配信日時:2024/03/22 05:00 新宿会計士 RMB国際送金通貨で日本円等躍進の一方「ユーロ一人負け」 ユーロ圏除外データだと日本円が3位に浮上! 世の中でSWIFTの国際送金ランキングに注目しているサイトはさほど多くないと思いますが、このランキングを眺めているだけでもさまざまな発見があります。こうしたなかでここ数ヵ月、な […]
配信日時:2023/12/13 17:00 新宿会計士 金融アルゼンチンで通貨半分以下に切下げ「ショック療法」 信じられない話ですが、アルゼンチンペソの公式レートは、2002年まで1ドル=1ペソでした。ところが、2002年に1ドル=2ペソに切り下がり、2015年には10ペソ台、18年には20ペソ台、21年11月には100ペソ台、今 […]
配信日時:2023/11/21 12:00 新宿会計士 金融アルゼンチンで「ペソ廃止と経済ドル化」実現するのか アルゼンチンでこのほど行われた選挙で、中央銀行の廃止などを訴えたハビエル・ミレイ下院議員が勝利しました。アルゼンチンといえば政策金利133%で、通貨も米ドルなどに対し暴落している国です。また、経済が崩壊状態に陥った際、新 […]
配信日時:2023/11/03 05:00 新宿会計士 金融「円はアルゼンチン、トルコと同類」=欧州銀レポート これだけ前提条件が異なるものをよく同列に置けるものだ 悪い円安論の次に出てきたのは、「日本円はアルゼンチンペソやトルコリラと同類だ」、などという主張です。ブルームバーグの報道によると、これはドイツ銀行の顧客向けレポートで […]
配信日時:2023/08/19 05:00 (最終更新:2023/08/20 23:33) 新宿会計士 金融日常生活の延長で考える「意外とカジュアル」な通貨論 現在まさにハイパーインフレを経験中のアルゼンチンの事例 「通貨論」というと、どうしても「専門的な用語」、「複雑な統計」などを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、その一方で、通貨論自体は意外とカジュアルです。おカネは経済 […]
配信日時:2023/04/17 16:00 新宿会計士 RMB韓国紙「徐々に勢力を伸ばす人民元」…その真相とは? 「ドル覇権の時代が終わり、これからは人民元の時代だ」――。そんなことが言われ始めてから、早くも10年ほどが経ちます。しかし、現実のデータで見ると、人民元はトレード・ファイナンスなどの一部分野でそれなりの存在感を示している […]
配信日時:2023/03/09 12:00 新宿会計士 金融G20に「相応しくない」アルゼンチン、韓国、インド アルゼンチンや韓国、インドなどが「金融面で」G20構成国にふさわしいのかどうか。著者自身、いわゆる「G20」はすでに枠組として形骸化していると判断している人間のひとりですが、もともとG20自体が「金融・財政に関する協議体 […]
配信日時:2023/03/09 05:00 新宿会計士 RMB通貨論と統計データで見る「ペトロ人民元の非現実性」 またぞろ、「ペトロ人民元」、「ペトロルーブル」に関する報道が目に付くようになりました。ロイターによると対ロシア経済制裁を逃れるためにロシアのエネルギー企業が価格上限を超えた部分を米ドルではなく「その他の通貨で」決済するよ […]
配信日時:2022/10/11 10:30 新宿会計士 金融最近のウォン安は「悲観的な報道」のせいだったのか? 利上げをすれば金融危機、利上げをしなければ通貨危機――。そんなジレンマに直面しているのが韓国でしょう。ある国では製造業者の70%が最近のウォン安のためにコスト負担上昇に直面しているとする調査結果の一方、38万の「高リスク […]
配信日時:2022/09/26 10:30 新宿会計士 RMBルーブル完全消滅:SWIFTランクで見る通貨の実力 SWIFTが公表する国際送金シェアのランキングから、ロシアの通貨・ルーブルはすっかり姿を消してしまいましたが、その分、人民元の決済シェアが目立って増えているという事実は確認できません。また、「G20通貨」と呼ばれる通貨で […]
配信日時:2022/08/19 12:00 新宿会計士 金融国際決済でルーブルに代わって浮上した「意外な通貨」 SWIFT通貨別決済シェアランキングの最新版が本日、公表されています。これによると人民元の国際化は相変わらず進んでいないことに加え、ロシアの通貨・ルーブルが国際的な決済市場から完全に姿を消したことがわかります。また、特筆 […]
配信日時:2022/07/07 12:00 新宿会計士 日韓スワップ通貨安でも「米韓通貨スワップは期待できず」=韓国紙 グローバルなドル高という基調のなか、いくつかの通貨が対ドルで下落しています。こうしたなか、韓国メディアでは相変わらず「韓米通貨スワップ待望論」が出ているようです。ただ、本来であれば、韓国の金融当局が取り組まねばならないの […]
配信日時:2022/05/31 05:00 (最終更新:2022/05/31 06:30) 新宿会計士 日韓スワップSWIFTデータで見る「G20スワップ」の非現実性 その昔、とある国のメディアが「G20スワップ」なるものの待望論を掲載しているのを見かけたことがあります。ただ、冷静に列挙していくと、G20諸国も経済・金融の発展はさまざまであり、これらを強引に「G20」という括りでひとつ […]
配信日時:2022/05/13 05:00 新宿会計士 日韓スワップ韓国ウォン2年ぶり安値水準:原因は「セルコリア」か 韓国メディアで「新興市場諸国通貨が軒並み下落している」かのように読める記述があったのですが、これについて簡単なファクトチェックをしてみました。その結果、「すべての新興市場諸国通貨が等しく売られている」わけではなく、下落し […]
配信日時:2020/12/09 07:00 新宿会計士 RMB中国当局には人民元の国際化を容認する覚悟はあるのか まだ理由は明かせませんが、現在、「通貨の使い勝手」に関する議論をまとめている最中であり、先日の『人民元決済の現状:人民元国際化は幻想か、それとも?』も、この「通貨論」に関して執筆した論考のひとつです。こうしたなか、本稿で […]
配信日時:2020/05/25 08:00 新宿会計士 時事韓国など「脆弱ファイブ」に金融危機第2波は来るのか 米FRBが諸外国の中央銀行・通貨当局(FIMA)と締結している「FIMA為替スワップ」を巡っては、当ウェブサイトでもずいぶんと取り上げて来ました。結論から言えば、3月頃と比べ、現時点における金融市場の状況は「危機的」とい […]
配信日時:2020/04/07 11:00 新宿会計士 金融国債デフォルト:日本とアルゼンチン 最大の違いとは いくつかのメディアによれば、南米の農業大国・アルゼンチンが、またもや外貨建て国債のデフォルトを宣言したようです。もっとも、今回のデフォルト宣言の対象となるのは「国内発行の外貨建て債券」であり、「海外発行の外貨建て債券」で […]
配信日時:2020/03/30 05:00 新宿会計士 金融米国との為替スワップが存在しても為替は安定しない? 新型武漢コロナウィルスの蔓延により、米FRBを含めた世界中の中央銀行が危機対策を進めているのですが、当ウェブサイトがとくに注目しているのは、2008年のリーマンショック時と似たような対策である、FRBによる世界各国との為 […]
配信日時:2019/04/09 10:15 (最終更新:2019/04/09 11:25) 新宿会計士 時事新紙幣と電子決済、そして次世代通貨「ブロックチェーン円」 今朝の複数のメディアによれば、2024年をめどにわが国の紙幣が刷新されるそうです。わが国の紙幣はおよそ20年に1度の割合で刷新されているのですが、その一方で私が個人的に期待していた五万円紙幣などの高額紙幣は残念ながら議論 […]