日本は7割が接種完了:ワクチン機に日台関係も深化へ

台湾外交部「日本からの温かい友情と善意に、政府と人々を代表して心からの歓迎と感謝を表明する」

日本ではついに昨日、「公式ベース」でも、ワクチン接種完了率が7割を超えました。また、東京都では新規陽性者数の前週比割れが、もう65日(つまり9週間以上)も継続しています。まさに菅義偉総理大臣の置き土産の、すばらしい成果でしょう。そして、余裕ができてきた日本に求められるのは、「本当に困っている友好国」に対する支援です。こうしたなか、日本政府はまたも台湾へのワクチン供与を決定し、台湾政府はこれに「歓迎と感謝」の意を伝えてきました。

ワクチンの迅速な接種

日本では「公式ベース」でも7割が接種完了

先日の『若年層に限定してもワクチン接種完了率が7割を超える』でも報告したとおり、わが国のワクチン接種状況がかなり順調ですが、昨日は首相官邸ウェブサイト上も、「公式ベース」で「ワクチン接種完了率が7割に達した」と発表がありました。

さっそく、「ワクチン接種記録システム(VRS)」等のデータをもとに、状況を確認しておきましょう(図表1)。

図表1 総接種回数と接種率(公式ベース)
区分総接種回数接種率
①全体合計185,979,201 
 うち1回目97,181,29276.73%
 うち2回目88,797,90970.11%
②65歳以上合計65,041,698 
 うち1回目32,699,80991.42%
 うち2回目32,341,88990.42%
③12~64歳合計120,937,503 
 うち1回目64,481,48381.74%
 うち2回目56,456,02071.57%

(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成。10月26日時点で取得したVRSデータ、10月26日時点で取得した職域接種データ・重複計上データなどを使用)

世界的に進んでいるワクチン接種

図表でいう「接種率」とは、その年齢階層における累計接種数を『令和3年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】に記載されている人口で割った数値のことです。

このエクセルファイル上、「65歳以上」の人口は3576万8503人ですので、VRSなどのデータ上、「65歳以上」と明示されている接種回数を合計し、1回目と2回目に分け、それぞれその人口で割った数値を「接種率」として弾き出しています。

その一方で、「12歳~64歳」の層については、残念ながら人口台帳のエクセルだと「12歳未満」の人数が出ていませんが、これについては「12歳未満人口は1200万人だ」と仮置きすれば、便宜上、対象人口は7888万5741人と計算できます。正確な数ではありませんが、大きく実態と異なるものではありません。

このようにして接種率をそれぞれ求めていくと、1回目、2回目の接種率は、日本の人口(1億2665万4244人)に対してはそれぞれ76.73%・70.11%、高齢者に対しては91.42%・90.42%、12歳~64歳に対しては81.74%・71.57%と、それぞれ求まる、というわけです。

このあたり、昨日の『ワシントンポストが「日本のように行動すべき」と主張』などでも紹介したとおり、米メディア『ワシントンポスト』が「日本のコロナ対策は世界的に見ても驚異的なものである」と指摘するのも、ある意味ではうなずける話です。

※なお、該当する記事のリンクは下記のとおりですが、これについてはすでに昨日、おおどころを紹介していますので、本稿では詳細を割愛します。

Opinion: The big pandemic lesson is the one we’ve not fully learned

―――2021/10/22 12:18EDT付 Washington Postより

ワクチン接種率はこの半年で急上昇した

ここで思い出しておきたいのが、ワクチン接種率です(図表2)。

図表2 ワクチン接種率

(【出所】VRSデータなどを参考に著者作成。接種率の定義は図表1と同じ)

これで見ると、今でこそ「ワクチン接種完了率は7割だ」、などと胸を張って主張できます(※余談ですが、これに例のワクチン接種済未入力問題もあるため、実際にはさらに接種完了率は高いと思われます)。

しかし、菅義偉総理大臣による5月7日付の記者会見の時点では、わが国のワクチン接種率は高齢者でも1回目が1.38%に過ぎませんでした(※ただし、医療従事者等への接種が先行していたため、高齢者以外の層に対しては、接種率は1回目が4%を、2回目が1%を超えていましたが…)。

それを、『新型コロナウイルス感染症に関する菅内閣総理大臣記者会見』のなかでも明言されているとおり、菅総理は唐突に、こんなことを言い出したのです。

5月24日からは、東京、大阪の大規模接種センターでも(本格的な接種が)始まります。その後、1日100万回の接種を目標とし、7月末を念頭に、希望するすべての高齢者に2回の接種を終わらせるよう、政府としてはあらゆる手段を尽くし、自治体をサポートしてまいります」(※下線は引用者による加工)。

この1日100万回接種目標に対し、『日刊ゲンダイ』さんが『菅首相がシャカリキ「ワクチン1日100万回」計画の荒唐無稽』という記事で「荒唐無稽」だの、「無理筋な精神論」だの、「口から出まかせ」だのと舌鋒鋭く批判したのも印象的です。

しかし、現実に65歳以上の高齢者に対する接種は、7月31日時点で1回目87.75%・2回目79.38%を達成しました。河野太郎・ワクチン担当相らの尽力もあったにせよ、菅義偉という人物は、まさに日本市場に残る傑出した総理大臣だったことは間違いないでしょう。

(※余談ですが、日刊ゲンダイさんがこの記事を巡り、その後、菅総理や読者に謝罪したという話は聞きません。また、『菅義偉総理大臣の事績集:「日本を変えた384日間」』では、菅義偉総理大臣が就任してから10月4日に辞任するまでの事績についても簡単に触れていますので、是非ともご参照ください。)

東京都の陽性者も激減

東京都では昨日29人

もちろん、なぜ日本で新規陽性者数がここまで激減したのかを巡っては、専門家の間でもさまざまな議論があるところです。

個人的には、そもそも東京都の新規陽性者数データをもとに、「数ヵ月単位で新規陽性者が急増と急減を繰り返していること自体が不自然だ」という、伊江太様という読者の方のご指摘も気になるところです(『【読者投稿】第5波を膨張させた「無秩序な検査拡大」』等参照)。

※ちなみに事務連絡です。伊江太様、もし本稿をご覧になられているのであれば、お時間が許すようならそろそろ第17稿などはいかがでしょうか?

ただ、こうした点を脇に置くにせよ、やはりここ2ヵ月ほど、重症者数、死亡者数についても着実に減少していることは間違いありません。

参考までに、東京都の昨日の状況についても確認しておきましょう。

都内のコロナ動向<10月26日(火)時点>
  • 新規陽性…29人(前日比+12人、前週比▲7人)
  • 7日平均…29人(前日比▲1人、前週比▲23人)
  • 重症者数…17人(前日比▲3人、前週比▲9人)
  • 新規死亡…5人(前日比+2人、前週比▲8人)

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)

新規陽性者数は前日比で12人増えて29人でしたが、「前週比」で見れば7人の減少であり、また、前週比の減少は「前週比515人減少して2447人」だった8月23日(月)以来、じつに65日連続のことです(というよりも、現在と新規陽性者数のケタが2つくらい違っていますね)。

非常に読みやすい表を発見!

ちなみに某匿名掲示板で見かけて、個人的に大変読みやすいと思ったのが、こんなレイアウトの表です(左から順に、日曜日、月曜日と来て、最後がその週の合計値)。

東京都の新規陽性者数(日月火水木金土|週合計)
  • 06/27… *386 *317 *476 *714 *673 *660 *716 |*3942
  • 07/04… *518 *342 *593 *920 *896 *822 *950 |*5041
  • 07/11… *614 *502 *830 1149 1308 1271 1410 |*7084
  • 07/18… 1008 *727 1387 1832 1979 1359 1128 |*9420
  • 07/25… 1763 1429 2848 3177 3865 3300 4058 |20440
  • 08/01… 3058 2195 3709 4166 5042 4515 4566 |27251
  • 08/08… 4066 2884 2612 4200 4989 5773 5094 |29618
  • 08/15… 4295 2962 4377 5386 5534 5405 5074 |33033
  • 08/22… 4392 2447 4220 4228 4704 4227 3581 |27799
  • 08/29… 3081 1915 2909 3168 3099 2539 2362 |19073
  • 09/05… 1853 *968 1629 1834 1675 1242 1273 |10474
  • 09/12… 1067 *611 1004 1052 *831 *782 *862 |*6209
  • 09/19… *565 *302 *253 *537 *531 *235 *382 |*2805
  • 09/26… *299 *154 *248 *267 *218 *200 *196 |*1582
  • 10/03… *161 **87 *144 *149 *143 *138 **82 |**904
  • 10/10… **60 **49 **77 **72 **62 **57 **66 |**443
  • 10/17… **40 **29 **36 **41 **36 **26 **32 |**240
  • 10/24… **19 **17 **29 **** **** **** **** |***65

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』より著者作成)

(※当ウェブサイト上に表示してレイアウトが崩れないかが心配だったのですが、とりあえず本稿執筆時点においてはうまく表示されているようです。今後、当ウェブサイトのフォント等の変更に伴いレイアウトが崩れる可能性はありますが…。)

こうやって眺めてみれば、たしかに8月23日以降、どの「列」(曜日)で見ても、常に前週比で減少していることがわかります。大変に素晴らしい話ですし、こうした状況については東京都以外の道府県においても見られるようです。

重症者数の激減はワクチン接種の効果の証拠

そしてこれをもたらした要因は、(テレビ朝日などのテレビ業界関係者などを除いて)誰に命じられたわけでもないのに自発的にコロナ予防に協力していることに加え、あるいは例のワシントンポストの記事でも指摘するとおり、多くの日本人には日常的なマスク着用に抵抗がない、といった事情などもあるのでしょう。

ただ、それでもこうした「日常基本動作」だけでは、ここまでの新規陽性者数の激減についてはなかなか説明がつくものでもありません。結局のところ、この状況をもたらしたのは、「日本国民がコロナ対策に自発的に協力したこと」だけでなく、やはりワクチン接種の力は大きかったのではないかと思わざるを得ません。

その証拠が、重症者の激減です。

東京都では重症者数が9月2日に291人というピークをつけたものの、そこから多少のリバウンドを伴いつつも、傾向としては減り続けています。

東京都の重症数数の推移(日月火水木金土)
  • 06/27… *37 *41 *43 *47 *51 *54 *50
  • 07/04… *51 *57 *63 *62 *60 *62 *63
  • 07/11… *61 *55 *58 *54 *57 *53 *59
  • 07/18… *58 *60 *60 *64 *65 *68 *74
  • 07/25… *72 *78 *82 *80 *81 *88 *95
  • 08/01… 101 114 112 115 135 141 150
  • 08/08… 151 157 176 197 218 227 245
  • 08/15… 251 268 276 275 274 273 270
  • 08/22… 271 272 268 277 276 294 297
  • 08/29… 296 287 287 286 291 278 267
  • 09/05… 264 267 260 252 251 243 233
  • 09/12… 230 225 208 198 182 179 177
  • 09/19… 171 169 152 146 143 139 131
  • 09/26… 129 125 117 107 100 *93 *88
  • 10/03… *88 *77 *74 *77 *70 *68 *68
  • 10/10… *67 *62 *55 *43 *40 *39 *35
  • 10/17… *35 *31 *26 *27 *24 *21 *22
  • 10/24… *22 *20 *17

(【出所】東京都『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)

この点、一般にワクチンには発症した際の重症化を予防する効果があるとされているため(厚生労働省『ファイザー社の新型コロナワクチンについて』等参照)、新規陽性者数だけでなく重症者数についても大きく抑えられていることは、まさにワクチンが社会的な重症化を予防している証拠でしょう。

もちろん、専門家も首をかしげるこの状況で「『感染者』の急減はワクチンと日本人の行動が良かったためだ」などと決めつけるべきではありませんし、これからリバウンドというリスクもありますので、「日本は素晴らしい」と手放しで絶賛すべきではありません。

しかし、菅義偉総理のワクチン対策のおかげで、後任の岸田文雄首相にとっては、総選挙後はずいぶんと楽なスタートを切ることができそうです(※総選挙で政権を失わない、という前提条件が付きますが…)。

今後の焦点は国際貢献

茂木外相の記者会見

さて、こうしたなか、今後はコロナのリバウンドにも注意しつつも、今後の感染症の蔓延に向けていかなる社会体制を構築するか、傷ついた日本経済をどうやって立て直すか、といった議論に加え、差し当たって必要なのが、日本にできる国際貢献という議論でしょう。

これについては『日本、いつのまにか「世界第3位のワクチン支援国」に』でも触れたとおり、じつは、日本はすでに世界で第3位のワクチン支援大国です。

日本国民の少なくとも7割が接種を終えたという状況のなか、日本政府が数千万回分を確保したものの、公的接種に用いられていないアストラゼネカ(AZ)製ワクチンをどう有効活用するのか、といった議論ともセットなのですが、やはり、困っている国に提供するのが非常に正しい対応でしょう。

こうしたなか、茂木敏充外相は昨日、記者会見で、台湾へのワクチン供与について言及しました。

茂木外務大臣会見記録

―――2021/10/26付 外務省HPより

茂木外相によると、「準備が整った」として、30万回分のAZワクチンを台湾に追加提供するとの方針を示しました。台湾には27日(つまり本日)、提供されるそうであり、また、これに伴い日本から台湾への供与実績は合計420万回に達しました。

「2500万回支援」の日本は世界3位のワクチン支援国

茂木外相はこれについて、次のように述べています。

既に供与済みのベトナム及びインドネシアへのそれぞれ400万回分を始め、これまでの日本から供与総数、これは20か国・地域に対して合計約3000万回分に上ります。世界第3位の供与実績ということであります。引き続き、日本からのワクチン供与が、世界各国における新型コロナの感染拡大防止に一層寄与することを期待いたしております」。

まさに、これこそが日本の日本たるゆえんなのでしょう。

そういえば、茂木外相は10月15日の会見でも、こんなことを述べていました。

  • 各国からの追加支援要請を踏まえて、新型コロナワクチンをインドネシアとフィリピンに各200万回分、タイに40万回分、ベトナムに50万回分の追加供与を行うことを決定した
  • COVAXを通じた提供についても、東南アジア、南西アジア、中南米、中東・北アフリカ、太平洋島嶼国等を念頭に、合計500万回分の追加のワクチン供与を実施すべく、調整を開始している
  • 日本はすでに2500万回分のワクチン供与を行っており、ユニセフによればこれは世界第3位の実績である

…。

2500万回とは、なかなか、すごい回数です。

実際、人道上の配慮に加え、日本政府は公的接種に使用しないとはいえ、すでにAZワクチンを確保しており、また、ワクチンには使用期限もあることから、これらを「困っている国」に優先的に提供していくのは、ある意味で当たり前の話でもあります。

そして、日本が提供した相手国のうち、台湾、ASEAN諸国、南西アジア、太平洋島嶼国といった国々は、まさに日本政府が全力で推進する「自由で開かれたインド太平洋」(Free and Open Indo-Pacific, FOIP)において想定されている地域に所在する諸国でもあります。

人道上、そして国益という2つの目的を同時に追求する政策も、やはり菅義偉総理の「置き土産」のようなものなのかもしれません。

台湾外交部「感謝と歓迎」

こうした状況について、地道に報じようとするのが、台湾国営メディア『中央通訊社』です。

昨日、『中央通訊』(日本語版、『フォーカス台湾』)にこんな記事が掲載されていました。

日本政府、台湾にワクチン30万回分提供 27日に輸送=6回目

――― 2021/10/26 13:35付 中央通訊日本語版より

中央通訊は茂木外相が記者会見で述べた内容を簡潔に繰り返すとともに、台湾外交部(※外務省に相当)による、次のようなコメントを伝えています。

日本からの温かい友情と善意に、政府と人々を代表して心からの歓迎と感謝を表明する」。

中央通訊の良いところは、名前が似ている他国の他メディアと異なり、記事が簡潔で客観的な事実関係を中心に記述しようと努めているところにあると思います。

本来、困っている相手国に支援の手を差し伸べるのは当然のことであり、これに加えて台湾といえば日本が2011年3月、東日本大震災で傷つき、苦しんでいたときに、真っ先に支援を申し出てくれた友好国でもあります。

そんな台湾が、日本からのワクチン提供に逐一、「歓迎と感謝」を表明してくれるのは、「本当にうれしい」と感じる日本国民も多いに違いありません。

日台友好に向けて

この点、『台湾が3番目の貿易相手国に浮上しつつあることの意味』などでも述べたとおり、台湾は単なる友好国であるだけでなく、日本にとっては産業・経済上のきわめて重要なパートナーに浮上しつつあります。

これに加えて『外交青書:基本的価値の共有相手は韓国ではなく台湾だ』でも指摘しましたが、日本政府は今年刊行した外交青書で、台湾を次のように位置付けています。

台湾は、日本にとって、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人である」(同P55)。

この点、現時点においては中国との緊張関係もあるため、日台両国がどうやって関係を深めていくかについては諸課題もありますが、いずれにせよ、経済・産業面でも、外交・防衛面でも、日台関係は今後深まることはあっても断絶することはないと信じたいところです。

そして、日本政府が提供した420万回のワクチンは日台友好の象徴でもありますし、ともにコロナを克服したあかつきには、台湾との自由で活発な人的往来が再開されることを期待したいと思う次第です。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 七味 より:

    こんなこと言っちゃ身も蓋もないけど、今後水際を開けて行くにしても、コロナ禍が収束してる国が対象だろうから、人的交流をしなきゃならない/したい国にワクチンを供与するってのは、日本のためにもなると思うのです♪
    ただ、門は開けっ放しじゃなくて、相手国の状況で絞ったり閉じたりも必要だと思うのです♪

    あと、国際貢献だけじゃなくて、そろそろ3回目どうするのかも考えなきゃだと思うのです♪
    今の状態がワクチンのお陰だったとして、効果がどれくらい続くのかわかんないけど、高齢者の2回目79.38%達成が7月31日だったら、この人たちは接種後もう3ヶ月経ってるのです♪

  2. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

    韓国が言い出す斬新(笑)なアイデアは
    実は、既に日本がやっていることが多い
    寅大統領の公約だった所得再分配もそうだし
    確かワクチン藤井(だったっけ?よく覚えてない)というやつもそう
    信用ある国だとワクチン藤井を言い出さなくても藤井になれるが、自己中の韓国がやれば藤井ではなくただの乞食になりそうだから噴飯ものでしたが

  3. sqsq より:

    今朝NHKのワールドニュースを見ていたらスペインの新規感染者が10万人当たり40人以上。これを東京都に当てはめると1日5-6千人で、日本人の感覚ではかなりひどい状態。
    一方スペインのワクチン接種完了は国民の8割で世界でもトップクラス。
    日本のワクチン接種完了は7割で東京都の新規陽性者は10万人当たり0.2くらい。
    これどうなってるの。
    専門家と称する人たちは何が良かったのかを、もっとくわしく説明すべきだ。
    増えてるときだけ騒ぎ、あれこれ原因を挙げてたけど減ったら無言。
    減った原因を突き止めて、それを継続すべきだ。
    PCR検査を国民全員にやれと言っていたBSTBSの堤伸輔氏、いまでも同じ意見ですか。

    1. 引っ掛かったオタク より:

      一、解らないことは説明できない
      一、特定野党はまだPCRで無症状感染者捕捉隔離言っている
      オマケ、マスメディアは各論並記より煽り重視

      あ~あ~やんなっちゃったあ~あアァあ…

    2. マスオ より:

      反日メディアは、政府を攻撃するために、専門家に「政府のせいだ!菅が悪い!検査をもっとしろ!入国制限しろ!」と、もっともらしく言わせて、政府に都合がよくなると専門家に「この状況は理由が説明できない」と言わせる。

      まぁ、いつもの安定ダブスタですねw

  4. 引っ掛かったオタク より:

    ワ~ク~チ~ン! 確保だァ!!
    今度という今度は逃がさんぞォ!!!

  5. 世界平和 より:

    いつも大変有益な視点を提供して頂き、ありがとうございます。
    質問ですが、
    図表1 総接種回数と接種率(公式ベース) の表中、接種率について、①全体合計の数値が、②65歳以上合計と③12-64歳合計の、いずれの数値よりも低いというのは、数値的に整合性に欠けませんか? 何か私の誤解があるのかもしれませんが、ご指摘いただければありがたく存じます。

    1. 新宿会計士 より:

      世界平和 様

      コメントありがとうございます。
      整合性に欠けません。文中に明記しているとおり、分母が異なるからです。
      ①の分母は日本の総人口、②の分母は高齢者人口、③の分母は12~64歳の人口(概数)であり、②+③≠①です。
      よろしければ検算なさってください。

  6. くものすけ より:

    今の陽性者数の激減は、日本全国で一斉に起きていて、本当に不思議です。
    専門家諸氏は、なにより専門家である故に、我々素人より遥かにこの不思議さを厳重に受け止めて、その理由を明らかにすべく行動しているものと期待しているのですが、どうもそのような情報が聞こえてこないようで、そちらも不思議ですね。
    素人なりに原因を考えてみると、

    1)ウィルス自体が変質して感染力を失っている
    全国一斉に起こっていることは説明できますが、これはウィルスをチェックすることで確認できることで、専門家によりその正否がすぐにも明らかになるのでは、と思えるのですが。
    それに、これが事実だとして、ウィルスの株の種類による、などの原因だとしたら、他国から別の株が侵入することを防ぐなどの対策が必要なのではないか、など考えることはあるはずです。

    2)検査が陽性者を捕捉できなくなっている
    ワクチンやマスクがある程度の効果を上げて、発病者が減ってきていることにより、検査数が減る、または検査対象が陽性者を捕捉できなくなっている、という可能性はないでしょうか。
    この場合は、感染した陽性者は、発病しないがために検査の対象にならず、陽性者数は捕捉されずに減るが、世間には無症状の感染者がたくさんいる、という状態である、ということになります。
    これがたちまち悪いことである、とは言えない、つまり、無症状であれば無処置でも構わず、症状の出た人だけ治療し、それで病院の体制が維持できれば良いという方針をとるわけです。
    ただ、そういう状況でその方針をとるという認識と公開と施策は必要です。

    これ以外にも原因を考えることは可能だと思いますが、専門家が調査して原因を明らかにすることは、それほど難しいことではないように思えるのですが、どうなのでしょうか。

    ウィルスの投与は、新型コロナの場合は特に、個々人の予防・治療を目的とする、というよりも、人類という種族の生存を目的とする側面が大きいと思います。ペストのように人口の何割もが死亡する、などという悲劇を防ぐ必要があります。だから、接種による副作用で死者が出ることは、専門家であれば想定しているはずで、そのようにクリティカルな政策である、という認識の上で政治家に協力しているはずです。
    そうであれば、このように陽性者が激減している状況というのは、何をおいても解明するべき現象であると思うのですが、どうもそのような覚悟、決意、尽力といったものが感じられない、残念な気持ちでいる、というのが現実です。

    まとめられず長文になってしまい、申し訳ありません。

  7. より:

    最近の日本における新規陽性判定者数の急減は、ワクチン接種の進捗が大いに寄与しているのだろうとは思われますが、同様にワクチン接種率が高い国々で多くの新規感染者が出ているところを見る限り、単なるワクチン接種率だけで新規陽性判定者数がこれほど急速に減少した現象を説明するのはちょっと無理があると思われます。一応、ワクチンの種類(モデルナ/ファイザー製か中国製か)、ワクチンの保管・管理体制、ワクチン接種の手際などの影響も考えられますが、ヨーロッパ諸国やイスラエルがそれほど間抜けとも思われず、やはりワクチン接種の進捗だけが減少の要因であるとは言いずらいと思います。
    従って、ワクチン接種の進捗に加え、(はっきりと判っていない)いくつかの要因がうまく組み合わさった結果、現在のような状況になっていると考えるべきなんでしょう。言い換えると、現在の状況は、とにもかくにも「結果オーライ」になっているだけとも言えると思います。

    とりあえず、このまま武漢肺炎が収束の方向に向かってくれれば、まさに「結果オーライ」ではあるのですが、現状では他国から秘訣を聞かれても答えようがないと思います。日本としても、将来起こりうる別の新規感染症の爆発に対して今回の教訓を生かすためにも、またできればその経験を他国とも共有するためにも、多少時間はかかってでも、要因分析を専門家の方々には期待したいと思います。

    # いや、市井の人々にとっては、「結果オーライ」だけで十分なんですけどね。

    1. まんなっか より:

      理由の一つには新宿会計士様の本文中に上げられた、マスク着用文化。および会食の抑制があるのではないかと個人的には予想しています。
      といいますのも、自分の勤め先のCOVID患者の感染予防対策については「飛沫が出るか否か」で対策の強度を変えているのです。挿管している・マスク着用できない人・くしゃみや咳が飛び散った場合は全て対策を一段階上げます。
      COVID病棟ですら患者の飛沫対策がきちんとできていて、換気がきちんとされていれば重装備はレッドゾーン以外は必要ないようです。感染予防専従の方から聞いた話から予想すると「ウイルスが粘膜につかない限りほぼ感染しない」と考えているのでしょう。
      アジア以外の他の殆どの諸国(シンガポールはどうなんでしょう?)ではマスク着用文化が成立して無いように見受けられますが、日本ではかなり定着しています。そして日本人は基本潔癖で手指消毒をこまめに行う人が多いです。集団での行動の抑制も比較的働きます。なので飛沫対策が世界トップレベルで抑制局面では患者減少が進むのではないかなぁ、と。
      専門家が分からないことを素人が分かるわけもないのですが。

  8. nanashi より:

    こういった政府の実績や功績をメディアがあまり報じたがらないのは、左界隈からの見えない圧力に屈しているからだと思います。
    左界隈からしてみれば、メディアが政府の実績や功績を堂々と報じる事を面白くないと思っているのです。
    メディアはありのままを報じたら「政府の狗」とか「政府の広報機関」と左界隈からアジられるのを恐れているのと、そう言った人達がメディアの中に入っているからだと思います。
    だから「メディアの不都合な事実」に向き合う事が出来ず、左界隈のご機嫌伺いばかりをしているのです。
    武漢コロナウイルスの一連の報道で、メディアの闇がまた一つ明らかになったと私は感じています。

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