【読者投稿】行政の観点から考察するウィルス騒動

例の「コロナウィルス・シリーズ」に関する最新の読者投稿を掲載することが出来そうです。今回の論考は現役の医師である「りょうちん」様というコメント主から頂いた読者投稿で、以前からの投稿と少し視点を変え、行政の観点から見た初動体制や現在の日本の地方衛生研究所の根本的な問題点について触れていただいています(ただし、あらかじめお断り申し上げておきますと、今回の論考からは、私自身の判断で一部の記述を削除しています)。

2020/02/19 08:50追記

本文中、リンクがうまく張られていない箇所がありましたので修正しています。「ななしの」様、ご指摘大変ありがとうございました。

読者投稿

お知らせ:読者投稿を常設化します』などでお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは昨年以来、「読者の皆さまからの記事投稿窓口」を常設化しており、読者投稿を歓迎しております。なお、その投稿要領、過去の読者投稿については、それぞれ次のページにまとめております。

こうしたなか、コロナウィルスに関連し、現役の医師の方や理系研究者、工学研究者の方から、相次いでコロナウィルス関連でのご投稿を頂いています。

ちなみに①と②が「りょうちん」様という現役のお医者様、③と④が「ケロお」様という理系研究者、⑤が「イーシャ」様という工学研究者の論考であり、いずれも客観的事実をもとに積み上げた、非常に良質な論考です。

こうしたなか、本日は有難いことに、①と②をご投稿いただいたりょうちん様から、少し趣向を変えた論考を頂戴しています。いったいどんなことが書かれているのでしょうか。

(ここから先がりょうちん様の投稿です。なお、適宜、中見出しや小見出しを付しているほか、文体については文意を変えない範囲で修正している箇所があります。また、後述するとおり、丸々一節を削除しています。)

初動体制を行政の観点から考察する

医学的な側面から見たエントリはすでにいくつか書かれているので、本稿では少し趣向を変え、初動体制について、行政の観点から考察してみることにします。

検疫や指定感染症の扱いは、行政の分野です。

といっても、本職の保健行政に関わっている人たちは、今は、死ぬほど忙しいと推測されます。そこで、本稿では外野が公開資料などを基に、勝手に考察してみます。

どうやって兆候を知るのか

まず、日本の保健行政に関わる人たちはどうやって、外国のアウトブレイクの兆候を知ることができるでしょうか。

これが西側の先進国相手であれば、普段からのお付き合いで、直接一報を貰うことも、WHOやCDCといった組織からの警報を受けることもできるでしょう。しかし、今回の相手は、中国です。

その中国は、初期段階での米国人医師団の派遣を拒絶しただけでなく、今に至っても、この分野の権威であるCDCの研究者の入国を拒否しています。

アフリカの小国などであれば、慈雨の如きCDCの支援チームを素直に受け入れ、新興感染症の自然史の情報を初期から知ることも、信頼できる統計的情報を収集することもできたでしょう。

しかし、相手は中国w。

2002年のSARSアウトブレイクにおいても、中国政府は当初発生を隠蔽し、WHOの調査団の受け入れを遅らせました。このことは今でも非難されています。

SARSは最終的には封じ込めに成功しましたが、なぜ成功したのか、どうして日本には感染者が出なかったのかは、未だにはっきりとした理由はわからないようです。

世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局SARS対策チームに参加 (平成15年4月)(長崎大学熱帯医学研究所HPより)

これについては、少なくとも、

  • SARSのときには当時の行政がうまくやった
  • 2009年の豚インフルエンザ-A(H1N1)pdm09では水際防御に失敗し、すっかり季節性インフルエンザの仲間入りを果たした
  • おそらく全世界的なものになる今回のSARS-CoV-2の流行でも水際防衛に失敗した

といった話でもなさそうです。

そもそも、中国は、今回のSARS-CoV-2発見に関する経緯を明らかにしていません。原因ウィルスを分離同定し、塩基配列を発表した手際が良すぎるので、じつは相当前から、うすうす新興感染症の発生を覚知していながら、暖めていた疑惑すらあります。

今回ばかりは、中国にアウトブレイクにおける国際査察・調査団の無条件受け入れの義務化などを約束させるなどのペナルティを科すべきだと思います。

加藤厚労相の初動

まあ、その辺はさておき、日本の対応に移りましょう。

保健行政当局がいつごろ今回のSARS-CoV-2を覚知したのかという正確な情報については、「中の人」でないと知り得ませんが、それでも公開資料を漁ると、そのヒントが出て来ます。まずは令和2年1月7日の厚生労働相会見です。

加藤大臣会見概要(令和2年1月7日(火)11:53 ~ 12:05 省内会見室)(抄)

大臣:中国の湖北省武漢市の発表によりますと、同市内において原因不明の肺炎患者が発生しており、1月5日時点で、7人の重症者を含む59人の患者が確認されたということであります。(中略)入国の際に検疫のブースがありますが、そこにおいてこうした感染症があるということの周知を図るには、掲示をしようということで、今文章を詰めておりますが、早々にそうした掲示も掲げていきたいと思っております。(後略)
―――2020/01/07付 厚生労働省HPより

この時点で59人の感染者などという数字を挙げていることから、あまり切迫感は感じられませんし、「検疫を指示しよう」「文章を詰めております」なんて言ってるところからすると、おそらく厚労省の担当者自身は既に動いて上程していたのではないかと推測します。

トップがトロいw。私が「1週間動きが遅い」と思ったのはこの発言からです。

そして1週間後の令和2年1月14日の厚生労働相会見です。

加藤大臣会見概要(令和2年1月14日(火)10:22 ~ 10:35 省内会見室)(抄)

現在まで、1月13日現在でありますが、我が国において、この肺炎に関連する患者の報告はございません。この肺炎については、現時点ではヒトからヒトへの感染が確認されていないこと等から、我が国でも、現在行っている検疫体制等に遺漏がないようにするとともに、1月11日から12日にかけて中国から公開された当該ウイルスの遺伝子配列情報に基づき、国立感染症研究所において、検査方法の確立に向けた作業をいま進めているところであります。
―――2020/01/14付 厚生労働省HPより

この時点では、SARS-CoV-2に対する検査方法が存在しなかったことがわかります。

その後の検査体制の整備

その後の検査体制の整備に関してはこちらの文書が詳しいです。

新型コロナウイルス感染症の現状の評価と国内のサーベイランス、医療体制整備について(※PDFファイル)
  • 検査体制:当初、中国から開示されたゲノム情報に基づき、感染研においてコンベンショナル PCR検査を実施する準備を整え、検査に対応した。
  • また、地方衛生研究所において、コンベンショナル PCR 検査が可能となるよう、1 月 23 日に国立感染症研究所から試薬が配布された。
  • 1 月 24 日に、国立感染症研究所にて開発を進めていたリアルタイム PCR 法による検査系が完成し、所内で実施する検査はリアルタイム PCR
  • 法に変更された。
  • また、それに合わせて 1 月 30?31 日に地方衛生研究所、検疫所へリアルタイム PCR 用の試薬が配布された。
  • 行政検査を実施する場合の検体採取と輸送の手引きは 1 月 21 日に国立感染症研究所のウエブサイト上で公開された。

当初、国立感染症研究所でしかできなかったSARS-CoV-2に対する検査が、試薬の配布により、1月23日以降は地方衛生研究所で行うことができるようになり、さらにその1週間後にはリアルタイムPCR法に変わったことで、それまで5時間もかかった検査がたったの3時間wで済むようになりました。

行政的手続の面では、1月28日には、このSARS-CoV-2による肺炎について、感染症法に基づく「指定感染症」と検疫法の「検疫感染症」に指定する政令が閣議決定され、2月1日に施行されました。

これにより、疑い症例患者に対して、医療費の公費負担、地方自治体の長等が検査を受けることを命令できるようになりました(調べてから「武漢からの帰国便で検査を拒否した人がいた」という報道について疑問に思ったのですが、法理上、拒否できるたぐいの話ではなかったのではないでしょうか?)。

PCR法での検査

こうした感染疑い患者から採取した検体は、「ウィルス行政検査」という制度で、国立感染症研究所ないし、地方衛生研究所で「PCR法」での検査にかけられました。

さて、PCR法自体は、いまやコモディティ化した検査手技であり、ン十年前に医学部を卒業した私ですら、学生実験で行ったことがあるような代物です。実際、『Yahoo!ショッピング』のサイトを見ても、PCRを行う検査機器一式は1000万円もしないようです(ランニングコスト別)。

いくら予算不足に悩む地方衛生研究所(後述)でもおそらく数台ずつは持っていることでしょう。国立感染症研究所なら三桁とかあるのでは?(勝手な想像ですが)。

当初、検査できるのは1500検体/日だとかいう噂を聞きました。おそらく一度に96検体を処理できる機械で5時間かかるとしても、4列あればこなせてしまう数です。

このブログのコメント欄に、(※)「なんでできないんだ!」と吐き捨てるようなコメントがありましたが、「そりゃ試薬(プライマー)が足りなかったんじゃねーの」、と、素人でも推測ができます。

(※新宿会計士注:当ウェブサイト側の判断にて表現を一部修正しています。)

ウイルス検査の対象の拡大

そして、2020年2月18日のニュースでは、厚労省はウイルス検査の対象を拡大し、渡航歴などがなくても感染が疑われる場合には検査を行うよう、全国の自治体に通知したと報じられています。

新型ウイルス 検査体制拡充 最大一日3800人検査可能に(2020年2月18日 4時44分付 NHK NEWS WEBより)

この記事によれば、5つの企業で900人、2つの大学で150人のウィルス検査が新たに可能となるため、18日からは検査件数が1日最大3800人に増えるそうです。やったねたえちゃん!検査件数が倍以上に増えるよ!

おそらく、試薬の増産体制をこつこつと増やしたのだと思い、その作業に従事されている方々の苦労に思いを馳せます。しかるに3800人で、これから医療機関に押し寄せる

私、新型肺炎じゃないかしら?!調べて!!!!

というゾンビ映画の如き襲撃に耐えられるわけないじゃないですか!ヤダー!!!

省略節

(※新宿会計士注:今回のりょうちん様の論考でいちばんおもしろい箇所がこれに続くのですが、今回は私自身の判断により、この部分の掲載を見送ります。)

国立感染症研究所

とまあ、こんな感じで日本や各国の行政やが動いているようですが、ここで話を変えます。

米国のCDCと言えば疫学の最高権威と言って良いですが、その日本のカウンターパートは、国立感染症研究所になります。その傘下に各都道府県に支店のように地方衛生研究所という組織があり、指定伝染病のサーベイランスや発生した時の「ウィルス行政検査」を行う施設です。

こうしたネットワークにより、日本の保健衛生は守られているのです(イイハナシダナー)と思っていた時期が私にもありました。この辺の資料を読んであげてください。

終わっていますね。そもそも、地方衛生研究所には国の法的根拠が存在しないというのにはビックリしました。予算措置は地方自治体や民間の手弁当ですよ。

研究所も含めて行政改革の影響を受けるため、平成30年度においては、対19年度総員の3割削減することになる。

唖然とします。こんな冷遇をしておきながら、「まともに検査できないのか!」とか罵声を浴びせる人がいるのですよ。

余談

以下、余談です。

雑談スレで、「BSL4施設が稼働できなかった」状況が今回のような事態に影響が云々とか書いていた人がいましたが、ほぼ関係ありません。BSLとリスクグループ、NIMBY問題とかの関係を合理的に理解できていない類感呪術(似たような事象には何らかの関係がある)的思考です。

あえてムリクリ関連付けるなら合理的にはNMBY的には帰国者を受け入れたホテルに関連付けるべきでしょう。

病院船に至っては、現代では少人数なら大型艦の医療施設で間に合い、臨時には輸送艦に野外手術システムを搭載したりすることもできるのでふだん使い道がない専用船が作られることはないでしょう。

医官も全然足りません。

また、東日本大震災での「戦訓」ですが、少なくとも日本の激甚災害では、現地でどうにかしようとするより、インフラの損壊のない地域に速やかに搬送する方が良い結果になります。

まあ日本が外国に渡洋侵攻するようになったら、必要になるかもかもしれませんね。

あと、読者コメントの中には、

多くの先進国では軍が関与する国防安全保障として対応したが、日本や韓国はそうでなかった。

こういうのが、ありましたが、私の調べた限り、そんな事実はありませんでした。アメリカのバイオ関係のクライシスには、疾病だろうがテロだろうが、まずはCDCが動き、関連した組織を顎で使います。カッコいいですね。

炭疽菌テロではCDC+FBIで動いていました。バイオテロの場合、陸軍の生物兵器研究所であるフォート・デトリックが動きますが、いわゆるDEFCONに相当する、アメリカが生物学的脅威に曝されている状況を示す『HPCON』はゼロです。

こちらに解説されていますが、『HPCON 0』は「風邪を引かないように気をつけて!」というレベルです。福島のトモダチ作戦では活躍してくれた海兵隊のCBIRFもピクリとも動いている様子はありません。米国は少なくとも通常営業ですね。<了>

読後感

さて、いかがでしょうか。

じつは、本文中にも示したのですが、今回、りょうちん様の論考のなかで、いちばん過激な(あるいはいちばん興味深い)部分については、ギリギリの判断で丸ごと削除することにしました。

私自身、ここ数日間の当ウェブサイトの読者投稿をじっくり読んだ結果、「当ウェブサイトの読者層であれば、ギリギリ掲載しても大丈夫かな?」とも思ったのですが、ここ数日、ツイッターを通じて当ウェブサイトの知名度が上昇してしまっている、という事情を考慮しています。

せっかく執筆して下さったりょうちん様には大変申し訳ないのですが、現在はこれを公表できるタイミングではありません(あるいは読者コメント欄に投稿していただく分には問題ありません)。もっとも、機が熟せば、今回削除した記述について復活させられるかもしれませんが…。

また、削除した記載に含まれていたリンクについては、下記に再掲しておきます。

【毎日更新】新型コロナウイルス国別発生状況まとめ|世界感染者数の推移グラフも(『コミカルピース』より)

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ただ、今回削除した箇所以外についても、大変に参考になる論考です。とくに「公表されている資料のみ」を用いて、ここまでの論考を執筆する力量は、大変なものだと思います。りょうちん様、本当にありがとうございました。

引き続き、このような冷静な見地に基づく論考をお願い申し上げたいと思います(※もちろん、「お時間が許す限りは」、ですが…)。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. だんな より:

    りょうちんさま
    読者投稿、ありがとうございました。
    個人的には、地方の衛生研究所の件が、不安材料と思います。日頃予算を削っておいて、いざという時に、何で出来ないと言う人達が、多いですね。
    保健所レベルでは、やはり対応が難しいんですかね。

  2. 歳とともに丸くなった より:

    久々に投稿するので場違いなコメントなら済みません。
    スティーブン・ソダーバーグ監督のパンデミック映画「コンテイジョン」面白いですよ!
    グィネス・パルトロウ、マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット、マリオン・コティヤール、マトリックスのモーフィアス(名前忘れたw)と、地味にオールスターキャストです。
    日本も出てきますよー!わりと早めに感染するのでw
    あ、発生源はやっぱり中国ですw。
    Amazonで安く観られますから是非!

  3. ボーンズ より:

    りょうちん様

    纏め上げた情報ありがとうございます。
    普段から機能と能力及び予算に対してマージンを確保しておかないと、不味いということが今回の感染症の対応状況でも発生している事を確認致しました。
    余力を無駄と誤解して削るという悪しき風習が蔓延しているのはとても悪い…

    1. 匿名 より:

      りょうちん様
      投稿ありがとうございます
      さすがにお医者様だと思いました

  4. ななしの より:

    (引用)
    「研究所も含めて行政改革の影響を受けるため、平成30年度においては、対19年度総員の3割削減することになる。」
    (引用終わり)

    すみません、この部分の元リンクはどれでしょうか?

    「・地方衛生研究所に法的な位置付を」

    のリンクが失敗しているようですが、文字検索で出てくるページにも出てこないようです。

    1. りょうちん より:

      PDFなので探しにくいですよね。しかし文章自体を検索しても引けます。

      https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000g3yx-att/2r9852000000g5sy.pdf

      の中の一文です。最後のスライド。

      1. ななしの より:

        ありがとうございます!
        リンク切れてる方を必死に探しておりました(笑)

        これで色々な人を説得する材料に使える元ネタ資料の一つになります。
        ありがとうございました!!

  5. 匿名 より:

    りょうちん様の論考 大変勉強になります。
    国内の検査体制では今のペースでの対応が限界だということもわかりました。
    なればこそ、移動の制限をもっと早くにかけるべきだったのではと思います。武漢からの邦人引き上げは対応早かったと思いますが…
    過去の渡航先を浙江と湖北に限定している合理的な理由も不明です。広東の方が浙江よりも感染者が多く、人口密度も人口も高いため、潜在的な感染者がより多数いると思われるにもかかわらずです。
    春節で国内に滞在する中国人を追い返してからでないと難しいということなのか等、色々考えてみましたが、批判されるとしたら国内の状況よりもこっちなのではないでしょうか。

  6. Hiroshi.N より:

    りょうちん先生、有難うございました。
    「いちばん過激な(あるいはいちばん興味深い)部分」
    は気長に待つことにします。

    1. りょうちん より:

      良識を持って、本文に掲載を止めた部分は私の責任で、書きますw

      つまるところ、行政的にあるのは、いや、やらなくてはいけなかったのは、検査対象を最小化かつ高収率にするという悪魔的選択・・・ざわ・・ざわ・・。
      それが、中国全土からの旅行者を調べるのではなくて、湖南省・湖北省だけを調べたり、局地的な渡航制限にした理由と考えられます。

      はいここから妄想モードです。
      なんと新型肺炎の患者を乗せ、70代、80代のお年寄りを大量に乗せた豪華客船が日本にやってきました!
      素晴らしい、隔絶した環境で、重症化しやすいコホートで一所に集めてインキュベートできる(僕と契約してCOVID-2019になってよ!)・・・。
      なんで感染症に詳しいとも思えない自衛隊の医官が派遣されたんです?ふつう感染症の専門家を派遣するのでは?
      思惑通り、その船からは感染症患者がそれなりに得られ、中国の竹のカーテンの向こうでろくに得られなかった生データが日本でも得られるようになりました。
      妄想モード終わり

      現状、日本はおろか世界の町中には、中国人やら、汚染国に海外旅行をした人たちやら、既にキャリアになっている人たちがわんさかいると推測されています。
      中国のCOVID-2019に対する統計は、医療関係者の端くれとして、私は、一切の信頼を持っていません。
      バカッターやブログ界隈では、中国の数字を元に「危険だ」「それほど危険視する必要はない」とか発言している人が喧々諤々ですが、「徒労乙!」と思っています。
      現状では、「まったくわかっていない」が正解でしょう。そしてまともな統計を取れるのは確定感染患者数を多数確保している日本を置いてほかにはありません。
      こちらさんで最近の感染や数をまとめてくれています。
      https://comical-piece.com/korona-virus-number/
      この数字を見て、まず中国。捨てましょう。
      まったく当てになりません。感染者数の定義がそもそもおかしいと思いますし、死亡者数も怪しいです。
      いや具合の悪い人がそれだけいたとか、死んだ人がそれだけいるというのは信用しても良いですが、原因をCOVID-2019と厳密に定めるのには相当無理があり、信用のおける統計になりません。
      医療資源の豊富な日本ですら確定診断の手続きにこれだけの制限があるのです。
      日本は中国に続いて感染者数が多いですが、日本の感染者数は、上記の通り、実に厳密な検査によるものであり、確実に信用できます。
      もちろん、検査を受けていないキャリアがこれ以上にたくさんいるのは確実なのですがその場合、「元気な」キャリアが増えた場合死亡率がどんどん減っていきます。
      次に信用して良いのは中国に経済的にどっぷりつかっている韓国。武漢滞在の人数は日本より多く、脱出も遅かったので”期待”できます。
      https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20200130-00161054/
      検査態勢もなぜかはわかりませんが、日本より進んでいるんだそうです。
      https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20200214-00163077/

      米国でも、あれだけ中国人がいて、検査を行った母集団が現時点で数百人オーダーしかありません。
      アメリカの医療資源でそれしか検査ができないはずはないのですが、「そもそもまったく治療法もない患者を確定診断したところで、意味がないのだから隔離した方が早い」という実に合理的な判断なんではないかと推測されます。
      そしたら、今度は「あれ・・・、もしかして今年、やたらと多いインフルエンザ死亡例って、実はCOVID-2019だったり、インフルエンザとの合併だったりしたんじゃね・・・ヤバッ!」と検査し始めることになったそうです。結果が興味深いです。
      ——————————

      実は原稿を書いてから、辺真一氏の優れた記事を見つけたので、韓国周りは、かなり元原稿はヨレヨレな論旨でした。
      ダイアモンドプリンスの下りは陰謀論ですので、格式を重んじるこのサイトに相応しくないと削られたことには、まったく文句を言うつもりもありません。

      1. evgeny より:

        ありがとうございました。読めてほっとしています。
        冒頭8行が「良識を持って、本文に掲載を止めた部分」ということでしょうか。
        改めて、面白い論考をいつも有難うございます。

      2. ボーンズ より:

        りょうちん様
        意外にもダークホースはアメリカだったりする訳ですね。
        (実はインフルエンザの判定すらまともにやっていないし)

      3. はぐれ鳥 より:

        りょうちん様
        なんか、りょうちんさんらしからぬ、まだ、奥歯にものが挟まったような物言いです。特に、冒頭の“つまるところ、・・・”以下が、何度読んでも素人には十分には読み取れないですね(妄想モード以下は明快ですが)。(笑)

        1. りょうちん より:

          >ふつう感染症の専門家を派遣するのでは?

          教えて戴いたのですが、ちゃんと感染症の専門家も派遣されてはいたんだそうです。
          https://note.com/chocolat_psyder/n/n37115c09d500

          しかし、「この環境はヒドイ。感染が拡大しても知らんぞー!!」

          と言ったら降ろされたそうです。あとはわかるね?アッハイ。

        2. りょうちん より:

          ああ、そういえばつまるところの解説ですね。

          検査できる数が決まっている以上、陽性になる確率が高い集団・個人に対して検査を行わないと「無駄」なわけですよ。
          だから、かかっている確率が低いような集団は除外するような行政上の選択をしたということです。
          二省の帰国者の方が、他の中国の省からの帰国者より感染している確率が高いので優先。

          ダイアモンドプリンセスは、予想外。
          まさか1日1500検体しか検査できないところに4000人の船がやってくるなんて・・・。
          それで症状の有る人間優先で検査していたのですが、叩かれていましたねえ。

        3. はぐれ鳥 より:

          りょうちん様

          ふ~ん、あの船での出来事は悪魔的(別な言い方では戦略的)に企図されたものだと・・・・もしそうだとすれば、日本の保健行政官の中にも度胸の座った大した戦略家がいることになりますが本当ですかね?
          まあでも、りょうちんさんの言わんとする処は分かりました。有難うございます。

        4. りょうちん より:

          「悪魔的」に関しては、「ざわ・・・」で検索してみてください。

          言葉が悪いと思ったので、もっと品良く表現すべきでした。

          子作りする時に、発射できる回数って男には限界あるよね!
          だったら、むやみに毎日ヤるより、オギノ式で排卵日を狙って集中的に挑むのが効率的!

          こうですか?

      4. とある福岡市民 より:

        りょうちん先生

        今回もおもしろい投稿をありがとうございました。私は検査体制やPCRについては詳しくありませんので勉強になります。
        掲載を見送ったところについては……新宿会計士様GJ !とだけ述べておきます。

      5. だんな より:

        りょうちんさま
        さすが、りょうちんさんですね。
        妄想モードは、「りょうちん節炸裂」といった印象です。
        内容も、私の理解と一致するところが多く、安心しました。

      6. 迷王星 より:

        りょうちん様、
        >行政的にあるのは、・・・、検査対象を最小化かつ高収率にするという悪魔的選択・・。
        >それが、中国全土からの旅行者を調べるのではなくて、湖南省・湖北省だけを調べたり、

        これは理解できます。新しいウィルスに対する検査用の抗体や試薬さらにはキットは即座に量産出来なくて当然ですから、初期は検査対象を最も危険性の高い集団だけに絞り込むことで、乏しい検査用リソースで可能な限り多数の感染者を洗い出したい、これはプラグマティックには当たり前のことで非常に良く理解できます。

        ですが、

        >局地的な渡航制限にした理由と考えられます。

        ここが理解できないのです。(勿論、りょうちん様でなく我が国の行政による判断として)

        検査リソースの厳しい制限からチャイナ全土からの渡航者はとても検査できかねるからチャイナでも最も大量に発生している湖北省などだけに限定する。これは当然です。

        ですが、ならば日本国内よりもほぼ確実に感染者の比率の高いチャイナ全土(上記の検査対象の省以外)からの旅客は検査のしようがない=我が国にとっては無防備な形であるのに、春節で大挙して入国して来たのをを認めたし現在も認め続けているのでしょうか。

        私が理解できないのは、この我が国の行政の行動です。

        感染していない人を一滴の無色の水として表し、感染者は一滴の黒インクで表しましょう。すると、社会(国でも一つの地方でも)全体としては水と黒インクが混じったある黒さの水ということになります。その黒さ(黒インクの濃度)は感染率に対応します。そして、ある国Aから別の国Bに旅行などで入国するということは、入国者数に相当する量のAの濃さの水をBの水に加えて混ぜるということです。当然、Aの濃さがBの濃さを上回っているならば、混ぜた後のBの濃さは混ぜる前よりも濃くなってしまいます。

        Aをチャイナ、Bを日本とすれば、チャイナから無検査で無制限に我が国への入国を認めているということは、日本の黒さをどんどん濃くしていることに他なりません。

        そして比較的死亡率の低い伝染病ですから治療法が確立したりその伝染病が広まれない気候になるまでは、社会の黒さは時々刻々と濃くなる(時間によって濃くなる率は公衆衛生のインフラや人口密度など個々の社会によって異なる値)わけですが、何れにしても一つの社会を固定して考えれば、ある時点での黒の濃さが濃い場合のほうが薄い場合よりもそれ以降の全ての時点で黒さはより濃くなります。

        つまり日本よりも黒の濃いチャイナから無検査=ノーガードで入国をさせていれば、日本社会の黒さはどんどん濃くなり、将来的にも大流行への危険性が高まるだけだ、と言う結論になります。

        確率的に言って日本社会に住む人よりもチャイナからの旅客は確実に感染している確率が高く危険なのですから、リソースの限界で彼ら全員を検査ができない=ノーガードである以上、日本社会全体の感染者の増加を最小限に止めるには、彼らを排除する以外にありません。

        しかし、それ以上に今日は猛獣を野に解き放つも同然の暴挙、つまり世界でも最も感染率の高いであるエリアであるダイヤモンド・プリンセス号から大量の乗客の上陸を許しました(今後も許すのでしょう)。

        安倍内閣率いる日本政府が日本国民を守る気がないことの極めて象徴的なイベントです。

        1. りょうちん より:

          樽に入った汚水にワインを一滴垂らすと一樽の汚水ができるが、樽に入ったワインに一滴の汚水を入れると、一樽の汚水ができる理論ですね。

          しかし、酒場の店主は、きっとそのワインの入っていた樽を廃棄しないで平気で客に出してしまう。
          一樽のワインを捨ててしまえば、店の経営に大きなダメージを与えてしまうからです。

          中国という国をアイソレーションするすることにもはや(覚知した時点で既に)疫学的に意味はないというのは、多くの人が指摘しているのですが、あなたはどうしても受け入れられないと。
          私の考えは、医学的にはまったく意味がないが、経済的な問題、政治的なバランス感覚、世論の反応などの平衡したところが、「二省(今は三省)の渡航・入国制限」だと認識しています。
          中国に全力で喧嘩を売ることのメリット・デメリットを比較考量した上での日本の判断で、米国の場合、全力で喧嘩を売るのが今のトランプ政権の選択なのです。
          ちなみに個人的には、SARS-CoV-2の性質から、武漢で大騒ぎする前から、不顕性感染やせいぜい風邪程度の症状しか起こさなかった中国人が、11月とかの段階で、全世界に旅行していて、現在、感染者が見つかっていない国は、ほとんどが単に見つけていないだけだと考えています。
          米国の中国人拒否は、単なる政治的デモンストレーションです。
          ミクロネシア連邦の、すべての汚染国からの拒否は、マジモンの安全保障です。

          ダイアモンドプリンスに関しての考えは、「私の陰謀論」でまとめてありますが、意図的なのかマヌケなだけなのか、前者だったら、日本政府も、いやあ大したもんですよ。

          あと安倍政権がキライなのは結構ですが、現場でパンデミックによるパニック(パンデミック自体はもう防ぐの無理。2019の豚インフル並みにcommon disease化します)を防ごうと努力している人たちのやる気をそぐような発言は、避けて欲しいなあと希望します。

        2. りょうちん より:

          この資料は面白かったです。

          https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/dl/infu100528-02.pdf

          これを読んでも、まだご意見が変わらないというのであれば、私は諦めます。

          あと

          https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/090217keikaku-02.pdf

          2009年の資料ですが、ここまで詳しいシミュレーションをしていながら、発生国からの入国拒否はまったく想定していません。
          もし、「発生国からの入国拒否」に疫学的な意義があるのならば、専門家の作ったこの計画にも最初から組み込まれていたことでしょう。

          パンデミックの計量的シミュレーションの文献もいくつか見たのですが、いまいち具体性に欠けたので割愛。

        3. とある福岡市民 より:

          横から失礼します。

          りょうちん先生、2009年のインフルエンザの資料をありがとうございます。よくまとまっていて勉強しやすいです。

          > 二省(今は三省)の渡航・入国制限」だと認識
          >中国に全力で喧嘩を売ることのメリット・デメリットを比較考量した上での日本の判断

          なるほど、これも政治判断と解釈できるのですね。中国に全力でケンカを売るのは自殺行為、と私は思いますので(無能共産党、無能習近平に屈するようで嫌ですが)、入国拒否は不要かつ無意味、と考えますので、なぜ中途半端に二省なのか謎でしたが、政治判断なら納得いきます。

          > SARS-CoV-2の性質から、武漢で大騒ぎする前から、不顕性感染やせいぜい風邪程度の症状しか起こさなかった中国人が、11月とかの段階で、全世界に旅行していて、現在、感染者が見つかっていない国は、ほとんどが単に見つけていないだけだと考えています。

          アメリカのインフルエンザは実はコロナウイルスかもしれない件はこの説が前提ですね。感染経路が気になりますが、これが本当なら米中でなすり合いが始まりそうです。CDCは大失態ですね。

          >米国の中国人拒否は、単なる政治的デモンストレーションです。
          ミクロネシア連邦の、すべての汚染国からの拒否は、マジモンの安全保障です。

          私も同じ意見です。ミクロネシアの医療体制が悲惨なら入国拒否もやむなしですね。

        4. 迷王星 より:

          りょうちん様、
          >樽に入った汚水にワインを一滴垂らすと一樽の汚水ができるが、樽に入ったワインに一滴の汚水を入れると、一樽の汚水ができる理論ですね。

          いいえ全く違います。そういう0(清浄なワイン)か1(汚水)かの議論をしているのではありません。

          0.1の濃度の汚染水に0.3の濃度の汚染水を少しでも加えれば確実に汚染濃度が上がるという確率的な議論をしているのです。

          日本が既にチャイナ並みの感染者の比率に達している(汚染水の比喩では汚染濃度が同じ)というのであればチャイニーズをシャットアウトするのは全くの無意味ですが、少なくとも現在の報道が全く間違っているのでない限り、湖北省など封鎖地域だけでなくチャイナ全体としても日本よりも感染者比率が高いのであれば、チャイニーズの入国を許し続けることは国内の感染者比率を高め、感染者の増加率を上昇させるのに確実にプラスに働きます。

          それからダイヤモンド・プリンセス号に関しての私の議論は貴殿の陰謀論とは全く無関係です。

          貴殿の陰謀論はダイヤモンド・プリンセス号は閉鎖空間での伝染の広がりの実証実験の場だという説ですが、私が論じているのは、実証実験か否かとは無関係に、現実に昨日まで大量に新規の患者が発生し続けていたダイヤモンド・プリンセス号の乗客という極めて感染している確率の高い集団を検査の上とは言えども社会に解放する行為が、疫学的にどんな正当化が可能なのか、と言う問題ですよ。

          今回のウィルス(だけでなく恐らく全てのウィルスに共通でしょうが)に感染しても検査によって陽性になるまでには時間的なギャップがあります。つまり、検査しても感染者でないとは言えないということです。

          昨日まで、毎日、数十人単位で新たな患者が発生し、船内でが伝染が広がり続けていることは確実だと考えられる集団を下船後に隔離することもなく日本社会に野放しにする、これのどこに疫学的な合理性があるのですか?

          今回の安倍内閣の行動を支持しておられるらしい、りょうちん様のご説明を是非とも伺いたいのですよ。

        5. りょうちん より:

          >なぜ中途半端に二省なのか謎でしたが、政治判断なら納得いきます。

          ペルシャ湾に自衛隊派遣を米国に要求されて、有志連合には参加しないでオマーン湾に派遣したようなものです。
          あれも「いやー日本だなあ・・・」と思いました。

        6. はぐれ鳥 より:

          迷王星様

          迷王星様

          日本政府は、国益(国民の安全を含む)の観点から「悪魔の選択」をしたのでしょう。

          確かに、このSARS-CoV-2リスクだけを考えれば、中国全土からの人的流入を即時遮断する方が良いことは自明です。ただ一方で、日本の国益はこのリスクを最少化することだけではありません。当然、中国との政治、経済関係も国益です。これを損なえば同じく多くの国民が、後々苦しみます。ですからこの課題は、相矛盾する要求をどう両立させるか、或いは両立が無理であればどちらを切捨てるかの問題です。

          そして政府は、SARS-CoV-2リスクを甘受し、中国との関係を途切れさせないようにする方を採った、ということです。私にはこの判断の当否は分かりません(皆さんの意見・見解を聞いた範囲では概ね妥当かなとは思ってますが)。ただ、優柔不断せず、また逃げないで決断したことだけは褒めてやって良いと思っています。

          本来なら、このような国家的選択をするのは議会の役割です。しかし残念ながら、今の国会はそのような議論がなされる状況ではなさそうです(これはこれで大きな問題)。もっとも緊急事態ですから、議論している時間的余裕もなかったでしょう。いずれ、その判断を誤った結果、国益を大きく損なえば、当然その判断者である首相・内閣が責めを負うことになります。

        7. はぐれ鳥 より:

          迷王星様
          上のレスで、「迷王星様」がダブって表記されてますが、誤記です。他意はありませんので無視してください。

        8. りちゃ より:

          >> チャイニーズの入国を許し続けることは国内の感染者比率を高め、感染者の増加率を上昇させるのに確実にプラスに働きます。

          分かります。

          日本人の日本からの出国を許し続けることは国外の感染者比率を高め、感染者の増加率を上昇させるのに確実にプラスに働きます。日本人は日本から出国するな。

          と言いたいわけですね

        9. とある福岡市民 より:

          迷王星様

           この前も私がお尋ねかつお答えしたはずなのですが……

          > チャイナ全体としても日本よりも感染者比率が高いのであれば、チャイニーズの入国を許し続けることは国内の感染者比率を高め、感染者の増加率を上昇させるのに確実にプラスに働きます。

           ですから、入国拒否をする事により感染者の増加率を遅らせられるというエビデンスが存在しないのですよ。以前私が書いたテストケースをよく読みましたか?
           そこまで頑に主張されるのなら、入国拒否によって感染増加率が抑えられるのかを示した論文なりデータなりを提示して下さい。迷王星様の主張される増加モデルの通りに現実はいかないのですよ。

          > 猛獣を野に解き放つも同然の暴挙、つまり世界でも最も感染率の高いであるエリアであるダイヤモンド・プリンセス号から大量の乗客の上陸を許しました

           当初の取り決めである隔離期間の14日を経過し、検査で陰性と出たので、感染している可能性は「低い」と判断されたから上陸したのです。
           それのどこが問題なのですか?
           迷王星様はダイヤモンドプリンセスの乗客の事を何だと思ってるのですか?やむを得ないとは言え、2週間も自由を奪われた人達の心情を察すればこんな心ない事は口にできませんよ。外国からは「感染してない自国民を閉じ込めて故意に感染させている」なんて理不尽な事を言われながらも、なんとか自発的に隔離へ協力して下さった尊い方々ですよ。その皆様への敬意はないのですか?
           感染者は自分と関係のない他人の話と思ってませんか?明日はあなたが感染者となる可能性があるのですよ。
           あなたの言い分なら、乗客はいつまで隔離されれば気が済むのですか?明確な基準もなく、感染の恐れが低いと確認された方々を猛獣呼ばわりするあなたの方が暴挙ですよ。集団ヒステリーになってハンセン氏病の人を強制収容所に入れた人やユダヤ人を迫害したドイツ人と何も変わりません。

        10. 迷王星 より:

          りちゃ様、
          >日本人は日本から出国するな。

          >と言いたいわけですね

          人が書いていないことを勝手に「言いたいわけですね」と主張するのは単なる詭弁ですよ。

          他の国々が上のような主張をしたとしても私個人は不思議だと思いませんが、日本国民である私自身は主張する気はありません。相手国が私と同様に考えれば規制すれば良いだけの話で、その相手国とは別の国(つまり日本)の国民である我々が云々する問題ではありません。

          まあ実際にミクロネシアなどはその様に考えて、チャイナと同じく日本からの旅行客に直接の入国を早々に禁止し、彼らが清浄と考えているエリア(例えばグアム)での2週間以上の滞在を義務付ける宣言を行い既に規制を開始していますね。

        11. 迷王星 より:

          とある福岡市民様、

          >ですから、入国拒否をする事により感染者の増加率を遅らせられるというエビデンスが存在しないのですよ。

          失礼、私の「増加率」という言い方が間違ってましたね。
          「増加率」を既存の感染者に対する感染者の比率人口に対する増加者の比率という感覚で使ってしまっていました。

          明らかに私の言葉遣いは間違っていたので、それで誤解させてしまい御迷惑をお掛けしたことはお詫びして上のように訂正します。

          ですが、上に書いた意味、つまり新規の感染者数あるいはその対人口比は、元の感染者数が多ければ確実に大きくなります。それ以外の社会的な要素が変わらない限りは。

          そして同一の社会(例えば日本国内)において、あるケースA(チャイナやシンガポールなど日本よりも感染者比率が高い国々からの入国を禁止するケース)よりも別のケースB(それらを自由に許すケース)のほうが同一の時点(例えば2月末時点)での感染者数が多いということになると、それ以降の任意の同一時点での感染者者の増加数はより大きくなります。

          その結果、ケースBを採用すればケースAを採用する場合よりもパンデミックになる危険性は高くなり、それが発生する時期は早くなります。

        12. とある福岡市民 より:

          迷王星様

           それは感染増加率が常に一定の場合です。おっしゃる事はわかりますが、現実はモデル通りになるとは限りません。
           ケースAである程度制御できても、一人のスーパースプレッダーが出現して感染者を広げれば、任意の時期、例えば◯ヶ月後としますが、感染者数がケースA、Bで大して大して変わらないケースが考えられるのです。スーパースプレッダーがどの感染症でどの位の割合で出現するかがわかればそれを加味した増加モデルが作れますが、コロナウイルスについてはわかっていません。
           現実の感染症の伝播は病原体の量や性質、気温と湿度、気候、宿主となる動物の特徴、増減の周期など、多くの変数があります。黒インクとは違ってウイルスは生命体なのです。それを踏まえた上で入国制限を行ったケースと行わなかったケースで増加率にどれほどの優位差があるか、増加をどれくらい遅らせる効果があるのか。有意差があったという報告、具体的に何日くらい遅らせる見込みがあるという結果はまだありません。
           つまり、あなたのいう「ケースBを採用すればケースAを採用する場合よりもパンデミックになる危険性は高くなり、それが発生する時期は早くなります」は感染症の事を知らない人が考えた机上の空論に過ぎないのです。

           入国禁止には関係国との関係を悪化させるだけでなく、多大なコストと人手がかかります。また、感染防止を理由にするなら物流や動物の移動も止めないとダメです。日本のようにマスクの8割を中国産に頼る国はマスクの輸入が滞れば医療現場が数週間で崩壊します。
           ケースAに基づいてそんな自殺行為を行なっておきながら、ある日突然経路不明の感染者が大量発生し、ケースBと変わらないレベルに増加する事は十分あり得ます。そんな大量の感染者が医療機関に殺到すれば医療従事者は感染防御ができないまま医療行為を行う事になり、武漢より悲惨な事態になります。
           逆にケースBに基づき、ウイルスの流入するリスクを負ってでも十分な物資を確保できれば感染症への対応がやりやすくなります。

           まとめるとこうです。
          「入国禁止措置を取っても感染症の拡大を遅らせられるというエビデンスはない」
          「入国禁止措置を取るには多大なコストと人手を要するのに、感染者数が取らなかった場合と大差なければ無駄と徒労に終わる」
          「根拠が不明なのに入国禁止措置を取れば中国との関係が悪化し、また医療物資の安定供給に支障をきたす」
          「感染者が医療機関に殺到する場合、医療物資の供給が不安定になる事は避けなければならない」
          「よって、ウイルスが流入するリスクを負ってでも十分な医療物資の確保に努め、感染者にはその十分量の物資で以って対応する」

           迷王星様がこれを誤りであると説明するには、「入国禁止措置によって感染者の増加を遅らせる事ができるというエビデンスを提示して、それが机上の空論でない事を証明して欲しい」という事です。モデルではなく、ちゃんとした統計で。

           それから、ダイヤモンドプリンセスの隔離に協力していただいた乗客の皆様への暴言と、潜伏期間と考えられる14日に達した後に下船を認めた判断を狂気と断じた根拠、あなたが必要と考える隔離の日数についてきちんと釈明してもらいましょうか。
           あなたの感染症についての知識はどうも大学生レベルにも達してないようですね。その程度の理解で毎日現場で必死に対応する厚生労働省の職員の方々の対応、それにGOサインを出してサポートしている安倍晋三総理大臣以下大臣の先生達を平気で侮辱できるのですから、さぞエビデンスに基づいた、合理的で現実的で専門家にも納得できる対応策があるのでしょうねえ。

           スルーは許されませんよ。

        13. りょうちん より:

          ダイアモンドプリンセスの試験内容は、伝播モデルではなくて、もっとプリミティブに、

          感染者から重症・死亡例になる割合
          重症・死亡例になった場合の病理

          の情報を知るためになるでしょう。なにしろ死亡例は未だに1例しかありません。

          SARSのようにサイトカインストームになるなら、若者の死亡率が高いはずですし、一般的なウィルス性肺炎と同様に免疫が弱い人をいじめ抜き、細菌感染や他の日和見感染を起こすのか?など。

          計量的シミュレーションをチラッと触れたのは、そういう主張をされるあなたが、おもしろい論文でも紹介してくれないかなあと思っただけです。
          ちなみに5分毎に倍になる計算のバイバインを照射した栗饅頭の数を最終的に片づけられる量を半分にするには何分前に処理すべきでしょうか。

        14. とある福岡市民 より:

          迷王星 様

          > 計量的シミュレーションをチラッと触れたのは、

           実際の感染症の特性を無視した計算シュミレーションなど無意味です。
          「入国禁止措置を取っても感染症の拡大を遅らせられるというエビデンスはない」と繰り返し言ってます。つまり、入国禁止措置が有効であったという論文は見つかっていません。
           それを否定するならあなたがそれを用意するべきでは?

           で、釈明はどうしました?それを行わないようならあなたとの議論は時間の無駄なのでこれでやめにします。隔離に協力して下さった方々や実際に対応に当たる職員の方々に敬意もなく、簡単に侮辱して謝罪も釈明もしない無礼な人とは議論するのも無駄です。感染症の理解が明らかに薄いのに何の根拠があって暴言を浴びせるか、それを説明せずに逃げ回る姿に怒りを禁じ得ません。
           乗客の方々にしても対応した職員の方々もごく意図せずして巻き込まれたのです。そしてその立場には誰もがなり得る。それが今回はあなたでなかっただけの事。いつでもあなたが感染者になり得る、という事を忘れるべきではありません。

        15. とある福岡市民 より:

          りょうちん先生

          申し訳ございません。迷王星様の投稿と勘違いしてました。お詫びいたします。

          > 計量的シミュレーションをチラッと触れたのは、そういう主張をされるあなたが、おもしろい論文でも紹介してくれないかなあと思っただけです。

          その論文を探して見ましたが、いいものが見つかりませんでした。まあ、WHOもエビデンスはないと言ってますし、これを覆すには日常業務の片手間でやるのには手に余ります。

          それより、迷王星様が乗客の方や職員の方への暴言について釈明もせずに逃げ回り、現実に即してないモデルを根拠に暴言を書き込む有様の方がよっぽど暴挙ですね。

          > ダイアモンドプリンセスの試験内容は、伝播モデルではなくて、もっとプリミティブに、
          感染者から重症・死亡例になる割合
          重症・死亡例になった場合の病理
          の情報を知るためになるでしょう。

          同感です。感染した方には申し訳ありませんが、皆様のデータが今後の治療の鍵となるでしょう。

        16. とある福岡市民 より:

          りょうちん先生

          誤爆してしまい重ね重ね申し訳ございません。
          あ、バイバインの件ですが、計算するうちに混乱してしまいました。
          a個の栗饅頭に照射すると、5n分後には栗饅頭が2^n a個に増えてるはずですが、「片付ける」という行為の意味がつかめず、ここでわからなくなりまし。
          確か、バイバインは時間が来たらぱっと増えるのでしたっけ?それなら片付けるタイミングは2倍に増加する直前、1秒前であってもいい事になるのでしょうか?

          多分間違いだと思いますのでご教授いただけると幸いです。

        17. とある福岡市民 より:

          りょうちん先生

          すみません。訂正します。
          なりまし。→なりました。

        18. りょうちん より:

          ダイアモンドプリンセス号の乗客から2名の死亡例が発生しました。
          ご冥福を祈ります。

          ダイアモンドプリンセス内が告発通りなら、究極の無能の結果なのか、確信犯的な播種実験の結果なのかは、どちらにせよ、人災的な要素は否定できないです。

        19. りょうちん より:

          バイバイン問題は、まあシンプルに言えば5分前。厳密に言えば4分59秒までに全部食べきればいいことになりますね。
          できなかったら、宇宙ロケットで捨てるしかありませんが・・・。

          このスレ、ネストが深すぎて機能不全です。

      7. ひの  より:

        りょうちんさま 
        素晴らしい論考記事ありがとうございました。こんな面白い記事を無料で読めずなんて❗と感動しました。これからも楽しみにしています。 

      8. イーシャ より:

        りょうちん 様

        一番知りたい部分を書いていただき、ありがとうございます。
        何故一隻だけ入港させたのか、
        これまで放置していた各国が何故今頃になって一斉に自国民のためチャーター機を飛ばすのか、
        全てが一本の糸でつながりました。
        けど、何があったのかを示す資料は永遠に出てこないでしょうね。

        韓国は最悪武漢化すると予想しています。
        半地下の住居、手を洗う習慣がないこと、集会を開いては喚く日常、中国より多い PM2.5、ソウルへの一極集中、無能な政府、何よりもウリさえよければという行動。
        本当に、冗談ではなく。
        日本政府が再び韓国に強い態度をとりつつあるのは、人の流れを絶ちきる準備かと。
        あっ、これも妄想だと言っておきましょう。

      9. 匿名 より:

        ダイヤモンド・プリンセスは自分もこれを奇貨としてデータ取りに利用しまくって今後に生かしてほしかったので、qPCRの導入がこんなに送れてたとは思いませんでした。いや、プライマーだけならDNA合成企業にオンラインで注文すれば翌日には届くんじゃないの?日本にはそういうサービス無いのかな?あとこれサンプルごとに手袋変えてるんですかね?モニタリングだからコンタミ上等で数こなすことを優先して、検査結果はサンプル提供者には知らせず陽性が出たら再検査でいいと思うんですが。

        ってか、RT-qPCRのRTを逆転写じゃなくてリアルタイムだと勘違いしているような記事を散見。

    2. はにわファクトリー より:

      > 思惑通り、その船からは感染症患者がそれなりに得られ、中国の竹のカーテンの向こうでろくに得られなかった生データが日本でも得られるようになりました.

      肯是できるご意見です。当方はきっとそれが意図だろうと個人的に思っていました。世界第二のアウトブレークがあるなら日本発生で当然です。いちいちびびってもしょうがありません。今回の事態を可能な限り制御し、より多くのデータを得て将来に活用できるかが国家実力の顕れとなるでしょう。

      > ダイアモンドプリンスの下りは陰謀論ですので、格式を重んじるこのサイトに相応しくないと削られたことには、まったく文句を言うつもりもありません。

      お目汚しのコメントを投稿しまして当方恐縮です。

  7. 匿名 より:

     >地方衛生研究所には国の法的根拠が存在しないというのにはビックリしました。予算措置は地方自治体や民間の手弁当ですよ。

     これは民主党政権の名残ですかね?

  8. 韓国在住日本人 より:

     >地方衛生研究所には国の法的根拠が存在しないというのにはビックリしました。予算措置は地方自治体や民間の手弁当ですよ。

     これは民主党政権の名残ですかね?

     レ〇ホウ議員の以下の発言を思い出しました

    『明日来るのか100年後に来るのか200年後に来るのか来ないのかわからない対策費を使うのは無駄遣い』

     駄文にて失礼します。

    1. イーシャ より:

      韓国在住日本人 様

      同じことを思いました。
      こういうのは、世界最先端をゆく気概がないと。
      二番じゃ駄目なんです、二番じゃ。
      あっ、二重国籍も駄目ですね。

    2. とある福岡市民 より:

      韓国在住日本人様

      謝蓮舫が国のやるべき仕事や政治について如何に無知であるか、これほど端的に言い表す「暴言」はないでしょうね。専業主婦であればカリスマになれた事でしょう。

    3. 茶筒 より:

      下にも書きましたが、
      「感染症 事業仕分け」で調べたらこんなのが引っかかりましたので
      共有しますね。

      https://www8.cao.go.jp/cstp/kenkyu/mext-eval-case101209-4.pdf
      最も、この背景には「厚労省と同じ者を文科省が持つ意味ある?」的なものもあったようですが。

      しかし、いつからなんでしょうね。予算減らせば行政改革したように見せかけられる空気感になったのは。
      小泉時代?

  9. 匿名 より:

    某組織は、地球上の人口を本気で5億人に減らす計画をしているようですが、日本は平和ボケしている感を否めません。

    http://japan1700.blog.jp/archives/22273785.html

  10. 茶筒 より:

    りょうちん様
    今回も更新を頂き、ありがとうございます。

    一点、有識者の方に、もし可能であれば教えて頂きたいことが有り、この場を借りてご質問をさせて頂きます。

    2003年に行なわれた「重症急性呼吸器症候群(SARS)に関する講演会」
    https://www.anzen.mofa.go.jp/sars/pdf/20031027s.pdf
    によると、
    >例えばこのPCRという1個のウイルスがあると、それを何百倍、何千倍に培養してやる方法はいいんですけれども、検出率が低い、つまり100 人患者さんがいると、80人まではこれではピックアップできますけれども、残りの20人がどうしても漏れてしまうということなんです。

    という記載があります。
    同じ「PCR」と言う言葉があるのですが、PCR法というのは、このことになるのでしょうか?
    (ググった範囲では、PCR法は、DNA領域に対する増幅をして検査するようなことが書かれていたので)

    要は、PCR法による判別は、どの程度の確実性があるのか、と言うことが気になっております。
    もし上記が同じ事を言っているとしたら、2回チェックをするとしても、感染者のうちの4%が見逃される、と言うことになりそうなもので・・・

    門外漢なので、トンチンカンなことを言っているかもしれませんが、よろしければ有識者の方からご教示頂ければ幸いです。

    1. GG より:

      茶筒さま

      地方衛生研究所の研究員から聞いた話を思い出したので、ご参考になればと思いコメントさせていただきます。

      1.病原体は、塩や砂糖のように「溶けず」、「混ざる」だけなので、サンプルに病原体が含まれないこともある。検査の結果が陰性でも、本当は陽性かもしれないということです。
      2.私たちの回りは、DNAの破片がそこら中飛び回っています。
      それがサンプルを汚染すると、陰性が陽性に見えるので、再検査して確認するそうです。また、サンプルの管理には細心の注意を払っているとのことでした。

      PCRの装置の性能だけでは、処理能力は測れ無いように思います。

      以上、ご参考になれば幸いです。

      1. 茶筒 より:

        GG様

        貴重なご意見、ありがとうございます!
        処理機器ではなく、方式の限界として、精度的にどうしても、見逃しや偽陽性が発生する、
        と言う認識でよろしいでしょうか…

        今それを発表しても、さらに不安を煽る可能性もありますが…
        現在散見されている「潜伏期間を過ぎての陽性反応」について、
        「想定より長い潜伏期間だった」のか、
        それとも、「検査方式的に、検査をすり抜けてしまった陽性なのか」
        その点は、できたらはっきりさせて欲しいですね…

        1. たま より:

          某省傘下の研究機関(医療系ではありません)で、
          業務で時々リアルタイムPCRを使っている者です。
          以下、コメントします。

          ・コロナウイルスはRNAウイルスですので、PCRの検出対象はRNAです。
           DNAではありません。

          ・「リアルタイムPCRさえあれば、スイッチポンで結果が出る」と
           イメージされる方が多いかもですが、そんなに簡単ではないです。
           検体からのRNA抽出が結構面倒なのです。
           特に、今回は危険度が不明な病原体なので、検査者は抽出作業の際に相当気を使うはずです。

          ・リアルタイムPCRは、確かに優秀な機器ですが、百発百中ではありません。
           検体を得てからPCR結果が出るまでに、感度を左右するファクターが多々あるためです。
           例えば、RNA抽出がきれいに出来ていないと増幅効率に影響しますし、
           反応液への鋳型(つまりRNA)の混ぜ方でも結果は変わります。
           検査者の習熟度がかなり影響する、ということです。

          ・リアルタイムPCRでは、96穴(12×8)プレートを使うのが普通です。
           1度に96個のPCR反応をこなせるので作業効率は良いのですが、
           穴同士の間隔が狭いので、反応液をきちんと入れないと誤反応に繋がります。
           隣の穴とのコンタミが起きやすいのです。
           また、間違えて別の穴にサンプルを入れてしまうミスも起こりえます。

          ・ということで、リアルタイムPCRにおいても、
           偽陽性や偽陰性はある確率でどうしても起きてしまいます。
           というか、検査とは何でもそういうものなのですが、
           フツーの方々はたぶん知らないですよね。

          PCR反応については以上です。

          ちなみに、野党が今週の予算委員会で暴れてくれたせいで、
          いま各地の国研に「リアルタイムPCRは何台あるか、使える者は何名いるのか」
          といった問い合わせが政府から来てます。

          つまり、政府は検体を各機関に振り分けることで、
          PCRの検査能力増強を図ろうとしているようなのです。
          ただ、ほとんどの国研は、普段そんな検査をやってるわけではないので、
          検査結果を誰が担保するのか、など疑問は尽きないのですが。

          それと、ヘタに「希望者全員にPCR検査を実施します」なんてアナウンスしたら、
          病院や保健所に人が殺到して、却って感染者が増えるのでは、とも危惧しているところです。

          以上、野党の連中がおバカなお陰で、医療系ではない研究機関にも悪影響が出ている、
          というお話しでした。

        2. 匿名 より:

          今回みたいな検出目的に使われるRT-qPCRtって、RNAを抽出することなく(前処理無しで)目的に適合するプライマーで直接RNAを逆転写する方法を使ってると思ったんですが。定量するんじゃなくてあるか無いかを調べるだけなら余計なことしないほうがコンタミも感染リスクも時間も減りますしね。

  11. 茶筒 より:

    >「研究所も含めて行政改革の影響を受けるため、平成30年度においては、対19年度総員の3割削減することになる。」

    そういえば、昨日、元は民主党の方が「CMにお金をかけるくらいなら診療態勢整えるために予算を増やせ」と、主張されていたようですね。

    2010年度には、新型インフルエンザが蔓延している中、事業仕分けにより、「感染症研究推進センター」や、「インフルエンザに関する拠点間共同研究」の予算を半分にされたようなのですが。
    https://www8.cao.go.jp/cstp/kenkyu/mext-eval-case101209-4.pdf
    そのような事をした方達が「予算を増やせ」と主張するに至った考え方の変化について是非お話していただき、行政改革による予算削減の愚かさを示して頂きたい者ですね。(9割方皮肉です)

  12. 匿名 より:

    ブログ主が掲載が見送ったところの要約

    中国のデータだと信頼できん。だから日本政府はわざとコロナウイールスを国内二万円させてサンプルを取ろうとした。

    これって人体実験ってことじゃん。

    そりゃ乗せられんわな。こんな話w

    1. はにわファクトリー より:

      匿名さま

      お取決めどおりに経過を見ていただけでどこが人体実験なのでしょうか。

      薬か毒か分からないものを試されて、あかんかったわーと死亡側にカウントされているひとはきっと多いんでしょうね(斜め上を観ながら)

  13. りちゃ より:

    >> 「多くの先進国では軍が関与する国防安全保障として対応したが、日本や韓国はそうでなかった。」

    日本は自衛隊動いてる
    新型コロナウイルスと自衛隊 | 衆議院議員 河野太郎公式サイト
    https://www.taro.org/2020/02/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%A8%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A.php
    を見れば書いてある

    コメント主は宇宙服着た軍人が
    消毒液散布とかを想像しているのかもしれないが

    1. りょうちん より:

      いや、それ自体はご苦労様な話なんで、けなすつもりは毛頭無いんですが、自衛隊のやってる活動は災害救助のカテゴリの対応であって、安全保障的なものではないというのはコメント主様の言うとおりなんですよ。

      CBRN部隊が出動したわけではないので、日本が国防安全保障として対応していないという言説は間違いではありません。
      ただ、他の国でも国防安全保障として対応した例を知らないと言うだけです。
      まず米国が真っ先にやりそうなことだと、調べたのですが、平常運転です。
      炭疽菌ウィルステロの時のことを思い出すと・・・。
      ちなみに同僚がアメリカから発送された学会誌に粉が付いてた炭疽菌だと大騒ぎして、微生物学の先生に調べて貰った事件がありましたw。現場を封鎖したりヒドイ目に遭いました。

    2. とある福岡市民 より:

      横から失礼します。

       コメント主は軍用機が感染者の移送に出動した、軍のどこかの部隊が(理由は不明ながら)移動した、というだけで「先進国は安全保障問題として動いた」と誤解したのではないでしょうか?
       感染症の問題は医療従事者以外にはわかりにくい分野ですが、自称知識人、自称愛国者の人には安全保障問題として解釈すると理解できそうな気がするのかもしれません。それでコロナウイルスを安全保障問題と無理に結びつけて日本政府をバッシングしたのではないでしょうか?
       日本政府は逐一反論しませんから叩きやすいですし、自称知識人、自称愛国者の人にも溜飲を下げたりマウントを取れたりできますので都合がよく便利そうです。
       相手は敵国の侵略軍でも暴れ回る暴徒でもなくウイルスなのですから、ウイルスに合わせた対応が必要なはずですけど。

       で、そういう思い込みを信じちゃうと、どの国も軍ではなく保健医療行政が指揮を取っている事、自衛隊がクルーズ船の支援をしていた河野防相のツイートという、思い込みと矛盾する情報を無視するでしょうね。

       そして中国が軍隊を動かした事についてですが、遠藤誉さんの記事によると、李克強国務院総理を中心とした中共の対策チーム本部には公安や軍など治安維持に関する専門家ばかりで、感染症や公衆衛生の専門家がいないとの事です。SARSの専門家や、中国の感染症の権威という方がアドバイザーになってるようですが、中共としての意思決定には関与できてない様子です。そうなると中共の行動が治安維持か反乱軍鎮圧(やもすると殺処分)に向いた動きになってしまうのも自然な事です。それがコロナウイルス対策に向いているのかは大いに疑問ですけど。
       なお、中共の対策チームの意思決定は習近平の名前で発表されますが、肝心の本人は何をしてるかさっぱり伝わってきません。

      > ちなみに同僚がアメリカから発送された学会誌に粉が付いてた炭疽菌だと大騒ぎして、微生物学の先生に調べて貰った事件がありましたw。現場を封鎖したりヒドイ目に遭いました。

      そんな事があったのですね。お疲れ様でした。

  14. 福岡在住者 より:

    りょうちん様
    そう言えば 最初の頃「重症の患者をよこせ!」っておっしゃってましたね(笑)

    話は変わりますが、軍事ニュース系ブログ「航空万能論」です。(ご存じかもしれませんが、、、)
    https://grandfleet.info/

  15. りょうちん より:

    本論に絡めづらかったのですが、有用な文献と思われたものです。

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/103/11/103_2770/_pdf
    ボーダーレス時代の感染症対策―輸入感染症から新型感染症まで

    http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/gcoe/activities/img/H20Annual%20Report.pdf
    長崎大学グローバルCOE プログラム
    熱帯病・新興感染症の地球規模統合制御戦略

    長崎大学はBSL4施設を建設中です。

    日本は衛生状態の改善とともに感染症に対する意識が低くなり、感染症を専門とする教室も減少の一途だと、学生時代に感染症の先生がこぼしていました。逆に専門家が減ったので、その先生は全国での講演・講義に引っ張りだこでほとんど出張しているという話でしたが。最近はマシになったのでしょうか。

    1. 通りすがり釣り人 より:

      りょうちんさま

      お時間がございましたら下記リンクの評価を頂きたいと思います。

      https://note.com/chocolat_psyder/n/n37115c09d500

      厚労省ってそんなに伏魔殿でこの状況でこの有様なのでしょうか?

      ガ島で艦砲射撃案がてたときの長官みないな人はいないのでしょうか?

      1. 通りすがり釣り人 より:

        りょうちんさま

        ごめんなさいご本人様より同じサイトの案内がありました。
        よって 先の書き込みは無視して下さい。
        宜しくお願いします。

      2. 原住民 より:

        基礎医学的観点から、この岩田先生の主張は理解できます。即ち、例えば、船の前部を感染区域、後部を非感染区域と分け、中間に干渉区域を設けて、感染区域から非感染区域に移動する際には干渉区域で汚染の可能性のあるものを全て放棄して非感染区域に戻る、理想的な区域配置と言えます。ただ現実的に可能かどうか、日本国外の領域で部屋割の変更、感染者の部屋の分布状況、、など、実際には極めて困難な状況に直面すると思います。理想と現実の折り合いをつける、これが臨床現場であり、これを頭から否定する岩田先生のこのような形でのご見解の表明は、専門家同士の閉鎖空間での議論ではあってしかるべきものですが、これをSNSにあげて、一般の方を巻き込んで拡散するようなことは不適切と考えます。

        1. 無言 より:

          原住民様

          岩田先生が船を出された経緯が、もう一人の当事者である高山先生からFBで出ていました。
          https://www.facebook.com/100001305489071/posts/2703278763058947/?d=n

          岩田先生が動画で公表したのは「べき論」に近い内容だったのかなと思います。
          「後から来た船頭」が現場を混乱させたので下ろされたという印象が否めません。
          副大臣も経緯についてはツイッターやブログで書いていますが、こちらは割と淡々と書いているだけに
          岩田先生の「こんな酷い状況なんだ、不安だろ」というエモーションへの訴えかけに対して、副大臣は頭の固い、現場を分かっていない悪役のようなイメージになってしまっています。
          やはり広報・発信能力の向上が必要ですね。

          船という特殊な場の中での事、船内のあらゆる権限を越えて日本に指揮命令の全権がある状況を設定し
          初動から岩田先生を現場トップに据えてコミュ力の高い先生方で脇を固め、スタッフや官僚に指示を出して
          現場を統制し上を動かす、予算も人材も使い放題という体勢が取れれば、もしかすると現状よりは少しだけマシな状況にはできたのかもしれませんが…。
          (フィクションだとこういう燃える展開、ありますよね)
          途中から参加では既に時遅しですね。

          それにしてもりょうちん様の投稿の過激な部分、その通りだとしたら日本が本家顔負けの蠱毒みたいな事をやったことになりますね、そして日本の体勢や経験値は結果としてまず間違いなく強化されるでしょう。筋書きを考えた人間が居るとしたら頼もしいですがそら恐ろしくもありますね。人を数字として見る見方をしなければ、これはできません。
          まあどのみち一般人としては、市中の何処に居るか判らないコロナウイルスをおっかなびっくりしながら過ごすしかないのですが…。

        2. りょうちん より:

          https://togetter.com/li/1470507

          この状況じゃ、岩田先生も、中国の眼科医のような行動を取ってもしかたがないんじゃないですかねえ。
          ただ岩田先生は、「単に見識が無いので悲惨な状況になっている」というのはちょっとイノセントな感受性ではないかなあ。

          どのみち、これを機会に日本もCDCばりの強力な機関を作って欲しいし(国立感染症研究所の予算増額・権限付与でも良いし)、地方衛生研究所にもまともな法的位置付け、予算措置をして欲しいものです。

        3. 匿名 より:

          りょうちん 様

          > これを機会に日本もCDCばりの強力な機関を作って欲しいし
          その通りですね。
          日本は、一度ことを経験しないとなかなか動けない国です。
          せっかく (という言い方には語弊があるかもしれませんが) こういう機会があったのだから、生かして欲しいものです。
          それを実現するには、過激な主張をする方々の存在も必要だと思います。

        4. イーシャ より:

          新宿会計士 様

          上のコメント、名前欄の入力を誤ってしまったようです。
          SPAM 耐性が高いメールアドレスなので問題ないのですが、できれば削除願います。
          このコメントも含めて

        5. イーシャ より:

          再投稿です。

          りょうちん 様

          > これを機会に日本もCDCばりの強力な機関を作って欲しいし
          その通りですね。
          日本は、一度ことを経験しないとなかなか動けない国です。
          せっかく (という言い方には語弊があるかもしれませんが) こういう機会があったのだから、生かして欲しいものです。
          それを実現するには、過激な主張をする方々の存在も必要だと思います。

  16. ちかの より:

    りょうちん様
    まとめというか、経過考察の投稿ですね。
    ブログ主様による削除部分も投稿して下さってありがとうございます。まあ、削除も妥当な判断ではありますが、内容についてはそうだろうなと同感しました。
    感想は、やっぱり日本人らしい几帳面さが全開した感じです。
    その時々に出来ることをきっちりやっているだけで、検査体制が整うまでは決して4000人の乗客乗員全数検査!とは言えない、言えなかったんですよね…。
    最初に大きくカマシて(苦笑)とりあえずの「安心」をアピールする。先ず「全員検査!」って言えば良かったのかも?
    わかったことは、ああゆう客船って、コロナウィルスの培養装置みたいなモノだったということですね。海に浮かべた大きな三角フレスコ?でしたw

  17. Misty より:

    あの船はアメリカ船籍イギリス領です。元来日本が管理できる場所では有りません。
    日本だけの判断で出来る事には限りがあるはずです。
    感染が広がった時点でアメリカの医療関係者が飛んで来るような場所です。
    申し入れすらもなかったのです。来なかった時点で察して下さい。
    世の中には不思議な事も有るのです。

    一部の方は岩田先生を批判していますが、批判されるような悪い人でも無いです。
    新しいウイルスの特性が解るたびに言葉が変わるのは当たり前の事です。

  18. ケロお より:

    いやー!私が限りなくぼかして書いたこと、超ドストレートに書いちゃた!

    1つ目の読者投稿から抜粋です。
    >各国は自国でデータ取るしか無いと覚悟して、日本なら武漢引揚者とか大型客船乗客乗員とか、徹底的にデータ取る気だと思いますよ。彼らは残念ながらしばらく自由は制限されます。日本にしてはよくやっていると思います。思い切ったことしてますよ。

    いやいや、そんなにぼかしてなかったですね。徹底的にデータを取る気だと思います、とか書いてた!
    しかし、この企画は誰の立案なんでしょうね。政治家主導ではこういうは無理っぽい。となると、厚○省か感○研かに肝の座りきった人物がいるのかな。見知らぬ人が急に訪ねてきたらやだなあ。
    「お前もCOVIDにしてやろうかっ!」とか言われるのかな。悪魔的というかデーモン閣下だなこれは。

    1. 一見さん より:

      >各国は自国でデータ取るしか無いと覚悟して、日本なら武漢引揚者とか大型客船乗客乗員とか、徹底的にデータ取る気だと思いますよ。
      うーん、素人考えですが、データを取る気なら収束まで含めた一連の流れを「演習」するんじゃないか?と考えてしまうわけですが、こんな蟲毒の壺みたいな状態になってしまうとか誰も考えてなかったんじゃないでしょうか?
      ともあれ14日間が経過し陰性の乗客の皆さまは三々五々帰っていきました(アメリカは更に14日間入国を弾くみたいですね)
      ここからどう転んでゆくかは更に2週間程度待たないと見えてこないでしょう。

      現在岩田センセイの動画とか対する橋本副大臣の明後日の方を向いた反論とかがジワジワ広がっておりますが、疑問に思う事は幾つもありますね。
      岩田センセイの言う「レッドゾーン&グリーンゾーン」の概念は感染や防疫の分野では本当に鉄則なんだろうか?とか、鉄則ならば厚労省のマニュアルなりガイドラインなりに明記して守らせるんじゃないだろうか?とか感染症の専門家がいないというが、この状況下で誰もいないだなんて本当にあり得るのか?とか、まぁ色々です。とりとめもない話で失礼しました。
      >デーモン閣下
      閣下は・・ほら、今は相撲解説者やる以外に周りが見えてないみたいだし。

      1. 一見さん より:

        昨日岩田センセイの発言に対して疑問を投げかけた訳ですが、
        それよりはるか以前の問題として、彼がイラク3馬鹿やウマルと同類だと見抜くことが出来ませんでした。流石に反省&自己嫌悪。

      2. ケロお より:

        一見さんさま

        >データを取る気なら収束まで含めた一連の流れを「演習」するんじゃないか?と考えてしまうわけですが、こんな蟲毒の壺みたいな状態になってしまうとか誰も考えてなかったんじゃないでしょうか?

        日本が実権行使できるようになったときには、とき既に遅し、ということで、
        重症者が出たら救助する、しかし、できることは既に限られている、という状況だったと思います。
        そこに、貴重な感染症専門家を入れて、人的消耗を避けたかったのだと思うのですが。
        岩田先生は、コントロールされた状況を常に自分で作ってきた方なのでしょう。コントロールを失ってどうにもならない状況も生じることがあるといういい(悪い?)例です。

        >鉄則ならば厚労省のマニュアルなりガイドラインなりに明記して守らせるんじゃないだろうか?

        既にアウトブレイク初期の4000人の集団が、ポンと現れるという事態は、厚生労働省マターではないと思います。通常、国内でそういう状態になるのは、生物兵器が使用された場合や、特殊な閉鎖社会(カルト宗教の宿泊施設とか)くらいでしょう。そういう意味では、DMATでは太刀打ちできないことが判明したのは、成果ではないかと。陸自のとか特殊武器防護隊とか対特殊武器衛生隊とかの出番でしょう。多分、オウム事件のような状況なら出番が来ますね。まあ、本当の国内(クルーズ船は日本国内ではない)での緊急事態に備えていると信じています。

  19. 農民 より:

    りょうちん様

    毎回興味深く拝読しております、餅は餅屋ですね。
    /人◕‿‿◕人\<でも真面目な論考なのにところどころふいたよっ…

    さて本日アゴラを読んでも、主催の池田信夫氏などはここと似た主旨で「本件で対応に完璧を求めてはならない」と以前から繰り返し訴えており、産経系の古森氏などは「今からでも中国を遮断せよ」との論調。
    事業的サイトや著名人でも議論のタネのようです。
    しかしあちらは大多数向けの記事であり逆に詳述は避けるのかもしれませんが、こちらの情報量には驚かされ通しです。

  20. 心配性のおばさん より:

    つまりは、りょうちんさんの主張を一言でまとめてしまうと、「準備もしていないのに、出来る訳ないでしょ!」ではありませんかしら?
    それはそうです。では、なぜ準備が無いのか?です。財務省が起こってもいない有事に予算を裂かない(これは私の偏見ですがお金勘定ばかりしている人って想像力とかが欠落している気がする)からかしら?
    でもね、私が悔しいのは、安倍総理の「日本を守る」という覚悟を見せてもらえなかったことです。それがあれば、泥縄は泥縄なりにすぐ動けたはずです。

    終わってしまったことに怒ってみても益が無い。ひとつ安倍政権を弁護するとしたら、初動の検疫を躓きましたが、次善の策に動いていることです。
    既に罹患された方、私を含めてこれから罹患するかもしれない方にとっては、それでも納得できる話じゃありませんがね。

    さて、他のサイトで見たコメントですが、今回の新型コロナウイルスの発生が去年の12月以前であったらどうかというのがありました。
    私がアノニマスポストさん経由で事件を知ったのは12月中旬だったと思いますが、当局の監視を押しのける勢いで情報が武漢から発信されたというのは、それ以前に感染が始まっていたということも考えられる訳です。
    であれば、その報があってからも、のほほんと中国人観光客を受け入れていた日本政府の対応は危機管理意識としての問題はありますが、その時点で感染の種は世界中に拡散されていたということになります。
    その方は、アメリカで感染が拡がっているインフルエンザは実は新型コロナウイルスによる肺炎じゃないかと言うのです。

    そのコメントはただの推理であり、なんのエビデンスがある訳でもありませんがね。
    でも、目から鱗の思いで拝見いたしました。

    1. りょうちん より:

      いや感染症学の常識として、覚知前の遙か前から疾患が存在していたのは常識ですよ。特にエボラみたいに血を吐くわけではありませんし。
      もし、感染源の存在を超常的な能力で同定していたか、そもそも心当たりがあって、分離・塩基配列確定できたなら別ですがw

      心当たりがない場合、アメリカの様に、今になってから「あれ、これもしかして・・・」と押っ取り刀で既存症例を調べ始めます。

      1. 心配性のおばさん より:

        りょうちん様 私、このシナリオが1等怖いんですの。まさかねって笑いたいぐらい。

        ≫その時点で感染の種は世界中に拡散されていたということになります。

        感染拡大は日本だけではないことのほうが、絶望的に怖いです。
        収束してくれれば、よろしいのですが、免疫機能を破壊することで、いきなり劇症化しているのかもしれない相手です。世界中で永遠に循環したら、毎年のように弱い人たちが犠牲になる訳です。
        感染力が強いのも嫌な点です。収束しなければ、すべての活動が止まります。マンガみたいですが、人類は原始時代に戻ります。収束さえしてくれれば、笑い話になるのでしょうが。「おばさん、本当にビビッてたね。」って。

    2. 団塊 より:

      >心配性のお嬢さんへ
      横から失礼

      が国が一番安全ですよ、庶民(日本人)も金持ちも同じくちゃんと医者にかかれる我が国が。

      が国だけですよ、治療しようと国ぐるみで試みてくれているのは、支那共産党の生物兵器と言われる武漢ウィルスの感染者を。

      性外人は見棄てて(日本に押し付け)我が国に陰性と診断してもらえた外人だけ連れ帰ったとはいえ
      ・オーストラリアは大陸から遥か彼方の離れ小島に隔離、
      ・ニュージーランドも同様でしょ、
      ・アメリカは軍事施設に隔離(米には広~い砂漠が、たくさんありますね)

      も豪もマトモに治療する気はなさそうだなあ。

      ころで既に武漢ウィルス感染支那人が世界中に
      SARS-CoV-2(=武漢ウィルス)をばらまき捲って発病し出した、それが今現在でしょうね。

      者が一人死にましたね、中華人民共和国(武漢)の医者が。
      11月 武漢ウィルス蔓延を警告しようとして止められ
      12月 とうとう武漢ウィルスを発表
      即座に拉致監禁 行方不明
      1月 死亡とのこと。粛正かどうかはさておき

      れだと10月どころか8月には武漢ウィルスが蔓延していますね。半年以上前から共産支那は武漢ウィルス感染支那人を世界中にばらまいていた。

      て、世界一医療制度が整った東京でのオリンピックを中止してもいいが、どこの国で開催しても悲惨なことになるでしょうね。

  21. 還暦過ぎたエンジニア より:

    入港拒否された豪華客船、と言う特殊な環境での感染のひろがりのデータが役に立つのでしょうか。
    素人的には、ほしいのは、感染-発症者と、感染-非発症での自然治癒者の、口腔粘膜中ウイルス量の経時データのように思います。ここの2つがあれば、潜伏期間、発症者の発症前のウイルスばらまき期間、非発症-自然治癒者のウィルスばらまきの可能性(と期間)がわかります。これがわからないと、合理的な病気(感染、隔離、等々)への対応が不可能に思えるからです。実際、隔離もエイヤが現状でしょ。必要なデータはちゃんととれたのかなぁ。
     客と乗員で5000人近くの人数、専門家が満足する対応には、ドクターとナースだけで、最低2-300人必要でしょうか。無理でしょ?それだけ、国内の他の病院が手薄になるし。今までの対応ができたのも日本ならではと思います。(あとはアメリカくらいか。アメリカも、面倒な初期は日本に押し付けて、大丈夫そうな人間だけを引き取り、感染者は日本まかせ?ひきとった客も、更に2週間隔離です。)いかがでしょうか。文句言える人(国)はすごいと思います。

     飛行機に乗るときは落ちることは覚悟。インカに行くときは高山病覚悟。豪華客船にも、こんな覚悟が必要ということなのでしょう。リッチな人たちには、運が悪かったと諦めてもらうしかないです。感染-治癒して免疫ができて、もう感染しない人、船でボランティアで働いて頂戴、なんてのはだめでしょうね。しかしあの船、確か三菱で造ったとき大火事出してなかったかなあ。呪われた船。
    このあたりは暴言ですね。すみません。

  22. 名無しB より:

    りょうちん先生もあげておられた現在炎上中の岩田健太郎先生の動画について、高山義浩先生が当事者としてコメントされています。
    https://m.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2703278763058947&id=100001305489071

    上記を読むとどういう状況だったかが分かります。
    (上念司先生のツイッターで知りました)

  23. 非スーパースプレッダー より:

    りょうちん先生、
    主犯は厚労省?感染研?知略に長けていたのか、単に杜撰であったのか、岩田先生は思わぬ謀略の舞台に飛び込んでしまったのでしょう。

    米CDCの動きについて、ダイヤモンド・プリンセスル横浜入港2/3で見事に14日後の2/17とのタイミング!アイツら日本に(隔離・防疫・「悪魔の」)実験をさせて高みの見物、そしてサッサと疑いのある14症例も含めて持ち帰りました。

    CDC Media Statement:Tuesday, February 18, 2020
    Update on the Diamond Princess Cruise Ship in Japan
    (引用始め)CDC’s assessment is that it may not have been sufficient to prevent transmission among individuals on the ship.
    CDCの評価では、船上の個人間の伝播を防ぐのに十分ではなかった可能性があります。(引用終わり)
    https://www.cdc.gov/media/releases/2020/s0218-update-diamond-princess.html

    「防ぐのに十分ではなかった」などと、クルーズ船の入港を拒んで追っ払い、当初から乗船者管理を日本に委ね、今般漸くフレッシュな検体を手に入れたアンタに言われたくありません。以前「CDCは失地挽回できるか」と投稿しましたが、全くもってアメリカ的な図々しさです。

    勿論中国は、Chinese’Numberが「意味のない数値」と同義であることは言うまでもありません。おそらく中国人自身が正確な数字を知らないと、数字の集計ができないと見ています。本当に見事な幾何級数的増加のグラフでした(笑)

    まことに日本は何事にも真面目なことであります。

    1. りょうちん より:

      ダイアモンド・プリンス号の中のゾーニングがまったくされていなかったというのが本当ならば、14日経過して解放された人の中に、キャリアーが紛れている可能性が高いですね。
      要は、まっとうなグリーンゾーンで14日過ごしたわけではなかったからですが、大丈夫だと言われて帰った客の家族に発症例が出るまでが想定内ですね。

  24. 七氏 より:

    オリンピック開催までに終息しないと判断したのかな

    たくさん検体手に入れて、さっさと薬作って
    日本ならコロナにかかっても大丈夫だよ!なんて…

  25. 迷王星 より:

    やはり、我々の政府は愚かにも、チャイナに対して気遣いしたが為にチャイナからの入国禁止を躊躇してしまい最悪の事態への道を我々日本国民に歩ませる羽目になったようですね。政府関係者の発言として次の報道が出ました。

    【時事通信】政府、広がる批判に焦り 「水際で失敗」、支持率に影―新型肺炎
    2020年02月19日07時09分
    https://www.jiji.com/sp/article?k=2020021800962&g=pol

    上記記事中、特に以下の箇所
    >首相側近は「1月時点で中国人全ての入国を止めるしかなかったが、もう遅い」と頭を抱えた。
    >政府関係者によると、習近平国家主席の国賓来日を控えて中国側から「大ごとにしないでほしい」と要請があったといい、これも後手に回った要因だとみられる。

    そしてその結果、日本もチャイナ同様に危険な汚染国と認識されてビジネスにおいても日本からの出張を拒否する国々が現実に現れていると、日本貿易会の会長が記者会見で述べたことも報道されました。

    【日本経済新聞】新型肺炎「複数国で日本から出張拒否」日本貿易会会長
    2020/2/19 12:00
    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55805040Z10C20A2000000/

    チャイナへの遠慮と目先のインバウンドの落とす銭に目が眩んで(そもそもそんなアブク銭を当てにせねばならなくなったのは愚か極まりない景気後退下での消費税増税という無謀行為による急激な景気悪化)、どんどんチャイニーズを入れた結果、日本国内の患者発生数がうなぎ登りになる状況になった訳だが、これで僅か5ヶ月後に迫ったオリンピックをまともに開催できると現政府は信じてるのだろうか?

    東京オリンピックが中止あるいは中止にならないまでも無観客試合で行うことになれば、日本という国の名誉・威信はこれ以上なく傷付くことになるのだが。

    一般論としてパンデミックが発生してしまったら、収束までには半年以上の時間を要するケースが大半だと理解しています。(スペイン風邪など)

    今もどんどん黒いインクの濃い集団からの人間を自由に入国させ続けて日本の黒さもどんどん濃くなるのを放置し、更には検査にかからない状態の感染者の比率が世界で最も高いであろう危険な集団を海上の檻から解き放ちつつある状況にもかかわらず、世界でも有数の人口過密都市東京において僅か5ヶ月後に武漢肺炎を制圧してオリンピックを正常に開催できると政府関係者が思っているならば余程の能天気と思わざるを得ない。

    1. とある福岡市民 より:

      入国禁止措置が感染症の拡大を遅らせるというエビデンスを示して下さい。モデルではなくデータで。

      そして乗客の方々、現場で対応にあたる方々や政府関係者に大してそのような暴言を吐き、潜伏期間や検査結果を無視するような主張について何の根拠があってそのような発言をしたのか釈明して下さい。
      ナチスばりの人権侵害を平気で主張するのですから科学的根拠があっての事でしょうね?

      1. 横から失礼です より:

        迷王星様の意見に同意します。
        感染者と非感染者を分けたら当然非感染者は感染者にはならないですよね。
        それが入国拒否にあたるものかと思います。
        意味がないとおっしゃるならある意味テレパシー的な超常現象で感染が広がるウィルスであることを認めていることになるし、それこそオカルトに思えてしまいます。
        ※すでに入っているから意味がない論に対しても反論しておきます
        武漢での死亡率は有意に高いものです。
        そしてコロナといわれるものが1種類ではないのではないかという報告も現在多数上がっています。
        ウィルスが最も強い状態、もしくは別の種別のコロナかもしれない未知のウィルスが、1次的に広がっている地域を含むかなりの広い範囲での完全なる入国制限は現在でも有効でしょう
        そう考えるのが論理的かと思います

        1. とある福岡市民 より:

          横から失礼します 様

          私が誤って書いたところもありますが、横から入る前に上での議論を読んでからお願いします。
          テレパシー的、オカルト、の下りは何を言っているのかわかりません。感染症の基本的な知識が欠けてるようですので、きちんと勉強してから書き込んで下さい。
          それをやらない方との議論は時間の無駄なのでここで打ち切ります。

      2. 迷王星 より:

        とある福岡市民様、

        逆に質問しますが、ではなぜに武漢や湖北省からの日本への入国を禁止しているのですか?
        あなたのロジックならば、武漢や湖北省からの入国も禁止する必要はありませんよ。
        ダイヤモンド・プリンセス号からだって無検査で上陸させればよかったことになります。

        日本よりも感染者比率の高いチャイナからの入国が日本の感染者の増加に繋がらないと主張するならば、武漢からの入国もダイヤモンド・プリンセス号からの上陸も日本国内の感染者の増加に繋がりません。チャイナ全体にせよ武漢にせよダイヤモンド・プリンセス号にせよ、どれも日本国内よりも感染者の比率の高いエリアなのですから。

        あなたの論理性のテストをさせて頂きます。
        次の3つの命題を全て認めるのですか、それとも認めないのですか?
        どれか一つでも間違っていると主張するならば、その間違いを論理的に説明して下さい。

        1.日本国民(正確には国籍が日本か否かでなく「日本に在住している人間」だが簡単の為にここでは「日本国民」と呼ぶ)よりも感染者の比率が高い集団から無作為に選んだ1人の人間は日本国民から無作為に1人選んだ人間よりも感染している確率が高い。

        2.日本国民という集団よりも感染している確率が高い者を無検査で日本国民という集団に混ぜれば、日本国民だけで放置しておく場合よりも日本国民が感染する確率が上がる。

        3.日本国民が感染する確率が上がる機会を増やせば増やすほど(つまり、日本国民の集団に、それよりも感染している確率の高い者を混ぜる人数あるいは回数を増やせば増やすほど)、日本国内の感染者が増加する可能性が上がる。

        極く僅かの黒インクの混じった殆ど透明な水Aに、それよりもずっと濃い黒インクの溶けた水Bを混ぜれば、Aの黒さは濃くなる(正確には伝染病の感染で場合は、「人-人の間の感染の確率」という1より小さな一定の定数を加えたBの量に乗じて得られる値だけAの黒さが濃くなる)。そしてAに混ぜるBの量を増やせば増やすほど、Aの黒さはどんどん濃くなる。これだけの話ですよ。

        とある福岡市民さんは、これほど簡単なロジックさえも理解できませんか?

        このロジックを否定するならば、どこが間違っているかちゃんと論証して下さい。

        1. りょうちん より:

          横から失礼。
          論理テストを始めるに至っては、ちょっと目も当てられないので・・・。

          1.疾患発生率の多い集団からサンプルを採って疾患発生率のより低い集団に加えることにより低い集団の中の患者数が増える計算になるのは議論を待たない(誰もこれは否定していない)。

          2. しかしながら、疾患の性質から、シャットダウンをしようがしまいが、国内には既に患者が入り込んでいるのは事実。

          3. シャットダウンを行えば、多くのサプライチェーンを依存している相手国からの「報復」が確実に予想される。

          4. すでにキャリアの国内侵入が明らかな状況に置いて、科学的にナンセンスなシャットダウンを行う意味はほぼありませんが、政治的には何かしないと不味いので、まあ相手がこれくらいなら怒らないだろうという二省(今は三省)のみに限定したシャットダウンをポーズとして行っている。

          5. シャットダウンを行った場合の疫学的効果の根拠を示すのと、その結果の社会的な悪影響の比較考量を考えてくださいという反論者の主張を、丁寧に無視するのは、まったくいただけない。

          議論のまとめになれば幸いです。
          ミクロネシア連邦のように振る舞える国ではないんですよ。日本は。

        2. 迷王星 より:

          りょうちん様、横レス乙です。

          サプライチェーンをチャイナに頼っているから行えない。
          そもそも、その前提からして間違っていると思いますが。

          隙あらば日本を侵略しようと、尖閣周辺海域でのみならず、沖縄の反米デモのプラカードや立て看板にハングルのみならず簡体字が乱舞していることでわかる通り、南西諸島への侵略の下準備や工作活動を積み重ねている我が国にとって最大の脅威を与えている国に、重要なサプライチェーンを依存していることこそが狂気の沙汰なのですよ。

          これを機会にさっさと破綻させ、チャイナの正体がどうであるかを、経団連を始めとする日本の様々な企業が痛い目に遭うことで思い知り、サプライチェーンを他国に依存するにしても、日本と最も重要な部分(領土の主権問題)で対立していない国々だけにするように改めるべきです。ちょうど、尖閣国有化で希土類など重要地下資源の対日輸出をチャイナが報復として行い、日本企業などが急激に希土類の対中依存から脱却したようにね。

          ユニクロなどチャイナでの生産に依存している馬鹿が多いから領土保全という国家の安全保障だけでなく国民の健康という点でもチャイナに言いなりにならざるを得ない、という凡そ独立国の国民ならば馬鹿馬鹿しいと感じる筈のことを貴殿のような高い知的レベルの人間でさえ正当化しようとする羽目になるのですよ。

          私のような医学研究者でない人間相手に持っていないのが明らかな疫学的データを出せなどと主張する以前に、上の非常に簡単な数学的な(というよりも算数レベルの)効果は疫学レベルでは無意味であり起こり得ない、という論証をして下さい。

          そういう論証が確かに行えた上で、それでも私がなおも主張し続けるのならば、「疫学データを出せ」、と主張するのは理解できますが、貴殿の要求は順番が逆ですよね。

          最も単純な算数レベルのモデルでさえも確実に感染者は増えることが示されるのに、現実はその数学モデル通りにはならないと貴殿が主張するならば、先ずは貴殿がそのロジックが現実では成り立ち得ないことの数学的な論証をして下さい。

          あるいはもっと精度の高い数理モデル(確率論をより高度に用いた疫病伝染に関する数理モデルがあるのは貴殿ならば御存知でしょう)では私の主張が無意味だというのならば、その高度な数理モデルの解説をして下さるのでも構いませんよ。

          まずは貴殿も私のロジックが論理的には正しいことを認めたのですから、それでもなおも疫学データを出せと主張したいならば、ロジックは正しいが現実には成立しないことの数学的な証明を与えて下さいな。より疾病伝染に関するより高度な数理モデルを使うなり何なりして。

          ついでに言っておけばキャリアが国内に侵入したからシャットアウトが無意味だというのも極論ですね。例えば国内のキャリアが1人しかいなく伝染の確率が小さければ、他者に伝染させることなく終わる可能性も充分にあります。これは1人でなく少人数の場合も同様です。有限個体数の集団において突然変異によって生じたある遺伝子が何代かの間に子孫が全て消滅してその突然変異遺伝子が集団から消滅するのと同じように、確率的な事柄は有限サイズの集団では最終的にゼロになるケースも珍しくありません。どうなるかはキャリアの数と伝染力次第です。

          逆に言えば、大量にキャリアを国内に入れれば入れるほど、国内で伝染が広まるのがより確実になるということです。春節で100万人単位(昨年の春節の来日チャイニーズがこのオーダーの人数なので今年も同じオーダーだったと仮定)のチャイニーズをインバウンド経済のために入国させることを我が政府が認めた結果が正に「日本国内で伝染が広まるのを確実にできるほどの感染者を入れた」ことに相当します。

          更に言えば100万人単位のチャイニーズの対人口比でのキャリア比率がダイヤモンド・プリンセス号の(無症状者に限定しての)キャリア比率の1000分の1だとしても、人数としては400倍程度ですから、ダイヤモンド・プリンセス号の無症状者を閉じ込めずに上陸させたのと我が国が負うリスクは大して違わないことになりますね。

          対中シャットアウトでサプライチェーンが壊れる心配よりも、既にチャイナの属国化してしまった韓国と同じように、サプライチェーンという形で日本の弱みをチャイナに握られて経済的にチャイナの属国になってしまい、事あるごとにチャイナに対日輸出を止めるぞと恫喝され、チャイナの意向に逆らった行動を日本が全く採れなくなる、りょうちん様も少しぐらいは、それを心配なされては如何ですか?

        3. とある福岡市民 より:

           りょうちん先生、フォローしていただきありがとうございます。改めてお礼を申し上げます。

           迷王星様、あなたは上に挙げた私の話を読んでませんし、理解しようともしませんね。
           あなたの言う事態を防ぐ事の意義や意味については以前「概ね同意します」と返信しました。それを実現させるための手段、として中国からの旅客の入国禁止が妥当である、という証拠を出して欲しい、との事ですが……
           上記で書いた通り、人の話を聞かないあなたとの議論は時間の無駄ですね。私も忙しいのでこれで打ち切ります。あなたがそう思うならお好きにどうぞ。

           現場で必死に対応された厚生労働省の職員の方々、連続で対応に当たる安倍総理を始めとする閣僚の方々の努力や忍耐をないがしろにし、長い隔離にご協力いただいたダイヤモンドプリンセスの乗客の方々を平気で侮辱するような人とは、もう話る事ができません。
           ダイヤモンドプリンセスの乗客で亡くなられた方に哀悼の意を捧げます。

        4. 通りかかったオタク より:

          今、現在、実際に、依存しているのですよ?
          すわ仮想敵国かという相手にそういった物資など依存すべきでない、はいその通りですね。
          しかし、現実はそうではない。
          であれば、現実に即して対応していくのが常道では?

          失礼ながら迷王星様にはアンドリューフォーク氏かシュターデン提督の尻尾を感じますナ

        5. 迷王星 より:

          通りかかったオタク様、

          今回の問題こそが、実際上の敵国であるチャイナへの経済依存を止める絶好の機会だと言ってるのですよ。

          何しろ、チャイナのご機嫌を損ねないようにするために、春節でチャイニーズ・シャットアウトを行えず、公衆衛生という国民の健康の根幹を犠牲にする羽目になり、更にはここ10年ほどで我が国にとって対外的にも最も重要なイベントである東京オリンピックの開催さえも危ぶまれ心配せねばならない事態に陥りつつあるのですから。

          我が国領土を虎視眈々と狙っている敵国に経済的に依存するなど狂気の沙汰です。ましてやインバウンドで落としてくれる銭を当てにするなんてね。重要な物資や工業部品に関してサプライチェーンで敵国に依存するのも論外です。脳内お花畑としか言いようがない。

          沖縄の反米軍デモでハングルだけでなくコミュニスト・チャイナならではの簡体字も立て看やプラカードに乱舞している現実を少しは考えたことがありますか? 要するにチャイナや韓国・北朝鮮がデモ隊に資金を提供して在沖縄米軍の基地建設の妨害をしているということですよ。

          今この時点でサプライチェーンでもインバウンドでも対中依存を止めようとしなければ、将来的にはますます依存が深まる一方で、今後、ますますチャイナの意向に反することを日本は行えなくなります。

          言うまでもなく経済はとても重要ですが、国の安全保障=国民の生命・財産の安堵あっての経済です。逆ではありません。

        6. 通りかかったオタク より:

          迷王星様

          馬鹿か?
          いや失敬

          貴公は現実が全く見えていないことはよく判りました。

          日本は「今回の問題」を、経済的疎遠化への契機に、のひとつとすることはできても、
          今、即、現状ある経済的関係を人質化されかねない行動はとれない、といっておるわけで…

          残念ながらこれ以上は水掛け論な様に思われますナ

        7. とある地方大学の教員 より:

          迷王星様

          まずは何となく感じていた疑問を問題提起して頂けたことに感謝申し上げます。

          その上でコメントさせて頂きますが、ウィルス感染は指数関数的に増殖する現象ですので、黒インクを混ぜて線形に濃度が濃くなる話や、その他ご提示頂いた確率の話とは、数学的な対象が異なっているように思われます。

          例えるならPCRにおける増幅現象の方が、イメージしやすいのではないでしょうか?

          テンプレートDNA量=感染者数、プライマーDNA量=非感染の日本国民総数、最終的に生成されるDNA量=最終的な感染者総数とします(ただし、複製回数はR0, 複製されたDNAは時間が経つと分解し、一度複製されたDNAは二度と複製されない、という仮定です)。

          確かに最初の感染過程において、中国の旅行者によりもたらされる感染の寄与は甚大です。

          ですが、ある程度の数で日本人の感染者が増えてしまうと、仮に中国の旅行者の入国を制限しようが指数関数的な増幅は継続され、増幅のサイクルが進行すればするほどに(旅行者数が一定と仮定した場合)中国の感染者による日本人への感染への寄与は指数関数的に減弱します。

          この段階では、もはやテンプレートDNA量の微増減は最終生成DNA量にはほとんど意味がなく、最終DNA生成量に強く寄与するプライマーDNA量を減少させる方が最終生成DNA量は少なくなる。

          つまり、渡航制限の効果は日々「劇的に」低下するものであり、そこにはもはや意味がないので、感染者の周辺の非感染者密度を減らすことに注力すべき、という考え方に基づいているのかな、という理解です。

          この際、テンプレートDNA量の微減、つまり中国の旅行者の入国制限が、増幅の途中過程で、最終生成DNA量=日本国民の患者総数にどのように影響を及ぼすかをシミュレーションされれば、迷王星様の考えがどの程度数学的に正しいかどうかを検証できるのではないでしょうか?

          ただ、この考え方を医学・疫学研究に適用しようとした場合、数学のような厳密な設定値とは異なり、観察対象となる入出力パラメータ共に大きな誤差を含まざるを得ません。

          仮に、御説の正しさが厳密には数学的に証明されたとしても、これらの誤差を超えて統計上有意に差がある、と認められなければ残念ながら医学・疫学的には意味があるとは言えないのです。

          その観点から言えば、もし迷王星様の仮説が数学的に正しかったとしても残念ながら統計上有意な差としては検出されないほどの微弱な差なのではないか?という個人的な疑いを持っています。

          また、そういった判断に関する基本的な考え方を受け入れることができないのであれば、現在の医学的行為を受領することはダブルスタンダードになることを申し添えておきましょう。

          あと参考までに、アクセスフリーの論文を紹介します。
          https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0016591

          こちらでは感染発覚から6週間を過ぎた場合の渡航制限には何の効果もないことが数理モデルで紹介されているようです。

          また、下記総説では上記論文も含め、いくつもの数理モデルで渡航制限に関する議論が紹介されておりますが、いずれも感染者発覚直後の強度の高い渡航制限ですら、せいぜい数週間ほどのdelayの効果が認められる程度で有効とは言えない、という結論になっているような印象を受けました。
          https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4264390/

          仰るようにある程度感染が進行した際であっても、直感的な感覚としては渡航制限に有効性がありそうに思えるのですが、疫学的な観点においては「アプリオリにナンセンス」という解釈なのではないでしょうか?

          ですので、りょうちん先生方にそのようなデータの提示を求められても、そもそも誰も研究しようとしない命題なのでお答えされようがない話なのかもしれません。

          ともあれ、個人的に何となく疑問に感じていた部分でもありますので、問題提起して頂いたことに感謝します。

        8. カオナシ より:

          とある地方大学の教員様

          分かり易い解説、ありがとうございました。
          中国の旅行者の入国制限は、クルーズ船の日本人の入国制限と同等で、
          これからの日本全体の感染状況に、大きな違いはなさそうという事ですね。
          韓国も、いまさら、中国の旅行者の入国制限しても無意味ですね。

        9. とある福岡市民 より:

          とある地方大学の教員 先生

           お忙しい中、貴重な論文をご紹介いただきましてまことにありがとうございます。私が求めていたのはこういう論文でした。論文からは非常に強い説得力があり、取るに足らない私の感覚とも完全に一致してます。
           重ね重ね御礼申し上げます。

        10. とある地方大学の教員 より:

          とある福岡市民 先生

          私こそ先生のコメントにはいつも本当に勉強させて頂いており、心より感謝申し上げます。

          今回のコロナの騒動は自分の認識にパラダイムシフトが起きるほどの影響がありました。何せコメントを出さざるを得ない状況に感じたぐらいですから。。

          当初私も如何せん素人ですので、医学の専門性を持たない方が懸念されている通り、時間が経過しても中国の旅行者の入国制限はそれなりに有効である、という考えを何となく持っていました(いや、今でもその可能性は捨てきれないと考えています)。

          迷王星様や先生方のコメントのやり取りを拝見するうちに、アカデミアでも「controversial」になっているのではないかと感じ、サーベイしてみたのですが、どの総説を読んでもair travel banがパンデミックに有効であると述べている文献は見つけられませんでした。

          有機化学が専門の人間なので、もちろんサーベイ不足は否めませんが、これは生物学の先端研究などの反証材料がいくつも提示されるアカデミアの状況とはかけ離れていて、科学的にはほぼair travel banには効果がないことが実証されてしまっており、コンセンサスが得られていることを意味します。

          また、昨日のコメントでは申し上げませんでしたが、そこで展開されている数理モデルの多くは「stochastic model」であり、それこそ迷王星様が仰る「確率的モデリング」により提示されているのです。

          ですので、迷王星様の例えが数学的に異なっているのでは?という私のコメントは実は誤りで、迷王星様のお考え通りの「確率的な話」において、アカデミアではair travel banの有効性が否定されています。

          なので、増幅現象として捉えていないが故に誤解が生じているのではないかと考察した次第です(くれぐれも言っておきますが、自分が自分自身の正しさをまだ十分に信じきれておりませんので、迷王星様の意見を完全に否定する意図はございません)。

          また、専門家の意見を多少拝見しましたが、現代のような航空による高速移動や人の往来が激しい状況下においては、もはやair travel banにはパンデミックを抑制する効力はない、というような主旨でした。さらに言えば、渡航制限を強行すると、閉じられた範囲内で更に感染が進行し、むしろ逆効果と考える研究者もいるように見受けられます。

          ただ、致命的に問題なのは、これらauthorizeされた先生方の見解を、多くの専門性を持たない方々が「適切に」信じられるであろうか?という点です。

          少し話が反れますが、このサイトでも共有されているように人類の現代史は、「ヒト・モノ・カネ・情報」の自由な移動化など、他者・他国とのネットワーク構造を拡張・増強することで、問題が解決できることを発見し、経済発展や平和などのシステムの頑強性を獲得してきたように思われます。

          国連が形骸化して久しいことや、仮想通貨のブロックチェーンのような発想が生まれた背景も同じ文脈にあろうかと思われますが、我々が認識しているかどうかは別として中央集権的な構造による統治機構を潜在的に忌避し、システムに関わる全ての集団が同一のルールのもとに情報共有・相互承認・システム運営を行う分散型の権力維持機構による世界の統一に向かっているように見えます。

          その意味で、一見air travel banが有効に見えるパンデミックのような外乱は、ネットワークにより強固に繋がっている現代であるからこそ極めて大きな脅威と言えます。

          仮に、authorizeされた集団の解決方法が、専門性を持たない方々の認識にマッチしているのであれば何の問題もありません。ただ、両者の認識のギャップが大きい場合、コロナの感染による被害そのもの、という意味ではなく、別の意味で大きな「ミスコミュニケーション」というウィルスの方が問題になると感じています。

          システム内で相互不信・分断が生じ、ある一定上進行してしまうと、下手をするとauthorizeされた集団で下された、人類にとって真にベストの解決方法が適切に運用しにくくなる、という懸念を孕んでいる、ということです。

          文章力がなくて分かりにくい話になっていそうですが、要するにひと昔前ならauthorizeされた集団で下されたベストの解決方法が専門性を持たない方々にとって理解できようが、理解できまいが、それこそある意味専門家に丸投げして判断を委ねさせる、中央集権型のやり方が通用しました。

          今はそういう時代ではなく、専門家とそうでない方々の認識のギャップが大きく存在するのであれば、その認識のギャップの本質的な実態を互いに理解しあう必要性のある社会情勢になっているのではないでしょうか?

          その意味で、未だ昨日のコメントが自分自身でも正しい理解なのか判断できないのですが、今回迷王星様の問題提起において、医学の専門家とそうでない方の相互理解が埋まらない状況を座視できないと感じた次第です。

          サイエンスコミュニティはこのような懸念に対して明確に立場を明言する必要がある、つまり、分からない点は素直に分からないし理解できるように努める、例えばこういう仮説なら理解しうる、等々と伝えるべきと強く感じたのは今回のコロナ騒動の収穫の一つと言えそうです。

        11. はぐれ鳥 より:

          とある地方大学の教員 様

          横から失礼します。
          貴方の文章を読んで、ユヴァル・ノア・ハラリ氏ばりの、素晴らしい「文明論」に出会った感じがします。今後も、様々な課題についてこのような斬新な視点からコメントいただければ幸いです。

        12. イーシャ より:

          とある地方大学の教員 様

          わかりやすい論文をお教えいただき、ありがとうございます。
          防疫という観点からは渡航制限に意味がないことはよくわかります。

          一方、医療機関の負担という面ではどうなのでしょう?
          指定感染症となったことで、医療費が公費負担となりました。
          発症後解熱剤などで一時的に発熱を押さえ、日本に入国後、公費負担での治療を目論む輩がいてもおかしくない二ヵ国で、患者が多発しています。
          そういう入国を未然に防ぐ政治判断としてなら、入国制限の意味がありそうな気もするのですが。

        13. りょうちん より:

          >とある地方大学の教員さま

          渡航制限の文献の精査ありがとうございます。

          >イーシャさま

          現状では、二国ともCOVID-2019の医療費は公費負担ですので費用面でわざわざ渡航することはないと思います。
          もちろん、「そもそも医療にアクセスできない」という場合は別ですがそんな状況で国境を超えるのは無理でしょう。

          この話題をつづけるのでしたら、新たにスレッドを作った方がよいような気がします。
          ネストが対応できないです。

        14. イーシャ より:

          りょうちん 様

          情報ありがとうございます。
          > 現状では、二国ともCOVID-2019の医療費は公費負担
          これがわかれば十分です。

        15. ケロお より:

          りょうちんさんやわたしの「説」でいうと、クルーズ船でまさに「疫学的データ」をとろうとトライしていたということなのに。

    2. 団塊 より:

      >迷王星さん

      正しい。

      からないのは、なぜ、医者とか科学者とか自称する方

      なぜ、武漢ウィルス発生源(共産支那)入国禁止発言を否定するのか、本当に分からない。

      何千万人もの武漢ウィルス発生源(共産支那)支那人入国

      ゼロにしても同じだという。なぜ、そんなことを言うのか分からない。

      1. 青色労働者 より:

        団塊殿
        このブログ上にあげられている今般のコロナウイルス関連の読者投稿記事をこの記事を含め全て、素直に再読されてみてはいかがでしょうか。
        それぞれの記事への私たち読者のコメントも含めて全てを。
        この記事内にまとめてリンクも張っていただけていますし。

        ひと通り目を通す、ではなくきちんとじっくり読み解いてみられるとよいのではないかと思います。
        おそらく団塊殿が現時点でお気付きでなかった視点や情報も複数あろうと思いますよ。

        そのうえで尚、
        >なぜ、武漢ウィルス発生源(共産支那)入国禁止発言を否定するのか、本当に分からない。
        >何千万人もの武漢ウィルス発生源(共産支那)支那人入国をゼロにしても同じだという。
        >なぜ、そんなことを言うのか分からない。
        この感想を抱かれるのであれば、団塊殿の疑問をこのコメント欄内で氷解されることは至難かと思います。

      2. ケロお より:

        団塊さま

        >なぜ、医者とか科学者とか自称する方が

        呼ばれたようなので、レスいたします。要するにコスパが悪いのです。ここでいうコストはカネそのものではないです。社会的影響のコストです。
        それと、ウイルス名は正式には「SARS-CoV-2」、暫定名「2019-nCoV」、通称「新型コロナウイルス」です。病名は正式名称「COVID-19」、通称「新型肺炎」、「新型コロナウイルス肺炎」、「新型コロナウイルス症」あたりではないかと。
        中国憎しの感情に流されると本質を見誤ります。
        中国が嫌いなところは気が合いそうなのに残念です。

      3. りょうちん より:

        もう一回、まとめておきますが、完全な渡航制限が有効(メリット>デメリット)なのは、最初期に一気に徹底した場合です。
        残念ながら、日本は中国と地理的に経済的に密接すぎて、気が付いた時には無駄な状態になっていたというのが実態です。
        ミクロネシア連邦のような地域が、渡航制限するのは理解可能です。
        はっきり言って米国に関しては無駄な抵抗だと思いますけどね。
        米国はかなり非合理的な政治的ムーブをする国なんで、了解は可能です。

  26. パーヨクのエ作員 より:

    りょうちん様

    秀逸な記事の投稿ありがとうございました。

    ダイヤモンドプリンセス対処の背後にき⚫うべいがいるという仮説を含め楽しく読まして頂きました。

    さて、今回のコロナウィルスの防疫ですが、当方は自衛隊の質的な訓練の良い機会と考えています。

    予め想定した状況を猛訓練で鍛えた職人が実施するのではなく、与えられた状況下に応じたシステムを速やかに作成してそれを遵守させることでタスクを行う米軍が得意とする行動様式の訓練に最適ではないかと当方は考えています。

    NBC兵器使用や原発事故等の行動での失敗は死亡ですが、今回のインシデントは兵士を外部からの隔離が必要な状況下で任務遂行させる訓練に最適です。仮に失敗してもコロナウィルスの感染「だけ」ですみます。

    日本としては大変な事態故に、ただでは起きない様にしたいものですね(笑)。

    以上です。駄文失礼しました。

    1. りょうちん より:

      >NBC兵器使用や原発事故等の行動での失敗は死亡ですが

      死亡例が2件出ました。

      隔離作業前に感染したのか、隔離の結果なのかは判定できませんが、少なくとも「ベストの結果」ではなかったのは確かです。

      1. パーヨクのエ作員 より:

        りょうちん様

        りょうちん様>「ベストの結果」ではなかったのは確かです。

        そうですか。
        先ずはお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。
        そして改善をして少しでも命が助かる様にしないといけませんね。
        それが今生きている人間が犠牲になった方々へ果たすべき義務です。

        以上です。駄文失礼しました。

        1. パーヨクのエ作員 より:

          >改善をして少しでも命が助かる様にしないといけませんね。

          一つ改善になるかどうかはわからないですが、識者に検討して欲しい事を思いつきました。

          普段何気なく使っている掃除機ですが、ここで空気を通すフィルターはウィルスを通す可能性があるのでしょうか?

          またフィルターに残ったゴミを移動させるプロセスで作業者にウィルスが付着、移動する可能性があるので掃除機をゾーンに分けて使用し、適切な対処をしないと掃除という行動が皮肉にウィルスを拡散する可能性があると思います。

          妄想か否か識者の意見が欲しいですね。

          以上です。駄文失礼しました。

        2. りょうちん より:

          掃除機にこんな性能のフィルターが付いているとお思いでしょうかw

          https://www.jbpo.or.jp/crossheart/pdf/step_06.pdf

          ただし、ウィルスと言っても裸の状態でいるわけではなく、呼吸器疾患の場合、飛沫の中に潜んでいるわけで溶液中での存在よりは、大きい網目のものによる遮蔽も無駄ではないと思います。

          汚染区画から出たモノは本来全て汚染物扱いです。
          全て高度な処理をして廃棄処分をするとものすごくコストが跳ね上がるので、感染物質の削減は常に求められています。

        3. パーヨクのエ作員 より:

          りょうちん様

          当方の駄文にコメントを賜りありがとうございました。

          資料提示ありがとうございました。
          血漿製剤作成が可能な程のウィルス除去を当方は求めている訳ではないですが(笑)、こういった隔離地区の清掃作業とは消毒剤散布後に実施しているものでしょうか。

          フィルターパック交換時は使い捨て手袋を使って交換作業後に身体を第三者に消毒して貰う等でウィルス拡散は防げると思うのですが、「そんなモノは全て隔離設備の運用として医療業界では基本常識だ」という状況ならばごめんなさいです。

          当方はこういった知識は皆無ですので。

          以上です。駄文失礼しました。

  27. りょうちん より:

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200219/k10012292381000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
    クルーズ船 下船始まり 海外からチャーター機派遣の動き相次ぐ

    >一方、日本では健康観察期間が終わって下船した人は自宅などで通常の生活を送ってもらうことになっていますが、香港やオーストラリア、それにカナダなどは、下船してチャーター機で戻る人たちについてウイルスに感染していないことが確認されるまで、さらに2週間にわたって隔離する措置をとる方針です。
    >また、アメリカのCDC=疾病対策センターは下船する乗客と乗員について、船から降りた後もさらに2週間にわたり、ウイルスが検出されないことが確認されるまで、アメリカに向かう旅客機への搭乗を認めないと発表しました。

    香港・オーストラリア・カナダ・米国は、ダイアモンドプリンセスでの隔離を防疫の点から、まったく意味がないと考えているというのがはっきりしていますね。
    まともな判断です。

    1. 迷王星 より:

      だから2週間の隔離で打ち切りでなく、「隔離期間中に感染者が船内から発生した場合には、更に隔離期間を2週間延ばす」というルールにすべきだったのですよ。

      これは100%日本政府が馬鹿でした。後のルールに改めろというネット上の声は、遅くとも船内から最初に患者が出た時から出ていましたからね。

      まあ検疫官に防護服も着用させず検疫作業をさせた結果、検疫官も患者にしてしまうような厚生省の間抜けな官僚共に何かを期待する方が無理なのでしょうが。(恐らく、検疫官が患者になってしまったダイヤモンド・プリンセス号事件は、昔の東海村の原子力施設でのウラン溶液をバケツで処理してたら臨界しちゃった事件と共に、欧米知識人の間で「先進国」日本を馬鹿にする上で格好のネタを提供することになったのはまず確実)

      そのルールで乗客・乗員の全員が感染することになれば仕方ないと割り切るしか我が国には選択肢はなかったのです。日本国内には3500人もの人間を衛生的で人道的な環境で一度に隔離しておける施設は存在しませんから。それを妙に「人道的」とか考えるから他国からは「非人道的だ」と非難され、他方、我が国の公衆衛生にとっては、3000人近くのハイリスク集団を一応は検査の上とは言えども国内に無制限に解き放つ大変なリスクを犯すことになるという泣きっ面に蜂状態になってしまいました。

      日本政府は乗客の所属国に対して『文句があるなら乗客それぞれの国籍国が速やかに救難船を派遣して横づけにして国民を救い出せ、我が国にはこれだけの人数を一斉に隔離できる施設は存在しないから国籍国による救出がない限りは船内に留め置く以外の手段は採れない』と明確に宣言するだけで良かったのですよ。そうすれば、早く船外に出られないのは個々の乗客の国籍国の責任ですから。

      もっとも、別コメントに書いた通り、春節で100万人単位のチャイニーズを落としてくれるお銭々のために平気で入国させる暴挙を我が政府は平然とやったのですから、ダイヤモンド・プリンセス号の全乗客も入港した時点で速やかに上陸させたところで、我が国の負う公衆衛生上のリスクは同程度のオーダーか前者より小さかったと思われる。(入港時点での船内の感染者比率と人数との積の観点から)

      それを2週間かけて船内で感染者数(は分からないから入港時の患者数と入港後に発生した患者数との比率で代用する)を百倍以上に増幅させておいて一気に解き放つ、いやあ、我が政府は面白い社会実験をやってくれたものだ。

      日本国内でどの程度のスピードでパンデミックが発生するかの実証実験を自国民を相手に行うとは、流石は景気後退中にもかかわらず果断に増税に打って出られるだけの胆力のある我らが日本政府と言わざるを得ない。

      りょうちん様、我らが日本政府の本当の狙いは将来の生物兵器によるチャイナやコリアからの攻撃時の予行演習として、今回は伝染力の強い疾病がどれほどのスピードで拡大しパンデミックがどれほどの期間で発生するかの実証実験をやったのですよ(そして、ついでと言っては何だが、武漢肺炎のパンデミックで年金ウマー状態の老人のための年金負担総額を一気に削減するのも隠された真の目的)、きっと。

      りょうちん様が書いておられたダイヤモンド・プリンセス号に関する陰謀論ですが、実際にはダイヤモンド・プリンセス号は上のパンデミック実証実験と年金大削減計画のために不可欠なキャリアの量産工場として最もコンパクトで高速かつ確実に感染者数を増幅でき、完全にモニタリングとコントロールとが可能で便利な設備だったから使用されただけですよ。りょうちん様のお考えのようなダイヤモンド・プリンセス号が実験の場だったのではなく、実験の準備のための道具に過ぎなかったのです。実験の場は日本社会全体ですよ、きっと。(こう考えると、春節でチャイナからの来日客をどんどん受け入れたのも実に合理的な行為でした。何しろ壮大な社会実験に必要なキャリアが、向うが大金を払ってまで来てくれたのですから、日本政府としては一石二鳥!それを批判した私はは大反省 ;-p)

  28. りょうちん より:

    https://www.stripes.com/news/pacific/experts-ponder-why-cruise-ship-quarantine-failed-in-japan-1.619181
    Experts ponder why cruise ship quarantine failed in Japan

    無慈悲な米軍の記事w

    まあ、検疫状態になったはずの船内で、乗客のツィッターからディナーショウが上演されたとか、なんの冗談かとは思いましたが・・・。

    ダイアモンドプリンセスから解放された、各国の乗客が、帰国してから追加検疫を受けさせられています。
    どの国の専門家も、ダイアモンドプリンセス号のアレをまともな検疫だとは思っていない証拠ですね。

    日本人乗客も同様なんですが、まあ、どうせ日本は既にキャリアがうじゃうじゃいるし、間違いを認めたくない性質のお役人はこれ以上何もしないでしょう。

    岩田先生については、いろいろ書かれていますね。
    役人に忖度するタイプでない我の強い海外で活躍できそうな強烈なキャラクターです。
    船に乗り込んだのもDMATルートから、半ば非正規で乗り込んで告発したもんだから「おめーは呼んでない」とつまみ出されました。
    「感染・非感染区域はちゃんと区切っていた!」と役人側が反論の写真を上げたら、平常時に同じ場所を撮影した写真が発掘され、中では同じ空間になっていたという指摘を受けて、慌てて画像を削除しました。
    発言の真正性を無くすためには、発言者の人格を貶めるのが上策といういつもの。

    しかし、検疫の人たちがあんなにも感染症に無知なのがビックリです。
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_09646.html

    エラい学会の先生も呼んだんだぞ!だってさ。

    >乗客に関しては、繰り返し船内アナウンスで指導するとともに、個々に配布したスマートフォンに日本環境感染学会の災害時感染制御支援チーム(DICT)が制作したマスクの外し方、手指消毒の仕方などの動画を制作して配信し、普及啓発を行いました。
    >乗員については、ほぼすべてに対して講習を行い、症状がない状態で勤務中の乗員に対しても、業務中は必ずマスクと手袋を着用する、手指をアルコール消毒する手指衛生を行う、食事を離れてとる、船内の乗員の各居室への消毒用アルコールの設置など衛生環境の整備を行うことなどを徹底してきました。

    スマホ配布ってアフォなのか、アフォなんですねwww
    スタッフに感染者を発生させた時点で全て虚しく聞こえますよ。

    なんてこった乗客が2人も死んじゃった!この人でなし!

    1. 無言 より:

      りょうちん様

      あの「不潔ルート」の写真を副大臣が投稿したことで、日本への評価は「厳しい中でも精いっぱい頑張っている」から「これ、ダメダメなんじゃあないか」相当にまで落っこてしまったのではないかと思います。
      副大臣の立場を考えれば「公式の極み」みたいな位置づけの写真ですからね。

      構造上あの場所は奥の部屋をグリーン部屋にするかレッド部屋にするかを決めてその運用を続ける、どちらかの択一以外はできない場所ですよね。
      通路の中も手前も繋がってるのですから、通路だけを分ける意味はほぼ無いです。せめてマスカーやシートで物理的に仕切って通路を分けるなりの写真でも続けて投稿していれば(実際の意味は別として)現地での改善をアピールできたのでしょうが…

      このうえは自己防衛に努めて運だのみするしかないですね。

      1. りょうちん より:

        岩田先生の行動様式にはたしかに問題があるんですが、それを差し置いても、それに対する反応からいろいろな情報が読み取れます。

        副大臣が出さなくてもいい写真を出して墓穴を掘ったり、河野防衛大臣が「”自衛隊は”適切な対応を取っています」と強調し始めたりですw。
        本当は自衛隊主導でやりたいんでしょう。
        マンパワーだけ出させられて、仕切りは厚労相の検疫課の怪しい指揮で、現場の自衛官はストレスがたまっていそう。

        1. ケロお より:

          りょうちんさま

          自衛隊は動画を撮影して「ダメな例」として研修とかに利用しそうですね。

          外国人がいなくて、外国船籍でなければ、自衛隊がガツンとやれた可能性はちょっとはあるかと思いますが、
          外国人乗客、外国船籍、外国企業運営では、自衛隊が「船内共有スペースを消毒する間、全員部屋から一歩も出るな。食事は水とカンパン。発症者の船外搬出は専用容器(ボディバッグ)でおこなう。に3週間発症しなかった者から開放。」というわけにもいかないでしょう。
          そこまでやるのはまあむりですけど。実際のところ、清掃消毒を地道にやって安全圏を確保する間は、外出はもちろん検疫作業もできないと思います。4000人も本気で検疫しようと思ったら、3週間経過してしまいそうだし、脱走者も現れて、とても愉快なことになりそうですね。

          厚労省的には、クルーズ船従事というのは「シベリア送り」的なものなのかと。不倫騒動やらかした人とか。その副大臣は知らないですが、なんか煙たがれてたんですかね、「ダイプリ送り」になるレベルで。

        2. りょうちん より:

          ちょっと実験です。

        3. りょうちん より:

          イメージが貼れるか実験したのですがダメでしたw
          こちらでどうぞ

          https://pbs.twimg.com/media/DdRHifgVAAAeJ-2?format=jpg&name=small

    2. 沖縄の三十路 より:

      りょうちん様

      多国籍な乗客相手には、動画で情報を伝えるのは妥当などと素人考えしてしまうのですが、スマホ配布にはどのような問題点がありますでしょうか?今後の参考のため、ご教授いただきたいです。

      1. りょうちん より:

        https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjh/70/3/70_242/_pdf/-char/ja
        タッチパネルを有する機器の細菌汚染状況と清掃状況および汚染意識

        スマホ・院内感染の検索でもたくさん出ます。
        ちゃんと警告してくれている先生もいます。

        https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200218-00432380-fnn-soci

        私も時々思い出したように、アルコール綿で拭いていますが気休めですね。

        1. 沖縄の三十路 より:

          りょうちん 様

          ありがとうございます!

          上段のURLはリンク切れでしたが、下段のリンク先を拝見しました。
          自宅でも外出先でも同じように使える利便性ゆえのリスクですね。

          勉強になりました。

  29. 青色労働者 より:

    いつも多岐にわたる論考を拝読でき、ありがたく思います。
    特に、コメント欄においては普段思い至らない視点を複数提示いただけるのは非常に勉強になり、刺激もいただけます。

    迷王星殿も当初のコメント入力時には想定していなかった視点をいくつも提示され、御自身の自尊心等から引くに引けなくなってしまわれたのでしょう。
    私見ですが見苦しいレスの連続からそれが見て取れます。
    迷王星殿、あくまで現実を見ないFull後出し、お疲れ様です。
    それで御自身を納得させられたのなら、よござんしたね。

    私は某港湾地区において輸出入の現場最前列で稼働する末端一人親方です。
    昨年来韓国がらみの輸出入貨物の減少はいくらか実感しておりましたが、春節明けからの中国発貨物の状況は恐るべきものです。
    まあ輸出する港がほぼ機能していない(その後ろの企業工場も動いていないので当たり前ですが)ので当然といえば当然ですが、既に日本国内の末端非正規労働者には影響が出ております。

    まあ辛気臭い話はとりあえず置いておいて、
    今後もより広い視野で物事を視ていけるよう努めたいと思います。

  30. 非スーパースプレッダー より:

    ご逝去されたお二方のご冥福をお祈り申し上げます。その収容された病院関係者の方のご尽力に敬意を表します。

    報道によれば検疫開始の2/5既に体調を崩し、2/11入院とのこと。であれば感染は横浜入港以前であり、入院から10日間に亘り懸命な措置が続けられたものと存じます。SARS-CoV-2に対する特効薬がない現状にて、心を鬼にして申せば、我が国が持てる医療によっても残念な結果である、今後についてはノーコメント、としか言えません。

    国立感染症研究所NIIDによれば、(引用開始)2月5日にクルーズ船で検疫が開始される前にCOVID-19の実質的な伝播が起こっていたことが分かる(中略)。確定患者数が減少傾向にあることは、検疫による介入が乗客間の伝播を減らすのに有効であったことを示唆している。(引用終了)
    https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9410-covid-dp-01.html

    岩田先生や高山先生の情報発信や外国からの批判記事がマスコミを賑わせますが、NIIDのような、事実を冷静に捉え、その数値変遷から得られた報告は「オモシロク」ないでしょうねえ。

    ところで、健康なアナタは自分自身が不発症感染者ではないと断言できますか?梅毒(訪日観光客増加と患者増加に相関関係ありと以前投稿しました)やらB型肝炎やら或いは風疹は?米CDCから「日本の関東地域は風疹パンデミック状態にあり警戒2/3レベル」とされ、確か台湾も同様に警戒であったと思います。

    私達がいかに多くの感染症の中で生活しているかを気付き、先人が自己犠牲も含めて克服してきたか、そして我が国の法律や緊急医療体制・社会制度に漏れ・抜けがあることが露呈しました。民間においても事業継続プランの練り直しが求められましょう。

    まだ感染の渦中にですが、暫くして、単なる批判や責任追及ではなく、我が国に課せられた改善点についての具体的なご提言が論議されると良いですね。

    1. りょうちん より:

      >確定患者数が減少傾向にあることは、検疫による介入が乗客間の伝播を減らすのに有効であったことを示唆している。

      いやそれは、何の対策も無しにディナーショーパーティーを開催していたような時期に比べて減ったと言うだけの話でしょうw
      本来は、厳密に個人を隔離して、感染していなかった人は確実に隔離期間内には感染を免れられた数と比較すべきなんですよ。

      まあ、小役人の思考回路では誤謬はないことになっているので、認めるとしてもかなりほとぼりが冷めてからでしょうよ。
      どう言いつくろうと、諸外国の自国民の再隔離など、ダイアモンドプリンセス号は検疫の失敗のケーススタディと捉えられています。

      1. もんど より:

        ダイアモンドプリンセスの検疫途中で無症状の乗員乗客に対してもRT-PCRを行うという方針に変わりましたが、これが数字上での混乱を起こした可能性はないでしょうか。CDCは武漢からの帰国者に対してRT-PCR検査をしてないので。

        https://youtu.be/JW1ntWFiZNI

        もっともCDCもキャパ問題があるようですね。
        https://www.politico.com/news/2020/02/20/cdc-coronavirus-116529

  31. 中国の経済依存について より:

    ここの議論その他武漢肺炎の議論を拝見していて
    中国に弱腰、腰砕けになっている方が多いのは驚きでした
    なぜ中国が経済的に他国より優位に立てたかというとアメリカが再三にわたって指摘しているように下記の理由が挙げられます
     
    ・知財の軽視、法整備の意図的な不備(WHO加盟時に約束を反故)
    ・ハッキング、企業スパイ等による技術窃盗
    ・ウィグルやチベット人、その他法輪功学習者などの強制労働
    ・発展途上国特権を利用
    ・技術移転を強要(合弁会社しか作れない)
    ・国営企業の不公正な政府による支援
    その他k
     
    簡単に言えば国際的な交易のルールを悪用してずるをしているということです。
    このずるで稼いだ外資で軍備拡張や他国への恫喝をしているため余計たちが悪い。
    日本企業は中国で物を作って日本に入れて安く売るという大罪を犯しています。このことにより確実にその企業だけ儲けて日本人の労働資産が中国に流れ出しているのです。
    膨大な日本の対中赤字を見てください。
    日本のデフレの一旦はここにあるといっても過言ではないと思います。
    世界中がアメリカに同調して国際的な交易の枠組みから中国を排除していくことで自国民を幸福にできるならそうするべきです。

    1. 通りかかった、改め、引っ掛かったオタク より:

      過去は変えられませんのでネ
      まずは現状を把握してみるのが肝要かと。

      今後このようにしていくべき、
      を、
      今すぐ!は無理でしょう。

      このところの即支那切り論的レスにはなにか原理主義的雰囲気をも感じますが…
      長期目標と短期目標、切り分けて考えたらいかがですか?

    2. りょうちん より:

      防疫じゃなかった数字を使った貿易の話はこのブログのコアコンピタンスだと思いますが、

      >膨大な日本の対中赤字を見てください。

      「膨大な」という表現が相応しいほどの額ですか?

      https://shinjukuacc.com/20191227-01/

      中国・香港を一緒くたにしたら、ほとんど輸出・輸入が均衡しています。
      まずいのは、額ではなくてソースを一カ国に依存していることでしょう。

      1. 中国の経済依存について より:

        肺炎のスレといまいち関係ない話で申し訳ないのですが
        現実的に~とか、香港とか全然政治体制の違う個所を合わせて考えたりするような中国擁護
        姿勢が世論として政治にセットされていき、状況がもっと悪くなるんですよ
        中国を擁護している方は中国と利害関係があるから中国切りは自分が損するから嫌なんだ!
        とはっきり言ってほしい
        そうしたら中国切りをどうするかとか損しないような議論も始めれるかもしれませんよね
        武漢肺炎の件でも、国民を危険にさらすような情報をまき散らして実はそういう本音を言わない知識人、政府の人々がいることが国民をより危険にさらすような気がします
        これは恐ろしい事態ではないかと考えます

        1. 引っ掛かったオタク より:

          トランキーロ
          経済的に支那切り考えるなら香港と中華人民共和国は一体で考えなければいけないのでは?
          なにせ一国二制度なんですから。
          今後香港が独立国化した場合はまた変わってくるでしょうけれども。

          現実見て対処しようとすることを中国擁護とレッテル貼りするのもイタダケナイ見方ですナ

          貴公の「戦争も辞さず」の覚悟も宜しいが、現状の日本では不可能事ですゼ

    3. 農民 より:

      中国はルールを破ることによって発展したのは完全に同意しますし、ここにコメされる方などは当然よくご存じでしょう。それによる歪みも次々に顕在化してきています。長期的に中国依存をなんとか脱却したいというのは正論でしょう。
      また貴方が愛国者であり、正しいことを好むのも推察できます。

      ただし、日本企業が大罪を犯したなどと断ずるのは絶対に違います。企業経営をしたことがおありでしょうかか?日本国内製造で100円かかる製品が中国で10円で作れるのに愛国心で100円出し続けて潰れろというようなものです。そんな経済原理はありません。そしてそんな体力に追い詰められた企業ばかりだった時代は忘れる程昔でしょうか?またすでに脱中国は進んでいます。単に中国で商売するうまみが減ってきたので。

      同じく中国絶対否定の迷王星様も別記事で、観光立国化に反対、理由は「ヨソのおぜぜをアテにするなど乞食だ」と。観光業者は乞食ですか。国内雇用を優先すべきだと、これもごもっともなことを仰っておられましたが、政府はどちらかしかやらないわけではないし、外国人相手の国内産業をなぜ無視できるのか…

      今やれることと今後考えること、中国が悪で敵でもあくまで極至近にある大国であること、実現可能であるか、など分けて考えないと。

      繰り返しになりますが私は中国も韓国も大嫌いですし配慮などしたことはありません。理屈で中国人完全締め出しなどできないしやるべきではないと考えただけです。中国配慮でなどとレッテルばりしてしまうと論理を見落としてしまいますよ。

  32. りょうちん より:

    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59396
    新型肺炎、日本の杜撰な危機管理で日米同盟も大打撃
    世界に醜態をさらしたダイヤモンド・プリンセス号への対応

    航空機の部分は政治的メッセージ以外の効力は無いと思いますが、それ以外は禿げしく同意。

  33. 匿名 より:

    医療というより、防衛的に対処すべきでは?

    中国共産党は昨年9月に 「武漢新型ウィルス」 軍事演習をしていた!

    https://www.youtube.com/watch?v=FS_gdPCd7DM&feature=emb_title

    1. りょうちん より:

      あのー演習自体はどこの国でもしょっちゅう、やっていると思いますよ。

      https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/shobo/0000490195.html
      大阪城ホールにおいてNBCテロ災害対応訓練を実施します

      https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/yonago/8ir/2019fl.html
      日米共同訓練
      フォレストライト in 2019
      第8普通科連隊と米海兵隊との共同訓練が、あいば野演習場において行われました。
      射撃訓練を初め、CBRN(化学、生物、放射性物質、核)の対処要領、Ⅴ22による空中機動から着陸後の展開要領、市街地戦闘訓練、UAV(無人偵察機)の研修等を行い、訓練をする中で互いの交友関係も深めることができました。

  34. 通りすがりのTA より:

    いつも勉強させていただいております。

    検疫中のクルーズ船に乗り込んだ岩田健太郎氏と周囲の状況について、勝手に妄想してみた物語と考察をご提供します。

    感染症管理などに少しは知識があり、現場活動にある程度理解のある者の視点からとお考え下さい。
    皆様のように広範な情報を基にした精緻な考察ではなく、あくまで妄想ですのでご注意を。

    〈〈イワケン物語-イワケン、クルーズ船に乗ってYouTuberになるの巻-〉〉

    新型コロナ発生!!

    (マスコミ)ガー!ガー!ガー!

    (イワケン)なにこの贔屓っぷり。インフルやHPVの方がよっぽど死ぬのに。せや、コロナなんか全然怖くない、マスクも要らん、そんなことよりワクチン勧めろ!いうたろ。

    クルーズ船来日!!

    (安倍総理)まずいよ。中国からはなんとか部分検疫にしたのに、やばそうなのが団体で来ちゃったよ。突っ返すのもまずいし、検疫しないわけにもいけないし。検疫するとなったらおもてなしも必要だし。国会通さずにできる範囲で良いようにしてくれない?

    (側近)かしこまりました。

    政府、各省庁の偉い人レベルで会議

    (政府)てなわけでクルーズ船の人たち、検疫しつつその間おもてなし(人権配慮)しましょう。

    (厚労省)検疫は最低でも潜伏期間14日間は必要ですね。年配の方が多いようであり医療チーム同行が望ましいです。

    (外務省)船籍のイギリスや乗客の国に説明しますが、人権配慮優先でお願いします。

    (政府)ではすぐ動かせる災害派遣医療チームなどを出しましょう。自衛隊も防災名目で出しましょう。

    実務者レベルで会議

    (政府)てなわけで検疫とおもてなし、よろしく。

    (検疫担当厚労省)(???マジかこれ)飛沫接触感染でエアロゾルありで潜伏期最長14日で無症候性感染からの伝搬ありですよね?検査可能数がこれで、検疫期間も14日で、、、ガチで検疫、防疫するならおもてなしは無理で洋上収容所レベルになりますが?もしくは数千人にすぐに手洗い、マスクの達人になってもらうしかないです。

    (政府)収容所は困る。てか法律上できないし。おもてなししつつ、形だけでも検疫にできない?

    (検疫担当厚労省)では乗員乗客に自己防衛させつつ早期発見、陽性確認後に隔離下船ぐらいでしょうか。

    (政府)じゃあそれで。おもてなしは医療チームのケアもつけるからよろしく。

    実働部隊集結

    (偉い人ら)てなわけで、検疫とおもてなしよろしく。

    (隊員ら)了解!

    (感染症知ってる隊員ら)(検疫て、形だけになりそうな、、、すくなくとも自分らの身だけは守ろう)

    クルーズ船で検疫開始

    おもてなし(人権配慮)>>>検疫、健康調査

    (感染症知ってる隊員ら)(まじやばいなこれ、致死率低めでよかった、、、)

    (DICT、FETP、その他感染症まじめな人ら)こ、これは、検疫になるんでしょうか、、

    (検疫担当厚労省)これが検疫ですキリッ

    (DICT、FETP、その他感染症まじめな人ら)、、、(そっ閉じ、明日からお休みしよ)

    (高山義浩先生:感染症知ってるけど厚労省)これがニッポンのお役所です(諦観の笑みでニコリ)

    そのころワイン片手にイワケン

    (イワケン)クルーズ船、最初やばいって聞いただけでなんも聞かんなあ。せや、船乗ってる知り合いに聞いてみよ。

    (イワケン)どんな?ちゃんと仕事してる?

    (イワ友隊員)いやあ、おもてなしの日々ですね。感染管理はグダグダですけど、ハハハ(諦観の笑み)

    (イワケン)なにそれ?真面目に検疫してないの?

    (イワ友隊員)上はもうはなから諦めてるようで、もしくは知らない人が動かしているかで。感染詳しい人らもすぐに来なくなっちゃったし。ぼくらもなかば諦めて、自分らが感染しないようにしてますが、帰ったら2週間ぼっちホテルで隔離っすね、ハハハ(仏の笑み)

    (イワケン)???隊員が感染の危険感じて放置って!ありえん!!ワシが何とかしたる!!!

    (イワケン)高山先生、クルーズ船でお手伝いしたいんですけど、、、。

    (高山先生)え!?ありがたい話ですけど、ちょっと複雑でして(岩田先生きたらきっともめるなあ、でもこのゆるゆる検疫と感染管理のいい薬になるかもな)

    (イワケン)何とかお願いします!!

    (高山先生)では何とかしてみます。

    イワケン、クルーズ船に侵入、気持ちは「抗菌薬マスター戦略初版」表紙画参照

    2時間チェックして顔面蒼白

    (イワケン)検疫って、いやなんもやっていない!それどころかみんな感染しちゃうよ!!危ないよ!!!

    (感染症知ってる隊員ら)(今更言っても遅いっすよ、ちょっと嬉しいけど)

    (熱血隊員ら)(うるさいなあ、何しに来たのこの人、、、、おれたち必死に頑張ってるのに場を乱しやがって、だれか上に言ってこいよ)

    (部隊の偉い人)申し訳ありませんが邪魔ですのでお引き取りください。

    (イワケン)ファ!?みんなを助けるために来たのに?なんで?ズルズルズル

    (高山先生)(ごめんね岩田先生、ありがとう(涙)みんなも少しは気が引き締まったかな?)

    船から降ろされ、某「一人部屋」で自己隔離中のイワケン

    (イワケン)ちくしょうあいつら、せっかく助けに行ったのに、やはりいつものように厚労省が悪いのか!しかしこのままではグダグダ検疫のまま隠ぺいされ、感染拡大してしまう、、せや!YouTuberしたろ!

    YouTubeどーん!

    (高山先生)(すごい!斜め上をはるかに超える仕事ぶり!さすが岩田先生、ありがとう。でも現場の士気や批判も気になるし、やんわりフォローしとこ)

    高山先生、FBにフォロー書き書き

    (イワ友隊員)岩田先生!ありがとうございます!びっくりしましたけどさすがに現場も少し引き締まってよくなりました。

    (イワケン)ほんとに?そりゃ良かった。じゃあ動画消しとくわ。消すと増えるっていうし。引き続きがんばってね。

    (イワケン)よし、この調子でメディア露出して厚労省と日本の感染管理の改革進めたろ!

    メディアにイワケン、パシャ!パシャ!

    (ぱよちん)イワケンはパヨの期待の新星だ!万歳万歳!ぱよぱよちーん!Let’s discount JAPAN!

    (ウヨ)イワケンはやっぱりパヨだ!和を乱して、日本を貶めて、許せん!

    (イワケン)ん?あいつらいつものようになんか言ってんな。お気楽ヒマだね~セッセ、セッセ、(活動中)

    一方、検疫期間を経て下船、帰国する乗客たち

    (クルーズ船乗客帰国者)オモテナシヨカッタ!ニッポンアリガトウ!

    帰国した先で

    (帰国先の防疫担当)オカエリミナサン。検疫?マダ済ンデナイヨ。今カラ2週間隔離ガンバッテネ!ウチハオモテナシナイヨ!

    (クルーズ船乗客帰国者)OMG!!!

    おしまい

    参考資料:
    厚労省資料
    国立感染研究所資料
    岩田健太郎氏のSNS、Youtube投稿と文字書き起こし
    高山義浩氏のSNS
    おれの脳みそ

    用語・略語:
    イワケン:主人公、神戸大学感染症分野の教授、卒業校の島根医科大学の先輩サッカー部員からは「部活をすぐやめてずっと勉強していた変わった奴」と言われている
    HPV:ヒトパピローマウイルス、子宮頸がんの原因の一つでワクチン接種で予防可能でいろいろあって日本でワクチン接種が進んでおらずイワケンが憂いている
    新型コロナ:COVID-19、SARSやMERSと兄弟、致死率は現状では比較的低いが感染力が強いとされる
    クルーズ船:数千人を乗せ観光航海中に乗客から新型コロナ発症者が出てしまった
    エアロゾル:通常、飛沫感染では比較的大きい感染性物質を含む飛沫が比較的短い距離まで飛散し感染させるが、激しい咳や人工呼吸などの気流の影響で、感染性物質が比較的小さい粒子となり(エアロゾル)気流に乗って長い距離や広い空間まで感染物質が届いてしまう
    DICT:災害時感染制御支援チーム、環境感染症学会が運営、災害時の被災地特に避難施設での感染制御に関わるらしい
    FETP:実地疫学専門家養成コース、国立感染症研究所の実務研修の一つらしい
    CDC:アメリカの疾病予防管理センター、イワケン含め日本の感染管理を憂いている人らには憧れとなっているみたい
    CBRNE:化学、生物、放射性物質、核、爆発物の頭文字を取り、それらを用いたテロ災害に対する対応の説明時に用いられる、ちょっと前から災害派遣医療チームや災害対応する医療機関に国が啓発、機能強化を呼び掛け講習会とか増えている
    災害派遣医療チーム:DMAT、DPAT、JMATなど災害の時に派遣要請があり派遣される、普段は医療機関などで通常業務をしている人が多いはず

    〈今後の展望、期待あれこれ〉
    たぶん世界的にも相当貴重な経験を日本は得た。それを世界で共有してさらに賢く対応できるようになるべし。

    ●医療チームの安全確保とイワケンの告発
    派遣される医療チームは原則として安全とされる状況に自由意思で参加するはず。その安全は災害現場では自治体、自衛隊、消防、警察が確保するはず。ただしこれまでの災害ではその安全とは基本的にテロ関係含む災害からの安全であった。今回のように感染症蔓延が強く想定される状況での安全は想定から外れていた可能性あり。しかも活動内容に検疫の手伝いも含まれていた?
    今回派遣チーム内に感染が発生し、その感染は防ぐことが可能であったのならば、医療チーム派遣の前提状況が崩れることになり、医療チームの運用が困難になる。これは災害が起こりやすく、その中で災害への医療派遣が発達してきた日本では、由々しき緊急事態と言える。
    彼が意図したかは不明だが、今回のクルーズ船関連で自分が最も重要と思うのはこれ。告発がなくても隊員の感染で災害派遣関連の偉い人は頭を抱えている、はず。告発によって今回の問題の重要性、緊急性があがり、偉い人らの動きが速まったのなら、イワケンありがとう。

    以下、日本は恥ずかしがらずにまとめてぜひ情報共有してほしい。
    ●数千人規模の多国籍乗客乗船中の他国籍管轄の客船での検疫の経験と考察
    ・法律関係、外交関係
    人権と防疫とのバランスや根拠法の確認と整備
    ・防疫関係
    国際標準的な対応の確認
    日本国内での通常対応の確認
    ・実例の検証とシミュレーション
    致死率が高い感染症であった場合→防疫>人権にシフトせざるを得ない?
    どこまで人権配慮し防疫できるか
    エボラ等の実例との比較
    今回のような多人数かつ洋上の防疫の特殊性、資源よりも限られた空間がつらそう
    ・実働資源の評価と見直し
    DICTの業務と権限拡大(既存組織で手っ取り早い?)
    CDCに相当する機関の評価と業務拡大またはシステムの新規構築(大掛かりで難しそう、実効性も乏しい?そも日本じゃ難しそう)
    CBRNE対応機能の強化(オリンピック向けにやってるのが強化されそう)
    災害医療チームの感染対策の強化(講習に追加強調になるか)

    最後に、
    今回のクルーズ船の対応の評価は難しいと思われます。世界的にもおそらく類似例が乏しい事例であり、岩田氏が最適とした、おそらく世界標準でベストの感染管理が、あの特殊な状況の船内で適応され継続され得たのかどうかは今後の検証が必要です。
    また岩田氏が最適とした方法が適応できたとして、その場合の感染制御がより良い結果となったであろうと推定されたとしても、別の推定も可能です。
    おもてなし(人権配慮)が重要視された今回の対応により船内の人々の厳しい洋上検疫生活がより快適で、厳格な検疫による不安や苦痛を避けることができ、結果として免疫力や体力への好影響により、感染したとしてもより重症化せずに済んだとする推定も可能でしょう。宇宙服の人らに囲まれるよりは無防備な背広のおっさんが検査するほうがドキドキしないような。夜もよく眠れて、、、。
    評価対象、アウトカムの設定をどうするかにもよるでしょうね。特に防疫という面では、、、今回のは、、、(汗)

    以上です。

    1. 通りすがりのTA より:

      クルーズ船での検疫について考えるための情報提供、
      検疫としての精度と、被検疫集団の生活や人権や権利のバランスについて考える上で、シラクサ原則というのがあることを知ったのでご紹介します。

      すでに1984年に国連で制定され、最近のエボラの検疫の際も考慮され活動がなされたようでした。

      いわんや新型コロナウィルス感染の、あのクルーズ船のような特殊な状況下をや、といったところでしょうか。

      以下何かの参考になれば幸いです。

      Siracusa Principles
      シラクサ原則
      「公益目的で人権を制限する場合の詳細な原則」とのこと

      日本語で紹介あり
      https://bit.ly/2w2cVuQ

      エボラの検疫のときの人道観点のレポート、中ほどに記載あり、英語
      https://bit.ly/32lz3MZ

      Osloの大学?内にあった、英語
      https://bit.ly/2ST6cg8

      以上です。

  35. 一見さん より:

    盗人にも三分の理ではありませんが、いかに岩田センセイの言に頷かざるを得ない所があったとしても、
    船内に侵入(外国扱いですよ)→2時間でつまみ出される→当日中に動画配信→翌朝メディアを総ナメ&テレビ電話で野党の面々と会談を公開。の僅か一晩で動いてしまった流れを見てしまったら、
    野党とメディアの仕込みに岩田センセイが乗って実行したとしか思えないですね。
    高山先生はそこまでやると知らずに助け舟を出したのか、それとも見ないふりをして好きにさせたのか気になります。
    それと今回の件のもう一人の重要人物であるDP号の船長のコメントが一向に出てきませんな。
    数年後に出版されるであろう彼の手記を待つしか無いのでしょうか?

    1. 通りすがりのTA より:

      一見さん 様

      わたしも最初話を聞いたときは、すげえイワケンついに情報テロリストデビューじゃん!って興奮しましたけどね。それも相当凄腕の。手際が良い!
      政権をとりあえず叩きたい野党やメディア、サヨクの方々はその活躍に狂喜乱舞し今後に期待をしたのではないでしょうか。
      ただ高山義浩氏のそれに対する反論とされるFacebookの投稿を見ると、皆さんが(私も含め)期待するようなドラマチックな話ではないような気がしました。
      現在は高山氏のFBの件の投稿は友人限定公開で見られないようですが、まとめサイトの転載は見られます。

      https://www.moeruasia.net/archives/49659527.html

      高山氏のそれ以降のFBの投稿を見ても、別投稿の私が妄想した流れに矛盾しない実情が想像されます。

      船内に侵入は、岩田健太郎氏がDMAT隊員資格があり、高山氏と岩田氏の記述の通りなら合法です。DMATの招集がかかった状況で高山氏がチームのトップに確認したら、トップは「要らん奴が来て乱すかもなあ」と苦々しく思いながらも断る理由もその時はなく迎え入れたのでしょう。岩田氏にDMAT隊員資格がなかったとしても能力的には貴重な人材ではあるので、入れない理由はなかったのでは。その後岩田氏が真っ青になって正論振りまいて現場混乱させたとの理由でチームから外されただけならば、そこにも違法性はないでしょう。乗客乗員や日本政府にとっては岩田氏は仲間のままです。DMATからは今後はにらまれて疎まれるかもしれませんが、すでにいろいろなところで疎まれているでしょうし、高山氏の記述からもそれが読み取れます。

      そのあとのYouTube投稿と周囲の反応は手際よく、野党やメディアとの合作も期待されますが、今までの岩田氏の言動や活動を考えれば、まあやりかねんよなと腑に落ちる人は多いと思います。国家機密を漏洩!スノーデン!ってほど大したものでも今のところなさそうです。下に書いた通り高山氏も岩田氏の専門家としての主張に対し、間違っているとは言っていません。政府で怒る人はいるかもしれませんが、反論以上の圧力は難しいでしょうね。岩田氏のTwitterには、厚労省の人事をちらつかせて脅しをかけられた様子がありますが、このご時世では逆効果ですね。恥の上塗りになってしまう。

      野党やメディアとは、岩田氏の活動の影響が利害の方向性でたまたま一致しただけでしょう。サヨクっぽい連中とのつながりは否定はできませんが。野党幹部とのテレビ電話とかのメディア露出も全く見てないので、テレビ見ないし、メディアでの内容は恐縮ですが知りません。仕込みにのってメディアでおもしろいこと言ってたらグルかもしれませんね。

      高山氏の反論とされるFBの投稿は、反論というよりは岩田氏と船上活動しているチームへのフォロー以上のものは読み取れなかったですね。以下に要約される気がします。
      ・岩田氏の行動に違法性はなかった
      ・なにかきつい正論言い出すにしても少しずつかと思ったら、予想以上に動きが早くて制御不能にすぐになった(岩田氏のTwitterではWHOの監査の時間は2時間ぐらいって書いてあるが、ほんとの相場はわかりませんが、同じ医者でも専門や修羅場の経験が違えば子供と大人みたいになることはよくあります。岩田氏はその道では大人どころがゴジラみたいなバケモンかつ空気は読まない読めない)
      ・結局岩田氏は追い出されたが、その理由は悪いことをしたわけではなく、正論振りかざして周りが迷惑しただけ
      ・岩田氏の動機にもなったかもしれない、チームが感染の危険にさらされているというのは間違っていないが、みんな耐えてやっている
      ・などなど言い訳
      要約になってないですね。
      最後の方で「失敗がないわけがありません。それを隠蔽するようなことがあれば・・・」と書いてあるのは岩田氏の行動とは直接関係なく、まずい対応を自覚しているが隠すつもりはないと表明しているのか、周囲が隠そうとする雰囲気があったのか、ちょっと気になりました。
      高山氏の言動からも、つまらん、じゃなかったあまり壮大な物語が感じられないです。

      DP号の船長についてはあまり知りませんが、医療側の葛藤には無関係で、乗客のためにずっと頑張っていたのでしょう。

      今回の件はある見方からは失敗で政府も公表しにくいかもしれませんが、うまいことオモテナシ(人権配慮)できたなら、乗客から本国への告発→外交問題とならずに波風立たないまま、乗客含め当事者らに配慮したそっと公表や専門的な検証のみになるのではないでしょうか。国内からの圧力による内情の恥ずかしい公表はこのままではないでしょう。内部告発としては、専門的なレベルでは岩田氏が既にしましたし、これ以上のものは出ないでしょう。オモテナシ優先がなければ政府が揺らぐような内部告発が後で出てくるかもしれませんが、政府はうまいこと方針選択したんだと思ってます。こう考えると政府と岩田氏もグルかもしれない。

      だれかが筆を振るって大作を書くかもしれませんが、あまりにひどい内容でなければ、岩田氏を含む当事者らにとっては、今の野党やメディアとそれに対抗する連中のわいわいがやがやと同様に、ただのノイズで終わるでしょう。
      さっき岩田氏のTwitter見てみたら、「ノイズお断り」みたいな感じになってましたので、残念ですが活動家岩田健太郎は私の妄想と期待で終わったようです。いや、これからも活動家ですね。ある意味、ずっと。

      以上です。
      脈絡もなく長々と失礼しました。

      1. 通りすがりのTA より:

        自己レスし捕捉します。

        岩田氏のYouTube投稿ですが、こちらも実は文字書き起こししか知らず恐縮ですが、その内容の通りなら違法性を問うのは難しいと思います。
        災害派遣チームが現地から不謹慎な投稿をSNSで発信したことで一時期問題となったことがありましたがそれも違法性はなく、内々の注意で終わるものだったと思います。
        今回のYouTube投稿はそれに加えて高山氏も(たぶん)認める正論ですので、公にアウトにするのは難しいでしょう。バッシングなど社会的制裁=岩田氏にとってはただのノイズで終わるのではないでしょうか。

        以上です。

      2. りょうちん より:

        私は岩田先生の言説より、その反応を読み解くことの方が有用だと思いますよ。
        ダイアモンドプリンセス号の検疫としての実態がめちゃくちゃだったなんてのは中がブラックボックスだろうがアウトカムで明白なのですから。

        私は特に、あの動画が出た後に、河野防衛大臣が、自衛隊の派遣活動について熱心に広報を展開したことに、組織防衛の本能を感じました。
        自衛隊の挙動には「ミリミリとやれ」というのがありますが、ミリタリーのミリとミリ単位の精度で動けという精神です。
        こういうのは防疫の現場においては強い。マスクの付け外しにすら、マニュアル遵守が徹底されるでしょう。
        医療と軍事は実はとても親和性が高いのです。
        こちらは、しがらみや物量などの限界がある中やれることをやるしかない一方で、戦う相手は冷徹な物理法則に従った結果しか返してくれません。
        PDCAサイクルとOODAループはそっくりですが、評価部分に政治的忖度が入るともうしっちゃかめっちゃかというのが今回も確認できました。

        1. 通りすがりのTA より:

          りょうちん様

          貴重な情報ありがとうございます。OODAサイクルは初めて知り勉強になりました。
          防衛庁もそういうリアクションをしていたのですね。
          私の今回の興味と考察対象は先のクルーズ船の二人の医師のやり取りの実態が主でして。そこから推測した先の検疫の状況やその後の結果、社会的な影響などの推測は、だったらいいなとかいった妄想レベルの、全く緻密な考察ではありませんので、広範な情報を集めてそれをする能力もありませんし、引き続き皆様より勉強させていただきます。

          あと興味があるのは、検疫の医療がかかわる部分として、日本の標準的な手順、海外の標準的な手順、今回のような特殊な多人数の洋上検疫において実際に実施された手順、岩田氏が最適と考えた手順、WHOやCDCなど世界の叡智が集まって最適と考えた手順、これらについては自分が無知でもありますし、今後わかるようになればいいなあと思っております。
          たぶん洋上監獄にしてガチガチにするのは簡単でしょうが、オモテナシ優先縛りでかつ防疫として妥当となる方法があるのかどうか。また検疫実施側の被害を減らす手段はあったのかどうか。ぐらいでしょうか。

          とめどなく、失礼しました。

  36. りょうちん より:

    いまひとつうまくまとまらなかったので、投稿しないでここに貼ります。

    ダイアモンドプリンセス号の隔離は、なぜ「失敗」したのか

    ダイアモンドプリンセス号の隔離体制は解除され、乗客は帰宅、外国籍の客は帰国しました。
    この乗客乗員約3,700人という感染予備軍の対応について、おそらく同じ規模の対応を迫られた例自体はエボラなどで他にも例はあったでしょう。
    しかし、豪華大型客船が疫病船になるというのは、近現代的には初めての事態ではないでしょうか。
    英語の検疫 quarantineは14世紀にヴェネチアで黒死病の持ち込みを恐れた当局が40日間の留め置きquaranta giorni が語源とされています。
    21世紀にまさか同じようなことが行われるとは誰が予想したでしょうか。
    そもそも香港で下船した乗客が発症したことから覚知された時点で、船内ではそれなりに蔓延してしまっていたと考えるのが妥当です。
    不幸にも死亡例が3例出ていますが、発症から重症化、死亡までのタイムラグを考慮すれば隔離体制前に感染していた症例であるというのは妥当な見解だと思います。
    しかし、船内での隔離期間を終了し下船を開始した乗客の中から今から発症した例が出るに至っては、もう船内での検疫の機能が失敗したという指弾を避けることは不可能でしょう。
    実際にこんな記事もありました。

    https://www.stripes.com/news/pacific/experts-ponder-why-cruise-ship-quarantine-failed-in-japan-1.619181
    Experts ponder why cruise ship quarantine failed in Japan

    軍人さんは容赦ないですねw
    しかし、外国にこれを責める筋合いがあったのでしょうか。
    旗国主義により、そもそも日本政府がこの船に対して対応する義務はありませんでした。
    文句があるなら、日本に寄港した時点で自国籍の乗客・乗員を早々に引き取ってしまえば良かったのです。
    それを押しつけておいて今更文句言うな。
    日本人乗客が多数いることから人道的に対応してしまったのが悲劇の始まりですが、避けられた悲劇だったのかどうか。
    この稿は、今回の対応を指弾する目的ではなく、単純になぜ失敗したかを考察するものとします。

    政治的要因
    先ほども触れましたが、この船に対する主権行使の根拠が、今ひとつ怪しかったのではないかという推測があります。
    別エントリで海事法に詳しい方から、日本の水域に入った時点で日本の法に従う義務が生じるという御教示がありました。
    それでも多数の外国籍の人間がいる集団に対して、日本の法を適応するには及び腰になっていたという推測はどうでしょうか。
    まあ、それはともかく、日本の法が適応されるとして、どのような根拠法があるでしょうか。
    なんてもったい付けなくても「検疫法」そのものですねw
    https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=326AC0000000201
    「出入国管理法」は上陸させないための根拠法なのでここでは関係ないものと考えます。
    また医学的な観点からは
    感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
    https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=410AC0000000114
    があります。
    今更読み直してみましたが、まあ無難な当たり前のことしか書いてありません。
    ちょっと気になったのが、新型インフルエンザに関する法改正を行ったのはいいのですが、これはインフルエンザなんて制限を付けずに、新興感染症を予想したもう少し使い勝手の良いものにすべきだったというくらいでしょうか。

    物理的要因
    船といえば、せいぜい多くても乗員数百人、省力化の進んだ昨今では貨物船では三桁になることすらまずあり得ないですね。
    その例外中の例外が、大型豪華客船です。
    武漢から引き揚げさせた日本人ですら、数百人のオーダー。何便かに分けられたので、対応する側も大変であったとは思いますが、宿舎の用意などには少しは猶予があったのではないかと思います。
    それが一気に3700人。行政的にはパニックでしょう。
    しかし、幸か不幸か「豪華客船」。
    たくさんの客室を有し、宿泊機能は充分。物資もたくさん積んでいる・積める。インフラも整っている。あ、これならイケるんじゃね。
    とか思ってしまったのが運の尽き。
    客室がたくさんあるといってもツインルームが基本のようです。
    https://www.princesscruises.jp/cruise-life/room-types/
    もし、隔離施設として流用するなら、少なくとも乗客の半分は降ろさせ、一人使用の個室にする必要があったはずですが、そんな動きはありませんでした。発症者を三々五々に降ろすだけ。
    乗員の居室はおそらくもっと大人数で使用するようになっていたはずです。
    軍艦のように水密区画で区切られているわけでも無く、宣伝の写真を見る限り、狭さを感じさせないような開放的な作りになっているのが見て取れます。隔離施設としては実に最悪ですね。
    岩田医師が動画を投稿したあとに厚労副大臣がゾーニングをしているという根拠の写真をアップロードしたところ、広間の入り口に「感染」「非感染」という張り紙をしていたけど、中では繋がっていたという大恥をかいて慌てて削除する事件がありましたw。
    せめて中に、ビニールシートで区切るくらいの配慮があればよかったのにw
    参考
    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59398
    の写真。米国様のお墨付きの方法w

    行政的要因
    根拠法の面から「検疫法」で対応していたという話ですが、その結果、ダイアモンドプリンセス号関連の文書が、初期には
    https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09276.html
    照会先

    厚生労働省
    医薬・生活衛生局検疫業務管理室

    健康局 結核感染症課

    となっていたことに懸念が挙げられていました。
    検疫業務というのが現代的な意味で、疾病を主役としたものではなくなっていました。
    ちなみに時間が経つと、報道発表資料では厚労省のエースたる医政局が出てきたり、健康局 結核感染症課の名前を前面に出すようになってきています。
    ちなみに新型インフルエンザ演習というのを毎年地味にやっていたのをご存じでしょうか。
    https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kunren.html
    新型インフルエンザ等対策訓練
    素晴らしいですね。
    その資料を見ると、
    https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/pdf/191108_01_kunren.pdf

    厚労省の参加者が
    >新型インフルエンザ対策推進室

    となっています。
    もっとも専任というわけでもなく、厚労省内のそれなりの部署から抽出した推進室なんだろうとは思いますが、果たして検疫課の方は参加していたのでしょうか。
    スタッフからの感染者に内閣官房の素人さんが含まれていたことからも官邸からも派遣されて増強されていたのではないかと思います。
    不慣れな業務を負わされて、マゴマゴしているうちに感染者は増え、乗客はネットで不満を外部に漏らし、慌てて所管のレベルを逐次上げていった指揮系統の混乱が「想像」されます。
    その他、自衛隊からも多くの人員が供出されています。
    横浜と言えば崎陽軒のシュウマイ弁当ですが、初期に、賞味期限が12時間しかない弁当4000食が配膳できず、廃棄されたというニュースがありました。
    ただでさえてんてこ舞いのところに、いくら善意とは言え、非定型業務を突っ込まれる大変さは社会人なら理解できるでしょうが、問題は、配膳できないというところではなくて、配膳できない見通しから断るという選択肢を採れなかった混乱状況です。
    ちなみに数日後には、シュウマイ弁当だけで無くヤクルトなどの支援物資が無事に無償提供されるようになった模様ですが、それも当初貧困だったロジスティクスの改善があったのだと思います。
    ただ乗客のツィッターを見ると豪華なディナーを供されている人たちに今更シュウマイ弁当って微妙じゃねとか思ったのはナイショです。

    医学的要素
    まず、到着時には、ダイアモンドプリンセス号の全頭検査ができるほどの検査枠が存在しませんでした。
    検査体制の推移については、前の記事に引用しましたが、検査対象は帰国者もあるし、市中感染の濃厚接触者にも検査をしなくてはならず、とても全員には行えませんでした。
    検査ができないなら、感染する可能性を遮断した状態で潜伏期間以上隔離しておく現実的対処が検疫です。
    しかるに、「検疫」が終了したはずの下船客から発症者が出ていることから、「隔離」できていなかったわけです。
    岩田先生も批判していましたが、政府スタッフ側から感染者を出したことも批判を免れないでしょう。
    しかも、医療系のスタッフでは無く、検疫官はまだしもロジを担当していたと思われる内閣官房職員に至っては、なんでそんな素人を危険区域に入れていたのかと。事務は船外でやらせりゃ良かったでしょうに。
    自衛隊も大勢派遣されていますが、宿泊は宿泊船を用意していたようです。

    調べてみて思ったのですが、新型インフルエンザウィルス演習を毎年行うほどの問題意識を持っていても、想像を超えた事態が襲うということです。
    しかもシナリオを見ると、実際の1/10くらいの危機規模を想定しています。
    なんというか太平洋戦争前の机上演習で、いい目が出るまでサイコロを振ったという伝説を思い出します。

    1. 通りすがりのTA より:

      りょうちん様

      広範かつ非常に貴重な情報をありがとうございます。

      おかげさまで私の妄想もより膨らみました。シュウマイ弁当はもったいない。

      どちらにせよ、日本は本事案の経過を世界的にも貴重なLandmark caseとして、恥ずかしがらずに何らかの形で公表し、世界の共有知的財産として今後に活かしてほしいと思います。
      いろんな角度からものすごい出版バイアスがかかりそうですが(汗)。

      重ね重ねありがとうございました。

    2. ピークを過ぎたソフトエンジニア より:

      りょうちん 様

      いつも情報提供ありがとうございます。
      以下、素人考えで間違いもあるかと思いますが、クルーズ船対応についての素直な印象です。

      クルーズ船の対応は結果的に「安心」を与えられず「不安」を煽ってしまいました。では、本当にどうにかなったのか、という疑問が消えずに残りました。思っていたのは、現場は無理だ、無茶だ、とわかっていながら、与えられた指令に代案もなく反対できなかったのではないか、ということです。

      クルーズ船の受け入れは政治的な判断なので、それはそれでいいとします。
      クルーズ船での隔離がそもそも無理だったとすれば、全員下船してもらって隔離可能な場所に移すのが妥当かなと思いますが、その時世論は「降ろすな」の大合唱だった気がします。
      結局、誰も政治的、法的な決断ができず中途半端に流されてしまい、途中で気づいても方向転換不能になった、という印象です。

    3. りょうちん より:

      厚労省の事務作業を行っていた職員から更なる感染者・・・。もうアフォかと・・・。

      自衛隊員からは感染者が報告されていませんが、CBRN対策の基本動作がしっかりしていたのか、隠蔽しているのかどっちなんでしょう。

  37. りょうちん より:

    https://www.jiji.com/jc/article?k=2020022100851&g=soc
    「マニュアルなく試行錯誤」 船内の検体採取、困難連続―DMAT医師・新型肺炎

    DMATって、感染症の専門家じゃ全くないんですけどねえ・・・。
    こんな使われ方するんじゃ、DMAT志願者いなくなるんじゃ。

    案の定、ツインルームをそのまま使っていたようで、ダメダメな内情だった模様。

  38. りょうちん より:

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200224/amp/k10012298661000.html
    ウイルス感染の米国人 チャーター機帰国に大統領激怒 米報道

    すがすがしいほどの屑っぷりでワロタ。

    阿部政権を批判する人たちは、こういう屑になれって言ってるんですよねえw。

  39. りょうちん より:

    https://wired.jp/2020/02/21/diamond-princess-coronavirus-cruise-ship-japan/
    「ダイヤモンド・プリンセス」が、新型コロナウイルスの“危険地帯”になった3つの理由

    だいたい私も同意見です。

    船を降りた場合、地上隔離では、シュウマイ弁当レベルwの対応しかできないというのにはなんというか・・・。

  40. あたまのふるい私 より:

    3月も15日すぎてから、「行政の観点から考察するウイルス騒動」を夢中でよみました!みなさん、冷静ですね!お医者様の御意見が多く、読み終わったあとは、なんだかとても安心しました!安心といっても完璧な安心ではありませんが、とても有益です!ただ、お医者様のように、考えられない人がいるのは事実です!その意味で私は「迷王星様」の投稿は貴重だとおもいます!そして、この「ウイルス騒動」に限らず、こういう類いの論文において、「統計」の意味と貴重さを改めて痛感します!私も資料をひいて書いたことがなく、感情と私見がさきばしります!論文というか論考をかくことの壁をかんじます!なれたら、壁はなくなるかな?なんの為に「統計・資料」を掲載するか?有益なものを常に目にするように心がけたいです!
    自分のことばかりかいて、すみません!
    皆様の御健筆を祈りつつ、また皆様のコメントをたくさん読ませてくださいね!

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

はぐれ鳥 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告