配信日時:2024/02/28 07:00 新宿会計士 マスメディア論最新版「日本の広告費」から見える新聞・テレビの危機 新聞・テレビ業界は「広告費」という観点からも、まさに危機的状況に突入しつつあることは間違いないと結論付けてよさそうです。株式会社電通が27日に公表した『2023年日本の広告費』というレポートのデータによれば、マスコミ4媒 […]
配信日時:2024/02/03 05:00 新宿会計士 マスメディア論日経ですら苦戦か…新聞の「電子媒体化」が難しい現状 経済ジャーナリストの磯山友幸氏によると、デジタル版が「成功している」といわれている日経新聞でさえ、電子版は100万契約に過ぎないのだそうです。そういえば、株式会社朝日新聞社が公表している『朝日新聞メディア指標』でも、朝デ […]
配信日時:2024/02/02 12:00 新宿会計士 マスメディア論長寿TV番組レギュラー放送終了が象徴する広告主離れ テレビ業界について論じる際は、「テレビ番組が好きか、嫌いか」という論点よりも、現実問題として、テレビ業界から広告主が徐々に離れていき、テレビ業界にとっての収益基盤が絶賛崩壊中である、という点に注目する価値があるのかもしれ […]
配信日時:2024/01/05 05:00 新宿会計士 マスメディア論地震や航空機事故の報道でわかる「新聞が廃れる理由」 当ウェブサイトでは年初から「日本全体の新聞部数が激減している」という話題を取り上げたばかりであり、その理由のひとつとして「日本のメディアの報道のクオリティが低すぎる」という可能性を示したところです。どうもこの可能性は、間 […]
配信日時:2024/01/01 05:00 新宿会計士 マスメディア論「新聞がなくなったら社会に莫大な利益」とする考え方 新年明けましておめでとうございます。早速ですが、本稿では日本新聞協会が昨年公表した2023年時点における新聞部数データを改めてじっくりと眺め、新聞業界の今年がどうなるかについて考えてみたいと思います。部数についてはとくに […]
配信日時:2023/12/25 05:00 新宿会計士 マスメディア論データで見る「新聞部数放物線」 自宅から数キロという、都会人にとってはとてつもなく遠い距離にある図書館で、グウと寝ているオジサンやオンラインゲーム(?)に興じているオジサンに挟まれながら紙媒体の冊子をペラペラめくり、手作業でデータを入力した成果はありま […]
配信日時:2023/12/23 05:00 新宿会計士 マスメディア論大倒産時代の制作会社こそネットという新天地を目指せ 「未来がない」という意味では、新聞業界だけでなく、テレビ業界にも同じことがいえます。テレビ業界は現在、視聴者離れ、スポンサー離れ、そしてクリエイター離れという三重苦に直面しているのですが、こうしたなかで気になるのは、テレ […]
配信日時:2023/12/16 05:00 新宿会計士 国内政治「自民裏金」を追及の立憲民主党・安住氏のブーメラン 立憲民主党が14日、「自民党派閥裏金調査チーム」の第1回会合を国会内で開催。冒頭であいさつにたった安住淳・立民国対委員長は「国民の怒りは頂点に達している」などとしたうえで、この問題を追及する意欲を示したようですが、そのロ […]
配信日時:2023/11/13 12:00 新宿会計士 マスメディア論却ってマスコミ自身のクビを絞める「ネット配信規制」 時事通信が12日付で配信した記事によれば、カナダ、豪州、欧州連合(EU)などで、大手のSNSや検索エンジンに対し、報道機関の記事を引用する際の記事対価の見直しが相次いでいるのだそうです。こうした動きは一時的にマスコミ各社 […]
配信日時:2023/11/10 05:00 新宿会計士 マスメディア論テレビ業界の下請け業者は座して死を待つ必要などない 東京商工リサーチ(TSR)のレポートによると、2023年に入ってから9月までで、テレビ番組制作会社の倒産が14件と、すでに10年来で最高となってしまったのだそうです。ただ、冷静に考えていくと、テレビ業界に未来がないことに […]
配信日時:2023/10/12 11:00 新宿会計士 マスメディア論新聞部数が急減するなかで地方紙も「値上げラッシュ」 地方紙を中心に値上げラッシュが生じてきました。しかも興味深いことに、多くの地方紙は値上げ後の朝刊の月ぎめ購読料を3,900円で横並びとしています。地域によって、あるいは社によって、経営状況はさまざまであるはずなのに、なぜ […]
配信日時:2023/07/21 05:00 新宿会計士 マスメディア論全年代ネットが初めてオールドメディア超え=利用時間 ついに全年代で、テレビ、新聞、ラジオという「オールドメディア」の総利用時間が、ネット利用時間に抜かれました。総務省が『令和5年版情報通信白書』本体に先行して公表したデータによれば、これによると平日のネット利用時間は175 […]
配信日時:2023/06/08 13:30 新宿会計士 マスメディア論民主主義に対する挑戦:新聞記者が国会議事進行妨害か 自民党の和田政宗参議院議員によると、参院法務委員会で入管法改正案を討論していた際、東京新聞の記者が何度も大声で言葉を発し、静粛な委員会進行を妨げるという事案が発生したそうです。新聞記者という「国民の代表」でも何でもない者 […]
配信日時:2023/05/06 05:00 新宿会計士 マスメディア論新聞値上げ、実は「戦略的縮小」の布石だった可能性も 新聞業界の苦境はむしろ「値上げできない新聞社」に現れる とあるウェブサイトの報道によると、某大手新聞社が希望退職の募集などに踏み切った、などとあります。これについては情報が不完全であり、具体的な実施時期や条件などについて […]
配信日時:2023/04/12 08:00 新宿会計士 マスメディア論朝日新聞ウェブ会員は30万人:部数減少カバーできず 株式会社朝日新聞社が今年1月、朝刊部数と朝日新聞デジタルの購読者数を公表しています。これによると昨年12月時点のABC部数は383.8万部、朝デジの有料会員数は30.5万人だったそうですが、その一方、同社の有報データと突 […]
配信日時:2023/04/09 05:00 新宿会計士 マスメディア論値上げしたのに部数当たり売上高が減少した朝日新聞社 日本の新聞社は経営内容がベールに包まれているのですが、そのなかで例外的に財務情報を詳細に開示しているのが株式会社朝日新聞社です。株式会社朝日新聞社の過去17年分(ないし18年分)のデータを使って、新聞等事業のセグメント売 […]
配信日時:2023/02/13 05:00 新宿会計士 マスメディア論新聞絶滅の原因はスマホではなく新聞業界の自業自得だ 新聞部数の急減の原因はスマートフォンではない、などと主張する記事を発見しました。結論からいえば、スマートフォンの爆発的な普及は新聞業界の衰退の「きっかけ」に過ぎず、根本的な原因ではありません。もう少し正確に指摘しておくな […]
配信日時:2023/01/06 11:00 新宿会計士 マスメディア論Colabo問題で「偏向」しているのはメディアの側 新聞業界の滅亡は15年後よりも早まる…かも? メディア論から見た「Colabo問題」の本質とは、新聞、テレビを中心とするオールドメディアが、人々が知りたいと思っている情報を堂々と無視することがあるという事実が、一般の人々 […]
配信日時:2023/01/01 05:00 新宿会計士 マスメディア論数字で見る新聞業界の現状と未来 新聞の部数はこの20年余りで半分近くに減りました。当たり前です。紙媒体自体の不便さもさることながら、ネットの普及によりブログサイト、ウェブ評論サイトなどが無数に出現し始めたことで、新聞社が提供する情報の相対的な価値が極端 […]
配信日時:2022/12/26 12:00 新宿会計士 マスメディア論産経が「ツイート表示回数」で読売、朝日、毎日を圧倒 産経ニュースの圧勝です。ツイッター社による「インプレッション数」(ツイートが表示された回数)をツイートに表示するという仕様変更が実装されたことで、産経ニュースが発信するツイートの表示回数が読売新聞、朝日新聞、毎日新聞など […]
配信日時:2022/12/21 05:00 新宿会計士 マスメディア論「情報の双方向化」こそ、新聞が生き残れる数少ない道 新聞は10年後に1000万部を割り込むかもしれない 新聞業界を眺めていて不思議に思うのは、自社、あるいは自分たちの業界の不祥事に対し、あまりにも無頓着であること、そして読者コメントを受け付けない「言いっ放し」の姿勢です。 […]
配信日時:2022/11/30 12:00 新宿会計士 国内政治「国民民主党は野党なのに予算案に賛成した」=TBS 国民民主党が昨日、補正予算案に賛成したことを受け、TBSが「国民民主党は野党であるにもかかわらず、予算案に賛成し続けている」、「他の野党などからは『もはや与党』と批判する声があがっている」などと報じました。「野党は政府提 […]
配信日時:2022/11/03 05:00 新宿会計士 マスメディア論過去17年分の朝日新聞部数推移とその落ち込みの分析 先日、朝日新聞の部数が400万部を割り込んだとする報道を話題に取り上げたのですが、その後、とある読者の方から株式会社朝日新聞社の2006年度(=2007年3月期)以降の有報データをメールで送っていただきました。有難く使わ […]
配信日時:2022/08/06 09:00 新宿会計士 マスメディア論数字で見る:「既得権にしがみつく新聞業界の行く末」 このペースだと朝日新聞の部数は12年後にゼロになる 朝日新聞の部数の落ち込みに関するデータを眺めていて、ふと思いついたのが、「新聞業界全体と比べたらどうなるか」という論点です。これについて早速実施してみると、朝日新聞の部 […]
配信日時:2022/03/05 08:00 新宿会計士 マスメディア論新聞業界を支えてきたチラシ需要が、ついに崩れ始めた この20年あまりで新聞広告市場は3分の1に縮小する一方、新聞部数の減少にも歯止めがかかりません。こうしたなか、新聞販売を長年支えてきた「折込チラシ」自体が、存続をかけた危機的な状況に置かれているようです。なぜなら、新聞販 […]
配信日時:2022/02/11 05:00 新宿会計士 マスメディア論テレビ朝日の社長が「会社経費の私的使用」などで辞任 テレビ朝日の社長が経費の私的流用などを理由に辞任しました。ただ、普段、何らかの不祥事が発生した際に、徹底的に追い回すテレビ局のことですから、本件を巡ってもテレビ朝日さんには世間に向けて、是非とも徹底的な謝罪と説明を行って […]
配信日時:2022/01/21 05:00 新宿会計士 マスメディア論新聞は「正確・信頼性高い・中立公平」=日本新聞協会 日本新聞協会の調査によると、新聞の「信頼性と正確さは全メディアのなかでトップだった」――。何かの冗談でしょうか。実際、日本新聞協会の別の調査によれば、新聞の発行部数はつるべ落としのように減少し続けています。それに、新聞社 […]
配信日時:2022/01/11 05:00 新宿会計士 マスメディア論新聞社幹部「新聞には正確な情報源として需要がある」 新聞部数はこの20年あまりで約4割減少しましたが、それは新聞業界の自業自得、という側面が強いように思えてなりません。インターネットの出現によるテクノロジーの進化に取り残されただけでなく、記者クラブ制度だ、消費税の軽減税率 […]
配信日時:2021/02/24 12:00 新宿会計士 マスメディア論新聞業界の足元で新聞販売店従業員は20年間で4割減 少し古い話題で恐縮ですが、日本新聞協会の『新聞協会ニュース』というウェブサイトに、2月9日付で『販売所従業員数3.9%減 20年10月 26万1247人 販売委調べ』という記事が公表されていました。気になって調べてみると […]
配信日時:2020/05/16 05:00 新宿会計士 マスメディア論新聞崩壊?「押し紙」認めた判決契機に訴訟ラッシュも 昨日、地味ながらも非常に重要な判決が、佐賀地裁で下されました。『弁護士ドットコムニュース』によると、佐賀新聞の販売店の元店主が佐賀新聞社を相手取った訴訟で、裁判所は「押し紙」の存在を認定したからです。これがいったい何を意 […]
配信日時:2019/03/05 05:00 新宿会計士 マスメディア論企業経営から眺める新聞部数水増し疑惑と偏向報道の落とし前 先日の『埼玉県民様から:ことしも「日本の広告費2018」を読む』と『新聞衰退は自業自得 これからはウェブ言論繚乱の時代だ』を執筆した際に利用したデータを眺めていると、なかなか興味深いことに気付きます。それは、新聞業界が、 […]