配信日時:2023/11/13 08:00 新宿会計士 国内政治解散見送りは唐突な解散の布石?それとも致命的ミス? 先週報じられた、「岸田首相は年内解散を見送る」とする報道が、いったい何を意味しているのか。これについては、大きく2つの可能性があると思います。それは①岸田首相の致命的な判断ミスだった、というものと、②岸田首相の「死んだふ […]
配信日時:2023/11/02 17:00 新宿会計士 RMB一帯一路の債務の罠にかかっているのは中国の側では? 中国が巨額のおカネを貸していると見られる国――トルコ、アルゼンチン、エジプト、ベネズエラなど――は、いずれも国際決済銀行(BIS)のデータで見て、それほど多額の債務に耐えられる国々ではありません。中華金融の「債務の罠」問 […]
配信日時:2023/10/16 15:30 新宿会計士 RMB岐路に立つ一帯一路:リスクの取り方を間違う中華金融 ものごとの本質は、中国の与信審査能力の低さにあるのかもしれません。ウェブ評論サイト『フォーブスジャパン』には、中国が進める一帯一路金融に関する論考が掲載されているのですが、同論考にこんな節が出てきます。「中国はアジアやア […]
配信日時:2022/12/13 12:00 新宿会計士 RMBWSJ「通貨スワップを使って影響力の拡大図る中国」 当ウェブサイトでは先週指摘した「通貨スワップを使った中華金融」について、米メディアのWSJにも同様の趣旨の記事が出ていました。WSJの情報自体、当ウェブサイトよりもやや遅れているという点はさておき、中華金融の実情について […]
配信日時:2022/12/03 12:00 新宿会計士 金融スリランカ、外貨準備に人民元スワップを計上していた 外貨不足のスリランカに対する国際通貨基金(IMF)の支援決定が遅れています。これについて日経は、IMFの担当者の「同国が救済措置の資格を得るための前提条件を満たせば理事会は早急に開かれる」とする発言を紹介していますが、裏 […]
配信日時:2022/11/14 05:00 新宿会計士 外交徴用工問題「両国の協議で」早期解決を図る=首脳会談 韓国の「包摂的FOIP」に同意してしまった岸田首相 もともと存在しない自称元徴用工問題を両国が「早期解決に向けて協議する」というのも変な話ですが、それだけではありません。故・安倍晋三総理大臣の最大の遺産のひとつが「自由で […]
配信日時:2022/09/11 08:00 新宿会計士 外交韓国紙、輸出規制とノージャパンで日韓双方に反省要求 まるで自分自身がかつて執筆した「インチキ論考」を読んでいる気分になりました。韓国紙によると、先日、韓国で日韓約200人の国民が文在寅(ぶん・ざいいん)政権下のノー・ジャパン運動などに関する座談会を開いたのだそうですが、「 […]
配信日時:2022/08/27 05:00 新宿会計士 外交徴用工日韓協議が平行線でもまったく問題ない理由とは 昨日、日韓の外交当局者は自称元徴用工問題で「協議」を行ったのですが、これについてはまったくの平行線でした。ただ、これは悪い話では愛rません。日韓関係は表面上、「諸懸案の解決のためにお互いに意思疎通を重ねる」としつつも、実 […]
配信日時:2022/04/13 12:00 新宿会計士 金融一帯一路で知られるスリランカが外貨建債務デフォルト スリランカが外貨建債務のデフォルトを余儀なくされるようです。コロナ禍にウクライナ戦争が決定打となった、というのが同国の説明だそうです。そのスリランカといえば、「一帯一路金融」という話題が出たときに、典型的な事例に挙げられ […]
配信日時:2022/01/23 12:00 新宿会計士 RMB月刊Hanada「デジタル人民元脅威論者たちの罠」 保守系のオピニオン誌『月刊Hanada』に、「デジタル人民元が登場したところで人民元が基軸通貨になることはない」とする論考が掲載されました。これは、当ウェブサイトで以前から申し上げてきた論点を、改めて雑誌という形式に落と […]
配信日時:2022/01/13 08:00 新宿会計士 外交米中対立で「選択」済ませた日本、選択していない韓国 韓国は中国と米国のどちらを選択するのか――。日本がすでに済ませた選択が、いまだに韓国では大きな論点となっているようですが、その結論は「インドとの連携を強めよ」、だったりするようです。インドと連携を深めて米中二股外交がうま […]
配信日時:2021/11/27 09:15 新宿会計士 RMB中国が保有する人民元通貨スワップ等をすべて列挙する 中国が諸外国と締結する通貨スワップ・為替スワップは、著者のカウントでは少なくとも24本存在し、また、かつて存在したものも含めれば40本近くに達しますが、正直、「質より量」という印象が否めません。「一帯一路」構想に沿って発 […]
配信日時:2021/10/28 15:00 新宿会計士 RMBノウハウ不足のAIIB、出したくても出せない中国色 中国が主導する国際開発銀行といえば「AIIB」ですが、先月の『日米が「乗り遅れた」AIIB発足6年目のお寒い現状』なども含め、当ウェブサイトでは普段から申し上げているとおり、どうもこのAIIBの事業運営は順調とは言い難い […]
配信日時:2021/10/03 05:00 新宿会計士 RMB中国が途上国に対し「ドル建て」で7686億ドル融資 債務の罠に嵌っているのは、じつは中国自身? 巷間では、中国が途上国に対し、返しきれないくらいの多額のカネを貸し、借金のカタに港湾などのインフラを取り上げる、といったやり口への警戒が強まっているようです。こうしたなか、「中 […]
配信日時:2021/09/03 12:00 新宿会計士 RMB「北京証券取引所」構想と久しぶりに目にした一帯一路 人民元市場の対外開放の方が先では?(それができるかどうかは別として) 中国の習近平(しゅう・きんぺい)政権が推し進めている「世界戦略」のなかに含まれる構成要素のうち、代表的なものを2つ挙げれば、一帯一路とAIIBではない […]
配信日時:2021/07/15 05:00 新宿会計士 韓国崩壊文在寅氏訪日に冷淡な日本、米大統領夫人には「歓迎」 韓国はみずからをFOIPの外に置こうとしている 当ウェブサイトでこのところ連日のように紹介している論点のひとつが、約1週間後に迫った東京五輪の開会式で、韓国の文在寅(ぶん・ざいいん)大統領が日本を訪れ、首脳会談が開催され […]
配信日時:2021/06/15 06:00 新宿会計士 RMB一帯一路との連携もないAIIB、「コロナ特需」一巡 【悲報】日本が乗り遅れたバス、エンストで日本が運転するバスに牽引してもらう 当ウェブサイトで「定点観測」的に分析しているのが、中国が主導する国際開発銀行「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の財務諸表です。そもそも中国が […]
配信日時:2021/05/09 12:00 新宿会計士 韓国崩壊肝心の提言が欠落したワクチンスワップ批判記事=韓国 そういえば最近、「ワクチンスワップ」という言葉をあまり聞かなくなりました。いや、今月21日に行われる米韓首脳会談の前後で再びそのような言葉が出て来るのかもしれませんが、ただ、現在の米韓が、少なくとも「韓国国民全員分のワク […]
配信日時:2021/04/24 05:00 新宿会計士 RMB日本が乗り遅れたAIIBというバスの「お寒い現状」 土曜日だからこそじっくりと読みたい、あの怪しい国際開発銀行の実態 当ウェブサイトで「定点観測的」に報告している論点のひとつが、中国が主導する国際開発銀行である「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の動向です。AIIBが公 […]
配信日時:2021/04/23 07:00 新宿会計士 外交豪政府「一帯一路」協定破棄を決定も、実害はほぼない 昨日、豪政府が同国の州政府レベルで締結した「一帯一路」関連協定を破棄する、という報道が流れていました。ただ、個人的な印象を申し上げるなら、一帯一路自体、そもそも最初から、具体的で実現可能な計画や構想がない代物に過ぎず、今 […]
配信日時:2021/03/29 05:00 新宿会計士 金融スエズ運河コンテナ船座礁問題と物流安保問題を考える 物流安保は経済問題であるだけでなくFOIPの実効性を試す実例 先般からの『一帯一路・日韓トンネル・鉄道共同体構想は「与太話」』や『日本がシベリア鉄道よりもFOIPを重視するのも当然』、『与太話としての日露・日韓トンネルと […]
配信日時:2021/03/13 05:00 新宿会計士 外交日本がシベリア鉄道よりもFOIPを重視するのも当然 約束破るウソツキ国家のことを信頼しろと言われても無理です あらかじめお断りしますが、本稿では『「中国を排除するな」発言の真意はFOIP不参加の言い訳』でも予告した「FOIPクアッド首脳会談」を取り上げようと思っていたもの […]
配信日時:2021/02/22 05:00 新宿会計士 外交一帯一路・日韓トンネル・鉄道共同体構想は「与太話」 「中国脅威論」というものがあります。いうまでもなく、中国が世界中への影響力を拡大する過程で、日本などの利益が侵害されるということへの懸念であり、これについては決して油断してはなりません。ただ、それと同時に、中国の動きを見 […]
配信日時:2021/02/18 07:00 新宿会計士 RMB行き詰まる一帯一路構想と中国に失望する中・東欧諸国 中国が主導する国際開発銀行であるアジアインフラ投資銀行(AIIB)が「鳴かず飛ばず」であることは、『AIIBの融資実績額が「コロナ特需」で急増するも…』などを含め、当ウェブサイトで過去に何度か触れてきました。ただ、行き詰 […]
配信日時:2021/01/25 11:11 新宿会計士 時事AIIBの融資実績額が「コロナ特需」で急増するも… 当ウェブサイトで「定点観測的」に報告している論点のひとつが、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の動向です。AIIBが公表した2020年9月期の財務諸表(※未監査ベース)によると、融資実績額が3ヵ月で倍近くに増えていること […]
配信日時:2020/12/28 07:00 新宿会計士 時事異質な国・ドイツが異質な国・中国から距離を置くのか コロナと並ぶ今年の単語をひとつ選ぶなら、個人的には「FOIP」を選びたいと思います。こうしたなか、FOIP自体は地理的にインド・太平洋諸国が中心ですが、もともとは「価値連合」のようなものであり、自由主義、民主主義、法の支 […]
配信日時:2020/10/30 15:15 新宿会計士 時事米国とベトナムが急接近か?ポンペオ長官が急遽訪越へ 「本気で戦争をした国同士ほど、仲良くなれる」。そんな俗説を耳にすることがあります。日米関係や英米関係などに関する限りは、これは真実ではないでしょうか。そして、「本気でぶつかった国同士」という意味では、米国とベトナムも似た […]
配信日時:2020/10/13 10:45 新宿会計士 時事「日中韓サミット不参加」事実なら日本外交の変曲点か 以前の『菅外交は米豪印・アジアを重視、中国軽視、韓国無視?』でも触れた、「菅義偉総理は自称元徴用工問題で韓国側から『現金化しない』という確約がなければ日中韓3ヵ国サミットに参加しない」とする話題を巡って、共同通信に今朝、 […]
配信日時:2019/06/06 10:00 新宿会計士 時事「習近平訪韓」報道は正しいのか、そして事実ならその狙いは? 韓国メディア『中央日報』(日本語版)に本日、習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席が大阪G20を前に、5年ぶりに訪韓する予定だとする記事が掲載されました。この記事自体、見たところは中央日報の単独スクープらしく、また、誤報 […]
配信日時:2019/05/30 10:30 新宿会計士 時事中国が「一帯一路」で韓国に揺さぶり?自業自得の韓国外交 相変わらず韓国のメディアの報道を見ていると、「なぜ韓日関係が悪化しているのか」といった話題を巡って間違った分析がなされているようですが、あえて怒られることを覚悟で申し上げれば、「日本は韓国のことは放っておけ」と言いたいと […]
配信日時:2019/04/25 05:00 (最終更新:2019/04/25 07:00) 新宿会計士 RMB中国の国際金融戦略の現状は鳴かず飛ばずだが、警戒は必要だ 中国の国際金融戦略の3本柱とは、人民元の国際化、AIIBを通じたインフラ金融、一帯一路(R&B)イニシアティブです。しかし、現状で見る限り、とくに人民元の国際化については、頓挫したわけではないにせよ、頭打ちという状況が続 […]
配信日時:2018/10/30 05:00 新宿会計士 時事日中外交:テーブル上で握手し、テーブル下で足を蹴る関係へ 先週から今週にかけて、安倍総理が訪中し、習近平(しゅう・きんぺい)国家主席らと会談。今週はインドのモディ首相が来日して首脳会談を行うなど、日本、中国、インドという「アジアの大国」の首脳が相次いで顔を合わせるという展開とな […]
配信日時:2018/06/28 16:00 新宿会計士 時事【夕刊】AIIBと中国に開発援助の資格はあるのか? 最近、AIIBや一帯一路構想など、中国が主導する国際金融協力に関する話題を見かけることが増えています。これについて、少し気になった記事がありましたので、コメントしておきたいと思います。
配信日時:2018/05/10 00:00 (最終更新:2018/05/10 08:15) 新宿会計士 日韓スワップまったく予想通りの日中韓会談と「最善のお付き合い」(追記あり) 昨日は3年ぶりに、第7回目となる「日中韓3ヵ国サミット」が東京で開かれました。とりあえず現段階の限られた情報から判断する限りは、『日中韓首脳会談は「成果なし」こそ最大の成果』で予想したとおりの結果となったと考えて良さそう […]
配信日時:2017/12/20 00:00 新宿会計士 外交一帯一路構想には「是々非々」が正解 共同通信は先日から、「一帯一路構想に日本が全面協力する」という観測記事を流しています。私は、この報道については明らかに共同通信の虚報ではないかと見ているのですが、本日はせっかくなので、中国が進める「一帯一路構想」を初めと […]
配信日時:2017/11/11 00:00 新宿会計士 外交トランプのディナー歓待に見る日越中韓の違い 唐突ですが、明日からしばらく出張します。このため、出張を前に、時事ネタを追いかけておきたいと思います。
配信日時:2017/06/07 00:00 新宿会計士 外交一帯一路と対中・対韓関係 ここ数日、日中関係を巡るいくつかの報道が出ていますが、本日はこれらの情報を「世界戦略」という発想から再構成し、最終的には日本国民の「覚悟」が必要であることをお伝えしたいと思います。
配信日時:2017/05/29 00:00 新宿会計士 RMB【逆説】日本がAIIBに入る「目的」とは? 本日は「専門書脱稿」記念(?)として、以前から書きたかった、「仮に日本がAIIBに入るとしたら、その目的は何か?」について議論したいと思います。
配信日時:2017/05/24 00:00 新宿会計士 RMBドイツと中国の意外な類似性 本日は、一帯一路フォーラムに関する記事を紹介するとともに、ドイツと中国の意外な類似性について議論したいと思います。
配信日時:2017/05/16 06:00 新宿会計士 RMBAIIB巡る時事通信の「虚報」? 本日2本目の配信です。AIIBを巡り、時事通信に少し気になる記事を見つけたので、「ツッコミ」を入れておきたいと思います。
配信日時:2017/05/15 00:00 新宿会計士 韓国崩壊当ウェブサイトへのコメントと週末の韓国NEWS 本日のコンテンツは2本建てです。前半が「当ウェブサイトの記事へのコメント」、後半が「韓国に関する週末の話題のアラカルト」です。
配信日時:2017/05/14 13:30 (最終更新:2017/05/14 13:53) 新宿会計士 RMBAIIB「参加意思表明国」増加の真相 中国が主導する国際開発銀行であるAIIBに参加すると表明した国の数が77カ国に達しました。一見すると、中国にとっては「一帯一路構想フォーラム」を前にした華々しい成果ですが…?
配信日時:2017/05/13 07:15 新宿会計士 時事【速報】AIIB加盟論「再浮上」報道を検証する 本日2本目の緊急配信です。明日の中国の「一帯一路フォーラム」を控えたタイミングで、再び「正体不明の観測報道」が出て来ました。今回の報道源は共同通信です。
配信日時:2017/05/12 00:00 新宿会計士 RMB専門家が見る、中国金融覇権の「無謀」 中国が旗を振る「一帯一路」(現代版シルクロード)構想とAIIBを巡り、いくつか興味深い話題が出ています。本日は、これらについて紹介するとともに、あらためて日本とAIIBとのかかわり方について、考察したいと思います。
配信日時:2017/05/09 09:30 (最終更新:2017/05/09 10:31) 新宿会計士 時事「文在寅大統領」は三拝九叩頭の礼をするのか? やや異例ですが、本日2本目の配信です。韓国はどこまで行っても中国との間で「属国・宗主国との関係」を脱却することはできないのかもしれません。そう感じさせる記事が、韓国のメディアに掲載されていました。
配信日時:2017/04/21 00:00 新宿会計士 RMB金融から見た中国の「3つの夢」 中国が主導する「シルクロード・ファンド」やAIIBについては、「鳴り物入り」のわりに、それほどうまく行っている形跡はありません。こうした中、中国当局は久しぶりに、「一帯一路構想」に関する国際会議を開催するというニュースを […]