配信日時:2024/05/10 05:00 新宿会計士 金融日商会頭「政府は堂々と通貨操作を」発言の不見識ぶり 日商の小林健会頭といえば、三菱商事の社長を歴任した方だそうですが、『テレ朝news』の報道によれば、円安で中小企業から悲鳴が上がっているとしつつ、「堂々と通貨操作すればよい」と述べたそうです。不見識極まりない発言です。為 […]
配信日時:2024/05/01 12:00 新宿会計士 金融国際与信統計でまたもや日本が「世界最大の債権国」に 日本は約8.5年連続で「世界最大の債権国」となったようです。国際決済銀行(BIS)が4月30日までに公表した『国際与信統計』(CBS)によると、2023年12月末時点における国境をまたいだ国際与信総額は32兆2478億ド […]
配信日時:2024/01/10 17:00 新宿会計士 経済全般円安だけが要因じゃない…日経平均が「バブル後最高」 日経平均株価が2日連続してバブル崩壊以降の最高値を更新しました。株価1万円割れが常態化していた民主党政権時代などと比べたら、ずいぶんと変わりました。ただ、昨今の円安が日本経済浮揚のきっかけのひとつとなっていることはおそら […]
配信日時:2023/11/21 12:00 新宿会計士 金融アルゼンチンで「ペソ廃止と経済ドル化」実現するのか アルゼンチンでこのほど行われた選挙で、中央銀行の廃止などを訴えたハビエル・ミレイ下院議員が勝利しました。アルゼンチンといえば政策金利133%で、通貨も米ドルなどに対し暴落している国です。また、経済が崩壊状態に陥った際、新 […]
配信日時:2023/09/20 12:10 新宿会計士 金融ザイム真理教に不都合な事実:国の資産は過去最大に! 円安メリットが大きく出てきました。「国の借金」論というカルト宗教を布教しているザイム真理教の総本山には申し訳ないのですが、「国の資産」(?)は過去最大となったのです。日銀が発表した資金循環統計を見ると、海外部門の金融資産 […]
配信日時:2023/07/28 16:45 新宿会計士 金融日銀「YCC柔軟化」は「金融引締」とはいえない理由 会見終了後になにやらギャーギャー叫んでいる記者がいたようだが… 日銀が28日、イールドカーブ・コントロールの柔軟化を打ち出しました。これまで±0.5%に設定していた10年ゾーンの金利の変動幅を、最大で±1%にまで許容する […]
配信日時:2023/07/09 05:00 新宿会計士 経済全般日本企業の中国撤退の背中を押す「訪中ビザの厳格化」 中国が日本にとって重要な国なのかどうかと問われれば、一応、経済関係だけで見れば「重要な国」であることは間違いありません。ただ、それと同時に、日本企業にとってはこれ以上、中国に深く入れ込むのではなく、引き返すという決断を下 […]
配信日時:2023/06/27 11:30 新宿会計士 金融数字で見る「対外純資産400兆円超」のカネ持ち日本 家計資産が相変わらず2000兆円を超え、対外純資産は437兆円にも達しました。こうした「カネ持ち国家」である日本では、しかし、相変わらず「国の借金」論などの誤った言説を信じる政治家らが、増税を画策しているようです。国債の […]
配信日時:2023/03/22 08:00 新宿会計士 金融マネー面から見た「日本が関係を深める国・薄める国」 数字で見る「オフショア金融センター・香港の凋落」 「マネーから垣間見える日本と外国とのつながり」を調べていくと、非常に興味深い結果が浮かび上がってきます。そのなかでも隠れたテーマは、「香港との関係の終焉」ではないでしょう […]
配信日時:2022/12/22 05:00 新宿会計士 金融黒田日銀のイールドカーブ目標と日本経済の真の問題点 一昨日のイールドカーブ・コントロール政策の変更について、著者自身は「むしろ超長期ゾーンに金利誘導目的を導入すべきだった」と考えていますが、ただ、冷静になって考えてみると、日銀が国債の過半を所有しているところで、何も問題は […]
配信日時:2022/12/05 12:00 新宿会計士 経済全般悪い円安論はどこへ?「製造業の国内回帰」の流れ続く 「悪い円安」論はどこへ行ってしまったのでしょう?日本企業の利益水準は製造業を中心に過去最大水準に達するとともに、最近だと製造拠点の国内回帰という話題を頻繁に目にするようになりました。円安が日本経済に多大なメリットをもたら […]
配信日時:2022/08/29 12:00 新宿会計士 金融月末に向けて「1ドル=1350ウォン突破」あるのか ジャクソンホール会合受けウォンは一段安 ジャクソンホール会合を受け、いくつかの新興市場諸国通貨が米ドルに対して大きく下げる展開が生じています。日本の場合は1ドル=138.5円を超過する1ヵ月半ぶりの円安水準に近づいていま […]
配信日時:2022/07/10 20:00 (最終更新:2022/07/10 20:30) 新宿会計士 国内政治今回の選挙は「日本を変える重要な一歩」となる可能性 暗殺された安倍総理の弔い合戦として、自民党は「圧勝」するのでしょうか?日本維新の会は躍進するのでしょうか?立憲民主党は「最大野党」の地位を失うのでしょうか?社民党は政党要件を喪失するのでしょうか?保守を自称する新興政党は […]
配信日時:2022/06/21 12:00 新宿会計士 金融今年に入り韓国の「トリプル安」が明らかに増えてきた 今年に入り、韓国で「トリプル安」の回数が増えてきました。2022年第1四半期(1-3月期)で13回、第2四半期(4-6月期、ただし昨日まで)で11回であり、これは2017年第3四半期(7-9月期)の11回と並ぶものです。 […]
配信日時:2022/06/08 10:00 新宿会計士 金融20年ぶりの円安水準のメリットと、円安を恐れる韓国 20年ぶりの円安水準です。エネルギーや最終製品などの輸入が多い日本にとっては、急激な円安の進行は短期的に経済に大きな悪影響を与えかねませんが、それだけではありません。対外債権国である日本にとっては外貨建て資産の価値を押し […]
配信日時:2022/05/28 05:00 新宿会計士 RMB【資料】中国が外国と締結しているスワップ協定の一覧 本稿は、「資料編」です。中国人民銀行が公表している中国語のレポートをベースに、中国の通貨当局である中国人民銀行が外国通貨当局と取り交わした通貨スワップ・為替スワップ等の一覧を作成してみました。本稿で収録するのは、2018 […]
配信日時:2022/05/06 14:30 新宿会計士 日韓スワップ韓国野党「次期政権は日米との通貨スワップ締結急げ」 韓国の野党「国民の力」関係者から、尹錫悦(いん・しゃくえつ)次期大統領に対し、政権発足後に「直ちに米国・日本など主要国との通貨スワップを締結して最悪の状況に備えて緊急外貨流動性の確保など金融のセイフティネットの構築に出る […]
配信日時:2022/05/06 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国の外貨準備が急減:韓国でいま何が起きているのか これから韓国からの日韓通貨スワップ再開攻勢は強まる 韓国の外貨準備が前月比85億ドルのマイナスとなりました。「現金預金+有価証券」に限れば、マイナス幅はそれぞれ前月比で79億ドル、前年同月比で142億ドルにも達します。先 […]
配信日時:2022/05/04 05:00 新宿会計士 金融世界の金融機関の「カネの流れ」とウクライナ復興金融 日本は引き続き世界最大の債権国であり、円安で大いに潤っているはず――。そんな最新データが出てきました。当ウェブサイトで定例的に観測している「国際与信統計」(CBS)のデータです。また、アジアにおける金融では、英国が日本よ […]
配信日時:2022/05/01 08:30 新宿会計士 日韓スワップ米韓為替スワップの「復活」が現時点であり得ない理由 最近、韓国メディアからは、やたらと「通貨スワップ待望論」のようなものが出てきます。想像するに、その理由はおそらく、このところ急激にウォン安が進んでいることに加え、政権交代を機に「保守政権」を米国などに対しアピールする狙い […]
配信日時:2022/04/10 09:00 新宿会計士 経済全般韓国メディアの報道記事から読み解く「円安メリット」 実際のところ、円安は日本経済にとって良い影響をもたらすのか、悪い影響をもたらすのか。この点を巡っては、世の中で大きな誤解があるようですので、改めて指摘しておくならば、「円安のメリットを生かすも殺すも日本次第」、というわけ […]
配信日時:2022/04/08 05:00 新宿会計士 日韓スワップ外貨準備減少の韓国は日韓スワップ復活を要求するのか ウクライナ危機に加えて米FRBの金融引締めなどの材料が重なるなか、ソフト・カレンシー国の通貨が弱含みで推移する展開が続くかもしれません。こうしたなか、1ヵ月後に政権交代が予定されている韓国から、もしかしたら「韓日通貨スワ […]
配信日時:2022/04/03 05:00 新宿会計士 金融詳説・国際与信統計日本と世界の金融のつながりを読む 日銀が3ヵ月に1回公表する国際与信統計を読み込むと、金融を通じた日本と世界の関係が浮かび上がります。日本にとって圧倒的に重要な相手国は米国であり、続いてケイマン諸島、さらには欧州先進国などがこれに続きます。意外なことに中 […]
配信日時:2022/04/01 08:01 新宿会計士 金融日本の金融機関の対ロシア与信は1兆円少々にとどまる 国際決済銀行(BIS)統計のうち、国際与信統計の日本集計分が公表されています。これによると2021年12月末時点における日本の金融機関のロシアに対する与信額は98億1600万ドルで、1ドル=120円と仮定すれば、1兆17 […]
配信日時:2022/03/17 12:00 新宿会計士 金融家計金融資産が2000兆円突破 対外純債権は史上初の400兆円の大台に乗る 史上初めて、家計資産が2000兆円を、対外純債権が400兆円を、それぞれ突破しました。日銀が公表した資金循環統計の速報値によれば、家計が保有する現金預金の残高は1092兆円に達 […]
配信日時:2022/01/15 05:00 新宿会計士 金融日本から溢れ出た5兆ドルもの国際与信は欧米に向かう 「日本は外国に対し380兆円を超える純資産を保有している国である」――。これは、当ウェブサイトで以前から何度となく繰り返し述べてきた内容ですが、それと同時に、現在の日本において、増税が必要ではなく、むしろ「やってはならな […]
配信日時:2021/10/26 05:00 新宿会計士 RMB日銀、中国人民銀行との為替スワップをさらに3年延長 邦銀の中国本土における活動実態に照らし、3.4兆円もの為替スワップは必要なのか? 昨日、日銀は報道発表を出し、中国との人民元建ての為替スワップを3年延長したと述べました。当ウェブサイトとしては、日中為替スワップについては […]
配信日時:2021/08/12 16:00 新宿会計士 日韓スワップトルコと韓国が「ローカル通貨建てのスワップ」を締結 韓国銀行が本日、なかなか興味深い報道発表を行いました。「あの」トルコ中央銀行とのあいだで、約20億ドル相当の通貨スワップ協定を結んだというのです。ただ、報道発表を委細に眺めてみると、正直、「締結していて何か意味があるのか […]
配信日時:2021/03/18 11:30 新宿会計士 金融家計資産2000兆円達成間近!コロナ減税こそが正解 普段から当ウェブサイトが重視しているのは、「数字に基づく議論」です。そして、「国の借金(?)」論にこだわる「財政再建原理主義者」、「増税原理主義者」が無視する不都合な事実が、日本全体の資金循環状況です。日銀が昨日発表した […]
配信日時:2020/12/17 15:30 新宿会計士 時事日銀の外貨買入オペなら財政再建と物価目標で一石二鳥 当ウェブサイトが長らく主張してきた、「財務省が外為特会で保有する巨額の外貨準備を日銀に売却する」という構想が、唐突に現実味を帯びて来ました。日銀が昨日、財務省から60億ドル程度の米ドル資金を買い入れると発表したのです。こ […]
配信日時:2020/07/30 10:10 新宿会計士 時事米FRBが9中銀との為替スワップを来年3月まで延長 本日の「速報」です。米国の中央銀行に相当する連邦準備制度理事会(FRB)は現地時間の29日、外国の中央銀行・通貨当局(FIMA)に対する2つの資金供給手段を来年3月31日まで延長すると発表しました。
配信日時:2020/06/19 05:00 新宿会計士 時事韓銀「韓米通貨スワップ延長は市場状況を見て決める」 当ウェブサイトの『日本が6割、韓国が3位に浮上=米ドル為替スワップ』などでも伝えてきたとおり、いまや米FRBからの借入残高が3位となっている韓国銀行の為替スワップについては、来週木曜日に最初の弁済期日を迎えます。これに関 […]
配信日時:2020/04/08 05:00 新宿会計士 日韓スワップ米為替スワップ巡る「高金利国」と「低金利国」の現状 ここ数日、当ウェブサイトでは不定期に追いかけているのが、米国との為替スワップに基づく各国の米ドル借入額です。意外な話かもしれませんが、昨日(つまり4月7日時点)において、FRBから最も多額の米ドルを借りているのは日銀です […]
配信日時:2020/03/29 12:00 新宿会計士 時事米国は史上最大級の財政出動、日本は消費税法凍結を! 株価などの市場指標の変動が経済のすべてを説明するとは申し上げませんが、それと同時に、株価変動は市場の動揺の証拠でもあります。ここで、過去の株価変動について調べていくと、日米ともに2020年3月は歴史的に見て非常に大きな株 […]
配信日時:2020/03/23 05:00 新宿会計士 RMB【総論】4種類のスワップと為替スワップの威力・限界 ここ数日、国際金融協力の世界における通貨スワップ(BSA)に関して、「為替スワップとの違いがよくわからない」、「デリバティブの通貨スワップとの違いがよくわからない」、といった読者コメント等をよくいただくようになりました。 […]
配信日時:2020/03/14 10:00 新宿会計士 日韓スワップ米国が為替スワップを「締結しないこと」もメッセージ 先ほどの『日本で「トリプル安」発生、ヘッジファンド返り討ちも』でいったん議論をぶつ切りにしてしまいましたが、本来報告したかった方の論点について、何とか本日間に合いましたので、掲載したいと思います。通貨が脆弱な国におけるト […]
配信日時:2019/12/24 05:00 新宿会計士 金融「尖閣オフショアマーケット」の創設はいかがですか? 当ウェブサイトでは定期的にお伝えしているのが、国際決済銀行(BIS)が公表する「国際与信統計」と、日銀が公表する『BIS国際与信統計の日本分集計結果』を使った、国際的な金融の流れです。これは、金融機関の国境をまたいだ与信 […]
配信日時:2019/09/13 06:00 新宿会計士 時事ECBの中途半端な緩和政策にトランプ氏が噛み付く 昨日、ユーロ圏の中央銀行である欧州中央銀行(ECB)は、デポジット・ファシリティの金利を0.1%下げ、マイナス0.5%に設定するとともに、昨年12月に停止していた資産の購入プログラムを11月から再開すると発表しました。こ […]
配信日時:2019/01/29 05:00 新宿会計士 時事安倍総理の施政方針演説、敢えて採点すれば70点 昨日、安倍総理は第198回国会の冒頭で施政方針演説を行いました。文字に起こすと13000文字と長大な文章ですが、なかなか読みごたえもありますし、私自身、読んでいて賛同、共感できる部分もあれば、そうでない部分もあります。も […]
配信日時:2018/12/19 11:00 新宿会計士 時事「日韓海底トンネル?お断りします」苦境に立つ韓国経済・他 当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』は、べつに「韓国専門のサイト」ではありませんが、最近だと、1日に1回は韓国の話題に触れているような気がします。こうしたなか、昨日から本日に掛けて、「知的好奇心を刺激する」という意 […]