徴用工と慰安婦の共通点:本質はウソツキ韓国と事なかれ日本
すでにご存じのとおり、日本政府は一昨日、自称元徴用工問題を巡って韓国政府に対し仲裁手続を通告しました。これについて、河野太郎外相自身の昨日のインタビューを読むと、やはり仲裁手続に移行するきっかけの1つは李洛淵(り・らくえん)韓国首相自身による匙を投げた発言であったことが伺われるのですが、それと同時に、いわゆる戦時徴用工の問題は慰安婦問題とまったく同じ構造をしている、という点については指摘しておかねばなりません。つまり、問題の根源は「韓国のウソ」と「日本政府の失言」に求められるのです。
目次
慰安婦問題を振り返る
「慰安婦問題」を正確に定義する
唐突ですが、読者の皆さまは「慰安婦問題」と聞いて、何を思い浮かべますか?
政治、経済などに興味がない人にとってみたら、なにやらよくわからないけれども、とにかく日韓間で深刻な問題になっている事件のようなものだと思う方もいらっしゃるでしょう。
あるいは、『新宿会計士の政治経済評論』を訪れて下さる方であれば、慰安婦問題とは朝日新聞が捏造し、韓国が国を挙げて全世界に広めようとしている大ウソだ、と、正確に理解して下さっているかもしれません。
ただ、何を議論するにしても、「正確な定義」は絶対に必要です。そして、韓国側が主張する「慰安婦問題」を総合すると、次の問題のことです。
「①1941年12月9日から1945年8月15日の期間、②日本軍が組織としての意思決定に基づき、③朝鮮半島で少女のみ20万人を拉致・誘拐し、④戦場に連行して性的奴隷として使役した問題」
もし、この問題が事実だったとしたら、被害者たちの受けた心の傷の深さは深刻ですし、私たちの父祖がしでかした罪の大きさに、日本国民としては思いを致さざるを得ません。そして、すべての被害者を償い、心の傷を癒やすことに加え、そのような蛮行を意思決定した者を処罰しなければなりません。
ただ、ここで冷静になっていただきたいのですが、そもそも論として、
- ①については自称元慰安婦の証言を辿っていくと、明らかに年代が合致しない者が多数いる(朝鮮戦争で米兵への慰安婦として働いたと疑わしき者もいる)
- ②については日本軍の命令書が1枚として出てこないし、2014年11月の産経報道(『米政府の慰安婦問題調査で「奴隷化」の証拠発見されず…日本側の主張の強力な後押しに』)では米政府の調査結果で慰安婦関連の証拠は皆無だったことが判明している
- ③については、20万人という、当時の朝鮮半島の人口の1%に相当する人数が連行されたというわりに、組織的な抵抗は報告されていないし、「ライダイハン問題」と異なり、日本兵と朝鮮人自称元慰安婦との混血児という事例も報告されていない
- ④大戦初期ならいざしらず、とくに中期から末期の劣勢化で、日本軍に20万人の「性奴隷」を戦場に連行するための輸送力が余っていたとは考え辛い
といった点について、韓国側はいっさい説明もしていなければ、証拠も出していません。
正確には日本に対する歴史捏造と侮辱の問題
もっとも、当ウェブサイトを訪れてくださるような方であれば、今さら指摘するまでもないかもしれませんが、慰安婦問題とは朝日新聞社による捏造報道を発端に、韓国国民や韓国政府たちが共謀して作り上げた、壮大な虚構です。
ただし、ウソつきで浅知恵の韓国という国がでっちあげただけで、ここまで大きな問題になることはありません。より厳密に言えば、慰安婦問題をここまで大きくしたのには、日本側にも大きな原因があります。
たとえば、河野太郎外相の父親でもある河野洋平は、官房長官だった1993年に、いわゆる「河野談話」を発表し、その後の記者会見とあわせて、あたかも「軍による強制性」が存在したかのように日本政府が認めてしまった格好となりました。
また、歴代の外務省はその後も慰安婦問題が国際社会でクローズアップされたときに、反論し、叩き潰す機会があったにも関わらず、それを行いませんでした。
なにより、このウソを放置し続け、メタタグを仕込んでまで隠蔽し続けた朝日新聞や、韓国人にさまざまな知恵を付けた「日本市民」(?)たちのように、日本国内で多数の協力者が存在していたことが、問題を大きくしたことは間違いありません。
なぜ慰安婦問題はここまで大きくなったのか?
- 河野洋平に代表される売国的政治家の存在
- 慰安婦問題を叩き潰そうとしたらできたのに、それをしなかった外務省の不作為
- 日本国内で浅知恵の韓国に「知恵」を付けた反日活動家の存在
慰安婦問題の本質は日本人に対するヘイト犯罪
しかし、いかなる経緯があろうが、慰安婦問題で日本人を傷つけ続けている「犯罪者」とは、韓国国民と韓国政府にほかなりません。
現在、韓国はそれこそ国を挙げて、あの主悪な慰安婦像を全世界に設置するなどして広げていますし、「20万人の少女」「性奴隷」「軍による強制」といったウソが、着実に広まりつつあるのです。その意味で、慰安婦問題の本質とは、
「虚偽の問題を捏造することにより、無辜の日本人の名誉と尊厳を傷つける、韓国による国を挙げたヘイト犯罪」
にほかならないのです。
日本政府と韓国政府の間では、公式には2015年12月の「日韓慰安婦合意」により、「最終的かつ不可逆的に」、この問題が解決したこととされています。しかし、本来であれば、国際社会で不当に傷つけられた日本人の名誉と尊厳を回復すべく努力しなければなりません。
現実には韓国人による日本人に対するヘイト犯罪は続けられていますし、韓国政府は昨年11月に、慰安婦合意によって設立された慰安婦財団を一方的に解散すると宣言していますが、これなどは文在寅政権による慰安婦問題の蒸し返しという動きにほかなりません。
私などは、2015年12月の日韓慰安婦合意については、政治的にはそれなりの効果があったと思う半面、日本人の名誉と尊厳を犠牲にしたものであり、総合的に判断すれば、安倍政権の汚点の1つだと考えています。
余談ですが、韓国側がこの慰安婦合意を蒸し返そうとするならば、それを奇貨として、「何が事実なのか」、「1990年代以降、慰安婦問題を使って韓国が日本に対して何をしてきたのか」を、この際、徹底的に追及すべきではないでしょうか。
所詮はビジネスモデル
「慰安婦型解決」が韓国のビジネスモデルに!
ただ、本稿は、「慰安婦問題で傷つけられた日本人の尊厳を回復するためには、何をしなければならないか」について議論する目的で書いているものではありません(ただし、その論点については今までも当ウェブサイトで触れて来ましたし、これからも機会を見て、随時、議論していくつもりです)。
それよりも、なぜ冒頭で慰安婦問題の「正確な定義」を示したのかについては、きちんとした理由があります。それは、韓国がありもしない問題を捏造し、それに日本が乗っかることで、韓国にとって最も都合の良い解決策を作ってもらうという「悪しき前例」だからです。
いや、もっと卑近なことばを用いれば、「慰安婦型解決」こそ、韓国にとっては一種の「ビジネスモデル」なのです。
なぜ韓国がウソの問題をでっちあげて日本を貶めるのか。
その一番大きな理由は、そうすることが韓国にとって「手っ取り早く儲かるから」です。
実際、韓国が日本に対して問題視している歴史問題の多くは、韓国による客観性・公正性を欠いた一方的な主張ばかりですが(たとえば「日帝時代の悪辣な植民地支配によりわが民族は虐げられた」、など)、慰安婦問題などはその典型例です。
ただ、通常の国であれば、ウソ、捏造で権利を主張したとしても、「証拠がない」として却下するところですが、戦後の日本はどこをどう間違ったのか、とくに外務省を中心に、「相手が怒っているならば、とりあえず相手の言うことを一部でも聞いて黙ってもらおう」という、「事なかれ主義」が蔓延しています。
(※もっとも、この外務省の「事なかれ主義」は韓国に対してだけでなく、北朝鮮に対しても、中国に対しても、ロシアに対しても、蔓延しているようですが…。)
もちろん、朝日新聞がこの慰安婦問題を大々的に捏造報道し続けたことも、日本の立場を弱めた大きな要因だったのかもしれませんが、やはり、「ウソ・偽りの国に対しては毅然として対処する」という、外交としての当たり前の姿勢を欠いていたことについては、厳しく糾弾しなければなりません。
なぜ韓国は慰安婦型解決を好むのか?
しかし、こうした日本の外務省の「事なかれ主義」に、もっとも付け込んだ国こそ、韓国でもあったのです。
慰安婦問題については、もし日本政府がかなり初期の段階で、「証拠はない」、「朝日新聞による捏造だ」、などと反撃していたとしたら、ここまで大ごとにならなかったのに、と悔やまれてなりません。
しかし、それと同時に、韓国から見れば、「証拠も何もないけれど、とりあえず日本に対して文句をつけてみようか」と思い、日本がそれによって韓国に「謝罪します」と頭を下げてくれたら、韓国人のちっぽけなプライドが満たされ、気持ちよくなってしまうのも仕方がありません。
そればかりではありません。
「アジア女性基金」や「慰安婦財団」などを通じ、自称元慰安婦どもに対しては、巨額のカネが支払われました。ことに、2015年12月28日、当時の岸田文雄外相と尹炳世(いん・へいせい)韓国外交部長官が口頭で取り交わした「日韓外相会談」の内容を見れば、その性質は明らかです。
いわゆる「日韓慰安婦合意」(2015年12月28日)のポイント
- ①慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感し、安倍晋三総理大臣は日本国を代表して心からおわびと反省の気持ちを表明する。
- ②韓国政府は元慰安婦の支援を目的とした財団を設立し、日本政府はその財団に対し、政府予算から10億円を一括で拠出する。
- ③韓国政府は在韓国日本大使館前に慰安婦像が設置されている問題を巡って、適切に解決されるように努力する。
- ④上記②の措置が実施されるとの前提で、日韓両国政府は、この問題が最終的かつ不可逆的に解決されたことを確認し、あわせて本問題について、国連等国際社会において互いに非難・批判することを控える。(※下線部は引用者による加工)
下線部で示した下りのうち、「当時の軍の関与の下に」云々の下りは、河野洋平の「河野談話」をそのまま踏襲したものと考えられるものの、何も事情を知らない人がこの下りだけを読むと、先ほどの定義でいう「軍としての意思決定に基づき」の部分があたかも事実であるかのように見えることは間違いありません。
さらに、②の下りに関しては、「政府予算からの10億円」とは、「日本が過去に国として何か悪いことをやったから、そのお詫び・賠償として支払う」と読めてしまいます。
これを韓国側から見れば、自称元慰安婦どもが本当に「日本軍によって連行された」のかどうかという点を立証することなく、日本が勝手に「当時の軍の関与の下に」、「多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」と認めてくれたうえに、政府予算から賠償金をむしりとったのですから、笑いが止まりません。
韓国が「2匹目のどじょう」を狙うのも、当たり前すぎる話なのです。
自称元徴用工問題もまったく同じ構図
ちなみに2015年12月の「日韓慰安婦合意」の直後、私が最も懸念したのは、「ウソの罪」を認めたかのように見えるこの合意もさることながら、「2匹目のどじょう」が出現することだったのです。
そして、その懸念は悪い形で実現しました。それこそがまさに、自称元徴用工らに対する損害賠償を命じた「徴用工判決問題」です。
とくに、昨年10月30日に新日鐵住金(現・日本製鉄)に対して損害賠償を命じた大法院(※最高裁に相当)の判決を皮切りに、上級審、下級審を含めて日本企業が続々と敗訴し始めていますし、一部の企業は在韓資産の差し押さえまで喰らっている状況にあります。
そして、この徴用工判決問題とは、
- そもそもが韓国側によるウソ、捏造、でっちあげである
- 迂闊にも日本政府関係者(この場合は外務省の佐藤地(さとう・くに))が強制性を認める失言を行ってしまった
という2つの点において、慰安婦問題とまったく同じ構図が見て取れるのです。
(余談ですが、ユネスコで “forced labor” と発言してしまった佐藤地を、なぜ外務省が懲戒解雇処分にせず、ハンガリー大使に栄転させたのかが理解できませんが、国民の税金で食わせてもらう立場でありながら国益を破壊した佐藤地のことは、今後もしっかりと記憶にとどめておくつもりです。)
つまり、韓国にとっては佐藤地の発言を手掛かりに、「日本政府は(自称元)徴用工らの強制性を認めた!」と大騒ぎし、そのことによって自分たちが面倒な証明手続を踏むことなく、「私は徴用工だった」と名乗り出れば自動的に日本が謝罪し、おカネを払ってくれるシステムを作ることが目的なのです。
だからこそ、原告側はわざわざ売却がいちじるしく困難な非上場株式を差押えて「売却するぞ」と脅し(『「売却するぞ、売却するぞ、今度こそ本当に売却するぞ」』参照)、それと並行して「基金構想」を提示しているのでしょう(『あまりにも予想どおり!自称元徴用工らが「基金構想」提示へ』参照)。
河野外相という皮肉
河野太郎外相の毅然とした発言
では、今回の自称元徴用工問題でも、日本政府は過去の過ちを繰り返すつもりなのでしょうか?
河野洋平の愚かしい発言を踏襲する、岸田文雄前外相のような「事なかれ主義」の政治家が、また日本の国益を韓国に売り渡してくれるのでしょうか?
そのヒントとなるのが、河野太郎外務大臣の言動です。
河野外相は、河野洋平の息子でもあるため、彼が外相に就任したときには、まことに失礼ながら「売国のDNA」を心配した人も多かったのではないでしょうか?
ただ、とても幸いなことに、現時点においては、この「悪い意味での懸念」は実現していません。それどころか、河野外相は従来の日本の外交姿勢からすれば、(良い意味で)期待を裏切る働きを見せています。
その証拠が昨日、外務省のウェブサイトに掲載されていました。
河野外務大臣会見記録(令和元年5月21日(火曜日)10時30分 於:本省会見室)(2019/05/21付 外務省HPより)
自称元徴用工関連の質疑のみを抜き出すと、次のとおりです。
(NHK・奥住記者の質問に対して)
1月9日に、韓国に対して請求権協定に関する協議の申し入れをいたしました。韓国側では李洛淵総理がこの問題の対応のとりまとめ役を行われているということでございましたので、日本側としては李洛淵さんの対応のとりまとめを、ある面、支える意味で少し抑制的な対応をしてきたつもりでございます。
多少時間がかかるだろうということは覚悟しておりましたし、しばらく、4ヵ月以上待っておりましたが、先日その李洛淵総理が「韓国政府ができることには限界がある」というような発言をされました。それをお聞きすると、我が方としてもこれ以上待つわけにもいかないということから、仲裁手続き、仲裁付託ということを通告するに至った次第でございます。この件は日韓両国のいわば国交の基盤をなす一番の法的なものでございますので、これが根本から損なわれることは、日韓両国関係にとって非常にゆゆしき事態と言わざるをえないと思います。
韓国側も、この日韓関係をこれ以上悪化させるということは、好ましくないと考えているだろうと思いますので、こういう事態でございますから、ここは文在寅大統領にしっかりと韓国政府を代表して、これは外交問題でございますから、大統領がきちんと責任を持ってご対応いただきたいと思っておりますし、当然にこの仲裁のプロセスに、要するに国内で対応策に限界があるということならば、当然仲裁ということに応じざるを得ないのではないかと思っておりますし、我が方としては、必要なら国際司法の場できちんとこの問題を解決していきたいと思っているところでございます。
請求権協定の詳細については国際法局にお問い合わせいただきたいと思います。
(共同通信・丹羽記者の質問に対して)
申し上げたとおり、必要なら国際司法の場で解決を図りたいと思いますが、仲裁のプロセスに韓国が応じていただいて、日韓請求権協定の枠組みの中でしっかりとこの問題を解決していきたいと考えております。
(朝日新聞・清宮記者の質問に対して)
万が一、日本企業に実害が及ぶようなことがあれば、日本政府として必要な措置をとることになろうと思います。23日の午後に日韓の外相会談を予定しておりますので、北朝鮮問題をはじめとする国際情勢、地域情勢に加えて、二国間の懸念事項でありますこの問題についても取り上げるつもりでおります。
ここで、河野氏の発言のポイントは、3つあります。
1つ目は、自称元徴用工らの問題については、「日本政府は解決に関わるつもりがない」、と、改めて明確に示した点です。これは、日本が解決策を考えてあげたという「慰安婦問題」とは非常に大きな違いであり、韓国側としては「ビジネスモデルの否定」です。
2つ目は、「仲裁手続」「国際裁判」など、国際的なルールでの解決に言及した点です。つまり、日韓間でしか通用しない「日帝植民地支配の被害者と加害者」というローカルルールではなく、ちゃんとした国際法に照らし、韓国の違法行為を粛々と糾弾する、という考え方です。
3つ目は、韓国が自主的な解決に関わろうとせず、仲裁・国際司法にも従わないならば、日本としては「必要な措置」を取る、と明確に警告した点でしょう。これこそ、従来の「事なかれ主義」からの脱却を意味するものであり、日本の国益を守るうえで最低限のラインでもあります。
河野太郎氏が「くびき」を逃れる象徴的意味合い
もちろん、私自身、心のどこかでは、どうしても河野太郎氏を「河野洋平の息子」として見てしまっています。そのことが明らかに不当な偏見であるというのも、頭では理解しているつもりですが、それでも河野洋平の存在が、河野外相に全幅の信頼を置く妨げになっていることは仕方がないことかもしれません。
ただ、逆に言えば、もし河野太郎氏が、河野洋平が仕掛けた「河野談話」というくびきから日本外交を脱却させることに成功すれば、そのこと自体、河野洋平に対する強烈なカウンターパンチにもなりますし、河野太郎氏に対する国民の信頼を高めるきっかけにつながることは間違いありません。
繰り返しですが、韓国のビジネスモデルとは、「ウソでも何でも良いからとにかく日本に難癖をつけてみる」、「それで日本が少しでも認めてくれればラッキー」、というものであり、自分たちに事態収拾責任を負わされると、途端に逃げ出すのです。
少なくとも、現在の日本政府による
- ①事態収拾責任は全面的に韓国側にある
- ②韓国が事態収拾できなければ、国際ルールに則って韓国を裁く
- ③国際法に従わなければ対抗措置を講じる
という3段階の脅しは、韓国が想定すらしていないものだったらしく、だからこそ韓国が慌てているのでしょう。その対応を、先頭に立ってし切っている人物が、河野洋平の息子である河野太郎氏であるというのは、実に皮肉なことと言えるのかもしれません。
オマケ:記事2本
何しに来たのですか?
さて、本稿は上記で締めるつもりだったのですが、もう1つだけ、触れておきたい論点があるので紹介します。
『輸出、通貨、安保のすべてで行き詰る韓国の「次の一手」』で、5月7日付の産経ニュースが報じた、次の記事を紹介しました。
韓国国会議長の特使、13日訪日で調整(2019.5.7 23:21付 産経ニュースより)
記事タイトルの「韓国国会議長」とは、2月に上皇陛下(当時の天皇陛下)を「日王」だの、「戦犯の息子」だのと呼んで侮辱した、文喜相(ぶん・きそう)氏のことです。
産経ニュースは「日韓議連幹部が明らかにした」ところによれば、文喜相氏の「特使」が13日に日本にやってくるとしつつ(※いったい何をしに来るのかと呆れますが…)、「特使の訪日は発言の釈明」が訪問目的であり、「自民党幹部らとの面会を目指している」と報じていました。
ただ、実際には13日の週に文喜相氏の特使とやらが日本にやってきたというニュースを見掛けなかったので、すっかり忘れてしまっていたのですが、その「続報」がありました。
韓国議員団が自民議員らと面会…関係改善に焦る韓国側(2019.5.21 21:05付 産経ニュースより)
産経ニュースによると、
韓国側は早期の関係改善に焦っている。今回の議員団来日のほか、19日に韓国で開かれた日韓議員連盟と韓国の韓日議連の合同幹事会の日程を早めたり、慰安婦問題をめぐり譲位前の上皇さまに謝罪を求める発言を繰り返した韓国の文喜相(ムンヒサン)国会議長の特使を13日に訪日させることを検討したりした。特使派遣は、日本国内の激しい反発が予想されたため実現しなかった。(※下線部は引用者による加工)
と、結局、この特使派遣とやらは実現しなかったとしています(余談ですが、産経さん、「上皇さま」ではなく「上皇陛下」と正しく呼称してくださいませんかね?)
それよりも、この記事では「来日中の韓国国会議員団」11人が21日、自民党議員らと面会したと記載されているのですが、まことに不躾ながら、「韓国国会議員団11人」が「現在、来日中だ」という事実自体、この記事で初めて知りました。
産経はこの議員団が「日本側が求めている問題」について「前向きな回答を示さなかった」ため、「結果的に自民議員側の不信感を増幅させた」だけに終わり、かつ、「議員団が希望した自民党の二階俊博幹事長との面会も実現しなかった」としています。
あの二階幹事長との面会が実現しないというのも凄い話ですが、産経ニュースに掲載されている次の下りは、ある意味で壮絶です。
「おいでになった目的は何ですか?」。自民党本部で開かれた党外交調査会(衛藤征士郎会長)との会談で、出席した石原伸晃会長代行は議員団に向かって突き放すように質問した。
これがすべてでしょうね。
鈴置氏の待望の記事
一方、日本経済新聞社の元編集委員で日本を代表する韓国観察者の鈴置高史氏が、『デイリー新潮』に最新論考を寄稿されています。
蟻地獄に堕ちた韓国経済、「日本と通貨スワップを結ぼう」と言い出したご都合主義(2019年5月21日付 デイリー新潮より)
今回の寄稿も読みごたえは抜群で、説得力の高さと納得感から、一気に読了することは間違いありません。ただ、今回の「鈴置説」で触れられている論点については、私自身もどこかでまとめたいと思っている部分とも重なっているため、この論考については稿を改め、ぜひ近日中に、じっくりと議論したいと思います。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
>>「何が事実なのか」、「1990年代以降、慰安婦問題を使って韓国が日本に対して何をしてきたのか」を、この際、徹底的に追及すべきではないでしょうか。
大賛成です。
その意味でも、李栄薫氏の「李承晩TV」に注目が集まることを期待します。
李栄薫教授『嘘の国民、嘘の政治、嘘の裁判』 李承晩TVより
http://asian-reporters.com/usodarake/
まあ、李栄薫氏の李承晩称賛にはおもいっきり引いてしまいますが。。。
李承晩TV拝見しました。最近は韓国にも少なからずまともな人たちがいる事がネット上では目立つようになって来てます。非常に期待が持てます。
李栄薫氏の論説を日本の政府やマスコミが主張できてないのは実に歯がゆいですが、今後に期待したいですね。
思想の件はありますが、韓国に比べれば日本は本音で語り合える国なんだなと改めて思いました。
近所の居酒屋で嘘はなく、というか、嘘をついても意味がない人たちと本音で話せる環境がある日本は幸せな国なんだなと改めて思いました。
いつも拝見させて頂いております。韓国を経済面から読みとくブログはここだけでしょう。記事の内容も濃厚で、かつ分かりやすく韓国の異常性が手に取る様にわかります。
今後とも是非フォローし続けたいと思っております。
毎日の更新ありがとうございます。
以前にも書いており、大高美貴さんが指摘されているように
非常に不愉快な事実ですが、この被害者ビジネスモデルは、日本発なのですよね。
韓国人被爆、サハリン残留徴用訴訟と同じく、高木健一を代表とすると従北親中パヨク法曹の放火です。
小職は、彼らこそ国民の敵と考えております。
あの吉田清治のデビューもサハリン訴訟です。 その時は徴用工狩の証人でした。
慰安婦問題はサハリン訴訟から始まった
http://agora-web.jp/archives/2020542.html
悪徳弁護士と当たり屋のクラシックビジネスモデルは
ドライブレコーダーとyoutubeの時代にはオワコンです。
逆走ドライバーが被害者と言い張る姿は、爆笑シーンとなったことを
認識すべきです。
いわゆる慰安婦問題や徴用工問題だけでなくこの種の問題に対して外務省や政府の不作為や怠慢が問題を大きくした原因なのは常識ですが 問題の本質はこれらの問題に対応する専門の組織が無いからです。
外務省の役人が片手間に出来る案件ではないのです。政治家も自分たちの選挙が第一で片手間に対応できるはずもないのです。
私が首相ならこれらの歴史戦を専門に扱う民間の組織(行政機関でない)を立ち上げているでしょう。民間でなければあるいはすでに役人を卒業した人でなければだめなのです。なぜなら「票にならない仕事」や「出世に結びつかない傍流のお仕事」には政治家や役人は興味を示さないからです。国内外のシンクタンクの買収も必須です。
保守太郎さん
とても素晴らしいアイデアだと思います。確かに個人的に素晴らしい活躍をされてる論客やジャーナリストはいますが、政府系シンクタンクという組織はありませんね。あるのかな?
>「票にならない仕事」や「出世に結びつかない傍流のお仕事」には政治家や役人は興味を示さないからです
これに尽きるよなあ。票田に新幹線の駅引っ張るとか、工業団地開発するといった分かりやすいものじゃないものね。それにゼロのところにプラスの「見える物」を作りあげるようなプロジェクトでもない。やったところで、マイナスの状態からゼロに戻す作業。それに相手にするのが理が通じない厄介な韓国となれば、進んでやりたい仕事じゃないわね。
でもそんなこんなしてるうちにも、先方は在日マスコミも利用して韓流グルメだKPOPだと攻勢かけてくる。若い女の子なんか韓国の反日教育の実情なんか知らないし日韓の歴史も学校じゃ学ばない。教師からして無知だし、場合によっちゃアカいしね。ここに来るような人は別としても、これだけネットに情報があふれる時代になっても、リアルでは大多数の日本人が、慰安婦だ徴用工だとかいった辛気臭いことには無関心。自分の仕事や関心事に忙しくてそれどころじゃないのが実情だね。
太郎さん、首相になって下さい(笑)
韓国国会議員・共に民主党の姜昌一という議員が中央日報でインタビューに答えています。
日本語版:https://japanese.joins.com/article/605/253605.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|breakingnews
韓国語版:https://news.joins.com/article/23475122
両記事とも内容は同じなので省略します。どうにかして日本から金を引き出そうとの必死さが見えます。そうしないと、今までやってきたことが全て我が身に跳ね返ってくるのを知っているのでしょう。
とうとう韓国政権の最終形「大統領の責任」みたいな話が与党から出始めました。このまま日韓関係が破城すれば、全て文在寅大統領の一人の責任にして、与野党・国会議員どもはのうのうと暮らしていく。韓国では「昨日の友は今日の敵」ではなく、最初から皆が敵です。自分が最も尊い存在であるので、使い道がなくなれば友であろうが恩師であろうが大統領であろうが、裏切り捨てられると言うことです。
しかし、本文中で「日本企業が企業として賠償すれば、われわれもそれなりに役割を果たすとの意向をほのめかした。日本はここに期待をかけたようだ。」と書かれていますが、これが本当なら額賀福志郎と河村建夫は韓国に変な期待を抱かせる元凶ですね。
記事コメント
賛成順トップ
강창일씨 기억하시나? 박근혜 정부에서 위안부 문제를 당신이 이야기한 방법으로 풀고 일본과 가까워 지려고 했다. 그런데 문재인이 정권잡고 민주당과 문재인 어떻게 했나? 좌파들과 손잡고 다 엎어버렸다. 왜 박근혜가 그걸 한 줄 아나? 미국에서 한일관계 압박을 받고 어쩔 구 없이 그렇게 한거다. 그런데 너희들은 내막도 모르면서 반일감정을 한껏 끌어올려 이걸 다 엎어버린거다. 이제와서 너들이 엎은 방법으로 다시 징용문에 해결하겠다고? 토착왜구네 뭔데 하면서 주접떨더니 이제 아쉬우니까 일본과 재단 만들자고? 문재인 당신은 만고의 역적이다.
姜昌一、覚えているか? 朴槿恵政府が慰安婦問題をお前が言った方法で解決し、日本に近づこうとした。 しかし、文在寅が政権を握って民主党と文在寅が何をした? 左派と手を組んで全部ひっくり返してしまった。なぜ朴槿恵がそれをやったのか? 米国で韓日関係への圧力を受け、仕方なくそうしたのだ。 ところがお前たちは内情も知らずに反日感情をぐっと引き上げてこれを全部ひっくり返したのだ。今さらお前たちがダメにした方法でまた徴用問題が解決すると? 土着倭寇だのなんだの言っておいて、このままでは勿体ないと思うから日本と財団作ろうって・・・。 文在寅、お前は永遠の逆賊だ。
反対順トップ
아베란 놈이 워난 옹졸하고 허접하다. 오죽하면 일본작가 하루키마저 ‘아베 따위가’ 하는 말이 나왔겠는가. 물론 개한국당과 여기 수꼴들은 아베 반자이 ~ 하겠지만.
アベというやつはあまりにもせせせこましい. 日本の作家村上春樹でさえ「阿部なんかが」という言葉が出たほどだ。もちろん犬韓国党とこちらの右翼野郎どもは「安部万歳~」するだろうが。
財団設立が不可能だと冷静に見ている人もいるようですね。
駄文にて失礼します
日本企業にとってはわずかな賠償金など払っても痛くもかゆくもありません。賠償するのが嫌で支払いを拒否しているのではありませんよね。同様のケースで これまでは政府は知らん顔の半兵衛だったのですが 今回は政府も説明会を開いていますし 国民の間でもかなり知れ渡りましたから 商いのためなら国も売る企業でもさすがに抜け駆けは「大損」だと自覚しているようですね。
更新ありがとうございます。
今更ですが日韓スワップで過去の30億ドルとか700億ドルとかは、綺麗に返済されているのでしょうか?普通個人でも多額の資金を借りたら、幾らか上積みして謝意を表すもの。
韓国は未払いとか無いでしょうね。自分の口座でも時間外なら手数料がかかる。ATMでそれなんだから、日本は韓国のATMでは無いし、常識的にプラスアルファがあると確信しています(大笑)。
『なんのご用事でおいでになったのですか?』党外交調査会・石原伸晃会長代行、なかなかNICEです。私もこんな議員らが訪日してたの、知らなかったです。という事は成果ゼロね(笑)。
そのように強気に出て下さい。そしたらシュンとなるか、居丈高に怒るだけです。ほっときましょう。
『米国とは難しいが日本とならスワップぐらい結んでおかねば』という記者さん、貴方達の頭の線、切れてるヨ!何故日本は結ぶの当たり前なんだ?もう「.お・そ・い・!」ばあい!
本文紹介の産経記事
>>議員団から面会を要請されたある自民党議員は「今はタイミングではない」と断った。二階氏周辺も「面会して韓国側に都合が良いところだけ切り取られて発信されても困る」と語った。
・選挙間近な今だけで無く中国に対してもズットこの先も頭に刻んでいてもらいたいです。
>>先日その李洛淵総理が「韓国政府ができることには限界がある」というような発言をされました
要するに国内で対応策に限界があるということならば、当然仲裁ということに応じざるを得ないのではないかと思っております
・この様な理屈、韓国人に伝わって居るのでしょうかね?何時も思うのですが。韓国にはもっと強い言葉で言わないと相手に伝わらないと思います、韓国に対しての怒りが何処にも表れていない、良い子ぶって陰でモソモソ言ってる印象、韓国から見れば矢張りウリを恐れているんだとしか見えない見えないどころか「その処しか見ない」のが韓国民なのだと言う事を理解していない(何時もワンパターン)。
此の日本の変化は、情報がオープンに成ったと言うだけなのでしょうか?元に戻りたいと言っている防衛大臣は笑い取りで言っているのでしょうか其れともレーダー照射事件の時の快感に浸りたいのでしょうか、お花畑脳では付いていけない世の中の変化を感じます。
>韓国にはもっと強い言葉で言わないと相手に伝わらないと思います
まったくその通りです。いっそのこと、こちらのおでこに「怒」とか「否」とかのシール貼って会えばいいと思いますよ。彼らが無神経だと日本人は怒りますが、本人がいない所でブツブツ言ってもしょうがない。自分の意思を先方に伝えるための方法は自分で工夫すべきです。
韓国の国会議員 姜昌一氏の中央日報によるインタビュー記事にとんでもない発言が。
“駐韓日本大使や日本議員が私に『韓国がジェスチャーを見せれば日本企業の被害者賠償を妨害しない』という。”
中央日報(日本語)
https://japanese.joins.com/article/605/253605.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|top_news
さすがに駐韓大使はそのような発言はしないと思いますが、日韓議員連盟の一部議員なら言いかねないと危惧。
鈴置氏も指摘されていますね。私も心配で心配で。
何かというと、韓国の賄賂、ハニトラ、工作員を駆使しての対日懐柔策です。
日本の無能な政治家や官僚が、鼻の下を伸ばしてものの見事に引っかかるのではないかと危惧しています。これまではそれでやられてきたのですから。
記事更新ありがとうございます。
ふとした疑問なんですが、
「①1941年12月9日から1945年8月15日の期間、②日本軍が組織としての意思決定に基づき、③朝鮮半島で少女のみ20万人を拉致・誘拐し、④戦場に連行して性的奴隷として使役した問題」
に関して、日本軍に朝鮮人兵士(それに順ずる者)がいた場合
②は誤認としても①③④は朝鮮人なので起こりうるのかと思えてしまいました。
ライダイハン問題が出てこない理由も同じ民族間だからと考えると・・・
かの国なので無いとは言い切れないところがなんとも
詳しい方、教えて頂ければ助かります。
失礼します。
詳しいことは分かりませんが、常識的に考えてみると
①1941年12月9日から1945年8月15日の期間
太平洋戦争末期は混乱があったと思いますが、
初期はかなり統制が取れていたはずです。
朝鮮人だけで軍に内緒で何かをすることはないかと思います。
しかも、この期間は真珠湾攻撃から
ポツダム宣言受託までの期間ですから、
後日、分かりやすい日程で創作をしたと考えるほうが自然だと思います。
③朝鮮半島で少女のみ20万人を拉致・誘拐
新宿会計士さんも仰られていますが、
当時、朝鮮人少女で20万人といったら
朝鮮人少女の1割に該当します。
ここまで数が多いと、さすがに東京や大阪に話が聞こえてくるはずです。
また、当時の朝鮮半島には日本人も多く住んでいましたが、
戦後、朝鮮に渡った方からそういった話を一切聞かないのは不思議だと思います。
④戦場に連行して性的奴隷として使役した
「性奴隷」という表現は大げさだと思いますが、どこの国でも慰安婦はいました。
旧日本軍にもいたことは事実ですが、あくまで募集と言う形をとり、
一般で働くよりも多額の給与が支給されています。
※特攻隊の小説を読むと、出撃の前日に給金が支給され、
「最後に風俗に行くように」というシーンがありますが、
ここで働いている女性は慰安婦と言ってもいいかもしれません。
ただ、「戦場に連行」するほど余裕があったのかは疑問が残ります。
あったとしても戦争の初期に戦闘が終わったあと、
学校やインフラを建設する段階になってからではないでしょうか。
特に末期の日本軍に慰安婦を同行させるほどの余裕はないはずです。
文脈がおかしくなっていたので訂正します。
③朝鮮半島で少女のみ20万人を拉致・誘拐
新宿会計士さんも仰られていますが、
当時、朝鮮人少女で20万人といったら
朝鮮人少女の1割に該当します。
ここまで数が多いと、さすがに東京や大阪に話が聞こえてくるはずです。
また、当時の朝鮮半島には日本人も多く住んでいましたが、
戦後、朝鮮に渡った方からそういった話を一切聞かないのは不思議だと思います。
→朝鮮に渡り、戦後日本に戻ってきた方
大変失礼いたしました。
元中野区民様
ご説明頂き、ありがとうございます。
今の南北朝鮮(犯罪等の発生状況)を見ていて、過去は混乱+さらに酷かったとなると
朝鮮人による朝鮮人の問題もあるのかもと思った次第です。
朝鮮に住んでいた日本人が居たとしても、知らない所で起こった事もあるのかと
失礼します。
>議員団が希望した自民党の二階俊博幹事長との面会も実現しなかった
>二階氏周辺も「面会して韓国側に都合が良いところだけ切り取られて発信されても困る」と語った。
G20で安倍総理が文と会談しない理由もこれでいいですね。もっとこのフレーズ使いましょうよ。
「『まるで韓国や北朝鮮のようだ』
それにしても、「わけのわからない理不尽でめちゃくちゃな対応」の意味として、具体的な国名が名指しされ、それが日本中で通じるようになったということは感慨無量です。広辞苑にも早く載せなさい、例文として。
今の日韓関係は、非常に良い状態だと思います。どこが最悪、どこが危機的?とても正常な状態じゃないですか。過去にあれだけ因縁つけられて、たかられて、それでもニコニコ近づく状態こそ最悪です。日本から妥協して近づくことは、日本にとって危機的、国益にかないません。
日韓役立たず議連の皆さん、訪韓したんでしょ?成果は、何でしょう?まさかお小遣いをもらいに行ったわけではないでしょう(ギクッ)。なぜみんな韓国を特別扱いするんでしょう?世界には、たくさんの国があるんです。反日の韓国となぜそんなに近づきたいの?
今回の鈴置氏の記事で「キーセン作戦」にものの見事にはまっているのは、あの優秀な日本の財務官僚ですよね。となれば、外務省の官僚だってもっとひっかかっていそうです。いわんや政治家においてをや、という気がしてしまうのですが。
そういう魂を売り飛ばした人たちに負けないでほしいですね。
以下自己満足の文章お許しください.
父がゴリゴリの共産党員なので,50歳を超えた今でも若干の影響が
残っている私は,究極的には1000年の単位で,人類経済は共産主義
経済になるだろうと考えています.理由は簡単で,全人類は自らの作
り出した文明で,一人残らず「バカの壁」のこちら側に分類されるよ
うになるからです.以上は,勿論「強い人工知能」の創出が前提です.
こんな私は,気宇壮大なホラ話に若干の可笑しみを感じてしまうタチ
なのです.さて,その共産党が慰安婦及び徴用工問題で,どんなこと
を言っているのか興味もあって,以下のURLを読んで見ました.
https://www.jcp.or.jp/web_policy/2018/11/post-793.html
頭がクラクラする文章で,すんなり理解できませんでした.が,それに
対する解説記事が以下のURLにありました. 著者は自称「超左翼」の方
です.
http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?m=201811&paged=4
以上二つを読んで,なんとなく理解できたのですが,韓国の最高裁判決
が求めているのは,未払い賃金や,強制労働への賠償ではなく,「不法
な植民地統治下での労働に対する賠償」なんですね.確かに,これだと
強制か否かは関係無く,しかも65年の請求権にも含まれておらず,従っ
て,当時日本政府が拠出した3億ドルにも含まれていなかったとの論理も
成り立ちそうです.
そりゃそうでしょう,これは世界史的人類史的に初めての請求項目.何せ
21世紀の基準で19世紀後半の世界を裁いて出てくる代物ですから.因み
に解説記事では「日韓併合は当時の国際法に反しない」と書いています.
しかし彼らは気宇壮大です.誤った正義は1000年経っても遡って糺すべき
ってことでしょうか?. いかにも万年書生っぽい議論で,1000年後の子孫
たちへワザワザ火種を送りつけているに等しいことを,ちっとも理解して
いないようです.
質問:「慰安婦問題」と聞いて、何を思い浮かべますか?
回答:日韓のすべての政治家と活動家は真摯に反省してお詫びせよ。日本国民に。
以上であります。
鈴置氏の記事へのリンク。
いきなり画面いっぱいでムンさんの満面の笑みにゾっとしました。
「このリンク先で不快な画像が表示されます」と注意書き欲しかったです。
朝日新聞はもちろん諸悪の根源ですが、それを公的に追認した河野談話の罪は大きいと思います。
今までは日米・米韓同盟に配慮して敢えて「河野談話は見直さない」として来ましたが、ここまでくれば見直しても良いと思います。
一時自民党内でも「河野談話調査委員会」みたいな話があったと思いますが、
①河野談話を出すにあたって反日勢力の働きかけがなかったか、
②具体的な利益供与は有ったか、
③河野議長に事実誤認は無かったか、
等々を調査すれば良いと思います。同時に、
④立法府の長の意見に行政府が拘束されるのか、
という点も確認して欲しいと思います。
次の記事だとは思いますが、腹が立っています。
⚪︎ふざけた対応です、両外務大臣の会談前に、報道官(序列何番目?)が〝募集工訴訟で日本企業が金を出せば何も問題ない、これが政府の考えだ〝と発表したとか。
河野さんが〝文がきちんとした対応を・・〝と言ったことに対する、攻撃も含んでいるのでしょうか。白髪のオバさんは何て言うのでしょう??どの面下げて、会談するのでしょうか??
もう、いい加減、カマサネバなりません、2RKOの井上君みたいに。舐め尽くしています、バカにされるのも、限界です。まさか、何の動きもしないってことは??、口撃だけってことは???リングに転がさねなければなりません。
⚪︎もう一つ、NHKのニュース。前記報道していません、爆発の可能性もあった原発異常も報道していません(確か)報道は、〝韓国が訴訟団に案を提示したが受け入れてもらえなかった・・・〝と〝知日派の誰かを次官にし、関係修復・・という韓国報道〝を伝えていました。(TVを情報源とすれば・・韓国も努力しているんだと・・)
以上、失礼しました。
たいへんな長文。筆者氏の本気で言いたいことがひしひしと伝わってきます。
しかし私はちょっと別のことを考えてしまいます。
昨今の韓国が仕掛けてくる工作に対してどう立ち向かうか、それを考えるのはもちろん大事なのですが、彼らが仕掛けてくる歴史認識と称するプロパガンダに対して日本人はあまりに無防備すぎる。
まずは日本人自身が自らの国の近代史実を調べて、冷静に分析したうえで国内の議論を共有することが必要です。
気分に流されることなく、あくまで収集した過去の事実に基づいて、そのとき何がどうなってどうだったのかを検証してからの歴史解釈でなくてはいけません。
日本が集めた客観的事実と他国による客観的事実を突合して、より真実に近いであろう事実を追求する。そこでは自国の贔屓目や、他国に対して優位に立ちたいとかいう感情は排除されなくてはならないし、客観性を前提とするからには自己正当化や自己弁護の余地はありません。
私などは半可通でしかないのですが、朝鮮半島と日本とのかかわりについては、それなりに興味を持って勉強したつもりではいます。
つなたい知識ですが、近代において日本は朝鮮半島の自立化に向けて世界のなかで一貫して最も尽力してきた、しかも唯一の存在であると考えています。
事実そうだから韓国という国がいまあるのではないですか。
それはともかく。
韓国の歴史戦は事実を無視したウソとインチキです。
そもそもが日本は朝鮮を植民地にしていない(植民地の原住民に同化政策などするか?)し、慰安婦問題は朝鮮人女衒の犯罪であるし、自称徴用工に至っては自国の不始末を語るに落ちる。
いつまで彼らのウリジナル歴史観に付き合って面倒見なきゃいけないのだろうか。
違うでしょう。
私は昨今の韓国大統領(韓国で大統領とか。半笑いになってしまう話はさておき)とか、ナントカいう外交窓口の白髪女性とか、ナントカ議長とか、そんな連中はどうでもいいんです。じきに滅びる人たちなんだから。
あんな連中や韓国の新聞が何を虚勢張ろうがどうでもいいんです。
私たち日本人が、きちんと勉強して、史実つまりは記録を検証して知り得た事実は何であるかを認識しなくてはならない。
都合が悪い事実であってもそれを受け入れて、真摯に向き合う姿勢があって、はじめて他国の歴史認識を議論できる。
彼らがいかにイチャモン付けてこようが、私たちはきちんと言葉を話せる人だけを相手にすればいいのであって、吠える犬にいちいち反応することはない。
とにかく私は、韓国批判する日本人の皆さんには、いまだけを見ずに、まず日本と朝鮮の歴史を勉強してほしいと思っています。
事実関係の積み上げを見れば、日韓関係が大事などという話は全くの虚構で批判にすら値しないと気づくはずなのです。
単純にいまの韓国に腹が立つとかいう話でなく、本当にどうにもならない救いがたい民族を、同情心からどうにか護ろうとしては逆恨みされた歴史の連続です。
日本にとっての韓国の位置づけは、経済的に依存関係であるとか軍事的に重要であるとか、いろいろ言われますが、歴史認識を共有できないのなら切り捨てるべきです。
なぜなら、韓国は慰安婦問題の完全解決という国家間の約束を破った。彼らにとってはどうでもいいことでしょうが、国同士が約束したことを一方的に破棄したという事実は歴史的事実として刻まれます。
政権が代わったからというのは言い訳になりません。約束を破った国。というか常に約束を破る国。そんな国と付き合えるわけないでしょう。
韓国の民族性がどうであろうと事実は事実です。見なければ無かったことになるというダチョウの理論は通用しない。
そんなことは当たり前なのに、日本はそれを許してきたのではないか。
敢えて酷い言い方をしますが、私たちは彼らが未開の気の毒な人たちだから現代国家になれるよう助けてあげようと驕った態度を取ってきた。つまりは日本人に劣る民族と位置付けて保護者的な立場で甘やかしてきたのではないですか。
親韓派の議員グループなどは、基本的に韓国はバカだから助けてあげなきゃいけないという気持ちが絶対にないと言えますか。
もうやめようよ。
韓国がどうであろうと、私たちは事実を見て話をしましょう。歴史じゃなくて史実ベースで。
そのためには私たちが史実はどうであったかを調べて検証しなくてはならないし、時間も手間もかかります。そのような資料を読む個人の負担もたいへんなものです。
でも素人なりに、すべてはわからないけれど、断片的にでも知り得たことに対して意見は言えるし、知らないことは知らかった、それはどのようなことだったのだろうと考える知見は持てるはず。
それを怠ったらどうなるか。それをいま目の当たりにしている。
また脈絡なく書いてしまいました。
一度考えだしてしまうとアレコレ思って一気に書いてしまうのです。
ラスタ様、
全く同感です。
韓国人の習う近代史からは韓国人に都合の悪い事項が全て抹消されているのかも知れません。
一例として、世界大戦直後に、韓国の孤島のハンセン氏病療養施設で、日本の支配が無くなった「準極限状態」における韓国文化と民族性が現れている虐殺事件がありました。
Wikipedia からの引用によると、『小鹿島虐殺事件(しょうろくとうぎゃくさつじけん)とは、1945年8月21日に朝鮮全羅南道高興郡錦山面の癩療養所(現在のハンセン病療養所)「小鹿島更生園」で発生した朝鮮人職員による大量虐殺事件である。』
要約すると、病院関係者は「医師系」、「看護系」、と「患者系」に分裂し、武装した「看護系」が銃砲器によって他系を襲い、合計82人の犠牲者が出た惨事です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E8%99%90%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
韓国の大事件なのに、この事件についての韓国語版の記述は存在しません。