ウクライナ大統領演説や安保の立場で対照的すぎる日韓
ウクライナ戦争はアジア、とりわけ日韓両国の国際社会における位置づけを大きく変えた可能性があります。とくにウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の国会演説は、アジアで最初に日本で行われ、満場の国会議員が立ち上がって拍手を送りましたが、韓国の場合は自国の要請で実現したにも関わらず、国会議員が50人あまりしか参加しなかったそうです。いずれにせよ、日韓両国の大きな違いが、国際社会にも示された格好でしょう。
目次
善戦するウクライナ
ウクライナは、現在進行形でロシアの侵略を受けています。
しかし、「ものの数日で主要都市が陥落する」といった、一部軍事評論家らの当初の見通しと裏腹に、2月24日の軍事侵攻開始から現在までのところ、首都・キーウをはじめとする主要都市の防衛に成功しているほか、各地でロシア軍を撃破するなどの善戦ぶりが報じられています。
もちろん、ロシア側の無差別攻撃、あるいはブチャなどにおける残虐行為(『「ブチャ事件」で明らかに変わった「国際社会の潮目」』等参照)のように、ウクライナでは民間施設、民間人などに大きな被害が生じているようであり、こうした状況には心から懸念せざるを得ません。
しかし、少なくとも今後、ロシア軍が再びキーウに向けて進軍し、ゼレンスキー政権を倒す、という可能性は非常に低くなったと考えて良いでしょう。
JAUKUSに向けた日本の覚悟
本当の理由はゼレンスキーの卓越した指導力
こうしたなかで、ひとつ真面目に考えておきたいのが、「ウクライナが善戦した本当の理由」です。
これにはウクライナ軍の士気の高さ(相対的なロシア軍の士気の低さ)に加え、西側諸国によるさまざまな武器供与の動き(『レンドリース法とNATO拡大がロシアを追い詰める?』等参照)などを挙げる人が多いと思います。
ただ、ウクライナが善戦している「もっと根源的な理由」は、おそらくは、そこではありません。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領自身が首都・キーウを離れようとせず、カーキ色の服を着て、ウクライナ国民や全世界に向けてメッセージを発信し続けていることにあるのです。
【参考】ウォロディミル・ゼレンスキー大統領
(【出所】ウクライナ政府フェイスブック)
西側諸国だって、自分で自分の身を守ろうとしない国に、貴重な武器を供与することはないでしょう。
歴史を紐解くと、1950年6月に勃発した朝鮮戦争で、首都・ソウルを捨てて自分だけスタコラサッサと逃げ出したうえ、避難民がいるにも関わらず橋を爆破した李承晩(り・しょうばん)のような事例もありますし、最近だと札束をもってアフガンを逃げ出したアシュラフ・ガニ元大統領の事例もあります。
自身の身の安全が保障されていないどころか、真っ先にロシア軍に狙われるとわかっていながら、首都に留まり情報を発信し続けているゼレンスキー大統領は、間違いなく勇敢な人物ですが、それだけではありません。
西側諸国を説得し、自国の味方につけるという手法は、賢明であると言わざるを得ません。
実際、ゼレンスキー大統領は英国議会を皮切りに、世界各国の議会でオンライン演説を行っており、アジア初となった日本向けの演説では原発事故、日本文化などにも言及しつつ、戦争への支援を訴えかけました(『【資料集】ゼレンスキー大統領の国会演説・文字起こし』等参照)。
あえて主観的な感想を申し上げるならば、これは簡潔でありながらも要点を網羅した、大変に良い演説だったと思います。
日本はロシアに対しすでに強いメッセージを出している
さて、これを日本の立場から見ると、どうでしょうか。
世の中には「日本は戦争に参加していない」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ロシアに対する経済・金融制裁に参加し、ゼレンスキー演説を実施させたことで、すでに日本はロシアから敵対国として認定されていることは間違いありません。
この点、衆議院ウェブサイトのインターネット審議中継のサイトで確認する限り、日本の国会議員は会場を埋め尽くし、大統領が演説の最後に「アリガトウ」と発言した直後に全員が総立ちになり拍手を送っていたのも大変に印象的でした。
日本の場合、『武器禁輸三原則』などがあるためでしょうか、ウクライナに対して直接、日本製のさまざまな武器を提供するには限界があります。ただ、私たち日本国民を代表する国会議員らに対して演説を行ったことで、日本国内でもウクライナ問題を「理解」する人が増える効果があったこともまた間違いありません。
なにより、ゼレンスキー大統領がアジアで最初に日本の国会で演説したことは、大変に重要なメッセージを、世界(とりわけロシア)に対して与えたことは間違いありません。
『大統領演説でプーチン氏が「怒り心頭」?何を今さら…』などでも述べたとおり、日本がロシアに対する経済・金融制裁に参加し、ゼレンスキー演説を受け入れ、それを日本の国会議員が満場の拍手で迎えたことで、すくなくともロシアから見て日露関係は「敵対的」なものに変わったからです。
JAUKUS発足?=産経報道
こうしたなか、産経ニュースには昨晩、こんな記事が掲載されていました。
<独自>AUKUS参加、米英豪が日本に打診 極超音速兵器など技術力期待
―――2022/4/12 20:33付 産経ニュースより
産経は「独自」と銘打ったこの記事で、「複数の政府関係者による話」として、米英豪3ヵ国が作る「AUKUS」と呼ばれる安保の枠組みに対し、この3ヵ国がそれぞれ非公式に、AUKUSへの日本への参加を打診していると報じました。
3ヵ国側の狙いについて、産経は「極超音速兵器開発や電子戦能力の強化などで日本の技術力を取り込む狙いがあるとみられる」と指摘。日本政府内ではAUKUS入りに積極的な意見と、「米英豪3カ国とは2国間の協力枠組みがあるため、参加の効果を慎重に見極める考え」などがある、とも指摘しています。
もちろん、産経の記事に指摘されているとおり、AUKUSの枠組みのなかには、原子力潜水艦など「日本が参加できない分野もある」ため、「当面は個別分野での協力に限定すべきだとの見方もある」ようですが、それにしても非常に興味深い動きです。
ちなみに産経ニュースの末尾には、AUKUSに「仮に日本(Japan)が参加した場合、『JAUKUS(ジョーカス)』などの名称が想定される」、などとする記述がありますが、この単語を見て、個人的には「にやり」としてしまったことも事実です。
この「JAUKUS」の単語、当ウェブサイトではすでに、『日本が「むしろ韓国からは離れなければならない」理由』などでも紹介しているからです。大手メディアよりも半年以上先行して「JAUKUS」なる単語を掲載しておいて良かった、などと思う次第です。
(※なお、JAUKUSに関しては、まだ議論したい点がいくつかありますが、これについてはおそらく今月下旬までに発行されるであろう令和4年版の外交青書の話題とともに紹介することになろうかと思います。)
対照的な日韓両国
韓国の国会演説の「惨状」
さて、さまざまな意味において、日本と対照的な国があるとしたら、やはり隣国でしょうか。
ゼレンスキー大統領が11日、韓国国会議員を対象に実施した24ヵ国目となる議会演説では、出席した議員が50人前後に留まり、会場がスカスカだったとする話題については、昨日の『ウクライナ大統領演説に出席した議員は50人=韓国紙』でも触れたとおりです。
こうした状況を受け、韓国国会演説の様子に関するツイートを引用するかたちで、ロシア極東連邦大学のアルチョーム・ルーキン教授が「日本を部分的な例外として、アジアはウクライナ情勢に関心がない」とツイートしたというのも、大変に印象的でもあります。
Another sign Asia doesn’t care much about Ukraine. Japan is a partial exception. https://t.co/g7Mb3EZClU
— Artyom Lukin (@ArtyomLukin) April 12, 2022
ゼレンスキー演説は「韓国の要請で実現した」はずなのに…
この点、いろいろ調べていくと、今回のウクライナ大統領の演説も、ウクライナ側から依頼したというよりはむしろ、韓国側が提案して実現したものであるという可能性があります。韓国メディア『中央日報』(日本語版)の次の記事が、その証拠です。
ウクライナ大統領、11日に韓国国会でオンライン演説
―――2022.04.05 07:29付 中央日報日本語版より
中央日報の記事には、こんな記述が出て来ます。
「ゼレンスキー大統領の今回のオンライン演説は、共に民主党所属の李光宰(イ・クァンジェ)外交統一委員長が外交統一委の主管でウクライナ側に提案して実現することになった。外交統一委は与野党議員の前向きな検討の中、先月からゼレンスキー大統領の国会演説を推進してきた」。
自分でオンライン演説を推進しておきながら、この参加人数というのも何かと驚きです。
ちなみに中央日報の別の記事によれば、李光宰(り・こうさい)氏はオンライン演説後、参加した国会議員が少なかったことについて、「現場で参加できなかった議員はほとんど各自の議員室でリアルタイムでビデオ演説を聴取した」と説明したそうですが、これも説明になっていません。
また、同じ話題については左派メディアとされる『ハンギョレ新聞』(日本語版)にも取り上げられているようです。
[社説]ゼレンスキーの訴えに「がらんとした国会」が見せた恥ずかしい韓国の外交
―――2022-04-13 07:27付 ハンギョレ新聞日本語版より
韓国はウクライナへの武器供与を拒絶
ただ、ウクライナ戦争に対する韓国の態度については、じつは、「恥ずかしい」といったレベルの話ではありません。
ウクライナ戦争「後」の新国際秩序形成に向けて、非常に重要な示唆に富んだ関連話題がいくつか出ているのに注目する必要があります。
おなじくハンギョレ新聞に昨日掲載された次の記事によれば、ウクライナが「ヘリコプターや飛行機を撃墜するための対空兵器システム」の援助を韓国に要請したところ、韓国政府は「殺傷兵器援助不可」の方針を重ねて表明し、拒否した」のだそうです。
韓国、ウクライナの対空ミサイル援助要請を拒否
―――2022-04-12 07:27付 ハンギョレ新聞日本語版より
これについて、実際に韓国側が要請を拒否したのは、文脈から判断してゼレンスキー大統領の演説よりも前のことだと考えられますが、いずれにせよ、ゼレンスキー演説の直後にこんな話題が出てきたこと自体、「ウクライナ支援に一致団結する国際社会」から韓国がやや距離を置いている証拠に受け止められかねません。
このあたり、日本もウクライナへの武器供与に限界があるのは事実ですが、日本でいう「武器禁輸三原則」などが存在しないはずの韓国が、「ウクライナへの武器供与を拒絶した」と大手メディアに大きく報じられたことは、とても象徴的でもあります。
いずれにせよ、ウクライナ戦争は、一見するとどちらも西側諸国に所属しているように見える日本と韓国が、じつはさまざまな点において、まったく異なる態度を取っているという点を、ロシアを含めた世界に見せつけた格好だ、という言い方もできるのだと思う次第です。
陰謀論が大好きな人たち
さて、最後に少しだけ脱線しておきます。
最近、とある匿名掲示板で、「今回のロシア軍のウクライナ侵攻を誘発したのは英米などの陰謀だ」、「英米などにとってはウクライナでロシアとの代理戦争を戦っている(ようなものだ)」、といった趣旨の書き込みを発見しました。
調べてみたところ、「保守系のチャンネル」を自称する某サイトを含め、こうした見解をドヤ顔で提示している論客は、複数名いらっしゃるようです。
もちろん、「地球人はすでに火星に着陸して人工物を建造している(が、NASAがその事実を隠している)」、「アポロは月面に着陸していなかった」、といった与太話を信じる人がいることを踏まえれば、この手の陰謀論が出て来ることは、日本の言論空間が自由である証拠であるという意味では、歓迎すべき話です。
ただ、それと同時に、大変に残念ながら、根拠もなしに陰謀論を一生懸命唱えたところで、耳を傾ける人はごく少数だと思われます(とくに当ウェブサイトの読者層に属する人々であれば、なおさらそうでしょう)。
これについては、「結果として」、今回のウクライナ戦争が西側諸国にとってロシアとの実戦経験を収集する絶好の機会となっていることは事実ですが、それは結果論であって、著者自身は「米英などがロシアを陥れてウクライナ開戦に踏み切らざるを得ない状況に導いた」と断定するだけの根拠はないと考えています。
また、この手の「陰謀論」の論者の方々に「根拠を示してほしい」とお願いすると、たいていの場合、YouTubeの動画や、どこかのブログサイトなどのリンクを示し、「詳しくはここにも書かれています」といった具合に逃げてしまう傾向にあります(しかもそのリンクが間違っているケースも多いです)。
どうせリンクを張るなら、「XXさんがX月X日付けで執筆した『●●』という記事の何行目以降の『XXXX』という趣旨の記述が参考になります」、くらいまで特定してくれたらわかりやすいのですが、陰謀論に嵌る人は、たいていの場合、こうした初歩的なテキスト引用ができていない傾向にあるのは興味深いと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
本論と関係ないんですが、
>どうせリンクを張るなら、
論点と関係ない事柄を大量に貼り付けられても、コメント欄が見づらくなるので止めてほしいです。
どうも、「論点」の意味がわかっていない人もいるようですが。
主張を論理的に整えるのはコミュニケーションですから、コミュニケーションをとりたい(わかってほしい)と思うなら、論理的に語ることをもう少し勉強したらいいと思います。その手の書籍は腐るほどあります。
「〇〇サイトを見ろ」と言われても、こちらには見る理由がないので見ません。そこに論拠を3行で書けばいいのに、書かないのだし。
そこを読んで欲しいと思ってるなら、どうやったら他人が読んでくれるか、相手の気持ちを考えてもう少しマジメに考えたらいいと思います。
論理の勉強の出発点はここじゃないでしょうかね。難しい話じゃないと思いますが。
全く私ごとでどうでもいい話ですが、
学校を出て就職してまもなくの頃、5,6段階くらい上の上司(役員クラス)が、「メールは3行で書け」とうるさく言っていたのを思い出しました。(笑)
要件は便箋1枚に大きな字で書け。
初めに結論を言え。理由は3つまでだ。
この世に3つで、まとめきれないことはない。
ですね。
秀逸な三行だと思います。
そういえばその上司は、田中角栄を見ていた世代でした。
陰謀論を声高らかに唱える国会議員もいます。
それを敵の情報工作機関のSNSで利用され、全世界向けに発信され、明らかに国益を損ねている国会議員もいます。
大変に困りものです。
確かに韓国はウクライナ支援に相当消極的ですね。考えられる理由としては
①他国に援助するよりも他国から援助されたい
②ロシアが怖い
③中国が怖い
④日米と同じ様な事をするのはシャクに障る
あたりでしょうか?
雪団子様
あたし的には③がいちばんおっきいんじゃないだろうかと思うのです♪
あと、①の類似だけど、
武器は商品であって援助物資じゃない
って、韓国は考えてるのかな?って思ったのです♪
④はちょっと違いませんか?
ウクライナ(とういか全世界)は日米と同列以上に先進国である韓国を遇するべきだが、
韓国は「上」なので「下」のウクライナなどに敬意を払う必要はない
かつて、ローマ法王に「国民が倫理的・霊的に生まれ変わることを望む」と言わしめた某国
定数300人で出席者が50人程度…リクエストしておいて8割以上が儀礼や敬意を欠くとかスゲー。
国民の代表たる国会議員でこれですから、国民がマトモな倫理観や道徳観を保持するなんて永遠に無理なんじゃないかなぁ、この国は。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(というより、自分でも「希望的観測かもれないし、陰謀論かもしれない」と思うので)
「今度のウクライナ危機で、戦後秩序が終わった。だからリスクをとって、現状から変わらなければならない」と、腹をくくったのが日本で、そこまで決断できないのが韓国ではないでしょうか。もっとも、日本も、そこまで深く考えていないかもしれませんし、文大統領は尹次期大統領に、丸投げするつもりかもしれませんが。
蛇足ですが、文大統領は「尹次期大統領の選択肢を奪わないようにしている」と言い訳するかもしれません。
駄文にて失礼しました。
ウクライナの現状は胸が張り裂ける思いです。一刻も早く平和が訪れることを強く願います。
JAUKUSの件は飛ばし記事の可能性が大きいですが本当なら日本にとっては喜ばしいです。でもアングロサクソン同盟なので彼らが打診すると思えないんですよね。技術提供を頼まれただけなんじゃないかな…
陰謀論の広まりは警戒しなければなりませんね。
世界的に問題視されてるのが外国政府がSNSなどネットを通して自国に有利な言説を拡散する影響工作です。
文政権は対日世論工作費を増額して経済界やメディアにばら撒いたようですが、ネットにも浸透していると感じます。
韓国だけじゃなく中国やロシアの影響工作もあるはず。
個人では対応できないので政府が情報機関を設置してほしい。フェイクニュースを調査する機関はできたみたいだけど、ネットの書き込みも今は影響が少ないけど注意してほしいです。
産経新聞によれば米英豪3か国はそれぞれ非公式に日本にAUKUS参加を打診。
かつて死力を尽くして戦った敵国からの打診を聞くと隔世の感です。
自動車や半導体などで日本虐めをしている間に中国を助長させた張本人が、やっと誤りに気付いたのかとも思います。
AUKUS参加打診が事実であれば日本にとって良いことと思うので、日本の手枷足枷(憲法、防衛費、武器輸出、スパイ防止法、核…)を早急に直さないと日本も相手も動き難いかな。
他国の領土を不法侵攻・不法占領する国など許されるものではありません。
今回、ロシアがウクライナに対して、武力侵攻したことに関しては。世界中が非難し、
制裁に参加しています。
韓国も日本の竹島を武力により不法占拠している国です。
今回のロシアの武力侵攻に対する西欧諸国が一致団結して、経済制裁していることに
対して、驚きと恐怖を感じているのではないでしょうか?
もし、日本が韓国が日本の領土である竹島を不法占拠していることを世界に対して、
訴えたらまずとことになると考えているのかもしれません。
日本と韓国の立場の違い
韓国は、不法侵略している国。
日本は、不法侵略されている国。
という立場の違いがあるかと思います。
フランスがお怒りのAUKUS? クァッドやFOIPはどうするのかな。 インドの名を連ねたのが足枷となってるのでやめるんですか。
いずれにしても日本の経済力や優秀な研究者・エンジニアを期待してのことで、防諜法がなく、憲法の足枷、そしてなにより極度の核アレルギーの国で核のみならず原潜さえ作れない国と本気で組みたいとは考えていないと思いますが。
ところで、日本は最新のそうりゅう型潜水艦があれば十分という人がいるけれど、ディーゼル式潜水艦の最大速度は約20ノット程度に対して、原潜は通常でも20ノット、最大は30ノット以上出るのが当たり前です。
つまり、日本近海で中国原潜をキャッチしたとして、中国原潜が通常速度をで航行していても日本の潜水艦は追跡をするのがやっとで、最大速度を出されると追尾し続けることは難しく振り切られてしまいます。潜水艦の性能は速度だけではないけれど、少ない防衛費を使ってそんなものを建造するのは情けない。
そんなマッハ2も出ない戦闘機みたいな…w。
そう、日本も韓国製兵器を笑えない現状があります。
いえ・・・、皮肉なんですが>マッハ2
原潜の30ktと同じだと。
カタログ上は最速速度マッハ2としていますが第5世代戦闘機で、マッハ2が「使える」機体はありません。
原潜を一から建造するのは大変なので、米英からレンタルするのはいかがでしょうか。
貸してくれるかどうかは日本の信用度次第かな。
原潜欲しいな。
原子力船「むつ」の顛末をご存じでしょうか。日本で原子力船が作れないのは技術の問題ではなくて、一部の極端な反核勢力とそれを後押しするマスコミの存在です。原発さえ再稼働がなかなかな状況で、たとえレンタルでも原潜を持つことを容認しない勢力の問題です。
米軍が年100機単位で退役させるMQ-9を供与するかもなんてニュースが。
オペレーターが本当にウクライナ人かどうかなんてわかりませんよねw。
表立って人間を派遣していないだけで、英米の支援はほぼ参戦国ですな。
>オペレーターが本当にウクライナ人かどうかなんてわかりません
あ!
訓練どうするんだろうと、曇りのない心で疑問を持ってました。
兵士たちを撮ったウクライナ動画において顔にぼかしが入るケースがあります。
Javelin や NLAW 使い方を教授しているのは誰か、攻撃ドローン TB2 操作法を教えているのは誰かを考えると、 ウクライナ軍が単独で戦闘しているわけでないことは明白です。
ウクライナ紛争の背景にあるエネルギー事情(その2)
https://ieei.or.jp/2022/03/expl220331/
・ロシアとウクライナ間には天然ガスとパイプラインを巡る紛争が存在。
・ウクライナは欧州第三位のシェールガスの埋蔵量で、その7割はロシアが独立を承認したドネツク、ルガンスク州に存在する。
陰謀論者による「ロシアの侵略はNATOの東方拡大が遠因」、「ロシアは仕方なく開戦に追い込まれた」という主張、プーチンの「東部地区親ロシア派住民の解放」よりも、よほど説得力のある論考でした。
お疲れさまも
JAUKUSのチャンスを、逃していただきたくございません。
ロシアの行動に明確に反対しない、中国共産党のことを考えても。
韓国は自分で自分の国を守らず、昔みたいにどこかの国に守ってもらって、守ってくれた国に因縁と損害賠償を求める考えでしょう。
日本の国益は韓国とテーパリング、私はそうおもいます。
AUKUSは豪州の原潜保有のために創設された3国間協定で英語圏先進5ヵ国の機密情報共有機構である5 eyesよりも更に機密保持に関して厳しい協定なので,日本が正規のメンバーとして加えて貰える可能性はゼロだと個人的には考えています.
しかし,仮に正規メンバーでなくとも一部の特定トピックに関する作業部会(例えば産経の記事にある極超音速ミサイルの開発など)だけでも日本が招かれるのであれば,大いに参加すべきだと思います.それによって求められる情報管理やその為の法制度を順次整えることによって,AUKUSや5 eyesのような日本と価値観を共有する国々の間の協定ではあるが日本の現時点での法制度では参加不可能な(というよりも本気でお呼びがかかることは有り得ない)協定にも日本が加われる可能性が生ずるからです.
ところで,AUKUSに仮に日本が加わった場合の名称ですが,
>AUKUSに「仮に日本(Japan)が参加した場合、『JAUKUS(ジョーカス)』などの名称が想定される」、などとする記述がありますが、この単語を見て、個人的には「にやり」としてしまったことも事実です。
や産経の記事にある“JAUKUS”は無いと思います.その理由は2つ:
① “JAUKUS”の発音は長母音と二重母音の違いはありますが“joke us”に良く似ているから.(そして後者はねえ...)
② “JAUKUS”という名称が今までの米国や豪州が結んでいる協定の名称構成のルールに反しているからです.
より詳しく説明すると,“AUKUS”にせよ米豪新(または乳)3国同盟の名称の“ANZUS”にせよ,加盟国名の略称・頭文字をアルファベット順に並べて構成されている(AUKUS = A+UK+US,ANZUS = A+NZ+US)なので,日本が加入した場合に日本をトップに置くようなルールに変えるとは考え難く,従来のルールに従い日本の“J”はオーストラリアの“A”と英国の“UK”との間に置かれた“AJUKUS”…発音は恐らくアジャカス…になると予測します.
>西側諸国だって、自分で自分の身を守ろうとしない国に、貴重な武器を供与することはないでしょう。
日米安保だって、自衛隊が戦うから在日米軍も戦う訳ですしね。
自衛隊が戦わない場合に在日米軍が戦わない事を以って「在日米軍は日本を絶対に守らない!」とか主張する馬鹿を見かけた事もありましたw
日本の代わりに米軍が戦ってくれると思っている人は未だに大変多いと感じます。
内閣の支持率ばかり調査していないで、一度真面目に調査してみたほうが良いと思います。
今後のために。
ウクライナ大統領の韓国国会演説への参加議員が約50名だった理由については、最新の鈴置論考にその答えがあると思います。具体的には、次の2つです。
➀要は韓国の国民一人ひとりに「中国に立ち向かう」覚悟がないのです。
⇒「中国」のみならず「ロシア」や「北朝鮮」に対しても立ち向かう覚悟はありません。更に言えば、「アメリカ」や「日本」に対しても(国内で「反米」や「反日」デモはしていても)本当に立ち向かう覚悟はありません。「日本」に対して本当に立ち向かう覚悟があれば、差し押さえた日本企業の財産はとっくの昔に現金化しているはずです。
自分自身に周辺強国への「立ち向かう覚悟」が無いので、ウクライナの「強国ロシア」に立ち向かう覚悟に共感できないことが、参加議員が少なかった理由の一つ
➁韓国はもう、まともな国ではありません。政界は左右に分かれ、相手を貶めることに全力を尽くす。政治家も国益など考える暇はないのです。
⇒韓国の政治家の頭の中は、いかにして敵対勢力を失脚に追い込むかということで大部分が占められており、ウクライナのことなど、ほとんど関心が無いのが参加議員が少なかったもう一つの理由。李朝時代からの「内紛」の伝統から未だに脱却できないのでしょう。
>➁韓国はもう、まともな国ではありません。
まともな国であったことは元々無いと思います。
名無しの権兵衛様
中露に立ち向かう度胸もないのに加え、根本的な問題として国際社会の平和と繁栄に対する責任感もないのでしょう。だから、力による現状変更を阻止することの重要性に目が向かないのです。
自ら経済大国などという割にはODA拠出額は一人当たりで日本の1/3よりちょっと多い程度なのも国民性を反映してると思います。
陰謀論者とソースの曖昧性についての話題がありましたので、興味深い資料を3つ
私は、ロシアをここまでの暴挙に走らせた、追い詰めた、責任の一端はNATOにもあるのでは?と考え、それにに至ったソースを、、、と思って再度ググると、信頼性も高く、私の上記考えは恐らく間違い。と思われる資料にあたりましたので紹介します。
ちょっと怪しい1.そこそこ?2.スゴイ先見性 3.となります。
(どんな理由があろうと主権国家に侵略したロシア・プーチンが悪い。さっさと止めろ、という考えは変わりませんが)
1. 週刊エコノミスト Online 中岡望
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220303/se1/00m/020/006000d
セクション「ロシアを拒絶したNATO」第4段落
「(プーチンは)2000年にはクリントン大統領に対し、ロシアのNATO加盟を打診している。当時、ロシア経済は破綻しており、軍事力も衰退していた。西側の支援を得ることで危機打開を図ろうとしたのである。だが、クリントン大統領はプーチン大統領の提案を拒否した」
、、、、これを読んで、そりゃNATO(クリントン)も悪いわ。と思ったのですが
、、、ネット情報は裏取り必要だよね。と別リンクを読むと
2.公益財団法人ニッポンドットコム In-depth 「プーチンが最も恐れているもの」
2022.03.28 The Journal of Democracy 翻訳
https://www.nippon.com/ja/in-depth/a08102/
1ページ目、
セクション「これまでの経緯」第5段落
「2000年に大統領代行としてロンドンを訪れた際、プーチンはロシアが将来NATOに加盟する可能性を示唆する発言すらしている。」
、、、、まあプーチンが1のような発言したこと自体は本当らしい。
だけど行動ともなってるとは言えなさそうかなあ?
3.日本国際問題研究所(初代会長 吉田茂元首相)研究レポート
「岐路に立つNATO-米欧同盟の国際政治-」平成22年3月
【—何と14年前の資料ですね】
https://www2.jiia.or.jp/pdf/resarch/h21_nato/natostudygroup20100331.pdf
第11章 :ロシア及び旧ソ連諸国、中国 河東哲夫 (pp227-267)
【—すっごい先見性、興味ある方は全部読んで欲しいけど、
今回の話題に関係する部分を以下ピックアップ】
p.236 3(2) NATOの拡大とロシアとの摩擦
p.238 3(3)既に多岐に渡るNATO・ロシア間の協力
、、、まあ確かにプーチンもNATOと融和を謀ってたけど、
のらりくらり、と言うか お互い思ったように運ぶのは難しかったようで
p.243(2)中期的には石油大国でも、長期的には見通しのないロシア経済
p.246(4)ウクライナ
、、、河東哲夫先生からすると、
今回のロシア軍の「ていたらく」は予想の範疇だったようですね。
恐らくそれはプーチンも同じ。
、、、資料読後の私見ですがプーチンの考えは
、、、ロシアの没落を食い止めるにはウクライナが必要、今がタイムリミット。
、、、NATO拡大の脅威だろうがヘリクツだろうが、とにかくウクライナを盗る
という一世一代の大博打に打って出たというところでしょうかねぇ
しかし、それで何万人も虐殺するなどという選択は、そもそも狂ってる!
匿名さま
「岐路に立つNATO-米欧同盟の国際政治-」平成22年3月
すばらしい。これは 2010 年ですから 12 年前の資料ですね。
河東哲夫による現代オンライン記事には以前より当方は注意と経緯を払ってきました。
読み応えのあるこの資料、
第11章:ロシア及び旧ソ連諸国、中国
中国台頭とユーラシアにおける政治パワーとしての NATO
飛び込んでみたところ、253ページ付近に目が釘付けになってしまいました。
・ロシアの基本的な問題は、ソ連共産党亡き後、あの広い国土を統治する組織的基盤として行政府、軍隊、警察、諜報機関くらいしか見当たらないことである
・政府は各省間、中央・地方間の連携が悪く、軍隊は腐敗している上に行政能力がなく、警察も同様である
・従ってプーチン大統領は自らの出身組織で、比較的廉潔、かつ国益を考えることができる(と思われた)諜報機関に統治の軸足を置き、それは今でも続いているのである。
・問題は、諜報機関要員は自らを万能と思っているわりには、市場経済のルール、世界経済の現実に無知で、何でも政治家の合意と行政命令と摘発で実現できると思っているところにある
Igor Sushko 氏は精力的なツイッター投稿 FSBLetters を続けており、極めて有用な情報源なのは間違いありません。FSBLetters を読んでいてロシアエリートは根本的な次元で世界のありようを考え違いをしているし、知識もないのではないか、そんな疑いを内心に育てて来た当方にとっては、河東氏の上記発言にはまさしく膝を打つような思いをしました。
>ロシアの没落を食い止めるにはウクライナが必要、今がタイムリミット
ご意見に同意します。そして、戦勝になんの意味があるのか、失ったものが獲るつもりだったものを凌駕し、彼は失敗するのでしょう。
とても読み応えのあるレポートですね。
クリミア侵攻以前のレポートであることに驚きます。
なぜ侵攻に至ったか今一つ腑に落ちる説明に行き当たっていませんでした。
ゴルバチョフの時に鉄のカーテンにしがみつくことを止めたロシアが、ユーゴ空爆からNATOの東方拡大に対して恐怖を抱くようになって今に至る、という説明に、点と点を無理に線で結ぶような違和感があって、どうにも腑に落ちませんでした。そんな単純なことなのかなぁ?と。
経緯とともに読み解く読み物を探していたので、とてもマッチしていました。
プーチンのやってきたことは外から見ればメチャクチャですが、無い無い尽くし(欧米と比較するからですが)のロシアの統治者としては、あまり選択肢が無かったとも思います。大国でありたい欲望を捨てられれば、あるいは別の道もあったかもと思います。
>日本で見落とされがちなのは、ロシアは欧州文明においては異質な存在であるということである。ロシアは欧州の個人主義・市民社会の伝統を全く欠く。上層部の教養・マナーは欧州的であるが、社会全体のことを考えず私利私欲に傾きがちな傾向が強い。そして大衆の殆どは、政府を憎みつつも、これへの依存体質が強い。
羨む国が隣にあり、無い無い尽くしの国が自力で独立を維持しようとすると、かなりの確率でロシアのように最後は暴発、という経過を辿るように思えます。
主権国家の単位で対等に並び立つ現代の前提の限界を示しているようにも思います。
回答のひとつに「ロシア(国家)の解体」が浮上しても不思議ではありません。
こういう国はアジアの近隣国にもありますので、他人事と思えません。
ところで、ドンバスとクリミアにロシア軍が駐留した状態で停戦してしまうと、ウクライナはNATOに加盟できませんが、国境線の外にロシア軍を追い出せれば加盟実現に一歩近づくわけですね。いずれにしても、ロシア凋落後の世界が気になります。
当面、ロシアは核兵器とともに塩漬けでしょうかね。
まずは誤記訂正から
正「敬意」
正「243ページ」
元ジェネラリスト さま
>クリミア侵攻以前のレポートであることに驚きます
まったくです。
(241ページ)
・当時の西側の対応を、「ロシアを失った」原因として批判することは容易であるが、ロシア側が西側にあまりに多くを望みすぎたことで、自ら失望の原因を作った面も否めない
(244ページ)
・広大、かつ資源配分が偏ったロシアの場合、拙速な自由化と市場経済化は直ちに政治的野心の実現と利権獲得を目指した、ルール無視の戦いに社会を陥れる
・それゆえ国民自身が「自由より秩序」を重視している
・ロシアにおいては、「公益無視の私益」という伝統が人々のメンタリティーにしみついている
・故に、国を改革不能で出口のない状況に追いやっている
つじつまはこれで合うと当方は理解しました。彼らの「秩序」の正体です。そして同じ分析が世界の他の少なからぬ場所でも真であろうと「ナイーブな日本人」の当方には目の開く思いがします。
私が気を引かれた引用部分と結論は、ほぼ同じです。
G7以外の国では同じことが起こり得ると思います。
はにわファクトリー 様 元ジェネラリスト様
元コメ匿名の者です。ググる先生の気まぐれとは言え、価値の高い資料と組織(日本国際問題研究所)にめぐり合え、こちらの読者様とも知的好奇心を共有できて幸いです。会計士さんの目的にハメられちゃいましたね(笑)
そこで勝手に総括というか「これから」について意見ですが。
1.なぜ侵攻に至ったか
2.今後どうなる(実はタリバン偉い?)
3.日本の政治家さん、特に野党の方々への希望・要望
を述べます
1.>なぜ侵攻に至ったか今一つ腑に落ちる説明に行き当たっていませんでした。
既に言及頂いた引用、等で十分ですね。
2.今後:如何せん資料が古く、もっとも気になる2つの前提は
①中国がまだ牙を隠し米国と関係良好
②中央アジア、アフガニスタンはNATOによる順安定状態を保っている
で、どちらも現在は崩壊してます。日本国際問題研究所のこの後のレポートも読まなきゃと思いますが結構大部でしんどいなあ(^^;
ここで②について「タリバン」ですが
>ロシアは欧州の個人主義・市民社会の伝統を全く欠く
ところで無理が始まったわけですが、
タリバンは「民主制は全く取られないだろう。アフガンには土台がないからだ」と発言、
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081900403&g=int
世界と歴史が見えてる。ロシアと違う
彼らをイスラム原理主義者などというレッテルだけで見るのは正しくなくて、遡ればインダス文明にまで辿り着く悠久の知恵を引き継ぐ民族と捉えるべきなのか?とも思いました。
ただ、これに対して日本は? が自力では辿り着けないので、やっぱ日本国際問題研究所のレポート読んで行かなきゃなのかなあ(^^;
3.日本の政治家さん達に
自民党は、なんせ吉田茂さん発足のシンクタンクのレポートだから日本国際問題研究所の研究レポート 勉強されてますよねぇ?
だとして野党さん。議員さんご本人じゃなくても少なくともブレインのみなさん。こうしたシンクタンクの認識の半分、いや1/3ぐらいのレベルで良いから世界を認識してください。
資料はイデオロギーフリーでニュートラル、かつ現実的な分析で、しかも無料公開されてます。
黴が生えたマルクス・エンゲルス・レーニンとか、どっかの国のプロパガンダ入りのプロ市民の声はいったん置いて、こうした高い認識を共通ベースとして、日本の取るべき道を、与党と激しく争ってください。
はにわファクトリー 様 元ジェネラリスト様
元コメ匿名の者です。ググる先生の気まぐれとは言え、価値の高い資料と組織(日本国際問題研究所)にめぐり合え、価値を共有頂けて幸いです。知的好奇心の刺激という会計士さんの目的にハメられちゃいましたね(笑)
そこで勝手に総括というか「これから」について意見ですが。
1.なぜ侵攻に至ったか
2.今後どうなる(実はタリバン偉い?)
3.日本の政治家さん、特に野党の方々への希望・要望
を述べます
1.>なぜ侵攻に至ったか今一つ腑に落ちる説明に行き当たっていませんでした。
既に言及頂いた引用で十分ですね。
2.今後どうなる:如何せん資料が古く、もっとも気になる2つの前提は
①中国がまだ牙を隠し米国と関係良好
②中央アジア、アフガニスタンはNATOによる順安定状態
で、どちらも現在は崩壊してます。日本国際問題研究所のこの後のレポートも読まなきゃと思いますが結構大部でしんどいなあ(^^;
ここで②について「タリバン」ですが
>ロシアは欧州の個人主義・市民社会の伝統を全く欠く
ところで無理が始まったわけですが、
タリバンは
「民主制は全く取られないだろう。アフガンには土台がないからだ」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081900403&g=int
世界と歴史が見えてる。
彼らをイスラム原理主義者などというレッテルだけで見るのは正しくなくて、遡ればインダス文明にまで辿り着く悠久の知恵を引き継ぐ民族と捉えるべきなのか?とも思いました。
ただ、これに対して日本は? が自力では辿り着けないので、やっぱ日本国際問題研究所のレポート読んで行かなきゃなのかなあ(^^;
3.日本の政治家さん達に
自民党は、なんせ吉田茂さん発足のシンクタンクのレポートだから日本国際問題研究所の研究レポート 勉強されてますよねぇ?
だとして野党さん。議員さんご本人じゃなくても少なくともブレインのみなさん。こうしたシンクタンクの認識の半分、いや1/3ぐらいのレベルで良いから世界を認識してください。
資料はイデオロギーフリーでニュートラル、かつ現実的な分析で、しかも無料公開されてます。
黴が生えたマルクス・エンゲルス・レーニンとか、どっかの国のプロパガンダ入りのプロ市民の声はいったん置いて、こうした高い認識を共通ベースとして、日本の取るべき道を、与党と激しく争ってください。
はにわファクトリー 様 元ジェネラリスト様
元コメ匿名の者です。ググる先生の気まぐれとは言え、価値の高い資料と組織(日本国際問題研究所)にめぐり合え、価値を共有頂けて幸いです。知的好奇心の刺激という会計士さんの目的にハメられちゃいましたね(笑)
そこで勝手に総括というか「これから」について意見ですが。
1.なぜ侵攻に至ったか
2.今後どうなる(実はタリバン偉い?)
3.日本の政治家さん、特に野党の方々への希望・要望
を述べます
1.>なぜ侵攻に至ったか今一つ腑に落ちる説明に行き当たっていませんでした。
既に言及頂いた引用で十分ですね。
2.今後どうなる:如何せん資料が古く、もっとも気になる2つの前提は
①中国がまだ牙を隠し米国と関係良好
②中央アジア、アフガニスタンはNATOによる順安定状態
で、どちらも現在は崩壊してます。日本国際問題研究所のこの後のレポートも読まなきゃと思いますが結構大部でしんどいなあ(^^;
ここで②について「タリバン」ですが
>ロシアは欧州の個人主義・市民社会の伝統を全く欠く
ところで無理が始まったわけですが、
タリバンは
「民主制は全く取られないだろう。アフガンには土台がないからだ」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081900403&g=int
世界と歴史が見えてる。
彼らをイスラム原理主義者などというレッテルだけで見るのは正しくなくて、遡ればインダス文明にまで辿り着く悠久の知恵を引き継ぐ民族と捉えるべきなのか?とも思いました。
ただ、これに対して日本は? が自力では辿り着けないので、やっぱ日本国際問題研究所のレポート読んで行かなきゃなのかなあ(^^;
3.日本の政治家さん達に
自民党は、なんせ吉田茂さん発足のシンクタンクのレポートだから日本国際問題研究所の研究レポート 勉強されてますよねぇ?
だとして野党さん。議員さんご本人じゃなくても少なくともブレインのみなさん。こうしたシンクタンクの認識の半分、いや1/3ぐらいのレベルで良いから世界を認識してください。
資料はイデオロギーフリーでニュートラル、かつ現実的な分析で、しかも無料公開されてます。
黴が生えたマルクス・エンゲルス・レーニンとか、どっかの国のプロパガンダ入りのプロ市民の声はいったん置いて、こうした高い認識を共通ベースとして、日本の取るべき道を、与党と激しく争ってください。
元コメの匿名さんは、匿名2さんなんですね?
情報をありがとうございました。
自分にとってはパズルのピースがいくつか埋まった感じです。
紳士蟻さんのところのコメントを見て思ったのは、オーストラリアが日本を蹴ってフランスを選んで失敗した次期潜水艦開発を支援するための組織であるAUKUSに日本が参加させられるのは、中国が放り出したインドネシアの新幹線建設に日本を呼び戻してやらせるようなもんで、なんだかなあという感じ。
それに後から来たのにJAUKUSって一番前に日本が来る略称は、なんか日本が主導して組織したみたいな感じがして変な感じ。読みもジョークスになりそうだし。思い切ってオーストラリア次期潜水艦開発支援機構に改名しては?
一説によれば
オーストラリアが現在潜水艦で苦労しているのは、邪魔な日本の捕鯨船を追い出したのが原因とか