配信日時:2024/03/19 17:15 新宿会計士 金融日銀利上げのインパクトは「日銀当預への付利の開始」 日銀がマイナス金利(ネガティブ・イールド)政策を撤廃しました。主要国でこれを採用していたのは日本の見でしたが、これで世界の主要中銀からネガティブ・イールド政策は姿を消した格好です。ただ、個人的に影響が大きいと考えるのは、 […]
配信日時:2023/08/02 11:00 新宿会計士 日韓スワップ日銀「YCC柔軟化」によって韓国の住宅金利が上昇か 日銀がたかだかYCCを少し柔軟化しただけなのに、韓国の債券・金利市場が混乱に陥っているようです。主要な中期債の利回りは6~7ベーシス・ポイントほど利回りが上昇し、住宅ローン金利などの上昇懸念も高まっているのだそうです。Y […]
配信日時:2023/06/08 12:00 新宿会計士 金融韓国紙「韓国企業サムライ債発行で韓日関係改善期待」 韓国ネームのサムライ債発行が日韓関係「改善」のきっかけとなるのか――。答えは、「NO」です。韓国メディアによると大韓航空が1年半ぶりに日本で200億円程度のサムライ債発行を計画しているほか、ほかにも100~200億円程度 […]
配信日時:2022/11/30 15:00 新宿会計士 金融韓国で新規貸出金利が5%台突入:社債発行残高も急減 韓国の社債市場の資金調達環境悪化を受け、新規貸出金利が上昇するとともに、銀行の融資も伸びているのだそうです。その一方で、社債の発行残高は先月、3兆ウォンほど純減しているそうですが、こうした状況が長続きすれば、信用力が低い […]
配信日時:2022/11/24 12:15 新宿会計士 金融【速報】韓国銀行の利上げ幅は「0.25%ポイント」 本日の「速報(?)」です。韓国銀行が0.25%ポイントの利上げを決定し、その旨発表しました。正直、「速報」にする価値があるのかどうか悩んだのですが、今朝も取り上げたばかりの話題でもあるため、やはりごく簡単に触れておきたい […]
配信日時:2022/11/05 05:00 新宿会計士 金融韓国債券市場の大混乱:いま韓国で何が起きているのか 最近、韓国の金融市場――とくに債券市場――の混乱に関する報道が増えていますが、三々五々、それらの報道を散発的に紹介していると、どうしても全体像が見え辛くなります。そこで本稿では、ともすれば散発的な紹介にとどまりがちな韓国 […]
配信日時:2022/11/04 06:00 新宿会計士 金融韓国債券市場発の「ドル債コールスキップ」騒動の衝撃 混乱する韓国債券市場、通貨危機と金融危機のジレンマ 米FRBが4回連続して0.75%ポイントの利上げという「ジャイアントステップ」を踏むなかで、またしても韓国の債券市場からきな臭い話が聞こえてきました。今度は韓国の生保会 […]
配信日時:2022/10/24 12:00 新宿会計士 金融韓国当局が打ち出した緊急債券市場安定策の「副作用」 どうやら韓国の債券市場が大混乱に陥っているようです。韓国メディアの報道によると、韓国銀行と韓国政府が債券市場を安定させるための基金を活用し、金融危機を未然に防ぎ、事態収拾を図ろうとしているようなのですが、それは同時に深刻 […]
配信日時:2022/10/21 12:00 新宿会計士 金融韓国の債券市場で危機?「トリプルA債券」すら札割れ 「艱難汝を玉にす」:自力で危機乗り越えるのは韓国が成長するチャンス 韓国で資金市場が目詰まりを発生させているようです。韓国銀行のデータをもとにイールドカーブを描いてみると、この1年3ヵ月間ほどで、どの年限でも金利が2~3 […]
配信日時:2022/01/09 05:00 新宿会計士 RMBアプリのダウンロード開始のデジタル人民元「脅威論」 あらかじめ申し上げておきますが、「デジタル人民元脅威論」はウソです。北京オリパラを前に、デジタル人民元のスマホ試行版アプリの実証実験が始まるそうですが、いくら人民元の使い勝手が良くても、人民元が米ドルに代わる基軸通貨とな […]
配信日時:2022/01/07 08:00 新宿会計士 RMB「人民元通貨圏」は世界経済にとっての「脅威」なのか 中国の真の狙いは「人民元の国際化」ではなく「人民元経済圏」の確立である――。かつての東西冷戦時代、米ドルを中心とする西側諸国の経済と、ルーブルを中心とする東側諸国の経済は、完全に分断されていました。もしかすると、中国の真 […]
配信日時:2021/09/15 12:00 (最終更新:2021/09/15 12:27) 新宿会計士 RMB韓国ウォン、ビットコイン取引量で「世界3位」の衝撃 キムチコインの価値が蒸発?=韓国メディア報道 当ウェブサイトで以前から通貨取引量や国際債券市場などに関する統計をもとに、世界の通貨の実力を探るという努力をしてきたのですが、その成果のひとつは『数字で読む「人民元の国際化は […]
配信日時:2021/09/03 12:00 新宿会計士 RMB「北京証券取引所」構想と久しぶりに目にした一帯一路 人民元市場の対外開放の方が先では?(それができるかどうかは別として) 中国の習近平(しゅう・きんぺい)政権が推し進めている「世界戦略」のなかに含まれる構成要素のうち、代表的なものを2つ挙げれば、一帯一路とAIIBではない […]
配信日時:2021/05/26 11:45 新宿会計士 金融「資金需要が足りていない日本の現状」を図示してみた 昨年出版した拙著『数字でみる「強い」日本経済』でも強調しましたが、今後、当ウェブサイトで改めて本腰を入れていきたいと考えている論点が、「国の借金論」のウソです。日本の最大の問題点は「国債発行残高が多すぎること」ではありま […]
配信日時:2021/04/07 05:00 新宿会計士 RMB「デジタル人民元」は国際犯罪の温床となるのが関の山 人民元はデジタル化以前に資本規制の撤廃が必要では? 金融規制の専門家のあいだで、最近注目されている論点のひとつが、「CBDC」(セントラルバンク・デジタルカレンシー)、つまり「中央銀行が発行する電子通貨」です。これは、S […]
配信日時:2020/12/21 15:15 新宿会計士 時事違いを踏まえずに「菅政権≒麻生政権」と決めつける愚 時事通信に本日、「菅政権と麻生政権の類似性」に関する記事が掲載されているようです。発足時は高水準だった支持率が急落したこと、就任直後の衆院解散を見送ったこと、さらに麻生総理本人の「高級バー」と菅総理本人の「高級ステーキ」 […]
配信日時:2020/12/10 07:00 新宿会計士 RMB数字で読む「人民元の国際化は2015年で止まった」 本稿は、昨日の『中国当局には人民元の国際化を容認する覚悟はあるのか』では取り上げ切れなかった統計データをまとめて収録しようというものです。昨日の議論に関連し、これまで当ウェブサイトで解説してきた内容を一気に紹介しています […]
配信日時:2020/11/17 05:00 新宿会計士 RMBあらためて読み返す、「中国との通貨統合」の非現実性 当ウェブサイトではとある理由から、日中の経済関係についてアップデートを行っています。こうしたなか、今から5年前に大手ウェブ評論サイトに掲載された、「国際通貨・人民元による日本への挑戦」などと題する記事を再発見しました。な […]
配信日時:2020/10/19 08:00 新宿会計士 数字で読む日本経済国際社会のルール無視する中国に寛容であるべきなのか 『数字で読む日本経済』シリーズとして掲載した昨日の『人件費上昇でコスト優位を失う生産拠点・中国の現状』では、中国における人材という視点で、おもに人件費に焦点を当てて、日本企業が中国とおつき合いする価値があるのかについて考 […]
配信日時:2020/10/13 05:00 新宿会計士 RMB国際的な債券市場と人民元:2015年を境に成長停止 当ウェブサイトでは「通貨」を切り口に、国際的なハード・カレンシー、ソフト・カレンシーなどの議論を続けてきました。こうしたなか、「自由で開かれたインド太平洋」などの構想に賛同していない国の通貨が、国際的な金融市場で大きな力 […]
配信日時:2020/07/17 17:00 新宿会計士 韓国崩壊細かいミス目立つデイリー新潮「韓国とスワップ」論考 日韓通貨スワップを含めたスワップ取引全般を巡っては、当ウェブサイトでもずいぶんと取り上げて来ましたし、また、最新刊『数字でみる「強い」日本経済』にも論点として織り込んだところでもあります。こうしたなか、ウェブ評論サイト『 […]
配信日時:2020/06/06 15:00 新宿会計士 時事「新興市場国債の価格上昇」を素直に喜んで良いものか 本稿はちょっとしたメモです。米メディアWSJに、日本時間の昨日、何やら気になる記事が掲載されていました。「市場が評価する新興市場諸国のデフォルトリスク」が低くなった、という話なのですが、これはいったいどういう意味なのでし […]
配信日時:2020/02/07 06:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国企業が永久債のコールをスキップしたらどうなる? 昨日、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、『「新型肺炎ショック」で海外債券発行行き詰まる…韓国企業上半期16兆ウォン償還厳しく』という記事が掲載されました。これは、コロナウィルスショックで韓国企業を含めた新興市場諸国 […]
配信日時:2019/09/29 13:00 新宿会計士 金融「米国が中国企業を株式市場から排除」、その影響は? 以前から『過去記事を訂正し、改めて外為法の金融制裁を解説します』などを通じて、当ウェブサイトでは金融制裁(カネの流れの制限)というものが、なかなか難しい、という話を紹介しています。こうしたなか、数日前から米国が株式市場か […]
配信日時:2019/04/26 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国への対抗措置には「通貨危機」をうまく利用するのも手だ 本日は「平成最後の平日」です。日本は明日以降、10連休というゴールデンウィークに突入しますが、その一方で日本以外の世界の金融市場は通常通り動いています。こうしたなか、ここ数日、アルゼンチンや韓国を含めた新興市場諸国(EM […]
配信日時:2019/02/17 05:00 (最終更新:2019/02/18 12:50) 新宿会計士 日韓スワップ「韓国経済崩壊」論、本当の脅威は株価暴落ではなく外貨不足 韓国の日本に対する無法の度合いが過ぎています。日本国民の韓国に対する「怒り」も限界に近づきつつあると思うのですが、こうした「怒りの気持ち」が高じるあまり、「韓国で株安になれば韓国経済が破綻する」、といった、やや不正確な主 […]