キレる、逃げる、責任転嫁 実体験に基づく韓国の傾向と対策
10月30日の韓国の「徴用工判決」以来、当ウェブサイトでは韓国に関して話題に取り上げることが非常に増えています。ただ、私は以前、「自分にとってもっとも身近な韓国人」と対決した経験があるため、今回の徴用工判決と、それに伴う一連の韓国政府の対応の混乱を眺めていても、「さもありなん」と思ってしまうのです。本日は『韓国に対する愛情はないのかー!』でも取り上げた話題を振りかえりつつ、今回の徴用工判決に対する韓国政府への「あるべき対応」について考察してみたいと思います。
目次
ウェブ評論の流儀
個人的体験を控えた方が良い理由
私は「ウェブ評論家」を名乗っています。
「ウェブ評論家」とは、その名のとおり、インターネットの世界で自分自身の見解を世に問う人間のことです。そして、インターネットの世界では、得てして、それこそ「どこの馬の骨ともわからぬ人間がいい加減な情報を垂れ流しているのではないか?」との疑念を持たれることが多いのも事実です。
そこで、私自身は当ウェブサイトを運営するにあたって、できるだけ「客観的に確認できる情報」(たとえばメディアの報道や政府発表など)をベースに、議論を組み立てるように努めて来ました。そうすることで、読者は直接、情報源を確認しながら、当ウェブサイトの主張の妥当性を判断することができるからです。
(※余談ですが、こうした態度が地味に支持されているためでしょうか、当ウェブサイトは今や1日平均で3万件のページビュー(PV)を頂けるようになりました。多い時ではPV数は1日5万件近くに達することもあります。)
ただ、どんな評論家であっても、完全に客観的事実だけをベースに議論を組み立てているわけではなく、大なり小なり、個人的な体験などをベースに、評論には味付けが行われることが一般的です。
私見ですが、この「個人的な体験」に基づく記述が多ければ多いほど、共感を得られる可能性が上昇しますが、それと同時に、「個人的な体験」の比率が増えれば増えるほど、記事を読んだ人にとっては、書かれている内容を客観的に検証することが難しくなります。
このため、私は記事を執筆する際に、できるだけ根幹部分で「個人的な体験」を持ち出すことは控えたいと考えているのです。
個人的体験をベースにした「韓国人論」
前置きが長くなりました。
先月の先月の韓国の「徴用工判決」以来、世の中で韓国に対する関心が強まっています。
「関心が強まっている」といっても、「韓流スター」や「韓国料理」など、ポジティブな意味での関心ではなく、「日韓関係破綻」だの、「韓国への経済制裁」だのといった具合に、どちらかというとネガティブな意味での関心が強まっているように思えてなりません。
実際、当ウェブサイトでも韓国に関連する記事を掲載すると、その記事には多くの方々のアクセスを頂くことが多いのですが、それだけ読者の皆様が日韓関係について憂慮している証拠ではないかと思うのです。
ただ、本来であれば「韓国専門サイト」ではないはずの当ウェブサイトで、なぜここまで韓国に関する議論に多くのアクセスを集めているのか、疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、少しその背景について申し上げておきます。
韓国人が無責任で、都合が悪い時には逆ギレしたり、肝心な時に逃げてしまったりするということを、私は身をもって知っているのです。これについて、簡単に説明しておきたいと思います。
悪しき親戚との戦い
勝手に不動産の所有者に!
実は、私自身は母親(故人)が在日韓国人二世でした(※ただし、生前に日本に帰化済みです)。
つまり、私は血統的には日韓ハーフ、ということです。ただし、母親は私が小学生のころに他界し、それ以降は父方の祖母が母代りに私を育ててくれたという事情もあり、実は、大人になるまで「韓国人的な思考」とはあまり縁がありませんでした。
(※ちなみに私を育ててくれた父方の祖母は明治生まれの典型的な神戸っ子で、今世紀初めに数え100歳で他界しましたが、「ハイカラ」で「モダン」好きで、天皇陛下を深く敬愛する素晴らしい日本人だったと思います。)
「日韓ハーフ」でありながら、ほとんど韓国と縁がなかった私が、韓国という国のどうしようもなさを強く意識し始めたきっかけは、相続と不当利得を巡り、韓国人である親戚を訴えたことにあります。
私自身、知らない間に勝手にある商業用不動産の区分所有者にされていました。この商業用不動産は、もともとは母方の祖父の所有物だったものですが、その持分の一部を、祖父が他界したタイミングで、勝手に「代襲相続」したことにされていたのです。
ここで「代襲相続」とは、たとえば、子供が先に他界したときに孫が代わりに相続することです。祖父が他界した時点で私は大学生でしたが、すでに私の母親が他界していたため、孫である私が法定相続人として代襲相続した、という理屈ですね。
ただ、私自身がその不動産の持分を取得していたことを知ったのは、大学生の頃ではありません。私が社会に出て、公認会計士の資格を取り、某大手企業(※会社名や業種は明かしません)に勤務していたころのことです。
そして、母方の祖母が他界したことをきっかけに、この不動産の名義人と実際に収益が配分されている人が一致していない、という問題点が判明しました。
具体的には、その商業不動産から生じる収益については、私や叔母(つまり母の妹)らには一切配分されておらず、叔父どもが長年「山分け」していたのです。
キレる韓国人、逃げる韓国人
公認会計士資格を持っているという事情もあり、最初は「相続税をどう計算するか」、「分け方をどうするか」について、叔父どもが私に「相談に乗ってくれ」と依頼して来ました。
しかし、自分自身にも関わる話でもありますし、長年、自分自身が所有している「ことになっていた」物件からそれなりの収益が発生していて、それをまったく所得として申告していないことについては、精算が必要だと考えました。
ちなみに相続人には叔母どもの名義も入っていたのですが、「韓国法では女性に相続権はない(※)」との理屈から、叔父どもは叔母どもにも収益を按分していなかったそうです(※いちおう申し上げておきますが、「韓国法では女性に相続権はない」という理屈は事実に反します)。
そこで、まずはどういう仕組みで、いつからどれだけの金額の収益が発生していて、それを誰がどう受け取っていたのかという事実関係について調べ始めたのですが、ここで大きな問題が出て来ました。
まず、不動産を管理していた会社(一種のペーパーカンパニー)の経理に大きな問題がありました。
取締役である叔父が営む個人事業と、不動産の賃料収入がごちゃごちゃになっていたのです。
「個人事業」といっても、昔から「ゴクツブシ」だった叔父が実質的に趣味でやっている事業であり、実質的には大赤字だったのですが、その事業の赤字を不動産物件の賃料収入によって賄っているという状況であり、これは一種の「使い込み」でもありました。
また、ほかの叔父に対しては、いくつかの口座を経由して賃料が配分されており、その仕組みは非常にややこしくて、いつ、誰に、どうおカネが支払われたのかを解明するために、取引銀行に出掛けて口座の入出金記録を取りに行くなどして、かなりの時間を費やしてしまいました。
その過程で、収益配分の仕組みを考えた責任がある叔父は
「俺には責任はない。知り合いの税理士に任せているから、詳しくはその税理士に聞け」
などと言い張り、ほかの叔父は話し合いの途中でいきなりキレ始め、さらにもう1人の叔父は、関係者全員を集めて話をしようと思った時に逃げてしまいました。
叔父どもの「都合が悪いとキレる」「責任転嫁する」「逃げる」という態度には、本当に困りました。
サクッと訴えて終了
冷静に考えてみると、自分たちで撒いたトラブルのタネを、自分たちで解決する意思も能力もないというのも、無責任な話です。それどころか、このトラブルの始末を甥である私に押し付けるというのは、それに輪を掛けて異常な発想です。
ただ、いかに人間として稚拙であるとはいえ、叔父どもは、私の母親からすれば、血を分けた兄弟です。どんな厄介な問題であっても、そんな「母親の兄弟」たちである叔父どもとは、できるだけ穏便に、話し合いで解決を付けようと努力したつもりです。
とくに、私は、この問題を巡って、祖母が他界してから半年ほど、粘り強く、叔父ども3人と順繰りに会い、「当事者全員での話し合いが必要だ」、と訴えかけ続けました。東京と関西を往復する交通費もバカになりませんでしたが、とにかく問題をきちんと片づけることが何より大事だと考えたのです。
しかし、この無責任な叔父どもは、「逃げる」「キレる」「責任転嫁する」を繰り返し、まったく話にならないままで半年が経過しました。そして、我慢に我慢を重ね、半年経過したある日、叔父の1人から、「話し合いをしても意味がない、全額俺のものにすれば済む」などと意味不明な罵倒を受けました。
これで私自身の決意も固まりました。
「訴えよう」。
そして、祖母の遺産相続に関わる調停と過去の不当利得返還請求訴訟を経由し、足掛け7年かけて、すべて訴訟で法的に片を付けました。
(※余談ですが、日本の司法はかなり腐敗しており、民事訴訟では、明らかに先方が悪くても100%勝てないという問題点があります。もっとも、この「日本の司法の腐敗」という論点は本稿と関係がないので、もし機会があれば、また別稿で触れたいと思います。)
訴訟では100%、当方の主張が通ったわけではありませんでしたが、それでも相続、不当利得の精算については終了し、トラブルの種だった問題の不動産については任意売却という手続を使って売却し、完全に精算したうえで、税務申告により適正な額を納税したうえで、2年前にすべての手続が終了しました。
個人的経験からわかること
キレる、逃げる、責任転嫁
私自身、母親が在日韓国人であったという事情もあるため、いちおう血統的には日韓ハーフです。
ただ、先ほども申しあげたとおり、事実上、日本人として育ったため、「韓国人的な思考」をよく理解していないままで社会人になり、日本社会でビジネスマンとして働いたため、「まともな相手であれば、話し合えば分かり合える」といった幻想を叔父どもに対して抱いていたというのが、初動が遅れた理由だと思います。
つまり、日本に帰化していない在日韓国人である叔父どもに、自分自身の名前を悪用されたこと、それをやめさせるように話し合ったときに、彼らは意味の分からない理屈をこねて支離滅裂な主張をされたこと、挙句の果てに「キレる」「逃げる」「責任転嫁」をされたことは、ある意味で貴重な体験となりました。
つまり、私は「まともに話が通じない相手と、話し合いを通じて問題を解決することは不可能である」ということを痛感したのです。
もちろん、私自身は親戚である在日韓国人どもが韓国人全体を象徴すると決めつけるつもりはありませんし、そのように決めつけることは適切ではありません。
ただ、私が最近の「徴用工訴訟」などの報道を眺めていると、本当に韓国政府の対応は、自分が経験した在日韓国人である叔父どもと交渉した経験とまったく同じであり、思わず乾いた笑いが出て来ます。
いや、私は「ウェブ評論家」として、かなり以前から韓国メディアの報道を観察して来ましたが、私の個人的体験を覆すような報道に出会ったことがありません。
韓国人とは交渉するな!
さて、くどいようですが、私の拙い個人的体験が、日韓関係全体にそのまま当てはまるとは、私も考えていません。しかし、少しくらいは参考になる点があると思います。
その鉄則とは、「韓国人とは交渉をしてはならない」、ということです。
私の経験では、損益の分配などを取り仕切っていた叔父が、「自分が何をやっているのか」という点を説明せずに逃げまくったことが、強烈な印象として残っています。このため、「法定相続人」という資格で、取引銀行から直接、口座入出金の情報を貰ったことで、初めて資金の流れが解明できたほどです。
また、「相続では法定相続人が全員、一堂に会して話し合いをすること」が鉄則ですが、この「一堂に会する」ということを、韓国人である叔父ども(と叔母ども)は最後まで拒絶。話し合いのテーブルにすら着かないということが本当にある、ということを、私は痛感したのです。
そして、都合が悪いことがあれば、「知らない」「お前には関係ない」などと逃げたり、キレたりするのです。
結局、訴訟という手続を使い、公権力の力によって強制的に実現する、というのが、一番手っ取り早かったのです。訴訟を使えば、「女性には権利がない」だの、「長男である俺が全額を相続するのが正しい」だのといった、法的に理屈が付かない奇妙で手前勝手な理屈を封殺・排除することができるからです。
「力」にはひれ伏す韓国人
実際、叔父どもに訴状が届いて以来、叔父どもは完全にしおらしくなってしまいました。甥である私に対しては異常に高圧的だったくせに、裁判所からの出頭要請に対しては、粛々と応じたのです。
あれほど高圧的で、謎の自信に満ち溢れていたはずの叔父どもが、とたんにしおらしくなってしまうのも、非常に面白いと感じた点です。「甥は叔父の命令に従っておけば良い」という韓国式儒教的価値観に染まっていた叔父どもは、まさか自分たちが訴えられるとは思っていなかったからでしょう。
また、物理的に銀行口座を差し押さえ、商業不動産についてもテナントからの賃料収入の供託手続をとったため、資金面で締め上げられたことも、彼らとしてはかなり苦労したようです。生まれてからまともに働いたこともなく、不動産賃料収入を当て込んで生きて来ただけの叔父どもとしては、想定外だったからです。
つまり、私が感じたことは、韓国人との交渉では、
- 資金面で締め上げるなど、相手が拒否できない手段を使い、話し合いの場に引きずり出すこと
- 絶対に当事者同士で話し合いをせず、必ず第三者を交え、法に基づいて判断すること
の2点が、何よりも大事だ、ということです。
韓国人らしい反応
徴用工訴訟に当てはめると?
さて、以上の個人的体験に基づく「韓国人評」は、記事の読者の皆様から見て、「正しいかどうか」を判断することは難しいと思います。なぜなら、以上の記述は、あくまでも個人的体験に過ぎず、客観的に証明されたものでもなければ、出版物などで確認できる内容でもないからです。
ただ、世間で騒がれている「徴用工判決」と、それを巡る日本政府の一貫した姿勢、韓国政府のゴタゴタを見ていると、私自身はどうしても過去の体験を思い出してしまうのです。
いちおう、振り返っておきましょう。
10月30日に韓国の「大法院」(最高裁に相当)は、「(自称)戦時徴用工」に対する損害賠償を日本企業に命じる判決を下しました。
これに対し、日本政府(とくに安倍総理、河野外相、菅官房長官ら)は、繰り返し、「この判決は日韓請求権協定などに反していて国際法違反だ」、「韓国政府はこうした国際法違反の状態を解消しなければならない」、などと韓国政府に要求している、という状況です。
「キレる」「逃げる」「責任転嫁」
では、これに対して韓国政府や韓国メディアなどは、どう反応しているのでしょうか?
ごく簡単に要約すれば、次の①~③のような反応が一般的です。
- ①徴用工判決は日本の植民支配の不法性を認めたという意味で、画期的で素晴らしい判決だ。
- ②この判決の原因は日本の反省と謝罪が足りない点にあり、結局は日本のせいだ。
- ③ただし、今後の韓日関係に悪影響を与えないようにするために、韓日両国はお互いに知恵を出し合い、解決策を考える必要がある。
いかがでしょうか?
私が上で指摘した、「キレる」「逃げる」「責任転嫁」というパターンを踏襲していることは明らかでしょう。
たとえば、韓国の判決は明らかに日韓請求権協定などにも反しているものですが、そもそも韓国人は「過去の日韓請求権協定自体がお話にならない」と考えている節もあります。つまり、「悪いのは韓国ではなく日本」という「逆ギレ」ですね。
また、「このような判決を下してしまったのは日本が過去の歴史を真摯に反省しておらず、謝罪も不十分だからだ」といった「責任転嫁」です。自分で悪いことをしておきながら、「日本も一緒にその解決策を考える必要がある」などと述べて、現実の問題から「逃げる」姿勢も、いかにも韓国らしいといえるでしょう。
ちなみに『都合悪いと相手を批判?徴用工判決巡り韓国大統領府が初反応』や『逃げ腰で反論を試みる韓国首相と冷ややかに突き放す日本政府』でも紹介しましたが、韓国政府はこの問題を巡って、外交部(外務省に相当)や首相などが、日本に対して韓国への非難をやめるように要求しました。
ただ、文在寅(ぶん・ざいいん)大統領自身は本件判決についてヒトコトも公式に立場を示しておらず、それどころか、安倍晋三総理大臣との首脳会談からは逃げるのではないかとの観測もあります(『中央日報『日商会頭「日韓関係早急な正常化を」』報道の真偽』参照)。
これなども「キレる」「逃げる」「責任転嫁」という意味では、私が考える「韓国人の典型的な行動パターン」ではないかと思えてならないのです。
「国際法で粛々と」
ただし、韓国で国際法に反する判決が出ているという状況については、放置すべきではありません。
これを放置していると、韓国国内では似たような訴訟で、次々と日本企業敗訴の判決が出て来るでしょうし、また、第三国で日本企業の資産を差し押さえようとする動きも出て来るおそれもあるからです。
よって、重要なことは、まずは今回の判決によって、日本企業や日本国民に不利益が出ないような措置を韓国政府に取らせることであり、韓国政府がそのような措置を取らない場合には、最終的には国際法に従い、韓国政府に対し、強制的に日本企業の利益を守らせることが大事です。
国際司法裁判所(ICJ)などの国際裁判というのも1つの手ですが、それと同時に、『フッ酸禁輸報道の真偽 資本財輸出を止めれば韓国産業壊滅も』で述べたとおり、日本は産業面で韓国の命運を握っているという側面もあります。
さらに、韓国の銀行や企業は日本の資本市場で円建ての債券(いわゆる「サムライ債」)を大量に発行していますし、日本を訪れる韓国人は年間800万人に達する勢いであるなど、韓国は産業、経済、金融面など、幅広い面で日本に依存し切っているのです。
よって、日本が韓国に行動を強制したければ、別に「日韓断交」などの極論に走る必要などありません。
国際法に反しない範囲で、1つずつ、韓国に対する制裁を実行していけば良い話です。
いずれ日韓関係は清算へ
さて、今回の徴用工訴訟などと無関係に、「そもそも論」をもう1つ考えてみましょう。
外交関係といえば、私たち一般人にすれば、どこか遠い世界の難しい話であるかのように感じる人も多いかもしれませんが、結局、人間関係の延長線上にある考え方です。なぜなら、国も人間の集合体に過ぎないからです。
人間関係でいえば、「約束を守る人」と「約束を破る人」がいたとして、お付き合いするとしたら「約束を破る人」よりも「約束を守る人」の方が良いに決まっています。また、しょっちゅう約束を破る人がいたとすれば、徐々に距離を置きたくなるのも当然の話でしょう。
日韓関係も、これとまったく同じです。
もちろん、普段から申し上げているとおり、「日韓断交」などと気軽に口にすることは適切ではありません。しかし、それと同時に、約束という概念を理解していない相手と友好が成り立つものなのか、もう1度、しっかりと考えてみることも必要でしょう。
なお、『「朝鮮半島の8つのシナリオ」赤化統一の確率が40%に!』などでも申し上げたとおり、私は以前から、日韓関係を単体で議論しても意味がないと考えています。つまり、最終的には南北朝鮮をひっくるめて、朝鮮半島の処遇については米国、中国、ロシアと話し合う必要があるのです。
いずれにせよ、朝鮮半島情勢を巡っては、まだまだ当分目が離せない展開が続きそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
「助けず、教えず、関わらず」がいいでしょ。できるだけ韓国とはかかわらない「戦略的無視」がよいのでは。その意味で徴用工裁判はよかった。アメリカが「日本よ、韓国を助けてあげて」といってきても「約束を守らない国に何がしてあげられる?もし助けるにしても日本に被害があったらアメリカが補償してくれるという念書を書いてよ」となる。アメリカはそんなことはできなよね。
お金に困った韓国は中国に助けをもとめるのじゃないかな。そのかわり、済州島の一部が中国領になり、そこに中国の軍艦がくる。米軍は北と南で挟み撃ちだ。逃げる場所はなくなる。
済州島で思いついたのですが、北朝鮮主導による統一国家ができるシナリオの場合、どうしてもそれに我慢できない韓国人が、済州島に避難して正統亡命政府を名乗ったらどうなるんでしょうねえ。
ミニ台湾になるわけで。
朝鮮戦争でソウルが陥落すると、李承晩は釜山ですら安心できず、日本の九州を割譲しろとかふざけたことをぬかしましたが、ミニ李承晩がうじゃうじゃ生まれそうです。
済州島は小さすぎて周りが敵ばかりのところでは国家形成が難しいのではと思います。防衛ラインを築くにも面積が小さすぎて難しいです。
おはようございます。
> 日本に被害があったらアメリカが補償してくれるという念書を書いてよ
やっとこれが言える環境が整いましたね。
2015年の慰安婦合意はオバマ政権の肝いりでした。仕方なく謝罪と賠償をお代わりしてやったのに、すぐさま合意不履行。米国の顔にも泥を塗った恰好でした。韓国大統領が朴槿恵から文在寅に交代して、露骨な従北が始まり、非核化に抗うような動きばかりするので、米国としても韓国を見捨てる覚悟を持ち始めました。
もしも韓国が親米を維持したままで反日を激化させていたら、相変わらず米国は日本に「韓国に譲歩せよ」と圧力をかけたでしょう。出稼ぎ慰謝料裁判の判決についても、「日韓共同で財団を作れ」という誘導があったと思います。
色々な歯車が噛み合って、これまでにない状況が生まれました。これを敏感に捉えて迅速に対応できる政権で本当に良かったと思います。フッ化水素の件は、私は偶然だと思いますが、天佑だとも思います。
> 済州島の一部が中国領になり、そこに中国の軍艦がくる
これは困ります。ここで悲鳴を上げても仕方がないですが(笑)、困ります。
中国が済州島にくるということは日本海にも防衛拠点を築かなければならないことになります。東シナ海、南シナ海に加え、日本海にも防衛網をしくとなると経済的負担はかなりのものでしょう。いくら世界第2位のGDPといっても経済構造は外資に依存した脆弱な構造ですし、これから高齢化を迎え、防衛費はかなりの負担になります。まして、日本とアメリカを敵にまわすことになり、経済的に立ち行かなくなります。
アメリカは韓国のために朝鮮戦争で多くの血を流したので、簡単には韓国から引き上げないと思います。人数はかなり少なくなり、基地の場所も北朝鮮から直接影響を受ける場所にはいかないでしょうけど。それでも国連軍として駐留するメリットはかなりあります。さらに北朝鮮にとって在韓米軍がいなくなれば朝鮮半島に遠慮することがなくなった中国が北朝鮮に攻め込む可能性もでてきます。在韓米軍がいなくなれば北朝鮮も韓国も防衛を手助けしてくれる国はいません。北朝鮮も韓国も在韓米軍は国を守るのに必要な存在だと思います。
「日本の司法はかなり腐敗しており、民事訴訟では、明らかに先方が悪くても100%勝てないという問題点があります。もっとも、この『日本の司法の腐敗』という論点は本稿と関係がないので、もし機会があれば、また別稿で触れたいと思います。」
に、非常に大きな期待をしています。どうぞ、よろしくお願いします。
また、貴重なご体験を披露していただき、感謝感激です。半島で展開される政治的行動原理を良く理解できました。
新宿会計士さんとは関係ないかもしれないけど、裁判官は判決がいやなんですね。だから少しずつ譲り合った形の和解を勧めます。これだと文書が定型的で書記官でも作ってくれます。和解なので100%の言い分はとおりません。これが判決文だと、事実関係を書いたりして手間がかかります。裁判官にもノルマがあるようなので、できるだけ和解で手を抜くのを最善と思っています。地方裁判所の裁判官だと、控訴されて、地裁判決が棄却されるとメンツ丸つぶれなので、その意味でも判決はいやがります。和解は控訴がありえないので、裁判官にとってはとっても都合がいいです。
信用をなくすとヒト、モノ、カネの動きが滞っていきます。
さらに重要なことは情報も。
費やす時間ももったいない。
合法制裁にはヒト、モノ、カネ、時間も情報も与えないことも肝要です。
心配なことの一点は韓国はこの案件を日韓泥仕合にして最終的に棚上げ状態にしないかということです。
対中の尖閣諸島領海侵犯問題、対韓の慰安婦合意不履行問題のように。
合意や条約の破棄はしないが履行はしない、いつか外交のカードとして保持しておくという戦略です。
日本政府はどこまでできるかこれからも注視していかないといけません。
日本政府はどんなシナリオを考えているのでしょうね。つまりどんな落としどころを想定しているのでしょう。ベスト、ベター、グッドは勿論ですが、バッドだってあり得る。変数は多いし、次から次へと派生するもの。ただ「助けず、教えず、関わらず」は半島の方程式ではあるでしょうね。どんな変数を代入しても、これで解けばグッドくらいの値が日本に返ってくるという。
むん「逃げたいんだけどパンツがまだ見つからない」
< 更新ありがとうございます。
< 新宿会計士様の個人的な体験、これまで数回拝見しましたが、率直に言って『(在日)韓国人ならさもありなん』です。『またその話か』なんて思う人は多かれ少なかれ、個人的に韓国朝鮮籍人と触れ合う事の無かった「幸運な人」です。
< キレる、逃げる、責任転嫁、その上チカラのある者、団体にはひれ伏す。情けない根性曲りの連中が大多数と存じます。消しゴムとかシャーペンが子供の頃よく紛失して、出てきた場合は在日の子の机の中から(笑)とかよくありましたもん。でも、コチラも数を恃みに休憩時間に一緒に遊びながら、集中的に蹴ったり叩いたり(グーは禁止 笑)してましたもんね。ま、子供の遊びの範囲です。
< しかし、自主的志願労働者に対する日本企業敗訴の判決や、汚い慰安婦像撤去の合意、癒しのヤカラ(館?)破棄などを始め、国を貶める、日本国を侮辱するのは訳が違います。
< この期に及んでも文は言葉を発しない。安倍内閣総理大臣とAPEC、ASEAN会合で会談も【できない状態】というのは、文の無能さを表してます。文はおそらく北との統一以外何も興味なし。日本大っ嫌い、米国も嫌い、中国も嫌い。腹の座ってない人間を大統領に選んだ国民がアホだ(日本も言えない時代があるが)。
< 新宿会計士様のコメントで良い言葉があります。【韓国人とは交渉するな】ピンポイントで突いてます。日本と韓国、これまで日韓基本条約、漁業条約、GSOMIA、慰安婦合意など幾多の国同士の条約を締結してきましたが、いつも韓国側が平気で破る。第三者(米国)が入っていても平気。日本には特に何でもアリだと。優位に立つのは韓国だ、と。
< 重要な約束をしょっちゅう破る国とは付き合いを控える、距離は日本海という直線で100km~300kmしかありませんが、気分としては喜望峰辺りに存在する野蛮国で酋長が文というらしい。ぐらいの感覚に日本人はなりました。
新宿会計士様、とても貴重な体験談ありがとうございます。
私には朝鮮系日本人の友人が居ます。彼自身は信頼できる良いかけがえのない友人です。私の韓国観の基礎になったのは友人と友人から漏れ聞こえてくる親族や在日朝鮮人の話でした。当時は友人の存在もあり親韓でした。むしろ友人の方が嫌韓で『戦争論』を押し付けて来たりしました(それでもしばらく親韓気味だったのですが、韓国を知る重要なターニングポイントになりました)
私自身は未だに直接『らしい』韓国人と遭った事はありません。ですが、日本で生きてきた短い人生の中でも分かった事があります。それは他人を変える事はとても大変な事だと言う事です。まともな人ならしっかりと説明すれば納得し考えを変えてくれる事もあります。ですが、それは相手が変わってくれた訳ではありません。情報や条件などが説得で変わっただけです。行動を変える事はできても価値観や考え方を変える事は困難です。上司が部下に命令し仕事をさせる事は難しくありませんが、仕事を愛するようにする事はとても難しいのと同じです。会計士様の例でも裁判によってケリは付いたでしょうが、叔父さんは変わったでしょうか?変わっていれば良いなとは思いますが、あまり期待できないだろうなと私は思いました。
韓国への対応も同じです。韓国が変わる事を期待するのは無駄に終わる可能性が高いです。というか好きなように他国を変えようとする事自体傲慢あると私は思っています。他国の運命を背負う覚悟がないのなら、忠告以上に関わるべきではないと思っています。会計士様の仰る通り国際法に基づき粛々と行動するのが今できるベストだと思います。
昨日の韓国メデイアで、「国際的な会議には首相に出てもらう」と文大統領が言ったと言う記事が出てたのですが、今日探しても見つかりません。
このタイミングでそれを言うか?
いよいよ逃げたなと思いました。
徴用工問題に関しては、韓国に有利な状況にならない限り文大統領は出て来ないと思います。
会社で不祥事があり、社長がでてこないで専務がでてくるというパターンに似ている。日産のゴーンも逃げ回っているし、まあ、そういうメンタリティの持ち主なんでしょう。
前にも触れられていた実体験についての詳細を伺い、彼らとの交渉に於ける要点を把握できました。
有難う御座います。
>※余談ですが、日本の司法はかなり腐敗しており,
この辺は 門田隆将 「裁判官が日本を滅ぼす」(新潮文庫) にかなり詳述されています。
裁判員制度の導入前の事が纏められていますが、現状でも大差ないと思います。
「話し合いが大事」とか「話せば分かる」とかの綺麗ごとは、特に憲法9条を信仰する護憲派が大好きですが、ある意味日本的価値観に合致しているわけです。しかし、現実の国際社会は極道同士のシマ争いの場ですし、国際経済の現実では経済ヤクザが裸足で逃げ出すようなことが行われています。
重要なのは、話し合いの裏では仁義なき戦いを行い、その結果を外交交渉に反映させるというヤクザそのもののやり方をしているのは、韓国だけでなく、北朝鮮も、中国も、ロシアも同じだということです。今回の対韓外交で、少しは日本外交も進歩を見せて仁義なき戦いを演出できるようになりましたが、同じことを北朝鮮や中国やロシアにもやらないといけないことを、忘れてはなりません。
「この『個人的な体験』に基づく記述が多ければ多いほど、共感を得られる可能性が上昇しますが、それと同時に、『個人的な体験』の比率が増えれば増えるほど、記事を読んだ人にとっては、書かれている内容を客観的に検証することが難しくなります。このため、私は記事を執筆する際に、できるだけ根幹部分で『個人的な体験』を持ち出すことは控えたいと考えているのです」は正論だと思います。
新宿会計士様の「叔父ども」タイプは、韓国人に限らず、日本人にも良く見かけられます。
足を掬われないような警戒心も、文章作成時には必要かなと感じる次第です。
まったく似たような経験をした者です。妊娠した時に首を絞められたり、5ヶ月まで話し合いに応じもしなかったくせに、5ヶ月過ぎてからは、暴力、暴言の嵐、子供の父親が日韓ハーフです。父が日本人、母が韓国からの帰化人。我が家はずっと両親共に日本人です。私に子供を堕胎しろと怒鳴ったり、脅したり、嘘をついたりと、ほんと父親も母親も「異常」でした。人を見下す、罵る、嘲る。ほんとまだ20そこらの女の子に60半ばの両親二人が暴言を吐きまくるんですよw救急車で運ばれても医学的に堕胎できる範囲ないだと。産んで殺して火葬、埋葬、死亡届までいる時期まで逃げて会おうとしなかったくせに、お前の体のことなど知ったことかという態度でした。 冷静に見てた私は「この親に育てられたからあの悪魔っぷりなのかと・・・あいつの性格の悪さはこの両方から来てると確信しました。妊娠して結婚しての文字も出してないのに、子供を盾に結婚だなんてとか、ほんと言いたい放題、やりたい放題。私は救急車で運ばれたり、事故死しかけたりしました。
今ではすっかり韓国人が嫌いです。日本名を使ってることも虫酸が走る。おまけにやたら私の学歴や家柄を嘲笑ってましたけど、母親とその息子は遺伝子に異常があることを隠しており、息子に命に関わる遺伝病が出ました。おまけに贅沢の限りを尽くしたマンションを購入とか・・・もうアホとしか思えませんでした。またわがままで人を見下し、あざ笑う子供の誕生です。もう怒りの矛先をどこに向けたらいいかわからないほどです。公務員になるために身辺調査にも協力したのに、その人のせいで子供すら産めない身体になったのに、とある市役所で公務員として働いてるのが許せません。ほんと一回ぐらいぶん殴ってやればよかった。自分の遺伝病と知らずに息子を笑っていたが、その人の子供達も1人あたり50%発生するものです。子供らは可哀想だけど、あの男とその両親には一生許せません。韓国人とだけは絶対に関わってはなりません。
ムンジェインをみて、今までの韓国を見て、うちのと同じだと思いました。
国自体がもう狂っってると思う。北朝鮮は自分のしていることをよく理解しているが、南朝鮮は理解する能力もないのに暴言や狂った行動をとる。・・・。南に比べたら、まだ北の方が話の理解ができる。コロコロ態度も変わらないし、わかりやすい。
全然、良い話しじゃない。
君の叔父さんなんだし
生活力も無いんだったら
何とかしてやるべきだった。
人として冷たい。
かつて会計士さんへの反論と題したエントリをぶつけてみた時の反応は概ね次のようなものでした。
会計士さんは、何と、当該エントリの中身について一切触れず、デザインについていちゃもんをつけた上で、「読む気にならない」とバッサリ切って捨てました(!)。
さらに、何を思ったか続けて、Blogのアクセス数を伸ばすための方法について講釈を始めたのです(!)。
嵐も舐められたものです。
新宿会計士を民族の背信者と呼ぼう。
http://nanako2017.jugem.jp/?eid=909