配信日時:2024/05/10 05:00 新宿会計士 金融日商会頭「政府は堂々と通貨操作を」発言の不見識ぶり 日商の小林健会頭といえば、三菱商事の社長を歴任した方だそうですが、『テレ朝news』の報道によれば、円安で中小企業から悲鳴が上がっているとしつつ、「堂々と通貨操作すればよい」と述べたそうです。不見識極まりない発言です。為 […]
配信日時:2023/11/21 12:00 新宿会計士 金融アルゼンチンで「ペソ廃止と経済ドル化」実現するのか アルゼンチンでこのほど行われた選挙で、中央銀行の廃止などを訴えたハビエル・ミレイ下院議員が勝利しました。アルゼンチンといえば政策金利133%で、通貨も米ドルなどに対し暴落している国です。また、経済が崩壊状態に陥った際、新 […]
配信日時:2023/11/05 05:00 新宿会計士 金融韓国の外貨準備が3年半ぶりの水準にまで減少した意味 韓国の外貨準備に占める現金預金・有価証券の残高が、コロナ禍直後の2020年3月時点の水準を割り込みました。韓国銀行が3日、公表したデータによると、韓国の外貨準備高は4129億ドルで、前月比12億ドル減少しました。韓国の外 […]
配信日時:2023/10/30 11:00 新宿会計士 金融ロシア経済の苦境深まるなかロシア中銀がさらに利上げ トリレンマ理論の正しさを巡っては、ロシアも無縁ではいられないようです。ウクライナ戦争開始直後は1ドル=120ルーブル程度までに下落していたルーブルも一時は持ち直していたのですが、最近は再び1ドル=100ルーブル前後にまで […]
配信日時:2023/01/17 15:30 新宿会計士 金融韓国上場企業の3分の1で金利費用が営業利益を上回る 韓国の上場企業の3分の1が、本業の稼ぎで金利すら支払えなくなっているという話題が、韓国メディアに掲載されていました。韓国銀行の利上げの影響でしょうか。今後、隣国では利「下げ」への期待が出てくるかもしれませんが、そうなると […]
配信日時:2022/12/20 12:00 新宿会計士 経済全般鈴置氏、韓国不動産市況巡り「バブル崩壊に疑いなし」 待望の鈴置論考は、韓国の不動産市況について、「ここまで来ると、疑いようもない『バブル崩壊』だ」と指摘するものです。その論拠の詳しさもさることながら、生産年齢人口がピークを付けた韓国がこれからどうなっていくのかという見通し […]
配信日時:2022/11/25 16:30 新宿会計士 金融外貨不足のトルコがサウジと通貨スワップ締結間近か? 外貨準備が急減し、為替レートも急落しているトルコが、サウジアラビアとの通貨スワップを検討している、といった報道が聞こえてきました。ただ、方式としては単純なスワップではなく、サウジアラビア側が50億ドルの現金をトルコ中銀に […]
配信日時:2022/11/24 05:00 新宿会計士 金融韓国消費者信用の伸びは鈍化するも「商業信用」は急伸 韓国銀行が昨日発表した家計信用(速報値)によれば、住宅ローンを中心に家計債務の伸びは一段落しました。ただ、こうしたなかで不気味な伸びを示しているのが「商業信用」、つまりカードローンなど、貸倒リスクが高い融資です。ただでさ […]
配信日時:2022/10/31 05:00 新宿会計士 金融韓国経済を「山火事発生直前」の状態にたとえたコラム 現在の韓国経済を「山火事」の発生直前の状態にたとえたコラム記事を発見しました。言い得て妙です。カラカラに乾いた山に火のついたタバコをポイ捨てしたら火事が燃え広がるかもしれない、という意味だからです。ただ、そもそも山がカラ […]
配信日時:2022/10/25 15:30 (最終更新:2022/10/25 21:12) 新宿会計士 金融電力債発行急増でクラウディングアウトが発生中=韓国 まさか、経済学の教科書でいう「クラウディングアウト」の議論をリアルの世界で見ることができるとは思っていませんでした。韓国メディアの報道によると、韓国電力が赤字のため、大量の債券発行を余儀なくされており、これに伴って債券市 […]
配信日時:2022/10/21 12:00 新宿会計士 金融韓国の債券市場で危機?「トリプルA債券」すら札割れ 「艱難汝を玉にす」:自力で危機乗り越えるのは韓国が成長するチャンス 韓国で資金市場が目詰まりを発生させているようです。韓国銀行のデータをもとにイールドカーブを描いてみると、この1年3ヵ月間ほどで、どの年限でも金利が2~3 […]
配信日時:2022/10/14 05:00 新宿会計士 金融【総論】具体的な事例でみる「国際収支のトリレンマ」 本稿では以前から何度か説明してきた「国際収支のトリレンマ」について、おもに金融政策と為替相場という2つのデータを用いつつ、その具体的事例を確認しておきます。このトリレンマとは、3つの政策目標をすべて同時に達成することがで […]
配信日時:2022/08/25 12:00 新宿会計士 金融苦しい立場に置かれた韓国銀行の「焼け石に水」利上げ 韓国銀行が本日、政策金利を0.25%ポイント引き上げる決定を行い、韓国ウォン(USDKRW)も小幅で買い戻されているようです。ただ、正直、通貨安を食い止めるという視点からは、0.25%の利上げだと「焼け石に水」かもしれま […]
配信日時:2022/08/21 08:00 新宿会計士 日韓スワップウォン安局面で日本がすべきは支援よりも貸し剝がし? 韓国ウォンが13年ぶりの安値水準にあるようです。こうしたなか、韓国経済の本当の問題点は、「金融危機と通貨危機」のいずれかを回避したとしても、もう片方について回避するのが難しいというジレンマにあります。こうなってくると、や […]
配信日時:2022/07/14 07:00 新宿会計士 日韓スワップ利上げの韓銀が直面する家計債務と通貨防衛のジレンマ 韓国銀行が昨日、「史上初」となる0.5%の利上げに踏み切りました。背景には「米韓金利差が開くことでウォン安がさらに進む」ことへの警戒があったことは間違いないでしょう。ただ、この利上げ幅ではウォン安を防ぐには不十分かもしれ […]
配信日時:2022/05/27 07:30 新宿会計士 金融ロシア緊急利下げの一方、マクドは新業態でオープンか ロシア経済に良い知らせと悪い知らせがあるようです。ロシアの中央銀行は政策金利をさらに3%ポイント引き下げ、本日以降、11%に設定することに決めました。ただ、これを受けてでしょうか、ルーブルはやや下落しているようです。その […]
配信日時:2022/05/11 15:00 新宿会計士 金融市民生活の犠牲において成り立つルーブル「通貨防衛」 ロシアの通貨・ルーブルは資本規制と高金利という通貨防衛の結果、人為的に高値に吊り上げられています。こうした状況を無視して、「通貨高だから西側諸国の制裁は効いていない」、などと議論しても意味がありません。というよりも、無茶 […]
配信日時:2022/05/08 12:00 新宿会計士 金融ルーブルが「世界一強い通貨」説の「からくり」を読む 「ロシアの通貨・ルーブルの対ドル為替レートは年初比で15.7ポイント上昇し、一時世界で最も上げ幅が大きい通貨になった」。これを喜々として取り上げるという姿勢は、どうも理解に苦しみます。ロシアは現在、外貨の強制両替、高金利 […]
配信日時:2022/04/30 12:00 新宿会計士 金融ロシアがデフォルト回避?中銀も利下げに踏み切るが… ヘタレ国家・ロシアがドル建てユーロ債の元利払いをやっぱりドルでも実行したようです。また、昨日はルーブルが米ドルに対し昨年11月以来の高値を付け、ロシア中銀が金利を17%から14%に引き下げるなど、「見た目」はルーブル危機 […]
配信日時:2019/11/15 05:00 (最終更新:2019/11/15 11:20) 新宿会計士 数字で読む日本経済金融機関を苦しめているのはマイナス金利政策なのか? 『数字で読む日本経済』シリーズ、先週金曜日からほぼ毎日更新し続けていますが、本日は昨日の『金融機関が「リスクマネー」の供給主体になり辛い理由』に続き、預金取扱機関の投資行動を眺めていきたいと思います。当ウェブサイトではか […]
配信日時:2018/10/22 08:00 (最終更新:2018/10/23 13:45) 新宿会計士 時事利上げも利下げもできない韓国、無能な政権で自滅の道へ ここ数日、私たちの隣国である韓国が、軍事的にも外交的にも経済的にも行き詰っていて、とくに日本との関係は「慰安婦」「旭日旗」「徴用工」という3点セットで、米国との関係は北朝鮮支援を巡り、急激に悪化しています。つまり、韓国が […]
配信日時:2018/10/22 05:00 新宿会計士 金融【総論】金融政策の基本と「絶対逆らえないトリレンマ」 普段、当ウェブサイトでは時事的な話題を提供することが多いのですが、本日は少し総論的な話題を提供してみたいと思います。それは、「金融政策と国際収支のトリレンマ」です。なにやら小難しく見えてしまうテーマですが、内容はあまり難 […]