配信日時:2024/02/26 05:00 新宿会計士 経済全般欧州新規制でむしろ日本酒の輸出は増える可能性もある 欧州で日本酒が人気だとされているなか、読売新聞は24日、欧州連合(EU)が2030年以降、瓶などの再利用を義務付ける新規制を導入すれば、EUへの日本酒の輸出が事実上禁止されると報じました。ただ、そもそも統計上、2023年 […]
配信日時:2024/02/24 05:00 新宿会計士 経済全般台湾TSMC熊本工場稼働で深まる日台「半導体同盟」 牛乳と半導体…付加価値が高いのはどちらでしょうか? 酪農が盛んな地域で半導体工場ができることで、「もしかすると牛乳が生産できなくなる(かもね)」、といった「懸念」が生じているのだとしたら、それは逆に、半導体工場建設のデメ […]
配信日時:2024/02/21 05:00 新宿会計士 外交数字で見ると日本が韓国への制裁をためらう理由はない 自称元徴用工問題を巡り、韓国が一線を越えました。本来なら日本政府は今すぐ韓国に対抗措置を講じるべきです。ただ、本稿で改めて事実関係を整理しておくと、現状、日本が韓国に経済制裁を発動すること自体は困難です。しかし、それと同 […]
配信日時:2024/01/31 05:00 新宿会計士 経済全般日本にとっての貿易額上位5ヵ国の「概況品目別」分解 昨日の議論の続きで、本稿では日本にとって重要な貿易相手国である中国、米国、豪州、台湾、韓国の5ヵ国に関し、その貿易額の概況品内訳を確認していきたいと思います。端的にいえば、日本にとって中国、台湾、韓国は日本の川上産業から […]
配信日時:2024/01/02 05:00 新宿会計士 経済全般為替と無関係に世界で支持される日本のコンテンツ産業 「悪い円安論」という考え方自体が初歩的な経済知識の誤りで展開されている、という点については、当ウェブサイトでも昨年を通じてさんざん論じてきたとおりですが、年が変わったこともありますので、改めて理論と現実の数値に即して、そ […]
配信日時:2023/11/21 15:00 新宿会計士 経済全般「国や東電がホタテ産業に補償すべき」は筋違いな主張 経済を見るうえで重要なのは、ミクロ、マクロ双方の視点です。中国による日本産水産物の禁輸措置は、日本経済全体として見たら影響はほぼ皆無ですが、一部産業では深刻な打撃となりつつあるようです。ただ、その内情もよく見てみると、中 […]
配信日時:2023/11/08 05:00 新宿会計士 経済全般中国輸入規制なのに早くも年間1兆円達成≡農産物輸出 なかなかに、おもしろい結果が出てきました。中国が日本産の水産物に対する禁輸措置を講じたにも関わらず、日本全体の農林水産物の輸出は9月までの累計値ベースで5.8%増え、昨年より1ヵ月早く、9月の時点で年間1兆円突破を達成し […]
配信日時:2023/09/25 05:00 新宿会計士 経済全般円安と輸入規制は日本経済が対中関係を見直すチャンス 日中貿易関係の特徴を一言で述べると、「モノを作るためのモノを日本から中国に輸出し、中国で組み立てた最終製品を日本が輸入する」という構図です。端的には「中国以外から買う」ということが可能だ、ということであり、しかも民主党政 […]
配信日時:2023/07/09 05:00 新宿会計士 経済全般日本企業の中国撤退の背中を押す「訪中ビザの厳格化」 中国が日本にとって重要な国なのかどうかと問われれば、一応、経済関係だけで見れば「重要な国」であることは間違いありません。ただ、それと同時に、日本企業にとってはこれ以上、中国に深く入れ込むのではなく、引き返すという決断を下 […]
配信日時:2023/05/31 05:00 新宿会計士 経済全般台湾が日本にとって「3番目に重要な貿易相手」に浮上 台湾が日本にとって、豪州を抜いて再び3番目の貿易相手国に浮上しました。財務省税関が30日に公表した「普通貿易統計」の速報値によると、貿易高は台湾が9673億円で3位となり、9536億円で4位だった豪州と逆転したのです。ま […]
配信日時:2023/02/11 08:00 新宿会計士 外交鈴置氏、韓国のホワイト国復帰が危険である理由を解説 自称元徴用工問題「解決」のバーターとして、日本政府が韓国を「(旧)ホワイト国」に復帰させるという与太話がありますが、この考え方はさまざまな点で誤っており、かつ不適切です。これに関し、韓国観察者の鈴置高史氏は10日、もし日 […]
配信日時:2023/02/04 05:00 新宿会計士 経済全般データで見る「20兆円貿易赤字」の削減は意外と簡単 貿易面で、日本にとって「基本的価値を共有する国」(たとえば米国や台湾)の重要性が、「基本的価値を共有しない国」(たとえば中国や韓国)を上回りそうになっていますが、このことは日本が進める「価値観外交」が順調に進んでいる証拠 […]
配信日時:2023/01/04 05:00 新宿会計士 外交自称元徴用工「公開討論会」でも問題が解決しない理由 年初早々、自称元徴用工問題を巡る「公開討論会」構想が動き出したようです。韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)の報道によれば、韓国政府は近いうちに、自称元徴用工らに加え「専門家」を招いた「公開討論会」を開催するようです […]
配信日時:2022/09/12 16:30 新宿会計士 経済全般髙橋洋一氏「マスコミは為替を理解していない」と指摘 日本にとって円安は間違いなく歓迎すべき経済事象です。輸出競争力が伸び、輸入代替効果も期待できるうえ、資産効果まで生じるからです。ただ、日本のメディアが垂れ流す「悪い円安」論は、こうした経済学の基本的な知見を踏まえていない […]
配信日時:2022/08/30 11:00 新宿会計士 経済全般統計で見る日台・日韓関係の変化 資源高や円安で豪州が引き続き日本の3番目の貿易相手国に 財務省税関による7月分の貿易統計速報値が出てきました。貿易相手国としては引き続き僅差で台湾が韓国に競り勝っているのですが、それと同時に日本にとっての「3番目の貿易相 […]
配信日時:2022/08/04 12:00 新宿会計士 経済全般日本への影響はほぼ皆無だった韓国のノージャパン運動 「強制徴用判決問題の報復として日本が2019年7月に講じた輸出規制」――。こんな表現が、韓国メディアには普通に踊っています。ただ、その輸出「規制」に対抗する韓国の「ノージャパン運動」が、日本の産業全体に打撃を与えたのかと […]
配信日時:2022/07/06 10:00 新宿会計士 経済全般韓国紙「関係改善の好機…素部装の輸出規制解けるか」 韓国紙『中央日報』(日本語版)によると、日本の経団連関係者の訪韓を機に韓国国内で「輸出規制が解ける」との期待に加え、「世界的に経済ブロック化と陣営対立が加速する中で韓日関係改善に向け両国が努力を本格化するタイミング」とす […]
配信日時:2022/05/30 07:30 新宿会計士 経済全般日本経済の足を引っ張る「鉱物性燃料」の輸入額の急増 鉱物性燃料の輸入額が急増しています。先週金曜日に財務省税関が公表した『普通貿易統計』によると、今年1月から4月までの4ヵ月間で鉱物性燃料の輸入額は8兆8717億円であり、前年同期の4兆6979億円と比べてじつに倍増です。 […]
配信日時:2022/05/06 08:00 新宿会計士 経済全般岸田首相がコミット:「原発再稼働」の多くのメリット 報道によると、訪英中の岸田文雄首相が現地時間の木曜日、ロンドンの金融街で演説し、エネルギー輸入を減らすために原発を再稼働する考えを示しました。これが事実なら、まことに歓迎すべき話です。電力の安定供給、製造業の国内回帰、貿 […]
配信日時:2021/09/27 10:30 新宿会計士 韓国崩壊鈴置論考「韓国はもはや、日米欧とは価値観が異なる」 大変うれしいことに、優れた韓国観察者である鈴置高史氏の最新論考が、ウェブ評論サイト『デイリー新潮』に掲載されていました。今回の論考では、韓国で進行している「言論仲裁法改正案」を巡り、鈴置氏が事実上の「メディア懲罰法」だと […]
配信日時:2021/07/31 05:00 新宿会計士 日韓スワップ国際金融統計から見える「ジワリ韓国から離れる日本」 金融面での日本の「韓国離れ」は通貨スワップ終了後顕著に 昨日の『外交知らずの外交官?日韓に「ツートラック」を要求か』でも述べたとおり、外交は一般に、冷徹な国益の世界だけでなく、国民の感情というものを無視することはできませ […]
配信日時:2021/06/04 11:00 新宿会計士 金融素材・部品分野の「脱日本依存」が一向に進まない韓国 むしろ日本が必要としているのは「技術防衛の強化」 普段から当ウェブサイトで指摘しているとおり、韓国メディアにはろくに事実関係も調べず、平気でウソが掲載されます。「日本が韓国に対し輸出規制を発動した」というのもそのウソの典 […]
配信日時:2021/02/01 05:00 (最終更新:2021/02/01 11:00) 新宿会計士 経済全般貿易統計④貿易統計から見えてくる日本経済の「課題」 財務省税関が発表した『普通貿易統計』に基づく一連の論考については、本稿をもって、いちおうひととおり終了する予定です。最初に著者自身のデータベース整備の都合上、先日の議論で誤りがあったことを報告したうえで、本稿ではおもな品 […]
配信日時:2021/01/31 05:00 (最終更新:2021/01/31 21:00) 新宿会計士 経済全般貿易統計③日本の貿易上、台湾と韓国の地位は逆転へ? 貿易統計の詳細分析の「各論」も、本稿で3稿目となりました。昨日の『貿易統計②脱中国が遅々として進まぬ状況を直視すべき』に続き、本日は「台湾と韓国の逆転現象」について考えておきましょう。2020年において、日本から見て対台 […]
配信日時:2021/01/29 07:00 新宿会計士 経済全般貿易統計①輸出品目は「モノを作るためのモノ」に特化 日本は貿易立国だ、などといわれることがあります。1980年代を中心とする「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代のイメージを引きずっている人もいるのかもしれません。しかし、貿易統計をつぶさに検討していくと、こうした「最終製 […]
配信日時:2021/01/29 05:00 新宿会計士 時事韓国人、意気揚々と日本産ビールの不買運動始めるも… 韓国メディア『中央日報』(日本語版)に昨日、「不買運動の余波で、韓国における日本のビールの輸入が2年間で93%も減少した」とする話題が掲載されていました。端的にいうと、これにニューズ・バリューがあるとも思えません。そもそ […]
配信日時:2020/12/01 11:30 新宿会計士 時事WTO勝訴=今後の日韓関係は国際ルールで処理すべき 本日は久しぶりに朗報があります。ステンレス棒鋼のアンチ・ダンピング課税の延長措置を巡って、日本が韓国にWTOの一審で勝訴しました。ステンレス棒鋼自体、日韓貿易に占める割合はさほど高くありませんし、おそらく韓国が上級審に控 […]
配信日時:2020/12/01 05:00 新宿会計士 外交中国は重要な相手国だが引き返すことは可能=雑誌正論 日中デカップリング論を巡っては、当ウェブサイトでも以前からしばしば議論してきたのですが、『「日本にとって中国は重要」が7割を切ったことの意義』の末尾でも予告したとおり、本日発売される雑誌『正論』(令和3年1月号)に、『「 […]
配信日時:2020/10/21 05:00 新宿会計士 数字で読む日本経済本当に重要といえるのか?日韓の経済関係を数字で読む 昨日までに、『数字で読む日本経済』の最新シリーズである「中韓がなくても日本は大丈夫」論のうち、「中国編」については一区切りしたと考えています。本稿では中国編をざっと振り返るとともに、韓国編の導入部分として、数字から見た日 […]
配信日時:2020/05/28 13:15 (最終更新:2020/05/28 15:00) 新宿会計士 時事4月の輸出高は1兆円以上減少し5.2兆円にとどまる 本日の「速報」です。2020年4月分の普通貿易統計が本日、財務省から公表されています。本稿では取り急ぎ、いくつか目についたデータを紹介したいと思います。なお、これについては品目別の詳細なデータも公表されているのですが、な […]
配信日時:2020/04/29 05:00 新宿会計士 経済全般意外と堅調?3月の輸出は10%減、輸入は5%減に 普段、当ウェブサイトでは、毎月の貿易統計などをいちいち詳細に追いかけたりしていません。ただ、昨今のコロナショックにより、国際的にヒトの流れが凍結状態にあり、こうした状況がモノの流れにどういう影響を与えているのかという点に […]
配信日時:2020/03/08 10:00 新宿会計士 韓国崩壊数字で見た、「日韓は切っても切れない関係」論のウソ 昨日の『セルフ経済制裁?韓国が日本人向け入国ビザ免除停止へ』でも報告したとおり、明日以降、結果的に日韓間でビザの免除措置が相互に運用停止状態になりそうです。こうしたなか、昨年101歳で他界した故・中曽根康弘元首相の「日韓 […]
配信日時:2020/02/03 05:00 新宿会計士 数字で読む日本経済貿易赤字?現在の日本は「鵜飼いの鵜匠」のようなもの 先週木曜日の『予想どおり韓国へのフッ化水素輸出が量・金額とも増加』では、財務省税関が発表する『普通貿易統計』をもとにした2019年12月までの貿易データのほんの一部を紹介しました。ただ、この『普通貿易統計』自体は非常に詳 […]
配信日時:2020/01/27 05:00 新宿会計士 韓国崩壊あらためて、日韓両国の経済的なつながりを確認する 昨日の『「日韓Xデー」が到来しても、それは韓国の責任だ』では、朝日新聞論説委員の箱田哲也氏の寄稿などを手掛かりに、「日韓関係の破綻」について少し深く考えてみました。冷静に考えると、日韓関係が破綻すれば、経済面では日本に大 […]
配信日時:2020/01/08 05:00 新宿会計士 韓国崩壊対韓輸出が急減しているのは「低価格フッ化水素」か? 昨日の『韓国が欲しがったのはフッ酸よりも「容器」だった?』では、化学薬品などの取扱いにも詳しい読者の方のふとしたコメントから、韓国が日本からフッ化水素を輸入する目的がいったい何だったのかという点についての仮説を綴ってみま […]
配信日時:2019/12/26 17:15 新宿会計士 時事韓国向けビール輸出が急減しても日本経済に影響はない 昨日、朝日新聞に凄い社説が掲載されました「戦後最悪の日韓関係」という汚名から脱却するために、交流の裾野を広げよ、という主張です。1人の日本人としては、日韓関係を「最悪」にする原因を作った張本人の1人にそんなことを言われた […]
配信日時:2019/12/16 05:00 新宿会計士 韓国崩壊「物資横流し疑惑」が事実なら、対韓経済制裁も視野? 本日、約3年半ぶりに日韓両国の輸出管理を巡る政策対話が開かれます。これについて、韓国側ではなぜか「輸出『規制』の撤廃に向けた議論が進むに違いない」といった意味不明な期待が高まっているものの、現実に日本が輸出管理適正化措置 […]
配信日時:2019/11/28 17:30 新宿会計士 時事ついに対韓ビール輸出がゼロに!そのインパクトとは? 日本の韓国に対するビールの輸出高が、ゼロになってしまったようです。今年7月には約6.4億円を輸出したにも関わらず、8月には5000万円少々に、9月には60万円程度に、それぞれ激減し、ついに10月にはゼロになった、というこ […]
配信日時:2019/11/28 05:00 新宿会計士 数字で読む日本経済貿易統計に見る「意外と貿易依存度が低い日本」の現状 今月初旬から開始した『数字で読む日本経済』シリーズ、いちおう、本稿をもって「書きたい」と思っていた内容は、あらかた書き尽くしたつもりです。ただし、「数字で見る」から離れて、欧州の付加価値税(VAT)における軽減税率の状況 […]