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外為法第48条の制裁措置、ついに発動か?

先ほどから一部のウェブサイトなどで触れられていますが、本日、産経新聞とそのウェブ版の産経ニュースに、日本政府が自称元徴用工問題への対抗措置として、半導体産業の関連物質の対韓輸出に対する規制を強化するとの記事が掲載されました。事実だとすれば、「従来の日本政府の事なかれ主義から一歩踏み出すもの」としては歓迎したいところですが、ただ、報じられている中身を読むと、ずいぶんとピンポイントで絞られた措置であり、これを「大々的な経済制裁」と呼ぶには中途半端な気もします。

産経「対韓輸出規制」の衝撃

今朝の産経新聞に、『半導体材料 対韓輸出を規制』と題する記事が掲載されました。

この記事はツイッターで教えて頂いたものですが、私も慌てて近くのコンビニエンスストアに行き、110円を支払って産経新聞を購入して読んだところ、たしかに産経がこれを報じていたことを確認しました。

その後、産経新聞のウェブ版・産経ニュースでも、10時44分付で、次の記事が配信されています。

半導体材料の対韓輸出を規制 政府 徴用工問題に対抗 来月4日から(2019.6.30 10:44付 産経ニュースより)

産経が報じた内容の要旨は次のとおりです。

  • 政府は韓国に対するフッ化ポリイミド、レジスト、エッチングガス(高純度フッ化水素)の3品目の輸出規制を7月4日から強化することを7月1日に発表する
  • 政府は同時に輸出許可の申請が免除されている外為法上の優遇制度「ホワイト国」から韓国を除外するためのパブコメを7月1日から約1ヵ月間募集する

リスト規制に変更を加えるというものではない

このニュース、事実だとしたら、なかなかの大ニュースですが、少し誤解されやすい分野でもあります。

産経ニュースには「外為法(がいためほう)」の詳細な条文は掲載されていませんが、正式には『外国為替及び外国貿易法』と呼ばれる法律で、大きく分けてカネの流れ(特に第16条)とモノの流れ(とくに第48条)の規制から成り立っています。

当ウェブサイトでは過去に『外為法第48条の研究:韓国に対するモノの流れの制限とは?』『外為法第16条の研究:韓国に対するカネの流れの制限とは?』という記事で、この外為法について取り上げたことがあるのですが、ここでは第48条について再掲しておきましょう。

外為法第48条とは、いわば、「日本から外国へのモノの流れを規制する法律」です。

そして、第48条のうち、軍事転用を防ぐためのものが、次の第1項の規定です。

外為法第48条第1項

国際的な平和及び安全の維持を妨げることとなると認められるものとして政令で定める特定の地域を仕向地とする特定の種類の貨物の輸出をしようとする者は、政令で定めるところにより、経済産業大臣の許可を受けなければならない。

この条文を読めばわかりますが、要するに「民生産業用」であっても「軍事転用されるかもしれない物質」などについては、輸出する前に経産省の許可を受けなければならない、というルールのことであり、基本的には「リスト規制」と「キャッチオール規制」があります。

このうち「リスト規制」とは、『輸出貿易管理令』の『別表第1』の第1項~第15項に指定されている場合には、自動的に輸出許可が必要だとするものです。

以前から問題になっているフッ酸(フッ化水素)は、半導体の製造工程には欠かせない製品ですが、それと同時に濃縮ウランの精製などに軍事転用されるおそれがある製品でもあるため、外為法でいう「軍事転用可能な製品」のリストに含められている、というわけです。

ところが、どうも経産省は役所としての裁量で、韓国に対する扱いを、これまでかなり優遇して来たようなのです。

産経ニュースはこれについて、

輸出を規制する3品目は、いずれも軍事転用が容易だが、これまで韓国には手続きの簡略化など優遇措置を取っていた。日本政府はこれを7月4日から契約ごとに輸出許可に切り替える。許可の申請や審査には90日間程度を要することになるという。

と述べていますが、これについては別に法律や政令などを変更するという意味ではなく、『輸出貿易管理令の運用について』というルールで決められていた行政手続の細かい区分を、韓国については「先進国並み」からその他の区分に振り替える、というだけの話でしょう。

ホワイト国≠リスト規制

さて、産経ニュースにはもう1つ、「ホワイト国」という用語が出て来ます。

これについては以前、『「キャッチオール規制」上のホワイト国から韓国を外すべき?』でも出てきた話題であるため、記憶にある、という方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、誤解を受けいやすいのですが、「ホワイト国」とは、べつに「すべての品目を輸出するのに許可が不要な国」、という意味ではなく、あくまでも「キャッチオール規制」から除外されているだけのことで、「リスト規制」までが免除されるわけではないからです。

ただ、韓国を「ホワイト国から外す」となれば、それはそれで象徴的には重大な意味を持ちます。

ちなみに、現行のホワイト国のリストは次のとおりです。

輸出貿易管理令「別表第3」に指定されているホワイト国

アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、大韓民国、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、アメリカ合衆国

ただし、韓国をホワイト国から外すとなれば、輸出貿易管理令の改正が必要となりますので、産経が報じた「パブコメ」とは、この輸出貿易管理令改正のためのパブコメのことなのでしょう。

これが「対韓制裁」なら、中途半端に

さて、産経ニュースの報道だと、今回の措置は自称元徴用工問題について、「韓国側が関係改善に向けた具体的な対応を示さないことへの事実上の対抗措置」という位置付けなのだそうですが、現時点でこの産経の報道が事実なのかどうか、私自身には確認する術はありません。

ただ、この報道が事実だとすれば、「外為法第48条」に手を付けたという意味では、日本外交にとっては一歩踏み込んだという点で象徴的なものではありますが、それでも「韓国に対する対抗措置」と称するには少し抵抗があります。

現実に韓国に対する戦略物資の輸出を厳格化する対象品目は3品目に過ぎないわけですし、また、今回の措置は「積極的な経済制裁」にしては実に小ぶりです。さらに、ホワイト国指定の解除は政令の改正を伴うため、韓国を無駄に刺激する可能性があるというのが気にかかります。

何より、以前、『フッ酸禁輸は本当に韓国に対する制裁カードになり得るのか?』でも指摘しましたが、おそらくフッ酸などの半導体関連製品については、かなり以前から議論されてきたため、短期的には韓国企業側としても対応を済ませていると見るのが妥当でしょう。

さらに、迂回輸出(いったん最終仕向地を偽装して中国などの第三国に輸出し、それを韓国に転売するような輸出)がなされたときに、経済産業省がそれをどの程度見抜けるのかという論点についても、気になるところです。

この点、『仲裁手続の「次の議論」とは、韓国の経済的焦土化?』でも報告しましたが、どうせ「伝家の宝刀」を抜くなら、中途半端に「自称元徴用工問題で韓国を困らせる」という目的ではなく、「北朝鮮の核武装を幇助する韓国を産業ごと葬り去る」とういタイミングで抜いてほしいところでもあります。

いずれにせよ、産経ニュースの報道だと、明日、日本政府が内容を発表するそうですから、それまでの間、条文をもう少し調べつつも、続報を待ちたいと思います。

(※あるいは、日本の韓国に対する対抗措置ないし経済制裁についても、久しぶりにまとめてみても良いかもしれません。)

新宿会計士:

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  • 新宿会計士様

    >おそらくフッ酸などの半導体関連製品については、かなり以前から議論されてきたため、短期的には韓国企業側としても対応を済ませていると見るのが妥当でしょう。

    私はこれは結構「効く」と思っています。
    まず、これは「あなたがたは、少なくとも味方ではない」と言う強烈なメッセージになります。
    そして、韓国側が対策として在庫を積み上げていたとしても自分で作れるわけではなく、他国もほとんど作っていないからからいずれ払底。
    自力で研究開発して作れるようになるまで10年以上かかると思います。それまで「大韓民国」という国は持つのでしょうか。

    • 中央日報の韓国語版に日本の制裁についての記事が出ていました。

      Google の機械翻訳ですが、掲載します:
      https://news.joins.com/article/23511186?cloc=joongang|home|newslist1big
      ----------------------------------------------------------------------
      米・中の休戦にため息をしたところ、今度は日本が ' 半導体爆撃 '

      【中央日報】 入力2019.06.30 16:30 修正2019.06.30 16:47 印刷記事アーカイブ(スクラップ)

      米中貿易紛争がしばらく静かになるとすぐに、今度は日本発(發)新たな脅威が国内企業を襲っている。
      30日、日本産経新聞は「日本政府が7月4日から(日本で生産されている)主な素材の3つの項目を韓国に輸出することについて規制を強化する」と報じた。3品目では、TVとスマートフォン用の表示に使われるフッ素ポリイミド、半導体製造過程で必要な「レジスト」とエッチングガス(高純度フッ化水素)を挙げた。フッ素ポリイミドOLEDディスプレイに使われる素材だ。レジストは、半導体を作成するときに、基板に回路の写真を撮るときに必要なフォトレジストであり、エッチングガスは、基板表面処理に使われるガスである。

      日本産の半導体・ディスプレイ素材、韓国の輸出規制
      産経によると、日本政府は、先端材料の輸出と関連して、安全保障上友好国で認められている国では、輸出許可申請を免除する「ホワイト(白)国」制度を運用するためには、この先で韓国を除外するとしたある。産経は、このような措置の背景に「徴用問題(韓国最高裁の一斉強制徴用賠償判決)について、韓国側が関係改善のための具体的な対応をしていないことに対する対抗措置」と説明した。
      ムン・ジェイン大統領(右)が28日午前、インテックス大阪で開かれたG20首脳会議の公式歓迎式で、議長国である日本の安倍晋三首相と挨拶した後、移動している。 【青瓦台写真記者団]
      ムン・ジェイン大統領(右)が28日午前、インテックス大阪で開かれたG20首脳会議の公式歓迎式で、議長国である日本の安倍晋三首相と挨拶した後、移動している。【青瓦台写真記者団]

      韓国に輸出するいちいち日本当局の承認経
      韓国がホワイト国から除外されると、日本企業は、その項目を韓国に輸出するたびにいちいち当局の許可を受けなければならない。「輸出手続きの簡素化」という優遇措置が消えるだろう。輸出許可申請と審査には通常90日程度かかることが分かった。業界によると、フッ素ポリイミドとレジストは、世界全体の生産量の90%、エッチングガスは、約70%を日本が占めている。

      世界の半導体企業は、大部分が日本でこの素材を輸入する。グローバル市場での輸出競争を繰り広げる韓国の半導体とディスプレイ企業は、コア材料を任意の時点に確保する苦労を食べることができるという意味だ。産経は、特定の企業名をコック撮っ「半導体大手であるサムスン電子と薄膜型高精細TVで先を行くLG電子など韓国の代表企業が影響を受けるだろう」と分析した。

      産経報道が知られ、国内企業は非常になった。財界関係者は「製造業は主な材料が1つだけ欠けても、全体のプロセスが停止する場合が多い」とし「産経報道が日本政府の公式立場と一致している多角的に確認している」と述べた。

      緊急かかっ国内業界 "長期化時の打撃は避けられ"
      国内の主要半導体・ディスプレイメーカーは報道が正しい場合に備えて対応策も模索している。半導体メーカーの関係者は、「どのような部品や素材も供給線が一箇所だけある場合はほとんどない」とし「すぐに問題にはならないだろう」と述べた。その一方で「在庫物量の確保と供給先の多様化に一度対応だろうが、日本で主に生産されている素材を、日本政府次元で規制したのなら、中長期的には影響を受けるしかないだろう」と憂慮した。

      米中貿易紛争本当に気味に一度安藤
      日本発の懸念が大きくなっているが、財界は、一方では、米・中貿易紛争が最悪の状況は免れたことについて安堵している。財界関係者は「トランプと習近平の29日の会議で、国内企業が最も注目した発言は、トランプが「私は彼ら(華)に(米国)の部品を継続売ることを許すことに同意した」とした部分」と述べた。

      この関係者は「米国か、中国のかを選択するようには国内企業に「お答えできない問題」だったという点で、困惑した」とし「米中対話を継続することにしただけに困難な状況で一旦抜け出すことができるようになった」と述べた。また「これまで韓国政府がアンミギョン中(安美經中、安保米国経済は、中国)ポリシーを継続しながら、国内企業の中国への依存度はずっと高くなった」と付け加えた。

      産業通商資源部の調査によると、韓国の昨年の対中輸出は1622億4000万ドル(約182兆3000億ウォン)で、全体の26.8%を占めた。一年の間に2%ポイントも増え過去最高を記録している。

      東京=ソスンウク特派員、パク・テヒ記者adonis55@joongang.co.kr
      ----------------------------------------------------------------------

  • 別の記事にも書きましたが、今回の措置は、フッ化水素単独ではなく、レジスト含まれるのがミソだと思います。

    私は半導体製造については全くの素人ですが、例えばこういう資料を読むと
    https://www.rs.tus.ac.jp/a26259/files1/etching.pdf

    ページ番号 72
    ----------------
    [選択性]
    エッチング対称物層ではない下地基板層とレジスト・マスクはエッチングされないことが望ましいが、いつでもその理想がかなう訳ではない。エッチング対象物層、下地基板層、レジスト・マスクがそれぞれ有限なエッチング速度 Ro, Rs, Rm を持つ場合には、そのエッチングの選択性(選択比)Ss, Sm が次のように定義される。これは等方性、異方性に拘わらない。
    Ss = Ro / Rs ・・・(7.1)
    Sm = Ro / Rm ・・・(7.2)
    理想的な選択比は無限大である。ウェットエッチでは大体理想的選択比が得られる。
    実用的な範囲は 25:1 ~ 50:1 である。
    ----------------

    もうちょっと平たく言うと、

    レジスト材もエッチング液(硝酸とフッ酸の混合液)に浸されれば溶けるのですが、下地基板層よりも溶けるのがずっと遅ければいいんです。

    ということです。つまり、慣れ親しんだ特性を持つレジストとフッ化水の組み合わせではなく、不慣れな材料で同じ工程に突っ込んだら、歩留まりがえらく落ち込むと思うんですよ。

    こうした問題を、地道に潰していくのは、朝鮮人の最も不得手とするところですし、イルボンの業者を呼びつけて「何とかするニダ」と丸投げするわけにも生きませんから、お手並み拝見です。

    余談ですが、ネットでは「基板」を「基盤」と書く人が絶えません。基盤と書いているサイトは素人と白状しているのと同じと見做してきましたが、最近は明らかに業界企業のサイトでも「基盤」と書くところがボチボチ見受けられるようになりました。悲しいです。

    • 横からすみません。半導体製造ではウェットではなくドライエッチで、エッチャントは純度が大切だと思います。

      • 微細加工プロセスの場合はドライエッチングが主流だそうですが、上述の資料に寄ればドライエッチングで使われるのは主に四フッ化炭素(CF4)で、フッ化水素はウェットエッチングで使われるそうなので、ウェットエッチングの話にしました。勘違いがあればさらにご教授ください。

        • 阿野煮鱒さま

          素人が横から失礼します。

          教科書レベルの知識しかありませんが、フッ酸(フッ化水素)はRCA洗浄の1形態で、特にシリコン基板の自然酸化膜(勝手にシリコンが酸化した層で電子走行の邪魔者)の除去と、その後の自然酸化膜の発生を抑制してくれる働きがあります。
          勿論、微細で高性能のデバイスの性能をコントロールするためには、非常な高純度が要求されるわけで(不純物があると、きれいにしているつもりが泥靴でリビングの掃除をするようなものです)、これを作るのは至難の業。

          自然酸化膜の除去を考えると、ウェットエッチングという表現は間違いではないと思います。
          レジストとフッ酸を組み合わせるウェットエッチングは、比較的大きめのデバイス向けでしょうかね。(専門家ではありませんので、不正確な点があればご指摘願います)

        • 書かれている内容はウェットエッチでパターニングする配線板工程かと思いましたので、横から失礼しました。

          微細性を決めるのはレジストと露光機でエッチング液は純度が大事と思います。

          その他半導体の微細加工では反応性イオンエッチング等が使われており、ご指摘のようにフッ化物が使われます。しかし、エッチャントはチャンバー内で気体(正確にはプラズマ)になっておりますので、ウェットは関係ないと思います。

    • 理系初老様、老害様、

      ご教授ありがとうございます。今回の規制対象となるレジストとフッ化水素とを同時に使う工程は、最新鋭のプロセスには出番がないようですね。

      レジストは期待したほどには歩留まりに影響しそうにないのは残念ですが、フッ酸の純度に期待します。

  • 今まで韓国に与えていた優遇処置を外して、他の国と同じにしただけでしかない。
    韓国から見れば大変かもしれないが、他の国から見れば「我々がいつも遣っている手続きをすれば良いだけで売らないと言っているわけではないからいちいち騒ぐな」て事になるでしょう。
    万が一韓国が経済制裁を掛けて来た場合先に手を出したのは『韓国』と世界に発信することが出来るでしょう。
    粛々と韓国特権(優遇)を外していけば、いままで左団扇で暮らしていたのは韓国特権のおかげと気づくかも(気づかなければ野たれ死ぬだけ)。

    • セブン様へ

      手続きの厳格化は、朝鮮半島の非核化やイラン情勢を睨んでの事として、韓国限定では無い(実際はそうでも)と言えます。
      しかし、ホワイト国の指定を外すについては明らかに韓国名指しの措置ですから、「皆平等の措置だ」とは言えないですね。
      大義名分はどうしますかね?

  • とうとう日本が実効性のある措置をとりだした、という外交メッセージとしては大きいですよね。
    また、韓国に対抗措置をとることに対して今後心理的ハードルが下がります。

    私は一時的な措置では意味がなく、韓国の産業の足腰をへし折って再起不能にするくらいでないと意味がないと思っています。であれば、韓国から激しい拒絶反応がでないよう、韓国側がことの大きさに気づかないよう、徐々に徐々に制裁を強めていくのが良いと思っています。

    その意味では今回の措置はタイミングと言い、やり方と言い、大きさと言い絶妙ではないでしょうか。

  • 更新ありがとうございます。

    半導体関連の3素材は日本のメーカーの独壇場のようで、韓国は当面困るでしょう。しかし第3国経由とかですと、漏れも出て来ます。また悪知恵働かしそう(笑)。

    私は渡航制限、つまりビザ免除措置の短縮化(10〜15日)も第2弾ではやって欲しいです。火病起こそうが何しようが関知しない。全て韓国の撒いた種です。アレ?板門店で2人は会ったみたいですね、、。文は?(笑)

  • 久々のコメント失礼します。

    これ日本政府的には他国からの半導体生産が滞る問題が日本に押し付けられるのを防ぐと共に、韓国人の受け取る無視(日本とは異なり冷遇される事)を実施しており実に的確な処置ではないでしょうか?

    生産拠点が韓国から台湾に移るとともに、米国が表面的には和解ムードを作りつつ、中国牽制に日本政府にカードを切らせたとも考えられます。

    つまり、G20前から続いている米中貿易戦争が、東西貿易戦争へと変わりつつあるではないでしょうか?

    少なくとも、他国経由で購入するにしてもコス増は免れられず、韓国、中国共に大きく牽制出来てると思います。

  • 「ライオンが寝ているのをいいことに、精一杯虚勢を張って、ちょっかいを出してくる猫」、というのが今の日韓関係に対する私のイメージです。

    韓国の方の中には「日韓断絶しても、韓国は困らない」と、勘違いされている方が多いようで、説明しても「親日派乙」とか「あーあー聞こえない」とかいう対応をされるらしく、そういう方に理解していただくための「軽いジャブ」なんだと思います(ただ、「軽いジャブ」といっても、ライオンの軽いジャブですから、猫に当たったら大けがしてしまいますが)。
    「軽いジャブ」ですから、迂回輸出などされても気にすることはないですし、迂回輸出を完全に排除することは(日本単独では)不可能です(迂回輸出をされても、物品の調達コストは上がりますから、韓国はダメージを受けます)。

    軽いジャブで、実力差を把握して静かにしてくれればそれで良いと思いますが、それでも騒ぐのなら、右ストレート(厳格化の項目増加、明らかな迂回輸出先の排除など)を何発かお見舞いしてKOしてしまえばいいのです。
    前までなら、ストレートをお見舞いする前に、米国というレフリーが止めたと思いますが、今は止める気はなさそうですし、KOされて所得が減れば、念願の北との統一の際の差異が縮まる、という、韓国大統領にとっては願ったり叶ったりの結果になります(笑)。

  • 本稿の本題と無関係にもう自己コメントとして1つネタを投下。

      • 最後トランプさん、金さん、ムンさん(中には入れず)と並び、トランプさんがムンさんに礼を述べた時ムンさんがチンプンカンプンでトランプさんがバカにしたような表情(ここは私見)をしたところがすばらしい。

    • 追加更新ありがとうございます。

      なるほど訪北は打ち合わせ済みか。だから2分間相手に韓国にわざわざ行くと伝えたんだな。安倍総理ももちろん知っていただろう。知らぬは文のみ(笑)。欧州での発言「北の完全な非核化」なんて、金正恩が嫌う事を言い出すあたり、空気の読めなさがハンパない。板門店ではボーッと立ってただけか(爆笑)。

    • G20が終わると同時に、よーいドンでいろいろ出てきますね。

      今日の寅金面会映像を途中から見たときには文在演も映っていたので、花持たせてやったのかと、ちょっと意外でした。

      ただ、直前の朝鮮中央通信の韓国の功績を否定する前フリや、今日のトランプ-金が最初に会う時には文在演は建物内で待つよう「おあずけ」を食わされていたのを見ると、韓国の功績とはみなせないよう見せる意図ははたらいているようですね。

      あと、映像では、韓国側領域での身辺警護のSPがやけに目立ちました。映像がSPの後ろ頭ばっかりで、見にくくてしょうがない。
      対して、北朝鮮側領域ではカメラマンしか目立ちませんでした。

      これって、韓国側が今日の会談のことを、直前まで知らされていなかったことの表れじゃないかと思いました。
      事前に時間をかけた周辺一帯の安全確保したり、同行マスコミも徹底的に身辺調査したり、みたいなことができなかったんじゃないでしょうかね。

      さすがに映像後半でご当地首脳の文在演は顔を出しますが。

      文在演にしてみればこれでも十分、大金星取ったつもりでいるでしょうから、国内で勝手に俺の成果だと騒ぐんでしょう。平常運転というか・・・

      • 自己レスですが、
        うじゃうじゃ取り囲んでいたSPは韓国側かと思ってたんですが、ほとんどは赤バッジ付けてました。北の彼らが韓国側のビルまでついていってたんですね。
        寅金が移動モードに入ったところで警護モード発動し、単に他国メディアの都合なんかお構いなしに任務を実行してるだけという感じです。

        韓国側が直前まで知らされていなかったことを補強するネタとしてはちょっとイマイチでした。

  • 自分が韓国企業の立場であれば、

    1.当面 在庫の確保に注力。韓国内工場での新製品
      開発を原則中止。
    2.生産を海外工場に徐々に移管。新製品開発も海外
      工場で実施。
     (サムソンだったらとりあえず中国工場?)
    3.長期的には、TPP加盟国のベトナム等に工場建設。

    ですね。韓国内の生産にこだわるのは危険すぎます。
    レジスト変更は、ほぼ新製品開発に等しい労力がかかります。
    当然本来の新製品開発にさけるリソースが減ります。
    また、今後どの原材料に規制がかかるかわかりません。
    そのたびに設計変更するくらいなら、韓国脱出の方が
    割に合うでしょう。

    以上、元半導体エンジニアの意見でした。

    •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

       希望的観測かもしれませんが、日本政府の狙いは、韓国から製造業を国
      外に流出させることではないでしょうか。そうすれば、韓国からアメリカ
      に輸出される製品も減って、その結果(韓国相手の貿易赤字も減って)ト
      ランプ大統領も喜ぶでしょう。

       妄想にて失礼しました。

    • 米中貿易戦争が、ちらついている状態で、中国に投資の判断ができるか?
      ベトナムと韓国は、韓国版慰安婦問題が控えているので、より長期的には、よろしくないような気が...。

      韓国が、東南アジアを食い散らかしているような報道があるので、韓国企業への風当たりがどうなのかと、東南アジア自体が、政治の不安定化や人件費高騰から、労働市場としての魅力が低下しているような気がするのでそのあたりがどうなのか?

      韓国企業は、これらの不安要素を飲み込んで、韓国脱出を考えて行くのでしょうね。
      日本企業とことなり、決断や行動は早いので、すぐに動きがあるかもしれませんね。

      レジストは、半導体にも使われますが、カラーレジストは、液晶パネルのカラーフィルターの製造に、韓国方式だと有機ELもレジストを使って製造しているはず。
      半年後ぐらいには、SHARPやジャパンディスプレイに追い風になるかもしれません。

  • 「土地・米収奪説」「強制動員説」「日本軍慰安婦=強制動員された性的奴隷説」…みんな嘘 韓国は嘘の国 韓国で6人の学者・研究者らにる共著「反日種族主義」発刊~ネットの反応「また発禁土下座コースかな?」「朝日新聞社にも一冊送ってやってくれ」
    https://anonymous-post.mobi/archives/9855

    ソウル大学 李栄薫教授らの著書です
    邦訳出たらぜひ読みたいですね

    • 日本人なら、仮にご先祖さまが卑劣な悪行を働き、嘘までついていたのなら「申し訳ない、謝るし賠償もする」になるけど、朝鮮人の場合は「なんでそんな本当のことをバラすんだ、俺たちが損するじゃないか」と逆に怒り出す。よく「真正の謝罪をしろ」と彼らは口にしますが、裏返せば「真正の謝罪なんてありえない=自分たちが仮に謝ることがあっても本心ではない」と自白してるにすぎません。日韓の民族性は決定的に違います。

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