ウォンと韓国外貨準備の不自然な動きは為替介入の証拠

先月の『韓国の外貨準備「不自然なリバウンド」と為替介入疑惑』に続き、今月も指摘しておきたい論点が、どうも私たちの隣国・韓国が為替介入を常態化させているのではないか、という疑惑です。とくに産業構造で日本とよく似ている韓国が自国通貨を意図的に安値誘導しているのだとすれば、日本の産業界にとっては由々しき問題です。本稿では「韓国の外貨準備高が2ヵ月連続で増えた」という報道を手掛かりに、この疑惑について報告しておきたいと思います。

韓国の外貨準備高、前月比33.3億ドルの増加

先月の『韓国の外貨準備「不自然なリバウンド」と為替介入疑惑』では、どうも韓国銀行が毎月のように為替介入をやっているのではないかという疑惑を提起しました。というのも、韓国銀行が発表する外貨準備高が、ここ毎月、不自然なほど大きく変動しているからです。

関連する話題は、今月も出てきました。

韓国銀行が本日公表したデータによると、同国の外貨準備高は、前月比33.28億ドル増えて4073億1060万ドルだったそうです(図表1)。

図表1 韓国の外貨準備高(2020年5月)
項目金額前月比増減
47億9476万ドル±0
SDR28億429万ドル▲4.51億ドル
IMFリザーブポジション39億9244万ドル+7.94億ドル
現金預金+有価証券3957億1912万ドル+29.86億ドル
外貨準備合計4073億1060万ドル+33.28億ドル

(【出所】韓国銀行 “8.5.International Reserves” より著者作成)

前月比1%近く増加しているというのも凄い話ですね。この要因について、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に掲載された次の記事によると、韓国銀行側は

韓国銀行は、外貨資産の運用益に加え、ドル安傾向に伴ってドル以外の外貨建て資産のドル換算額が増加したことで外貨準備高が拡大した

と説明したのだそうです。

韓国の外貨準備高4073億ドル 2カ月連続増加(2020.06.03 06:00付 聯合ニュース日本語版より)

分析したら、「為替変動要因」はそこまで大きくないのだが…

はて。

5月は主要国通貨がドルに対して上昇していることはたしかですが、だからといって前月比1%近く増えたりするものでしょうか。

そこで、今月も簡単なファクトチェックを行っておきましょう。この点、国際通貨基金(IMF)が公表する「世界の外貨準備高の通貨別構成比統計(COFER)」によれば、世界の外貨準備高の通貨別構成は、だいたい次のとおりです。

  • 米ドル…62%
  • ユーロ…20%
  • 日本円…5%
  • 英ポンド…4.5%
  • 豪ドル…2%
  • 人民元…1.8%
  • 加ドル…1.7%

もし韓国の外貨準備高の通貨別構成も上記のとおりだったとしたら、同国の外貨準備高の増減要因について、「為替変動要因」と「その他の要因」に分けて分析することが可能となります。これを実施したものが、次の図表2です。

図表2 韓国の外貨準備高の前月比増減

(【出所】韓国銀行の外貨準備高に関するデータとWSJの為替相場のデータから著者作成)

グラフ作成の都合上、ここでは2015年5月以降のものを作成したのですが、これで見る限り、2020年4月と5月の「為替変動以外の要因による外貨準備高の増加分」については、ほかの月と比べてやや大きいものの、著しく異常値であるとまではいえません。

ただ、上記前提の試算の結果、為替変動による外貨準備の押し上げ効果よりも、「それ以外の要因」による外貨準備の押し上げ効果の方がはるかに大きいことは間違いなく、外貨準備の「運用益」でここまで増えているのだとしたら、運用利回りは年間10%近くだ、ということでもあります。

これが事実なら、韓国銀行の外貨準備運用担当者の運用手腕は敏腕アセットマネージャーも顔負けですね。

その正体は、おそらく為替の逆介入

しかし、何ヵ月も連続して年間10%前後の運用益を叩き出し続けるというのは、やはり非現実的です。韓国の外貨準備高変動を理解するカギとなるのは、やはり「為替操作」ではないでしょうか。

実際、3月の外貨準備高は約90億ドル減少しているのですが、これを分解してみると、為替変動要因(ドル高)による減少は14億ドル程度に過ぎず、残り76億ドルの減少理由については、為替介入以外にはどう考えても説明がつかないのです。

また、4月と5月に外貨準備高が反転し増加しているのも、やはり、為替の逆介入(ウォンを売ってドルを買い入れるタイプの介入)によるものではないでしょうか。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

こうしたなか、当ウェブサイトではかなり以前から、ドル・ウォンの為替相場(USDKRW)の動きに着目しています。なぜなら、どうも同国の為替相場は「ボックス相場」に陥ることが多いからです。

実際、2月28日(金)以降の同国の為替相場を眺めてみても、3月20日(金)に1ドル=1280ウォン、3月24日に1ドル=1275ウォンをそれぞれ記録しているものの、その後は1ドル=1210~1240ウォンのレンジで膠着していることがわかります(図表3)。

図表3 韓国ウォンの対米ドル相場

(【出所】韓国銀行 “8.8.1.1 Arbitraged Rates of Major Currencies Against Won” より著者作成)

あくまでも想像ですが、おそらく、現在、韓国ウォンには3月なかばの売り圧力は働いておらず、国際的な資金フローも正常化しつつあるのだと思います。このため、放っておけば1ドル=1200ウォンを割り込むウォン高・ドル安状態になりかねない、という状況ではないでしょうか。

だからこそ、韓国銀行はこの2ヵ月間、ウォン売り・ドル買いの為替介入を実施しており、その結果が外貨準備高の52億ドルの増加という結果に結実しているのではないでしょうか(あまりやり過ぎると再び米財務省から目を付けられて「為替操作国」認定を受けるリスクもあると思いますが…)。

要するに、為替相場がウォン高・ドル安方向に働く際には、韓国銀行はせっせせっせとウォン売り・ドル買い介入を行い、今年3月のときのように通貨が暴落しそうになったときに、自国通貨を買い支える、というオペレーションを行っているという可能性です。

そして、韓国は国家戦略として、日本の産業構造をマネしているという側面があるため、韓国の通貨・ウォンが意図的に安値誘導されていたのだとしたら、これは日本の産業界にとって由々しき問題です。

なぜなら、かつて日本の半導体産業が韓国によって潰されたのと同様、韓国の為替操作などを通じて再び日本の産業が潰されるということが発生しかねないからであり、その意味で、私たちは韓国の外貨準備高と為替相場をちゃんと監視し続けねばならないのです。

もっとも、『韓国の外貨準備、果たしてどこまで「誤魔化せる」のか』などでも報告したとおり、どうも韓国の外貨準備高については、本当に4000億ドルを超えているのか、その実在性自体が怪しいという気がしてならないのですが…。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. だんな より:

    韓国企業や個人が、ドル買いしているでしょう。
    防衛ラインを、1200から1250付近に上げたであろう事は、間違い無いと思います。

  2. ボーンズ より:

    内需を創出しないから、毎度息苦しい展開にならざるを得ないと…外貨収入が先細りだというのに。

  3. 匿名 より:

    為替介入してもGSOMIA破棄を言おうとアメリカがあの状況では、構ってられない気がする。

    1. 心配性のおばさん より:

      匿名様

      為替介入は分かりませんが、GSOMIA破棄を行えば、米韓同盟は実質の破綻となると思います。対中戦争の只中で表面化はさせないでしょうが、在韓在日米軍の目的が、韓国護衛から、韓国監視へと変わると思います。

      >アメリカがあの状況では、構ってられない気がする。

      アメリカはコロナと暴動で既に中共からホットウォーを仕掛けられています。戦わざる得ない状況です。GSOMIA破棄で旗色を明らかにした韓国は監視対象であり、半島は対中戦争の基地となるかもしれません。

      1. 匿名 より:

        アメリカは韓国に対してスワップとG7に招待したところを見れば、まだチャンスを与えているといえる。
        中国包囲網にも加わらず経済制裁を行なっている北に隙あらば手を差し伸べようとする文政権に、アメリカがどこで引導をわたすか是非見てみたい。

        1. 匿名 より:

           引導を渡すことはない、屈服させるのみ。半島南部はアメリカにとって対中戦のオセロの四隅の一角。韓国の政権がどうなろうが中国にただでくれてやる訳がない。

           格付け会社の韓国の格付けを下げて(ウォンを売り浴びせて)やれば文在寅は土下座する。国を潰しても意地を張る気概など文在寅にはないだろう。

  4. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    韓国の外貨準備高前月比1%増の4073億ドル。本当なら素晴らしいが、そんなわけないだろう。それだけあったら、通貨スワップガー、為替スワップガー、、と喚かないだろう。

    本当はいくらあんの?2,000億ドルぐらい?どうも韓国の外貨準備高については、数値自体怪しいという気がします。日本をカモるのはいい加減にやめろ!

  5. 匿名希望の平民 より:

    結局、国家の信用力が低いから、ウォンは不安定通貨となる。

    本日の東京テレビ系列の「モーサテ」で、
    みずほ証券の大橋英敏氏の話では・・・

    「国家の信用は揺らぐのか」と題して、格下げリスクの関係で、
    国家の信用力には、3つの重要ポイントがあるとのこと。

    (1)【返済原資があるか?】
     ①名目GDP
     ②経常収支

    (2)【資金調達の安定性】
       ➂経常収支(国内貯蓄)
       ④国力
       ➄外部支援の可能性

    (3)【インフレ率】
       ⑥ハイパーインフレのリスク
     
    韓国の場合、上の ➂経常収支(国内貯蓄)と ➄外部支援の可能性
    に問題アリだと思います。
    ➂の国内貯蓄ですが、韓国人は贅沢好きで、カードローンなど消費金融を
    借りまくって、個人の借金はとても多く、貯蓄どころではふりません。

    また、➄外部支援の可能性ですが、今まで、外部支援をしてきたのは
    日本と米国です。韓国は、これらの国に対し、「恩を仇で返す」行為を
    平気で行っています。韓国に外部支援をする国などあるのでしょうか?

    ⑥のハイパーインフレですが、韓国は、日本に負けたくないと、今回の
    コロナショックに対する給付金や助成金を乱発しています。

    韓国経済が危機的状況にあるため、韓国政府は種々の支援策を打ち出し
    てお金を回そうとしています。ただし、この「回すお金」というのは
    国債発行などの借金によって工面される予定です。

    本当に調達できるのか、疑問????

    ムン大統領は、国民にいい顔をしたいがために、次々と支援策を打ち
    出すものの「財源はスルー」という態度。。。

    「ケンチャナヨー!!日本のアベも、次々と支援策を打ち出している
     から、資金について、ウリの国もなんとかなるニダ!!」
    「韓国は、世界が認める優秀な先進国ニダー。韓国が国債を発行すれば、
     世界中の国から、買いたいと応札があるニダー!!」
    「コロナショックをチャンスとして、一気に日本を追い抜くニダー!」
    「韓国は、アジアで一番の最強国!!」

    経済オンチの文政権が、自滅してくれるのを楽しみにしています。

    1. りょうちん より:

      米国債・日本国債の買い手に関してはよく話題になりますが・・・。

      韓国国債って、誰が買っているのでしょうか。
      過去に特集したことはありましたっけ?

      1. カズ より:

        韓国銀行が発行してる通貨安定証券の買い手も気になってます。誰?

        *やっぱり、経済の規模も実態も「中進国(チュウシンコク)」なのかな?

  6. だんな より:

    りょうちんさま
    国別では、一位が中国で、二位がアメリカのはずですが、細かい数字のソースが、見つからない。

    1. 伊江太 より:

      だんな様

      やっぱり中国が一位ですか。あんな財政破綻まっしぐらの国の赤字国債を、誰が好き好んで買うのかと思ってたんですが。しかも利率は低下してるっていうんですからね。

      完全に中国に首根っこ押さえられてるってことですから、アメリカの為替スワップの返済期限が来た辺りで、手持ちの韓国国債を売りに出すと脅されたら、どうするんでしょうね。

    2. 心配性のおばさん より:

      りょうちん様 だんな様

      アホなこと、お聞きいたします。韓国国債の購入代金って、ウオンなのでしょうか?人民元なのでしょうか?ドルなのでしょうか?ちょっとググった程度では出てこなかったので(恥)。

      1. 匿名 より:

         ウォン建てのようです。2016年の記事ですが以下参照。
         債券相場を中国に握られているというか握らせているというか…。

        中国 韓国国債の最大保有国に
        http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=58545
         韓国の上場債券を持つ国として、中国が、アメリカを抜き、もっとも多く保有している国となりました。
        韓国金融監督院が17日に発表した内容によりますと、2月末の基準で、中国が保有している韓国の上場債券が17兆5090億ウォンとなり、アメリカの14兆3900億ウォンを上回ったということです。アメリカが韓国債券最大保有国の座を譲ったのは、金融監督院が1990年代はじめに外国人の投資動向を集計し始めて以来、初めてのことです。

        1. 心配性のおばさん より:

          匿名様 感謝!こちらでは、素直にお聞きすることができます。

          ということは、ウォンの価値が暴落したら、韓国国債も・・。ですかしら。

        2. りょうちん より:

          ウォンのようなダイナミック痛貨で、利益を出すプロの外国投資家の真似はできる気がしません。
          自国通貨建ての国債が札割れしないかぎり、借金生活はできるということでしょうか。

    3. 雑把  「信楽焼かよっ!」 より:

      韓国、他国に金玉握られすぎだろ!

      政治   → 中国
      経済   → 中国
      防衛   → アメリカ
      技術素材 → 日本

      いや、同情はしてるんですけどね

      政治って、大事だなぁ、と
      日本も気を付けないと
      みな様、選挙では賢明な判断をしましょう

  7. 匿名 より:

    ほー

    徴用工訴訟めぐり韓国国内の日本製鉄資産を現金化へ
    https://times.abema.tv/posts/7056613

  8. 愛読者 より:

    分足チャートを見ていれば,介入があったときは俗称ワロス曲線(たぶん日本人の間でしか通じません)という独特な形になるので,投資家はみんな「また介入があった」とか投稿しあってます。わざわざ取り立てて記事にするほどの話ではない気がします。それから,外貨準備の内容も,分かってないのは1~3割程度と思われるジャンク債の内訳くらいです。そこは,ある程度傷付いていると思います。ウォンに比べるとアメリカがドルを沢山刷りすぎでいますので,ドル高ウォン安の外部からの圧力は弱まっていて,むしろ,韓国の内部事情で,輸出回復のために若干ウォン安に誘導していると思います。国債のデフォルトはもっと危ない国が沢山あって,今では韓国は相対的に安全なほうに分類できると思います。アメリカ国債のほうが暴落リスクが高い気がします。日本国債も買いません。

    1. 東京カモノハシ倶楽部 より:

      愛読者様

      よく、まとめサイト(もとはネット掲示板)に「韓国の外貨準備のうち有価証券のほとんどはジャンク債」という内容の書き込みを見るのですが、おっしゃる通りかつブログ主様も言及されている通り、すべてがジャンク債ではないですよね。米国債を1000億ほどを保有しているはず。これはアメリカ側の発表ですからまず間違いない。
      それを考慮に入れるとドルの真水の部分はどのくらい、という風に議論していく必要があると思っておりました。そのうえで、米国債を保有していることは信用の源泉になっているからここまでしか売れないだろうとか、考える必要があるのではないかと。

      ジャンク債の割合について言及されていたので、関心をもって拝見させていただきました。

      1. 匿名かも より:

        韓国による米国債保有額1100億ドルは官民保有額の合計だった気がします。。普通に考えれば外貨準備高にカウントできるのは半分程度なのかも。

  9. 匿名 より:

    韓国地裁、日本製鉄に書類送達 資産売却へ手続き進む 元徴用工訴訟
    https://news.yahoo.co.jp/articles/e1d29dea5686c3fa7ec2adaeb5a0e69fa6e24cf4

  10. 酒が弱い九州男児 より:

    > その正体は、おそらく為替の逆介入
    そういう見方もありですか。。。

    > その後は1ドル=1210~1240ウォンのレンジで膠着していることがわかります
    私は、これを通常の介入(ドル売り・ウォン買い)の成果だと思ってました。

    > 放っておけば1ドル=1200ウォンを割り込むウォン高・ドル安状態になりかねない、という状況ではないでしょうか。
    斬新です!目からウロコとも申しましょうか。

    恐らく他にも、私と同じような考えの方もたくさんいらっしゃることでしょう。韓国経済は何一ついいところがない状態で、私はウォン高はあり得ないと思ってました。

    あくまでも「韓国の発表が正しければ」という前提が付きますが、固定観念にとらわれない考察恐れ入ります。
    ありがとうございました。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告