鈴置論考「コロナが東アジアの政治塗り替える可能性」
昨日は『デイリー新潮』に日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の大人気連載シリーズ『鈴置高史 半島を読む』の最新稿が掲載されました。端的にいえば、新型コロナウィルスの蔓延による韓国社会の混乱と政争に関する論考であり、読み応えは十分ですが、それよりも、今回の論考では、私たち日本人にとっても非常に考えさせられる結語が用意されています。当ウェブサイトではその「種明かし」をするつもりはありませんので、これについては是非、鈴置論考をお読みください。本稿では鈴置論考をもとに、新型肺炎が東アジアの政治地図をがらりと描き変える可能性の一端を考察してみたいと思います。
待望の鈴置論考の最新号
昨日は非常にうれしいことに、『デイリー新潮』に、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の大人気連載シリーズ『鈴置高史 半島を読む』の最新稿が掲載されています。
韓国で新型肺炎の患者が急増 保守派は「文在寅政権の無能、無策」と総攻撃
韓国で新型肺炎の患者が突然に増えた。4月の総選挙を前に「文在寅(ムン・ジェイン)政権を揺さぶるチャンス」と保守は非難の声を強める。大統領弾劾まで進みかねない「肺炎政局」が始まった<<…続きを読む>>
―――2020/02/21付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より
毎度ながら、本当に優れた論考だと思います。
今回は文字数が6000字弱と比較的長文ですが、多くの方にとっては負担なく読み進められると思います。読み解くうちに「もやもや」がすっきりと解消していくとともに、とくに最後の部分で
「後世の歴史家は『新型肺炎が東アジアの政治地図をがらりと描き変えた』と書くことになるかもしれない」
という、非常に含蓄に富んだ記載が含まれているなど、知的好奇心を感じることができる良文だからです。
もっとも、全文を当ウェブサイトに転記するだけだと、芸がありません。そこで、本稿では「鈴置論考」をもとに、この「新型肺炎が東アジアの政治地図をがらりと描き変える」について、当ウェブサイトなりに考察してみたいと思います。
前提条件
さて、今回の論考を執筆するに至った重要なきっかけは、韓国でコロナウィルス感染者数が一気に増加したことではないでしょうか。
まずは簡単に事実関係を踏まえておきましょう。わが国も感染者数は続々と増えていて、厚生労働省ウェブサイトによれば、英国船ダイヤモンド・プリンセスの船内での感染を除いても、昨日時点で93人(うち患者が79人、無症状病原体保有者が14人)に達しています。
また、感染者はいまや30ヵ国・地域に広がっており、感染者数が50人以上報告されている国だけを拾っても5ヵ国あります(図表)。
図表 2月21日正午時点の各国における公式発表値
国 | 感染者数 | 死亡者数 |
---|---|---|
中国 | 75,465 | 2,236 |
韓国 | 104 | 1 |
日本 | 93 | 1 |
シンガポール | 85 | 0 |
香港 | 69 | 2 |
その他 | 216 | 5 |
合計 | 76,032 | 2,245 |
(【出所】厚生労働省『新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年2月21日版)』。ただし日本の事例には英国船ダイヤモンド・プリンセス号で発生したものを含まない)
ただ、ここ数日に関していえば、韓国の増え方が突出しています。
韓国における感染者の急増については、当ウェブサイトでも一昨日の『ウィルス感染者、韓国で82人に増えて日本に並ぶ』や昨日の『ウィルス騒動のドサクサで日韓スワップ懇願されたら?』で取り上げたのですが、昨日はさらに増え、最新報道では感染者数は204人だそうです。
韓国の感染者204人に 1日で倍増=大邱の教会関係者が144人(2020.02.21 18:44付 聯合ニュース日本語版より)
さらに昨日は、50代の女性の方が亡くなり、死亡事例が2例目となったことも、韓国国内でのコロナウィルス騒動の混乱に拍車を掛けているようです。
新型肺炎 韓国で2人目の死者=50代女性(2020.02.21 20:36付 聯合ニュース日本語版より)
ただし、当ウェブサイトでこれを紹介する目的は、あくまでも「感染者数が爆発的に増える」という韓国のような事例が、それ以外の国(たとえば台湾やロシア、ASEAN諸国、北朝鮮、米国など)でも発生しないという保証などない、という問題意識があるからです。
この点については、私たちもしっかりと認識しておく必要はあるでしょう。
(※ちなみにコロナウィルス騒動の初期の時点で中国人の上陸を拒否することは可能だったのか、そしてそれを行ったとして何か意味があったのかどうかという点については、これまで当ウェブサイトに専門家の方々からいただいた次の論考でも明らかだと思いますので、本稿では割愛します。)
- ①【読者投稿】新型肺炎、日本は「いつもどおり」で良い(2020/01/31 10:30付 当ウェブサイトより)
- ②【読者投稿】コロナウィルス、まだ慌てる時間じゃない(2020/02/06 05:00付 当ウェブサイトより)
- ③【読者投稿】理系研究者の新型コロナウイルス考察(2020/02/10 12:00付 当ウェブサイトより)
- ④【読者投稿】「安心より安全を」理系研究者の緊急提言(2020/02/16 22:00付 当ウェブサイトより)
- ⑤【読者投稿】工学研究者の武漢肺炎考(2020/02/17 16:45付 当ウェブサイトより)
- ⑥【読者投稿】行政の観点から考察するウィルス騒動(2020/02/19 06:00付 当ウェブサイトより)
やっぱり政争の具に
さて、今回の鈴置論考については、上記の感染者数などに関する客観的事実を踏まえつつも、「韓国観察者」としての視点に基づいて執筆されています。
ごく簡単にいえば、韓国の政策当局者、政治家らは、ときとして日本に対する謎の優越感を伴いながら、「韓国は政府、国民を挙げて感染症の拡大遮断にかなりよく対応した」などと自画自賛したものの、こうしたプライドが感染者の急増でガラガラと崩れた、というものです。
呆れたことに、感染者数が日本より少なかったことをもって、韓国では「日本に勝った」、「五輪開催資格なし」などの論調も見られましたか(※これについては鈴置論考でも具体的証拠が多数挙げられているほか、当ウェブサイトでも『コロナウィルス騒動を利用した韓国による東京五輪潰し』で取り上げています)。
しかし、そもそも、感染症対策で謎の自画自賛など百害あって一利なしです。というのも、日本に対して快哉を叫ぶくらいならまだ良いのですが、韓国の場合は、本来国が一丸となって感染症拡大阻止に取り組まなければならない局面にあっても、これを政争の具にするからです。
実際、鈴置氏は、186人が感染し、37人が亡くなった2015年のMERS(中東呼吸器症候群)を巡り、次のように指摘します。
「前の朴槿恵(パク・クネ)政権時代の出来事ですが、当時、野党の大物だった文在寅氏は激しく保守政権の無能・無策を非難した。今回、同様の感染症が大流行すれば、文在寅政権は何と言って非難されるか分からない。そこで『数字の操作』が疑われたのです。」
この「数字の操作」とは、たとえば、感染が疑われている人に対し、結果が「陰性」になるまで検査を繰り返すなどの行為をさすのだと思います。実際、朴槿恵(ぼく・きんけい)前政権の対応を文在寅(ぶん・ざいいん)氏が批判したように、今回も保守政治家らが文在寅政権の対応をしているそうです。
「鈴置:その通りです。韓国人は、それまでそっくりかえって日本を見下していただけに、『無能・無策』の文在寅政権への怒りも膨らみます。」
この点、鈴置氏も「きちんと検査すればするほど、感染者数は増える側面がある」と指摘するとおり、感染者数を競ったところであまり意味はありません。それなのに鈴置氏によると、保守系の朝鮮日報はコロナウィルス騒動をテコに政権批判に乗り出したのだとか。
日本が韓国を嘲笑できるのか
こうしたなか、韓国は現在に至るまで、中国人全員の入国を拒否していないのだそうですが、これについてはどう考えるべきでしょうか。その答えは、こうです。
「――なぜ、韓国政府は中国人全員の入国を拒否しないのでしょうか。
鈴置:日本がしないからです。湖北省からの外国人の入国禁止も、武漢への救援機派遣も、日本が実行するのを見てから韓国は実施する。」
鈴置論考によれば、日本より先だって中国人全員の入国を拒否すると、中国の怒りを買うのが怖い、という事情があります(どうでも良いですが、北の片割れはすでに中国全土からの入国を禁止しており、「恐中感情」は南の方が強いようですね)。
それに、素人発想では、「そんなに日本との上下関係を気にするのなら、日本より先に中国全土からの入国禁止措置を実行すれば良いのに」、と思うのですが、そうは問屋がおろしません。
「鈴置:国内的には拍手喝采されるかもしれませんが、そんなことをしたら中国から激しくイジメられるのは確実です。文在寅政権は習近平主席の3月訪韓を強く希望しています。日本よりも『前』に出れば、少なくとも習近平訪韓はなくなるでしょう。」
呆れますね。
ただ、この点については、私たちの国・日本も、あまり韓国のことを笑えません。
安倍政権は現在に至るまで、習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席の4月の国賓訪日という目標を下ろしていません。
医学的に見れば、中国人を全面的に入国禁止にしたところでウィルスの蔓延を防ぐのにあまり意味はないようですが、それでも一般国民から見れば、「習近平氏におもねるあまり、中国人の入国禁止措置を取っていない」ように見えてしまいます。
その意味でコロナウィルス騒動は安倍政権にとっても、本来ならば政権維持の試練であることは間違いありません。政権支持率が危険水域に達していない理由も、単純に「コロナより桜が大事な野党とマスメディア」に助けられているだけの話です。
なお、この論点に関し、鈴置氏が何を危惧しているかについては、是非とも鈴置論考の末尾を読んで下さい。すべての日本人にとって必読です。
選挙で保守が勝てばどうなるか
さて、ここから先は、鈴置論考を越えて、勝手に妄想を膨らませたいと思います。
鈴置氏が新年早々、『文在寅政権が韓国の三権分立を崩壊させた日 「高官不正捜査庁」はゲシュタポか』で問題提起したとおり、韓国では「高官不正捜査庁」なる組織が7月に発足する予定であり、しかも、保守が4月の総選挙で敗北するとの見方が高まっていました。
ところが、鈴置氏によると、この「思いがけない新型肺炎の流行」により、保守が勝つ可能性が出て来ましたし、また、文在寅氏がハンドリングを誤れば、それを奇貨として保守側は文在寅氏の弾劾を狙う可能性もあります。
「韓国はムードが支配する国です。国の進路は『気分』で決まるのです。」
では、実際のところ、韓国で保守が勝てばどうなるのかを巡っては、今回の鈴置論考ではまだ触れられていません(機会があれば是非、これについて鈴置先生のご見解を拝読したいと思う次第です)。
ただ、ひとつだけ明らかなことがあるとすれば、「保守が総選挙で勝ったこと」を契機に文在寅政権が弾劾に追い込まれたとして、韓国に劇的に「保守政権」が誕生したとしても、現在の反日は何も変わらない、ということでしょう。
そもそも論として、2018年秋口の旭日旗騒動を契機に、自称元徴用工判決、レーダー照射、上皇陛下侮辱事件、日韓GSOMIA破棄、慰安婦合意破棄など、常軌を逸した韓国の反日行動が続いたため、最近になって日韓関係が悪化したと勘違いしている人は多いと思います。
しかし、文在寅氏の前任の朴槿恵氏が執権していたころも、日韓関係には大量の問題が発生していたことは事実です(とくに2015年、安倍晋三総理大臣の米上下両院合同演説を韓国の国会議長が全力で妨害したことを忘れてはならないでしょう)。
というよりも、なまじっか親米の政権が出来上がってしまえば、むしろ「用日外交」(日本を利用する外交)が酷くなってしまうでしょう。個人的には文在寅氏こそが真の親日派だと思っているので、ここは是非、文在寅政権が続いてほしいという気がしてならないのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
韓国でこのままコロナが拡大していけば、
文在寅政権は、感染拡大防止を名目に選挙を
延期すると思います。
この状況じゃ、いくら反日・反米したところで
絶対勝てないでしょ。
韓国を笑えない日本。安倍政権も韓国と同じことをやっています。春の国賓招待にしがみついていますし 「感染経路不明」とかの原因が訪日中国人が原因なのは国民はみんな知っているのに 自由に入国させています。(部分的な入国制限はもはや中国全土に広がっている中で意味のないことも国民は分かっています。)世界中で中国人が自由に入国できる国は日本だけでしょう。・・あ 韓国もですか。感染国扱いされても仕方ないですね。中国への忖度(商売重視)は韓国と同じです。違うのは自国で必要なのに中国へ大量の防護服やマスクを送っていることくらいでしょう。
コロナウイルスで亡くなる人、かかってから発症、調子が良くなくても普通に仕事をする段階(一週間ぐらい)→体調が悪化して病院にいく、だんだん重症化。
大体発症してから、1ヶ月ぐらい。
1ヶ月後の日本の状況が、悪化していたらとても怖いです。
ヤフーニュースで見たのですが。
コロナウイルスの疑いでも、保健所検査拒否。
一度かかっても、再びかかる。
エイズ薬で治療。
日本第一党の桜井誠さん、「肺炎というより急性エイズ。」
ワクチンの開発、日本の夏の暑さ、武漢は風があまり吹かず空気がたまりやすい地域とウィキペディアに書いていたので日本は少しまし、それらに期待しています。
北朝鮮には、中国から重要な情報が入り、「国家存亡の危機」から中国人入国拒否になったんでしょう。
でも今は、そんなことを言う段階を過ぎました。
「テロール教授の怪しい授業」という面白い漫画がモーニングで連載されていますが、教授の質問に学生がWikipedia をスマホで読んで答えてブチギレされるシーンが愉快でした。
Wikipediaはとっかかりていどに読むのはいいんですが、そこから限りなく1次資料に当たる癖をつけましょう。
りょうちん先生
おもしろいですよね。「テロール教授の怪しい授業」。私も読んでます。
鈴置論考の末尾の部分ですが…
≫ウイグルや香港での人権弾圧の総元締めであり、日本の尖閣列島に触手を伸ばす中国共産党。そのトップの習近平主席と天皇陛下のツーショットが世界に流れれば、日本がそれらを認めたと世界に発信することになるからです。
2015年の戦勝軍事パレード(中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念式典)の際、朴槿恵前大統領は習近平国家主席やプーチン大統領らとともに、天安門の楼閣に並びました。
その絵は、韓国の中共寝返りを印象付けて、全世界に衝撃をもたらしました。
昨今の情勢においては、天皇陛下が習近平国家主席と並ぶツーショットは、それ以上の衝撃を全世界に伝えることになるでしょう。
鈴置氏が最後に述べる『新型肺炎が東アジアの政治地図をがらりと描き変えた』との表現があります。これは有り体に言えば、『これからの日本がレッドチームとの色眼鏡を通して世界各国から扱われる』ということを意味しているのでしょう。
『まさか』と思われるでしょうが、ダイヤモンド・プリンセス号に対するBBCや世界のメディアの報道姿勢を思い起こして欲しいところです。
世界や日本のメディアは、岩田健太郎教授の嘘八百の言説を率先きって取り上げました。まるで舌舐めずりするかのように。
彼は、メディアが日本の現場に送りこんで来た『刺客』なのでしょう。彼はさながら、慰安婦問題を立ち上げることになった吉田清治のようなものです。世界のメディアは朝日新聞を通じ、吉田清治の嘘八百の言説を『証言』として取り上げ、全世界に流布しました。
ダイヤモンド・プリンセス号に対する扇動優先の報道姿勢は、日本をレッドチームに付け変えていくための前座の役回りを与えようとしているように自分には思えます。
そして天皇陛下が習近平と並んで写り、その絵が全世界に届けられ、『日本のレッドチーム入り』が全世界に印象付けられるわけです。そんなよこしまな絵を、世界のメディアは描いているように思えます。
そんな罠に、日本は嵌まってもいいのか?
日本がマスクを大量に送ると、中共は海警局の公船を尖閣諸島に送り返して来る始末。それも連日…
天皇陛下が習近平を国賓としてお迎えされても、恩を仇で返されることは確実でしょう。
習近平を国賓として迎えれば日中友好が前進するだろうという考えは、甘過ぎる見通しと言わざるを得ません。
> 彼は、メディアが日本の現場に送りこんで来た『刺客』なのでしょう
自分はそうだと確信しています。落命した李医師は英雄ですが、彼のやったことは恐怖を増幅させて世界中に散布することでした。2011年のときと同じです。日本は信用できたい中共と同じで今回も隠蔽だというものです。報道がよろこぶ恰好の攻撃材料を提供した。そして下船が始まり健常な自国民を引き取らねばならなくなったとき恐怖が現実となりヒステリックになった。帰還者収容施設の建設が妨害されたり暴徒が移動車両を強行阻止する事件も起きています。これから増えるでしょう。
恐怖は簡単に増幅し消し去ること難しい。見えないものは怖い。事態は魔女狩りの段階に入りました。すくなくともこの国のそとでは。自分は東京オリンピックは開催不能になったと判断します。当方はおそらく数少ない訪日賛同者のはすが、劣勢覚悟論破の矢ぶすま覚悟でリスクをとって大逆転を狙えという立場からなおも賛同の論陣を張ります。
私も、なぜ安倍総理が習近平国家主席を国賓として招くことに熱心なのか不思議に思っています。米国と中国との間で深刻な対立が続いている中で、日本が中国の肩を持つかのような振る舞いに、どのような利があるか謎です。
一縷の望みは、安倍総理が昨年イランを訪問した時と同様、米国との間で習近平招待に関する根回しが済んでいるのではないかという願望です。自由で開かれたインド太平洋戦略を提唱した安倍総理のことですから、中国の覇権に屈するようなことを目論んでいるはずがありません。何か理由があって欲しいと願っています。
阿野煮鱒さま
米国との間で習近平招待に関する根回しが済んでいるのではないかという願望です。
>根回しは、済んでいると思います。
中国とは、近隣の大国同士の関係が、必要だと思います。
勿論、忖度していると思われる所もありますが、外交の範囲だと思います。
阿野煮鱒様、だんな様へ
国賓招致に対するアメリカへの根回しはすでに済んでいることでしょう。さらに言えば、メディアにまで…
アメリカも、世界各国も、メディアもこの件については、何の注文もつけて来ていませんよね…
ですが、アメリカに対する根回しとは、より厳密に言えば米国務省に対する根回しなのです。
米国務省は、アメリカ本国やアメリカの同盟諸国を平気で売り飛ばすことができる油断のならない省庁です。
日本をレッドチームに売り飛ばす策略を進めるために、あえて日本の国賓招致を黙って見ているのかもしれませんよ…
それは、メディアの方も同様でしょう。
いやはや、あまりにも悲観的な予測は歴史を見通す目を曇らせてしまいます。こうした予測は、あまりしたくはないのですが…
阿野煮鱒
> 中国の覇権に屈するようなことを目論んでいるはずがありません。何か理由があって欲しいと願っています
真意目的を語らないことで日本人は世界に疑われる存在です。猜疑嫌悪は昔もこの瞬間も変わってないと自分は思います。もしも「訪日は現アメリカ政権=トランプ大統領の差し金だよーん」とホントウのこと(と自分はそう思ってきましたが)を表明したら何が起きるでしょうか。政権攻撃こそオンライン契約拡大の最大武器。自社の存続のため、売文業の月給維持のため、メディアはなお一層騒ぐのではありませんか。
世界の重心はいま南シナ海のどこかにあります。尊重すべきは名誉ではなく国民生活の永遠に続く安寧、すわち国益です。日米と中韓の二面論でなく、上位3国間のそのときどきのバランスで2020年代が展開するかも知れない。キャスティングボートを握っているのはわが国である可能性を指摘します。ひるむな、持ち場を護れ。自分が口にできるエールはこれくらいですが。
韓国政府のコロナウイルス対応は、日本政府の後追い(真似、パクリ)だったと思います。
感染拡大は、予想されたもので、その理由は、衛生意識が低い事が、挙げられると思います。簡単に言うと、手を洗う習慣が無いとか、使ったマスクを家の外に捨てるとかのレベルの話です。
コロナウイルスを政治利用するのも当たり前で、程度の差こそ有れ、日本でも起こっています。
韓国ネット民の意見としては、中国からの入国拒否をしなかった事に対する不満が、一番のようで、これも日本と同じなのかな。
文大統領は、習近平主席の来韓を、選挙に利用したかったのでしょうが、実現は難しかったと思います。またもし実現したら、また韓国の安全保障を、切り売りをする事になると思います。
今度の選挙で「韓国はムードが支配する国です。国の進路は『気分』で決まるのです。」とあり、保守が勝ったら文大統領弾劾に繋がる可能性に言及されています。
韓国最大のムードは「反日」ですので、「反文」が広まっても、反日を超える事は考えにくいです。保守も再結集しましたが、中身は日本の野党の様な物で、反文の受け皿になれるとは思いません。
韓国国内で、新型コロナウイルスの患者が、何万人の桁になって、百人近くの死亡者が出れば、話は変わるかもしれませんが、保守の議席は、現状維持すれば、良い所でしょう。
検査をしっかりやるようになれば感染者数は増えるのだから、いまは100人足らずだけど、これからはもっと増えるのでしょうね(T_T)
感染経路の解明や簡単便利な検査方法、それに治療法とかとか、やるべきことはいっぱいあるんだろうから、関係者の皆さんには頭が下がる思いなのです m(_ _)m
ところで、
>韓国に劇的に「保守政権」が誕生したとしても、現在の反日は何も変わらない、
というのはそのとおりだと思うのです♪ でも政権交代があれば、もしかして韓国は変わるのかもって勘違いする人も増えるんだろうから、文大統領には頑張って欲しいとこなのです♪
反朝鮮半島感情を刺激するからというソンタクでしょうか、国内報道は踏み込みませんが、新天地教会、厄介な宗教団体みたいです。外国報道は出ています。ああいう社会構造、アンダーグランド的下地がある。今朝ハンギョレの日本語版も配信になったようですね。
だんな様へ
鈴置高史氏は従前まで、4月の総選挙で与党・共に民主党が勝利する観測を変えていませんでした。ですがここに来て、野党・未来統合党が勝利する目をあえて論及してきました。
(セヌリ党→自由韓国党→未来統合党と、韓国は政党名をコロコロ変えてくるからややこしい…)
大邱や慶尚北道の一部で感染者が爆発的に増えて来ていることを韓国当局があえて認め、韓国政府が大邱広域市や清道郡を『特別管理地域』に指定したことは、保守派の総本山である大邱を危険地域に指定し、保守派の政治活動を停滞させる目的であったと推測しています。ですが、これは両刃の剣だったのかもしれません。
もちろ保守派の方も、青瓦台が保守派の総本山を狙い打ちしてくる目論見はお見通しであるでしょう。
保守派側からすれば、『韓国国内で疫病が広まっていることは、これは天が文在寅の不徳を譴責しているからだ』と、儒教の天人相関説に則り、文在寅を責める方途が見えたことでしょう。
韓国のメディアや韓国国民は、公には『天人相関説』を口にすることはないでしょう。ですが彼らは(保守派も左派も)、今も天人相関説の頑強な信奉者です。文在寅の統治に大きな傷がついたことは間違いないでしょう。
野党・保守派に勝利の目が見えて来たことに、自分は賛成します。
名無Uさんさま
仰っている事は、良く分かります。
『天人相関説』は、以前から良く出て来て居ます。文大統領を選んだ為に国が滅びるとかです。
私は、それよりも反日が強いと、考えています。
もう保守だから、用日で上手く行くとかいうのも、過去の話に思えます。
名無しAさんが言ってる、選挙の延期も有りそうな気がして来ました。
だんな様へ
韓国が憲法前文に『悠久な歴史と伝統に輝く我々大韓国民は、3・1運動で建立された大韓民国臨時政府の法統と、不義に抗拒した4・19民主理念を継承し…云々』と記しています。
韓国が明確に『日本という存在に反対する』と表明したのは、たかだか60年の歴史です。
天人相関説から易姓革命へのつながりは、2000年以上の『悠久な歴史と伝統』なのです。
60年が20000年に太刀打ちできるのでしょうか?
その『伝統』をメディアはけして表面上には出して来ません。
ですが、長年の歴史に裏打ちされたマグマの動きは、けして甘く見てはならないものでしょう。
すいません。上記、訂正します。
60年が20000年に太刀打ちできるのでしょうか?
→60年が2000年に太刀打ちできるのでしょうか?
名無しUさま
面白いお考えだと思います。
中国の属国に戻る話なら、2000年の歴史でしょう(正確には分からん)。
名無しUさんは、文大統領が、易姓革命されると考えているんですよね。朴大統領の例もありますしね。
私は、反日モンスター説を何回か、書いてます。
簡単に書くと、韓国の葛藤の歪みが反日モンスターを生み出して、それが大きくなり過ぎて、彼らがコントロール出来ず、反日モンスターが韓国を操っているという妄想です。
文大統領と朴大統領の置かれた状況は、似てるようで、違うと話は思います。
朴大統領が弾劾された時には、国益のため慰安婦合意とGSOMIAの締結をして、反日カードを使えない状態でした。
文大統領は、国益関係有りませんので、いざとなったら、手段は選ばないと思います。
また、三権を握っているのも、違いだと思います。
まあどちらかが、当たる話ですから、高みの見物をしましょう。
だんな様へ
≫名無しUさんは、文大統領が、易姓革命されると考えているんですよね。朴大統領の例もありますしね。
ここで述べる易姓革命とは、大統領弾劾のことですね…
鈴置高史氏は、青瓦台がコロナウイルスに対する対応を誤ると、ここまで勝利を固めて来た与党の優勢が覆る可能性があると、あくまで『可能性』の話しをしています。
その可能性があることに、自分は同意しています。
与党・共に民主党が大きく負けると、もちろん、文在寅が弾劾される道も開かれるでしょう。
ですが自分は本当のところ、文在寅が弾劾を受ける可能性はゼロに近い、と踏んでいます。
盧武鉉大統領は過去に弾劾訴追を受けましたが、2004年の頃とは違って、韓国左派は着々と岩盤支持層を広げて来ています。その岩盤支持層に、朴槿恵はとどめを刺されることになりました。
自分は4月の総選挙で野党がどれだけ支持を落とし、保守派が壊滅の危機に陥ることになるか、を予想していました。
今回の件で、野党の壊滅の可能性はぐっと減り、ひょっとしたら野党が勝利することもあるかもしれない、と予測し始めただけです。
野党側の形勢がずっと有利になって来る要因として、韓国では『天人相関説』の考え方が大きく作用するだろう、という予測をしています。
反日も確かに、韓国の政治を動かす大きな『要因』であることは間違いないでしょう。また同時に、韓国の人々を動かす隠れた要因として、『天人相関説』はけして無視できない、と述べたいのです。
≫文大統領と朴大統領の置かれた状況は、似てるようで、違うと話は思います。
ですから、だんな様のここの部分には同意しております。
自分の本音を言えば、まだまだ与党が勝利する可能性がはるかに高い、と踏んでいます。
だんな様の予測と対立するところがないことだけは、申し上げておきたいのです。(笑)
中朝を別にすると。マスコミも多くは営利企業なので,よりセンセーショナルな庶民の感情に訴える報道をして,視聴率や販売部数を増やそうとする傾向が強く,コロナウイルスの件でも大衆をあおっていますね。あと,部品や食料の供給網が壊れているので,産業や日常生活へもいろいろ影響が出てきます。そうすると,ますますマスコミが騒ぐ。日本でもそういう傾向はありますが,韓国はもっとヒステリックです。4月の総選挙は与党の敗北が濃厚ですが,その後,どうなるのでしょう。
日本でも政府の対応を批判する論調が増えてきましたが,国内への感染が始まったのは,まだ武漢でコロナウイルスの死者だ出る前のことだと思うので,その後入国制限を実施していたとしても,結果は大差なかったと思います。
新型コロナウイルスは2003年のSARSコロナウイルスよりも細胞への感染力が高いし,病状が続く期間が長いらしいので,欧米でも間もなくか,と思っています。マスコミで宣伝している感染拡大対策や中央官庁からの指示に関して,?マークが付くレベルのものが多くて笑ってしまいますが,たぶん,そういう対策をしても拡大します。ただ,日本は,今年,暖冬・高湿度なので,あまり発症者が出ないで収束するかもしれません。
病状については,普通の風邪やインフルエンザの比べて,肺に直接感染して肺炎を引き起こす確率が高いのが厄介なところのようです。今後,毎年,季節的に流行を繰り返す,という説もあるので,普通より悪性の風邪を思って,つきあっていく必要がありそうです。
韓国保健福祉部長官「中国人より中国に行ってきた我が国民の方がもっと感染させている」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200222-00080005-chosun-kr
以下引用します。
韓国保健福祉部の朴凌厚(パク・ヌンフ)長官が21日、「特定の国の特定の人だけ入国を制限するのは、感染予防上、必ずしも正しいわけではない」と、中国を訪れた外国人の入国禁止措置について公に反対する見解を表明した。
朴凌厚長官は「一日に2万人程度だった中国からの入国者が今は4000人程度に減った。そのうち約1000人は我々韓国人だ。これまでに中国から来た観光客が国内で感染を起こす場合もあるが、中国に行って来た我が国民が感染源となっているケースの方が多い」と話した。中国から戻った韓国人の方が感染を引き起こしているので、入国制限は効果がないという意味だ。
引用ここまで。
韓国政府が、中国からの入国禁止をしない理由として、中国から戻った韓国人の方が、感染源だと言っているニュースです。
逆ギレなのかは、分かりませんが、中国様に忖度しているのでしょう。
日本では、理由として受け入れられないと思いますが、韓国ではどうなんでしょうか。
更新ありがとうございます。
急かした割にコメントが遅くなり、申し訳ございません。新コロナウイルスの韓国の罹患者数は、209人になったそうです。
日本は患者数こそ上がって来てませんが、中国との往来を絶ってない以上、今後も発生する可能性がある。水際作戦では限界です。また習近平氏の陛下謁見訪日は、とりあえず無期限後回しになぜしないのか?
解散総選挙が言われている今、安倍総理・政府は決断すべきです。日本はレッドチームではありません。環太平洋・インド洋連合国家のリーダーです。ここは早急に大転進した事を国内外に通達すべきでしょう。同じく、中国全土からの入国禁止も行うべきです。
今回のコロナウイルスで、最も激震が走ったのは習近平の中国。数字の改竄、嘘の報道、未だ感染経路が分からないなど『後進国』のレッテルを貼られ、国民のプライドは傷つき、大衆の不満のベクトルは中国共産党に向かう、、。
意外な形で習体制の腰骨が折れました。不謹慎な言い方だが、国内だけならもっと奈落の底に沈んで欲しいです。
韓国は単純に「日本より上」で大衆人気を維持してましたが、209人で、これまた痛く自尊心を傷つけられた(笑)。
あの何時もガス抜きが必要で、「ムード」で左右される民族だから、保守派は『ラストワンチャン!』と文大統領を激しく突くでしょう。デモ化もある。
保守派にもう、後は無いんだから。今までの経済的不満をテコに壟断まで扇動するかもしれません。でも保守派がまた政権を取っても、所詮「用日」です(嘲笑)。朴槿恵の仕打ちを思い出しますわ(笑)。
韓国こそ外務省の安全情報を「2」にすべきです。ナニ?訪日外国人客が減る?今更何を言ってんねん!中国韓国からは今シーズン、無きものと思いましょう。
数日前は新型肺炎、ヤバいんかなあと見ていたのですが、危機感を抱いていたほどにはヤバくはないのかもしれません。
感染力が抜群に強いと言うためには春節、或いはそれ以前からの流入を考慮すればもっと患者数が多くなければいけません。仮定としてこれから増加するといった論も否定できませんが、春節から早三週間目の末となれば潜伏期間で説明できる期間はとうに過ぎています。
検査体制の不備についても初動時期でもなく、ここまで周知された状況下で見逃しが多発しているとも思えません。ダイアモンドプリンセス号に入った対応スタッフが必ずしも完全防護でなかったにも関わらず、その感染者が僅か数名だったことも意外です。(自衛隊から感染者でてないんですかね?)
医療知識は皆無の私ですが、新型肺炎が感染力が強いというのは事実なのでしょう。ただ、国内では対策よろしきを得て接触感染に注意が高まり、エアロゾル感染も咳が異常に忌避されるために感染者のマスク、外出の抑制等により感染する機会が相当抑制されたものと思います。
実際、相変わらずの満員電車を見るに春節で感染した人が倍々に広めたとしたら、今日現在で人々が大量に発熱していなければ計算に合いませんし、中国人旅行者が減ったとはいえ日本各地を巡ったにも関わらず地域を見て局所的に感染者が集中している状況も奇妙です。
中国との人的交流を遮断して感染を抑えようとの意見もありますが、それにより失われる利益、特に今後中国での新型肺炎が沈静化した後に影響の及ぶ範囲と、日本への感染者の流入のバランスを見れば、日本が諸外国に忌避される範囲が現状に留まる限りでは現状維持で差し支えないように思います。
今後内外の影響は避けがたいことを見るならば、むしろこれを奇貨としてリモートワークの推進による効率化、調達の多様化、各業務の靭性強化、緊急時事業継続計画の普及など教訓として対応を推進するべきと考えます。
医療知識は皆無と謙遜されていますが、潜伏期間というファクターをふまえて冷静な論考を導き出している点、素晴らしいと思います
凱方楠さま
ご意見拝聴しました。当方は全面的に同意見です。いまさらヒステリックになってもしょうがありません。原子炉暴走のときを思い出しましょう。
凱方楠さま
投稿ありがとうございます。小生も御意見に賛成いたします。
韓国の対等という概念があまりない序列社会のことを考え、またこの価値観がそう簡単に変わるとは思われませんので、今韓国が対中国に見せている態度を見るにつけて日本が韓国に対して圧倒的な力の差を見せつけて、日本が序列が上なんだよと思い知らせるのが本当はいいと思います。
しかし、日本の価値観が相手を一方的に叩くということを良しとしないので出来ないでしょうから、韓国との付き合い方は距離をおいて普通の外国の一つとして敢えて仲良くする必要なく丁寧な無視をしていくのがいいのではと思います。
私もブログ主さまと同じで「親米用日」の保守派政権が出来ることが厄介なことだと思っています。
いまだに日本の行ったことを「輸出規制」と言い続けている日本のマスコミがあるように、韓国に対して忖度する勢力がまだまだ国内にいる状況では、政権が変わったからこれからは仲良くしようなどとなれば、またぞろ今までと同じような対韓国問題が引き続き起こる原因が残ってしまうことになります。
韓国関連の記事・ブログ等で韓国に腹を立てるあまり、文在寅大統領に対して「大統領やめてしまえ」とかの意見が散見されますが、私としては日本とのパイプを断ち切った上で反日に邁進する文大統領は、日本人に韓国はまったく日本とは価値観が違うことを知らしめてくれるすばらしい大統領だと思っています。
もっと長くこの宣伝を続けてもらって、日本にこの知識を定着させてほしいから、今後永世大統領になるかは分かりませんが文大統領には少なくとも任期の残りも全うしてもらって、今までと同様の活動を続けていただきたい。
自己レス
名前いれたつもりなのにはいってなかった。
間違ってメールに入れていました(汗)
鈴置さんの論考,以前されていた指摘とそこで予測されていた氏が描く近未来の姿をフォローしてみると,大筋は外していないように感じられます.そのとき時の一過性の現象に目を奪われないというか,世間がまさに注目している事柄を大げさに囃すことでウケを狙うようなスタンスではないからこそだと思います.その意味で,四月の総選挙で保守が勝つ目が出てきたという一文は,最近の世論調査の結果(信頼性が極めて乏しい)がどうこうという類いの情報だけが根拠じゃないんでしょうね.仮に総選挙で保守系政党の勝利→ムン政権のレームダック化→二年後の大統領選挙で保守の政権復帰なんてことになったとして,それでまたぞろ小賢しい用日路線の復活を心配しなければいけないかって言うと,それはどうかなと思うんですよね.なにより私たち日本人がとうに学習済みであることも大きいと思いますが,アチラはアチラで,そんな洒落た手を使えるだけの基盤が根こそぎ毀損され尽くしてるんじゃないでしょうか.李明博政権の後半くらいから露骨に反日政策をやってみせる心地よさに酔った狼藉の挙げ句,今更すり寄ろうとしても,どの面下げてと言われずに済む政治家が果たして残っているのか,実務面で対日協調の重要性を理解していたであろう官僚の大半が,おそらく硬骨であればあるほど,すでにパージ済み.それに輪を掛けて,反日パラノイアの大量生産に特化した教育を受けて育った世代が社会の中核を占め,その連中が社会に対する不満を腹一杯ため込んだことで,若さに任せてことあれば政府にたてついて暴れようとしている.オールドメディアだの化石化し果てた「進歩派」知識人だのがこの国で何を言おうが,あちらから勝手に遠ざかっていくだけの趨勢は加速することはあっても,逆回転し始めることは考えにくいんじゃないでしょうか.
シンプルに、習近平中国国家主席が失脚するなら、国賓待遇をするのは血税の浪費以外の何ものでもありませんねえ。
なにしろ全人代を延期するという異常事態です。
せめて、失脚するかどうかを見極めた上で、生き延びられたら改めて招くべきだと思います。
りょうちんさま
> 失脚するなら、国賓待遇をするのは血税の浪費以外の何ものでもありませんねえ。
おっしゃるとおりです。そして日本の政治ダメージも相当なものですね。向こうから断ってくれるのが最善と自分は考えます。それが彼らの側にできる最大限のダメージコントールのはず。疫病に苦しむ中国の決断を尊重すると淡々と日本政府は表明すればいいだけです。
> 生き延びられたら改めて招くべきだと思います。
御意にございます。
妄想の類いとは思いますが。わざと長閑な日程を見せるのもありかな、と。
(異常事態の中、トップはノーテンキに外遊中)
彼の面子の関係で自分から中止を言い出すことは出来ないでしょう。
でも自治区やアメとの貿易(に限らないけど)摩擦で逆ギレ出来ず隠忍自重でしょうから、内部で不満が溜まってないといいのですが。
そこへ
『大変な状況の中、わざわざ来て頂き…』(国に留まって指揮取らなくていーのかよ)
『きっと最良の手段で速やかに収束されると信じて…』(さっさと収束させろよ。あ、埋めるのナシな)
てやる絶好の機会じゃないですか。
私がアメリカなら、晩餐会のタイミングでドイツ銀行を叩くかな。
みったぁさま
当方のつたない文章力が書き著すことのできない真意をうまく表現くださって光栄です。
取りやめになるケースを妄想してみました。
「やっぱ無理っすよね」
「ですよねー」
それぞれ別な中空を見つめながら、同時に
「延期ですね(なーはははは」
国賓待遇訪日賛成の論陣は当方この程度のコダワリです。実現できないままどんどん延期されていく訪問決定は外交カードとして有効かも知れません。
会計士さま
毎日貴重な情報ありがとうございます
まず、集金兵中国国家主席の国賓来日の件ですが、当然ながら米国とは
しっかりとコンセンサスが取れた上での国賓招待だと思います。
これは、私のような一般人には想像もつきませんが、いろいろな日米両国の
戦略的思惑があってのことと考えております。
そして、今回の武漢肺炎騒動。
外交的な儀礼としては、こちら側から断る事は、中国が一番憤怒することに
なるだけです。礼に欠ける行為を選択してはなりません。
相手側から、訪日延期の申し出がない限りは、門を開けてお待ちし、
歓待するしかないでしょう。
さて、韓国ですが、会計士さんも書いてらっしゃる通り、文災害が失脚して
保守の政権が擁立されることが、私はとても危惧しております。
用日という不愉快な思考こそが、我が国に対する最も卑怯な挑戦的(朝鮮的)な
ものであると思います。
遊び相手の男を、昔流行ったメッシー、アッシー、金づるクン扱いしてくる
ロクでもない女とは付き合ってはいけません。
精神的にも経済的にもダメージ受けます。
しかも、周囲に悪口まで言われます。
保守政権になろうが、文災害が勝とうが、どうなろうが「非韓三原則」を守ることこそ
我が国が取るべき基本スタンスだと思います。
しかし、非韓三原則とは、うまく言ったものですね。
この言葉が最近出てきた言葉ではありません。会計士さんが書かれているように
日韓関係ゴタゴタは、最近のことではなく、用日保守政権こそタチが悪いのです。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43424
上は、5年前のJBpressの記事ですが、会員限定の限定の記事を特別公開しています。
改めて読んでみて、筑波のこの教授先生は、なかなか素晴らしい記事を書いているなぁと
感心いたしました。
リャンピ様、古田博司さんのコメントを紹介いただきありがとうございます、これは読んでいませんでした。
リャンピ様
集金兵に座布団2枚進呈します。
蛇足になりますが、
大陸のチャイナには、足を踏み入れないのが、よろしいかと思います。
徐さんが鈴置先生に反論しておりますね。
https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20200222-00164186/
ツイート引用に関しては本人に相談や取材が無く、曰く、ルールを無視するならば単なるネット文士である。
とのことです。
ネット文士やらの定義はよくわかりませんけど。卑下した言葉であることはわかります。
私には「半島を読む」での今回のツイッターの引用は、誰のツイートか氏名が明示されており、改行により引用部分も明らかで、さらには引用されたツイート部分は誰が読んでも本文に対して「従」の関係であることも容易に判断でき、特段ルール違反と指摘するものでは無いのではと思いますが。
ツイート引用ってそういうもんではないのですかねえ。
そうだと思いますよ。
ツィターで公に発信した以上、それも対日批判を含む内容である以上、反論を喰らうことは当たり前。
引用されたからと腹を立てるくらいなら、発信しなければいい。
韓国お得意の「何でも裁判」に持ち込みたいのでしょうかねえ。
徐氏の文章の後半は感情的過ぎますね、自国のマスゴミが量産する反吐かでそうな反日・貶日記事のことは棚に上げてみぐるしい限りですね。
鈴置氏の論考を、嫌韓こじつけだ、などとしか受けとめられないところに、徐氏はじめこの国・民族の限界を感じます。
なお、氏は、ここにいたっても、韓国は、日本と異なり「疾病管理本部(CDC)」なるものがあってその機能が拡大を続けている云々・・などとと述べ、防疫体制は韓国の方が進んでいると、主張したいようです。
しかしながら、韓国はご承知のとおりの状況であり、まったく説得力がありません。
かえる様
>ツイート引用ってそういうもんではないのですかねえ
この間から140字以内のはなしで盛り上がっていましたが,そこがツイッターの泣き所でしょうね.勝手に切り貼りして文意をねじ曲げたりする余地がほとんどないかわりに,まるごと引用されたら,それが主張のすべてと受け取られる.まずいことになって,ああ言った真意は実はなんていいわけは後出しじゃんけんみたいなもので,文章力と想像力の欠如を曝す結果となって,恥かくだけですね.好きなときに投稿して不特定多数の眼に曝すのはオレの権利だが,引用したければ断ってからにしろは,ちょっと通用しないですね.
かえるさま
読みました。
彼の三つのツイートに
一つ目
韓国をそのまま報道すれば、おかしな国だと思うようになるのが普通の日本人。
チョ氏が法相就任する事は、日本人の価値観に合わない。
二つ目
国民一人一人の意識が変わらないから、「疾病管理本部(CDC)」があっても、意味が無い。
三つ目
については、何が良い方向に機能していたかも、分からない話ですね。
半チョッパリだから、余計に反日しないと、韓国社会で差別されるのか、思想的に元々が反日なのかは、良く分かりませんね。
悔し紛れの記事だと、思います。
激しく同意します。
鈴置氏の文章を読んだとき、私も、徐氏は反応するのではないかと思っていました。
案の定でしたが、徐氏のツイートに、木村幹神戸大教授も賛同して、鈴置氏を批判していました。
以前はたまに鈴置氏の連載にも登場していた木村教授ですが、今では全く立場が違ってしまったようですね。
鈴置氏の文章を読むと、日本も中国人の入国禁止をすべきと考えているように読めました。氏が、注意深く、そのような表現を避けていることは承知の上です。
鈴置氏の「新型肺炎が東アジアの政治地図をがらりと描き変える」という意味は、新型肺炎対応が原因で
➀ 日本で安倍政権が退陣する(後継は自民党政権)
➁ 韓国で4月の総選挙に保守勢力が勝利する
➂ 北朝鮮で金正恩が失脚する
➃ 中国で習近平が失脚する
以上4つが全て実現することだと思います。
ただし、➀と➁と➂が実現しても「がらりと描き変える」とまでは言えず(また➂は実現可能性が極めて小さい)、「がらりと描き変える」ためには➃の実現が不可欠だと思います。
➃の可能性としては、鄧小平時代の「韜光養晦」路線に回帰する程度かなと思います。
個人的には、日本以外の3か国の現在の無能な指導者が末長くその地位に留まることが、日本の国益にとっては最も望ましいと思います。
韓国人と韓国食材、
日本国内立入及び持込禁止。
大清属国韓国国旗弔旗掲揚。
今回の鈴置論考で気になった箇所は、ここです。
≫後世の歴史家は「新型肺炎が東アジアの政治地図をがらりと描き変えた」と書くことになるのかもしれません。
鈴置氏は韓国ウオッチャーなので、これまで韓国以外は北朝鮮のことにしか触れなかったと思います。(違っているかしら?)今回の論考も、新型肺炎についての韓国内の右往左往が評じられています。
そして、肝は、左派独裁の基盤をなりふり構わず築いて、4月選挙の勝利は盤石であったはずの文在寅政権の雲行きが怪しくなっていると評じて、了としています。
でも、最後に付け加えたこの箇所で鈴置氏は、”東アジアの政治”、はっきり言うと中国について踏み込んでいると思います。
実は、このところ拝見している論考のいくつかに、今回のウイルス騒動が中国共産党体制を覆すかもしれないとのものがありました。中国の方々って、三国志の時代から、衣食住が足りていれば政治には関心が薄い。その昔、漢文で習ったことがあります(笑)。
でも、今回のウイルス騒動は、中国の人々の衣食住を保証する経済どころか、生命までを危うくしています。古代から中国大陸では、こうした状況で、暴動が起こります。現在は感染を怖れることで、人々は家に閉じこもり、具体的な動きはありませんが、限界があります。
中国崩壊となれば、そのマグニチュードは、半島国家の比ではありません。ちょっと、想像がつきません。
コロナウィルスの件は政治的に見ると、誰も予想していなかったでしょうが、安倍首相にとっては特に逆風になりましたね。対応の歯切れの悪さが物語っています。外交に関しては全般で見れば今までとの政権に比べれば隔世の感で、全てではないが概ね評価しているのですが、朝鮮半島にもそうですが、中国に対する一抹の未練が透けて見える部分が不満ですね。
インバウンドも結構ですが、コロナウィルスの件、朝鮮半島との一連の出来事は近隣との付き合いはいろいろな意味でリスクがあることを日本人が学ぶ機会にしないといけませんね。
安倍政権の失敗は多々あるのに見当違いの追及をするアフォな敵失に助けられてばかりいますね。
失敗を修正できない病はとくにひどいと思います。
>日本がしないからです。湖北省からの外国人の入国禁止も、武漢への救援機派遣も、日本が実行するのを見てから韓国は実施する。
無茶苦茶だけどそうとしか見えないから困るw
鈴置氏による今回の論説を読んで感じたことを少々。
1.習近平は今回の武漢肺炎蔓延如きでは失脚しないと私は考えます。習近平の権力基盤がこの程度のことで失脚するほど脆弱であったならば、国家主席の在任制限を撤廃し自身を終身皇帝とする改訂を全人代で通すことなど不可能だったからです。
2.韓国の4月の総選挙で保守派が勝利し文大統領が弾劾されるというのはブログ主様も最後に書いておられる通り我が国にとっては実に困った事態です。是非とも最高の利日派(※)の文大統領には5年の任期を全うして頂きたいし、次期大統領も文大統領に極左から当選して頂きたいと日本国民の一人として切に願うばかりです。
注(※):文大統領は日本に対して親しくはないので「親日派」という言葉はどうもピンと来ません。そこで日本を利してくれる人々という意味を表現する言葉として「利日派」という用語を新たに提案したいと思います。(既存の「用日派」という用語との関係で言えば、用日派は日本を利用して韓国が利益を得る人々なので、日韓両国の利害という観点からは、利日派は用日派の反対概念ということになります)
3.安倍首相には今回の件を何とか乗り切って貰いたい。つい先日も書いた通り、今回の件での安倍内閣の対応は非常に拙劣だったと私は考えていますし、財務省の言いなりになって景気後退期に消費税増税をしたことに典型的に表れている経済政策に関しては以前も書いたとおり0点同然だと思っていますが、とにかく外交をまともに行える人材は野党は言うまでもなく自民党にも安倍氏以外にはいません。残念ながら、今回のCOVID-19対策の拙劣で暴露された対中外交の甘さや対露外交の甘さ(†)に関しては大問題ですが、とにかく日本の政治家が突き放せない(そして日本は常に損をさせられる)韓国に対する外交をまともに行える政治家で首相になり得るのは安倍氏ぐらいしかいない(‡)ので、安倍首相に止めてもらっては困るのです。何故ならば、外交と軍事だけは国家でなければ行えない問題だからです(★)。
注(†):特に対独戦勝祝賀行事に出席して日本以外のG7諸国からは悪の帝王と看做されているプーチンと並ぶというのは、朴槿恵が抗日戦勝70周年記念行事で習近平やプーチンらと並んだのと同じレベルの暴挙と欧米自由主義諸国からは認識される危険性が高い。
注(‡):河野氏は対韓外交は大丈夫だろうが、我が国の家族観と信頼性の高い戸籍制度とを崩壊させかねない夫婦別姓容認の点でNG。
注(★):経済は国の政策が拙劣であっても個々の地方自治体や個々の民間企業の工夫や頑張りで少しはカバーできるが、外交と軍事とは国際法の趣旨からしても国家以外の主体では担えず、これだけはどんな国でも国家の責任で行わねばならない。だから国政のトップには何よりも外交・軍事に関する能力が不可欠だというのが私の考えです。特に生存に不可欠な様々な資源を海外に頼らざるを得ない日本のような国にとっては国家の存立において外交・軍事は極めて重要です。
SARS-CoV-2への対応に失敗すると(あるいは失敗したように見えると)各国の現政権への信頼感が著しく損なわれるのは確かです。ただでさえ、目に見えないウィルスが相手であるためか、世論は精神論が優勢になりがちなのに、クルーズ船の対応と結果は客観的に見て不安を掻き立てることこの上ない。
習近平国家主席来日の件ですが、安倍総理はたとえ逆風下でも中止せずに、いかに外交的に活用するかを考えるタイプじゃないかと思ってます。支持率が極端に低迷して自民党内での多数派意見が反対にまわったらどうなるかわかりませんが、日本政府として一度決めたことをころころ変えることは筋が悪いと考えていそうです。
私の意見としては、中止できるものなら中止した方がいいと思いますが。いかな思惑があっても一般的な受け止めを考えれば火に油を注ぐ様なものです。
さて、韓国のことですが、文政権が選挙で勝っても負けても、どうでもいいと思ってます。もちろんどのような影響があるかについて思考停止するのは問題ありますが、結局は変わらないと考えるからです。
文政権の対日政策が無理筋だから日本の対応が壁のようにびくともしなくなっているのは確かですが、たとえ保守政権になったとしても、過去より親日と思われるような現実路線への転換はできないはずで、結局、対日政策が無理筋となり、日本の対応が壁のままなのも変わらないと思います。
日韓関係が変わるとしたら、それは韓国側の選挙結果ではなく日本側で大事件が起こるか、韓国が変わるほどのパーフェクトストームが発生するかでしょう。