ルール違反転載騒動の顛末とネット時代の議論のスキル

昨日の『動画サイトにアップされた当ウェブサイトの盗作が酷い』と『違法アップロード者からのピントの外れた謝罪』では、当ウェブサイトが独自に定めるルールを無視した動画について取り上げました。これについてはアップロード者からの謝罪を含めた措置が確認できたため、現時点ではこれ以上問題視するつもりはありません。ただ、せっかくの機会ですので、当ウェブサイトの記事を無断引用していたほかの事例についても紹介し、あわせて「インターネット時代に必要な議論のスキル」について考えていきたいと思います。

ルール違反引用騒動の顛末

昨日は『動画サイトにアップされた当ウェブサイトの盗作が酷い』と『違法アップロード者からのピントの外れた謝罪』で報告したとおり、当ウェブサイトのコンテンツ『帰国済み南官杓氏を日本政府がいまだ大使扱い、なぜ?』が、当ウェブサイトのガイドラインを無視し、動画サイトにてほぼ丸ごと転載されていた、という事例がありました。

しかも、その後、もう少し詳細に調べたところ、ほかの動画においても『AIIBの融資実績額が「コロナ特需」で急増するも…』から転載したと思しき図表が動画に出現するなどしており、これらについては転載元のURLが明記されていませんでした。

これについては動画の作成者から直接、当ウェブサイトに謝罪コメントが投稿されたほか、『YouTube』のコミュニティのページに謝罪文が掲載され、当ウェブサイトのコンテンツの引用がなされていた動画のひとつについては削除され、画像を引用していた動画については引用元のリンクが明記されました。

以上の措置を確認したことをもって、この動画作成者に対しては、問題となっていた2つの動画に関連し、追加での要求(動画やチャンネルの削除など)についても行わないこととし、あわせて何らかの追加措置(たとえば民事における著作権侵害責任の追及、刑事告発など)についても講じないことにしました。

ただし、この動画作成者の動画すべてについてチェックしたわけではありませんので、もしも無断引用の事実が追加で判明した場合には、当然、何らかの措置を講じる可能性はあります。

また、今回当ウェブサイト側がこの動画作成者に求めたのは、あくまでも当ウェブサイトの引用方法の是正という点に限定されます。後述するとおり、当ウェブサイトでは引用、転載自体を禁止していないからであり、その点が是正されれば、当ウェブサイトとして要求することはないからです。

また、該当する動画について、「当ウェブサイト以外のサイトからの引用方法にも問題がある」などの指摘もあるようですが、この点については関知しません。具体的にどんな問題があるか、それらの問題を是正するためにどうすべきか、などについては、動画の作成者が責任をもって適切に判断すべき筋合いのものだからです。

なぜしつこいくらいに「出所の明示」を求めるのか

さて、当ウェブサイトの場合、もともと独自に定めたガイドラインを守っていただく限りにおいては、引用も転載も自由とさせていただいています。したがって、今回の動画に関しても、そのガイドラインに沿った形で是正がなされるならば、これ以上問題とすることはありません。

ガイドラインの詳細は『引用・転載ポリシーおよび読者コメント要領』で示していますが、改めて概略を説明すると、次のとおりです。

  • ①ブログ、SNS、掲示板、動画サイト、オピニオンサイト等における引用、転載は原則として自由であり、その際、事前承諾も使用料も不要
  • ②ただし、出所(情報源)として、少なくとも個別記事を特定するに足る情報(たとえば個別記事のURLや記事タイトル、公表日時など)を明示していただきたい
  • ③あわせて、ブログ記事・動画等において一部分を引用・転載する場合には、どこからどこまでが引用・転載であるかについてもきちんとわかるようにしていただきたい
  • ④無断で丸ごと商業利用することについてはご遠慮願いたい

いかがでしょうか。

世間一般の考え方からすれば、①の考え方はむしろ異例だと思います。

通常の引用を超えるほどの分量を引用する場合については、その方法によっては転載とみなされ、事前に承諾が必要でしょうし、相応の著作権使用料を支払わなければならないこともあるからです。

この点、当ウェブサイトの場合は、②~④のルールを守っていただければ、基本的には無断引用を問題視しないつもりです。

手前味噌を承知で申し上げるならば、当ウェブサイトの「出所URLさえ明示すれば、商業利用などでない限りは、自由に転載していただいて結構」というルールについては、世間一般の常識からすれば、かなり緩い方だと思います。

今回発生した事例は、問題の動画に②で示した「転載元を特定するための情報」の記載がなかったというものですが、これがあるのとないのとでは、極めて大きな違いがあります。というのも、その情報が存在しない場合、視聴者に対し、当ウェブサイトの意見があたかもその動画作成者の意見であるかの誤解を与えるからです。

動画の概要欄でなくても、動画の中で引用元URLを明示してくれていれば、まだマシです。しかし、それすら存在しなければ、最悪の場合、第三者が見て、むしろ当ウェブサイト側がその動画を盗作したのではないかとの疑いをかけられかねません。

ガイドラインは世間一般の常識と比べ緩いつもりです

さて、先ほどの①~④のうち、「④商業利用」についても説明しておきましょう。

ここで「商業利用」については、たとえば「当ウェブサイトの記事を無断で商業出版する」、「当ウェブサイトの記事を会員専用の有料ページなどで限定公開する」、といった行為を想定しており、ちょっとした広告(アフィリエイト)などを使う分にはまったく問題ありません。

冒頭で示した事例のケースも、YouTubeのチャンネルでグーグル・アドセンス(広告収入システム)を利用していますが、この程度の再生回数・視聴者数であれば、当ウェブサイトが禁止する「商業利用」には該当しません。

これがたとえば数十万再生を叩き出すようなチャンネルであれば、商業利用に該当してくる可能性もあるかもしれません(※余計なお世話かもしれませんが、そもそも当ウェブサイトの議論をそのまま張り付けただけの動画が数十万再生を記録する可能性は非常に低いと思います)。

当ウェブサイトにおいてそのようなルールを設定している理由は、広く議論を行うための話題を作ることが、日本の民主主義の発展において不可欠だと考えているからです。

つまり、某匿名掲示板だの、動画サイトだの、個人ブログだのといった場面において、当ウェブサイトの議論が共有され、その結果として社会全体で議論が深まるならば、それは長い目で見て日本の国益のためになることです。

当たり前ですが、引用や転載は批判する目的であっても構いません。重要なのは、どういう論拠で当ウェブサイトの議論を批判しているのかを明らかにすることであり、それらの批判が正しいのか、当ウェブサイトの主張が正しいのかについては、読んだ個々人が判断すれば良いだけの話です。

③について守られていなかった事例

ただし、とても当たり前の話ですが、評論記事、ブログ記事などを執筆するのであれば、最低限、客観的に確認できる事実関係と、その論者としての主観的な意見については、明確に分ける必要があります。

その流れで申し上げておくと、かつて当ウェブサイトの文章が某個人ブログにて参照元URLの記述もなしに引用されたうえ、そのブログ主の意見と当ウェブサイトの意見が混然一体となってしまっていたことがあります。つまり、先ほどのガイドラインでいうところの③が守られていない、という事例ですね。

たとえば、当ウェブサイトでは特定国・民族について、人種差別・民族差別と受け取られかねない表現を可能な限り控えているのですが、そのブログサイトでは当ウェブサイトの記事を無断引用したうえで、その引用箇所と同じフォント・配色でそのブログ主の持論を続けていたのです。

たとえば、当ウェブサイトの原文が、次のとおりだったとしましょう(※ただし、以下に示す文章は架空の事例です)。

2018年にXX国で出された判決は、わが国との間で結ばれた条約にも反しており、また、外交に関するウィーン条約の考え方からも受け入れられるものではない。

しかし、この文章を、たとえば次のように勝手に改変してしまった、というケースがありました。

2018年にXX国で出された判決は、わが国との間で結ばれた条約にも反しており、また、外交に関するウィーン条約の考え方からも受け入れられるものではない。さすが未開民族・野蛮人の国だ。

つまり、当ウェブサイトの主張の原文は、あくまでも「XX国の2018年の判決を批判する」というものであったはずなのに、勝手に「未開民族」だの、「野蛮人」だのといった差別的な表現が付け加えられてしまっているのです。

この事例だと、まるで当ウェブサイトが「XX国」のことを「未開民族・野蛮人の国」と主張したかに見えてしまいます。当ウェブサイトではこの手の主観的な表現については、できるだけ使わないように気を遣っているにも関わらず、です。

(※ちなみに当ウェブサイトでは事実に即し、あるいは用語をちゃんと定義したうえで、「XX国はウソツキ国家だ」、「XX国はインチキ判決を出す国だ」、「XX国は独裁国家だ」などと述べることはありますが、さすがに「野蛮人」などの用語は使いたくありません。)

これが、たとえば次のような引用だと、あくまでも引用ルール上は、問題ありません。

『新宿会計士の政治経済評論』のX年X月X日付けの記事では、『2018年にXX国で出された判決は、わが国との間で結ばれた条約にも反しており、また、外交に関するウィーン条約の考え方からも受け入れられるものではない』と記載されている。さすが未開民族・野蛮人の国だ。

この引用の仕方だと、「未開民族・野蛮人」という表現は、このブログ主の個人的意見である、という点を明らかにすることができます。

当ウェブサイトがしつこいくらい、「記事そのものを特定するための情報の併記」、「引用・転載範囲の明確化」を要求しているのには、読者、視聴者がその情報に接した際、「原文はどう書かれているのか」を簡単に確認することができる、という意味があるのです。

インターネット時代だからこそ必要な議論のスキル

以上、本稿では非常に口うるさく、引用・転載の際のルールについて考えてみました。

ちなみに当ウェブサイトとしての引用・転載ルールは世間一般のものと比べてかなり緩やかですが、それでも「出所をできるだけ詳細に明示する」、「引用する部分と自分自身の意見を分ける」、といった点については、議論をする際の一般的なルールとしてそのまま通用すると思います。

また、今回はとある動画作成者の動画のみを問題にしましたが、おそらく今回のケースは氷山の一角です。実際、『YouTube』などの動画サイトを眺めていると、ときどき当ウェブサイトのコンテンツを、出所の明示もなく勝手に剽窃している、という事例は、ほかにもあるようです。

それらのチャンネルがほかにも存在することは把握していますが、敢えて問題にせずに泳がせている、という側面もあります。

あるいは、無礼を承知で申し上げるならば、それらの動画の多くは再生回数が当ウェブサイトのページビュー(PV)を大きく下回っており、社会的な影響力という観点からは正直無視しても差し支えない、というレベルのものもあります。

いずれにせよ、インターネット環境が普及し、さまざまな意味でまことに便利な世の中が到来したことはたしかですが、そのような時代であるからこそ、ルールを学び、インターネット時代における議論のスキルを身に着けていきたいものです。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. きたたろう より:

    思想的に同じ側だからいいだろう、という甘えがあるのでしょう。
    同じ考え方の人達でもチャンネル桜の水島社長と我那覇真子さんのように、こじれるときはこじれるのですよ。

    少し違う話ですが以前、フランク三浦というフランクミュラーのパクり腕時計がフランクミュラーから訴えられましたが、裁判官の判断は「単なるパロディである」との判断が出て無罪となり驚きました。
    自分としては完全にアウトだと思っていたので⋅⋅⋅
    参考にする事と、マルパクりは明確に違う事を、自分も含めて配慮しなければ駄目ですね。

    1. 農民 より:

       フランク三浦の件は、「フランク・ミュラー側が、フランク三浦の”商標”は正当ではない」という切り口で訴訟をした結果であったと記憶しています。消費者が混同はしないあ明かなパロディであるから、商標は正当だ。が結論だったかな?
       「商標法的にはセーフ」という感じですね。フンラク・ミュラーのネームバリューを勝手に利用して儲けた、などのように不正競争や著作権侵害を争点にしていたら結果が違ったかも、と読んだ記憶があります。きたたろう様が判決に驚かれたのも、想定した争点の違いではないでしょうか。

       今回の転載騒動をあてはめると、結果としては”フランク・ミュラーを「完全に」模造しながら、「これはディンクス(三浦販売者)の発想で作った時計だ」と、主張するかのような行為だった”というところですか。萌え系アバターに解説させる趣向は、新宿会計士様からすればブランド毀損にあたるかもしれませんし。
       ただ擁護するわけではありませんが、議論が世間に広まる一助にさえなっていれば、救いですね。

      1. 夕刻 より:

        ウチの近所に「シャネル」という,小さな,老夫婦二人でやっていたスナックがあったのですが,ある日,突然,全く違う名前の店になりました。聞けばシャネル社日本法人から「正式な」苦情があり,それに対応した結果とのことです。つまりコレです。本当のホンモノ,家元元祖は,こんな「爪の先の垢」のような些細な事でもおろそかにしない,放置しないのです。間違ったことには妥協せず,速攻で対処・対応する。これこそが本物=真実を守る唯一の方法だと痛感します。翻って,自称:元慰安婦の件(私は「問題」とは思っていませんので…),自称:元徴用工の件etc…,いままで日本が,日本政府が執ってきた施策・態度が悔しくて仕方ありません。情けない…。

  2. りょうちん より:

    でも最近は、「嫌韓界のいらすとや」でも目指しているんだろうかと思わないでもない。
    このサイトのコアコンピタンスはお金の話であることは忘れないで欲しい。

    1. 匿名 より:

      本当にそう思います。りょうちん様のご意見、一度立ち止まって周囲を見渡すとても良い機会だと思います。
      一般人にこのサイトの昨今の内容を見せれば、ほんとんどの人が嫌韓サイトだと思っても仕方がない方向にいっているような気がしてなりません。
      数年前はもう少し内容が多様であったように思うのは私だけなのかもわかりませんが。

  3. 転勤族 より:

    卒業論文を書いた時
    「引用(文章・図表・データ)は、それと判るよう必ず表記すること」
    と指示を受けたような気がします。

    社会人になり報告書を書いた時
    「事実と感想は分けて書くこと」
    と指示を受けたような気がします。

    自分で考えついた訳ではなく、指示の繰り返しによって上記を刷り込まれた訳ですが、
    それでも「正しい方向を示してくれる教育」を受けるのは大切だなあと思う次第です。

    こちらのサイトを訪問する度、その思いを強くする次第です。

  4. 愛読者 より:

    雑誌記事や論文を書くときは著作権についてはかなり慎重になります。ただ,WEB上の記事やYoutubeのほうを見ていると,グレーなものも多いですね。
    ただ,大元の著作権法の制定過程を見ると,欧米の映画会社やレコード会社からの圧力が最も大きく影響しており,特許法関係のほうも,アメリカ流の訴訟で商売する企業経営の影響が大きいです。どうも,大企業の商売本位の法律の気がします。書籍等の出版物のとは,なんとなく馴染まないようなところもある微妙な法律です。小説家の遺族が何年間著作権料を受け取れるか,みたいな権利がメインなので。
    ついでに言うと,科学系論文については,科学的事実に関する定型的な記載に関しては,著作権の保護対象外となっています。おかげで,数学とか物理の教科書は,似たり寄ったりの本が沢山あります。例題も著作権の対象外です。
    プログラムのgnuプロジェクトの精神もそうですけど,科学技術系では,著作権等を保護しすぎると,科学・技術の発展を阻害する面もあるので,難しいところです。

  5. 福岡在住者 より:

    りょうちん様

    直球で嬉しいですね(笑)
    私も最初は 経済でこちらを発見したのですが、もともと嫌韓だった事と、こちらのコメントさん達がスゴ過ぎて虜になりました。

    でも、軌道修正は必要と思うのですが、金融発は面白くありませんよ。 下記は時々拝見している、「銀行員のための教科書」です。
    https://www.financepensionrealestate.work/

    BIS発のデータに関する、論考は新宿会計士様とあまり変わりません(当たり前かー笑)。

  6. 美術好きのおばさん より:

    私も学生時代に言われたことを思い出しました。
    ・ネットの文章をコピペするな
    ・孫引きするな、原典をあたれ
    ・引用元、参考文献を明記しろ
    ・引用した見解とお前の意見を混同させるな
    ・お前は何を言いたいのか、明確に書け
    …などなど、まさに新宿会計士さまがご指摘されたことでした。

    つまり、新宿会計士さまはものを書く上での基本姿勢を正せと説いているわけです。これはいちYouTuberの方だけではなく、物書きを生業とする人々、メディアは異なれど情報発信に関わる人々すべてが、真摯に受け止めるべき叱責と解しました。

    翻って朝鮮半島を見ると、大臣や大学教授等の論文盗用、丸写しの話が絶えません。彼らの社会には上記の規律が存在しないのでしょう。

  7. 匿名 より:

    コメント失礼致します。

    引用ルールを無視したルール違反者が悪い、
    新宿会計士さんの主張は正論なのは言わずもがなですが、
    その他のコメントされている方の中に、
    第三者的立場であるにもかかわらす、
    誹謗中傷等のコメントが散見され、
    拝見して大変残念な印象を受けました。

    ルール違反者が公の場で晒されるのをわかってここに書き込みした真意はわかりませんが
    (新宿会計士さんとの連絡手段が無かった?)
    被害にあわれました新宿会計士さんに同情、賛同するのは理解出来るものの、
    あくまでも当事者間の問題であり、
    当事者以外の三者的立場で誹謗中傷等するのは、個人的に如何なものかと呆れてしまいました。

    言葉及び例えが悪かったら大変申し訳ないですが、
    これではいくら新宿会計士さんの記事の内容が優れていても、
    かの国の方々を連想させるような民度の低いと思わせるコメントが目に余り、折角の記事が台無しに感じてしまいました。

    お節介かもしれませんが、
    コメントルールや不適切コメントの管理を改めた方が良いのではないかと思いました。

    以上、一読者として、御意見申し上げました。
    (あくまでも一読者としての当方の見解です。ご了承下さいませ。)

  8. より:

    こちらのサイトでコメントする際に、人名を出す場合には原則的には敬称を付けるように、そしてバリザンボーの類は極力使わないようにしていますが、なにぶんお育ちがよろしくないので、時々敬称を付け忘れたり、けして品が良いとはされない表現を使ってしまうこともあります(ただし、意図的にそうしているケースも皆無ではありません)。極力自制するようには努めているつもりですが、時として皆さまの目にご不快と映る用語例があるやもしれません。私のここでの基本スタンスは以上ですので、予め深くお詫びします。

    このように私が3割増し(当社比)でお行儀良くしているのは、こちらのサイトの本文やコメント欄で展開されている議論を尊重するが故なので、他の方の用語については、明らかな誤用以外でクレームを付けることはしません。時に激した表現も見受けられないこともありませんが、論理性を保っている限り、それも議論の内であると考えています。ポリコレ祭をいたく嫌悪する私としては、よほどのこと(four letter words連発とか)でもない限り、用語警察など真っ平御免です。過度に目くじらを立てるのは、むしろ議論を阻害するものだと考えるからです。

    以上は、もちろん私の個人的なスタンスですので、他の方に押し付けるつもりなど毛頭ありません。今後、本サイトでますます活発な議論が展開されることを願います。

  9. 美術好きのおばさん より:

    匿名さま、
    コメントの規制は必要ないと思います。
    一昨年よりこちらのブログを拝見し勉強させてもらっている者ですが、皆様良識あるご意見を書かれておられると思います。

    それから、私もポリコレは嫌いです。自由な意見交換の場にこそ、勉強できるチャンスがあると信じているからです。

    1. 一読者 より:

      横から失礼します。

      >皆様良識あるご意見

      そうかな?

      少なくとも自分はそう思わず、
      一部コメントは、ただの悪口、クレームやんって思ったけど。
      そもそも、良識あるご意見というのは、読み手がどう受け止めるかだと思うけど。
      (予め断っておくけど、違反者を擁護するつもりは毛頭なく、「一般論」としてのコメント)

      例えば「一般論」だけど、当事者以外の外野が
      ・低収入なら働け
      → どれだけ自慢できる資産家?
      井の中の蛙?
      ・スマホ一台で簡単作成可能
      → 作れるの?実績は?
      お前のかあちゃんデベソ?
      それともどこぞの情報商材屋?
      ・動画の形式(アニメのキャスター風?)はいかん
      → 商用利用可能とか遵守していれば、別に問題なくない?
      Vtuberとかいう動画ジャンルとして確立してるみたいだし。
      (無断引用の記事や画像といった違反内容を除く)
      等々、自分が直接ターゲットとして言われたら「さもしい方々。大きなお世話。」
      収入等、素性調べるとか、ストーカー気質?キモチわる!と、とは思うけどね。
      (繰り返すけど、一般論ですよ、一般論)

      ただ自分がそう思っただけで、人それぞれ、考えや価値観は違うし、
      否定する気もないし、そう思う思わないは別にいいんだけど、
      (例えば、嫌い、受け付けない、といった他人の感想は「ふーん」で終わりだけど)
      自分は、悪口やクレームの類と思われるコメントは極力無くしてほしいかな。

      見苦しいというのもあるけど(見なければいい話だけど(実際、自分は見るのやめたし))、
      サイト運営に支障をきたしたり、運営主さんの負担を思うとね。

      というのも、結局は「ターゲット:違反者」が、どう受け止めるかだけでは?

      良識あるご意見どころか、逆に侮辱、名誉毀損を受けたとか、逆に訴えられたり、
      例えば、昨今事件になった「テラスハウスの木村花さん」みたいに事件に発展したり(極端な例かもだけど)、
      そういったケースも少なからず起きてるから。

      ただ、違反者は運営主さんとしか直接話してないみたいで、他のコメントは全くやりとりしてないし、
      違反者は非を認めて是正措置して運営主さんが許して完結してる事案ゆえ、
      その可能性はなく、考えすぎ心配すぎなだけかもね。

      偉そうなことを言うつもりは毛頭ないけど、
      悪意ある(とターゲットに受け止められる)コメントは、
      間接的に迷惑をかけうることもあり得るので気をつけたほうがいいかも、と思っただけ。

      このサイトの一読者として、支障きたしたら悲しいから。

      つーか、違反者は運営主さんと、直接連絡やりとりして、お伺いたてて、謝罪に措置すればいいのに。
      要領が悪いのか?わざと晒されたい(マゾ気質?)なのか?
      なんて事書いたら、悪口と受け取られかねないから、やめとこ。

      最後に、話し口調、乱筆乱文、無駄な長文、等々、不快に思われたらごめんなさい。
      運営主さん、応援してます。
      また、終わった話の着火剤になるつもりは毛頭ないので、返信不要です。(完)

      1. 匿名 より:

        他の論を封ずるに他者に理解を示すふりをして、その実サイト主が、違反者が、挙句に木村花さんが、あまつさえ自身がサイトの一読者などと実に見苦しい。
        誰が代弁を望んだのですか、そして、あなたは代弁する資格があるとでもいうのですか。

        ツラツラと長い上、偉そうなことを言うつもりは毛頭ないけど、などと、いちいち言葉を飾る様も全く気に入りません。
        意見は己が発するもの、臆して他者に依拠せねばモノも言えないならハナから沈黙を選びましょう。

  10. 匿名 より:

    違反者を弁護する気は一切ないですが…

    違反者の「著作権のある文章や画像を無断で使用した、ネットリテラシーの低さ」を
    運営主は「読者に知って頂きたい教育広報目的」で、記事を書いたと思われ、
    第三者が違反者に言及する(違反者側からしたら悪態をつかれる?)のは、
    私的には「運営主の趣旨とずれてる」と感じております。

    (以下、一般論です)

    自分がしたら言葉遊び、
    自分がされたら言葉の暴力(いじめ)、
    なんて解釈もあります。

    ネットの世界では、ネットリテラシー、モラルの低さから、ネットいじめ、ネットリンチといった事象、事件が後を絶ちません。

    なぜ、ネットいじめやネットリンチがなくならないか?

    それはネットリテラシー、
    モラルの低さと思われます。
    匿名だから何を書いても許される、
    自分を主張したい、ストレス発散したい、
    そういう自分本位な方も多々いるのでしょう。

    しかしながら、そのような行為が事件に発展し、ネットリテラシーが低かった、知らなかったという言い訳が通じないケースも多々起きており、注意が必要です。

    例えば、当事者以外の第三者が、リツイートしただけで、
    「経緯や動機を問わず、リツイート主は投稿の責任を負う」と、名誉毀損に認定といった判決も出ています。

    議論が活発になるのは賛同致しますが、
    判断責任能力を備えた大人であれば、
    高いネットリテラシーを持って、
    名誉毀損および誹謗中傷に当たらないか、
    意識して投稿すべきではないかと考えます。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

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