朝日「科学振りかざすな」 SNSで敗北する人たち

個人的な事情で恐縮ですが、先週はどうも多忙で(とくに金曜日から土曜日にかけて多忙過ぎました)、ウェブサイトの更新があまりできていなかったのですが、こうしている間にも「ネタ」は溜まり続けてしまいます。そこで、本稿では先週から溜まった、いくつか気になった記事について、まとめて紹介しておきたいと思います。全体を貫くテーマは「インターネットで賢くなった一般人、そして時代に取り残されるオールドメディア」、といったところでしょうか。

科学vsオカルト

個人的な事情で恐縮ですが、先週は業務が大変に忙しく、せっかくのさまざまな話題を紹介できないままに終わってしまいました。そこで、ちょっと異例ではありますが、本稿では「気になっていたけれども紹介したい小ネタ」ばかりを集めてみました。

最初の「小ネタ」は、これです。

科学振りかざすだけではなく…増え続けるタンクを考える(2019年9月26日10時02分付 朝日新聞デジタル日本語版より)

執筆したのは朝日新聞編集委員の佐々木英輔氏で、東京電力福島第一原発で処理済みの浄化水の貯蔵タンクがたまり続けている問題を取り上げた記事ですが、それにしても「科学を振りかざす」とは、なかなか斬新な表現です。

朝日新聞は処理水のことを「汚染水を浄化処理した後の水」などと呼んでいるのですが、処理水を「汚染水」などと呼称すること自体、福島に関する風評被害を広めているように思えてなりません。

この処理水の海洋放出を巡っては、今月20日までにウィーンで開かれていた国際原子力機関(IAEA)総会で、韓国の代表団が懸念を示し、日本側が「科学的見地に基づかない」などとして非難の応酬になった、という経緯もあります。

「世界の海に影響」「根拠ない」=韓国と日本、原発処理水で激論-IAEA(2019年09月17日04時22分付 時事通信より)

ちなみに科学的見地・技術的見地からすれば、トリチウムが含まれた処理水については、基準値以下に薄めて海洋放出することがもっとも現実的であり、実際、下記レポートによれば、韓国自身を含めて世界各地の原発や再処理工場も、濃度を薄めたうえで海洋放出しています。

平成28年度発電用原子炉等利用環境調査(2017年3月付 経産省HPより)

科学的見地に従えば海洋放出が最も現実的な選択肢であること、すでに韓国自身を含めた各国がそのような対応をしていることなどを踏まえれば、科学的見地に基づかない批判は単なる風評被害以外の何でもありません。

朝日新聞はこれについて、「科学を振りかざしても解決につながらない」などと述べているのですが、新聞が科学を無視してどうするのでしょうか。これこそまさに風評被害の発信源そのものでしょう。もっとも、「もはや朝日新聞は科学を否定するオカルト紙と化した」と主張されるのならば、それも仕方がないのですが…。

(※いや、逆にもうこの新聞は「科学を否定する人」しか読者として受け入れないと宣言したのかもしれませんが…。)

アウフヘーベン知事がセクシー大臣にポエムで苦言

話はまったく変わります。

  • 都道から電柱をゼロにする。
  • 待機児童をゼロにする。
  • 東京の通勤電車を2階建てにする。

じつに刺激的で斬新な公約です。そして、いずれもほぼ実現する可能性がない公約です。

この中身がスッカラカンの公約を掲げた張本人は、まさに「ポエム政治家」の元祖ともいえる、小池百合子東京都知事です。

小池都知事は選挙公約をなに一つとして達成していないだけでなく、現実には築地市場の豊洲市場への移転が遅れに遅れ、玉突きで東京都環状2号線の開通を遅れさせ、都民に余計な税金負担を強いるなど、事態を混乱させるだけ混乱させているのです。

ちなみに彼女は「アウフヘーベン」だの、「ワイズスペンディング」だの、「サステイナブル」だのといった意味のない外来語をやたらと使うのが大好きな人物としても知られていて、人によっては彼女を「ポエム知事」と呼ぶこともあるのですが、個人的にはやはり「アウフヘーベン知事」という呼称を贈呈したいと思っています。

そんな「アウフヘーベン知事」が、例の「セクシー大臣」に対し、「心・技・体による発信を」と注文を付けたのだそうです。

小池知事、進次郎大臣に「心・技・体による発信を」(2019年9月27日19時41分付 日刊スポーツより)

これは、小泉純一郎元首相の次男で30代のイケメン閣僚として知られる小泉進次郎さんに対し、小池都知事が

環境問題のみならず、『心・技・体』の3つを合わせる中、国民や世界を引き込むような発信が必要

と指摘なさったのだとか。

よく「争いは同じレベルでしか発生しない」などと言われることがありますが(『例のセクシー大臣、勉強不足過ぎてお話にならない』)、アウフヘーベン知事とセクシー大臣、中身がスッカスカな者同士、ちょうどよく釣り合っていると思います。

例のセクシー大臣、勉強不足過ぎてお話にならない

「北朝鮮が日本の選挙に介入」、効果ないと思いますよ

週末の話題といえばもう1つ、韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に、こんな記事を発見しました。

「北朝鮮がソーシャルメディアで世論操作、他国の選挙に介入」(2019/09/28 09:20付 朝鮮日報日本語版より)

これは、英オックスフォード大の報告書によると、北朝鮮がSNSの世論操作を通じて他国の選挙に介入していたとする話題です。

朝鮮日報からの孫引きで恐縮ですが、米国のラジオ放送VOAが27日、英オックスフォード大の報告書を引用し、

北朝鮮は自らの政権を擁護しつつ他国を誹謗し、虚偽情報の拡散にも介入している

と述べたのだそうです。

ちなみに同レポートによると、北朝鮮は2010年から19年にかけて、少なくとも3つの国家機関を通して各国のSNS世論操作に介入したほか、200人規模の常設世論操作舞台もあるのだとか。朝鮮日報は北朝鮮が具体的に介入している国として、

韓国や米国、日本などが含まれる可能性が高いと推定される

としています。

ただ、個人的には北朝鮮がSNSを通じて日本の選挙に介入しようとしても、おそらくほとんど効果はないと思います。なぜならば、日本国内のオールドメディア(とくに新聞やテレビ)の偏向報道が酷すぎるため、日本の有権者はとっくの昔に、メディアの報道などを「批判的に読む」クセを身に着けているからです。

それに、たった200人規模の部隊で何十万人という日本のネットユーザーを敵に回して戦えるとも思えません。

北朝鮮の独裁者である金正恩(きん・しょうおん)のことを褒めた瞬間、「工作員」認定されてお終いでしょうね。

イタリアさん、まだやっていたのですか?

さて、ギスギスした話題(?)が続きましたので、ギスギスついでにこんな記事についても紹介しておきましょう。

ローマで日本人観光客が請求された昼食代に、フェイスブック利用者から憤りの声(2019年09月29日 05:04付 スプートニクニュースより)

リンク先記事によると、9月上旬に観光でローマを訪れた日本人女性2人が小さなレストランで昼食を取ったところ、総額約430ユーロ(つまり約5万円)を要求されるというボッタクリ被害に遭ったのだそうです。

また、ローマでは外国人観光客をターゲットにしたボッタクリが相次いでおり、なかにはハンバーガー2個で80ユーロ(約1万円弱)、ポテトチップス付きの手羽先を200ユーロ(約2.4万円)で販売したケースもあるのだとか。

この記事を読んで真っ先に思い出したのが、今から約2年前に『「日本人はサイレント・クレーマー」という恐怖』という記事のなかでも紹介した、「2009年7月頃、日本人夫婦がイタリアの観光地で食事をして、700ユーロを請求された」という事件です。

当ウェブサイトでは以前から、もともと日本人には「サイレントクレーマー」の気質があると考えています。

サイレントクレーマーとは、理不尽なボッタクリ被害に遭っても、とりあえずその場では文句を言わずに支払い、帰国してから口コミなどで「ボッタクリ被害に遭った」などと喧伝する人のことです。そして、サイレントクレーマーを敵に回せば、結果的にその観光地なり、飲食店なりの風評が落ちます。

(※ちなみに「風評被害」とは、本来はこういう局面で使う用語です。)

あくまで個人的な印象ですが、最近、この手の「ボッタクリ事件」を目にすることは減っていたような気がします。しかし、スプートニクニュースの報道が事実だとすれば、「イタリアさん、まだやっていたのですか!」と思ってしまいます。

私が初めてこの「サイレントクレーマー」の存在に気付き、当時執筆していたブログに話題として取り上げたのは2011年5月頃の話だったと記憶していますが、当時と比べて現在では、SNSなども格段に発達しています。

おそらく「サイレントクレーマー」としてSNSなどを通じてその観光地に風評被害をもたらす人は、日本人だけでなく、いまや全世界的に広がっているように思えてならないのですが、逆に、このイタリアの観光地ではよくこんな原始的なボッタクリが蔓延しているものだと感心してしまった次第です。

読者コメント一覧

  1. 一国民 より:

    朝日は原理主義のマスゴミなので、それに否定的見解を与える”科学”は敵なのだと思います。

    1. 引きこもり中年 より:

       独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

      一国民様へ
       朝日新聞としては、「朝日新聞という葵の御紋」の効果が薄れてきたの
      で、「朝日新聞の主張を肯定する科学は良い科学」、「朝日新聞の主張を
      否定する科学は悪い科学」と、分けて考えているのではないでしょうか。
      (そういえば、新興宗教や知識人で、やたらと「科学」とかを頭につけた
      がっているところも、ありました。だから、朝日新聞も「自身の主張」を
      後押ししてくれるなら、やたらと「科学」を連発するでしょう)

       駄文にて失礼しました。

      1. 一国民 より:

        コメントありがとうございます。
        そう言えば、私の学生時代には「科学的社会主義」という言葉が流行り、もてはやされました。
        理系だった関係もあり、どこが科学なんだ、と思った記憶があります。

        最近よく、疑似科学という言葉を目にしますが、マスゴミさんや左翼思想の方たちが自説を述べるときによく使う科学或いは科学的というのは、その類いのものが多いような気がしております。

        駄文にて失礼しました。

        1. 名無Uさん より:

          一国民様へ

          おぉ~、科学的社会主義…
          自分も学生の頃は、朝日新聞は『科学的社会主義』を実現した『地上の楽園の夢』を語り続けていたのを覚えています。(笑)
          どこよりも『科学を振りかざし』ていたのは、実は朝日新聞でした。(笑)
          (その内容は全く科学ではないのですが…)

  2. 一国民 より:

    北は、戦略性に富んだ謀略国家なので、ネット空間の利用も相当に巧妙だと思われます、優秀なサイバー部隊も多人数抱えているようですし・・。
    我々には思いもつかないようなSNS戦をすでに展開しているのではないかと思ったりしています。

  3. 匿名 より:

    巧妙にやるとしたら直接的な北擁護・北賛美ではなく、北にとって邪魔な存在の痛い信者を装ってネット上で暴れ回って邪魔な存在ごと反感を持たせるやり方じゃないでしょうか。

    1. 匿名 より:

      ≫痛い信者を装ってネット上で暴れ回って邪魔な存在ごと反感を持たせるやり方

      そういうの増えてる気がします。
      反感持たせた上でそのグルーピングも行なってますね。
      一人が全員の考えみたいな。

      結局、内部分裂狙い。

  4. なんちゃん より:

    北朝鮮のサイバー攻撃の記事の元ネタになった報告書と思われるものを、昨日ざっくりチェックしてました。参考までに。

    The Global Disinformation Order 2019 Global Inventory of Organised Social Media Manipulation
    https://comprop.oii.ox.ac.uk/research/cybertroops2019/
    https://comprop.oii.ox.ac.uk/wp-content/uploads/sites/93/2019/09/CyberTroop-Report19.pdf

    分析の対象言語が限られていて、北朝鮮については英語で記載された情報しか分析対象にしていないようです。日本語のツイートなどで工作を行っていても、この分析では拾われていないということです。
    レポート中には北朝鮮が日本を攻撃したとも書いてません。なので、朝鮮日報の記事は憶測を加えています。

    中国の香港攻撃については言及がありましたが、これは香港が英語圏だから顕著に表れたのかなと思います。

    北朝鮮のサイバー部隊は200人程度と記載がありますが、下から2番目の「Low Capacity」に分類されており、常時活動ではなくイベントに合わせて時々活動するという程度とあります。

    サイバー部隊としては韓国にも言及があります。20人以下の小さな規模。分類は「minimal capacity」で最も低い分類です。

    日本のサイバー部隊や活動への言及は一切ありません。

    日本語も分析対象になれば、面白い結果がでてくるのでしょうが。

  5. 墺を見倣え より:

    9月30日の朝日新聞社説でIPCCを採り上げて曰く、「いわば、科学にもとづく現状分析と将来予測である。いまそこに気候変動の深刻な危機があるという事実から、目を背けてはならない。」と見事に科学を振りかざしてます。

    この見事な迄のダブルスタンダード振りは、流石朝日です。

    朝日新聞云う処の「科学振りかざすな」とは、「(朝日新聞の主張に都合の悪い処では)科学振りかざすな」という意味らしい。

  6. スカイネット より:

    福一の処理水を汚染水と称するなら、下水処理場で、きちんと処理した水も下水ですな。

  7. 酒が弱い九州男児 より:

    興味深い記事をありがとうございます。

    > 朝日「科学振りかざすな」 SNSで敗北する人たち
    「科学振りかざすな」にはあきれますね。その科学的根拠が、東電に忖度した都合のいいデータで構成されていないか、根拠を出した人達が、結論ありきになっていないか、などを検証するのがメディアの役割かと思いますが・・・

    > アウフヘーベン知事がセクシー大臣にポエムで苦言
    私は小池知事には少し同情的です。「排除」発言によってATMに抹殺されたのが都民ファイ―スト・希望の党だと思ってます。
    なぜ同情的かと言うと、ATMが嫌がる政治家や団体は基本的に国益にかなうと思っているからです。

    失礼しました。

  8. ビトウ より:

     コメント失礼します。

     「科学とは発見と再現」と認識してるので、振りかざすな!と言われても困っちゃいますね。もっとマシな方法が有るなら教えて欲しいものです。その癖、日本人に対しては違法じゃないから憎悪発言OKなんですと。はっきりとした基準を示さずに好き勝手やるから、二枚舌、ダブルスタンダード、パヨクだとか嫌われてるのに。改善すると何か困るのかな?

    https://hosyusokuhou.jp/archives/48861802.html

     外国のボッタクリで気になるのは、外国には値札が無いのでしょうか?

  9. ピークを過ぎたソフトエンジニア より:

    「科学を振りかざす」というのはすごい言い方ですね。
    試しに検索してみると、やはりあまり多くないですし、「似非科学をふりかざす」、要するに科学的でない理屈をこねるな、という文脈の方が多かったです。
    確かに化学は万能ではないし、実は間違っていたということも良くあります。しかし、判断の基準になるのは化学しかないわけで、それを否定したら主観だけになってしまいます。
    中身を気にしないでいいなら、例の芸術祭の件では「表現の自由を振りかざすな」とだけ言いたくなります。

  10. 名無Uさん より:

    VOAやオックスフォード大学は、申し訳程度に北朝鮮工作員の存在に触れているが、本気で200人程度と見積もっているのだろうか?
    わかってて、確信犯的に過小評価しているのではないのか?
    北朝鮮の世論工作部隊は、韓国では今や世論を圧倒し、日本での活動もSNS黎明期から始まっています。
    自分が言うところの『北朝鮮シンパ』、通称『北シンパ』です。
    古くは『ホロン部』と言われ、今は『パヨク』『パヨチン』などの名称で通っています。その継続的な活動は、あらゆるネットサービスに登場します。(笑)

    まあ、彼らの功績の面はなきにしもあらず、なのかもしれませんよ…
    朝日新聞やNHKなどに対する批判なら本気の本気で、日本でこれらのメディアを批判していく土壌を作ったのは、彼らに一面の功績があったのかもしれません。
    また、世界のメディアの表面には現れることのない論説を欧米から集めて翻訳し、日本に紹介しているのも彼らです。これらは、日本では『陰謀論』の一言で叩き切られてしまう存在です。
    『陰謀論』を語る自分がよく彼らに間違われてしまうことは、百も承知の上です。(笑)

    1. 墺を見倣え より:

      > 日本での活動もSNS黎明期から始まっています。

      もっと以前からです。新卒でマスゴミに入社し、既に停年退職した特亜の工作員も多い様です。

      半世紀以上前から、「できる工作員は法曹界・メディア業界・アカデミアへ、出来の悪い工作員は芸能界・暴力組織・土建業界へ、中間は教育界・地方公務員・金融業へ投入せよ。」という話がありました。背乗りすれば、国家公務員や国会議員等も可能。

      > 世界のメディアの表面には現れることのない論説を欧米から集めて翻訳し、日本に紹介しているのも彼らです。

      欧米のメディアで珍説を書いているのも、彼等の仲間です。
      だから、探す手間なく、珍説が入手できる訳です。

  11. 迷王星 より:

    さすがサヨクの朝日ですね。(自然)科学を振り回すなと宣うとは。

    自然科学の法則に合致しないことは起こらないし起こせない、つまり自然科学を無視することは傲慢極まりないのですが、己のイデオロギーに照らして心地よい結論が現実や理屈よりも先に来るサヨクは自然科学までをも平気で無視せよと叫ぶわけです。

    旧ソ連で農業に対して壊滅的な被害を与えたルイセンコ遺伝学を思い出しますね。朝日の記者共と同じ類の連中が日本で政権を握れば、日本でも科学を軽視して共産主義という一種の宗教による地獄の統治が行われてしまうことでしょう。

  12. 匿名 より:

    北朝鮮がSNSで世論操作、と聞いて思いついたことを少々。

    わたしは主にまとめサイトを徘徊してましたが、以前から(今でもそうかもしれませんが)ある違和感を感じていました。それはネット上で韓国と北朝鮮を比較して、圧倒的に韓国への敵対的な感情を煽るものが多い、それもわたしから見て不自然に多い、ということです。

    韓国のわが国に対する敵対的な行為は到底看過できるものではなく、それ相応の批判があってしかるべきことにはいささかも異論の余地がありませんが、それにしては北朝鮮と比べてあまりにバランスが悪いなと常々思っておりました。まあ、わたしが周回するサイトに偏りがあるので、他ではバランスがとれていたのかもしれません。

    そこである仮説を思いつくにいたりました。日本で活躍する北朝鮮の工作員(ないしはシンパ)は、ネット上で過剰に韓国への敵愾心を煽ることにより、日本国民の北朝鮮への批判の矛先をかわしているのではないかと。
    この仮説に基づいてネットを見てみると、韓国を批判してるものの明らかに不自然なものが目に付くようになりました。

    ということで、韓国へ批判すべきはすべきだしそれ相応の対応はしなくてはいけませんが、四六時中韓国のことばかり考えるのもいかがなものかな、ともわたしは思ってます。

  13. チキンサラダ より:

    新宿会計士様、

    最近忙しくてろくにブログエントリも読めてないのですが、どうしても気になったので、簡単に。

    > たった200人規模の部隊で何十万人という日本のネットユーザーを敵に回して戦えるとも思えません。

    これは間違いです。二百人と言っても彼らは明確な目的意識と高度な戦略と時間と、さらに自動化ツールを持っています。

    文大統領当選の際には韓国の世論操作会社がソーシャルサイトでかなりの影響を与えていたことはかなりニュースになりましたね。

    アメリカの大統領選でも、ロシアの関与の大小はともかくとして、関与したことは間違いありません。公になっているのはFacebook での工作が予算高々五万ドルほどなので、それ自体は大勢に影響を与えてないでしょうが、逆に言えば予算を数百倍にすれば、かなりの影響を出せます。

    また、金正恩賛美などというような露骨な書き込みを行うというのは、新宿会計士様らしくない甘い考えで、実際には反日政党を賛美したり、安倍政権の誹謗中傷を流したりするのでしょう。

    また、慰安婦などの歴史戦に絡むテーマのウィキペディアには、反日勢力が監視していて、少しでも韓国、北朝鮮に都合が悪い内容が書き込まれると三十分以内に修正されます。
    これも自動ツールと人間を組み合わせて効率よく監視してるのでしょう。

    また、無意識、意識を問わず、彼らに協力する反日勢力は中国、韓国、日本、アメリカに大勢居ます。彼らと連携さることで、圧倒的な物量作戦を取ることもできます。

    世論誘導の専任部隊が二百人というのは、実はかなりの数です。中国では数千人ですので、有効な作戦を恒常的に取れる数です。

    どうか、二百人の専従部隊が少ないなどとは考えないで下さい。無防備な日本にとっては、相当な驚異です。

    1. りょうちん より:

      >世論誘導の専任部隊が二百人というのは、実はかなりの数です。

      しかし、みずぽ銀行の案件って、いったい何人が関わっているんでしょうねえw
      人月にすると、とてつもない数字になっているのは確実なのでしょうが・・・。

      1. チキンサラダ より:

        りょうちんさま、

        みずほの案件って、凄まじい人工が投入されたことですかね?
        まあ、エンタープライズシステムは元々莫大な人工がかかります。
        さらにみずほの案件の例は、メインフレーム時代の遺産を含んできた気がするので、それもさらに人工を食いますね。
        さらに日本のソフトウェア文化はなぜか人工勝負という変なところがあるので、それも人が増えた理由でしょう。

        一方、こういうハッキングの世界はその逆ですね。人工が最もいらない世界です。
        一番手間のかかる異常系を作らなくてよいし、顧客対応しなくてよいし。納期もないし。
        実は私も少しそれに近いアプリをかいたことがありますが、まあ楽ですね。
        テストなしで、本番環境でいきなりやれるのも効率的。失敗してブロックされてもアカウントを作り直して再度やり直せば済むだけなので。

        無職の人間相手の戦いに投入しましたが、当然圧勝しました。人間は寝ないといけないですけど、機械は寝る必要がないですからね。

        困ったことと言えば、サイトのデザインがちょこちょこ変わるので、スクレイピングで監視してる場合はサイトの修正にあわせてコードを変えないといけないことですかね。
        あと、サイト側がアクセス対策をしだすので、それへの対応はだんだん大変になってきます。が、まだまだ原始的なサイトは多いです。
        それに、それを専業でやれるなら全然大したこと無い手間です。

        なので、みずほ銀行のシステムに何万人投入されても外目には大した成果はでませんが(実はそれなりにはシステム作ってますけどね)、世論誘導は数百人どころか数十人を投入すれば相当なことができます。

    2. 匿名 より:

      チキンサラダ様

      二百人という数が多いか少ないかは議論の余地がありますが、ネット、特に掲示板といいますか一つのテーマで参加者が議論する体のものでは、たった一人でも世論(というか掲示板などその場の空気)を支配するのは意外に容易です。
      逆に言えば、わずか数人でもある意図をもって空気をある方向に誘導しようとするならば大変有効に機能します。

      という観点に立てば、二百人という数が少ないと断言することに妥当性があるかは微妙なところではないでしょうか。

      1. チキンサラダ より:

        匿名様、

        二点、誤解されてるように思います。

        まず、200人は直接書き込む人たちではないでしょう。

        中国の場合は紅衛兵の元締めは数千人だと聞きましたが、彼らはあくまで元締めです。
        世界中に数百万人いる中国シンパ(喜んで協力する人間も、共産党に脅されて協力する人間も)を使うのです。
        政府の都合の良い主張を送ったり、どこのサイトに書き込むべきか指導したり、反論された時の再反論を提供するようです。

        さらに、彼らは自動化ツールを使います。
        韓国の大統領選の場合はコメントへの評価で自動化ツールが大活躍したようですが、これらのツールを使うことは世論誘導部隊にとって必須です。

        北朝鮮の場合も同様だと考えられます。世界中にいる朝鮮系、韓国系の人間だけでなく、リベラルを名乗る誘導に弱そうな層を刺激して、彼らに書き込ませる、広めさせる、そして自動化ツールでそれを支援していると思われます。

        200人が一人ひとり地道にチマチマと書き込んでいるわけではありません。彼らはあくまで元締めです。彼らが使う人間は数万人やもっといるでしょう。
        さらに自動化ツールという兵器で武装しているということを知るのが重要です。

        1. りょうちん より:

          ところで、チキンサラダ様の使われているネット紅衛兵というのは一般的なんでしょうか?
          調べた限りでは、「五毛党」の方が一般的のような。

          中国人民解放軍61398部隊のようなガチなサイバー軍はUSCYBERCOMのカウンターパートでしょうし。

        2. チキンサラダ より:

          りょうちんさま、

          五毛族という言い方もあるのですが、最近はネット紅衛兵という言い方が増えてきているようです。

          五毛族と言ってしまうと、
          * 金銭(五毛)目当ての人間が書き込む
          * 中国国内の世論誘導が目的
          と定義されてしまいます。しかしここ10年で、かなり彼らの活動はかなり比重がかわりました。

          * 中国以外の日米豪欧での活動も極めて活発。各国の世論を中国に都合よくするのが目的。
          * 中国共産党のサイバー部隊が綿密かつ広範囲にサポートを行っている。
          * 愛国心から自発的に無償で書き込む中国人も少なくない (共産党に脅されてる人も多いが)

          なので、五毛族とは呼称しなくなってきたようです。ネット紅衛兵が最適な言葉ではないとは思いますが。

  14. 墺を見倣え より:

    > それに、たった200人規模の部隊で何十万人という日本のネットユーザーを敵に回して戦えるとも思えません。

    > 北朝鮮の独裁者である金正恩(きん・しょうおん)のことを褒めた瞬間、「工作員」認定されてお終いでしょうね。

    「世論工作」というものを勘違いして居られる様なので、具体例を説明します。

    米国の「ロシアゲート」は、元々は、「クリントン財団が、米国の秘密をロシアに売って、巨額を得ているのではないか?」という疑惑でした。それを世論工作して、「トランプが選挙運動期間中にロシアの要人と接触した。」という疑惑にスリ替えました。誰かその間に工作員認定された人が居ましたか?

    ワシントンでロビー活動に近い事をやっている知人が、たまたま帰国した際に呑み会で尋ねたら、「あのスリ替えが、あんなにウマく行くとは、当初予想できなかった。」と言ってました。木村太郎氏も、似た様な事言ってたと思う。

    ヒラリーが落選したので、結果的に大統領選を左右する決定力には少し足りなかった様ですが、結構イイ線行った工作でしょう。

    再来を夢見て、今度は「ウクライナゲート」を仕掛けてますね。これも、元々は、「バイデンが副大統領時代に、ウクライナに変な事したのではないか?」という疑惑でしたが、現在、かなりスリ替わりつつあります。

    ネットユーザが何十万人居ても、あまり関係ない。

  15. 晴川雨読 より:

    毎日新聞の社説で「福島原発の処理水処分 地元との対話が不可欠だ」というのを見つけました。

    その中で「理屈ばかりを振りかざして処分を急げば、新たな風評被害を生むだけだ。」というフレーズを見て、あ!「科学を振りかざすな」と一緒だって思いました。

    さすが、ATMの一角を誇る毎日新聞です。

    そして、「国内の消費者はもちろん、外国に不正確な情報が伝わらないような働きかけも課題となる。」なんて言っています。
    それは誤(≒ウソ)情報をまき散らす某国を経済制裁でもして黙らせるってことでしょうかね?(もちろん、そういう意味で書いているわけじゃないだろうけど)

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