【読者投稿】それでも日本では感染爆発は起きていない
当ウェブサイトでは武漢コロナウィルスSARS-CoV-2蔓延を巡り、「その道の専門家」の皆さまから、非常に冷静で秀逸な論考の数々をご投稿いただいて来ました。こうしたなか、4週間ほど前に『武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発』と題する論考を寄稿して下さった、「伊江太」様というハンドルネームの読者様から、今回、再び優れた論考をご投稿いただきました。本稿では伊江太様からいただいたメッセージとともに、それらについて掲載したいと思います。
2020/04/20 22:22追記
末尾の著者一覧に誤りがありました。イーシャ様、ご指摘ありがとうございました。
目次
読者投稿
読者投稿要領等
昨年の『お知らせ:読者投稿を常設化します』でもお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しております。投稿要領や過去の読者投稿一覧につきましては『読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)』にまとめておりますので、ぜひ、ご参照ください。
さて、大変ありがたいことに、当ウェブサイトでは武漢コロナウィルスSARS-CoV-2の蔓延に関連し、専門家の方々からこれまでさまざまな読者投稿を頂いて来ました(過去投稿の一覧につきましては、本稿末尾に示しておきますので、是非、ご参照ください)。
なかでもこの「武漢肺炎」シリーズで、「なぜ日本では感染爆発していないのか」と題した論考を寄稿して下さったのが、元微生物関係研究室勤務者でもある、「伊江太」様というハンドルネームの読者様です。
【読者投稿】武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発しないのか(2020/03/23 11:15付 当ウェブサイトより)
そんな伊江太様から、読者投稿とともに、メッセージを頂きました。
このメッセージ自体、が非常に示唆に富んでいるため、伊江太様の個人情報などを含んでいないことから、少し長いのですが、本稿ではあえてこの部分から紹介したいと思います(伊江太様、勝手に私信を開示してしまい、申し訳ありません)。
伊江太様からのメッセージ
4週間前、拙文『武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発しないのか』を掲載いただいた伊江太です。
そこで論じたように、この疾患の日本での流行が落ち着いた様相で推移していれば、もうあれ以上ものをいう必要はないと思っていたのですが、皮肉なことに掲載直後から急激な感染数の増加が生じました。それで改めて、わたしが考えているこの国の武漢肺炎の流行像について、一文をしたためました。
本文中で述べているように、わたしはこの感染拡大がそれまで隠れていた市中のウイルス散布者によって引き起こされたものとは考えません。欧米での急速な感染拡大、これに追われるように帰国した人達、およびそれによって持ち込まれたウイルスが周囲に感染したものであり、その急激な感染増加は、これまで日本での感染爆発を抑えてきたメカニズムによって、徐々にではあるものの、すでに目に見える形で収縮する方向に向かっているというのが、わたしの判断です。
このような見方が当を得たものであるかどうか、検証できるまでにはまだ1ヵ月程度は必要であるとわたし自身思っております。しかし、どうも座視することのできない危急の問題が生じてきているように思います。
厚労省専門家会議の一委員が、放置すれば重症感染者85万、死者40万人以上などという、わたしからみれば途方もない数値を挙げて危機感を煽り、マスコミは挙げて無批判にこの話を垂れ流す。さらには自らの政治的存在感を示したいのか、国の政策に圧力を加えて、国民の自覚的抑制と言いつつ実質的都市ロックダウンを促す、小池東京都知事にような動きも見られます。国民の側からの検証もないまま、このような状況が進行していけば、この社会、経済に長期的に回復できない深刻な被害が発生する恐れなしとはしないと思えます。
もとより個人的な意見であり、いくらサイト主さんの意見とは異なるものであっても、自由闊達な議論のためにオープンな意見表明の場を用意するという立場をとられているとはいえ、世の風潮に逆らうこのような意見を掲載されれば、それなりのリスクが生じかねないことは承知しております。ご一読の上、それでも読者投稿欄への採択をお許しいただければ幸甚に存じます。
…。
非常に危機感に満ちた、しかし、非常に力強いメッセージでもあります。
そこで、本稿では伊江太様からの投稿を画像付きで、基本的には原文に沿って掲載させていただきたいと思います(ここから先が、伊江太様からの投稿本文です。ただし、大意を変えない範囲で適宜、日本語表現を変更している箇所や、小見出しなどを追加している箇所などがあります)。
日本では感染爆発は起きていない
それでも「わたし」が日本では感染爆発は起きないと言う理由
3月も残り少しとなった頃から国内の武漢肺炎患者の数が急増し始めました。これに伴い、「都市封鎖といった強力な感染防止策を執るべきだ」、といった議論が、勢いを得ています。
この「都市封鎖」、もともとは中国が1月から開始したものですが、いまやアメリカ、ヨーロッパの国々も追随している、一種の強力な感染防止策でもありますが、それと同時に社会の活力を大幅に減衰させるものでもあります。
それを実施したとき日々の生活に何が起きるか、皆様とうにご承知のことと思いますが、そういう状況下に実際に暮らす方の比較的冷静なレポートを見つけましたので、引用しておきます。
新型コロナ「ロックダウン」(都市封鎖)が起こるとどうなる?ドイツ首都ベルリンの現状から
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、いわゆるロックダウン(都市封鎖※注)が日本でも行われるのではないかと、話題になっています。実際にロックダウンが行われると、どのような生活になるのか、不安の声も聞かれます。<<…続きを読む>>
―――2020/04/01 08:15付 Yahoo!ニュースより(※注:著者によると「『ロックダウン(都市封鎖)』という言葉には厳密な定義はないが、外出禁止など、対象とするエリアの人の移動を制限したり企業活動を禁じることを指す」との注記あり)サラッと書かれていますが、これを1ヵ月、あるいはひょっとしたらそれ以上も長く続けたら、社会に何が起きるのでしょうか?
もちろん命を守るためには、必要ならやるしかないでしょう。でも本当は必要のない措置であったなら?
こんな大問題を市井の一個人に過ぎない私のような者が論じるのは、僭越極まりないのは確かです。しかし、それなら誰にその資格があるのでしょう。
安倍首相にしても、加藤厚労相にしても、さらには厚労省が招集した専門会議の方々にしても、予言者ではありません。私たち日本人の一人一人が真剣に考え、そして結論を出さなければいけない問題だと思います。
4週間前に、幸いにしてこのサイトでの掲載をお許し頂いた『武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発しないのか』と題した拙稿。もうあれで止めておくつもりでした。しかしどうも状況が急変したようです。またも公開されている数値データだけでものを言おうというムシのいい話です。
前回は皆さまご興味をお持ちのはずで、多分不思議にも思っておられると考える、「いつまで経っても日本で感染爆発が起きないのはなぜか」という、そういう見方もあるかもね、で済まして頂けそうなものでしたが、今度のはかなり毒があります。
おかしいと思われたら遠慮なく叩いてください。反論できればいたしますが、安楽椅子探偵を気取っていたのが、あえなく床に転げ落ちることになるかも知れません。そのときはもって瞑すべし、潔く白旗を掲げるつもりです。
北海道の事例
私事ですが、札幌と名古屋にときどきメールをやりとりする友人がいます。最近ではやはり武漢肺炎の話題になりますが、つい先日まで北海道は全都道府県中最大の感染発生地、名古屋市も国内発生数の10分の1くらいを占めていた流行地でした。
友人にはあの数がドンドン増えているのは不気味だろうが、身の周りからウイルスをばらまく可能性のある人間を隔離して除いていった数と考えれば、見方も変わるだろうと話しています。それで、この2つの地域の感染発生の様子から始めたいと思います。
図表1は北海道放送のHPの新型コロナウイルス道内情報から採ったものです。
図表1 道内の検査人数、陽性累計、死亡累計(1月28日~3月25日)
(【新宿会計士注】著作権関係が確認できなかったので、当ウェブサイトでは北海道庁のウェブサイト『北海道 新型コロナウイルス感染者情報のグラフ』から取得しており、グラフに収録されている期間と本文で言及されている期間にズレがあります。また、図中、検査陽性者発生の波を示すⅠ~Vのローマ数字は投稿者記入を参考に新宿会計士が記入しています)
グラフに示されている期間中、北海道では4回の感染の増減があったことがわかります。1月28日にぽつんと1例、離れて発生しているのは中国人観光客の女性、以後は日本国籍の感染者のようです。
PCR陽性症例報告数の第Ⅰ波はさっぽろ雪まつり(1月31日~2月11日)関連とみていいでしょう、以後の波は順繰りに第2次、第3次の感染が繰り返されることで形成された塊み見なせると思います。
なかでも第Ⅱ波が最大で、ピークとなった2月26日には15人のPCR陽性者が見いだされ、2月28日にイベント、週末外出の自粛要請と休校措置を中心とした道知事の緊急事態宣言が出されるに至りました。
また3月4日から政府の要請による同様の措置が始まっていますが、このグラフはその効果を見る上でも興味深いものです。第Ⅰ波と第Ⅱ波、第Ⅱ波と第Ⅲ波の間の谷にはこれらの措置はかかわっていないはずです。
それでも感染の増加がその都度一旦は収束するかに見える理由は、先の投稿で提示した、集団内の感染の増加が、発症者の発見とその結果あぶり出された濃厚接触者の隔離・入院によってキャンセルされているとするモデルで、よく説明できると考えます。
感染増加のフェーズと隔離・入院のフェーズはウイルスの潜伏期を考慮すれば位相がずれるはずですから、増減の波として現われるのも当然といえるでしょう(この点は後でもう一度議論します)。
しかし、発症のサイクルが継続するなら観察されるはずの第Ⅴ波が現れなかったのは、緊急事態宣言発出の効果と言えると思います。
名古屋の事例
名古屋市のケースを見てみましょう。図表2は市のホームページに掲載されているものです。
図表2 新型コロナウイルス検査陽性件数(日ごと)
(【出所】名古屋市ウェブサイト『市内の新型コロナウイルス発生状況』より投稿者作成。伊江太コメント:3月末~4月上旬の増加が東京、関西圏に比べて小規模だったのは、中部国際空港の路線がアジア、オセアニアが中心で、米、欧米便が少ないことが理由と考える。)
こちらも増減の波らしきものは観察できるのですが、北海道のものほど分離は明確ではありません。名古屋では市内のデイサービス施設とスポーツジム発の2つの大きな感染クラスターが見つかっており、それらが重なったせいだと思われます。
時間軸を合わせて北海道のグラフと比較してみると、北海道で現われなかった第Ⅴ波相当の波がここでは出現しているが、そのあとのものは出ていません(4月の波については次項以下で)。活動自粛や休校の効果があるとしても、その現われ方には地域差があるようにもみえます。
ともかく、この二つの自治体の事例は、感染源との接触の機会を自粛要請くらいの緩めの措置ででも制限すれば、効果はあることを示しているのではないでしょうか。休校措置の方は、効果が出るとしたら両方で同じでなければおかしいでしょうから、やや疑問かも知れません。
大阪府と兵庫県の事例
行動自粛や休校措置より一段強い、隣県との間の「移動制限」にまで踏み込んだ内容で注目された、大阪府知事の記者会見を記憶されている方は多いと思います。図表3は大阪府、兵庫県がそれぞれ発表している毎日のPCR検査陽性症例の推移を積み重ね棒グラフで示したものです。
図表3 新規PCR陽性症例の推移・大阪府と兵庫県の合算
(【出所】大阪府『新型コロナウイルスに関連した患者の発生等について』、兵庫県『新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況』に基づいて投稿者作成。休日の検査数減少の影響で7日ごと(矢印:月曜日)に極端に値が少ない日が出現する点に注意)
3月初めから14日までの2週間、両府県合わせての感染状況は一貫して増えていたことがわかります。
これを見れば自治体の長として、危機意識を持つのは当然でしょうし、大阪府知事にとくにその感が強く、通勤の足まで止めることは出来なくとも、3月20日から22日の3連休の期間くらいは両地域間の往来を控えましょうと呼びかけたことは理解できないではありません。
しかし、新聞報道によれば、この知事の判断にはどうも見逃せないミスリードがあったようなのです。
大阪知事「事態を重く受け止めた」、兵庫知事「大阪はいつも大げさ」…往来自粛
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、吉村洋文・大阪府知事と井戸敏三・兵庫県知事が19日に打ち出した大阪―兵庫間の往来自粛。決断の背景には、最悪の場合、2週間後には両府県の感染者が3300人に達するとの「試算」があった。<<…続きを読む>>
―――2020/03/20 10:48付 読売新聞オンラインよりこれは非公開の試算のようですが、国が派遣した専門家は
「大阪、兵庫両府県では19日までの1週間で感染者が約80人増加。試算では、このまま放置すれば今後の1週間で最悪の場合、感染者が586人に増え、さらに1週間後には3374人に達する」
と知事に説明したようです。
図表3からは「80人増加!」の意味がくみ取れないと思いますので、ここで、図表3を書き換えた図表4をお示しします。
図表4 厚労省専門家会議が「最悪ケース」として示したとされる予測値
(【出所】投稿者作成。データソースは図表3と同じだが、縦軸の値が過去からの累積数になっている。3月末以来の感染者急増が一段落した後も、マスコミを通じて感染爆発の危険を喧伝し続けている識者のほとんどが、こちらの表示方法をもとに議論している点に留意いただきたい。)
図表3との違いは、縦軸が日々新たに見つけ出された感染者数ではなく、過去からの累積数になっている点です。これなら増えることはあっても減ることはありません。
ちなみに厚生労働省が毎日更新している国内の感染者数(PCR陽性症例数)についても、形式は累積数表示になっています(いちおう、前日比も併記されてはいますが…)。
実際がどうであったかはグラフにご覧いただけるとおり、「大阪はいつも大げさ」と言った兵庫県知事の現実感覚の方が正しかったことになりそうです。
ただし、今回については、責めは吉村府知事ではなく、国が派遣した専門家の方が負うべきでしょう。どうも国の専門家会議は、この疾患の流行は日本でも初期には指数関数的(ねずみ算式)なものになるはず(べき)だという牢固たる信念を持っているとしか思えません。
意地の悪い見方ですが、実際の流行が一向にそういう姿を見せない中、鬱々としていたところに、そうなるかもという例を大阪、兵庫に一時的に現われた感染者増加を見つけて、息せき切って駆けつけてきたなんて言ったら、言い過ぎでしょうか。
それについては後出しじゃんけん的な批判になっているかも知れません。しかしもし本気で感染爆発を心配しているなら、それを防ぐのに連休中の行楽を控えましょう程度のアドバイスで済ませた、そのセンスをこそ問題にすべきだと思います。
3月27日以降の感染者の急増については、次の東京の事例の項に譲ります。
東京の事例(プチ感染爆発?)
今般の武漢肺炎について、もっともホットな話題は東京都で急激に増加した感染数でしょう。
都のホームページに掲載されているグラフ(図表5)で見ても、これがいかに突発的なものであったかがわかります。
図表5 東京都新規PCR陽性者数
(【出所】東京都『陽性患者数』より投稿者作成。伊江太コメント:保健所を経由しないPCR検査の結果が1週間遅れで加わるようになって、東京での発生動向が掴みにくくなっているが、4月11日以降の感染拡大は頭打ち、ないし収縮に向かっていると判断する。少なくとも指数関数的増加がないのは確実である)
そのかなりの部分は、都下の4つの大型病院に由来する巨大感染クラスターのもので、こういう事態が生じるのは決して予期されていなかったものではないのですが、やはり疾患流行の際の病院発の感染拡大の怖さというのが実感されます。
しかし、巨大な人口を抱えながら奇跡とも言うべき感染数の少なさを保ってきた東京で、いきなりその増加が来たのにはまたそれなりの理由があるはずであり、羽田・成田という国際空港の存在を考えれば、欧州、米国で感染爆発に理由を求めるのが自然でしょう。
欧米での感染者の激増を横目に入国規制を行う3月末まで、空港検疫だけの対応に留めた結果、多量のウイルスが東京に流れ込んだということだと考えられます。
とくに、3月23~25日に起きたアメリカからの入国規制を嫌った駆け込み帰国の影響は、新規PCR陽性者数が4月8日以後、一段と増えたパターンに対応していると思います。
ウイルスの出所が海外であるなら、既知の国内の感染クラスターとつながりがない、いわゆる市中感染が多数を占めるのは当然のことといえるでしょう。
ともあれ、これまで国内では観察されてこなかった巨大な感染塊の発生はようやく峠を越し、この後指数関数的増加は起こっていないように見えます。留意して頂きたいのは、時間的に見て今般の政府緊急事態宣言の効果は、直近の感染拡大の停止には関係していないはずだということです。
前の投稿で、
「日本における新規感染者数が一定の値に収っている状態は、外部からのウイルス流入の増加によって破られる可能性はある」
と、一応の逃げは打っておいたものの、この東京の感染報告数の急増を見て、しくじったと思わなかったと言えば嘘になります。とりあえずのピークアウトないしは頭打ちを見届けた上でなければ、この続編もお目に掛ける気にはなれなかったでしょう。
後出しじゃんけんだという自分への批判はここでも認めなきゃいけませんが、敢えて言うなら、今回の流行の波がひとまず鎮静化した事実は、流行の拡大を抑えている日本の防疫システムにまだかなりの潜在的余力があるはずだという、前回投稿中に記した推定の傍証になっており、極めてシビアであったストレステストに満身創痍となりながらも一応は耐えたことになっていると思います。
これまでの他自治体の事例で見たように、ある程度の規模の次の波が来ることはおそらく確実だとは思います。しかしそれはこれほど大きくなることなく収束するでしょう。海外からのウイルス流入という蛇口は、とりあえずは閉めたのですから。
市中感染の増加はなにを意味するのか
ウイルスの出所が知れないいわゆる「市中感染」が増加すれば、感染拡大が避けられないフェーズに入ったと考えなければいけないという、一見もっともらしい学説が以前から言われています。
ちょっと待ってください。
発症者が出たらその濃厚接触者を探す、保健所によっておこなわれるこのプロセスは、犯罪捜査のような徹底したものじゃありません。そこから漏れるのが一定数あるのは当たり前でしょう。その人が発症すればその時点で「市中感染例」として把握されるだけ、それがこれまでの姿だったはずです。
しかし、今回東京や大阪で観察されている「市中感染」割合の大幅な増加は、そんなものではないと「わたし」は見ます。
これは気づかれないうちに市中で拡がっていた感染を背景にしたものではなく、海外から入ってきた、つまり既知の国内の感染クラスターとはつながりがあろうはずのない感染、それが今回の感染増大の大きな部分であるとしか考えられないと思うのです
そうすると、あの「夜の街」云々の話も、また別の見方ができるのではないでしょうか。
つまり、そこで働く彼女(?)たちは、ウイルスの増幅者の役割を果たしてきたのではなく、欧米の武漢肺炎の流行に追われて安全な日本に逃げ帰れてほっとした開放感から、夜の街に繰り込んだ帰国者達の置き土産の犠牲者、そんな見方も可能ではと思うのです。
でなければ、多くの帰国者にとって単なる通過地である東京、大阪でだけ、これほど大量の「夜の街」の感染がいきなり発生するのは不可解です。少なくとも「夜の街」のウイルス汚染の影響が本当に出てくるとすれば、それはまだこれからのはずです。
わたしの考える日本の流行像・その楽観面と暗黒面
図表6がわたしの考える日本での武漢肺炎の流行の模式図で、このパターンが崩れない限り感染爆発は起こらないとする理由です。
図表6 武漢肺炎の流行の模式図
(【出所】投稿者作成)
これを文章にすると、つぎのとおりです。
- ウイルス感染者の一部は潜伏期(5~14日)の後発症者として発見され、その濃厚接触者とともにPCR陽性症例の報告数を増加させる。
- それは同時に集団からのウイルス感染者の排除に繋がり、感染者数は一時減少に向かうが、発見を免れた感染者から散布されたウイルスが再び集団中の感染数を増加させ始める。
文章にすると面倒ですが、図を見ていただけると直感的にニュアンスは伝わるかと思います。
北海道の例で見たように一定の地域で観察すると周期性が確認できますが、全国でバラバラにそれが繰り返されている感染の増減を総合すると、前回の投稿で言ったようなほぼ一定のペースで新規PCR陽性数が報告されるということになるだろうと推定するわけです。
こういう流行像が実現するためには、
- ①ウイルスの集団中での伝播速度が十分に低い
- ②集団の成員の医療へのアクセスが十分で発症は直ちに発見される
- ③医師、保健師、検査技師など防疫システムにかかわる要員の質的量的能力が十分に高い
という3要件が必須で、これを満たせるのは多分日本くらいだろうというのも、前回論じたとおりです。
この流行の抑制効果が今でも生きているなら当面大丈夫と言えるかとなると、そうはいかないでしょう。図表6は、発見された感染者をとりあえず医療セクターに移し、ウイルス散布者として市中に残さないことを意味するに過ぎません。いわば問題の棚上げないし先送りです。
感染症指定病院への移入速度が治療によって退院する速度を大きく上回っている現状では、患者は溜まる一方になっています。すでに大都市圏では患者数は収容能力を上回る状況になっていると聞きます。
さすがに軽症患者をホテル等の隔離施設に移すといった措置が執られることになりましたが、予測されるその効能については、わたしなんかがどうこう言うより、もっとふさわしい知識をお持ちの方々がこのサイトのコメンテーターの中に大勢いらっしゃるでしょう。
さらに問題になると思われるのが、すでに欧米で深刻になりつつある医療従事者への感染です。
武漢肺炎の治療の最前線で精力的にはたらいている人ほどそのリスクが高く、感染によって生じる損失がそれだけ大きいわけですから、それを防ぐ対策が現在もっとも緊急度が高い課題のはずです。また感染者と医療機関をつなぐ保健所職員の負担も限界に近づいています。
感染爆発のような事態が来なければ、だらだら先延ばししても大丈夫とは言えないのです。今求められるのは、まだ余裕のある地方から東京への医師、保健所要員の短期集中的な応援派遣ではないでしょうか。
厚労省専門家会議に言いたいこと
専門家会議は武漢肺炎の流行パターンは感染症論の基本通り、初期には指数関数的な拡大になると決めてかかっているようです。先日の東京都知事の緊急会見の際にチラッと出てきた今後を予測した数値を見てもこれは間違いないでしょう。
わたしが正しくって専門家会議の方が間違っているなんて不遜なことは申しません。
指数関数的拡大にしたところで、y = ae^kt(y:感染者数、t:時間、e:自然対数の底、a, kは係数)の式でkを極度に0に近い値に設定すれば、なかなか感染爆発にならないように(つまり先頃までの日本の状況に合うように)形の上でもっていくことは出来ます。
まあ嫌みを言わして頂ければ、大阪や東京の時のように、直近に報告数の急増があれば、それに合わせて係数をいじっているらしいのが透けて見えるところなんですが。
わたしがもっと問題だと思っているのが、図表7で表されている専門家会議の感染爆発防止策です。
図表7 「接触を避けることによる流行拡大抑止効果」
(【出所】厚生労働省『新型コロナウイルス感染症対策専門家会議』)
赤色の線が市中で発生している目に見えない感染数、青色の線がその結果遅れて観察される発症者の数です。
点線は感染拡大の抑止策を講じた場合の予測値です。放っておけば歯止めがかからない状況になるから、途中で介入をおこなって大事にならないうちに収束させるという、まあなんとなく納得させられるようなはなしではあるんですが、さて、急激に立ち上がった感染拡大をあるポイントで一気に逆転させるって一体どういう措置なんでしょう。
わたしには、これを実現するにはテレワークの推進、不要不急の外出自粛なんて生やさしいものじゃない、強制力を伴った全住民の終日外出禁止くらいしか思いつきません。首尾良く感染が下火になるほどに、抑制措置も段階的に緩めていくようなニュアンスの曲線になってはいます。
しかし、効果が見えてくるのは対策を始めて2週間近くも経った後、それまで発症者数は増え続けなきゃいけません。発症者の増加が止まったのに気づいても、身の周りに患者が大幅に増えた状況で、もうそろそろ対策を緩めようなんて意見が通るでしょうか。
「わたし」の現状認識に立つならば、今の日本でそこまで強力な措置を執るのは、良性腫瘍の患者に、もっとも強い、それだけ副作用も大きい抗がん剤を処方するようなものだと思えます。
不可解なのは、どう考えても今次の感染急増の大きな原因であるはずの欧米からの帰国者によるウイルス持ち込みについて、政府も専門家会議もほとんど触れない点です。
入国規制が遅れたとの非難を恐れているとするなら、それは責める方が間違っています。この感染症は拡大に気づいた時点で「当たり前の国」なら、すでに対策が手遅れの段階に至っているのですから。
やれコロナ疲れだ、三連休で浮かれ歩いただ、夜の街だなどと、ここまで感染爆発を不断の努力で抑えこんできた国民に、あたかも愚か者であるかのごとき物言いで責任転嫁を図るのは、お門違いだと「わたし」には思えます。
本文を人目にさらすのは時期尚早であるのは百も承知です。自分自身でさえここで論じた事柄の当否について自信をもって言えるようになるには、なお1ヵ月程度の観察は必要だと思っています。
それでも、政府に緊急事態宣言の自粛要請を超えたさらに強硬な措置を求める声がある中、一国民としての立場で言うだけのことは言っても罰は当たるまいと考え、この文をしたためた次第です。<了>
読後感
…。
以上が、伊江太様からの投稿です。
本文中で伊江太様が何度も言及されているとおり、これはあくまでも現時点における伊江太様の考察に基づく論考であり、今後、この論考と矛盾する事象が発生するという可能性があることには、十分な注意が必要である、という点については、伊江太様のおっしゃるとおりでしょう。
しかし、あくまでも「科学的なアプローチに基づく観察と考察」をベースにした議論であれば、その考察が結果として誤っているかどうかは問題ではありません。現在進行形の事象については、さまざまな仮説なり、考察なりが提示され、それらのすべてが正しいわけではないことは当たり前だからです。
むしろ、私たち一般国民が必要なのは、「判断するための材料」であり、「唯一絶対の正解」ではありません。
というよりも、普段から当ウェブサイトで展開しているさまざまな議論についても、
「現時点では(A)は発生しない可能性が高いと考えられる」
と主張しておきながら、結果的には(A)が発生してしまった、という事例など、いくらでもあります。
たとえば、当ウェブサイトでは3月18日ごろまで、「米国が韓国などと為替スワップを結ぶことは考え辛い」などと主張していましたが、実際には『速報:米FRBが9つの中央銀行と為替スワップを締結』で報告したとおり、米FRBは3月19日に韓国と為替スワップを締結すると発表しました。
したがって、当ウェブサイト的には「知的好奇心を刺激するような仮説」であれば大歓迎ですし、伊江太様の今回の論考でも、「根拠なしに断定している」と思しき箇所はいっさいありません。
いずれにせよ、伊江太様には今回もすばらしい論考を寄稿して下さったことに感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
【参考】コロナ関連読者投稿
コロナに関連する過去の読者投稿の一覧を掲載しておきます。
- ①【読者投稿】新型肺炎、日本は「いつもどおり」で良い(2020/01/31 10:30)
- ②【読者投稿】コロナウィルス、まだ慌てる時間じゃない(2020/02/06 05:00)
- ③【読者投稿】理系研究者の新型コロナウイルス考察(2020/02/10 12:00)
- ④【読者投稿】「安心より安全を」理系研究者の緊急提言(2020/02/16 22:00)
- ⑤【読者投稿】工学研究者の武漢肺炎考(2020/02/17 16:45)
- ⑥【読者投稿】行政の観点から考察するウィルス騒動(2020/02/19 06:00)
- ⑦【読者投稿】在韓日本人が見たコロナウイルス協奏曲(2020/02/23 12:00)
- ⑧【読者投稿】PCRは本当に大変!地方衛生研に感謝を(2020/02/24 05:00)
- ⑨【読者投稿】学術論文から見た「入国規制に意味なし」(2020/02/25 05:00)
- ⑩【読者投稿】日本政府の対応はシナリオに沿っている(2020/02/29 05:00)
- ⑪【読者投稿】専門家と素人、そして有害な自称専門家(2020/03/15 05:00)
- ⑫【読者投稿】武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発しないのか(2020/03/23 11:15)
- ⑬【読者投稿】コロナ狂想曲の続報と「韓国のいま」(2020/03/27 12:00)
- ⑭【読者投稿】武漢肺炎:「しゅうきんぺいを避けよう」(2020/04/08 08:00)
- ⑮【読者投稿】それでも日本では感染爆発は起きていない(2020/04/20 05:00)
これらの執筆者は、次のとおりです。
- ①、②、⑥、⑪は現役医師の「りょうちん」様
- ③、④、⑧、⑩は理系研究者の「ケロお」様
- ⑤、⑭は工学研究者の「イーシャ」様
- ⑨は現役医師の「とある福岡市民」様
- ⑫、⑮は元微生物関係研究室勤務者の「伊江太」様
- ⑦、⑬は大人気『在韓日本人が見た』シリーズでも知られる「韓国在住日本人」様
これらの投稿はおしなべて冷静であり、「これを1月~3月の時点で主張していたのか」と感動するような論考も多く、現在読み返してみてもきわめて有益です。
また、これらの論考のなかには、『某有名人からのご要望「140字にまとめてほしい」』などでも触れたとおり、科学的知識も考察も無視し、ひたすら不安を煽っている自称保守系の某論客が「140字以内で要約して」とキレたものも含まれています。
(※もっとも、この「140字でまとめて」と注文を付けたご本人が、過去に「140字で言いたいことは言えない」とつぶやいていたという、まことにお粗末なオチがついているのがおもしろいですね。)
【参考】「細かいことは140字では語れません」&「140字で要約して」(クリックで拡大)
(【出所】ツイッターの画面キャプチャを合成)
いずれにせよ、「科学的知見に基づく冷静な議論が必要だ」というのは、今回の武漢コロナ騒動に限られず、およそ自由・民主主義社会を運営するためには絶対に欠かせないものでもありますし、左右を問わず、科学を無視して大騒ぎする者が有害であるという点については、改めて確認できたのではないでしょうか。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
台湾の研究者が日本の新型コロナ感染拡大を試算、5万人感染で「第二の湖北省になる」と警告 – 野嶋 剛 (ジャーナリスト)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19371
新型コロナによって日本が第二の湖北省化する恐れがあると研究者が指摘した
日本の累計感染者総数が、5万人に達する可能性がある試算になったという
感染拡大を前提に、被害を最小限にとどめる「減災」の措置が必要だと述べた
「悲観的シナリオ」としては、日本の感染者数のピークは4月26日前後になり、日本全体の累計感染者総数は5万人に達する可能性があるという試算となった
台湾では先週、新規感染者がゼロになる日が3日あるなど、現在までアジアで最も効果的にコロナを押さえ込んでいることで世界から注目
日本と台湾は2月から3月にかけて、同じように、感染者は低いレベルを維持していました。しかし、3月下旬から現在まで、日本の感染者数は大幅に増加
日本は3月下旬の春分の日の三連休など休日の外出が制限されたなかったことと、大きな関係があるのではないでしょうか。
感染は爆発しようが、しなかろうが、年単位で付き合ってゆかざるを得ないのです。
経済活動を止めても、死者は増え、企業も死にます。
教えて!ニュースライブ 正義のミカタ 2020年4月18日
https://www.youtube.com/watch?v=je0cpB1er2I
15分ごろから
封鎖なし「スウェーデン」異色の緩い対策のワケ
https://toyokeizai.net/articles/-/344114
感染者や死者は出ますが、人口の57%の人々が抗体を持てば、重篤化しやすい人々も救いやすくなる
「自制心」と「責任感」という2つが重要視されており、1人1人が自身に対して、そして社会に対して責任を負うという考え方が浸透しています。なので、政府の打ち出す政策に対しては、「大人の対応」で臨むことが当たり前
日本は日本で折り合いをつける以外に方法はないとおもうのですが
スウェーデンの死者が急増!?データを正しく理解する方法をForbes Japanの記事と共に解説
2020/04/15
https://www.youtube.com/watch?v=_gBY83GQykk
新型コロナ対策で独自路線を貫くスウェーデン その理由と現在地
2020/04/14 20:00
https://forbesjapan.com/articles/detail/33790
4月14日現在近隣のデンマークやノルウェーと比べると死者数は確かに多いが、国としてのスタンスを変えるつもりはないようだ。
休校措置は問題の先送りにしかならない
スウェーデンは長い歴史のなかで政府と国民との間に信頼関係を築いてきた。
政府はトップダウンではなく、「要請」という形で国民に呼びかけ、国民は自主的に行動するという形がこの国では最善策であるようだ。
会社を倒産させて失業保険で予算を使うのか、補償という形でお金を使うのか
補償という形選んだと推測
正義のミカタでは長期間にわたる為、もし感染爆発が冬に起これば、他のインフルエンザなどと重なり
より、医療資源が不足する。
その為、徐々に感染者を増やしておく必要があるとのことでした。
北欧諸国はヴァイキングの国のせいか、死生観が違います。
胃瘻なんか作りませんし、無駄な気切もしません。
「ヴァルハラでまた会おう!」というノリなのかも。
>「今次の感染急増の大きな原因であるはずの欧米からの帰国者
によるウイルス持ち込み」
「政府も専門家会議もほとんど触れない」が把握はしていて、
隔離・治療している。
彼らが回復すれば、緊急事態宣言の効果と相まって収束に向かう。
ということでしょうか?
帰国者の感染リスクについては、早期に議論されており、不確定要素の内数にしているのではないかと考えております。
(リスク低減策としては、帰国者の検疫と2週間の自主待機要請)
また母国へ帰るな…というのは、先進国としては困難な選択です。
(本当に早期にやらなければならなかったのは、アフリカなどの南半球の途上国)
感染者の増加に波がある内は、結果的にコントロールできている内に入るというのは同意します。
新宿会計士 様
伊江太様の論考に対するコメントではなく申し訳ありませんが、2点指摘させて下さい。
(1) 標記ミス
冒頭部分に「こうしたなか、4週間ほど前に『武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発』と題する論考を」とありますが、『』内は最後の5文字が欠落しており、「武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発しないのか』の誤植ですね。
(2) 「読者投稿要領と過去の読者投稿一覧」との不一致
一週間ほど前にも、雑談スレで指摘させていただいたのですが、「読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)」が更新されておらず、本稿の最後に記されている「コロナに関連する過去の読者投稿の一覧」と一致しておりません。
前者も更新していただければ幸いです。
新宿会計士様
追記:
「これらの執筆者は、次のとおりです。」の表中、
⑧ と ⑪ が2度記載され、一方 ⑨ と ⑩ が欠落しています。
イーシャ 様
ご指摘ありがとうございます。確認します。
前の投稿でもそうだったのですが、申し訳ありませんがこの方は毎回重要な観点を見落としているように感じられます。
・ウイルスが変異した可能性
そもそも新型コロナは全て海外からの流入なんですから、欧米から入ってきたので突然感染経路を追えなくなったという理屈は理解しにくいです。それより、欧米経由で入ってきたウイルスが元のものより感染力が強いもので追いづらくなったと考えるべきではないでしょうか。
・検査数の限界
例の人達が煽りまくってるのであまり強く言いたくはないですが、この影響もそれなりにあります。特に東京の3/25(オリンピック延期発表)前後は顕著でした。最近でも医療人員や設備の消耗が激しくこれ以上受け入れられない病院が出てきており、グラフだけを見て収縮に向かっていると判断するのは安直すぎるのではないでしょうか。
あと波状グラフの説明なんかも気になりましたが長くなるのでこの辺で。確かにそろそろ緊急事態宣言の効果が出てくる時期であり、収縮に向かう可能性も十分ありますが、それにしてもこの方の説明は納得できない部分が多いです。長文失礼しました。
下記サイトの検査人数推移が正しいとすれば、今のところ日本の検査体制は検査能力内でコントロールされているように見えます。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
仮に検査数を意図的にコントルールしているならこれほど見事に日々の検査がランダムに変化することもありません。
検査人数=濃厚接触者、感染の疑いがある軽症者、がコントロールされている今は、読者投稿者の主張には説得力がありそうです。
但し、今後、感染拡大に伴い、濃厚接触者や感染の疑いがある人間が多くなり、検査能力を超えるようなことが起これば、天井に張り付いたような推移のオーバーキャパシティー状態になり、濃厚接触者や感染の疑いがある人間をコントロールできなくなり、感染爆発となりかねません。
そのための対策としてドライブスルー検査等で検査能力の向上を図っているようです、もちろん検査による院内感染を防ぐ意味も半分はあるのでしょう。
ケンサーズなマスコミは、感染拡大で検査対象者が増えたことに対する対応と説明せず、ようやくという言葉で報道してます(笑)。
曜日、定休日という要素は置いておくとして、このデータの「東京都の新規PCR検査数」を見ればここ1ヶ月横ばいなのがハッキリわかりますね。
全国的に見ればまだ余裕があるので検査数も増加していますが(それでも感染者数ほどは増えてない)、すでに東京などの一部地域はキャパが限界に達しており、感染者数のデータが意味をなさなくなってきています。ですのでこういった楽観論は非常に危険だと思いますよ。
匿名 さま
私も専門家ではないのですが、確か塩基対の1つが変異しているのが確認されています。ただ、それで大きくウイルスの性格が変わるとかいう話ではないのでは、と、ウイルス学の方の先生は言ってました。コロナウイルス自体、変異しにくいウイルスに属するそうです。SARS-CoV-2はわりと塩基対が短いそうなので、変異があれば、専門家筋が見逃す可能性は低そうですが、公式に変異で毒性があがったという報告があったのでしょうか?
検査については、初期には症状の有無にかかわらず陽性者は入院、という方針でしたので、ある程度、有症状者に限って検査をしていたのは多分実感としても間違いないと思います。ただ、現在は、少なくともCT上典型的な肺炎所見があれば、検査を断られることはないです。無症状なのに「心配だから検査してくれ」という阿呆は、我々の段階で却下してます。少なくとも公費や保険で賄うべきものではありませんので。全額自費でいいから検査してほしい、というリクエストを受けたことは現時点ではありません。
無症状、あるいは軽症の方を検査する必要があるか、は微妙です。ご存知の通り、PCR検査の結果が出るのには数日かかりますので、その間、おとなしくしていただけなければ、どちらにせよアウトですし、偽陰性の場合、かえって感染を広げるリスクすらあります。
信じていいかはともかく、総じて軽症者の感染力は高くはなさそうだとWHOは言ってますので、軽い感冒症状では、検査のためであっても出歩いて感染リスクを増すより、家でおとなしくしているべき、という方向性は案外間違ってないように思います。どっちにしても、効く薬もありませんし。
むしろ、退院者が少ないのが問題です。
医療崩壊の原因は、患者数の増加でhなく退院数の伸びがあまりに少ないことです。
しつこいようですが、高齢者に無差別に濃厚治療を行うべきではありません。
同意します。
毎日ヤフーの、感染者、回復者を見ていますが、あまりにも回復者が少ないです。
北海道のニュースで、治療にあたったお医者様が、アビガン、シクレソニドは効いてる感じがする。
とおしゃっておりました。
国をまとめてる方は、情報をまとめ、今できる最善の治療を標準化してほいとおもいます。
それは毎日、失敗はあっても良い方にアップグレードして欲しい。
このまま回復しない患者が増えると、医療崩壊、経済崩壊につながるとおもいます。
Jさま
回復者が少ないのは、おそらく、回復の見込みがない患者にも濃厚医療を行っているから、でしょう。
そんなことをしていれば、アビガンを使おうが使うまいが、早晩、行き詰るのは目に見えています。
医療崩壊を避けたければ、重症合併症保持患者、高齢者にはECMO/レスピはつけない、ICU管理にもしない、と明確に線引きするしかありません。
匿名様、市井の内科医様、J様
「ウイルスが変異した可能性」
これは懸念するところなので、公表されたデータを確認しているのですが、
患者数、死者数の推移からは立証できません。
「可能性の否定」は悪魔の証明なので、可能性ではなく、強毒化したという
事実を指摘してほしいと思っています。
この方の投稿で出た「欧米からの帰国者によって感染が拡大した」という理屈だけでは「経路不明の感染が増えている」という現状を説明できていないのです。外から入ろうが発症した人を調査すれば最終的に経路を見つけることはできます。
単に感染者の絶対数が増えて経路が複雑化しているだけ/感染力が強い型が出現し感染機会が増えた/言えないような場所でクラスターができている等いくつかある説のうち「型が違う」というのはかなり可能性の高い論です。
匿名様 方
結局、強毒化していることは立証できない、
それでいいでしょうか。
返信ありがとうございます。
私も特段詳しいわけではないですが、変異でなくとも、もともとこのウイルスにはいくつかの型があると言われています。再陽性(これについては誤診の可能性もある)など怪しげなワードもいくつか出てきており、実際どうなのかは後にならないとわからない話ではありますが、「別の型の可能性」はあってもおかしくない程度には考えられる事象です。
検査については、単純に増やせば良いという話ではないので増やせとは言いませんが、実際東京等ではほぼ増えてないのでこれを基に発表される感染者数をそのまま受け取って収まりつつあると考えるのは危険じゃないかという意見です。
ただ、今の政府は私たちが手にできるより遥かに多くの情報を持っており決断力もありますから、もし感染が爆発的に増えているようなら無理やりにでも企業を交通を全部止めて都市封鎖(や命の選別)を行おうとするでしょう。それをせず10万円がどうのこうの言いながら時間を潰してるということは、現状手遅れなほどには広がっておらず、緊急事態宣言の成果を待ちつつ次の1手を思案している段階なのだと私は考えています。
更新ありがとうございます。
図表6での説明、分かり易かったです。
感染者数のグラフの縦軸が新規か累計かの見分けも大事ですね。
医療に従事していない一般人としては、不要不急の外出を控えつつ手洗いなどを意識して行って感染しないよう気をつけたいと思います。
この様な楽観的な考察を考える方がいる限りは感染拡大が続く事になるだろう。
完全なる強制力と罰則化するロックダウンを行えない日本だけが、経済で長期間の奈落の底に落とされる。
その覚悟が必要になるだろう。
2020/04/20 at 07:27に投稿の匿名様
>この様な楽観的な考察を考える方がいる限りは感染拡大が続く事になるだろう。
このご指摘についてはどうなるか私にはわかりませんが、必ずしもそうではないように思いますが。
>完全なる強制力と罰則化するロックダウンを行えない日本だけが、経済で長期間の奈落の底に落とされる。その覚悟が必要になるだろう。
西側陣営で都市閉鎖が行えないのは日本だけのようですから、このご指摘は事実でしょう。しかし現段階でそこまで必要かなと言う気もします。もう少し東京の感染者推移を見てから判断しても良いのではないでしょうか。実際3月17日の特異点を無視すれば東京では徐々に感染者数が減っており、4月19日もかなり少ない感染者数になっています。緊急事態宣言の効果が出ているのかもしれません。それであれば今回は都市閉鎖までは必要ないかもしれません。
しかし、それはそれとして日本では憲法の問題でいかに感染が酷かろうと都市閉鎖を行うことができませんと宣言するのは如何なものでしょう。できるように法制を整え、必要であれば憲法も改正しておくべきでしょう。今回都市閉鎖を行わなくても次回の都市閉鎖の必要な場合に備えておくことは悪いことではないと主ますが。「ロックダウンを行えない日本だけが、経済で長期間の奈落の底に落とされる。その覚悟が必要になるだろう」で済ますのはよろしくないと思います。
どさくさに紛れて憲法改正など行うことは共産党の見解では火事場泥棒だと騒いでいますが、共産党のように何でもかんでも日本を破壊しようという行動こそが火事場泥棒ならぬ平時の泥棒のようなものではないでしょうか。理由があって異論を唱えるのは問題ありませんが、天皇制を含む日本の全ての精神的担保事項までを否定するというのであれば、他の国に行って騒いだら如何なものかという気がしますが。
いや、武漢ウィルス蔓延国は支那朝鮮だ、我が国ではない。
欧米の武漢ウィルス死者もすさまじい。
心配するならアメリカを心配してあげなさい、
武漢ウィルス死者合計40000人越え、
武漢ウィルス1日の死者2000人というアメリカを。
日本
の
武漢ウィルス死者合計約250人(米国の160分の1)
武漢ウィルス1日の死者数10~20人くらい(米国の200分の1~100分の1)
警告したいなら我が国でなく我が国の百倍以上も武漢ウィルス死者を出しているアメリカに警告してあげたほうが良いですよ。
支那朝鮮は、強制力と罰則があってもどうしようもない、そうなんでしょう
我が国は、支那朝鮮とは違う、時の総理に自粛要請されれば、誰しもそうしなければならないことと分かる。自粛する。
命令(強制)しないからこそ上手くいく。そういう人種。支那朝鮮奴隷人種とは全く違う自由な人種。
経済不振の警告は、何もかもが破産倒産寸前朝鮮半島にしてあげなさい。
焼け野原から超大国に返り咲いた我が国への警告は笑い種、母国に帰って経済浮揚してあげれば
>完全なる強制力と罰則化するロックダウンを行えない日本だけが、経済で長期間の奈落の底に落とされる。
検査ガーの次はロックダウンガーですか
事あれば強件発動すべしって考えの方が
私はおっかないです
ありゃ
強件 → 強権 へ訂正を
首都圏・関西圏限定の話ですが,感染拡大の原因となるのは,検査にひかかっていない無症状感染者がいて,普通の生活をしていることも大きいです。ダイヤモンドプリンセスのデータで考えると,日本では,発表されている感染者数の4~5倍くらい,検査にひかかっていない感染者がいると推定されます。この人達は隔離されていないので,普通の生活の中で他人を感染させる確率があります。日曜に書いた最近の感染拡大率7.3%の場合には,1人の感染者が感染可能期間中に2人弱を感染させます。この人数が1人未満にならない限り,感染終息の方向には向かわないわけです。
「感染爆発」の定義が問題なのですが,考えられる定義としては。(1)「累積感染者数が指数関数で非常によく近似できる状態である」, (2)「病院等の医療機関が新規患者を受け入れるのが困難になりつつある」などが考えられます。現在の日本は残念ながら(1), (2)の両方に該当しています。感染者数は 1.073^x にほぼ比例しています。ただ,1.073 が一時の欧米の数字 1.155 より小さいというだけです。(2)はマスコミ報道の通りです。図表6は,むしろ「冬になると感染拡大が再発生する」と読み直したほうがいいと思います。
放置すれば,通常感染者数はロジスティック方程式 dN/dt = rN(1-N/K) にほぼ従って増加します。この方程式の解は感染拡大率 r が一定ならば,
N(t) = N(0) K exp(r t)/(K – N(0) + N(0) exp(r t) = K/(1+(N/N(0)-1)exp(-r t)) です。
ただ,前にも書いたように,r と K の値がよく分かっていないし,r が一定でなくて変動しているため,予想は結構はずれます。今後の r の変動が予想でき,K の値の見積もりができれば,逐次近似で方程式の数値解は得られます(私のPCにプログラムは作ってあって瞬時に解ける)。
ただ,r の値を小さくする努力をしない限り,欧米のデータから計算できる K の値あたりまで,感染者数が増加します。(K の値が国毎に大幅に異なっているという厄介は現状はあります)
すいません。重大なタイプミスです。ロジスティック方程式は解は,正しくは以下の通りです。
N(t) = N(0) K exp(r t)/(K – N(0) + N(0) exp(r t) = K/(1+(K/N(0)-1)exp(-r t))
愛読者さま
「ダイヤモンドプリンセスのデータで考えると,日本では,発表されている感染者数の4~5倍くらい,検査にひかかっていない感染者がいると推定されます。」
毎回こう主張されていますが、どういう計算なのでしょう?
伊江太様、御考察、拝見させていただきました。
伊江太様の論旨の要点は、『日本では果たして指数関数的に感染者が拡大するのか、またはそうでないのか?』というところですね。
専門家会議の方々は、日本でも指数関数的に感染者が拡大する懸念を強めています。だが伊江太様は、『果たしてそうなのだろうか』と疑念、または懐疑を提示しています。
どのような凡人であろうとも、物事を懐疑する心の動きを妨げることはできません。
『我思うゆえに我あり』は陳腐ですが、懐疑する心を失えばそれは人間ではないし、同時に信じる心を失えばそれもまた人間ではないでしょう。
わからない、としか言いようがありません。
医療開発者ですらわからない。未知の感染症だから、現在研究している。まして感染症とは専門分野以外の医療関係者ならもっとわからない。医療とはなんの関係もない人々なら無知そのものです。
ただ、専門家会議の方々がどうして伊江太様が懸念するような考え方をするのかは想像できます。
イタリアなど欧州諸国、そしてアメリカのような国々のニュースに触れ、その惨状を見てしまった者は誰しもがこう思うでしょう。
『先進諸国ですら、こんな酷い有り様になった。日本も無事で済むはずがない』
そのとき震えあがらずに、なんの恐怖心も感じなかった人がいたならば、その人は人間であるのかを自分はまず疑ってしまうでしょう。
今や『正しく恐れよ』なんて言っている者は皆無の状況です。
専門家会議の方々も人間ですから、当然、恐怖心を感じたはずです。そこから強硬とも言える様々な対策を講じたとしても、自分は責めたいとも思いません。
伊江太 様
仮説を提示して後の検証を待つ姿勢、好きですよ。
さすが、世間の何週(何周?)か先を行ってきた武漢肺炎シリーズです。
図表6はわかりやすいですね。時間的(位相と言ってもいいかも)遅れを伴うネガティブフィードバック系ですね。アナログコンピュータでシミュレーションし易そうです。
問題は、周期的に現われるピークの包絡線が、どうなるかでしょう。
それが上昇カーブを描いている限り、警戒は怠れません。
行政判断の是非については、私には判断できません。
ただ、警戒レベルを徐々に上げるのは得策ではなく、たとえ過度であっても一気に上げた後、状況を見ながら徐々に下げてゆく方が「安心感」につながるとは思います。楽観に始まり徐々に上げてゆくのは最悪で、「どこまでゆくのか?」と不安を扇るだけですから。
最後に、仮に時期尚早であったとしても、事実の審判を待つ論考を提示いただいた伊江太と、掲載を決定いただいた新宿会計士様に、改めて敬意を表します。
> 図表6はわかりやすいですね。時間的(位相と言ってもいいかも)
私の場合、余りにも見慣れていて、かえって伊江太様の意図を誤解しないか心配になりました。
交流電圧と交流電流の位相のずれ
http://www.vinita.co.jp/institute/radiofrequency/030040.html
失礼しました。URLを間違えました。こちらです。
↓
http://www.vinita.co.jp/institute/radiofrequency/030030.html
阿野煮鱒 様
CやLが入った回路の電圧・電流特性ですね。
よく存じております。中学時代にトラ技術を読み、2SC372 を半田づけしていた世代ですので(実際には同一規格で hfe が高い 2SC373 を愛用していました。今も部品箱にストックがあります)。
このモデルの場合、一方が安定的に供給されているわけではないので、発振回路の方が近いと思います。それも、初期ノイズで励起されたばかりの。どこでリミッターがかかるかが気になります。
2020/04/20 at 07:27に投稿の匿名様
>この様な楽観的な考察を考える方がいる限りは感染拡大が続く事になるだろう。
このご指摘についてはどうなるか私にはわかりませんが、必ずしもそうではないように思いますが。
>完全なる強制力と罰則化するロックダウンを行えない日本だけが、経済で長期間の奈落の底に落とされる。その覚悟が必要になるだろう。
西側陣営で都市閉鎖が行えないのは日本だけのようですから、このご指摘は事実でしょう。しかし現段階でそこまで必要かなと言う気もします。もう少し東京の感染者推移を見てから判断しても良いのではないでしょうか。実際3月17日の特異点を無視すれば東京では徐々に感染者数が減っており、4月19日もかなり少ない感染者数になっています。緊急事態宣言の効果が出ているのかもしれません。それであれば今回は都市閉鎖までは必要ないかもしれません。
しかし、それはそれとして日本では憲法の問題でいかに感染が酷かろうと都市閉鎖を行うことができませんと宣言するのは如何なものでしょう。できるように法制を整え、必要であれば憲法も改正しておくべきでしょう。今回都市閉鎖を行わなくても次回の都市閉鎖の必要な場合に備えておくことは悪いことではないと主ますが。「ロックダウンを行えない日本だけが、経済で長期間の奈落の底に落とされる。その覚悟が必要になるだろう」で済ますのはよろしくないと思います。
どさくさに紛れて憲法改正など行うことは共産党の見解では火事場泥棒だと騒いでいますが、共産党のように何でもかんでも日本を破壊しようという行動こそが火事場泥棒ならぬ平時の泥棒のようなものではないでしょうか。理由があって異論を唱えるのは問題ありませんが、天皇制を含む日本の全ての精神的担保事項までを否定するというのであれば、他の国に行って騒いだら如何なものかという気がしますが。
イーシャ様
私も図表6を見てイーシャ様、阿野煮鱒様と同じ印象を受けました。トランジスタの発展期が中学時代と書かれておりましたが、私はそれより少し前に工業高校でその曲線を学び、虚数を使った計算に高校時代を明け暮れていたもので、趣味の世界でも高校卒業後の仕事でも真空管を使った最後の世代です。高校時代はトランジスタも出始めましたがまだ、2SA,B,C,D等という記号も決まっておらず、ソニーのST○○と称する2桁の製品が出始めた時代でした。
トランジスタを半田付けされていたと言うことで懐かしく思い出しコメントした次第です。なお、その後に入学した工業大学ではこのような曲線も高校ほどは丁寧に教わることはなく、また虚数の計算も出てくることはなく、それは高校生レベルのものだけが学ぶ教科だったようです。大学では微分、積分を使って演習をしましたが、そのような高度な学問は実社会では全く縁もゆかりもないものでした。一線を引退して数十年経ちますが、いかに理系であっても小学校で習った加減乗除などの計算以外は実社会では殆ど縁が無く、せいぜい対数程度の概念以外は縁が無く、何のために勉強したのだろうと言う気になりますが。
もっとも、それを言うなら中学時代に習った○段活用だの○段変則活用だのと言う国語理論も実生活では全く出てきたこともありませんが。国語で一番役立つのは小学校の知識くらいでしょうかね。
長い間、勉強したことは何のためだったのだろうと、まもなく傘寿を迎える年になって思います。それに比べてここでは皆様の最前線の思想を教わることができ、目から鱗が落ちる印象です。
今回も伊江太様の説を面白く拝見しましたが、この世界には全く無縁の私には納得しにくいことも有りますが、わからないところは書かれていることは正しいと思うようにして、想定にしたがった仮説を立て、その仮説を検証されようとされる態度には敬服いたします。門外漢の私がそのような仮説を立てることはできませんが、非常に面白く読ませて頂きました。このような刺激を受ける世界にいれば、死ぬまで認知症などから逃げ切れる暮らし方をすることができそうな気もします。
ループゲインRe(α・β)≦1 であれば、振動しながらでも収束しますけど、そうでない場合は発散(感染爆発)に…
(遙か昔の大学の講義であったような)
2SC372とか、2SC828とか、2SC458とかいう型名が出てきたら、自分でトランジスタ回路作っていたのがバレバレ…
惚け老人 様
一度だけ、真空管ラジオを作ったことがあります。たしか、中学一年生の夏休み、親父の手ほどきでAMラジオを。大きな円筒型コイルと、やはり大きな平行アルミバリコンを使って。
同時に教えてもらった真空管の動作原理は、(バイポーラ)トランジスタより遥かに理解しやすいものでした。
今にして思えば、あれが、電子回路に興味を持ったきっかけだったのかもしれません。
情報・電子工学系の研究職についたので、大学院レベルの数学と物理が仕事で役立ちました。また、自宅の換気扇をどのくらいの時間動かすべきかを考える際、微分方程式を立てて答えを導いたりもしました。
昔はそれが当然のように感じていましたが、好きなことを専攻し、それが仕事や実生活に役立っているのは幸せなことなのだと、十年弱前になって、ようやく気付きました。
私自身は、学校で学んだのは知識ではなく、考える習慣だと思っています。
ここの読者も、自分で考えたり、自分が知らない分野に興味を抱く方々ばかりだと感じております。
話は変わりますが、今の外出自粛要請が長く続くようなら、考えることを楽しんでいただけるような投稿もしてみたいと思っています。
例えば、塾などに行かなかったおかげで勉強に苦労せずに済んだ話とか、学校では教えないけど高校の物理だけで導ける、ある有名な法則とか、正解がない/無数の正解がある問題の話とか。このサイトの方針に合うか否かはわかりません。ファクトとして示せるものは少いですから。最低限のラインとして、知的好奇心を刺激するとは思うのですが。
ボーンズ 様
2SC828 も使いました。
自作定電圧電源のダーリントン接続とフィードバックに。
今は MOS FET も使います。(時代に取り残されてはいないと主張してみる)
イーシャ さま
個人的には、死亡率や年代別死亡者を見る限り、いまだにここまで騒ぐような疾患か?という印象をぬぐいきれません。流行初期に、無症状患者も全例入院にした結果、感染症病棟がパンク、また、無差別に濃厚治療をした結果、重症病床がパンク、が問題で、無症状患者は自宅待機、高齢者はDNARにしておけば、多分、現状ほどには悲惨な状況にはなってないでしょう。
とはいえ、ホントはコワイ疾患である可能性は否定できませんので、対策を否定する気は毛頭ありませんが、
>警戒レベルを徐々に上げるのは得策ではなく
激しく同意します。戦力の逐次投入は避けるべし!オマエラ、未だに、敗戦の教訓から学んでないのか!と小一時間、官邸スタッフに説教したい気分です。
市井の内科医様
横から失礼致します。
パルプンテと申します。
ずっと疑問に思っていました。
何故、日本は回復者数が伸びないのだろうと。
死亡者数が多い国を見ますと、回復してる方の人数も多い傾向にある気がします。
日本は患者を救う事を諦めずに濃厚治療しているのですね。
だから他国よりも長い時間がかかる。(ベッドが空かない)
と、理解致しました。
ありがとうございました。
パルプンテ さま
はにわファクトリー さま
通常の疾患群では、特に大学などの高次医療機関では平均在院日数の縛りが厳しいこともあり、長期入院などしたくてもできません。いまだ長期に入院させているんは、一部精神疾患患者に限られます。
また、以前ほどADL無視の延命を家族が望まないこともあり、高齢者では自然な看取りを選択するケースのほうが多いでしょう。
COVID19については、医療費は全額公費であり、いやな言い方ですが、初期には、医者の側も、どういった治療が有効かを確認したい探求心もあり、全力投球していたのではないでしょうか。
また、新興感染症ということもあり、家族も冷静な判断をしていない可能性があります。
ただ、ここまで感染が拡大すると、医療資源の浪費は医療崩壊に直結します。
そろそろ、死亡者の増加につながったとしても、トリアージを徹底すべきです。
コロナウィルスはそれほど恐ろしい疾患かというテーマで資料を集めていたのですが、「インフルエンザと同様には考えられない」という意見が多いのにビックリしました。
私の認識は、最初から「インフルエンザ程度には恐ろしい疾患である」という認識だったからです。
思うに「若年者でも一定の確率で死ぬ」という医者には当たり前の常識が知られていないとこが一因ではないかと思います。
コロナウィルスの想定死亡者数を許容できない社会というテーマで、自殺者数や、交通事故死の数も調べていたのですが、交通事故死は、「交通戦争」時代の1/3に減っている事実を知りました。
でもモッピー知ってるよ。交通事故の死亡率が減ったのは、救急医療の進歩で24時間死が減ったせいだってこと。
伝染してない者(偽物陽性)を入院させていないから
大韓民国は武漢ウィルス陽性してもらえれば半地下の寄生虫がお金を貰えるわ、地上の病院に入院できるわ三食昼寝付きの大出世の寄生虫。
だから何度も何度もドライなんとかに行きまくって病院満杯。
我が国は
最初からCTスキャン診察
インフルエンザ等々の検査
これでも原因不明のときPCR検査
と
偽陽性を極力排除して、本物の武漢ウィルス伝染したものだけを入院させたから。
パルプンテさま
医療にはまるで知識のない浅学ものの記憶で申しますが、「退院率」は日本の医療体制の悪しき特長であり、早々に改めるべきであるとの議論をずいぶん昔にどこかで読んだことがあります。外へ送り出さず病院を養老院化してしまっていたので、手を変え品を替えて高齢者対応を進めてきて、そして令和2年。武漢肺炎でまたもやあからさまになったということです。
市井の内科医 様
> ここまで騒ぐような疾患か?
同感です。
成功できなかった新薬開発経験者様がいつも、
> 比較: 肺炎による死者数は119300/年(2016)、327/日。
と記していらっしゃるのも、同じ気持からかと思います。
私自身も「【読者投稿】工学研究者の武漢肺炎考」を書く際に調べて、大事なのは患者や死亡者の絶対数ではなく、従来からの肺炎による死亡者との比較だと強く感じことを、今もそのまま思っております。
一方、今それを政府が公言して受け入れられるか否かは別問題とも考えます。非常事態宣言もそうでしたが、受け入れる下地ができるのを待つ必要があるのではと。
タイミングを間違えると、「人の生命を何だと思っているんだ!」と特定野党につけ入る隙を与え、更には「隣国に住んでいるのも同じ人間だ!何故助けない!?」などと、国民が一致団結すべきときに分裂を誘う勢力に利用されかねません。
そういう政治判断のタイミングは計りかねるので、安倍首相に委ねたいと考えております。
イーシャ さま
こういった話をきちんと議論できないのがオールドメディアや野党の皆さんの癖で、議論上の禁忌を作ってしまうことがどれほど思考の健全性を奪うことかが、まるで理解できていないのは、まことに嘆かわしい限りです。
結局、現場が何とかしてしまうのが日本の凄いんだか変なところですが、それで破局に至ったのが関東軍の暴走だったりするわけで、現場は優秀だが上層部がアホや、というノモンハン以来の日本の評価は今回も変わらないのでしょうか?
皆様
私、熱っぽい。武漢肺炎かもしれないと思った時にどうすべきか。
内科医院に行くとします。
私が武漢肺炎の時
内科医院に行った大勢の人に武漢肺炎を移すリスクがあって、
治療法がないので、家で寝ているしかなく、私の利益はない。
私が武漢肺炎でないとき、
内科医院にいるかもしれない武漢肺炎の人から罹患するリスクがあって、
家で寝ていてくださいと言われるだけで、私の利益はない。
家で安静にして、体力の消耗を避ける、以上のメリットは何もない。
こんな簡単なことが理解できないのが理解できない。
最近、テレビでニュースを見ていると仕切りに韓国との比較をして、日本の対応が悪いという印象操作を繰り返す局が増えています。
https://www.nippon.com/ja/ncommon/contents/japan-data/192936/192936.png
公式発表の感染者推移を見ると、中国と韓国は横ばいです。韓国の場合は完全に「選挙用」+「圧勝ご祝儀」操作だと思われます。
韓国=悪と断ずるつもりはありませんが、正しい報告をしていない国との比較は無意味ですね。
4/3以降も「特段の事情」とやらで入国を許している
C国からの入院患者を、きっちり封鎖するのが先決なのでは?
国民が入院する前に、医療崩壊が起きてしまいますでしょ。
感染者の国籍を公表して欲しいですね。
工作活動おつかれさまっス
範とするなら台湾ですね、台湾の報道は少ないが韓国ばかりですね、韓国の映像やデーターはどこから手に入れているのでしょうね?
最前線で頑張っている医療関係者をはじめ、生活を支えるいろんな人たちには頭が下がる思いなのです。
とお断りをしていておいて、
>放置すれば重症感染者85万、死者40万人以上
と言うのを報道で知ったとき、あたしは正直ほっとしたのです。多分、他の人とはズレてるんだろうと思うのですが、思ってたより少ないって感じたのが正直な所だったのです。
まだ、周囲に感染した人がいない気楽さもあるのですが、単純に人口1億人に対して100万人に満たない感染者数だったら、ほんとに親しい人で感染するのは一人か二人くらいかなって思っちゃったのです。
死亡者についても年老いた両親については、新型コロナとは関係なく覚悟はしているし(実際にその場面になったら取り乱すだろうことを含めてではありますが)、あまり怖がらずに、外出とか控えたりはするけど、日々生命の危険を感じながら暮らすのではなくて、普通に暮らしていけるって思っちゃったのです♪
論考と関係ない感想、ごめんなさいでした (_ _*)ペコッ
統計とか確率の話ということで
https://twitter.com/asahi_morioka/status/1251806733200064512?ref_src=twsrc%5Etfw
岩手県、PCR検査234件。すべて陰性。
擬陽性はどこ?
『日本で感染爆発が起きていない』には賛同できるのですが、それが、
①ウイルスの集団中での伝播速度が十分に低い
②集団の成員の医療へのアクセスが十分で発症は直ちに発見される
③医師、保健師、検査技師など防疫システムにかかわる要員の質的量的能力が十分に高い
のためだろう、との考察は、ちょっと疑問を感じます。
欧米などの感染速度を見れば、伝搬速度が十分に低いとは考えにくいと思われますし、最近の陽性者の2~3割程度が病院や介護施設などの院内感染であることを見れば、防疫システムにかかわる要員の能力が『十分』に高いとも考えにくいと思います。
やはり日本で感染爆発が起きていないのは、何か別の要因がある様に感じますね。
BCG、靴、人種、食い物、などなど、色々と話題にはなっていますが、私は、既に弱毒性のウィルスが昨年末から流行っていたのでは?に、一票を入れておきます。
一般市民 様
「弱毒性のウィルスが昨年末から流行っていた」
いろいろ仮説はあるのですが、
なぜ日本だけが弱毒性だったのか、とか、
そのあと、強毒性が侵入しなかったのはなぜか、とか、
疑問が膨れ上がってしまいます。
今は、とにかく、わからないので、どうすべきか。
特にアイデアがないので、何でも協力します。
ケセラセラ、なるようになる。
成功できなかった新薬開発経験者様
2つの可能性(仮説です)が、考えられませんか??
①弱毒性ウィルスであったものが、突然、強毒性ウィルスに
変異してしまった可能性
②中国のウィルス研究所が、最初から人為的に弱毒性ウィルスと
強毒性ウィルスの2種類のウィルスを作り出した。
ウィルス学者の話では、こんな短期間(1か月~3か月)に、ウィルスが
突然変異する可能性はほとんどないとのことです。よって、②の
最初から遺伝子操作などにより弱毒性と強毒性の2つのウィルスが、
人為的に作られたのではないでしょうか?
米国疾病予防管理センター(CDC)の調査では、今、米国で大流行している
COVID-19は、欧州から持ち込まれたものと断定。中国のウィルスとは、
違うそうです。
弱毒性ウィルスでも、もちろん、高齢者や基礎疾患のある感染者は、
亡くなることはありますが、軽症、または無症状となる確率の方が高い。
しかも、弱毒性ウィルスに感染し、抗体ができれば、強毒性ウィルスに
感染しにくく、感染しても症状が軽いという交差免疫を持つことが
可能です。
中国から感染が始まった弱毒性のウィルスは、韓国、日本へと入り込み
ましたが、韓国と日本の数値を見ればわかりますが、欧州、米国の各国
と比較して、死者数が圧倒的に少なくなっています。
一方、米国は、日本より相当早い段階で、中国からの入国ルートを
閉じましたので、弱毒性ウィルスの感染者は限りなくゼロに近い形と
なりました。
しかし、ヨーロッパに強毒性ウィルスがばら撒かれ、それが、米国に
流入。米国人は、韓国や日本と違い交差免疫をまったく持っていない
ことから、重篤化のスピードが早く、死者数もあっという間に中国を
凌駕することになってしまいました。
クルーズ船での例を見ればわかるように、このウィルスは、船などの
密閉空間では、恐ろしいほど感染スピードが早いです。
事実、米国海軍の空母の乗組員に新型コロナの感染者が多数出たため、
米国空母は、現在、4隻任務不能となり、現在、台湾を守るための
機動部隊は、現在なしといった状態です。
また、もし、米国の海軍力の要である、原子力潜水艦部隊も同様な
事態が起こっていれば、米国と中国の軍事バランスは、崩れることに
なるはずです。
美しき日本 様
これもまた、否定は悪魔の証明になりそうです。
可能性の否定は難しい。
指摘については、あり得るとは思いますが・・・。
伊江太さま
読者投稿ありがとうございました。
欧米と比べて爆発的感染では、無いと思いますが、感染者の増加は、やはり気になります。
もう少しで、自粛の評価が出来るようになると思いますので、良い方向に進んでいる欲しいと思います。
自分は自粛以外に何もできません。
伊江太様
興味深い記事のご投稿ありがとうございました。愛読者様がご指摘されているように、感染爆発の定義が問題ではありますね。
そのうえで、伊江田様の投稿のご本意は「専門家会議の一委員による、数値を挙げて危機感を煽るのリスクコミュニケーションのあり方、無批判に同調して危機を煽るメディア、それを自己顕示のために利用する都知事(これは個人的にも同意)等への危機感」にあると拝察します。
今回のSARS-CoV-2流行への対応に限れば、伊江太様が問題とされる「専門家が危機感を煽る」形のリスクコミュニケーションは一時的には効果を奏するかもしれません。しかし、この危機感を煽るリスクコミュニケーションには副作用が伴います。既に防災分野で指摘されているとおり、行政がハザードマップ、津波警報等で詳細な防災情報を提供すればするほど、人々は行政の指示に依存を強め、自分で考え、行動することをやめてしまいます。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/6482
この人々の行政依存により、ハザードマップの想定よりも大きな自然現象が発生した場合、人的被害が大きくなってしまいます。このため、今回のSARS-CoV-2流行への対応においても、次にもっと悪質な感染症が流行した場合に備えて、自分で自分の生命を守る人々を増やすことが重要です。
専門家会議の委員の皆様方の粉骨砕身のご努力には敬意を表します。
しかし、国民の行政依存を予防するうえでは、今回の専門家会議の会見において、「私たちは全力で予測した。しかし、この予測は大きく上振れ、下振れするかもしれない。だから、一人一人が、自分の命を守るために最善の行動をとってほしい」という予測の限界に関するメッセージが欲しかったと思います。
伊江太様、本サイトの投稿者の方々のように、危機に際しては、自分の頭で考え、行動する態度を促すかが重要であり、その点において、この議論の場は貴重だと思うのです。
新型コロナの前提
1, コロナウイルスを撲滅するのは不可能、弱毒化して共存
2, 同じ生活習慣であれば、夏のほうが沈静化する
日本の「クラスタを潰して、重症者のみ対応、(無自覚感染者はあえて黙認して、弱毒化で集団免疫)」作戦は間違っていないと思います。緊急事態宣言も不要ですし、強制力のある自粛命令も不要です。ただ、コロナ後に世界は二極化する可能性が高いので、旗色を鮮明にしただけだと思います。
それは、
1, コロナにより多数の死者を出した国(欧米)
2, 実体はともかく、終息したと思われる国(中韓)
です。
人の死が関係する問題ですから、(1)の欧米は理性的にこの問題を処理することはできないと思います。おのずと(2)の陣営への風当たりが強くなります。日本はあえて(1)の陣営についておく必要があるのです。
最終的な勝利戦略は
1, 死者数を最小限にする
2, 経済の落ち込みを最小限にする
です。
PCR検査を多数したとか、ロックダウンを徹底したなんて戦術的な問題にすぎず、その情報に一喜一憂する世情は好ましくないですね。
論考と、関係なくはないと思います。伊江太さまはじめ、論理的な方々の考察は、大変参考になり、無駄な恐怖から無縁になり、するべき事が分かります。
心配性の友人らへの、説明にもなります。
医療関係者の方には、感謝と共に、失礼ながら、いまは、口に出せない感想もあります。対応でなく、騒動に。
Wikiで、ちょっとみたら、百年まえの、スペイン風邪の日本。三年、三波で、感染2800万。死者数39万。
今の日本で、どうやって四十万も殺すのだろう。
すみません!
緻密な統計には頭痛がするタイプの人間です。
つまり🐒です。
🐒的には現状では感染爆発には至っていないとしてもかなり厄介な遊興施設が非常事態宣言後も営業し続けていることに脅威を覚えます。まだ自粛要請の出ていない県は相変わらず盛況なようですし、自粛要請が出ていても大手は要請に応じて休業しているようですが小規模店はここぞとばかりに大手からの流入客を引き受けているようです。
これをこのまま放置していると韓国の新興宗教で起こったような大規模クラスターが韓国とは異なり全国規模で多発するのではないか?…と気が気ではありません。
監督省庁である警察は何故取り締まらないのでしょう?
>監督省庁である警察は何故取り締まらないのでしょう?
ぐるだからです。皮肉や憶測で言っているのではありません。
はにわファクトリーさま
利権絡みの静観…
薄々(?)は気付いていましたが
だとすれば、ウィルス拡散を目論み自らを殺傷兵器化する彼ら自爆テロリストに武器を供給する武器商人を取り締まらないのと同じですね。
よく時代劇でみる悪徳商人と奉行(所)の癒着を見ているようです。
今は違うかもしれませんがP店の各種申請の受付部署は「生活安全課」!
笑うしかありません。
>時代劇でみる悪徳商人と奉行(所)の癒着
警察官OBの天下り先がパチンコ業界です。不肖はにわが全然若造だったころから続く古い話です。
伊江太さま
示唆に富んだ論考ありがとうございます。
私は別の視点から我が国のやり方を評価しています。新しい感染症で、病態はかなり解って来たとは思いますが、ウィルスの特性もまだ未解明、検査法も治療法も確立していない疾病に手探りで、持てる技術や過去の経験を総動員してやっているわけですから、不足や不満は誰にもあって当然だし、立場が違えば利害だって違ってきます。
例えばアベノマスクだって、私のように昨年の11月末に春まで使う分をストックしていた者にとっては「何だあ!!」ですが、近くにお店もなく、要介護者を抱えて感染を非常に警戒している人だったら助かると思うのですよね。だから、今国や地方自治体がやっていることに不満を言ったり批判をし揚げ足を取ったりするのは、プラスにはならないと思うのです。それは、この騒ぎが落ち着いてから、どのやり方に効果があったのか、どれが無駄だったのかよく検討して評価すべきなのだと思います。今の時点で「日本は防疫に失敗した」などと記事を書いている人もいますが、またまだそんな評価ができるほど結果は出ていないと思います。
そんな現時点で私が今の政府のやり方を評価しているのは、死亡者が少ないということです。毎年流行するインフルエンザでは、検査法もあり、治療薬があってさえも、年間の死亡者は2000人~3000人の間で推移しています。それでもニュースにすらなっていません。それがインフルエンザより肺炎を起こしやすいCOV-19による死亡者は今のところ200人あまりです。これはひとえに医療現場で検査や治療に当たってくださっている方々の頑張りよるものと感謝することしかできません。
だから私も、手洗い、マスク、うがい、外出自粛をできる限り守って、自分が感染源になって医療現場の負担を増やさないように気をつけたいと思います。
イジワルばあさん様
素敵なお考えです。
自分の命を守る事は、他人の命を守る事
他人の命を守る事は、自分の命を守る事
に繋がる。ですね!
自粛要請がある中で対面で仕事をしなければならない人には、必ずお礼を言うようにしています。
お仕事して下さってありがとうございます。と心底思います。
そんな方々に、万が一も感染させてはなりません。
と、毎日気合を入れています
現状の、欧米と日本での死亡者数の差は素人目にも歴然として見えます。なので、その要因が何なのか知りたいです。それが分かれば、今後を楽観すべきか悲観すべきかも分かるはずですから。
それについては、既に、日本人の生活習慣、ムラ的社会環境、健康保険制度含む医療システムが整っていること、果てはBCGまで様々に言われている処ですが、自分的には、どれも決定的には思えません。
ですから、その道の専門家さんには、その辺の疑問に答えるよう努力頂ければ、素人の不安もある程度は解消するのですけどね・・・・
伊江太様の投稿や、ここのサイトから知りえた、富江敏尚さんのブログを拝見するようになって、安らいだ日々が戻りました。
ストレスを抱えた暮らしはもう嫌と、パニックに近い精神状態を卒業でき、コロナニュースより、音楽を聴いたり落語を楽しんで
います。
人から人の感染も重要でしょうが、人から物による感染が我が家にとって大切と戒め、スーパーの買い物時使い捨て(買い置きしてた)手袋
をはめ、帰宅して、屋外のゴミ箱にすてます。買ったものは台所洗剤で洗って冷蔵庫にいれる、など実行中です。
愛用してたドーバー・パストリーゼ・77の抗菌剤は一本14000円など途方もなく値上がりしていて買えません。台所やお風呂など キッチンハイターで薄めた液をペットボトルに作ってキッチンタオル等で拭いています。
トイレなど自宅以外で使わない生活ができるのがラッキーの年金生活者です。静かにコロナが終息するのを待ち、10万円いただけるので
日本のどこに旅しようと、ワクワクプランを練っています。
ここの方たちを田舎の片隅からお薬のように栄養剤のように、時には精神安定剤のようにクスッと笑顔をもらいながら眺めています。
有難うございます。
自分にできる範囲で対策をして
終息を待つ
決してパニクらない様に・・・
日本人で良かったと思っています
そして、批判しかしないメディアはもう
不要だと思います
お心が安らかで居られますように
私は専門者会議のシミュレーション結果に強い違和感を持っています。シミュレーションは、コンピュータの結果だから正確に違いない、と感じる方が殆どだと思いますが、分野によって天と地ほどの違いがあります。半導体分野では、試作するのに何億円もかかる場合があるので、シミュレーションによってコストが劇的に下がります。このような分野では数十年もかけて、モデルやパラメータの精度を上げる努力が行われてきました。それに比べて、感染のシミュレーションは、失礼ながら、幼稚園レベルではないかと思っています。あまりにも単純な数学モデルを使い、パラメータも海外の実績を基に、フィッティングした程度ではないかと思います。このようなシミュレーションで最悪ケースを提示されても、脅しや不安をあおる効果はあっても、結果的に信用を損なうことにならないか、心配です。もちろん接触を避けるなどの対策は必要です。しかし経済的打撃をより少なくするためには、具体的にどのような行動を取ることが最も効果的か、そのためにこそシミュレーションを活用すべきではないかと思います。
感染者の山がいくつもあるのは、クラスターごとの感染モデルの加算になってると思われます。そして谷があるのは、それぞれのクラスターがつぶされていることを表しているのではないでしょうか。山がはっきりしているクラスターで、それぞれパラメータを抽出すれば、何を抑えればよいか、もう少しはっきりすると思います。長文失礼しました。
嘘は韓国の始まり 様
仰る通りです。
偏見かもしれませんが、
数学者の方は、現実を知ろうとしない傾向にあると思っています。
数理統計学に基づく疫学者たちは、感染症の、感染に関する実態を
知らないような。
実際を理解するよりは、報告されたデータを数学的に相関づける、
素人から見れば、数遊びのような。
偏見かもしれません。
WorldometerのTotal Cases や Toatal Deaths のグラフの数値
見ておられますか
あれ、実数ですよ?
あれが自国に当てはまらないと言える
専門家チーム居たら
私は逆に驚きます よって違和感はありません
まず、最悪を想定してシミュレートした結果を広報する
事後に過大だったと評価されたなら
修正して次の機会に備える
今回も前回の新型インフルの経験が生かされている
広報の仕方に注文があったとしても
私は低い評価はしません
日本式を評価したら駄目ってことないでしょう
世の中にはいろいろな意見があって
専門的な知見持つ方が読み筋解説してくれる場所がある(ありがたや)
良い時代になったと思っています
よっぱらってきたので、おやすみなさいです・・・
面白い考察でした。
得体の知れない未知のウイルス、諸外国の爆発的な感染者の伸びなどを見るに、センモンカのセンセー達が日本もこうなるかもと予測しても仕方がないでしょうね。
私は「あえて」予測しているように思いますが。
自分は大丈夫、何とかなるといった「正常性バイアス」を持つ人は依然多く存在し、強制措置(事実上それに近い宣言が出されたとしても)を行えない我が国においては、恐怖心を煽ることが手っ取り早いと思うのです。
オーバーシュートするかしないかは当然わかりませんが、我が国の対コロナ戦略?では、このままダラダラと長期化してなかなか終息しないことが心配ですね。
伊江太様、再びのご投稿ありがとうございます。今回の記事は前回よりもおもしろかったです。毒はありますが、ぶっちゃけ感が小気味よくていいですね(笑)
おっしゃる事ももっともです。しかし残念ながらあまり賛同できません。その理由については他の読者様がすでに挙げてますので、「後出しじゃんけんみたいな事を言われても……ねえ」くらいにとどめておきます。
いろいろ問題はあるでしょうけど、安倍総理、小池知事、吉村知事の対応は、いろいろ問題はありますけど、大失策はやってないと思います。
特に布マスク配布については、「アベノマスク」と批判されながらも、転売屋に打撃を与えたり、中国からのマスク輸入を抑えたりできる効果があるそうですね。狙ってやってたかどうかはわかりませんが、影のファインプレーですね。これについては完全に私の不明ですので、安倍総理にお詫びいたします。
なんだかんだ言っても欧米のような都市封鎖をしなくてもここまで感染を抑制できたのはクラスター対策専門家会議の先生方の功績です。先生方も自分の主張を通すためには政府や国民との駆け引きもやるでしょう。総理&経産相「7割でもいいのでは」vs西浦先生&クラスター対策班「いえいえ絶対8割」の駆け引きはなかなかおもしろいです。また、大げさな数字を出したとしても、人間はこのくらい言わないと危機感を持ちませんから。
とは言え、感染爆発が起きない事、医療崩壊を防いで亡くなる人を減らす事を願う気持ちは同じです。人間ががんばってウイルスと戦わねばなりませんし、私もできるだけがんばります。それに加えて、日本を守る八百万の神々にも心からお祈りしたい気分です。
すみません。「いろいろ問題はありますけど」が重複してました。
とある福岡市民様
「アベノマスク」
最初にこれを聞いた時、ばかばかしいと思いました。
でも、考え直せば、いい案です。
医療用使い捨てマスクを増産するためには、設備投資が必要。
金型とか、設備部品を投資するのにお金が必要です。
で、一旦、設備ができると、金型など当分、次の設備投資まで、
不要になります。
だから、できるだけ、余分の設備投資は控えたほうが良い。
微粒子補足用の医療用マスクは医療現場に回し、
咳など、感染拡大に役立てるためのマスクは、布マスクで、
一般用で、洗って再使用できるなら、それで十分。
十分合理的だと思うのですが、それを伝える報道はない。
更新ありがとうございます。
伊江太様
ご考察ありがとうございます。私など二度読みしても、すぐ理解出来ない部分もありましたが、他のコメント者の方を見て、理解した部分もありました。
日本では『感染爆発は起きない今も起きていない』と言うのは、賛同です。ただ、このまま徐々に何ヶ月か1年か、かかって収斂されたとして、対策を緩める地域が出始め、首都圏・関西圏も右に倣えすると、また悪化しそうな気がします。
感染対策のゴールは、乱暴に言えば、全ての感染者をカゴの中に閉じ込める(感染者を補足し管理下に置く)ということに尽きると思います。
東京の新規感染者数が今のところ指数関数的に増加せずに、100~200の間で推移している状況ですが、これは、「新規に感染する人数」と「新規に感染者として補足される人数」が均衡しているために、母集団の「潜在的な感染者数」が一定レベルに保たれていることを示していると思います。
これは、非常にあやういバランス(均衡)であり、このバランスが崩れると指数関数的な増加になると思います。
現在、政府は専門家会議の意見を元に緊急事態宣言を発出していますが、残念ながら、専門家会議の思惑と、政府の思惑は一致していません。
専門化会議は接触を徹底的に減らして、「潜在的な感染者」を2週間後には一気に補足する、ということを考えているようですが、政府は本音では経済優先であり、接触をそこまで減らさなくても良いと考えている節があります。
特定の業種のみに休業要請を出していますが、それ以外は基本的に営業をしています。
そのようなことから、今回の緊急事態宣言は失敗に終わり、近いうちに均衡が破れて、感染爆発が起こるような気がしてなりません。
経済優先で行くという政策は、感染が広がっても医療体制が崩壊しないよう準備ができていれば、一つの考え方としてはアリかもしれません。
ただ、現状では医療体制が十分とは言えないため中途半端に経済を回しながら、となると医療崩壊になるように思います。
以上、素人の愚考です。
先週、TV番組に出演していた村中璃子教授が、興味深い発言をして
いました。コメンテーターが、日本が新型コロナに対して、死者数や
重篤者数が欧米に比較して低い理由は、集団免疫をすでに獲得しつている
からですかという質問から始まりました。
村中教授は、あくまで仮説の段階ですが、「集団免疫よりも交差免疫
を獲得した可能性の方が高い」と回答しました。
交差免疫とは、わざと毒性の弱いウィルスに感染させ、体の中でウィルスの
抗体を持たせることにより、本当に強いウィルスに感染した場合でも、
容体が悪化しないというもの。
村中教授によると、新型コロナが感染しはじめた初期の段階で、中国、
日本、韓国の東アジアの国に、弱毒性の新型コロナが感染流行していった。
その後、しばらく間隔を置いてから、今度は欧州、そして米国に毒性が
とても強い新型コロナが流行していった。
日本に流行した弱毒性の新型コロナは、「無症状」と「軽症」の感染者
がとても多いのが特徴(約8割)。日本と韓国は、中国の武漢で大流行を
はじめた時も、中国からの入国をストップしなかったことで、この弱毒性
コロナが流行。しかし、米国などの欧米は日本よりも早い段階で、入国を
ストップしたことで、弱毒性コロナは感染しなかった。
ところが、ウィルス感染していく中でウィルスが突然変異し、強い毒性
をもつことになった。日本では、交差免疫を持つ関係で、この強毒性の
新型コロナに感染しても、死に至るケースは少ないが、交差免疫を持た
ない欧米では、交差免疫を持たないとめに死に至るケースが多い。
今、日本では「BCG接種により、日本は感染者が少ない」という説が主流
のようですが、私は、交差免疫説の方が、説得力があると感じました。
東京都の直近の検査における陽性者数は既に「石を投げればなんとやら…」という状況で、加えて陽性者の70%もの感染経路が不明な点を考慮すると、これが制御出来てる段階にあるとは思えません。
北欧の国、アイスランドは人口35万人程の小さな国ですが、ここでは無作為に母集団を抽出する形で全国民の1割を上回るサンプルを検査をしての結果として、陽性者の半数以上が完全な無症状患者(本人にも全く自覚がない)であるということです。
現行のやり方では、こういう人間を捕捉出来ずにスルーせざる得ない現状、主要国と比較しても圧倒的に少ない検査率であること、こうした点を考慮すると、少なくとも首都圏一帯は広範囲に感染が拡大しており、その中枢の都内に限れば感染の爆発はともかく、目も当てられないレベルと考えるのが妥当かと思います。
もちろん、これは首都圏や京阪神を含む都市圏に限っての話で、必ずしも地方都市や田舎が当てはまるわけではないと思います。
_さま
「北欧の国、アイスランドは人口35万人程の小さな国ですが、ここでは無作為に母集団を抽出する形で全国民の1割を上回るサンプルを検査をしての結果として、陽性者の半数以上が完全な無症状患者(本人にも全く自覚がない)であるということです。」
これ非常に興味深いのですが、原典を教えてくださいませんか?
仰ることは重要な観点でしょう。
今、期待して想定しているのは、
日本人は、大多数がすでに感染していて、自覚する症状がないまま、
過ぎてしまっている。
根拠もなく、否定する根拠もない。
駄文すみません。
今回の事態は、個人的にはどうしようもないので、推移を楽しんでいます。(ばかやろー)
手洗い、シュウキンペイは励行してます。
よろしければ、以下ご意見下さい。
1 ) 気温、湿度に影響されるだろうか
2) 第二波が来るだろうか
日本は、洋行帰りの、第二波のような気がしますが、
中国、韓国、台湾は?
半年もすればわかることで、今お聞きしても無意味かもしれませんが、私の娘が、シドニーで看護師をしており、孫もいます。これからのオーストラリアの季節を考えると心配でなりません。
気休め大歓迎です
タイ王国に長期滞在者です。
温度、湿度の関係は実感として有ると思います。
当国は、3月以降30度、70%を超えている気候です。
御存じの通り、観光立国であるタイは中国を中心に
大勢の観光客が訪れており、1月8日に最初に見つかった
感染者も中国人観光客でした。その後もしばらく中国人
観光客の感染がポツポツ報告されていましたが、ある時期
から日本を含む外国旅行からの帰国者でした。
当初は非常に緩い規制をしていました。ムエタイなどの
集団感染がきっかけで規制が厳しくなり、4月に入ってから
夜間外出禁止令が発動され22時から4時まで外にいると
高額の罰金が取られます。
しかし、4月20日時点で感染者2,792人死者47人ですから
他国と比べても多いとは思えません。因みにPCRは日本より
多い、14万オバーです。
余談ですが、マスクはほとんど手作りで近所の年寄りが皆で
自作しています。ですから最初からマスク不足など問題にも
成っていませんでした。外出時の装着率は100%に近いと
思います。(私の住んでいる地方都市では)
主旨から外れますが、近所にウタパオ空港が有り、海外からの
帰国者が収容される施設が海岸沿いに有ります。地元で反対運動
など有りませんが、市民の本音では怖がっています。
チャーター便帰国者が何百人単位でいますから大変だと思います。
タイではデーターを見る限りピークアウトしている感じです。
外部からの侵入も現時点では有りませんが、観光立国がこのまま
観光客をシャットアウトしていたら、経済が成り立ちません。
自国は良くなっても解決出来ない難しさを感じます。
Buchineko 様
各国の感染状況を見ると、
オーストラリアとニュージーランドは非常に低い。
これから冬に向かうので、注意するに越したことはないと思います。
何が有効かは誰もわからないと思いますが、
挨拶はおじぎ、
室内は、土足を避け、
会話は、距離を置き、
今、欧米では、対人距離を置くことが勧められているようなので、
それに従うのが良いのかも。
伊江太様
悲観も楽観もせず日本の感染者数の推移を見ると7〜10日で2倍のペースで淡々と増加していっていると言えると思います。欧米のような2〜3日に2倍ほどの急増ではないですが指数関数的に増加しているのは事実であると思います。感染爆発は起きていないと言われておりますが、何をもって爆発的というかが曖昧なので主観的な判断になってしまっているかと思います。
専門家会議の推定値に対する違和感は根拠を示さず欧米的2〜3日で2倍のペースで増加すると想定しているからと思われます。ただ専門家会議の職務としては最悪の想定をして備えることにあると思うので仕方ないところがあると私は思います。感染経路をフォローしきれない市中感染が広がると日本でも欧米的2〜3日で2倍のペースで増加するという最悪値を想定したのだと思います。今までのデータになかったのでこれも仕方がないことかと思います。ここ近日のデータを見るとこの想定ははずれていたのかなと結果論としては言えるということではないかと思います。
残る問題としては今の7〜10日で2倍のペースの増加でも1〜2ヶ月後には数+万の感染者数になってしまうというところです。①ペースを変えるか、②特効薬やワクチンにより対処方が変わるかしなければ結局のところ破綻してしまうと思います。今政府や地方行政がしようとしているのは①ペースを変えるですが、私は強制力がないので大きく変えることは難しいのではないかと思っています。私が住んでいる地域でも近隣での感染例を聞くようになり着実に広がっていることを感じます。
悲観して生活、地域経済を破壊してはまずいという一面はあるかとは思いますが、全く楽観していられる状況でもないと私は思います。私個人としては②特効薬やワクチンにより対処方を変える、特にアビガンに期待しています。ここまで追いつめられているのに遅いなあと思う次第、アメリカの製薬利権に押されているのかとうがった見方をしてしまいます。
ペースは遅いが着実に追いつめられています。楽観はまずいと思います。
あまりにも感情的な記事、情報が多い。
殺伐とした、いらいらする気持ちはどこから来るのか。
それは自分の感情をそのまま外にぶつけているからでは無いのでしょうか
自称PC地蔵の私ですが、組織だった取り組みが必要な緊急事態の時は
多くの選択肢の中から決めた方法に従い全体として行動する。
これは軍隊の動きにも通じます。
しかし自由民主主義の日本では好き勝手に発信することが(更に言えば政府に逆らう、中に病的な調査も考えも中と半端な)煽るような情報発信が特にワイドショー、新聞等にて行われます。
人の数だけ考え方があり感情論は鬱憤晴らしには最適ですが危機には得るものがありません。
朝令暮改にも指摘がありますが緊急時は当然で有り、そうしなければ初めての事態に対処出来ません。
想定されていないのですから。(エビデンスなど有ろう筈が無い)
ここで政府、および政治家と呼ばれる国の指針を作られる皆様に言いたいことは今回の未曾有の危機後、皆さんが言われるように多くの国の仕組みが変わるだろう事が予想されます。
変わらなければならないと思っています。
医療体制を感染症に強く、緊急事態に強靱に対応できる仕組みです。(強権、お願い、お金?)
とりわけ政府の行動に対する説明が不足しがちです。
専門家会議方針の下行われているのでしょうか当初は説明があったでしょうか?
残念ながら当ウエブサイトにて多くの事を知らされたように思います。
長くなってしまいましたが当ウエブサイトは貴重な情報を可能な限り具体的になおかつ検証可能に気され折り今後記されております。今後も大切にしたいと思っています。
まずは、興味深い論考をありがとうございます。
欧米では感染爆発が発生しているが、日本はどうなる? という一般的な話の流れはかなりのバイアスが掛かります。伊江太様のような分析と並行して見ないと、心のバランスが取れません。
ちょっと便乗するような形で、現状を考察してみます。
政府関係者も専門家会議も3月から始まった感染者の増加傾向は欧米からの感染者の流入が原因だと既にわかっていると思います。何故なら数多くの国で同様に増加していて、エビデンスはなくとも状況証拠から間違いなく推測可能だからです。逆に言えば想定してないはずがありません。
その上で、現在の増加ペースが早急に抑制されないと医療現場が負担に耐えられないと判断し、言い方は悪いかも知れませんが「危機を煽る」ことにした可能性はあると思います。感染爆発だとかロックダウンだとか、恐怖心を増幅させる言葉を使用するのは意図的なのかもしれません。
もし一日毎の新規感染者数が許容範囲内まで抑えられたら、一回目の緊急事態宣言は終了するでしょう。目的が入院患者数の増加を抑えるためであれば、そうなると思います。その頃には回復者数が新規感染者に追いつくか追い越し、状況が改善されるはずです。悪い場合の予想は控えておきます。
また、これは今更の話かもしれませんが、COVID-19の特徴として、罹患から回復までの期間が長いために、医療と経済の両方に高負荷が掛かります。ある程度経済を制限しないと医療が崩壊し、逆に医療の維持だけを優先すると経済が崩壊しかねません。結果、「医療」と「経済」をどのように維持するのかという政治判断が必要になってきます。
今回の緊急事態宣言が仮にそのような政治判断の結果だと想定すると、まずCOVID-19の入院期間と同程度の一か月間経済を制限。その後、回復者数が感染者数に追いついてきたら再度経済を回す。そしてまた状況を見て、二回目の緊急事態宣言を検討する、という具合に両方何とかやっていく方針だと考えられます。
上記は、素人考えの仮説であるとともに、個人的な希望でもあります。どうにかSARS-CoV-2と一緒にやっていくには、緊急事態と日常をうまく切り替えながらやっていく必要があります(マ〇〇スのように)。
ピークを過ぎたソフトエンジニア様
貴殿のご意見を拝見してちょっと思うところ、確かに脅しとしてセンセーショナルな数値を発表しているところはあるかと思います。もう一歩進めて考えるとオーバー過ぎて現実との乖離が結果的に大きすぎるとそのうち誰も信用しなくなってコントロールが効かなくなりそうで怖いです。
政府はそろそろ現実的な想定と最悪の想定の両方を丁寧に説明しないとまずいのではと思います。最近感じていた違和感の大元はこれかなと思います。
匿名猫 様
>政府はそろそろ現実的な想定と最悪の想定の両方を丁寧に説明しないとまずいのではと思います
それはそう思いますが、実際に日本の増加傾向を簡単に説明するのは難しいですよね。
いきなり爆発的に増え始めることも、このままピークアウトして収束してしまう可能性も、両方否定できないのが現状だと思ってます。かと言って、収束傾向にあるなんて想定は今の時点では不可能です(緊急事態の意味がない)。
確かに、ここ一週間ほどの傾向を見るまでは欧米よりも緩い係数の指数関数的な増加だと思っていました。ここから先、また指数関数的に伸びるのか、それとも止まるのか、どちらもあるだろうなと思えます。
よって、現実的な想定については、過去の実績を評価する形で、連休中に(緊急事態宣言を解除するか否かという判断の時に)公式見解として発表されるだろうと予想します。
広く社会を見渡しての論としてはストンと腑に落ちるのデス
ただ、身の廻りをクルリと見渡して、
「(自分含め)コノ範囲で感染者が出た場合、2割と喧伝される重症例から我々はハタシテ逃れ得るのか?」
という不安は消えるベクモ無ク…といったトコロでしょうか?
自粛自粛に同調圧力的親和性を覚えるのは…
あーアト身の廻りの狭い世間で自分(身内含む)が感染一番乗りは避けたい、て意識もアリや??
伊江太さま
毎回興味深い論考をありがとうございます。
私は匿名猫さんと同じ意見で、穏やかながら日本はログフェーズに入ったと見ています。保健所がパンクした時点でその係数は大きくなると思います・・・
ですが、3月末ぐらいからの危機感の高まりでようやくソーシャルディスタンシングの励行率が高まったので、今その効果が表れてきているところとも考えられます。
やはりキーは三密でしょう。
専門家会議の尾身氏は当初から爆発は防げないと言っていたように記憶しますが、どうでしょう?
現状では日本の方式はいかにも中途半端ですが、破綻しかかったと見ての四十万発言になったのではと愚考します。
とりとめなくて済みませんが、強毒株、弱毒株説は、分子ウイルス学的にはあり得るが、今のところ実験的根拠がなく否定も肯定もできないと考えます。
(確かに1アミノ酸置換しただけで、ウイルスの増殖性が変わることはあり得ますし、南欧の粗死亡率が異様に高い=例えばフランスでは15%=のは非常な疑問を提起します)
しかし、その説に沿うなら、3月中旬以降に日本に入ったのは欧州からがメインで、強毒株のはずではないですか?
ちなみに日本の死亡率は一時期有症状者の4%近くまで上がりました。なので、母数が増えれば当然死者も増えます。医療がひっ迫すれば4%では済まなくなるのも自明でしょう。
> おかしいと思われたら遠慮なく叩いてください。反論できればいたしますが、安楽椅子探偵を気取っていたのが、あえなく床に転げ落ちることになるかも知れません。そのときはもって瞑すべし、潔く白旗を掲げるつもりです
ここが素敵!偏りがあろうとも、ありとあらゆる言論は自由に公開されることの素晴らしさ。
問題があるとしたら1.読み手が信奉し、その言説の精度を比較調査しないこと。2.書き手が明らかになった誤りを訂正しないこと。
各自が誤りを恐れて知見を発表しない世界が一番恐ろしい
これからも自分が既にかかっているつもりで、他者とのしゅうきんぺいを避けて行こうと思います。
伊江太さま、新宿会計士さま、興味深い説をありがとうございました。
晴 様
> おかしいと思われたら遠慮なく叩いてください。反論できればいたしますが、安楽椅子探偵を気取っていたのが、あえなく床に転げ落ちることになるかも知れません。そのときはもって瞑すべし、潔く白旗を掲げるつもりです
この点については私自身も同じことを感じました。
「誤っていても絶対にそれを認めない」。
「その結論に至るまでのプロセスを明らかにしない」。
そういう態度の人は、たくさんいます。
これに対し、伊江太様の今回の論考は、情報源と思考プロセスをすべて明らかにしつつ、「批判を浴びるかもしれないが、私はこう考える」というものであり、議論の態度としてはきわめて正当なものです。
当ウェブサイトで伊江太様の論考を採用させていただいた理由は、まさに、その点にあります。
引き続き当ウェブサイトのご愛読とお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
最初に、日本人の感染拡大のスピードが遅く、人口当たりの死亡率が低いのは、日本人が感染症対策に努力している結果だと思います(もちろん医療関係者のご苦労有っての事です)。
これ以下の話は、別な視点からの、アプローチになればと思います。
コロナウイルス対策のおかげだと思いますが、今年の冬はインフルエンザの流行が低調に推移しました。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/flu/flu/
またコロナウイルスは、肺炎になって死亡しますので、肺炎の死亡が増えているかどうかは、コロナウイルスの影響を観察する一つの指標になると思います。
肺炎で年間約10万人が、亡くなりますが、ごく最近の統計は、見つかりませんでしたので、分かりません。
またインフルエンザでも、年間約3000人が亡くなります。
このリスクは、既に過去から社会に存在するリスクとして、許容されていたと思います。
それならばコロナウイルスも、死亡者数の許容範囲が、社会にあるべきだと思います。
最終的に年間の肺炎死亡者を、増えない様にコントロール出来れば、コロナウイルスによる肺炎死亡を許容すべきでは無いかと思います。
コロナウイルス騒動が収まらない中で言うのもなんですが、今後この様な感染症が増える可能性は、高いと思います。
数年に一度、世界で10万人を超える感染症が、現れる前提で、社会が許容する範囲を、決められないかと思います。
人が死ぬには、色々な理由や原因が有ります。人が生きる事を「善」とするので有れば、コロナウイルス肺炎で、死亡者が増えたら、肺炎だけでなく、他の疾患も含めて、死亡者を減らせばトントンになると、大きく考えた方が良いと思います。意識がコロナウイルスに集中するあまり、他の病気で死亡者が増えたら、本末転倒では無いかと思います。
伊江太様、新宿会計士様、興味深い説をありがとうございます。
今回、緊急事態宣言を選択した理由をどこかで見たと思ったのですが、探すことが出来ませんでした。
(北大の西浦先生の発言だったと記憶しているのですが。。。)
概要としては
クラスターへの対策に対してマンパワーが足りなく手に負えなくなっている、このままでは制御できないといった内容でした。(逆に言えばこれまでは制御できていた)
特に検疫官?(すいませんあやふやな記憶です)の人数が足りなく(教育に時間がかかるので簡単に増やせない)どうしようもないので、接触を下げて、制御できる程度のLvまで下げる必要があるという内容でした。
下記PDFがすごくわかりやすいと思います。
COVID-19への対策の概念
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する厚生労働省対策推進本部クラスター対策班
東北大学大学院医学系研究科・押谷仁 (2020年3月29日暫定版)
https://www.jsph.jp/covid/files/gainen.pdf
より厳しい第2波を乗り切るために必要な条件
保健所・地方衛生研究所・検疫所・クラスター対策班の 人員の早急な拡充。特に保健所の負担の軽減。
台湾の対応が素晴らしいという意見がありますが、私は必ずしもそうは思いません。
無論、現状の状況を見れば、感染者が少なく素晴らしいと思いますが、出口戦略を考えた場合はどうでしょうか?ワクチンないし特効薬が出来るまで無限に鎖国を続けなくてはならないのではないでしょうか。
むしろ医療崩壊を起こさない程度に緩やかに感染を広げることが出来れば、最良の結果になるのではないでしょうか?
今回も、終わってみれば日本が一番優秀だった、になるような気がします。
今まさに事が起こっている中で、そのような余裕はありませんが。。。。
奇跡の弾丸様
全く同意です。ロックダウンで封じ込めても他国で流行が続いている限り鎖国を続けるしかなくなります。ロックダウンでは全世界からアスリートや観客を招くオリンピックは絵空事で終わってしまうでしょう。
政府にはどう乗り切るつもりか工程表を示してもらいたい。
相当難しい課題だと思うので個人的には多大な人命リスクを払ってまでオリンピックが絶対必須とも思っていないけども。
・140字の方や蟻さんはいまだに、中国からの入国を禁止しなかったことを問題にしていますね。
(鎖国することに意味はありますが、世界がつながっていることや、データーは見ないのでしょうか?)
・マスクや医療品の件
日本人の感覚なら困っている人に手を貸し
お返しがあれば感謝するだと思うのですが。
不良品のニュースを日本へ送ってきたもので見たことが無いのですが
むしろ印象操作を巧みにしているイメージです。
ただ私も中国がこの時期に軍事的に挑発している点で嫌いですよ。
もっとも国内がガタガタで対外的に求めざるをえないのではないかと推測は出来ますが。
すいませんかなり文章ぐちゃぐちゃです。
電圧と電流との位相について食い付いてくれる常連さん達がいて、飛び上がるほど嬉しいです。
私がトランジスタを弄り始めた頃は、NECの2SC945が主流でした。まもなく東芝の2SC1815がメジャーになり、もっぱらそれを使っていました。
しかし、ここぞという場所には、虎の子のNEC 2SC1400を、そこまでではなくとも音質重視なら 東芝 2SC1000を、さもなくば日立 2SC1775 でした。2SK30A, 2SK117も大好きです。
実は自室の奥には、これらのトランジスタや1SA1588や、艶あり時代のNJM4558Dを秘蔵してあります。棺桶にまで持って行くわけにはいきませんから、作りたいものを作った後はヤフオクで売ります。遺産相続したくとも、残念ながら、家内や娘達には理解できない世界です。
阿野煮鱒 様
2SC1815 と 1SA1588 も部品箱に眠っています。
たまぁに簡単な欲しい機能があるのに市販されていないとき、活躍します。
私が死んだ後は、ただのゴミですね。
廃棄されないうちに是非とも販売し、価値の分かる人々に委ねられんことを。
ムーアの法則により、半導体製造プロセスは微細化の一途を辿りました。デジタルではそれは絶対の正義です。
しかし、アナログはそうではありません。一定のダイサイズに、一定の大きさでトランジスタを形成するから出せる性能があります。
けだし、1970年代後半から1980年代初期にかけてが、半導体製造精度とダイの大きさのバランスが絶妙なアナログ半導体の黄金期であります。その性能(個人的には「音質」)を、一人でも多くの人に味わっていただきたいです。
ディスクリートなデバイスを使って回路を組むのが厳しいご時世ですね。
数年前にとある高速高電圧DACを作った事があるのですが、デバイスが世になくて難儀した記憶があります。
10Vオーダーの振幅であれば高速オペアンプでも作成可能ですが、100Vオーダーの振幅になるとディスクリートで出力段を組むしかないのですが、fTの高い高耐圧トランジスタ(当然コンプリペア)が無い。
結局半導体メーカーに特注(自社じゃないけど)したトランジスタで作りました。
(スルーレートは比較的上げやすいのですが、オーバーシュートの極めて小さい高速セトリングは個別にチューニングしないと無理…)
伊江太 様
興味深い論考、ありがとうございます。
この武漢肺炎の流行が始まって以来、何度も目を通す資料があって、
それは、新型インフルエンザパンデミック総括です。
http://idsc.nih.go.jp/training/22kanri/22pdf/sep15_02.pdf
この56頁に、近畿地方の流行曲線と、米国ユタ州の流行曲線があって、
全く異なっているのです。
近畿地方の流行曲線は正統な形ですが、ユタ州は、山がいくつも、上ったり
下りたりして、多峰的です。
要するに、いつも正統的理論が成立するわけではないと思うのです。
なぜ、違いが出るか
1. 人口密度が違います。
近畿地方・・・674人/平方キロ
ユタ州・・・・・ 13人/平方キロ
2. 地方内の多様性の差
よくわからないのですが、
近畿地方、都市部と過疎地の差が小さく均一的。
ユタ州、都市部が孤立的で乾燥地帯や農業地帯で分離されている。
つまり、人口稠密で均一的な地域では正統派の疫学が成立して、単峰的な流行曲線に
なるが、
過疎地に都市が散在する地域では、それぞれ、独立して流行して、
多峰的な流行曲線になる。
北海道では、多峰的な流行曲線になっているようで、今後、検討されるでしょう。
ただ、言えるのは、
感染症流行は単純な数理統計的解析では理解できない、社会科学的現象ではないかと
いうことです。
西浦先生はこの分野の権威ではありますが、先生の意見は数字のお遊びかも、ト。
一読していただけたら光栄です。
専門家会議による「最悪のケース」、何人かの方がおっしゃってますが私もある種の脅し、ハッタリの類ではあろうと考えています。
上掲のグラフって理屈が通るギリギリ上限なんじゃねえですかね。分析結果に拘泥しているのではなく、傾注を促す手段として採用しているのではないでしょうか。こちらに集うINT↑↑の方々には却ってピンとこないかもですが、私のような実家の犬と互角の知性勢こそ日本のマジョリティですから、これくらいの極端な見立てでシンプルに繰り返し危険危険言われてやっと(なんかやべーの?)ってなるのです。
本当の正解なんて出せる段階ではないし、専門家会議の方々もそれを目指してはいないでしょう。彼らは研究成果を発表してるわけではなく、政府が事態を抑え込むためのあの手この手を考えているのだと見るべきです。
自粛要請なんて純度100パーセントのザ・同調圧力ですし、「パチンコチンチンおべらおべら」みたいなのには今後さらなる脅しつけが入るかもです。正しさよりも「やっつけて乗り切る」ことが求められる場面では、キツい目痛い目を見る人がどんどん増えることでしょう。
でもまあ、国民をおだてて甘やかして死なすよりは、厳しく脅して生かす方がましなのでは?と、朝鮮半島的などこかについての予言じみた結論で〆つつ、それはそれとして個々人で楽しみを見つけてじっくりいきましょうー。
匿名様
あなた、あなたの文を読み直してください。
恥ずかしくないでしょうか.
よくはわからないのですが、
とても恥ずかしくて公にはできない。
あなたの発言はその部類なのでは…。
名前欄に記入を忘れると自動的に匿名になるのは当サイトの仕様ですが、自分はちかごろ投稿者の素性が想像つくように思います。当サイトに常駐の数名のかた、サンプルが増えるほどだんだんと分類が進みまして、年齢や人生背景など推測予測がつくようになってます。A / B / C の三名。工作応援としてときどき殴り込んで来てそのまま別なところへ行くパターンがあります。推測外れ可能性は40%くらい(自称)
>感染症流行は単純な数理統計的解析では理解できない、社会科学的現象ではないかと
これは全く同感です。「かと」でなく、「と考えるべきである」と思います。
半導体みたいに、人間が頭の中で考えて作り上げた、閉じた物体の中の物理現象とは全く異なるでしょう。
パラメーターに人間の行動が入った瞬間にわけわからなくなると思います。
人間の行動以外でも、些細・微妙な差異が決定的に異なる結果を生むのはごく普通のこと。
きちんと造られたダムにどれくらい水が貯まると決壊するか、はそれなりに信頼度できます。
しかし、壊れないようにつくられた(はずの)堤防のどこが決壊するかなど、予測しようがない。
ついでに書くと、人間の行動を性善説とするか、でもかわりそう。
こんな話もあるそうです。
ttp://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/22644847.html
中国、「奇怪」コロナ禍、ワクチン開発企業株価「昨年10月から急騰の謎」
根も葉もない話ではなさそう。陰謀説が消えないはずだ。
かと言って、
>西浦先生はこの分野の権威ではありますが、先生の意見は数字のお遊びかも
はまた違うと思うのですが。
他に頼るようなものがあれば、そう言えるかもしれません。
シミュレーションの前提やモデルを出せ、という批判は多いようです。
ttps://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60215
根拠不明、政府の「8割減」に物申す
科学的見地から国民の自発的行動を促す「中村モデル」を見よ
でも、「8割おじさん」という言い方はないと思うけど。
凡人の私は今は自分のことでいっぱいで、あまり考える余裕はないです。
一言いうなら「すべてのパチンコ屋をコレを機に日本から抹消してしまえ」
お目汚しながら鯵テーションです。
還暦すぎたエンジニアさまに賛同いたします。
>一言いうなら「すべてのパチンコ屋をコレを機に日本から抹消
天下り自治体警察OBをついでに一網打尽にして日本海へ海洋投棄してしまえ。
山形県では、検問をしいて県外者の流入をチェックするんだそうです。
空港・新幹線・高速・一般道・奥羽山脈/越後山脈を踏破しての潜入などチェックポイントの多さに、一体どうやってやるのかwww。
危機に際して、マスメディアなどの権力や大衆の空気に忖度しない方のご意見は貴重ですね。
出演者全員を敵に回してでも、言うべきことを仰った医師の木村盛世さんも立派でした。
良いサイトに育ちましたね。
いつも楽しく拝見させていただいています。
入国制限日の2週間後(潜伏期)に新規感染者のピークが来るとして計算すると…
国名 入国制限日→2週間後
中韓 3/9→3/23
欧州 3/21→4/5
米国 3/26→4/10
東南アジア 3/28→4/12
その他 4/3→4/16
現実のデータには複数のピークがありますが、ほぼ一致します。
これには驚きました。
特に、4月11日の最大のピークの後に、4月18日にもう一度ピークがあるのが不可解だったのですが、これが非常にうまく説明できます。
もし伊江太さんの仮説が正しいとすると、今後は新規感染者が急速にピークアウトするはずですね。
ありがとうございます。
ツイッターで紹介させていただきました。
https://twitter.com/ABOFAN/status/1252585846764527617
連投失礼します。ご参考までに、こんな記事を発見しましたのでご報告させていただきます。
ナゾロジー 新型コロナの「遺伝指紋」を作成した結果、日本にヨーロッパ型が侵入したことが判明
https://nazology.net/archives/57448
連投失礼します。ご参考までに、こんな記事を発見しましたのでご報告させていただきます。
ナゾロジー 新型コロナの「遺伝指紋」を作成した結果、日本にヨーロッパ型が侵入したことが判明
https://nazology.net/archives/57448
お説、素人ながら大変興味深く拝読させていただきました。
ご考察の部分、大変勉強になります。
ただ、一部気になった部分がありますので、あえて挙げさせていただきます。
>>厚労省専門家会議の一委員が、放置すれば重症感染者85万、死者40万人以上などという、わたしからみれば途方もない数値を挙げて危機感を煽り、マスコミは挙げて無批判にこの話を垂れ流す。
この部分は少し厳し過ぎるのではないかと。
件の西浦教授は、純粋に数理(?)疫学的見地、或いはこれまで携わってこられた諸国での感染症対策の経験等を基に、具体的数字を挙げて警鐘を鳴らされているのだと思います。
このシュミレーションが最も蓋然性が高いことなのかどうか私にはまったくわかりませんが、これを前提に各種活動自粛等がなされれば、確かにそれ相応の経済的ダメージは避けられないと思います。
しかしながら、今回の措置は、世界の主要国と比べるとかなり穏やか、個人的にはあまり違和感はありません。
人の命が先かその命を守る経済活動のどちらが先かと、卵と鶏みたいな話になってしまいますが、私的には前者の、命の方を取りたいです。
RNA型ウィルスの特徴である変異の早さが危惧されているような記事も目にするところでして、そうだとすると通常の対応では犠牲者が出るばかりで、上記数字が決して大げさではないと思ったりもするところです。
とは言え、経済そのものが破壊されればそれもまた・・・・と、私のアタマでは、どうしても卵と鶏の関係の堂々巡りになってしまいます。
変なことを書いてしまい申し訳ありません。
やれコロナ疲れだ、三連休で浮かれ歩いただ、夜の街だなどと、ここまで感染爆発を不断の努力で抑えこんできた国民に、あたかも愚か者であるかのごとき物言いで責任転嫁を図るのは、お門違いだと、というのには非常に共感しました。全くだと思います。
>責任転嫁を図るのは、お門違いだと、というのには
同感です。
そして死者数は医療側の奮闘及ばず残念ながら増えていくでしょうから、それは覚悟しておくべきと。
5万人死なせているアメリカや1万8千人死なせているイギリスに「上から目線で」ご心配いただかなくても、ねえ。光栄ですけども。
「集団免疫」というものは存在しない。免疫は個人のものです。当たり前ですが隣の人が免疫をもっても自分にとって何の慰めにもならないのです。スウェーデンが集団免疫志向の国らしいですが 結果は死者数の増加です。人口比で日本に当てはめると2万数千人が死亡しています。あの国は医療崩壊が起きていない国ですよ。我が国でそんなこと「志向」したらどうなるでしょうかね?まあ 想像するには興味はありますが。