【速報】ビアンカ・フローラ問題の続報とトンヌラ問題
本日の緊急速報です。当ウェブサイトで継続的に追いかけているいくつかのテーマのうち、最も重要性が高いものについて、最新の研究結果が出て来ました。本稿ではそのリンク先のみ紹介しますので、確認が必要な方は、直接、リンク先動画を視聴していただきたいと思います。また、良い機会ですので、ついでに「トンヌラ問題」についても緊急で議論しておきたいと思います。
継続論点についての棚卸
当ウェブサイトでは、おもに政治、経済、金融、外交といった専門的な話題を中心に、継続的に追いかけているテーマがいくつか存在しています。
たとえば、消費税の増税が日本経済に及ぼす悪影響や「国の借金論」の間違いなどについては、昨年、『数字で読む日本経済』というシリーズで集中的に取り扱い、また、新たなデータについては次々とアップデートしていくつもりです。
その一方で、国際問題という視点では、悪化する日韓関係を巡り、たとえば輸出管理適正化措置を巡っては、「金融評論家」の立場から『総論 対韓輸出管理適正化と韓国の異常な反応のまとめ』、『輸出管理の「緩和」を「対韓譲歩」と勘違いする人たち』などで、これまで随分と取り上げて来ました。
また、これに関連し、自称元徴用工問題を巡る日本企業の資産売却を巡っては、『時間もカネもかかる 非上場株式の競売が困難である理由』や『日韓関係はまだ「最悪期」に非ず(2)日韓断交論』、『日本企業の資産売却なら韓国経済が崩壊の可能性も』でも議論しました。
さらに、中国が主導する国際開発銀行である「AIIB」の現状整理については『日本が「バスに乗り遅れた」AIIBの現状・最新版』などで、人民元の最新状況については『いったいなぜ、IMFは人民元をSDRに加えたのか』などで、それぞれ検討しています。
最大の継続論点とは「ビアンカ・フローラ問題」
これらのテーマと並び、いや、それ以上に重要な問題が、「パパス問題」といわれる論点と、それに付随するさまざまな派生論点です。
この問題は、1992年に発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト『ドラゴンクエストV』において、たとえば、
- 主人公の父親の名前がパパスなのに、なぜ母親の名前はママスではないのか
- 途中で仲間になるキラーパンサーの4つの名前は、なぜどれもセンスがないのか
- なぜ花嫁にルドマン氏を選ぶことはできないのか
- なぜグランバニアのオジロン国王の娘の名前はイトコスではないのか
などの疑念が生じていることです(ちなみに主人公の母親は「ママス」さんではなく「マーサ」さんですが、このマーサさん、主人公を産んでからすぐに魔界に誘拐され、30年間、両手を広げて魔王の台頭を阻止し続けていたという疑いも生じている模様です)。
ちなみに日本語で「どんぶらこ」が桃太郎の序盤のシーンを特権的に意味しているのと同様、「ぬわーーっっ!!」といえば、パパスさんの辞世の句として有名です。
こうしたさまざまな論点を差し置いて、目下の最大の問題は、ゲーム中盤で出てくる花嫁選びという論点であり、これについては先月、『「ビアンカ・フローラ」問題巡る最新の研究結果とは?』でも議論したばかりですが、さっそく、その続報が出て来ました。
これは、動画サイト『YouTube』に「4ST」と名乗るチャンネル保有者様が作成し、アップロードした動画ですが、動画のクオリティの高さもさることながら、今回は
「中古のドラゴンクエストV(スーファミ版)カセットに残されたセーブデータから、花嫁を選択したデータを100個調べ、ビアンカさんとフローラさんのどちらが多かったのか検証する」
というコンテンツの結果が発表されているのです。
(※といっても、肝心のその結果については当ウェブサイトとして報告するつもりはありませんので、気になる方は、リンク先の動画を直接視聴して確認してください。)
別れた女の名前を娘に付けるな!!
ただ、それと同時に、極めて深刻な問題がいくつか発生しています。
それは、ゲームの性質上、ユーザーが名前を付けなければならないキャラクターが主人公、息子、娘と3人いるのですが、どうも息子にパパスと名付ける人が一定数存在している、という論点です。
この点については、特段、疑念を抱くことはありません。
わが国では自分の父親の名前を自分の息子に付けるというケースはあまり一般的ではありませんが、諸外国(とくに欧米圏)ではときどき見られる現象だそうです。
しかし、これとは対照的に、娘の名前については問題が頻発しています。というのも、現実のセーブデータを集めてみると、
- 嫁にビアンカを選んだ人が娘にフローラと名付けている事例
- 嫁にフローラを選んだ人が娘にビアンカと名付けている事例
- 嫁がどちらであるかを問わず娘にパパスと名付けている事例
など、きわめて重篤な事態が発生していることがわかったのです。
これについて4ST氏は動画の中で、
「娘にフローラやビアンカ、パパスと付けるのはややこしいことになるのでやめましょう」
と警告を発しているのですが、この点についてはまったくそのとおりでしょう。
(というか娘にパパスって…。)
なお、念のために付言しておきますが、もし心配な方は、息子には「ムスコス」、娘には「ムスメス」で対応するのが無難と思われます。
トンヌラ問題
なお、あまり世間で触れられている形跡はないのですが、「金融評論家」の端くれとして、「トンヌラ問題」にも触れておきたいと思います。
ご存知の方はいらっしゃると思いますが、この「トンヌラ」は、もともとファミリーコンピュータ用ソフトウェア『ドラゴンクエストⅡ』に出てきた「サマルトリアの王子」(通称「棺桶」)の名前のひとつです。
ドラゴンクエストⅡ(ファミコン版)では、主人公「ローレシアの王子」の名前を決めると、一定の法則に従って、「サマルトリアの王子」「ムーンブルクの王女」の名前はデフォルトで勝手に決定されます(※「ふっかつのじゅもん」などを入力するときに、スタート+セレクトを入力すれば変更可能)。
たとえば、「ローレシアの王子」の名前が「ああああ」だった場合には、「サマルトリアの王子」の名前は「トンヌラ」、「ムーンブルクの王女」の名前は「アイリン」に決定されます。
ところが、この「トンヌラ」が、ドラゴンクエストVに冒頭に復活しているのです。
具体的には、ゲーム冒頭でが赤ちゃん(つまり主人公)が生まれるシーンでパパスさんが妻であるマーサさん(not ママスさん)に対し、プレイヤーが入力した名前を無視して
「よし うかんだぞ!トンヌラというのはどうだろうかっ!?」
と言い放つシーンがあるのですが、ここはママスさんが良識的な人物であり、「トンヌラ」については無事に阻止してくれるのです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ところが、これにきわめて重要な派生論点があります。
もしここで、プレイヤーが主人公の名前として「トンヌラ」を入力したら、どうなるのでしょうか?
その場合、パパス氏のせりふが、次のように変化します。
「よし うかんだぞ!サトチーというのはどうだろうかっ!?」
…。
…。
…。
おい!パパス!!いい加減にしろ!!(怒)
(※当ウェブサイトでは品位を保つため、いちおう、敬称を付けるように努めているのですが、さすがにこのパパスさんの絶望的なネーミングセンスのなさには呆れて物も言えなくなってしまった次第です。)
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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新宿会計士さま、
午前2時過ぎに更新とはまた凄まじい時間ですね。
うーん、こちらを読ませて頂くようになってから一番難解なエントリーでした。(@_@;
おやすみなさい。
ドラクエVをやったことがないので全体像はわからないのにネタだけどんどん詳しくなってる気がします。
これは大きな問題で、もし誰かにネタを振られても完璧に理解できてしまいそうなのに、ゲームをやったことがないと答えなければならない事態が発生するのです。
これは逆の立場に立ってみれば確定的に明らかですが、なんでやったこともないのにネタだけそんなに詳しいんだ!? と思われる懸念があるため、払拭するためにアリバイとして新宿会計士様のサイトを紹介する必要が出てくるのです。
あれ? 別にいいのか。
指定感染症に指定、と書くことにちょっともやもやしてたので、いい気分転換になりました。
ちなみに、起承転結を意識してみました。
この日時の更新は、予想外。
というか、油断してました。
私はビアンカを選んだクチです。というかフローラを選んだら行き詰まった様な...
もう30年も前のゲームですが、未だに話題になるほど名作だったんですね。全く意識していませんでしたが。
シリーズではVを最もやり込みました。スラリンをLv.99にできなかったのは心残りでしたが。
恥ずかしながら、私程度の脳内辞書には「トンヌラ」が存在しておりません。
「トンスル」なら存じておりますが・・・
まさかこんな早い時間に(2時台に)来るとは思ってませんでした。普段の更新ペースからして22時かなと・・・(笑)
管理人さん個人の興味に突き抜けたテーマの追究も存分に楽しんで続けられますように! というかこれも他と同様、極めて社会的なテーマですかね?笑
∧ ∧
(=ΦωΦ)ゲレゲレが謝罪と賠償を要求したそうにこちらを見ている
当時「ふへへ、先にトンヌラって入れてトンヌラはどうだ?→だめよトンヌラにしましょ」にして会話破綻させてやるぜ、というのをエニックスに先回り対処されて悔しかった思い出。無念のリセット。
しかし初出がサマルトリアだったとは。アーサーorすけさん率が高くて遭遇しなかった。
娘にパパスもまぁ良いんじゃないですか?頭文字Pのものは愛されやすいといいますし。パー子と大差ないでしょう。だめか。
引き続き当問題の取扱いをお願いいたします。
名前自体がアレなのはともかくとして、仮にも一国の王子で、世界を救った勇者パーティのひとりの名前をつけるのは、有りだと思うのです♪
パパスさんは息子にも「トンヌラさんのように目立たなくても、世のために尽くすような人物になって欲しい」と願ってたと思うのです♪
サトチーは、よくわかりませんですはい (*ノ´3`*)ノポイッ
ドラクエの派生で「ダイの大冒険」って漫画があるのですが、その中のポップ君が好きだったのです♪
悩んで苦しんで、ときどき逃げ出して、それでも頑張って少しずつ成長していくのが良かったのです♪
こういう立ち位置って男の子なんだなぁ〜って、思うのです♪
(。-ω-ヾ(>᎑<`๑)ヨシヨシ
七味 様
>仮にも一国の王子で、世界を救った勇者パーティのひとり
の部分につきましては、僭越ながら大きな事実認識の錯誤がおありではないでしょうか。
①そもそもDQ2とDQ5だと世界そのものが異なります(多分)。
②トンヌラ王子は仇名が「棺桶」です(詳しい意味については調べてみてください)。トンヌラ王子が「世界を救った」とは心外な。
③パパスさんの息子は
・史上最強(最凶?)のモンスター軍団を抱え、
・軍事強国であるラインハットと同盟国で、
・世界一の金持ちであるルドマンさんの盟友である、
という意味で、世界を救ったのではなく世界を征服した人物ではないかと思うのです。
その意味では目立ちまくりではないでしょうか。
なにより、グランバニア国ではパパス王のさらに先代の王様が長男に「パパス」、二男に「オジロン」という名前を付けるというあたり、明らかにDQNネームの家系ではないかと懸念してしまいます。
なお、引き続き当ウェブサイトではこの問題につき続報を追いかけていく所存です。
新宿会計士様
>②トンヌラ王子は仇名が「棺桶」です(詳しい意味については調べてみてください)。
ひどい扱いを受けてますね・・・・(っω③パパスさんの息子は・・・
については、パパスさんの想いとその息子さんの生き様が違っただけなのです きっとそうなのです (゚ー゚)(。_。)ウンウン
だいたい勇者様なんて、ビルダーだと碌な扱いじゃないし、ゴブリンだけ相手にしてて銀等級になった人もいるのです!
そんな人が名無しさんなんですよ! 名前があるだけいいじゃないですか!!
何言ってるのかわかんなくなりました でもでも、パパスさんガンバレ〜 ꉂ(ˊᗜˋૢ)あはははーw
パパスさんが提案するセンス皆無なひどい名前に対しても
一度素敵な名前と褒めてからやんわり拒否するママスさんはまさに聖女ですね。
アッハッハッハッ!!
2020/02/02 02:02に記事を送り込むためには、果たして如何なる題材がいいのか?
そこで、新宿会計士様の趣味が全開になったような記事ですね…
ドラクエVは、かなり思い入れのあるゲームであったとお見受けしました。(笑)
自分は断じてフローラ派です。(笑)
息子や娘に『パパス』や『ビアンカ』と名付けるセンスは持っていません。(笑)
(何を名付けたのかは忘れました…)
>「よし うかんだぞ!サトチーというのはどうだろうかっ!?」
パパスも少し反省したのか、PS2版、DS版ではプレイヤーがトンヌラを入力すると「アベル」を提案してきますね。パパスとは思えないまともなネーミングセンスです。
キラーパンサーの命名のとき、コントローラーを落としてゲレゲレになってしまった思い出。確か、レヌール城クリアからキラーパンサーの命名までの間に、セーブできる機会がないんですよね。だからそのままプレイするはめに。
塵芥 様
>パパスも少し反省したのか、PS2版、DS版ではプレイヤーがトンヌラを入力すると「アベル」を提案してきますね。
大変失礼しました。その事実認識はありませんでした。
>キラーパンサーの命名のとき、コントローラーを落としてゲレゲレになってしまった
まぁ、ボロンゴもチロルもプックルも大概ですけどね。
普通のセンスでは理解し難い命名をする、いわゆる「キラキラネーム問題」は実際の世界でも深刻な問題です。
あの世界では「トンヌラ」という名前は、ダサいけど一般的な名前なのです。ひょっとしたら、高貴な人たちがつけがちなセレブな名前なのかもしれません。
まあ、「タロウ」のような感覚でしょう。ダサいけど一周回って逆に良いと思ったパパスのセンスはマーサに否定されてしまったわけ。つまり、実は「シワシワネーム問題」だったわけです。
シワシワネームでもいいじゃないですか、河野さん、麻生さん、タロウさんは大活躍ですよ。
ベビーパンサーに「ゲレゲレ」と命名したのも同様です。
キラーパンサーではなくベビーパンサーです、
「ポチ」「タマ」のような感じです。幼い子どもが頑張って考えた名前をセンスがないと批判してはいけません。
はあ?「ボロンゴ」?
「ゲレゲレ」以外は認めないから!百歩譲っても「チロル」だ!
「プックル」は論外。
ちなみにトンヌラ=Tonnelatであればフランスで普通にある姓のようです。
皆様、パパス氏が一族の伝統的命名法を軽んじる暴挙に出たのは確かですが、日本語感で可笑しいからといってバカにしてはいけませんよ。ゲレゲレネーム…じゃないキラキラネームなどともってのほか。
さきほどスマホを洗濯しまして錯乱しております、皆様もご注意ください。
娘に、選ばなかった女性の名前を付けるという発想自体なかったので、衝撃の記事でした!
仕方なく1人を選んだけど、両方妻にしたかったという未練か…いろいろ考えさせられる内容です。
なぜこの問題だけやたらとこだわるのでしょうか(笑
たまにはこういう息抜きのアーティクルがあるのもいいですね。
貴殿にとっては息抜きではなくて最重要項目なのかもしれませんが(笑
とおり 様
>なぜこの問題だけやたらとこだわるのでしょうか
>たまにはこういう息抜きのアーティクルがあるのもいいですね。
ムキー!当ウェブサイトにとってはフッ化水素問題と並んで極めて重要な問題なんです!!
>貴殿にとっては息抜きではなくて最重要項目なのかもしれませんが
…。
とうとうバレましたかww