「米国を裏切る韓国」の姿、中韓首脳会談から明らかに

本日の中国・成都での日中韓3ヵ国サミットを前に、韓国が中国との間で色々とボロを出しているようです。有無を言わせない中国の「属国」に対する高圧的な態度、日米など西側諸国による北朝鮮非核化に向けた努力を公然と妨害する韓国――。予想していたとはいえ、まさかここまでわかりやすい反応を彼らが示してくれるとは、思っていませんでした。

宗主国様・中国

これが「宗主国様」なのか――。

韓国メディア『中央日報』(日本語版)のウェブサイトを今朝開いて見て、まっさきに眼に入ってきたのが、この記事です。

<韓中首脳会談>「香港は中国の内政…文大統領が明らかにした」 中国が一方的に発表(1)(2019.12.24 08:02付 中央日報日本語版より)
<韓中首脳会談>「香港は中国の内政…文大統領が明らかにした」 中国が一方的に発表(2)(2019.12.24 08:03付 中央日報日本語版より)

これは、昨日の習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席と文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領のあいだで開かれた中韓首脳会談で、中国メディアが「韓国政府が公式に中国側に回った」と報じた、という話題です。

端的に言えば、自国の都合だけを押し付けて韓国の主張は無視するという非常に高圧的な態度であり、「なぁ、なるほど!これが宗主国と属国の関係か!」と、思わず「感心」(?)してしまったほどです。以下、中央日報の記載から、事実関係をチェックしておきましょう(※日本語表現は整えています)。

  • 23日午前11時30分から北京人民大会堂で中韓首脳会談が開かれ、時間も55分と当初予定されていた30分よりも25分長くなり、12時15分から1時間30分の昼食まで続いた
  • 会談直後、中国メディアは会談内容を「速報」し、文在寅氏が「香港とウイグルの問題は『中国の内政』だと述べた」と報道した
  • これに対し韓国大統領府関係者は「香港・ウイグル問題を習近平氏が『中国の内政問題』と説明し、文在寅氏は『習近平氏の発言をよく聞いた』と発言したに過ぎない」と反論した

…。

韓国大統領府が何を言おうが、中国としては「これは中国の内政問題だ」「韓国もそれに同意した」と、有無を言わさずに押し切ってしまう、というやり方ですね。

中央日報はこれについて、

  • 青瓦台の説明によると、中国報道機関と外交部報道官が相手国の首脳の発言を拡大解釈して歪曲したという『外交的欠礼』論争を呼ぶ。結果的に、首脳会談後、韓中両国が異なる発表をするという、前例のない状況が起きたといえる
  • 中国側の報道と反応に対しては、これまで香港デモと新疆の人権問題で国際社会から批判されてきた中国が、会談内容を使って言論プレーをしたのではないかと疑わざるを得ない

などと述べているのですが、日本に対して高圧的に批判するときと比べると、どこか舌鋒は鈍く見えます。

中韓が心理的な宗主国・属国関係にあることは明白

むろん、現時点において、韓国は米韓同盟を通じ、米国と軍事同盟関係にあります。

あくまでも形式的には、韓国は中国の属国ではありません。

しかし、中国メディアによる「文在寅氏が香港とウイグルの問題は内政問題だと同意した」という一方的な報道と、それを毅然として否定しない韓国政府・メディアの弱弱しい反応という、この短いやりとりだけでも、明らかに心理的にはすでに「属国」ですね。

私たち日本にとっては、韓国が「日米韓3ヵ国連携」という枠組みから、中国に対しても主張すべきことは毅然と主張して欲しいと思うところですが、やはりしょせん韓国は「半万年(?)」の中華属国、といったところではないかとの疑念を払拭することができません。

そのことを痛感させるのが、同じく中央日報に掲載された、次の社説です。

【社説】北核対話だけを強調した韓中首脳…文大統領、言うべきことはちゃんと言ったのか(2019.12.24 08:41付 中央日報日本語版より)

中央日報は文在寅大統領が北朝鮮核問題をめぐって、「警告と圧迫ではなく制裁緩和と対話だけを強調した」として、文在寅氏を批判しているのですが、社説をざっと読んだところ、こうした批判が向けられているのは「文在寅氏に対して」であり、「習近平氏に対して」、ではありません。

というよりも、そもそも中国が北朝鮮制裁に及び腰であることは以前から明らかですが(たとえば『「中国が北朝鮮制裁解除を提案」、とんでもない話だ』等参照)、こうした中国の制裁緩和という動きに公然と同調した文在寅氏が率いる韓国に、米国の同盟国としての資格があるとも思えないのです。

「中国が北朝鮮制裁解除を提案」、とんでもない話だ

中国を親とする3ヵ国連携時代?

さて、数日前、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に、こんな記事が掲載されています。

どうなる? 北朝鮮の外貨収入源=出稼ぎ労働者の送還期限到来(2019.12.22 11:57付 聯合ニュース日本語版より)

これは、2017年12月の『国際連合安全保障理事会決議第2397号』からちょうど2年を迎え、各国が北朝鮮出身の労働者を強制送還する期限が到来した、とする話題です。

この聯合ニュースの記事にもあるとおり、北朝鮮出身の労働者は、一時は世界に約10万人派遣されており、年間5億ドルに達する外貨を北朝鮮にもたらしていたようです。

聯合ニュースは「送還が徹底されるかどうかは不透明だ」、などとしていますが、送還しなければその国が国連安保理制裁決議違反に問われることにもなりますし、より厳しい措置(たとえば、セカンダリー・サンクションなど)にもつながりかねないため、中露両国も、公然と制裁違反を続けることはできません。

ただ、こうした「明るいニュース」に混じって、聞き捨てならないのが、次の記事です。

文大統領「東亜鉄道共同体」提案に中国「共に構想する用意ある」肯定的回答(2019.12.24 10:00付 中央日報日本語版より)

中央日報によると、中国の李克強(り・こっきょう)首相は23日午後、文在寅氏と成都市内のホテルで会談を行い、文在寅氏が示した「東アジア鉄道共同体構想」に「中国もともに構想する用意がある」などと応じたのだとか。

現在、日米を中心とする西側諸国が北朝鮮の非核化に向けて努力しているなかで、「最前線」である韓国が、これだと困りものですね。

国連経済制裁の影響で、北朝鮮労働者の強制送還が(表向きは)進んでいて、北朝鮮はもうすぐ外貨が尽きるとの報道もありますが、こうしたなかで米韓同盟を通じて米国のパートナーであるはずの韓国が、北朝鮮制裁緩和を通じ、なかば公然と米国の北朝鮮戦略を妨害するというのも困りものです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ただ、お叱りを受けることを覚悟で、敢えて個人的な感想を申し上げるならば、中国と韓国がなかば公然と北朝鮮経済制裁の緩和を唱えるのであれば、いっそのこと、それをやってみれば良いと思います。

なぜなら、逆に日本政府としても、韓国などに対する経済制裁(※この場合は、北朝鮮制裁違反を口実とした「セカンダリー制裁」)の適用がやりやすくなるからです。

いずれにせよ、本日の日中韓3ヵ国サミットでは、「海洋チーム」1ヵ国対「大陸チーム」2ヵ国、という構図が、よりいっそうくっきりと浮かぶようになるのではないかと思う次第です。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

     今回の安倍総理は、中国に香港問題、ウィグル人権問題に言及したこと
    によって、韓国との比較で、得をしたのではないでしょうか。

     駄文にて失礼しました。

  2. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    中韓首脳会談、おっそろしいほど情けない状況ですね。【文在寅氏が「香港とウイグルの問題は『中国の内政』だと述べた】(笑)。中国は有無を言わさぬ牛か豚かの躾のように、言うこと聞かなかったら殴る蹴るで分からすんでしょう(笑)。

    こんな首脳会談にわざわざ安倍総理も出向く必要あるのか。韓国は操り人形で操作されてる。もう二度とやる必要性無いと思います。

    国体の違うもの同士で、大陸側に中、露、韓、北。海洋国側で日、米、豪、加、NZ、台、印、英、タイで利害関係のある話を俎上にあげれば良い。

    会計士さん、何もお叱り受けることを気にしなくてもいいですよ。最早、韓国は中国の奴隷ですから、セカンダリーサンクション受けるに、十分ノミネートされてます!

  3. 匿名 より:

    昨日の韓中首脳会談にて、日米が主になって推進する「インド・太平洋戦略」とは完全に背理する方針を宣言していますから。文政権は「あちら側」との基本認識は揺らぎようがありません。

    「習主席と私が中国の一帯一路構想と韓国の新南方・新北方政策間の連繋協力を摸索するよう合意して以来、最近、具体的協力方案をまとめた共同報告書が採択された。これを土台に、第三国に共同進出してシナジー効果を出すことができる多様な協力事業が早期に実行されることを期待する」
    中央日報日本語版20191223 https://japanese.joins.com/JArticle/260819?servcode=A00&sectcode=A30

  4. だんな より:

    私も書こうと思ってましたが、首脳が対等に会話する日中首脳会談と比べて、中韓首脳会談は属国感満点でした。
    いつも韓国がやっていた、会談後の嘘発表の起源は、宗主国様だったニダ。切れ味鋭く、さすがやなと感心しました。もう韓国が何を言っても、中国の発表が国際的な事実ですね。
    日本も、良く学習した方が良いと思います。
    「東アジア鉄道共同体構想」は、中国だけでなく、ロシアも参加してくるでしょうが、誰が金を出すんだという話ですね。北朝鮮内の線路は交換しないと電車がスピード出せないのは、韓国が調査済みです。
    この件も絡めて、既に韓国は、中露側だと思っていても良いくらいだと思います。
    そのため、国連安保理での、韓国へのセカンダリーサンクションは、中露が反対して、難しいと思います。
    アメリカが、韓国に個別制裁するのに、便乗する形は可能性あると思います。
    韓国は制裁緩和を、今までも主張してたと思います。
    成果を出せば、北も相手にしてくれるかもしれませんが、地雷ですね。
    GSOMIAの時と一緒で、踏むかもしれません。楽しみですね。

  5. 非野阿礼 より:

    今日午前に日韓外相が午後の首脳会談テーマを相談してる様ですがこんな事有るのですね、取り敢えず体裁だけは取り繕うと言う事でしょうか。
    日韓は双方とも必要無いと、更に韓国は日本を押しのけて親分に忠誠を誓い一番弟子に成った自摸りなのでしょうね、日本の譲歩でしか成立しない日中韓会談なんて中身スカスカですね。

  6. だんな より:

    中央に峰の記事です。
    文大統領「韓日中、自由貿易秩序守護し共生発展持続すべき」
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000037-cnippou-kr
    共生ではなく「寄生」だと思うんですが。

  7. 関西なまこが支援するチュチェ思想研究貝ニダ より:

    「ウリのチュサッパ大統領は、人犬派弁護士ニダ。中共占領地の市民が生きながら臓器を抜かれても黙認するニダ。ワンワン」

  8. だんな より:

    まだ、日韓首脳会談の記事は、出ていませんでした。
    産経新聞が、面白い記事を出してました。
    首相、外遊出発前の発言全文 元徴用工問題「韓国がきっかけを」
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00000524-san-pol
    内容は、日韓請求権協定を守りなさい。
    朝鮮半島出身労働者の問題は、韓国が解決しなさい。
    という話です。
    まあ、当たり前の事ですね。
    韓国の妄想とは、相入れ無いと思います。

  9. だんな より:

    中央日報て一報が出ました。
    文大統領、安倍首相と首脳会談で「輸出規制、7月1日以前の水準に早期回復を」
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000048-cnippou-kr
    特に引用する事は、有りません。
    皆様の想定通り、平行線で終わったようです。

  10. だんな より:

    日中韓首脳会談を終えて、安倍首相の記者会見の内容を簡単に。
    北朝鮮問題に関しては、米朝プロセスを支持する認識、三カ国で共有した。拉致問題の解決を含めて、北朝鮮との国交正常化進める方向性に変化は無い。
    韓国は重要な隣国発言あり。請求権協定が成り立たないと、両国間の関係が成り立たないので、約束を守るように言った。韓国側から、日韓関係を健全に戻すためのキッカケをつくるように言った。
    三カ国で、G20での決定事項の実施の確認をした。
    中国に対しては、東シナ海の、平和で安全を守るよう、
    香港、ウイグルの人権問題はあるが、課題を解決するための対話をしていく。
    ざっくりですが、日本川の報道と一致していると思います。

  11. 愛読者 より:

    ちょっと気になったのは下記の部分です。
    > 聯合ニュースは「送還が徹底されるかどうかは不透明だ」、などとしていますが、送還しなければその国が国連安保理制裁決議違反に問われることにもなりますし、より厳しい措置(たとえば、セカンダリー・サンクションなど)にもつながりかねないため、中露両国も、公然と制裁違反を続けることはできません。
    確かに,労働ビザのよる北朝鮮労働者の受け入れを公然と行うことはできないでしょう。ただ,それ意外な名目のビザで短期労働を繰り返すような抜け道はあり,過去の貿易制限の場合と同様に,中露はいろいろな抜け道で北朝鮮支援を続けると思います。北朝鮮への制裁緩和を提案していて,それが国益にかなう,と信じているなら,そうするでしょう,アメリカといえども,相手がロシアと中国では一筋縄ではいきません。ロシアはクリミア併合でも耐えているのですから,北朝鮮問題でアメリカの相手をするのはちょろいもの。
    韓国は歴史の大半を中国の属国として過ごしていますから,それが,一番落ち着いて暮らせる姿なのでしょう。要するに欧米に文化・制度の吸収には失敗した。ただ,文在寅政権の存続は不透明なので,いつ政変が起こるかは分かりません。

  12. 七味 より:

    >青瓦台の説明によると、中国報道機関と外交部報道官が相手国の首脳の発言を拡大解釈して歪曲したという『外交的欠礼』論争を呼ぶ。

    中韓の発表の食い違いについて、日本での報道が、中国側の発表に基づいてるとか、安倍総理との対比になってるとか言ってるみたいですね。

    日本からすると、韓国が日中どっちの側に立ってるのか確信が持てない(あたしは中国側と確信してるけど)状況だと、中国側にいったと考えた方が安全なんだと思うのです

    そんな状況で、実は中国側に行く気がないなら、必死に中国の発表を打ち消さなきゃいけないのに、外交欠礼とか、どうでも良い体裁を気にしてるのが滑稽に思えるのです♪

    1. だんな より:

      七味さま
      突っ込みどころは、いつも韓国の報道官が発言を歪曲しているのが「外交的欠礼」じゃ無いかと思うのです♪
      クリスマスだからか、お客さん少なくて寂しいですね。

      1. H より:

        だんな様

        ここにお客さんいますよ
        BSプライムニュース見てます
        嫌いな李が出ている
        言ってることは論外ですが
        それ以上に生理的に受け付けない

        今回の日中韓首脳会談の成果は
        韓国が中国側(属国として笑)
        だと自ら認めた事だと思います

        1. evgeny より:

          李さん、ほとんど辱めを受けてます。

  13. 自転車の修理ばかりしている より:

    韓国を見ていると、賭け事の下手なギャンブル好きに見えてしまいます。もう負けが込んで追い詰められている状況で、損切りするなら負け分は諦めて退く、勝負に出るなら一気に全掛けする、どちらかにしなくてはならないのに、なんとなく両天秤でずるずる金を失っていく、そんな感じです。

    米国からしても中国からしても、口では味方、行動は敵で、とかく癇に障る国になり果てています。脅しつければ脅した方になびく、それなら脅さないと損だ、と思われていることでしょう。

    もはや韓国に対する米中の軽侮は、旗色を鮮明にすることでしか拭い去れないと思うのですが、今もってあやふやな発言、あやふやな報道、あやふやな態度しかできません。強国の間で歓心を買うことで生き延びてきた国の哀れさを感じます。また、彼らが目下だと勝手に思う国に対する無礼と不遜は、その卑屈さの裏返しなのだな、とも考えます。

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