【読者投稿】武漢肺炎で中国はわざとウソを流したのか

当ウェブサイトでは「読者投稿」を歓迎しており、投稿要領等につきましては『読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)』などでもまとめております。こうしたなか、『【読者投稿】武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発しないのか』などで過去3回ご登場いただいた「伊江太」様というハンドルネームのコメント主様から、ご投稿の第4弾を頂きました。いわば前稿の「完結編」という位置づけです。

読者投稿

以前から『お知らせ:読者投稿を常設化します』などでもお知らせしているとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しております。

投稿要領や過去の読者投稿一覧につきましては『読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)』などのページに記載しています。是非、これらのページをご参照のうえ、ふるってご投稿を賜りますと幸いです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

さて、「伊江太」様というハンドルネームのコメント主様からは、過去に3回、次のような投稿をいたぢています。

とくに第3稿では、武漢肺炎の「加害国」である中国から偽の情報がなかば意図的に流されているのではないか、という疑いすら生じて来る、と申し上げました(といっても、あくまでも伊江太様の見立てが正しければ、という前提条件が付きますが…)。

では、あくまでも可能性の議論ですが、もしも中国が意図的に何らかの虚偽情報を流したのだとしたら、それはいかなるもので、いかなる目的に基づいていたのか、という点については気になるところです。

こうしたなか、今回は仮題「データから読み解く武漢肺炎の特徴 第4報」を頂戴しましたので、基本的にはそのまま掲載させていただきたいと思います(※なお、大意を変更しない範囲で文章の順序や細かい漢字仮名遣いなどを変更している部分はあります)。

(※ここから先が「伊江太」様の投稿です。ただし、掲載に当たっては、当ウェブサイトが著作権を厳密に解釈する関係上、グラフの掲載を見送った部分がありますのでご了承ください。)

データから読み解く武漢肺炎の特徴 第4報

5月10日付『【読者投稿】アビガン解禁で、医療崩壊危惧は遠のいた』の掲載以後も、日本で報告される武漢肺炎感染者の数は順調に減り続けています。

もしこのまま終息させ得たとしても、すでにわれわれの社会にこれだけの傷を負わせた武漢肺炎という新型の感染症。自然災害として諦めなければいけない性質のものなんでしょうか。この疾患のウォッチを続けてきて、今わたしは疑問というより憤懣のようなものを感じています。

中国発の情報に含まれていた死亡率に関する嘘については前稿に書きました。今回はその続きです。

不顕性感染は本当にそんなに多いのか?

わたしが最初に感じた違和感は、不顕性感染に関して中国が言っていたはなしでした。いわく、「感染の8割くらいは無症状か軽い風邪程度、肺炎にまで症状が進むのはせいぜい2割程度だ」、というアレです。

いまでもそんなものかと思っておられる方も相当いらっしゃるかも知れません。

厚労省のデータを見ている方ならご存じでしょうが、PCR陽性者は有症状と無症状の2つのカテゴリーに分けられていました(5月9日発表分からこの区分けはしなくなっています)。その比はコンスタントに9:1くらいです。

また無症状とされている人の過半も(PCR値からウイルス散布の恐れありと判定された人でしょうか?)要入院とされ、実際入院していたようです。

医療機関で感染の可能性が高いとされた人と、その濃厚接触者から得た検体ですから、ある程度有症状例が多いのはわかりますが、それにしても、症状の有無を軽い発熱程度の兆候まで拾っているものだとしても、無症候とされる人の割合があまりに低いと思いませんか?

1月から2月にかけ、わたしたちは中国で日々ものすごい勢いで増加する感染者の数に驚いていたのですが、あの頃ふと抱いたのは中国にこれほどの数のPCRをこなせる能力が本当にあるのかということでした。

そういう疑問の声があがっているのを意識したせいでしょうか、途中から「いや、CTによる判定を加えているんだ」とか言いだし、ご丁寧にもそれまでの数にさらに大幅な感染者数の上乗せまでして見せました。

海外に輸出された中国産PCRキットが「使い物にならん」と突っ返されたような例もあったようですが、わたしはそもそも全国的なPCR検査なんかやってなかったんじゃないかと疑っています。

もちろんあの国で十分な数のサンプルを採集するなど思いのままですから、精度が十分で信頼性の高いデータは持っているはずです。しかしそれは外には出していないのでは?

わたしは「不顕性」感染が多数存在するという考えを頑なに排除します。これを認めると、

発症者の来院→医師の診断→PCRによる確認→保健所による濃厚接触者の調査→周囲の感染者の発見

という一連の流れで、集団中のウイルス散布者を極小化するという、わたしが想定したシステムが成り立たなくなるというのも理由ですが、見えないところでウイルスを撒き散らす存在がそんなに多いなら、感染爆発は不可避のはず。

だけど日本ではそれが起きていない。

論理学でいうところの対偶、「『not B ⇒ not A』が真ならば『A ⇒ B』の命題は正しい」という、裏返しの論証です。

最近、PCR法の検出感度の限界から、感染者の実数を掴むためには抗体検査の併用が必要ではないかとの声が上がるようになってきました。

抗体保有率の調査というのは、感染症疫学の研究ではいの一番に重要なものですから、やるなとは言いませんが、他国の先行研究例から見て、多分PCR陽性数の数倍の数値は出てくると思います。

これが「それ見たことか。日本では隠れ感染者がこんなにいたんだから、もう絶望」みたいな話に流れていかないか、ちょっと心配です。「まず現実を見てからにして」としか、言い様がないですからね。

「不顕性」の意味が、単に外に症状が現われないだけでなく、ウイルスを体外にバラ撒くことなく終了してしまう類いのものであれば、それはわたしの理屈にとって何の差し障えりもありません。

かりに抗体産生を刺激するくらいのことはするのであれば、むしろ願ったり、の存在にもなるのですが、さてそんな都合のいい感染形態があり得るのか、これを直接証拠立てるすべはもちません。

ただ、今問題にしているのはそんなディープな次元のはなしではありません。PCR陽性=武漢肺炎感染とみなされていた時期に、8割の感染者が、無症状かせいぜい風邪程度の症状で終わるといったことを問題にするのです。

もちろん、中国での流行は本当にそんなものだったとか、初めのうち実相を掴み損なっていたのだとかいった可能性も排除はできません。しかし保留ばかり付けていては話が進みませんから、ここからは邪推、妄想全開で行きます。

そんな嘘を言って、何か中国にメリットがあるのでしょうか?

わたしは「ある」と思っています。最初はたいした疾患ではないはずと油断させること。そして、流行が拡がりその実害が見えてきたとき、ロックダウンでもしない限り、もう感染拡大を防ぐ手段はないと諦めさせること。その2つです。

新型インフルエンザとエイズと武漢肺炎

コロナシリーズの読者投稿の中で、ケロおさんが『【読者投稿】日本政府の対応はシナリオに沿っている』のタイトルで、今回の武漢肺炎に対する日本政府の対応が、「海外で流行している新型のインフルエンザが国内に侵入した場合」の政府の対応指針に沿ったものであることを、わかりやすく解説されています。

最初のうちは、感染者が出たら入院隔離した上で、濃厚接触者の中から感染者の洗い出しをおこなう。

類例を求めるなら結核への対応が挙げられるでしょう。

ただ、この段階で求められるのは疾患の封じ込めではありません。結核と違って、インフルエンザなら2次感染者を探している間に3次、4次とすでに感染は拡がってしまっています。

目的とするのは、「市中のウイルス散布者をできるだけ減らして流行の拡大を遅らせ、その間に疾患の危険度の見極めをおこなうこと」です。

季節性インフルエンザと大差ない毒性のものと判断されたら、警戒態勢は解除、とりあえずは抗インフルエンザ薬による治療に任せ、ワクチン製造に着手する。しかしそうでなかったら?

そのときは、できるだけ早く強力な封じ込めの措置を執る。外出制限と広域移動の制限措置です。

他国ではこのようなシナリオが準備されていたのかどうかは知りませんが、欧米諸国が後の方策を選ばざるを得ないところに追い込まれました。

一方、日本は?

これがなんとも中途半端。危険なウイルスというのは十分にわかった。だけどインフルエンザならとうに起きているはずの感染爆発にはなかなか行きそうにない。結果、途中でちょっと移動制限まがいの自粛こそおこなったものの、本来初期限定だったはずの対策を長々と続けているのです。

この違いがどうして起きたのかは図表1を見ていただければ明らかでしょう。

図表1 累計感染者数の増加ペース

(※図表省略)

(【出所】日本経済新聞『チャートで見る世界の感染状況新型コロナウイルス』のページに掲載されている『累計感染者数の増加ペース』のチャート。ただし、元データが純粋な民間企業である日本経済新聞社のウェブサイトに掲載されているものであるため、当ウェブサイトでは引用を控えます。大変申し訳ないのですが、読者の皆さまにてリンク先をご確認ください。)

縦軸の値が対数表示になっているグラフの読み方については、以前の『【読者投稿】武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発しないのか』でも説明しましたので、本稿では省略します。

このグラフに載せられている日本と他の6ヵ国では、初期の感染の拡がり方に天と地ほどの違いがあります。日本と欧米諸国との武漢肺炎流行の極端なまでの違い。これが同じウイルスで起きる感染症なのでしょうか?これはまるで、あのエイズのデジャヴです。

欧米で爆発的に増え、アメリカではいまだ年間3万人以上の新規発症者、1万人超の死者を出し続けているエイズ。一方、日本では最初の感染者が発見されて以来35年経った今でも、累積の感染報告数が3万人程度。

武漢肺炎は性感染症ではありませんが、文化、生活習慣、国民性によって流行形態が大きく左右される疾患に違いないと考えてます。

余談ですが、満更自称というのでもなさそうな欧米の専門家が、「日本の対策は間違っている」、「今にも感染爆発だ」、「医療崩壊だ」などと、相も変わらずいっています。彼らもこれは生活・文化の違いだと薄々気付いているんじゃないでしょうか?

べつに文化の優劣に繋がるはなしじゃないはずなんですが。どうしても認めたくないらしい。一頃取り沙汰されたBCG説なんてのはその変型かもしれません。なんとか自然科学的な現象としたいんでしょうか。

言われだした頃はなるほどそれっぽくも見えたのですが、世界の流行状況が変化していくと、いや予防効果が確かなのは日本株、ロシア株限定だとなって、頼みのロシアまで落伍となっては、結局「日本サイコ~」になってしまう。もうポシャるしかないでしょう。

飛沫感染か経口感染か

都市を営み活発に交易を行うようになったことで、人類がさまざまな危険で大規模流行を起こす疾患を呼び込んでしまったのは間違いありません。

結核、痘瘡、麻疹、インフルエンザ等々。これらに共通するのは飛沫感染ないし空気感染によって人から人に伝播する疾患だという点です。いわば「3密」が流行拡大の最適環境となる疾患。

で、武漢肺炎対策として「3密」を避けるよう声高に言い立てる人に聞きたいのは、2月初めに隅田川の屋形船で起きた集団感染以来、1ヵ月半もの間、東京の感染者の発生が1日たかだか10人程度の状態が続いたのはなぜか、ということです。

今更いうまでもありませんが、満員電車での長時間通勤、休日には大勢の人で賑わう各種アミューズメント施設、「3密」が流行の拡大条件なら、この東京とニューヨークの違いは何でしょうか?

そもそも、人類の脅威となる流行性の疾患は、飛沫感染タイプのものばかりではありませんし、「3密を避けましょう」で防げるものばかりとは限りません(たとえば「エイズに罹らないために3密を避けましょう」もないでしょう)。

それでは、武漢肺炎の場合は?

わたしは以前の投稿で、「このウイルス感染のメインルートは経口感染だろう」と書きました。報告されていた感染クラスターの共通項や、イヌ、ネコ、ブタなど動物で知られているコロナウイルスが経口的に感染して下痢症を起こすものばかりといったことがその根拠です。

認知症一歩手前のジイさんの言い草では信用度はイマイチでしょうが、今では強力な援軍がいます。ニューヨークのウェイル・コーネル・メディカルセンターで武漢肺炎治療の最前線ではたらいているデイヴィッド・プライス医師です。

この人も多数の患者を診察した経験から、一般人が気をつけなければいけないのは口から入る感染だけと断言しています。

武漢肺炎にだけは感染したくないと思っておられる方は、氏が市民との質疑応答前におこなったプレゼンテーションのビデオをご覧になるといいと思います。30分近いものですが、ご覧になって損はないはずです。

デイヴィッド・プライス医師 COVID-19 video 1 [日本語字幕]

プライス医師は外出時のマスク着用を推奨しています。それは飛沫感染予防の意味ではなく、手の汚れを無意識のうちに口周辺の皮膚に付けないためにです。エイズ予防にはコンドーム、コロナ予防にはマスクということでしょう。

(※氏は同時に、「一般市民には医療用マスクは不要」「医療者のために残しておいてほしい」とも語っています。)

そしてわたしは、「このウイルスが経口感染で拡がる」ということを、中国は知っていただろうと思っています。春節の頃、武漢でこの疾患が急拡大した背景には、この地の万家宴とよばれる多数の住民が料理を持ち寄って宴会を開く風習が関係しているという推測が報じられていました。

武漢「伝統の大宴会」感染拡大に拍車か…1月半ば、市場近く4万世帯

新型コロナウイルスの肺炎患者が集中する中国・湖北省武漢市で、市中心部の巨大集合住宅地での集団感染が発生している可能性が指摘されている<<…続きを読む>>
―――2020/02/08 07:24付 読売新聞オンラインより

そうしたはなしは、中国各地で起きたマスク争奪パニックの報道で、いつのまにか忘れられたようです。そして今、都市封鎖開けの中国では、「取り箸の歌」なるものまでつくり、政府主導で直箸禁止運動が進められているとのことです。

直箸やめて取り箸で! 中国の大皿文化に異変

新型コロナウイルスの感染拡大を「基本的に抑え込んだ」とする中国では、レストランなども徐々に営業を再開している<<…続きを読む>>
―――2020年5月4日 13:00付 FNNプライムより

日本でマスク不足が深刻になった後、わたしたちは世界のマスク生産の半分が中国だという事実を知ることになりました。さらに、中国は武漢肺炎の危険性を隠したまま、世界からマスク、防護衣を買い漁っていたとも取り沙汰されています。

DHS report: China hid virus’ severity to hoard supplies

U.S. officials believe China covered up the extent of the coronavirus outbreak — and how contagious the disease is — to stock up on medical supplies needed to respond to it, intelligence documents show.<<…続きを読む>>
―――2020/05/04付 APNEWSより

United Front groups in Canada helped Beijing stockpile coronavirus safety supplies

Editor’s Note: One of the graphics contained in this piece has been updated to more clearly represent the Chinese Communist Party’s broad surveillance and attempted control of parts of the Chinese diaspora.<<…続きを読む>>
―――2020/04/30付 Global Newsより

そうすると、あの中国市民の殺気だったマスク争奪戦は何だったのでしょう。本当にマスクは不足していたのか?

あれはヤラセだったのではないか?

何のために?

ただでさえ、肺炎と聞けば飛沫感染が思い浮かびます。さらにダメ押しとして、世界に飛沫感染で拡がる感染だと「刷り込む」のが目的ではなかったのかと、妄想は拡がるばかりです。

密着と密度

本筋から外れるのですが、前稿でクルーズ船感染者の低死亡率に言及したので、ウイルス感染量と死亡率の関係を考えてみます。

動物実験ならウイルス投与量と発症率/死亡率の間にきれいな相関があることを示すデータは山ほどあるのですが、実社会での流行でも同じことが言えるのか、それほど証拠が揃っているわけではありません。武漢肺炎の場合はどうでしょう?

わたしの考える武漢肺炎流行の拡大要因は、「密」の字を使うなら、「密着」と「密度」のふたつです。

「密着」は肌と肌の直接接触。恋人、家族、友人、ご近所さん。ハグして、頬ずり、キス(密着型1)。聞くところのイタリア人の挨拶習慣からすると、図表1で原点からの立ち上がりがイタリアで群を抜いている理由もわかる気がします。

密着型の感染拡大にはもうひとつのタイプがあります。仕事の性質上「密着」が避けられない、病院や老人施設での集団感染です(密着型2)。こちらはしばしば多数の感染者が出ますが、半閉鎖環境にあるため地域の流行への影響は比較的小さいと言えると思います。

「密度型」の感染拡大は、先のプライス医師が言っていた周囲の汚染を手によって口に運んでしまうことで起きるものです。「密度」の語を使うのは、低密度、高密度、意味合いが異なる2つのタイプがあると考えるからです。

ニューヨークなどはすでに高密度型環境。プライス医師が言うような手段=こまめな手の消毒をやれば、個人的に感染は防げるでしょうが、几帳面な日本人ならともかく、一般的なアメリカ市民に可能かどうか首をかしげてしまうほどの対策が必要なレベルに達してしまった状況です。

札幌医科大学が公開している「人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移【国別】」というサイトで世界百数十国の武漢肺炎の流行拡大状況を知ることができます。人口百万人当たりの感染者で表示し、国別の特徴が比較しやすい工夫がされています(図表2)。

図表2 「密着型1」の流行拡大と「低密度型」の流行拡大

(【出所】札幌医科大学『人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移【国別】』。グラフに表示した国は、投稿者が選択)

図表2を見ると、「低密度型」の感染拡大様式とはっきりいえそうなのは、日本と台湾くらい。比較的近いパターンも、メキシコ、インド、インドネシアといった少数の国。ほとんどはイタリアと同様に流行開始当初は「密着型1」が主体になっていると推定できます。

いまやほとんどの国が国境を閉ざし、国内では外出を制限し、ソーシャルディスタンスを取ることを徹底させています。その結果を見ることができるのが図表3です。

図表3 ロックダウンによって感染拡大阻止に成功した国、できなかった国

(【出所】札幌医科大学『人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移【国別】』。グラフに表示した国は、投稿者が選択)

感染者が長期間ほとんど出ない状況を実現したと判定できるのは、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、台湾、そして韓国くらいのものでしょう。

中国は統計上ではそうなっていますが、信用できません。韓国については統計を偽っているのではなく、感染者があまりの不利益に恐れをなして、地下に潜ってしまった結果だと、わたしは見ています。

あれだけの対策を取れば、「密着型1」の感染拡大がいつまでも続くわけはありません。コントロールに失敗した国々では、感染拡大の様式は「高密度型」に移っていると思います。

自宅から一歩も出ない生活を続けられるわけもなく、食料品を買いに出たら、店には他人が手を触れた箇所はいくらでもある。ソーシャルディスタンスに気を配ったところで、役には立ちません。プライス医師が提唱する個人的防衛手段を講じるくらいしかない状況に陥るのです。

図表3を見ると低密度型から高密後型に移る境界は、対百万人比で200くらいのところにあるのかも知れません。ちなみに日本ではこの値が130以下、まだ余裕があるようです。

流行形態が「密着型1」→「高密度型」となった国で感染拡大が速い理由は、平均的なウイルス感染量の問題だと思います。それらの国の中で、フランスの死亡率が20%に迫ろうとしているし、イタリア、英国を始め、ヨーロッパでは優に死亡率10%を超えた国が多い。

流行が進むほどに死亡率が上がってくることを考えれば、他地域の国々でも同じことになって行くのかもしれません。

一方で、先に「低密度型」とした国の中ではメキシコの10%弱が最高です。直接証拠とはとてもいえませんが、感染ウイルス量と死亡率の間にはかなりの相関があるように見えます。

前置きが長くなりましたが、クルーズ船の低死亡率のはなしです。

わたしは「超低密度」での感染というのを考えています。国立感染症研究所のチームが、船内医務室を訪れた発熱患者の分布を主な根拠として、クルーズ船での感染の7割以上が、香港で下船した中国人乗客が船内にいた5日間に起きたと結論づけています。

現場からの概況:ダイアモンドプリンセス号におけるCOVID-19症例

クルーズ船ダイアモンドプリンセス号(以下クルーズ船)は、2020年1月20日、横浜港を出発し、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、および沖縄に立ち寄り、2月3日に横浜港に帰港した。<<…続きを読む>>
―――2020年2月19日付 国立感染症研究所HPより

たった1人の感染者から、5日間で500人もの人に感染が拡がった――。

わたしもこの結論は間違っていないだろうと思っています。

わたしが考える感染ルートは、ビュッフェにおけるトングや飲み物のサーバーの取っ手などの汚染です。しばしば指摘される中国人の食事マナー。片っ端からすべての料理を食べきれないほど山盛りにして、テーブルに持って行く。

アレをやっていたとしたら、すべてのトング、サーバーの取っ手がウイルスで汚染されても不思議はないでしょう。ただし、それで乗客ひとりの手に移るウイルス量はほとんどの場合ごく希薄なもの。まあ、そんなことを考えるわけです。

カレトラとアビガン

インドの一研究所から出てきた、「武漢ウイルスがHIV(エイズウイルス)の遺伝子の一部を組み込んだ人工物」という発表を、覚えておられる方は多いと思います。

これ自体はまともに相手にされなかったものの、わたしが引っかかったのは、前後して中国から出てきたエイズ治療薬であるカレトラが武漢肺炎に効くというはなし。

何かコラボみたいな気もしてきます。

専門的なはなしは避けますが、ウイルス屋ならカレトラが武漢ウイルスの増殖を阻害する可能性はまずないと断言します。

実際のところ、中国ではカレトラなんか初めから使いもしなかっただろうとわたしは考えています。彼らは前から知っていたんではないでしょうか、アビガンがこのウイルスの増殖を抑えることを。そうでなければ、あまりに手際が良すぎます、わずか2ヵ月で医療崩壊も起こさず流行を抑え込んだことが。

都市封鎖を止めれば第2波の流行に襲われるという見方は多いようですが、多分中国は十分に自信を持っていると思います。感染ルートの遮断方法(直箸禁止)は既知、特効薬は多量に備蓄済みでしょうから。

イタリアや隣国フランスで多数の死亡者が出る中、ドイツでは流行は広まるものの、死者が異様に少なかった時期があったのに気付かれた方もおられるでしょう。図表4に見るように、3月20日の段階で感染者数は日本の9倍にも及ぶものの、死亡者数は日本の半分を少し超える程度でした。

図表4 日本とドイツの武漢肺炎による死亡発生状況の比較

(※図表省略)

(【出所】2020/ 5/7(木) 6:31付 Yahoo!ニュース『【新型コロナ】死者が日本を大幅に上回るドイツがロックダウン解除へ』に掲載の図表『新型コロナウイルス 7日間の死者増加数(100万人当たり)の日独比較』。ただし、元データが純粋な民間企業であるYahoo!ジャパンのウェブサイトに掲載されているものであるため、当ウェブサイトでは引用を控えます。大変申し訳ないのですが、読者の皆さまにてリンク先をご確認ください。)

それが翌日には突然死亡率が急上昇し、その翌日にはロックダウン決定。そして4月の初めに、まだ日本では効能評価段階で、可能性のある薬剤のひとつに過ぎなかったアビガンを、名指しで数百万錠の発注をかけています。

ドイツ、「アビガン」大量調達へ 新型コロナ治療に(2020/4/3 3:24付 日本経済新聞電子版より)

ドイツは多分アビガンを実際に治療に使い、その効能を知っていたと思います。当然入手先は中国でしょう。しかし突然その供給が途絶えた。だから日本に縋ってきたのでしょう。

なにかで中国と仲違いでもしたのか、このところドイツがやたらに中国を悪く言い出したことと関係しているのかも知れません。

【読者投稿】アビガン解禁で、医療崩壊危惧は遠のいた』で指摘した死亡率に関する3つの嘘に加えて、中国は「不顕性症例の割合」、「感染ルート(飛沫感染/経口感染)」、「効果のある治療薬」についても、虚報を流したと考えています。

武漢ウイルスが生物兵器であるとか、わざと流行を起こしたとかいう説には、わたしは与しません。中国だって十分に被害は被っていると思います。

しかし転んでもただで起きない彼らは、他国がより深刻な被害に見舞われ、より回復が遅れるような情報操作をやったのではないか、そういう疑いを強く持ちます。皆さまならどう考えられるでしょうか?

読後感

…。

いかがでしょうか。

やや難しい用語も多いものの、前稿に続き論旨明快であり、長文を感じさせずに一気に読ませる良文ではないかと思います。

この点、伊江太様からは本稿のご投稿にあたり、「特別な機密情報に接しようもない一市民」が「中国の意図をあれこれ推測する」という性質上、「曲解が過ぎる部分もあるかもしれない」が、「たとえ誤りを含もうとも、そこは読者諸兄の賢察に委ねたい」、とのメッセージを頂いています。

しかし、これこそまさに当ウェブサイトの

オープンとなっているさまざまな情報を組み合わせ、議論を組み立てていくことで知的好奇心を刺激する

という本旨にかなっています。

重要なことは、結論を決めつけることではなく、さまざまな可能性を議論することです。

そして、これこそまさに、言論の自由が保障されていない中国ではなく、言論の自由が保障されている日本でこそできる可能である「知的営み」ではないかと思う次第です。

【参考】コロナ関連読者投稿

末尾に、コロナに関連する過去の読者投稿の一覧を掲載しておきます。

これらの執筆者は、次のとおりです。

  • ①、②、⑥、⑪は現役医師の「りょうちん」様
  • ③、④、⑧、⑩は理系研究者の「ケロお」様
  • ⑤、⑭は工学研究者の「イーシャ」様
  • ⑨は現役医師の「とある福岡市民」様
  • ⑫、⑮、⑰、⑱は元微生物関係研究室勤務者の「伊江太」様
  • ⑯は整形外科を専門とされる現役医師の「ポプラン」様
  • ⑦、⑬は大人気『在韓日本人が見た』シリーズでも知られる「韓国在住日本人」様

これらの投稿はおしなべて冷静であり、現在読み返してみてもきわめて有益です。是非、改めてご参照賜りたいと思う次第です。

読者コメント一覧

  1. 国防動員法 より:

    >もちろん、中国での流行は本当にそんなものだったとか、初めのうち実相を掴み損なっていたのだとかいった可能性も排除はできません。しかし保留ばかり付けていては話が進みませんから、ここからは邪推、妄想全開で行きます

    邪推が許されないのは、邪推する対象が信用できる相手だった場合のみです。

    中国・韓国のように、嘘をつくのが文化・風習であると自ら堂々と言ってのける相手であれば、それは邪推とは言うよりは分析・推論の類に当たるでしょう。

    嘘をつくことを自らが認めているのですから・・・

    ましてや命がかかっているのであれば、「中国・韓国相手の邪推を止めるべきだ」なんて主張は論外にもほどがあります。

    根拠の提示を忘れずに、どんどん邪推していきましょう。

  2. とある福岡市民 より:

     伊江太様、毎度の投稿お疲れ様です。前回はちょっとアレでしたのでコメントを控えましたけど、今回は半分くらい賛同できます。
     気になった事を少し書かせて下さい。

    > 中国にこれほどの数のPCRをこなせる能力が本当にあるのかということでした。

     ありません。
     そのため、新規感染者数のピークにあたる2月上旬では、発熱と呼吸器症状があり、COVID-19感染者との接触があった人はPCR検査をしなくてもCOVID-19感染者とみなしてました。実際にはインフルエンザや肺炎球菌の肺炎であってもCOVID-19とみなされていたという事です。2月下旬からはCTやPCR検査を必須にするなど、診断を厳格化したので、感染者数は一気に減りました。
     それでも感染者数は初めからごまかしてたと思われます。1〜3月は携帯電話の解約数が1400万件以上あったらしいので、1人あたり5〜7台使っていると考えても死者200万人、感染者は逆算して1000〜2000万人はいるのかな、と考えてます。

    > わたしは「不顕性」感染が多数存在するという考えを頑なに排除します。
    >見えないところでウイルスを撒き散らす存在がそんなに多いなら、感染爆発は不可避のはず。

     そうでもありません。不顕性感染が数千万人存在していたとしても、感染爆発を防ぐ事はできます。
     ウイルスを撒き散らす可能性のある感染者は全体の2割程度で、残りの8割は他者に感染させてません。その2割の人も、3つの密(または集近閉)を避ければうつす人数を減らせますし、うつされた側も抵抗力が高いのであれば発症しません。

    「衛生、健康に対する国民の意識が高い」
    「うがい手洗いの徹底、感染防止対策の徹底、食事マナーの注意、三密環境の自粛や忌避を行う」
    「高齢者や持病のある人に注意喚起して行動を自粛してもらったり、子供からうつされないよう子供から距離を取らせたりして感染機会を減らす」
    「治療はリスクの高い人を優先し、十分な治療を行える体制を平時から準備しておく」
    「社会全体の同調圧力が高いので国民の大多数が嫌々ながらでも自粛に従う」

     これらを全て満たすのであれば感染爆発を防ぐ事は可能です。

     そもそも感染爆発とは、「症状のある感染者が制御不能な程度に増加している状態」です。という事は、不顕性感染が国民の9割以上であっても診断された数が少なければ感染爆発は起きません。ですから対策としては「検査をせず、結果をごまかして隠蔽する」か、「国民一人一人の意識をあげ、感染したり感染させたりしないよう行動変容を行う」のどちらか。中国、韓国、北朝鮮は前者、日本は後者を取りました。

     ですから、たとえ感染爆発が起きてなくても、不顕性感染者は日本にも結構いると私は考えてます。おそらく国民の数パーセント、数百万人。それでもニューヨークの20%よりはだいぶ少ないですけど。
     ただし、不顕性感染の大半は「単に外に症状が現われないだけでなく、ウイルスを体外にバラ撒くことなく終了してしまう類いのもの」です。

    >かりに抗体産生を刺激するくらいのことはするのであれば、むしろ願ったり、の存在にもなるのですが、さてそんな都合のいい感染形態があり得るのか

     あり得ます。というか、大抵の感染症はそうですよ?
     それがわかってるから、MRワクチンや経口ポリオワクチンのような生ワクチンが存在するのです。感染したら必ず他者にうつしてしまうのなら、生ワクチンなんて怖くて使えないでしょう?

    > そしてわたしは、「このウイルスが経口感染で拡がる」ということを、中国は知っていただろうと思っています

     おっしゃる通り、SARS-CoV-2の主な接触感染(経口感染)です。
     それは去年の時点で中共からWHOに報告が上がってます。中共が感染拡大の事実を認めたのは1月20日ですが、厚生労働省は1月6日の時点で接触感染による注意喚起を発表してました。別に隠蔽でも何でもありません。

     むしろ隠蔽が疑われていたのは「実は空気感染するのではないか?」という事です。防護服をつけていた医師が次々と感染した事、間仕切りのない仮設病床で次々と感染が拡大した事からそれが疑われました。
     実のところ、前者は爆拡(アウトブレイク)によって病院じゅうにウイルスが蔓延し、ウイルスまみれのどこか(壁、カルテ、ベッド)を触った手から口にウイルスが入った事による接触感染、後者は換気の悪い屋内で(真冬ですし)多くの患者さんが咳やくしゃみをし、それがエアロゾルとなって空気に混じった事による飛沫感染だったのですけど。

    > わたしが考える感染ルートは、ビュッフェにおけるトングや飲み物のサーバーの取っ手などの汚染です。しばしば指摘される中国人の食事マナー。片っ端からすべての料理を食べきれないほど山盛りにして、テーブルに持って行く。アレをやっていたとしたら、すべてのトング、サーバーの取っ手がウイルスで汚染されても不思議はないでしょう。

     これはおっしゃる通り。今後、ビュッフェスタイルの食事提供や、共用のトングはなくなるでしょう。

    > 実際のところ、中国ではカレトラなんか初めから使いもしなかっただろうとわたしは考えています。彼らは前から知っていたんではないでしょうか、アビガンがこのウイルスの増殖を抑えることを。

     確か、カレトラのような抗HIV薬を最初に使ったのは中国じゃなくタイでした。
     それでも「初めから使いもしなかっただろう」というのは誤解です。治療が手探りだった2月には中国でも抗HIV薬を使用していたところがあります。アビガンも試した薬の数ある一つに過ぎません。
     カレトラがすぐに使われなくなったのは結果が思わしくなかったからです。その辺は現場の医師の判断の結果です。初めからわかっていたというのは言いがかりに近いですよ。
     アビガンがウイルスの増殖を本当に抑えているのかは、まだはっきりわかっていません。使わなくても8割は自然に改善しますし、使った人と使わなかった人で症状改善に優位差がある、と断言するにはまだデータが不十分です。

    > そうでなければ、あまりに手際が良すぎます、わずか2ヵ月で医療崩壊も起こさず流行を抑え込んだことが。

     これは完全に間違いです。
     まず、中国は医療崩壊を起こしました。武漢は医療崩壊を起こしてしまったから封鎖したのです。他にも医療崩壊を起こした地域は非常に多いと思われます。だから公共施設を仮設の病床に改造したり、全土から医師や看護師が武漢へ応援に行ったりしたのです。
     また、感染者が爆発的に増えた地域は意外と早く終息します。感染者が死亡して動かなくなれば、その人から感染が拡大する事はありませんから(火葬の際に注意は必要ですけど)。
     日本は終息に時間がかかってますが、これは感染防止対策がうまくいってる証拠でもあります。感染を拡大させている人は少ないながらも、死んではいないのですから。

    「感染拡大が早ければ死者が増える。死者が増えるから終息も早い」
    「感染拡大が遅ければ死者は増えない。死者が増えないから終息も遅い」

     これはぜひご理解いただきたいのです。

    1. 伊江太 より:

      とある福岡市民様

      >今回は半分くらい賛同できます

      多分文章の背後をお読みになってお気づきのこととは思いますが、最大の難敵は福岡市民さんと、以前から思ってます。結構意識して書いているなとお思いになったのでは? 半分も同意頂ければ、わたしとしても御の字。コメントを読まして頂いた印象では、7.8割方は認めて頂けてるんじゃないかとさえ思ってしまうのですが、まあ、中国がどうした、こうしたは、あくまでわたしの邪推になるので、ご指摘頂いた点は、これからもこの疾患について考えていく上で、十分に取り入れていきたいと思います。

      1. いつか来た道 より:

        以前から、とある福岡市民様の匂いが気になり追加をw。
        >「感染拡大が早ければ死者が増える。死者が増えるから終息も早い」
        >「感染拡大が遅ければ死者は増えない。死者が増えないから終息も遅い」
        >これはぜひご理解いただきたいのです。

        いえいえ、ご理解したらだめでしょうね。箱庭に母集団をいれたら、確かに。
        現実には接触を減らし、医療リソースを死守し、死亡者のピークを下げることで収束を早め、次の波に備える。

    2. とある福岡市民 より:

       すみません。訂正します。

      誤 おっしゃる通り、SARS-CoV-2の主な接触感染(経口感染)です。

      正 おっしゃる通り、SARS-CoV-2の主な感染経路は接触感染(経口感染)です。

  3. めがねのおやじ より:

    伊江太様
    更新ありがとうございます。

    不顕性(ふけんせい)という言葉さえ調べに行った私です。【病気の過程が始まっているがまだ症状が表れていないことを表す医学用語である。】

    中国はこのウイルスの劇的な攻撃性、死に至る早さ、適応出来る薬品がスグには分からない事など、すべて折り込み済みでばら撒いた(言い方は悪いですが)。

    何やらエイズのような広がり方を欧米ではしましたが、あの頃、日本では猛烈なマスコミの話題提供でパニックになりました。しかし、被害がそれほど出た記憶はありません。確か昭和58〜60年頃だったでしょうか。私も気になり、医者に行こうかと悩みました(笑)。怪しい事をした訳ではありませんよ。

    「武漢肺炎は性感染症ではありませんが、文化、生活習慣、国民性によって流行形態が大きく左右される疾患に違いないと考えてます。」仰る通りです。

    BCGも予防効果が確かなのは日本株、ロシア株限定と言われてたが、ロシアまで落伍となっては、結局日本勝利!(笑)。

    「このウイルスが経口感染で拡がる」という事で、家禽、野禽を食する中国人!そりゃ猛烈に広がるで。クルーズ船も1人の感染者5日間で500人もの人に感染が拡がった――。私も想像するだけで恐ろしい。でも当たっている。

    アビガンがこのウイルスの増殖を抑えることを。そうでなければ、あまりに手際が良すぎます、わずか2ヵ月で医療崩壊も起こさず流行を抑え込んだことが。

    中国は、もはや世界中の敵!証明してキッチリ対価を支払って貰い、世界の最低貧国に戻って貰います。5国ぐらいに分割せよ!

  4. 門外漢 より:

    大変興味深く拝読しました。そして感心と得心をしています。
    WHOの役割はどうだったのかも、なんとなく判る気がしました。

  5. カズ より:

    伊江太 様

    今回の論考も解りやすかったです。

    裏付けの提示に基づく論考は、説得力充分です。

    ウィルス感染のリスク軽減のためにも、こまめな手洗いとマスクの着用を心がけたいと思います。

    無意識に顔(特に鼻)は触ってしまうものなので・・。

    *ありがとうございました。

    1. 泣ける より:

      伊江太 さま

      カズ様 同様に考察に感謝しています
      最近指を負傷したため短文ににて失礼します

      1. カズ より:

        泣ける 様

        こちらの掲載記事はレベルが高いだけではなく読みやすいんですよね。
        投稿者様方の構成力と新宿会計士様の校閲・校正力に感謝しています。

        *一日も早い回復を願っています。

  6. 阿野煮鱒 より:

    伊江太様、素晴らしい論考をありがとうございます。私は医療分野に批判力を持ちませんので、一つの貴重な意見として受け止めるに留めます。

    と言った側から一つだけ末節に反応します。「海外の反応」的なまとめサイトで、日本の新型コロナ対応に対する批判を見ていますと、このたびのCOVID-19騒動は、欧米白人が隠していた人種差別意識を剥き出しにしたと思います。

    ダイヤモンドプリンセス号を日本の船であるかのごとく扱い罵詈雑言を浴びせ、日本はオリンピックを開催したいからPCR検査を行わないのだと言い募り、果ては、COVID-19は東アジアにだけ手加減しているレイシストだとまで言う始末。

    何が何でも自分たちの優越を守りたい、日本人の風下に立ちたくない、そういう序列感がもたらす「認知の歪み」を見ることができました。

    これ、見慣れた光景ですよね。そうです。韓国や中国こそ世界標準なのです。日本人は世界を信用しすぎです。

    1. みみこ より:

      >日本はオリンピックを開催したいからPCR検査を行わないのだと言い募り

      これって、白人というより、お隣の国の人じゃないでしょうか。
      隣の国の意見でも随分見かけた気がしますが、
      アメリカやらイギリス発信の意見も、お隣系の方が言っているように思えました。
      「なんとしても東京五輪を失敗させたい」というのが動機です。

      1. 一国民 より:

        私もそう思います。

        日本の対応を疑問視する欧米の報道はあるにはあったと思いますが、群を抜いたのはやっはリ何と言っても韓国。

        これ幸いとばかりに批判のオンパレード、特に、東京オリ・パラへの影響や安倍政権へのダメージを避けたいがために検査をしない・・云々、などと言っては、子どもが考えてもあり得ない話をばらまきました。

        韓国側は、マスゴミ等を総動員しでたらめな反日宣伝を繰り返させることで、日本国民の間に政府への不信感を惹起させるのに成功したと思います。

        もちろん、政府、関係省庁の対応に問題がなかったということでは決してありませんが。

  7. ある年寄り より:

    不顕性の問題は、私もかねがね不思議に思っていました。
    この問題が、PCR全数検査推奨派の理論的根拠になっているから、よけい厄介だとも感じていました。
    福山哲郎議員と尾身茂専門家会議副座長との国会参考人質疑は、福山議員がこの不顕性を盾に過大な感染の潜在可能性を尾身氏から引き出すことで、社会不安を煽り、政府の対策批判を展開することが目的であったと思います。
    尾身副座長はさすがに行政経験があるので、言質をとられるような答弁をされませんでしたが。

    ただ、お説の不顕性の問題の弱点は、ダイヤモンド・プリンセス号の全数検査で当局は不顕性の問題について一定程度の確認をしているのではないかという疑問が残る点です。

    世界は今猛烈な勢いで調査研究していますから、エビデンスが積みあがり、見えてくるものがあるでしょう。
    私は、中国共産党はその時歴史の審判台に立たされると思います。
    トランプ大統領は、想像されているよりもしたたかで、大統領選挙に向けて小出しに情報カードを切っている印象を持っています。
    彼の中共の「コロナ犯罪」についてのほのめかしも、時満ちれば明らかにされるのではないかと思います。

    1. みみこ より:

      >中国共産党はその時歴史の審判台に立たされる

      私は、彼らは欧米人民の怒りとリスクに対する計算を過小評価しているんではないかと思っています。
      中国では人民の命の値段が安いので、
      多くの人がこのコロナで亡くなっていること、
      欧米等に「不良医療・衛生用品」を売りつけていること、
      さらには、火事場泥棒的に騒動で弱った海外企業を買いあさろうとしていること、
      これらが今後の中国感に及ぼす影響を、たいしたことないと考えているとしか思えません。

      でも、「審判」は結構怖いものになるんじゃないでしょうか。

      1. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

        みみこ様

        米国は流行から3か月で9万人近くが亡くなっています。

        第二次世界大戦の死者数29万人と比較しても、ペースは速いくらい。

        その米国に対し、「ウィルスは米軍が武漢に持ち込んだ」

        今は流行を抑えることに心を奪われていますが、流行後、
        激怒に変わることになると思います。

  8. 愛読者 より:

    中国の統計データは,一般にはそのまま信用してはいけませんが,公表値がそれなりの情報を与えてくれることは確かです。PCR検査の件はご指摘の通りで,2ケ月くらい前に「武漢ではPCRではなくCT画像で新型コロナかどうかを診断している」という話を読んだ記憶があります。
    中国の感染流行で,いまだによく理由がわかっていない最大の疑問は「どうして,武漢を中心とする地域では感染者が多かった(それでも人口比では欧米よりすくない)のに,北京,上海などそれ以外の地域では少なかった(人口比で東京医科)のか」ということです。初期に武漢で流行していたウイルスはA型(S型, A-C型)で後に欧米で流行したC型(L型)よりずっと毒性が少なかった,というのはゲノム分析の結果から定説になりましたが,それで説明できるのは武漢と欧米の死亡率や感染率の差だけで,武漢以外の地域で感染爆発が起きなかったことの説明は困難です。韓国も例の宗教団体でのクラスターを除けば,それほど感染拡大しませんでした。最近のシンガポールでも,感染拡大はインド人等の外国人労働者の中でおこっているようで,モンゴロイド系人種の中ではそれほど感染者は多くないようです。ロックダウンの効果と言われればそれまでですが,これについては,生物学的に妥当と考えられる説が複数あります。そのうち,定説が確立すると思います。そのあたりのことを前提に,厚生労働省のデータから,日本で対策なしで新型コロナを流行させた場合,死者はインフルエンザの場合の数倍だろう,という予想値を計算したころがありましたが,この数字をどう解釈し,どういうコンセンサスを形成するかが今後の課題になると思います。治療法が進歩すれば,インフルエンザ程度の死亡率まで下げられるかもしれません。そうなれば,ロックダウン不要になるでしょうか。
    欧米での死亡率の高さの1つの原因は,マスコミはあまりはっきり書きませんが,流行の中心が貧困層とか海外からの労働者層など,少しブラックな部分に移ってしまったところにあると思います。中南米になると,マフィアとか麻薬密売組織とか,超ブラックな層での感染が問題になって「これは手のつけようがないな」と思いました。こういう人達には,理路整然と説明してもなかなか正しく理解してくれないいので「怖さを刷り込む」ような宣伝が必要かもしれません。ただ,その結果の過剰反応も面倒なところがありますが。
    新型コロナウイルスの感染原因が飛沫(核)感染より接触感染(特に経口感染)というのは,早い段階で医療系の記事で読みました。それで,インフルエンザのように暖かくなっても簡単には収束しないかな,と思い始めました。ネコの感染する,という話が複数の論文に書いてあって,このウイルスは手強いな,とも思いました。
    ただ,以下はちょっと違うかもしれません。
    > 感染者が長期間ほとんど出ない状況を実現したと判定できるのは、オーストラリア、ニュージーランド
    私の気持ちの中ではオーストラリアとニュージーランドは今後が心配な国のほうに入っています。これから冬に入りますから。タイ,台湾はモンゴロイド系の範疇で考察できないかな,と想像しています。

    1. 伊江太 より:

      愛読者様

      >私の気持ちの中ではオーストラリアとニュージーランドは今後が心配な国のほうに入っています。

      わたしもご指摘の点は気になっています。累積感染者数のグラフが水平になっていると言っても、対数表示のグラフで錯覚が入りやすいところで、もっと数の少ない日本のデータでは見て取れる少しばかりの変化が、オーストラリア、ニュージーランドのものでは目立たないというのがひとつ。さらにあれは強力なロックダウン状況下でのデータであって、規制を緩める方向に動き出した今後はどうなるか、まだ明らかでないのもひとつ。さらに、日本ではこれから真夏に向かいますが、あちらはその逆。さてどうなるかというのももうひとつの問題でしょう。最後の点にはとりわけ関心があります。

  9. たい より:

    今回の伊江太様の投稿も興味深いものでした。
    その上でWHOテドロス氏の発言を振り返ってみた場合、どこまで中国に操作されていたのかは検証が必要でしょう。
    満洲事変時のリットン調査団的なものが武漢やWHOに入って調査できたらいいのでしょうが。

  10. 閑居小人 より:

    伊江太さま

    理路整然とした論考ありがとうございました。一気に読ませていただきました。
    中国に対する疑念は我が意を得たりと嬉しく思いました。

    とある福岡市民さまのご意見とを自分の梅干し程度の脳みその中でカクテルにして飲み込みます。

    これからも鋭い論考を期待しています。

  11. 還暦過ぎたエンジニア より:

     こまかいことですが、200万人死亡はないかと。武漢人口の10%以上死亡なら、帰国者もしっているのではないかな。(強烈な人質?をとって口止めしてしている?)情報流出・拡散、そして暴動を避けるために、中国共産党が勝手に解約したのではないでしょうか。
     あと、「中国も痛手を—」とありますが、200万死のうが、2000万死のうが、中国共産党は平気です。前科ありますからね。(経済は痛いけど。)今回は、中国共産党がこのウィルスを生物兵器として「活用」したのは事実です。ここでお仕置きをしなければ、またやるでしょう。今回は偶発事故かもしれないけど、次はまちがいなく、意図的にウィルスをばらまくでしょう。民主主義の弱点を知って知ってしまったのですから。でも、アメリカは中国にはすっと甘かったから、中国共産党はアメリカの怖さは知らないのでしょう。(日本にとばっちりが来ないことを祈るのみ。無理でしょうが。)
     不顕性感染者が感染源になるかは、「濃厚接触者」に協力をお願いして毎日唾液などのサンプルを取れば簡単にわかると思うのだけど、いかがでしょうか。入院患者も減ってきたから、「また」これができる状況になったはずです。(これは、医学は素人のエンジニアの妄想です。)

    1. とある福岡市民 より:

      還暦過ぎたエンジニア 様

       説明不足ですみません。携帯電話の1400万人以上解約は中国の大手通信キャリアの話ですので、おそらく中国全土です。だから武漢のみならず、「中国全土」で200万人死亡かな、と考えました。ただ、これも大雑把な予想に過ぎないのであんまり深く考えないでもらえれば、と。

    2. アレ より:

      日本へのとばっちりは、「中国人と一緒くたにされること」ではないかと危惧しています。
      今後欧米でナチュラルに差別されそうです。

  12. 昔の技術者 より:

    PCR検査の効果
    どこぞの大学の先生が”PCR検査を数倍にすれば自粛しなくても良くなる”という趣旨の話をされているようですが、素人的には合点がいきません。生憎、原論文を理解できる力はありませんので、どなたか解説してもらえませんか。
    私の理解は、
    1) PCR検査は感染者を隔離することでコンタクト密度を下げることができるという効果がある
    2) 例えばPCR検査でコンタクト密度を半分にするなら、国民の半数の検査をする必要がある。現在の5000倍の検査数が必要。
    なので、高々数倍程度の検査数では殆ど何の役にも立たないように思う。
    ただし、今のように、PCRで感染者の追跡検査を行っている場合、陽性率が高いということは感染者を見つけ切れていないということ。陽性率が十分低くなる程度のPCR検査数は必要であろう。

  13. 川崎の匿名 より:

    伊江太様
    興味深い論考ありがとうございます
    一点、BCGは感染を予防するのではなく重症化を軽くするのではないでしょうか?
    ロシアの感染者数はアメリカに次いで2位ですが、死者は未だ2000人程度と、イタリア、スペインと比べて1/10の程度にとどまっています

    1. 伊江太 より:

      川崎の匿名様

      ロシアの状況は全くのナゾですね。あれだけものすごいペースで感染者を出しながら、医療崩壊のはなしは聞かない。

      ひょっとして、入院できるのは一部の金持ち、死亡統計の載るのもその分だけで、たいていの人は安静にして寝てなさいで、お終い。後はどうなってるかも分からない、なんてことは?

      もちろん、妄想です。

      1. 愛読者 より:

        ロシアは旧ソ連時代からの伝統で,医師の給料は安い代わりに,人口当たりの医師数は多く,日本の2倍くらいでした(2017年時点)。往診も比較的気楽に応じてくれ,医師の技量はともかく,病院数とか医療従事者数では世界的にも上位に位置すると思います。こういうことを言うと失礼ですが,新型コロナ治療は,院内感染防止措置という病院システム設計の問題のほうが重要で,治療自体は対症療法中心で,医師に高度な技量は要求されていないように見えます。そのあたりが,ロシアの健闘につながっていると思います。

  14. 市井の内科医 より:

    伊江太 さま

    単純に、不顕性感染者全員が感染力を持っているわけではない、と考えるほうが実態に合ってると思うんですが。東京都で抗体保持者が0.6%だったとかいう報告がありましたが、まあ、それを信じて感染者約6万人、PCR陽性者が約5千人ですから、10倍不顕性感染者がいた、として死亡率0.5%、インフルエンザよりはヤバイが、初回感染でワクチンも確立した治療薬もなし、と言う状況なら、まあこんなもんかと。イレギュラーな例で若年者の脳炎とかがやたら強調されますが、インフルエンザだって脳炎は起こしますし。
    中国もさんざんトライアンドエラーはやったんではないですかね、表に出さないだけで。
    医療崩壊してなければ、逆にロックアウトしてないでしょう、訪日はともかく、習近平としては全人代開幕延期は絶対に避けたかったはずですから。
    アビガンがそこまで奏功するか、はまだ結論は早いのでは?

    1. ある年寄り より:

      私も、個人的にはお説に賛同します。
      やはり不顕性の感染者は、免疫機能が適切に機能しており、ウイルスの排出もかなり抑えられており、クラスター発生の要因としてはリスクをある程度低く見て問題ない、というのが実情ではないのかと思います。
      専門家でもなんでもないので、直感的な感触ですが。

      その意味で、日本の感染対策は、定石通りに処理されていて、一つの模範なのだろうと思います。
      なぜ、このCDCの指針に準拠した疫学的に合理的な対策が、ジャーナリズムに理解されず、批判を受けるのか、非常に不合理でそちらの方が人文学的な興味を抱かされます。

      しかし、今回ご提言の経口感染が主因だという仮説が事実であれば、対策法がかなり取りやすくなりますので、今後の経済活動再開にかなり力を与えてくれるような気がします。

    2. 伊江太 より:

      市井の内科医様

      >医療崩壊してなければ、逆にロックアウトしてないでしょう

      *わずか2ヵ月で医療崩壊も起こさず流行を抑え込んだことが

      ここのところは明らかに言葉足らずでした。「武漢・湖北省封鎖の後」とすべきところを、忘れておりました。

  15. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

    伊江太様

    今回も面白い論考をありがとうございます。

    「クルーズ船での感染の7割以上が、香港で下船した中国人乗客が船内に
    いた5日間に起きた」

    これ、見逃していましたが、非常に興味深い。

    数少ない伝播者が多勢に感染させ、2次,3次の感染の連鎖は多くない。

    屋形船の集団感染などとも整合性がありそうです。

    日本の対策は、患団(患者集団、クラスター)潰しが大きかったと思いますが、
    伝播者を見つけて隔離するのが有効だったことになるでしょうか。

  16. ボーンズ より:

    伊江太様、投稿ありがとうございます。

    今回の感染症については、経口感染の方が確率が高いというのはある程度当たっていると考えておりますが、感染ルートがが飛沫(発)→接触(受)なのか、接触(発)→接触(受)なのかが見え辛い所かと。
    (日本では、唾液によるサンプリングはまだやっていなかったかも)

    不顕性感染者については、対処しなければならない状況では無いと考えております。
    状況把握のサンプリングによる抗体検査(PCR検査との相関確認の上)はありかも知れませんけど、統計レベルでしか使えないでしょう。

  17. 陰謀論者 より:

     文化の違いでいえば、内履き文化が市中感染防止に意外に役立っているのではないかという見方がありますね。実際、日本でクラスターが発生した施設の多くは外履きのまま利用する施設のような気がいたします。(検証してないけど)
     もしそうであるならば今後第二波も十分考えられる中で、手の消毒だけでなく履物の消毒も十分に考えて対策を行うべきではないでしょうか。(個人的には口蹄疫であれだけ履物の消毒を行うのにコロナでやらないのは不思議でならない)
     そんな難しいことではなく、内履きでも外履きでも薄めた次亜塩素酸ナトリウム水(次亜塩素酸水ならなお安全でしょう)で濡らしたぞうきんを出入口等に配置して、履物の消毒をしてから出入りするという簡単な対策で済むはずで、同じ履物で施設内を移動する医療や介護施設には、まあおまじない程度の効果しかないのだとしてもそれほどコストがかかるわけでもなし、やってほしいところです。
     ところでアジア圏で死亡率が説明できないほど少ないのはBCGワクチンの菌株が日本由来かどうかと相関関係が見られるかもしれないとのことです。
     「BCG有無でコロナ死亡率「1800倍差」の衝撃 日本や台湾で死者少ない「非常に強い相関」〈AERA〉」
      https://news.yahoo.co.jp/articles/8f0634eda0ece2b364664f69a29fbabd684ccb3a
     死亡率の差はコロナウイルスの突然変異による特徴の差なのか、BCGワクチンがたまたま作用したのか(私は陰謀論者なので日本や韓国がある程度封じこめに成功したとはとらず、たまたまラッキーなことにBCGワクチンがなぜか効いた説を何の科学的根拠に基づかず勘だけで支持しますが)今後の戦いに備えてぜひ検証していただきたいところです。

  18. sey g より:

    伊江太様 投稿ありがとう御座います。
    おっしゃるとおり、中国が嘘をついてる可能性高いです。
    最初はここまで大きくなると思わず 黙ってたら自然終息すると思ったら、制御不能なほど感染爆発を起こし 死なば諸共 世界にばら撒いたと言うのが真相かも知れません。

    その為にWTOを効果的に使い、嘘でここ迄広められたかと。
    そうなると WTOを外部組織で検証というのは最適解かと。

    世界と日本の差は 初期対応での大量検査が偽陰性の大量感染を引き起こし、クラスターを潰せなくなった事かなと思います。

    もしかしたら中国はアビガンを患者に大量に処方して、抑えているかもしれませんね。

    あと、感染者と健常者 どの様に接触したら 感染するのか?
    許されるなら、治験みたいに 人体実験?みたいな事で、はっきりさせられたらいいかも。
    もしかしたら、中国では やっているかも。

  19. ケロお より:

    とりあえず誤解を与えないようにということで。飛沫対策が最重要です。接触感染対策は2番。

    飛沫感染:感染力・強(マスクなし)~弱(マスクあり)、感染距離・短、感染力持続時間・極短(数秒)
    飛沫感染(エアロゾル):感染力・中(通常のマスクでは防護不能)、感染距離・中、感染持続時間・短(数時間)、ただし密閉空間以外では感染力はほぼなし。
    接触感染:感染力・中(手洗い消毒等なし)~弱(手洗い消毒あり)、感染距離・ゼロ(直接)~長(物を介した場合)、感染持続時間・短(数時間)~長(数日)、ただし飛沫付着物および環境に依存、飛沫→モノ→手指→口の経路が最も多いと考えられている。

    経口感染は接触感染の一形態として見れば、一般的な接触感染ので飛沫→モノ→手指→口の、モノが食べ物で手指を省略したパターン。飛沫感染の一形態として見れば、空中からダイレクトに口から口に飛沫が入るのではなく食べ物でワンクッションするパターン。まあ、どちらにせよ、会食以外ではあまり心配しなくてもよいかと思います。日本で会食が制限が始まったのが外食自粛で2月後半以降、本格化したのが年度末に欧米帰国者が感染拡大させて以降(緊急事態宣言後)だと思われますので、武漢観光客とその2~3次感染の頃はあまり重視されていなかったというのが事実です。もちろん個人レベルで警戒していた人はいるでしょうけど、国をあげてきっちり制限したのは非常事態宣言後の「自粛強要」が始まってからでしょう。会食による感染の場合、食物経由の経口なのか、飛沫の口から口への感染かは判断不能ですから、そこは普通に飛沫感染がおこる状態でマスクなどの防御もしてないわけなので、飛沫感染が高効率で発生する状況下とみなせば特に経口感染を飛沫感染を区別する必要もないのではないかと、個人的には思います。

    それもふまえて、総合的に評価して、飛沫感染が一番の脅威であることは間違いがないことです。マスク無しでは防御も困難です。マスクの効果は有効性順に列記すると、①感染者が着用することで飛沫飛散を抑制して、飛沫感染と接触感染を低減する。②非感染者が着用することで、感染者の排出した飛沫の直接的吸引をある程度減少させますが効果は部分的で、エアロゾル状になった飛沫には効果は低い。③口周りへの手指の接触機会を減少させ、接触感染機会を多少減らす。④口鼻を覆うことで粘膜の保湿作用が期待される(どの程度の効果があるかは不明)。
    何故か医療従事者の標準防護として重要とされている②が過小評価され(効果ゼロとまで誤解されている)、効果はあるかもしれないけどその程度は全く不明な③④が強く信じられているのがとても不思議です。マスコミの偽情報の影響でしょうか(検証ナシ推測を事実のように言うのは十分に偽情報と言っていいと思います)。

    もっとも重要な飛沫対策(いわゆる「3密回避」、ここでは「集・近・閉に注意」とよばれるクラスター要因3条件)が十分にされたうえで、どうしても防ぎきれないのが、物と手指を介した接触感染と、同居者間の飛沫感染です。日本では飛沫(エアロゾルを含む)によるクラスター対策がなされた上で、いかに接触感染と偶発的な飛沫感染を減らせるかという状態が続いているのに対し、海外では飛沫対策のマスクと「ソーシャルディスタンス(笑)」を定着させるのに一苦労で、多少は手指消毒をする程度ですよね。そもそも対面の発声・会話なしなら人と人との距離を開けることは必要ないのにね。欧米人にしろ中国人にしろ相手の発言中に口を開けっぱなしで、如何に会話を途切れさせないように発言するかに必死すぎなんですよ。日本だと子供はともかく相手の発言中は口をしっかりと閉じますよね、相手の言うことをしっかり聞いていますという姿勢として。外国人にありがちなのは「相手に反論ないし同意を素早くしたい」という意識からか聞き手がだんだん口を広げていくんですよ、バカみたいに(特に女性ですが)。「黙ってたら負け」とか「即レスしないと」とか思っちゃってるからかな。人と人との距離を開ける前に口を閉じろよ。

    まあ、「口を閉じろ〇〇」と公には言えないから「人と人との距離をあけましょう」になるんですけどね。

  20. ケロお より:

    ついで、思い出したので。
    今まで自重してきましたけど、「マスクを着用した本人の飛沫感染防止効果のエビデンスがない」というのはデマですからね。「感染防止に効果がなかった」と結論付けたペーパーでは、「接触感染を排除しきれなかったか、正しくマスクを着用できなかった」の結論に落ち着くのが最も多くて、次に多いペーパーは「着用群の感染は少なく、非着用群との差は明らかだった」という結果だったけど、「そもそも衛生習慣や教育レベルや経済レベルに差があったのでマスク着用によるものとはいいきれない」という結論。少数だけど重要なのが、接触感染を徹底防止して無作為に処理群を割り振って評価すると「飛沫感染にマスク着用が有効である」というあたりまえの結果になり、医療者の標準防護にマスクは必須なのは妥当だが、一般人には厳密な感染防護が困難なことが多いのでマスクを特に推奨する必要はないだろうという結論になります。
    科学的事実としては、「マスクは感染防止に効果があるというエビデンスは確かに得られているけど、かなり厳密に試験しないとそうならないし、そこまで厳密なことは医療者以外は困難なので推奨しない」が正しいです。

    逆に言うと、現状では「一般人でも厳密な感染防護措置を取れるだけのリテラシーが定着しつつあるので、前提として接触感染防止の手洗い手指消毒を習慣化したうえで、これを期に『マスクは飛沫感染防止に有効』として、流行期・流行地域などの高リスク状態ではマスク着用を推奨する」として飛沫感染の徹底排除をしたほうが良いと思うのですよね。

    ぼちぼち、「自分がうつされないようにマスク」→「他人にうつさないようにマスク」→「自分がうつされないように、他人にうつさないように、両方の意味でマスク」っていう感じに、「夏は暑いから」、「自分はコロナじゃないから」、「まわりの人もしてないから」っていう人にもマスクをさせるよう、自身へも利点があることを再宣伝してもいいと思うのですよ。

    1. 愛読者 より:

      もう2ケ月以上前から指摘されていることですが,新型コロナウイスルの主な感染経路は,飛沫(核)感染ではなく「接触感染」で,特に「経口感染」の割合が非常に高いわけです。3月までの時点で首都圏の満員電車の中で感染拡大が少なかったのも,これが理由だったと思っています。満員電車でも肌と肌が触れあうことはめずらしいですから(痴漢扱いされる)。伊江太様が上で解説されていますので,よく読んでみましょう。
      マスクの件は,インフルエンザなど飛沫(核)感染が主な疾患の場合は,ケロお様の主張される通りでしょう。

  21. ブルー より:

    「それ見たことか。日本では隠れ感染者がこんなにいたんだから、もう絶望」

    確かによく見ますねこういう論調。

    「彼らもこれは生活・文化の違いだと薄々気付いているんじゃないでしょうか?」

    「イヌ、ネコ、ブタなど動物で知られているコロナウイルスが経口的に感染して下痢症を起こすものばかりといったことがその根拠です。」

    このあたりはなるほど、と思わされました。

  22. 匿名 より:

    >あの頃ふと抱いたのは中国にこれほどの数のPCRをこなせる能力が本当にあるのかということでした。

    自分はあったと思います。現状、日本では一般的にはRNA抽出キットで抽出したRNAをRT-qPCRで調べる、となっていますが、PCR生成物のサイズや配列を調べる方法があれば(具体的にはアガロースゲル電気泳動)リアルタイムPCRを使う必要はないですし、そういう機械(サーマルサイクラー)は大学を含めそこら中に転がっています。またサーマルサイクラーに必要なのは基本的に電気と増幅試薬とプライマーだけですし、機械の移動も簡単ですから、全国の研究機関から容易に持ち寄ることができる。重症者であればウイルス量は十分でしょうから、そういう人を確定するためにはおそらくRNA抽出の必要もないと思われます。それにPCRをかけた後のサンプルには感染力は失われていると思われますので、ゲル電気泳動で流すとしてもPPEもおそらくゴム手袋だけで十分だと判断していたと思われます。自分は中国ならそのぐらいの物的人的な動員は可能だと考えています。中国が切り替えたのはむしろ検査人員にも感染が広がっていったからではないかと考えています。

  23. だいごろう より:

    欧米とは生活習慣の違いが大きいでしょうね。
    ・挨拶(握手・キス・ハグではなくお辞儀)
    ・室内環境(土足ではなく裸足)
    ・マナー(公共の場で大声で話さない)
    ・衛生観念(手洗いうがいの習慣化)
    ・マスク(花粉症対策等による普及)
    ・体型(低い肥満率)

    欧米メディアが何とか日本を叩こうとしていますが、「お前らが不潔で行儀の悪いデブだからだよ!」ですむのでは無いかと思います。

    ただ、日中韓のいずれも単位人口当たりの死亡率が低い根拠を敢えて生活習慣だけに求めるなら、本命は挨拶と肥満率でしょうね。
    それ以外は日本だけの習慣なので。

    1. 団塊です より:

      排除しましょうよ、支那朝鮮の数字は武漢ウィルス関連数字も。
       嘘捏造ですよ、いつもの嘘捏造、支那朝鮮の武漢ウィルスの数字は(死亡率も死亡者数も感染者数もなにもかも嘘捏造)

      大韓民国の感染者ゼロは、選挙のための嘘捏造。
       選挙に勝ってソウルはじめ半島中の武漢ウィルスゼロ宣言の嘘捏造が必要なくなって
       大韓民国武漢ウィルス蔓延の絶好の標的にされたのがホモセクシャル武漢ウィルス騒動。

       世界の武漢ウィルス死亡者数や感染者数等々から支那朝鮮の数字を排除すればすっきりするのにねぇ~

  24. 陰謀論も与太話としては面白いですが、ミスリーディングだと思います。

    2月にWHOが中国のデータを鵜呑みにして出したレポートがありましたが、p12に
    「大部分の感染者は軽症で回復する」
    「検査で確定した患者のうち約80%は軽症~中等症」
    「無症候性感染者は真の比率は分からないが、比較的稀で、感染源として重要でない」
    などと記載されております。
    まあ、要するにあまりいないと中国は言っていました。その後訂正したかは知りません。

    ただ、ウイルス感染症で不顕性感染=無症候性感染者が多い(もちろん逆もありますが)のはほぼ常識といってもよく、その意味から日本の「専門家コメンテーター」が確たる証拠もなしに「潜在的な感染者が大勢いる」などと言っていたものと推察されます。

    しかし、コロナでそれが成り立つかは私も疑問に思っています。日本発のタイトなデータはクルーズ船の解析で、PCR陽性者の約半数が無症状だったと記憶しております。なので、個人的にはせいぜい1:2、多くても10倍はいないのではと考えています。100倍もいるなら、日本のやり方で収束はしないでしょうが、実際は収束しつつあります。

    ところで、中国のPCR能力を自分で見たわけではないですが、少なくとも日本よりは1桁上だろうと思います。
    かなり昔ですが、北京かどこかの研究施設を訪問した研究者が、ずらりと並ぶリアルタイムPCR機を見て驚いたそうです。
    残念ですが、ことバイオに関しては、日本など背中も見えないぐらい引き離されております。平均値では日本が高いのかもしれませんが、上の方は質・量ともに中国が遥かに上です。
    *連休中にふとNATURE誌に出ているコロナの論文をカウントしましたが、半数は中国からで、あとはその他大勢(アメリカが少し多い)で、見落としがなければですが、日本はゼロでした。

  25. イーシャ より:

    新宿会計士 様

    > 「読者雑談記事・テーマ編」8本と、「コロナ関連読者投稿」18本(+1)などについては、どこかでまとめてリンクを設けたい
    今の「読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)」のような形でよいのではないでしょうか?

    一つ要望があるとすれば、シリーズ化したものについては本文中で「【参考】コロナ関連読者投稿」のような形で最新の情報を入れていただいていますが、可能であれば、こうした資料を別ファイル化しておき、本文中からそれを読み込むような形にし、「読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)」の方も同様にして常に最新の情報が反映されるようになっていれば、便利かと思います。
    新たなシリーズが始まるまでに、そういうことも考えていただければ、新宿会計士様の手間も減り、読者も常に最新の情報を得やすくなるのではないでしょうか。

  26. ななっしー より:

    何を指して無症状とするか。
    厚労省の検査の目安から37.5度が消えたけど、これならわたしも罹ったかな。
    2011年の夏に。

    ものすっごい倦怠感で
    階段の2段目まで足が上がらない(脂汗が吹き出て吐き気がひどくなる)。
    同時に二つの事が考えられない(しようとすると頭が朦朧とする)。
    でも咳も熱も無く、食欲はあるので休めない。
    いやーしぬかと思ったわー。
    2011年だけど。

    世間一般の感覚では倦怠感ごときは病気じゃないし、実際ジッとしてればほとんど「無症状」なんですよねー。
    なので中国で…
    当局「あなたは陽性なので安静にしていて下さい」
    2週間経過。
    患者「ちょっとダルいだけで治りました」
    当局「8割は無症状」
    …だったとしても責められないなー。

    考えてみれば花粉症で免疫システムが忙殺されていても高熱は出ない。
    また経口感染で広まるウイルスが宿主に脂汗を出させるように進化するのは大いにありそうだ。
    これを機に倦怠感も危険な兆候(感染力まである)と世間に広まって欲しい。

    でも客観的な基準が無いとあきらめていたんだけど、無理をすると脂汗がでたり、思考活動が低下するあたり、酸素が足りないのかな。
    そしてそれを測る機械があるとか。
    一家に一台は無理でも産業医の先生のいるところは会社で測ってくんないかなー。

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