韓国メディア「首相訪日と親書外交で韓日関係打開？」
昨日の『根拠なき「日韓関係期待」記事を量産する韓国メディア』などでも触れたとおり、韓国の李洛淵首相が来日し、安倍晋三総理大臣と会談するとの観測から、ここ数日、韓国メディアで相次いで「日韓関係改善」を期待する記事が「量産」されています。そもそも論として、現在の日韓関係が、韓国首相ごときがノコノコ日本にやってきたくらいで打開できるほどの状況にはないにも関わらず、こうした韓国メディアの自信過剰ぶりがどこから来るのかについては謎です。
目次
日韓関係悪化と韓国首相の来日
今週火曜日に開催が予定されている、天皇陛下御即位に関する「即位礼正殿の儀」にあわせて、韓国の李洛淵（り・らくえん）首相が来日。あわせて安倍晋三総理大臣との（短時間の）会談も行われる、などとされています。
ただ、この李洛淵氏の来日が決まったためでしょうか、韓国メディアではここ数日、「李洛淵首相が訪日すれば、膠着している韓日関係の打開に役立つはずだ」などとする観測報道が相次いでいる件については、昨日の『根拠なき「日韓関係期待」記事を量産する韓国メディア』などでも触れたとおりです。
ちなみに当ウェブサイトとしては、そもそも論として現在の日韓関係の悪化を招いた責任は一方的に韓国の側にあると考えており、日韓関係の膠着状況が打開されるかどうかは、ひとえに韓国が「国際的な条約や約束を守るかどうか」の一点にかかっている、と報告して来ました。
具体的に申し上げるならば、日韓関係を悪化させているさまざまな問題は、2017年５月に発足した文在寅（ぶん・ざいいん）政権以降のものに限定しても、たとえば
- ①旭日旗騒動（昨年９月頃～）
- ②自称元徴用工判決問題（昨年10月30日）
- ③レーダー照射事件（昨年12月20日）
- ④天皇陛下侮辱事件（２月頃）
- ⑤慰安婦財団解散問題（７月頃）
- ⑥日韓請求権協定無視（７月19日）
- ⑦日韓ＧＳＯＭＩＡ破棄（８月22日）
- ⑧対日ＷＴＯ提訴（９月11日）
といったものがあります。
この①～⑧については、②を筆頭に、いずれも日韓関係に大なり小なりの打撃を与えるものであり、放置し続ければ日韓関係を破滅に導きかねないものばかりですが、究極的には
- （１）韓国が国際法や約束をきちんと守ることで①～⑧を解決し、日韓関係の破綻を避ける
- （２）日本が原理原則を捻じ曲げ、①～⑧について譲歩することで、日韓関係の破綻を避ける
- （３）韓国が国際法を破り続け、日本が原理原則を貫き続けることで、日韓関係が破綻する
のいずれかしか着地点はありません。
過剰期待
韓国首相が来ても問題は解決しない
ただ、日韓関係の悪化があまりにも急激であるためでしょうか、（自称）「保守派」の論客のなかにも（２）のような考え方を主張する人物もいるようですが（『「日韓ＧＳＯＭＩＡ破棄は安倍外交の失敗」という珍説』参照）、これなどは論外でしょう。
また、上記①～⑧のうち、⑦と⑧については、日本の対韓輸出「規制」が原因だ、などと主張する人もいるのですが、『総論 対韓輸出管理適正化と韓国の異常な反応のまとめ』でも述べたとおり、こうした主張は完全に間違っています。
なぜなら、日本の対韓輸出管理適正化措置は、ワッセナーアレンジメントなどを含めた国際的な輸出管理体制の要請に基づいて行われたものであり、そもそも日本から韓国に対する「経済制裁」でも「対抗措置」でもなんでもないからです。
韓国は現在、日韓包括軍事情報保護協定（日韓ＧＳＯＭＩＡ）破棄と輸出「規制」撤回を「取引材料」にしているつもりのようですが、そもそも両者は「取引材料」となり得るものではありません。
いずれにせよ、（１）～（３）の条件が変わらない以上、かりに李洛淵氏が来日したところで、日韓関係に劇的な変化が訪れるとも思えません。いや、それどころか、「李洛淵訪日期待論」を煽る韓国メディアの報道を眺めていると、
- 安倍総理との会談が実現するにせよ、具体的に問題解決を提案する責任は韓国側にあること
- 何らかの提案を行った結果、日韓関係がさらに悪化する可能性すらあること
といった点について、理解しているフシは見られません。
つまり、現在の日韓問題は、本格的に韓国側が「国際法を守る」という決意を示して前向きな解決策を示さない限りは、韓国首相がわざわざ来日したとして、ちょっと会談して解決の糸口がつかめるようなものではないのです。
「親書外交」
こうしたなか、韓国メディア『中央日報』（日本語版）に土曜日、こんな記事を発見しました。
大統領の親書を受けた李洛淵首相、２４日に安倍氏に会う（2019.10.19 09:00付 中央日報日本語版より）
中央日報によれば、韓国首相室が18日、「安倍総理と李洛淵氏が24日に東京の首相官邸で面談する」と明らかにしたのだそうです。
事前のわが国の報道によれば、安倍総理は21日から25日にかけて、合計50ヵ国前後との首脳会談を赤坂の迎賓館で行うこととされていたはずですが、中央日報の記事が事実ならば、李洛淵氏との会談のときだけ、首相官邸に戻る、ということでしょうか。
このあたり、どうも腑に落ちません。
また、この記事では、わが国の共同通信の報道などを引用する形で、文在寅（ぶん・ざいいん）大統領が李洛淵氏に自身の親書を託すとみられる、としたうえで、「韓日関係改善のきっかけになるかどうかが注目される」、と評しています。
ただし、中央日報の記事に書かれている内容は、あくまでも韓国政府・首相室が明らかにした内容と日本のメディアの報道がベースとなっており、日本政府の発表は含まれていないため、極端な話、安倍総理と李洛淵氏の会談（または「面談」？）が実現しない可能性がある点には留意が必要でしょう。
親書を送ったくらいで解決するわけないでしょうに…
これを受けてさっそく、同じ中央日報には、こんな解説記事も出て来ました。
「親書外交」メッセンジャーの李洛淵首相、ふさがった韓日対話の扉を開く？（2019.10.19 11:19付 中央日報日本語版より）
中央日報はこの李洛淵氏の「親書を携えた訪日」について、日本の首相官邸の姿勢によって「先行きは不透明」としつつも、「韓国政府が即位式をきっかけに韓日関係を解決するための動きに入った」などとして、何やら意味不明な期待を寄せているようです。
とくに、李洛淵氏自身、共同通信のインタビューで
- 「文在寅（ムン・ジェイン）大統領が安倍晋三首相に『親書を送るのはどうか』と言うので『書いてください』と答えた」
- 「両最高指導者（文大統領と安倍首相）が歴史的な義務だと考えて（韓日懸案を）解決することを望む」
- 「２人の在職中に解決可能だと考えてしなくてはいけない。文大統領も強い意志を持っている」
などと述べたのだそうですが、中央日報はこうした発言自体、李首相が「使者（メッセンジャー）」を自負している証拠だと考えているようです。
中央日報の記事は、このように続きます。
「韓国の前向きな解決策がない中での首脳会談開催に対し、日本首相官邸は消極的だったという。韓国が差し出した手を日本が握らなかった格好だ。こうした状況で知日派の李首相が『親書外交』を通じて両国首脳間の対話の火種を生かすために動いたという見方が出ている。」
「知日派の李首相の親書外交」（！）
率直に申し上げ、この表現には恐れ入りました。
現在の日韓関係の「複雑骨折ぶり」を考えるならば、親書を送ったくらいで解決の糸口がつかめるとは、本質を完全に無視した議論であるとしか思えません。
日韓両政府の狙い
李洛淵氏にその資格はない
だいいち、李洛淵氏自身、自称元徴用工問題を巡って、５月15日に「韓国政府にできることには限界がある」と言い放った張本人である、という事実を、もしかして中央日報さんはお忘れなのでしょうか？
そもそも李洛淵氏には、日韓の膠着状況を打破するメッセンジャーとしての役割などありませんし、そんな人物が何を持ってきたところで、日韓関係が動くとは、とうてい思えないのです。
これに加えて、韓国側では自称元徴用工問題を巡り、「１＋１基金案」（日韓両国の企業が資金を拠出し、自称元徴用工に賠償するための基金を設立するという案）に加え、「１＋１プラスアルファ案」（後日、韓国政府が日本企業に損害を補償する案）などがある、と述べていますが、これも不思議です。
韓国政府自身、2015年12月の「日韓慰安婦合意」に基づいて設立された「慰安婦財団」を今年７月頃までに解散してしまったこと（『今これをやるか！？ 慰安婦財団解散の衝撃』参照）を忘れ、臆面もなく「基金構想」を主張するという神経は、理解に苦しむところです。
中央日報の記事には、こうしたさまざまな「ツッコミどころ」が満載ですが、驚くことに、中央日報は「安倍総理・李洛淵首相の会談」を契機に、
- 李首相の即位式出席と親書伝達
- →10～12月に相次いで行われる国際会議を機に日韓首脳会談解散
- →自称元徴用工問題や輸出管理適正化措置、日韓ＧＳＯＭＩＡなどの各種懸案を「前向きに議論する実務交渉の本格的稼働」
という流れの実現を目指している、などと大真面目に議論しているようなのです（個人的にこれを読んだ瞬間、思わず乾いた笑いが出たほどです）。
ハッキリ申し上げるなら、「てんで話にならない」議論です。
よこしまな狙いの可能性も
ただし、中央日報の名誉のために申し上げておきますと、「親書を準備していると断言できない」とする韓国大統領府関係者の発言を紹介するとともに、日本側では官邸を中心に、「韓国が前向きな提案を持ってこない限りは事態は解決しない」とする見方が支配的である、という点には、いちおう言及しています。
しかし、中央日報に限らず、韓国のメディアは、数日前からいっせいに「日韓関係の現状打破」に関する楽観的な記事を掲載しているものの、これについては違う狙いが韓国政府内にある、という可能性についても、留意が必要でしょう。
それは、今回の李洛淵氏の訪日が、「韓日関係悪化に対し、韓国側ではここまで努力したのに、日本の態度がかたくなだから、韓日関係の現状打開ができない」、といった「いいわけ」のために行われる、という可能性です。
これまでの韓国政府の姿勢でもわかるとおり、彼らは何か困ったことがあれば、問題に正面から取り組もうとせず、「ウソツキ外交」「告げ口外交」「瀬戸際外交」で難局を乗り切ろうとします。
当然、今回も李洛淵氏が安倍総理と面会し、後日、あることないこと取りまぜて国際社会に宣伝合戦に使う、という可能性は否定できません。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ただし、個人的には、安倍総理が2018年２月に訪韓した際の言動を振り返る限り、安倍総理が韓国の首相ごときを相手に、こうした「ヘマ」をやらかす可能性は、さほど大きくないと見ています。
もちろん、過度な楽観視は禁物ですし、2015年12月の「日韓慰安婦合意」のように、私たち日本国民の期待を裏切るような合意を結ぶ可能性はゼロとはいえません。
しかし、韓国側によこしまな狙いがあるという危険性は、安倍総理を筆頭とする首相官邸関係者には十分意識されているでしょうし、それどころか、今回の日韓「首相」会談にも、私たち一般人には見えない何らかの狙いがある、という可能性すらあるでしょう。
いずれにせよ、本件安倍総理側に何らかの隠れた狙いがあるのか、などを含めて、遅くとも24日までには、ある程度見えてくるのではないかと思います。
※どうでも良いのですが、最近、当ウェブサイトのコメント欄で、同一の匿名のコメント主から毎日のように「この７年間の安倍（総理）の実績を見ると、どうせ安倍（総理）には現状を変えることができない」、といった書き込みがあるのですが、どこかの国の工作員でしょうかね？（苦笑）
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』（https://t.co/PKOiMb9a7T）。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
  | 自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で９冊目の出版をしました
 | 日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
そもそも論ですが、韓国首相が日本で何を言っても、（韓国の）文大統
領（または次期大統領)の一言で、反故にされるのはオチでは。
駄文にて失礼しました。
すみません。追加です。
朝日新聞が、日韓関係改善を訴えているのも、（韓国の作戦に乗っかっ
て）安倍総理批判をするための準備では、ないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
韓国の狙いは日韓関係の改善では無く日本から譲歩を引き出すことでしょうね。
うまく行けばまた日本にマウントできます。
うまく行かなくても安倍首相のかたくなな態度として日本たたきの手段に利用できます。
会わないのが一番何でしょうけど。
会ってもあいさつ程度が限界でしょう。
■姜昌一韓日議員連盟会長「来月１日に安倍首相との面談調整中」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000001-cnippou-kr
だそうです。
安倍総理の戦略が変わったか、アメリカから対話だけはやれと指示されたか、外務省がまた余計なお世話をしているのか…。
いずれとも考えられると思いますが、韓国に対して言うことは変えないで欲しいです。
ここで言うことを変えたら、韓国に揚げ足を取られるだけでなく、国民からも見放される可能性があります。
※日韓議連は正直邪魔な存在ですね。私見では、韓国（朝鮮半島）は日本から見た地政学的重要性はどんどん下がっているので、韓国とは冷たい平和な状態で、是々非々の対応で良いと思っているのですが…。
中央日報からの引用部分
＞→10～12月に相次いで行われる国際会議を機に日韓首脳会談「解散」
気持ちは解るのですが・・・。「開催」との誤植のようですね。
皆様お疲れ様です。
→10～12月に相次いで行われる国際会議を機に日韓首脳会談解散
本当に、心から、日韓首脳会談「解散」して欲しいです。
2の日本の譲歩なら、解散を希望します。
ま、中身は文在寅大統領から安倍総理への親書ではなく指示書でしょうけど、安倍総理が文在寅大統領の支持に従う訳も無く、まーた発狂してお仕舞いじゃ無いですかね？
独り相撲って韓国だとどんな表現になるのか知りませんが。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
クロワッサン様へ
＞中身は文在寅大統領から安倍総理への親書ではなく指示書でしょうけど
ならば、安倍総理には、その指示書の内容をリークしてもらいたい、も
のです。（韓国への輸出審査厳格化の内部でのやり取りが、朝日新聞にの
るくらいですから、指示書の内容がリークされることも、あり得ます）
駄文にて失礼しました。
安倍総理の記者会見時に親書のコピーを報道関係者に配布する位で丁度良い気がしますけどねw
ATMは全文を掲載するでしょうし、社説とかでアクロバティックな韓国擁護論を繰り広げてくれるものと期待しています(*´ω`)♪
うーん、反復記事が多いですね…
閲覧するだけの立場で何言ってんだとお叱りを受けそうですが、昨日の「記事を量産する韓国メディア」で充分な気がします。
先日も触れましたが、招待に応じて来日する各国の要人を儀礼的にもてなすための会談であって、政府には特に狙いなどないのではないでしょうか。
新宿会計士様は、あまりに韓国が無礼でしつこいので、安部政権の良い対応がもしかして変わらないかと心配で心配でご飯も喉を通らないだけだと思います。
ただ、見合い写真のような韓国首相の写真が同じであることについてだけは、改善の余地があるのではないかというあなたのご意見に同意いたします。
なお、虎ノ門ニュースで産経新聞系の女性の方が「産経記者は総出であの首相に密着取材せよ」「どの面さげて日本へ来たか問え」というようなことを言われ（百田さんが言ったような気がしますが忘れてすみません）、「そうですよね」と言っていたことを私は決して忘れません。
そうそう、お見合いみたいなお写真。
殺伐としたネタに少し笑いを、みたいな
日曜日の更新、ありがとうございます。
親書と言えば、李明博大統領。(笑)
自分の正直な気持ちは、親書を未開封かつ、書留郵便で韓国に返送してやりたい。
しかし、陛下の即位式のおめでたい席で、そんなことをするわけにもいかないのでしょうね…
色々としょうがない、と諦める部分があります。
これからの青瓦台は、反日とともに反米を強めて、米韓同盟消滅へ向けての手を次々と打って来ることを予測しています。同時に、北朝鮮は韓国を挟撃することをアメリカに申し出ながら(もちろん、文在寅には内緒です(笑))、アメリカとの宥和姿勢を強めていくものと予想しています。
こんな韓国と、表面上の関係緩和など模索する状況ではないでしょう。自分も今まで通りの塩対応をお願いしたいところです。
＞しかし、陛下の即位式のおめでたい席で、そんなことをするわけにもいかないのでしょうね…
それ以前に我が国は韓国とは違って国際常識を踏まえた行動をするべきです。
韓国が相手だからと言って、韓国と同じ行動をすれば、日本も韓国共々、世界中の外交関係者から陰で笑い者にされる危険性が高い。要するに欧米の白人エリートから「やっぱり黄色い猿どもは揃いも揃って未開で単純バカな奴らだ」という笑い者にね。
ですから我が国は文明国らしく、韓国に対しては形式的には一部の隙もなく行動するがまともには相手にしない、つまり慇懃無礼な対応をし言質を与えないように注意深く言葉を選んでゼロ回答を丁寧な言葉で包装して返し続ければ良いのです。
韓国に対して頭に来たから韓国と同じような行動をすべきだ、これは文明国としては余りにも短慮すぎますし、もっと言えば単純馬鹿の発想です。
また韓国が少し態度を改めたり譲歩して来たから簡単に赦すというのも、これまたお人好しの単純馬鹿です。
我々の国、日本はもっと狡賢く狡猾にならねばなりません、かつての大英帝国のように。
馬鹿ン国はGSOMIA破棄は失敗だと、今頃になって思っているでしょう。失敗は絶対に認めない民族ですから、会談を利用して、「日本から要請されたから、破棄を撤回してやるのダニ」、と嘘をついて撤回し、我が国は譲歩したのだから輸出「規制」を撤回しろと主張することが考えられます。そんなことで管理厳密化やホワイト国除外を撤回する訳もないですが、国内向けには「我が国は譲歩した、日本はけしからん」と言って反日を煽ることはできそうです。私は正直者ですので、この程度の嘘しか思いつきません。どんな嘘が飛び出してくるか、興味津々です。
韓国政府が、文大統領の親書を魔法のステッキのように思っているのは、昨日書きました。
その文大統領の親書に関して、韓国ネット民はネガティブな反応をしています。理由は、韓国から親書を送ることは、親日的行為あたるという事です。
親書の中身がどうあれ、韓国人は約束を守らないのは、間違い有りません。
以下、カイカイさんのブログから、共感上位3件です。
1.国民にもう少し正直になる大統領になるようお願いします。国民には克日を扇動し、陰では親書を送るというのは、国民を愚弄するふるまいです。大統領がそうではいけません。
もう少し国民に正直になる大統領になるようお願いします
共感：1265｜非共感：149
2.月娼基準で見れば、あの人は親日派であり、土着倭寇です。国民たちは、日本旅行も行かず、日本製品も買わないのに親書だと？
3.青瓦台に土着倭寇が集まっている。
文在寅信者たちよ、罪のない人を親日派に追いやらないで、ロウソクを持って青瓦台と民主党に進撃して土着倭寇を撲滅しよう。
共感：252｜非共感：24
あんなに反日な文大統領が、親日って言われているのが笑えますねw
共感の比率を見たら、国民感情的に引くに引けなくなってるのがよく分かるので、大統領変えたって状況は変わらないことが示されてますね。
陰謀論めいて、恥ずかしいのですが。
新天皇陛下即位で予定されていたパレード「祝賀御列（しゅくがおんれつ）の儀」を今回の台風１９号の）被災状況を踏まえて、延期するとのことですが、報道陣と大挙して押し寄せる李洛淵氏ご一行を警戒してということはありませんかしら、大切な方の大切な日に何かあっては、令和の穢れになりますから。
あっ、追加いたします。李洛淵氏は文在寅大統領の親書を持ってくるとのことですが、くれぐれもご注意下さい。炭疽菌を封入していても不思議はない人々です。開封は李洛淵氏にさせては如何でしょうか。
何十ヶ国もの要人が来日して、各国に外交儀礼上失礼のないように応対をてんやわんやの状態であり、韓国もその何十ヶ国の中の一つでしかないという認識がなく、自国は特別扱いされると思い込み会談だの親書だのと人が忙しい時にうざい奴ら、と言うのが首相官邸の本音かもしれません。
日本を仮想敵国とする韓国と共存共栄すべきとの時代錯誤から目が覚めない日韓議員連盟は前世紀の遺物であり、一国民としては余計なことばかりするなと思うばかりです。
元々が韓国の歴史問題の蒸し返しは、日本と一定の良好な関係を保ちつつマウントを取ってスワップのような協力を引き出す材料であり、ここまで関係を悪化させてしまってはマウントの材料にならない。なんとか関係だけは修復させたいが、マウント取る材料として出稼ぎ労働者の話を引っ込める気は無いといったところ。
日本にとっての韓国との関係では、現在の従北政権では北朝鮮に対する対抗策の一部としての利用価値が全く無く、韓国経済が沈み韓国市場も大した価値が無いので、現状で無視でいい。
ここで韓国との関係改善とか言い出すのは、工作員の息がかかってるメディアか、利権に目が眩んだ売国奴政治家か、外務省の無能連中しかいないと思う。
ブログ内容と関係ありませんが、ソフトバンクグループの法人税節税（課税逃れ？）について、専門家である会計士さんに解説してもらいたいです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51195880Z11C19A0MM8000/
私も気になってます。
確か、ソフトバンクは海外企業の買収に要した「のれん代」の処理で納税逃れをしてるんですよね。
取得株式をグループ会社へ現物出資した際に評価損が1.４兆円発生したとのことなんですけど、これって外部への譲渡等による確定損失ではありません。
グループ内での未実現損失を損金として計上してるだけのことではないのでしょうか？
のれん代の概念は、企業買収に伴う長期的なブランドイメージやシナジー効果を見越して時価額に〔損を承知で〕上乗せされた買収額のことなので、本来なら一括で損失処理すべき性質のものではないはずなんですけどね。
国内での会計基準だと買収時に確定評価されたのれん代は複数年にかけて均等償却するのだったと思うのですが・・。
＊＊＊＊＊
国内での企業買収に伴うものなら「誰かの損失は誰かの利益」で解らなくもないのですが、税務権限の及ばない者の所得となる海外企業の買収に要したのれん代は国内での税収損失につながるってことなのですね。
＊グループ内での現物出資に伴う評価替えについても、個人間における過少金額での資産譲渡の場合と同じように「贈与に準じた対処」がとられるべきだと考えます。
>>韓国メディア「首相訪日と親書外交で韓日関係打開？」
此のタイトルでお供えする神経に違和感有り有りな私では有りますが、無意識のうちにそのまま受け取って腹を立てていると言う部分も有る事は確かです。
>>韓日関係改善のきっかけになるかどうか・・・
と言いながら
>>韓国が差し出した手を日本が握らなかった格好だ・・・
記事中私が意図して切り出したものですが、ウリは正義で変わらないが「日本が折れろ！」「日本がウリの下に入って来い！」って話でしか無いと思います、多くのコメント主さんがおっしゃる通り無事に即位式を敢行する事に神経を使っているだけで韓国は勝手に期待してる、日本は来日ご苦労さん程度だと思います
HN＝非野阿礼 失礼しました
まるでニッチューユーコーの連呼をしているばかりで 中身が伴わない 日中関係と同じにするつもりかもしれない。
政府は人質を取られても尖閣に侵入されてもガス田掘られても 「完全に正常な状態だあ」「国賓待遇だあ」と表明していますから 韓国もそれを狙っているのでしょうか？ 中国に対して出来るのにどうして韓国にはダメなの？最恵国待遇を要求する韓国の言い分です。
初めてですが失礼します。最近、向こうで「年内に首脳会談を」のような報道がなされているのは、差押債権の売却前に「首脳会談で改善に向けての取り組み合意」みたいなものをこちらに押し込んでなんらかの前向きな反応を引き出した上で、差押債権の売却を執行し、勝手にまた「ツートラック」とか言う気なのでしょうか。今回の親書云々もその一環？抱きつき攻撃ですかね。またロクでもないことを仕掛けようとしている、その前振りにも感じますね。
野田スワップ時のやり方を参考にして、再び騙す気満々なように感じます。
当局の方々には是非ブレずに対応して欲しいものです。
日本首相の親書は書留郵便で返送する程度の価値観を持つ国のくせに、自国の親書なら即効で関係が改善されるで魔法の存在だと信じてやまない韓国メディアの脳味噌の構造が知りたい
捨韓人 様
コメント大変ありがとうございます。
普段、読者コメントに返信することは滅多にないのですが、今回拝領したコメントはなかなか興味深いものですので、どこか本文で使用させていただきたいと思い、御礼申し上げます。
引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
会計士様
拙いコメントに興味を示して頂きありがとうございます．
「韓国首相訪日+親書」の報道姿勢が、中央日報や他の保守系メディア（もっとも、私的には中央日報は保守ではなく親財界メディアだとの認識だと過去に述べたことがありますが・・）のみならず、親左派与党系メディアも含め揃いも揃って楽観的なのに呆れてしまいました．
呆れ過ぎてついタイプミスが入ってしまったのはご愛嬌として大目に見てください．
また、時々気ままにコメントさせて頂きます．
中央日報が、「両国首脳間の対話の火種を生かすために動いたという見方が出ている。」と述べているのなら、「言い争いも対話の内」と解釈すれば、その通りなのではないでしょうか。
李洛淵首相が、「日本が譲歩せよ。」という親書を持って来て、「論争の火種を生かすために動く」のでしょう。
中央日報にしてはマトモな事を言っているな。
御土産に、「約束守れ。」という親書を持たすだけで事足りるので、会談時間は１分もあれば十分では。
ようはホワイト国外されて、日本の経産省のさじ加減で韓国の産業界がコントロールされることがヤでしょうがないと
1910年に逆戻りの感じがしとるんでしょうなw
自己矛盾だらけですわね。脱日本だったのでしょう？脱アメリカなのでしょう？
日本やアメリカの支えなしに、経済や国防をやるのじゃなかったのかしら。
一度聞いてみたいのですが、韓国の皆さん、あなたがたの目指す国はどんな国なの？
脱日本なら、技術も経済も日本の助けなんかいらないはずでしょう？ホワイト国外しなんて気にしないで下さいな。
北朝鮮と統一国家を設立するのでしょう？在韓米軍や米韓同盟がじゃまだとおっしゃっていましたよね。
だったら、駐留経費の問題じゃなくて、在韓米軍撤収じゃありません？責任は持ちませんけどね。
北朝鮮による韓国制圧なら本望なのでしょうけど、中露がだまって見ているとは思えない(笑)。
まあ、頑張ってくださいな。日本は日本で忙しいので、失礼いたします(笑)。
今までさんざん「餌付け」して来ましたので簡単にあきらめないと思います。
韓国マスコミ期待してるようだけど、反日でレームダック化しつつある文政権に日本が「おみやげ」を渡すことは
ありえませんて
更新ありがとうございます。
李首相が安倍総理と10分程度の話し合いを持つようです。ただ、それは韓国側の希望であってもっと短いかもしれません。50か国以上の元首、国王、国代表を応対するのに、何か『韓国は特別』と勘違いしているようです。
韓国マスコミも李首相訪日で『成果が出る』と煽る（笑）。いかにも『わざわざ来てやったんだから輸出厳格化を止めろ』『未来志向だ』(聞き飽きたわ)とでも言うような。
来るのは勝手。世界のほとんどの国に一応招待状は送ってるんだから、反日侮日してるなら、断るか返答無しが正解。日本も是非とも来て欲しい訳じゃない。
是非来ていただきたいのは天皇家と深い親交のある国王を持つ各国とG7、中韓除くG20、ASEAN、EU、環太平洋インド洋地域国、南米です。
現在の日韓関係の悪化を招いた責任は、一方的に韓国の側にあります。日韓関係の断交寸前状態が打開されるかどうかは、韓国が「国際的な条約や約束を守るかどうか」にかかっている。
それを安倍総理には、必ず李使者に伝えて欲しい。ま、あと3日もしないうちに結果は出るでしょうし、「アレと会っても何にも前に進まなかった」で終わるでしょう。相手は何かお土産奪うつもりですから（笑）。
日本神道は穢れを嫌います｡🐧
葬式も仏教に任せている位です｡🐧
韓国の政府や外交部は､それを知っていて李某を派遣してくるんですか？🐧
神道は穢れを嫌うんですよ｡🐧判ってますか？🐧
穢れを嫌うんですよ｡🐧
ちゃんと､理解しないと｡🐧
北朝鮮が歓迎しているGソミア破棄を文大統領は撤回出来ないんじゃないでしょうか。
このまま時が流れて無事終了なんじゃないですか。
なぜホワイト国に執拗にこだわるのか理解できないです。
不適切な事案とは何なのか？いずれ我々にもわかる時が来るんでしょうか。
不適切な事案が問題ならランクを持っと下げるべきなんではないでしょうか。普通に輸出して後で問題にならないのか心配です。
韓国とだけ首相官邸で応対するのが真実だとしたら、それは日本が韓国を即位の礼の賓客として扱わず、別の用事でやってくる特使だと扱ってるのではないでしょうか。相手は完全に別目的を匂わせてるのですから、日本もそれに応えないとそれこそ外交非礼ですしね。
別目的の特使を他の大切なお客さまに応対する迎賓館から遠ざけ、実務的対応にふさわしい首相官邸を使いながら、それに要する時間は10分程度とか、なかなか素晴らしい扱いのような気がしました。
近くのスタバあたりが良いのでは無いかと思います。