【速報】米、中国の2000億ドルの輸入品に25%関税適用へ

本日の「速報」です。米中貿易戦争の一環として、米国は総額2000億ドル相当の中国からの輸入品に対する関税を25%に引き上げることを決定しました。

これについては米国メディアのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が詳報しています。

U.S. Slaps Higher Tariffs on Chinese Imports as Trade Talks Resume(米国夏時間2019/05/10(金) 00:39付=日本時間2019/05/10(金) 13:39付 WSJより)

WSJによると、米中貿易交渉は金曜日にも再開されるのだそうですが、ホワイトハウス側は現在10%とされている関税を25%に引き上げる予定に「変更はない」としており、また、中国の対応次第では25%の関税を「すべての製品」に拡大する可能性もあると警告したそうです。

米中間の交渉は木曜日も行われ、ロバート・ライトハウザー通商代表とスティーブン・ムニューシン財務長官は中国の劉鶴(りゅう・かく)副首相とのワーキング・ディナーに臨んだそうですが、議論の進展次第では関税引き上げが見送られるとの期待感もあったようです。

しかし、結局、金曜日からの出荷分については25%の関税適用が決定されてしまい、これについて中国側も商務省が「必要な対抗措置を講じざるを得ない」と報復措置発動を示唆したものの、「必要な対抗措置」とやらの具体的な手段や時期に言及はなかったそうです。

当たり前でしょう。

なぜなら、米中両国の貿易高は、中国の一方的な輸出超過であることに加え、中国からの製品には「中国製でなければならない」という理由があまりないからです。

いずれにせよ、中国側は厳しい立場に立たされたといって良いでしょうし、また、中国に製造拠点を置いている企業にとっては、あらたな「中国リスク」が実現化したとも言えます。

これに加えてWSJによると、ドナルド・J・トランプ米大統領は木曜日午前、記者団に対し、中国からの輸入品のうち、現時点で関税が課せられていない3250億ドル相当についても25%の関税を課す可能性があると述べたそうです。

ただし、米中協議自体は金曜日も続くそうですので、これについては進展を見守る価値がありそうです。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 鞍馬天狗 より:

    更新ありがとうございます

    肉が安くなると嬉しいな~♪

  2. 福岡在住者 より:

    本日11:00位から東証のほぼ全銘柄(上海やKOSPIも同様)が下げて行ったので「一体何が?」と思っていたらこれでした。米中会談が一時間位で終わってしまったという事を知った人が情報を流したのでしょうね。
    こういうのはインサイダー取引にならないのかと常々思っています。 IHIは不祥事を報じられる数日前から謎の下げがありました。(この場合、社員・国土交通省・日本経済新聞でしょうか)
    この辺、当局はもう少し厳しく対応して欲しいと思います。

  3. 福岡在住者 より:

    訂正です。
    IHIは一月以上前でした。失礼致しました。

  4. カニ太郎 より:

    いよいよ米中貿易交渉も大詰めですね。
    ネット情報だと、習近平が土壇場で合意文章の一部訂正を求めた結果、トランプが怒って関税発動だとのこと(笑)

    大方の識者の分析では、習近平の計算違い、戦略ミス、だとの見方だ。

    しかし、どうも私は、イラン情勢も影響してる気がする。

    関ヶ原に見立てると、

    トランプが徳川家康で、イランが石田三成、中国が上杉景勝。

    トランプが上杉征伐に出ると、すかさず三成イランが立った。

    トランプが中東情勢に忙殺されるのを予想し、中国が関税交渉のハードルを上げた。

    しかし、ここでハノイ会談そっくりの事が起こった。

    暴君トランプは、いきなりの関税発動(笑)

    しかし、習近平は苦笑はしてるだろう、まだ追い詰められてるようには見えない。

    まずはトランプ包囲網だ。

    イラン、トルコ、ロシア、中国、北朝鮮、ベネズエラ、とトランプ包囲網が充実している。

    そして、その中で、イランが頑張ってる。

    ここへ来て、核リスクが急上昇している。

    北朝鮮も短距離弾道ミサイル実験の再開を始めた。

    ベネズエラでは、米国傀儡グアイドが劣勢、露中傀儡マドゥロが優勢だ。

    この世界情勢を背景に習近平が時間稼ぎをしてると見る。

    う~ん、こうやってみると、関ヶ原というよりは、織田信長包囲網だな。

    トランプこと織田信長を包囲する、イラン毛利に、中国が武田、トルコが長島一向一揆衆、

    北朝鮮が西本願寺で、韓国が比叡山延暦寺(笑)

    比叡山は焼き討ちされました(笑)

    1. まとん より:

      顕如の頃には西本願寺(浄土真宗本願寺派)はまだないので
      大坂(石山)本願寺と呼ぶべきでしょう

    2. 鞍馬天狗 より:

      カニ太郎さんへ

      >織田信長包囲網だな
      珍しく、真っ当な論説だな
      同意する

    3. epicurian より:

      ロシアが上杉、書状を出して反信長を煽った足利義昭はクリントン夫妻?
      日本は忠実な同盟者の松平?

  5. 心配性のおばさん より:

    >中国に製造拠点を置いている企業にとっては、あらたな「中国リスク」が実現化したとも言えます。

    米中の対決は、トランプ氏がアメリカ大統領に就任した直後から、予想されていたはずです。
    中国進出していたアメリカ企業は事前に予測して対策をとっていたとか仄聞しております。日本企業もそのような動きを察知できたはずです。時期や規模が予測しきれなくとも、企業のリスクマネージメントは常に最悪のシナリオを基に行う。と聞いています。それができないような企業力であれば淘汰されるのも、日本経済の中長期的視点に立てば是であると思います。

    いえ、日中国交正常化以来、人件費の安さだけにつられ、共産主義の国に安易に進出し、問題が起こるたびに右往左往するのを苦々しく見ておりました。人件費はいずれ高くなります。共産党支配の国であれば、民主主義国家と同様の法の保護は期待できないと見るのが、普通の感覚です。
    今回の危機に対応できないとしたら、これまでのチャイナリスクに何も学んでなかったということだと思います。日本人として、本当に、はがやしい(富山語です)

    1. 福岡県在住者 より:

      >人件費の安さだけにつられ
      それは20年以上前の話です。 最初の成功者の一つ・北京松下も数年前撤退しました。進出当時の成功企業として当時持上げられていましたが、、。 時代は進化します。 その辺を見据え自分のポジションを考えなければ、、、。
      中国市場の大きさを日本としては否が応でも考慮しなければやっていけないでしょう。
      富山県のかたですか? 10年少し前まで金沢にいました。
      でも、当時中国進出で富山県の某企業系列会社が地元でももてはやされてました。 当時私は「今はグローバル、グローバルとか言ってますが、ジャパニーズスタンダートが通用しない会社がどうやって行くのでしょうね?(笑い)。」と富山県を含め地場の企業(中小企業ですが)に言っていました。 その会社今から調べてみます。(たぶんダメでしょう)

      1. 福岡県在住者 より:

        申し訳ありません。
        すごく失礼な物言いでしたね。 当時金沢にいたのですが富山のポテンシャルが凄く高いと実感していました。 他のみなさんも北陸を是非訪問して下さい。 奥ゆかしい富山の人々とか そこにしばらくいれば分ります。

        1. 心配性のおばさん より:

          福岡県在住者様 正確には富山生まれです。

          亡母は、生粋の富山っ子で、母の期待に添えない私はよく「はがやしいね(富山語のじれったいとか情けないとかの意だと)」と叱られていました(笑)。
          さて、中国進出の企業ですが、私自身がかつて務めていた会社が、さしたるリスク管理もなく進出し、反日で軽くいたぶられて、撤収した経緯があります。いかに軽い経営判断だったか、おわかりいただけるかと思います。逃げ足だけは早かったので大事に至らず、会社はつぶれずに存続しております。
          「本当にはがやしいね。」と思っておりました。
          私は生を受けただけの、富山ですが、雪深い土地柄もあるのでしょうか、母の実家の親族はおしなべて、まじめでかつがんこ者でした。富山、北陸といっても広いので、いろんな人はいるとは思いますが、少なくとも私の周りには軽い人はいなかった気がします。
          私はよく思いつきを口にして、彼らに目で叱られていました。怖かったです(笑)。
          お題でもないことをダラダラとごめんなさい。

    2. 阿野煮鱒 より:

      きんかんなまなま! www

  6. 名無しA より:

    トランプ大統領の発言が伝わってきてます。
     ・中国との話し合いは急ぐ必要ない
     ・友好的に話し合いを続けている
     ・報復を繰り返さないことを望む
     ・追加関税で得た資金は、米国産農産物による国際支援にあてる

    25%関税(+中国の対抗措置)の元で、再協議になりそうですね。
    各国経済への打撃は、韓国>中国>欧州、日本>米国でしょう。

    以上にように自分は考えるのですが、今のところ市場は反応して
    ません。結果待ちなのか、織り込み済みなのか?

    1. 心配性のおばさん より:

      名無しA様

      アメリカの対中国強硬姿勢は、ただの貿易交渉ではありません。民主主義陣営対共産主義陣営の安全保障がその背景にあると思っています。
      本来、ヨーロッパやオセアニアの同盟国で一丸となって戦うはずの戦いであるはずですが、アメリカファーストを前面に出しているトランプさんでは指導力がないですかね(笑)。
      でも、アメリカは簡単には引き下がらないと思います。このサイトとは別のサイトですが、そこの論者さんが「対中国と対北朝鮮のアメリカの姿勢は同じだ」と言っておられました。背景に安全保障があります。
      なので、長期化が予想されます。日本としての安全保障はもちろんアメリカサイドですが、この戦いが経済に長い影をおとしませんように。と思います。

      1. 名無しA より:

        心配性のおばさん様

        米国の基本方針は一貫して、「自らの覇権をゆるがすNo.2は徹底的に叩く」
        だと思います。軍事でも経済でも技術でも。矛先は共産主義国だけでは
        ないですよ。プラザ合意+貿易摩擦で日本経済も停滞に追い込まれた
        ではないですか。一時、日本のGNPは米国の60%まで迫ってましたからね。

        今回の協議で米国が最重要視したのは、知財・技術の防衛に関する合意でした。
        それを中国が土壇場でひっくり返そうとして、トランプが激怒したと聞いてます。
        25%関税等で圧力を強めて、交渉継続するつもりでしょう。
        中国が強くなりすぎないような仕組みができるまで引き下がることはないという
        点は全く同意です。

        今の日本のNo.3は結構いいポジションですね。

        1. 団塊 より:

          シナのGDPは、本当はドイツ以下と言われていますか、今回アメリカにこてんぱんに潰されても嘘八百でいいから『シナのGDPは2位だ』と言い続けて欲しいですね。

        2. 名無しA より:

          団塊様

          軍拡競争の果てに旧ソ連は崩壊してしまいました。
          相前後して日本は貿易摩擦で的にかけられました。
          米国で日本製の車やラジカセがハンマーで壊される光景は
          忘れられないです。

          中国にはできるだけ長くGDP2位を自称していてほしい(笑)。

        3. 門外漢 より:

          団塊様へ
          名無しA様へ

          そう考えると世界第三位という位置は案外居心地が良いかもしれませんな(笑)

  7. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    米中貿易交渉は、いよいよ米国の強権発動ですね。すべての製品2,000億ドルに25%の関税か〜。これは日本にも影響あるな。韓国?知らない(笑)。どうなるか見当もつきません。ココはひとつ、会計士さんの論考をお願いしたいです。

  8. 匿名 より:

    まーた財務省が「国の借金」「国民一人当たり」の増税キャンペーンをやりだしましたね
    この米中の関税競争で日本にも影響が出るからでしょうが、毎度の使い古した手口を御用メディアが繰り広げることに腹が立ちます

  9. 非国民 より:

    5/9のアメリカの官報に25%にすることがでていました。アメリカの官報は日本と違って無料ですが、検索機能がよくありません。それにしても5/9で官報に発表して翌日実施とは移行期間が短いですね。

  10. 埼玉県在住のTOM より:

    更新お疲れさまです。
    昨今の世界情勢の分析からすると、25%関税発動は予想どおりといえます。AIIB事件以来、アメリカが自らの世界覇権に対する最大の敵を中国と認識した以上、中国を潰すことに全力を傾けることを厭わなくなっているため、貿易戦争によって世界経済及び自らがダメージを負うこととなっても手を抜くことはないと思われます。また、中国もその(習近平の)面子がかかっていますから、絶対に妥協は出来ないと思われます(一旦合意した文書の文面の約7割もの部分を改変して覆したことからもわかります)。中国共産党独裁政権にとっての危機がまた一段高まったといえます。
    日本経済にも多大な悪影響があるでしょうが、中国の属国となるより遙かにましなため、是非ともこのまま推移してほしいものです。
    ただ、本来心強い味方となるはずのEUをあの手この手で敵視したり最大の味方の日本に貿易戦争を仕掛けたりするなど、トランプ氏は戦略的な外交を行う意志に欠けており、対中包囲網は必ずしも盤石とはなりそうもないところが懸念される点と言えるかもしれません。

    1. 名無しA より:

      習近平は調子に乗りすぎましたね。
      中国の夢とか言って世界覇権を露骨に狙いますと宣言したら、
      米国が黙ってるわけないのに。(オバマは特殊でしたが)

      中国共産党内部でも習近平のこの路線には疑問を持つ人が
      多いと聞いてます。摩擦が長期化し、中国経済がますます
      追い込まれたら、習近平は失脚するのではないでしょうか。

      1. 惚け老人 より:

        >習近平は調子に乗りすぎましたね。
        中国の夢とか言って世界覇権を露骨に狙いますと宣言したら、
        米国が黙ってるわけないのに。

        これについては石平さんが「黙ってやれば良いのに公言するからトランプに叩かれる」と評価していました。名言だと思いますが、習近平は就任当初から無能の評価が高かったけど方向性を示して強引に事を進めないと自分の地位を保てないのでしょうね。噂通り無能なのかも知れません。

    2. 団塊 より:

      トランプ大統領は頭が良い。しかし、支持者は頭が弱い。支持者に合わせて発言するからストレートでバカっぽくなる、とのことですよ。
      EUへの要求はシナ大好きドイツなどからの迂回ルートを潰すためでしょう。我が国への要求も同じですが、我が国こそシナの鉄の迂回ルートを潰したい、願ったりでしたね。
      まあ、我が国への要求は支持者へのパフォーマンス、地球上に唯一無二の製品でしたからトランプ大統領は最初から無理筋と分かっていてのこと。アメリカ企業の要望ですんなり取り消しましたね。

  11. 門外漢 より:

    トランプ氏が「中国からどっさり関税が入って来るぞ」と言った事に対して、Mバードの玉川某が「関税は米国民が蓋化するのだ。トランプは経済を判っているのか!?」とやっていました。昨日の放送。

    確かに米が中国から輸入するモノが他に替えられなければ、米国内での価格が上がって米国民の負担が大きくなるのでしょうけれど、家具・家電・雑貨の類ですからいくらでも代替が利きます。
    中国の洗濯機に25%の関税をかけても、韓国からの輸入に切り替えれば良いので、米国内での洗濯機価格は変わらないでしょう。
    中国がどうしても米に輸出したければ、輸出価格を25%切り下げなければなりません。つまり中国が25%の関税を負担すると言う事ですから、「中国が払うことになるというのは間違いではありません。
    トランプ氏はアレでも、周辺の官僚は優秀(この辺りはムン氏とは一緒になりません)ですから、米国の腹が痛まないように品目を調整していますって。

  12. 在加賀京都人 より:

    更新ありがとうございます。
    米中貿易戦争目が離せませんね。
    まさに新冷戦である米中貿易戦争で、トランプ大統領率いるアメリカの中途半端な妥協はあり得ないのではないでしょうか。就任直後からのTPP離脱をはじめとする全方位に喧嘩を売るポーズは対中批判の世論喚起のためだったように見えます。単なる貿易戦争ではなく、アメリカの浮沈をかけて、肉を切らせて骨を断つような壮絶な経済戦争が始まるのではないかと想像しています。
    不思議でならないのは、どうも日本政府(というよりも安倍総理)がこのような経済混乱を予測していたように思えることです。安倍総理や麻生財務相ら政権中枢はそもそも消費税率を高めることに消極的であったのが、リーマン級の経済混乱がなければ予定通りあげると言い出しました。しかしこれはリーマン級があれば上げない、とするための伏線に聞こえます。消費税率を上げるタイミングで激化した米中貿易戦争、日米リーダー間で何らかの示し合わせはあったのでしょうか。
    「シンゾー、中国の拡大路線を封じるために貿易戦争を仕掛けるつもりだが、さすがに米国だけでなく世界経済にダメージを与えそうだ。俺も口先では喧嘩を売っているが、本当にダメージを与えてしまっては相当数の死人もでるし・・・。」
    「大丈夫だドナルド。仕掛けるタイミングさえ相談してもらえれば最大限に協力するよ。中国封じ込めは日本の浮沈にも関わるからね。しかもうちの財務相はリーマンショックを収めたタローだから」
    なんて会話は妄想ですが。
    経済混乱に乗じて消費税率撤廃(あるいは減税?)を掲げて衆参同時選挙で圧勝して一気に憲法改正という絵が脳裏にちらついて消えません。

    1. 心配性のおばさん より:

      在加賀京都人様 その妄想(笑)、支持いたします。

      私も、今回の対北朝鮮、対中国のシナリオ作成に安倍さんが加担したと考えています。思い出していただきたいのですが、トランプ氏が大統領に就任する前から、安倍さんは対中国包囲網構築に動き出していました。
      対北朝鮮、対中国のアメリカの動きにも、日本は阿吽の呼吸です。日中友好ですら補助金の終了だけで、後は具体的なことは約束していません。友好と見せかけた監視ではありませんか?事情を知らされていないアメリカ議会には不信感を持っている向きもあるようですが、トランプ氏からは不満の声は出ていません。

  13. 名無しA より:

    トランプ氏、関税引き上げから24時間も経たないうちに更なる対中関税
    引き上げ命じる。原則的に中国からの全輸入品が対象

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00000002-jij_afp-int

    いやあ攻めますね。予想以上ですわ。

    1. 非国民 より:

      押して押して押しまくるってのはアメリカっぽいやり方ですね。アメリカンフットボールみたい。

  14. 名無Uさん より:

    トランプの対中政策には、優秀な参謀がついています。メディアにはほとんど露出しませんから皆様忘れがちですが、国家通商会議の委員長に抜擢されたピーター・ナヴァロ氏です。三国志で言えば、劉備玄徳を補佐する諸葛亮孔明みたいなものでしょう。ナヴァロ氏は政治的な問題の表面に出ることなく、黒子に徹しているようです。

    『籌(はかりごと)を帷幄(いあく)の中に運(めぐ)らし
    勝ちを千里の外に決す』を、実際に実践しているように感じます。彼の著作である『米中もし戦わば:戦争の地政学』を読めば、トランプの発言の大部分がナヴァロ氏の対中政策をなぞっていることがわかります。
    トランプは大統領選挙中にナヴァロ氏のファンであることを公言していましたから、ナヴァロ氏から『天下三分の計』の献言を受けていたでしょう。
    トランプは今回の北朝鮮の短距離ミサイルについて、さして問題にはしないことを発言しています。トランプの主敵は北朝鮮ではなく、あくまでも中共なのでしょう。
    自分個人としては、そこに不満の点はありますが…

  15. 通りすがりA より:

    始まりましたね。 大規模な経済戦争。 ”史上最大の仕手戦”
    最後は日本が決めてくれると信じてます。

  16. まとん より:

    勝又壽良氏の論考によれば、この派手な争いは、出来レース、八百長であるとのこと。
    中国は国内向けにアメリカと対等に渡り合っている姿を見せたいが、妥協も覚悟していて、天安門事件30周年を迎える6月4日以降には妥結していくだろうとの見立て。
    その根拠は、5月10日以降に中国を出航した船の貨物に対して追加関税が課されるので、太平洋を航行中の数週間は交渉の猶予があるとのこと。
    説得力がある見立てだと思う。

  17. 保守太郎 より:

    チャイナはメンツを守って国亡ぶ。
    日本は9条守って国亡ぶ。

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