配信日時:2024/02/06 05:00 新宿会計士 金融日本の国際与信で「ASEAN>中韓」の傾向が強まる 日本は中国や韓国といった近隣国よりも、じつはASEAN諸国との方が深い関係を築いているようだ――。こんな姿が、「金融」の統計からは浮かび上がってきます。国際決済銀行(BIS)が公表する国際与信統計(CBS)によると、日本 […]
配信日時:2023/12/22 15:15 新宿会計士 金融日本の金融機関、中韓台港に対する与信をさらに減らす 日本の金融機関の国際与信状況に関する最新版のデータが出てきました。これによると日本の対外与信総額(最終リスクベース)は2023年9月末時点で前四半期比56億ドル減って4兆6346億ドルとなりましたが、それでも1ドル≒14 […]
配信日時:2023/11/11 05:00 新宿会計士 金融日本の銀行は香港から脱出:英国の銀行は足抜けが困難 国際与信統計で調べてみると、先進国の香港に対する与信はさほど減っているわけではありませんが、日本に限定していえば、まさに「急減」といえる状況にあることがわかります。その一方、HSBCなどの本部が所在するためでしょうか、英 […]
配信日時:2023/09/19 08:00 新宿会計士 金融邦銀の台湾向け与信残高が急減中 ついに晴れて韓国は日本にとっての「与信シェア1%未満の国」に! 邦銀の対外与信に占める東南アジア諸国(タイ、シンガポールなど)の重要性が高まる一方で、近隣諸国(中国、香港、韓国、台湾)向けの与信が減っています。もしかした […]
配信日時:2023/09/13 11:30 新宿会計士 金融中国よりASEANを重視する邦銀:与信額は2倍近く ASEANといえば、人口でも面積でも、はたまたGDPの規模でも、中国にはかないません。しかし、非常に興味深いことに、日本の金融機関の投資行動は、そうではありません。国際的な統計で見ると、日本の対ASEAN投融資は2023 […]
配信日時:2023/03/22 08:00 新宿会計士 金融マネー面から見た「日本が関係を深める国・薄める国」 数字で見る「オフショア金融センター・香港の凋落」 「マネーから垣間見える日本と外国とのつながり」を調べていくと、非常に興味深い結果が浮かび上がってきます。そのなかでも隠れたテーマは、「香港との関係の終焉」ではないでしょう […]
配信日時:2023/02/04 05:00 新宿会計士 経済全般データで見る「20兆円貿易赤字」の削減は意外と簡単 貿易面で、日本にとって「基本的価値を共有する国」(たとえば米国や台湾)の重要性が、「基本的価値を共有しない国」(たとえば中国や韓国)を上回りそうになっていますが、このことは日本が進める「価値観外交」が順調に進んでいる証拠 […]
配信日時:2022/12/13 12:00 新宿会計士 RMBWSJ「通貨スワップを使って影響力の拡大図る中国」 当ウェブサイトでは先週指摘した「通貨スワップを使った中華金融」について、米メディアのWSJにも同様の趣旨の記事が出ていました。WSJの情報自体、当ウェブサイトよりもやや遅れているという点はさておき、中華金融の実情について […]
配信日時:2022/11/09 12:00 新宿会計士 金融世界最大の債権国・日本はどこにいくら貸しているのか 国際決済銀行(BIS)が四半期に1回公表している『国際与信統計』(CBS)の最新データが揃ってきました。円安のためでしょうか、与信総額は5兆ドルの大台を割り込んでしまいましたが、それでも日本は相変わらず世界最大の債権国で […]
配信日時:2022/09/20 16:30 新宿会計士 金融コロナ防疫名目にジワリと進む国際企業の「香港脱出」 香港当局が帰任呼びかけの一方、オフィス空室率は倍増 アジアのビジネス拠点といえば、長らくは香港がその地位を占めていました。しかし、2019年の民主化デモに加え、新型コロナウィルス感染症(武漢肺炎)対策の厳格さなども手伝い […]
配信日時:2022/04/05 08:00 新宿会計士 金融詳説・直接投資統計:日本と世界の「投資」のつながり 日本の外国に対する直接投資の総額は約2兆ドルで、そのうち約3割が米国向けであり、中国向けは7%、韓国向けは2%、ロシア向けに至っては0.2%に過ぎない――。本稿では、日曜日に掲載した『詳説・国際与信統計日本と世界の金融の […]
配信日時:2022/04/03 05:00 新宿会計士 金融詳説・国際与信統計日本と世界の金融のつながりを読む 日銀が3ヵ月に1回公表する国際与信統計を読み込むと、金融を通じた日本と世界の関係が浮かび上がります。日本にとって圧倒的に重要な相手国は米国であり、続いてケイマン諸島、さらには欧州先進国などがこれに続きます。意外なことに中 […]
配信日時:2021/10/15 17:00 新宿会計士 外交日本、いつのまにか「世界第3位のワクチン支援国」に 茂木外相、日韓電話会談巡り「日本にとって大切な国はたくさんある」 インターネット時代の特徴がひとつあるとしたら、私たち一般人が、新聞、テレビを含めたマスメディア(あるいはオールドメディア)を経由することなしに、官庁などの […]
配信日時:2021/10/14 16:00 新宿会計士 RMBインドネシアと更新「スワップ外交」に死角はないのか 事実上の「三角スワップ」になっていませんか? 本稿は、ショートメモです。日本の財務省は本日、インドネシアとの通貨スワップ協定を延長したと発表しました。引出上限金額・引出可能通貨といった条件は従来とまったく変わらず、日本は […]
配信日時:2021/09/16 05:00 (最終更新:2021/09/16 15:34) 新宿会計士 金融「カネから見た国際関係」と世界最大の債権国ニッポン 徐々に進む「脱ドイツ」「脱香港」「脱韓国」 今月も、『国際与信統計』のデータが出てきました。いろいろと分析したい内容はあるのですが、本稿では取り急ぎ、「最終的なリスクの所在」で集計した「最終リスクベース」に基づき、日本の […]
配信日時:2021/06/17 06:00 新宿会計士 外交通貨とワクチンで台湾やASEANと距離を縮めるべき 「地理的関係より価値観」:首尾一貫する日本外交が存在感を示し始めている 今年の英国・G7会合は、日本が「地理的に近いだけの国」ではなく、「価値を共有する国」との協力関係を抜本的に強化するという「宣言」のようなものだったの […]
配信日時:2021/03/25 07:00 新宿会計士 金融カリブ海に浮かぶ小島に75兆円を貸す日本の金融機関 日本の金融機関はカリブ海に浮かぶのどかな島に合計75兆円を貸しているといえば、意外だと思う人も多いかもしれません。しかも、この1年で、与信を7.8兆円も増やしているのです。ちなみにこの金額、日本の金融機関の中国に対する与 […]
配信日時:2020/06/19 11:30 新宿会計士 時事入国制限の緩和は4ヵ国からスタート 台湾・香港は? 以前から、『ビジネス客の入国制限解除はTPP加盟国から順番に?』などでたびたび取り上げて来た話題のひとつが、外国からの入国制限の緩和、解除に関する方針です。安倍晋三総理大臣は昨日の「コロナウイルス感染症対策本部」の発言で […]
配信日時:2020/06/11 05:00 新宿会計士 経済全般正論:入国制限の緩和「中国は念頭にない」=茂木外相 日本政府が現在、外国からの入国者に対して講じている入国制限措置については、『ビジネス客の入国制限解除はTPP加盟国から順番に?』や『入国制限解除には相互信頼が必要』などで、当ウェブサイトでもこれまでずいぶんと議論して来ま […]
配信日時:2020/06/07 12:00 新宿会計士 時事入国制限解除には相互信頼が必要 現在の日本は事実上の「鎖国中」と言っても過言ではない状況にありますが、経済活動への影響を考えるなら、いつまでも出入国制限を続けるというのも限界があります。こうしたなか、必ず出てくる議論は、「防疫面で安全だと信頼できる相手 […]
配信日時:2020/06/01 12:30 新宿会計士 時事「4ヵ国の入国制限先行解除」は産業構造の変革好機に いわゆる「入国制限措置」は、大きく①日本人に対する渡航中止勧告、②日本人が外国に渡航した際の相手国からの入国拒否、③外国から日本にやってきた人に対する入国拒否・行動制限など、の3つからなります。これを解除するためには、① […]
配信日時:2020/04/01 06:00 新宿会計士 金融タイと為替スワップも成立 日本中心に成長する安全網 日銀は昨日、タイ中央銀行との間で、上限8000億円相当の為替スワップ協定を締結したと発表しました。すでに成立している上限30億ドル相当の通貨スワップとあわせ、日泰間では金融協力がいっそう深化しました。また、「日本円の国際 […]
配信日時:2019/09/27 05:00 新宿会計士 金融462兆円を外国に貸し付ける日本の金融機関 当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』のセールスポイントの1つは、統計を使った客観的な数字の紹介と分析にあります。以前、『カリブ海の小国に63兆円を貸し付ける最強の日本の金融機関』という記事で、国際決済銀行(BIS) […]
配信日時:2019/03/26 05:00 新宿会計士 政治専用機導入が事実なら歓迎も、日本は自力で動ける国目指せ 数日前の共同通信に、「海外の邦人救出に日本政府がオスプレイなど専用航空機を導入する方針を固めた」とする記事が軽視されました。事実であれば歓迎すべきことですが、ただ、それと同時に、昨今のグローバル化を受け、海外に暮らす日本 […]