配信日時:2024/04/17 05:00 新宿会計士 金融「日銀は円安止めるために金融緩和やめよ」論の間違い 国際収支のトリレンマを理解していない人が多いのは困りものです。というのも、「日銀は円安を止めるために金融緩和をやめるべきだ」、などとする記載を見かけることも多いからです。ただ、改めて指摘しておきますが、日銀の金融緩和は円 […]
配信日時:2024/02/28 12:00 新宿会計士 経済全般日経が「悪い円安論」から「良い円安論」に軌道修正か いわゆる「悪い円安論」の誤りについては当ウェブサイトでもこれまで指摘して来たつもりですが、ここにきて株価の上昇、企業業績の向上に加え、過去最高の第一次所得収支黒字など、「悪い円安論」の誤りを示す兆候がこれでもかというほど […]
配信日時:2022/12/06 08:00 新宿会計士 金融「悪い円安」が今年の流行語のトップテンに入っていた 当ウェブサイトではスルーしてしまっていましたが、先週は「流行語大賞」で「悪い円安」なるものがトップ10入りしていたようです。製造業の国内回帰の動きが相次ぐ一方、法人企業統計で製造業が過去最高益をたたき出した直後だけに、こ […]
配信日時:2022/12/03 12:00 新宿会計士 金融スリランカ、外貨準備に人民元スワップを計上していた 外貨不足のスリランカに対する国際通貨基金(IMF)の支援決定が遅れています。これについて日経は、IMFの担当者の「同国が救済措置の資格を得るための前提条件を満たせば理事会は早急に開かれる」とする発言を紹介していますが、裏 […]
配信日時:2022/08/23 12:00 新宿会計士 金融日本の金融機関「じわり足抜け」の韓国:通貨安の影響 韓国経済の本当のリスクは「外国金融機関がおカネの借り換え(ロール)に応じてくれないこと」にあります。こうしたなか、ここ数日、外為市場では韓国ウォンが「13年ぶりの安値水準」を試す展開が続いています。現在のところ、ウォン安 […]
配信日時:2022/08/22 12:00 新宿会計士 金融韓国でウォン安が進行:「通貨危機」の心配はないのか 韓国メディアの報道などに基づけば、韓国ウォンが本日、13年4ヵ月ぶりに1ドル=1330ウォンを超えました。今回のウォン安局面自体、韓国に対する先行き不安から生じたものというよりはむしろ、米国の利上げ観測などに基づくもので […]
配信日時:2022/05/20 10:00 新宿会計士 金融今年に入って「トリプル安」発生回数が増えた韓国市場 韓国市場でトリプル安が生じた回数を調べてみると、興味深いことが判明します。今年に入ってから、「トリプル安」の回数が、明らかに増えているのです。現在のところ、まだ「外資が韓国市場から引き上げる」という大々的な動きは見られま […]
配信日時:2022/04/13 12:00 新宿会計士 金融一帯一路で知られるスリランカが外貨建債務デフォルト スリランカが外貨建債務のデフォルトを余儀なくされるようです。コロナ禍にウクライナ戦争が決定打となった、というのが同国の説明だそうです。そのスリランカといえば、「一帯一路金融」という話題が出たときに、典型的な事例に挙げられ […]
配信日時:2019/05/15 11:00 新宿会計士 金融総論:なぜ通貨安は困るのか 外国から外貨を借りる国の悲哀 日本国内にいると、どうも新興市場諸国(EM)で自国通貨安に対する懸念というものが、肌感覚としては理解し辛いのが実情ではないかと思います。ただ、自国通貨が上昇しようが、下落しようが、それで国家が破綻することはないというのは […]
配信日時:2018/05/05 11:45 新宿会計士 時事【夕刊】マイナス金利の日本と通貨防衛のアルゼンチン アルゼンチンの中央銀行がベンチマーク金利を6.75%引き上げ、40%に設定したことが、市場関係者の間でちょっとした話題になっています。