配信日時:2023/11/21 12:00 新宿会計士 金融アルゼンチンで「ペソ廃止と経済ドル化」実現するのか アルゼンチンでこのほど行われた選挙で、中央銀行の廃止などを訴えたハビエル・ミレイ下院議員が勝利しました。アルゼンチンといえば政策金利133%で、通貨も米ドルなどに対し暴落している国です。また、経済が崩壊状態に陥った際、新 […]
配信日時:2023/11/03 05:00 新宿会計士 金融「円はアルゼンチン、トルコと同類」=欧州銀レポート これだけ前提条件が異なるものをよく同列に置けるものだ 悪い円安論の次に出てきたのは、「日本円はアルゼンチンペソやトルコリラと同類だ」、などという主張です。ブルームバーグの報道によると、これはドイツ銀行の顧客向けレポートで […]
配信日時:2023/04/08 05:00 新宿会計士 金融BRICS「ドルを捨て去り共通通貨」構想の非現実性 今度はBRICS諸国による「デ・ドラリゼーション」、すなわち「米ドルやユーロを捨てて共通通貨を採用する」という与太話が出てきたようです。当たり前の話ですが、ある通貨が国際的に信頼され、通用するためには、通貨の使い勝手が良 […]
配信日時:2023/03/09 05:00 新宿会計士 RMB通貨論と統計データで見る「ペトロ人民元の非現実性」 またぞろ、「ペトロ人民元」、「ペトロルーブル」に関する報道が目に付くようになりました。ロイターによると対ロシア経済制裁を逃れるためにロシアのエネルギー企業が価格上限を超えた部分を米ドルではなく「その他の通貨で」決済するよ […]
配信日時:2022/10/20 10:00 新宿会計士 金融「新興国発の金融危機の可能性ある」=前NY連銀総裁 ニューヨーク連銀の前総裁でもあるウィリアム・ダドリー氏が時事通信のインタビューに答え、新興市場諸国が「ドル高・金利高・ウクライナ戦争」という「三重苦」に直面し、過去の米利上げ局面などと「同じ状況だ」との認識を示したそうで […]
配信日時:2022/10/11 10:30 新宿会計士 金融最近のウォン安は「悲観的な報道」のせいだったのか? 利上げをすれば金融危機、利上げをしなければ通貨危機――。そんなジレンマに直面しているのが韓国でしょう。ある国では製造業者の70%が最近のウォン安のためにコスト負担上昇に直面しているとする調査結果の一方、38万の「高リスク […]
配信日時:2022/10/08 08:00 新宿会計士 金融トルコが韓国から通貨スワップで資金を引出し=現地紙 溺れる者がお互いに藁を掴み合うような展開、とでもいえば良いのでしょうか。トルコのメディアの報道によると、トルコは韓国との間での通貨スワップ協定に基づき、韓国から10億ドルほどの資金を引き出したのだそうです。韓国メディアは […]
配信日時:2022/09/06 05:00 新宿会計士 金融韓国ウォン相場、リーマンショック前後の水準に近づく 14年目の通貨危機? 本日の「速報」(?)です。隣国の通貨・ウォンが13年5ヵ月ぶりの安値を記録しました。たった1ヵ月で6%近くも下落した計算です。しかも13年5ヵ月前といえば、韓国がリーマンショック後の通貨安から脱しつ […]
配信日時:2022/08/23 05:00 新宿会計士 RMBトルコとの通貨スワップに期待するマレーシアメディア 以前から「脆弱通貨同士の通貨スワップ」については当ウェブサイトで指摘してきたとおりですが、これに続報が出てきているようです。具体的には、「トルコとマレーシアの通貨スワップ」です。脆弱通貨同士のスワップは中小企業同士の融通 […]
配信日時:2022/08/08 07:00 新宿会計士 金融融通手形?トルコとマレーシアの通貨スワップの危険性 脆弱通貨国同士の通貨スワップ協定には、通貨危機を世界に広めかねないというリスクがあります。こうしたなか、次なる通貨危機の候補国のひとつはトルコでしょう。そのトルコでは今年6月に外貨準備高が1000億ドルの大台を割り込み、 […]
配信日時:2022/07/26 11:11 新宿会計士 日韓スワップバングラデシュで「D8スワップ」構想=現地メディア 弱小国同士の通貨スワップは基本的に融通手形のようなものであり、通貨危機を却って世界に広めかねない代物でもある、というのが当ウェブサイトの長年の仮説です。こうしたなか、バングラデシュのメディアは先日、「D8スワップ構想」な […]
配信日時:2022/07/07 12:00 新宿会計士 日韓スワップ通貨安でも「米韓通貨スワップは期待できず」=韓国紙 グローバルなドル高という基調のなか、いくつかの通貨が対ドルで下落しています。こうしたなか、韓国メディアでは相変わらず「韓米通貨スワップ待望論」が出ているようです。ただ、本来であれば、韓国の金融当局が取り組まねばならないの […]
配信日時:2022/06/24 08:00 新宿会計士 金融印メディア「米国はBRICSとスワップを締ぶべき」 今度は「BRICSスワップ」ですって。「米FRBがアジア・アフリカに冷たい姿勢を示しているならば、米ドルに代替する仕組みを我々は採用するぞ」、という脅しがインドのメディアに掲載されました。そのような仕組み、作れるものなら […]
配信日時:2022/06/23 15:00 新宿会計士 金融日本の「スワップ外交」と外貨不足に悩むトルコの関係 日本が保有する1.3兆ドルという巨額の外貨準備を有効活用することができるとすれば、スワップ外交でしょう。こうしたなか、ロシアのウクライナ侵略を失敗に終わらせるうえで、大変に重要な役割を果たす可能性がある国が、トルコです。 […]
配信日時:2022/06/15 12:00 新宿会計士 日韓スワップ「韓国は外貨準備高を倍増し危機に備えよ」=亜洲経済 韓国を金融面から見たら、ウォンの通貨としての競争力が弱すぎるという問題点があります。これについて韓国メディア『亜洲経済』に昨日、「金融面の強化を通じて韓国は国際競争力の強化を図るべき」とする趣旨のコラム記事が掲載されてい […]
配信日時:2022/06/10 07:00 新宿会計士 日韓スワップインフレなのに利下げで通貨安のトルコと通貨スワップ 「インフレ下で利下げをする」という、なかなかに珍妙な金融政策運営を行っている国が、トルコです。案の定、通貨は暴落し、外貨準備も激減しているようです(自滅するのは当たり前でしょう)。ただ、そんなトルコが現在、外国との通貨ス […]
配信日時:2022/05/31 05:00 (最終更新:2022/05/31 06:30) 新宿会計士 日韓スワップSWIFTデータで見る「G20スワップ」の非現実性 その昔、とある国のメディアが「G20スワップ」なるものの待望論を掲載しているのを見かけたことがあります。ただ、冷静に列挙していくと、G20諸国も経済・金融の発展はさまざまであり、これらを強引に「G20」という括りでひとつ […]
配信日時:2022/05/13 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国ウォン2年ぶり安値水準:原因は「セルコリア」か 韓国メディアで「新興市場諸国通貨が軒並み下落している」かのように読める記述があったのですが、これについて簡単なファクトチェックをしてみました。その結果、「すべての新興市場諸国通貨が等しく売られている」わけではなく、下落し […]
配信日時:2021/12/21 10:45 新宿会計士 金融トルコリラ「預金補償」で乱高下 トルコの通貨が乱高下したようです。「外貨ベースでリラ預金に損失が発生したら、その分を政府が補償する」というエルドアン大統領の発表でリラが買い戻されたそうですが、冷静に考えると、これもなかなか強烈な政策です。エルドアン大統 […]
配信日時:2021/12/17 05:00 新宿会計士 日韓スワップ米韓スワップ終了で予想される「日韓スワップ待望論」 「韓日は協力しあわなければならない」。よくこんなセリフが韓国側から出てきます。そして、昨日の『韓銀「米韓通貨スワップを終了」』でも指摘したとおり、韓国銀行は米FRBと締結している総額600億ドルの時限的為替スワップが12 […]
配信日時:2021/12/14 12:00 新宿会計士 RMBトルコリラ急落:通貨スワップの「再発動」はあるのか 中東の大国・トルコの通貨が急落しているようです。「金利は悪」と叫ぶエルドアン大統領の政治的圧力を受け、中央銀行がインフレ下にあるにもかかわらず利下げに踏み切っているからであり、これはある意味で当然の現象でしょう。ただ、ト […]
配信日時:2021/08/12 16:00 新宿会計士 日韓スワップトルコと韓国が「ローカル通貨建てのスワップ」を締結 韓国銀行が本日、なかなか興味深い報道発表を行いました。「あの」トルコ中央銀行とのあいだで、約20億ドル相当の通貨スワップ協定を結んだというのです。ただ、報道発表を委細に眺めてみると、正直、「締結していて何か意味があるのか […]
配信日時:2020/06/23 16:30 新宿会計士 金融トルコが中国との通貨スワップを実行し人民元を引出す 慢性的な外貨不足に悩む中東の大国・トルコは先週、中国との人民元建ての通貨スワップを実行したそうです。トルコ中央銀行のウェブサイトによると、トルコは通貨スワップ協定に基づき、中国人民銀行から人民元を借り入れ、その人民元はト […]
配信日時:2020/05/25 08:00 新宿会計士 時事韓国など「脆弱ファイブ」に金融危機第2波は来るのか 米FRBが諸外国の中央銀行・通貨当局(FIMA)と締結している「FIMA為替スワップ」を巡っては、当ウェブサイトでもずいぶんと取り上げて来ました。結論から言えば、3月頃と比べ、現時点における金融市場の状況は「危機的」とい […]
配信日時:2020/05/22 05:00 新宿会計士 金融「飛ばし報道」だけでトルコリラの暴落を防いだ日本円 昨日の『トルコとの100億ドルスワップ報道に「驚いた」日本』では、トルコ国内で「トルコ中央銀行が日銀と100億ドル規模の通貨スワップ締結で合意に至る直前である」などと報じられた、とする話題を紹介しました。いわば、一種の「 […]
配信日時:2019/04/08 12:00 (最終更新:2019/04/08 12:01) 新宿会計士 時事トルコショック再び?怖いのは局地的ショックではなく波及効果 少し前の米メディア・WSJに、トルコでちょっとした通貨ショックがあったと報じられていました。記事から10日少々が経過した現時点において、「トルコ不安」は小康状態にありますが、ただ、これはあくまでも小康状態に過ぎず、危機の […]