英軍制服組トップ「ロシアはすでに戦略的に敗北した」
ロシアのラブロフ外相はBBCのインタビューに対し、「我々はウクライナに侵攻していない」と述べたそうです。なかなかに驚く認識ですし、「ウソにウソを積み重ねるとウソに呑み込まれる」という実例そのものでもあります。その一方で英軍制服組トップのラダキン参謀総長は「ロシアはすでに戦略的に敗北した」とする認識を示したのだとか。
ロシアが払った犠牲が大きすぎる
ロシアによるウクライナ侵略の開始から、もうすぐ4ヵ月が経過します。
非常に残念なことに、ロシアによる違法な侵略行為はいまだに続いており、ウクライナで多くの方々が犠牲となり、負傷し、家を失い、さらには避難を余儀なくされています。ロシアの無法行為については、本当に許されるものではありません。
ただ、それと同時に注目しておきたいのは、ロシアの「犠牲」と「戦果」です。
4ヵ月に及ぶ戦闘で、ロシア軍も少なくない犠牲を払ったものと推察されます。とりわけ英国防衛省が5月に発信した情報などに基づけば、地上戦力の4分の1から3分の1がすでに失われたとの試算もあります(『ロシア下院議長「西側制裁にアナザーG8で対抗を!」』等参照)。
さらに、ロシアは金融面で西側諸国からの厳しい制裁を受けており、ロシアの主力銀行は現在、国際決済網であるSWIFTNetから排除され、ロシアはドル、ユーロ、円、ポンドなどのハード・カレンシー建ての外貨準備を凍結され、西側諸国の債券市場からも事実上排除されました。
外為市場ではロシアの通貨・ルーブルは見た目米ドルに対し安定しているようですが、事実上、自由な両替ができない状況に陥っています。
さらには西側諸国による経済制裁の結果、西側のさまざまな機材の対ロシア輸出が滞っていると見られます。
個人的には今後、ロシアが頼みとする鉱物性燃料(石油、天然ガスなど)の生産にも支障を来してくる可能性は十分にあると睨んでいますし、実際、時事通信は今週、ロシアのドイツ向けのガス輸出が40%削減されると報じています。
ロシア、ドイツ向けガス削減 海底パイプラインで40%
―――2022年06月14日22時00分付 時事通信より
ロシアはたしかに北朝鮮などと異なり、豊かな天然資源を有する資源国ではありますが、肝心の「モノを作るためのモノ」が西側から入ってこなくなれば、今後もこうした不具合が出てくるはずです。つまり、ロシアに対する西側諸国の制裁は、中・長期的に見れば、ロシアの生産能力を確実に蝕むのです。
ラブロフ露外相「我々はウクライナに侵攻していない」
こうしたなか、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は現地時間の16日、英国の公共放送BBCの単独インタビューに応じたようです。
ラヴロフ外相「ロシアは清廉潔白ではないし恥じてもいない」 BBC単独インタビュー
―――2022/06/17付 BBC NEWS JAPANより
なかなかに、驚く記事です。ラブロフ氏は開口一番、こう述べたからです。
「私たちはウクライナに侵攻していない」。
ラブロフ氏によれば、ロシアが現在行っているのは「特別軍事作戦」であり、そして、この「特別軍事作戦」をロシアが宣言した理由は、「ウクライナをNATOに引きずり込むのは犯罪行為だ」と西側に説明する手段が「ほかにまったくなかった」からなのだそうです。
正直、まったく意味がわかりません。
NATOが加盟国を拡大するのが「犯罪行為だ」というのも理解に苦しむ発言です。べつにNATOが加盟国を増やすこと自体が国際法に違反しているという事実もなければ、NATO側がロシアに「東進しない」と法的に確約したという事実もないからです。
(※ちなみにごく一部の人は、「1990年2月9日に当時の米国のジェームズ・ベイカー国務長官がソ連のミハイル・ゴルバチョフ共産党書記長と会談した際、『東方に1インチも拡大しない』と述べた」、「だからNATO東進は西側の約束違反だ」、などとしきりに主張するのも困りものです。百歩譲ってその発言が事実だったとしても、「NATO拡大が違法である」という論拠にはならないからです。)
敢えてNATOの東進について議論するならば、それはそもそもロシア自身が招いたようなものでしょう。
いずれにせよ、このBBCの記事を読むと、人間はいったんウソをつき始め、それを訂正するチャンスを逸すると、ウソにウソを重ね、ついには収拾がつかなくなるものだ、ということがよくわかります。
まさに、ウラジミル・プーチン大統領、セルゲイ・ラブロフ外相を含めたロシア政府幹部らは、後世に残る恥をさらしているのでしょう。
「ロシアはすでに戦略的に敗北」=英参謀総長
ただ、これが「恥」で終わる、というものでもありません。
AFPを含めたいくつかのメディアの報道によると、英軍の制服組トップであるトニー・ラダキン国防参謀総長は英PA通信のインタビューに答え、ロシアが「戦略的にすでに敗北している」との認識を示したのだそうです。
ロシア「戦略的に既に敗北」 英軍制服組トップ
―――2022年6月17日 12:35付 AFPBBニュースより
ラダキン氏はインタビューで、「ロシアは大きな過ちを犯した」、「ウクライナを支配することは決してないだろう」などとしたうえで、ロシアが今後「弱体化」し、NATOが強化される、との見方を示したそうです。
つまり、ロシアが兵力を大きく損耗したこと、NATOの体制強化をもたらしたこと自体が、ここでいう「戦略的敗北」の意味でしょう。局地戦では勝ったとしても、それがロシアの衰退を決定的付けるという意味では、まさに戦略的敗北そのものです。
西側諸国vsロシアの対立は長期化
ただし、個人的には、現時点においてロシアが「すでに敗北している」とみるのは早計だと考えます。NATOにフィンランドやスウェーデンが加入する問題を巡っては、トルコが妨害していることを見落としてはなりません。
それに、米国・欧州・英国・日本などを中心とする自由・民主主義同盟諸国も一枚岩ではなく、「東の韓国」や「西のトルコ」などのように、常に内側から同盟を弱体化させようとする動きもあります。
さらには、中国とインドがロシアに対する制裁に参加していないことから、西側諸国による対ロシア制裁も不完全なものとならざるを得ませんし、米ドルなどの使用ができなくなっても、ロシアにとっては人民元という(不完全ながらも)利用可能な外貨がありますし、資源や穀物の輸出先には事欠かないのです。
非常に残念なことに、日本でも某議員のように、「ウクライナは降伏すべきだ」などとする暴論を吐く恥ずべき者もいます。日本の国会議員でありながらロシアの立場を代弁するとは、大変に困った話でもあります。
さらには、ロシアやそれに対する西側諸国の動きについては、将来の台湾併合を狙う中国にとっても大きな関心事であることは間違いありません。いずれにせよ、西側諸国とロシアの対立は相当に長期化することを覚悟しておく必要はあるでしょうし、日本も西側諸国の一員として行動することが求められるのでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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NATOが加盟国を拡大するのを犯罪行為ではなく準戦争行為?とかにしてれば、中共はロシアに賛同し易かったかもですね。
中共にとっての台湾海峡などでの航行の自由作戦はロシアにとってのNATOの東進だ、と言い易くなるのではないかと。
後々、第三次世界大戦の始まりだと歴史家が言いそうですが、そんな始まりの時期なのに外交で解決をとか自衛隊の強化は朝鮮半島への再侵略の準備だとか、頭の悪い連中が妄言を吐き続けそうで面倒です。
ロシアがやっていることは絵にかいたような領土拡大侵略行為で、周辺地域からの脅威を減じるために緩衝地帯を確保し「ロシア社会化」する行為は、歴史を紐解けば彼らは何度も繰り返して来ました。次危ないのはモルドバの親露派支配地域です。もちろん北海道は大変危険なままです。
>「ウクライナは降伏すべきだ」
橋下、玉川も言ってた。
武力に大きな差があり、どうせ負けるんだから犠牲を少なくするためという趣旨だと思うけど。
降伏していればウクライナの犠牲は少なくて済んだかもしれないが、そうでなかったかもしれない。そうでなかったらどうすするの?
ウクライナ人は民族的にロシアに近く、ソ連邦の一員だったからロシア人が戦争で何をするかはよくわかっている。降伏などとんでもないと思ってたはず。降伏したら一か所に集められ、後ろ手に縛られ、後頭部を撃ち抜かれる。カチンの森でやったように。
そういえば橋下さん、最近おとなしいね。
住居を破壊し、住民たちを「人道回廊を通じて」ロシアに取り込み、彼らがロシアに恭順を示さず敵対的であれば(普通そうでしょう)流民とみなしばらばらにしてロシア領土内に散在する貧相な再教育キャンプ地域へ depart(放逐)する。ロシアはこれまでもそうでしたが、これからも、いつまでもロシアのままです。
NATOが東進したのはクリミア半島を収奪したロシアの愚行に端を発したものです。
本来、軍事同盟の目的は”脅威からの集団自衛”であり、侵略行為を是としたものではないはずなんですけどね。
旧ソ連圏6カ国が加盟する軍事同盟(CSTO)からロシアへの派兵が無いのもその流れからなのかと・・。
> 私たちはウクライナに侵攻していない
そういえばプーチンがこう言ってましたね。「ウクライナは存在しない。小ロシアがあるだけだ」と。
つまり、ロシアが侵攻しているのはロシアの一部である小ロシアであって、ウクライナではない。だからウクライナに侵攻していない。
「独島はウリの領土ニダ。独島は竹島ではないニダ。竹島はどこか別の島ニダ」という屁理屈と同じですね。
> 正直、まったく意味がわかりません。
プーチンの犬であるラブロフには屁理屈でも詭弁でも言い張るしかできませんね。「パブロフの犬」ならぬ「ラブロフは犬」。
> 『東方に1インチも拡大しない』と述べた」、「だからNATO東進は西側の約束違反だ」……「NATO拡大が違法である」という論拠にはならないからです。
いますね、こういうわからんちん。
それらの発言が記録されていようとも、条約や議定書として明記されていなければ「約束」にはなりませんし、ましてや守らなくても違法にはなりません。その理解が欠けているのでしょう。
違法とは、明記されているミンスク議定書を二度も破ったロシアの行為を指すのですけど。
>ラブロフは犬
誰がおもろいこと言えと
そもそも論ですけど、(英軍制服トップの言うように)ロシア軍が戦略的に敗北しているのであっても、(ロシア軍だけではありませんが)戦場で負けていないのに、戦いをやめることは出来ないのではないでしょうか。もちろん、今後、状況が変わって戦略的敗北がなくなることを願っているのでしょう。(もちろん、そんなことが起きないとは限りません)
某有名スペースオペラでは、
「戦略的敗北を戦術的勝利で覆すことはできない。」
とありますがさてはて…。
匿名さま
>「戦略的敗北を戦術的勝利で覆すことはできない。」
それでも覆すことを信じるのが人間ではないでしょうか。
蛇足ですが、英軍制服組トップが、ロシア軍の戦略的敗北発言をした以上、ロシアから、日韓、それに小国も含めて、その発言を気にせざるを得ないでしょう。もちろん、その発言を否定するのか、戦略的敗北を回避する方法を考えるのか、戦略的敗北後の世界で自国の利益を考えるのか、戦略的敗北後の世界で自国の損を回避する方法を考えるのか、考えたけど何も思いつかなかったのになるのか、は分かりませんが。
引きこもり中年さま
プーチンの戦争目的はウクライナを味方にする又は緩衝地帯化。
それによりNATOの拡大を食い止める。
はずだったのに、ウクライナ国民にとってロシアは不倶戴天の仇敵となり、フィンランド及びスウェーデンもNATO入りを表明と真逆の方向に進んで挽回は不可能。
たとえウクライナ全土を制圧しても覆らない。(ゲリラが溢れアフガン化する。)
侵攻開始前に、全ロシア将校協会がプーチン辞任を求める声明を出しましたが、見事に今日の事態を予想していました。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/92504?page=3
今のクレムリンは、戦術的勝利で覆すというよりは自らの保身を考えて引き際を誤ったのでしょう。
日本はこれを他山の石とすべきだと考えます。
なるほどロシアは戦略的に敗北しているのでしょう。
ところでウクライナが必要としているのは戦術的勝利の連鎖による露軍全面撤退(国民国土の被害拡大を抑える為にもASAP)のはずですが、ドイツのサボタージュともとれる有言不実行や他国による支援への横槍、EUやらNATOやらのグダリっぷり等等眺めるに、”ロシアの戦略的敗北”を最大化するためにウクライナをすりつぶす意図が透けてる気がするのは、青過ぎですかね??
NATOの拡大をしない約束があったかどうか、当時の大統領ゴルバチョフ自身が「議論もしていない」と明言していることは知られた話ですが、その元記事は2014年のこの記事です。
Mikhail Gorbachev: I am against all walls (Russia Beyond)
https://www.rbth.com/international/2014/10/16/mikhail_gorbachev_i_am_against_all_walls_40673.html
M.G.: The topic of “NATO expansion” was not discussed at all, and it wasn’t brought up in those years. I say this with full responsibility.
M.G.:「NATOの拡大」という話題は、当時はまったく議論されませんでしたし、持ち出されることもありませんでした。私は全責任を負ってこれを言う。
一応これ以外の点に触れておくと、東独領域にNATO軍を配備しないことは議論したと述べていますし、NATOが当方拡大すればロシアが恐怖を抱くだろうことはゴルバチョフの他の発言からも読みとれはします。
もちろんそれは、ロシアがウクライナ侵攻してよい理由にはなりませんし、戦後の国際法の考えにたてば、ロシアには文句は言えてもそれを受け入れる以外の選択肢はなかったと思います。
維新の評判を落としている2人もこの辺の事情には触れてましたが、最近は「犠牲を減らすためにウクライナは降伏せよ、戦闘を停止せよ」が目立ちます。
ただ、戦闘をやめろと訴える相手は常にウクライナや日本、欧米。プーチンやロシアに対して一言くらいは言ってもいいでしょうに、絶対に言わないんですよね。
不思議だなぁ(棒)
「憲法と平和を守る政党」と連呼する政党広報車が自宅近隣を徘徊しています。
彼らはまずロシアと中国に9条とやらを飲ませてそれを遵守させることから仕事を始めるべきで、話す相手をまるで間違っているとしか思えません。言っていることやっていることがちぐはぐなのは代議士ばかりではありませんが。
二人が言っていることは、「仕事は大事だ、ヤクザにみかじめ料を払えば仕事の邪魔をされないから払っておけ。=力による現状変更を容認しろ」という事。
前段は一般論として妥当だが、常識では後段には繋がらない。
仕事の邪魔をするヤクザを懲らしめようが今の日本人の感覚ではないかと思う。
橋下さんは一般人だから”その程度の人・弁護士”として扱えば良いと思います。
ただ、それをコメンテーターとして置いて措くTV局は”反社会勢力に与する組織”として徹底的に非難されるべきと思います。
始末が悪いのは、卑しくも国会議員である鈴木宗男の発言です。
この男が国会議員で良いのか北海道の民度が試されると思います。
今、自分がノホホンとしていられるのは、占守島他で戦ってくれた兵隊さんがいたからという事が分かって言っているのか、どう思っているのか聞きたい。
農家の三男坊 様
>今、自分がノホホンとしていられるのは、占守島他で戦ってくれた兵隊さんがいたからという事が分かって言っているのか、どう思っているのか聞きたい。
むしろこう思ってるんじゃないでしょうか?
「余計な事しやがって。その兵隊がさっさと降伏してくれたら北海道はソ連に解放されて、自分もロシア国籍がもらえたのに」
鈴木宗男氏が秘書として仕えていた中川一郎氏が、アメリカからソ連のスパイと認定されてペルソナ・ノン・グラータとなっていました。鈴木宗男氏の言行から鑑みて、中川一郎氏がそうなった一因に鈴木宗男氏が絡んでいるのではないかと推測せざるを得ません。
誰も止められないムネオ氏ですが、JRの改札には止められていたようです。
KSL-Live!(竹本てつじ)@ksl_live
https://twitter.com/ksl_live/status/1537427896842977280
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
ロシアがウクライナ侵攻に対して「どのように負けるか」を整理する事がそろそろ必要になっていると思います。
負け方にも日本や西側民主主義国家が得する負け方と西側民主主義国家が大損する負け方が存在すると思うからです。
思考実験での負け方ですが、A.ロシアが領土を失う負け方とB.ウクライナだけが領土を失う負け方とC.双方が領土を失わない負け方が存在すると思います。
パターンAはロシアが核戦力による抑止力を喪失した状況で発生しますので当方は西側諸国にメリットよりもデメリットが大きいと思います。
A-1.ロシアが小国に分裂する形で崩壊する
一見西側諸国にありがたいですが、シベリア等の「核融合を売る以外生きる術が無い」国々をどうするか考えておかないと核を使った宗教的テロ事件が多発すると思います。
又、メキシコとテキサス共和国の歴史は決して過去のものではないことを思い知らされるかと思います。
A-2.ロシアが中国に全併合される
西側諸国に悪夢です。核と軍事技術が強化されたスーパーチャイナの登場です。
アメリカとしては台湾と日本を失って極東から自勢力が叩き出されることも視野に入れる必要があるかもしれません。
日本は尖閣諸島どころか北海道や裏日本が重要防衛線になるので防衛予算倍増では足りませんが国民が許容するでしょうか?
「国民に社会から十分なセキュリティ教育をしなかったツケ」を払わされるかもしれません。
パターンBは明確に敗北が見えませんが、ロシアが何処の属国に転落する形です。
B-1.ロシアが中国の属国に転落する。
徐々にロシアの軍事技術が中国に流れてスーパーチャイナが遅れて登場です。
このパターンが可能性高いですね(笑)。
B-2.ロシアがインドの属国に転落する。
可能性が少ないですがこのパターンがパターンBでは有望です。
クアッドを通じロシアをインドが西側代表として間接支配できればなお良いと思います。
B-3.ロシアが西側諸国の属国に転落する。
一見西側諸国にありがたいですが、中国との綱引きが起きるのでロシアが緩衝地帯として「乞食外交」ができる余地が有るので日本と韓国で陥った轍に今度は西側諸国がハマりそうですね(笑)。
パターンCは実現する可能性が低いのであまり議論する価値がないのですが、1つだけ当方に理想として掲示します。
C-1.ロシアが全軍撤退後、国連PKFによってウクライナ版「刀狩」を行う。
主権国家だけが本来武装組織を独占するのが理想ですが民兵組織等が活動する事が外国の介入口実になるので排除する一方でウクライナにロシアが「復讐目的」で侵略行為を実施するのを抑止する為に国際社会代表としてPKFを存在させるのが理想では無いかと思います。
まあキシダでは無理。安倍氏がうまく仲介して初めて目が出て来るかと。
以前半島での未来パターンを分類して可能性を提示していましたがウクライナ版を希望しますね。
以上です。駄文失礼しました。
誤:核融合を売る
正:核兵器を売る
です。誤字失礼しました。
ロシアがすでに戦略的に敗北しようが、精密誘導兵器の在庫が底をつこうが、ロシア軍にはあまり影響がないように思います。
精密兵器を前提とし陸・海・空が連携する戦略などは、おおざっぱなロシア軍にとっては不得意の極みです。露助の怖さは旧式の兵器による第二次世界大戦スタイル、つまりあたり一面弾薬の雨を降らせて、力押しに押してゆくところにあります(何たって、進撃しなければ後方の上官から撃ち殺されるし)。旧式兵器もなくなれば棍棒で殴り合いをしてでも戦い続けるでしょう。とは冗談ですが、もともとロシアにきちんとした長期戦の戦略があったようには見えないので、戦略的に敗北したと言われても、当分戦争は終わらないかと思います。
今だ、ロシア擁護のコメントがあちこちで出ていますが、たとえてみれば、
胃カメラで、ごく初期のガン(ロシアのウクライナ侵攻=戦争)が発見されました。
初期なので手術(制裁)で治る(停戦)可能性が高いので、リスク(国民の負担)はありますが手術(制裁)をすることになりました。
もちろん放置すれば、ガンはどんどん成長して転移(中国や北朝鮮)することは間違いなく、そうなれば手遅れになります。
しかし家族の一部(親ロ派)から、手術(制裁)などとんでもない、ガンは不健康な生活(外交の失敗)によるものだから
健康的な生活(外交)をしていれば、ガンが治る(平和的解決)と、お馬鹿な意見が出ています。
ガンが発見(戦争の勃発)されてないならともかく、発見されてしまった今となっては、まずは手術(制裁)、それから健康的な生活(外交)でしょう。
ロシアは長年にわたってNATO東進を批判しウクライナがレッドラインと警告してきた。
すなわち最低でもウクライナは「緩衝国」として残せと。
ところがウクライナは緩衝国どころかロシアの永遠の敵国となった。
これだけでロシアの戦略的失敗が確定している。
米英が次に仕掛けるのがベラルーシの民主化。
現大統領が民主化勢力を押さえつけているがそれも時間の問題。
そしてウクライナ、ベラルーシのスラブ民族を通して民主化の風をロシアに送ればよい。
これがどれだけ恐ろしいのかは東ドイツでその原体験があるプーチンが一番知っている。
プーチンは普段からロ・べ・ウの一体化を主張している。
ベ・ウからの民主化の風はロシアの現体制を転覆させるとよくわかってるはずだ。
こういう搦手からの攻撃も期待される。
14日にローマ教皇庁(バチカン)が発表した別の所見では、長年続いてきた当該地域での戦争にウクライナ侵攻が加わったと分析。これらの戦争で非常に多くの死者と破壊がもたらされたとの認識を示した。
そのうえで「ただここで状況を一段と複雑にしているのは、ある『超大国』による直接的な介入だ。自国の意思を押し付けようとするその行動は、民族自決の原則に反する」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd9b782a8b638a084d96c33080a2aadb6058b707
鈴木宗男そのまま Σ(・□・;)
ウクライナ情勢がどの様になろうとロシアが日本へ侵略したいと思って居る事が分った。
たぶんいつかはやるだろう。
最新技術とか戦略面とか戦術面とか問題が有るかもしれないが量で押してくるだろう。
核を持っているので日本の反撃で攻め込むことは至難の技。防衛がメインでしょう。
いつか来るその日のためにどの様な準備をしなければならないか。
それこそ日本は令和の蒸気船を見ている
この記事の
英軍制服組トップの方の
お見立ての通りが実情と感じます。
私が不思議に思うのは
そんな窮地のロシアなのに
駐日ロシア大使閣下や大使館が
滑稽なナチスレッテル貼り
を日本に対してするなどで
日本国民のロシア離れを
さらに加速している点です。
ロシアへの理解を訴えロシアの
味方を作るために努力するべき
彼らの自殺行為はとても謎です。
ただ、彼らのこれまで
親交深い人達の顔ぶれを思い出すと
日本人に効果的に訴求する方法を
求める彼らに対して、
ならず者国家とは友愛結ぶ
鳩ポッポさんであり また、
あの菅直人大センセとかなら
『その一番の方法は、
私に習って敵対勢力に
ナチスレッテル貼りをすることです』?
というそんなアドバイスを真に受けてしまった
ことからの失敗かもと感じます。