X

GSOMIA破棄に半数近くが賛同 無責任国家の現実逃避

北朝鮮が国連安保理決議に違反して試射した新型の短距離弾道ミサイルは、実戦配備間近だとの分析も出ていますが、米国のマーク・T・エスパー国防長官らはこれを咎めず、静観する姿勢を見せているようです。こうしたなか、驚くことに、いわゆる「ホワイト国リスト」からの韓国除外への対抗措置として、韓国側では日韓GSOMIA破棄への賛同意見が半数近くに達しているようです。まさに、自国にとっての真の脅威である北朝鮮から目をそらし、自国に何ら脅威をもたらさない日本を敵視する無責任な韓国という国の現実逃避の真髄を見る気がします。

韓国を見捨てる米国

エスパー長官「北の短距離ミサイルは静観」

昨日、『韓国紙「エスパー長官が韓日に葛藤解決要求」に2つのウソ』のなかで、米国のマーク・T・エスパー国防長官が日本に向けて移動している最中に行われた記者会見についての話題を紹介しました。該当するリンクは、次のとおりです。

Media Availability by Secretary Esper En Route to Tokyo

First good few days, and — in Australia and — and New Zealand.  I think I often just (inaudible) since I had a chance in each country to meet with my counterpart and fellow defense minister and I had a chance to meet with the foreign ministers, and I had a chance to even meet with — or chat with the prime ministers of each country.  So very good — very good in that regard.

(後略)

(2019/08/06付 米国防総省HPより)

このなかで、個人的に非常に気になっていながら、昨日は紹介しなかった下りがあります。それが次のものです。

Q:  As we were taking off, North Korea launched a — just a couple more projectiles.  And do you — do you have an update on what those were?  Were they short-range?

But more broadly, is it sort of the policy now do nothing and to allow them to do these short-range missiles, or is there going to be some sort of consequences if they, sort of, go beyond short-range?

SEC. ESPER:  My understanding is they are short-range ballistic missiles.

I wouldn’t say we don’t do anything.  We monitor these very close, and we make sure we understand what they’re doing.  We try to understand why.

But again, I think the key is to keep the door open for diplomacy.  The president had a good meeting last month or so with — with — with President Kim Jong-un.  And we’re not going to overreact to these, but we monitor and we watch them closely, and we’re — we’re cognizant of what’s happening.

簡単にいえば、記者から「北朝鮮がミサイルを発射しましたが、これについて長官はどうお考えですか?」と尋ねられ、エスパー長官は

それはあくまでも短距離ミサイルであり、何もしないで放置するというわけではなく、緊密に監視したいとは思っているが、ドナルド・J・トランプ大統領は金正恩大統領(※原文ママ)と良い会合を持ったことでもあるので、我々はこれに大げさに反応することはしない

と答えた、ということです。

北朝鮮のイスカンデル型ミサイルは実用段階直前?

このあたり、今年5月に北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射したときのドナルド・J・トランプ米大統領の反応とそっくりです。トランプ氏は北朝鮮が5月初旬に短距離ミサイルを発射した際、当初は基本的に無視しました(『トランプ氏「ミサイルに反応せず」 瀬戸際外交には無視も有効』参照)。

その後、5月26日になって、トランプ氏は自身のツイッター・アカウントで北朝鮮のミサイル発射に言及し、「私は金委員長(※)のことを信頼している」と述べています(※「金委員長」とは北朝鮮の独裁者である金正恩(きん・しょうおん)のこと)。

こうした伏線があったため、私などはエスパー氏の記者会見録を読んでいたときに、この「短距離ミサイルに過度に反応しない」と述べたくだりを思わず読み飛ばしてしまっていたのですが、よく考えてみれば、これは凄い話です。

ここで、次の『聯合ニュース』(日本語版)の報道を読んでおきましょう。

首都圏上空横切る大胆な試射 北朝鮮新型ミサイルは戦力化最終段階か(2019.08.07 14:10付 聯合ニュース日本語版より)

これによれば、北朝鮮が6日に発射した「新型戦術誘導弾」の写真を、北朝鮮メディアが7日に発表。

聯合ニュースによれば、発射された「新型戦術誘導弾」の写真を発表。

これによると、この「新型戦術誘導弾」の外形は5月4日、9日、7月25日に発射した「KN23」、つまりロシア製「イスカンデル」の北朝鮮版と呼ばれているミサイル同じであると確認されたのだとか。

ちなみに聯合ニュースによると、発射されたミサイルの飛距離は450キロメートルで、平壌(へいじょう)上空などを横切り、日本海上に設定された目標の島を精密に打撃した、としており、いわば、この新型ミサイルは戦力化に向けた最終段階に到達している格好だとしています。

この報道が事実であれば、北朝鮮は明らかに韓国全土(と日本列島の一部)を射程に入れたミサイルの実用化を視野に入れているということです。

米国は韓国を見捨てるのか?

米韓同盟に基づくならば、いまや韓国全土が北朝鮮のミサイルの脅威にさらされているわけですから、米国としては同盟国である韓国を守るために、北朝鮮のミサイル発射について、何かヒトコトでもコメントすべきではないかと思います。

それにも関わらず、米国は北朝鮮による度重なる弾道ミサイルの発射は国連安保理制裁決議違反だと考えている一方で、トランプ大統領、エスパー長官らは、「短距離ミサイル」である限り、これを静観する構えを見せています。

同盟国なのに米国が韓国を守ってくれないというのも不思議な話です。

ただ、冷静になって考えてみたら、米韓同盟の悪化は文在寅(ぶん・ざいいん)政権以来、ずっと続いており、3つの大規模な米韓合同軍事演習(毎年3月のフォールイーグルとキーリゾルブ、毎年8月のフリーダムガーディアン)がすべて中止されるなど、いまや米韓間の軍事協力は風前のともしびです。

さらに、米韓両国は今年6月、米韓の新しい連合軍司令部をソウル市南方60キロの地点にある平沢(へいたく)の米軍基地「キャンプ・ハンフリーズ」に移転させることで合意しました(『米韓未来連合司令部の創設と「米韓同盟消滅」の足音』参照)。

これにより、米軍は基本的に軍事境界線より大幅に南方に撤退した格好となっています。

私などは「次に北朝鮮が南侵してきたときには、ソウル市を横切る漢江(かんこう)を防衛ラインとし、北部を切り捨てるつもりなのではないか」と思ってしまいます。

敵味方を判別できない国

日韓GSOMIA破棄に半数近くが賛成

以上の状況を踏まえるならば、現在の韓国がやらねばならないことは、とにかく「北朝鮮」という脅威に全力で備えることであるはずです。

ただ、もともと「親北派」として知られる文在寅大統領自身が、こうした北朝鮮の動きに対し、何も準備している様子が見られないこともさることながら、昨日はさらに驚くべきニュースがありました。

韓国の世論調査、日韓軍事情報包括保護協定破棄賛成47.7%…反対39.3%(2019年08月07日15時33分付 中央日報日本語版より)

世論調査会社「リアルメーター」の調査によれば、日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)の破棄を巡って、賛成が47.7%、反対が39.3%(わからない・無回答が13.0%)だったのだそうです(調査対象は韓国の19歳以上の成人502人)。

これは恐るべき話です。

安倍政権下で2016年11月23日に稲田朋美防衛大臣(当時)が署名に漕ぎ着けた協定であり、いわば米国を頂点とした、事実上の「日米韓3ヵ国軍事同盟」を機能させる協定の1つです(※といっても、日韓間に軍事同盟は存在しませんが…)。

これを破棄することは、日本との関係のみならず、米国との関係を決定的に損ねることになりかねません(『「日韓GSOMIA破棄検討」?それカードやない、地雷や!』参照)。

いうまでもなく、韓国にとっての本当の意味での「目前に差し迫った敵対国」とは、日本ではなく、北朝鮮です。「北朝鮮」という自国にとっての最大の脅威に「見えないフリ」をしながら、自国にとって何ら脅威をもたらさない日本に対して敵対心を持つという韓国の姿勢は、どうにも理解に苦しみます。

なにより、真の脅威に備えようとせず、無害な相手と戦おうとする韓国の姿勢は世界の平和という観点からは無責任と言わざるを得ません。

余談:野田前首相は韓国にバカにされた人物

少しだけ余談です。

野田前首相の「功績」(?)といえば、2011年10月に、それまで合計130億ドル相当だった日韓通貨スワップの規模を、一気に700億ドルにまで拡大したことです。

ただ、そのことによって当時の李明博(り・めいはく)大統領は、同年12月に京都で行われた日韓首脳会談で慰安婦問題を蒸し返してきましたし、また、翌年8月には島根県竹島に不法上陸したり、天皇陛下(現在の上皇陛下)を侮辱する発言を行ったりしました。

いわば、「恩を仇で返された」格好ですね。

しかも、そもそも日韓GSOMIAは野田政権時代の2012年6月29日に署名式が行われるはずだったのに、1時間前になってドタキャンされたという「いわくつき」の協定でもありますが、野田前首相がいかに韓国から軽んぜられ、バカにされてきた人物であるか、という証拠だということもできるでしょう。

日韓GSOMIA、1年前は「ツートラックの象徴」

韓国で日韓GSOMIA破棄議論が高まる理由は、間違いなく、日本が韓国を輸出管理上のいわゆる「ホワイト国」から除外したことが影響しているのでしょう(昨日の政令・通達改正については『経産省の改正通達、「経済制裁」と呼べる代物ではないが…』あたりをご参照ください)。

ただ、日韓GSOMIAが破棄されれば、日本にとってはまた一歩、韓国との関係が後退することになりかねませんが、奇しくも当ウェブサイトではちょうど1年前、2018年8月8日付で、『堂々と「ツートラック外交」を主張する韓国メディアの不見識』という記事を掲載しました。

当時、当ウェブサイトでは次のように報告しました。

  • 朴槿恵(ぼく・きんけい)前政権末期ごろから日韓関係は急速に悪化し、現在、日本側は韓国を「基本的価値」も「戦略的利益」も共有しない、「重要でもない」隣国として位置付けている
  • つまり、日韓関係は瀕死の状態にあるのだが、その瀕死の状態にある日韓関係をつなぎとめる、数少ない貴重な協定の1つが、この日韓GSOMIAである

昨年の8月の時点で、すでに日韓関係は非常に悪化していたのですが、それでも当時、韓国メディア『中央日報』(日本語版)には、こんな記事が掲載されていました。

【グローバルアイ】韓日軍事情報保護協定が再延長か…ツートラックの希望(2018年08月07日09時01分付 中央日報日本語版より)

中央日報は日韓GSOMIAの延長を巡り、

  • 当初から協定の延長を望んでいた日本だけでなく、韓国政府内部の雰囲気も『有用な側面がある』として共感しているというのが両国消息筋の言葉だ
  • すでに韓国が『このまま行く』という雰囲気を日本に知らせたという話まで出ている

などと報じていたのですが、実際にその後、日韓GSOMIAは自動延長されました。

なお、中央日報はこの記事の末尾で

  • 多くの悪条件を突破してGSOMIAが再度延長されれば、『歴史問題と未来志向的協力を分離して扱う』という文大統領発言の本気度は相対的にさらに強く刻印されることになる
  • 誰も実践できなかった『実用的なツートラック対日外交』、進んだことのないその道の出発点に文大統領が立つことができるかもしれない

と述べているのですが、この「実用的なツートラック対日外交」という表現に対し、日本国民の1人としては苛立ちを禁じ得ません。というのも、「韓国は日韓関係から生じる義務は履行しないが、権利は主張するよ」、という意味にも取れるからです。

ただ、昨年の時点では、このGSOMIAが韓国国内でも「ツートラックの象徴」という形ではあるものの、いちおう「韓国にとっても必要な協定だ」と認識されていたことは間違いありません。

加害者が被害者を装う

それがどうして1年で「GSOMIA破棄論」がここまで強まっているのでしょうか。

このあたり、私たち日本国民にとってはどうも理解に苦しみます。

昨年8月と比べて、日韓関係はさらに悪化したのですが、その主な要因はすべて韓国側から一方的に出て来ていたからです。

まず、9月から10月にかけて「旭日旗騒動」が発生しました。

これは、韓国政府が日本の自衛艦に艦旗(旭日旗)を掲揚しないように要求したことを契機に、10月11日に韓国・済州島の海軍基地沖で行われた国際観艦式に日本の自衛艦が参加を見送った事件『旭日旗騒動と観艦式の振り返り「全世界に恥をさらした韓国」』参照)です。

韓国人の「旭日旗ヘイト」は常軌を逸しており、その後も米ロサンゼルスでは、在米韓国人ないし韓国系市民らの圧力で、学校の壁画に描かれた絵柄を塗り潰させるという事件も発生しています(『LAの学校の壁画が修正へ 被害者でなく加害者としての韓国』参照)。

ただ、この「旭日旗騒動」は単なる序章であり、10月30日には新日鐵住金(現・日本製鉄)に対し、自称元徴用工らへの損害賠償を命じるという、きわめて非常識かつ国際法違反の大法院(※最高裁に相当)の判決が下りました。

日韓関係はこの自称元徴用工判決を契機に、法的基盤が覆されそうになっていて、だからこそ日本政府としても一歩も譲れない状態にあるのですが、問題はそれだけではありません。

日本政府は平和的、紳士的かつ穏便に、日韓請求権協定という国際条約を守りながら、問題の解決に向けて努力して来たのですが、韓国側は外交的協議、仲裁手続、第三国仲裁などの手続をことごとく無視しています(『「河野太郎、キレる!」新たな河野談話と日韓関係』参照)。

さらには「慰安婦財団」は韓国政府が一方的に解散してしまいましたし(『今これをやるか!? 慰安婦財団解散の衝撃』)、国会議長による上皇陛下侮辱、レーダー照射事件など、日韓関係を破壊するような動きが常に韓国側から出て来ていることは、いくら強調してもし過ぎではないでしょう。

韓国は普段から、ときとしてウソ・捏造も交えつつ、「自分たちは被害者だ」と強調しているのですが、この1年間の動きを見れば、間違いなく韓国こそが加害者であり、日本こそが被害者であることは明白でしょう。

破棄するなよ、破棄するなよ…

ただし、韓国が日本に対する加害者であることは事実ですが、日本は「被害者ビジネス」をするほど浅ましい国ではありません。粛々と、日本としてできることをやるだけの話です。

もちろん、日韓GSOMIAが破棄されてしまえば、「日米韓3ヵ国連携」の仕組みがますます機能不全に陥りますし、日本としては今この瞬間、日韓関係が断交に至ってしまえば、防衛体制の再構築などは間に合いません。

このため、正直、日本としては現段階で日韓GSOMIAが破棄されるのは困りものだ、というのが実情に近いでしょう。

しかし、指摘するまでもないかもしれませんが、万が一、日韓GSOMIAが韓国の側から破棄されてしまった場合、本当に困るのは、日韓のうちのいずれであるかについては明白です。

何度か報告してきたとおり、日韓関係は「日米韓3ヵ国連携」の従属変数に過ぎず、韓国側から見れば、「日・米・韓」は真珠の首飾りのごとく数珠つなぎになっているのです。どこか1ヵ所を断ち切れば、すべてバラバラになってしまうのは自明の理でしょう。

一方で、安倍晋三総理大臣は2012年12月に再登板して以来、一貫して、米国との関係の強化に動いて来ました。その結果、いまや日米両国を基軸として、「日米韓」だけでなく、「日米印」「日米豪」「日米英」「日米印」など、さまざまな「真珠の首飾り」が出来上がっています。

日韓関係が断ち切られたとしても、それに伴いバラバラになるのは「日米韓3ヵ国連携」であって、日本にとってはほかの首飾りがしっかりと機能しているため、日米関係が断ち切られることはありません。

いや、むしろ安倍総理の目的は、日韓断交という最悪の状態に陥ったとしても、米国との関係をしっかりと維持することで、日本の国防体制に穴を開けないようにすることにある、と見るのが正解ではないかと思うのです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ちなみに私自身、「ウェブ評論家」としての希望的観測を申し上げるならば、今年に関しては、さすがに韓国が日韓GSOMIAを破棄することはないと思いたいところです。

しかし、現在の韓国は私たち日本の想定の「ナナメウエ」を行く国になってしまっています。とりあえず、8月15日に文在寅大統領がどんな「光復節記念妄言」を繰り出して来るのかが気になるところですし、また、その直後に到来するGSOMIA破棄通告期限にも注目する価値がありそうです。

新宿会計士:

View Comments (36)

  • >この「実用的なツートラック対日外交」という表現に対し、日本国民の1人としては苛立ちを禁じ得ません。というのも、「韓国は日韓関係から生じる義務は履行しないが、権利は主張するよ」、という意味にも取れるからです。

    私には、「経済面では金銭的技術的支援を、歴史面では謝罪と賠償を得る」という二重取りを目的としたタカリ外交の真髄に思えます(笑)

  • 時事通信が件の世論調査の詳細を伝えています。

    調査によると、文在寅大統領を支える革新系の与党「共に民主党」の
    支持者のうち、破棄賛成が70.8%、反対15.6%。一方、
    保守系の最大野党「自由韓国党」支持者では賛成14.6%、
    反対76.5%で、与野党の支持者の間で延長の是非をめぐる意識の
    ずれが鮮明になった。
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080700407&g=int

    支持層をつなぎとめるためには「破棄」しかなさそう。
    それは韓国国内の分裂・抗争を一層激化させるでしょう。

  • 連投で失礼します。速報です。

    韓国向け半導体材料輸出、1件許可 政府、管理対象の拡大検討
    https://www.sankei.com/politics/news/190808/plt1908080005-n1.html

    政府は7月4日以降、半導体材料の3品目に関し、韓国への輸出手続きを厳格化
    している。厳格化後に輸出の許可申請があった韓国企業向けの契約1件について、
    政府は8月7日付で許可した。品目は半導体の基板に塗る感光剤の「レジスト」
    という。
     「審査の結果、軍事転用などの懸念がなければ輸出は許可する」との方針を
    政府は示しており、今回、輸出を許可したことで、韓国が主張する「禁輸措置」
    には当たらないことを示した形だ。
     政府は今後も、審査を通過した取引には輸出許可を出す一方、韓国に関する
    輸出管理をめぐって、新たに不適切な事案が判明した場合には、個別許可申請
    の対象品目を3品目以外にも拡大していく方針だ。

    • 清書して再投稿します。

      韓国向け半導体材料輸出、1件許可 政府、管理対象の拡大検討
      https://www.sankei.com/politics/news/190808/plt1908080005-n1.html

      政府は7月4日以降、半導体材料の3品目に関し、韓国への輸出手続きを
      厳格化している。厳格化後に輸出の許可申請があった韓国企業向けの契約
      1件について、政府は8月7日付で許可した。品目は半導体の基板に塗る
      感光剤の「レジスト」という。
       「審査の結果、軍事転用などの懸念がなければ輸出は許可する」との
      方針を政府は示しており、今回、輸出を許可したことで、韓国が主張する
      「禁輸措置」には当たらないことを示した形だ。
       政府は今後も、審査を通過した取引には輸出許可を出す一方、韓国に
      関する輸出管理をめぐって、新たに不適切な事案が判明した場合には、
      個別許可申請の対象品目を3品目以外にも拡大していく方針だ。

    • 韓国人は「反対運動をしたから日本は許可せざるを得なかったのだろう。」と勢いづくかもしれませんね。

      • 既にKJ Club(日韓交流掲示板)では、「日本がしっぽを
        下げた」と言ってる韓国人がいました(笑)。

        しかし今後「不許可」の事例が出たり、品目が拡大されたら
        どうかな?

        特にフッ化水素はサムソン、SKともに自社中国工場への
        横流し疑惑がありますからね。簡単に許可は出ない可能性が
        あります。そしたらまた大騒ぎでしょう。

        • レジスト一件日本企業向け
          これで勝利宣言できる韓国人の単純さがある意味うらやましい

  • >敵味方を判別できない国

    日本も他国を笑えませんし、偏向報道がまかり通っていると国民は正常な判断などできないと思います。
    (沖縄の某新聞とかATMとか共同なんちゃらとかとか)

    が、韓国政府をはじめ、でたらめな報道など日本への言い掛かりを取りこぼさず問題視して反論しない限り両国民は現状を理解できないでしょう・・・けど

    それって正に『朝鮮スタイル』な品位なので想像しただけで吐き気がします。

    どうせ理路整然な反論をしたところで無意味でしょうから・・・と

    正当な手続きなら越えられるハードルを正当な手段で設置し続けて徐々に距離を空けていく安倍政権の手法は見事だと思います。

    • GSOMIAの破棄などについては、「情緒」なる不確かな物で決定する可能性があるだけで狂っているとしか言いようが無いですよね。

      「必要か」「不要か」を専門的な視点から具体的な内容に触れて論じるべきであって、感情で判断すべきではない事柄のはずです。

      感情的な面からだけで国民の賛否を問う時点でおかしいと言わざるを得ません。

      もちろん、日本に於いても同様です。
      米軍が「必要か」「不要か」
      沖縄に「必要か」「不要か」

      結論ありきの扇動報道に目を光らせていかなければなりませんね。

  • 韓国が、敵と味方の区別が出来ない国と言うのは、彼らが場当たり的で、その場その場で敵味方の区別をしている部分が有ると思います。
    また、韓国は、日米を対等な立場で味方とは考えておらず、道徳的に韓国が上なので、韓国に尽くすのが、当たり前と考えている部分が有るのでしょう。
    GSOMIAの破棄に付いては、日本に対抗カードが無く出てきたものですが、政府高官が検討することを公言しており、世論の支持が有るとなると、誰が止められるのでしょうかね。
    最悪の時に最悪の判断をする国ですから、私は破棄してくる可能性の方が高いと思います。
    当然、日本のせいニダで。

    • >また、韓国は、日米を対等な立場で味方とは考えておらず、道徳的に韓国が上なので、韓国に尽くすのが、当たり前と考えている部分が有るのでしょう。

      ・アメリカは南北分断の原因を作ったチンピラ国だ!(主に反米派・従北派)
      ・日本は我々の国を侵略した戦犯国だ!(半数以上の国民)

      日本に対しては河野談話以降、道徳的優位で真上から目線になりましたが、アメリカに対しては文政権以降、特に北が核を完成させてから強気な態度を取るようになった気がします。
      その一方で、傾北し社会主義化する政権に異を唱えながらもただ傍観し、国外へ脱出することばかり考える国民が一番問題ではないかと思うのですけどねェ。なのに日本と一度戦争しようという勇ましい言葉は一体どこから来るのでしょうか(笑)

  • 朝早くから更新ありがとうございます。

    いつも上から目線で日本にツートラックだの、道徳的には韓国が勝るなど、日本人の苛立ちを加速させる韓国ですが、いずれ遅くても来年にはGSOMIAの首飾りはほつれてしまうでしょう。断ち切るのは韓国です。

    今年は継続してほしいというのを私も思っています。しかし、どうせ情報は北、中にダダ漏れ。肝心なトップシークレット案件は日米だけで共有する以外ありません。だって皆様ご存知の通り、裏切り者、コウモリですから。

    北朝鮮が飛距離600km程度の「イスカンダル」改をぶっ放すのは何処に圧力をかけているのか。まさか、分からない文大統領ではないでしょう。(むしろ拍手してんのか?)(笑)

    親北朝鮮の文政権はもうなんでもOK!それこそ「国を破格値で売る」つもりです。GSOMIAは日本にも無くてはならない締結ですが、辞めたいとしつこい、嘘ツキ、敵とズブズブなら破棄も仕方ない。

    日本は日米豪、日米台、日米印などと北部九州、長崎、山陰、北陸、東北辺りに監視レーダーサイト(照準は済州島、釜山、京城、38度線、平壌)と、ミサイルの増設ですね。

  • 初めてこのサイトにコメントします
    韓国が軍事協定を破棄した場合、米国からの投資家からの資産が一気に去っていく予感しかしないのですが、かの国には判断することができないのでしょうね。
    自分たちが正しいと思っていることは大変結構ですが、痛いしっぺ返しを食らうと思います。
    韓国の大統領がメディア、司法、立法を抑えているなら軍事協定破棄の検討に入った時点で韓国世論を掌握し、破棄案を可決するんじゃないですかね。
    日本が助けなければ傍観するだけですが。

  • 勝手に盲の軍隊になってしまえ。🐧

    ちょうど、フォークランドでのロイヤルマリーンとロイヤルネービー位の状況になるのかな?🐧

    陸軍の戦域はもっと広く、全域が戦術核の驚異に曝されて、まともに作戦も立てられない。🐧

    兵隊さんは今からコンパス行進の練習でもしとけ。🐧

    どうせ、出来ないんだろ。🐧

  • いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。

    管理人様>ただ、昨年の時点では、このGSOMIAが韓国国内でも「ツートラックの象徴」という形ではあるものの、いちおう「韓国にとっても必要な協定だ」と認識されていたことは間違いありません。

    当方が思うに韓国は今や公式情報操作国なのですよね(笑)。

    「ワントラックの象徴」として公式情報操作をやめない限り、あらゆる交渉は受付ない。

    此れで良いのでは?
    輸出入申請も入出国許可も何もかも。

    フェアな立場にお互い立ちましょう。

    日本政府が取るべき政策はワントラック政策を公言し粛々とした対応を行う事ではないでしょうか(笑)。

    以上です。駄文失礼しました。

  • 更新ありがとうございます。

    韓国の大衆の意思がGSOMIA破棄ならば、韓国政府は喜んで破棄に邁進するでしょう。
    韓国政府は日本の経済制裁が~、国民が望んだ事で政府は被害者ニダ―と責任転嫁するでしょうが、
    勝手にやらせればいいと思います。
    トランプ政権にとっては、元々GSOMIA自体がオバマ時代の遺産でありこの有事に一切役に立たない代物として米国民主党に打撃を与えますし、韓国よりの世論を在韓米軍撤退の方向に導けます。
    また北朝鮮もGSOMIA破棄せよで短距離ミサイル発射してますから、韓国によるGSOMIA破棄は北朝鮮側の主張にそった実行結果と誤解し、韓国の傀儡化(白丁化)の為の更なる要求が上がり始めるだけの話ではないかと思います。

1 2