配信日時:2024/03/22 05:00 新宿会計士 RMB国際送金通貨で日本円等躍進の一方「ユーロ一人負け」 ユーロ圏除外データだと日本円が3位に浮上! 世の中でSWIFTの国際送金ランキングに注目しているサイトはさほど多くないと思いますが、このランキングを眺めているだけでもさまざまな発見があります。こうしたなかでここ数ヵ月、な […]
配信日時:2023/12/22 12:00 新宿会計士 RMBSWIFTランキングで人民元が急伸し再び4位に浮上 国際送金における人民元の決済高が急増し、再び日本円と逆転しました。なぜ人民元決済が増えているのかについては、理由は明らかではありません。ロシア要因にしても、なぜこのタイミングで伸びるのか、説明がつかないからです。ただ、国 […]
配信日時:2023/12/05 12:00 新宿会計士 RMBオフショア債券市場で人民元建て発行残高が過去最大に オフショア債券市場に関する最新統計で確認すると、人民元建てのオフショア債券発行残高が、また少し増えました。外貨準備の世界(つまりおカネを持っている人の側)ではむしろ人民元の残高は減っていたのですが、オフショア債券の世界( […]
配信日時:2023/08/19 05:00 (最終更新:2023/08/20 23:33) 新宿会計士 金融日常生活の延長で考える「意外とカジュアル」な通貨論 現在まさにハイパーインフレを経験中のアルゼンチンの事例 「通貨論」というと、どうしても「専門的な用語」、「複雑な統計」などを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、その一方で、通貨論自体は意外とカジュアルです。おカネは経済 […]
配信日時:2023/04/10 05:00 新宿会計士 経済全般「街の両替屋で日本円不足」は韓国の一方的求愛の証拠 韓国では現在、「凄まじい日本ブーム」が生じていて、一部では街の両替屋で「日本円不足」が生じているというのです。これにはそもそも、円・ウォンの両替は韓国国内で行った方がレート的に有利である、という事情もありますが、それだけ […]
配信日時:2023/04/08 05:00 新宿会計士 金融BRICS「ドルを捨て去り共通通貨」構想の非現実性 今度はBRICS諸国による「デ・ドラリゼーション」、すなわち「米ドルやユーロを捨てて共通通貨を採用する」という与太話が出てきたようです。当たり前の話ですが、ある通貨が国際的に信頼され、通用するためには、通貨の使い勝手が良 […]
配信日時:2023/02/08 05:00 新宿会計士 金融建国来70年ぶり外為改革、失敗なら通貨危機も=韓国 韓国はGDPで世界10位圏入りをうかがう「経済大国」のわりには、1948年の建国以来、外国の銀行等にウォン外為市場への参加を認めてこなかったという、非常に遅れた国でもあります。その韓国が外為市場規制を部分的に撤廃するのだ […]
配信日時:2022/11/12 05:00 新宿会計士 金融韓国は為替介入を「例外的な場合」に限定すべき=米国 国際収支のトリレンマはどの国にも等しく発動する法則であり、為替相場を安定させようと思えば、香港にしろ、スイスにしろ、ロシアにしろ、それぞれこの法則との関係が問題となってきます。こうしたなか、トリレンマに部分的に逆らいなが […]
配信日時:2022/10/14 05:00 新宿会計士 金融【総論】具体的な事例でみる「国際収支のトリレンマ」 本稿では以前から何度か説明してきた「国際収支のトリレンマ」について、おもに金融政策と為替相場という2つのデータを用いつつ、その具体的事例を確認しておきます。このトリレンマとは、3つの政策目標をすべて同時に達成することがで […]
配信日時:2022/09/26 05:00 新宿会計士 金融香港とスイスの明暗を分けるもの 先週木曜日、日本が3連休に入る直前、財務省が唐突に為替介入を実施しました。これについては巨額の含み益を実現させたという経済効果があったのですが、この点を脇に置けば、そもそも論として「為替介入自体、有効なものなのか」という […]
配信日時:2022/05/29 08:00 新宿会計士 RMBSWIFTランキングに一度も登場したことがない通貨 あの国の通貨の決済シェアはタイバーツ・マレーシアリンギット以下 SWIFTがほぼ毎月公表している通貨別決済シェアランキングについて調べていくと、大変興味深いことが判明します。「あの国の通貨」が、過去にただの一度もランキン […]
配信日時:2022/02/18 05:00 新宿会計士 RMBイラン核合意再建なら韓国の外貨準備が減少する可能性 イランと韓国には、過去に「原油輸出代金のウォン資金決済」という、非常に異例な仕組みが存在していました。なぜ異例なのかといえば、韓国ウォンという通貨自体、国際的に広く通用する通貨ではないにも関わらず、イランがその通貨で石油 […]
配信日時:2021/11/22 06:00 新宿会計士 RMB人民元は基軸通貨とならない①成長が止まった債券市場 中国の通貨・人民元が米ドルに代わって基軸通貨になることがあり得るのか。結論的には「NO」です。なぜならそもそも基本的なレベルで人民元が国際通貨として機能していないからです。人民元が国際的にどのように使われているかに関する […]
配信日時:2021/02/28 12:00 新宿会計士 RMB日中統一通貨・亜元は3047年以降に検討しましょう 自国通貨すら統合できない中国が「亜元」論じる不思議 昨日の『「勝手読者投稿」第一弾は「90年代ウルムチへの旅」』では、「名古屋の住人」様というコメント主の方から寄せていただいたコメントをもとに、1990年代の中国国内の旅 […]
配信日時:2021/02/02 02:02 新宿会計士 時事基軸紙幣をつかまえろ!コロナ時代のカジュアル通貨論 「現金なしでどこまで暮らせますか?」――。長いことウェブ評論業を営んでいると、過去に自分自身が執筆した論考を読み返し、定点観測的に現在の社会がどう変わったかを見ることができることもあります。こうしたなか、先日、自分自身の […]
配信日時:2021/01/03 05:00 新宿会計士 金融海外旅行とおカネの関係から見た「カジュアル通貨論」 年末年始休暇というタイミングもあり、また、昨年の『海外行くなら「トイペ」持参を!』に気をよくしたという事情もあって、本稿では過去に執筆した「海外旅行ネタ」をもう1つ掲載したいと思います。当ウェブサイトでは金融論・通貨論が […]
配信日時:2020/07/22 07:00 新宿会計士 時事デタラメ判決出す国が金融センター?冗談もほどほどに 先日より、香港が米国の制裁などを食らったとしても、香港の国際的な金融センターとしての強みはなかなか失われないのではないか、といった議論を提示してきました。こうしたなか、東京が香港の代替となり得るための条件とは、結局のとこ […]
配信日時:2020/07/10 05:00 新宿会計士 金融香港に対する制裁は「ドルペッグ外し」だけでは不十分 ここ数日、例の香港国家安全法を巡り、「米国が香港ドルの米ドルペッグを外してみたら、香港の金融システムが崩壊する」といった言説を見かけるのですが、これは正しいのでしょうか。結論から言えば、「米ドルペッグ」自体がなくなったと […]
配信日時:2020/07/06 08:00 新宿会計士 RMB中国は香港「金融セルフ経済制裁」で自滅に向かうのか 当ウェブサイトで「香港問題」について述べることが増えて来ました。簡単にいえば、香港で国家安全法なる法制が施行されたことで、一国家二制度が崩壊の危機にある、ということなのですが、これを巡って日本が経済制裁を主導するのはなか […]
配信日時:2020/07/01 05:00 新宿会計士 金融香港国家安全法を受けた「対中経済制裁」発動パターン 報道等によれば、早ければ本日にも、香港で国家安全法が施行されるそうです。これについてわが国では茂木敏充外相が昨日の記者会見で、記者の質問に「遺憾だ」、「一国家二制度の下に自由で開かれた体制が維持され、民主的・安定的に発展 […]
配信日時:2020/05/29 05:00 新宿会計士 外交どうせ法治国家でない中国、無理に法を作らなくても… 昨日、中国本土で「国家安全法」という法律が可決されました。ただ、「法律が可決された」という表現は正しくなく、もう少し正確にいえば、実際の法律が可決されたのではなく、「法律を制定するための決定」が可決されたということであり […]
配信日時:2020/05/26 05:00 新宿会計士 RMB米国が「香港は金融センターの地位失う可能性」と警告 昨日の『EPNは第2のTHAADか 米中板挟みで苦しむ韓国』で少し述べましたが、昨今の米中対立局面を巡り、その緊張がおもに香港と韓国に出現するのではないかと当ウェブサイトでは考えています。こうしたなか、中国の全人代が議論 […]
配信日時:2020/02/21 05:00 新宿会計士 金融珍しい相場展開:「アジア通貨安」なのになぜか円安に 昨日は日本円がほかのアジア諸国通貨とともに売られるという非常に珍しい相場展開が生じています。一部メディアの報道では、米国の金融政策の動向を好感し、リスクオン相場(リスク資産が買われ、安全資産が売られる相場展開)となったこ […]
配信日時:2020/01/31 05:00 新宿会計士 日韓スワップウイルス蔓延と韓国ウォンの急落、そして通貨スワップ 世間では新型コロナウイルスの蔓延に対する話題が盛り上がっていますが、その裏で、密かに外為市場の動きが怪しいです。「有事の日本円」といわれますが、1月20日以来、アジア主要国の通貨については日本円が米ドルに対して買われる一 […]
配信日時:2019/11/12 05:00 (最終更新:2019/11/13 00:00) 新宿会計士 数字で読む日本経済通貨と国債 「国の信用」という意味で究極的に同一物 ここ数日、『数字で読む日本経済』シリーズを集中掲載していますが、第4回目までで「国の借金論」をひとしきり議論したので、本稿ではその番外編として、「通貨と国債の関係」、「管理通貨とは何者か」、そして「インフレとハイパーイン […]
配信日時:2019/09/05 06:00 新宿会計士 時事香港の混乱を私たち日本人はどう見守るべきか 現在、香港社会を揺るがせている「逃亡犯条例」の改正案を巡っては、昨日、キャリー・ラム行政長官が改正案を完全に撤回する方針を発表しました。おそらく来週、香港で開かれる「一帯一路会議」や、来月の中国の「70回目の国慶節」を控 […]
配信日時:2019/04/09 10:15 (最終更新:2019/04/09 11:25) 新宿会計士 時事新紙幣と電子決済、そして次世代通貨「ブロックチェーン円」 今朝の複数のメディアによれば、2024年をめどにわが国の紙幣が刷新されるそうです。わが国の紙幣はおよそ20年に1度の割合で刷新されているのですが、その一方で私が個人的に期待していた五万円紙幣などの高額紙幣は残念ながら議論 […]
配信日時:2017/06/28 00:00 新宿会計士 外交一国家二制度と日本の役割 「香港と中国の関係」、「北朝鮮と韓国の関係」。この、一見すると無関係な2つの関係は、しかし、ある共通点で結びつきます。それは、「一国家二制度」の可能性です。本日は、香港と韓国について議論するとともに、日本が「アジア新秩序 […]