河野太郎外相の交代論、いったいどこから?

自称元徴用工問題を巡り、どうやらまたしても韓国側がふざけた提案を持ってきたようです。ただ、中身をよく読むと、外務省の親韓派あたりが飛びつきそうな内容でもありますし、そんな提案に飛びつくこと自体、安倍政権は国民の期待を深く裏切ることになりかねません。こうしたなか、数日前から河野太郎外相の交代観測がしきりに報道され始めています。閣僚人事は総理の専権事項ですが、ただ、国民の多くがこのタイミングでの河野氏の交代に懸念を示していることもまた事実ではないかと思います。

自称元徴用工問題、「1+1プラスアルファ」とは?

当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』でもしばしば言及していますが、自称元徴用工問題(「第二次世界大戦中に強制徴用工だった」と自称する者たちなどが、日本企業に対して損害賠償などを求めている問題)については、

韓国政府が国際法を守るか、守らないか

という一点に尽きると思います。

とくに、韓国の最高裁にあたる「大法院」が、昨年10月30日に新日鐵住金(現・日本製鉄)、11月29日に三菱重工に対して下した判決は、明確な国際法違反だからです。

どこが「国際法違反」なのかという点については、当ウェブサイトではこれまでも何度も繰り返し説明してきましたし、昨日の『コーノ・タローの英文論考 史上最も仕事をする外相』でも紹介した、河野太郎外相本人が米Bloombergに寄稿した文章を読んでいただいても明らかだと思います。

コーノ・タローの英文論考 史上最も仕事をする外相

ただ、韓国政府側はよっぽど「国際法」を守るのが嫌なのでしょうか、この期に及んで、再び「基金案」の続きを提案して来たそうです。

「韓国政府、徴用解決1+1+α案を8月15日ごろ日本に提示」(2019年09月05日07時08分付 中央日報日本語版より)

韓国メディア『中央日報』(日本語版)によると、日韓議連の河村建夫幹事長は、3泊4日の訪韓から帰国した3日に行われた記者懇談会で、

韓国政府が徴用問題に関連した『1+1+α(アルファ)』案を8月15日ごろ日本政府側に非公開で提示した

と述べたというのです。

その前提として、「1+1」案とは、韓国政府・外交部が今年6月19日に公表したもので、

訴訟当事者である日本企業を含む両国企業が自発的な拠出金で財源を用意し、確定判決を受けた被害者たちに慰謝料の該当額を支給し、当事者間の和解が行われる

という、まことに厚かましい提案であり、てんでお話になりません。なぜなら、韓国政府が「自国の国際法違反」という状態に正面から対処せず、日本の譲歩を前提として問題を解決しようとしているからものだからです。

この詳細な内容については、『日韓関係が新たな時代を迎えたことを、素直に歓迎したい』のなかで触れたので、ここでは繰り返しません。

日韓関係が新たな時代を迎えたことを、素直に歓迎したい

外務省、河野氏の存在が邪魔なのか?

では、この「1+1基金案」という提案について、日本政府(というよりも、河野太郎外相)は、どう考えているのでしょうか?

「河野太郎、キレる!」新たな河野談話と日韓関係』で紹介したとおり、河野氏自身は駐日韓国大使に対し、「韓国側の提案は、国際法違反の状況を是正するものではなく、まったく受け入れられるものではない」とハッキリ言い切っています。

「河野太郎、キレる!」新たな河野談話と日韓関係

ということは、「1+1基金案」をベースに何を議論したところで、河野太郎氏が外相でいる間は、少なくとも日本政府がこれに乗っかることはあり得ない、ということでもあります。

そのうえで、先ほどの中央日報の記事に戻ると、懇談会で河村氏は韓国側が提示したという「1+1+α」案に対し、

  • 最高裁の判決自体を無理に変えることはできないというのが韓国側の立場
  • 判決は(被告である日本企業が)ひとまず実行して、(韓日企業、韓国政府など『1+1+α』が)それに該当する金額の資金を準備して実質的には(日本企業に)被害が発生しないように弁償しようというもの
  • 『1』は韓国企業、もう一つの『1』は日本企業、『α』は韓国政府も関与するという考え

などと述べたのだとか。

要するに、形の上では日本企業が賠償をすることで韓国側の判決を尊重しつつ、日韓両国企業や韓国政府が事後的にその日本企業に生じた損害を補填する、という考え方です。

当たり前の話ですが、これもまた「てんでお話にならない解決策」です。

というのも、この方式だと「法形式」として韓国の国際法違反の状態が解消されませんし、また、日本企業としては損害賠償を実施した直後に韓国政府に「ハシゴを外される」というリスクが高過ぎるからです。こんなふざけた提案をノコノコと日本に持ち帰ってくる河村氏という人物には、正直、呆れて物も言えません。

ただ、それと同時に、この提案を読んで思ったのは、日本の外務省のなかにはこうした提案に乗っかろうとする者もいそうだ、という懸念です。

というよりも、「韓国の国際法違反を解消せよ」という点に拘り続けている河野太郎氏の存在を疎ましく感じる人間は、間違いなく外務省内に存在すると見てよいでしょう。

河野外相の発言を捏造する韓経

ところで、河野太郎外相といえば、昨日の『コーノ・タローの英文論考 史上最も仕事をする外相』でも紹介したとおり、韓国メディア『中央日報』に昨日、なにやら意味不明な話題が出ています。

コーノ・タローの英文論考 史上最も仕事をする外相

該当する記事のリンクは、次のとおりです(タイトルの「韓経」とは、韓国経済新聞(韓経)の元記事を中央日報が日本語訳して掲載している、という意味です)。

韓経:「無礼な発言」河野外相の交代が有力…韓日関係の影響「触覚」(2019年09月04日11時39分付 中央日報日本語版より)

韓経は「侍のように『上の人』が一般民である『下の人』に使う言葉を国際関係で使ったという批判が多かった」と述べているのですが、はて、こんな批判、ありましたっけ?

もちろん、日本にもさまざまな人がいますから、なかには「河野氏を更迭せよ」と主張する人もいます。

その典型例は、立憲民主党の枝野幸男代表でしょう。次の朝日新聞の記事などによると、枝野氏は8月28日、ラジオ日本の『岩瀬恵子のスマートNEWS』に出演した際、「外務大臣を代えるしかない」と明言しています。

枝野氏「河野外相、代えるしかない」 韓国への対応批判

ここに至る過程で、韓国大統領からは少し妥協の余地のあるようなことがあったにもかかわらず、いわゆる『上から目線』、特に河野太郎外相の対応は韓国を追い込んだ。責任は大きい。これ、外務大臣、代えるしかないですね。この日韓関係を何とかするには。

(2019年8月28日10時27分付 朝日新聞デジタル日本語版より抜粋)

しかし、日本国内で河野氏に批判的な勢力は、せいぜい立憲民主党や日本共産党などの野党が中心であり、しかも、その枝野氏にしたって、「侍のような『上の人』が一般民である『下の人』に使う言葉を国際関係で使った」と批判したわけではありません。

改めて申し上げますが、少なくとも私自身の周囲では、「侍のような『上の人』が一般民である『下の人』に使う言葉を国際関係で使った」という声、ただの1度も聞いたことがありません。韓経には、ものごとを勝手に捏造して報道するのはやめてもらいたいものです。

国民の声は天の声?

ところで、来週予定されている内閣改造で河野氏が外相から外れ、後任に茂木敏充氏が充てられるとの報道がなされていることは事実であり、しかも複数のメディアが報じている以上、それなりに確度は高いのでしょう。

当ウェブサイトとしては、「歴代外相のなかでは最も仕事をする外相」だと考えている一方で、河野氏の仕事ぶりを巡って、100%満足しているわけではありません。

とくに自称元徴用工問題では、日本企業にはすでに韓国国内での理不尽な訴訟などに対する巨額のリーガルコスト(訴訟費用、潜在損失など)が生じているのですが、これに対する日本政府の対応は十分とはいえません。

また、この期に及んで韓国に対する経済制裁(とくに外務省にできる「観光ビザ免除措置」などの見直し)に踏み切っていない点を踏まえると、河野氏が外相として100%、国民に満足してもらえる仕事ができているとは言い切れません。

ただし、これは河野氏の責任、あるいは資質の問題というよりも、政治家としての経験などを踏まえた官僚機構に対する抑止力の問題ではないでしょうか。その意味では、よりいっそう政治力を磨いていただくため、他省庁の閣僚を経験する、あるいは自民党の党務に専念する、といった期間があっても良いかもしれません。

当然、河野氏が外相から外れるにしても、先ほど紹介した韓経の記事が述べる「河野氏が韓国に対して無礼な発言をしたから外相から罷免される」という分析は的外れという可能性が濃厚と見るべきでしょう。

なにより、そもそも閣僚人事については、あくまでも総理の専権事項であり、安倍総理としても、おそらくはさまざまなことを考えて人事を采配しているはずです(もっとも、このあたりについては、実際に公表される人事を見てみないと、安倍総理の狙いについて正確に分析することもできませんが…。)

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ただし、あくまでも私自身の印象ですが、ツイッターなどで眺めている限りは、河野氏の外相続投を求める声が圧倒的に多いように見受けられます。たしかにこのタイミングで河野氏を動かすと、そのこと自体が韓国に対して誤ったメッセージを与えることになりかねないからです。

もちろん、安倍総理が韓国だけを見ているわけではなく、さまざまな視点から人事を考えていることは間違いないと思いますが、ただ、「韓国問題」に関しては、おそらく安倍総理が考えているよりもはるかに、日本国民の大多数が深く懸念していることは間違いありません。

人間は得意分野で成功する反面、得意分野で失敗するという側面があります。

外交も人事も安倍総理の得意分野であることは間違いありませんし、閣僚人事も安倍総理の采配次第であることは間違いありませんが、本件については国民の声をしっかりと聴きながら、慎重にご判断いただきたいところでもあるのです。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. チキンサラダ より:

    先のブログエントリで、他の方も書かれていましたが、河野さんは健康問題があるのかもしれませんね。
    しかし、より大きな問題は河野さんが変わってしまうことではなく、河野さんに匹敵する有力な外相候補が見当たらないということですね。

  2. 阿野煮鱒 より:

    私は安倍総理の強み弱みを以下のように見ています。

    強み:
    中級規模で戦略を練る外交力
    敵勢力の懐に飛び込める人間力

    弱み:
    経済政策の弱さ
    人を見る目の無さ

    なにしろ昭恵さんのような奔放な人を伴侶に選んでしまう人ですし、安倍さん自身の交友関係にも脇の甘さを感じます。第一次安倍内閣の脆さの要因の一つは、安倍さんの見る目で選んだ組閣人事にあったと思います。

    第二次安倍政権では、頼りになるな女房役・菅義偉を内閣官房長官に得ることができ、組閣人事の安定感がぐっと増しました。

    私は、人事のことは菅さんを頼り、安倍さん個人の意見は控えた方が上手く行くと思います。最後の組閣になりそうなだけに、安倍さんが変なやる気を出さないか心配です。

    1. 阿野煮鱒 より:

      誤記訂正

      誤: 中級規模で戦略を練る外交力
      正: 地球規模で戦略を練る外交力

      追記

      外務省の中に反河野太郎勢力がいるだろうとの推測は、私も同様に思っています。単純に外務省の仕事量が増えたことだけを以てしても、河野氏は疎ましいでしょう。まして、政府方針がこれまでの外務省のやり方をひっくり返しているだけに、苦々しい思いで足下をすくう機会を狙っているとしても驚きません。

    2. 心配性のおばさん より:

      阿野煮鱒様

      >弱み:
      >経済政策の弱さ
      >人を見る目の無さ

      私もそう思います。というより、政治は、安倍晋三氏だけではできない。
      まず、安倍晋三氏の実現したい目標があり、それを具現化できる実務能力者を集めることができる運が必要と思っております。
      また、阿野煮鱒様のご指摘の”経済政策の弱さ”ですが、経済は政治だけでは動かない。日本の財界に安倍政権の政治に呼応する人材が枯渇しているように思えます。
      もうひとつのご指摘である”人を見る目の無さ”ですが、政治家としても脇の甘さは、ご自身で自覚自戒していただきたいと思っております。
      安倍晋三氏は昭恵夫人の夫である以前に、日本の総理大臣です。政治家安倍晋三の大切な女房は、菅官房長官であり、その仕事を支えてくれている家族は閣僚のはずです。
      それを忘れたら、安倍総理の政治家としての強運は逃げてしまいます。

      1. 阿野煮鱒 より:

        ご支持ありがとうございます。

        実は私の家内も、午前様が珍しくない奔放な女性なので、かつ美人とは言えないが愛嬌ある容姿なので、昭恵夫人には共感を持ってしまいます。(妻へのノロケと受け取っていただいて結構です。)

        しかしながら昭恵夫人には、夫が公職にある間はその責任の重さに鑑み、くれぐれも自重していただきたいと切に願うものです

    3. 隠居爺 より:

      阿野煮鱒 さま

      >昭恵さんのような奔放な人を伴侶に選んでしまう人ですし

      これって、金目当てじゃないんですか?
      私は当然そうだろうと思っていました。
      結婚する前から総理大臣になる志があったんだろうし、そのためには金持ちの娘と結婚することがベターだったんでしょうし。

      私も野望があったなら、そのために有利な結婚相手を選んだと思います。

      違うんですかね。

  3. ピークを過ぎたソフトエンジニア より:

    記事の更新ありがとうございます。

    正直に書けば、後任がどうなるかわからない状況では河野外相が留任する方が安心だと感じますが、天邪鬼なので、外相を外れることで誤ったメッセージになると言われると、それを理由に必要な内閣改造を躊躇してはいけない、と思ってしまいます。
    留任が最適という判断になったら、それはそれで良かったと単純に思います。

    そもそも交代させろと主張する側は、河野外相がいなくなれば日本は韓国にもっと配慮するようになる、と思い込んでる気がするので、交代しても日本の態度が変わらないという現実を見せるのも一手だと思います。

  4. 水谷 より:

    政治系のジャーナリストの発言を聞いていると、茂木さんが昔から外務大臣になりたがっているという話もあるので、河野さん云々というよりも、茂木さんへの報奨人事という予測なのかもしれないですね。
    このタイミングで河野さんから変えると、韓国へまたぞろ間違ったメッセージを送ることになりかねないので止めたほうが良いと思いますが。

    1. 家和 冠 より:

      茂木さんは決断も早く、結構頭のきれる人らしいので、いい方向に出れば対韓国では氷の微笑を投げつつ、我が国に有利で韓国にはダメージのある外交を展開するかもしれません

      1. 匿名 より:

        高評価な人ほど失敗を恐れそうなものですが。

        河野氏は本当に低評価からのスタートでしたので、ここまで頑張れたのでは?

  5. 理系初老 より:

    韓国と枝野氏ら反日勢力に対して誤ったメッセージを与えないためにも、本日の虎ノ門ニュースで石平さんがおっしゃっていたように、もし河野さんが外相を続けないならば、より上位の官職について欲しいと思っています。

  6. 自転車の修理ばかりしている より:

    ずいぶん前の作品になりますが「シャカリキ!」という自転車漫画がありました。今の「弱虫ペダル」みたいな舞台設定の少年漫画だと想像していただければそう大きく間違っていません。その中で「登り坂で許されるギアチェンジは上げることのみ」(台詞ウロ覚え)という記述があったのです。つまりギアを重い方へシフトしろということです。踏みやすい軽いギヤへ変えるのは精神的に負けているという意味なのでしょう。

    何を言い出したのかというと、もし河野大臣を交代させなくてはならない事情があるのならば、後任は小野寺前防衛大臣か佐藤外務副大臣はどうでしょうか、ということです。韓国にとってよりハードボイルドな方向への人事刷新は、日本から関係改善する意図はないという明確なマニフェストになると思います。もちろん本人の適性がどうかという問題がありますが。

    丸山議員が自民党議員だったら外務副大臣あたりに登用すれば面白い(騒がしい)ことになったか、と無責任に想像したりもします…それは冗談レベルだとしても、戦争を視野から完全に排除した外交というものもありえないと思います。

    1. 阿野煮鱒 より:

      人事に関しては全面的に賛同いたします。

      しかしながら恥ずかしながら、長い坂道をのぼる場合、ギア比の低い方へ低い方へと一段ずつシフトレバーを弄る私としては、平身低頭するほかありません。

      自転車を降りて歩くよりは、最後までペダルをこいでいるだけマシだと自己肯定しています。お見逃しください。

  7. カカシ より:

    ここにコメント書かれている人は政治にかなり関心を持たれている人が多いと思います。
    ぜひ、ここにコメントしたあとに、首脳官邸のホームページにも「ご意見」タブというものがあるので自分の思いを、ぶつけてみてください。きっと思いは届きます、、、

  8. パーヨクのエ作員 より:

    いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。

    何を約束しても約束を守れない韓国に対して問題を解決するにはどうするか当方は無い知恵を絞って考えたら2つの案を思いつきました。

    ひとつ目は韓国国民総てに無期限かつ使用限度額無制限の黒いクレジットカードを日本人が全額支払う形で支給することです(笑)

    彼らはきっときれーなネーチャン代に使ったり、博打の負けた代金を取り返す為にカジノごと買ったり、アメリカ全部や地球全体、全宇宙を買うでしょうから、日本人はその代金を黙って稼いで払えば良いのです。
    おそらく1日24兆時間働いて生産性を∞倍向上させれば日本人なら支払い可能と思います。(笑)

    もうひとつ目は約束を守れない人間は人間と認定せず、憲法9条の対象外として駆除すれば良いかと。

    名目は我が国が史上最悪の植民地支配した事を反省し、植民地支配反省法の執行を遡及法で実施するのです。
    タスマニアアボリジニの扱いを致しますのでどうか反省を受け取って下さいと反省を執行することで約束を守る人間の割合を増やせば良いと思います。

    冗談は以上です。駄文失礼しました。

    1. 引きこもり中年 より:

       独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

      パーヨクのエ作員様へ
      >ひとつ目は韓国国民総てに無期限かつ使用限度額無制限の黒いクレジットカードを日本人が全額支払う形で支給することです(笑)

       もし、そのような提案がなされたら、(日本の)「進歩的知識人」や、
      (日本マスゴミ村の)ATM(それに「サンモニ」)、さらには社民党など
      は、「自身を変わって払う日本人の対象外にして、是非、実現すべきだ」
      と言いだすでしょう。なにしろ、学生運動時代から、自分の思い通りに
      ならない社会は、間違っていると思い込んでいるのですから

       駄文にて失礼しました。

      1. パーヨクのエ作員 より:

        引きこもり中年様
        当方の駄文にコメントを賜りありがとうございました。

        引きこもり中年様>(日本の)「進歩的知識人」や、
        (日本マスゴミ村の)ATM(それに「サンモニ」)、さらには社民党など

        え、日本市民は謙遜してはいけません(笑)
        彼ら以外は一人につき月一円の負担で残りは全額彼らが頭割で負担するならば彼らへの韓国国民の愛情が白日の下に曝されて喜ばしいのではと思います。

        韓国を愛する日本市民の為に黒いクレジットカードを1ウォンも使わない愛情に溢れた韓国国民!!

        これ、現実になれば良いですね(棒)

  9. 匿名 より:

    リーガルコストを理由に日本政府の対応を求めるという意見については疑問です。
    民事に関する訴訟を受けるリスクについては、あくまで現地で活動することを決めた企業に属する物と思います。
    (カントリーリスクよりも企業活動による利益をとった企業の判断の問題なので)
    判決に問題があり、問題ある判決に基づく罰則が履行され、かつ相手国の政府がそれを許容して初めて自国政府が対処するのが筋ではないでしょうか。

    刑事訴追であれば起訴主体が公権力ですので少し考え方も変わると思いますが、徴用工訴訟はあくまで民事です。
    差し押さえにより実損が発生しているのであればそこが起点になるとは思いますが、そのような訴えは日本企業からも出ていませんのでまだ政府が具体的な対応にでるフェーズではないと考えます。

  10. 心配性のおばさん より:

    >この提案を読んで思ったのは、日本の外務省のなかにはこうした提案に乗っかろうとする者もいそうだ、という懸念です。

    この間、プライムニュースに出演していた磐村氏も「これが落としどころかも」とか言っていました(怒)。彼の言う、それが”落としどころ”なら、永遠に落とさなくて、よござんすよ。
    週刊ポストが韓国全否定の記事を書いて、非難を浴びていますが、正直、私も同意見です。
    そこにあっても、そこにない国。そういう関係になりたい。というのが、ストレートな私の気持ちです。

    日本は国際的な立場から、よほどの局面でないと禁輸とかの制裁はしにくいですが(しないとは申しあげません。)韓国側から、ボイコットして下さるなら、歓迎しているほどです。新天皇陛下祝賀も五輪も、ボイコットをお願いいたします。

    慰安婦問題も徴用工問題も、韓国が国際法違反も辞さないというなら、日本はそれを理由に国交を断絶することも可能なのではありませんか?国際法や契約を守れない国とは、国同士のお付き合いは不可能です。

    >よりいっそう政治力を磨いていただくため、他省庁の閣僚を経験する、あるいは自民党の党務に専念する、といった期間があっても良いかもしれません。

    防衛大臣というのは、いかがでしょうか?個人的には小野寺氏を推しているのですが、茂木氏ではなく、外務大臣に小野寺氏。防衛大臣に河野氏というのは、おもしろいと思いません?おもしろいなんて、不謹慎ですわね(笑)。

    1. 匿名 より:

      河野さんの防衛大臣はありと思います。官房長官も有りと思います。
      ちなみに、茂木さんって、TPPの交渉でアメリカとの交渉でも折れなかった、かなりのタフネゴシエーターと評価されていたと思います。
      もしかすると、河野外相と同じようにしっかりとした対応をしていって頂けるかもしれません。女性関係の心配は残りそうですけど。ハニトラとかハニトラとかハニトラとかで厄介なネタを握られていそうな気も・・・

      河野さん、世耕さんはおそらく将来の総理候補として自民党を引っ張っていく人と思いますので、安倍さんの4選が無ければ、党内の重要ポジションへの異動も考えららますよね。
      ちなみに、人気の小泉さんは少子化大臣とかで、子供も出来たしその視点で頑張ってみたいな人事もあると思います。また、大臣としての適正なんかも見ながらの起用じゃないでしょうか。

      1. 心配性のおばさん より:

        匿名様 レスありがとうございます。

        >河野さんの防衛大臣はありと思います。官房長官も有りと思います。

        官房長官は、次期人事では、菅官房長官が続投するそうなので、次の次ぐらいですかね。
        河野太郎氏には、河野洋平の息子というハンデを跳ね返しながらの働き。政治家としての凄い力を感じます。応援したいですね。

        >ちなみに、人気の小泉さんは少子化大臣とかで、子供も出来たしその視点で頑張ってみたいな人事もあると思います。

        小泉さんは、若すぎて、私には、まだ力が見えてこないです。マインドはあるようなのですが、以前申し上げたことがあるのですが、政治は実務です。理想だけでやられたら、国民が迷惑します。隣国を見ていると特に痛感いたします。

        ともあれ、今回、安倍政権の閣僚は実務家揃いで、日本は幸運です。多少の問題があっても、乗り切れる実力をもっているのが、誇らしいですね。その幸運が逃げないように祈っております。

  11. 韓国在住日本人 より:

     「1+1」だろうが「2+2」だろうが基金を設立しても潰してしまうという悪しき前例がありますので、日本人的な思考では絶対に受け入れられません。

     だいたい、文在寅大統領とその仲間たちが最初に基金案を否定していました。

     https://www.sankei.com/world/news/190126/wor1901260015-n1.html

     この言動の不一致と言うのは、韓国内外での信用度を低下させることに大きく貢献しています。

     韓国国民は数カ月もたてば忘れてしまうので、言動の不一致など何ら問題ないのかと思います。

     ある意味「幸せな生き方」と思います。小生は実践したくありませんが・・・。

     駄文にて失礼します

  12. NANASHI より:

    立民の小西のバカがやらかしてます。

    竹島を戦争云々よりよっぽど悪質かと
    国会及びマスコミで徹底追及してもらい、トットと辞職していただきたいと思います。

    https://twitter.com/konishihiroyuki/status/1169235246945988608?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet
    安倍政権の失策で日本の産業が被害に遭い国益が失われた。
    実は、経産省は国会議員には「サムスンらに輸出する一部の日本企業に貿易管理違反があったため発動した。韓国側に責任はない。」と説明している。ならば、即刻に違反の日本企業を改善させ、管理強化を撤回すべきだ。

    リプでソースを出せとの声があるようですが、全無視のようです

    1. 匿名 より:

      そうですか、とうとう彼は幻覚が見えるようになってしまいましたか。
      以前から言動がおかしいとは思っていましたが、病状がここまで進んでいるとは。
      お気の毒です。

      ・・・というドラマの一場面が頭の中に浮かんできました。

      多分、彼の中では「本当にあった話」なんだろうと思います。
      生暖かく見守ってあげましょう。

      1. 心配性のおばさん より:

        匿名様

        >とうとう彼は幻覚が見えるようになってしまいましたか。
        >以前から言動がおかしいとは思っていましたが、病状がここまで進んでいるとは。

        某サイトからのパクリでございますが(笑)、「お薬だしておきますね。」(笑)

    2. NANASHI より:

      中央日報が、このツイートを見てほらやっぱり報復じゃないかと行ってます。
      立民はどう責任をとってくださるのでしょうか

      https://japanese.joins.com/article/334/257334.html
      > 日本の輸出規制措置は当初の日本政府の説明のように「韓国の戦略物資管理不十分」ではなく、日本企業の貿易管理問題から始まったということであり、これが事実なら大きな波紋が予想される。

      これに先立ち日本政府は先月28日、韓国をホワイト国から除外した。これは事実上、韓国最高裁の強制徴用賠償判決に対する経済報復措置の一環であり、7月の半導体核心素材3品目の対韓国輸出規制強化に続く第2次報復措置という分析が多い。

  13. KARUSATONOTORA より:

    慰安婦財団を勝手に解散させておいて基金案とはありえませんね。
    国家間の約束をしても、それで終わらないと文大統領は発言しました。
    韓国と話し合いを行い、何かを決めても守られない事がはっきりしています。
    このような国家と協議も条約も合意も無意味です。
    外務省の事なかれ主義を過去のものとするためにも河野外相には
    これからも手腕を発揮していただく必要があります。

  14. tono より:

    カイカイch のスレからです。
    外国メディア「反日種族主義」のイ・ヨンフン教授を招請
    ソウル外国人記者クラブが質疑応答するそうな。
    ぜひ無事に進んでほしい。ソウル在住なので、どこまでしっかりとした質疑応答になるか不明ですが、ぜひとも海外に真実が伝わるきっかけになってほしいと思います。

  15. クロワッサン より:

    河野外相が変わってもいわゆる徴用工問題での対応に変化がなければ、韓国は河野外相の個人的な考えではなく安倍政権全体としての対応なんだと理解出来…るような相手じゃないか。

    安倍総理から次の総理に変わっても、引き続き韓国に対しては約束を守らずゴールポストを動かす事を許さない姿勢で一貫して欲しいものです。

  16. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
     
     自民党党内に、大臣待機組が並んでいる以上、(留任を言わない限り)
    総理大臣以外の全ての大臣に、更迭される可能性があります。その意味で
    は、河野太郎外相が更迭される可能性はあります。(もっとも、今、外相
    になれば、スキャンダルや(防衛相のように職務遂行でミスしての)批判
    で、次の選挙に不利に働くと思えば、外相を打診された候補が、断るかも
    しれませんが)

     後は、河野太郎外相が気に入らない韓国や日本マスゴミ村の願望が、外
    相更迭間違いなしとの、話に膨らんでいったのだと思います。(後は安倍
    総理次第です)

     駄文にて失礼しました。

    1. 引きこもり中年 より:

       すみません。追加です。
       河野太郎外相の、外務省省内での評判は、どうなんでしょうか。(もち
      ろん、省内でも上と下では、違うかもしれませんが)
       ご存知の方がいれば、教えていただけないでしょうか。(省内の評判と
      仕事が出来るかどうかは、関係ないと言われれば、その通りなのですが)

       よろしくお願いいたします。

  17. 七味 より:

    既にある判決は無理に変える必要はないと思うのです
    ・自称元徴用工を始め太平洋戦争以降の日本政府や日本企業に対する個人請求権請求先は韓国政府とすることを立法により明らかにする
    ・韓国政府と韓国企業それに善意の韓国人の1+1+αの基金を作って、請求権が認められたものについては、ここから拠出する
    ・既に判決で認められているものについても、判決で認められた権利の放棄と引き換えで、この基金から拠出する

    ってだけでいいと思うのです 全部韓国だけで日本との協議なしに、速やかな自称被害者への補償ができるのです♪

    そこまで行動で示したら、きっと鳩山元総理とか心ある日本人も基金に個人資産を提供してくれると思うのです

    1. りょうちん より:

      >自称元徴用工を始め太平洋戦争以降の日本政府や日本企業に対する個人請求権請求先は韓国政府とすることを立法により明らかにする

      別に立法しなくてもいいとは思いますが(条約は国内法に優越する)、なんで「請求書の宛名は韓国政府である」と明言しないんでしょうね。

      「条約で解決済みである」

      なんて遠回しの文言では、あの種属には一切、通用しないのに。

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