常識を疑え 「朝鮮半島は日本の生命線」、本当か?
ここ数日、当ウェブサイトでは「詭弁」について取り上げることが増えていて、『韓国、財務省、NHK、共産党の共通点は議論の拒否』や『鈴置論考の重要な指摘は「文在寅の問題ではない」』などについては、読者の皆さまからはかなり好意的に読んでいただいたようです。こうしたなか、昨日は議論し切れなかった論点のひとつが、「常識を疑うことの必要性」です。わが国で見られる「常識」のひとつが、「韓国は日本の安全にとって死活的な生命線である」、とする議論ですが、果たしてこれは本当にそうなのでしょうか?
目次
詭弁論の続き
「エビデンス?ねーよそんなもん」
数日前から、当ウェブサイトでは『韓国、財務省、NHK、共産党の共通点は議論の拒否』などの議論を通じて、「結論を決めつけている人たちの主張の仕方」の特徴について考察しています。
簡単に特徴を申し上げると、彼らの特徴は、「結論が決まっているから議論を受け付けない」、というものです。
たとえば韓国だったら「日本が過去に悪いことをした」「反省も謝罪もしていない」ですし、財務省だったら「財政再建は必要」「増税は不可避」です。さらにNHKなら「受信料制度は必要」、朝日新聞を含めたオールドメディアや日本共産党などの野党は「憲法第9条死守」です。
そして、得てして彼らは、「あらかじめ決まった結論」に合うような材料だけを探し出してきて、自分たちの結論と矛盾する材料は無視します。だからこそ、議論は穴だらけですし、矛盾だらけ、ツッコミどころだらけなのです。
そういえば、かつて某大手新聞社の政治部長という要職にある人物が、
「エビデンス?ねーよそんなもん」
という名言(あるいは迷言?)を放った、というエピソードがありました(『朝日新聞は「トイレットペーパー以下」なのか?』参照)。
大手新聞の政治部長という立場でこれを言い放つというのは素直に凄いと思いますが、問題の人物はほかにも「新聞紙でお尻を拭いてトイレに流せ」などと発言した人物でもあるようです。
批判の声は自然発生した!
ただ、インターネットが出現する前だと、私たち一般国民は、「この人たち、何かおかしいぞ?」と思っても、それを表現して人々と共有する手段を持っていませんでした。「自分はこう思うんだけど…」という気持ちを持っていても、それを伝える手段もなければ、共感を得る手段もなかったのです。
ところが、インターネット環境が普及したことを契機に、オールドメディアが力を持つという状況は、現在、ガラガラと音を立てて崩れ始めています。なぜなら、誰もが広く社会全体に対して、気軽に情報発信できるようになったからです。
そうなると、日本国内では官僚組織、マスコミ各社、野党議員などの主張のダブルスタンダードぶり、支離滅裂さに気付き、声を上げる人が自然発生的に出現し始め、また、そうした声が多くの人々の支持を得るようになり始めたのです。
また、オールドメディアが忖度(そんたく)して、あまり取り上げなかった韓国という国の反日も、韓国メディアが直接、日本語版のウェブサイトを開設するようになるなど、インターネットを通じて日本社会にダイレクトに伝わるようになると、韓国を批判する声が、日本社会ではネット経由で自然発生的に出て来たのです。
最初は匿名掲示板、次はまとめサイト、そしてウェブ評論サイト
こうした批判の声が最初に上がり始めたのは、『2ちゃんねる』(現在の『5ちゃんねる』)を含めた匿名掲示板が中心だったのではないかと思いますが、やがてはこれらの匿名掲示板の議論を転載する「まとめサイト」が出現し始めたのです。
こうした「まとめサイト」には、重要な効用があります。
それは、一般国民が韓国やオールドメディア、野党議員や官僚機構などに対して抱いている「ホンネ」が、オールドメディア(とくに新聞やテレビ)を経由しないで共有され始める、というものです。あるいは、「国民の生の声」が可視化された、という言い方をしても良いかもしれません。
そうなると、いったん出現した「国民のホンネを可視化する場」を消し去ることはできなくなります。
コンクリートのダムであっても、アリの一穴が開けば、やがてはダムを崩落させる原動力になり得るのと同じで、社会のインターネット化はオールドメディアが守ってきた既得権益を崩壊させるきっかけになりつつあるのです。
もっとも、これらまとめサイトなどで展開される批判は、必ずしも理論的なものばかりとは限りません。
たとえば韓国に関していえば、なかには「韓国憎し」のあまり、議論が暴走し、ありもしないフェイクニューズをでっち上げ、単なる嫌韓サイトのようになってしまっているケースもあるようです(すべてのサイトがそうだと申し上げるつもりはありませんが…)。
ただ、日本社会は感情に流されてしまうほど未熟ではありませんし、また、一般の日本国民の知的水準は非常に高いため、当ウェブサイト自身も含め、今後はそれなりに説得力があるサイトでなければ生き延びて行けないはずです。
当ウェブサイトもオールドメディア各社からは独立した立場から「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激すること」を最大の目的に運営しているものであり、また、読者コメント欄では基本的に自由に意見交換をしていただくことを推奨しています。
(ちなみに当ウェブサイトで提示する論考のレベルが高いのか低いのかは読者の皆さまのご判断に委ねたいと思いますが、少なくとも当ウェブサイトに集う読者の方々のコメントについては、そんじょそこらの掲示板などと比べると遥かにレベルが高いことは間違いないと思います。)
常識を疑え!
極端に批判に弱い人たち
さて、一般国民の意見がオールドメディアと無関係に情報発信されるようになり始めたことで判明したのは、今まで批判にさらされたことがない人たちが、議論に極端に弱い、という事実です。
朝日新聞による慰安婦捏造報道事件についても、櫻井よしこさんなどのジャーナリストの献身的な努力もさることながら、結局はインターネット上で名もなき人々が力を合わせたことがその真相を暴く原動力となったのではないかと思います。
また、インターネットの影響力は近年、高まることはあっても下がることはありません。経産省が今年7月1日に韓国に対する輸出管理体制の運用適正化措置を発表して以来、オールドメディアを中心に、次のような主張が散見されました。
- 日本にとって韓国とは、きわめて重要な相手国である。
- 韓国からは昨年、750万人を超える人々が入国したほか、日本は韓国に対し毎年数兆円の貿易黒字を計上している「上顧客」である。
- また、韓国との関係を損ねたら、安全保障に支障を来すほか、北朝鮮の非核化や日本人拉致事件の解決などが進まなくなってしまう。
- さらには、日韓関係が悪化すれば、結局は中国や北朝鮮、ロシアなどを喜ばせる結果になるし、中・長期的に見て日本にとってはマイナスだ。
- よって、これ以上の日韓関係の悪化はなにがあっても防がねばならないし、日本は感情的な報復措置を控えなければならない。
分かりやすく言えば、「対韓輸出規制(※)を撤回せよ」、という主張ですね(※ただし、何度も何度も口を酸っぱくして申し上げて来たとおり、これは「輸出規制の強化」ではなく「輸出管理の適正化」ですので、お間違えのないようご注意ください)。
では、国民はこの論陣を、どう受け止めたのでしょうか。
この措置に対して寄せられた4万件を超えるパブコメのうち、じつに95%が賛同意見だったそうです。
輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に関する意見公募の結果について(令和元年8月2日付 電子政府の総合窓口より【PDF】)
このことがすべての答えでしょう。
いくつかのオールドメディアが一生懸命、「日韓関係は大事だ」、「韓国を(旧)ホワイト国から除外したら日韓関係は取り返しがつかないことになる」、といった論陣を張っていたにも関わらず、日本国民はこれらのオールドメディアの誘導に乗っからなかったのです。
保守、革新の問題ではない!
さて、詭弁を主張する人たちは、たいていの場合、結論が決まっています。
結論が決まっている以上は、その結論に合うように、自説にとって都合が良い証拠ばかりが採用され、自説に合わない証拠は無視されるか、歪曲されます。だからこそ、彼らの主張を聞いていても、知的好奇心も満たされませんし、面白くないのです。
ただ、「結論が決まっている人たち」の説明を読んでいると、勉強になることもあります。
それは、「結論ありきの議論がどんなにつまらないか」、「結論ありきの議論がいかに間違っているか」という点を、改めて認識することができる、という点です。また、「結論ありきの議論」のどこがどう間違っているのかを丁寧に解きほぐす作業自体が、実は、知的好奇心の刺激にもつながります。
つまり、「結論ありきの議論」も、「反面教師」として捉えるならば、ときとして有益ではないのでしょうか。
こうしたなか、「結論ありきの議論」を仕掛ける常習犯といえば、日本では「左派」だの、「リベラル」だのと呼ばれる人たちが中心ですが、それ以外の立場に立つ人々の議論を読んでいても、ときどき首をかしげてしまうような議論に出会うことがあります。
先ほども少し触れたのですが、「日韓関係が悪化すれば中国や北朝鮮を喜ばせることになる」、「文在寅(ぶん・ざいいん)政権こそが諸悪の根源であって、文在寅政権を除去すれば日韓問題は解決する」、といった議論をする人がいます。
この議論の間違いについては、当ウェブサイトでも8月末に『「日韓関係悪化は中国を利する」、その何が問題なのですか?』という文章で問題提起をさせていただきました。
もちろん、日韓関係が悪化すれば、それによって日米韓3ヵ国連携の結束にゆるみが出てきますし、せっかくの北朝鮮包囲網についても弱体化することは間違いありません。
そして、日本の韓国に対する輸出管理の強化が日韓関係悪化の要因の1つであることを踏まえると、日本が輸出管理体制を7月1日以前に戻せば、韓国が日本に対して示している怒りを鎮めることができるであろうことは想像に難くないのです。
そもそもそんな国と連携できますか?
さて、なぜこんなことを延々申し上げたのかといえば、昨日、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、こんな記事を発見したからです。
チョ・グク法務長官、次期韓国大統領候補選好度6位から3位に浮上(2019年09月14日10時06分付 中央日報日本語版より)
タイトルにある「チョ・グク」とは、今月9日、韓国の新しい法務部長官(法相に相当)に就任したばかりの曺国(そう・こく)氏のことです。
中央日報によると、曺国氏は「次期大統領候補選好度調査」で、李洛淵(り・らくえん)首相と黄教安(こう・きょうあん)自由韓国党代表(前首相)に続いて3位に浮上したのだとか。
曺国氏といえば、『タマネギ男の法相就任:混乱する韓国からは距離を置け』でも報告したとおり、「タマネギのように、剥いても剥いてもスキャンダルが出てくる」という人物です。
その曺国氏に対しては、法務部長官就任を巡っても、韓国国内でも保守派と文在寅政権支持層のあいだで、賛否が分かれていたのではないかと思います。そんな人物が、次期大統領の有力候補に浮上したという事実を見ると、素直に驚きます。
ちなみに中央日報によれば、その順序と支持率は次のとおりです。
- 1位:李洛淵(15.9%)
- 2位:黄教安(14.4%)
- 3位:曺国(7.0%)
- 4位:劉承旼(5.3%)
- 5位:李在明(5.0%)
もちろん、しょせんは外国のことですので、誰が閣僚になろうが、首相になろうが、あるいは大統領になろうが、本来であれば「知ったこっちゃない」話です。
ただ、「文在寅氏こそが日韓関係を悪化させている原因であり、文在寅政権を取り除けば韓国が改心(?)して日本(や米国)との関係を改善させるに違いない」と考えるのは、あまりにも認識が甘すぎるのではないか、と申し上げたいのです。
日本のあるべき道
民主主義の本質とは?
さて、民主主義の本質とは、「その国の最高権力者を民意で選ぶ仕組み」のことです。
法形式として中国や北朝鮮には選挙制度があるようですが、事実上、中華人民共和国の人民が習近平(しゅう・きんぺい)国家主席を、北朝鮮の人民が金正恩(きん・しょうおん)を、民意で権力の座から追放することはできませんので、両国は民主主義国家ではありません。
しかし、日本の場合は国民が一丸となって「アベはやめろ!」と思えば、衆議院議員総選挙で自民党を敗北させることができるはずですので、日本はれっきとした民主主義国家です。
(ちなみにオールドメディアがあれほど一生懸命、「もりかけ問題」を繰り返しておきながら、安倍政権が一向に倒れないのは、日本国民がすでにオールドメディアの支配を脱している証拠でしょう。)
では、韓国はどうでしょうか。
韓国の場合は、明らかに根拠や整合性を欠いた反日に国民が支配されています。
といっても、本稿では、「なぜ韓国国民が反日なのか」という理由を突き詰めることはしません。ここで重要なのは、文在寅氏は紛れもなく、韓国国民が正当な選挙の結果として大韓民国大統領に選んだ人物である、という事実です。
もちろん、「韓国の個人」と「韓国という国全体」を同一視してはなりません。韓国国民のなかには、親日的な人もいますし、物事を公平・客観的に見ようとする人もいます(※余談ですが、韓国人のなかには、私自身もビジネスマンの1人として、個人的に深く信頼しているビジネスパーソンの知り合いもいます)。
ただし、韓国は紛れもない民主主義国家ですので、そのような人物が大統領に選ばれるという時点で、韓国国民の世論全体が反日である、と評価せざるを得ません。
つまり、韓国政府の反日は、中国政府の反日や、北朝鮮政府の反日とは、まるで意味が異なるのです。
日韓断交は本当に「悪」なのか?
さて、改めて申し上げたいのですが、日韓断交は果たして本当に日本にとって脅威なのでしょうか?
地政学の専門家と称する人たちは、「とにかく絶対に韓国を中国側に行かせてはならない」と力説するのですが、たしかに、朝鮮半島全域が日本の敵対地域になると、対馬が国防の最前線になりますし、自衛隊の体制転換が間に合うかどうかもわかりませんし、防衛費負担も確実に跳ね上がるでしょう。
また、韓国を無理してでも日米陣営に留めておくのは、中国の首都・北京からほど近い朝鮮半島南部に米軍駐留地域が存在することの価値が高いからだ、という言い方もできます。
しかし、それと同時にもう1つ考えねばならないのは、そもそも日本は中国や朝鮮半島と距離を置いていた時期に大きく発展し、中国や朝鮮半島と関わった時期にさまざまな国難に見舞われてきたという歴史的事実です(※)。
(※このあたりの詳しい説明については、石平氏の名著『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』がもっとも適切に表現していると思います。)
これに加え、「地政学の専門家」と称する人たちが見落としがちなのは、「パワーは均衡する」という法則です。たとえば、朝鮮半島全体が中国、ロシア、日本、いずれかの勢力圏に入ったとすれば、それを前提に日中露3ヵ国はこの地域でパワーを均衡させます。
また、朝鮮半島全体がグダグダな状態になってしまったとしても、日本が対馬・竹島を防衛ラインと決める一方で朝鮮半島情勢には絶対に介入しないとうい強い意思を示せば、朝鮮半島の混迷に収拾を付けるのは中国とロシアの役割に変化するのです。
あるいは、以前、『日本に「ドーバートンネル」がないのは僥倖』のなかで、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏がBSフジの『プライムニュース』に出演され、「日本は英国を見倣うべきだ」とする趣旨の発言をされたという話題を紹介しました。
そろそろ日本も英国のように、自国は大陸情勢には直接関わらないように気を付けつつも、大陸には過度に強い国が生じないようにコントロールするだけの老獪さがあっても良いのかもしれませんね。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
>常識を疑え 「朝鮮半島は日本の生命線」、本当か?
現実的には、日本の存在が米国から朝鮮半島への圧力を緩衝してるようにさえ思える。
>韓国からは昨年、750万人を超える人々が入国したほか、日本は韓国に対し毎年数兆円の貿易黒字を計上している「上顧客」である。
他の国・地域で代替できるため喪失しても致命傷ではない。
>また、韓国との関係を損ねたら、安全保障に支障を来すほか、北朝鮮の非核化や日本人拉致事件の解決などが進まなくなってしまう。
安全保障の連携には非協力的だし、拉致問題の進展に寄与した実績も聞かない。
>日韓断交は本当に「悪」なのか?
関係維持のメリットよりもコスト(あらゆる負担)が上回れば、進路再考は当然の選択肢。
*****
玉ねぎは、皮をむき続けると無くなってしまうんですよね。
存在を消そうと動くほどに傷口が広がる様は「カサブタ男」の例えの方が似合ってる気がします。(膿も出るし)
新しい法務長官は大統領が選びました。
文在寅大統領は大韓国民が選びました。
民主主義なんですから起こり得るすべての事象の責任は、大統領を選んだ国民にあります。
玉ねぎは、剥き続けると、何ものこりません。芯はないのです。
曹国の人間性も然り。
おはようございます。
>日本の韓国に対する輸出管理の強化が日韓関係悪化の要因の1つ
>であることを踏まえると、日本が輸出管理体制を7月1日以前に
>戻せば、韓国が日本に対して示している怒りを鎮めることができる
この点について会計士さんの見方に少し疑問を感じました。以下その理由を書いてみますね。
昨年来、韓国はレーダー照射、えせ徴用工判決、天皇侮辱発言、慰安婦合意破棄など、次々と日本相手に喧嘩を仕掛けてきました。ところが、せっかく?韓国が喧嘩を売ってきたのに、日本は戦略的無視などと唱えて喧嘩に余り応じようとはしませんでした。実はそのようなことでは韓国にとって都合が悪かったのです。
ですから、日本が輸出管理の強化をしたところ、待ってましたとばかり大喜びで日本を非難し始めました。韓国としては反日を行う必要性を感じており、そのためには日本からのアクションが必要で喧嘩を売ってきていたのです。GSOMIAの破棄についても、実は日本から報復を期待していたのですが、韓国としては残念なことに日本からのリアクションを引き出せていません。
つまり、文在寅大統領の目的は国民の反日感情を大いに盛り上げることであって(場合によっては反米感情でもいい)、日韓関係が平穏になっては困るのです。国民の反日感情が盛り上がれば、市民活動家のプロである文在寅大統領は、選挙などにおいしく利用できるのでしょう。
ということで、日本が韓国と仲良くしようとして輸出管理体制を戻すなどのことは、文在寅大統領にしてみれば残念なことであり、むしろ日本にもっと韓国民が怒るような報復をしてほしいというのが希望でしょう。
というのが私の見方ですが、いかがでしょうか。
>ということで、日本が韓国と仲良くしようとして輸出管理体制を戻すなどのことは、文在寅大統領にしてみれば残念なことであり、むしろ日本にもっと韓国民が怒るような報復をしてほしいというのが希望でしょう。
>というのが私の見方ですが、いかがでしょうか。
輸出管理体制を戻せば「けしからん日本を懲らしめてやったぞ!」とヒャッハーすると思います(;^_^A
クロワッサン さま
>輸出管理体制を戻せば「けしからん日本を懲らしめてやったぞ!」
>とヒャッハーすると思います
ええ、一時的にはそうなるでしょうが、問題はその後です。また、反日ネタを得ようとして喧嘩を売ってくるでしょう。
文在寅大統領は元市民活動家であり、言葉を変えれば扇動家です。煽って煽って韓国民の不満を高め、そのエネルギーを自分の目指す方向へと向けていくのが得意です。
その、韓国民のエネルギーを高めるのに、日本が韓国に報復等をするのは大変に都合のいいことであり、逆に友好状態では緊張状態が緩和されてエネルギーが下がってしまいます。そのため文在寅政権が続く限り、日本に仕掛けてくると思っていたほうがいいような気がします。
ある時、仇敵のギャンブラー四人(日ノ本氏、ステーツ氏、皆殺しの熊氏、虐殺パンダ氏)が美酒(それなりの平和と繁栄)を賭けてババ抜きをしていました。🐧
形勢はずっと日ノ本氏が不利でババを持って他に廻せませんでした。🐧
この不思議で厄介なババはトランプのカードの癖に何故か勝手に「無い事、無い事」騒ぎ立て、他のギャンブラーに簡単にババだと見抜かれていたのです。🐧
ところが、余りに五月蝿いババに日ノ本氏が躾の為、指パッチンを何回かすると、ババは更に騒ぎ出し、なんと日ノ本氏の掌から勝手に飛び出しステーツ氏の掌に飛び込み「日ノ本氏の悪口や他のあらゆる戯言」をステーツ氏の掌の中で騒ぎ出しました。🐧
ステーツ氏は日ノ本氏にババを返そうと試みますが、日ノ本氏の丁重な無視により失敗、ゲーム終盤戦でなんとか皆殺しの熊氏か虐殺パンダ氏にババを押し付けるか、それがダメならババを躾て「カードの分際」で喋らない様にさせるか「燃やしてしまう」しかありません。🐧
不思議なババは何故か虐殺パンダ氏の掌を目指してますが、ゲームの敗者争いは不透明で、ステーツ氏か如何にして不思議なババを躾け他のギャンブラーに押し付けるか、「燃やしてしまう」タイミングが勝負の分かれ目です。🐧
ゲームの結果はまだ予測出来ません、ところが皆さん「忌まわしく呪われた不思議なババ」はどんな図柄なんでしょうか?🐧
ハゲ親爺 さま
また面白い設定をされましたね。
>「忌まわしく呪われた不思議なババ」はどんな図柄なんでしょうか?
それはもう、「黒い山葡萄原人」か「トンスル」ではないかと思いますが。
このメンバーでカードをやるときは、壁に旭日旗を掲げて魔除けにしておく必要がありそうです。
老害様
残念、漢字で「朝鮮半島国家郡」と書いてあったとさ。🐧
ハゲ親爺様へ
指パッチンですか?でこパッチンじゃないんですか?
アジアのパワーバランスが崩れない限り北方領土の返還も拉致被害者の救出もままならず、逆にこれが変化するときこそ、そのチャンスが訪れると考えています。
米軍撤退後についていくつか妄想を走らせてみました。
まず半島にどこも手を出さなかった場合です。
南朝鮮は最初のうちこそ日本へちょっかいを出してくるかもしれませんが、中長期的には内輪揉めで落ち着かない状態が続くでしょう。内戦が頻発するかもしれませんが放っておけばいいと思います。我が国への影響は比較的小さいと考えられます。
また、北朝鮮は手を出しません。傍観します。この点について疑問を持たれる方もいるでしょうが、出兵した兵はいずれ帰国します。大多数の洗脳が解けているはずで、反乱分子が増加することは容易に想像できます。出兵はいずれ自身の首を絞めることになるのです。北朝鮮の南下はありえません。北朝鮮ができるのは核による恫喝だけで戦争はできないのです。
では、日本が取るのか。私はNOです。議論すらしたくありません。関わりたくもないです。
次に中国が取った場合、ロシアが弱体化します。
日中露3カ国はお互いに牽制しあい軍拡に走らざるを得ないでしょう。
日本は場当たり的に憲法改正をおこない大規模な軍事予算で事態に対処します。トランプは大喜びかもしれません。
中露とも陸海空の3軍を極東に集中させますが、まずロシアの体力がもちません。
陸軍を持ってくるのはいいとして、海軍はどうするのでしょう? 軍拡競争にもついて行けず極東での影響力を急速に失っていくでしょう。北朝鮮と同じような核で睨むだけの国となり、日本海は半分中国の海になります。
日中の軍拡競争は延々と続いていきます。その後、どうなるかはわかりません。この状況下ならばアメリカがその気になれば中国は戦略的に倒せるのですが(実は現状でも十分です)、どうなるのでしょう?
ここで南北を中国に挟まれる北朝鮮は米軍駐留を認めるかもしれません。米国と直接対峙することになり中露にとっては大問題となるでしょう。なんとしても避けるべき事態です。
北朝鮮はこの「米軍駐留」をカードとしてちらつかせ中露の半島進出を牽制するかもしれません。実現するかしないかはどうでもいいのです。その可能性さえ臭わせておけば恫喝のネタとなります。一度カードを切ってしまえば米朝会談のたびに無言の圧力を与えることができます。今後米朝会談、日朝会談が開くことによってこのカードは現実味を増してきます。日本が担当するのはもちろん駐留経費です。会談を重ねるうちに何人か拉致被害者が帰ってくるでしょう。交渉が順調にすすんでいることを装って、一度にではなく何人かずつバラバラで帰ってくると思います。
次にロシアが取った場合です。
金欠ロシアが半島経営できるでしょうか? できます。日本が資金を出すのです。何のために今まで日ロ会談を重ねてきたのでしょう。
※アメリカが中国の半島進出を強固に拒んだ場合可能な選択肢となります。
半島経営とシベリア開発をセットに技術と資金を提供します。もちろん稼げるところはしっかり儲けます。手短な迂回貿易先まで確保できます。安全と安定のためにアメリカからも出資してもらいましょう。
ここで北方領土を返してもらえるといいのですが、どうでしょうか? 半島にはシベリア開発に必要な労働者もたくさんいますし、空いたところへ四島の住人に移住してもえばいいでしょう。
おそらくですが日中よりも半島経営は安定するのではないかと思います。まず支配者と被支配者の人種が明らかに違います。半島人は支配者に化けることができません。優劣(?)関係が明確なのです。少し優勢になると調子に乗って他者を猿だなんだと言って馬鹿にしていますが、今度は一体どうやって罵るのでしょう。またロシアの政治体制も支配者向きです。軍事的、政治的、資本的に、そして人種的(なんだこれ?)に圧倒的な相手がご主人様です。きっと気に入ってもらえるではずです。
それとこの場合、アメリカ側から北朝鮮へ積極的なアプローチがあるかもしれません。この場合も拉致被害者は帰ってくると思います。
長文御免
菅楠真紅様へ
>北朝鮮は米軍駐留を認めるかもしれません。
北は歴史的には反中です。その反動として近代ではロシアに傾くことが多いように思います。現在の共和国もロシアが造った傀儡政権から始まっています。
なので韓国が従中(これも歴史的なもの)に走ると、北はバランス上ロシアに接近するでしょう。しかしロシアに中国と対峙して半島に基地を置く体力は無いと思います。
ただ米中の摩擦が収まらなければ米露が接近して、結果として米露(実質は米)が北に進駐して来る可能性はあると思います。
>米国と直接対峙することになり中露にとっては大問題となるでしょう
従って、中国にとっては大問題ですが、ロシアは案外うまく立ち回りそうな気がします。中国と違い、ロシアは今や資本主義国なのですから。
この場合だと日露も良い方に回るんじゃないでしょうか?
地政学的に半島が重要だ、とか言う意見がありますが、そもそも周辺国と信頼関係を築けない国が味方をフリをしている方がリスクとしては大きいと思います。中国には逆らえないみたいだし、中国に組み込まれるのが自然かと思います。しかし中国も北というきかん坊に加えて、ゲスの極みの韓国を本気で取り入れることはしないでしょうね。下手に統一されたら、嘘つき我が侭、幼児的思考の核保有国の誕生に中国が加担したことになるし、言うことを聞かなくなるから手を焼くことになるでしょうし。
その通りです。もう何十年も前から、韓国の敵国は北朝鮮ではなく日本です。軍隊レベルは知りませんが、韓国政府、および韓国民レベルでは、韓国軍備の増強理由は北朝鮮ではなく、日本の軍備増強に対応したものです。彼らにとって北朝鮮は同胞であり、日本が常識として考えてきた敵国という思いを持ったことはありません。逆に、常に日本の軍備は韓国侵略のためにであり、それに備えるために軍備を増強させて来ました。
それなのに、日本もアメリカも韓国を同盟国として重要視し、いろいろな特典を与え続けて来たんですから、私から言わせれば、敵を手厚く育ててきたという状態です。
文政権の存在はある意味、日本やアメリカに本当の韓国の姿を見せてくれたので、ラッキーだったかもしれません。
韓国という国を見ていると「ダチョウ症候群」をいつも思い出します。
ダチョウは敵に襲われて自分の身に危険が差し迫ると、頭だけ砂の中に埋めて、何も見えない聞こえない、という状態にしさも安全な場所に隠れたということにする。
これがダチョウ症候群ですが、上記の文章のうち「ダチョウ」を「韓国」、「敵」を「国難」、「頭だけ砂の中に埋めて」を「反日活動をして」にそれぞれ言い換えればかの国の現状にそのまま当てはまります。
日本は真の防衛線はどこに設定すべきなのか?
自分の持論なのですが、38度線に見きりをつけたのはもう5年以上も前のことだと思います。
日本はその歴史上、結果において朝鮮半島方面からの大陸勢力はすべて撃退しております。
日本が唯一敗戦した第二次世界大戦の推移なのですが、日本はフィリピン=台湾=沖縄ルートの侵攻方法で陥落しています。また、日本本土も戦略爆撃によって焦土化されましたが、これもサイパン=硫黄島方面からです。その間、朝鮮半島は空襲を受けることなく無傷の状態でありました。
結果から言いますと、朝鮮半島は日本本土防衛のために、なんの役にも立っていません。地政学の上では、朝鮮半島が日本の喉元に突きつけられた短刀のように見えますが、どうやらそうではないようです。
日本はあくまでも海洋国家なのであって、離島の防衛こそ本土防衛の要なのだと思います。半島そのものに拘泥する必要はないでしょう。その点では、対馬が陥落するようなことがあると、極めて手痛いことになるでしょう。
まあ、アチソンラインの再設定は、現在の状況としてやむを得ないところでもありますが…
>日本はフィリピン=台湾=沖縄ルートの侵攻方法で陥落しています。
ちょっと誤認があります。
米国が飛び石戦略で日本本土への侵攻を進めた時に台湾はほぼスルーされています。
フィリピン奪還は戦略的には意味のないマッカーサーの私怨であり、海軍はまったくいい顔をしなかったといいます。
グアム陥落がキーポイントで、これによりB-29による戦略爆撃が可能になり、敗戦に転げ落ちますが、西側の戦線は消化試合ですね。
更新ありがとうございます。
良く聞かれるのは、半島を巡る支配の件ですが、「朝鮮半島は日本にとっての生命線、赤化したら釜山と対馬で睨み合い、日本が受ける脅威が格段に増える」「しかるに半島が赤化するのは絶対阻止だ」という考えです。
私もそう思っていました。少しはまだ緩衝材の役割として、日本は我慢するか、と思う部分はあります。
しかし、近年は南朝鮮が日本を挑発し、世界に嘘を告げ口し、WTOに日本を提訴し、とてもじゃないが友好国ではありません。
韓国政府の反日は、文大統領になってからエスカレートしましたが、それ以前も皆、同根です。韓国の民主化はイコール反日、用日、侮日が基本。マトを日本に絞っておいて、都合悪くなれば日本を出してくる。
どこまで日本から甘い汁を吸うのか。また殴りながら握手求めて「お互い悪かった。道徳的にアンタは反省して、未来志向で協議しよう」なんて分厚いツラの皮で言われた日にゃ、唖然とし、更に怒りが込み上げます。
こうなると、経済的に南朝鮮がグダグダになった今、政権支持も砂上の楼閣で、在韓米軍の撤退前後に、日本が対馬・竹島を防衛ラインと決める一方で朝鮮半島情勢には絶対に介入しないという強い意思を示せば、朝鮮は中国や露国が介入するでしょう。
私は時間的には厳しいが、釜山に統一朝鮮国の旗が立っても、紅旗属国旗になっても一切関知しないことが日本の国益になると思います。
もちろん防衛ラインには日本巡視船、海自護衛艦が張り付かねばならないし、GDP1%なんて言ってないで最低2%の防衛予算が必要です。それ以上でも構いません。半島とは縁を切る事です。
私も同感です。確かに地理だけで見れば、重要な地域ではあるのでしょうが、そこに住む人びと、文化を含んで考えるとこちらが望む友好は無理だと思います。没交渉とはいかないでしょうが、集団レベル(会社や団体、国)で関わることはリスクがあると考えて付き合う必要があると思います。楽観的にもいかないですが、方針は行き来を厳しくしてこちらからは関わらない。中国、朝鮮半島、ロシアが互いに不協和音で疲弊するように仕向けていくのがいいですね。国防、外交と共に諜報に多くの予算が必要になるでしょう。
ただ日本の世論も一枚岩になれない部分が一番の問
題。自国を貶める勢力も一定割合いるからですね。言論の自由と言いますが、報道のあり方、政党のあり方がほんとに問われています。少なくとも国益を損わないことが前提条件でしょう。報道の「プロ」のラルが問われています。
>確かに地理だけで見れば、重要な地域ではあるのでしょうが、そこに住む人びと、文化を含んで考えるとこちらが望む友好は無理だと思います。
同感です。
コンプラとかを無視して率直に書くと、朝鮮半島は押さえれるなら欲しいけど絶対に必要な訳では無いし、押さえる時は朝鮮人は居ないのが最善。
ちなみに、チベット人は元々は中国の西方に居た羌族で、漢民族の攻撃から逃れ続けた結果今のチベットに落ち着いたそうです。
世界史を見れば、ある民族がその故郷から追いやられる事って多いですね。
オブ様
コメントありがとうございます。おっしゃる点、同意します。
>本稿では、「なぜ韓国国民が反日なのか」という理由を
>突き詰めることはしません。
小生のブログで、この点についてごく簡単に触れています。ちょっとツッコミ不足で、いずれもう少し深く考えてみたいと思っているのですが、とりあえずご紹介させて下さい。
<韓国の自立:助さん格さん、もういいでしょう>
https://ameblo.jp/fuchi-902/entry-12521472052.html
韓国が日本の生命線というのは、韓国人の考えそのもので、リスカブスの考え。
菅官房長官の「日本は困らない」が、近年の日本政府の考え。
日本の知識人などが、韓国の考え方の発言をしているのは、工作員か国際社会の変化についていけない、頭の固い古い知識人だと思います。
会計士さんの意見やコメントに有る通り、個別の根拠は論理的に破綻していますので、騙されることのないように。
記事の更新ありがとうございます。
議論が成立するには、参加者がある程度の科学的な思考方法を意識して、さらに議論の過程で誠実であることが必要だと考えています。
そうでないパターンのうち、「結論ありき」の態度は二つ思いつきます。
A.利益誘導や好みなどの思惑を元に計算し、特定の結論に導こうとする態度
B.無意識レベルで何かを正しいと見なし、その正しさに導こうとする態度(非説得)
必ずしも同じ人物がAかBのどちらかに分類されるという意味ではなく、時と場合によりAとBを行き来する、というやっかいな仕様(笑)です。
「結論ありき」の人たちは、それらしい理屈で誰かを納得させようと考えているうちはAであり、手段を問わず押し通そうとする場合にBになることが多いと分析します。もっと整理すると、全て計算ずくで理論武装重視の純粋Aと、根っこにBがありAの仮面をかぶっている仮面A、最初から理屈不在の純粋Bに分けられるかもしれません。
この仮説を使って、「結論ありき」の相手を分類してみようと試みたのが以下です。
・純粋A:財務省、NHK
・仮面A:韓国(用日)、オールドメディア、日本共産党
・純粋B:韓国(反日)
詰めの甘い分類かなと思いますが、実験的なものとして見てください。
>そもそも日本は中国や朝鮮半島と距離を置いていた時期に大きく発展し、中国や朝鮮半島と関わった時期にさまざまな国難に見舞われてきたという歴史的事実です。
たしかにそうかもしれませんが、大事なことをお忘れです。それは、「強きにおもねり、弱きを挫く。」という、半島民族の民族性です。それは、強きの威を借りて、古代から尋常ではない残虐性を表して来ました。
史実にある白村江の戦い、元寇、第二次世界大戦では日本兵の身分で日本人が思いもつかない残虐行為をアジアの国々に行いました。ベトナム戦争ではアメリカ兵の身分で、友軍であった南ベトナムの人々に暴虐を尽くしました。
なにが言いたいかというと、その彼らが中国側に就くと、その指示でなくとも、その威を借りて、日本に攻撃を仕掛けてくる可能性が高い。ことによっては、本丸の中国より、厄介な相手だということです。
関係を解消する利は存じておりますが、関係解消の前にしておくべきことがあります。
それは、彼ら半島民の無力化です。軍事や経済だけではない。国家、民族の解体です。
心配性のおばさん さま
>「強きにおもねり、弱きを挫く。」という、半島民族の民族性
>その威を借りて、日本に攻撃を仕掛けてくる可能性が高い
お説のとおりかと思います。
実際問題、敗戦で日本が弱っているところを見て、これ幸いと竹島を掠め取りましたからね。
>国家、民族の解体です。
思わず嬉しくて笑ってしまいました。そうなれば最高ですね。
しかし不可能でしょう。ベトナム戦争など、アメリカが全力で狂ったように、圧倒的な武力を持って破壊しまくったのに、結局負けてしまいましたからね。国家や民族というものは実にしぶといものです。
ということになれば、やはり日本も、韓国であれ他の国であれ、他国から侵略されない、あるいは攻撃されない力を持つのが現実的でしょう。それは軍事力はもちろん、経済力も文化の力も含めてということになると思いますが。その際、何の役にも立たないのが憲法9条かと。世界の笑いものですね(笑)
隠居爺様 ムリですかしら?
≫国家、民族の解体です。
イメージとしては、ユダヤ民族のエジプト脱出だったのですけど。
もともと、愛国心が表層的な民族なので、他民族より、棄国することにハードルがかなり低いと思っております。また、ユダヤ民族のように、民族を統一させる信仰がないことから、棄国すれば、再び建国のために集結する力はない。
移民した先で、より固まって愛国心を発揮している勢力も、本国からの指令指導だと聞いています。その本国が無くなれば、民族として団結する力はそもそも無いかと。
民族愛が強いベトナムや中東では難しくても、半島であれば、やり方によっては可能ではありませんか?
私、今日はダークサイドにおります。”やり方”については控えますが・・。
心配性のおばさん さま
>民族愛が強いベトナムや中東では難しくても、
>半島であれば、やり方によっては可能ではあ
>りませんか?
語れるほどの知識等がないものですから確信は全然ありませんが、長年中国、あるいはロシアと国境を接しているのに国がなくなっていないということを考えると、やはり何かしら生き延びるためのノウハウは持っているのではないかと思います。中国やロシアは決して優しい国ではありませんから。
>私、今日はダークサイドにおります。
ご自愛のほどお祈りしております。
心配性のおばさん様
>国家、民族の解体です。
私もそれがファイナルアンサーだと思っています。ユダヤ民族は結果として各国に広がり、重要国の中枢に食い込んでいますが、それと同様の事は彼らには難しいでしょう。一つには質の点で、一つには性状の点で。
質の点は説明不要と思います。性状の点は、彼らの常軌を逸した身内びいきを念頭に置いています。「誰かが亡命先の国家で出世する→一族総出でブラ下がる」というのは、彼らにとっては常識で美談でしょうが、亡命先の国家にとってこれほど迷惑な事はありません。結果として国政を左右するほどの位置にたどり着くのは困難となります。
ただ、油断は禁物です。たまに居る極めて優秀な韓国人系米国人が、もし大統領になったとしたら?
そういう風に考え出すと、ベストアンサーは南北朝鮮が相争って対消滅してくれる事なんですよね…現実的には無理でしょう、彼らが死ぬまで戦うわけがありませんので。
コメント失礼します。
朝鮮の無力化、解体ですか。大日本帝国が延命を施してしまったのが残念です。せめて100年統治してくれてればなぁ。
もう一度支那に押し付けて朝貢の復活、何万年かかっても良いからゆっくり自滅(両班と近親交配で)させるのが日本にとってはラクかも知れませんね。日本は経済で自滅しない様頑張って欲しいです。
学生さんに講義する時にまず話すことです。
広告代理店の横文字の肩書きでちゃらちゃらしてるおっさんですけど仕事は自分は論理を構築して15分以下にまとめ自分よりも頭のいい人に納得してもらい結果、数億円という大金払ってもらいそれを実行することですと。芸術家でも評論家でもない、いわばプロフェッショナルだよ。まぁ今は評論家なわけですけど。
そのためにどんな論理構成をしていくのか実際の作業過程はどうなのか。ケーススタディーしていく訳です。
実際は失敗談のほうが受けるし、わかりやすいようで、自分としても、そっちの方が経験豊富ですからそれはそれで問題ないのです。
大事なことは皆すごく頭が良いわけではない。だから人にお願いする、人の話聞くことで補いながら何とかしていく。
知的謙虚さが大事だし個人的にそれを持つ人を尊敬するし好きです。
知的好奇心がある人って知的に謙虚なんです。
新宿会計士さま好きです。はぁと。
ここで書き込みしてる人も。
知的謙虚さがない人って・・・以下略。
「地政学的に重要な地域」というものは、その時代それぞれの大国同士の関係に依存すると思います。
「大国」というものは時代によって変わりますし、それに応じて「地政学的に重要な地域」も変化することになります。
例えば、ヨーロッパでは第二次大戦後、冷戦期において、当時の東西ドイツは西側と東側が相対する地域で「地政学的に重要な地域」でしたが、東西ドイツが統合し、冷戦が終結した今は、ドイツ地域は「地政学に重要な地域」ではありません。
むしろ、現在のヨーロッパにおける「地政学的に重要な地域」は、ウクライナやトルコなどが該当すると思います。
朝鮮半島も「第二次大戦後から現在において」は、韓国、北朝鮮が相対する地域で「地政学的に重要な地域」と言えますが、「今後もずっと重要な地域なのか?」という問いに対しては、大国すなわち、中国、アメリカ、ロシアの動き次第ということになります。
「今後もずっと朝鮮半島は重要な地域である」と主張する人は、「今後も韓国は米韓同盟を維持する」と考えており、「今後は重要な地域ではない」と主張する人は、「米韓同盟はいずれ近いうちに破棄される」と考えている人であると思います。
すなわち、「議論の土俵、前提条件が異なっているために議論ができない」のです。
もし、「今後も韓国は米韓同盟を維持する」のであれば、日本にとって朝鮮半島は「地政学的に重要な地域」になります。
一方、「米韓同盟は廃棄される」のであれば、日本にとっての「地政学的に重要な地域」は、対馬海峡(対馬、済州島)、から東シナ海、台湾海峡、南シナ海になると思います。
>もし、「今後も韓国は米韓同盟を維持する」のであれば、日本にとって朝鮮半島は「地政学的に重要な地域」になります。
うーん、米国にとって朝鮮半島を押さえておく必要性って何でしょうか?
大陸間弾道ミサイルへの防衛にしても、朝鮮半島は「あれば良い」のレベルで「なければ駄目」のレベルでは無いような。
自由民主主義政体の地域の減少といういわば象徴的な意味が、現実にどれだけ影響を及ぼすのか分かりませんけど。
匿名様
>「地政学的に重要な地域」というものは、その時代それぞれの大国同士の関係に依存すると思います。
>「大国」というものは時代によって変わりますし、それに応じて「地政学的に重要な地域」も変化することになります。
確かに、朝鮮半島が地政学的に重要な地域になったのは近代以降ですし、大国がいつまで大国かはわからないのですよね。
>「今後もずっと重要な地域なのか?」という問いに対しては、大国すなわち、中国、アメリカ、ロシアの動き次第ということになります。
例えば中国が内戦でいくつかに分裂すれば、外にちょっかいを出す余裕などなくなり、朝鮮半島など最低限の警戒だけで放置かと思いました。ロシアはヨーロッパ〜中東方面の情勢次第で、東アジアには構っていられなくなる。アメリカは中露の太平洋進出さえないと見切れるなら、最低限の関与ですませたい。さらに、想像を超える事態(災害やテロ)で国家機能麻痺、撤退だってありえます。
その時、朝鮮半島はただの極東の僻地に過ぎません。例に挙げられているドイツより、さらに見向きもされないでしょう(日本にとっては嫌な場所であり続けるでしょうが)。
話は外れますが…
過去に地政学的に重要だったものの後に地位が低下した場所として、現在はイタリアのシチリア島を思い出します。
古代ギリシャの植民地から始まり、中世までの地中海世界で目まぐるしく支配者が変わった(古代ローマ、カルタゴ、ビザンティン帝国、ムスリム、ノルマン、スペインなど)地域です。イタリア半島に近すぎ、アフリカからも近いゆえの悲劇ですが、その反面、支配者が持ち込んだ知識・技術のおかげで当時の先進地帯でもありました。が、それも近世になって地中海から大西洋に歴史の主戦場が移ると、だんだん落ちこぼれていきます。
(”民族自決=正義”の現代の価値観に反しますが、異民族・異文化に支配されてるほうが輝く場所というのもある…あったのだと思います。もちろん、支配者側がそれだけの先進性を持っていて、虐殺など無法をしないことが絶対の条件ですが)
シチリアはそれでもイタリアの一部として先進国に残れて、まあ運が良かったほうかもしれません。
土地そのものに誰もが欲しがる魅力がある(通商の要所、埋蔵資源が豊富、など)わけでもない朝鮮半島は、いずれ地勢学的地位が低下する時を見越して動くべきだったと思います。
匿名さま
地政学的な重要度は、確かに環境によって変化しますよね。
日本が大陸の脅威に晒されていなければ、半島なんか何の価値も無いですよね。
やはり中共に無くなって頂くのが、一番良いですね。
生命線とは生死を左右する重要度があってこそですが、ぶっちゃけ無いですよね。
古代ローマは山岳よりも河川を国境とするようにしてましたし。
中国に海洋への進出はさせない、こそが生命線ですね。
米中露にとっての朝鮮半島の地政学的意義は、橋頭堡を保持するか奪還するか、二次的に覇権国家としてのメンツを保つか損なうか、というところだと考えます。
日本にとっての朝鮮半島の地政学的意義は、戦場になってもらって前線からの距離を稼ぐ事が第一です。対馬が最前線というのは、できる事であれば避けたい事態です。
まあ、対中国では韓国より台湾の方が重要。
台湾占領されて中国艦隊は太平洋に簡単に出られると
日本は日本海と太平洋の両側から挟み撃ちになる。
ロシアが来るなら別だけど。
アメリカが素直に韓国を明け渡すという点も怪しい。
撤退が避けられないなら置き土産をやりかねない。
具体的には貸し剥がしを開始して借金漬けにしたり、
CIAが北をそそのかして内乱状態にしてみたり。
そこまでしなくても韓国すっ飛ばして中国と条約結んで
朝鮮半島を中立化するくらいはやるだろう。
匿名様
実際に米韓同盟は軍事的にアメリカの負担になっていると思います。🐧
在韓米軍は陸軍主体で陸戦の基本は現在でも血生臭い陣地戦(ホークランドでロイヤルマリーンが戦った事例があり、山岳部の多い朝鮮半島では戦車の展開もままならず、ホークランドや203高地の戦いが再現されるでしょう)です。🐧
駐留経費も出さず、蝙蝠外交を繰り広げる機能性文盲国家が後背地に日本海(ナチスが渡れなかったドーバー海峡の40倍の守備力のある要害、展開するのは海上自衛隊とフアィブアイズ)があります。🐧
一朝有事の際、勝ち負けに関係なく政権運営に影響が出る血生臭い陸戦を強いられる朝鮮半島に、助ける甲斐もない朝鮮人国家。🐧
ソロバンを弾けば米韓同盟の破棄は十分あると思います。🐧
まあ、そのセレモニーはジンブバエ化がニカラグア化かの問題だけと考えます。🐧
今の趨勢で行けば、アメリカが朝鮮半島南部から手を引き、玄界灘が日本防衛の最前線になるでしょう。その場合の日本が必要とする防衛戦略は、日米同盟が前提としても、どうあるべきで、どれほどの兵力が必要になるのでしょうか。威勢がいい意見ではなく、冷静な見積もりが知りたいです。
というのも、元陸自幹部の松村劭の著書では、海洋国家の防衛ラインは、大陸との間の海峡の真ん中ではなく、大陸側の港の背後にあるとしています。すると日本の防衛ラインは釜山の北側にあるべきとなり、今のアメリカ軍がソウルの南の平沢に陸軍拠点を構えている現状は、まさにアメリカが日本に代わり朝鮮半島での防衛ラインをキープしてくれて望ましいとなります。またこれにより日本は北海道に対するロシアの圧力と南西諸島への中国の圧力に専念できるメリットがあります。
アメリカとしても、朝鮮半島に陸軍の戦力を展開できるのは、中国に対するシーパワーではなく、グランドパワーの拠点として活用できるメリットがあります。ミアシャイマーかルトワックか忘れましたが、大陸国に対して、真の脅威を与えることができるパワーは陸軍であると書いていました。ロシアにはNATO陸軍が対峙していますが、中国大陸に対してアメリカが陸軍を展開しているのは韓国だけです。中央アジアに一部展開していますが、後方からの補給ラインが貧弱で、日本という後背地のある韓国には比べられないほどだと思います。
この、第1に、日本の防衛ラインは玄界灘で本当に大丈夫か?第2に今後アメリカの中国へ与えることができる脅威のレベルは、朝鮮半島に陸軍を置かず、日本にある空軍、海軍、海兵隊で十分か?しっかりと検証して、そのうえで覚悟を固めて具体策を実施すべきでしょう。
まったくもって無駄な海軍での無駄遣いをやめて陸軍の装備をまともにすれば韓国は肉壁として機能すると思いますが、現状では米国陸軍が督戦でもしないと無理でしょうねえ。
トランプは銭勘定で安保問題を思考する大馬鹿ですが、韓国が駐留経費を出さないという理由で米軍を撤退させた場合、朝鮮半島が完全に中国圏になっても良いという決断をしなくてはなりません。
でないと、第二次朝鮮戦争で韓国を完全に見捨てられなければ、本来不要の上陸作戦のコストで駐留経費以上の戦費コストが掛かります。
トランプの軍事関係はみんな
金を節約してやったぜ→嘘ぴょん。余計なことして軍事費膨れ上がり。
のパターンです。
韓国から米軍が撤退してもこんな感じになるのでしょうね。
https://www.news-postseven.com/archives/20160729_429383.html
米軍が撤退したフィリピン 本当に自主防衛できているのか?
あと、日本の今の防衛費で、日本海にまでまともな戦力貼り付けるのは無理ですね。
1.5倍くらいは予算措置が必要になるんじゃないでしょうか。
それで戦力が1.5倍になるわけじゃありませんが。
朝鮮半島が日本の生命線と言うのは、明治時代の軍事技術での話に過ぎません。
明治時代には朝鮮半島に日本本土への侵攻を目的とした大軍が展開した場合、侵攻そのものを阻止するのが不可能であると考えられていました。この為、明治政府は朝鮮半島に何処の属国でもない、出来れば日本の友好国を置きたいと切望し続けました。日清、日露の両戦役は、何処の属国でもない朝鮮半島を作る為のモノです。不幸にも李氏朝鮮は統治能力皆無であった為、向こうの要望もあり併合せざるを得なくなりましたが。当時の明治政府には、本邦と同時に朝鮮半島を開発する資金も人員も無かった為、国防上の重要度を鑑みて朝鮮半島の開発を優先しました。朝鮮半島さえなんとか出来るのならば、日本本土への侵攻は行い得ないと言うのが当時の軍事常識であった訳です。
しかしながら、上記の軍事常識は早々に時代遅れになります。陸軍は重装備化し事前に展開させるより、さっさと艦船に搭載し上陸先に送った方が効率が良くなりました。また艦船も高性能化し、搭載量が増え航続距離も増大した為、わざわざ朝鮮半島で大軍を展開させる必要性もなくなりました。この時点で朝鮮半島は日本の生命線等では無くなっています。しかも航空機の登場により、わざわざ航空攻撃される為に朝鮮半島に侵入する事自体が無用のリスクになってしまいました。現在の軍事技術では、日本本土の防衛を考えるなら朝鮮半島自体が保持する意味の薄い地域になっています。満州、日華事変などはこの情勢変化の賜物です。守る役に立たなくなったから、攻める役に立たせると言う訳です。
逆侵攻等を想定しないなら、朝鮮半島にある同盟国等負担以外の何物でもありません。現在の軍事技術なら、別に朝鮮半島を経由しなくとも中共にせよロシアにせよ侵攻可能です。WWⅡ以降の技術や解釈では、日米にとって朝鮮半島は保持進出する意味の無い場所です。むしろそこに駐留したり同盟国を保持するコストは、単なる無駄遣いでしかありません。
このように考えるなら朝鮮半島は日本の生命線などと言うものは、ナンセンスな妄言だと言えるでしょう。むしろ日本に無駄な出費を強いる為のプロパガンダであると言ってよいのかもしれません。