【読者投稿】武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発しないのか

昨年の『お知らせ:読者投稿を常設化します』でもお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しておりますが、例のコロナ騒動を受けて、さまざまな専門家の方々によるコロナ関連の読者投稿記事が順調に増えております。こうしたなか、嬉しいことに本日、執筆陣にあらたなメンバーが加わりました。ときどき当ウェブサイトに「伊江太」様というハンドル名でコメントを下さる元微生物関係研究室勤務者の方が、新たな視点で論考を寄せて下さったからです。

読者投稿

コロナ関連・読者投稿のマトメ

昨年の『お知らせ:読者投稿を常設化します』でもお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しております。投稿要領や過去の読者投稿一覧につきましては『読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)』にまとめておりますので、ぜひ、ご参照ください。

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さて、例のコロナウィルス騒動を受けて、最近はコロナに関連する記事が増えています。

このうち①、②、⑥、⑩が「りょうちん」様という現役のお医者様、③、④、⑦、⑨が「ケロお」様という理系研究者、⑤が「イーシャ」様という工学研究者、⑧が「とある福岡市民」様という現役のお医者様からのご投稿であり、いずれも客観的事実をもとに積み上げた非常に良質な論考です。

また、当ウェブサイトへの読者投稿の「常連さん」である韓国在住日本人様による次の投稿も、広い意味ではコロナウィルス騒動に関連する記事だといえるかもしれません。

元微生物関係研究室勤務者からの新規投稿

こうしたなか、本日は当ウェブサイトに「伊江太」様というハンドルネームでコメントを寄せてくださる方が、なかなか興味深い論考を寄せてくださいました。

記事タイトル案には『日本の武漢肺炎流行に関する考察』、とあります。

伊江太様は6年前まで某国立大学医学部の微生物関係の研究室に勤務されていて、ウイルスを扱っていたそうです。伊江太様は「感染症の専門家ではない」「扱っていたウイルスもコロナとは無関係である」、などとおっしゃるのですが、ただ、論考からは専門的な知見が随所に顔を覗かせます。

(※ここから先が伊江太様からの投稿です。)

日本の武漢肺炎流行に関する考察

当サイトをウォッチするようになってかれこれ1年、半年前くらいから「伊江太」のHNでコメントを寄せている者です。

わたしには不案内な経済、金融方面の問題を、確かなデータに基づいて明確な論旨で解説されている新宿会計士さんと、常連コメンテーター連の知識の豊富さと発想の面白さを日々楽しんでいるところですが、最近はやや畑違いとも思われる「武漢肺炎ウイルス」に話題が集中するようになってきています。

実は、わたしは6年前まで某国立大学医学部の微生物関係の研究室に勤務しておりました。

扱っていたのはウイルスそのもので、その感染症が対象ではありませんし、材料もコロナウイルスとは縁もゆかりもないウイルスでした。ですから専門家というには「?」が付く人間ですが、やはり人一倍この感染症には関心があります。

ここに書いたのは毎日更新されている厚生労働省の新型コロナウイルス感染症のページを見ながら考えた、下手をすれば机上の空論となっているかも知れない代物ですが、幸いにして読者投稿に採用され皆様のお目に触れるならば、知的好奇心喚起の一助としてお読みいただければと思います。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

さて、武漢からのチャーター機による邦人避難、クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の乗客・乗員の大量感染など、緊急事態への対処に追われた2月をなんとか乗り越え、3月に入り、ようやく「武漢肺炎」に対して平時の感染症への対策が本格的にとられるようになってきました。

あえて「平時」という言葉を使ったのは、この全く新しい感染症の侵入に対して、従前から国内に整備されていた医療、検査体制が破綻することなく有効に機能していることを強調したかったからです。

そして、これが功を奏して、一頃パニックに近い論調だったマスコミ報道も、このところすっかり落ち着いたトーンに変化してきているようです。

しかしこれは流行拡大のスピードがきわめて遅いという、北半球温帯以北の主要な国々(ロシアを除く)の中では、おそらく日本だけが享受しているまれに見るほどに恵まれた、しかしどうも実体がよく分からない条件のおかげであると言って過言ではないと思います。

不思議な日本の流行像

厚生労働省の新型コロナウイルス感染症のページに掲げられているデータによると、3月4日から18日の間に検出されたPCR陽性症例は1日に44人のペースでほぼ「直線的」といっていいペースで増加しています。

予備知識のない方はそう聞いても、「ああそうか」くらいにしか受け取られないでしょうが、これは実は途方もないほど既存の常識に合わない現象です。

流行性の疾患が免疫を全くもたない集団に侵入した場合、それに感染する個体の累積数は、初めは倍々のペースで加速度的に増えていくが、やがて感染者の周囲に回復して免疫をもった個体が増加していき、次第に感染拡大のペースが鈍っていく、シグモイド曲線の形になるのが普通です。

【参考】シグモイド曲線のイメージ

(【出所】国立研究開発法人科学技術振興機構の資料より新宿会計士が引用)

3月4日時点の累積PCR陽性者数254というのは、本来なら日々の増加が誰の目にも明らかになり、感染爆発の様相を呈し始める、そういう時期に至っていることを意味するはずなのです。

日本の流行の特異性が一目で分かるグラフが、あるまとめサイト(※)に転載されています。

(※新宿会計士注:画像自体の出所は次のツイッターと思われますので、伊江太様の原文にあったウェブサイト名とリンクについては削除し、代わりにツイートそのものを埋め込んでおきます。)

このグラフは、中国、韓国、イタリア、イラン、日本、ドイツ、フランス、スペイン、USA、英国、スイスという多数の武漢肺炎患者が発生している国の感染者累積数の推移を示したものです。

このグラフで工夫されているところは、各国で報告された患者数が200に達した時点を基準(0日)として、その前後のデータをグラフ上に配しているところです。グラフを見れば一目瞭然、日本の流行拡大がいかに他国と異なったゆっくりしたものであるかが直感的に見て取れます。

注意していただきたいのは、グラフの横軸に示される時間経過は実数表示、つまりわれわれの時間感覚と同じ比率で表されているのに対して、縦軸の累積感染者数の方は対数表示になっており、グラフの上方向に行くにつれ実際の数の増加が縮小されて表されるという点です。

つまり1→10、10→100、100→1000・・・という数の増加がグラフ上では同じ縦軸方向の距離として表されることになります。

他の10カ国の累積感染者数は直線的に増加しているのではなく、理論通りのシグモイド曲線を描いて、短期間に感染爆発の名を冠するべき状態に移行しているのに対して、日本がそうした状況に直面するのはまだ当分先という風に読み取れるのです。

日本以外の国のグラフがほぼ重なっているのが、武漢ウイルス本来のヒト-ヒト間の伝播効率を意味しているのであれば、日本ではそれが異様なまでに抑制されていることになるわけです。

したがって、国内外の識者が日本のデータの出方に何かトリックがあるのではないかと疑問を呈するのは、必ずしもイチャンモンとばかりは言えないところもあるのです。

日本の発生報告は過少申告なのか?

ここで、「日本で感染者数がこれほど増えてこないのは、(わざと)PCR検査を絞っているからだ」という、(検査数だけが自慢のどこかの国からの)言いがかりを否定しておきましょう。

日本のPCR検査の基本方針は、武漢肺炎の感染が疑われる症例が発見されたら、その真偽を判定すること。そして感染陽性が確定したら濃厚接触者を探しだして、さらにあらたな感染が発生していないか調べるというものです。これは別に日本に独特のやり方ではありません。

某国にしたところで、ある新興宗教教団に感染クラスターが発生したことを掴んで、数が膨大な上全国に散らばってしまった信徒の行き先(逃亡先?)を追跡し、またその濃厚接触者を検査するという形で、やたらに検査数が増えてしまったというのが実相の半分以上でしょう。

揶揄の的となっている例のドライブスルー検査にしたところで、日本のように地域の病院、診療所からこれは怪しいという症例がきちんと上がってくるという信頼感があったならば、あそこまで無駄な検査はやる必要はなかったはずです。

余談ですが、無駄に検査数を増やしたばかりにカノ国で医療崩壊を招いてしまったとする見方も的を射ているとは思えません。あれは検査のやり過ぎが問題だったのではなく、トリアージという考えが決定的に不足していたのが原因だと思います。

日本にしたところで、PCR検査実施数は、3月17日までに約35,000件(※退院前にウイルスの陰性化を確かめる目的でおこなったものを除く)、そのうち陽性と判定されたものが824件。42件中41件は空振りなのです。打率はカノ国より多少はマシかも知れませんが…。

日本の感染報告数の少なさが検査数の制限によって生じる見かけ上のもので、実は他国並の流行が起こっているのだと仮定してみましょう。

そうすると現在の日本の累積感染者数はどう少なめに見積もっても1万人を超えているはずです。その1~2割は肺炎発症に至るでしょうし、その発生頻度は全国一律ではなく、北海道、東京、愛知、大阪といった地域でことに高いでしょう。

この疾患は画像診断で実際に肺炎所見が確認される前に、

  • 37.5℃を超える発熱が1週間ほど続く
  • その間尋常でないだるさを覚え、気道への痰などの分泌物の少ない空咳をする
  • 抗生物質が効かない

…といった、普通の肺炎ではあまり見ない症状が出ます。こんな特徴をもった患者がPCR検査未受診の集団に続出したら、日本の医師がこれを見落とすでしょうか。

まずあり得ないはなしです。日本医師会の会長が「もっとPCR検査を」と要望したということもありましたが、地域からそういう声が上がっているというより、一部にうるさいことをいう会員がいるから、とりあえずいうだけは言っときますくらいのことだったと思います。その後さらに政府をせっついた気配はありません。

日本では感染爆発という事象は起こっていない。それはなぜ?

日々44人の新しい感染者が生じているが、その数は一定で増えていく兆しが見えないなら、それは何を意味するのでしょうか。

「集団に含まれる44人の既に感染している個体が翌日までに一人の人にウイルスを感染させるが、伝染させる機会はそれっきりだ」

という仮説が成り立ちます。

これを「88人の感染者が2日の間に1回」、「176人の感染者が4日の間に1回」、などと言い換えても構わないのですが、肝心なのは、「感染者一人が病気をうつせる機会は1回限り、相手は1人だけ」という点であり、その条件を崩すと、遅かれ早かれ感染爆発の発生は避けられません。

これはいかにも馬鹿げた想定に見えますが、少なくとも日本の流行の見かけはそういうものなのです。

この問題をどうに解釈しているかを書く前に、日本においては武漢肺炎のウイルスが伝播する効率が諸外国に比べて圧倒的に低いのでなければ、どんな説明もまず不可能であることについてはご同意いただけるとして、その原因を考えてみたいと思います。これには、

  • ①日本人はこのウイルスに対する感受性(感染しやすさ)が非常に低い
  • ②日本ではこのウイルスの感染機会が非常に少ない

という2つの可能性が考えられそうです。

①については、これを直接否定できる材料はありませんが、最近ヨーロッパ帰りの日本人の感染が目立ってきていることなどから見て、まずそれはないだろうと考えます。そうなると、残るのは②の可能性です。

日本社会や生活習慣を考えるとき、感染機会として真っ先に頭に浮かぶのが、あの殺人的とも言える大都市圏の通勤電車の混雑です。

ここまで事例が蓄積した中で、通勤電車中での感染連鎖を疑わせるケースが出てこないのは、このウイルスの伝播が飛沫感染によっては(ほとんど)起こらないことの強い証拠であるとわたしは考えます。

だとすると感染は接触感染によって起きるのでしょうか?

接触といっても皮膚を通して直接体内に侵入してくることはないでしょうから、具体的には口から入ってくる、「経口感染」です。これなら日本で感染機会が少ないことも説明は可能かと思います。ざっと挙げると、

  • (A)身体(とくに口付近)の直接接触の習慣が(恋人同士のような場合でも)希薄
  • (B)食事習慣(個別の配膳、出来ない場合も直箸は嫌うなど)
  • (C)手洗い、手指消毒(とくに公共施設の入り口で)の遵守
  • (D)マスク装着への抵抗感が低い(手指が口付近に触れるのを防止する意味で)
  • (E)トイレの清潔度、
  • (F)(ひょっとすると)風呂好き

なんてのも関係しているかも知れません。

厚生労働省は国内で生じた15の感染クラスターを公表しています。このリストを眺めていると、とくに感染リスクが高い要因がなんとなく見えてくるような気がします。

まず濃密な身体接触(病院、介護施設、保育所など)、次に座が乱れがちな飲食(宴会、キャバクラ、ライブバーなど)、そして発汗(スポーツジム、スポーツイベント、ライブハウスなど)。汗は手指の汚れを器具等に付着させやすいでしょうから。

諸外国に比べて日本でのウイルス伝播効率が顕著に低いというのを前提として、これをさらに低下させてウイルス散布者と被感染者の比を事実上1にさせるには、その背景に次のようなメカニズムがはたらく必要があると考えます。

  • ⅰ 感染者集団の中に発症する個体が現われれば、直ちに発見され、潜伏期間に散布したウイルスに感染させられた濃厚接触者を含めて、一定期間のうちに隔離・入院措置によって集団から排除される。
  • ⅱ 未発症の感染者はウイルスの散布を継続するが、その一部はやがて発症することによって監視機構に発見される。
  • ⅲ 現在の日本においては、PCR検査による発見=感染者集団からの排除は平均44人/日の速度で起きている。一方、目に見えないところで生じている感染者数の拡大も同じく40~50人/日程度の速度であり、そのバランスによって感染者集団はほぼ一定のサイズを保っている。

教科書的に言えば相当常識離れしたモデルなのは自分でも分かっていますが、そうとでも考えないと説明できないほど、現在の日本の感染者の発生状況は奇妙なものなのです。

このモデルで感染者数を安定させておくには、ⅰを保証する機構の潜在的能力がⅱによって生じる新規の感染を十分に上回っていなければならないはずです。

医療へのアクセスの容易さや、(検査至上主義者の主張に反して)既存の検査態勢が質的量的に充実しているなど、日本社会に備わった恵まれた条件が加わって、初めてこのモデルが示すような状態が実現可能になると考えます。

以上の議論を元にわたしが考えている日本の感染状況というのは次のようなものです。

ひとり発症者が出れば芋づる式に周辺の感染者が捕捉できる感染クラスターの数は、厚労省が把握している「15」だけということはないにしても、せいぜいその数倍。潜在的なウイルス散布可能個体の数は3桁前半程度の数字。

PCR検査の感度が十分でないため、クラスターが把握されても常に取り残しが出ているものの、毎日30~60人程度を散布者集団中に発見し入院・隔離措置を執っている現状で、その集団サイズは大きくなってはいかない。

そんなところです。

これって皆様の抱いておられるイメージとは相当違っているのではないですか?しかし、それくらいの状態に留めておくのに失敗したら、もうおとなしく収ってはいないのがウイルス感染症というものだと思います。

外的条件が変化したらどうなるか?

日本の感染者数の現状であると想定した定常的状態は、自然の帰結として法則的に実現するものではないでしょう。攻撃方(ウイルス)と防御方(防疫システム)のさまざまな要因によって変動しうる偽平衡状態にあると考えています。

早い話が、海外から流入してくるウイルスが今以上に増え続けたとしたら、国内感染者の増加速度は防疫システムによる排除速度の限界を上回り、たちまち感染爆発へと至ることでしょう。

その意味で、日本国政府が早い時期から中国の一部地域に、後にはその他の国々をも対象に課してきた入国制限措置は、不十分との批判を浴びつつも、結果としては妥当なものだったと言えると思います。

一方、政府は感染拡大が不可避と判断して、大規模イベントの自粛や全国の学校の休校を要請したのですが、これについては何らかの効果があったのか検証できるとすればこれからでしょう。

PCR検査で陽性とされた症例数が3月15日を境にやや減少してきた(47.5/日→32.5/日)かのようにも見えるのですが、この傾向が今後も続くのかはしばらく様子を見なければ分かりませんし、またそうであっても政府の執った対策との因果関係を証拠立てるのは難しいかも知れません。

わたしが感染者の増加速度との関係でより注目しているのは気温との問題です。中国からの入国について、日本と同程度に緩やかな措置を執ってきたタイでは日本とほぼ同時期に感染者が出始めましたが、その後の増加はずっと目立たないものでした。

しかし最近になって感染者数の増加は明らかにピッチが速まってきたように見受けられます(もちろん、イタリアを初めとするヨーロッパ諸国に比べれば、はるかに緩やかなものですが…)。

タイの感染者数はシグモイド曲線を他国に当てはまるものより時間軸に沿ってずっと右方に引き延ばしたような形になると予想します。今の状況は感染爆発の様相を呈するそのやっととば口に立ったところでしょうか。

これほどウイルスの拡散速度が遅い理由が、日本よりも素早く効率的に発症者を見つけ、濃厚接触者の検査を行っているからだというのは、失礼ながらちょっと考えがたい。

タイの環境下ではウイルスの伝播効率が日本や欧米諸国に比べて相当低いはずだとして、その原因を高温の気候に求めるのは自然に浮かぶアイデアではないでしょうか。

経口的に感染する場合、ウイルスは飛沫感染より長く外気に触れていることが多いでしょうから、酸化作用に強くなければ急速に感染性を失うはずです。

それでも化学反応の常として酸化も高温になるほど進行が速いでしょうから、高温環境でウイルスの伝播力が低くなるというのはうなずける説明ではないかと思います。

これが当たっているなら、これから気温が上がってくるにつれ、日本でもウイルスの伝播効率が漸減して、日々のPCR陽性症例数も低下していくかも知れませんし、実は内心大いに期待もしています。

本当はとても危険な武漢ウイルス

ここまでのところはなんだか「日本人に生まれて良かった」的な話になっているのですが、今までのやり方を続けていればOKとなるかと言えば、どうもそうでもなさそうな気がします。

厚労省のデータから計算すると、3月4日~3月19日の間に要入院とされた患者の数は1日平均42人のペースで増加し、退院(9.7人/日)と死亡(1.6人/日)の減少分を差し引いて、入院者の数は毎日ほぼ30人の割合で増えています。

武漢肺炎は指定感染症になっており、法的には感染症指定病院に収容する必要があります。

クルーズ船という突発的事態で短期間に672人という入院患者が発生した影響は、6週間以上を経過してその8割以上がすでに退院したことによって軽減されていますが、今その空いた病床を国内感染の患者が埋めていっているのが実情と言えましょう。

このペースが続けば、それほど遠くない将来に病床の余裕は尽きてしまうことになると思います。専門家会議が軽症患者は自宅待機にと提言しているのはこうした事情を反映したものでしょう。この疾患のもっとも厄介なところは退院までに要する期間の長さで、その平均期間は1ヵ月近いのではないでしょうか。

もうひとつ厄介な問題は、一旦ICU治療、人工呼吸器が必要なほど症状が悪化してしまうと、改善するのが非常に困難であることでしょう。

治療現場のことを知るわけではありませんが、やはり厚労省のデータで見る限り、入院患者の中からこうした重篤な状態に陥るのは1日当たり平均4.5人、症状が改善するケースが1.1人/日であるのに対して、死亡するのが1.6人/日で、結局1.7人/日のペースで重篤患者が増えているのが現状です。

現場で治療に当たっている医師団の努力によって、軽中等度の症状が重篤化していくのは低いレベルに留められているのは確かだとは思います。しかし一旦ICUへの収容が必要な段階に至れば、あとは回復するより死に至る可能性が高いのが、残念ながら現実のようです。

この疾患に関して中国から、気づくのが遅れて医療崩壊状況に陥ってしまった武漢・湖北省地域を除けば、その危険度は持病をもつ高齢者の死亡率がインフルエンザよりやや高い程度のものといった情報が伝わってきていました。

しかし日本でも患者が蓄積していく中で、武漢肺炎について中国がおそらく意図的に流した情報は決して実態を正しく捉えたものではないことが次第に明らかになってきていると思います。

ほとんどが今から1ヵ月も前のまだ累積発症者数がそれほど多くなかった頃に感染した方がすでに30人以上も亡くなっているのです。日本で感染しうる感染症の中で危険度では最悪クラスの疾患であるのは間違いないところでしょう。一日も早く有効性のより高い治療法、治療薬が開発されることを願います。<了>

読後感

…。

いかがでしょうか。

本文中に某まとめサイトの『【朗報】日本、主要国で唯一コロナのコントロールに成功』という記事が紹介されている箇所がありました。

本稿では敢えて、そのリンクを削除しました。というのも、同リンク先記事は出所も示さずに図表を貼り付けただけの代物であり、読む価値はないからです(実際、伊江太様もこの記事タイトルについてはいかがなものかと苦言を呈されています)。

これに対し、今回の伊江太様の記事は、やや専門的な記述もあり、また、数字もたくさん示されているため、某まとめサイトの記事と比べると、本稿はレベルがまったく異なります(※そもそも比べてはならないと思いますが…)。

また、いかにも研究者の方らしく、仮説をいくつか提示したうえで、「もしこの仮説が正しければ、現実にこうなっていることの説明がつかない」、「したがって、こう考える方が自然だ」、「もしそれが正しければ、いういう条件が破られた場合に注意が必要だ」、といった書き方にも、好感が持てます。

いずれにせよ、伊江太様には貴重な論考をご投稿下さったことに深く感謝申し上げたいと思います。

また、改めて「コロナシリーズ」をまとめておきましょう。

引き続き当ウェブサイトのご愛読とお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。また、当ウェブサイトでは読者投稿をお待ちしております(※読者投稿要領につきましては『読者投稿要領と過去の読者投稿一覧(コロナ騒動等)』などを、ご参照ください)。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

    伊江太様

    丁寧な解説、ありがとうございます。

    新宿会計士様

    有難い場を設けていただき感謝しています。

  2. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

    現場の医療者の声が伝えられてきました。

    証言
    「通常なら風邪程度の症状でもCTを撮影すると、複数の肺炎像が見られます」

    これだと、PCR検査は相当な悪手です。
    1. 上気道にウィルスが出にくいので、偽陰性が多い
    2. 検体採取で医者のリスクを上げる
    3. CTの手間は、PCRより格段に少ない

    結果論ではありますが、日本の対応がベスト。

    海外、検査拡大による感染爆発が心配になります。

  3. ポプラン より:

    伊江太 様
    論考ありがとうございます。
    生活様式や気温などの違いによって状況が変わってくるのは
    感覚として理解できます。
    チエコ共和国ブルノにいる息子から先程ラインで映像が
    送られてきました。まだ雪が降っていますし
    今晩は氷点下になるそうです。
    まだ春が遠いヨーロッパも
    これから冬に入る南半球も心配ですね。
    今後も優れた論考を宜しくお願い申し上げます。

  4. 韓国在住日本人 より:

     小生の住む国では、「日本は意図的に隠している」「検査数や死亡数を誤魔化している」「コロナで死んでも検査をせず、一般肺炎として処理している」等の、デマが当然のように流れています。

     小生の住む国は若者の感染者が圧倒的に多いようです。
     
     http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/23/2020032380034.html

     記事のタイトルは「怖い物知らずの青春」などとカッコよく書かれておりますが、小生からすれば民度の低さと無知から来るものと思います。

     今回の論考も実データを元にされており、非常に納得できる内容でした。誠にありがとうございます。

     しかし、日本と言う国は色んな意味で奇異な国です。

     駄文にて失礼します。

    1. だんな より:

      韓国在住日本人さま
      韓国は、結果だけを見ると、予想以上に健闘していると思います。
      政争の具になったりするのは予想通りでした。
      検査数を増やすのと、マスク争奪ゲームになった感じはします。
      日本を貶めたいのは、何時もの事ですよね。

    2. CB223 より:

      韓国在住日本人様

       >日本と言う国は色んな意味で奇異な国です。

       同意します。
       地球上の国々の中でも特に「変わった国(文明)」と思いますし、「奇跡の国(文明)とも思います。

    3. 匿名希望 より:

      韓国在住日本人さま

      韓国は、4月15日に総選挙があります。
      文大統領は、経済的にも、外交的にも失敗続きで
      韓国民にアピールできるものは、何もありません。
      唯一、「反日」を貫いていることのみが、選挙でアピールできる
      ポイントです。

      「反日」で、韓国民から支持を受けるには・・・
      常に、韓国と日本とを比較し、自国がいかに日本より優れており
      世界から尊敬される優秀な国であるかをアピールするか
      逆に、自分たちより、劣っている日本が、生意気にも、何か
      仕掛けてきたら、即座に、反撃し報復することが、韓国民から
      支持を得る方法になります。

      今回、新型コロナは、文政権にとっては絶好の点数稼ぎのチャンス。

      政府負担で、無料でなんでもかんでもと無意味なPCR検査をやりまくる 
              → 新型コロナに無知で不安な国民より感謝される。

      PCR検査の数が、日本に比べて、圧倒的に多い
              → 韓国は、日本より優れた医療先進国であり
                世界は、韓国を規範とするべきとPR
            → 韓国民の満足度が上がり、文政権の支持率急上昇

      もし、日本も、政府負担で無料のPCR検査を韓国に負けないぐらい
      やりまくれば、安倍政権の支持率は、急激に上がり世界から
      医療先進国と称賛されるかもしれません。

  5. 匿名 より:

    昨日の聖火リレーの仙台駅前
    あれ大丈夫なんでしょうか
    すごく心配です

    1. 海コン より:

      匿名様

      何を心配しているのかの指標がわかんないですね。何を心配されているのか?感染?流行?経済??
      心配してどうするのか?心配の対処法をお持ちなのか?

      もしも心配を解消されるのなら、お近くのお好みの宗教施設に足をお運びいただき、ご心配の元となるご不安をお拭いくださいませ。

      と、妄想にマジレスしちゃいました。吸いません。

      次のフェーズは「新型コロナちゃんの感染は仕方がない」→「重篤化しないように気をつけよう!」←「そこで当社の天然イオン水が・・・(ただの井戸水)」←「だからこそ弊社開発の除鉄Mn水が・・・」、こんな輩が大量発生するのではないかと、妄想して遊びたいと思います。(※個人の妄想です)
      エセ医療ビジネス業者にとって最大のチャンス到来かな?

    2. 匿名 より:

      まだ何もわからないことが多い病気に対して一般の人が不安を感じて「心配だ」というのは至極当然なのです。それに対して「根拠を示せ」とは・・・あまりにもきついですね。
      大丈夫 大したことない 風と同じだよ と言ってる人のほうが アヤシイ人なのです。

  6. 名無しさん より:

    全くの素人の素朴で個人的な感想としましては、伊江太様のご指摘の中の高齢者ほど重篤に陥り、一旦重篤化するとICUを一か月以上動かせず、残念ながら帰らぬ人になってしまうケースが多いという事から、日本の既に高齢化社会である現状との関係で、暗澹たる未来を悲観的に描いてしまいました。人工肺機能ユニットなどそうそう数があるわけでもないし、急遽大増産できるとも思えない。
    まあそれでも8割の人は軽症であり自覚症状もない人も多いのですが。

    1. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

      最近の肺炎の死者数 約10万人

      心配し過ぎると便乗詐欺に付け込まれやすいので、
      冷静に。

  7. だんな より:

    伊江太さま
    読者投稿ありがとうございました。
    いい加減な言い方ですが、日本で爆発的な感染者が出ないのは、「日本人が頑張っているから」(チコちゃん的回答)だと思っています。
    元々、新型インフルエンザ流行の頃から、日本の予防意識は、異常な程に高まったと思います。
    効果は不明ですが、マスクも日常的になってます。
    今年は、インフルエンザ、肺炎死亡者ともに減って、「不幸中の幸い」になると良いなと思います。

  8. おにぎり仮面 より:

    欧米の爆発感染の原因はもしかしてパン食?

    1. 海コン より:

      おにぎり仮面 さま

      パン食のパンがウイルスを媒介しているんであれば、既に日本のパン工場から感染者が出まくっているかと。お祭りも中止されてる事でしょう。
      何でそういうお考えに至ったか聞いてみたいです。

      1. リャンピ より:

        推測ですが

        パンは手で食べる。
        手についているウイルスがパンに付着し
        経口感染してしまう、のかも?
        日本人は箸の文化。
        直接食べ物を手にするのは、調理している人。
        調理人が手を清潔に保てば、料理にウイルスは付かない。

        そんな可能性は考えられないのかという、
        おにぎり仮面さんの一言かと思いますが

        パン工場の話ではありません。
        本人でないので、想像です。

      2. かえる より:

        経口感染が怪しいとの論考でのパン食。
        「手で食べるから」がおにぎり仮面さんの言いたいことですよね。
        日本も茶碗と箸じゃなく「お米はおにぎりで食す」がスタンダードだったら・・・
        ですよね?

        1. かえる より:

          リャンピさんとまる被りでした・・・

        2. ケロお より:

          そもそも論ですが

          <<食事の前には手洗いをする>>

          そういう習慣の有無が大きいかなと思います。

        3. リャンピ より:

          推測かかぶったので
          ホッとしました!

          かえるさんに、座布団一枚

  9. とある福岡市民 より:

    伊江太様、わかりやすい記事をありがとうございます。
    医学部の研究室におられたのですね。納得です。

    ご存知とは思いますが、せっかくですので少し補足させて下さい。
    私も最近知ったのですが、日本でPCRの検査が多くない中で感染爆発が抑えられてるのは、小さな医院にも1台数億円のCTが普及しているという世界唯一の国だから、という面もあるようです。医療費の無駄、診察能力低下の温床みたいに指摘されますが、「CTを撮影して両側の肺底部にすりガラス陰影が撮影されたらPCR検査を外注、そうでなければ他の原因を検索するか通常の風邪として対処する」という安全で効率的な対応が可能なのはCTの普及の賜物でしょう。
     また、PCR検査は検体採取の際の飛沫感染のリスクが高いですし、検体抽出には技術も要るようです。CTなら感染リスクはとても小さく、安全ですぐに終わるのでPCR検査より容易です。

     CTで肺炎所見のない人は入院治療の必要性に乏しいので、ベッドに余裕がなければ自宅待機でもいいはずです。肺炎所見があればインフルエンザ、マイコプラズマ、アスペルギルス、クリプトコッカス、肺炎球菌、レジオネラなどの原因検索を行い(臨床検査技師さんは大変です)、その全てが否定されてからPCR検査を外注すれば良いのです。
     要はCOVID-19を診断してするために検査するのではなく、入院治療の適応を決めるために検査を行うべきという事です。入院治療の適応があった人がたまたまCOVID-19だったら保健所へ届け出ます。

     日本は検査をしないでごまかしている、原因不明の肺炎が増えている、というのは嘘です。国民皆保険で医療費が安く、救急体制の整った日本で、肺炎患者が大量に放置される事はあり得ませんし、これだけがCTが普及した日本で肺炎の人が検査もされずに見落とされる事はあり得ません。
     医師による検査結果の隠蔽もあり得ません。そんな事をしたら院内感染の原因となり、感染爆発で医療機関が閉鎖に追い込まれるので自分の首を絞めるからです。

     日本が検査をしないでごまかしている、というのは主に韓国人や韓国系の移民の記者の嘘のようです。これは韓国の方が検査結果の隠蔽をしているから、「日本もやってるに違いない」と考えているからではないでしょうか。大邱の感染爆発をきっかけに、韓国では陰性になるまで十数回もPCR検査を繰り返して、国には陰性と報告していたのが発覚したという記事がありました。それが感染爆発の原因になったかどうかはわかりませんけど。

    今のところ感染爆発は抑えられてますが、これは日本政府の保健行政や医療現場の努力でぎりぎり抑え込んでいるに過ぎず、まだまだ楽観できる状況ではありません。いつ感染爆発が起きてもおかしくない長期戦になると思いますが、このまま発生せずに終息してほしいです。

    1. りょうちん より:

      最近は億を超えるCTはハイエンド機ですよ。
      管球交換するより買い換える方が安いまでありますw

    2. 素浪人 より:

      肺炎所見の切り分けは基本的な考え方なのに今回の一連の話題で見かける機会が乏しかった感じがします。(もしかしたら初かも?)
      某半島がとにかく武漢ウィルスを見つけないとと突っ走ったのだとすれば、日本の対応は武漢ウィルスが切り分けの候補として増えた感じで常識的かつ現実的だったのでしょうね。

      いずれにしても、早いところ治療法などが分かってほしいところです。
      そうすれば、インフルエンザ程度の危険度に落ち着くでしょうから。

    3. ななし より:

      >>とある福岡市民さま
      >>成功できなかった新薬開発経験者さま(2020/03/23 at 11:39)

      日本の対応はちゃんと日本の医療事情に沿ったものだったのですね。

      2017年 100万人あたり CTスキャナー数(OECD調べ)
      日本 111.49
      オーストラリア 64.35
      アイスランド 43.68
      米国 42.64

    4. 匿名 より:

      どっちかっていうと入院治療の必要性を検査するというより
      下手に新型肺炎と診断してしまうと入院「させなければならない」から
      検査そのものをやらないように、後回しにしているだけ
      指定感染症にしたっきり放置している無能政府のツケを払わされている格好
      疑いがあるからといっても政府が保証してくれる訳でも無く、結局は自己責任と突き放つ
      だから日本には潜在的な感染者がウヨウヨ居て、いつまで経っても収束の目処が立たない

      1. とある福岡市民 より:

        基本、匿名はスルーと決めてるのですが、こんな根拠のない妄言を読んだ他の方に誤解を与えるといけないので全否定しておきます。

        > どっちかっていうと入院治療の必要性を検査するというより
        下手に新型肺炎と診断してしまうと入院「させなければならない」から

        COVID-19と診断されたら入院「させなければならない」というルールはありません。入院治療が必要であれば「入院の勧告」ができるだけで、強制力も義務もありません。実際、COVID-19と診断されても軽症であれば自宅待機になる人もいます。
        今のところはCOVID-19であろうがなかろうが、肺炎の症状があって生命の維持に入院治療が必要な人は入院させてます。

        >検査そのものをやらないように、後回しにしているだけ

        PCR検査は時間がかかるし、外注してるところもありますが、必要な方には遅くなっても検査をしてます。肺炎で入院した後でCOVID-19と診断がつく事も、別の原因の肺炎と診断がつく事もあります。検査をしてない、というのはマスコミと韓国系の嘘です。

        >指定感染症にしたっきり放置している

        指定感染症は一年、最長二年で解除され、病原体の特徴に応じて一〜五類感染症に区分される予定です。

        >疑いがあるからといっても政府が保証してくれる訳でも無く、結局は自己責任と突き放つ

        自己責任ではなく、治療が必要な人には等しく医療を提供しており、政府はその体制を平時から整えてきました。今の問題はそれを維持できるかどうかです。
        何を「保証」して欲しいのか知りませんが、政府はあなたの母親じゃありません。基本は自己責任です。

        >だから日本には潜在的な感染者がウヨウヨ居て、いつまで経っても収束の目処が立たない

        どこの国にも潜在的な感染者はいます。収束の目処が立ってる国は現時点で中国くらいです。

        > 無能政府のツケを払わされている格好

        無能なのはろくに勉強せず、匿名で妄想を垂れ流すあなたです。

        1. 匿名 より:

          指定感染症についての基本的な事すら知らんのか
          入院措置は強制力があるし、仮に無症状でも保菌者であれば検疫法上の隔離措置が取られる
          じゃあどうやって隔離するのかっていったらやはり入院措置以外に無いだろう
          そんな状態で検査数を増やしたらあっという間に病院がパンクする
          こんなザル状態のまま放置しているからそれに合わせて現場が苦肉の策を講じているだけだ

          自己責任と言っても生活の目処が立たなければ仕事をせざるを得ないし
          だからコンビニ店員の感染隠しのニュースみたいなのが出てくる
          イベント自粛や自宅待機を要請しておきながら国がそうした金をケチるのは
          方針として一貫性に欠けるし無責任だと非難されても仕方ない
          コロナが長引けば経済や医療への負担も大きくなるのに何故対策を打てないのか
          結局は金を出したくないという事なのか

          あと収束の目処が立っているのは「中国」ではなく「台湾」な
          あれも封じ込めに成功しているだけで収束の目処はまるで付いていないが
          患者の扱いすら現状で(ある意味日本以上に)二転三転している中国を収束の目処が立っているとか
          脳に習近平でも棲み付いているとしか思えんw

      2. ななし より:

        >>匿名さま
        いやいや新型じゃないただの?肺炎でも入院できますって。
        日本では。
        そして諸外国では(金持ちしか)できない。

        結核が国民病と言われた時代とは隔世の感がある。
        …ってこっちはまだ諸外国と比べて高かった!
        結核もインフルエンザも「ついでに」新型コロナも油断できませんね。

  10. イーシャ より:

    伊江太 様

    最も不思議だったことへの論考ありがとうございます。
    飛沫感染ではなく経口感染ではないかとの仮説、興味深いですね。
    感染が広がっている国にこの仮説を伝え、実験的に検証しつつ感染爆発に打ち勝って欲しいものです。

    1. namuny より:

      https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020030402100060.html

      なるほど。韓国の宗教施設での集団感染の際、礼拝後に食事会がありましたね。また、海外ではおしゃべりしながらの長時間ディナーが普通です。日本人も海外ではお付き合いする必要があります。

      逆に日本人は食事中にあまりしゃべらないですし、食事時間も短い。この辺は大きいのかもしれません。

  11. 匿名 より:

    難しいこと書いてますが日本の感染者が直線的に増えてるのは単に1日当たりの検査数が上限に達してるだけでは?

    確かにそんな無茶苦茶に増えてる印象もないしもっと検査しろとは思いませんけどね

    1. namuny より:

      実際に検査をしているこのお医者さんのツイッターを見る限り、それは的外れと思います。

      https://mobile.twitter.com/kitagawaneuro/status/1241306442151260162

  12. ボーンズ より:

    伊江太 様

    投稿ありがとうございます。
    通常であれば加速度的に感染者数が増加する傾向を見せるのに対し、日本の場合そのような状況になっていないのでは、個々人に至るまでの努力の賜物であると理解する次第です。
    季節変化による影響が見えていない以上、無理のない緊張を以て警戒を続ける所存であります。

    またPCRによる診断は実は効率および確度が低く、予備診断にCTが絶大な効果を発揮するというのが判ったのも幸いだと考えております。
    (CTは国内に多数設置されており、短時間で効率良く診断できるのも良い。諸外国ではこうは行かない)

    心配なのは、医療体制の貧弱な南半球側の感染拡大です。
    早期に効率的な治療法およびワクチンの開発が進むことを願っても止みません。

  13. 愛読者 より:

    別のスレにも書きましたが,昨日21:00からのNHK特集「”パンデミック”との闘い」の中でも,上記の話題は取り上げられ,説明されていました。一般的な感染拡大のシミュレーションモデルは,感染経路不明の患者が増加した状態で成立するもので,感染クラスターがほぼ掌握されている状態では,オーバーシュートは起きないということです。ただ,最近の大都市圏での感染経路不明は感染者の増加には注意が必要とのことです。視聴されていな方は,一度,NHKプラス等を利用して視聴されてからコメントを書き込んで頂くといいと思います。

    1. 通りすがり より:

      パンデミック”との闘い
      ~感染拡大は封じ込められるか~
      総合 2020年3月24日(火)午後11時50分~0時55分

  14. りょうちん より:

    https://www.jiji.com/amp/article?k=2020032300093&g=int

    高齢者のお手本になろうと肺炎球菌ワクチンを受けたら接種した医者がCOVID-19だったでござるってドイツジョークはキツイデスね。

    1. ボーンズ より:

      りょうちん 様
      私もそのニュース見た時、なんというブラックなジョークかと思いました。
      政権中枢の直ぐそばまで忍び寄っているのはとても怖い。

    2. 迷王星 より:

      アメリカに逆らう邪魔者メルケルを消すためのCIAの陰謀だったりしてw

  15. ケロお より:

    とりあえず、飛沫感染が日本で起こりにくい理由についての考察

    飛沫の放出の量は、せき・くしゃみ>発声>呼吸(激しい呼吸>通常の呼吸)
    せき・くしゃみをする人は、ほぼ自宅待機か外出時にマスクをしていますので、基本ナシ。
    発声については、満員電車ではほぼ沈黙していますので飛沫は少なめ。
    したがって、満員電車では呼吸による飛沫にほぼ限られ、飛沫発生自体が少ないといえます。

    飛沫中に含まれるウイルス量は、肺炎などの重症者>呼吸器症状のある中軽症者>呼吸器症状のない中軽症者>無症状
    肺炎患者は入院により社会から除去されます。
    呼吸器症状のある人はほぼ自宅待機か外出時にマスクをしています。
    したがって、ウイルス飛沫を放出するのは、呼吸器症状のない中軽症者と無症状感染者ですが、いずれもウイルス放出量が比較的少ないと推測される人たちです。

    以上から、満員電車を含め環境中のウイルスを含む飛沫は抑制され、飛沫感染は起こりにくいようコントロールされています。

    例外は、発声に伴う飛沫を呼吸器症状のない中軽症者と無症状者が発生させることです。いわゆるクラスターが発生するのは、喚起の悪い空間での発声を伴うイベントで、ライブハウスや宴会などが実例として挙げられます。また、スポーツジムは呼吸が激しくなりハイリスクと言われています。3月に入ってから、ハイリスクな環境を作らない取り組みの結果、飛沫感染が主原因と考えられるクラスターは減少してきています。

    >①日本人はこのウイルスに対する感受性(感染しやすさ)が非常に低い
    >②日本ではこのウイルスの感染機会が非常に少ない

    というわけで、③日本では飛沫感染による大量感染集団(クラスター)を積極的に抑制することに成功している
    を加えていただけるとわかりやすくなるかと思います。

    今後のイベント自粛解除や休校解除もこれらを考慮しておこなっていけば、大幅な感染者増加は抑制できると期待できます。
    具体的には、屋内スポーツ観戦やコンサートはNG(声援なしではもりあがらないでしょう)、映画や観劇などはOK、会議ではマスク・換気、学校では教師はマスクをして生徒は基本的に発声なし、授業間休憩時に換気、体育の授業は屋外のみ、など。現時点ではいわゆるクラスター3条件についての注意喚起がメインですが、まあ、そのうち専門家会議あたりからこのような超具体的指示が出るものと思われます。

    1. リャンピ より:

      日々、満員電車で痛勤しています。
      電車に乗る前には、出来るだけ外側から
      窓を3箇所、4箇所と開けています。
      花粉症の人、ごめんなさい。
      花粉症では死なないから許してね、
      って心の中で叫んでます。

      ケロおさんの説明、とても納得性あって
      満員電車に乗っている身としては
      救われます。

      確かに、みんなおとなしいです。
      最近は、咳さえあまり聴こえません。
      みんな、クシャミも咳も我慢してます。
      大声で会話してる人なんて、
      もともと皆無ですよね!

      本来なら、危険な満員電車なのに
      感染リスクをみんなで
      回避してるんですね。

      1. ケロお より:

        2月以降電車内はとても雰囲気が恐ろしいですよね。せきくしゃみどころか、呼吸すら許さないような緊張感が…
        首都圏でなくともそうなので、東京の通勤電車は地獄度倍加してそうですね。通勤電車の静寂を破るのが中国人観光客だったのですが、それも今はいませんし。
        ストレスは体に良くないので、「電車で感染するのは、交通事故に合うようなもの」と開き直って「交通事故に合わないように左右確認」と同様に「洗ってない手で口周りを触らない、余計なおしゃべりはしない」程度の注意で当面は大丈夫だと思ってたらどうでしょうか。
        もちろん、感染者比率があと1-2桁上がって来たらそんな呑気なことではマズいでしょうが、まだ、数千人とか数万人に1人程度しか感染者はいないと推測されるので、気を張りすぎるのもキツイと思います。

        1. 通勤嫌いな不良サラリーマン より:

          ■通勤地獄の緩和
          午前8時台に某県庁所在市から東京駅経由で勤務先に通勤してマス。
          2月中旬以降、満員電車の混み具合がかなり緩和されてる実感があります。

          この時期、学生さんが春休みでちょっとだけ通勤地獄が緩和される時期でもありますが、
          通常より3割以上減っているカンジでしょうか。
          始発駅でもないのに、あろうことか、列の先頭だと座れることも4、5回あったり・・・

          ■意外に健康
          毎年、この時期、風邪かインフルエンザを患い休暇をとることが常態化してたので、危険な満員電車で速攻感染すると覚悟していましたが、、、なんだかずっと健康だったり。。。
          2月中旬以降、勤務先から毎朝検温し、微熱があれば出勤扱いするので来なくて良いと言われてるのですが、残念ながら!?微熱にすらなってくれません。
          風邪やインフルにならないなんて、ココ10年なかったような・・・

          ■新型コロナ対策さまさま?
          こまめかつ丁寧な手洗い&消毒、うがいを1月下旬あたりから欠かさず励行してます。
          やはり、コロナ対策基本動作は凄い効果的だったのかなぁ、と実感しつつあるところです。
          もちろん、油断は禁物だと考えてますので、今後もコロナ対策をシッカリしようと思います。

        2. スラ より:

          時差通勤をしている会社が多いのだと思います。私のところも時差通勤になっています。ただ皆が時差通勤しているから、朝遅い時間でも、それほど空いている感じはしません

    2. パルプンテ より:

      ケロお様

      初めまして。パルプンテと申します。
      よろしくお願い致します。

      私には満員電車通勤を苦にしている妹がおります。
      身長が150㎝に満たないので、ウィルスが上から降ってくるイメージらしいのです。
      このコメントを妹のLINEに送っても宜しいでしょうか?
      きっと安心するはずです。
      仕事が忙し過ぎて、新コロナ肺炎に対する情報を深く追えないと言ってました。
      その場合、手っ取り早い情報源はテレビです。
      テレビでは満員電車は危険と報道しているらしいです。(妹の話では)

      1. ケロお より:

        パルプンテさま

        どうぞどうぞ。といいますか、新宿会計士さんのブログのコメント欄ですので、私がどうぞというようなものでもないのですが。
        インターネット上にオープンにして書き込んだ以上、出典をあきらかにすること(「新宿会計士の政治経済評論」というブログ内の「【読者投稿】武漢肺炎、なぜ日本で感染爆発しないのか」という投稿記事に対するコメントの一つですとあきらかにする)、公序良俗に反していないことなど、最低限のマナーを守れるなら受け取った側の自由にしていいものと考えています。

        1. パルプンテ より:

          ケロお様

          ありがとうございます。
          妹が詳しい情報をありがとうと喜んでいました!
          確かに最近は、咳をしている人を全く見かけないとの事です。
          これからはストレスなく、通勤出来るといいなと思います。

          新宿会計士様
          素晴らしい場所を提供して頂き、ありがとうございます。

          伊江太様
          分かりやすく納得のいく読者投稿をありがとうございます。

  16. 匿名 より:

    クオモNY州知事は40%から80%の人が感染するという見込みみたいですね。日本は若年層を集めて感染合宿を開いたほうがいいんじゃないかと思うぐらい。
    https://www.msn.com/en-us/news/us/us-coronavirus-cases-top-30000-as-new-york-governor-estimates-40percent-to-80percent-of-state-will-get-coronavirus/ar-BB11wD3I

  17. tono より:

    ちょっと見たところ、日本での2018年のインフルエンザによる死者数は 3325人。
    アメリカでの例年のインフルエンザによる死者数は1~3万人。一昨年は
    なんと6万人だったそうです。

    一昨年は例外としても、インフルエンザの死者数だけを見た場合、
    人口比率よりアメリカがちょっと悪い程度です。
    (人口比率が約3倍であるのに対し、インフルエンザの比率は3~10倍)

    ここから判断して考えられるのは、

    – コロナウイルスはインフルエンザウイルスとはかなり違う特性を持っており、
    日本では感染率が低くなっている。
    – 初期対応が適切で、感染爆発をうまく避けた。

    の2つぐらいでしょうか。
    他のフォーラムで、かなり変異を遂げて、ヨーロッパやアメリカでは
    毒性が非常に高いウイルスになっているのではないかと質問したら、
    コロナウイルスのゲノムの数やトレースにより、そうなってはいないという
    意見をもらいました。

    本当に謎の多いウイルスではありますが、それでも個人的には世界が
    かなり経済を犠牲にしてコロナ対策に邁進しているのが気になります。

    コロナウイルスによる犠牲だけでなく、経済崩落による世界での犠牲者の
    方が心配になってきました。
    ここカリフォルニアでは全州民に対して「full lockdown」命令が出て、
    本当に必要な事情がない限り外出禁止になっていて、地元の
    レストランやお店などが、かなり悲鳴を上げています。

  18. ケロお より:

    とりあえず、PCR検査について

    重要なのは「検査」ではなく「診断」
    数多くの「検査」の結果を組み合わせて、専門的知識により総合的に考察することで得られるのが「診断」
    つまり「検査」は「診断」のための1つの手法に過ぎない。
    例えると、診断=判決、検査=証拠。「PCR検査」は、決定的な物的証拠である「指紋」のようなもの。ただし、指紋だけで判決が下ることなどありえない。指紋を証拠として採用するに値する数々の状況証拠が必要。具体的な「状況証拠」例はとある福岡市民さまが紹介してくれています。
    韓国の失敗は、指紋だけ片っ端からとって、どんどん有罪判決・無罪判決を出してしまい、さらに罪の重さを考慮しないで収監し続けた。その結果、牢屋がいっぱいになって真犯人たちを入れる牢屋がなくなったと例えると良い。別に指紋を証拠として採用することが悪いのではなく、指紋だけで判決を下すのが間違え。

    1. 匿名 より:

      さすが百万人単位で恩赦を出す国だなって感じ。

    2. とある福岡市民 より:

      ケロお様

       カレーの件といい、毎度例えがわかりやすいです。ありがとうございます。
       付け加えるとすれば、「診断」もまた、「治療」のための手段である、というところでしょうか。
       最も大切なのは「患者さんが元気になる事」「より良い医療を常に提供する事で国民の健康を良好にする事」です。そのために医療崩壊は何としても防がなければなりません。
       治療が先、診断が後になる事もよくあります。診断がすぐにつかなくても患者さんの生命を維持する、または症状を落ち着かせるために必要なら今できる処置や対症療法を行う事が普通に行われてます。

      >韓国の失敗は

      例えとして司法を使われてますが、リアルの韓国司法もこんな事をやってるかもしれませんね。朴槿恵ゲート事件に絡んだ朴槿恵、崔順実、李在鎔の裁判もそうですが、証拠としては弱いか、無理のあるものを根拠に有罪判決を出してました。だから医療でも同じような事をやってしまうのではないかと思います。

      1. ケロお より:

        とある福岡市民さま

        「検査」とか「診断」って、お医者さんだけの仕事ではなくて、機械とか施設のメンテナンスや組織管理とか、至るところでおこなわれているので、潜在的にはほとんどの人が理解できているはずの概念なんですが、ちょっとコロナ騒動で冷静さを失っている人が多いかなと感じています。
        特定の検査が非常に決定的なことはよくあるのでしょうが、その決定的な検査に診断の全てが依存するようなことは極めて少ないと思います。

        >付け加えるとすれば、「診断」もまた、「治療」のための手段である、というところでしょうか。
        >最も大切なのは「患者さんが元気になる事」「より良い医療を常に提供する事で国民の健康を良好にする事」です。そのために医療崩壊は何としても防がなければなりません。

        まさにソレですよね。そこが分かっていればPCRの件数がどうこうとかは、本来的には些末なことのハズです。野党やマスコミはそんなことが政争の具になると信じてるようですが。

        >例えとして司法を使われてますが、リアルの韓国司法もこんな事をやってるかもしれませんね。

        視野が狭くて、総合的に物事を考えるのが苦手な国民性なのだと思います。なので、あらゆる分野で同質の失敗を繰り返すのでしょう。経済や安全保障でも同じ現象が起こっているのかもしれません。

    3. 団塊 より:

      あれで正しいのです、未開の地大韓民国では。 
      陰性を陽性と偽って病院を満室にしたから医者も看護婦も受付もみな死なずに生きて医療崩落を防いでいるの

      大韓民国という未開の地なんですよ。

      無理なんですよ、大韓民国に伝染病重症者の治療は。
      未知の死の病武漢ウィルス感染重症者を入院させたら医者も看護婦も受付も全員死んでしまいますよ、院内感染で。

      れは以下から誰でも分かります。ケンチェナョ人種の陰圧室は漏れ漏れ。院内感染、病院は全員死んでしまいますよ、伝染病重症者を治療しようとしたら。
      ケンチェナョじゃフィルター交換まともにできないわな。
      そもそもフィルター交換というメンテナンスをやらんだろ。

      いうのは以下から分かりますよ
      ・橋を作れば崩落して死者多数、
      ・ビルは建てるそばから傾きだし、
      デパートから社長ら逃げ出した瞬間崩れ落ち、客の死体の山
      ・ダムはつくってる最中に崩落して死者るいるい村壊滅
      ・フッ酸を車から工場へうつすホースの使い方がまずくて植物まで死んだ死の村
      ・横断歩道を歩けば突如大穴があき地中に吸い込まれ、
      ・新築マンションのドアは閉まらない、コンセントは曲がってる。どこも同じだから誰もなにも言わない

      ういうケンチェナョ人種、陰圧室以前にまともな人工呼吸機を作れますか、輸入してもまともに使えると思いますか、メンテナンスするとお思いですか。

      ちゃんとした人工呼吸機がなければ武漢ウィルス重症者は必ず死ぬ。とのこと
      人工呼吸機を何週間も正しく操作しなければ重症者が死んでしまう武漢ウィルスを治療しようというのは無謀なこと、未開の地大韓民国では。

      武漢ウィルス重症者は、人工呼吸機を正しく操作しても半分以上は死ぬんですね。

      1. ケロお より:

        メンテナンスとか、そういう「裏方」的なことは韓国じゃあ蔑まれる仕事だとか。機械メンテとか真面目にやったら馬鹿にされるんですかね?医者とか人体のメンテナンス職なんですが、どう考えてるんでしょうね。政治家は立法・行政システムのメンテナンス職でしょう。もうさあ、医者とか政治家とかナシにして、祈祷師で代替しちゃえばいいんじゃない(投げ遣り)

        完全に憶測なのですが、韓国でのMERSのアウトブレイクは、韓国的には「大変な事態だったが韓国の高い医療能力で克服した成功例」とでも信じているのかもしれません。成功体験(と信じている)なので、今回も同じようにすれば克服できると。
        あの国では、我が国とは違う意味で「失敗は成功のもと」だと思います。最終的に解決したからOKニダ、ケンチャナヨ!

        1. ポプラン より:

          ケロお 様
          あまり詳しく書けませんが、先輩に身内が朴大統領の取り巻きで
          ソウル大学を卒業して日本で医者をしている在日の人がいます。
          奥様もサムスンの重役の娘で名門大学卒業です。
          日本で医療法人グループを持っていますが二人の息子は、高校から
          アメリカ留学してMBAを持ってマネージャーをされています。
          医師にはしません。医師は職人だから下賤の仕事はさせないのだ。
          老舗の店も名人と言われる職人も貴族の仕事ではないから
          と他の先輩が自嘲的に解説してくれたことがあります。

  19. ケロお より:

    ぼちぼち、他国と日本の差はどこにあったかの考察まとめをしようとしたとこでしたが、伊江太さんのまとめがすごくわかりやすいので、伊江太さんのまとめと違う視点があったら上のコメのようにさらっと書き出してみます。

    1. 新宿会計士 より:

      ケロお 様

      あくまでも個人的な希望ですが、ケロお様の見解についても是非、まとまった論考を拝読したいと思います(もし時間に余裕があれば、で結構ですが…)。
      引き続き当ウェブサイトのご愛読とお気軽なコメントを何卒よろしくお願い申し上げます。

  20. アメンボー より:

    新宿会計士 様、伊江太 様はじめコメ欄の皆様、有意義な情報をありがとうございます。

    医療当事者の間で患者さんに応りながらも、なんとか防ぎの方法を得んと励んでらしたんですね。
    重篤化患者さんに応る辛さに想いが至れば、責任なく気軽に非難なりする連累には憤りもひとしおです。

    さしあたり感想にて。

  21. カズ より:

    伊江太 様

    解りやすい解説をありがとうございました。

    日本で感染爆発が抑制されてるのは、個々の衛生管理や予防意識の賜物なのでしょうね。

    何者かに「注視」を強要されるまでもなく、日本人の民度として培われた「社会の見守り(I see you)」に感謝したいと思います。

    1. 団塊 より:

      日本人の生活習慣や文化が多大な好影響は間違いないと思いますが
      ダイヤモンド・プリンセスという閉ざされた空間で伝染病が蔓延し放題だった乗員乗客武漢ウィルス感染者の治療をやむなく引き受けたが、その機会に国をあげて武漢ウィルス研究し治療したのが、でかい。

      た、今回の投稿とコメントから我が国の徹底的な感染者追及と診断そして治療に関わる人々の優秀にして物凄い仕事ぶりのお陰でしょうね、日
      本で孫達の面倒が大変などと能天気なことを言っていられるのは。
      本当にありがとうございます。

  22. 団塊 より:

    伊江太 様へ

    単なる妄想です

    気温じゃないと思います、タイの武漢ウィルス感染者増加率が欧州よりはるかに少ないのは。

    『ひそかに
    『タイ人は両生類ではないかと疑って…』
    と、
    冗談がでるほどタイ人は身体を洗う、最低でも日に三回は風呂(かシャワー?)で身体を洗ってる

    年の半分はバンコクに住むバンコク大好きな方が書いてましたから

    イ人は、こまめに日に何度も頭のテッペンから足の先まで洗ってりゃ、

    りゃあ武漢ウィルスはタイ人から排除され洗い流されて武漢ウィルス感染爆発から免れているんじゃないかな

    妄想です。
    バンコクじじいさんの昔のブログの記憶からなにも考えもせずの感覚、、、妄想ですね。

    1. 団塊 より:

      >風呂に入る

      なく
      『水をあびる』

      いうような表現だった気がする。

  23. 門外漢 より:

    伊江太様

    ありがとうございます。
    技術屋の端くれですので、数学的な解説は腑に落ちた気がします。
    勿論門外漢ですので、医学的解説は完全には理解できていませんが、このグラフの傾きなら爆発的感染にはまだ時間的余裕があるように思います。
    未知の事象で対処方法を探る上で、この「時間的余裕がある」というのは大きいと思います。
    この余裕を使って対処方法=必ずしも根治術でなくても対症療法でも良いと思います=が得られれば、そんなに恐れることは無いでしょうね。

    当初某テレ朝などを通じて「検査しろ」キャンペーンという韓国の下請けみたいな報道がされ、なんとなく胡散臭く思っていましたが、そのキャンペーンも的外れだったと言うのがよく判りました。
    ただ、その当時に厚労省が伊江太様ほど明快な説明をしてくれていたら・・・とは思いますが、それもここ2か月程度の推移を見極めたから言えるということの様ですので、あまり言わないことにしましょう。

    福岡在住様、りょうちん様にも捕捉のご意見を頂き御礼申し上げます。

    1. 福岡在住者 より:

      門外漢 様
      「とある福岡市民」様ですよ。 

      1. 門外漢 より:

        そうでした。お詫びいたします。

    2. 一般的な日本人 より:

      伊江太様、新宿会計士様

      貴重な分析を示して頂き有り難うございます。

      門外漢様の中で次の一文
      「ただ、その当時に厚労省が伊江太様ほど明快な説明をしてくれていたら・・・とは思いますが、それもここ2か月程度の推移を見極めたから言えるということの様ですので、あまり言わないことにしましょう。」
      以前の記事の中でエボラウイルスによる死者は医療崩壊によるところが大きく、日本として対策を作成していた内容に沿って武漢ウイルスへ対処している。と期されていた記憶があります。
      結果としてそのように進んでいると思いますがここまでの中で政府からそのような広報が出ていたのでしょうか? 私も疑問に思っていました。
      未知のウイルスだけどこの様に手探りながら国民一致団結して乗り越えましょう(青春ドラマ風)的な方向性を出して頂ければ2ヶ月間は協力をやりやすかったのではないか。メデアに煽られることも無く。
      一度出した方向性を変える困難さも理解しますが社会の主体はSNSで情報を取得する世代が大半になっています。(経済的に旧メデアよりNETが大きくなっている)
      直接国民への働きかけが可能となってきています。
      その時には当然の様に新宿会計士様のような事実に則した分析情報は更に重要になるでしょう
      (今でもそうであることに違いはありませんが)

  24. 団塊 より:

    グラフの見方を教えてくれてありかとうございます。
    日本が平行に近いグラフですが、あのグラフをそのまま見て
    『日本と欧米とそれほど…』

    勘違いしてました。縦軸を横軸と同じに書いてあれば 馬しか(団塊)


    『わぁ~、ヨーロッパすげぇ~』

    なるんでしょうね。
    ・・・
    満員電車で武漢ウィルスが蔓延しないわけが漸く分かりました。ご説明ありがとうございました。
    確かに満員電車で喋ってる人いませんね。ずーっと無言。
    半世紀前の満員電車は沈黙のなかポールにも吊り輪にも手が届かずギューギュー詰め。今もかな?

  25. 役所がきらいな私 より:

    伊江太様の論考をよんで目の覚めるおもいでショック!すごい!感動でした!また、次の読者投稿!期待してます!

    私は鹿児島在住なのですが、鹿児島のことをちょっとかきたいとおもいます!伊江太様の論考の後半部分にありましたが、あたたかいのです!温暖なことがこのウイルスの活動を鈍らせるのですね!酸化のおはなしも書いてありましたが興味ぶかかったです!鹿児島はあたたかく、感染者も死者もまだゼロです!

    鹿児島は中国の上海と交流がふかく、私のすんでる家から遠くないところに、いつも豪華な巨大船がきて、中国人がたくさんのお金をおとしていってくれるのてす!ただ冬場は観光するところもあまりなく、船の便数はへりますが、これがよかったのですね!

    去年の12月だったとおもいます!ネットにもでていましたよ!鹿児島発上海行きの船のなかで「新型コロナ感染の乗客発見!日本初!」もう!すごかった!民間も行政も医療関係者も必死でした!行政の人達は観光客の行き先を徹底的においました!そのあいだ不安でしたが!その結果、いった先での感染が確認されなかったのです!すごいですねぇ!ウンがいいですねぇ!それいらい、上海の大型船はきていないとおもいます!これは去年の12月のことです!

    また、ウイルスの感染症のことで注目すべきことが、その前にもありました!鹿児島は畜産がさかんなのですが、隣県で豚や牛の感染症が確認されると!もう!一番凄いのは行政の方々!県境にいって!その消毒のすごいこと!クルマ!ドウロ!いたるところに!消毒液!散布!さすがに人間にかけてるのはみませんでした!また、当然のことですが県内で発生することもあります!そのときは、当該豚舎、牛舎にいって!穴ほって!生きてるのを全部殺処分してうめます!はやいです!それから!鳥!トリインフルエンザのときも!鹿児島市内の小鳥販売の店!あっ!というまに!ぜんぶ!きれいに!なってる!行政の人達の仕業だとおもいます!

    先程、消毒液を人間にかけてるのはみてないと書きましたが、そうでもないのです!ガーン!新幹線が来鹿してから県外企業が支店をつくりだがるのですが!その手続きが!鹿児島の役所のやかましいこと!「なんでこんなにうるさいんだ!貧乏県のくせに!」ある会社の担当者!おこってました!

    とまぁ、鹿児島の役所は感染症キチガイです!このまま、新型コロナウイルスの感染者、死者ゼロだといいのですが!

    1. 素浪人 より:

      > 鹿児島の役所は感染症キチガイ
      地元民情報ならではですね。
      「あの」赤松狂牛病の時でも鹿児島で大きく感染が広まったという話が聞こえてこなかったのは、キチガイレベルの対応を徹底するお役所のお手柄なのかな、と思って読ませていただきました。

    2. みったぁ より:

      素浪人さん>
      赤松は狂牛病でなく口蹄疫ですね。

      鹿児島、宮崎は牛、豚、鶏、全部盛んですね。
      鹿児島市内はそうでもないでしょうが、役所だけでなく関係者の意識は高いと思います。

      仕事で良く鹿児島に出張しますが、
      赤松口蹄疫と高病原性鳥インフルの時、鹿児島空港ターミナルビルの入り口マットは消毒液に浸されていました。
      口蹄疫の時には国道の市境に消毒ポイントが設けられましたし、鳥インフルの時は出水の飛来地は展望台への道には白い箇所(石灰)、展望台の敷地に入るには消毒池を通る必要がありました。
      畜産関係(農家、工場)の入り口は必ず石灰で白いので一目で判ります。

      1. 素浪人 より:

        みったぁ様

        指摘感謝です。
        どうにも「牛のヤバい系なの」というイメージがかぶってしまってorz

        > 畜産関係(農家、工場)の入り口は必ず石灰で白いので一目で判ります。
        当時報道されていたアレですよね。
        インパクトが凄かったのをよく覚えています。(こういう所だけは覚えているという)

    3. ケロお より:

      > 鹿児島の役所は感染症キチガイ

      畜産界の靴裏とタイヤの消毒は、ニンゲン界の手洗いと同等の基本衛生事項ですから、やってやりすぎることなどないですよね。
      そもそも、日本人の衛生観念は他国から見たら潔癖症のキチガイ扱いでしょうし。

  26. 匿名 より:

    神の国で不潔を嫌い。北朝鮮のように鉄の罰則で縛らなくても
    民度の高い国民が毎日手洗いうがい戦争を敢行しているからでしょうか。
    日本は大和魂で人の質でウィルスに打ち勝たねばなりません。

    不思議な流行の像には総合的 複合的な理由が必ずあるはずです。それを解明していきましょう

    そして韓国からの言いがかりに近い、検査をしていないからだという風評被害を払拭しなければなりません。

  27. 匿名 より:

    運良く中国からのウイルス流入が少なかった上に、日本のお医者様が優秀で早期発見でき国家的に対処できたのだと。

    普通に考えても、
    中国から流入した分はそんなに多くないのだと思うけど、、

    訪日中国人客
    1月 92万4,800人
    2月 8万7,200人

    1月の92万人だとイメージ的に多そう、、
    とはいえ、実際のウイルスの流入はそこまで多くない
    2月はウイルスが流入したのかどうかすら怪しいレベル

    なので、、規制の無かった欧米由来のウイルスの方が
    日本にダメージを与えそうな気が、、
    後日、遺伝子解析で判明しそうですね

    拡散していくイラストが面白い
    素人なので意味は良く理解できませんけど、、
    https://nextstrain.org/narratives/ncov/sit-rep/ja/2020-03-20

  28. あらあらかしこ より:

    伊江太 様

    分かりやすいご説明をどうもありがとうございました。
    片対数グラフで増加を把握することが理にかなっていることも
    「現実に起きている現象」と「それに伴う数値の変化」を
    ご説明とともに読むことで、実感を持って納得できたように思います。

    新宿会計士 様
    日々の鋭いご論考に加えて、様々な専門家の方の記事を読める機会を
    ご提供くださいましてありがとうございます。
    事実分析と科学的知見に基づいた行動をとるための大事な参考にさせていただいております。

    (今回のウィルス騒動で、恥ずかしながら私の家族はかなり動揺しており
    「武漢みたいに、道端で人がバタバタ倒れるようになっちゃうんだどうしよう!」
    などと日々騒いでおりましたので、家族と話すだけで疲弊する状態でした。
    ここで記事を拝見し、ある意味「正気」を保っておりました次第です。)

  29. はにわファクトリー より:

    成功できなかった新薬開発経験者さま

    >証言「通常なら風邪程度の症状でもCTを撮影すると、複数の肺炎像が見られます」

    近所のかかりつけ医(ご専門は外科)に普通にレントゲンを撮られて、そのとき医者がしげしげそれを見つめてここに肺炎が治った形跡があると言ったことがあります。以前の撮像と見比べて増えてないと気にしないのかもと。

  30. 埼玉の暇人 より:

    素人考えですがコロナウイルスが伝播しにくい日本の特質があと一点あると考えます。それは何かと言うと自動ドアの普及があります。タクシー、店の出入り口、建物の出入り口など欧米では手動操作のものが日本では手を触れなくてもよい自動操作になっているのが感染させにくい一つの要点だと推測します。

  31. 伊江太様、新宿会計士様

    明快な解説ありがとうございます。
    伊江太さんの考えを敷衍していくと微分方程式かなにかでモデルを立てられますよね。
    自分は理数系の才能がないのでだめだめですが。
    そのあたり自分でもモヤモヤしていますが、多分その係数にA~Fその他の要素が効いていると考えています。

    その平衡状態を破る恐れがあるのがK-1みたいなアレですね。

    *たまたまうちでも昨日グラフを書いたのでご参考にどうぞ(三つ目のやつ)。

  32. 山川谷平 より:

    たいへん興味深く拝読させていただきました。

    ひとりの感染者が出れば、過去の行動を調べ上げ、濃厚接触者を探し出し、PCR検査を行い、隔離または経過観察を行う。

    これを具体的に実施しているのは、各地の保健師をはじめとする公衆衛生担当者です。
    ここがうまく機能していれば、なんとか「持ちこたえ」続けることができるかもしれません。
    しかし、対応しきれなくなれば、→感染経路の不明なケースが増える→感染者の急激な増加→重傷者の増加→医療崩壊の道に進む可能性があります。

    この疾病の場合、潜伏期間が長いだけでなく、隔離期間や経過観察期間も長く、1ケースあたりの対応に非常に労力がとられます。また、濃厚接触者の累計は感染者の累計の数倍~数十倍になりますので、件数も非常に多くなります。

    おそらく戦後最大のケースに対して公衆衛生の現場は相当疲弊していると思います。
    PCR検査の現場も同様です。
    もし今、大規模なノロウィルス(これもPCR検査)による食中毒事件が発生したら対応しきれないのではないでしょうか。
    地域によって違いますが、特に大都市では要注意です。

  33. とある福岡市民 より:

    掲示板にも貼りましたが、警鐘を鳴らすためにこちらにも貼っておきます。まだまだ楽観できる状況ではありませんので。

    北海道大学衛生学教授、西浦博先生からの緊急メッセージです。
    西浦先生は中共が隠蔽してきた、もしくは調査を怠ってきたコロナの感染拡大の特徴について解き明かしてくれた、いわば「救世主」の存在です。欧米や韓国でコロナの感染拡大が止まらず、日本では抑制できているのは、西浦先生がいたかどうかが分かれ目だったといっても過言ではありません。

    メッセージは医療従事者向けですが、重要ですので全文を掲載します。必ずすみずみまでお読みいただけますようお願いいたします。

    できましたら親戚、友人、知人にも読ませたりコピペしたりして拡散して下さい。

    ↓ ↓ ↓

    「今は2月よりも厳しく、今からこそイベント自粛とハイリスク空間を避ける声を保健医療の皆さんから届けていただけるよう、助けてください。」

     新型コロナウイルス感染症の流行対策のメインストリームは「屋内の接触を断つこと」です。これまで、安倍首相から大規模イベントの自粛が要請され、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議からは3条件(密閉空間、密集場所、密接場面)が揃う場所での屋内接触を自粛するように求めてきました。

     大規模イベントの中止は当初、科学的エビデンスや専門家会議の提言に基づくものではありませんでしたが、海外での宗教法人での伝播が知られており、また、日本では「さっぽろ雪まつり」での2次感染が疑われています。ある時、突然に2次感染者数が一気に増えたメガクラスターの形成、ひいては大規模流行の原因となることが危惧されます。フィットネスジム、ライブハウス、大人数での接待飲食など、屋内で3条件を満たすような場所での2次感染は実例として知見が蓄積されています。中国の都市封鎖と外出禁止令が湖北省を中心に著効したことが知られています。

     また、私も分析に協力させていただいている(座長指定の者である)3月19日の厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策専門家会議で方針を示しましたが、日本における国内感染は上記の大規模イベント自粛と行動自粛の実施中に、新規感染者の発生が減少に転じたことが知られています。この感染症は行動変容を伴う努力をもってすれば「制御できる」のです。

     しかし、3月19日に少しでも良いニュースが伝わり、小中学校などの休校が解除される方針が伝わったことで、市民の間で「解禁ムード」が広がってしまっていることを大変危惧しています。行動がいつも通りに戻ってしまうと、アメリカや欧州各国で見られるような爆発的な感染者数の増大が懸念されるためです。特に大規模イベントを流行地域で再開してひとたび大規模流行が発生すると、流行が制御不能になります。大きな流行が起こると、都市の封鎖を伴うことに加えて、皆さまの近しい方々も感染や命の危険にさらされてしまうのです。加えて、COVID-19は感染から発症まで平均5日程度、発症から診断されるまで平均7日程度とされており、無症候性の感染者も少なくないことから、感染者数の急激な増大にリアルタイムで気づくことができないのがこの感染症の難しさです。

     今、海外で流行が増大しているため、状況は1月以降、これまでの2カ月半よりも厳しい状態にあります。ヨーロッパ、米国、東南アジア、中東などから、続々と感染者が訪れています。上記のように国内伝播を一旦制御に近くできたために、最近報告される感染者数の結構な割合を輸入感染者が占めるようになってきました。外国籍の方の入国は一部止まりつつありますが、米国は続いていますし、邦人の帰国には備えなければなりません。報告された輸入感染者は氷山の一角であり、今後、診断されていない輸入感染者が続々と次の流行を生み出すものと思われます。

     それは1月から2月上旬に中国および中国帰りの渡航者を端緒として始まった流行の比ではありません。非常識を承知で分かりやすいようにミサイルで例えると、1月から2月上旬は短距離ミサイルが5~10発命中した程度ですが、この3月のパンデミックの状況というのは空から次々と焼夷弾が降ってきているような状態です。そこで「火事を一つ一つ止めないといけない」というようなのが今の状態です。

     このことを少なくとも全国の保健医療関係者にご理解いただけないままでは、今後、大規模流行が起こるリスクが高いことを、私は危惧しています。現状では、市民の皆さまがそこまでの危機意識をもってこの流行に対峙したり、一人一人の行動を考えていないものと思います。過度の行動制限や都市封鎖などで見込まれる経済的ダメージが起こらないように、50人以上の大規模イベントへの参加をやめ、2次感染が何度か発生した3条件の重なる場所(例えばスポーツジム、ライブハウス、展示商談会、接待飲食など)およびその他の機会(懇親会など)の接触を控えることができないといけません。

     ぜひとも全国の保健医療従事者の皆さまにまずこのことを知っていただき、皆さんが知識の伝道者となっていただかなければなりません。

     今、頑張って皆で行動を変えることができれば切り抜けられる可能性が高いです。皆さんの力が必要です。お願いします、助けてください。

    1. 匿名 より:

      学校再開後は青空教室になるんですかね

  34. 匿名猫 より:

    今年に入ってからインフルエンザの感染者数のピークは新型コロナでの警戒が影響してか
    例年の6割減だそうです。インフルエンザの感染力は2〜3くらいでこれに0.4(6割減)を掛けると
    約1となり感染者数が増えないことになります。実際今年に入ってからのインフルエンザの
    感染者数は横腹で暖かくなるにつれ減少しています。
    新型コロナも同じことがおこっている可能性は十分にあると思われます。
    奇跡的にもうまくいっていると言うことなんだと思います。
    ただこのままのペースでもいずれ医療崩壊が起こりそうで怖いです。
    軽症者は自宅隔離とするだけでなく重症化しない治療(例えば抗ウイルス薬の処方)が
    必要ではないかと素人ながら思います。
    今どう言った治療が行われているのか全然情報がないのが不安ですね。

  35. りょうちん より:

    これから、どうやって、COVID-19の蔓延に「軟着陸」させるかが問題でしょう。
    経済的に永遠に自粛を続けるわけにも行かないのです。

    自粛の止め時は政治的に決めづらいです。
    今回のK-1イベントなんて、ある意味、政府には都合が良い面もあります。

    「ああああ、せっかく国民全員で感染防止に必死になっているのに、拳闘士イベントが全国に感染広げちゃうんだもんなあ・・・、あー困った(棒)、許せんなー」

    で、ゆるゆる自粛の言うことを聞かない団体が続出し、オリンピックまでには世界の感染水準に間に合わせる・・・、悪魔的発想・・・・ざわ・・・ざわ

    1. 泣ける より:

      とある福岡市民 さま
      りょうちん さま

      いつも見解の披露ありがとうございます

      日本人特有の何らかの行動が感染拡大を防いでいる可能性が高いとはいえ
      K-1さいたまありーな(約6500人)、宝塚歌劇東京公演(約2000人弱)は
      やはり感染拡大を招きかねないのですね

      何も感染が起きない方が皆の気が緩み却って危険な事態を招く可能性もあるわけですか・・・
      若干の感染者が生じる程度で済んで 災い転じて福となるのが一番良いのかもしれません

    2. ケロお より:

      感染が広がっても啓蒙に役立つし、広がらなかったら尚良し。
      首都圏はなんか世論的に両側に振り切れやすいような気がするので、人心をうまく操れる悪魔的な政治家がコントロールしてくれればいいんですが、ミドリのおばさんじゃあ、ちょっとズレすぎて役に立たないかな。埼玉県知事はどうなんですかね。

  36. 三匹のネコ より:

    教育業に携わる身として、やはり話題になるので感染が流行している地域の地理・気候的条件や国民性などを考えていた中で、このような仮説に基づいての本格的な論考はためになりました。
    飛沫感染ということを耳にしていたので、マスクを気にしない、もともと花粉症対策でマスクをしている人も多かったこともあるのか。また、ハグしたりなどの文化的なものや言語・発音の違いもあるのか(日本語はあまり声を荒げたり、唾液が飛ぶような発声が少ない)とも考えています。
    私は感染者が増え始めた大分県に住んでいますが、感染者はキャバクラ・夫婦・病院内の同僚といった会話を伴う方ばかりです。病院内での感染拡大は互いにマスクを外して会話することがあったのか、マスクを外すことがなかったのであれば器物を介しての接触感染なのか。
    私は県内での感染者を考えるに、器物を介した感染・60cm以内の会話による飛沫感染が中心であるので、各自の意識によってかなり抑えられると思っています。

  37. 心配性のおばさん より:

    武漢ウイルスについて、発生源である中国は、早々と収束宣言していますが、私、信じておりません。(笑)
    収束宣言をした中国共産党にしたって、諸事情により(笑)宣言をしただけのことであり、ご心配なく。世界中、誰も信じてはおりません。このウイルスは収束することがなく、地球規模で循環し続けるのでは、ありませんかしら?人為的な物ではないかとされるほど、その感染力や発症確認の難しさ(CTでないと肺炎が確認できない)、しぶとさは、肺炎というより、結核のようです。

    そういえば、ああいったものって、体力のあるうちは、体内に潜伏し、体力が落ちてくると牙をむくって、何かで読んだ記憶がございます。

    免疫の弱い既往症のある方や高齢者の罹患に絞って、警戒をし続けるしかない現状ですが、長期にわたって、それができるとも思えません。

    経済などの活動自粛にも限界があります。押さえ込むことができない相手との戦いを如何にすればいいのか、途方に暮れるばかりです。

    1. おちゃ より:

      海外からの帰国者による感染から、かかりにくい生物的な特性の可能性を排除しておられますが、そうとは言い切れない気がします。

      イタリアの死者が様々な要因はあるとはいえ、中国(正確かは横において)を超えるというのは、人口比を考えれば20倍の死者がでているとのことで、異常事態です。

      中国の衛生環境を考えれば、多少のロックアウトがそこまで効果があるのか、まだまだ謎が多いと思います。
      振り返れば、韓国も容易に爆発してもおかしくない環境(流行状況+劣悪な公衆衛生状況)で、比較的マイルドに進んでいます。

      これらから考えると、東アジアに季節性に流行するコロナウイルス(風邪)の中に、今回の新型と不完全な交差免疫を形成するものがあったのではないかと妄想するようになりました。

      不完全な交差免疫であれば、個人差によりかかることがあるのも当然なため、帰国者の一部が感染することは矛盾にはなりません。

      唾液に含まれるが飛沫感染しない、というのはやはり考えにくく(環境中のコロナウイルスの生存も証明されているため)、局地的な免疫状況によって説明する方が、しっくりくると思います。

      1. 愛読者 より:

        > 東アジアに季節性に流行するコロナウイルス(風邪)の中に、今回の新型と不完全な交差免疫を形成するものがあったのではないか
        仮説の1つとして,私もこれも考えていました。専門家に研究してもらわないと。

      2. 愛読者 より:

        上の書き込みの,コロナの交差免疫に関しては,下記の記事を参考にしてもらうといいと思います。
        https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200322-00169018/

  38. namuny より:

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200323/k10012345621000.html

    新しい検査方法で検査時間10分~30分、保険適用予定とのこと。
    これで入国検査の際の漏れを大きく減らせると期待できます。

    1. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

      namuny様

      PCR検査で、時間が最もかかるのは、
      採取された検体から、機器に掛ける試料を調製する部分なのです。

      機器に掛けた後の時間は減らすことができますが、それ以前の
      時間を短縮できるわけではありません。

      期待にかなわないかもしれません。

      新しい分析法の、検体採取から結果が出るまでの時間について、
      全体の時間がどのくらい短縮されるかに注目しているのですが、
      そこまで、突っ込んだ報道がないのが現実です。

      詳しい方法について知見がないので、見当違いなことを述べてたら、
      ごめんなさい。

      検査時の医師の関与の重要性を再び、強調させていただきます。

      1. ケロお より:

        LAMP法はすごい技術なんだけど、けっきょく上気道拭い液からウイルスRNA精製するところが律速になるんですよね。RNA取るとこは1検体ごとやっていくしかないし。
        検体採取の手間と危険性はだいぶ認識されてきた感じはあるけど、検体採取後の検体輸送と検体管理の手間もネックになってると思うんですよ。PCR自体の問題よりも、そこらへんが地味に手間を省きようがない分厄介でしょうね。

        トータルの時間はマスコミが煽るほどには短縮しようがないのが実態でしょう。
        そもそも、LAMP法とPCR法の原理なんかマスコミは理解を拒否してるし、何の略称なのかもわかってないレベルなので、けっこう的はずれな報道が多いんですよね。

      2. namuny より:

        成功できなかった新薬開発経験者様

        確かに準備の時間はボトルネックですね。よく読むと、スループットが2倍との事なので、元々6時間掛かっていたのが3時間になるというあたりでしょうか
        6時間の根拠➡︎ https://www.fnn.jp/posts/00050249HDK/202002141226_KTV_HDK

        ついでにランプ法の原理説明を見つけました。
        パズルの様で面白いですね
        http://loopamp.eiken.co.jp/lamp/rt_illust_02.html

        1. 牛人 より:

          >ランプ法の原理

          すごく面白いです。その発想はなかった。
          技術ってこうして進歩するんだなって感じです。

  39. 「韓国発」よりも「日本発」の入国規制国が多くなったのはなぜ?
    https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20200320-00168862/

    日本からの渡航者に対する入国・入域制限及び入国後の行動制限措置を取っている諸外国及び地域は3月20日現在、200を超え、209カ国・地域となってしまい、
    174カ国・地域の韓国を大きく上回ってしまった。
    日本外務省のホームページによると、209国・地域の内訳は
    「入国・入域制限が行われている国・地域」が131、
    「入国後に検閲強化や行動制限措置が取られている国・地域」が78

    一方、韓国の内訳は
    「入国・入域制限が行われている国・地域」が123、
    「到着後隔離措置を取る国・地域」が18、
    「検閲強化の措置を講じる国・地域」が33

    3月20日午後7時基準で感染者が8652人の韓国に対して日本は969人
    (クルーズ船感染者712人を除外)と圧倒的に少ないにもかかわらず、
    また死亡者数でも韓国の102人に対して日本は34人3分の1
    にもかかわらず世界各国が日本からの入国に厳しい対応を取る理由について
    韓国ではPCR検査数が韓国に比べて圧倒的に少ないことによる透明性の問題
    と、検査件数に比べて感染率が高いこと
    や感染者数の割合にしては致死率が高いことなどが影響している

    辺真一(byeonjin-il,변진일)
    日本テレビ系番組「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」
    で、拉致問題の解決を訴える主張に
    「日本が拉致のことを言うなら、北朝鮮に対し歴史を精算すべきだ」
    「歴史の精算が先だ」との北朝鮮側の主張を伝えていた。

    https://ameblo.jp/yukibakda/entry-12584128940.html

    日本外務省のホームページ 令和2年3月21日
    https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
    「入国・入域制限が行われている国・地域」(149か国/地域)
    「入国後に検閲強化や行動制限措置が取られている国・地域」(79か国/地域)

    https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=055&aid=0000800870
    記事入力2020.03.16。
    韓国人の入国を制限する国143場所 
    「到着後隔離措置を取る国・地域」9増えすべて80

    韓国発の旅行者に対して隔離措置をするのは、中国を含めて17カ所、
    検疫を強化したり、自己分離を勧告するなど、低水位の措置をする国は46あります。

    日本の政権ははウンウン、為替環求職者ごとのさああまりないのに、
    世界の国々は、日本を超高速で封鎖していますねㄷㄷㄷㄷㄷㄷㄷㄷㄷㄷㄷㄷ
    土着倭寇(wakou)の方々心が痛いつもり〓〓
    Ord
    承認 13905反対 85

    土着倭寇(wakou)たちもとても心が痛いだろうふふ(笑)
    ハッピーデイ
    承認 3002反対 69

    日本は後進国Underdeveloped country。
    ストーリー21
    承認 1673反対 34

    naverでも、日本外務省のホームページで確認しても違います。

    さすが在日クオリティー! 

    1. 埼玉の暇人 より:

      困ったものです、国会議員さえ自分で調べないんですよ。
      実際は55ヶ国が重複しています。
      まあ外務省のデータ区分けが不親切ですね。
      ただし、注意書きを読まない人がおおいんですがね。

      注1:入国制限措置と入国後の行動制限措置の双方の措置をとっている国・地域があります。

      2020.03.23
      https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

  40. 閑居小人 より:

    伊江太さま

    分かりやすく解説いただきありがとございました。
    ダイヤモンドプリンセス号の対応から始まりPCR検査や感染者の少なさなど欧米諸国や隣国からの誹謗中傷をサンドバッグのように浴びてる日本ですが、伊江太さま始めこのブログでの皆様の論文を世界に発信してほしいと切に思います。英語がだめな自分が情けないです。

    話は変わりますが、昨日の埼玉のK1イベント、今月末から例月上旬あたりが心配です。

  41. ニモデモ より:

    伊江太様 丁寧な解説ありがとうございます。

    >『CTを撮影して両側の肺底部にすりガラス陰影が撮影されたら』
    これがこのコロナウィルスの最大の特徴ではないのでしょうか?

    「様々な肺炎はまず片肺に症状が現れ、感染範囲を拡大させて行く」

    この違いが問題解決の糸口になるのではないでしょうか?
    なぜ両肺底部から感染が始まるのか?(下部気道の中では)

    口唇~上部気道への先行する感染とは別に考えて見ると、
    先行感染部位とは最も遠い肺底部の肺胞粘膜への感染です。
    血液やリンパによる伝播は考えにくく、呼気流感染ではないでしょうか?

    日常生活において最大肺活量を使うことは無く、肺底部の肺胞は
    日常生活では ほとんど使われていないのではないか?。
    そこに免疫力の差があるのではないか?肺胞細胞の構成は同じだろうから。

    上記仮説に基づけば、上部気道への感染は風邪症状を伴うワクチンと考える。

    肺臓への感染は別に考察・対策して頂くのは医療関係者でしょうが・・・
    (極軽度の感染者の中にも肺底部に軽度肺炎症例もあるようです)

    素人としては 言われている『飛沫感染・接触感染』の概念が
    変わる気がします。

    呼気流感染だとすると、飛沫感染と空気感染の隙間にこそ、
    このウイルスの最大の特徴があるのではないでしょうか?

    エアロゾル感染の概念 特にそのサイズを明確に定義し理解する事が
    上部気道への感染対策としても有効なのではないでしょうか?

    例えば 日本語発声と多言語のウイルス放出の差等も考慮に入る気がします。
    また より素人への広報にも役立つ知見が示せるのではないでしょうか?。

    1. りょうちん より:

      これ簡単にまとまってて良かったです。

      https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsca/28/5/28_5_711/_pdf/-char/ja

      ドットVa/ドットQ比のあたりから、呼吸生理を挫折する人が多かった。

      >様々な肺炎はまず片肺に症状が現れ、感染範囲を拡大させて行く

      これは誤嚥性肺炎などのパターンですね。
      両肺野のスリガラス状陰影はウィルス性肺炎では一般的で画像ではまったく鑑別付かないような・・・と言われていたところです。

      ただし、肺炎か肺炎でないのかは白黒付きやすいので、まずCTは正しい判断です。

      1. ニモデモ より:

        りゅうちん様
        医療部外者への説明ありがとうございました。

        https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsca/28/5/28_5_711/_pdf/-char/ja'%20async%20charset='UTF-8
        様々のやり方を試したのですが『404error』
        なぜか1つだけ喫煙に関する論文風なものに達しました。

        >ドットVa/ドットQ比のあたりから、呼吸生理を挫折する人が多かった。
        だけは知りたいと今後ともURLにアタックします。

        このコロナウイルスとインフルエンザウイルスを比較する際、
        そのウイルス自体が持つ感染システム?機序?が違うように思えて仕方ないのです。
        感染成立に要する閾値・そのウイルス量やウイルス単体に対する相対的水分量など。

        私は 周囲の老人達が「しっかりインフルエンザ対策をしておけば充分」と
        思っている事が心配なのです。
        例えば マスクを頻繁に触りながら、「マスクしてるから・・・」のような

        1. ニモデモ より:

          りゅうちん様の貼ったURLと私がそれをコピペした物がちがいますね。
          どちらも『404 error』になります。

        2. りょうちん より:

          すみません。なんでだろう。

          https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsca/28/5/28_5_711/_pdf/

          これだといけました。

        3. りょうちん より:

          “https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsca/28/5/28_5_711/_pdf”

          わかりました。
          なぜかこのコメント欄に貼ると勝手に繋がらないURLに変換されました。
          コメントプラグインが悪さをするようです。
          上記の引用符無しならいかがでしょう。

        4. ニモデモ より:

          りゅうちん様
          「これだといけましたURL」が行けません。

          『ドットVa/ドットQ比』で検索して 下記URLに達しました
          http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/picu/respiration/res-c-2.html

          ほとんど理解不能です。
          もしご厚情頂けるのであれば「呼吸生理を挫折する』を説明して戴く訳にはいかないのでしょうか?

  42. 赤味噌 より:

    新薬開発経験者さんの投稿は大変面白く読ませて頂きました。

    本邦では高齢者への肺炎球菌ワクチンの定期接種を行っていますが
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html

    もう90近い私の母は、「あれをやってない人が今度の感染症で死んどるんじゃろ」と言ってましたが
    どうなんでしょう。

    また、西洋人は鼻水の処理にハンカチを使う、、という印象を私は持っています。大きな音を立てて
    グジュグジュっと鼻水を拭取ってポケットに仕舞うというシーン、映画やテレビで見たことがありますよね。
    最近はどうなんでしょう。
    日本人は鼻紙は使捨てが相場だと思いますが、そういうちょっとしたところの積重ねが結果に繋がって
    いるように思います。風呂に入る、手を洗う、やたらに唾や痰を吐き捨てない、、などなど。

    それからイベントの開催云々ですが、K1の興行主はよくやったと思います。感染がどうなるか、五輪
    開催決定に向けた参考にできるからです。米大統領のように、Let’s see what will happen と
    いう態度で良かろうと思います。

    1. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

      赤味噌様

      お呼びがかかったと、勝手ながら参上させていただきます。

      「高齢者への肺炎球菌ワクチンの定期接種」

      ウィルス、特にRNAウィルスは不安定で、変異が激しく、ワクチンが効きにくいものです。
      それと比べれば、細菌性の肺炎球菌は安定で、ワクチンが効きやすいものです。

      で、そこまでは確かなのですが、
      最近、ドイツのメルケル首相がワクチンを受けようとしたら、医者から武漢風邪を移され
      そうになったとか。

      確かな手段はないと思うのです。
      人生、すべて、そうなのですが。

      「鼻紙は使捨てが相場だと思います」

      その通りだとは思いますが、花粉症の私、ハンカチを何度も使ってました。
      今後は使い捨てに徹しようと思っています。

      「K1の興行主はよくやったと思います」

      よくやったとまでは思いませんが、選択はいい方向で認めたいと思います。

      リスクは認めますが、リスクゼロはあり得ません。

      今までの経緯を眺めれば、
      リスクはあれども、制御不能ではない。
      リスクゼロを求めれば、イベント関係者の生活権を否定しかねないので、
      開催を完全否定すべきではないと思います。

      今回の開催は、次にイベントをどう扱うかのケーススタディになると思っています。

    2. 徳島県 より:

      肺炎球菌ワクチンが、武漢肺炎の予防に効果がある、というのなら、これは大発見だと思います。
      武漢肺炎のワクチンをわざわざ開発しなくても、既存のワクチンが使えるわけですからね。
      是非とも、医療関係者に検討していただきたいところです。

      1. りょうちん より:

        激しい勘違いだと思うんですが・・・。
        ソースは90歳近い赤味噌様の御母堂ですよ。
        味噌なのにソース・・・。

        しかし、COVID-19の治療薬に挙がる薬って、丸山ワクチンのノリで次々出てきますねえ。

      2. namuny より:

        さすがに、合併症で致命傷になるのを防げるという意味だと思いますが。

  43. 泣ける より:

    サイト主 新宿会計士 さま

    私個人は、日本は検査件数が少なくもっと検査しなければ感染者拡大し
    重篤化する方が増え、死者が増加すると思っておりましたが

    日本には感染を抑制する何らかの習慣か行動、食生活が存在するようです

    この3連休での大規模諸興行や自粛ムード緩和による外出者増加で
    大規模感染が生ずる可能性はありますが

    従前サイト主さまのご推察された
    日本の感染者・死者数がトップ10から外れていくとの見解に
    疑義を抱いておりましたことをこの場を借りてお詫び申し上げます

  44. 岡山県在住者K より:

    伊江太様
    たいへん興味深い投稿ありがとうございます。また、新宿会計士様にも感謝申し上げます。
    ちょうど、
    「専門家の対策に根拠あり、新型コロナは制圧できる」
    科学的な理解にもとづく市民の協力が制圧へのカギ
    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59778
    を読んでいたところで、こちらの記事も夢中で読んでしまいました。特に2番目のグラフにはびっくりです。目をむきそうでした。さらに、興味深い仮説の数々も見逃せません。今後、事態がどう推移するかはわかりませんが、参考にさせていただきます。まずはお礼まで。

  45. 市井の内科医 より:

    入院期間が長いのは、たぶん、高齢者にも人工呼吸器つけてるからでは?
    QOL考えれば、死者数は増えても、高齢者には人工呼吸器はつけるべきではないと思います。
    誤解を恐れずに言えば、医療資源の無駄遣いです。

    1. ポプラン より:

      市井の内科医 先生

      おっしゃることはわかります。
      でも先生いくつから高齢者にしますか?
      ECMOまで使って救命している現状から一足飛びに
      高齢者に呼吸器は要らないというのは日本では
      難しく思います。
      おそらく一律の方針でなく現場で苦渋の決断を
      していくことになるのではありませんか?

      1. 成功できなかった新薬開発経験者 より:

        市井の内科医様、ポプラン様

        お医者様に、神様の仕事を委ねつつあるのが、
        今の日本の現状なのでしょうか。

        難しい問いなのだと思います。

        家族、親の最終場面にあたって、いらない、とは言えないのも
        現実なのかとも。

      2. 匿名 より:

        ポプランさま
        成功できなかった新薬開発経験者さま

        個人的な経験値でしかありませんし、個人差があるのは承知の上で、所謂後期高齢者、75歳あたりが一つのラインになるような印象はあります。
        ただ、現状、日本では家族にその選択肢がゆだねられていますが、その方が酷だと思います。
        欧米では、医者が判断する、あるいは国が高額医療公費負担の上限年齢を決めているケースが多いはずですし、そのための議論が繰り返し行われています。しかし、日本では「命を差別するのか」みたいな原則論を持ち出す旧民主党のような輩が必ずわき出てきますし、同調するマスゴミと、プロ市民が結託して議論を圧殺します。そんなことは百も承知だが、しなければいけない議論はタブーなしに行わなければならない、ということがわからない人たちにいつまでこの国は付き合うんでしょうか。

      3. りょうちん より:

        でも、現実の臨床現場では寝たきりの70代や80代の肺炎患者に酸素投与と抗生剤と昇圧剤くらいは奢りますけど、

        医者「人工呼吸器を付けますか?」
        家族「結構です」

        ってまあ、ほぼナチュラルコースになるパターンが少なくないですよ。
        日本の死因第三位が肺炎なのは、そういう要因があると思います。

        1. 市井の内科医 より:

          りょうちんさま

          こういっちゃあ何ですが、インテリジェンスレベルの低い家族ほど「フルコース」を望む率が高いような印象はあります。
          個人的には「ナチュラル」ケースでは抗生剤までで、昇圧剤は使いません。
          今回の新型コロナで「退院○○例」と毎日発表がありますが、さて、どの程度が歩いて退院しているのやら。
          大半は療養病院などへの転院なのでは?と勘ぐってしまうのは性でしょうか。

  46. 匿名 より:

    自衛隊がDP号の感染者レポートがでてるんですね。
    https://www.mod.go.jp/gsdf/chosp/page/covid19.html

    無症状者の感染有無の判定にはPCRよりCTが有利、みたいな。

    いつの間にか重症者対策から重症化防止に舵が切られてたんですね。炎症が出てる時点で抗体反応は十分出るんだろうか?

    1. りょうちん より:

      冷静にテドロスに「Fuck You!」と書いてあってワロタ。

      CT画像は、やっぱり画像では特異的な所見はないというのが確認されました。
      しかし、これだけまとまった症例を見たのは自衛隊病院が一番なんじゃないでしょうか。今のところ。

  47. 楪@左巻教育出身者(仮) より:

    良い記事ですね、素晴らしいです。

    今の日本の対応とか、諸外国の対応がどうだった、とかは収束してデータがまとめられてようやく総括できるものでしょうから、今は不安に惑わされず、風評を跳ね返し粛々と対応を重ねていくしかないのでしょうね。

    隣国以外からも不満の大小入ってくるかもしれませんが、他国の不安をより多く受け止めることになるのは仕方ないことかとも思います。
    普段友好国交がより多い先進国なうえに国際競技目前で注目も集まるでしょうから。

    感染のしにくさについて、個人的には以下の風習も多少関係するのでは?と思っております。

    ①ちょっと呼吸器系の調子が悪いとマスクをする習慣がわりと広い(他人に迷惑かけたくない文化)

    ②幼少から手洗いうがいの躾(教育)意識が高い、うがいはちょっと違いますけど。

    ③花粉アレルギーなどが年中(特に初春立春)あるのでマスク使用頻度が高い人が多い(さらに使い捨て)。

  48. のり より:

    伊江太 さま

    本当に気になっていたところの論説をありがとうございます。
    武漢が特殊ケースだろうと思っていたところの欧米爆発でギョッとしている…というのが日本の大多数の人の気持ちなのではないでしょうか。

    個人的には「トイレ」が大きな要因の1つなのではないかと思っています。SARSも今回のSARS2も糞便中に排泄されるケースが判明しています。香港でのSARSマンション大規模感染が下水管の不備が原因だったことは有名です。そして日本のトイレの清潔さは世界が認めるところです。
    日本でクラスター発生した箇所では、おそらくトイレをした後に手を洗わない感染者(ギョッとしますが時々いますよね…)の手から食物や器具を通じて広がってしまったのではないでしょうか。PCRでも中々検出されない唾液よりは、糞便経由のほうが確率は高い気がします。まあ、そうだとしたら、感染したときのショックが二重三重なのですが…(だってウ〇チ経由…)

  49. 山川谷平 より:

    埼玉のk1イベントでクラスターが発生したら、濃厚接触者6500名は追いきれません。
    いくら住所電話番号を控えていても物理的に対応できないと思います。
    それとも濃厚接触者を限定する方法があるのでしょうか?
    埼玉県知事が危機感を持って当然だと思います。

  50. 月長石 より:

    皆様、はじめまして。
    これまでに2回ほど「こっそり」書き込みさせていただいたフランス在住の月長石と申します。
    大学では応用微生物学を専攻し、英語圏の大学で生化学の修士課程を終えました。
    遺伝子工学ラボにしばらく勤務した後、今はフリーで遺伝子工学・薬学関係の翻訳の仕事をしております。
    ウイルス病の専門家ではありませんが、hCoV-19 (SARS-CoV-2)の系統解析
    https://nextstrain.org/ncov
    にも定期的にチェックを入れています。
    これまでは仕事でしか接したことのない遺伝子の系統解析が、実生活で意味を持つようになるとはお釈迦様でも、と言うのが正直な感想です。

    さて、皆様も既にお聞き及びとは思いますが、武漢肺炎の特効薬はこれから新薬を開発していたのでは
    とても間に合いませんので、既存の承認薬から流用できるものを各国が競って探しています。

    日本のニュースでは、まだ大きく取り上げられていないようですが、
    フランスでは現在、抗マラリア薬クロロキンの臨床試験が進んでいます。

    仏語のニュースしか見つからず申し訳ありませんが、
    リンクを下に貼らせていただきます。
    https://www.tvanouvelles.ca/2020/03/18/un-virologue-francais-teste-un-potentiel-remede-au-covid-19-1

    ディディエ・ラオルト博士は、見た目に違わず(笑)非常に個性的な人物で、18歳で船乗りになって世界旅行した後、高校を卒業せずに文学系バカロレア(大学入試資格試験)に合格し、医学部に入ったという異色の天才肌の学者です。(私は見逃したのですが、主人がラジオのインタビュー番組でそのように聞きました。)ラオルト博士は現在l’Institut hospitalo-universitaire Méditerranée infection de Marseille(マルセイユ地中海感染症大学病院)に勤務されており、フランスの官僚機構との丁々発止のやり取りの後、超特急でマルセイユ病院における臨床試験を完了し、現在はヨーロッパの数カ国も参加した多施設臨床試験を実施中。2週間後には結果が出るとのことです。しかしこの多施設臨床の結果を待つことなく、フランス政府を説き伏せて希望者にはクロロキンを用いた治療を実施すると宣言し、マルセイユの病院では治療希望者が順番待ちの状態だそうです。

    予想通り、権威主義を是とする医学界では猛反発が起きていますが、非常事態ということで、いつもは規則で雁字搦めにするフランスの官僚機構に打ち勝ってしまったのは、一小市民からすると何とも爽快に感じられました。

    フランスは以前、アフリカと東南アジアに多くの植民地があり、それらの植民地からの船が到着した港がマルセイユにあったことを考えると、感染症の専門病院がこの地にあることは非常に納得がいきます。

    上記の他にも武漢のP4ウィルス研究所の設立にフランス政府が深く関わっていたことなど、日本ではあまり大きく取り上げられていない話題もあるのですが、これらについてもまた機会を見てお話できればと思います。

  51. 月長石 より:

    (書き込みが反映されなかったようなので、再度投稿いたします。二重投稿になったらごめんなさい。)
    皆様、はじめまして。
    これまでに2回ほど「こっそり」書き込みさせていただいたフランス在住の月長石と申します。
    大学では応用微生物学を専攻し、英語圏の大学で生物化学の修士課程を終えました。
    遺伝子工学ラボにしばらく勤務した後、今はフリーで遺伝子工学・薬学関係の翻訳の仕事をしております。
    ウイルス病の専門家ではありませんが、hCoV-19 (SARS-CoV-2)の系統解析
    ttps://nextstrain.org/ncov
    にも定期的にチェックを入れています。
    これまでは仕事でしか接したことのない遺伝子の系統解析が、実生活で意味を持つようになるとはお釈迦様でも、と言うのが今の正直な感想です。

    さて、皆様もすでにお聞き及びとは思いますが、武漢肺炎の特効薬はこれから新薬を開発していたのでは
    とても間に合いませんので、既存の承認薬から流用できるものを各国が競って探しています。

    日本のニュースでは、まだ大きく取り上げられていないようですが、
    フランスで現在、抗マラリア剤クロロキンの臨床試験が進んでいます。

    仏語のニュースしか見つからず申し訳ありませんが、
    リンクを下に貼らせていただきます。
    ttps://www.tvanouvelles.ca/2020/03/18/un-virologue-francais-teste-un-potentiel-remede-au-covid-19-1

    ディディエ・ラオルト博士は、見た目に違わず非常に個性的な人物で、18歳で船乗りになって世界旅行した後、高校を卒業せずに文学系バカロレア(大学入試資格試験)に合格し、医学部に入ったという異色の天才肌の学者です。(私は見逃したのですが、主人がラジオのインタビュー番組で聞きました。)ラオルト博士は現在l’Institut hospitalo-universitaire (IHU) Méditerranée infection de Marseille (マルセイユ地中海感染症大学病院)に勤務されており、フランスの官僚機構との丁々発止のやり取りの後、超特急でマルセイユ病院における臨床試験を完了し、現在はヨーロッパの数カ国も参加した多施設臨床試験を実施中。2週間後には結果が出るとのことです。しかしこの多施設臨床の結果を待つことなく、フランス政府を説き伏せて希望者にはクロルキンを用いた治療を実施すると宣言し、マルセイユの病院では治療希望者が順番待ちの状態だそうです。

    予想通り、権威主義を是とする医学界では猛反発が起きていますが、非常事態ということで、平常時には規則で雁字搦めにするフランスの官僚機構に打ち勝ってしまったのは、一小市民からするとなんだか爽快にも感じられます。

    フランスは以前、アフリカと東南アジアに多くの植民地を抱えており、それらの植民地からの船が到着した港がマルセイユにあったことを考えると、感染症の専門病院がこの地にあることは非常に納得がいきます。

    他にも武漢のP4ウィルス研究所の設立にフランス政府が関わっていたことなど、日本ではあまり大きく取り上げられていない話題もあるのですが、また機会を見てお話できればと思います。

    1. 新宿会計士 より:

      月長石 様

      この度はせっかく書き込みを頂いたのに承認されず申し訳ありませんでした。手動で復活させています。
      当ウェブサイトではコメントが勝手にスパムに振り分けられるエラーがランダムに頻出しています。
      今後はスパム判定されることはないと思います。引き続きご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  52. りょうちん より:

    以前、武漢で子供三人を一つのbody bagに入れる画像が出回りましたが、あれは、一酸化中毒で亡くなった一家のもので、新型コロナで死亡というのはフェイクだそうです。
    今更ですが・・・。

  53. りょうちん より:

    “https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsca/28/5/28_5_711/_pdf”

    わかりました。
    なぜかこのコメント欄に貼ると勝手に繋がらないURLに変換されました。
    上記の引用符無しならいかがでしょう。

  54. りょうちん より:

    COVID-19の画像所見に関する論文集リンクです。

    https://www.ajronline.org/topic/cov19

  55. りょうちん より:

    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59835
    https://jbpress.ismcdn.jp/mwimgs/3/2/600m/img_328f792d58e25bd2d99b20dcf0963b664088518.jpg

    韓国もなんですが、今回の新型コロナウィルスで、道路を消毒ってなにか意味があるんですかね。
    消毒液を禿げしく無駄遣いしているようにしか思えません。

    1. 牛人 より:

      >道路を消毒

      気分的にアガるからやっている可能性もありますね。(ヒャッハー汚物は消毒だー)楽しそうかも。
      病は気から的な。

      畜産では、車のタイヤと靴底は良く消毒します。

      ちゃんと消毒しない人用に、場所によっては、消毒液をしみ込ませたスポンジのようなものを道路に横たわらせて、通過する人は絶対に消毒されるようになっています。

      それと同じで、通過する人用かもしれません。
      まあ、道路に直接では、消毒液が流れちゃいますけど。

      畜産であれば、石灰の粉とか撒いてます。

      1. りょうちん より:

        いや豚さんとか鳥さんは地べたが生活圏だったり、地べたに落ちた糞便が媒介物なので科学的に意味はあるのだと思います。

        韓国や台湾では人間同士で「私の靴をお舐めなさい」的なアイサツが流行っているんでしょうかw

        1. 牛人 より:

          それですね。

          合理的に考えたら、家畜同様、地べたが生活圏(拾い食いするとか)であると結論付けざるを得ません。

          まぁ、合理的じゃない可能性が高いですよね。

        2. ケロお より:

          【地べたが生活圏】

          ツボに入りました!腹痛い。

        3. namuny より:

          普通に、会社が土足だったりレストランが土足だったりするからだと思いますよ。日本のショッピングセンターのフードコートもほぼ土足ですし。

  56. りょうちん より:

    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/23/2020032380064.html
    韓国政府・自治体の相次ぐ攻撃に医師らが怒った

    韓国政府が新型コロナウイルスの感染防止管理を強化する行政命令に違反した療養病院に対し、損害賠償請求を検討。京畿道は新型コロナウイルス感染者の接触者リストに漏れがあったという理由で盆唐済生病院を刑事告発する方針を示し、いずれも医療界が強く反発している。大邱市の17歳の高校3年生に対する新型コロナウイルス検査結果に関し、中央防疫対策本部が嶺南大病院の検査ミスを指摘したことに巡っても、大邱医師会などが謝罪を要求した。防疫の第一線で医療陣と病院が苦闘する中、政府が医療界に感染拡大の失敗責任を押し付けて攻撃するのは適切ではないとする反発だ。
    —————————————

    ああ・・・韓国だ・・・。

  57. namuny より:

    https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-italy-homes-idJPKBN21619R?rpc=122

    「明らかに死亡例が増えている。クレモナの地元紙を見るだけで分かる。通常、訃報欄は1ページしかない。今日は5ページもある」

    イタリアの現状。
    ぐふぅ としか言えない。

    1. りょうちん より:

      スペイン人の叡智には驚かされました。

      https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200324/mcb2003240910009-n1.htm

      たしかに冷えるもんなあ・・・。

      1. りょうちん より:

        https://www.fnn.jp/posts/00434389CX/202003240032_CX_CX
        青森で初の感染者確認 旅行でスペインに渡航

        >青森県で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認された。
        >初めて感染が確認されたのは、青森・八戸市に住む70代の夫婦で、夫が3月9日から15日までツアー旅行でスペインに渡航していた。

        さすがに擁護できないわw

        1. ボーンズ より:

          結月ゆかりの歌詞がイメージされそうな…

        2. ケロお より:

          スケートリンクに転がされることにならずに良かったですね、としか言えないですね。

    2. ボーンズ より:

      余りにも不憫としか…

  58. namuny より:

    https://jp.reuters.com/article/health-corornavirus-australia-idJPKBN21A0FJ

    西オーストラリア州では、スイスの運航会社が所有するクルーズ船「MSCマニフィカ」乗客らの下船を拒否。乗客乗員1700人のうち、250人超が呼吸器疾患の症状を示しているという。「MSCマニフィカ」は、23日夕にも同州フリマントル港に着岸する予定だった。

    ほぼ、全員に感染済みでしょう。

    1. ボーンズ より:

      namuny 様

      どうすんのよこれ…状態としか。
      運航会社ポシャりそう。

    2. ポプラン より:

      うーん、このままだと幽霊船伝説に追加になってしまう。
      ここで中国がオーストラリアに持つ植民地港で引き取ると
      国として漢が上がるのですが。
      食料は十分にあるのでしょうか?

  59. マロンP より:

    厚労省のサイト内の「新型コロナウイルス感染症の現在の状況について」を見ていたところ、「国内の発生状況」の表中にあるPCR検査陽性者の国内事例の項目について欄外に日本国籍者数も書かれている事を知りました。

    日本国籍者数の占める割合をここ数日眺めてみましたが、何故か75%にも達していません。外国からの旅行者を含めても、この比率が異常なように感じられます。

    やはり、日本人の日常生活や食生活の中に新型コロナウイルスに感染しにくい秘訣があるのかもしれませんね。

    1. namuny より:

      https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000611441.pdf

      マロンPさま
      気になって厚労省サイト内を探していたら、別の資料を見つけました。
      推移がわかりやすいのですが、1ページ目と2ページ目の最近1週間の確定者数の差がすごい。

      国内での確定者数の2倍の確定者数がいます。
      とうことは、この差分、すべて入国者からの検出!?

      1. namuny より:

        発症週と確定週の違いでした。
        勘違いでした。失礼しました。

    2. namuny より:

      ちょっとグラフを書いてみました。
      外国人は最初に30~40人いて、これが最初はほとんど増えていません。がくがくしているのは国籍を確認する前の未確定分が次の日に確定して減っていたりしています。
      変化しているのは3月10日ですね。(7日もちょっとある)ここから急に外国人が増えてきています。
      で、途中のデータが見当たりませんが、多分、17日か18日に収束しています。3月6~8日辺りに外国人コミュニティーでのクラスターか何かが発生していたかもしれません。もしくは、3月18日にヨーロッパからの入国者を隔離開始したからかも・・・こちらの可能性のほうが高い?

      1. namuny より:

        自己レスですが

        3月10日から15日までの感染者の増分、半分以上外国人ですね。
        何があった・・・

        1. namuny より:

          https://mainichi.jp/articles/20200324/k00/00m/040/211000c

          更に自己レス
          3月17〜23日の感染者の3割は帰国者との事。
          という事は、持ち込みが無ければ、日本人間の日本国内での感染数は3月9日以降、ずっと1日30人以下なんですね。この三月頭頃国境封鎖していたらほぼ封じ込め出来ていたのでは。

        2. namuny より:

          さらに自己レス
          なんで日本の感染者増分がリニアなのか分かった気がする。

          昨晩のNHKニュースで東京の感染者の感染経路割合が出ていましたが、半分が経路不明でした。ということは、1/3が帰国者関係とすると、市中感染であるとわかっている分は逆に1/6しかないということになります。経路不明者は、結構な割合が帰国者等との接触が疑われるので、もしそうだとすると、海外からの持ち込みによるものが5/6になります。つまり日本国内での感染は現在の対策+国民の頑張りで防げていて増えている分は海外からの持ち込み分がほとんど。リニアで増えるのも納得です。

  60. はにわファクトリー より:

    namunyさま

    >クルーズ船「MSCマニフィカ」乗客らの下船を拒否

    クルーズ船業界は「Carnival Corporation & plc」「Royal Carribean Ltd.」「Norwegian Line HLD」上位三社が合計75%の占有率だそうですが、The Hustleというメール形式オンラインニュース配信会社の2020-3-15記事は、クルーズ船業界まるごとを評して、各告税法上の抜け穴をかいくぐる「金の亡者」と報じていあす。LLC乱立で大儲けとは違った次元でどひゃひゃなアングラストーリー満載なようです。

    1. namuny より:

      はにわファクトリー様

      ため込んだお金できちんと保証、賠償をしてほしいところです。

    1. 牛人 より:

      インガオホー

    2. 現状を憂うる者 より:

      (一般論ですが)
      社員10人ぐらいの零細企業でワンマンボスが特定の女性を露骨に贔屓している状況を想像すると、理解が一層はかどるかもしれません。

  61. イーシャ より:

    NHK NEWS WEB より
    小池知事「都市封鎖」発言 専門家「検討の可能性十分ある」

    K1 の件とか気の緩みが出てきてるから、引き締めにはいいかも。

    1. ボーンズ より:

      K1の件、早くも地獄の蓋が開きそうかも…

      1. namuny より:

        http://agora-web.jp/archives/2045022.html

        PCR検査を受けていた観戦者に「陰性」との結果が出たことが24日、政府関係者の話で分かりました。
         ただ、PCR検査の精度には限界があり、感染者なのに陰性と判定される(偽陰性)ケースもあるため、政府関係者は「ウイルスの潜伏期間も考え、引き続き警戒していく」と話しています

        とのことです。
        とりあえず、セーフ

    2. ケロお より:

      知事に権限がないのを理解できているのか怪しいですけど。首相が緊急事態を宣言して、その後にはじめて知事が施設使用制限を要請できる。北海道知事のマネで勝手にやる手はあるけど、経済圏生活圏が複数都県にまたがっている首都圏では不可能です。法的な裏づけなしのお願いは無理。アレは北海道以外では沖縄しかできない。勝手にやったら恥晒すだけだと思いますけどね。首相周辺から緊急事態宣言をほのめかす言動がないのでほぼ確実にスタンドプレーでしょう。都民の反感買ってオシマイでは?

      1. イーシャ より:

        東京都知事選挙が近いので、緑のおばさんは目立ちたいんでしょう。

      2. namuny より:

        https://t-matsuda14.com/blog/20200324-02/

        知事に停止の権限はあったそうです。

        ■さいたまスーパーアリーナ条例で開催停止を

         さいたまスーパーアリーナは条例に基づいて運営されている。ここで注目していただきたいのは8条と9条である。

        第8条:知事は、スーパーアリーナの利用者の遵守事項を定め、及びスーパーアリーナの管理上必要があるときは、その利用者に対し、その都度適宜な指示をすることができる。

        第9条:知事は、利用権利者が次の各号のいずれかに該当するとき、又はスーパーアリーナの管理上特に必要があるときは、当該許可に係る利用の条件を変更し、若しくは利用を停止し、又は当該許可を取り消すことができる。

        1. りょうちん より:

          この記事書いたオッサンは、何者なんですか?

          条例が法令を、法令は憲法を、一国の憲法が条約を超越できないのは常識だと思うのですが・・・。

          法学博士とか自慢気に書いてますが、私は恥ずかしくてPh.D.だなんて自慢できません。
          あ、よく読んだら法務博士で法学博士では無かったwこれは恥ずかしい・・・。

  62. 月長石 より:

    既出かもしれませんが、
    https://www.worldometers.info/coronavirus/
    で人口100万人あたりの死亡者数が表示されるようになりました。
    こちらのサイトでも何度か言及されているように、
    感染者数よりも死亡者数の方が実際に起きていることの正確な反映であり、
    同じ死亡者数でも人口が少ないほどインパクトは大きいので、非常に役立つ統計だと思います。

    蛇足ですが、フランスは先程外出禁止令が4月30日まで延長されるというアナウンスが政府からありました。
    外出許可申請書なしで屋外に出ると、罰金刑(レベルに応じて日本円換算で約4万円から40万円)、
    悪質とみなされる場合は6ヶ月の懲役まであります。

    毎回同じものを書き込むのも面倒なので、住所と氏名を書き込んだ用紙を10枚ほどコピーしておいたのですが、この分だと後50枚ぐらい作っておいたほうが良さそうです。

    1. namuny より:

      ふと見て見たら、サンマリノが凄いことになっていますね。
      200人に1人が感染し、1600人に1人が死亡。
      周りが全てイタリアでは逃げようが無い。この割合は北部イタリアの平均になるのでしょうか

      1. ボーンズ より:

        恐らく北部イタリア地域と同レベルではないかと…実質イタリアの一部になっていたような状況。

    2. りょうちん より:

      なんどJAPANを表示させようと努力しても、底辺に張り付いてて見えないでござるw

  63. 国防動員法 より:

    伊江太さま
    拝読させていただきました。

    「日本と他国を比較して日本だけが特異」とのデータがあり、その特異性について考察したり、日本のデータがインチキだと言われたりしているわけですが、「今年の日本の特異性」について語られることが少ないのが意外です。

    コロナと類似のインフルエンザにおいて、今年の流行が例年と明らかに異なるように見えます。

    感染者数が少ない点は、あちこちで指摘されています。

    しかしそれよりも、「感染者数推移の波形」が例年と比べて明らかに異なる点が気になります。
    流行初期(年末)のピークが、その後にくるピークよりも大きい点です。
    例年であれば、後にくるピークがそのシーズンの最大数となるのですが、今年は違います。
    流行初期(年末)のピークが最大数です。

    日本政府のコロナ対策が始まる前から今年のインフルエンザ流行の特異性は表れ始めていましたから、インフルエンザとコロナの流行に何かしらの類似性があるのであれば、日本政府の対策よりも日本国民の「今年の」感染予防の方が重要な要素であるように思えます。

    そうなると、日本政府の対策に力点を置いて「日本の特異性」を論ずるのは、十分な検討とは言えないように思えます。

    「日本が特異」なのではなく「今年の日本が特異」という点が上手く説明・活用できれば、日本のデータはインチキである、なんて主張にも少しは対抗できる気がします。

    推定ばかりで歯切れの悪い文章ですが、ちょっと気になったので投稿してみました。

    1. namuny より:

      https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/rapid/inf3/2019_36w/in1j_200212.gif

      国防動員法さま
      グラフは多々分こちらだと思いますが、2019~20年と2009~10年の形が、レベルだけは違うもののほぼ同じです。
      2009年は新型インフルエンザが猛威を振るった年でみんな頑張って防疫したころですので、その効果でセカンドピークがないのではないでしょうか。

      1. 国防動員法 より:

        namuny様
        素早い返信ありがとうございます。

        >2009年は新型インフルエンザが猛威を振るった年でみんな頑張って防疫したころですので、その効果でセカンドピークがないのではないでしょうか。

        私は医療系の人間ではないのであまり自信はないのですが、確かにそのように思えます。

        ただ、レベルがかなり違うので、2009年で支配的だった要因が、2020年でも支配的だったかどうかは、確認できれば確認したい気がします。

        この辺のデータからパラメータを抽出・仮定して、コロナ拡散モデルに当てはめたりできないのかな、などと考えはするものの、専門外なのでイマイチよくわかりません。

        なんにせよ、専門家でない人同士であれば、「日本でコロナが拡散してないなんて嘘だ」と外国人から言われた際に「今年はインフルエンザも流行らなかったから、あれで正しいんじゃない?」くらいは言い返してもいいのではないかと思います。

        データは見たことないのですが、肺炎全体の死者数も少なくなったとか・・・
        日本のコロナ拡散を検討するのであれば、他国よりも多くのパラメータを考慮する必要がありますね。

        1. りょうちん より:

          日本で、多大な経済的損失に耐えて蔓延を遅らせるメリットがここに来て出てきました。

          信頼できる西側先進国で、海のものとも山のものとも付かない新薬が有効かどうか治験が行えるという点です。
          ある程度の知見を得てから、日本での大流行を迎えられる可能性が出てきました。
          いやこんなこと公言したら、世界中から大顰蹙ですよねえw

          ワクチンに関しては、現在の生産方法に革命が起きない限り最低12ヶ月が必要なのはどうしようもありません。

        2. 国防動員法 より:

          りょうちん様へ

          >ある程度の知見を得てから、日本での大流行を迎えられる可能性が出てきました。
          >いやこんなこと公言したら、世界中から大顰蹙ですよねえw

          この騒動を収めるには薬が必要ですよね。
          治験が上手くいった場合、日本と他国でかなりの差がつきそうです。

          そうなると、世界からの大顰蹙が案外、外交上の懸念点になってしまうかもしれません。

          まぁ、しょうがないですね。
          コロナで日本がやられるよりはマシでしょうし・・・

  64. 月長石 より:

    皆様の投稿の全部に追いつけていないので、
    既出かもしれませんが、

    武漢肺炎の診断におけるCTの有用性について、わかりやすく解説されている記事を見つけたので
    下にリンクを貼っておきます。
    https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278

    このサイトは
    https://pachitou.com/2020/03/25/%e4%bb%8a%e3%81%93%e3%81%9d%e8%b2%a1%e5%8b%99%e7%9c%81%e8%a7%a3%e4%bd%93%e8%ab%96/
    から辿って見つけました。

    上記サイトによれば、目下、日本で大活躍のCTの設置数について2年前に財務省が問題視していたそうです。
    【日本のCT台数、先進国平均の4.1倍 財務省が問題視】
    財務省は5日に発表した2018年度の予算執行調査で、高額な医療機器の配置が過剰だと指摘した。
    ————–
    pachitou.comの主様も指摘されているように、財務省はWHOやWTO同様に解体したほうが日本と世界のためになりそうです。

  65. 匿名 より:

    結局検査不足が原因っぽいみたいですね。誤解を生みかねないのでこの記事消しといたほうが良いですよ

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