科学を否定する人たちが八ッ場ダム称賛を嫌がる?
風評被害というものがあります。これは、科学的な知見に基づかず、ただその場の感情や、「特定の誰かを貶めたい」というよこしまな意図によって、特定の行為を否定することです。韓国、小泉進次郎環境相、朝日新聞、日経新聞、そして立憲民主党に共通しているのは、「科学を否定し風評を好む」という点ではないでしょうか。
風評被害を広める人たち
福島第一原発で溜まり続けている処理水を海洋放出するかどうかといった問題を巡っては、現在、韓国が国際社会に対して問題提起をしているそうですが(『処理水巡る韓国の対日風評攻撃、目的は「五輪潰し」?』参照)、考えてみればこれはおかしな話です。
なぜなら、現在海洋放出が議論されている処理水とは、トリチウムが含まれた水のことですが、これについては、すくなくとも現在の科学的知見に基づけば、濃度を薄めたうえで海洋放出する処理が基本だからです。
そして、韓国にはこのトリチウムの海洋放出を問題視する資格はありません。というのも、韓国自身がトリチウム入りの処理水を海洋放出しているからです。もし韓国が日本の海洋放出を差し止めようとするならば、韓国自身がまずトリチウム入りの処理水を海洋放出することを直ちにやめるべきです。
もっとも、韓国の目的は、おそらく風評被害で日本に打撃を与えることにあるため、「日本を攻撃するための材料」であれば、正直、何でもよいのかもしれませんね。
ただ、韓国がこうした風評被害を広めようとしているなかで、かなり理解に苦しむ情報を発信し続けているのが小泉進次郎環境相であり、また、朝日新聞社です。
小泉氏が「セクシーに」風評被害を広めようとしているという話題については、すでに『セクシーに風評被害を広める男と科学を軽視する女』などで紹介しましたので、興味があれば過去記事をご参照ください。
小泉氏の話はどうでも良いとして、もうひとつ個人的に強い関心を抱いているのは、『朝日「科学振りかざすな」 SNSで敗北する人たち』でも触れた、朝日新聞に9月26日付で掲載された『科学振りかざすだけではなく…増え続けるタンクを考える』という記事です。
「科学を振りかざすな」とは非常に斬新な発想ですが、かつては「クオリティ・ペーパー」(?)などと呼ばれた(あるいは自称していた)ほどの朝日新聞が、まさかここまで正面切って科学を否定してしまうとは、正直、思ってもみませんでした。
科学否定はメディアや民主党政権も同じ
さて、先週、東日本を中心に甚大な被害をもたらしたのが台風19号ですが、これに対しては『もう日経には頼れない 新聞頼みの情報収集から転換を』で触れたとおり、日経新聞も非常に不見識な記事を公表しています。
要するに、「国民はニンジンの皮をかじってでも消費増税を耐え忍べ」と言い放った日経新聞が、「もう堤防に頼るな」などと主張した、とする話題です。
ただ、さすがに今回の大災害では、堤防やダムの絶大な効果の前に、日経新聞の不見識な記事はものの見事にインターネット上でおちょくられたようですが、こうした「科学を否定する人々」への揶揄は、必然的に昔の民主党に飛び火します。
というのも、今回の台風で利根川水系の被害を最小限に食い止めた八ッ場ダムこそが、民主党政権の犠牲で一時、建設中止に追い込まれかけたからです。
こうしたなか、木曜日には、立憲民主党の福山哲郎幹事長が、「鬼の首を取ったかのごとく大騒ぎするな」と反発した、という話題もありました(『立憲民主・福山氏「鬼の首を取ったように騒ぐな」』参照)。
普段は与党の失敗や不祥事に「鬼の首を取った」かのごとく大騒ぎするくせに、自分たちが失敗したときには逆ギレするというのも、いかにも立憲民主党らしい態度だと思います。
朝日新聞「八ッ場ダムの効果を称賛するな」?
こうしたなか、八ッ場ダムを巡っては、朝日新聞に木曜日、またしても斬新な記事が出ています。
八ツ場ダムの効果称賛、専門家は疑問視「冷静に検証を」(2019年10月17日07時30分付 朝日新聞デジタル日本語版より)
今回の朝日新聞の記事は、冒頭から暴走しています。
というのも、八ッ場ダムの治水効果を巡り、「称賛と批判が渦巻いている」と述べているからですが、少なくとも「称賛」の意見は聞きますが、「批判」している人は立憲民主党の福山哲郎氏以外にあまり心当たりがありません。
それはさておき、朝日新聞の記事は無料で閲覧できる部分が限られているため、「続き」の部分になんと書かれているのかはよくわかりませんが、タイトルと無料部分だけを読むと、やはり「八ッ場ダムの効果を賞賛するな」、と述べているようにしか見えません。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
むかしから「貧すれば鈍す」といわれますが、さすがに「科学を振りかざすな」、という主張には、1ミリたりとも同意できません。なぜなら、科学が風評に敗けることは、理性の否定であり、文明の崩壊に至りかねない危険な兆候だからです。
また、「八ッ場ダムの効果は冷静に検証しろ」という主張も、一見すれば正論ですが、科学を否定するかのような朝日新聞がそれを主張した途端、うさん臭くなるのも当然といえるかもしれません。
いずれにせよ、私たち文明人としては、文明を守るためにも、何としても風評とは戦わねばならないことは間違いないでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
朝日新聞としては、内部の都合や感情で、八ツ場ダムが賞賛される(?)
のは、「旧民主党政権を否定する」ことにつながり、しいては(間接的に)
「自民党政権を賞賛する」ことにつながることに、反発しているだけでは
ないでしょうか。(つまり科学よりも感情優先なのです)
駄文にて失礼しました。
「冷静な検証」を、
「科学」に頼らずに、どうやって行うつもりでしょうね。
科学に頼らないのなら、ほかに採りうる手法としては、
「神学」ぐらいしか思いつきませんが、
まさか神学的に行うおつもりなのでしょうかね?
あるいは、まさか、ローソクの科学、とか?
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
あ様へ
>科学に頼らないのなら、ほかに採りうる手法としては、「神学」ぐらいしか思いつきませんが、
おそらく(「憲法9条信者」としては)宗教で「冷静な検証」を、行う
つもりなのでしょう。
駄文にて失礼しました。
魔術も忘れないでください。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
自分たちの村での、「感情」で判断するのを忘れていました。
駄文にて失礼しました。
科学と魔術が交差して物語がはじまるのですね
(ฅ`・ω・´)っ=):∵
ネタ投稿失礼いたしましたm(_ _)m
「科学を振りかざすな」だと・・・?
その幻想をぶち殺す!!
真面目な話、韓国のこととかは、フレイザーの魔術的アプローチを用いないと説明不可能なことが多いです。
>まさか、ローソクの科学、とか?
この捻り具合はなかなかのもんです。座布団を差し上げたい。
半島の民族は情緒で検証するようです
更新ありがとうございます。
八ッ場ダム、ギリギリ竣工して良かったですね。あれがカス集団の民主党に仕分けされて、見送りされてたら、と思うとゾッとします。
それに試験期間ナシで一発目の貯水でダムはビクともしなかった。最大貯水量の限界値には、まだ余裕がありました。大きいの作ってて大正解。
いや〜民主党が予算削減したらコンクリートや鉄材、岩、石、砂を減らしてラオスになるところでした(ラオスの方、例に出してすみません)。
日本の設計・施工会社は、そんな手抜き出来ないと辞退し、案外民主党の親韓派議員が韓国企業を紹介していたかも。笑ってられませんわ。
ついでに八ッ場ダムが賞賛されるあまり、元民主党の代表・岡田克也氏が大ギレです。
『そんなに八ッ場がいいなら、すべてスーパー堤防にすればいいだろ。八ッ場ダムの件はもっと調査してから評価すべきだ』え?怒ってる(笑)。
貴方は通産官僚で居れば良かったんだ。怖い顔で頭のキレも無く、リーダーシップも惹きつける魅力も無く、政治家には向いてない。もう終わった人。引退しな。
>普段は与党の失敗や不祥事に「鬼の首を取った」かのごとく大騒ぎするくせに
実際には正論を失言呼ばわりや切り取りでの強引な批難、疑惑のでっちあげ、等々
鬼どころか「出陣もしていないのに首を取ったと大騒ぎ」、が大抵のパターンかと。
そして国民のために政策を出したり、実際の与党のマズイ政策には口出しをしないのです。
知識見識が無いからならまだただの無能ですが…
枝野「解決策はもっているが披露はしない、与党にパクられるから」
与党に失点をさせるのが自分たちの票につながる=自分たちの政治のために国民は損をしろ、
と堂々と言い放ったのは忘れられません。
>朝日新聞がそれを主張した途端、うさん臭くなる
この記事の今本博健氏、ダム賛成でも反対でもないがと言いつつ
名前でググるとダム反対の著書が検索トップです。馬鹿にしすぎではないでしょうか。
朝日新聞にはもはや呆れるのみですが、今本博健の名も忘れません。
近年の日本の左翼の劣化を象徴してますね。左翼の優れた点は本来、科学的、理知的、理論的であったはずでず、今やそのいずれもでむしろ劣りつつあります。元左翼として情けないというかなんというか。
朝日新聞に至っては、もはや旧ソ連のルイセンコ科学並の滑稽さを感じます。
理想があるのは重要です。しかし、理想が現実と一致しないことはよくあります。左翼のまずい点は、理想と現実が食い違うとき、理想の立て方が間違っていたとは思わずに、現実の方が間違ってると、考えちゃうんですよね。そして、真面目に作業した人間に責任を押し付けて粛清したりする。
いや、日本の今の左翼はそのレベルにすら達してないかもしれませんね。
八ツ場ダムの効果称賛、専門家は疑問視「冷静に検証を」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASMBJ6F0GMBJUHNB01Q.html
より引用
『こうした状況について、治水の専門家の今本博健・京都大名誉教授(河川工学)に話を聞いた。
<<中略>>
私はダム推進派でも反対派でもないが、』
みなさんに紹介したい本があります。
ダムが国を滅ぼす
今本 博健 (著)
amazonで、この書籍の冒頭部分を「なか見!検索」とやらで見れるのですが、
パラパラ見ていくと「八ツ場ダム」をバックに著者がバーンと写っている写真があるんですよ。
その写真の説明文を引用します。
「ダムが国を滅ぼす | 今本 博健, 「週刊SPA!」ダム取材班 |本 | 通販 | Amazon」
https://www.amazon.co.jp/dp/4594061427
の「なか見!検索」より引用
「八ツ場ダム建設予定地に立つ著者。「多額の費用をかけ、これほどまでに自然を破壊して、しかもほとんど役に立たない、河川官僚の責任は重い」と語る』
どう見てもダム反対派に見えるんだが
Wikipedia:八ッ場ダム、には今回の件に関して
「たまたま試験湛水中であったためダムの容量に大きく余裕があったことが幸いしており」とあり、これは事実です。
この事実が、洪水抑止効果に対し小さいのか大きいのかを検証する必要はありますが、ダムが洪水軽減に効果があったのもまた事実です。
朝日は、この一方の事実をきっかけに他方の事実を無視して大きく別方向に膨らませています。
二つの事実を数値を添えて併記し「検証を!」というだけなら私もその意見には賛成するのですがねぇ…
八ッ場ダムが台風の洪水被害を食い止めた。もちろんその事実は正当に評価されるべきでしょう。しかしそのことだけで未来永劫、八ッ場ダムを造ったことが正しかったと証明されていいのだろうか?
当時の民主党は、大きな自然環境の破壊を危惧して八ッ場ダム建設中止を決断した。私は当時、その考えに賛同したし、それはそれで根拠のある考え方に基づいた立派な決断だったと今でも思っている。私は当時、これは政治対官僚の戦いだと思った。特に、一旦、省庁・官僚が定めた事案は、たとえ彼らのプライドだけで進めている事案であっても絶対に逆らえない、しかし、実は政治の力で覆すことができるのだと感銘したものだ。
だから私は、こと八ッ場ダムの件については、八ッ場ダムに賛成した自民党は英雄、反対した民主党は愚か者とか、そんな短絡的で軽薄な批評はすべきではないと思う。
あと、ついでに言いたいが、自民党は官僚の言うがままに八ッ場ダムの建設を認めただけというのが正直なところではないのか?
私は民主党は、国民を裏切ったダメ政党、そして看板も変わった今は、更に劣化し有害、石潰し政党として、もう退場願いたい存在だと心から思っている。しかし政策論議だけは公正な目で評価すべきである。そしてそれは国家、国民のために大切なことだと思う。
あなたの考え方を否定するつもりはありませんが、その主張は根本がおかしくないですか?
「彼らのプライドだけで進めている事案であっても」と決めつけていますがその証拠は?あなたの思い込みだけではないですか?
あなたの思考の根本には官僚への憎悪があって、それを前提に物事を判断しているように見えます。
客観的に物事を見れていますか?憎い官僚がやることだからその成果はすべて悪だと考えていませんか?
結論があって、そこに無理やり理屈をこじつけるのが、劣化左翼の典型ですよね〜。
現実をはっきりみせつけられても、「現実の方がが間違ってる!俺の理想(妄想)の方が正しい!」と言い張るのは滑稽ですらあります。
私も短絡的なものの見方は嫌いですが、だからこそ、何でも官僚が悪いとする「短絡的な」ものの見方には感心しません。
あと、もう一つ言えば、民主党は何か信念があって八ッ場ダムに反対したわけではないでしょう。
自民党のやる事なす事全てにケチをつけたかっただけでしょう。そこに哲学も誇りも愛国心もない。だから多くの国民から敬意をもたれないのだと思いますよ。
国益のためなら、官僚をうまく使うことも、うまく「使われる」ことも政治家にとって重要な要件ですね。
>> 大きな自然環境の破壊
不思議だ。
ダム湖っは自然に分類してもらえないのか?
ダム湖でも
自然豊かな神秘の湖「朱鞠内湖」
みたいに言われたりしてるよ
りちゃ様へ
横レス蒙御免
河川生態系と言うのは、サケの遡上で知られるように、河口から水源迄繋がっていることで保たれています。
ダムの堰堤で河川が上下流が分断されれば、俎上してきた魚は産卵場所にたどり着けませんし、孵化した稚魚は利水の為の取水路に迷い込んで河口や海に出ることは出来ません。つまりこういう種はその河川では絶滅するということです。
回遊しない種でも、その一生を通じて同じ水域に棲んでいるのではなく、成長に伴って俎上下降を繰り返します。それが制限されるのでは生息数は減少することになります。
多目的ダムでは利水の為に取水されますから、ダム下流域では水量が減ります。極端な場合はダム下流では川底が露出するようになります。勿論これでは水生生物の大半は生息することが出来ません。
河川の大きな役割の一つに土砂の運搬がありますが、ダムによって土砂が堰き止められるため、下流に土砂が運ばれなくなり海岸がやせ細って来ます。これは高潮や高波の被害を大きくします。
また、土砂と一緒に山から栄養成分が海まで運ばれるのですが、これも途中で堰き止められるため海に届きません。その結果海藻の生育が出来なくなり、産卵場所や稚魚の生活環境が無くなってしまいます。
このようにダムを造ることにより、その河川の生態系や環境は徹底的に破壊される、或いは全く別物になってしまいます。
河川に土砂が運ばれないので川床が低下して、橋脚の固定が出来なくなり橋梁が転倒したり、堤防の下部の土砂が流出して崩壊し易くなったりもします。当然補強工事が必要になります。
ダム湖に外来魚を放流して釣りのメッカにするとか、湖の景観が観光資源になるなどというのは、生態系維持や環境保全とは全く違うものなのです。
何より、このようにして堰き止められた土砂の堆積によって、当のダムの底が年々浅くなる=貯水量が減るという現象があります。こうなると利水も治水も計画通りには行きません。
ダムの堆積土を浚渫して、海岸までトラックで運んでビーチの回復を図るなんてことを、川に代わって人間がやる羽目にもなります。
勿論、人間が生きていく為に整備するのがインフラと言う物ですから、生態系や環境の破壊もそれとの比較評価でしかないことは理解していますし、私自身土木系技術者としてそれに手を貸してきたことも反省はしているのですけど。
解法の手引き様
八ッ場ダムについて、かなり奇異なご意見を披露されてますね。『八ッ場ダムに賛成した自民党は英雄、反対した民主党は愚か者、そんな短絡的で軽薄な批評はすべきではないと思う』→誰もそんな低質なメッセージを送ってませんよ。
ただ、八ッ場ダムが無かったら、今回の川下流域は大変な惨事になってましたよ。民主党は前の方もコメントでおっしゃってますが、自民党のする事を反対したかっただけでしょ。
事業仕分けなんて、頭ん中カラッポ連中が自民党の怠慢もあって一時政権取って、日本を滅茶苦茶にしただけじゃないですか。
わずか10年程前の事なのに、『一旦、省庁・官僚が定めた事案は、たとえ彼らのプライドだけで進めている事案であっても絶対に逆らえない、しかし、実は政治の力で覆すことができるのだと感銘したものだ。』
貴方、大丈夫ですか?感銘って言葉を使う所じゃないでしょう(失笑)。民主党は文句だけ言う、具体的な代案、政策も一切出せない、この場合ダム作るのと環境問題を同じテーブルで論議をする。
論点の差し替えですね。そんな事に感銘するって、あの頃そういう風に捉えた方は珍しいと思います。
日本版共に民主党の肩を持つ気など毛頭ありませんが、科学的な話と、政治的な話は、安易に混ぜない方が良いと思います。
例えば、東日本大震災の津波や、倉敷市真備町・広島市安佐南区の洪水等の被害地域の多くは、先祖代々の言い伝えで「人が住んではならない地」でした。
ここから先は、妄想ですが、、
先祖代々の言い伝えで「人が住んではならない地」は二束三文で買える。
地名や地目(雑地→宅地)を変更する。(普通の者にはできないが、サヨク公務員とかなら可能。)
宅地造成して、高値で売る。→人が住む様になる。
科学的には高い堤防等、大規模な公共工事投入が正解に見える。
予算がついて、大規模な公共工事になっても、予算が付かずに再度被災しても(高値で売り抜けた土地が、再度二束三文で買える。)、どっち転んでもサヨクがウハウハ。
というシナリオ(マッチポンプ説)を疑ってます。
大規模公共工事の癒着と言えば、世間的には右系の癒着が連想されますが、それに隠れて、左系の癒着も負けてない、圧勝カモ。(〇〇生コンとか)
今回の被災地。
東京側はもともと何にもなくて遊園地作ったり東急が開発していたところです。
高島屋ができて発展しました。
川崎側ですが、川崎国という人もいるくらい。まあアンタッチャブルな領域がある場所です。
河川敷は一部不法占拠されています。今回流されたようです。
東京なんてもともとは埋め立て地ですし。
大地震きたら大丈夫なの?なんて所たくさんあります。
江戸川の方は東京でも土地が安いところです。
コメント失礼します。
科学とは発見と再現と認識していますので、これを否定されるとサヨクさん含めて皆が不利益被りますね。機械やら人工物完全否定になります。もっと言えば世界の理を知らずに無知のままで居ろとほざいているのと同じかと。不鮮明な状況は詐欺師が好む。検証し辛く騙し易いから。
ダムが気に入らない人は、対案を出せばいい。例えば囚人使って地形を変えさせるとかね。(刑務所は更生の役に立ってるとは思ってないので、罰金と強制労働と死刑を強化すればいいかと。刑務所は避難所や基地に再利用ですかね)
そもそも日本国民に死んで欲しいのなら南朝鮮みたいに正直にお祝いとかすればいいのに、何故か取り繕うから変な主張になって「何言ってんのお前?」と毎度皆からつっこまれる。現実で「死ね死ね団」「わが名はブレイン」やりたいみたいだけど、日本ではなく日本の敵国(支那、南北朝鮮、ロシヤとか)に帰化してやればいい。私は歌は好きなので、時々キャラオケで歌いますが。イムジン河もいい。
サヨクさんは自尊心だか自己肯定感が低くてアベガーニホンガーと喚いてるのかも知れませんが、ちゃんとした医者に診て貰うのが良いかと。偽名を使う中指おばさんとかはいかんですね。
八つ場ダムの効用は図らずも証明された訳ですが、それでも洪水対策をダムに頼るのは危険です。
純粋に治水目的なら常時垂れ流しにして、ダムは空っぽにして置けば良いのですが、多目的ダムになると利水権が絡んできます。
上水用・灌漑用にしろ発電用にしろ貯水量は一定以上必要です。渇水はリスクが大きいのでどうしても多い目に確保したくなります。
貯水量が少ないと景観上面白くないので満水にしてくれなどというバカな要望もあります。
結果として、豪雨予報が出てから放水を検討するなんてことになり、昨年の宇和島の様に、二次被害を引き起こすことにも鳴り兼ねません。
今回はたまたま貯水量に余裕があったための幸運に過ぎません。
問題、いまの貯水状態で、もう一度豪雨が来ればどうなりますか?
Q.問題、いまの貯水状態で、もう一度豪雨が来ればどうなりますか?
A.溢れて制御不能か最悪決壊か、ということですか?
でもダムが最初から無かったら第一波ですでに下流域が水びたし、そこにダメ押しになるだけですし
その状況をダムのみでは防げないというご主旨かと思いますが、そこまでの状況を防ぐ手段って現状あるんでしょうか…結局避難時間を稼げるだけダムは有効という話になりそうです。
不要な土地に利権のためにダムを推進し、徒に貯水したものが事故で放水・決壊で惨事が起きた、なら擁護のしようもないのですが。
書き忘れ追記
今本博健氏にはせめてこの部分、ダム以外の有効で現実的な対策を語ってほしかった。治水の専門家だそうですし。
我々には、ダムがあったら?無かったら?の推測程度しかできないのですから。
農民様へ
レスありがとうございます。
私も土木系技術者の端くれですから、ダムの治水面の効用を全否定するものではありません。
今回八ッ場ダムは試験湛水であったため、幸運にも予定貯水量以下でした。一説には1000万トン未達とも言われています。
19号の降水を受けて現状はほぼ満水になってしまいました。
本格湛水が始まれば貯水量は1000万トン増える訳で、治水能力としてはその分を差し引いて考えねばなりません。
昨年の野村ダム(西予市)と鹿野川ダム(大洲市)の緊急放流後に肱川が大氾濫を起こしたことから判るように、八ッ場ダムも本格湛水していたら緊急放流という事態になっていたかもしれませんし、それは直に下流域の増水という事態を招きます。
つまり満水になったダムというのは治水に関しては無いのと同じなのです。
次の20号も19号とほぼ同じルートで接近中ですが、それに伴う豪雨が発生するとしても、現状の八ッ場ダムに余裕はないでしょう。
多分既に放流は始まっているでしょうが、20号上陸までに事前放流が間に合うかどうかは予断を許しません。
と言うことを申し上げているので、今回限りにしろダムが役割を果たしたのは喜ぶべきことなのですが、それはたまたまの幸運だった可能性もあるのです。
気象激甚化で降雨量も増加の傾向にありますので、数十年前の建設計画時に想定した湛水量は見直す必要があると思いますが、利水権者が絡んでいるためなかなか難しいと言う現実があります。
ダムが在ったら無かったらという二者択一ではなく、ダムと堤防のコスパ比較や、ハードの対策だけでなくソフト対策との併用と言う観点もあります。或いは都市計画・国土計画の見直しも必要だと思います。
朝日新聞の記事ですから、反日(政府)な内容で、難癖を付けているだけですね。ダムのおかげで、助かった命よりも、こういう記事を書く事が、彼らの価値観では大事なのだと思います。
真実に基づく報道機関では無く、赤旗と同様、活動家の機関紙ですね。
「科学を振りかざすな!」か。
事件の捜査などでも
「鑑識の鑑定結果では動かぬ証拠が出ているが、感情的には無罪!」
って事ですか(笑)
戦後の進歩的文化人が好んだ反技術文明スタンスの名残でしょうか。
かつて朝日新聞では給与が銀行振込になった時、コンピューター社会への抗議といって拒否した人がいたそうです。
また紙媒体が、ドットプリンターの普及に伴うDTP作業の簡便さ・低コスト化のメリットがあるにもかかわらず「活字の美しさを守ろう」という変なキャンペーンをやってました。
左翼というのは昔からこういう科学(と軍事)を無視した感情的・情緒的なスタンスがお好きなようで。
>八ツ場ダムの効果称賛、専門家は疑問視「冷静に検証を」
それはその通りで、ダム建設による得失を「科学的に」比較するべきでしょう。その結果、たとえばデメリットの方が大きく上回ったとしたら、朝日は「冷静に」ダムは建設するべきではなかったと主張するのですよね?つまりダム下流の国民は今回の水害で被災しているべきだった、と。
我々が『朝日新聞の存在意義、国民は疑問視「冷静に検証を」』と主張したら、朝日新聞は誠実に対応してくれるのですか。数値化し、論証可能な「科学的」手続きに沿って論議してくれるのですか。それともそれが嫌で「科学を振りかざすな」なのですか。
メディアも野党もその卑怯な態度が国民離れを招いているのだと、どうしてわからないのでしょう。
試験段階であまり貯水してなかったダムにほぼ満水まで水を溜め込めただけで、下流の水害を防ぐ、下流の水害がおきるまでの時間稼ぎをするという効果は間違いなくありました。
もちろん費用対効果があったかどうかというのは別議論ですよ。このダムで守られる権益がさほど多くない、という検証も緻密な議論をすればありうるかも知れません。野党も含めた立法府の皆様にはそういう実質的な議論を期待します。
別に八ッ場ダム工事中止の政策判断が結果間違いだったから民主党を非難してるんじゃないんです。ダム工事中止とかの議論の持っていき方があまりにも乱暴で、ただ乱暴な政策でもまぐれ当たりはありうるのですが、まぐれもなかったことが今回実証された結果を受けて、「当時の乱暴な政策」を反省して欲しかっただけです。謝罪も賠償も要りません。今後の政策提言に生かしてください。それを真摯に出来たらじきせいけんを担える可能性もありますよ。(無理だろうなぁと思って書いている)
Gさま
八ッ場ダム工事中止の政策判断が結果間違いだったから民主党を非難してるんじゃないんです。
>その通りです。
旧民主党をふくむ今の野党の問題点は、システムを壊すことが出来るけど、システムを作ることが出来ないのが問題だと思います。
現状、対案無い批判に終始しているのが、それを裏付けていると思います。
いいんだよ、永遠に称賛されて八ッ場ダムは。
洪水を防いだんだろ。
ダ
ム造って道路まもって電信柱を守って上下水道守って国民の生活と財産(家屋敷、車、電話機、畳にテレビ etc.)守って
な
により国民の命を守ったんたから良いに決まってる。
これにイチャモンつけるっってことは、
日本人は洪水で死ねばいい
と
言ってる。そういうことだ。
私には、ピントがずれた意見が多いように思います。ダムを造るか否かは、CO2問題と同じで、少なくとも現在の自然科学では結論がでる問題ではないと思います。政治的に決めざるを得ない事項です。
もちろん、ダムは作るには時間がかりますが、できてしばらくはよく働きます。今回も、洪水被害を小さくする方向
に機能しました。これは自然科学でなく、単なる事実です。しかし、長期的にはダムの功罪は予測も検証も難しいのが現実なのです。
私もダム問題は簡単な是非で片付けら話ではないと感じます。
ダム建設や治水事業は目的と予算のせめぎ会いもありますし、単純にその是非を結論付けられないと思いますけどね。
想定を超えた自然災害に、じゃあ降雨量をどこまで想定すればいいのかなんて誰にもわかりません。
どこまで備えるのか、そのために莫大な予算を投じてダムを造り堤防を高くするのか?
民主党だって費用対効果に疑問を持ったからこその仕分け、見送りだったはず。
ダムは基本的に多目的用途を名目に建設されます。
まさか、大雨が降った時にのみ貯めるため、水害を防ぐことだけを目的として、普段空っぽにしておく訳にもいかんでしょう。
洪水を防ぐ方向に寄与したのは結果論でしかないと思います。
ダム工事含め治水対策は、予算の制限内で、効果の高いところからやればいいと思います。治水で水害をすべて防げるわけはないので、できる限りやればいい話だと思います。
2009年の八ッ場ダムは、工事が始まってますから、わざわざ止める必要はなかったと思いますが、そもそも八ッ場ダム事業をやるべきだったかどうかについては、当時も今も、よくわかりません。
今回の八ッ場ダムの効果は、たまたま結果がそうなったということでしかないと思います。
民主党は環境保護観点でも八ッ場ダム中止をしようとしましたが、治水工事やるやらない判断に環境保護をもってくると、治水の便益との天秤で、CO2論争みたいな神学論争に突入して結論が出ません。
何をもって環境保護とするか見解が分かれるので基準が決められません。(他の方も言及されてますが、ダムを造ることは環境保護の面があると言えます)
今まで治水対策をやってきて便益を受ける人が既にいて、まだ他にも水害のリスクを負う人々がいるのに、環境保護のために治水対策をしないって不公平ですよね。
あの時は判断は正しいと思っていたが、建設中止が撤回され、ダムが出来て多くの命と財産が守られたようで良かった、と素直に言えないのかな。批判は大好きですが、批判されることに対する脊髄反射はゲス且つ早いな。
治水工事なんて100年くらいかけて計画してます。
八ッ場ダムそうですし多摩川だって100年かけた計画が終わったばかり。
百川多摩ちゃんもいます。
くだらない単なる思いつきでルール変えちゃいけないということです。
変えたいならそれなりのロジック示さないといけない。
私ごとで恐縮ですがこの言葉よく若い人に言います。
今回のことはわかりやすい例えになってます。
そういえば、最近討論番組に出なくなった社民党の福島瑞穂氏といった面々。
過去の話ですが、分が悪くなると、相手の発言を遮って、○○反対、△△はどうのこうの、とアジりはじめて議論にならなかったことを思い出します。
いまとなっては懐かしい思い出(?)ですが。
特定の政治思想に凝り固まっている、或いは洗脳されている、そういった連中は真摯な議論を嫌がり、また科学的論証を拒否する傾向がとても強いと思います。(科学的弁証法というのは好きなようですが。私には、弁証法のどこが科学的なのかさっぱりわかりませんが・・。)
結局、拠っているものが空想だったり、虚偽だったりと、それを曝かれるのを恐れているのでしょう。
朝鮮人種に議論しろってのが無理。
ご
主人様に殺されないように嘘捏造でほかの奴隷を陥れ、自分だけが生き延びてきた極悪奴隷半島の極め付きの極悪奴隷半島人種に、議論は無理。そ
の場しのぎの嘘捏造で誤魔化す、誤魔化せなくなったら逃げ出す。
いざ工事をしろと言われても、現実には、治水工事に携わる企業・人材が少ないと言われています。デフレで予算規模が縮小し、事業の見通しが立たないので、重機の維持ができず多くの企業が撤退してしまったからだそうです。
人材と技術、重機などを維持するためにも、毎年決まった予算規模で、減災インフラを継続的に整備する必要があると思います。
研究も大切(環境技術研究に30兆円=安倍首相:時事ドットコム 2019/10/09)ですが、減災にもしっかり予算を付けて欲しいです。この際、NHKと同じ給料で人材確保してもいいんじゃないの?と思います。
科学的検証は無理なので、以下は情報をかき集めて自分なりに整理した内容です。
治水は究極のところ、あの手この手で負荷分散してリスクを軽減するしかない。
ダムは避難するための時間を稼ぐという重要な役割がある。堤防だけで防げるわけじゃないんだし、決壊や氾濫が起こるとあっという間に水が来る。
治水と言う面でダムは良いことはあっても悪いことは何もない。
ダムはバッファなので能力を超えたらそのまま放流するのは当たり前で、緊急放流を非常事態みたいに言うのは不適切。正しくは流れ込む量と流す量を等しくするだけ。
つまりダムが無かった場合、最初から緊急放流しているのと一緒。
利根川が氾濫しなかったから必要ないとも言えない。
利根川の水位が上昇するとそこに合流する川の水が逃がせずに影響を受ける。実際に鬼怒川も氾濫してるし、一帯が危険だったのは確か。
首都圏外郭放水路なんかもフル稼働だったように、一つ間違えていたら東京に多数ある0メートル地帯に氾濫が起きて、被害額なんて計算できなくなる。
実際のリスクは川の水がどこにどう流れ込み、下流がどれだけ受け入れられるかによる。
今回の場合、渡良瀬遊水地がかなりいっぱいいっぱいで、ここにそのまま時間差なしに吾妻川(八ッ場ダムの下流)の水流が来ていたら江戸川水系に行って危なかったという話もある。
一種の複雑系なので、ダムがある場合と無い場合のリスクの違いについては安易な効果の有無は言わないほうがいい。
そもそも、日本には治水しなければ安心して住めない場所が多すぎる。
仮に八ッ場ダムよりも効率的だという代案があるなら工事中止と引き換えにその提案をすればいい。それなしに治水工事全体に理不尽な予算縮小を突き付けるのは明らかな間違い。
ピークを過ぎたソフトエンジニア様
以下、既にご承知とは思いますが、ご参考まで。
現在、危機管理を科学的に行う手法としてリスクアセスメントがあります。現在、リスクと言う言葉だけは一般化しつつありますが、リスクアセスメントは一部、製品安全や労働安全分野で適用されている以外には、この手法が社会に認められているとは言い難い状況です。
リスクアセスメントに関するJIS→ https://kikakurui.com/q/Q31010-2012-01.html
というのは、この手法で定義されるリスクとは確率を含む概念であり、確率論は、あのアインシュタインですら認めるのを拒んだくらいですから、一般人に理解・納得させるのが非常に難しいのです。
それに、この手法では、通常リスクはゼロにはできず、一定以下のリスクは受容することが前提です。つまり、有る確率(小さい確率なのですが)で、人命等の被害が生じるのはやむを得ないという考え方をします。そのため、一般人からは、人命を数字で割り切り・切り捨てをするとして拒否されます。
このダムの件でも、洪水を起こしやすい土地をどこまで防護費用をかけ利用するか、このような手法で評価すれば、科学的合理性に従って、誰がやっても同じ意思決定ができたはずです。でも、現代日本では、「合理化」という言葉だけでも拒否反応を示す人たちもいる位ですから、政策決定にこのような手法が適用され、皆がその決定に承服する時代が来るとは思えません
はぐれ鳥 様
もちろんリスクアセスメント自体は知っていますが、洪水などの大規模災害の評価は事前シミュレーションなどのデータが不可欠だと思っています。
現在はハザードマップというものが誰でも参照できます。
http://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/index.html?citycode=14100
改めて見てみましたが、居住地域のリスクがかなり詳細にわかります。
可能性を議論するには、一般人にも確認可能な情報がないとどうにもなりません。何故なら、日本は民主主義で、政治家や自称専門家やマスコミは平気で印象操作するからです。
降水と河川の水位予測は複雑とはいってもシミュレート可能な範囲なので、私は治水対策の背景にこれが反映されてないはずないと思っています。何故なら、あとでばれるからです。
実際に、素人目で検索してもそれらしいソフトが見つかります。
そして、被災者の心情を慮るとなかなか表現しにくい話ですが、実際に発生してしまった被害と予測を突き合わせての評価は重要だと思います。
今回、自分で探した範囲では、自称専門家(言い出すと腹が立ってくるので言いませんが)の「思う」とか「疑わしい」とかちっとも科学的でない表現ばかり。そこに疑問が沸きます。
まとめると、今回の降水量と分布からシミュレートして、どこになにがあれば洪水を防げたか、あるいはダムの有無について議論するのであれば、有る場合と無い場合の結果比較を公表して欲しいと思っています。
そうすれば自然と議論は終息します。
もっとも、八ッ場ダムは象徴のようなものになっているけども、それだけを特別扱いするのは違いますが。
ある確率での一定の損害を許容する、と言うのは、自然科学ではなく、政治の判断、ではないでしょうか。
100%は保証できないから、予算にかぎりあるから、どこで妥協するか、です。これは、科学者が決めることはできない問題です。何人死んでいいか、に科学的合理性はありません。道徳、倫理がからむ、社会的合理性、正義の問題です。サンデル先生の出番です。政治にゆだねるしかないでしょう。
ずっと読んでいると、自然科学、社会科学、技術、現実、商売、政治等々がごちゃごちゃになっています。もちろん、私自身がきちんと区別できずにいますが。
もひとつ付け加えると、自然科学に期待しすぎているように感じます。宗教できめるのか、とちゃちゃ入れた方も
いらっしゃいますが、道徳、倫理、正義は、まさに宗教の問題なのです。
還暦すぎたエンジニア様
確かに、仰せの通り、「許容レベル以下のリスクは許容する」こと及び、その「許容レベル」をどの程度にするかの決定は、社会的合意によるので、その合意形成ができるのは政治です。科学ではありません。
しかし、政治にそのような決定を迫ることが科学的アプローチと言えば言えると思います。
現状は、一方が安全と言い、他方が危険と言えば、双方主観的意見を主張するだけなので、平行線をたどり議論が収斂しません。なので、最終決定は、往々にして、その案(ダムの例で言えば、河川下流低地の利用)を採択しないことになりがちです。
それでは、社会の進歩発展はないというのが科学を信奉する者の考え方です。そして、この進歩発展という考えも、科学ではなく一種の宗教ですけどね(科学者も人間なので、科学万能主義という疑似宗教を信じています)。
還暦すぎたエンジニア様へ
工学系の人間で技術が完全なモノと考えている者は居ないでしょう。
「技術」と言うのは膨大な「科学」の一部を切り取って、人間生活に合うように折り合いをつけている、言い換えれば極めて政治的なモノだと思います。
人命の損失さえも確率で処理して、経済の許す範囲で、最大多数の最小幸福(?)を目指してモノを創り出しているに過ぎません。
ボツを覚悟で、使命感と若干の功名心で、未開の分野を切り開く「科学」とは違う概念だと思います。
科学者・技術者でない方は概ねはこの辺りがごちゃ混ぜになっているようで、技術が万能だと思われる方も居れば、期待を裏切られた反動で極端な軽視に陥る方などが見受けられます。
どちらも正解で、どちらも間違っているのですが、今回は更にそれに思想信条が塗り重ねられて、「民主ザマアー」が「ダム万歳」に繋がってしまっていると思います。
上でどなたが書いておられるように、ダムの功罪評価はそんなに簡単なものでは無いと思うのですがね。
「環境主義」を検証する記事がありました。
彼らがやっているのは、WGIPならぬ「E(環境)GIP」のようなことでしょうか。
私にはこの記事が、予算を浪費させ、国力を削ぐ”ねこじゃらし”に気を取られるな、という警告に聞こえます。
彼らが科学を否定するのは、彼らの意向に沿わない主張を無視するからだと思います。彼らはイデオロギーの為に科学を振りかざしますが、他者が振りかざすことを許しません。自分たちの結論ありきですから、それ以外の結論を許そうとはしません。先日の辻本きよみ議員の安倍首相に対する質疑が、その最たるものです。
記事の結論には異論があろうかと思いますが、表題を含め、なかなか刺激的な内容です。
(表題でググってみて下さい)
大紀元時報
環境主義の裏にいる共産主義(上)
環境主義の裏にいる共産主義(下)
<(序文)・・・今日、環境主義を取り巻く問題は非常に複雑である。環境運動はセンセーショナルな言葉で人々の環境を守りたいという本能を刺激し、グローバルな政治運動を展開している。多くの賛同者は善意から、あるいは正義感から将来の人類社会を真剣に憂えているだろう。・・・>
2008年 03月 15日
洞爺湖サミットで日本は“不平等条約”京都議定書の愚を繰り返すな
ttp://hogetest.exblog.jp/10419729/
2009年 09月 14日
「温室ガス25%削減」鳩山発言への懸念/中国ばかりが”丸儲け” 巨大化する排出権ビジネス
ttps://hogetest.exblog.jp/11130576/
War Guilt Information Program Against Japan: the Paper Trail
(対日戦争罪悪感情報プログラム:ペーパートレイル)
ttp://hittitemongolwomen.blogspot.com/2015/05/war-guilt-information-program-against.html
☆ 「地球温暖化」論議に再考を促す 2019-11-02
http://natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-4039.html
「地球温暖化」論議に再考を促す 日米近現代史研究家・渡辺惣樹
2019.9.17
(https://special.sankei.com/f/seiron/article/20190917/0001.html )
☆ 「地球温暖化」不都合な真実とは 2019-11-02
http://natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-4040.html
【ソロモンの頭巾】気候変動の舞台裏
「地球温暖化」不都合な真実とは 長辻象平
2019.10.09
(https://www.sankei.com/column/news/191009/clm1910090004-n1.html)
地球温暖化の捏造の方法論。そして過去5億年のデータが語る
地球の気温の真実をここに
2019.10.08
(https://indeep.jp/earth-temperature-truth-is-here/ )
ミニ氷河期の渦中のアメリカ :観測史上最低の気温が次々と更新され、
各地で100年来の早い降雪に。その影響で全米各地で農作物の収穫が完全に停止
2019.11.02
(indeep.jp/record-low-temps-and-early-snow-in-october-us/ )
地震も火山の噴火も「宇宙線」がトリガーとなっている可能性を再確認してみる。
そして、仮に超絶エネルギーを持つ「一次宇宙線」が増加し続けるとすれば?
2019.10.16
(indeep.jp/cosmic-rays-could-trigger-mega-earthquakes-and-volcanic-eruptions/ )
なぜ植物に話しかけると、良く育つのかw など
いわんかな#30-1【地球温暖化問題を煽動した謎の人物】渡辺惣樹・堤堯・馬渕睦夫・高山正之・日下公人・志方俊之・福島香織・塩見和子 / モーリス・ストロング
ttps://www.youtube.com/watch?v=bWiMeoCH_yU
「マスメディア報道のメソドロジー」さんの水害対策の考え方の提案記事、頭の整理をするのにとてもよかったです。
私は結構スッキリしました。
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今こそ大戦略が必要な日本の災害リスク軽減対策(マスメディア報道のメソドロジー)
https://ameblo.jp/kazue-fgeewara/entry-12539009623.html
この問題を本質的に解消するには、流域の利水権者との調整と社会的理解が必要になります。数学的に言えば、渇水リスクと洪水リスクを考慮した対策のポートフォリオをどのように河川の流域社会で構成するかという最適化問題であると言えます。
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結局、完全な治水対策が無理である以上、地域や川ごとに対策を打つか割り切るの選別が必要で、最後は民主的に「決める」しかないと思います。
そのためには、最新の科学的知見による水害予測・被害予測を(その確からしさも踏まえ)材料に議論せざるを得ないと思います。これ以外に公正な材料がありえるかというと思いつかないですね。
余談ですが、ここで紹介されていますが、八ッ場ダムは利根川支流の吾妻川にありますが、流域面積が広い割には八ッ場ダム以外に治水用のダムがなかったんだそうです。
まあ、これだけを見てですが、「八ッ場ダムがなくていい」という話には「なりにくい」ように見えます。
民主党政権が八ッ場ダム中止を検討したのは、「コンクリートから人へ」と「環境保護」くらいで、治水効果の評価などをしていた記憶がありません。この地図、見ていたんだろうか。