【ブログ講座】第7回:文章の作り方と当サイトの目標
「ブログ講座」シリーズも、毎週更新するうちに、いつの間にか第7回目になりました。ただ、私自身、「ブログ講座」というテーマで、これまでで自分が書きたかったことについては、あらかた書き尽くしたと思っています。そこで、「毎週の更新」は今回でとりあえずおしまいということにして、本稿の後半では、当ウェブサイトの最終目標や次のステップについて、現在私が考えている内容を明らかにしておきたいと思います。
目次
いつの間にか7回目
「ブログ講座」シリーズ、「いつまで続けるのかわかりません」と言いながら、気がついたらもう7回目です。
もともと当シリーズは、当ウェブサイトの読者の方から寄せられた、「ページビュー(PV)数や見栄えを重視するブログではなく、たとえば当ウェブサイトのコメント欄では語り切れないような自身の意見を語るための、簡単なブログの作り方講座があれば良いのではないか」というご意見を受けて始めたものです。
第1回目から列挙していくと、「なぜブログを開設するのか」という動機、「独自サイトにするのかどうか」といった技術面、さらには「ブログでメシを食うことができるのか」という金銭面など、取り留めもなく列挙してきました。
2019/01/06 07:00: 【ブログ講座】第1回:「人生」と「使命」について考えてみる 2019/01/12 09:00: 【ブログ講座】第2回:独自サイトか、大手ブログか? 2019/01/19 10:00: 【ブログ講座」第3回:匿名でも実名でも読者便宜を第一に! 2019/01/26 10:00: 【ブログ講座】第4回:客観的事実と主観的意見を分けること 2019/02/02 05:00: 【ブログ講座】第5回目:ブログの「拡散」と注意事項 2019/02/09 10:00: 【ブログ講座】第6回:ブログのマネタイズ(飯を食う)技法 2019/02/16 10:00: 【ブログ講座】第7回:文章の作り方と当サイトの目標 2021/01/27 07:00: ルール違反転載騒動の顛末とネット時代の議論のスキル 2021/06/12 12:00: 読者投稿要領と「不適切な事例」 2021/07/04 13:30: メディア人ではない一般人こそ、ウェブ評論に参入を! 2021/07/11 12:00: ブログ宣伝を許可することの意味 2022/04/11 15:00: 某ウェブ評論サイトからの不可解な転載依頼とその顛末
最初に申し上げたとおり、このシリーズは「どうやったらPV数を稼げるか」、「どうやったらブログで荒稼ぎできるか」、といった観点とは無縁であり、「ブログ、SNS、YouTubeで稼ぐ方法教えます」などと公言する某ブロガーのような派手さはありません。
ただ、私なりにウェブ評論サイトを運営していて「困ったな」と思い悩んだこともありましたので、こうした気持ちをざっくばらんに残すことで、現在、ブログ・ウェブ評論サイトを運営されている方、これからウェブ評論を始めようとする方にとって少しでも参考になれば嬉しいと思っているのです。
なお、今まではほぼ毎週1回、「ブログ講座」を執筆して来ましたが、本稿をもちまして、いったんは「毎週の更新」をやめようかと思います。その理由は、だいたい自分自身が考えていることはあらかた説明したと思っているからです。
そこで、本稿の後半では、「当ウェブサイトの最終目標」についても触れておきたいと思います。ただし、今後も随時、思いついた都度、「ブログ講座」を掲載するかもしれませんので、本稿が「ブログ講座の最終回」ではないつもりです。
文章術について考える
常用漢字はどう使う?
さて、前置きが長くなりましたが、前半では「文章術」について考えてみたいと思います。
私は新聞記者出身者ではありませんし、今後の人生においても新聞社に在籍することはないと断言して良いと思います。こうした背景があるためでしょうか、当ウェブサイトの文章について、以前、新聞記者と思しき方からメールで、
「新聞記者の記事執筆のルールから、かなり逸脱しています」
というご指摘を受けたことがあります。
その趣旨は、「文章がダラダラ長くてわかり辛い」、「要点がよくわからない」、「皇室・皇族に対する敬語表現が過剰である」、「漢字表現が多すぎる」、といったお叱りの意見です。
これについては、その方からのご指摘を受けて改めて自分自身の文章を読み返したところ、たしかに私自身の文章の書き方が、新聞記者のルールからは大きく逸脱していたことは間違いありません。
そして、新聞記者は「記事を短くわかりやすく書くプロフェッショナル」ですから、要点を簡潔に網羅した文章を書く技法は、やはり大したものです。しかし、皇室に対する敬語表現、漢字の使い方などを見ていると、どうしてもなじめない部分が多々あります。
このことから、私は以後、新聞記者の文章術について、「参考になる部分は参考にさせていただき、そうでない部分については無視する」という方針を採用することにしました。
このため、「新聞業界における記事執筆ルール」のうち、皇室に対する敬語表現については、やめるつもりはありません。
また、私がどうもなじめない新聞業界ルールのなかには、「常用字体ルール」というものがあるそうです。これは、常用漢字ではない用語をわざと平仮名にする、という考え方で、たとえば、「捏造」を「ねつ造」、「逼迫」を「ひっ迫」、といった具合に、同じ単語が平仮名と漢字で構成される、という代物です。
私自身はこの「ねつ造」「ひっ迫」という書き方に、どうしてもなじめません。日本語として、二字熟語の片方が平仮名となっている天には強い違和感があります。このため、当ウェブサイトでは、基本的にこの「漢字と平仮名が混じった書き方」は排除しているのです。
(※もっとも、最近だと「ねつ造」「ひっ迫」と書くのではなく、「捏造(ねつぞう)」「逼迫(ひっぱく)」という具合に、新聞記事でも読み方を示すケースが増えてきたような気がします。こうした「常用漢字ではない漢字を使うときには、カッコ内に読み方を示す」という方式は、新聞社なりの工夫なのでしょう。)
漢字を使いすぎない
しかし、新聞記者の「難しい漢字を使い過ぎない」「やたらと漢字を使い過ぎない」というルールは、ウェブ評論活動を行っているうちに、参考にすべきではないかと感じるようになったこともまた事実です。
たとえば、むかし自分が執筆した文章を読んでいると、「尤も(もっとも)」、「但し(ただし)」、「又は(または)」、「及び(および)」、「従って(したがって)」、といった具合に、接続詞を中心に漢字を多用していたことは事実です。
「漢字の接続語」が多用されていると、読めないわけではないにせよ、何となく読み辛くなるのです。実際、私自身が今から7年前に専門書を出版したときにも、出版社の方からは「専門用語を漢字にするのは仕方がないが、接続詞は平仮名の方が読みやすい」、というアドバイスを受けたことがあります。
そのときにワードの「一括変換機能」を使って、「但し」を「ただし」、「又は」を「または」に置き換えたところ、文章がグッと読みやすくなったのを見て、「必要がない限りは、接続詞はできるだけ平仮名を使おう」と思うようになりました。
また、難しすぎる漢字についても注意が必要です。「捏造」「逼迫」くらいなら読めるという人も多いと思いますが(※勝手に私がそう思い込んでいるだけかもしれませんが)、「益々(ますます)」「唯々諾々(いいだくだく)」「捗る(はかどる)」「跪く(ひざまずく)」といった漢字は、確かに読み辛い気がします。
さらに、先ほど私は、「基本的に漢字を使うならば平仮名を混ぜずに書くべきだ」と申し上げましたが、逆に、なんでもかんでも漢字で書けば良い、というものでもないとも考えるようになりました。時と場合によっては、わざと平仮名で書くと読みやすくなることもあるからです。
これについては、何となく感覚的なものであり、あまり科学的な根拠があるようには思えませんが、私自身が「読みやすい」と思う文章は、だいたい漢字が全体の3~4割、といったところでしょうか。
文章はストレートに短く切るのが良い
さらに、もう1つ、自分自身がむかし書いた文章を読んでいて感じるのは、やたらと文章が回りくどいことです。ためしに昔の『新宿会計士の出張所』ブログから、たまたま目についた文章を転載してみましょう。
「中国は日本に対し、尖閣諸島の領有権を不当に主張するだけでなく、2005年や2012年には「反日暴動」という形で牙を剥いた。このことは中国に在留する日本国民や日本企業の安全や財産が侵害されたという意味では不幸なことだったかもしれないが、中国という国が日本にとって油断のならない相手であるという認識が、日本政府、企業、国民に周知されたことは良いことだったに違いない。今後、日本は中国との付き合い方を抜本的に変革していくことになる。すなわち、中国という国は、世界最大の経済大国を目指して高度経済成長を遂げつつあるという意味において、市場としては確かに魅力的ではあるが、この国に進出しても財産が収奪されることがあり得るのである。日本として最も賢い中国との付き合い方は、中国には作れない高度な付加価値を持った財貨を日本国内で製造し、それを中国に高値で売り付けるというものであろう。逆に、工場ごと中国に進出して中国人に売れる低価格品を中国企業と競合しながら量産するというのは愚の骨頂だ。そんなことは韓国にでもやらせておけば良い。」
いかがでしょうか?
自分で申し上げるのも変ですが、ハッキリ言って読み辛いです。現在、同じことを書き記すとしたら、次のように表現するでしょう。
日本の経済界はこれまで、中国といえば、『世界最大の経済大国』を目指して高度成長し続けているという点ばかりに目を向け、『市場として魅力的だ』『日本企業は今すぐ中国進出しなければならない』といった主張に偏っていたのではないだろうか。
こうしたなか、2005年や2012年の中国全土で吹き荒れた反日暴動は、中国に在留する日本国民や日本企業の安全や財産が侵害されたという意味では不幸なことだったかもしれないが、日本企業の横っ面を叩き、甘い『中国幻想』から目を覚まさせる効果があったのではないかと思う。
実際、中国という国は日本にとって油断のならない相手だ。市場としての魅力以上に、財産が不当に収奪されるなどのリスクが高すぎるからだ。工場ごと中国に進出し、中国人に売れる低価格品を中国企業と競合しながら量産する戦略など、愚の骨頂だろう。
日本にとって最も賢い中国との付き合い方とは、中国には作れない高度な付加価値を持った財貨を日本国内で製造し、それを中国に高値で売り付けるというものだ。中国との価格競争は韓国にでもやらせておけば良い。
何がどう変わったのかといえば、「1つの文章をできるだけ短くするようにする」、「1つの文章のなかで主張する内容を1つに絞る」、という点です。
ここで、原文の主張の要点は、「日本企業は中国との価格競争を避け、高付加価値品を日本国内で生産して中国に販売するという戦略を採用すべきだ」、というものであり、それに2005年や2012年の反日暴動という説明を追加する、というのが基本構文です。
そうであるならば、「中国市場が魅力的だという従来の主張」→「反日暴動により目を醒まされた日本企業」→「中国という国の実情と低価格戦略の危険性」→「あるべき日本企業としての理想形」、というかたちで、主張を4つにわけて、それぞれ100~130文字程度にまとめる、ということです。
現在の私自身の文章が分かりやすいものなのかどうかは、正直、自分でも自信は持てません。ただ、自分の中で比較するならば、2010年7月に「ブログ」を開始した直後と比べれば、少しは「他人様に読んでいただける文章」を意識するようになったのではないかと思います。
当サイトの最終目標
読者の知的好奇心の刺激が一番大事
ところで、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』、現在は「読んで下さった方の知的好奇心を刺激すること」を目標に、「PV数」ではなく、「読んで下さった方の満足感」を重視しています。
もちろん、ウェブサイト自体の読みやすさ、レイアウト、色づかい、フォントなどについては自分なりに配慮しているつもりですが、それよりも、「客観的事実と主観的意見をきちんと分け、情報源を明示したうえで、自分なりの主観を述べて行く」というスタイルを維持していくことが大事だと考えています。
当ウェブサイトのコメント欄に、最近、当ウェブサイトが「過激なタイトル」で読者を釣り、PV数を稼いでいるのではないか、といったお叱りを頂くようになりました。
こうしたお叱りこそ、非常にありがたいと思っています。なぜなら、無意識のうちに私が原点から逸脱した行動を取ってしまいそうなときに、早めに軌道修正を図ることができるからです。
当ウェブサイトでは、とくに最近、話題がかなり偏っている点についてはともかくとして、基本的な姿勢としては「読んで下さった方の知的好奇心を刺激すること」、「議論する場を提供すること」を目的とした運営を続けていくつもりです。
批判・異見に感謝!
さて、当ウェブサイトのコメント欄を見ていると、以前は賛同コメントが圧倒的多数だったのですが、最近は「賛同するけれどもこの点は違うと思う」だの、「まったく賛同しない(反対する)」だのといったコメントが増えて来ています。
実は、私自身、この手のコメントを非常にありがたいと感じています。なぜならば、当ウェブサイトの最大の目標である「読者の知的好奇心の刺激」という視点からは、批判、異論にこそ、読む価値があるコメントが隠れているからです。
もっとも、私個人としては、まったく参考にならない批判コメントもありますが、私はべつにこれらのコメントを規制するつもりも、禁止するつもりもありません。というのも、読者コメント自体も、ほかの読者の方からの批評に晒されるからです。
読者コメント欄で議論が生じ、それが読者同士でどんどん発展していくケースも、まったく想定内なのです。
新聞、テレビとの違い
私が目指しているウェブ評論サイトと、既存のマスコミの、最大の違いはいったい何でしょうか?
あえて語弊を恐れずにいえば、新聞、テレビの報道姿勢は、「何でも知っている賢い俺様たちが、無知蒙昧なお前たち読者に物事を教えてやる」という、ともすれば傲慢なものです。
あくまでも私の印象によれば、新聞、テレビが報じる内容は、めったに「誤報」「修正」の対象となりませんが、これも「俺たちマスコミは絶対に過ちを犯さない」という暗黙の前提(あるいは思い上がり)があるからではないかと思うのです。
もちろん、マスコミ記者の中には、私の目から見て優れた人物もたくさんいますし、また、産経新聞のように、大手メディアでありながらもバランスの取れた報道を心がける新聞も存在しています(※といっても、産経新聞の論調に対し、無条件に賛同するつもりもありませんが…)。
しかし、総じてマスコミは長年の「情報独占」の弊害が出ていて、「記者クラブ」「再販価格維持制度」「個別宅配制度」「電波利権」などの特権に守られ、むしろ、いまや国民の知る権利を阻害する側になりつつあります。
そのなかでもとくに酷いのが、新聞労連です。
『新聞労連の思い上がり 新聞記者は国民を代表していない』でもお伝えしたとおり、新聞労連は新聞記者が「国民の代表者」だと決めつけているのですが、私に言わせれば、「国民の代表者」はむしろ安倍政権であり、新聞記者こそ、「正当な選挙で選ばれた代表者」ではありません。
次のステップ
当ウェブサイトを始めた当初は、まさかここまでPV数が増えるとは思っていなかったので、正直、自分自身でも嬉しい半面、とまどいがあります。
贅沢を申し上げれば、ウェブサイトの執筆だけで生活が成り立つくらいの収入が得られれば良いのですが、この点については第6回でも申し上げたとおり、私自身というよりもウェブ評論家全体にとっての課題だといえるでしょう。
こうしたなか、最近になって、私自身は「次のステップ」も視野に入れ始めていることも事実です。
「次のステップ」とは、当ウェブサイトのような「ウェブ評論サイト」が乱立するための仕組み作りです。具体的には、『【ブログ講座】第6回:ブログのマネタイズ(飯を食う)技法』でお示ししたような、「誰もが気軽にウェブ評論に参入できる仕組み」です。
自分がどこまでできるのかはわかりませんが、私の究極的な目標とは、
- 客観的な事実関係については個別の官庁や企業、マスコミなどが淡々と配信する。
- それらの事実関係を拾ってつなぎ合わせ、そのウェブ評論家が好きに持論を展開する。
といった具合に、情報をもっと分業化する社会を実現することです。
現在だと、大手新聞社、大手テレビ局などの影響力が、まだ非常に大きく、これらの大手メディアが一致団結して虚報、偏向報道を行えば、2009年8月に生じたような「悪夢の」政権交代が再び実現してしまう可能性もあります。
2017年2月以降、大手マスコミ各社が大々的に展開した「もりかけ問題」とは、まさに2009年8月の偏向報道の再来ではないかと思いますが、こうしたマスコミの暴走を許さない仕組みを、インターネット上に少しずつ確立していく仕事の一端を、私はウェブ評論家として担いたいと思っているのです。
そして、最終的な目標は、似たようなウェブ評論サイトが日本国内に何千、何万と乱立することです。この最終目標を達成した暁には、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』は役割を終え、消滅してしまっても構わないと思っているのです。
ただし、当ウェブサイトについては、あと30年か、あと3年か、あるいはあと3日かはわかりませんが、私の体が動くうちは続けようと思いますので、引き続き当ウェブサイトのご愛読、そしてお気軽なコメントを賜りますと幸いです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
更新ありがとうございます。
ブログやコメントの文章は、漢字ばかりにせず、漢字仮名交じり文が読みやすいですね。それと3〜4行か文字なら50〜60字ぐらいで読点で区切る。他人の事言えませんが、なるべく意識して書きたいと思います。
中国語は漢字ばかりで、細かいさりげない感性的な表現がしにくいように思います。中国語の素養が無いので、中国語非難や日本語が上なんて事は申しませんが、受けるイメージとして漢字だけの文はキツイなと感じますね。
ハングルは日本語でいう『ひらかな』のみ。これはこれで奥行きの無い、噛み砕いた表現しか出来ない。同じ文字で前後の脈略を考えないと、 話が理解出来ないというのは困ったものです。難しい思考には向いてないね(笑)。
最後に、日本語は文章の最後の方に結論が来る、ただしネットも新聞も見出しや小見出しは『どうしても言いたい言葉』が優先する為、限られた1〜2行では、キツイ、刺激的な文言が目立つ事になります。そこだけで判断されがちです(笑)。
新宿会計士様へ
更新お疲れ様です
要望が有ります
長期に渡って、議論を続ける土壌が欲しいのです
コメント欄で議論が出てきた時、二日以上継続して
論議を続けるのが難しいコトに不満が有ります
具体的な方法を提案出来る訳では無いので恐縮ですが、
コメント欄の常連さん達の御知恵を拝借出来る様に
音頭を取って頂けないでしょうか
宜しく、お願い申し上げます
鞍馬天狗 様
一旦ご自分のブログに誘導する、という方法は如何でしょうか?
https://tenttytt.hatenablog.com/entry/2019/02/17/230142?_ga=2.116094918.1357385280.1550244588-2060743813.1489325303
鬼首取之介さんへ
ブログを開設する気は有りません
自身の好奇心欲求の充足を求めています
全然、足りてないのです
他人に意見を開陳する余裕が有りません
わかりました。残念です。
いつも、興味深い記事配信をありがとうございます。
私は、コメント主の皆さんの様々な意見・異見の数々を楽しみにしているのですが、ひとつ気になっていることがあります。
それは、ひとつのテーマに沿ったコメントの流れのなかに現れる「複数の匿名様」の存在です。
せっかく優れたコメント投稿やレスポンスを拝見しても、その返信の宛名が「匿名様」では、伝えたいこともうまく伝わらない場合があると思からです。
このサイトは、個人登録不要で、気軽にコメント投稿を楽しめるのが魅力ですし、反論コメントは「匿名」でしたくなる心理も解ります。それでも最小限の「個人の識別」は必要だと思います。
少しだけ考えてみたのですが、HNを入力必須にしたうえで、下記のどちらかで対処できないでしょうか?
①文字入力しての「匿名」様、自動変換で入る「匿名」様、敢えてスペースを入力しての「 」様での登を制限する。
②自動変換の「匿名」様の後ろに認識番号を割り振りする。例えば「匿名ABC」様とか・・。
(私は、ネットワークに詳しくないんですけど、個人を識別する方法としてはIPアドレスの任意の部分をアルファベット変換できれば技術的には可能なのでは?って気がするのですが・・。)
他にも良い方法があるのかもしれませんが、私には思いつけません。
でも、複数の匿名様の識別が可能なら、ここでの無用の混乱は解消され、より活発な意見交換の生成に繋がっていくと思います。
ご検討、よろしくお願いいたします。
本題から離れてしまいますが、日本語/韓国と自動翻訳を多用していた頃、漢字と平仮名と句読点について面白い現象に気づきました。
翻訳エンジンの翻訳精度を上げるには、
・漢語が使えるなら和語より漢語を選ぶ
・和語でも訓読みの漢字を適度に使う
・句読点は必要最小限にとどめる
このようにすると誤訳率が減ります。
句読点をたくさん入れた方が文節の区切りがはっきりして精度が上がるかと思いきや、むしろ誤訳が増えました。平仮名を増やすと誤訳率があかります。「ひっ迫」の類いはまずだめです。
句読点よりも、平仮名の間に適度に漢字が挟まることによって、コヒーレンシーが下がるというか、高調波が含まれるというか、解読のメリハリが効いて精度高く翻訳できるようです。
こうして日本語→韓国語→日本語→韓国語→日本語と機械翻訳を繰り返しながら文章を微調整していると、翻訳率100%の日本語を書くことができるようになりました。多分、それで韓国語になった文章を読んだ韓国人は、村上春樹が書いたような翻訳調文体だと感じたと思います。
日本人相手に日本語を書くなら、こんなことは考える必要がないですね。失礼しました。
管理人 様
ブログ講座の更新、ありがとうございました。
以前つい筆を滑らせた結果、ここまでお手を煩わせる事になってしまうとは。
言い出しっぺの自分が何の反応もないままではまずいと思い、先日からブログを始めました。遅筆ゆえ一回の更新に一週間以上かかる状況ですが、今も下書きを書き直しつつ次の原稿を進めています。
(ただ、自ブログの論題がこちらの主題とズレてしまい、「ここのコメント記入をサポートするためのブログ」という初心が叶わず、更にブログ作成に時間をとられて普通のコメント書き込みすら減ってしまいました……)
未だこちらのブログ講座の対象となるような、他人に見せられる物ではありませんが、少しずつ書き貯めて、いつかしっかりとしたブログとして構成し直す事が出来ればと思っています。
鬼首取乃介 様
そうだったんですか!貴重なご提案、本当にありがとうございました。
「ブログ講座」については別に本稿が「最終回」というつもりはありません。思いついた都度、執筆してみたいと思います。
ところで、ブログをお持ちなのでしたら、是非ともそのURLを当ウェブサイトに貼って下さい。
他の方にもお願いしていますし、実際、ブログのリンクを貼って下さる方もいらっしゃるので、是非ともお願い申し上げます。
引き続き、当ウェブサイトのご愛読とお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
https://tenttytt.hatenablog.com/?_ga=2.110902469.1357385280.1550244588-2060743813.1489325303
すみませんこちらになります。
今日のうちにせめて一記事追加したかったのですが、叶わない上に返事も遅れてしまいました。
未だ他者に見せる体裁になっていないことご了承下さい。
貴サイトの表示にかかる時間が非常に長くなっています。
改善方法についての読者コメント投稿があれば良いのですが…
上手な文章の書き方として、かなり以前のことですが小説家の栗本薫氏の小説道場という本を読み、それを参考にしていました。
記憶をもとに書いておりますので、まるで不正確な引用であるばかりでなく、私の文章もそれに適ったものではないことを容赦ください。
曰く、
日本語の文章は漢字仮名まじりという異質な文字が混在するのが特徴で、ひらがながスーッと流れるのに対して、漢字は文字自体の情報量が多いためそこで文字を追う目線が引っ掛かる。
漢字を使うのは最小限に抑え、ひらがなのなかにアクセントとして漢字を効果的に使う。
(そして)表現的に漢字が必要で混む箇所では、(それとなく)接続詞や前置詞を多用(するなど)して意図的にひらがなを増やす。
(具体例として上の行のカッコ部分にひらがなカサ増ししてます。無くても意味は通じますよね。あってもとくに邪魔にはならない。無意識に読み飛ばすことが多いのです)
句読点と改行で読み手のリズムを調節する。
大事なところや伏線のために書く部分は、句読点を多用してリズムを詰まらる。
そうすることでゆっくり読ませる。
スピード感が欲しいところは句読点とくに改行を省略さらには言葉自体を部分的に省略することで一気に読ませる。
映像的に書く。改行はカット、段落はシーン切替。
読み手が頭のなかでストーリーを構造化して、あとで思い出してあらすじを再現できるように構成する。
以上のような内容だったかと思います。
小説表現と評論記事では違う部分もかなりありますが、読者に対する「読んでほしいことをどう書くか」という工夫としては参考になるんでないでしょうか。
ところで、私も「ねつ造」や「ひっ迫」といった表現は間違っていると思います。
とくにこのような、単語の先頭の文字だけをひらがなにするのは何かバカにされているようで悪質です。
しかし「ねつぞう」とか「ひっぱく」では漢字を知らない人が書いたようで、その言葉さえ知らないのではないかと疑われかねない。苦肉の策なのでしょうか。
新聞記者などは取材だけでなく文章を書くのも仕事なのですから、常用漢字しか使えないなら変な書き方はせずに常用漢字だけで表現する努力があっていいんでないですかね。
そもそもなぜ常用漢字しか使っていけないのか。所詮は国が決めた基準でしょ。使用したら罰せられるわけでもあるまいに。
この記事とは関係ないんだけど、韓国が漢字を捨ててハングル文字を強制して何を失ったか、報道機関はよく考えてみてほしい。
ダラダラと書いてしまいました。
最後に、このサイトへの要望です。
自分のコメントと、そのレスポンスを検索できる機能があればと思います。
せめて自分がどの記事にコメント書いたか、掲載ページを検索できる機能があれば。
韓国による時節柄のせいでしょうが、このサイトは記事更新が頻繁なうえにコメント交換が活発で、自分が書いたコメントへのレスポンスを追いかけるのもままならない状況なのです。
レスポンスをフォローできないならコメントするなという話ではあるんですが。あくまで要望ということで。