中国は「使えない中韓通貨スワップ」で韓国を支配へ?
ウソツキ同士がいかなる話し合いをしたとしても、何か実のある結果が出てくるようには思えません。ただ、それと同時に通貨というものは一種の「覇権争い」の材料でもあります。昨日、韓国メディアには「中韓両国の首脳会談」という話題が出ていたのですが、米中貿易戦争で苦慮する中国が韓国を「通貨スワップで支配」しようとする可能性がある点については気になるところでもあります。
目次
ウソツキ国同士の首脳会談
集近閉/文在寅 訪韓する?しない?言った、言わないの展開
昨日、韓国メディア『中央日報』(日本語版)を眺めていると、いくつか少し気になる記事を発見しました。
どうも、中国と韓国が接近しているようなのです。
習近平主席、文大統領に「年内訪韓への固い意志」
習近平主席は13日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で「年内に訪韓するという固い意志は変わらない」と話した。<<…続きを読む>>
―――2020.05.14 07:04付 中央日報日本語版より
中央日報によると集近閉(しゅう・きんぺい)中国国家主席と文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領の両名は13日夜、電話会談を行い、習近平氏は文在寅氏に対し、「年内に訪韓するという固い意志は変わらない」と述べたと「韓国大統領府の報道官」が書面で明らかにしたのだとか。
もっとも、同じ日の午後には、さっそくこんな記事も出ています。
習主席「年内訪韓の意志」…韓国大統領府の発表にはあったが、中国にはなかった
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の習近平国家主席の13日夜の電話会談内容に関連し、両国メディアの発表に微妙な差が表れている。韓国メディアでは「習主席の訪韓」が強調されているが、中国メディアではこの部分が全く出ていない。<<…続きを読む>>
―――2020.05.14 14:43付 中央日報日本語版より
こちらの記事によると、中国メディアの側からは「習近平氏が訪韓する強い意志を示した」などとする部分は出て来ていないということですが、どちらかの国がウソをついているではないかと尋ねられれば、「どちらもウソをついているのではないか?」という気がしてなりません。
米中対立激化の兆し
ただ、米国が中国に対して「激怒」しているタイミングで、中韓両国が電話会談を実施したことに、何か興味深いものを感じます。
先日の『米国の雇用崩壊と大統領選、「公共事業」としての戦争』でも報告しましたが、先週金曜日に米国の労務省から公表された非農業部門雇用者数、失業率のデータは、いずれもかつてないレベルの悪い数値でした。
もちろん、その最大の理由は、武漢コロナウィルスと武漢肺炎の蔓延による経済活動への悪影響であり、実際、トランプ米政権は今回のコロナ禍を「中国による米国などに対する攻撃」と見なそうとしているフシがあります。
また、昨日の『米国の対中輸出管理強化と「コウモリ国家」の命運』でも取り上げましたが、米国は2018年8月に成立した『輸出管理改革法(ECRA)』の運用をさらに厳格化し、「懸念国」である3ヵ国(中国、ロシア、ベネズエラ)への輸出管理を強化する方針を示しています。
とくにウィルバー・ロス商務長官は4月27日付の会見で、
「中国、ロシア、ベネズエラの中には、これまで米国の輸出管理を迂回して、米国の国益を損なおうとした者がいる。われわれは米国の技術が悪人に渡らないよう警戒を続ける」
と述べるなど、まるでこの3ヵ国が「悪人だ」とでも言いたいような、じつに踏み込んだ表現をしています(原文は下記米商務省ウェブサイトなどをご参照ください)。
Commerce Tightens Restrictions on Technology Exports to Combat Chinese, Russian and Venezuelan Military Circumvention Efforts
The Department of Commerce announced today new export control actions to prevent efforts by entities in China, Russia, and Venezuela to acquire U.S. technology that could be used in development of weapons, military aircraft, or surveillance technology through civilian supply chains, or under civilian-use pretenses, for military end uses and military end-users.<<…続きを読む>>
―――2020/04/27付 米商務省HPより
中国にとっては「御しやすい相手」が欲しい!
現状、米国が中国に対し、西側諸国を巻き込んで貿易報復などを本格化させた場合、残念ながら中国に勝ち目はありません。中国は「世界の工場」ではありますが、基幹部品は外国に握られているからです。
現在の「ワッセナー・アレンジメント」などの前身である、かつての「ココム」(対共産圏輸出統制委員会)のようなものを、米国が主導して西側諸国で再度結成するということがあれば、中国経済は干上がってしまうかもしれません。
このように考えていくと、中国にとっては1ヵ国でも味方が欲しいところですし、西側諸国でありながらも長年、中華圏の支配下にあった韓国は、非常に御しやすい相手であることは間違いないでしょう。
では、中国はどうやって韓国を「実質支配下」に置くつもりなのでしょうか。
このあたり、まことに失礼ながら、先ほど紹介した「習近平氏の訪韓」云々のくだりからもわかるとおり、中国にとっては「赤子の手をひねる」ほど簡単なことであるように思えてなりません。
その手段はいくつかあるのですが、一番手っ取り早いのは、「中韓通貨スワップ」です。
現在、韓国は「4000億ドルを超える外貨準備を保有している」と自称していますが、そのわりに外貨準備高の構成については色々と疑問があります(『韓国の外貨準備「不自然なリバウンド」と為替介入疑惑』等参照)。
具体的には、韓国が保有しているとされる債券等のうち、米国債の保有残高は韓国全体でも1000億ドル前後に過ぎず、さまざまなデータと検証していくと、どうしても「行方不明額」がたくさん生じてしまっているように思えてならないのです。
通貨スワップ待望論
やたら通貨スワップを強調する韓国の不思議
そして、韓国の外貨準備高が「いざというときにすぐに使えるものではない」という可能性を示唆するもうひとつの証拠が、韓国政府などが、やたらと「通貨スワップ」と強調することです。
現在、韓国の当局は、「韓国が外国と締結している通貨スワップは総額2000億ドル弱だ」、と述べていますが(図表1)、これらの「通貨スワップ」については外貨準備を補強する「マイナス通帳」のようなものだ、という言い方をされることが多いようです。
図表1 韓国が外国通貨当局と保持している(と自称する)通貨スワップ
相手国と失効日 | 金額とドル換算額 | 韓国ウォンとドル換算額 |
---|---|---|
中国(2020/10/13?) | 3600億元 ≒ 508.1億ドル | 64兆ウォン≒525.0億ドル |
スイス(2021/2/20) | 100億フラン ≒ 103.2億ドル | 11.2兆ウォン≒91.9億ドル |
UAE(2022/4/13) | 200億ディルハム ≒ 54.4億ドル | 6.1兆ウォン≒50.0億ドル |
マレーシア(2023/2/2) | 150億リンギット ≒ 34.7億ドル | 5兆ウォン≒41.0億ドル |
オーストラリア(2023/2/22) | 120億豪ドル ≒ 78.4億ドル | 9.6兆ウォン≒78.8億ドル |
インドネシア(2023/3/5) | 115兆ルピア ≒ 77.2億ドル | 10.7兆ウォン≒87.8億ドル |
二国間通貨スワップ 小計 | 855.9億ドル | 106.6兆ウォン≒874.5億ドル |
多国間通貨スワップ(CMIM) | 384.0億ドル | ― |
カナダ(期間無期限)※ | 金額無制限 | ― |
米国(2020/09/19)※ | 600億ドル | ― |
(【出所】各種報道等を参考に著者作成。なお、ドル換算額は日本時間5月12日深夜時点のWSJのマーケット欄などを参照)
使える通貨スワップはほとんどない!
ここで、通貨当局間の通貨スワップとは、わかりやすくいえば、通貨当局同士が通貨を交換する協定のことですが、ここでは弱い立場の通貨(韓国ウォン)が国際的な金融市場で売り浴びせられたときに、通貨を買い戻す(自国通貨の買い介入を行う)際の外貨を貸してもらうという性質があります。
しかし、そのような面から見れば、図表1には深刻な問題点がいくつかあります。
そもそも論として、国際的な市場でその通貨を売り、韓国ウォンを買うということは、その通貨の価値が暴落する可能性がある、ということでもあります。
スイスのように慢性的な通貨高に悩んでいる国であれば話は別ですが、インドネシアやマレーシアのような「ソフト・カレンシー」とのスワップの場合、それらの通貨を入手して市場で売却すれば、相手国通貨が暴落してしまいます。これが「ソフト・カレンシー同士の通貨スワップ」の危険な点です。
企業に例えてみれば、中小企業がお互いに「融通手形」を出し合っているようなものでしょうか(『弱小通貨同士の通貨スワップの「融通手形」説』等参照)。
また、豪ドルの場合、いちおうは「ハード・カレンシー」とされていて、危機の際に米ドルに両替して使うという使い方ができないわけではありませんが、じつは、豪ドルの市場はそこまで大きいわけではありません。
さらにアラブ首長国連邦(UAE)の場合は米ドルに「ペッグ」(固定)する金融政策を採用していますが、韓国がUAEディルハムを入手した場合、UAEとしてはそれを自国の外貨準備から一定のレートで米ドルに交換して韓国に引き渡さなければならない可能性がある、ということです。
このように考えてみると、スイスを除けば、豪州、UAE、インドネシア、マレーシアとのスワップには、それぞれ何らかの問題点があります。
すでに200億ドル近くの為替スワップ残高
さらに、カナダや米国とのスワップは「通貨スワップ」ではなく「為替スワップ」です。
わかりやすくいえば、「通貨当局同士の通貨交換」である通貨スワップとは異なり、「相手国中央銀行を通じた民間金融機関に対する通貨の貸付け」であり、単なる融資です。基本的に通貨防衛などに使うことはできません。
韓国銀行の為替スワップに基づく米ドル引出額は現時点で上限額600億ドルのうちの187.87億ドルですが(図表2)、これは日欧英瑞などの「金融大国」を除けば、圧倒的に多額です。
図表2 2020年5月11日(月)時点の為替スワップ実行額
相手先 | 金額 | 平均金利/日数 |
---|---|---|
日本銀行 | 2202.32億ドル | 0.34%/80.99日 |
欧州中央銀行 | 1432.15億ドル | 0.36%/81.73日 |
イングランド銀行 | 258.80億ドル | 0.34%/68.36日 |
韓国銀行 | 187.87億ドル | 0.62%/83.89日 |
スイス国民銀行 | 100.60億ドル | 0.33%/82.01日 |
シンガポール通貨庁 | 84.24億ドル | 0.53%/79.71日 |
メキシコ銀行 | 65.90億ドル | 0.77%/84.00日 |
ノルウェー銀行 | 54.00億ドル | 0.34%/84.00日 |
デンマーク国民銀行 | 42.90億ドル | 0.34%/82.36日 |
豪州準備銀行 | 11.70億ドル | 0.32%/84.00日 |
カナダ銀行 | なし | ― |
NZ準備銀行 | なし | ― |
スウェーデンリクスバンク | なし | ― |
ブラジル銀行 | なし | ― |
合計/平均 | 4440.48億ドル | 0.37%/80.72日 |
(【出所】ニューヨーク連銀の “Central Bank Liquidity Swap Operations” のページにあるエクセルファイル “U.S. Dollar Liquidity Swap – Operation Results” を参考に著者作成)
もっとも、これらのスワップラインについては、民間金融市場の緊張などが解消すれば、無事に返済される可能性もあります。とくに金利が落ち着いていることを踏まえるならば、無事にスワップが弁済される可能性はそれなりに高いと思います。
属国の扱いに慣れている中国
中国とのスワップに意味があるとも思えないのだが…
ただし、韓国銀行は米FRBとの為替スワップを「通貨スワップだ」と言い張っていますが(『韓銀、為替スワップを通貨スワップと意図的に誤記か?』等参照)、このこと自体、外国メディアなどに対して「わが国は巨額の外貨準備と巨額の通貨スワップを保有している」というアピールではないかという気もします。
こうしたなか、先ほどの図表1で見たとおり、韓国の当局は、「中韓両国は総額3600億元(500億ドル少々)の通貨スワップを保有している」と述べています。
ただ、これについては少々の注意が必要です。
そもそもこのスワップ協定は、いまから約3年前の2017年10月10日に失効済みだからです。
そして、通貨スワップ協定が切れた後になり、当時の韓国政府の高官らが10月12日頃になって、「韓中両国はスワップを延長すると口頭で合意した」と一方的に述べたのです(『【速報】聯合ニュース・中韓スワップ延長報道の真偽』等参照)。
ちなみにこれに対し、中国側は現在に至るまで、否定も肯定もしていません。早い話が、韓国が通貨危機に陥り、中国に対して通貨スワップ協定に基づき通貨を引き出そうと申し入れたとしても、中国人民銀行はこれに応じてくれない可能性がある、ということです。
また、万が一、中国が通貨危機に陥った場合などに、中国側が韓国に通貨スワップの引出を通告すれば、韓国としては韓国ウォンを中国側に引き渡さなければならないでしょうし、中国のことですから韓国ウォンを容赦なく売り浴びせるかもしれません。
その意味で、韓国の通貨当局の対応は稚拙というほかないのです。
もっとも、この通貨スワップを引き出すことができたとして、韓国が通貨危機を防ぐことができるかといえば、微妙です。
中国の通貨・人民元のうち「中国本土の人民元(CNY)」は国際的な金融市場で自由に両替することは難しく、香港などで取引されている「オフショア人民元(CNH)」については市場規模が小さいため、3600億元という通貨を売れば、人民元市場が「ぶっ壊れてしまう」でしょう。
その意味では、中国としては「韓国が中韓通貨スワップを欲しがっている」という足元を見ていて、実質的に使い物にならないスワップであるにもかかわらず、このスワップを通じて韓国をコントロールすることができている、という見方もできるでしょう。
使えないスワップで韓国を支配下に!
さて、ここまで考えていけば、中国政府がやりそうなことは、だいたい想像が付きます。
2017年10月に「延長された」(?)中韓通貨スワップの条件は、従来とまったく同じだそうですので、その期限が2020年10月に到来します。中国はこの通貨スワップを「踏み絵」に使い、韓国を一気にてなづけようとするかもしれません。
また、最短でその1ヵ月前には、総額600億ドルの米韓為替スワップ(米韓「通貨」スワップ、ではありません!)がいったん失効する予定です(失効しない可能性もありますが…)。
つまり、韓国を舞台にして、米韓為替スワップ、中韓通貨スワップという形で、米中がお互いを引っ張ろうとする可能性はあるでしょう。
日本?
あたりまえですが、日本には「慰安婦像」という「守り神(笑)」がついています。慰安婦像が日本大使館前を睨みつけている限り、日韓通貨スワップというものが復活することは考えられません。
いや、それどころか、自称元徴用工判決問題を筆頭に、文在寅政権が作り出したさまざまな反日問題については、韓国が100%、自力で解決しない限り、さまざまな日韓協力が進まないことはいうまでもありません。
いずれにせよ、通貨スワップ/為替スワップ問題を巡っては、日本は距離を置くというのが正解であることは間違いないでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
新宿会計士様、お早うございます。
ところで、サブセクション1.1のタイトルと本文の最初では習近平主席の名前を「集近閉」としていますがやはり故意ですか? その後は本来の漢字表記になっているのでミスなのかも?と思ったのですが。
日本語には「言わずもがな」という言葉があり、
派生して「問わずもがな」と、言うい人もあります。
もしも本当に私の質問に対する答え(新宿会計士様の意図)が問わずもがなのなのであれば、個人的には余り適切な使い方ではないと思うのですよ、揶揄や皮肉としてもね。
これがまだ習近平率いる共産チャイナ政府による武漢肺炎の隠蔽疑惑や中共コロナの人造疑惑に関する問題など本来はCCRS(Communist China’s Respiratory Syndrome)と呼ばれるべき伝染病関連を議論しているエントリでなら、その伝染病を世界中に広めた政権の責任者である習近平の名前を「集近閉」と揶揄しても当たり前かも知れません。
しかしこのエントリは中韓外交と両国間の通貨スワップという武漢肺炎とは一応は独立な問題を議論しているおり、この手の中共コロナ問題とは別の議論の場合は、揶揄の使用のコンテキストとして不適切だ(折角の当ブログの品位を自ら貶めているだけ)と思っているのでブログ主様に質問した次第です。
我々のような無責任な読者がコメント欄にところ構わず(つまりエントリの内容と関係なく)この手の揶揄や悪口を書くのと、ブログ主様がエントリ本文で揶揄するのとでは第三者に与える当ブログの品位や信頼性に関する印象が全く違うということですよ。
一言補足しておきます。
要するに悪口を言う(書く)にも論理的でなければならないということです。
コンテキストと関係のない悪口は読み手・聞き手には感情的な代物に過ぎないと受け取られるからです。
論理性を欠くが故に議論になっていない単なる感情的な悪口の類は安倍憎しで染まっているマスゴミが大量生産して我々は毎日のように目にしています。そしてそれら大量の単なる悪口はマスゴミ自身の「報道」の信憑性を自ら失墜させているだけに過ぎないことも我々が日々経験していることです。
深い考察有難うございました。
物事には色々な見方があることを勉強させていただきました。
感謝致します。
ブログ主はコロナにも気を付けてねという、メッセージも込めておられるのでしょう。
密集、密接(近)、密閉(習近平)は避けましょうということですね。
新宿会計士様、更新ありがとうございます。
中国から見たら、韓国などコントロールは比較的容易ではないかと。
(米国との関係があるので、控え目にやっているだけでしょう)
中国との通貨スワップ締結は、ある意味中国に支配されるのを認めると言うことになる訳で、そういう意識が希薄か無視している韓国の現政権は大陸国として取り込まれると考えております。
今朝のNHK BS1のワールドニュースを聞いていても,欧米の中国非難の姿勢がだんだん強くなってきて,報道時間も増えてきています。国内の不満の矛先の海外への誘導とも考えられます。日本も中国とある程度距離を置き,中国依存の体質を改善していかないと,近い将来困るかもしれません。文在寅氏は信仰上アメリカより中国を選ぶでしょうが。
愛読者様 信仰上って(笑)
>文在寅氏は信仰上アメリカより中国を選ぶでしょうが。
文在寅氏の頭の中は、南北統一だけ。虚仮の一念ですわね。それ以外はありません。その為の反日、反米であり、それを援護してくれると信じての親中ではないでしょうか?
それ以上でもそれ以下でもないと思います。もともと、半島人の民族性は狡猾で、宗主国に対して恭順であったことが無い。それを、中国も日本もよく知っている。知らなかったのはアメリカだけです。ようやく分かってきたみたいですが…。
昨晩USD/KRWがここ数日の防衛ラインと思われる1230ラインをあっさり突破し、1233まで跳ねあがったので関連記事をあさってみたところ、AFPが「トランプ氏、中国との断交示唆 習氏と対話望まず」と題した記事がヒットしました.
内容は、トランプ氏がパンデミックへの中国批判の姿勢を強めて習近平主席との対話はもはや望んでいないとし、「できることは多い.いろいろなことができる.すべての関係を断ち切ることもできる」「そうしたらどうなるか?」と問い掛け、「すべての関係を断ち切ると、5000億ドル(約54兆円)を節約することになる」と述べ、中国との国交断絶の可能性に言及したそうです.
実際に断交に至らないとしてもトランプ氏が中国へ経済的圧力をかける手段はいくらでも予想されます.上のような口先だけでドル/ウォンが動くなら、今、安倍首相を出し抜こうとする余り(日本に先んじ)習氏訪韓の要請に必死になっている韓国に対し、米投資筋がどのような動きを示すか想像に難くないと思います.
対馬仏像・慰安婦像・徴用工像で三尊像?
まさしく日本にとって三位一体の守り神。もしくは三枚のお札なのかもですね。
彼らはバランサーを自称しても、実態はヤジロベーにしか見えません。
自助努力の伴わない信仰が報われないように、命運を他人任せでは翻弄されるだけなのかと・・。
綱渡りの果てに、強く引かれると墜ちるのみです。
地に足が無ければ「起き上がり小法師」にはなれないのだと思います。
韓国のスワップでは、昨日トルコからスワップを要請されているような記事を見ました。どっちが先にデフォルトするか、分からないように思います。
中国が、どうやって韓国を支配下に置くかという話ですが、私はもうすでに支配下に有ると思ってます。
文大統領は、中朝工作員が作り上げた物で、中国ともズブズブのはずです。まだ韓国人が理解しておらず、韓国世論も受け入れる事が出来ないので、現状維持しながら、徐々に属国に戻って行くと思います。
ロウソク革命が完結した時に、もう終わっている話なんです。
だんな様
『支配下に入る」…そんな言葉は使う必要がねーんだ!なぜなら文や文の仲間たちを選出した時には!もう米国を裏切っちまってすでに終っているからだ!だからそんな言葉は使ったことがねーっ!
「属国なった」なら使っていいっ!
勝手に脳内で再生されました。
自転車の修理ばかりしているさま
乱暴な脳内変換ですね(笑)
文大統領は、目論み通りですので、アメリカを裏切ってる訳じゃ無いと思います。
韓国人は、気が付いていないでしょうし、口に出しにくいと思います(親日派だとか言われるでしょう)。
更新ありがとうございます。
中国に付くか米国に再度恭順を誓うか。韓国は得意の二枚舌三枚舌で、上手く波乗りしようと思っているでしょうが、旗色を紅色に掲げようとも、雑な扱いを受けるのは間違いないです。
で、日本にはどのツラ下げてかは知りませんが、「日韓通貨スワップは500億ドルで良いだろう」とか「下交渉では800億ドルのハナシも出た」とブラフをかまして来るかも知れない。
何回も言いますが、1円もない。1円さえ、返って来ないかも知れない。嘘つき国家です。会計士さんは「日本には慰安婦像という守り神がついています。」とのこと。次いでに言わせて貰うなら、偽徴用工像は韓国にとって『死神』でしょうか(笑)。
いずれにしても南朝鮮は、日本の疫病神ですね。中国とのスワップの一件、10月前のシナのイジメっぷりがチョー愉しみです。
新宿会計士さま
毎日の更新ありがとうございます。
>日本には「慰安婦像」という「守り神(笑)」がついています。
対馬から盗まれた仏像様も見守ってくださると思います。
しかししぶといですね。
いまチャート見たら1227まで戻しています。
ウォン暴落する暴落すると言われ続けてきましたが、このまま特に大きな事件がない限りは米為替スワップ返済期限の9月までは持つんでしょうか。
文正寅氏が訪中でコロナ感染すれば、どういう展開になるか興味津々ですね。
米中で綱引きをしていたtsmcはアリゾナ進出で決着しそうです。中国は代わりに西安にあるサムスンのフラッシュ工場と無錫にあるハイニクスのDRAM工場でもかっぱらう気ですかね
ブログ主様
中国なら、韓国と元ウォンの「通貨」スワップを結んでおき、韓国に元を渡しておいて市場で元が売却できない状態にし、自分は市場でウォンをたたき売る、くらいのことはやりそうですね。あるいは、元ドルスワップにしろと言って韓国からドルを引き出すとか。(後者は韓国の側に締結するだけの余裕がないのは明らかですが)
とうとう出ました、こちらでも。集近閉。うふふ。
韓国に接近?集近閉氏の中共はコロナの責任をほぼ世界中から問われています。
そもそも、共産国は、その傍若無人?のやりかたで、味方が皆無です。信頼に値しませんからね。ロシアはさすがに敵にはなりませんが、味方はしない。自国が被害を受けていますからね。そこに、スワップスワップの韓国。見せ金で容易く釣れる雑魚ですかしら。でも、この雑魚、食べられるところ、ありませんわよ(笑)。そういえば、韓国は共産国ではありませんが、民族性から信頼できる国家ではありません。
じゃあ、何故、中共は韓国に接近したのか?Web主様もおっしゃておられますが、兎に角、コロナの責任で票が欲しいのだと思います。
>文在寅政権が作り出したさまざまな反日問題については、韓国が100%、自力で解決しない限り、さまざまな日韓協力が進まないことはいうまでもありません。
ええ、ただ、これには、安倍政権下ではという但し書きが付きます。安倍総理が任期を終えて、別の方が総理に就任したら、残念ながら、この保証はありません。
そういえば、NewsUSさんが梶山経産相を警戒していました。陰謀論めいた言い方で、一笑にふそうとしたのですが、そう言えば、就任後、取り立てて目立ったお仕事をしてないような…。
安倍総理の強力がグリップが無くなれば、大したビジョンも実力もない政治家からなる日本政府は一朝にして瓦解いたします。