陰謀論者の共通点とは「根拠もないのに自信たっぷり」
ウクライナ戦争でウクライナ側が反転攻勢に出ており、ロシアが劣勢に立たされ始めている、とする話題を当ウェブサイトにて取り上げたところ、ツイッター上で「新宿会計士さん、真顔でフェイク論考を信じているようだ」、「実際にはロシア圧勝状態」などとするメンションを受けました。そのうえで、何やら怪しげなブログの名前を出してきたのですが、そのわりにそのブログのどこをどう読んだら元記事が「フェイク論考」だと判断できるのか、その思考プロセスに言及が一切ありません。不思議です。
目次
議論の大切さ
事実と意見を見分けましょう
著者自身、かれこれ6年以上にわたって、当ウェブサイトなどを通じた政治経済評論活動を行っているのですが、こうしたなかでひとつ気を付けている点があるとしたら、「事実と意見を分けること」です。
自己診断するに、当ウェブサイトが毎月100~200万件のページビュー(PV)をいただくほどのサイトになった理由のひとつは、「客観的に誰でも確認できる情報」と、「その情報から導き出される仮説・推論・分析など」を、可能な限り分けようとしているからではないかと、勝手に思っています。
もちろん、当ウェブサイトで常にそのような行動ができているとは限りませんし、むしろ著者自身の専門領域(とくに金融、エクセル、ハンバーガー)から外れるような分野においては、正直、「その筋」の人から見れば、やはり「おかしなことを書いているな」と思われているかもしれません(とくに猫論やビアンカ・フローラ問題など)。
いずれにせよ、ここで重要な点があるとしたら、やはり基本的には「客観的な事実関係」と、それらをもとにした「主観的な意見・分析」については可能な限り分離すること、議論の透明性を確保することだと考えています。
したがって、読者コメントについても、ルールを守っていただいている限りにおいては、基本的には自動承認しているつもりです。
読者コメント欄を通じた「工作活動」?
なお、少しだけ余談です。
当ウェブサイトから明確に排除している読者コメントとしては、たとえば「▼海外からの外国語などによる詐欺サイト、ポルノサイト、ウイルスサイトへの誘導コメント、▼特定個人、特定民族などへの誹謗中傷コメント、▼犯罪予告コメント、▼著作権法違反コメント」――、などが挙げられますが、それだけではありません。
どうも最近、特定の組織(あるいはその組織に所属する個人)、特定の思想を持った個人などから当ウェブサイトに対し、スパム的なコメント、攻撃的なコメント、さらにひどい場合には「工作活動」的なコメントまでが寄せられるようになっているのです。
これらのコメントについては、一定の共通点があります。
- 特定のテーマの記事に対して、定型的な批判コメントを書き捨てる
- IPアドレスについては偽装していることが多い
- 主張には根拠がないことも多く、酷い場合は論旨不明、支離滅裂である
とくに特定の組織を批判したときに、それらの組織を擁護する立場から、毎回ほとんど同じ内容のコメントがつくこともあったのですが(そのような人物を、当ウェブサイトではすでに3人ほど特定しています)、他の読者に論破されても、ほとぼりが冷めたら再び同じ趣旨のコメントを書き込む、というわけです。
たかだか月間PVが100~200万件程度の弱小ウェブサイトに、ご苦労様なことです。
この点、当ウェブサイトはコメント主の皆さまの思想、信条、あるいはそのコメントのレベルの高さ・低さなどによって、特定のコメントを排除することは可能な限り避けているのですが、それが特定の組織の意向を受けたコメント、あるいはその可能性があるコメントであれば、話は違ってきます。
その性質上、排除する措置を講じる必要も出てくるのです。
その具体的な排除基準については、おそらく書き込んでいる者にとっては何となくわかっていることと思いますが、敢えて明らかにしません。なお、それらの工作コメントのすべてを排除するのではなく、一部のコメントについては敢えて残しているのですが、それが何を意味するかについても、明示することはしません。
もっとも、面白いもので、記者クラブの問題点を指摘すれば、記者クラブ擁護の立場から支離滅裂なコメントが次々と湧いたりするのですが、財務省の「国の借金」論を批判した際には、こうした「工作コメント」はほとんど湧きません。さすが財務省は統制が取れているようです(笑)。
ウクライナフェイク論
「ウクライナ反攻はフェイク」「実際にはロシアの圧勝状態だ」
さて、こうしたどうでもよい余談はこのくらいにし、本論に入りたいと思います。その「本論」とは、「科学的根拠のない陰謀論を唱える人ほど自信満々である」、という傾向のことです。その意味では、本稿は先日の『反科学の人たちの科学的知識は「最低レベル」だった?』の「続編」のようなものです。
大雑把に言えば、科学的知識が乏しい人ほど、科学者の総意の意見を否定する傾向がある、とする調査結果について取り上げてみたのですが、これに関して早速、具体的な実例が出てきたのです。
敢えて実名を出すのは控えますが、昨日の『ウクライナ反転攻勢がもたらすロシアの「余裕のなさ」』に対し、ツイッター上でとあるアカウントから、「新宿会計士さんはフェイク論考を信じている」、「実際はロシア圧勝状態」などとするメンションがあったのです。
はて?
少なくとも当ウェブサイトにおいて共同通信の吉田成之氏の論考を取り上げた理由は、著者自身が吉田氏の主張を「信じている」からではありません。吉田氏の論考について、信頼に足る合理的な根拠があると考えたからこそ、ウェブサイトに取り上げたのです。
この手の「信じる」という表現が出てきたときは、要注意です。なぜなら、科学は「信じる」対象ではないからです(※余談ですが、例の「140文字の文章しか理解できない人物」も、ツイッター上で「私は科学を信じるが…」などとおっしゃっていましたね)。
よくカン違いされることが多いのですが、科学というものは「神様が与えてくれた学問体系」ではありません。「人類がさまざまな現象を観察し、考えに考え抜いた結果至った結論」の体系であり、また、思考プロセスそのものでもあるのです。
陰謀論を信じる人の自己投影
ただ、一般に人々は「自己投影」するものですが、このツイート主の方の「信じる」という表現に、何となくこの方の思考パターンのヒントがあるように思えてなりません。
そこで、この方が昨日発信した他のツイートをひととおり眺めてみたのですが、これが非常にわかりやすいのです。ジャンル(?)としては、「トランプ(前米大統領)支持」、「反ワクチン」、「自民党と統一教会の関係の追及」、といった具合で、驚くほどに典型的な陰謀論ばかりです。
このうち「トランプ陰謀論」とは、2020年秋の米大統領選以降、急速に普及した、「本当はドナルド・J・トランプ米大統領(当時)が勝っていたのに、ジョー・バイデン候補に不正票が大量にカウントされて選挙結果が覆された」、などとする言説のことです。
実際、これについては当ウェブサイトでも少し検証を試みたことはあります。ただ、たしかに両候補者の得票数を積み上げたら、前回の大統領選と比べて票数が水膨れしていたという事実は確認できたものの、それ以上に「不正があったに違いない」という確たる証拠にたどり着くことはできませんでした。
しかし、読者コメント欄でも「不正は間違いなく存在した」、「それはすでに立証されている」などと主張するコメントが寄せられたのですが、それらは裁判手続で共和党陣営が主張したものに過ぎず、裁判で認められたものではなく、ましてや「不正の証拠が立証されたもの」ですらありませんでした。
また、「ワクチンを接種したら体に悪い」、といった主張もしつこく、当ウェブサイトにも「ワクチン接種を煽るような記事を掲載するのはやめてほしい」といった注文が付けられたこともあったのですが、そのわりに、こうした主張をしている人たちの医学的知識は非常に低かったりします。
さらに「自民党と統一教会の関係」に至っては、問題の定義すらなされておらず、ただひたすら、新聞・テレビなどのオールドメディアが繰り返す「もりかけ・さくら(MKS)ロジック」を妄信し、自分で勝手に疑惑を作り上げているというものが多いようです。
これらに共通するのは「非科学的態度」そのものでしょう。
ウクライナ戦争をどう評価するか
さて、せっかくウクライナ戦争の話題が出たので、これについても簡単に振り返っておきましょう。
当ウェブサイトの場合は、「いくつかの情報を組み合わせる限り、7月以降の戦況はロシアに不利だと判断できる」とする見解を掲載し続けてきたのですが、これは著者自身が「そう信じている」からではありません。
たとえば英国防衛省の『インテリジェンス・アップデート』などの情報源を利用する理由は、過去に発信された情報と、その後の報道などで明らかになった情報を突合した結果、(誇張が全くないとは言いませんが、)少なくとも客観性と信頼性があると「判断した」からです。
また、ロシアにとって選挙が不利だという間接的な証拠は、たとえば『タス通信』(英語版)を含めたロシア自身のメディアによる報道からも得られています。
ロシアのメディアによるこれまでの報道だと、ロシアは最初からドンバス地方とクリミア半島周辺地方にしか軍隊を展開していないことになっている(いわゆる「限定的な特殊軍事作戦」)にも関わらず、ロシア・メディアの報道内容が、自身のその設定と猛烈に矛盾を来しているからです。
こうした矛盾については、結局のところ、「ロシアのメディアがウソをついている」と考えなければ辻褄が合わなくなりますので、やはりロシア当局の発表などと異なり、現時点の戦況については、「ロシアは局地的に勝利を収めてきたが、ここに来て状況が変わり始めた」と「判断」できる、というわけです。
さらには、今年6月には英軍の制服組トップが「ロシアは戦略面で敗北した」と述べましたが(『英軍制服組トップ「ロシアはすでに戦略的に敗北した」』等参照)、これについては西側諸国の金融制裁とそれに伴う金額的影響など、統計資料を見れば客観的に誰にでもわかる話です。
どうしてこの手の簡単な基礎統計すら確認せず、ましてや相手国の報道などの裏付けを取ることなしに、「ロシアが圧勝状態にある」などと「信じ」てしまうのでしょうか?
客観的事実と仮定を組み合わせて「仮説」を導出することもある
くどいようですが、当ウェブサイトでは、「客観的事実」と、そこから導き出されるであろう「仮説」や「結論」などについては可能な限り分離し、読者の皆さまにとってはその結論に至る過程を後追い(トレース)していただけることが大事だと考えています(実践できているかどうかは別として)。
ごくまれに、個人的な実体験をもとに、「普通はこうでしょ?」などとやや乱暴な議論を展開することもあるのですが(『個人的実体験に基づく「自称元徴用工訴訟の不自然さ」』等参照)、基本的には、議論の出発点としては、客観的な事実関係、統計数値などを重視したいと考えています。
また、当たり前の話ですが、限られた情報だけでは正確な結論が出ないことがあります。
そのような場合には、「Aだったと仮定したら、Bという結論になる可能性がある」、「しかしCだったと仮定したら、Dという結論になる可能性もある」、といった具合に、「仮定を置いて可能性の議論を行うこと」も大切でしょう。
先ほどの事例でいえば、たしかに英国やウクライナなどの発表を鵜呑みに信じて、「ロシアの敗北が間近だ」、などと決めつけてしまうことは、逆に不適切です。
ただ、当ウェブサイトの場合、英国やウクライナなどの情報を議論に使う際には、「情報源が情報源だけに、これを盲信すべきではないが、仮にこれが事実だとしたら」、などと「仮定を置く」ことに努めてきたつもりです。
このことからも、当ウェブサイトにおいて、戦況がウクライナにとって有利であることについては「有力な仮説のひとつ」であると「考えている」のであって、決して「信じている」わけではない、という点については、くだんのツイート主の方には是非ともご理解いただきたいとは思います。
もっとも、このツイート主の方の、昨日における一連のツイートを眺めてみたところ、結論的には、そうした点を期待するのは難しそうに思えます。なぜなら、先ほども指摘したとおり、いくつかのツイートに共通しているのは、「科学的思考態度の欠如」だからです。
個人的な経験上、科学的思考態度を拒絶する人たちは、得てして「俺は独自の情報源を持っているんだぞ」、と自信満々になることもあります。実際、該当するツイート主の方は、とあるブログの名前を挙げたうえで、「実際にはロシア圧勝状態」、「このブログを見てほしいものだ」、などとつぶやいていらっしゃいます。
そのブログの実名を、本稿で挙げることはしません。正直、わざわざアクセスする価値があるとも思えないからです。もしもそのブログ記事をもとに、「共同通信の吉田氏の記事はフェイクだ」、「実際にはロシア圧勝状態」だと「判断」したのであれば、そのブログのどこをどう読んでそう判断したのかまでを指摘するのが筋でしょう。
説明と立証は別次元の話
ここで思い出すのは、とある会合でたまたま同席した「スピリチュアル・カウンセラー」の方と会話した際のエピソードです。この方は会合の休憩時間に、唐突に「あなたのオフィスを緑色に塗り替えたら、緑色のパワーを得られるようになりますよ!」と話しかけてきたのです。
このスピリチュアル・カウンセラーの方いわく、2014年11月に米国の何とか大学で、壁の色を塗り替えた状態で目隠しをした被験者をその部屋に入れ、「色のパワー」を言い当てるという実験が行われ、その結果、壁の色の「波動」によってその被験者の健康状態が変わることが「立証された」、というのです。
この時点で、この方のおっしゃっている内容は、明らかにメチャクチャです。「説明」と「立証」は別次元の話だからです。
そもそも「色のパワー」が何なのか、という疑問点もさることながら、その「実験」がいかなる条件で実施されたのか、さらにはたまたま実験で「被験者が色のパワー(?)を言い当てることができた」という結果が出たからといって、「壁の色で健康状態が変わること」が「立証された」というのは、議論の飛躍も良いところです。
要は「御社も波動カウンセリングを受けませんか?」という営業だったのですが、この手の与太話に引っかかる人は、もしかしたら例の「取材商法」にも引っかかるのかもしれませんね。
(※ちなみにこの「色のパワーの波動理論」、冷静に考えたら、「国の借金が国民1人あたり1000万円を超えるほどたくさんあるから、日本は財政破綻する」という主張も、怪しさでいえば「五十歩百歩」、といったところでしょうか。)
いずれにせよ、私たち人類にとって「科学的思考態度」は大変に重要なものですが、社会のインターネット化が進むに従い、その重要性はますます強まっています。インターネット空間においては、情報を発信するのにも、情報を受け取るのにも、「免許」など必要ないからです。
その意味では、ウクライナ戦争もワクチン議論も統一教会問題もMKSも、究極的には情報の受け手である私たち一般人が、「リテラシー」を問われる局面であることは間違いないでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
当該記事読みましたが 即刻コメント欄に他の人からのコメントが有り ああそうなんだと思いました。一般的に匿名さんの投稿は 反日メディアの無署名記事と同じ扱い(誰かの指示もしくは空気の指示により書かれた物)で眺めています。
「信じる」「信じない」と言うのは、結局、宗教ですからね。
少なくとも、私はそう思っています。
「信じる」もそうですが、私はこの手合いによく見られる「擁護」という表現も気になります。
自分は対立するどちらかの側か(例えば自民と立憲とか)に味方をし、もう一方の側に敵対しなければならない、くらいに思ってるんじゃないか、と思います。
韓国のウリナムも同じだと思っています。
自民にしても立憲にしても、是々非々で事実に基づいて評価すればいいだけで、確認できた事実が変われば、結論もかわるだけの話だと思いますが。
自分の属する集団と、そうでない「奴ら」を区別して味方をしたり敵対したりする行動は、人間だけでなくチンパンジーなどのサルにもあるんだそうです。原初的な現象らしいです。
陰謀論者というのは先日の論考にあった反科学の人たちに似ていますね。
どちらも自分の得た情報の真偽を考え、自分で論拠を確認するということをおろそかにする人だと思います。
たとえば前回の科学知識テストでも、答えがおかしいのではないかと思う箇所があったのですが、それをそのままにしとくかどうかで差が出ますね。
(私が疑問だったのは”ヘリウムは地球だけで採れる”が偽だったことです。地球以外で採ることはまだできていないはずなので)
ニュースやSNSなどの情報もおそらく鵜呑みにする人は陰謀論も正論もごちゃまぜにして自分の信じたい方を信じるのだと思います。
すみません。自己レスです。
科学知識テストの中の ”ヘリウムが採れる” ということばは誤訳でした。
元の英語では helium can be found でした。
すみません。
このテストを英語から翻訳した人は実力不足というのが結論かな。
宇宙で二番目に多く存在する元素なのにと思ったらすごい誤訳ですね。月でヘリウム3を採取なんて話自体はありますけど。
自分も昔 妖怪辞典などの本をみて 妖怪の存在を「信じて」ました。
信じるといっても、昔の人はそう見えていたとか、感じていたとかで やはり電灯とかの科学の力が妖怪を駆逐していったのだと。
しかし、今は ポケモンや妖怪ウォッチなどをみて 「あれは、金儲けの為の創作物」なんだと勝手に理解しました。
人は誰でも入ってくる情報は受け止めます。
が、そこに常識や知識が 入ってくる情報をガードしたり受け入れたり取捨選択します。
そこに好みとかもあるでしょう。
例えば、森村誠一の「悪魔の飽食」で731部隊の数々の人体実験があると信じれば、米国の中に情報が残ってなくても、それは実験結果を提出したから優遇されて消されたんだと人体実験があるという常識でしか物事を見られなくなります。
小学生の頃、学校の先生が左翼で歴史の授業で「三光作戦」なるものの説明をしてました。「殺し尽くし焼き尽くし奪い尽くす」で三光らしい。
しかし日本では光に尽くすという意味はなく、後に知ったのですが 中国には光に尽くすという意味があります。
貰った給料を全部使い切って贅沢する人を月光族というらしいです。
子供心に何故ナニナニしつくすに光がつくのかと不思議に思ってましたが、左翼の先生は日本軍は中国で残虐行為をしたと信じてるので その様なプロパガンダも素直に受け入れてしまうのです。
韓国でも同じで、子供の頃からの反日教育で 後に正しい情報がきても 持ってる常識や知識が 正しい情報を排除します。
おそらく、ここで 変な反論をする人は 持ってる知識に偏りがあるので、素直に会計士様の論を読めないのだと思います。
ある論を信じる信じないで評価する人は議論に参加すべきではないと思います。
評価は「理解できる/理解できない」がまずあり、その先に「論を支持する/論を支持しない」につながるものでしょう、というのはやや原理主義的かとも思いますが、信じるかどうかはしょせんはお気持ちでしかないのです。
信じる信じないの議論は神学論争になっちゃって、結論が出ないですよね。
議論する目的があるとすると、互いの信仰者を増やす布教活動でしかなくて。
あえて結論を出すなら、人それぞれ。(笑)
これまでの自分の認識や考えを確信させてくれる情報ばかり収集する「確証バイアス」に取り憑かれた人達なんでしょうか。
確証バイアスの強い人は知能が低い訳でもなく、実際に自然科学の研究でも見られがちという話も聞きましたがさて…
まあ、単に性格・個性という単純なものなのかもしれませんけどね。
いつもお世話になります。このブログを何年も運用されているブログ主さまは、私のようなコメントを時々書き込むだけの人とは比較にならない労力と時間をかけ、そして経験をされているのは間違いありません。
従って、その経験から得たノウハウや見識で色々な事象に対する判断能力も高まるでしょうし、運用方法や提供内容も改善がなされているのだと推察します。
このままお続けされることを期待するところです。
このご意見に非常に強く同意します。
純粋なアホの他にアフィリエイト稼ぎだったり偽情報流して世の中が混乱したら
俺の勝ちみたいな歪んだ自己顕示欲抱えている人らもいますね
ただ陰謀論にかぶれているだけならかわいいもんですが、その怪しい信条を元にSNSなどに妄想を撒き散らしたり、ましてや似非フェミなどのように意図的にそれらの事象を利用して、まともな人間なら考えもつかない汚いビジネスを立ち上げて金儲けを企む腹黒い連中が跋扈しているのはどうにも納得できかねますね。
ロシアの圧勝、と言ってる人達って、こんな風に単純に考えてるんじゃないでしょうか?
ロシア軍はウクライナに侵入できている。
ウクライナはロシア軍を排除できてない。
だからロシアはウクライナに圧勝している。
圧勝だったら当初の目論見通り、5月9日までにはとっくにウクライナ全土を制圧できてるはずですが、なぜキーウでは敗走し、4月以降は占領地が拡大できてないんでしょうね。
相手国内に入れてるから圧勝という理屈だったら、バグラチオン作戦以前の独ソ戦はドイツの圧勝、支那事変は日本の圧勝、ベトナム戦争はアメリカの圧勝って事になりますけどね。じゃあ何でこれらの国は圧勝してるのに撤退したのかって話です。
いやぁ、もっとシンプルに、「俺ってばこんな情報源を知ってるんだぜ」、「俺ってば偉いよな」、程度なのかとw
そういえば、小学校の同じクラスに何人かいましたわ。そういう子。
小中高と学年が上がるごとに減っていきましたけど、ゼロにはなりませんでしたね。
その後彼らはどうしてるんだろうなぁ。
私としては元日共なので統一協会に関して今言われている様な事はほとんど既知の話でした。また公明党が何がなんでも与党で居たくて、大阪では維新に東京では都民ファについた事や、それでも国政では自民党についている事、そして自民党が統一協会と共に創価学会を頼りにしてしまう事も勿論批判的に見て居りました。それでも私は日共の韓国べったりや、沖縄の基地反対運動へのチュチェ思想系(要するに北朝鮮シンパ)の潜り込みをうやむやに受け入れて、しばき隊だの男組だのと言う得体の知れない集団を抱えはじめるのを見て離党を決め、良く新宿会計士様の言われる妥協で自民党を薄く支持し始めました。
お陰で私は「オールド右翼」にはならずに居ります。
昔ミクシィというSNSで911が米政府の自作自演と主張された方に絡まれたのですが
その人がコレを見れば真実がわかります!と貼ってくれたURLを踏んだら
911が政府の自作自演!と主張するデモ行進のYOUTUBEの動画でした。
わかりませんでした。
中年さん 今日は。
いくつか僕も経験してます。しつこく本を読めと某大学教授に責められたこともあります。
911マッチポンプ説とフレームアップ説です。
ツインタワー解体説・周辺ビル解体工事便乗説・ニューヨーク防空網の四重体制の空隙説などというのもあります。
典型的なフェイク・陰謀説ですネ。
想定外・危機感・不安感が原因と思われます。が、解りませんが正解と言えるでしょう。ぼくもそうです。
無理にこうだったんだ。と回答をもとめると、転びます。
理解できない、わからない、知らないということは、古代ギリシャ以来の無知の知で、最高ですネ。
昭和60年の日航機墜落事故も未だに自衛隊or米軍犯行説を真に受けてるカルト信者がいますからね。
こんばんは。
そういえば大韓航空機撃墜事件について、当時教職にある人でも「あれは偵察行為とかスパイ機じゃなかったと言い切れるか?」みたいなことを真顔で言ってるのを見て、まだ若かった自分も唖然とした記憶があります。
あの頃、今で言うリベラルな方々は韓国を蛇蝎の如く嫌ってたんですよね(遠い目)
ナイス(笑)!
フェイク・陰謀等々、僕は、みんな俯瞰して、眺めているだけにしています。苦痛ですけど。
非難と袋叩きを覚悟した時だけ、表明するようにしています。叩き台になって、意味ある進化を願うばかりです。
なぜ、ここにコメントを残しているかは、受け取った人それぞれでかまわないからです。前置きです。
インターネット社会では当たり前のように、プロパガンダが、蔓延しています。イラク戦争IS戦争あたりから、国策として、反○○・逆反○○・アゲサゲまともなものを探すが大変なくらいです。大国小国入り乱れて、プロパガンダが、常識です。もちろん、真実を求め、反フェイク・反陰謀説なども盛んになされています。洗脳の問題もあります。
プロパガンダは、ともかく置いとくとして。有名なのは、ユダヤの世界支配、影のアメリカ支配でしょうか。この2つとも知らないか影響力をかんじないひとは、ただただ幸せと言えます。
これ等の荒唐無稽な陰謀には、多かれ少なかれ、歴史的な根拠・社会対立・大きな社会的危機―ペスト・戦争など・宗教の具体的な根拠があります。 それと受け止める側の問題もあります。
インターネット社会のなかで、人間は追いついていないようです。
良い場合もありますが、インフルエンサーの誤りを是正する力が働くには、知識つまりは客観性がどれだけあるかということと、多様性つまり多くの可能な拡がりをどれだけ確保できているかにかかっています。
インフルエンサーの影響力が強まっていく中、豊富な客観性と大きな多様性を持つ社会は上手にSNS社会をいきてゆけるでしょう。
インフルエンサーの暴走とその誤りを是正できない場合は、知識と多様性の薄い受け止める側の包容力のなさと非寛容で、相乗効果をうみ狂気が膨らみます。
同調圧と集団圧が強まって、狂気は雪だるまとなって、社会は崩壊します。両者の弱体化が今の状態ではないでしょうか。
多様性の一例として、間違いを恐れず、統一教会問題で一言。
ヨーロッパの啓蒙思想以来、宗教の自由と政教分離は、近代の歩みそのものでした。
裁判になじまないという形で、魔女裁判も長い時間をかけて克服されてきました。政治と宗教も相互の関与を薄めてきました。
あらゆる宗教弾圧もなくなってはいませんが、少なくとも信仰の自由は強められてきました。
そのうえで、いわるる霊感商法や折伏商法は商法・消費者法・公取法等々で厳しく規制すべきです。新法もまた可です
微妙な問題は、寄附金と贈与ですが、より厳しくすべきです。そして、寄附金のみはむしろ新法で拡大すべきでしょう。あといかなる特別扱いも全ての宗教に対して、行うべきではありません。但し、別途文化財保護などで、救うことはすべきです。例えば、京都の破綻は、させるべきではありません。
政教分離も徹底すればよいのであって、取りあえず独自の神仏にたいする長年の習俗慣習は否定すべきではない。例えば明治の廃仏棄釈に対する、南洲の仏寺座禅という座り込みを肯定する。
これだけのことで、あとは、有権者と政治団体に放置。
しかしながら、統一教会などという、金儲け団体が、生き延びて韓日米に存在することが、いかなる理由かという問題は、残りますが。
コメント失礼します。
>妖怪変化様
「あといかなる特別扱いも全ての宗教に対して、行うべきではありません。但し、別途文化財保護などで、救うことはすべきです。例えば、京都の破綻は、させるべきではありません。」
その後も政教分離「徹底」を訴えながら長年の習俗慣習は否定すべきではないとか仰ってますが、矛盾している様にしか読み取れません。習俗慣習に関わっている人から選挙権等を取り上げるのでしょうか?共産主義(金持ち殲滅、政府破壊すれば残った人は幸せになる筈)がお望みなのでしょうか?
創価や共産、幸福等、宗教団体が「合法で政治活動」をする分には構わないです。政治への支援や支持、陳情を通して政策を実現するとかですね。
但し政治家に働きかけたり、政治家になって日本国の利益ではなく自分達だけの利益や感情を満たす行いには反対です。私には政教分離に違反していない政党が与野党含めて居ないし、財務省やマスゴミも政教分離違反(政治上の権力を行使してはならない)と認識してます。日本国の目的「自国の生存と発展」に反し害しているのだから。
政教分離を突き詰めると政教分離原理主義という別な宗教、信仰になるだけです。宗教色を排した国立慰霊施設と同じです。慰霊自体が宗教、信仰なのだから。
政教分離に限らず、程々が良いです。過ぎたるは及ばざるが如し。
身も蓋も無い言い方をすれば、
「日本国の目的に適い、改善するなら私はあらゆる規制又は自由に賛成します」
です。現状悪化に繋がる提案は全部反対。私も統一は邪教というかカルトと認識してますが、安倍総理暗殺との因果関係(暗殺の依頼や指示の証拠とか出たのかな?)を証明出来ないのに責めるのには反対です。責めたいなら悪行の証拠を出せばいいし、私みたいに嫌ってるなら出来るだけ避ければいい。
ただ政治家は職務上不可能かと。一々思想チェックとかやらんでしょうし、やったらそれこそマスゴミや無責任反日野党が大喜びで責め立てる。
どうせなら統一に限らず、カルトや政教分離違反者全員に都合の悪い法改正とかが実現して欲しいです。
ビトウさん 今日は。ご指摘ありがとうございます。
程々が良い。過ぎたるは猶及ばざるが如し。という考えは、ほぼ同じです。
宗教に対する特別扱いは、現実には、税法の特別扱いのことです。宗教法人には、収益事業を含めて様々な優遇があります。詳しく知りませんが、一般法人とまでとは言いませんが、せめてNPO法人くらいまでにすべきです。
しかしそのことで、倒産社寺の傾向は急速に進んでしまうことを、緩和する必要も又あると思います。
文化と歴史の遺産を守るためにもそうです。
京都府市が、破産まじかというのは、社寺からの収入が激減しているからです。文化財保護の援助は必要です。ほかに手はまだあるでしょうが。
いまひとつは、宗教に差別を持ち込むことの弊害であり、危険です。
習俗としての神仏に対する関わりは生活に密着しているからです。しかも長い歴史があります。西郷南洲さんの仏寺をまもろうとした態度は、明快ではありませんか。信仰は心の問題でもあるのだからです。
すべて、 とりあえず、 という前提あるいは、当面ということです。税法上も習俗も変化します。変化したときに、変更を考えればよいというのが、スタンスです。
政教分離と信仰の自由については、これまで多くの血がながされてきました。
多くの国ではいまだに国教をすてていません。ただ、宗教差別の否定と信仰の自由を容認する国々は増えています。政教分離が進んできたことが、現状を表しています。
政教分離が、慣習として日常の抑制や習俗にかかわる人々の弾圧、宗教者・宗教信者の抑圧になんら関係のない真逆であることは、言うまでもありません。 政教分離と信仰の自由が憲法に書かれてある由縁です。
これに対して、一部の国々では、あからさまに政教分離という長い歴史の成果を、宗教弾圧と信仰の自由の否定に悪用しています。
選挙権を取り上げるなどという生易しいものではありません。某国でチベットラマ教や、法輪功がいかに、抹殺されたかを見れば、その宗教対策とは、宗教戦争に劣らない権力の皆〇しです。
これを政教分離原理主義と呼ぶか僕は知りません。
政治権力と信仰をひきはなすことは、心の自由を守ることであり信仰の否定ではありません。まただからといって、人々の日常の宗教的なものを否定することではない。と僕は解釈します。
祈りは誰でもするものでしょう。妖怪は大好きです。
心の自由と政教分離は矛盾はしません。
返信失礼します。
>妖怪変化様
政教分離という言葉に酔ってるか、好き勝手に弄んでいる様にしか読み取れません。現状否定にはより良い対案を。
優遇措置を減らせと言いながら文化財保護の援助はしろと言うのは随分都合の良い話であり、何より官僚に期待し過ぎに思えます。産業、経済政策や外交等失敗が非常に多いのに。試験を合格しただけで権限と報酬が与えられ、それに対して責任は全然伴わない連中です。帝国時代の悪しき遺産。
「政教分離が、慣習として日常の抑制や習俗にかかわる人々の弾圧、宗教者・宗教信者の抑圧になんら関係のない真逆であることは、言うまでもありません。 政教分離と信仰の自由が憲法に書かれてある由縁です。」
地鎮祭、靖国参拝、現在安倍総理暗殺の件で証拠も無く責められてる統一教会は無視ですか?
日本国当用憲法はGHQが7~10日程で作って押し付けた物です。憲法は国柄、その国の慣習や考えを表す物です。「法は制定するものではなく発見するものである」自分勝手にルール押し付けて上手くいくなら世界はとっくの昔に平和になり争いは根絶されています。
政教分離を絶対視するのは既存の宗教を滅ぼしたいからですか?それなら納得は出来ます。宗教を滅ぼすとは即ち文化や伝統破壊にも繋がりますので。日本国は古く長い歴史が在りますから許せない輩も居るのでしょうね。
コメント失礼します。
丁度反ワクチン信者が武漢肺炎に苦しんでいる記事を視掛けました。ワクチンは支配者の陰謀による毒物で、武漢肺炎はタダの風邪に過ぎないという設定だったかな?
http://2chcopipe.com/archives/52156519.html
カルト(前提が変わっても結論が変えられない、異端と異論が許せない)を治すというか変えるのは大変ですが、武漢肺炎で苦痛にのたうち回ればもしかしたら改心、改宗するかも知れませんね。
昔、死刑反対してた弁護士が自分の奥さん殺されたら死刑肯定、推進に回った事が有った気がしますが、高学歴でもカルト化する人は居るもんですね。オウム信者も東大生とか頭の良い、勉強の出来る人が多かった様で。サリンやVX作ってたのは凄い。
露が圧勝ならとっとと首都を占領して宇を露の領土にするか、ゼ一派を粛清して傀儡政権作ったりしないのは何故だろう?苦戦しているフリなのかな?半年以上も演技を続けてるのならご苦労なこってす。
陰「暴」論者は結局信仰や気分だけが主張の根拠になりがちですね。陰謀が嘘か真かを知るには時間が掛かるものです。ヴェノナ文書の解読や公開の様に。
露の侵略=虐殺凌辱強奪に対しては引き続き宇には頑張って頂きたいです。宇は勿論私達の利益にも繋がるので。勝てなくても良いので負けないで欲しいです。西側の贅沢を奪われて疲弊している様子なので、ゆっくり削ればいい。
世の陰謀論者の人たちの主張の頓珍漢さは
新宿会計士さまが明快にお示しのとおりと思います。
それにしてもこうした陰謀論者の方々はなぜ
あんなけったいな主張を、ホントに信じているのだろうか?
というのがBLOGOS時代からの私の長年の疑問です。
最近になって、同じ陰謀論を口にしても
その動機には大きな類型があると気づきました。
【類型1】
『お人好しなので陰謀論を信じ込まされた派』
これは実はあまり多くないと感じています。
【類型2】
『鬱憤層の自己顕示発露れいわ派』
マフラー壊しバイクで繁華街で空ぶかしする
騒音族のような れいわ 的な人たちです。
【類型3】
『陰謀論隠れ蓑自分たちの主張の方便派』
これが多く見受けられるのは、
韓流劣化儒教においては 身勝手な損得判断が優先し
正義や歴史や根拠は嘘捏造で方便のためのもの
からの方たちです。
実際他の掲示板で、『独島?は韓国領?』、
『自称慰安婦に日本は謝罪と賠償すべき?』
と主張の人が
『諸悪の根源は米帝世界支配』?などという陰謀論を、
自分の主張の逃げを打つために多用されてます。
他の国はまたそれぞれでしょうが、日本の陰謀論者は
上記3類型に分類できるかなと感じています。
私は以前、ファイザーの論文を見る限り「ワクチンに効果はない」と同僚に話したところ「それ、陰謀論ですよ」と言われたことがあります。陰謀論という言葉をその時初めて知りましたが、どうやら最近では陰謀論とレッテルを貼れば優位に立てる的な思考が多いようですね。反ワクの部分だけ言わせて頂けば未だにワクチンの副作用のリスクや効果について懐疑的でないのにはある意味感心します。
効果がないと主張されるときに「論文を見る限り」だけでは根拠にならないと思います。
論文の中の何をもって効果がないと判断したのか、それを示さなければ陰謀論と言われてしまっても仕方がないかと思います。