食店過当競争やレジ脇で揚げチキンや蒸し焼チキンなど安価なチキンメニューがアルコール飲料と共に売られているコンビニなどの牙城はどうも崩せなかったようでした。タレに漬け込んだ外観の韓国風チキンスティックはなかなか旨そうではあったものの。
      しかし日韓関係が悪化するとハングルの欠点の記事はともかく利点の記事にはなかなか接しない。その点を気付かせて頂きました。
      「ムニダ」や「オ」「ヨ」などの語尾が敬語だとは知らなかった。そういえば韓国のテレビバラエティをYouTubeなどで見るとやたらと語尾が「オ」や「ヨ」で終わっていた。
      日本で一時、異常な熱気を持って迎えられたモニュメントのアダ名「モルゲッソヨ」も「判らない」ではなく「判りません」という意味なんですな。

  3. 現状を憂うる者 より:

    韓国在住日本人さま

    興味深い記事をありがとうございます。非常に感銘を受けました。
    ニダが敬語だとはつゆ知りませんでした。

    文法はそっくりと聞いているのですが、どうしてこう似ても似つかない言語になってしまったのでしょうね。

    単に漢字が読めなかったのが科学的とは斬新な発想ですが、それはさておき、

    表音文字と表意文字が混交する日本語の表現は、高度に知的だと考えています。

    1. 阿野煮鱒 より:

      > 単に漢字が読めなかったのが科学的とは

      そういうことではなく、漢文の読み書きができるか否かの話です。訓民正音(ハングル)が制定されるまでは、朝鮮の全ての文書が漢文で記述されていたのです。漢文では朝鮮固有の言葉を記述できません。

      朝鮮語は日本と同様、膠着語系の言語で、日本語と語順も似ています。SOVです。中国語は孤立語で語順はSVOです。ミッチリと漢文を勉強しないと、漢文の読み書きができません。だから、庶民が日常の言葉を読み書きできるようにするためにハングルが作られたのです。

      ハングルとパスパ文字との類似性はよく言われるところですが、『訓民正音』中に「象形而字倣古篆」とあって、私はこれを「形はモンゴルの字に倣った」と解釈しています。後出しだけあって、より体系的でシンプルなデザインになっており、子音のパーツと母音のパーツを組み合わせて一つの文字にするという構造は論理的です。自然に発生した文字でない強みです。

      話を戻して、問題は漢文です。我々日本人は、漢字仮名交じりのおかげで漢字は読めますが、漢文で言いたいことをスラスラと書ける人は少ないでしょう?

      葉公語孔子曰 吾黨有直躬者 其父攘羊 而子證之 孔子曰 吾黨之直者異於是 父爲子隱 子爲父隱 直在其中矣

      これ、ぱっと見てすぐに意味が分かります? 個々の漢字は読めても意味は分からないでしょう? (おわかりでしたら平にご容赦)

      日本でも平安時代までは公式文書は漢文でした。仮名は女の使う文字でした。紀貫之とか言う日本初のネカマが、「あたし生粋の女だけどぉ、男の人が書くってゆー日記ってのぉ、あたしも書いてみよっかなぁって思うんだよー(はあと)」とか偽らないと仮名交じり文は書けなかったのです。

      朝鮮で科挙が廃止されるまで、士大夫は科挙に合格することが栄達への道でしたから、漢籍を死に物狂いで勉強しました。だから支配階層の漢文の素養は圧倒的に高かったのです。朝鮮通信使が訪れると、日本の儒学者たちが多数押しかけて教えを請うたと記録があります。宿泊先でもてなしを受けると、即興で揮毫したり漢詩を書いたりして返礼とした、ともあります。

      1. とある福岡市民 より:

        阿野煮鱒 様

         ハングルの元がパスパ文字だったとは知りませんでした。韓国の歴史教科書などでは世宗らの発明したオリジナルと書かれてたので、そうだと思ってましたけど、実はパクリなのですね。
         ひらがなは漢字の崩したもの、カタカナは漢字の一部ですが、音だけを借りたと明言してます。しかしハングルはパクリにも関わらず、朝鮮の発明したオリジナルと嘘をついてますから、たちが悪いですね、元祖ウリジナルでしょう。

        > 子音のパーツと母音のパーツを組み合わせて一つの文字にするという構造は論理的です。

         アルファベットやギリシア文字が正しくこれですね。
         wikipediaも読んでみましたが、パスパ文字も古くをたどればフェニキア文字に行きつき、そこからギリシア文字やアルファベット、アラビア文字にも連なるようですね。こうして見ると、ハングルも一から独創したのではなく、世界史の流れの中で生み出された文字の一つ、という壮大な物語になりますね。ロマンがあります。
         でも、「モンゴル帝国に支配されていた記憶が生々しい李氏朝鮮初期にハングルが作成された」なんて文章が残ってるあたり、Wikipedia も意地が悪いです。これじゃあまるでモンゴルの属国だった国がモンゴルの真似というか、丸パクリをしたみたいな印象を受けます。(←え?それの何が間違ってるの?と自らツッコミを入れてみる)

         引用された漢文は論語の一節ですね。かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」では、日本を併合しようとするアメリカ政府と、そうはさせじと抵抗する日本政府による日米首脳会談がハワイで開かれる様子を描いてますが、その会議でこの一節が使われてました。

        > 士大夫は科挙に合格することが栄達への道でしたから、漢籍を死に物狂いで勉強しました。

         士大夫を学生に変えれば今でも通じそうですね。

        1. 阿野煮鱒 より:

          > アルファベットやギリシア文字が正しくこれですね。

          アルファベットやキリル文字は、母音の文字と子音の文字が独立しています。ハングルは、一つの文字の中に、子音・母音・子音があるのです。かなり違います。

          > パスパ文字も古くをたどればフェニキア文字

          フェニキア文字は子音のみのアルファベットであり、母音を有するハングルとの共通点を見いだせません。私はこの説が納得できません。

          > Wikipedia も意地が悪いです

          別にWikipediaがあろうと無かろうと、ハングルが成立した時期と理由は訓民正音や朝鮮王朝実録ではっきりしています。意地悪は関係ありません。

          世宗のハングル制定に、貴族階級が強い反発した理由も、朝鮮王朝実録等の史料ではっきりしています。

          > 丸パクリをしたみたいな印象を受けます。

          丸パクりではありません。朝鮮語の性質に応じた工夫が凝らされています。

        2. 阿野煮鱒 より:

          とある福岡市民様へ

          訂正です。

          >> アルファベットやギリシア文字が正しくこれですね。
          > アルファベットやキリル文字は

          唐突にキリル文字が出てきましたが、間が抜けていました。

          キリル文字はギリシャ文字を元にしてスラブ系言語を表記するために開発された文字です。

          これらは子音の文字と母音の文字が独立しています。ハングルは、一つの文字の中に複数の音素が記述されます。

        3. はぐれ鳥 より:

          安野煮鱒様

          ふと思ったことです。韓国人は、貴方が例として引用された「孔子曰 吾黨之直者異於是、云々」の意味を、日本との約束に都合よく解釈しているような気がします。則ち、この句を、公私を超えて拡大し、国際間の約束よりも国内事情が優先されるという風に解釈しているのではないでしょうか?なので、日本との約束なんかより韓国の事情が大事だと思っているのでしょう。ですから、日本が、幾ら西洋的契約の意味で約束しても、韓国ではそれを孔子流に勝手に解釈し、自分に都合が悪くなればいつでも反故にできると考えているのかな?なんて思いました。

          それと、孔子・韓国の連想で、もう一つ約束破りを免罪するような言葉を思い出しました。それは子貢が孔子に対し「約束を破っても構わないのですか?」と問うたのに対する孔子の答えです。曰く、「強制された約束だから、神も聴いておられない(破っても構わない)」:原文→「子貢曰、盟可負邪?孔子曰、要盟也、神不聽(史記孔子世家 蒲邑敢闘の条)」です。よく彼らは、「日韓併合条約は‘強制された’条約だから無効だ!」と言いますが、この孔子の言葉を基に自己を正当化してるのかな?なんて思ってしまいます。

          そう思うと、孔子様も随分罪作りな人です。(笑)

        4. 名無Uさん より:

          はぐれ鳥様へ

          孔子、子路扁から面白そうな考察を広げて来ていますね。
          私どもの土地の正直者は、父は子のために罪を隠し、子は父のために罪を隠してやるのです。そこに本当の正直さがあるのではあるまいか。

          はぐれ鳥の考察から、戦後のいびつな日韓関係の根本原因がまたひとつ見えて来たような印象を受けました。
          GHQの占領政策によって、戦後日本の中間管理層に扶植されてきた人々は朝鮮半島出身者です。この日本の中間管理層は、韓国の支配層にとっても、北朝鮮の支配層にとっても、『子』という立場を無条件に押しつけられて来ました。韓国や北朝鮮は無条件に『父』の立場に立ちます。
          そして、子は父のために罪を隠してやることが正直であり正義であるのだと、延々と求められて来ました。(両者はどちらも朝鮮人ではないか、という認識です。)
          日本人の価値観からすれば、密室で嘘の合意を積み上げて、罪を隠蔽して来たことは悪であり、許しがたいことでしょう。ですが、儒教圏の朝鮮半島からすれば、これは正直であり善であり正義ということになります。

          いやはや、日韓両国の善悪の価値観の断絶は、やはり宗教的な思考態度から来ているという思いを強くしました。
          現代の日本では多くの人々は特定の宗教を信奉しているのかどうか良くわからない状況です。しかし思考態度の根底の部分に神仏習合があります。
          現代の韓国では仏教の他にプロテスタント、カトリックとキリスト教も強い。しかし、思考態度の根底の部分には、やはり儒教や朱子学があります。
          この両者の断絶は、やはり根本の部分に宗教的な思考態度から来ているのだという思いを強くしました。

        5. 阿野煮鱒 より:

          はぐれ鳥様

          お説の大意には賛同します。

          中国や韓国の、情治主義や身内を庇うためなら嘘をつくべき、という価値観の元は、儒教に由来するというのが定説であり、「孔子曰 吾黨之直者異於是、云々」は、まさにこの典型例です。

          現在の中国の統計が中国をよく見せるために粉飾してあるとか、中国をより良く見せるためなら嘘でも何でもプロパガンダの努力を惜しまないとか、そういう行為は日本人から見れば虚偽の申告ですが、儒教的価値観で見れば正しくあるべき姿です。

          韓国の価値観も中国と同じです。日本人から見れば嘘つきでも、韓国人にとっては正義です。

          > そう思うと、孔子様も随分罪作りな人です。

          そうなのです。儒教の毒は、あんなにも素朴な言葉を連ねた論語のなかに仕込まれていたのです。

        6. とある福岡市民 より:

          阿野煮鱒 様

          > アルファベットやキリル文字は、母音の文字と子音の文字が独立しています。

           そうでしたね。アルファベットは音素文字、仮名やハングルは音節文字で異なるものでした。勘違いしてました。同じ音節文字でも、仮名や線文字Bが一音節で異なる形を取るのに対し、ハングルは音素を組み合わせて一つの文字にする形にするという規則的な形を取るという、また違った文字ですね。
           音素を組み合わせて一つの文字にする文字って他にどんなものがあるでしょうか?チベット文字、タイ文字、が何となく似てるように思えますけど、間違ってたらすみません。

          > 私はこの説が納得できません。

           なるほど。これも一つの説に過ぎず、全然関係ないかもしれないのですね。

          > 丸パクりではありません。朝鮮語の性質に応じた工夫が凝らされています。

          そうですね。丸パクリでなく、「影響を受けた上で自らに合わせて再構成した」というところですかね。失礼しました。

        7. 阿野煮鱒 より:

          名無Uさん様、

          へっへっへっ。漢文の一例として敢えて「・・・父爲子隱 子爲父隱 直在其中矣・・・」を持ち出したのは、まさにこういう議論に誘導するためです。成功しました。

        8. 名無Uさん より:

          阿野煮鱒様へ

          これはこれは、一本取られてしまいました。(笑)
          しかし、色々と視野が広がるような気がして、嬉しいものがあります。
          やはり平素から漢籍に触れてないといけませんね。
          日本語の文章力も、まとまりがつかないものになりがちです。

      2. はぐれ鳥 より:

        阿野煮鱒様、名無しUさん様

        御両人の半島・中国の文化や考え方に対する深い理解に敬服致しました。日韓関係がぎくしゃくする中、日本としては、表面的事象に反応するだけでなく、このような文化的背景から彼らの考え方を深く分析し、高次レベルでの対応を考えるべきとの思いを強くします。今後とも、種々、御教示願います。

        また、先の阿野煮鱒様に関しては、先の小生コメントで貴方の表記に誤りがありました。ここに、お詫び申し上げます。

        1. 阿野煮鱒 より:

          いやいや、こちらこそまさに「我が意を得たり」のご考察ありがとうございます。失礼な言い方をお許しいただけるなら、私の誘導に嵌まっていただいたのですが、的確にその主旨を捉えて本質に迫る洞察力に敬服いたします。

  4. めがねのおやじ より:

    韓国在住日本人様
    新宿会計士様

    更新ありがとうございます。在住さんは、6月末で退職、帰国されるのですね。私としては、「ご苦労様です、動乱の現代ですから早く決まって本当に良かったですね」と申し上げたいです。

    という事は、今月の選挙結果と文政権の後半展望を身近に感じれるわけで、多少羨ましい気がします(笑)。今はコロナで、日韓間の通行が難しくなっています。対策は立てられていると思いますが、帰国後の2週間の行動制限も含め、煩わしいですね。

    ハングル語が「世界一優秀な言語である」と言うのを聞いた事があります。しかし同音異義語を表記上は判別することができないというのは、他人とコミュニケーションを取る時や、創造的な語彙や複雑な表現を文字にするのが難しいのでは?

    前後関係を考えればどの意味かが分かると言いますが、外国人がマスターしやすいと言う事自体、つまり奥行きがない言語ではないでしょうか。

    韓国在住日本人様には、漢字が廃止されたことで実際に韓国社会では何らかの不便が生じているのかを聞かせて欲しいです。是非投稿お願いします(笑)!

    話変わりまして、今から6年前ですが、若い米国女性が仕事で日本に来て、瞬く間に日本語をかなりハイレベルまでマスターされ、実際その方に会った時は、驚きました。

    実質3年間の滞在で、それ以前に日本語学校に行った経験ナシ。日系人の友達ナシ。でも日本語で込み入った話や難しい語彙も、上手に使われ漢字もOK。新聞、雑誌、テレビも完全に理解してました。スパイちゃうか(笑)。

    それと彼女の英語での文章が(私からみたら)大変洗練されてました。アタマイイな〜って。勿論メール、ラインも日本人とは日本語で通話してました。

    今思うに、この方は特別語学が出来る人だったんでしょう。某米国有名大学卒、そして本人の活躍を見に来日されたご両親も(良い意味で)インテリ風。

    でもマスターした言語は英語(母国語)、仏語、独語、スペイン語、日本語だけでした。中国語も韓国語もロシア語もインドの言葉も知らない。「興味がない」と言ってましたっけ。

    「日本?ん〜安全なのと綺麗な事、人びとが親切なことがいいですね(彼女は関西住み)。街だけど近くに山もあり、野生動物もいる。海も近い。英語を話せる外国人も多い。見ることすること食べること、日本はすべて興味深いです。日本には是非また来たい」と日本語で語ってくれましたよ。

    日本語に興味を持って習得していただき、ありがとうと言いたいです。ホント、自由にハングルを扱えて向こうでも大切にされた在住さんと同じです。

    1. 阿野煮鱒 より:

      ハングル解説に没頭してレスできませんでしたが、おっしゃることに共感します。

      似たような例のロシア人を最近YouTubeで見つけ、よく見るようになりました。
      https://www.youtube.com/channel/UCXKTtrixDSnSsnXhN4xmBeg

      この安涼奈(アリョーナ)さん、外務省の留学プログラムに応募して日本に来て、大阪で一年間の予備学習の後、なんと東京大学法学部に合格、無事に卒業したという才媛です。まさに才色兼備。羨ましすぎる。

      1. めがねのおやじ より:

        阿野煮鱒様

        それは凄いッですね。私も薄々感じるのですが、語学であれ音楽であれ体育であれ、生まれ持った「デキル素質」というのがあるのではないでしょうか。

        努力だけでは到達出来ないラインがある、天性みたいなモノは信じます。ロシアの女性もきっと、普通の人びととは違うのでしょう。一年で東大法ですか。言葉が出ませんね〜(笑)。

    2. 団塊 より:

       意味不明、前後の文をいくら読んでも意味不明、文脈から読み取り不能なんですって、ハングルは。
       役所の文(勿論ハングル)が意味不明なので、役所に行くと、担当者がいないからと帰され、何度か行ったあげく、担当者が辞めたから分からない。

      いうことでした。。

      上 立ち読みの記憶、朝鮮半島元大好きSF作家の新書版の記憶

       ハングルが全く分からん頓珍漢でもネットに溢れる同音異義語の群れを見りゃ、意味不明な単語の前も後ろも意味不明、そりゃあいくらなんでも文脈から判断なんか無理無理無理、、、でしょうよ
       なお、ハングルは同表示意義語だ、同音異義語かつ同表示意義語。

  5. とある福岡市民 より:

     韓国在住日本人様、今回もおもしろい記事をありがとうございます。ハングルで確認できないのが残念ですが、かじった事がありますので、カタカナでもなんとなくわかります。
     いずれは応用編として、飲み屋編、会社編、買い物編での便利な会話を書いていただけますと嬉しいです。値切り交渉とか交渉術とかツッコミの入れ方などを混ぜるとおもしろいと思います。

    > 「ハングル」の利点は、タイピング速度が圧倒的に速い点

     韓国語は漢字変換が不要で、子音で終わる単語が少なくないからでしょう。対して、日本語は漢字や仮名の変換が必ず必要であり、単語は撥音「ん」や促音「っ」で終わるものを除いて必ず母音で終わります。日本語の漢字変換機能も年々向上してますが、どうしても遅くなるのは仕方ないですね。

     以下、韓国語から漢字を排除した事による影響について考えた事を述べます。

     ハングルだけの文章は日本語だと全てカタカナかひらがなの文章力ですから、同音異義語による意味の取り違えが多発するでしょう。すると使用頻度の高いと思われる単語一つが残り、他の単語は言い換えられて同音異義語が排除されるようになっていきます。これにより、短期には語彙力と造語力の低下、長期には読解力と思考力の低下を招きます。

     例えば「しゅしょう」は漢字ですと首相、主将、殊勝、手掌、主症と書き分けができますが、ひらがなですと「しゅしょう」としか書けません。そのため、「しゅしょう」を「首相」の意味だけに使い、他は「キャプテン」「すばらしい」「てのひら」「おもなうったえ」と言い換えたとします。
     するとどうなるでしょうか。

     同じ「すばらしい」でも微妙に意味や使い分けが異なる単語までが全て死語となりますから、それだけで語彙力が貧困になります。このような単語は特に感情を表す表現に多く、同じ「すばらしい」でも微妙な違いを表すには「千年さかのぼってもみつからない」「仙人の国にもないような」のように、わかりにくい、長ったらしい、大げさな修飾語を足すか、大声でまくし立てるなどの「しゃべり方」で表す事になります。
     韓国語の表現がくどかったり(朝鮮中央放送のニュースがそうです)、いまいちわかりにくい表現を使用したり(中央日報がよく使っていたマジノ線なんかがそうです)、大声でまくし立てたり(声闘の文化もあるでしょうけど)するのは、漢字を廃止して同音異義語を避けようとした事も一因かと思われます。

     また、主将のような「主+◯」と言った単語を使わなくなると、主任、主幹、主要、主軸のように応用の利いた表現までがなくなります。すると今後、main theme、chief umpire、欧米の言葉を取り入れる時も「主題歌」「主審」のような簡潔な翻訳を自分で作れなくなり、「メインテーマ」「チーフアンパイア」のようにハングルでそのまま書くか、日本語をパクるかしかなくなります。韓国語の漢字由来の熟語は日本統治時代や戦後に日本語から拝借したものが少なくありません。国家、民主、警察、行政、国会、大統領なんかもそうですね。解剖学の用語なんか日本語の丸パクリです。

     文在寅はNO JAPAN運動の一環として、法律用語を始め、日本語由来の多い漢字の熟語を排除して固有語に言い換えるよう指示してます。医学用語も例外ではなく、胸椎を「むねのほね」、太ももの内転筋を「よせるきんにく」のように言い換えるようです。
     これは韓国の医学から語彙力と造語力を奪う事になります。
     手掌という表現を「手のひら」にしたら、「掌蹠膿疱症」なんて「手のひらと足の裏のぶつぶつ病」か、英語(正確にはラテン語)の病名Pustulosis palmaris et plantarisをハングルで音写したものが正式病名になります。ぱっと見て理解できなくなりますし、今後新しい病名ができても応用できなくなります。

     語彙力と造語力が低下すると、読解力と思考力も低下します。
     漢字を知ってると字だけでなんとなく意味がわかるのですが、ハングルやひらがなではぱっと見ても意味がわかりません。すると意味のわからない単語を読み飛ばす癖がつきますし、読んだ文章や聞いた言葉をまとめようとしてもうまくいきません。その結果、人の主張を全体的に理解できない、または理解できるところだけに反応するようになります。
     韓国人が重要でないところにこだわったり、言葉尻をとらえて反発してばかりいるのは、相手の話の重要なところを理解する読解力が低下している、理解できなくなっている可能性があります。
     また、深く思考するには豊富な語彙力が必須です。語彙力が乏しければ底の浅い結論しか出せなくなります。例えば、文在寅政権の連中は同じ事を繰り返したり言い張ったりする、GSOMIA破棄でアメリカに圧力をかけられて慌てるなど、全体を見た判断や深い思考ができてない事がうかがえます。
     韓国人の言動や行動が短絡的、場当たり的に見えるのは思慮が足りずに軽率な行動を繰り返すからでしょう。その原因となっているのは、案外、漢字を排除した事で語彙力、造語力、読解力、思考力が低下しているせいかもしれません。

     現代日本語で読みやすい文章を書こうと思えば、漢籍、または漢籍の素養がある人の書いた文章を学んでおいた方がいいです。現代日本語の文法や言い回しは漢文調の読み下し文から受けた多大な影響を受けているからです。漢字の影響を受けた言葉、韓国語やベトナム語もその方が良いでしょう。その意味では中学高校で漢文の授業を受けたり、漢文の素養があった森鴎外や夏目漱石の小説を国語の教材として学習する事には大きな意味がありますし、その前段階として小中学校の9年間で二千前後の漢字を学ぶ事が必要です。
     英語圏を含む欧米人が中等教育でラテン語や古代ギリシア語を学習したり、イスラム圏の人がコーランの読唱を通して標準アラビア語を学習したりするのは、日本人や中国人が漢籍を学ぶのと同じく、きちんとした母国語の文章を書くための手本を学ぶためという目的もあるようです。もっとも、今のアメリカや英国では、ラテン語や古代ギリシア語は選択科目に格下げされたようですけど。

     韓国の新聞の文章が悪文で、何が言いたいのかわからないのは、漢字を廃止した事や、漢文の学習をしていない事で、手本となる文章を習得していない事、底の浅い思考しかできなくなった事が大きいのではないか、と最近は思います。

    1. 夜勤者 より:

      今日は天気が良いから
      通貨スワップするには良い日だ

      とか

      いちいち記事の最初に、
      日本をディスるのは楽しいが、本題は別だ

      みたいに差し込んでくるのが
      向こうのメディアですよね

      100年位前に朝鮮半島の発展・開発に尽力されていた
      私らのご先祖様を全否定してること

      私は許せませんけどね~

      白丁に言葉教えても、中身は変わりませんよと
      曾祖父ちゃん辺りの人に言いたいのよね

      1. 夜勤者 より:

        書くとこ間違えてる気がしますが

        酔っ払ってるのでご容赦くださいw

    2. だんな より:

      とある福岡市民さま
      書いちゃいましたね。本当のことを。
      私は、高度な思考をすることが出来る文字じゃないので、ノーベル賞が取れない理由のひとつと思ってます。
      ついでに、韓国語教育のサイトの嘘をもうひとつ。
      ハングルは世界遺産だった!世界遺産に登録された3つのスゴイポイントをご紹介!→この文章が韓国っぽいですよね。
      https://kvillage.jp/column/8668
      数日前にもありましたが、「訓民正音」が世界遺産で、ハングルは世界遺産ではありません。

    3. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

      とある福岡市民さま

      「韓国語から漢字を排除した事による影響」

      これは因果関係が少し違う気がします。

      もともと、抽象的思考ができるのは漢文を読み書きできるごく一部
      ではなかったのでしょうか。

      一般人は、抽象的思考ができなかったのでしょう。

      日本が、漢字ハングル交じり文を教育し、一般人が抽象的思考ができる
      ようになったのに、漢字を廃止して、先祖返りしているのです。

      漢字を廃止してしまったので、高麗以前に退歩し、今の水準に戻るのに、
      半万年かかるのではないかと思っています。

      1. 阿野煮鱒 より:

        御意

      2. とある福岡市民 より:

        成功できなかった新薬開発経験者 様

         そうですね。少し因果関係がずれてるかもしれません。ただ、「一般人が抽象的思考ができるようになったのに」はどうでしょうね。抽象的思考をするには中等教育以上を受け、授業や試験を通して思考訓練を行った人でないとちょっと難しいのではないでしょうか?
         今は日本人も韓国人も大半の人が中学高校で中等教育を受けてますが、戦前は初等教育(日本は尋常小学校、朝鮮は普通学校)だけの人もそれなりにいました。
         こういう人達は抽象的思考に慣れてませんので、中等教育を受けた人達との間で話が通じない事がしばしばあったようです。明治から昭和期の時代小説には、学はないが体力でひと財産を築いた父と、中学高校の教育を受けて理知的になった息子がけんかをする、なんて話がしばしばあります。

         日本人も韓国人も、抽象的思考のできる人が多くなったのは義務教育が中学3年間を含む9年間に拡大された事、高校や大学への進学率が向上した事が大きいと思います。読者の皆様にも、祖父母以前はせいぜい中学か女学校の卒業生で、で、大学卒が一族の中で初めて出たのはご両親の世代が最初だった、という方はそこそこおられるのではないでしょうか?
         つまり先祖返りというよりは、一族の中で初めての体験である、という事です。

         そして、その抽象的思考を行うにあたって、豊富な語彙を知っている事、新しい概念を理解するための柔軟な発想は必須で、外国の概念を自民族に説明するための造語力もあったほうがいいです。その道具として、欧米ではラテン語と古代ギリシア語、イスラム圏では標準アラビア語、仏教圏ではサンスクリット語、東アジアでは漢文(なぜか中国語ではなく文章語である漢文だけです)が学習され、自国の固有語に足りない概念(特に哲学や神学のような抽象的な概念)を取り入れました。
         英語などヨーロッパの主要言語の造語力はラテン語や古代ギリシア語の造語力があってこそですし、日本語の造語力も漢文の高い造語力があってこそです。

         ところが、時代を経るにつれて語彙がどんどん増え、人間の発音を超える数の語彙が生み出されてしまいました。当然、同音異義語が多発します。英語や中国語は音韻が豊かで、中国語は声調による区別もありますが、それでも追いつかない程に語彙が多いです。
         日本語のように音韻がたった73、拗音や外来語を合わせても100前後しかない言語なら、中国語ではいくつもの細かい発音で区別できる文字まで同じ読み方をしてしまうので大混乱です。
         例えば中国語なら、an1、an2、an3、an4、ang1、ang2、ang3、ang4と8つの発音に対して全く異なる8つの漢字が当てられる(部首を変えればもっと増えます)のですが、日本語だと全部「あん」と読まれてしまい、区別できません。

         これらを区別しないと思考や意思疎通に著しく支障をきたすため、表記を書き分けて区別するしかありません。
         音韻が少なく、発音も難しくない日本語で非常に複雑で深い思考ができるようになったのは、漢字、ひらがな、カタカナを併用するという、不合理で非効率な表記を用いる事で、膨大な言葉や概念を区別でき、造語力を高める事ができたからです。その分、習得に時間がかかり、試験では泣きを見る事も多々ありますが(笑)、これが日本語を豊かにし、日本人の知的水準を向上させたと私は思います。

         一方、韓国語は日本語とは違う道を歩みます。
         1970年に朴正煕政権は漢字廃止宣言を出し、ハングルのみを正式な表記法としました。
         韓国独自の文字であるハングルはナショナリズム向上による政権基盤強化(と歴史の捏造、恥ずかしい過去の隠蔽)を図る朴正煕政権に取って都合が良かったのです。
         また、朝鮮戦争後の韓国は識字率が20%程度、小学校に相当する国民学校の就学率も50%程度でした。同時期の日本では小学校の就学率が95〜99%、高校進学率が50〜60%でしたから、当時の韓国人の知的水準がうかがえます。
         開発による経済発展を行うには最低でも初等教育を終えたレベルの人材を多く育てる必要がありますので、就学率と識字率の向上が急務でした。そのため、習得に時間がかかる漢字教育は排除されたのです。
         逆に言えば、抽象的思考を行える中等教育以上を受けた人材はあまり必要とされてなかった事になります。同音異義語の多さによる弊害を指摘する声はありましたが、朴正煕政権は省みる事をしませんでした。
         これは北の朝鮮語とベトナム語も同じです。

         そして韓国人の就学率が90%をこえ、高等教育を受けた人の割合や社会の発展の程度が日本並みになると、同音異義語の多さによる混乱や、漢字を廃止した事による弊害が表面化してきたのです。しかし今から漢字教育を復活させる事は無理でしょう。初等学校や中学校の教師の多くが漢字を知らない世代なのですから。

         はぐれ鳥様のアイデアを活かして韓国語を改良すれば、漢字を使わなくても韓国語の造語力を高める事ができそうです。時間はまあ、半万年はかからないでしょうけど、それなりにかかるでしょうね。
         英語だって元は” fuck “のように下品で粗野な語彙ばかりでしたが、千年がかりで今の形に仕上げましたので。

        1. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

          とある福岡市民様

          言葉と文明の関係は難しいと同時に面白いと思います。
          母語と教育言語(学校教育による言語)の関係も非常に興味があります。

          知り合いのカンボジア人、
          「日本は良い、大学まで日本語だけで行ける」と言いました。

          そんなの当たり前と思ったのですが、彼は華僑、
          育ちは中国語、小学校はカンボジア語、中学以後は仏語、日本に来るときは日本語、
          仕事で専門領域は英語。

          彼曰く。カンボジア人と話すときはカンボジア語で考え、日本人と話すときは日本語で
          考える。

          想像もできない世界で生きている人がいるということを痛感させられました。

    4. 団塊 より:

      長いなあ~、
       長編力作のなか、同音異義語という文字列が目に入りました
      が、
      問題は同表示意義語が多々あること。

       ハングルは、漢字混じりハングルを禁止した結果、同音異義語だけでなく
      同表示意義語(100%別々のいくつもの事象を一つの文字列で記す)即ちいくつもの漢字がハングル一個(発音通りに書く)
       これは、まさに発音記号である。朴セイキが漢字混じりハングルを禁止して、ハングルは文字ではなく、訓民正音と同じ発音記号に劣化した。

  6. サムライアベンジャー より:

     私は、Bachelor Of Languages & Cultures=つまり、言語と文化の学士出身です。
     正確には「アメリカ文化を専門にしていた学生」なのですが、このご時世というのもあって、朝鮮半島事情などは「小国」なので一か月くらいで軽く分析して身に着けました。

     曲がりなりにも専門家の端くれですから、ちょっとしたアドバイス。
     「分析は中に入らないほうがむしろ正確に分析できることがある」という考え方にたどり着きました。例えば、アメリカ留学が終わって帰国後のほうがアメリカについての理解がぐんぐん進みました。
     
     言い方を変えれば、「トヨタで働く」ならば内情をよく知っているとも言えますが、どこかに「情」のようなものが残ってしまい、細かいことが気になってトヨタという会社を分析できない可能性もあります。むしろ外側にいたほうが、数字やデータ・市場動向から冷徹に分析できるというものです。

     大学院以上のような研究者を目指さない限り、文化なども「ポイントを抑え、大まかに理解する」能力が重要です。保守派というか、ブログやTouTubeを使って日本の伝統を伝えている「ねずさん」という方も、同様のことをおっしゃっていました。
      
     モンゴル歴史家である故・岡田英弘教授や、奥さんである宮脇淳子教授なども同様のことを言っていると思います。宮脇淳子先生は、韓国批判でちょっと有名ですね。

     在韓の方が韓国事情を話したい気持ちは分かります。しかし、ここでは細かい韓国事情であったり、専門外のことをあまり広げてしまうと、「よくわからない」混乱状態になるのではと危惧します。

     韓国語の特徴は…言語学の世界の話ですね。私も言語オタクなところがあるからよくわかります。しかし、「言語学」の視野で韓国事情を話すのも、あまり国家全体の分析には役に立ちません。
     

     できれば、「言語の特徴云々」といった細かい事情は別枠でお話しされるほうが良いかと思います。細かいところに気が向くと、全体が見えなくなってしまいます。それこそ「木を見て森を見ず」です。

     言語の特徴といった事情は、私のような専門屋に任せ、細かいことは適度にスルーして先に進まれるほうが良いかと思います。そのほうがこのブログのためになるかと。
     でないと、ここが「韓国文化」を語るサイトになってしまいます。目的はそこではないと思いますので。

    1. とらねこ より:

      長々と書いていますが、要点が今ひとつ分かりません。ひとえに私の頭の悪さでしょうか?通常は華麗にスルーするのですが。マクロとミクロはどちらも大事ですし、とりわけ偉大な人はミクロからマクロ、つまり木を見て森を再発見するのですよ。私は在韓日本人様の文章と皆様の意見をとても楽しみにしています。専門家の学士様wの様なお偉い方には分からないかと思いますが。

      1. サムライアベンジャー より:

        >>とらねこ様
        猫好きの私です。記事に敵意を向けているわけではありません、矛をお納めくだされば幸いです。個人的には「日本人同士でけんかをしない」ことも私の目的の一つです。

        在韓の日本人様のコラムは柔らかな口調で嫌味なくすっと入ってくる感じです。私も感心しています。1行たりとも文句のつけようがありません。むしろ私にはこんな文章は書けないと恥じているくらいです。

        「学士」云々は」注目させるためのテクの一つです。左翼が使いそうなやり方ですがあえて使ってみました。

        おっしゃる通り、学士なんぞ、大した技能もありません。私も自分で伝えることの要点を確定せずに書いていることも、わかりにくい原因になっていることも把握しています。

        私も、ミクロからマクロの理解、逆にマクロの視点から全体像を推測ことは同時に行いべき重要な思考方であることも理解しております。

        私もミクロから、朝鮮文化を分析しております。私も文化オタク的であり、K-popの歌詞から文化全体を理解しています。
        私のやり方は「頻出単語を探す」ことです。韓国の歌の歌詞で99%よくつかわれるのは、「オトケヨ」=「どうしよう?」、それと「モウラ」=知らない、気にしない、の2語です。
        この単語が多いということから、自分の問題なのに「知らない」という無責任な韓国人生が表れています。「オトケヨ」からは、自分で解決すべき問題なのに、大声を立てて他社に助けを求めるかの国の性質らしい、告げ口外交を思い浮かべます。
        他に「名前」という単語が多い。「あなたの名前さえ知らない」「私の名前を言ってみろ」と名前という単語がキーワードになっているんです。日本やアメリカの楽曲で「名前」という単語は頻出単語でしょうか?このことから、昔の朝鮮は名前さえない人がいる国だったと憶測が可能です。似た例として、アメリカ黒人の歌詞にも「名前」の言及が多い、奴隷時代名前がなかった文化の名残でしょう。

        韓国事情通のコラムニスト・鈴置氏も細かい話をしています。しかしそれを昇華させて、読み手に大枠を理解するように説いているのだと思います。

        このように重要な「点」を探すことは大枠を理解することのためのやり方です。ニダやチョンという音をピックアップするようなやり方は子供っぽい感じがします。

        私は「全否定」のテクニックは使いません。明日から韓国語の分析をやめよ!という主張もしていません。その権利すらありません。「全否定」は、共産主義=左翼さんたちのテクニックだからです。だから、在韓日本人様のコラムも全否定していません。ただ、昔ら伝えられてきた既知の話題で、ここでなくとも知ることができます。

        新宿会計士様は記事で何度も「ここは韓国経済専門のサイトではない」と繰り返しておられます。その意思を私からフォローするために、あえて上記のようなコメントを書いたまでです。

        また会計士様は、トレーサビリティが大事とも書かれています。私も自身の意見がトレースできるよう「宮脇淳子先生」などの参考にできる専門家を紹介しています。意見を言う時「たとえば」の話で自分の主張を担保することも基本的なマナーだと思っています。トレーサビリティが大事ですから。

        とらねこ様が矛をお納めしてくださることを切に願っております。

        1. 韓国在住日本人 より:

           サムライアベンジャー 様

           小生の投稿に対し称賛して頂き、有難うございます。文章そのものはテクもなく非常に恥ずかしい限りなのですが、現状の韓国を下の目線から眺める内容にしようと常に閑雅ております。

           > 韓国の歌の歌詞で99%よくつかわれるのは、「オトケヨ」=「どうしよう?」、それと「モウラ」=知らない、気にしない、の2語です。

           > この単語が多いということから、自分の問題なのに「知らない」という無責任な韓国人生が表れています。「オトケヨ」からは、自分で解決すべき問題なのに、大声を立てて他社に助けを求めるかの国の性質らしい、告げ口外交を思い浮かべます。

           小生は韓国の曲はあまり聞かないので、逆に「そうなんだ!」と感心する限りです。
           
           ところで「オトケヨ(어떻게+요)」や「モウラ(머르다 → 몰라+요)」は確かに頻繁に使われます。

           しかし、日本の感覚的には「어떻게=どうしよう(困惑)」です。何か起こった時につい呟く独り言としてよく使われます。「몰라」もよく使いますが、これは仰る通り「知らん」です。

           어떻게하면 좋는지 모르겠다
           どうしていいのか分からない
           I don’t know what to do

           みな同じ意味ですが、小生の感覚では韓国語で頻繁に出てくる単語と言うよりは、単に会話の中でよく使われるだけではないでしょうか?

           他の言語でも頻繁に使われると思います。

           小生の感覚で日本ではあまり用いられず、韓国でよく用いられるのが「괜찮다(クェンチャンタ)」です。会話では「괜찮아(クェンチャナ)」、「괜찮아요(クェンチャナヨ)」、「괜찮습니다((クェンチャンスムニダ)」の順で丁寧語になります。意味は「大丈夫です」となりますが、どこでも使えますので、日本語の「すみません」と同様な感じだと思います。

           駄文にて失礼します。

    2. 団塊 より:

       中に入らないほうが、良く分かる。は真実です。
       我が国は優れた方々が、いろんな方面を本にして教えてくれる。今ではこうしたブログでも知らない世界を教えて貰える。
       昔は、本や新聞だけだから騙されるとトコトン騙されたが、ネットを見るようになってインチキはすかさず嘘だと教えてくれる方がいる。自分が勘違いの※すると忽ち誤りを教えてくれる(馬しか かと、罵られるが実にありがたい)
       話がずれてしまったが、本やネットを読み続けていると行ったことも見たこともないのに誰も言わないことが分かってきますね、ある時いきなり自転車に乗れるようになるように、ばっと閃く。

  7. はぐれ鳥 より:

    私は、これまでの人生で韓国・韓国人との関りが殆どありません。せいぜいが、TVで韓国ドラマを観た事がある程度です。韓国語に関しても一切読み書きできません。さらに、日本語以外に、読み書き自在の言語がある訳でもありません。既に似たようなコメントもされていますので、以下は、蛇足かつ素人の妄言(「妄言」本来の使い方です)と思ってください。

    漢字廃止による欠点の一つは、会計士さん仰せの通り、漢字使用時代の残滓である、多くの同音異義語の区別が難しくなる事も確かです。ですが、さらにもう二つ、以下のような問題があると感じます。

    1、速読性に関して
    漢字は、日本人なら実感できるところですが、視覚による直感的意味理解に適した文字です。従って、高度な概念語を多数含む文書の読解を高速で行えます(無論、何千にも及ぶ文字を覚えなければならないという欠点はある)。ハングル同様の表音文字であるローマンアルファベットで表記された英語などでも、速読時は、一文字づつ読むのではなく、単語の意味を、単語構成文字群全体の視覚的特徴で理解する、即ち単語を、漢字的に読解をするのだと聞いたことがあります。日本語の場合でも、例えば、「ソーシャル・ディスタンシング」と表記するより「社会的距離」と書いた方が文字数も半分以下で済みますし予備知識なしになんとなく意味理解できます。ハングルでも、同様の事は可能かも知れませんが、漢字語由来の単語については、同音意義語の存在が足を引っ張るなどして速読が難しいはずです。

    2、新語の造語性に関して
    漢字は、一字々々意味を有するので、それを組合せ、またその意味を拡張し、新たな概念に当てはめ造語する事が比較的容易です。また省略形を作り易いのも利点です。これは、明治期日本における西洋概念語の漢字語化(文化、社会、自由、科学など多数)の過程が良い例です。最近では、「エレクトロニック・コンピュータ」を「電子計算機」又は「電子脳髄」、さらに短縮して「電脳」などと造語するが如きです。韓国では、漢字自体は廃止されたかもしれませんが、漢字文化自体はまだ残っているようなので、自分たちで漢字造語しハングル表記することも可能でしょう。或いは、日本や中国で造語された漢字語を輸入できるので、あまり不便を感じないかも知れません。ただ、最近の日本もそうですが、漢文学の伝統までもが廃れてしまうと、日本のカタカナ語の乱用(上例で、電子計算機・電脳ではなくコンピュータとそのまま表記するが如き)のような事態に陥り、造語能力が失われます。そのため、備知識無しには単語の意味連想が困難になり、初学者にとってはチンプンカンプンの、呪文だらけの文章となってしまいます。

    で、ハングル表記の欠点をあげつらう事に何の意味があると言われそうですが、結論として言いたいのは次のような事です。則ち、韓国語が今後も表音文字・ハングルを使い続ける積りなら、単語もそれに適したものに変えていくべきだということです(差し出がましいですが)。多分、今の韓国語は、視覚で読む漢字語を聴覚で認識するハングルで表記するため、視覚的にも聴覚的にも中途半端で、意味理解が容易でない状態だと思います。

    では、どう変えていけば良いかですが、簡単なのは、その道で何千年の経験を持つ印欧語を真似することです。則ち、単語の要素(接頭辞、語幹、接尾辞)毎の発音自体で、ある程度の意味連想ができるような(例えば英語の場合、re-が頭につけば再・復、ex-であれば外・去のような意味をもつ)のように変える事です。そうすれば、新語でも、発音だけで何となく意味理解でき、呪文で無くなります。さらに、音素の種類を増やせば同音意義語のような問題も解消するでしょう。速読性に関しては変わらないでしょうが、新語の造語性に関しては、現代の印欧語にならって、ギリシャ語・ラテン語などから新概念に合う単語を探せば解決できるでしょう。それも面倒なら、英語などから丸々借用すれば良いのです。それも面倒なら、ハングルだけを残し、言語自体を丸ごと(借用するかですが・・・・

    ということで、余計なお世話と言われるのは十分承知の上で、駄文を書き連ねてみました。(笑)

    1. 区民 より:

      ハングルから話題がそれてしまいますが、もう20年以上前だったと思いますが、コンピュータ系の雑誌の連載マンガで、computerを日本人は「電子計算機」と訳しているが、中国人は「電脳」と訳していることを知り、当時少なからずショックを受けた記憶があります。
      日本のコンピュータ産業が他国の後塵を拝している背景には、このようなコンピュータに対する捉え方の違いがあったのかも知れませんね。

      1. 阿野煮鱒 より:

        確かにそうですね。

        しいて電子計算機の肩を持つなら、インテルの4004というマイコンは、1970年に、日本計算機販売(株)の嶋正利氏がインテル社の開発陣と共同開発したものです。4004は4ビットのデータしか扱えず、用途は電卓でした(命令セットは8ビット構成です)。

        この4004のインテル開発者達が次に開発したのが8008です。型番の類似性ほどアーキテクチャは似ていませんが、生みの親は共通と言うことで。その8008から8080ができ、それを16ビットに拡張して8086ができ、80186ができ、それとは別の8086派生として80286ができ、それを32ビットに拡張して80386ができ、80486, Pentium, Core-iへと発展します。

        中国が電脳を意識したのは80年代だったと思います。日本人は電卓時代からマイコンに接していたので、その時代の認識としては電子計算機だったのもやむなし、と思います。

        でも、それを意識改革して行かないと立ち後れます。80年代、90年代の日本はハードウェア偏重で、ソフトウェアへの理解が薄いのを、冬至の私はもどかしく思っていました、

        1. 区民 より:

          SUNもDECもDELLも無くなってしまいましたから、そう言う意味ではNECもFujitsuも頑張っているのかも知れませんね。
          ハード –> OS・オフィスソフト –> アプリの流れでしょうか?
          日本勢は元々はハードが強かったので、現状は非常にもどかしいです。

        2. 阿野煮鱒 より:

          区民様、

          > SUNもDECもDELLも無くなってしまいましたから

          DELLは生き残っていますよ。w

          DECが68000に与えた影響とか、CISCかRISCといった議論が喧しかった頃、SPARCチップをひっさげてSUN SparcStationが躍進していた頃が懐かしく思い出されます。

          SUN SPARCもIBM/Motorola/AppleのPowerPCも、結局はIntelの8086系CPUに勝てませんでした。旧態依然としたCISCの命令セットをハードウェア翻訳して最適化し超高速で実行するという力業に、CISC/RISC論争は無意味になりました。理屈よりも販売数でした。

          そのIntelが、独占禁止法対策のために飼い殺していたAMDのRyzenに苦戦しているのも、また歴史の面白さではあります。

        3. 区民 より:

          阿野煮鱒様

          前々から気になっていましたが、このペンネーム(死語ですね)の意味をどの程度の方がご理解されているのでしょうね?
          多分半分ぐらいの方は「魚の煮物」程度にしか思われていないのでは・・・。

        4. 匿名 より:

          区民様

          鱒の煮物で結構です。

          このサイトでは、名前欄に何も記載しないと「匿名」になります。
          2chでは名前欄をdefaultに任せるのが基本であり、あえて何かを書かなければ、全員が「PCパーツの名無しさん」になります。しかし、2chには投稿の順番に固有の番号が付与されるため、お互いを番号で呼び合うことで個性を識別できます。さらには、板によっては自動IDが付与されるため、特定個人の一貫性が一日間限定で保たれます。

          このサイトでは自動的に番号やIDが与えられないため、名前欄に何かを書かない限り「匿名」になります。時々「匿名」対「匿名」の論争が起こりますが、何がないやらです。

          私のハンドル名は、「匿名性を維持していても個性は維持できるよ」という主張です。どこに住んでいる何の誰べえであることは意味がありません。

        5. 阿野煮鱒 より:

          > あえて何かを書かなければ、全員が「PCパーツの名無しさん」になります。

          すみません、誤記というか舌足らずです。各板のdefaultの名前になるという意味です。
          私の嗜好がばれてしまった。

        6. 死に損いのエンジニア より:

          >SUNもDECもDELLも無くなってしまいましたから、
          >そう言う意味ではNECもFujitsuも頑張っている
          >のかも知れませんね。

          実は、DECのAlpha CPUの開発陣はIntelとDECの特許侵害訴訟(PentiumはAlphaの熱制御や想定演算関連特許を侵害していた)の結果としてIntel社にそのまま吸収されて、マサチューセッツ州ハドソン町でサーバー用のCPUやPentium2の開発を担いました。

          米国では会社は無くなっても開発の人脈とノウハウは延々と生きながらえます。

  8. 帰れない二人 より:

    へー!いろんな考えを持つ方がいることに驚きです。私は純粋に面白かったです。

  9. クロワッサン より:

    更新ありがとうございます。

    >とくに韓国在住日本人様が指摘するとおり、「韓国人がハングルを最も科学的・合理的な文字として自画自賛する」という態度は褒められたものではありませんが、逆に、相手国の文字を過度に貶めるのもおかしな話です。

    その通りだと思います。

    韓国人がハングルを自画自賛するのは愚かですが、韓国人でも使える文字である事をもってハングルは素晴らしいと述べる事はアリだと思います。

    1. 団塊 より:

      最後の4行いいですね、かなり韓民国を愚弄してて。

      1. クロワッサン より:

        団塊 さん

        朝鮮人韓国人が自らを卑下してハングルを持ち上げるような精神性があるかですねw

        私は「無いな」と見ています。

  10. 匿名 より:

    まあマクドナルドなんかもネイティブ的にはメクドゥ(↑)ーナゥズなんですけどね
    個人的にはこの米中2大国時代にアジア圏で漢字が使えないのは不利だと思います。あと政治家の名前はカタカナ表記にしてほしいですね

    1. 阿野煮鱒 より:

      McDonaldの表記は、韓国人の自慢の一つですね。ハングルはカタカナより圧倒的に優れるという主張の根拠となっています。

      それは、あながち間違いではありません。

      McDonaldのMcは、スコットランドで「息子あるいは子孫」です。元はMacです。イングランドでJohnの子孫がJohnsonになるように、スコットランドではDonaldの子孫がMacDonaldになります。音節に分解すると、Mac – Don – aldの三音節です。(余談ですがアイルランドでは、O’が子孫で、Nielの子孫がO’Neilです。イングランドならNielson、デンマークならNielsenです。)

      話をMcDonaldに戻して、カタカナ表記の場合、“マ・ク・ド・ナ・ル・ド (ma-ku-do-na-ru-do)”と六音節になります。

      ハングルの場合、“ 맥도날드(mek-do-nal-do)”と四音節になります。語尾のドゥに母音が入っているのを除けば、ほぼ原音に近い表記ができています。Macの“ア”の音は、口を横に開いた音ですから、“メ”と聞こえます。“맥”の母音部分であるHに見えるパーツは、日本人の耳には“エ”と聞こえる合成母音です。

      ま、マクドの再現性が高いからと言って、それだけで国の民度や文化が優れているとは言えないわけで、それがどうしたという話ではあります。

      1. 区民 より:

        阿野煮鱒様

        ちなみに海外では「ケンタッキー」と言ってもフライドチキンは連想されませんものね。
        KFC(ケーエフシー)と言えば通じます。

      2. 匿名 より:

        解説ありがとうございます。発音に関しては最初に訳すときに何を重視したかで決まるだけで、優劣なんてものはないと思います。どの道ちゃんと訓練しないとネイティブにはほぼ通じません、笑。

        ハングルはすごく韓国らしくていいと思いますよ。今までのものをすべて根絶やしにして、劇的に新しいオリジナル文字を作り上げた!って感じが。

  11. 匿名 より:

    韓国在住日本人さま
    韓国に11年暮らして  今年6月に退社して帰国ですか
    長い間お疲れさまでした
    余計なお世話ですが  帰国後蟯虫検査をしたほうがいいと思います

  12. 夕刻 より:

    「根の深い木」という韓国歴史ドラマをご存じでしょうか?

    ウチのおばさん(怒)に付き合って以前観たのですが,そのドラマによればハングルは当時の世宗大王さんが,特段の教育を受けられない一般庶民でも即座に理解可能な言語として創った,のだそうです。

    世宗大王の圧政に苦しむ庶民に代わって,主人公氏は独り,大王暗殺を企み宮廷に侵入するのですが,何と当の世宗大王に「説得」され,その大業に惚れ込んで,生涯を大王の下士として仕えるというウリナラ・ファンタジーでした。(笑)

    こういう「勧善懲悪」ドラマを創らせると,悔しいですが,面白い出来です。

    1. 阿野煮鱒 より:

      お説に共感いたしますが、一つだけ言わせてください。

      > 一般庶民でも即座に理解可能な言語として創った,のだそうです。

      ハングルは文字であって言語ではありません。世宗は、幹事だけでなく朝鮮固有語も表記でき、庶民がしゃべる日常の言葉を書ける「文字」としてハングルを制定しました。

      文字は言語ではありません。アルファベット(ローマ字)は複数のヨーロッパ系言語で使われています。日本語だってローマ字表記は可能です。

  13. 浦島三郎 より:

    韓国語のニュースサイトをGoogle翻訳で除くと「ドア大統領」という記述が出て来ますが、これは「文大統領」の事ですかね? 「文」→「モン」→「門」→「ドア」という変換が掛かっているとか。

    この誤変換の理由をご存知の方いらっしゃいませんか?

    1. 阿野煮鱒 より:

      「文」のハングル表記“문(mun/ムン)”と、「門」のハングル表記の“문(mun/ムン)”が同じ表記だからです。
      翻訳者は、同じ文字から文脈で判断するのですが、自動翻訳では期待するほど文脈判別ができていないので、“문(mun/ムン)”を門と解釈し、ドアと翻訳してしまうのです。

      ハングルが表音文字であることによる弊害です。

      1. 農民 より:

        阿野煮鱒様
         文の音表記はmunなんですね。朴もpacでもpakでも正確ではない、表記が難しい…と読んだ記憶がありますが。しかしそれぞれ、
         文在寅→「Moon」Jae-in
         朴槿恵→「Park」Geun-hye※
         となっているのは何か意味があるんでしょうか?

        ※韓国在住日本人様の信号解説で「クネ(クンヘ)」とされているのがよくわかりました。

        1. 阿野煮鱒 より:

          韓国人名の英語表記にはさしたる意味がありません。

          まず、韓国語をラテン文字(ローマ字)表記する場合の規則は、何度も改訂され、現在の最終規則は「文化観光部2000年式」です。個人的には従来規則よりも改悪だと思っていますが、まあ韓国人の勝手にしてください。

          朴を“Park”、文を“Park”とする表記は、上述の「文化観光部2000年式」とは全くかけ離れています。単に雰囲気だけで勝手に決められています。

          ここで面白い事実があります。北朝鮮の朝鮮語と、韓国の韓国語は、細かい部分が違うのです。戦後の韓国語は南北分断の影響を受け、朝鮮中部方言を元に発展しました。そこで、元は同じ発音だったのが、韓国語では中部訛りで変質したのです。

          例えば、李明博の李ですが、中国でも北朝鮮でも日本語でも「リ(li)」です。米国の中国系移民でも「李」の英語表記は“Lee”です。ところが韓国(南朝鮮)では語頭の子音が消失し、「イ」になってしまいます。

          盧武鉉の「盧」の字も、中国韓国北朝鮮では“Ro”です。ところが韓国(南朝鮮)ではRがNに転訛してNOになります。

          それなのに、今でも韓国の正式な英語人名表記は“Lee Myung-bak”です。“L”が消えていません。盧武鉉は“Roh Moo-hyun”です。“No”ではありません。韓国人も、元の発音と現在の発音の違いは認識しているのです。だから国内と対外で綴りを使い分けているのです。面倒くさい連中です。そんなわけで、韓国人の人名の英語表記には確固たる規則性はありません。

          これらのことから、私は、北朝鮮のの方が、伝統的な朝鮮語の発音を維持していると見ています。

          さて、ご質問の朴槿恵の件ですが、まず「朴」の英語表記が“Park”になるのはインチキです。「朴」のどこにも“r”は含まれません。英語ネイティブが楽に発音できるように似た単語を探して振り当てたに過ぎません。非常に卑屈です。

          「(kun-heクンへ)」が「クネ(kune)」に聞こえる理由は、主文で韓国在住日本人様が「信号」が「シノ」になるメカニズムを説明なさっている通りです。Kunに続くheのhが弱まって消え、kun-eになり、リエゾンしてクネになります。

        2. 農民 より:

          阿野煮鱒様
           複数ツリーでのナンデナンデに丁寧にお答えいただきありがとうございます。疑問も解消できた上に、基準の提示や南北の違いの解説など大変勉強になりました。前世紀では韓国は先進的で味方、北朝鮮は遅れていて敵という単純なイメージを持っていましたが、どうも政府の正統性も言語の正統性も北の方がなんぼか……という印象になってきました。
           お手数かけまして、ご不快でしたら大変申し訳ないことでした。改めて感謝申し上げます。

  14. 名無Uさん より:

    いやぁ、皆様の碩学ぶりにびっくりです。
    ハングル文字とパスパ文字の関連性は、ガリ・レッドヤード・コロンビア大教授の業績が屹立しています。
    自分は言語学の分野はパスです。

    日本では漢字廃止論が現れては消えています。特に戦後からは酷く、朝日新聞などはいまだに漢字廃止論を諦めていません。
    『漢字の造語は社会の隅々にまで如何ともしがたいまでに広がっている。たとえは悪いが、まるで末期がんのごとくにである。』とまで宣う始末…(笑)
    そのたびに、日本で読書人を自負する人々は反撃しなくてはなりません。漢字を捨てた朝鮮人の読解能力が、どのように劣化していっているのかを知ることは、日本人が持つ漢字読解能力のアドバンテージを自覚することにつながるでしょう。

    一文字の漢字は様々な部首(偏や旁など)から構成され、これだけで事物の設計図となっています。漢字文化圏の人々は、幼少の頃からある種の設計図を読み書きする訓練を続けて来ているのだ、と捉えています。これは表音文字であるアルファベットを使う人々と比較して、思考訓練上で大きなアドバンテージになっていると捉えています。
    日本人が西洋の科学技術を十分に消化し、そこから発展して様々な新製品を生み出すことが出来たのも、この能力のお陰であると考えています。
    日本人は優秀な文字である漢字を捨ててはならない、と常々思います。

  15. 匿名 より:

    「同音異語は文脈から判断出来る」とは言っても文脈から「防火訓練」と「放火訓練」、「放水」と「防水」は文脈からの判断は出来ず、さらに逆の意味になってしまいます。

    何年か前に韓国国鉄が数万本に及ぶ防水処理がされていない欠陥枕木を交換の上破棄せざるを得なかったという事件がありましたが、オチは生産工程ではマニュアルどおり「放水処理」を行ったからだそうです。

    韓国語で書かれた消防士マニュアルを読んだら頭痛に苦しむでしょうな。

  16. CRUSH より:

    素晴らしいです。

    よい書き込みと、よいコメントが、これからもよい連鎖で続きますように!

  17. 匿名 より:

    Fightingがパイティンではないというのは初めて知りました。fをhで置き換えているのなら「ホヮイティン」みたいに発音するんでしょうか。あと「ボンテギ」、心に留めます。やはり現地の情報に生で触れることは重要ですね。

    rldやldみたいな子音が続くハングルが常用されていない(ハングルが占拠しているという3万文字分のUnicodeには入っているのだろうか?)から最後のdには母音をくっつける表記になって、それをそのまま発音している感じですね。wor duみたいに。まあ、日本人のマクドナルドが通じないのは有名ですが、メクドナルドゥも通じないみたいですね。まだマクダーナーとダにアクセントを置いて発音する方が通じる。ソウル語は日本語以上にアクセントがない言語と聞いておりますので、最後にドゥってつけられたら英語話者は混乱するでしょうね。

    日本語は母音を簡単にし過ぎちゃったせいで漢字無しで表記するのが難しい言語になってしまいましたが、漢字に当てられた音読み訓読み当て字を見ていると積み重ねられた歴史が感じられます。そんな積み重ねを学ばないといけないから(しかもローカルでしか通用しないw)大変ではあります。言語を学習しているつもりだったのにいつの間にか歴史を学習させられていた、みたいな。ってか、韓国的には漢字を学習しないのは憲法9条違反なのでは?あ、リセットボタン押したんでしたっけ?リセットじゃなくて訓民正音以来、ハングルが公用文字として正式採用されたことになってるんでしょうか?中国語学習用の発音記号だったことも忘れて。

    1. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

      匿名様

      「日本語は母音を簡単にし過ぎちゃったせいで漢字無しで表記するのが難しい言語になって」

      出典は忘れてしまいましたが、古代は、子音と母音が今より複雑だった可能性があるとか。

      漢字で表現できることにより、発音が、平仮名とカタカナに収斂した。

      薩摩の人と、奥州の人が意思を伝えあうには、漢字と仮名が良さそうです。

      1. 匿名 より:

        文化が混ざり合う地域では発音が簡単になっていくという話をよく聞きますけど、日本語はそのいい例だなあと思います。置き換わらずに積み重なってきた歴史が言語にそのまま現れている感じ。

        今では子音だけの発音は「ん」だけですが、縄文時代の言語にも流入してきた言語にもあったと思うんですよね。

        1. Buchineko より:

          私が小学校入学時は、を、ゐ、ヱの母音があって、発音仕分けてた気が❓

    2. 団塊 より:

      おう、漸く発音記号だと言う人が現れた、訓民正音が。
      ハングルも発音記号ですね、漢字混じりハングルを学校教育で禁止してから。

      朝鮮語もハングルも分からん団塊の閃き(=妄想)でした。

  18. 阿野煮鱒 より:

    世宗大王はハングルの制定者ですが、世宗自らが作業に当たったわけではなく、学者らに命じてできあがったものを承認したというのが定説です。

    しかし、韓国人学者の一部には、世宗自らが作業に当たったと主張する者がいます。宮廷内の大部分が、朝鮮独自の文字を持つことを強く危惧し反発したなかで、学者らを漢文至上主義者による妨害からかくまい、作業を続行させることは困難だったであろうと見たのです。だから世宗は、孤独に秘密裏に作業するしかなかったはずだ、と主張します。

    私は、学者に命じた派ですが、世宗が一人でやった説もありえると考えています。

    1. 匿名 より:

      自分の理解では、独自の文字を作ったのではなく、漢文を読めない(正音を知らない)哀れな子弟のために読み仮名を開発してやった、というものです。「訓民正音」という表現にそれがよく現れていると思います。世界帝国化したモンゴルにもそういう需要があり、パスパ文字を作りましたが、朝鮮も漢語学習の上でそれを借用した。朝鮮初代王(明から朝鮮王に任じられることなく引退しちゃいましたが)もモンゴル名を持っていたので、李氏朝鮮はモンゴル人の国って言っている人もいるぐらいモンゴル文化圏だったようですから、元の文化から取り入れるのは自然な流れのような気もします。

      朝鮮の宮廷学者が反発したのは、漢文至上主義だったというよりも、漢文学習に対し、下品なモンゴル由来の文字を持ち出すという非純粋性や、漢文学習が容易になることに対する自分の地位への危惧ではなかったかと思います。

      15世紀の“できたてホヤホヤのハングル”をじっくり見たことがありますか?
      http://honyakuka.jugem.jp/?eid=227

  19. 農民 より:

    韓国在住日本人様
     いつも興味深く拝読しております。

     チョスンのチョスンがチョスン……定期もさておき。肩甲骨(肩にある甲状の骨)を”かたのほね”にしてしまおうとかいう話題は見ましたね。英語でもScapulaと固有の単語のようですし、表意文字の利便性と煩雑さを捨てて表音に特化するのも一つの選択かとは思います。ただ、母体となったであろう中国語・漢字が表意文字の性格が強く、近代に発生した言葉は日本語由来、という、現代朝鮮語の経緯が相当に足を引っ張ると思います。仮名文字のように素直に漢字混用の方がいいんじゃないかなぁ…かといってこれも切り捨ててから久しいため今更厳しいという。

     あと個人的に朝鮮語(アメリカ英語をアメリカ語というようなものになってしまうので個人的には「韓国語」というのは疑問があり、朝鮮語とのみ表記しています)で疑問なのは、

     1.偏見なき幼少時から思っていましたが、なぜ少なくとも日本人からするとなんかオモシロイ不思議な発音・響きが多いのか?

     例)K2戦車 愛称「黒豹」
      日:くろひょう     (゚∀゚ )
      英:ブラックパンサー (゚∀゚*)
      朝:フックピョ   Σ(゚∀゚;) ※黒豹戦車、までいれるとフックピョチョンチャ

     2.彼らの名前がなぜほっとんどが同じ音節・抑揚なのか?

     例) 漢字:読み:抑揚音節
      裵勇浚:ペ・ヨンジュン:タ↑・タン↑タン↓
      李舜臣:イ・スンシン :タ↑・タン↑タン↓
      李完用:イ・ワンヨン :タ↑・タン↑タン↓
      ……

     単純に1.耳慣れぬ外語は大抵フシギな音に聞こえ、2.知識がないとどれも同じように感じる、というだけなのでしょうか。中国、朝鮮人名は字数少ないですし。

    1. 阿野煮鱒 より:

      フクピョ(흑표/heug-pyo)は漢字の黒豹をそのまま朝鮮式に音読みしたものです。漢字の発音は、時代や地域によってなります。日本と朝鮮で音が違うのは普通です。因みに現代の中国の普通話(北京語を元にした標準語)では、黒豹はhēi bào(黑豹/ヘイ・ボオウ)です。朝鮮語と同じく黒の頭の子音はhです。

      “흑표(heug-pyo)”のgにあたる子音は平音ですから、カタカナに翻案するときに促音をつけてフックと書く必要はありません。gをkと読み替えるのは、朝鮮語では清音と濁音の区別がなく、kとgの区別が曖昧だからです。

      1. 農民 より:

        阿野煮鱒様
         ご解説ありがとうございます。ただ単にそれぞれローカライズしただけなんですね。黒豹に限らず、同じ意味・漢字の言葉は日中韓で似ているものが多いので納得です。どうもフクピョチョンチャ、と初めて知った時の印象が強烈で。日本語でも雲豹ウンピョウはヘンな感じですしね。
         どの国の言葉でも例えば可愛いものは可愛い語感(花=Hana・Hua・Flower等)になるのになぁと思っていましたが、輸入語が多いならズレていっても仕方ないですね。多くの文化が中国の影響下なわけですし。
         そうなると朝鮮語の大元からある言葉、日本に於ける大和言葉・和語にあたるものはどうなんだろうと気になってきますが、習得意欲は特に無いのでこのあたりで。

      2. 韓国在住日本人. より:

         阿野煮鱒 様

         「흑표」英語綴り「heuk-pyo」です。発音記号で書くと「hωn phjo」になると思います。

         ただし、小生も専門家ではないので、自信はありません。

         駄文にて失礼します。

  20. 名無Uさん より:

    阿野煮鱒様へ

    世宗大王一人がハングル制定を推し進めたのか、それとも複数の知識人を味方につけてハングル制定を推し進めたのか、資料に当たらないと予測しかできないでしょうね…
    自分は当時の知識人である両班の協力を取りつけて、制定にこぎつけたという学説を支持します。
    確かに、当時の両班は真名である漢字から離れて、夷狄の文字を新たに制定することに大きな抵抗を示していました。新たな文字を制定するということは、自らの国を夷狄の地位に貶めてしまうものだという華夷思想の考え方から来ていますね。
    また当時の両班は、非常に多くの党派に分かれて互いに争っていました。そのうちの一つの党派が王に媚びを売るために、ハングル文字の創製に協力したとしてもおかしくはない、と考えています。
    そして、多くの他の党派が王に媚びを売る党派に反発し、ハングル文字を使用することに頑強に抵抗し続けたと考えています。真実はここらへんにあるのかな、と…
    まったく責任が持てない予想でしかありませんが…

    1. 匿名 より:

      横から失礼します。

      これ見る限り、中国との共同作業ですね。

      15世紀の“できたてホヤホヤのハングル”をじっくり見たことがありますか?
      http://honyakuka.jugem.jp/?eid=227

      初代朝鮮王が「何勝手にクーデターしさらしてんねん」と結局引退するまで明から王として認められなかったというトラウマもあり、明から下品な国として見られないように必死で努力していた。そのためには朝鮮人ではなく中国人になる必要があり、そのための漢語学習のツールが必要だった。その必要性を痛感していた朝鮮王とその取り巻きが中国人に協力を要請して出来上がった、という流れかと。

      1. 名無Uさん より:

        匿名様へ

        なるほど…
        普通に考えて、宗主国である明の承認と協力を取りつけないと、当時の李氏朝鮮は何も進めることができない体制でした。
        明からの協力、あるいは誘導があったと考える方が、自然でありますね…

  21. 阿野煮鱒 より:

    なんかもう、変な意見を訂正するのに疲れました。

    國之語音、異乎中國、與文字不相流通、故愚民有所欲言

    これをどう解釈するかです。
    勝手にしてください。

    1. 阿野煮鱒 より:

      あ、私の主張は、「中国との共同作業など考えられない」です。
      現在の日本が、独自の憲法を制定するに当たって、国内の護憲勢力を抑えるために、米国と共同作業する必要があったのなら、それ独自憲法ちゃうやろ、ということです。

      1. 匿名 より:

        朝鮮王朝にも家庭教師はいたでしょう。もっとも朝鮮王にとってはバラモンみたいなもんかもしれませんが。

        愚民というのは中国語を解さない貴族子弟のことで一般人のことではないですよ。だいたい奴隷制度を確立したような王が下々のことを気にする道理も無い。朝鮮は宗主国から下賜された朝鮮王の所有物に過ぎないのですから。その文章は朝鮮で中国語を流通させるためのツールを作ったとしか読めない。

        1. 団塊 より:

          愚民が両班のことであり奴隷のことではない。

          ずっと言ってきて、漸く同じ見解の人に出会えました。
           訓民正音が朝鮮半島にチャイナ語を広めるためもその通りでしょうが、
           高麗、次の王となる子供は小さい時からチャイナの人質としてチャイナに暮らしていたとのこと。李氏朝鮮も同じてすよね。
           やがて王としてチャイナから派遣されたが、朝鮮語がよく分からない、話せはしても文字が意味不明。チャイナの文字だが朝鮮読みであり、朝鮮語をチャイナの文字で書いただけで、チャイナ育ちには意味不明だったんでしょ。
           なによりチャイナの文章を朝鮮読みされて困惑したでしょうね。
           意志疎通に困って両班がチャイナの文章をチャイナの発音で読めるように発音記号を作らせたのが訓民正音である。

          あるとき閃いた。
           まあ、朝鮮半島=支那の奴隷半島とか
          [朝鮮王=支那から派遣された半島のNo.1奴隷]と
          か朝鮮関連の本を読んで暫くたつと起こった一瞬の閃き。妄想ですね。
           
           

  22. 阿野煮鱒 より:

    誤記訂正
    文を“Park”は、文を“Moon”のつもりでした。

  23. 阿野煮鱒 より:

    中国語の発音が一つしか無いと思っているあなた、日本ですら、漢音、呉音、唐音と複数の発音体系があるのです。現在の中国でも、北京語と広東語をはじめ、多種多様な漢字の発音があります。
    たった一つの発音規則で漢字の読みを朝鮮式の発音記号に変換すれば、中国語を理解できるようになるという発想はおめでたいです。

    1. 阿野煮鱒 より:

      歡迎回到我傾的頻道

      これに発音記を当てる規則を作りました。

      Huānyíng huí dào wǒ qīng de píndào

      これからは漢字を直接読む必要はなく、発音記号を読むだけで「文」や「門」が混在していても中国語が理解できます。

      同様に、この規則に従って発音記号を書くだけで、中国語が書けたことになります。
      発音記号を与えれば中国語の正しい() 発音ができるので、朝鮮人も中国の意味が理解できるのです。
      ———————

      そんなわけないでしょ。
      ついでに、ググれば分かるかもしれませんが、「漢字が読める」ことが自慢の日本人のみなさん、ググらずに一秒以内に冒頭の一行の意味がわかりますか? 発音できますか? (私はできません)

      1. 匿名 より:

        当時の朝鮮王朝が学びたかったのは明王朝が使っている中央政府公用語(訓民正音発表時代は北京語のようです)であって方言ではありませんよ。むしろ、方言を喋って田舎者と謗られることを積極的に避けていたはず。今でも中国の地方では四声ではなく七声の地域もあると聞きますが、李朝にはそんな方言を学ぶ必要はないでしょう。

        もっとも訓民正音で見られるハングルの横の点で当時どの程度の北京アクセントが再現できていたのかは興味がありますので、その点についてご存でしたらご教示ください。

        というか、文禄・慶長の役後ならともかく、それ以前の中国愛は私には理解不能なレベルですね。当時李朝に一体どんなメリットがあったのだろうか?

    2. 団塊 より:

       そんな難しいことではなく、訓民正音を作らせた本人(支那から派遣された半島No.1奴隷)が、チャイナで読み書きしていたチャイナ文字の発音記号を作れと命令してできたのが訓民正音なんじゃないでしょうか。

  24. カズ より:

    韓国在住日本人様

    うん、空気を読めない思考なのはその必要がなかったからなのですね。
    どうせ正確に伝わらないのであれば利己的に解釈しないと損するだけ。

    語彙の少なさを原因とした同音異義による理解の限界なのでしょうか。
    言葉にしても文字にしても伝わらないものはどうしたって伝わらない。

    だからと言って聞き直したりはできない。プライドが許さないからだ。
    したがって誰もが必然的に自己の都合に合わせて理解することになる。

    良く言えばプラス思考。悪く言えば得手勝手主義(無責任主義?)だ。
    勘違いをした方が悪いのではなく勘違いをさせた方が悪いとの理屈だ。

    約束は自らに有利な時のみ正しく、そうで無くなれば破棄すべきもの。
    法も自己都合により臨機応変に解釈される。必要なのは曖昧さの排除。

    時には「嘘ついたら針千本のぉ~ます!」の意味確認が必要なのかも。
    小指は赤い糸を結ぶのに使うものだが、責任を取る時に使う人も居る。

    ・・みたいですね。

    *次回の掲載も楽しみにしてます。

  25. 押入れ より:

    韓国在住日本人さま
    御投稿 いつも ありがとうございます。

    替え歌デス。
    元歌 あんたがたどこさ
    ・・・・・・・

    あんた それ 何さ

    文字さ

    クニ 何処さ

    韓国さ
    半島文字さ
    ハングルさ

    漢字 わからぬ 人びと おってさ
    それで 作った 表音文字さ

    ソイデサ
    漢字さ
    捨ててサ

    それを 彼の国
    チョイと 自慢セー

    失礼致しました。

  26. akunin より:

    子供の頃、燃え尽きた手持ち花火がバケツの中でほぐれ、韓国の古新聞でできていることがを知りました。当時(1960年代)は漢字ハングル混じりの紙面で、ハングルはひらがなの代わりだなと思いました。子供でも漢字を拾い読みすればおよそ何について書かれた記事なのかわかりました。
    オールハングルの現在、見当すらつかない状態です。まさか韓国の二人たちも不便しているようで、思考水準や文化の衰退という危険に気づかなかったようです。話がかみ合わない原因の一つなんでしょう。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

匿名 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告