立憲民主・枝野代表「政府与党こそ対案がない」と批判

非常に困ったことに、立憲民主党の場合、わざわざ調べなくても「あちらの方」から日々ネタが勝手に飛び込んできます。枝野幸男代表は5月31日、国会内で開いた記者会見で、「野党には対案がないというデマを何度となくまき散らされてきたが、政府与党こそ対案がないと強く申し上げたい」と述べたのだそうです。そもそも「対案」という単語の定義からして、いかがなものかと思う次第です。

感染症について勉強しない人がいい加減な記事を…

「日本の不幸は、提案型の野党がいないこと」。

そのようにいわれることが多いようですが、その典型例が、最大野党である立憲民主党でしょう。こうしたなか、『プレジデントオンライン』というウェブ評論サイトに本日、こんな記事が掲載されていました。

「ワーワーわめくだけで議員給与2200万円」自民がコロナ失政でも野党の支持率が上がらない根本理由

―――2021/06/02 9:00付 PRESIDENT Onlineより

「コロナ失政で自民党の支持率は低下傾向だが、野党のそれが上がらないのはなぜか」という視点で、「コミュニケーション・ストラテジストで『世界最高の話し方』(東洋経済新報社)が12万部超のベストセラーになっている」という著者の方が、野党の支持率が上がらない理由を説明する、というものです。

少々厳しいことを言わせていただくなら、感染症の専門家でない以上、感染症について最低限のことは調べてから記事を書けばよいのに、と思ってしまいます。たとえば、次の具合です。

慌てて、PCR検査を受けさせようと、調べてみると、私費で受ける場合は簡易的な検査であれば数千円で済むケースもあるが、通常は2~3万円かかるという。海外の多くの国では、無症状でも、いつでも公費ですぐに受けられる体制が整備されているのに、この国では、それも『自己責任でどうぞ』ということらしい」。

この点、むやみやたらとPCR検査を実施することが社会全体に大きな混乱をもたらし、有害ですらあるという点については、「伊江太」様という読者の方が当ウェブサイトに寄稿して下さった次のような記事でも触れられているのが参考になると思います。

野党の支持率が上がらないのはコミュニケーションの問題ではない

ただ、ここで注目すべきは、感染症について、ここまでお粗末な認識のこの著者の方でさえ、野党に対しては批判的だ、という点ではないでしょうか。リンク先記事では、野党への支持率が上がらない点については「コミュニケーションスタイルに問題がある」として、次のように述べています。

与党の揚げ足をとって怒りの感情をシャウトし攻撃するのみ。否定・批判偏重の手法は非アカデミックで古臭くて未熟であり、建設的な議論にもならないため人の心も動かせない」。

分析としては非常に浅いのが残念ですが、ただ、「野党は揚げ足取りばかり」「感情論ばかり」というのは、一面ではそのとおりでしょう。

もっとも、正直、立憲民主党を含めた特定野党については、「コミュニケーションの問題」ではなく、それ以前の問題でしょう。

当ウェブサイトでは立憲民主党の奇行について、ずいぶんと以前から何度となく取り上げて来ましたが、やはりその存在は「利権野党」とでも呼ぶ以外に適切なたとえがみつかりません。

コロナ禍の最中に「もりかけ」、「さくら」、「検事総長」、「日本学術会議問題」、「森義朗叩き」、「東北新社叩き」、「菅義偉総理大臣の長男叩き」で国会を空転させ、「審議拒否」につぐ「審議拒否」、そのくせ日本のために本当に大切なことを議論しようともしない…。

そして、建設的な議論もしないくせに、国会議員としての高額な年俸を受け取り、「野党合同ヒアリング大会」と称したパワハラ大会を開き、ただでさえ非常に多忙な国家公務員をヒアリングに招いて怒鳴りつけ、王様気分を味わう、というわけです。

「批判のため」であれば国民生活をも躊躇なく犠牲にするわけですから、日本社会にとって有害極まりない存在です。

しかも、立憲民主党の枝野幸男代表は、エイプリルフールの翌日に、「菅義偉内閣が退陣し、立憲民主党を少数与党とする『枝野幸男内閣』を暫定的に組閣したうえで、次期衆院選まで危機管理に当たるべきだ」と述べたこともあります(『さすがに無理がある、民意を否定する「枝野内閣」構想』等参照)。

民意を得たわけでもない少数政党が、選挙を経てもいないくせに「少数与党として政権を担当させろ」とは、さすがに相当に無理があります。

「ワクチンは重要だからワクチンに頼るな」

ちなみに立憲民主党が掲げる『zeroコロナ戦略』とやらのページを眺めると、「検査の拡大、事業者への給付などを通じてコロナを抑え込む」、といった記述があるなど、正直、「立憲民主党にいちど任せてみたら?」とは冗談でも口にできるものではありません。

その枝野代表は、「ワクチン接種の重要性を前提にワクチンをどんどんやることはものすごく大切であり、ワクチン頼みではない抑え込みが必要だ」、などと発言なさっているようです。

枝野幸男 立憲民主党

見出しが一部に誤解を与えていますが、本文中にもあるように、ワクチン接種の重要性を前提に述べた上での発言で、番組では「ワクチンどんどんやることはものすごく大切なこと」と言っています。
新型コロナ: 立民・枝野氏「首相はワクチン頼み」 : 日本経済新聞
―――2021年5月26日 16:19付 ツイッターより

正直、ここまで来ると支離滅裂というほかないのですが、『「何が何でもワクチン頼み」で何が悪いのでしょうか?』でも取り上げたとおり、謝蓮舫こと齊藤蓮舫こと村田蓮舫さんもこの論争に参戦なさっています。

蓮舫@RENHO・立憲民主党

拡散されるマスコミの「見出し」だけで判断しないでいただければ、と思います
枝野代表も私たちも提案し続けているzeroコロナ戦略はワクチン接種に加え、事業者への給付や検査拡大による封じ込めを徹底することです。
菅政権はオリパラありき、高齢者の接種を何が何でもの姿勢。そこが大きく違います
―――2021年5月26日 16:56付 ツイッターより

普段、相手の発言のごく一部分だけを切り取り、それで相手の揚げ足取りをする手法で知られる謝蓮舫こと齊藤蓮舫こと村田蓮舫さんが「マスコミの『見出し』だけで判断しないで」と呼びかけるのも、首尾一貫した態度とはいえません。

おそらく、先ほど紹介したプレジデントオンラインの記事と同様、「検査は治療ではない」、「むやみやたらと検査することは社会にとって有害」、と何度申し上げても、彼らには理解してもらえないのでしょう。

「対案」は政府・与党が出すものではないのですが…

こうしたなか、またひとつ、「枝野語録」が出て来たようです。

立憲民主党のウェブサイトに数日前、こんな記事が出ていました。

「政府与党こそ対案がない」枝野幸男代表が定例会見

「野党には対案がないというデマを何度となくまき散らされてきたが、政府与党こそ対案がないと強く申し上げたい」(緊急事態宣言の延長と政府のCOVID-19、新型コロナウイルス感染症対策について、枝野幸男代表)。31日午後、枝野幸男代表は国会内で定例会見を開き、記者団の取材に応じました。<<…続きを読む>>
―――2021年5月31日付 立憲民主党HPより

「野党には対案がない」というのは、立憲民主党に限っていえば、デマではなくれっきとした事実でしょう。

また、「政府与党こそ対案がない」とありますが、当たり前です。「立憲民主党に対案がない」という批判に含まれる「対案」とは、「政府・与党の政策に対する提案」のことだからです。

そういえば、今年3月には、立憲民主党を筆頭とする野党議員の質問通告の遅れが官僚の長時間労働の原因となっているとの指摘に対し、安住淳氏が「陳腐な話」としたうえで、「むしろ政府に問題がある」と逆ギレしたこともありました(『「逆ギレの立憲民主党」質問通告遅れを政府に責任転嫁』等参照)。

先日の「質問通告遅れの逆ギレ問題」、「枝野幸男内閣構想」、「ワクチン頼み批判」と並び、今回の「政府・与党は対案がない」批判は、立憲民主党の今年の「3大奇行」、といったところでしょうか(ちくしょう4つだ)。

いや、もう少し厳密にいえば、福山哲郎氏が通行量の多い交差点の(歩道ではなく)車道に立って演説をし、クラクションを鳴らされるという「陳事」もありましたが(図表)、本当に話題に事欠かない人たちだと思ってしまう次第です。

図表 車道で演説する立憲民主党・福山哲郎氏

(【出所】福山氏ツイート)

3大奇行じゃなくて5大奇行…。いや、数えきれません。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 福岡在住者 より:

    副防衛大臣が2分遅刻したので、審議拒否とかもありました。

    何か「売れない芸人」を見ているようです。 笑いたいのに笑えない。(いわゆる痛い芸人)
    この「対案が無い」と言われることに相当ナーバスになっていますね。 だからといって対案を出すわけでもなく、国会質疑では「提案の党、立憲民主党のレンホーです」などと単語のみ出すだけで、ごまかそうとしています。 

    1. 世相マンボウ より:

      おっしゃるとおりと感じます。
      ま、
      政府に対案出せ?
      とか言ってしまってるのは、
      町のチンピラさんが
      インネン付けるネタなくなった時に
      「ワレぇ なんかゆうてみい! ゴラぁ」
      とのセリフと同じようなもの
      なんでしょうなあ。

  2. 引っ掛かったオタク より:

    まあ国籍が怪しい議員も居るし日本語が不自由な党首でもシカタナイシカタナイ…ってコイツラ我々の税金で喰わせる意味あるんでっか?
    選んだ有権者に説明を求めたいキブン

  3. チキンサラダ より:

    私は枝野さんに割と同情的なのですが、ここ数年の劣化ぶりには悲しいものがあります。
    枝野さんは自称「保守本流」ですが、本来は少なくとも保守に近いスタンスに居たかったのでしょう。しかし、政党の集合離散に飲み込まれて、気づいたら先鋭化しつつある左翼政党の党首になってしまったというところでしょう。
    村田蓮舫さんやヨシフ氏あたりがその場しのぎの思いつきを偉そうにぶち上げるのは驚きに値しませんが、最近は枝野さんまでそうなっているのが残念でなりません。
    まさにその場の思いつき、一貫性がなく矛盾だらけの発言ばかりです。

    先日、コメントでも書いたのですが、主張に一貫性のある人は敵陣営からも一定の敬意を受けます。これは、アメリカやロシアでは確かな文化です。中国でもそうであると聞きます。日本や他の国でもそうでしょう。

    枝野さんは自民党にいれば、まともな政治家として大成した可能性が高いと思うのですが、どうしてこうなってしまったのか知りたいですね。

    今の左翼は中国や北朝鮮が相当バックアップしているようですが、支援が露骨過ぎると支援対象自体を駄目にしてしまうということかもしれません。

    1. チキンサラダ より:

      新機能を試そうと思ってポストしたのに、肝心のメールアドレスを書き忘れてました。

      1. だんな より:

        チキンサラダさま
        テストコメントです。

        1. チキンサラダ より:

          だんなさま、

          通知メールが確認できました。気の利いたテストコメント、とても助かります。

    2. 星のおーじ より:

      枝野氏は民主党政権の頃は40代半ばだったから、バリバリの年代でしたね。今はもう還暦間近になりますが、この人は年を取るに比例して過去の栄光に捉われていくタイプの人なんじゃないでしょうか。バカじゃないから、立民には政治的な支持が集まる政策は立案できないことが分かっていて、かといって社会主義的な政策を支持する人は今の日本には殆どいないのも判っている。過去を捨てて自民になることができない反動で、共産党と良いとこ取りの強調することしかできなくなって、もう身動きとれない悲しい自分が良く見えている。それでまたその反動で面白い発言してしまう。。。。きっと毎晩、悲しい酒を手酌でやってるんじゃないかなぁ。。

    3. マスオ より:

      枝野さんは、まともな野党候補がいない中、左派に担がれて、『裸の王様』状態じゃないかと思ってます。
      毎日毎日、来る日も来る日も、周りの取り巻きに「枝野さんすごい!」「日本を変えられるのは枝野さんだけだ!」などとおだてられ、本人もだんだん満更でもなくなり、(俺ってすごいんじゃないかな)って思うようになり、今があるように思います。

      そう思えば、先日の『枝野暫定政権』発言もしっくりきます。

      1. 匿名z より:

        裸の乞食。

        1. マスオ より:

          ワロタw

      2. りょうちん より:

        「バカには見えないタイベックでございます。」
        「おお、これで炉心まで視察できるな!」

    4. ちょろんぼ より:

      チキンサラダ様

      枝野氏は「自称:保守の本流」ではなく、本当の保守です。
      何故なら、問題があれば、その問題を解決する為に利害関係者を交えて
      問題の何が問題であるかを検討する事は一般的だと思います。
      しかし、枝野氏は問題がまったく無いと言っており、問題に対し検討する事からも
      逃げているのですから、本当の保守であり、リベラルの鑑です。
      そして問題を解決しようとしている人達が、今や改革派と呼ばれているのです。 

      1. 福岡在住者 より:

        でも、日本共産党との選挙協力で連合から「お叱り」を受けていますが?
         
        日本というくくりではなく、小さい立憲民主党枠の保守本流?  ということは、志位さんは日本共産党枠で保守本流ということ?(笑)

        1. より:

          憲法を始めとして、「何も変えるな!」と叫んでおられるので、立派に「保守」だと思いますよ。右派でないというだけで。

    5. 匿名 より:

      民進党を去って今に至る細野豪志氏の言動が憑き物が落ちたかのようで対照的に思えます

    6. G より:

      要するに現在の党の方針が無茶苦茶なことを言って党を露出することだと思いました。無茶苦茶だとわかって敢えてやってる感じですね。支持者たちがそれを望んでるんです。

      まともな理性的な野党の発言したら誰も注目しません。浮動票層の支持者は増えるでしょうが、現在の支持者たちはそんなことは興味ないのです。とにかく目立て、目立て、与党支持者にひどいと晒し者になるくらいに目立て。

      もうピエロですね。ある種の悲哀を感じます。

      まあ、我々にしては党勢拡大にはつながりそうもなくて安心です。

      1. まんなっか より:

        同感です。
        もう哀れなピエロやるしか支持者が許さない。やらない人は立憲民主党にいる意味は無いし、いずれパージされる。
        現実に沿えば沿うほど冷戦時代の左派の思考から離れていくので、サヨクとも呼ばれる日本の戦後左派リベラルは自己否定していく事になってしまう。
        そもそも立憲民主に現実的に政権担当能力が無い。現実的政策を求める政治家も支持者も一人また一人抜けていく。現状の規模維持できないので共産党を取り込もうとするが、どちらが食われるやら。

    7. 迷王星 より:

      >枝野さんは自称「保守本流」ですが、本来は少なくとも保守に近いスタンスに居たかったのでしょう。

      違いますよ。
      単に現在は(特に若者層では顕著ですが)保守のほうが革新よりも遥かに受けが良く人気があるので「保守本流」などと戯言をほざいているだけです。

      要するに、「保守」という言葉の定義や意味を枝野は勝手に変えて使っているだけに過ぎません。

      枝野が信じる政治的信条に僅かなりとも本来の意味での「保守」の部分があれば、共産党との選挙協力を受け入れたりしませんよ。根本的なレベルで我が国の国体に関する保守主義者と共産主義者水と油ですから。

      言い換えれば、「保守主義」は「現在の国体や社会体制を守り続けようとする価値観」であり、保守主義が守ろうとする体制の中身は国体・社会体制に依存して変化します。

      故に共産党との選挙協力を厭わないような政治思想の持主である枝野が「保守本流」だと言えるのは共産主義や社会主義を国体とする国家であって、天皇陛下を国民統合の象徴として戴いている日本国では決してありません。

      以下は私の勝手な推測ですが、枝野は「保守派」を「守旧派」の(中にある「旧」の字によって隠喩されている悪い意味を除かれた)言い換えに過ぎないと考えているのではないか?と個人的には思っています。

      どういうことかと言うと、かつての社会党に象徴された55年体制(対案なしの「何でも反対」で多数の議席を確保でき党幹部らは大きな顔をできた野党にとって夢のような時代)を枝野は復活させ守りたいのではないでしょうか? 即ち、文字通りの守旧派による政界支配こそが枝野が理想とする政治状況なのではと想像する訳です。

      日本では左翼的であることを現在でも「革新」と呼んでいますが、現実には現在の日本では55年体制の「対案無き反対一辺倒」で務まった左翼野党という「革新派」こそが時代遅れという意味で守旧派なのです。

      枝野は自らがその時代遅れな「革新派」であることを承知の上で、「その時代遅れな『革新』をこそ守りたい」という彼の想いを表す言葉としてイメージの悪い「守旧」でなく「(55年体制に関する)保守本流」だと自らを規定したのだろう、私は枝野の自分は保守本流であるという主張の真意を以上のように推測しているのです。

  4. だんな より:

    「政府与党こそ対案がない」
    この記事が出るかなと思っていました。
    先日、ただの馬鹿なんじゃないかなぁとコメントしました。
    この度、疑問形ではない事が、判明しましたので、深く謝罪しますが、賠償はしないニダ。

  5. 引きこもり中年 より:

     毎度、馬鹿馬鹿しいお話を。
    「立憲民主党の辞書には、対案とは「立憲民主党の要望を実現するために、政府与党が出すもの
    」と書いてあるんだって。これは、韓国の辞書から書き写したものだって」
     おあとがよろしいようで。

    1. 引きこもり中年 より:

      すみません。追加です。
      (立憲民主党だけとは限りませんが)もし、議会の過半数以上の候補を擁立した党が、シニア層の票を捨てても、それ以下の年代の票を確実に取りに行く、という思い切った選挙戦略をとれば、第一党になることも夢ではないのではないでしょうか、(つまり、ここで皆さんがバカにしている立憲民主党が第一党になることもある、ということです)
       駄文にて失礼しました。

  6. マスオ より:

    > 政府与党こそ対案がない

    最初読んだとき、誤報か、発言の曲解と思いました。
    が、ホントに言ってたんですね。。。ニホンゴガオカシイw

    「ゴールポストという図星の指摘に逆ギレの韓国メディア」で、中韓北のオウム返しの反論は、的を射ている証拠である、とありましたが、枝野さんも半島と同じなんだな、と改めて思いました。

    1. hiro より:

      マスオ  様
      >>半島と同じなんだな・・

      このような質問を投げかけられたとき、枝野さんがどのように切り返すか興味がわきます。
      枝野さん「○○の連中と一緒にするな」とムッとするのか。
      あるいは「○○の方と比べられて実に光栄です。」と笑顔が出るのか。
      どっちに転んでもそれはそれで楽しくなります。

  7. 伊江太 より:

    与党に「対案」を出せなどというのは、言葉の定義自体分かってないんじゃないかという、指摘はその通りだと思うのですが、別に立民党に限らず、このコロナ騒ぎで、日本の知性を担っている、あるいはそうであるべきと見なされている人達の、周章狼狽振り、敢えて言うなら薄っぺらさが、イヤというほど表沙汰になってきたという気がします。

    皆様、この発言をどう思われますか?

    >仮に大会を開催するなら、国や自治体、国民任せにするのではなく、地域の感染最小化に最大限の努力をするのは、組織委の当然の責任だ。
    https://www.msn.com/ja-jp/sports/tokyogorin-2020/%E5%B0%BE%E8%BA%AB%E6%B0%8F-%E6%84%9F%E6%9F%93%E6%9C%80%E5%B0%8F%E5%8C%96%E3%81%AF%E5%BD%93%E7%84%B6%E8%B2%AC%E4%BB%BB-%E4%BA%94%E8%BC%AA%E7%B5%84%E7%B9%94%E5%A7%94%E3%81%AB%E8%A6%81%E6%B1%82/ar-AAKCBAJ?ocid=msedgntp

    五輪組織委がやらなきゃいけないのは、例えその流行状況が十分に沈静化していなかったとしても、武漢肺炎の被害が大会に及ばないように、できるかぎりの対策を施すこと。

    「地域の感染最小化に最大限の努力」というのは、なんなのか、それを具体的に提言することが求められているのは、あなた方でしょうに。

    なにがなんでも、ただただ「自粛」と言う以外に能がないのなら、もうおやめなさいと言いたい。

    1. 七味 より:

      伊江太様

      ご紹介いただいたリンクを踏むとmsnスポーツの「尾身氏、五輪開催「普通はない」 規模縮小や管理強化を」という記事が表示されたけど、微妙に言っていることの内容が違っているような気がするけど、これでいいのかな?
      リンク先で動的に表示する記事を変えてたりしてるのかな?

      あたしの見た記事では、尾身会長は
      >東京五輪・パラリンピックに関し、感染対策を徹底するのは大会組織委員会の義務だと訴えた。
      って書いてるけど、国が知らんぷりするって含意があるとかじゃなければ、当然の主張かな?って思うのです♪

      ただ、伊江太様の引用されている
      >仮に大会を開催するなら、国や自治体、国民任せにするのではなく、地域の感染最小化に最大限の努力をするのは、組織委の当然の責任だ。
      という発言のうち、「地域の感染最小化に最大限の努力」というのは何を言っているのか良くわからないというのは、そのとおりだと思うのです♪
      言葉どおりに捉えるなら、「地域の感染最小化」することは国や地方自治体の責務であって、「そのための国や地方自治体の努力にきちんと協力すべき」って言うべきだと思うのです♪
      それに、組織委だって、選手・関係者・観客の感染防止対策とかを考えているみたいだし、「国や自治体、国民任せにする」なんてことは無いように思うのです♪

      あと、あたしが読んだ記事の方だけど、
      >「何のために開催するのか明確なストーリーとリスクの最小化をパッケージで話さないと、一般の人は協力しようと思わない」と指摘。
      したそうだけど、あたしにとってはこっちの方が良くわかんないのです♪
      「何のために開催するのか」って、「スポーツを楽しむ」ためで、あたし的にはとっても明確だと思うのです♪
      まぁ「スポーツで儲けるため」って側面もあるかもだけど・・・(;^^)ヘ..

      とはいえ、「すごくおかしなことを言ってる訳でもないし、立場上常識的な範囲の発言だな」って思ったのが、尾身会長の発言へのあたしの感想なのですm(__)m

  8. めがねのおやじ より:

    この「プレジデント オンライン」とかいう媒体の書き手であるコミュニケーション・ストラテジストの岡本純子氏、書き手としてなにか物足りないし、心を打つような記事でもないです。いつも私はキツイ事を言ってますが、だから「プレジデント~」は普段、あまり読まないです。

    野党に対案が無いのはずっと前からで、「死に体」に落ちた今になってとどめを刺すような記事はちょっと感心しませんな~。対案ではなく、「こうやるべし」という提案、主張でしょう。実現可能な範囲での政治改革や「とにかくハンターイ」では無い、政見を聞いてみたかった(もう要らんけどネ)。

    立民はとにかく「議員で居たいだけ」の連中の集まり。もっと議席を減らして解党にもって行きたいところでしたが、長野県の羽田氏当選等、地縁がモノ言う田舎(失礼)では仕方ないかと思います。でも秋までに行われる衆議院選挙では、日本共産党ともども、大敗してくれる事を願っています。

    この岡本氏はPCRの件も数打ちゃいい、というものではないこと、費用が海外は無償だとか、枝葉末節を拡大鏡で見ている。なんか半年ぐらい遅れている論考ですね。きっとこういう人は民主党が政権取った頃には、ワッショイしてたのではないでしょうか。以上

  9. 七味 より:

    枝野氏の発言全体は置いといて、
    >こうした皆さんに対するいわゆる『協力金』の額自体も、わずか微々たるものと言わざるを得ないケースがほとんど
    という発言に引っ掛けて、ちょっと横道にそれてみるのです♪

    協力金って休業要請なんかでお仕事ができない事業者を助けるためのものだと思うけど、ただジャブジャブと注ぎ込めば良いのかな?ってのが疑問の出発点なのです♪

    それで倒産の状況を中小企業庁の白書・統計情報ってとこにある「倒産の状況」って資料で見てみたのです♪
    https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/index.html

    データは2014年以降のもので、2014年の9,731件が最大で、次いで2015年が8,812件。その後は2019年までは8,200件〜8,400件だったのが、2020年は7,773件と前年同期比7.3%減少したそうなのです♪
    2021年は1月〜4月までのデータだけど3月の634件はともかく1月、2月、4月は400件台と月別の数字がある2018年4月以降のデータと比べると倒産件数が減ってるのです♪

    業種別でみると、サービス業・その他は、2020年中は前年よりも増えているけど、2015年以降の増加傾向だったので自然増じゃないかな?とも思えるのです♪

    そんなことから考えると、「金額が足りない」という声は確かにあると思うけど、それなりに対策としては機能していたんじゃないかな?って思えるのです♪

    さらに、倒産件数が減ったのが、コロナ後を見据えて別の業種に転換したからなのか、それともただ延命を図っているだけなのかで、数字の捉え方が違ってくると思うのです♪
    例えば、コロナが終息したからと言って、就業後にみんなで飲み会みたいなのは減ったままじゃないかって思うのです♪
    実際、あたしなんかはあんまり飲めないので、飲み会がほぼゼロ、あっても少人数かつ1次会止まりってのは、正直有り難いのです♪
    だとすると、そういった環境の変化に合わせて業態を変えていくってのも、今後は必要なんじゃないかな?って思うのです♪

    実際に苦労されている事業主の方には申し訳ない意見だけど、ただお店を延命させるための協力金じゃなくて、将来に繫がる補助金みたいなのに切り替えていかなきゃいけないんじゃないかと思うのです♪
    新型ウィルスは災厄だったけど、この機会に経済がより強くなるためにお金を使うってのも必要な気がするのです♪

    素人の思いつきで、失礼いたしましたm(_ _)m

  10. 農民 より:

     対案を出して「これです。」てやれば良いだけ。デマとか相手がとか、いいから。
     その上で案をバカにされたら、もう引退しな。

  11. PONPON より:

    枝野代表はなぜ四条大宮にこだわるのか?

    四条大宮と言えば、幕末に新選組の本拠があった壬生の玄関口。
    薩長から明治政府、岸、安倍内閣と繋がる自民党政府をけん制してのことなのかもしれません。

    確かに、枝野代表は宇都宮出身、宇都宮と言えば日光に近い関東の要所であり、代々譜代中の譜代の家臣が入封してきた典型的な佐幕の気風の地。

    枝野代表は、自身を保守中の保守と自称(勘違い)していますが、それは日本を背負うのは薩長政府でなく、幕府の系譜たる自分であると無意識的に考えているのかもしれません。

    事実、日本の左翼は江戸時代を評価して明治維新を貶すという、身分に縛られた時代を評価するという自己矛盾を抱えている人が多いようであり、それが日本の左翼の反日(反 明治政府以降の政府)の特徴のようにも思います。

    ちなみに、韓国人も同様に、江戸時代を評価し、明治政府を貶している者が多いようですね。。

    1. 世相マンボウ より:

      なるほど。
      よくわかる説明ありがとうございます。

      ま、一本筋を間違えているのでしょう。
      半島とウッシッシをして
      あっという間に叩き出された
      枝野さんたち民主党残党の面々が
      頭を並べる場所は、今も昔も
      四条大宮ではなく三条河原と
      決まっているものですから。

  12. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    版違いは分かっていて、それでも敢えてこちらに書かせていただきます。

    私は「読者雑談専用記事通常版」にはほとんど足を踏み入れた事が無いのですが、最近の「読者雑談専用記事ブログ宣伝用」を新たに会計士さんが作られるというのを一昨日知り、
    「通常版」の最近の過去分を辿ると、結構いろいろあったんですネ。

    私は「雑談」のほうは、通常運転で「一番ゲット」「昼メシは◯◯だった」「イキナリ難しいハナシ他」とかが、投稿されているもんだと思ってました。なるほど〜。それで宣伝用ですか(笑)。

    いろんな方がいらっしゃるから、会計士さんも大変ですネ。また常連の方々も気に障るコメントや入って来ないで!という意見も分かります(私もその一人でしょう 笑笑)。

    既に他の投稿者も指摘されてますが、この論壇のスタイルで、投稿数が多いとスクロールがしんどいです(今頃何言うねん!)。また「匿名」さんは何処まで同じ方かが分かりません。前にも申しましたが「いいね」機能、欲しいです。

    でも、当方宛のコメントが有ると、メールでお知らせは助かります。早技でした(笑)。 以上。

  13. 匿名 より:

    頓珍漢な方々でも枝野さんはまだ見た目が柔和だから見てられますが福山は滲み出る攻撃性というか、顔だけで横柄な感じなのでダメです。

  14. 老害 より:

    立憲のマークって、半島のオデン文字に似ているような・・・
    まっ、同類だし。

  15. 匿名 より:

    スペイン異端諮問団でしょうか?
    それでは過ちを指摘する側が自爆してしまいますよ。

    1. 匿名 より:

      スペイン異端審問団でした。
      ちくしょうめ。

    2. りょうちん より:

      最近、地動説をテーマにした「チ。」という漫画が取り沙汰されています。
      魔女裁判と地動説裁判のイメージを混同したエピソードになっていますが、天体論が真剣に問題視された史実は実は無いという研究が主流だからです。
      ガリレオ裁判は、ガリレオとウルバヌス教皇との個人的なレスバだったとw
      1992年まで公式にバチカンが天動説の誤りを認めなかったと言う人がいますが、ぶっちゃけ関心がなかっただけですね。

      1. チキンサラダ より:

        「チ。」は私も愛読してまして、その関連で地動説についても最近調べてみて、従来思われていた地動説と教会の関係がほぼ虚構だったというのを知りました。

        さすがに問題になってるんですね。あの作者は、かっこいい言説(とそのシーン)を書くことが何よりの優先のようですので、史実的に正しいかどうかは二の次なのでしょうね。
        まあ、だいたいドラマチックな歴史のエピソードと言うのは大半が後世の創作や脚色で、事実は地味な話というのが多かったりしますしね。漫画的に見栄えがして、かつ受け入れられやすいのは、世間一般に流布している誤解にのっかるのが手っ取り早いのでしょう。キリスト教ではなく、「C教」と表現してるあたりは、そういう作者の割り切りを暗喩してるのですかね。

        「チ。」エンターテインメントとしては面白いと思いますし、私は好きな漫画ですが。

        1. ちょうちん より:

          クリスチャン・サイエンス・モニター紙が、必死で「暗黒の中世史観」の否定に躍起になっていて笑えました。

          https://www.christiantoday.co.jp/reporter/abe-masanori/page1.htm

          1. スパモン教徒のへちまはたわしのみに非ず より:

            提灯記事…?

  16. ミディアムユーザ より:

    >「野党合同ヒアリング大会」と称したパワハラ大会を開き、ただでさえ非常に多忙な国家公務員をヒアリングに招いて怒鳴りつけ、王様気分を味わう、というわけです。

    この部分に反応してコメント投稿させてもらいます。
    ずいぶん前に、どこかのWebで自分の好みのサイトだけをのぞいていると考え方が偏ってしまうという投稿をみてから、できるだけ多様性のあるサイトを覗くようにしています。例えば、BBC,アルジャジーラ、GlobalTimes,Fox等々です。その延長で立憲民主党のSNSも覗いているのですが、最近、野党合同でコロナ対策、ワクチンについてのフォローアップ会議をやっているようです。プレゼンテーションの表題くらいしか投稿されていませんが、国家公務員だけでなく地方自治体からも聴取しているようです。詳細情報を知りたいと思い、立憲民主党のサイトを覗いたのですが関連情報を見つけられませんでした。枝野さんの政策提言の基礎データになるのでしょうから是非詳しく知りたいものです。
    皆様、フォローアップ会議の内容がわかる、立憲民主党関係のページをご存じでしたら教えて頂けないでしょうか。
    政府の情報は、内閣官房や厚労省のページに会議の配布資料や会議禄がアップロードされているので報道された内容に疑問がある時は参照しています。

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