韓国危機:2008年当時との決定的な違いとは?

韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)によると、米中貿易戦争で韓国の輸出が大きな打撃を受けるとの韓国銀行によるレポートが紹介されているのですが、これについて韓国銀行は「金融危機時と似ている」と分析しているそうです。しかし、決定的に欠落している視点が1つあります。それは、「危機の時にいつも韓国を助けてくれていた日本が、今度ばかりはおそらく韓国を助けてくれない」という点です。この点は、極めて重要ですが、韓国銀行は見て見ぬふりをしているのではないでしょうか。

朝鮮日報「金融危機時と似ている」

少し前に発見していて、紹介しようと思っていながら先送りにしてきた話題が1つあります。

先週金曜日、韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に、こんな記事が掲載されていました。

米中紛争で輸出急減…韓銀「金融危機時と似ている」(2019/08/09 08:26付 朝鮮日報日本語版より)

朝鮮日報によると、韓国の中央銀行・韓国銀行が8日に公表したレポートで、米中貿易戦争の影響を受けて、韓国の輸出減少幅が大幅に拡大したと指摘されているのだそうです。

また、興味深いことに、この輸出減少の流れが「2008年の世界的な金融危機や2000年前半のITバブル崩壊投資事業組合と似ており、非常に懸念される」と記載されているのだとか。

(※余談ですが、これを「興味深い」などと述べてしまうと、経済崩壊のリスクにさらされている韓国からは「冗談じゃない」というお叱りを受けてしまいそうです。もっとも、日韓の貿易関係に照らして考えると、韓国が経済危機になっても、私たち日本国民にとっては「対岸の火事」に過ぎないと思いますが…。)

それはさておき、朝鮮日報によると、韓国銀行のレポートでは「今年5月以降、輸出減少幅が急激に拡大したが、これは米中貿易紛争の広がりと相関関係が高いことがわかった」と述べられているのだそうです。

具体的には、今年1~4月の輸出は月平均で6.9%の減少だったのが、5月には9.7%、6月には13.7%と、減少幅が拡大しているのだそうです。

また、船舶の輸出入を除いた「輸出量指数」は、4月は+2.2%とむしろプラスだったのが、5月には3.3%のマイナスに転じ、6月にはマイナス幅が7.3%にまで拡大しているのだとしています。

韓国銀行はこれについて、

  • 「大きな悪材料が登場し、世界経済の不確実性を高め、それによって世界の貿易が縮小する」という意味で、米中貿易紛争は2000年のITバブル崩壊や2008年の世界的金融危機と類似している
  • 過去の危機時には、輸出に依存する韓国経済が真っ先に深刻な衝撃を受けるというパターンが繰り返されてきた

と述べているのだとか。

輸出依存度がとても高い韓国経済

ところで、総務省統計局が公表する『世界の統計2019』によれば、韓国は貿易依存度(輸出依存度、輸入依存度)が非常に高く、なかでも米国と中国に対する依存度は非常に高いことがわかります。少し古いデータですが、2016年の統計を参考に、これを確認してみましょう(図表1)。

図表1 韓国のGDPと輸出入(2016年、金額:百万ドル)
項目金額GDPに対する比率
GDP1,411,246100.00%
輸出総額495,41835.11%
 中国124,4338.82%
 米国66,7484.73%
 ベトナム32,6302.31%
 香港32,7792.32%
 日本24,3541.73%
輸入総額406,18228.78%
 中国86,9796.16%
 日本47,4663.36%
 米国43,3983.08%
 ドイツ18,9171.34%
 サウジアラビア15,7421.12%

(【出所】総務省統計局『世界の統計2019』第3章、第9章より著者作成)

とくに輸出相手国は中国と米国がツートップであり、両国に対する輸出高だけでGDPに対し13%程度を占めてしまっています。その米中両国が同時に争っているということになれば、韓国経済に影響を与え居ないはずがありません。

しかも、米中双方から「わが国の味方をせよ」と迫られた場合、韓国にとっては非常に困った事態に陥ります。

韓国にとって最大の輸出相手国が中国であるため、経済的には間違いなく中国を重視しなければなりません。一方、韓国にとって米国は軍事同盟を結ぶ相手国であるため、米国の機嫌を損ね、米韓同盟が切られてしまうことを、韓国は伝統的に恐れています。

(※もっとも、結局のところ、米国に対して米韓同盟の義務を果たさず、権利ばかり主張しながら、中国との関係を深めて来た韓国の自業自得という面が強いような気がしますし、あまり同情の余地は感じられませんが…。)

当時との最大の違い

さて、朝鮮日報の記事で触れられていないポイントを1つだけ申し上げておくならば、2008年と現在の最大の違いは、日韓関係が良好か、良好でないか、という点にあります。

端的に言えば、2008年当時も、韓国からのキャピタルフライトが生じかけましたが、当時は日本が2008年12月12日に、日韓通貨スワップの規模を130億ドルから300億ドルに大幅に拡大してくれたことなどのおかげで、韓国は危機を乗り切りました。

(※ちなみに余談ですが、日本が韓国に対して通貨スワップの規模を大幅に拡大してあげた直後、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載された次の記事を読めば、「もう二度と助けてやるものか!」という感情を抱く日本国民は多いと思います。)

「韓国が厳しい時、日本が最も遅く外貨融通」(2009年07月07日08時07分付 中央日報日本語版より)

しかし、その後、日韓通貨スワップは2015年2月までにすべて解消され、現在に至るまで再開されていません。このため、韓国が外国との間で保有している通貨スワップ(あるいは「保有している」と自称しているスワップ)は、次のとおりです(図表2)。

図表2 韓国が保有する通貨スワップ
相手国金額とドル換算額提供する韓国ウォン
インドネシア115兆ルピア(81億ドル)10.7兆ウォン
マレーシア150億リンギット(35.9億ドル)5兆ウォン
スイス100億フラン(102.9億ドル)11.2兆ウォン
オーストラリア100億豪ドル(67.9億ドル)9兆ウォン
UAE200億ディルハム(54.5億ドル)6.1兆ウォン
中国3600億元(509.7億ドル)64兆ウォン
二国間スワップ小計851.9億ドル106兆ウォン
CMIM384.0億ドル
合計1,235.9億ドル

(【出所】各国中央銀行ウェブサイトおよび報道等から著者作成。なお、為替相場は先週金曜日時点のWSJ引け値を参照に試算)

また、この通貨スワップ以外に韓国はカナダとの為替スワップを保有していますが、これはあくまでも民間銀行に対する短期流動性供給オペのために利用される協定であり、「通貨危機の際に使い物になるスワップ」ではないため、当然、図表からは除外しています。

この図表を見ると、韓国が利用できるスワップのなかで、ハード・カレンシー(国際的に通用する通貨)、または準ハード・カレンシーのスワップは、スイスとの100億フラン、オーストラリアとの100億豪ドル、UAEとの200億ディルハム、合計約220億ドル相当額です。

また、CMIM(チェンマイ・イニシアティブ・マルチ化協定)は、本来ならば韓国が「支援する側」であるため、韓国がこれを引き出すとなれば、ASEAN諸国や日中からの冷ややかな視線を浴びることになるでしょうし、IMFの介入なしに引き出せる比率(デリンク割合)は30%に過ぎません。

さらに、中国との通貨スワップについては、人民元が国際的に使い物にならない通貨であるため(『米財務省、中国を為替操作国に認定』等参照)、危機の際に役立つスワップであるとも思えませんし、また、中国人民銀行側は「韓国とスワップを更新した」とはヒトコトも述べていません。

米財務省、中国を為替操作国に認定

つまり、韓国のスワップはいずれもハリボテではないかという仮説が出て来るのです。

なぜ通貨スワップに狂喜乱舞したのか?

さて、『韓国の金融当局、日本の制裁を気にしはじめた?』を含め、当ウェブサイトでは何度か触れてきたとおり、実際に外国の金融機関が韓国の企業や銀行に貸している金額は、トータルで3000億ドルを少し超えるくらいです。

韓国の金融当局、日本の制裁を気にしはじめた?

こうしたなか、韓国銀行は外貨準備を4000億ドル少々保有していると述べているのですが、もしそれが事実なら、韓国に通貨危機は発生しないはずです。しかし、『矛盾が解消しない、韓国の外貨準備統計』でも述べたとおり、韓国の外貨準備については実在が怪しいという疑惑は解消しません。

矛盾が解消しない、韓国の外貨準備統計

さらに、韓国が過去に外国とスワップを締結した際、韓国銀行や韓国メディアがいちいち狂喜乱舞したことを思い出します(これについて当ウェブサイトで触れた通貨スワップや為替スワップに関する過去記事をいくつか紹介しておきたいと思います)。

豪ドル・スワップは「焼け石に水」(2017/02/09 08:30付 当ウェブサイトより)
インドネシアとのスワップに喜ぶ韓国(2017/03/07 08:00付 当ウェブサイトより)
【速報】聯合ニュース・中韓スワップ延長報道の真偽(2017/10/13 13:30付 当ウェブサイトより)
【速報】カナダ・韓国間の為替スワップは通貨スワップではない!(2017/11/16 13:00付 当ウェブサイトより)
日韓スワップ:スイスで韓銀総裁が日本に秋波(2018/02/26 00:00付 当ウェブサイトより)
【速報】やはり中国とのスワップは「為替スワップ」だった!(2018/10/26 21:30付 当ウェブサイトより)
日印通貨スワップ協定成立の意味と予想される某隣国の反応(2019/03/01 05:00付 当ウェブサイトより)
韓国とUAEが通貨スワップ協定が復活 「通貨危機遠のく」?(2019/04/14 12:00付 当ウェブサイトより)

結局のところ、韓国がいちいちスワップに過剰反応した理由は、韓国が「4000億ドルだ」と主張する外貨準備自体が「ハリボテ」であることを、何となく韓国自身が理解しているということではないかと思う次第なのです。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 椿三十郎 より:

    商売人から見ると2008年は世界不況でした。株式市場は目も当てらあれないのがありましたが、日本国内の金融は致命傷もなかったようです。しかしじわじわ来ました。不況なのでモノが売れないのです。結局日本も不況になりました。

    今回はアジア不況でしょうが、商売人的に言うと韓国がきちんとドル建てで商売しているかという事です。
    KRWでやってそうな気がします。そうなると一人負けになります。

    1. 惚け老人 より:

      椿三十郎様

      >韓国がきちんとドル建てで商売しているかという事です。
      KRWでやってそうな気がします。そうなると一人負けになります。

      このことはよく理解できないのですが、それはそれとして。この説明が正しいとした場合、支那がドル取引から元取引に移行している量が多いという話です。

      国際銀行間通信協会(SWIFT)は前週、国際決済で使用される通貨として人民元が8月に円を超えて第4位に浮上したことを明らかにしている。
      https://jp.reuters.com/article/yuan-third-most-popular-currency-on-ebs-idJPKCN0S82C220151014

      全貿易量に対する現決済貿易量の比率がわかりませんが、そうなると支那も一人負けの傾向になるのでしょうか。

      1. 椿三十郎 より:

        惚け老人殿

        私が関わった取引でSWIFTを利用したことはありません。
        ここは銀行に対して送金願を出す機関ですが、ここを利用する取引先に関してはロンダリングを疑ってしまいます。
        流通量が増えているのは確かでしょうが、仰る通り順位だけでは額が判りません。
        しかしUSDを使わない商売が増えていると考えられるので中国が守勢に回ったという印象は持ちます。

  2. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    日本は高度成長期の前から、昭和50年代までは輸出依存、いわゆる加工貿易の国だったと思います。その前の朝鮮特需も含めて、約30年間。その間に世界ナンバー2の地位を築いて、企業も国もタップリ潤いましたね。

    しかし韓国は74年間、一体何をしてたんでしょうか?勿論、朝鮮戦争の後、日韓基本条約以後が発展期成長期ですが、それでももう54年間。

    大した蓄えもせずに、あるだけ使うパッパラパーの民族としか思えないです。経済破綻IMF入り2回目なんて、恥ずかしくないか(大笑)?

    真面目に働いて明日は今日より良くしよう、少しずつ貯蓄もしよう、良くない事があれば改善する、それも我がごととして真摯に受け止め、努力する。そんな事な〜んにもせず、改竄だけ上手く纏める(笑)。

    私は経済の素人ですが、韓国の対日輸出は240億ドル、対日輸入は470億ドル、、中国や米国に比べたら全然少ない。日本から見たら別にどうでも良いような数字に見えますね。だって韓国から入れて欲しいモノ、無いし(爆笑)。

  3. 匿名 より:

    日本は助けない……
    本当にそうかな
    私はだいたいの点において今の安倍内閣を信頼していますが
    韓国に関してだけは一抹の不安があります
    今回の輸出許可も、実際韓国が勝利宣言しているように
    反日騒ぎが大きくなって沈静化を図ったという側面がまったくないと言えるでしょうか
    韓国を助ければ国民は不満でしょうけど、マスコミは一部を除いて諸手を挙げて歓迎するでしょう
    そう考えるとハードルもそんなに高くなく、外圧や何かの条件で助けてしまうのではないかと不安を感じてしまいます
    今回の輸出許可の件がなければ、そんな心配はしなかったんですけどね

    1. 匿名 より:

      今回の輸出許可は国内企業に関わりのある企業という話も聞いたことあります(すいません、裏は取れませんでした)。
      ですので今後を静観するにはまだ不安はないのではないかなと思いはします。
      ただ一抹の不安は消えないというのは理解できます。今後も注意深くみておかねばなりませんね。

  4. 丸に違い矢 より:

    日米の通貨スワップが無い事でしょうね。
    仮に日本が助け船を出すにしても、其れなりの理由が必要でしょうし何をするにも文在寅が公衆の面前で“日本に頭を下げる”ってのは避け難い条件でしょうから…
    其れに、文在寅政権になってから起きた事(レーダー照射問題・自称徴用工問題・自称慰安婦財団解散問題・天皇陛下への暴言問題・自称慰安婦像問題・在韓日本大使館の問題)の解決をしなければ助け船は出ないと為ると、時間的にも韓国人の“詰まらない自尊心”から履行出来るとは考えられないのです。

    つくづく、この国と関わるとロクな事になりません。
    多少は長く生きてますが、この国絡みの件で一度も良い事が有りません。
    そして、これからも無いでしょう。
    私は、対朝鮮半島の数々の事案に出会し絶望したのです。
    隣国は変える事は出来ないので“会えば挨拶をする”そんな仲で良いと考えて下ります。

  5. 昼 行燈 より:

    そうなんですよ。
    彼らには、見たくないものは、本当に見えなくなってしまうんです。
    そして、その見えないものに、思いきり躓いて、大怪我をするんです。
    いつものことなんですが……🤗

  6. だんな より:

    2008年危機と違う事でもう一つ重要なのが、中国の景気が悪化しているということです。
    韓国経済は、日本からのスワップのみならずアメリカとのスワップにより、通貨安は致命傷とならず、中国政府の巨大な投資のおこぼれに預かって、景気が回復しました。
    後は、日本が助けないだけでなく、日米で助けない状況ということだと思います。
    世界経済の三大大国のおかげで、助かったのが、それが全て無くなるという、最悪の事態だと思います。

  7. 匿名 より:

    10年スパンで国が死にそうになってるんでしたっけ?
    IMFが助けたときは約束を半分も守らなかったと記憶してます。

    1. 惚け老人 より:

      2019/08/12 at 19:22投稿の匿名様

      >IMFが助けたときは約束を半分も守らなかったと記憶してます。

       完済はしたようですが、約束を半分も守らなかったとすると今回はIMFの救済はなしと言うことでしょうかね。

       そうなるといよいよ焦土化決定でしょうかね。でも、他国から侵略されるわけではないから難民は出ないでしょう。

      1. 匿名 より:

        アルゼンチンの通貨と株価が悲惨なことに
        次は韓国かも

  8. 自転車の修理ばかりしている より:

    前回の経験から韓国ではIMFの管理下に入ることを恐れているようですが、まずIMFが支援する気があるのかを心配した方がいいのではないでしょうか。2008年当時最後まで支援した日本を最初に逃げたと誹謗し、IMFを死神呼ばわりしておいて、また助けてくれると思うのは、普通のプライドのある国ならあり得ませんが、まあ韓国ですからね・・・

    もしIMFが寛大にも支援してくれたとしても、それは緊縮財政の強制に他ならないでしょう。国家予算の支出にバッサリ大鉈をふるうことになります。つまり、照明を消して回る電気管理技士や、無職の大学卒業生に配られる給与などは、最初に切られることになります。色々な人気取り手当てが消えてしまいます。
    その結果は、平和裏に事態が進んだとしてロウソク革命、下手をすると軍事クーデター、もっと火病ると内線かもしれません。

    であれば、韓国政府はデフォルトできません。ハゲタカにむしられようと、日本の銀行が貸しはがししようと、耐えるしかありません。みずほ、三菱UFJ、これがラストチャンスかもしれませんよ。

  9. 椿三十郎 より:

    民間企業が立て直しのため融資を申し込むと、本日ただいまの帳面と実残高の調べから始まり、現金は帳簿と今ある現金、在庫数と棚札、人員の在籍確認などから始まる徹底した調査があります。

    国も同じでしょう。韓国にとって恥ずかしい契約があったり辻褄が合わないと追及されます。
    IMFはまず、現状の確認を行い、原因を追究し、失敗した施策の具体例を明示し公開、その責任と所属を開示し、原因の特定を完了するでしょう。

    その後再生可能かどうかを協議し、再生可能な場合は融資に向けて再協議するでしょうが、ここで国内法や国際法違反の場合があるとややこしくなります。関与者の検挙は最低条件でしょう。
    再発防止策と、IMFが出した再建策の実施プランを保証することが貸し出し条件となるでしょう。

    IMFは韓国に財政拡大を勧告してました。
     https://www.recordchina.co.jp/b692105-s0-c20-d0058.html
      経済無能であったことがバレます。

    IMFは賃金アップについても時期尚早と警告
     https://japanese.joins.com/article/365/253365.html
      公約がアホだったという事です。

    よって財政が破綻した場合でも今の韓国政府がIMFにすがるかどうかは五分五分ではないかと思います。

  10. 関西人 より:

    えっ?デフォルト?
    日本がいつもなように助けてくれるから大丈夫!

    だって、ずっと助けてくれたでしょ。
    それだけ、日本にとって韓国は大切な唯一無二の隣国ですから。

    本気で上記のように思ってると思うんですよね。

  11. 山嵜邦弘 より:

     いつも、大事な情報を有り難うございます。

     お願いなんですが、ネット番組のサイトで、下記のようなことが発言されています。
     『https://blog.goo.ne.jp/chokichokichokkin/e/c9ac26b6435e333b974834280074fcc4』
     『文化人放送局-スペシャル 怒れるスリーメン-拡大スペシャル-韓国経済の行き着く先は』というテーマでの会話からの抜粋です。

    (渡邊哲也氏)
     2008年の時はですね、リーマンがあった後ですね、大規模なキャピタルフライトが起きて、韓国企業がかなりドルで借りてたんですね。外貨で。
     外貨で借りたモノは外貨で返さなくちゃならない。で、借り換えが出来ない状況になっちゃいましてね、外国も厳しいですから。どこの銀行も。ドルと借り換え出来なくなって、通貨危機状態になった。
     その時に李明博が、当時の麻生総理ですね、に電話をかけてきて、もう2度と慰安婦問題とか徴用工問題とかそういう事に触れないと。

    (加藤清隆氏)
     言ってましたよねぇ、あの当時

    (渡邊哲也氏)
     言って、どうしても助けてくれと泣きつかれてですね、日本からスワップを出すし、アメリカ側からも、そのスワップを引き出してあげたんですね。間に入る形で。
     その時に、その翌年ですね。麻生政権が崩壊し、結果的に瓦解した後にですね、掌を返して、竹島には上陸するわ、再び慰安婦問題を国際社会の土壌に乗せるわという事をやったワケです。
     (抜粋及び文字起こし終わり)

     非常に興味深い内容なので、ネットでこのような事実があったのかを調べてみましたが、見つけ出すことが出来ませんでした。

     『政治経済評論』さんの幅広い知識で、この事実があったことが確認できるなら、是非とも、是非とも、オープンにしていただきたく、お願いする次第であります。
     宜しくお願いいたします。 

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

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