【読者投稿】新型肺炎、日本は「いつもどおり」で良い

先日の『野党さん、お得意の武漢視察旅行に行かないのですか?』で、当ウェブサイトにいつもシャープな論考を寄せてくださる「りょうちん」というハンドル名のコメント主様に、医学の見地から最近のコロナウィルス関連肺炎についての議論をお願いしたところ、さっそくに、非常に冷静でわかりやすい論考を頂きました。これを当ウェブサイトなりにいえば、「科学は風評やオカルトに負けてはならない」、という話だと思います。もちろん、コロナウィルスに対して油断は大敵ですが、日本のように衛生観念が確立した国の場合は、「いつもどおりで良い」のかもしれません。

読者投稿について

お知らせ:読者投稿を常設化します』でもお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは昨年以来、「読者の皆さまからの記事投稿窓口」を常設化しており、その投稿要領、過去の読者投稿については、それぞれ次のページにまとめております。

必ずご確認ください(2019/12/16日版)
過去の読者投稿

さて、この読者投稿窓口を常設化するきっかけを作って下さった人物のひとりが、「りょうちん」というペンネームのコメント主様(本職はお医者さん)です(『【読者投稿】なぜ国債発行額は増えるのか』参照)。

【読者投稿】なぜ国債発行額は増えるのか

こうしたなか、最近、新型コロナウイルスに関連し、さまざまな報道、新情報が日々流れてくる状況です。

今回の新型コロナウイルスとそれに伴う肺炎などの情報を巡って、中国政府が情報を小出しにしているのではないかとの疑いがあることに加え、世界保健機関(WHO)の対応も迷走していることなどから、私たち一般国民の間では不信感が芽生えるのは、ある意味では当然のことかもしれません。

ただ、だからといって「中国人は全員入国拒否にしろ」だの、「帰国者は全員隔離しろ」だのといった感情的反応に加え、酷いケースになると「あれは中国政府による生物兵器だ」といった怪情報まで飛んでいる状況はいかがなものかと思います。

さらには、政府チャーター機で武漢から帰国した邦人のなかに、「検査を拒否した人がいた」という報道などが出て来ると、「どうして捕まえて強制的に検査させないのか」、といった、法律や人権を明らかに無視した議論まで飛び出す始末です。

いずれにせよ、『野党さん、お得意の武漢視察旅行に行かないのですか?』や『野党が新型コロナウイルス対策の合同チーム立ち上げ』などでも触れたのですが、正直、科学的知見に基づかない極論は、有害ですらあります。

こうしたなか、

どうでもよい論点かもしれませんが、久しぶりに『りょうちん』様の科学的で冷静な議論を拝読してみたい気がします。いかがですかね?(チラッ)

というリクエストを出したところ、今朝、こんな論考を頂きました。

(※これ以降がりょうちん様からの投稿です。なお、中見出しや小見出しを適宜補足しているほか、一部の表現については当ウェブサイト側にて勝手に修正しております。)

新型肺炎、まとめてみた

ご挨拶

お座敷がかかったようなので、失礼します(※)。常駐コメンテーターの「りょうちん」と申します。

医学部を出ただけのその辺によくいる医者なので、感染症に関する深い知見を有しているわけでも疫学・保健政策に詳しいわけではありません。趣味的に勉強はしていますが、ぶっちゃけ「専門家の書いた論文を読むことくらい」はできる素人と言ったレベルです。

(※新宿会計士 注:一般に「お座敷が掛かる」とは、「酒席などに招かれる」という意味ですが、ここでは私自身が『野党さん、お得意の武漢視察旅行に行かないのですか?』でりょうちん様のご投稿を要請したことだと思います。りょうちん様、改めましてありがとうございます。)

新型肺炎ってヤバイの?

さて、本日のテーマは、最近ちまたを賑わしている武漢肺炎こと「2019-nCoV(2019年型新型コロナウィルス)」でございます。

この出来事を聞いて、多くの医療関係者は戦慄を禁じ得ませんでした。といっても、

  • 疾患で大量の死亡者が出て、パンデミックゾンビ映画のように、文明が崩壊して同人誌のように乱暴されること

を恐れたからではありません。比較的記憶に新しい2009年の豚インフルエンザ(豚フル)騒動を思い出すからです。

思えば、飛行機内にまで医者が乗り込んでサーモグラフィーをのぞき込み、全頭検査しようという無茶な水際作戦。そのために現場から臨床医が引っこ抜かれ、その抜けた穴を塞ぐ為に関係ない科の医師までもが労務を負担しました。

押っ取り刀でパンデミック対策演習までさせられ、駐車場でトリアージの練習。しかしながら、豚フルが大流行したのは事実ですが、、実際の病原性はいつもの季節性インフルエンザと大差なく、大量に作った抗インフルエンザ剤を余らせる始末。

結果は、「大山鳴動して、出て来たのは鼠10匹くらい」でした(※といっても、後知恵で批判するのは簡単ですが、最悪に備えた、過剰な対応については、決して責められるものではなありませんが…)。

それはそれとして、実効性のない非科学的な対応などの反省点は多々あり、10年の間にはいろいろと知見や意識改革が進んでいます。

医者の認識的には

  • 「大丈夫だ問題ない」→「おっふ」→「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルもうおしまいだああ」

の「おっふ」くらいの温度です。あるいは、

  • ああ、いつものあれかあ。今年はコロナなんだなぁ

くらいの感じ。

なぜそうなのかを解説していきます。

ウィルス性呼吸器疾患とは(キリッ)

さて、ウィルス性呼吸器疾患とは、いったい何でしょうか。

こう書くと難しそうに見えますが、じつは、とてもありふれた疾患です。

医師は得てして死亡診断書を書くときに「死因を何にしようか」と迷うことがあるのですが、「呼吸不全」「心不全」と書くなと厚労省に怒られるので、仕方なしに「肺炎」と書くことも多いのですが、この「肺炎」には、細菌性肺炎だけでなく、ウィルス性肺炎も多いのです。

むかしはウィルス性疾患に対する治療薬はなく、対症療法で様子を見るほかはありませんでした(「風邪に抗生剤を出すな」運動が流行ったのは、実際のところ風邪のほとんどがウィルス性の疾患で、細菌性感染の要素がさほどなかったからです)。

また、

  • 風邪を引くと治るのに7日間かかるのに医者にかかれば1週間で治る

というのは、「病院ジョーク」の定番でもありました。おそらく、私くらいの年代が、インフルエンザが「不治の病(治さずの病)」だった頃を覚えている最後の世代だと思います。

こうした状況が変わったのは、インフルエンザの簡易検査キットと、抗インフルエンザ薬の開発です。そして、治す手段が生まれると、治さなくてはいけません(それが医療というものです)。

  • 毎年、季節型インフルエンザの流行タイプを予想して、それに合わせたワクチンを作り、大量接種」。
  • 高熱を発する患者さんが外来に来ればインフルエンザの検査をして、陽性なら抗インフルエンザ薬を処方」。

それでも高齢者や免疫低下した患者さんは大勢インフルエンザで亡くなっていますし、「インフルエンザ」→「体力低下」→「他の感染症合併」なんて必殺コンボもありがちです。『社会実情データ図録』でもまとめられているとおり、毎年のインフルエンザでの死亡者数は数千人に達します。

では、なぜこんなに死亡者が多いのでしょうか。

その理由は、患者数がものすごく多いからです。治療薬の存在によって死亡率は激減しましたが、それでも毎年、それなりの死亡者数が出ています(※国民皆保険制度で医療アクセスの良い日本ではこの程度で済んでいますが、アメリカ合衆国では8000人死んでいるという話も聞きます)。

この点、今回の武漢肺炎、つまり医学的にいえば「2019-nCoVという名前のウィルスによって起こされる疾患群」については、現時点では死亡率がどのくらいなのかについての正しいパラメーターが得られていないと考えるのが妥当なようです。

べつに中国で発生したから中国が悪いという気はありませんが、正しいデータを出さないことに関しては大いに批判すべきだと思います。

どんぶり勘定で、インフルエンザ相当の流行を見た場合、やはり数千人オーダーの死者が出るとは予想されますが、それでも「コロナウィルスで死亡する層」は、おそらく多くの場合、インフルエンザによる死亡者と被るかたちになると思われます。

キットも無い薬も無い全く何にも無い

このコロナウィルスに対する治療薬は、現在のところ市場にありません。

親戚にSARS、MERSウィルスがいたので、先行研究的に開発が進んでいるとは思いますが、現状は次の記事のような感じです。

新型コロナウイルスに「今」効く薬は無いのか/RNAポリメラーゼ阻害薬「アビガン」の可能性 (2020.01.28 16:00付 日経バイオテクオンラインより)

そして、治療薬も無ければ、実は診断にも問題があります。現状、確実な診断方法は、患者の呼吸器粘膜から検体を採取し、それをPCRという遺伝子(塩基配列)を増幅して調べる手法しかありません。

インフルエンザキットには、既にインフルエンザに広く存在するとわかっている塩基配列に対応した抗体を塗布してあり、その場で簡単にわかるようになっています。

コロナウィルスにも充分なサンプル数があれば、検出キットが作れるはずで、情報を持っていた深圳華大基因という中国のゲノム大手企業が出荷できるという記事を見つけました(なんかズルイ!)。

検出用の塩基配列が既にオンラインで公開された論文に載っていましたが、既に国内でも日本のCDCにあたる国立感染症研究所が2019-nCoVに対応したプライマー(?)を各地の検査施設に配布したというニュースがありました。

ゲノムはまったくの素人なので推測でしかありませんが、おそらく、シーケンサーを持っている国立感染症研究所がせっせと作って、検体を国立感染症研究所に送っていたのを現地でできるように取り図ったのだと思います。

ちなみに、これで検体から2~3日で診断できる体制が整ったというのですから、かなり真面目にPCRするんだなあと素人ぽい感想を持ちました。

まだ問題はあり、感染からの潜伏期間・排出時期もデータが揃っておらず、どれくらい隔離すれば、どの時期に検査をすればといったノウハウも収集中です。ですが、治す方法が無くても治す努力をせざるを得ないのが医療です。

中国の失敗は、診療する施設を集約してしまったことではないかと個人的には考えています。患者数に見合った病床数も無いところに押しつけて現場の人間が倒れたり、患者を集約したことで空気感染を起こす土壌を作ってしまったとさえ思います。

感染予防しかない

さて、治療する方法がないので、防疫に力を入れるしかないのというのは当然の判断です。

ウィルスは空気感染し得ますが、実際のところは、飛沫感染であることの方が多いと推測されています(参考リンク①参考リンク②)が、マスクや手洗いが励行されているのはそういうわけです。

感染者がマスクをするのは基本ですが、非感染者の予防マスクも無意味というわけではありません。日本人は眼鏡率が高いので、市販のマスクでも組み合わせで、かなりの防疫効果があると思います。

(※もっとも、ニュースで見た中国人医師が、裸眼で不織紙のサージカルタイプのマスク二つにN95マスクを重ねて装着していたのには無意味だろうに、と思いましたが…。)

一方、水際防御はどうでしょうか。

かの栗林中将は、水際防御ドクトリンを捨てて縦深防御したことで強大な米軍に大出血を強いることに成功しました(やっと軍オタ要素を入れられたぞ)(※)。

(※新宿会計士 注:ここで「栗林中将が水際防御を捨てた」とは、米軍にも日本軍にも多大な被害が生じた、1945年2月19日から3月26日にかけて行われた「硫黄島の戦い」のことだと思います。)

しかし、先に書いた2009年の豚フル大流行では、医師が飛行機内に乗り込んで体温を測ったり診察したり等というとんでもないマヌケな施策を強行した上に、まったく防御に成功せず、感染者がスルーして、国内に流行しました。

この2009年豚フル騒動での唯一の成果とは、「ウィンドウ」、つまり「症状がはっきりせず検査しても判定できない」という時期のある疾患の水際防御は、まず不可能であるという知見が得られたことではないでしょうか。

(※新宿会計士 注:日本赤十字社『用語集』のページによると、「ウインドウ・ピリオド」(ウィンドウ期)とは、「ウィルスに感染してから、検査で検出できるようになるまでの空白期間」のことだそうです。)

今回の武漢肺炎もそういうタイプでもあり、またしっかり感染していても即時に診断する方法は無く、症状も風邪程度しか起こさない患者がいることがわかっています。ゆえに、今回はもう少し、現実的な防疫手段が取られているものと思われます。

200人近い武漢からの帰国者を、ホテルに待機させたというのは、お金はかかりますが堅実なところだと思います。しかし、日本の法律では、そんな隔離を強制することができません。

ちなみに、今回の帰国者のなかにも、検査を拒否するへそ曲がりが数名いたと聞きます。おそらく費用は国持ちで、感染していたらそれこそ一流病院で治療してもらえる特権的立場にありながら、です(まぁ、なんらかの追跡調査はしているとは思いますが…)。

もっとも、もしそんな対策であっても、やらなかった結果流行したとしたら批判されるのは確実ですので、お役所的にはやるしかないのでしょう(※肝心の中国人への防疫がザルっぽいので、事実上手遅れだとは思いますが…)。

また、お役所といえば、今回のことで厚労省やその傘下の検疫所を批判する声が聞こえますが、役人は、与えられた権限・法律の許す限りの手段しか取ることができません。

もし役人に今回取れなかった行動を取らせたかったら、それを可能にする根拠法を作らせるべきですし、緊急的に超法規的処置を必要とするのであれば、それを行うべきなのは政治家なのです。

なにができるか

もし国内で流行ったとして、どうしたら良いかは散々報道されていますね。

日本は、いつも通りで良いんですよ。

この10年、インフルエンザで訓練された日本人の衛生観念はもはや充分です。

いつも通りで十分な防疫効果は得られますが、それでも流行すればもらうこともあるでしょう。

その頃には死亡率もだいたい確定しているでしょうし、その数字が恐るべきものなのか、「ああそう」と言うくらいのものに留まるかは現時点でわかりませんが、人間が心配したところで自然現象が変わるわけではありません。

大流行してウィルスの数が膨大なものになった場合、高病原性に変異を起こす可能性も煽る人がいますが、それはこのウィルスに限ったことではありません。しかし、今までインフルエンザウィルスやCMV、ライノウィルス(+肺炎球菌コンビ)の恐怖なんかに怯えて暮らしていましたか?

「正しく怖がる必要性」により適度な緊張感を持つべきなのは放射能と似たところがあります。

関連資料

WHOに関してもコメントしようと検索したら、既にこんなまとめがありました。

新型コロナウイルスについて知っておきたい20のこと(随時更新)(2020年1月29日付 日経ビジネス 編集部より)

よくまとまっていたのでこれ書く必要なかったじゃんとか思ったのはナイショです。

その他有用なリンク集です。

WHO、オメーはダメだ。いつも早すぎるか遅すぎる。<了>

読後感

過度に恐れる必要なし

…。いかがでしょうか。

文章の中には、かなり専門的で難しい箇所も出て来ましたが、それでも、全体として見れば、私たち医療の素人にもわかるよう、かなり噛み砕き、平易に書いてくださっています。

本記事のタイトルにある『日本は「いつもどおり」で良い』は、りょうちん様の投稿の末尾からそのまま採用したものです。要するに、科学的・冷静に思考し、過度に恐れず、うがい、手洗いを励行せよ、という話ですね。

私たち素人にとっては、やはり新型ウィルスといえば「何か怖いもの」という印象がありますが、実際にはインフルエンザで年間数千人が亡くなっていることを踏まえるならば、コロナウィルスだけを「危ない、危ない」と騒ぎ立てるのはどうかという話でしょう。

ちなみに、厚生労働省の次のページに掲載されている情報によれば、中国で公式に報告されている感染者が7711人で、死亡者数が170人ということですので、コロナウィルス関連肺炎の死亡率は2.2%、といったところでしょうか。

中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎について(令和2年1月30日版)

これについて、「どうせ中国のことだから、死亡率についてもウソをついているんじゃないか」、といった疑念を持つ方もいらっしゃると思いますが、しかし、厚労省ウェブサイトによれば、中国以外で発症したのは、1月30日時点で86人ですが、この86人に死亡者はいません。

1月30日正午時点の状況
  • 中国…7711人(うち死亡者170人)
  • 日本…9人(うち死亡者0人)
  • それ以外…77人(うち死亡者0人)

(【出所】厚労省

このコロナウィルス関連肺炎の致死率が50%だとでもいうのなら、日本でもすでに4~5人、全世界でも数十人の死亡者が出ていなければおかしいはずです。もし中国政府がウソをついていたとしても、中国以外の国が中国政府と結託してウソをつくとは思えません。

したがって、「中国政府が死亡者データでも大きなウソをついている」と決めつけるのはいかがなものかと思う次第です。

科学が怪しい宗教や風評に負けてはいけない

そういえば、昨年は福島第一原発の処理水の海洋放出を巡り、朝日新聞に昨年9月26日付けの『科学振りかざすだけではなく…増え続けるタンクを考える』という記事が掲載されました(『朝日「科学振りかざすな」 SNSで敗北する人たち』参照)。

朝日「科学振りかざすな」 SNSで敗北する人たち

また、福島第一原発といえば、「イケメン政治家」として一部でカルト的な人気を誇る男がセクシーに風評被害を広めたという話題(『セクシーに風評被害を広める男と科学を軽視する女』)についても見過ごすわけにはいきません。

セクシーに風評被害を広める男と科学を軽視する女

あるいは、昨年10月に日本列島を襲った、史上最大級の台風では、民主党政権下で中止直前に追い込まれた八ッ場ダムが大活躍しましたが、旧民主党の政治家やマスメディア各社が八ッ場ダムの効果を否定した件もシュールでした(『科学を否定する人たちが八ッ場ダム称賛を嫌がる?』参照)。

科学を否定する人たちが八ッ場ダム称賛を嫌がる?

さらには、昨年10月に断行された消費税の増税は、経済学の理論からすれば完璧に誤った政策であり、これも「増税原理主義」に染まった財務省というカルト組織がごり押ししたものですが、財務省の植民地である日経は

国民はニンジンの皮をかじってでも消費増税を耐え忍べ

と言い放ったほどです。

日経「国民よ、ニンジンの皮食べて増税を我慢しろ」

このように考えると、怪しげなオカルト紙や増税原理主義を掲げるカルト宗教組織がばら撒く風評や非科学的な教義などに科学が負けそうになっている、という事例は、枚挙にいとまがありません。

くどいようですが、私たちは文明人です。おかしな宗教、原理主義ではなく、きちんとした科学に立脚して賢明に判断できるようになるべきではないでしょうか。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 匿名.com より:

    WHOが嫌々漸くパンデミック宣言出したと言うのに、まだ入国禁止にしないのか。日本人の死者が出るまで、日より見するのか。その時は誰が腹を切るのか。
    「人の迷惑顧みず行くが我らの生きる道」の中国人へ質問表で対応するそうだが、何の意味が有る。巷にはマスクもせずに徘徊する中国人の目撃情報が溢れている。理由を聞いたら「息苦しいから嫌」だって。内容を読みもしないで、問題無しにチェックを入れるのは、火を見るより明らかだろう。
    「症状がある場合は、医療機関を受診してもらうよう呼びかける。」って、正気で言ってるのか。強制送還か、強制隔離か、強制検査の三択問題でしょう。
    普通の神経を持っていたら、他国に迷惑を掛けてる今、観光旅行は控えるだろう。押し寄せる輩は
    ・ウィルス高度医療を日本で受けたい。
    ・ウィルス蔓延の中国から安心の日本へ逃げ出したい。
    が大半だろう。
    今までは観光客の銭目当て。ここに来ても2Fなどの中国御用聞きは、菌客シャットアウトしたら当然習近平の国賓招待はお流れになるから、是が非でも禁止を妨害したいんだろうな。
    帰って来た日本人を強制隔離しないのも、中国菌客を(おもてなし by 緑のおばはん)しておいて、対応の格差に批判が集まるのを避けての事か。
    かすゴミも中国からの観光客報道はスルー。WHO 帰還日本人 自衛対策 マスクの効果 一辺倒。
    症状が出ていない人でもスーパースプレッダーになる。危ない物は基から絶たなきゃ駄目。ウィルス携行中国人を入れるな !

    1. 匿名 より:

      なんだかイタいコメントが湧いてるね。この匿名ドットコムって人、たしかりょうちんさんからボコボコに論破されてなかったっけ?だからって逆恨みはいかんぜよ。論破されて腹立ったなら論破されないように説得してみなよ。

      1. りょうちん より:

        いいえ。自分のご意見であればどんな意見も書く権利はあると思います。

        その上で、

        >強制送還か、強制隔離か、強制検査の三択問題でしょう

        これができるように法改正を訴えると良いでしょう。
        強制送還はともかく、強制検査はできる法律にするのは私も反対しません。

    2. 匿名 より:

      この度の武漢ウィルスについてはまだまだ分からないことが多いのですから 用心するのが当たり前でしょうね。普段通りの生活をするというのは国家単位ではすでに失敗国家が数か国明らかになっていますね。例をあげなくてもわかると思います。集団免疫というモノも存在しないと思いますよ。ある種の社会現象としては別ですが。
      さて 国民にとって今心配なのは最近パキスタン人の入国者が連続して空港で感染が見つかっていることでしょう。彼らを乗せて来た航空機はパキスタン航空でしょうが機内の消毒はなされたのでしょうか?同じ便に搭乗していた旅客の扱いは濃厚接触者扱いになっていないようですが 狭い機内でトイレとか食事とか・・・ちゃんとやっていないのではないか?折り返し便で同じ席に座ってしまう人が気の毒です。他人事ながら気になります。NO NO きちんとやっていますよ という情報があれば聞きたいです。何しろ記事では一言も触れていませんから 記者の方も興味が無いみたいです。いまどき 最低限 搭乗前に感染の確認が必要です。それすら出来ない国からは入国させるなよ・・・。

      1. 匿名 より:

        追加です。そういう日本側も人を送り出すときあらかじめPCR検査とかをやっていない。今は症状のない人がPCR検査を受けられない体制ですから。そこはお互い様で・・という事なかれ方針なのでしょう。相手国と事前の陰性証明の交渉など 面倒でやる気がしませんよね。・・・分かります。

      2. りょうちん より:

        パキスタンなんてとっくに上陸拒否リストに入っていると思ったら、5/25付けの最新リストでやっと入ったという体たらくのようですね。

        結局現状では、ほぼ「運用上の超法規的処置」で渡航制限を発動しているようなものですが、最初からスムーズにできる体制がやはり必要です。
        今回は「前例の無いことは法文上できてもやりたくない」が発揮されていました。

  2. ポプラン より:

    りょうちん様
    新宿会計士様
    誠にありがとうございました。
    還暦を過ぎた整形外科医にも良くわかる御説明と軍オタ要素ありがとうございました。
    胸のつかえがおりました。

  3. ブリジット より:

    りょうちん様

    医師の立場ならではの説得力のあるお話ありがとうございます。

    発生した国がアメリカだったら、ここまでの騒ぎになってなかったんでしょうね。

    ある程度落ち着いたら、色々検証されるのでしょうが、発生源が何なのかは知りたいですね。
    中国が協力的にできるのか疑問ですが。

    iPhoneから送信

  4. Yoshi より:

    >さらには、政府チャーター機で武漢から帰国した邦人のなかに、「検査を拒否した人がいた」という報道などが出て来ると、「どうして捕まえて強制的に検査させないのか」、といった、法律や人権を明らかに無視した議論まで飛び出す始末です。

    そもそも論として、危険性がなければ政府がチャーター機をとばす必要性もないわけで、邦人に対して危険性があると判断したわけですよね。
    搭乗した邦人も日本政府がチャーター機を飛ばした理由について十分に理解しているでしょう。

    いずれにしても人権や法律も分かりますが、そのような地域から出国しているという事は保菌者である可能性もあるわけですよ。
    人権を盾に自己主張するより先に、他者に対して類を及ぼさぬように最善を尽くす必要性もあるのではないでしょうか。

    どうも、人権だの何だのと権利は主張するが道義的義務とかを無視したり軽視する傾向にあるようです。
    (最も「道義的義務って何?」って話になるのかもしれませんが。)
    「法律に規定がないなら早急に整備すべき事」こそを私は主張すべきだと思います。
    性善説も良いですが限界はあるわけですから、強制性もやむ無しでしょう。

    1. 匿名 より:

      > 「法律に規定がないなら早急に整備すべき事」こそを私は主張すべきだと思います。

      お言葉ですがブログ主さん前から法律の欠陥は改めろって言ってますよww

      https://shinjukuacc.com/20200127-02/

      辺りが分かりやすいかと。

    2. 山田内膳 より:

      Yoshi様

      「人権」と「公共の福祉」のどちらが優位か、という命題は永遠に解決しないでしょう。
      可能ならば双方守っていくべきですが、今回、政府は人権を優先させました。りょうちん様の述べる様に、インフルレベルですから自明でしょう。何より法的にできる事が限られています。
      しかし今回は乗り切ったとして、次回の保証はありません。早急な法整備が必要ですね。とことん議論していきましょう。

  5. 匿名 より:

    安心できるお話をありがとうございます
    でも、政府の対応にはやはりいくつか注文をつけたいです
    日本に帰国した人々から飛行機代8万円を徴収すると言っていたのに今日になって公費負担と言ってみたり
    新型肺炎を「指定感染症」にする政令を、昨日までは周知に十日必要だと言っていたのに、今日は明日に前倒しするとか(これはWHOの見解が変わったことを受けてかもしれませんが)
    政府が右往左往している感があります
    また厚労省が中国からの入国者全員に質問票を配付することにしたとか、春節の前にやれよと言いたくなります

  6. 名無し親父 より:

    新宿会計士様、記事の更新ありがとうございます。

    小生も、りょうちんさまの記事に共感しております。
    どこかの記事に罹患者の統計的なお話がございました、若い女性や幼児は重篤な症状を発症する例が少なく、男性の高齢者が多いとのこと。その原因として幼少期に行うワクチン接種、特に若い女性は風疹ワクチンを受けているからではないかと。。。
    確かに風疹ウイルスは同じRNAウイルスですし、潜伏期も2~3週間とあります。日本にはワクチン接種という制度があるため、日本人に重篤な患者さんがいないのかなあと。今回発症されていない陽性患者が2名出たとありますが、検査時に風疹抗体価も測ってみたらいいのになあと個人的に思っています。

  7. 海コン より:

    更新ありがとうございます。
    そしてりょうちんDr.様、ありがとうございました。

    今般の2019-nCoV騒動は、映画好きの日本人ならではの反応ですよね。ゾンビ映画の見すぎ、海辺や水族館でサメを見たら「襲われなければいけない、食われなければいけない」ってパニック起こすみたいなものなんでしょうか。エンターテイメントで楽しんでる人が多そうで、感染者数の増加や死者数の増加をとても楽しみにして喜んでいるような、増えなければいけない、ウィルスを保有してなければならない、数が減ると政府の対応に文句を言う機会を日々待っているような。
    ※個人の妄想です
    確定申告の時期なので、役所に文句言いたくなる気持ちはわかります。

    下らない妄想すいません。

    1. りょうちん より:

      なにかの参考になるかと、昨日、Amazon Primeで、「復活の日」「パンデミック(2016年)」「アウトブレイク」の三本立てを連続して見てしまったのはナイショです。

      「復活の日」はやっぱり名作だったなあ・・・。一番シチュがしっくりしました。
      「パンデミック(2016年)」これだけレンタル有料400円でしたが、ただのゾンビ映画でしたorz。
      「アウトブレイク」これも名作なんですが、いわゆる「宇宙服」に時代を感じました。もっとも空気感染しないエボラ出血熱では無く架空の類似疾患だったというオチでしたが。

      あと見直してはいないけど「アンドロメダ」も名作です。

      1. 長政 より:

         りょうちん様

        復活の日 名作でしたね。

        中学時代に初版で読んでよりSFにのめり込みました。

      2. 七味 より:

        日本沈没も良かったけど、日本以外沈没も面白かったのです♪

        1. 新宿会計士 より:

          日本以外全部沈没って調べてみると書籍版とDVD版があるみたいですね。
          日本以外全部沈没(書籍版)

          日本以外全部沈没(DVD)

      3. H より:

        りょうちん様

        的確な論評ありがとうございます
        論点の異なるコメントへの対応も
        お見事でした

        見逃されがちですが、今、一番大変
        なのは医師や看護士さんなど医療に
        従事されている方々だと思います。
        インフルエンザが多い時期に
        この状況は大変ですよね

        ちなみに、「コンテイジョン」と
        いう映画もおすすめです

        1. りょうちん より:

          ああ、これまだ全くといっていいほど影響がありませんよ。
          市中病院にはいまだ患者が到達していませんし、例年通りのふつうのインフルエンザ対策をしているだけです。

          「これからが本当に地獄だ・・・」

          になるのかはわかりませんが、まあ、楽観視しています。
          なぜなら、申し上げにくいのですが、特に、治療法があったりするわけではありませんし、特定感染症になったので見つけたら後方病院が飽和するまでに右から左に後送すればいいのです。
          まあ、そのうち上の方も音を上げて、「軽症は各施設で診て」って泣きを入れますよw

  8. 農民 より:

    りょうちん様
    非常にわかりやすいご解説ありがとうございました。
    こちらは本当に完全素人ですので、個人的に曖昧に解釈していた部分が整理できました。文章としてもとても読みやすかったですよ。栗林中将ネタは刺さりました。

    新宿会計士様
    多くのマスコミが騒動を煽るだけしかできてない中、こういった個人発信ができる場を作っていただいていることはやはり重要なことだと再認識しました。
    というか個人発信に大きく劣る大手報道って一体……

    さて他所のハナシですが、楽韓さんのところでは本文で「帰国者の人権を制限しろとかいう思想はハンセン病強制隔離の時のよう」という掲載をしたところなぜか「コロナ肺炎とハンセン病を同一視するなんて」「ハンセン政策が正しかったとでもいうのか」というような意味真逆・意味不明なコメで謎炎上していました。発信側も質が重要ですが、受け取る側も医療知識が無理ならせめて読解力くらい身につけねば大恥ですね……
    今回の騒動では「日本モー」と言わざるを得ない場面がかなり。

    1. 匿名 より:

      > さて他所のハナシですが、楽韓さんのところでは本文で「帰国者の人権を制限しろとかいう思想はハンセン病強制隔離の時のよう」という掲載をしたところなぜか「コロナ肺炎とハンセン病を同一視するなんて」「ハンセン政策が正しかったとでもいうのか」というような意味真逆・意味不明なコメで謎炎上していました。

      あすこも嫌韓厨みたいなんが湧いてますからね。理論的に会話が出来ない人達は一定数居るんでしょう。ここにも匿名ドットコムとかいう、訳わからんことを叫んでるのが居ますけどねww

      1. スカイネット より:

        「コロナ肺炎」と「ハンセン病」を同一視する楽韓WEBは、どうかと思いますよ。
        楽韓さんは、楽観すぎますよ。

        1. なんちゃん より:

          ハンセン病の時ですら人権問題になったのに、今回のコロナウイルス程度でやるのか、と言う文脈だと思います。同一視はしていないでしょう。
          楽観さんの指摘は正しいと思いますが。

        2. スカイネット より:

          返信できないので、なんちゃんさんへ

          コロナウィルス程度とおっしゃっていますが、現時点では、どの程度驚異のあるウイルスか不明なのでは?

        3. なんちゃん より:

          >コロナウィルス程度とおっしゃっていますが、現時点では、どの程度驚異のあるウイルスか不明なのでは?

          現時点でわかっている程度は本記事に書かれている通りです。
          現時点で確認された情報で判断するのが、日本の感染症対策の法令の基本的な考え方(のよう)です。

          この議論は過去スレでさんざん出てますのでこれ以上はここでは。

        4. ピークを過ぎたソフトエンジニア より:

          よこから失礼しますが、楽韓さんの文脈について補足すると、過去に法的根拠もなく人権を制限したために人権問題に発展したハンセン病という事例がある、という意味で引き合いに出しているだけなので、病気の深刻さを比較しているわけではありません。
          念のため誤解が生じないように書いておきます。
          失礼しました。

        5. タナカ珈琲 より:

          なんちゃん様
          スカイネット様

          コロナウイルス程度

          と、私は思っています。キッパリ
          中世ヨロッパの黒死病のように1/3程度のほどの人達が
          14億の1/3ほどの人達が死亡すれば、騒げば良いと思いますが、
          まだまだ、この程度では…
          まだまだ増えているとは思いますが、7711/14億…
          では、分子が少なすぎます。

        6. なんちゃん より:

          お二方様へ

          おっしゃる通り、楽観さんではハンセン病の反省があることを提示するのが主題と思いますが、超法規的措置を完全否定していなかったので(私も同意見)、「コロナウイルス程度で」の文脈を読み取りました。

          今わかっている情報で、専門家がせいぜいSARS程度だろうと推定しているところにおいて、
          「これからどうなるかわからないから」と言う理由だけで超法規的措置を取れるとなると、じゃあ季節性のインフルや、普通の風邪のウイルスが流行したら、「これからどうなるかわからないから」と超法規的措置をそのたびに取るの? コロナウイルスとのリスクの違いはどう判断するの? と疑問が沸きます。

          結局それも、過去の知見に基づいて専門家が判断するしかないと思います。
          素人の感覚に判断は任せられないことだと思います。

        7. なんちゃん より:

          追伸です

          後から自分のコメントを読み直して、はぐらかし感があったので追伸です。

          >病気の深刻さを比較しているわけではありません。

          おっしゃる通り楽観さんは病状は比較していません。
          なので、「ハンセン病ですら」という表現は正しくないですね。
          失礼いたしました。

          ですが、同一視もしていません。

        8. とある福岡市民 より:

          スカイネット様
          ご心配はもっともです。心配するなとは言いません。
          しかし、怖がるのなら正しく怖がる事です。
          今のところ、武漢肺炎ウイルスはインフルエンザと同等の感染性、毒性と考えていいです。世界中の研究者の努力によって性質が少しずつわかるようになり、最早未知の病原体ではありません。映画で登場するような感染力も毒性も強力で手の打ちようがない病原体とは違います。

          >「大したことがないのなら、なぜ、1000万人都市の武漢を封鎖したのか?」

          これは「習近平以下中国共産党幹部はコロナウイルスはもちろん、感染症について何一つ理解していないから」の一言に尽きます。
          武漢封鎖はコロナウイルスの制圧には全く有効でなく、かえってコロナウイルスの密集によるアウトブレイク(武漢の病院で爆発的な感染が起きているのもこれで説明できます)を招き、直前で脱出したスーパースプレッダーを中国全土や日本を含む海外に散らし、中国各地で新たな都市封鎖をめぐる無用の混乱を招いただけの大悪手でしかありません。他にも方法はあったはずなのに、無意味かつ最悪の選択をしてしまったのです。

          社会主義者、共産主義者は、どうも人民を家畜と同様に考えている節があり、疫病の発生が起こると感染調査を緻密に行ったり病原体に合った対策を行うよりも一律な封鎖、処分を安易に行う傾向にあります。ソ連、中共、北朝鮮で人民の大虐殺が繰り返されてきたのも、家畜を殺処分するのと同じ感覚で行なっているからでしょう。今回の武漢封鎖もまた然りです。

          楽韓さんは武漢肺炎ウイルスとハンセン氏病を同一視したのではなく、それぞれに対する過剰反応が類似している事に警鐘を鳴らしているのです。
          ハンセン氏病も「感染力の強い不治の病」と100年前は考えられ、安易な隔離と強制収容が行われました。「無籟県運動」という集団ヒステリーとしか言いようのない活動まで行われたのです。今の武漢肺炎ウイルスに対する集団ヒステリーと同じですね。
          それが後になって感染力が弱い病気と判明し、治療法も見つかりましたが、強制収容された患者さんは国の無理解、光田健輔医師の無知、家族の偏見と差別(収容された患者さんは一族から絶縁され、改名を強制されました)による受け入れ拒否により、今に至るまで元収容所に居住せざるを得ません。これは国、厚生労働省だけでなく、全ての医療従事者、そして日本国民全員が、感染防止を理由に人権侵害を行なってしまった事を反省し、二度と繰り返してはならないのです。
          そして、感染対策はやり過ぎという位の対策を取ってはいけません。科学的根拠に基づき、病原体に合わせて適切に行うべきなのです。まして、コロナウイルスはインフルエンザと同様の対策で良いと判明したのですから、過剰な対応は有害無益です。

          厚生労働省のホームページトップには「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎について、こちらをご覧ください。」とありますが、その下に「ハンセン病元患者のご家族に対する補償金制度についてのお知らせがあります。」とあります。これは、今回の件でハンセン氏病の過ちを繰り返さないように周知する意味が込められているのかもしれません。

    2. 農民 より:

      あら、やはり伸びる話題なのですかね。

      帰国者の人権を制限(法根拠なきまま強制隔離)しろと言う「思想」が主語であり、その「思想」は法に依らぬ、科学に依らぬままに不安風評だけで強制隔離までいったハンセン氏病の時と同じである、という文章かと思います…というか他に読み取れないと思うのですが。

      安全か危険かわからないのに法とか言ってる場合か!!という認識の方が反応されているのは理解しておりますし、人命第一は尊い思想と思いますが、法治主義・人権主義・資本主義・自由主義国家はそれだけじゃ動けないんですよね。異常な速さで人権を制限し対策を打ち出す中国がうらやましいでしょうか…?

      そこは価値観で人によるところで、議論の価値はあると思いますが、少なくともブログ主の意図は間違えのないように読み取りましょうという話でした。
      その点では、ハンセン氏病の例えは本質は合理的なのに読者が過剰反応をおこしやすい悪手だった、てところですかね…なんでこんなに異常曲解が??

      1. 山田内膳 より:

        農民様

        現在、日本で一番の話題ですからね、特に不安があれば騒ぎも大きくなります。
        私も正直不安ないと言えば嘘になります。安全である事と不安に思う事は必ずしも一致しません。

        楽韓氏の意図をミスリードした方々がいたのは、楽韓氏の意見が認められないのが原因です。どんな正論でも曲解する事で誤りに落とす事が可能です。楽韓氏が誤っていて自分が正しいと主張したいのでしょう。

        誰でも自分が正しいと思いたいものです。
        これは某半島でもよく見られますが、半島では儒教思想の曲解から始まっていますが、日本に限らず世界で見られるので人類普遍の性質なのでしょう。

  9. 製造業SE より:

    今回のコロナウィルス騒動にヤキモキしている一人として、興味深く拝見させていただきました。ただ、やはり中国の報告に信を置くのは難しいですね。今までの実績やWHOに対する圧力等、中国の影の部分はエビデンスが残ってしまっているわけですし。
    そうは言っても、中国の環境(大気、水質、衛生管理など)による感染者数と、衛生意識の行き届いた日本での感染者数がイコールにはならないだろう、今までの自己防衛を続けていけばいいだろうと感じることが出来、少し気が楽になった気がします。

  10. 匿名 より:

    普段は反日的なメディアは信用しないと言っておきながら、こういう事態になると理性的に思考せずにメディアの煽りを鵜呑みにして感情的に騒ぎ立てる人がいる。非常時に人間性が出るということだろう。この手の人達はいざ戦争になったらどういう反応をするのだろうかと不安でならない。とはいえ、今後のために議論して必要ならば法整備していくことは必要ですけどね。

  11. ななし より:

    「科学が風評に負けてはならない」、まさにそのとおりです。
    大衆の不安に煽られた一部の「保守派」が、感情論により中国叩き・政府叩きするさまは、反原発活動と何ら変わりなく、もはや右側の「パヨク」に成り下がった姿に絶望しかありません。
    このままでは右に行くにしろ左に行くにしろ、再び日本が感情論に乗っ取られて道を誤るのではないかと大きく危惧しております。

  12. ピークを過ぎたソフトエンジニア より:

    りょうちん様

    今までのコメントのまとめとしてありがたいです。コメントは後から探すのが大変ですので。

    今回の件で思ったのは、韓国は反面教師役として非常に優秀だということです。

    入国禁止しろとか、武漢からの帰国者をこっちによこすなとか、日本と比較するとより過敏に反応しています。これを見ていると、かえって冷静になりませんか? 韓国と同じ反応をすることが恥ずかしくなりませんか?
    緊急時に緊急対応できないのも問題ありますが、超法規的処置が正当化できるような状況でもなく、人権無視を正当化するべきでもありません。

    入国禁止にしろと言いますが、どうやって? 春節期間だけ一時的に? しかし、流行の終わりはまだまだ先で、観光客はずっと日本に来ますよ。法的根拠も何もありません。
    現実的なものなら賛成する余地はありますが、まるで交通事故を防ぐために車を売るなとか、水難事故を防ぐために水に近づくなとか、それに近い極端な発想だと思います。
    その流れだとオリンピックも駄目ですね。何もできなくなります。
    それで、新型コロナウィルスはそこまでのものなんでしょうか。

    どうせ、超法規的処置が取れるように憲法改正しようなんて言ったら、現状であまり世論の賛意は得られないだろうに、何かと言うと法律を無視「しない」政府を非難するのは矛盾すると思います。

  13. しきしま より:

    過度に怖がる必要はない、と言うのはわかります。
    また、厚労省をはじめとする日本政府の対応は、ろくな情報も無い中、善処されたほうだと思います。

    でも中国とWHOの対応はいただけませんね。
    過度の感情的反発が出るのも中国にはSARSの前科があるからでしょう。
    今回も懲りずにまず地方政府が隠蔽、地方からの遅まきの報告を受けた中央政府がまた隠蔽、結局押さえ込むことに失敗し、WHOに「緊急事態宣言を出すな」と圧力。
    WHOはWHOはでようやく緊急事態宣言を出したものの、「貿易や渡航を制限するほどのことではない」と中国の顔色をうかがうような発言。

    これでは人々が「本当はとんでもなくヤバイんじゃないか?」と疑心暗鬼になるのも仕方ないと思います。

    1. りょうちん より:

      すみません。WHOは相手にするのも馬鹿らしいので書きませんでしたが、2002-3年のSARSの反省を基に、WHOの緊急事態宣言制度が2005年にできたのです。
      したがって、SARSの時には、発動しようがありません。

      最初の発動は2009年の豚フルでしたが、ご存じの通り、病毒性が低く、「空騒ぎじゃ無いのか」「インフルエンザ関係製薬会社に金もらったんだろ!」と大いに叩かれました。
      そのせいで、腰が重くなったのか今度は慎重になり、エボラ出血熱が大流行したときは死亡者が1000人を超えてから、発動し、これまた「遅すぎる」と非難の嵐になりました。

      今回も叩きに叩かれることでしょうw

  14. 匿名.com より:

    隣家からの招かれざる菌客を見て見ぬ振りして、お花畑で井戸端会議をしてらっしゃいますが、其れは其れで一定の意味は有るとは思いますが、何事も基を絶たなきゃ駄目でしょう。日本には持病持ちの方も高齢者も多く居られます。今回の武漢肺炎は、症状が出てなくてもスーパースプレッダーに成ります。犠牲者が出てからも楽観視して居られますか。
    追伸:ここのブログ主及び講読者様は、朝鮮 野党 マスコミ (財務省)には辛辣な意見をぶつけますが、事 中国に関しては酢を飲んだ様にダンマリになったり、論点ずらしに精を出しますね。何ででしょうね。

    1. りょうちん より:

      >事 中国に関しては酢を飲んだ様にダンマリになったり、論点ずらしに精を出しますね

      そんなことはないと思いますが、あなたが中国政府批判すればいいんじゃないでしょうか。
      やめとけっていっても朝鮮人種差別の書き込みを続ける常連の御仁もいますしw

      1. だんな より:

        そわそわ。キョロキョロ。

      2. とある福岡市民 より:

        りょうちん先生、この人は放っておきませんか?
        この人は自分の妄想をぶちまけたいだけです。人の意見を聞く気はないようですので、相手にするだけ無駄です。
        先生だけでなく、他の方々もいろんな状況や情報源を提供してきましたが、ちっとも読んでないようですね。しかもこの書き込みで新宿会計士様の記事すらろくに読み込んでない事を自ら暴露してます。

    2. 農民 より:

      いや、ですからその基を断つための科学的+法的根拠ですとか人権配慮ですとか…
      「よくわからんが基を断て!」てそれこそ例の…おっと荒れる。

      >追伸~

      ご安心ください、少なくとも私は中国も大嫌いですよ!コロナの件も中国側に擁護できる点など一切ありませんし、人権制限が早すぎだろと書いたばかりです。
      なんなら研究所からウイルス盛れた説だって「あるだろうな」とまでは思っています。ただ根拠なくそうに違いない!!!などと言いふらす気はありません。
      てか朝鮮嫌いで中国は擁護なんてパターンの人って存在します…?

    3. クロワッサン より:

      こんばんは。

      読んでて、匿名.comさんのコメントは原発に「安心」を求める「原発反対派」とダブります。

      「安全」と「安心」は全くの別物です。

      「安全性」について語る以上、通常は「危険性」も伴います。

      例えとして、「0.000000000000000001%でも危険性があれば安心出来ない!」って考えはありますが、その考えは客観的に考えてどうなのか?ってところですね。

    4. りょうちん より:

      論点ずらしにかんしては、知りませんが、このブログで中国非難が少ないのは理由があると思います。
      なぜなら、中国共産党が、この21世紀の現代において、「邪悪」と評していい数少ない政体であることは、もはや、常識・コンセンサス・共通認識だからだというのが大きいと思います。

      あと、このブログは比較的、知的水準の高い論者が集まるので、そんなわかりきったことをことさら鼻息荒く語るのは、みっともない・・・という心理が働くのだと分析しています。

      「ソイレントグリーンは○○だ!!」と街頭で叫ぶのは絵になります。
      が、「ソイレントグリーンは大豆から作った合成肉だ!」と叫んだら、注目はされるかもしれませんが、何言ってんんだあいつ・・・となるのですよ。

  15. なんちゃん より:

    こちらのブログではりょうちんさはじめ、多くのご専門の方々が積極的に情報発信・論点整理をしてくだりました。感謝申し上げます。

    私のような医療を受ける側の目線だけじゃなく、行政や医療を施す側の目線の情報が豊富にえられたおかげで、状況をより客観的に捉えることができたと思います。

    他のブログや掲示板、ツイッターなどでは普段なら正論をおっしゃってるような人たちが、結構乱暴な意見を発信していて少し驚いているんですが、このブログのように、すぐ近くで医療行政側の情報を発信できる人の絶対数が、ネット上では少ないからなのかもしれません。

    私も素人ながらに正確な状況判断をしたい思いから、思わずつまらないことをたくさん書いてしまいました。
    私の書き込みでご気分を害された方がいらっしゃいましたら、申し訳ございませんでした。

  16. だんな より:

    りようちんさま
    このサイト特有の専門家の観点からのご意見、誠にありがとうございました。
    個人的には、非科学的な意見や、人権や法律を無視するような意見に、耐えかねてのご投稿かとも、思います。
    まだまだ、ヤフコメなどでは、全員強制隔離だと言う意見が上位に散見されます。
    自分の立場で、強制隔離をされたら、どうするのかと思います。
    これらのコメントは、日本人の無知による、武漢帰還者ヘイトだと思います。

  17. めがねのおやじ より:

    りょうちん様

    分かりやすく解説していただき、ありがとうございます。しかし中国がまともな数字を公表してくれたら良いのですが。期待薄ですネ。

    りょうちんさん以外にもこの論壇にはお医者様がいるようで、なんと高学歴社会(笑)だ事!と感嘆しました。

  18. 水谷 より:

    わかりやすい解説ありがとうございます。
    上念氏が専門家から聞いて発信してる情報も同じような感じだったので、やはり専門家は似たような考えなんでしょうね。
    その上念氏が「安全を求める人とは議論できるが安心を求める人とは議論にならない」と言ってましたがまさにそんな感じですね。
    実際、今回こんなに大騒ぎするなら去年だかの新型インフルエンザのときになんでもっと大騒ぎしなかったのと思えてなりません。

    他の方もおっしゃってますが、今回の件に関しては今まで冷静な情報発信者だった人たちが結構な割合で放射脳とか豊洲移転問題とかと同じレベルに堕しているのを見てがっかり感が凄まじいです。
    特に「後々なんでも無いことがわかって『あいつら大げさに騒ぎ過ぎだった』と批判されるくらいでちょうどよい」というような理屈で開き直ってる方が結構いて、それってまさに放射能騒ぎでデマ撒き散らした側の理屈じゃないの、と.本当にがっかり。
    挙げ句中国シンパ呼ばわりされるに至るのを見ると、一体全体アベノセイダーズと何が違うのか。
    今回の記事を見るだけでも、ちゃんと日本政府の対応の批判すべき部分は批判してるし、中国に対しても批判すべき部分は批判してるでしょうに。

    1. 匿名係長 より:

      専門的な知識を持っている方なら適当な予防をできるのかもしれませんが、国民の大多数は素人ですので、怖がりすぎるくらいでちょうどいいと思います。
      知識のない人が楽観的になって予防が不十分になることのほうが害があります。
      中国ではタクシーに乗車拒否された人もいるようですが、日本人の特性として面と向かって強い言葉を言うことができる人は少ないので、実際に人権問題に発展するような事例はほぼないかと。
      政府には、世論に流されず毅然とした対応を続けていただきたいと思います。

    2. とある福岡市民 より:

      水谷様

      > 『あいつら大げさに騒ぎ過ぎだった』と批判されるくらいでちょうどよい

      これについては私も福島第一原発について同じことをやらかしてしまいました。反省しきりです。

  19. 簿記3級 より:

    日本の関所はザルなので
    肛門「何者だ!」 うんこ「おならです」 肛門「よし、通れ!」という言葉を思い出しました。

    肛門の働きが期待できないなら。曇りなき眼で見定め、このくらいなら介護のお姉さんに叱られないないだろうとか、私は若く介護を受けてないから身が出てもばれずにパンツを着替えることができる。など正しくダメージ判定を冷静に行うことの大切さを理解することが出来ました。

    むしろ漏らしてからが本当の勝負で羞恥心を味わいながも法治国家としてシーケンスにしたがい順序よくバージョンアップを行い次のうんこに備えることが肝要です。
    多少、お漏らししても我執を捨て前向きに開き直れば最強だと思います(優しい方に諭された気分です)

    日本という縦深性のない国土では防御戦術として水際作戦に力を入れるか。北海道や沖縄に誘いこみ。補給が切れたとこで叩く戦術をとるかは永遠のテーマです。松本 良順軍医総監など当時の医者ならどうしたでしょう。やはりウィルスを引き入れた後、殲滅して克服するような気もします。

    1. りょうちん より:

      これを貼れと言われているような気がしました。

      https://www.facebook.com/jiufenteahouse/videos/132562761160501/?t=1

      中国人の発想には時々驚かされます。

      1. だんな より:

        りようちんさま
        笑いました。

        1. だんな より:

          りようちんさま
          声出して笑ったから、アウトでした。

        2. 簿記3級 より:

          ペットボトルの方はへらへらせず笑いを取りに行ってない所がいいですね。ドクター中松さんと格が同じくらいの大陸の独創性です。

      2. とある福岡市民 より:

        りょうちん先生、日本も他国の事はあまり言えませんよ。
        私は「この世界の片隅に」が単行本になった頃(連載時じゃないのが残念です)からのファンですが、下巻の128ページに尿から食塩を抽出する方法が新聞に掲載されたと書いてます。暮しの手帖社「戦争中の暮しの記録」からの引用みたいです。

      3. 簿記3級 より:

        凄い自然体で威厳もありそうな方ですね。非常に合理的な発想ですしおおらかさと余裕を感じます。普段、何されてる方なのでしょう。

  20. スカイネット より:

    >科学は風評やオカルトに負けてはならない
    その科学自体が正しい保証もありませんよ。科学的に考えることは重要です。
    しかし、科学は万能ではないし、科学でわかることは、自然現象のごく一部ですよ。

    いい例が、原発。多くの科学者が安全だと騒ぎ、安全神話を作り出しました。
    その結果、どうなったのかご存知でしょう。大事故を起こしたら、想定外・・・

    新型コロナウィルスについては、騒ぎするのもどうかと思いますが、警戒することに
    越したことはないと思いますよ。

    大したことがないのなら、なぜ、1000万人都市の武漢を封鎖したのか?疑念が残ります。

  21. ボーンズ より:

    りょうちん様

    今回の新型コロナウイルスの件は、世間がかなり過剰反応しているように私は考えておりましたが、現時点において間違いではなかったと書き込みを読んで判断致しました。
    帰国者の隔離観察は、感染疑いのある人のモニタリングとその後のトレース(発病、治療など)が主目的ではないかと考えております。

    それにしても、わが国は法治国家なのに法にない入国制限しろだの強制隔離せよなどの声が多いのには驚かされます。
    既に対処の規定があるか、憲法上に緊急事態の規定が無い限り無茶なことは出来ないし、やってしまったら、どこぞの国と同じになりますね。

    1. 匿名 より:

      入国制限は出来ますしやりましたね。強制隔離や検査も救援機への搭乗時に誓約書を(お願い)すれば可能でしたね。あの2人の検査拒否者も社会的制裁が怖くて検査に出頭したらしい。要するにやろうと思えばできるのです。訴えたければ訴えればいいのです。(非常時には政府にはそれくらいの覚悟が無ければ困ります)

  22. 牛人 より:

    楽しく読ませていただきました。

    一点だけ、細かい指摘をします。

    「PCRという遺伝子(塩基配列)を増幅して調べる手法」

    と書かれていますが、遺伝子とDNAを混同する恐れがある記述です。

    遺伝子は情報で、DNAは物質、塩基配列はその並び順です。

    紙と物語に例えますと、

    遺伝子=情報=物語

    DNA=物質=紙

    です。

    細かい指摘を失礼しました。

    1. りょうちん より:

      その通りですね。遺伝子情報と表記すべきでした。
      ご指摘ありがとうございます。

      しかしながら、DNAではなくて、コロナウィルスはRNAウィルスです。
      PCR関係は、学生時代に実習を一回やったきりなので、実際の知識が怪しいです。
      最近ではPCRを使った検査のオーダーを出すことしかしていません。

      1. 牛人 より:

        返信ありがとうございます。

        DNAとRNAの区別が適当でした。
        PCRの難度が違いますし、気を付けるべきでした。

        申し訳ありませんが、私の書き方が悪く、
        意図が伝わっていないようなので、書き直します。

        私が指摘したかったのは、
        何らかのマーカーを選択的に増幅するPCRでは、
        特徴のあるDNA配列を増幅するので、
        必ずしも遺伝情報の載った塩基配列にはならない、
        ということです。

        すなわち、PCRで遺伝子が増幅するとは限らない
        という指摘です。

        私も学生時代しかPCRはしておりませんので、
        にわかな指摘で恐縮です。

        ちなみに、DNAと違いRNAはそこら中に存在しているので、
        コンタミネーションを防ぐのが大変だったことを覚えています。

        1. りょうちん より:

          なるほど。素人にもわかりやすい解説ありがとうございます。
          学位の仕事もコンピュータを使った、ホワイトカラーのお仕事だったので、バイオは鬼門なんですよw

  23. はぐれ鳥 より:

    私は、医学・医療に関しては全くの素人です。ただ、リスク管理の観点で、感染者の強制隔離に関する議論については興味があります。

    で、件の強制隔離について、現状は、人権論(人権重視の声)が隔離論(強制隔離)に勝っているようですが、これが仮に、ウィルスがもっと強力で患者の致死率が高かったらどうでしょうか?中世ヨーロッパでのペスト流行のような事態を思い浮かべてみてください。致死率他、人を恐怖せしめるファクターがある臨界点を超えれば、隔離論が人権論に勝るようになるでしょう。

    というのは、人権とは、人類が最近になって考え出したドグマ(信念)であり、疫病への恐怖は、その社会の歴史的経験に基づく生存本能だと思うからです。そして通常、人においては信念よりも本能のほうが強力です。それは、信念に基づいて死を選ぶ人が英雄扱いされることからも分かると思います。

    今後、武漢肺炎が、世界でそして日本で、どれほど深刻化するか分かりませんが、私は、本件を上記のような醒めた眼で見ています。不謹慎とは言われそうですが・・・・

    1. りょうちん より:

      マスターキートンで、中世に城塞都市で、ペスト患者を入れずに立てこもったという話がありました。
      中世の城塞都市レベルの衛生観念で、本当に防疫できていたのかは疑問ですが・・・。

      「28日後」以降、ソンビウィルスものが映画界では流行り始め、感染者をゾンビのように撃ち殺すものが多くなっています。
      犯罪者を射殺するのに躊躇が無い国家と、そうで無い国ではおそらく違うんだろうなあと。

      しかし、今月のアフタヌーンに掲載されている「波よ聞いてくれ」の作中の

      「ワールドウォーZのエルサレムのシーンを見て、人間が束になれば越えられない壁は無いんだなと感じました」

      というセリフには大笑いしました。
      しかし、このエルサレムのシーンでは、イスラエル人が非感染者であればパレスチナ人でも助けるという面もあったんですよね。

      1. 伊江太 より:

        りょうちん様

        祇園祭の山鉾を飾るゴブラン織りのタペストリーが絡むはなしですね.私も読みました.城壁に囲まれた中世以来のヨーロッパの都市に行くと,よく中央広場にペスト塔が立っているところを見ると,多分城門を閉ざしたくらいではペストの侵入は防げなかったんでしょうね.なにしろペスト菌を運ぶのは人よりもネズミですから.ちょっとした壁の穴や城外に開いた下水口から,いくらでも街中に侵入してきたでしょうね.

        1. ポプラン より:

          伊江太様
          りょうちん様
          ペストが中国に伝播できなかったのは、ステップを超えた感染ネズミが
          貧しい農民に捕獲され油で揚げられ食べられたからだ聞きましたが、今回は
          ジビエからの感染らしいので皮肉ですね。

        2. 伊江太 より:

          ポプラン様

          残念ながら?中国は歴史上何度もペスト禍に見舞われています.中世ヨーロッパで起きたかの有名な黒死病も,中国に侵入したモンゴル軍がネズミ,感染ノミと一緒に,ペスト菌を伝播したために起きたという説もあるそうですよ.

        3. ポプラン より:

          伊江太さま
          ご指摘ありがとうございます。早速調べなおします。
          大学時代の講義の余談をそのまま30年放置していました。
          思い込みの恐ろしさ反省します。

  24. 名無しA より:

    “過度に恐れる必要なし”

    そう言われても、武漢の現状を見れば無理でしょう。
    自分は高血圧持ちですし。

    「入国禁止」ですが、ビザ発給時に陰性の検査結果の
    添付を求めるとかできないのですかね?首相が「感染者
    は入国させない」と言ってるのだから。法的に無理かな?
    医学的な見地からは無意味かもしれませんが、
    「精一杯やってる」感は出してもらわないとね。

    1. りょうちん より:

      既に書きましたが現在、検査に2日かかるので物理的に無理です。

      >首相が「感染者は入国させない」と言ってる

      これソースはこれですか?

      https://news.livedoor.com/article/detail/17745821/

      概念はわかっても現実的に無理なんですけど。

      1. 名無しA より:

        りょうちん様

        返信ありがとうございます。

        ソースはそれです。

        あと自分が言っているのは、当面の間中国で検査をして
        陰性の結果をもらった人だけ入国させてはということです。
        検査キャパで物理的に無理なのは承知してます。
        むしろそれで入国者数を制限したらと言ってます。
        インバウンドには打撃でしょうがね。

    2. 奇跡の弾丸 より:

      素人考えですが、治療法が確立されていると言われているインフルエンザでさえ検査が100%正しいわけでも無いですし、感染者を入国させないためには北朝鮮みたいに鎖国する以外不可能だと思いますが・・・どうなんでしょう?

      もっともそんなことしたら、国が飢えて死ぬ人が半端ない事に、
      本末転倒と言うかよりひどい結果になることは、簡単に想像できるところですね。

      私が思うにそこまで心配でしたら自分自身を隔離するのがよろしいと思います。
      命には代えられませんし、空気感染の可能性は低いので2週間程度人との接触を
      避ければ移る可能性は極めて低いかと思います。それでも心配なら無菌状態の部屋を借りるとか・・

      私自身はそんな事せずに、いつもより手洗いうがいとマスク心がけていきたいですね。
      そういった冷静な情報を聞ける時代になったのはいいですね。
      まあ仮に2~3%にあたって発症して死んでしまってもそれも運命と考えますけどね。
      どうせ人間いつかは死ぬわけですし。(というのが私の考えでして・・・)

      全然話は変わりますが、百田尚樹先生が痛い子に見えてしまうのは私だけでしょうか。。。

  25. じゃん より:

    りょうちんさまっ!

    申し上げたいことは山ほどあれど
    一言だけ申し上げます

    好きっ!💗

    1. りょうちん より:

      おっふ

  26. 伊江太 より:

    りょうちん様

    新型コロナウイルス感染症の正体については未だ十分とは言えない現時点ですが,その危険性や今後の流行に関するご見解には概ね同意いたします.降ってわいたような災害等が起きると,ことさら事態を大げさに,その結末を最大限悲観的に予測してみたい(ただし,なぜか自分は埒外にいると根拠のない楽観の元に)というのは,人間の性のようなものでしょうか? ネット空間はそのようなコメントで溢れます.多少とも読み応えがありそうなのを拾ってみても,感染症疫学のイロハも知らず,国際的に衛生当局間でどれほど緊密に情報のやりとりが行われているか,また海外での感染症の流行があれば所管の行政部局がどのような対策をおこなうか,そうした知識などほとんど皆無であるのが丸わかり.ともかく流行国からの旅行者を追い返せば事足れり,みたいなのがほとんどではあるのですが.こうした中でこのような冷静で合理的な記事の存在は貴重だと思います.まあ煽り記事があふれる状態でも,パニックみたいな状態にならないことに,日本社会の成熟度を見る思いがしますが,これもそれが面白くない人にとっては[平和ボケ][どうしようもない危機意識の欠如]に映るんでしょう.

    それにしても,隣国での新興感染症の発生を目撃しつつある現時点で,私たちがこの程度の冷静さを保っていられる大きな理由は,2009パンデミックインフルエンザの経験が未だによく効いているからだと思っています.あれがあったからこそ,今回のウイルスがSARSウイルスのような危険なものというより,むしろあの新型H1N1インフルエンザウイルスに近そうだと,ある程度の安心感を以て眺められるからです.それでこの2009年インフルエンザ発生当初に厚労省が執った防疫対策について,これを少しばかり揶揄するようなご意見が文中に見られるのですが,この点については同意できないので,少し書かせていただきます.あのウイルスの発生とメキシコ,アメリカ南部での流行拡大が報じられ始めた当初,重篤な肺炎症状を呈し致死率が20%にもなるというような数字が出ていたと記憶します.加えて発生源がアメリカで飼育されるブタであり,しかもウイルスのタイプがH1N1と来れば,嫌でもスペイン風邪の再来を考えてしまいます.厚労省が最大限の警戒態勢を敷いたのも,それも宜なるかなの措置だったのではではないでしょうか.結果として封じ込めの役にはほとんど立たなかったのは事実ですが,仮にあれがSARSウイルス並の強病原性のものであれば,ウイルス増殖と発熱・発症のタイムラグが短い故に水際でシャットアウトできた率はもっと高かったでしょうし,潜伏期間中に検疫をすり抜けたとしても居住地域での発見と隔離はかなり有効に行われたはずです.少なくともその危険性を評価できるようになるまでは,感染症対策の標語は「過ぎたるは及ばざるがごとし」ではなく,「転ばぬ先の杖」であるべきだと思います.ただし,無意味に太くて重い杖を使え!などと要求するのは,却って防疫対策の足を引っ張りかねない行為だと,国民の側も承知していなければならないとも思いますが.

    1. りょうちん より:

      敵の過大評価に関しては、一切批判する気はないんですよね。
      冷戦時代にソ連軍の恐怖におびえて、莫大な軍事費を投じて軍備を整えたのに、グラスノスチで、わかったのは悲惨なソ連軍の実態だった。だからといって、軍備が無駄だったとは思わないというのに似ています。(我ながら、無理くりミリネタに絡める無理目さw)

      一方で、防疫における「2009年水際作戦」後知恵でなく、戦術的に大馬鹿な愚策でした。
      http://www.asahi.com/special/09015/TKY200905040170.html
      >厚労省によると、成田の検疫官は通常約80人。新型インフル発生後、同省地方厚生局などから医師や看護師らが派遣されて徐々に増え、5~6日は約240人態勢だ。担当者は「構えは何とか整った」と話す。

      公的病院から、この応援検疫官に徴用された同僚がいましたが、本来、医療に携わるべき臨床医を抽出したのは軍隊で言えば、各地の部隊から実戦経験のある将校・下士官を抽出して、効果の薄い作戦に従事させたわけです。実際、水際防御という作戦目的は果たされず、大流行。
      結果的に、それほど病毒性の高いものではありませんでしたから、実害が表面化することはなかったものの誰か責任取ったんですかね。
      でも
      https://www.cas.go.jp/jp/influenza/kako_07.html
      ちゃんと反省しているようなので、許しますw

      1. 伊江太 より:

        りょうちん様

        わたしなんぞは,あの2009年新型インフルエンザパンデミックの際には微生物関係の教室にいて,ただ伝わってくるニュースをフォローしてただけでしたので,現場でどのようなことが起きていたのか,教えられることが多くありがとうございます.

        >本来、医療に携わるべき臨床医を抽出したのは軍隊で言えば、各地の部隊から実戦経験のある将校・下士官を抽出して、効果の薄い作戦に従事させたわけです。

        これはその通りだったんでしょうね.だけどどうすれば良かったのかと言えば,多分この教訓を経た今でもこれはという効果的な方法は見つからないというか,真面目に追求されているように見えないのは残念です.人材育成の面にしても,法的整備などの面にしても.あのとき公立病院の臨床医が畑違いの検疫業務にかり出されたのは知ってはいましたが,結果として水際での防御に失敗したことでそれほどの徒労感と厚労省の対策への不信感をもたれていたとは思っていませんでした.

        お教え戴いた記事の中で,検疫所業務管理室の職員の方が当時の感想を述べておられるコラムが印象に残ります.国は国として普段から新興感染症対策に真剣に取り組まなければいけないのはいうまでもありませんが,国民の側も検疫の重要性についてもっと学び,不時の際には多少の不自由には不足を言わず積極的に協力する姿勢が必要であることを教えてくれるものだと思います.

      2. とある福岡市民 より:

        こうして見ると水際作戦は非常に難しく、手間の割には感染者の入国を防ぐ効果が乏しいという事がわかりますね。かと言って一律の入国禁止は合理的な根拠がないと難しいですし、インフルエンザウイルスやコロナウイルスのような人畜共通感染症ですと渡り鳥が運んでくる可能性がありますから検疫官ががんばっても意味がなくなります。
        結局、「入ってくるのは仕方ない、感染者が出ても仕方ない」という前提で、少しでも感染者を減らすよう国民の衛生意識を高めてもらう、発症者のみの封じ込めで拡大を抑える、発症者を早期に治療して重症化や死亡を防ぐ、、濃厚接触者の追跡調査を行う、しかないのでしょうね。国民の理解を得る必要がありますけれど。

  27. とある福岡市民 より:

    りょうちん先生、記事のご投稿ありがとうございました。お疲れ様でした。Lancetの論文もありがとうございました。
    日経ビジネスの記事、今後仕事で使わせていただきます。一般向けにはこれ以上網羅された記事はないと思いますので、ここからさらに要点を絞って伝えようと思います。ここ数日調べまくって大分疲れましたので、こんなまとめがあると助かります。

  28. イーシャ より:

    りょうちん 様
    わかり易い説明をいただき、ありがとうございます。

    強制隔離の是非は、武漢肺炎の危険性がはっきりした後に、結果論で語られるでしょう。
    大切なのは、今回の出来事を教訓として法整備を進めることで、そのとき、
    ・個人の人権と国民の安全を天秤にかける
    ・それを実行する際の線引き
    という、難しい判断が求められます。
    私自身は “正しい判断” をする自信はありません。
    ただ、法整備に際しては、感染症対策だけでなく、ブレグジットのきっかけとなった難民流入にも備えるものにして欲しいと願っております。近い将来発生するであろう、大量の経済難民に備える意味でも。

  29. まっこ1964 より:

    りょうちん様。

    お久しぶりです!
    今回も堪能致しましたよ。
    不安を切り捨てる、一刀両断な投稿に感謝です☆
    @何が何でもミリネタを絡ませる手腕も?
    素敵ですw

  30. 愛読者 より:

    下記のサイトに初期の17例の死亡例の詳細が掲載されていました。
    https://www.m3.com/open/clinical/news/article/722953/
    勤務先からはアクセスできるのですが,一般の方はアクセス制限があってすいません。
    17例中16例については,年齢や既往歴から免疫力の低い方であることが想像でき,インフルエンザ等の他のウイスス疾患でも死亡する可能性のある方々だと思いました。いずれの方も酸素吸入などの処置を行ったにもかかわらず,呼吸困難や多臓器不全で亡くなっています。
    1例だけ,健康状態に大きな問題がないと思われる方の死亡例があり,多少気になっています。残りの死亡例の詳細もそのうち報告されると思います。
    今後の展開に関しては専門家の間でも意見がわかれているようですが,ふつうの風邪のように,長期(場合によると数年)にわたって,静かに感染が続く,という見方もあって,今後の各国の対応に注目する必要があると思います。
    それにしても,武漢の病院の診療体制(院内感染防止が行われていない)はちょっとお粗末な気がします。

    1. とある福岡市民 より:

      それ、先週の雑談で私がコピペしようと思ってたサイトです。
      読みたいと思う方を募集しましたが、誰からも反応がありませんでしたので放置してました。
      医療関係者にはおなじみの症例報告の要約ですが、そうでない方には生々し過ぎてどぎついと思いますので、いきなりコピペするのは良くないと思いまして。

      1. 愛読者 より:

        とある福岡市民様
        大変失礼しました。他の死亡症例報告が上がってきたら教えて下さい,まだ,論文はしばらく先でしょうね。一般のマスコミ報道は,あまりあてにならなくて。

      2. 愛読者 より:

        この論文の死亡例は61歳と69歳で高齢ではなく慢性疾患もないですが,喫煙の程度とか,評価が難しいです。
        https://www.thelancet.com/pdfs/journals/lancet/PIIS0140-6736(20)30211-7.pdf
        病気と無関係ですが,3ページ目を見ると生活水準や公衆衛生はどうなっているのか疑念が生じます。

        1. とある福岡市民 より:

          上海東和クリニックの藤田康介先生は文春オンラインの記事で、 「日本のショッピングモールは中国の五つ星ホテル以上にキレイだ」と語ってます。後は推して知るべしでしょう。文春の記事をどうぞ。
          ↓ ↓ ↓
          https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200127-00029479-bunshun-int&p=1

        2. 愛読者 より:

          日本だと,60代はまだ健康・元気で高齢者とは考えないのが普通ですが,健康状態は生活歴等に依存し,個人差も大きいわけです。喫煙・飲酒量が多く不摂生な生活をされている方だと,60代でも80代くらいの健康年齢である場合も考えられます。この論文には,慢性疾患はない,と書いてありますが,この方々は健康診断を定期的に受けていてカルテがある方々だったのでしょうか?
          最近の北京・上海は都会で市民の健康状態も良好に見えますが,昔,長安や桂林を訪れたときは,貧しいと思われる人々を多く見かけました。
          この武漢の病院の新型コロナウイルス感染患者の中で,自営業64%, 雇用者15%と書いてありますが,生活は苦しいのではないかと想像できます。
          学術論文だと,たぶん,中国政府の検閲も入っていないと思われるので,マスコミ報道より正確な情報が得られると思います。どなたか,いい資料を発見されたらご紹介下さい(英語・中国語可)。

    2. りょうちん より:

      原文はこちらですね。
      http://www.nhc.gov.cn/yjb/s3578/202001/5d19a4f6d3154b9fae328918ed2e3c8a.shtml

      しかし、なんで英語で発信してくれないんでしょうか・・・。
      まあ、こういってはなんですが、まあ死ぬよね・・・としか言いようのない方が多いです。
      原稿で、「今回のコロナウィルスで死ぬ患者さんは、インフルエンザで死ぬ患者さんと食い合うだろう」という予想が当たりそうです。

      1. とある福岡市民 より:

        りょうちん先生

        英語で発信しない事それ自体がメッセージですね。共産党は国内で収拾するつもりだったので、外国には大っぴらにしたくなかったのでしょう。発信元が省クラスの国家衛生健康委員会ではなく、室クラスの衛生応急弁公室にさせてるところからもうかがえます。
        時系列で振り返ってみましょう。記憶をたよりに書いてますので、間違いがあったらご容赦下さい。

        12月下旬
        武漢肺炎の治療に当たった医師8人が、医師向けのSNSで「新型肺炎はSARSの可能性がある」等と書き込んだ事を理由に「デマを流した」として共産党に拘束される。医師達は起因がコロナウイルスとは知らず、症状と経過から推測した模様。その一方で、共産党はWHOに武漢肺炎と新型コロナウイルスについての実態を過少申告ながらも報告する(SARSの時にWHOの協力と情報提供を拒否した事を批判されたため、それを逃れるためのアリバイ工作)。
        12月30日
        共産党からの報告を受け、WHOは武漢肺炎と新型コロナウイルスについての注意喚起を行う。
        1月3日
        12月下旬に書き込みをした医師8人は、「今後デマを拡散させない」という誓約書を書いて解放される。共産党の処置にしては寛大であるが、中国人民の武漢肺炎を発信する専門家がいなくなった。
        1月6日
        WHOの発表を受け、厚生労働省が日本国内向けに武漢肺炎の注意喚起を発表。日本人には広く知れ渡る。
        この時点で、中国人で武漢肺炎を知る人は共産党指導部、武漢と上海の医療従事者、武漢市民の一部だけで、一般には知られていなかった。
        1月20日
        中共が国内向けに初めて武漢肺炎と原因が新型コロナウイルスである事を公表し、発症者200人といきなり宣言。中国各地が大混乱に陥る。
        1月22 日
        WHOの緊急会合、中共の工作により「国内で収拾させる事を条件に」緊急事態宣言見送り。
        1月23日2時
        武漢封鎖宣言、実行の10時までに共産党関係者と親族は武漢を脱出。
        同10時
        武漢封鎖、共産党関係者でない市民が取り残される。
        1月23日午後
        上記の症例報告

        ウイルスよりも情報の封じ込めに熱心だった共産党は、コロナウイルスをなめていたのか、1月23日の時点でもまだ国内で収拾がつくと考えていたようです。豚や鳥を1ヶ所に集めて殺処分するのと同じ感覚で、武漢を封鎖すればウイルスは封じ込められると安易に考えたのでしょう。だから共産党員の身内は封鎖前に脱出させたと考えられます。その脱出した人達が既に感染しているとは考えなかったようですね。

        結局、封鎖前に脱出した人達がスーパースプレッダーとして中国全土と海外へウイルスを拡散させてしまいました。共産党幹部はこの期に及んで事の重大さをやっと理解したようです。一方で、北京と湖北省で罪の醜いなすり合いを始めてます。

  31. クロワッサン より:

    Dr.りょうちん

    詳細な説明ありがとうございます!

    マスクプラス眼鏡よりは手洗いの方が重要なんだな、と思いました。

  32. カズ より:

    感染症予防の基本は正しい健康管理にあるんですよね。

    確定申告前になって、まとめての記帳処理に慌てるこの頃、日々の管理の大切さが一層身に沁みます。

    過度に恐れたり悲観するのではなくて、体力増進と衛生管理に努めたいと思います。

    ただ、睡眠時間確保のためには朝号の拝読時間を6時からにしないといけなくなるのですが・・。

    *解りやすい解説をありがとうございました。

  33. 山田内膳 より:

    りょうちん様、医師の知見に感謝いたします。
    実は軍オタだったんですね。堀栄三の戦術は非常に効果的でした。それが講和につながったと思います。損失も多大でしたが。

    今回の騒動を見ていると、人によって科学的リテラシーの有無がこれほど違うのか、と愕然としました。
    所謂評論家という方々でも感情的な論説が目立ちます。経済評論家の高橋洋一氏、渡辺哲也氏あたりは冷静に数字で評価していて好感を持ちました。一方、百田尚樹氏、高須克也氏は非常に感情的で根拠も出さず危機を煽っているだけでした。医師でも専門外ならこの程度なんですね。

    科学とは別に法への理解も如実に現れました。法治国家である日本の国民がここまで簡単に法を踏みにじろうとは思ってもいませんでした。某半島を未開だなんて言ってられません。絶望的な気分です。法を守る事の重要性、そして無視した時に何が起きるのか、の想像力が無いのでしょうか?敗戦から何を学んだのでしょうか?

    それに対して政府は非常に冷静です。緊張感が足りない様にも感じますが、インフルレベルなら仕方がありません。法に則り粛々と進めていればこんな物でしょう。現状では可も無く不可も無く、という印象です。

    疾風に勁草を知る。
    この言葉が心に重く響きました。

    1. じゃん より:

      山田内膳 さま

      あ、なんと珍しいことに
      登場人物の評価含め、ワタシ全部同意できますだ~

  34. WLT より:

    お疲れ様です。

    非常にわかりやすく、読み応えもあって素晴らしい内容でした。
    本来マスコミが特集組んでやるような事ですよねこれ(苦笑)
    個人ですらこれだけ突っ込んだ事を言えるんですから、他の専門家の方々も
    積極的にメディアへ売り込めばいいのに・・・。
    それとも、とうのマスコミが、このウイルス報道の「消費期限」を気にしてるのでしょうかね。

    そこで改めて考えたのですが、感染予防に関して
    「いつもどおり」というのは、現状ではあまりよくないかもしれないとも思いました。

    というのも、例として挙げられるインフルエンザの患者数とその死亡者数が多いのって
    菌が強力すぎるというより、単純に予防不足の方が多いのが原因なのではと思うのです。
    つまり、本来するべき「いつもどおり」が現実であまりできていない。
    インフルエンザにおいてはこの新型コロナウイルスとは逆の方向で
    「正しく怖がる」事が出来ておらず、そしてそれが国内において
    「いつもどおり」の基準となってしまっているように感じるのです。

    という事で、過度な反応は確かにしなくても良いでしょうけど
    理想としての「いつもどおり」の実現へ向けて、各自「いつも以上」の意識で
    できる範囲で予防をする、という事でひとつ。

    1. りょうちん より:

      うーん。
      インフルエンザの発生状況は、この10年以上実に細かいモニタリングをされていますが、この数年は、さほど変わらないんですよ。ぴょこぴょこ警戒ラインを超えて警報が出る週もありますが(週単位で出るんですよ)。
      いちおう、一般的にできるところまでは行きついているんじゃないかと思う次第で。

  35. 名無Uさん より:

    いやあ、素晴らしい…
    りょうちん様のコメント、まとめのリンク記事、その他の方々のコメントを熟読させていただきました。
    ありがとうございます。
    やはり、他のサイトとは一線を画す価値が新宿会計士様のところにはあるように思えます。

    特に日経ビジネスの記事は今回のコロナウイルスに対する心得を網羅している印象があり、政府もメディアもこうした内容を周知徹底していくべきだと思いました。
    ただ恐怖を煽るのではなく、正しく知り、正しく恐れることが重要なのですね…

  36. 七味 より:

    >もし役人に今回取れなかった行動を取らせたかったら、それを可能にする根拠法を作らせるべきですし、緊急的に超法規的処置を必要とするのであれば、それを行うべきなのは政治家なのです。

    というのは全くの同感なのです♪
    ただ、法律の提案は政府もできるから、お役人も、反省点があれば、少しずつでも直していくんだとは思うのです♪

    でも、法律で何かを強制すれば、不利益を被る人もいるから、落とし所を考えて、少しずつ変えてくしかないんですよね♪

    たぶん、これが正解ってのはなくて、あっても見つけられないんだと思うのです♪

    あと科学では分かんないことも沢山あるってのは、そのとおりだと思うのです そんなとこも含めて飲み込んで、エイヤッって決めるのが政治の役割なんだろうけど、とっても大変そうなのです♪

    きっと内心ではいろいろ不安もあるんだろうけど、そうやってひとつひとつ考えて、決断してるんだろうなって思うのです♪

    シュレッダー見る会も、きっと、そんな葛藤の中で決断したんだと信じたいのです♪

    とりとめなくてごめんなさい
     m(_ _)m

  37. unagimo3 より:

    新宿会計士様

    お題違いで申し訳ありませんが、韓国ウオンが急激に下がっています。
    現時点 ( 21.38) で 1195.67 です。
    だう先物も 28688 前後で 100ドル以上下げています。

  38. 元左派系?の初老 より:

    『くどいようですが、私たちは文明人です。おかしな宗教、原理主義ではなく、きちんとした科学に立脚して賢明に判断できるようになるべきではないでしょうか。』
    という見解、医学知識ゼロの者で、無機化学の領域において数十年程在籍した元技術者として少しは科学的な捉え方をして来た者として、また自分と家内の病歴における病院医療の経験を有する者として、更には病死した10名程の近親者を有するものとして、基本的にはその通りだと思います、但し、あくまでも基本的にです。
    私は、我々が科学と称しているものは、人間が理解できる様に実験や観察を踏まえて検証し言語化した自然の仕組みと理解しています。また、科学の結果を生活に反映する為には、試行錯誤的な要素を含む実験を必須とする工業技術が不可欠とも思っています。
    この様な者から観ると、現在の科学のレベルは、生活への反映の観点からは、自然の仕組みの大枠?上っ面?基本的な部分?を説明している様にしか見えません。
    医療技術にしても、人体の異常の原因らしき物を見つける事においてはかなり進んだと思えますが、我々にとって最重要の治癒とか原因が及ぼす影響の定量的予想については、それ程進んでないと実感しています。(人体実験による検証作業の繰り返しが必要な為、dataが豊富なありふれた異常を除いて)(・悪性コレステロール減薬を7?年も毎日3回服用しても現状維持とは・手術しなかった為10年治療も鼓膜の破れそのまま・・塞がると言われていた様な記憶・以前の工場でフロンガスを洗浄補助剤として使用しガンで若死していました・・使用禁止までは途中からの発ガン性の警告のみであったと記憶、・米国電子タバコの害が通常タバコの比では無い・・事前に死亡や異常の深刻さを予想した者はいない(?)・肺がんで余命宣告を受けていた叔父が肝臓への転移で死亡・・医者は深刻になった時点で気づいたのか?事前に家族に告知せず、割と元気に暮らしていた叔父は10日程でやや急死気味に死去。)
    よって、今回の継続中の件、人命への深刻度が通常のインフルエンザ並以下?という事がdataでも判明しつつある現状以降では、「科学に立脚して賢明に判断できるようになるべきではないでしょうか。」が該当すると思います。無論最終判定は、今後の最終の結果によって決定されます。
    更に、命に関する今回の様な外国発の事象についてのdata不明な状況下における対処は、過剰な対処が妥当だと思う。
    法がとか言われる方が多いように見受けますが、現状でも、指定感染症の指定という手段があるようで、これならば、結構取れる手段があるようである。
    WHOの決定待ちで行った様であるが、12月には感染が始まっていたとの情報もある。今回の事象については、国民の行動に問題があるということでは無く、安部さん及び安部さん近傍と安部さんを動かすべき政府の組織である省庁の対応に問題があると思う(やろうと思えば中共での情報入手と情報共有により指示打診も早期に出来た?)。
    命に関する事で、言い訳や、想定外の様な言葉で済ます様な事態はあってはならないし、対処する責任者の心構えの中にも存在しなければならない。

    1. 還暦過ぎたエンジニア より:

       いつも思うのですが、このホームページで、
      「科学的に」
      というときは、
      「論理的に」「筋道立てて」「数字・事実に基づいて」「冷静に」
      のどれかと思ったほうがが良いと思います。

       
       あのペットボトルマスク?も、飛沫が目に入るのを防いでいると
      「冷静に」
      考えれば、眼鏡をかけていないヒトにはそれなりの意味はありそうです。
      皮膚に付着するよりは、目に入ったほうが感染率は高いでしょうからね。

    2. りょうちん より:

      >手術しなかった為10年治療も鼓膜の破れそのまま・・塞がると言われていた様な記憶

      こんな薬ができたと聞いてびっくりしました。
      https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68467
      ノーベル 初の鼓膜穿孔治療薬リティンパを発売

  39. ハゲ親父🐧 より:

    りょうちん様
    的確な御指導有難うございます。🐧
    要は「ハゲ親父🐧」は、いつもの様に感染もしないし死にもしないと言う事だと、勝手に考えてます。🐧(成人してから覚えている限り、風邪をひいたりウイルス感染したのが2回位、たまには風邪をひいて仕事を休みたい)

    ところで、全縦深同時制圧を戦術ドクトリンに採用しながら、レーガン大統領に滅ぼされた国があった様な気がするのは、気のせいですかね。🐧

    又、若い頃「風邪をひいた」と言ったら、上官から「気のせいだ、走れば治る」とも言われていたし、実際にそうだったので、それも一般に当てはまるのですかね。🐧

    1. ポプラン より:

      ハゲ親父さま
      空挺記章をお持ちと記憶しております。
      予科練→警察予備隊特車部隊→海自と奉職した亡き義父と会話していると
      「ヨーチン」と小馬鹿にされたりしたのが懐かしいです。
      不適切な表現かもしれませんが
      「全戦死率は陸軍20%、海軍16%」
      という数字を見たときにどう感じるかが少しずつ職業や経験で違うのではないかと感じております。
      うまく表現できませんが数字に対する考え方や感じ方の違いが議論の土台を揺るがすというか。
      上手くまとまりませんが。
      「気のせいだ、走れば治る」
      に懐かしさを覚えて駄文を書きました。

      1. とある福岡市民 より:

        ポプラン様

        先程「中国がペストに見舞われなかった」と書かれてましたので、ちょっと調べてみました。上記のコメントに返信すると見づらいと思いましたのでここに書かせて下さい。

        恐ろしい事がわかりました。しかも二つ。
        1、「歴史上三度発生したペストのパンデミックは全て中国から始まっていた」
        2、「中国とモンゴルでは今も時々、ペストのアウトブレイクが起きている」

        まず1についてです。
        一度目
        東ローマ帝国がユスティニアヌス大帝、ササン朝ペルシアがホスロー1世の治世で共に最盛期を謳歌していた541〜542年に発生したもの。東ローマ帝国はユスティニアヌス帝の度重なる遠征とペストの流行による税収の減少が国家財政を圧迫し、その後は異民族との戦いに敗れ続け、ゆっくりと衰退。遺伝子研究の結果、この時のペスト菌は180年頃に現在の中国の青海省で発生し、そこから遊牧民の利用したステップルートを通って3世紀がかりでヨーロッパに伝わった事が判明。
        二度目
        最も有名な流行。ヨーロッパでは1347〜1420年に流行し、ヨーロッパ人の30〜60%が死亡。モンゴルでもチンギスハーンの一族が次々と亡くなり、モンゴル帝国と中世ヨーロッパ社会が崩壊するきっかけとなる等、歴史を大きく変えた疫病。中国でも1330年代に流行し、2500万人が死亡したと伝わるが、歴史を変えるきっかけにはならず。遺伝子研究の結果、この時のペスト菌も中国で発生し、モンゴル帝国の交易ルートを通じて10年程でヨーロッパに伝わった事が判明。
        三度目
        1855年に雲南省で発生し、広東省や香港島から全世界に拡大。パンデミックは1960年頃まで続き、中国では200万人、英領インド帝国では1000万人が死亡。この時の英国への不満がインド独立運動の一因となる。日本でも中国、台湾、インド由来のペスト菌が流行し、1926年までに40人が死亡。

        次に2についてです。
        厚生労働省のHPによると、中国とモンゴルでは狩猟とタルバガン(リスの仲間)を食べる時期に関係する夏と秋にアウトブレイクが起こり(毎年ではありません)、数人の感染者と死者を出しているとの事です。

        中国発祥のものと言えば、紙、羅針盤、活版印刷、火薬が有名ですが、まさかペストのパンデミックまで由来するとは思いませんでした。もしこの事実が欧米のSNSで拡散したらとんでもない事になりそうですね。
        そして歴史を変える程の影響力を持つペストをもってしても、革命や社会改革に至らなかった中国社会の安定性や鈍感力は……一体何なんでしょうね。

      2. ポプラン より:

        とある福岡市民さま
        ご教示ありがとうございます。
        学生時代の記憶だけで調べていなかった不明を恥じております。
        細菌学の教科書をもう一度最初から読み直してみます。

    2. りょうちん より:

      >ところで、全縦深同時制圧を戦術ドクトリンに採用しながら、レーガン大統領に滅ぼされた国があった様な気がするのは、気のせいですかね。🐧

      グレナダ侵攻(あれが戦争といえるレベルかはともかく)以外にレーガンが戦争をしたことがありましたっけ?
      あとは中南米の反米勢力にCIAを使った嫌がらせ程度しかしませんでしたよね。

  40. 福岡在住者 より:

    りょうちん様
    何か物凄い状態になってますね(笑) コメント数が、、、。
    私も当初 何かコメントしないといけない!と感じていたのですが、皆様の方が優秀でやめました。
    栗林中将を発言して頂けたのは感動至極です。皆様ご存知の硫黄島ですが、「最初からこれをやったら?」と思うのです。下らない無駄な玉砕(100%勝ち目の無い自殺)は嫌悪以外何者でもありません。私たち日本人はくだらない屁理屈で若者を殺したと思うのです。 中世以下です!
    終戦後はこれを反省し アジアで各独立闘争を指導したのかもしれませんね。

  41. 通りすがり より:

    遅ればせながらりょうちん様の寄稿記事を拝読しました。
    私のようなズブの素人にもよくわかる解説で、勉強になりました。
    ありがとうございます。

    ただそうは言っても…と思う点がひとつ。 

    確かに対応としては慌てず騒がずで「いつもどおりで良い」のかもしれませんが
    発生地である武漢市からの日本への観光客はすでに18000人に上るとの報道もあり
    この点、今冬の日本は例年のいつもどおりの日本ではないこともまた事実です。

    それを考えると果たして毎年のインフルエンザ期をすごすような「平常運転」でいてほんとに大丈夫なのかと
    やはり不安に思うところはあります。

  42. 老害 より:

    りょうちんさんの記事は、納得できるもので何の違和感も感じませんでした。ありがとうございます。

    ここから与太話です。
    観光地での中国人の大群に辟易している当方にとって、今回の騒動で中国人が減ってくれることを期待しております。(真面目に心配している人、ゴメンナサイ) 何らかの入国制限をしてほしいぐらいです。
    そうは言っても、中国にのめり込んでいる経済界が中国との関係を断つのは現実的でないでしょうし、法律的な裏付けのない手段も取りづらいでしょう。

    安倍さんが武漢関連の入国禁止を発表されていましたが、今の段階で、感染対策としてどこまで効果があるものか。(精神安定剤にはなるかも知れません)

    特定の一国から大勢押し寄せるような観光誘致スタイルは、そろそろ考え直す時期に来ていませんかね。

  43. りちゃ より:

    いまだに良く理解できないのは
    最初「日本では人人感染の事例は無いです(キリッ)」とか言ってたこと
    中国で人人感染してたウィルスが日本では人人感染しないとか
    そんな考え方してるのかな。霞が関は??

    1. りちゃ より:

      感染症による死因(感染症分類)別にみた年次別死亡数及び死亡率(人口10万対)
      見たんだけど

      新型インフルエンザ等感染症
      鳥インフルエンザ(特定鳥インフルエンザ(H5N1)に限る。)
      鳥インフルエンザ(特定鳥インフルエンザ(H7N9)に限る。)
      の死者数ゼロになってる・・・ォイ

      まあ仮に老人がインフルエンザで死んだとしても
      じゃあ本当にH5N1だったのかとか調べないんでしょうね

      In504 インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く。)
      の死亡数見ると

      2012年…1275人
      2013年…1514人
      2014年…1130人
      2015年…2262人
      2016年…1463人
      2017年…2569人
      2018年…3325人

      こっちに計上されているんでしょうね多分
      政府もそれなりに動いて正解だと思う

    2. りちゃ より:

      「どうして捕まえて強制的に検査させないのか」、といった、法律や人権を明らかに無視した議論まで飛び出す始末です。

      コレラの患者が満員電車に乗ってたら「駄目だろ」と思うのが普通の感覚だが
      重症急性呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る)
      中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロ ナウイルスであるものに限る。
      鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)
      はコレラよりも悪質な二類感染症に指定されています
      少なくとも法律上はそうなっています

      2009年のアメリカ合衆国での新型インフルエンザ(H1N1亜型)感染拡大 – オバマ大統領が非常事態宣言発令。
      なんで、日本の対応もデタラメなわけではないです。
      緊急時にはそれだけの事ができる権限を持っています

      1. だんな より:

        りちゃさま
        コレラは、経口感染症です。

    3. りちゃ より:

      私が小学生の時代は小学校で集団予防接種してたんだが
      復活させろと思いますね

      インフルエンザの予防接種は型がちがっても症状は軽くなりますし

  44. りょうちん より:

    なるほど。素人にもわかりやすい解説ありがとうございます。
    学位の仕事もコンピュータを使った、ホワイトカラーのお仕事だったので、バイオは鬼門なんですよw

    1. りょうちん より:

      これは牛人様へのレスでした。

      1. 牛人 より:

        あっはい!返信ありがとうございます。

  45. 匿名 より:

    プライマーを送るのではなく、配列を通知された各医療機関が民間会社にオーバーナイト配送を委託するのかと思った。まだ自前の合成機で合成してるんだろうか?

    しかし、WHOはSARS後に送り込まれた香港人トップが仕事した結果が出ていますね。相変わらず台湾への嫌がらせだけは一生懸命で。

  46. 匿名 より:

    今回の新型コロナウイルスで、サイトカイン・ストームが起こって若者が重篤化したって話はまだ出てないんですかね。

  47. epicurian より:

    りょうちん様

    皆様もおっしゃっていますが、有益な投稿ありがとうございます。
    とりあえず3秒ルールは封印して、拾い食いは止めにしたいと思います。

    身近では今日になって、マスクが売り切れになり、除菌グッズが品薄になっています。
    日常使いしているウエットティッシュが手に入らなくなってしまいました。
    (まあ、そこそこの在庫はストックしていますが)
    因みに、関係ない品でも「除菌」を付ければ売れるのかなーなんて思ったりします。
    また、昨年の台風19号上陸で諸々備え品購入がありましたが、
    経済学的に影響がどの程度だったのか気になります。

    利用しているTSUTAYAでは「復活の日」は貸し出し中なので「感染列島」を借りて見ました。
    昔のNHKの新型インフルエンザを想定したドラマの方が良かった印象です。
    視聴の目的が映画とテレビドラマでは違いがあるのでしょうが。

    しかし、新型のウイルス(細菌も?)の感染症というのは当然予想されることで、
    政府の対策とは別に、我々市民がどこまで賢明に行動できるか、
    本来なら地震のみならず、事前の訓練対応が必要なのでしょう。

    冷静に状況見極めて最良の行動をとる。
    そのために備えた生活行動を行う。
    「正しく怖がる必要性」を実感します。
    政府、自治体による迅速、適切な情報開示と共に、
    我々市民がどれだけ資質を向上できるかが必要と思う所です。

    失礼しました。

  48. ケロお より:

    >(※もっとも、ニュースで見た中国人医師が、裸眼で不織紙のサージカルタイプのマスク二つにN95マスクを重ねて装着していたのには無意味だろうに、と思いましたが…。)

    私は生物系の研究者で、ウイルスを含む微生物学についてはそれなりに知識はありますが、医学は素人です。

    その程度の人間の見解ですが、空気感染(飛沫核感染)をせずに飛沫感染だけであることが確実であればサージカルマスクだけで十分で、N95はオーバースペックと考えられます。サージカルマスクは飛沫と飛沫核の境目あたりの粒子径でも95%カットできます。つまり、普通のサイズの飛沫ならサージカルマスクを貫通できないので、ほぼ防げます。大きい粒子径ほどフレッシュで感染力のあるウイルスを含んでいると想定できますから、事実上サージカルマスクだけで飛沫感染は予防できると断定してもいいレベルなのですが、それは理論上ということで、気管支洗浄液とか肺胞洗浄液の採集とかより高リスクなときはN95マスクをつけろといわれてますよね。サージカルマスクを貫通することはないけど、飛沫発生源に数10cmまで接近すると顔とマスクの境目の隙間から飛沫が侵入する危険性が高まるから、そういうときだけ顔とマスクの間に隙間ができないN95を推奨するのです。N95ははっきり言って呼吸が苦しくなるレベルなので長時間の作業には向かないのです。

    マスクを重ねるという意味不明な行動も、医療従事者が多数感染していることによる恐怖から生じたのではないでしょうか。医療従事者の院内感染によって現場は恐慌状態になっているという未確認情報がありますが、正確な知識を持っているはずの医者が無意味にマスクを重ねてしまっているという状態から考えると、武漢市内の医療崩壊はかなり危険な水準なのかもしれません。

    そして、武漢の病院ではN95を普通に使っている医者が多く見受けられたということから一つ重要なことが推測できます。
    それは、空気感染を疑うレベルで感染者数が急増している、ということでしょうね。
    実際には、空気感染はほぼありえないかと思いますけど。「ウイルスが変異して空気感染するように…」という人もいるでしょうが、RNAウイルスなので変異しやすいとはいってもコロナはインフルに比べると変異速度は遅めです。日本の感染者から分離されたウイルスのゲノムが武漢株と比較してほとんど変異していなかったという事実を考えると、ウイルスが変異するリスクを連呼するマスコミは有害に感じます。変異リスクはそれほど高くないというエビデンスがはっきり示されたのにも関わらず、何言ってるんだ、マスコミは。
    読者の皆様、マスクはサージカルマスク(不織布マスク)で十分ですよ。N95は苦しいので通勤などで使うと呼吸困難で倒れますよ。冗談でなく。本当にです。10分も歩かずに酸欠になりますから。中国の病院ではN95を患者につけさせている動画もありましたが、肺炎患者の呼吸を妨げる危険な行為で、下手したらマスクが原因で死にますよ。自分が感染したかもしれないと思っても、N95つけちゃっダメですよ、不織布タイプで十分ですよ。それにN95は、顔とマスクの隙間ができないようにつけないといけないから、付け方がちょっと面倒です。そして、なれてないと外すときにゴムがビヨーンてなってマスクがクルッと動いてマスクの外側を口にぶつけます。ギャグみたいですが事実です。危険です。本末転倒ですよ。

    一人の感染者から平均何人にうつるかを示す数値も、研究機関によって見積もりは違いますが3~5くらいの数値を挙げているところが多いです。空気感染なら二桁余裕ですから。で、日本での中国人旅行者の感染確認人数から考えると、日本国内感染が現時点で数人しか確認されていないことも、このウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染だということを裏付けています。マスクと手洗いだけで十分に予防できているんですよ。2万弱の武漢からの訪日でこの程度です。もちろん潜伏期間を考慮しなくてはいけないのですが、武漢閉鎖から既に10日経過していますので、潜伏期間+病状の進行期間+検査日数を見込んでも、あと1週間程度で100人とか200人くらいで済めば、入国禁止と感染確認者隔離で乗り切れます。隔離できる程度の人数で済むかどうかで考えると、余裕で乗り切れるでしょう。各都道府県でそれぞれ数十人程度なら隔離可能ですから。
    無症状感染者のこともやたら危険視されてますけど、一般に症状が重い人より軽い人のほうが生産されるウイルス量は少ない傾向がありますし、無症状なら更に少ないと考えられます。ウイルス検出はPCRという方法でおこなうのですが、だいたい10から100くらいのウイルスでも検出可能です(原理的には1ウイルスでも検出できるのですが実際には10くらいないと安定した結果は出ません)。少ないウイルス数でも感染する飛沫感染ウイルスの代表はノロウイルスですが、10から100程度のウイルスで感染すると言われてます。つまり、PCRで陽性になるかどうかの境目と感染力最強レベルのウイルスでの感染するかしないかの境目が同じくらいなので、ギリギリ陽性の人の喉の拭い液を飲み込んでも、ノロなら感染するかもしれないけど他のウイルスなら到底感染しないわけです。発症者なら段違いにウイルス数が多くなるので話は別ですよ。潜伏期間とか無症状の感染者は、移してしまうこともあるけどそのリスクは発症者にくらべて圧倒的に低いのです。マスコミはそういう事言わないし、専門家が言っててもカットしかねないですよ。

    あと、ウイルス検査についてですが、絶対にやめたほうがいいことを一つ。
    無症状または軽症で、ウイルス検査のために来院するのはやめましょう。
    そして、無症状または軽症だけど検査だけできるかを医療機関に問い合わせるのもやまましょう(二つになっちゃった)。
    不安なのはわかりますが、無駄ですから。検査しませんから、普通は。カゼかなって程度の症状の人が全国にどれくらいいるかを考えればわかると思いますが、軽症以下で検査してたら、検査試薬が不足してしまいます。日本全国で数千万人分も検査できませんから。検査してもしなくても、治療自体は同じです。肺炎やかなりの高熱にならないかぎり治療なんて特にありません。栄養をとってよく寝てください。ビタミン剤、抵抗力落ちた状態なら細菌感染を防ぐために抗生物質(これが正しいかどうかは別として)、漢方薬、そこらへんを処方されておしまいです。要するにカゼ扱いされるだけです。
    インフルだったら抗インフル薬がありますけど、コロナは新型も従来のも治療薬無いので、軽症なら病院に行かないほうがいいですよ。下手に病院に押しかけると、本物の新型コロナウイルス感染者から感染するリスクが高まりますよ。インフルとか他の感染症のリスクも高まりますよ。妙な話に思えるかもしれませんけど、病院に行かないことも一つの予防法です。病院でウイルスもらってきたら本末転倒ですよ。一番危険なのは武漢から来た人と濃厚接触すること、次に危険なのは病院で他の患者さんと濃厚接触すること。もちろん感染確認者と濃厚接触するほうが危険なんですけど、そうなったら、あなたはもう感染の疑いのある人に格上げです。検査受けれますよ(やったね!)。もし、軽症でも検査を受けれるくらいに検査薬が供給されたら厚労省とかからアナウンスくらいあるでしょう。まあ、日本中のPCR試薬を新型コロナのためにかき集めればやってやれないことはないのでしょうけど、それやっちゃうと他の病気の診断がPCRでできなくなります。それで人が死んじゃあまずいわけですよ。遺伝子関係の研究もできなくなります。日本中のバイオ系大学生大学院生、大量留年です。製薬とか農業畜産とかいろんな業界でやばいことになって、日本のGDPがやばいことになります。
    ホントは新型コロナウイルスにかかったかなと思っても病院に来るなと、厚労省なり病院なりから言えればばいいんでしょうけど、流石にそこまでは言えないでしょう。

    とりあえず、N95マスクを使うこともある、PCRとかやるような職種の人間の意見です。

    1. りょうちん より:

      私の無知なところを補足していただいてありがとうございます。
      ご専門ということで、こちらの査読前の論文をどう思われますか?

      https://biorxiv-cache.s3-us-west-2.amazonaws.com/2020.01.30.927871.full.pdf

      どこが作ったのかはともかく、人の手が入ったものであるという主張には説得力を感じるのですが。

      1. ケロお より:

        りょうちんさま

        なんともいえません。
        要するに「HIVと共通するアミノ酸配列が2019-nCoVのスパイクタンパク質に認められた」ということですが、比較対象がSARSだけではあまりよくわかりません。
        比較するならSARSだけでなく2019-nCoVに最も近いBatCoV RaTG13(コウモリ由来のコロナウイルスでnCoVと遺伝子配列が96%一致)や、SARSr CoVと呼ばれるコウモリ由来のSARS近縁ウイルスもほしいところです。それと従来型のヒトコロナウイルス4種も比較してくれると考察のしようもあるのですが。

        1. りょうちん より:

          リンクが切れていました。
          こちらのサイトが元のようです。

          https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.01.30.927871v1

          こちらでは専門家らしき人たちがコメントを付けています。
          執筆者は、一回取り下げて、再提出するつもりのようです。

  49. 韓国在住日本人 より:

     りょうちん様

     日本での長期滞在による精神的リハビリが終わり、昨日より再び韓国で生活しています。

     日本ではマスクが売り切れておりびっくりしましたが、仁川空港に着くと、ものの見事にマスク率90%以上でした。

     小生が韓国に来た頃はマスクをする韓国人などいなかったのですが、MARSあたりから韓国人がマスクを使うようになりました。

     韓国人からマスクを頼まれていたのですが、売り切れなので断念し、キディーランドに行った際に「ミッフィーちゃん」の顔を模したマスクを買いました。不織布のマスクですが、空気感染ではないとのことなので、十分かと思います。

     韓国はコロナの件で大騒ぎになっているようで、武漢から帰国した人も収容する施設のお近隣住民が反対しています。

     MARSの時はクロと断定された医者が、飛行機に乗って旅行するという、訳の分からない国民性ですから、無知な一般国民がパニック状態になるのも分かる気がします。

     次に帰国する前までには収まって欲しいです。MARSの時も熱が出ると入国できなくなるのでヒヤヒヤもんでした。

     最後に、貴重な情報をお届け下さり、新宿会計士様や読者の方々も含めまして、お礼を申し上げます。

     駄文にて失礼します。

    1. りょうちん より:

      いつもお世話様です。
      老婆心ながら、SARSとMERSがごっちゃになられているようです。
      韓国の場合、MERSだと思います。

      当時韓国の防疫は、あり得ない対応で感染を広げたので、非難を受けましたw
      https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2320-related-articles/related-articles-430/6111-dj4303.html

  50. 匿名 より:

    過去の事例を結果論で語ったうえで、今回も同じと楽観視してるだけにしか見えない記事

    1. りょうちん より:

      おや?
      私は、「せいぜい年数千人くらいの関連死程度(インフル並み)」と見込んだのですが、楽観論過ぎでしょうかw

      1. 匿名 より:

        どう考えても楽観し過ぎでしょうね

    2. りょうちん より:

      蛇足ですが、おそらく新宿会計士氏が過激すぎると削ったのでしょうが、元の原稿にはこのフレーズを入れています。

      >どんぶり勘定で、インフルエンザ相当の流行を見た場合、やはり数千人オーダーの死者が出るとは予想されますが、コロナウィルスで死亡する層はおそらくインフルエンザによる死亡者と多くは被る形になると思われます。
      >不安になっている非医療者の方には申し訳ありませんが、まあぶっちゃけ医者からすると「一人の死は悲劇だが・・・」のタイプの認識になります。

      1. じゃん より:

        上っ面の理解しかできない人は放置しましょうよ。
        読解力、情報収集力、現実認識能力、論理的思考力の欠如した人が言う「自分はよく理解できなかった悔し紛れの捨て台詞」にいちいち対応しなくっても….

        あっ!
        でも、そんなヤツにもちゃんと返信してくださるのよね~
        りょうちんさまって、

        ス・テ・キっ! 

        うふっ!💖

        あ、やばっ、
        本来こういうキャラじゃないんだけどな….

      2. 匿名 より:

        少なくとも個々の「治療」を行う医者の思考であり、社会全体の「防疫」を考えた思考じゃないでしょう。
        「コロナウィルスで死亡する層はおそらくインフルエンザによる死亡者と多くは被る」としてますが、平成22年の新型インフルエンザ流行の際の死亡を例にすれば、死亡者のうち60歳未満の割合が概ね65%と高齢者ばかりが亡くなったわけではなく、30代~50代の死亡者の割合で概ね40%となっており、社会に与える影響が大きいことがわかります。
        また、基礎疾患を有している者の死亡では、全体では概ね70%ですが、60代以上がほぼ全てが基礎疾患を有しているのに対し、60歳未満では約半数は基礎疾患を有していないという結果が出ています。
        新型コロナが同様に推移するのかも不明ですが、「インフルエンザによる死亡者と多くは被る」という事態であっても社会的影響は大きく「いつもどおり」では済まなくなります。

  51. 匿名 より:

    りょうちん様の第二弾、またまた勉強になりました。ありがとうございます。

    それはそれとして、でも、やっぱり思うんですが
    りょうちん様のような医師やウィルスに詳しい職業の方々は別にして
    普通の一般人にとってはマスメディアやネットで世界中が騒げば落ち着けという方がやっぱ無理なんですよね。

    だってTVやネット動画で中国武漢の状況や人が路上でバタバタ死んでる画像なんかがバンバン流れて
    世界中の国の大統領や首相がアラートを鳴らすんですもん。中国人入国禁止なんて国もでてくるし・・・。

    それに知識のない素人衆は「落ち着け、デマに惑わされるな!」なんて忠告されても何がデマなのかわかんないんですもん。

    とくに我が家のように家族の平均年齢が60歳以上なんてところは・・・。もうツバゴクでTV見てます。
    そりゃ「タ・タスケテッ、もうマスクないッ」ってなりますって(笑)

    りょうちん様のような冷静な情報がどうして流布しないのか? 我々ど素人衆の慌てぶりよりもそっちの方がよほど問題かなーと思う次第。

    今回のような

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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