共産党委員長が「急迫不正の主権侵害に自衛隊で対処」
日本共産党の志位和夫委員長が「急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくのが党の立場」だ、などと発言したことが話題になっています。また、立憲民主党の泉健太代表も、こうした志位委員長の発言を受け、「自衛隊を合憲と理解をしては」と呼び掛けたのだとか。ただ、普段からの憲法議論を拒否するかのような姿勢を見る限り、立憲民主党も安保を語る資格があるのかは疑問です。
目次
憲法議論のおかしさ
当ウェブサイトでは、憲法について議論することがあります。とくにここ数年は、毎年5月3日、つまり「憲法記念日」に、たいていの場合、日本国憲法に関する考察を掲載しています。
基本的には、言いたいことは昨年の『憲法について議論すべき点は9条以外にもたくさんある』でひととおり議論したつもりですが、それだけではありません。
たとえば2019年の『憲法記念日に「脱税の放棄」について考えてみた』では、「憲法に戦争禁止と書きこんで戦争がなくなるのなら、憲法に脱税禁止と書きこめば脱税がなくなるはず」、といった趣旨の主張を考えてみました。
また、2020年の一『コロナウイルスも憲法で禁止しよう!』でも同様に、「憲法に戦争禁止と書きこんで戦争がなくなるのなら、憲法にコロナウィルス禁止と書きこめば、コロナウィルスがなくなるはず」、といった趣旨の主張を掲載しています。
話しにならない「ケンポーキュージョー教」
「な~にを、バカなことを主張しているのか」、などと呆れる方も多いでしょう。
ただ、ここで考えていただきたいのは、「憲法第9条があるからこそ戦争が起こらない」、「憲法第9条を守ろう」、などとする主張(最近の当ウェブサイトの用語でいう「ケンポーキュージョー教」)の「思考停止ぶり」です。
※「ケンポーキュージョー教」とは?
「日本国憲法第9条があれば、日本は外国には侵略されない」とするカルト宗教。立憲民主党や日本共産党などが唱えている。俗に「護憲派」などと呼ばれることもある
とても当たり前の話ですが、仮に日本が憲法で戦争を禁止したからといって、相手国が日本に攻め込んでくるのを防ぐことはできません。相手国に日本国憲法を守らせることなどできないからです。
また、憲法第9条ですべての戦争がなくなるというのであれば、世界中がこの憲法第9条とまったく同じ条文を憲法などに盛り込んでいなければおかしいのですが、少なくとも日本の周辺国(とくに中国、ロシア、北朝鮮、韓国の4ヵ国)は、日本国憲法第9条に相当する条文を持っていません。
著者自身も知り合いに「ケンポーキュージョー教」を信じる人がおり、その人とときどき話をするのですが、正直、まったくお話になりません。
たとえば、「中国は毎日のように公船を尖閣諸島周辺海域に派遣してきていますよ?」と言えば、「でも、尖閣諸島みたいに小さな島は中国に差し上げれば良いじゃない」と却ってきます。
また、「ロシアは北方領土を、韓国は竹島を不法占拠したままですよ?」といえば、「どちらも平和の象徴として、両国で一緒に開発すれば良いじゃない」、といった具合です。
それでは日本人を拉致した北朝鮮についてどう思うのかと聞いてみれば、「それはたしかに許せないけれども、それでも話し合いで解決すれば良いじゃない?」、「安倍さん(※安倍晋三総理のこと)のアプローチじゃ日本人拉致被害者を取り返せなかったでしょ?」、といった具合です。
おそらくこの手の人にとって、国際紛争とは「あくまでも話し合いだけで解決するもの」であり、また、相手国が自国の領土を掠め取ろうとしていれば、「大したことがない領土」ならば「差し上げてしまえば良いじゃない」、といった発想なのでしょう。
ウクライナ危機で志位氏のツイートが混乱
ただ、『憲法第9条では外国からの侵略を防ぐことなどできない』でも指摘しましたが、こうしたケンポーキュージョー教の欺瞞は、ウクライナ戦争によって破綻したと考えて良いと思います。こちら側に戦争をするつもりがなくても、相手国から戦争を仕掛けられることがあり得るからです。
こうしたなかで、「ケンポーキュージョー教」の「総本山」のような人物が発しているツイートが、なかなかに面黒いものです。日本共産党の志位和夫委員長は、この憲法第9条について、「他国への侵略ができないようにするための条項だ」、などと言い分を変えてきたのです。
志位和夫
憲法9条をウクライナ問題と関係させて論ずるならば、仮にプーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです。
―――2022/02/24 17:51付 ツイッターより
憲法9条をウクライナ問題と関係させて論ずるならば、仮にプーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです。
— 志位和夫 (@shiikazuo) February 24, 2022
本当に苦しい言い分です。
現実にロシアはウクライナに侵攻したわけですし、そして、日本国憲法第9条に相当する条文は、ロシア憲法には存在しません(※存在していたとしても、ウラジミル・プーチン大統領がそれを守るという保証もありませんが)。「もし~ならば」、を議論しても、まったく意味がないのです。
さすがにケンポーキュージョー教の化けの皮が完全に剥がれた格好だと言えるでしょう。
ちなみに志位氏は「相手が軍事、核、力の論理できたときに、こちらも同じ論理で対抗すれば、果てしない悪循環になる」、「憲法第9条を生かした外交戦略こそ必要だ」、などとするツイートも発しています。
志位和夫
(会見で「日本を守るにはどうしたら」と問われ)相手が軍事、核、力の論理できたときに、こちらも軍事、核、力の論理で対抗すれば、「軍事対軍事」の果てしない悪循環になり一番危険なことになる。
東アジアを平和と協力の地域にしていくための、ASEANと協力し憲法9条を生かした外交戦略こそ必要だ。
―――2022/03/17 20:32付 ツイッターより
(会見で「日本を守るにはどうしたら」と問われ)相手が軍事、核、力の論理できたときに、こちらも軍事、核、力の論理で対抗すれば、「軍事対軍事」の果てしない悪循環になり一番危険なことになる。
東アジアを平和と協力の地域にしていくための、ASEANと協力し憲法9条を生かした外交戦略こそ必要だ。— 志位和夫 (@shiikazuo) March 17, 2022
その「憲法第9条を生かした外交戦略」の具体的なものを、是非ともいますぐ提示してほしいという気がしますが、残念ながら、20年以上も日本共産党の代表として君臨する志位氏に、そこまでの機動性は期待できないと考えていた次第です。
志位氏「急迫不正の主権侵害に自衛隊で対処する」
こうしたなか、その志位氏は7日、党本部の会合で、「急迫不正の主権侵害が起こった場合は、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬく」というのが日本共産党の立場だとする見解を示したそうです。
共産・志位委員長、主権侵害あれば「自衛隊使い命と主権守る」…自民「今までと180度違う」
―――2022/04/08 07:06付 読売新聞オンラインより
志位和夫氏自身のこれまでのツイートとも整合性が見られませんし、読売によれば、他党からは「自衛隊の解消を掲げる共産党の綱領と矛盾している」との批判も出ていると記載されています。志位氏がこんなことを言いだしたのも、さすがに「ブチャ事件」で国際社会の潮目が完全に変わったためでしょうか。
また、この読売の記事によれば、志位氏は憲法第9条を巡り、「無抵抗主義ではなく、個別的自衛権は存在している」とも述べたそうですが、もしそうであるならば、「自衛隊は憲法違反」とする日本共産党の立場とも整合しなくなる可能性があります。
ケンポーキュージョー教を信奉していた信者の皆さんにとっては、志位氏の発言はまさに「裏切り」そのものと認識されやしないかと、他人事ながら心配になってしまいます。
泉健太氏「共産は自衛隊合憲と理解しては?」
こうしたなか、立憲民主党も、日本共産党の「ハシゴ」を外しにかかっているようです。
立民・泉氏「共産は自衛隊合憲と理解をしては」
―――2022/4/8 13:37付 産経ニュースより
産経ニュースによると、立憲民主党の泉健太代表は8日の記者会見で、この志位氏の発言を「歓迎」したうえで、日本共産党に対し「明確に、自衛隊は合憲だという理解をしても良いのではないか」と呼び掛けたそうです。
こうした泉氏の発言について、産経ニュースは「夏の参院選改選1人区での共産との調整に向け、ネックとなっている安保政策の違いを埋めたい考えもありそう」だと分析しています。
もっとも、立憲民主党が憲法審査会での議論を頑なに拒否している現状を踏まえると、立憲民主党に安全保障を議論する資格があるのかは、疑問でもありますが…。
夏の参院選で護憲派はどういう審判を受けるのか
いずれにせよ、『朝日新聞の調査で改憲賛成が47%に達したことの意味』でも指摘したとおり、「あの」朝日新聞の世論調査ですら、改憲に賛成する意見が47%と反対の32%を大きく上回ったほどです。
近年、「憲法を議論することをタブー視すべきではない」といった考え方が徐々に市民権を獲得し始めていることは間違いありません。
ちなみに、立憲民主党は日本共産党との選挙協力を巡り、最大の支持基盤のひとつである連合との関係がギクシャクしています。
『連合が決定した参院選基本方針で「支援政党」記載なし』でも取り上げたとおり、連合は参院選の基本方針で立憲民主党支持を明確に打ち出しませんでしたが、これは昨年秋の衆院選の直前ごろから、連合が繰り返し立憲民主党に警告を発していたという事実を踏まえると、ある意味では予想された対応ではあります。
そして、少なくとも「ケンポーキュージョーさえ守っていれば外国が攻めてこない」などとする意見、あるいは「自衛隊は合憲だから憲法議論をする必要はない」、といった姿勢が、夏の参院選で有権者にどう評価されるかについては見物でしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
雑談板にも書きましたが、志位氏の発言は
「自衛隊が憲法違反だろうがなんだろうが、使えるものは使う」
と言ってるんだろうと思います。
超法規的措置はお手の物でしょう。
自分たちを助けてもらうのに「使えるものは使う」扱いですか、こいつ等は助ける必要はなし。
>超法規的措置はお手の物でしょう
そんな奴らが護憲護憲と煩いのは下心あってのモノなんでしょうね。
公選法違反の常習者が何を抜かすのやら。
自衛隊発言、党方針と一致 志位氏「批判は的外れ」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA102FO0Q2A410C2000000/
自衛隊を憲法違反とする共産の立場と矛盾があるとの批判には「全く的外れだ」と反論した。
共産 志位委員長 “自衛隊活用“方針 参院選で理解求める考え
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/80786.html
党の綱領で「解消に向かって前進をはかる」としている自衛隊について「一足飛びに自衛隊を無くすことはできない。憲法9条の理想に向け、国民多数の合意で一歩一歩、自衛隊の現実を改革していくのが党の立場だ」と説明
ということなので、憲法違反と認識した状態で、自衛隊を使えるときには使う、と言っています。
詰将棋は一手一手詰めていかないと、つ(詰)まんなかったですね。(笑)
次の一手は
「法の支配についてはどう考えているんだ?」
です。
頑なに憲法改正の審議を拒否してきた野党は、皆の意見を聞いて話し合うという民主主義の原則から既に外れています。 つまり審議拒否の野党は民主主義から逸脱し、制度を悪用していると言ってよいと思います。
コメント失礼します。
志位も小池晃(プーチンは話し合いでは無理)も共産党のこれ迄の発言を否定しているのが可笑しい。自己批判させられないか心配です。
戦争反対!話し合いで全て解決しろ!と叫んだ所で現実はそう上手くいかない。
戦争と借金はしてはならない絶対悪ではなく手段の一つ。群れの目的「生存と発展」に適うと信じられればやる。
戦争とはルールある決闘であり、宣戦布告から始まり講和条約発効で終わる。軍人軍施設を攻撃し、民間人は便衣兵(ゲリラ。軍服来てない)でない限りは殺さない。
戦争は目的限定戦争と総力戦がある。総力戦はかつての大東亜戦争終盤や現在のウクライナ。本土決戦となれば民間人も戦うし殺される。
露のやってるのは戦争ではなく侵略(ウクライナが露を挑発した訳でもないのに襲っている。大東亜戦争は宣戦布告が遅れた大チョンボはやってしまったけど侵略ではない。そもそも石油禁輸等で米に挑発、先に攻撃されている。故に侵略ではなく自衛戦争)であり、戦争ですらない。だから国際法も守らないのは当然。そもそも国際法は強制法ではなく合意法。国家に法を強制出来る存在は無い。
倉山満という人の著作の受け売りですが、国際法、マクロ経済、文書学(一次資料としての書き方)が大事という主張には同意です。
でもこの人、安倍元総理にはやたら厳しく、小泉元総理はやたら高く評価している気がしないでもないです。
>>戦争ではなく侵略
それは違う、侵略であっても戦争にはなり得る
>>大東亜戦争は宣戦布告が遅れた大チョンボはやってしまったけど侵略ではない。そもそも石油禁輸等で米に挑発、先に攻撃されている。故に侵略ではなく自衛戦争
「経済制裁は軍事的敵対行為」とヨーロッパでは考えられているのかな?
だからウクライナ大統領も、経済制裁に参加した日本を評価したと推測
GHQ歴史観では経済制裁は敵対行為ではないので、真珠湾は日本による一方的侵略になるが(日本共産党や社民党も「軍事的敵対行為だから九条違反」という理由では経済制裁に反対できない)
返信失礼します。
戦争の定義を満たしていないですね。紛争、事変、動乱。又は喧嘩。リンチになってないのはウクライナの奮闘と西側の支援の賜物。そもそも第二次大戦後、ちゃんと戦争した国が有るのか疑問ですが。
君が周りからいきなり「物売らない、給料払わない」とかやられたら挑発、敵対行為とは認識しないのですか?
私はGHQ、自虐史観には賛同していませんので。米の戦争犯罪も野放しなのは困ったものです。通商破壊、空襲や原爆での民間人虐殺、当用憲法押し付け。日本国に対してだけでもこれだけやっている。
戦争を身近な喧嘩に置き換えると
お互いが相手の身体を攻撃、あるいは攻撃する意思があるものが喧嘩。
相手が一方的に暴力をふるい、こちら防戦のみでこちらからは相手に攻撃しないのは暴行。
さて、ウクライナはロシアを攻撃しているのでしょうか?
なるほど、アヘン戦争は戦争ではなかったのか
イラク戦争やベトナム戦争も戦争ではないね
歴史の教科書書き換えるように請求しないと
この出来事を、「志位滅裂」と呼ぶのはいかがでしょう?
おーぉ。と思わず声が漏れました。
✕憲法9条があることによって平和が守られてきた。
○平和の維持に努めた結果として憲法9条が守られてきた。
さて彼らのポスターの「憲法まもれ」は意味不明で、”守れ:compliance”という意味なのか、”護れ:protection”なのかを、敢えてボカしているように思えます。
そしてここに来て次々と飛び出す「9条は戦争を仕掛ける側への抑止」「武力には自衛隊を使う」発言。突き合わせると、
「戦争を仕掛ける側(9条を持つ側なので当然日本のこと)を抑止するために憲法マモレ、自衛隊がそもそも無ければ使わずに済んで憲法マモレる。」
(しかし何かで志位氏の後継は小池氏かと不破氏に問いかけたところ、「小池くんは軽すぎる」との回答だったとか聞いた覚えが。ソース失念。仰る通りですね、でも志位氏は軽くないのかというとなんともですが。)
ウクライナ戦争は、現代のアヘン戦争になるのか?
アヘン戦争と黒船で、鎖国という神君家康公以来の祖法(実際は家光以来)が変わった様に ケンポーキュージョーも変えるべき時が来てるのです。
憲法は、あくまで国民のためのもので 憲法学者の不磨の大典、聖書ではないのです。
まぁ、共産党にしたらケンポーキュージョーで軍隊がない方が、他国の侵略が呼び込みやすくなるという考え方があるのやも知れません。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(そう自分に言い聞かせないと、自分は間違えない存在と自惚れるので)
日本共産党としては、「戦争は憲法9条で防げるが、他国からの特殊軍事作戦は自衛隊で防ぐ」と言いたいのではないでしょうか。(昔からのものは、形式的には変えないが、一時的例外的な対策で現実に対応して、それが何故か、続くというのが日本の特色ではないでしょうか)
蛇足ですが、日本にあるのは憲法9条教ではなく、リスクゼロ教で、憲法9条は、それのお札ではないでしょうか。そして、今回のウクライナ危機で、その霊験が怪しくなってきたので、共産党はその隣に自衛隊(もしかしたら日米安保条約も)という新しいお札も貼ろうとしているのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
すみません。追加です。
日本の憲法9条信者は、憲法9条教+リスクゼロ教の信者なのではないでしょうか。だとしたら、この2つが両立できなくなったら、どうするのでしょうか。どちらかを選ぶか、2つとも捨てるかしかないと思うのですが。
蛇足ですが、真の憲法9条信者とは、例え自分が不利益を被っても、憲法9条教を信じる人のことだと思うのですが。
駄文にて失礼しました。
私の周りにも拳法窮状狂の信者がいたようで、憲法9条があるからサイバー攻撃を受けることはないと思っていたようです。
マルウエアに感染したらしく、システム管理者に大目玉を食らったそうです。
基本的には国境のないインターネット上で仕事をする以上、自分の身は自分で守りませんとね。
志位さんも日本人。
独裁者でもない。
たくさんの日本人の党員もいる。
現実をみて日本を守るために、頑張って欲しい。
日本共産党がこの数年呪文のように唱えてきたのが
・憲法9条平和主義
・ジェンダーフリー
・脱原発脱炭素再生可能エネルギー導入
だがロシアがウクライナ侵攻。
圧倒的に残酷で厳粛なリアルを見せつけられる。
・主権国家への武力侵攻が行われる
激しい戦闘行為に虐殺が実際に目の前で起こる。
・ウクライナから退避が認められたのは女性、子供、老人
青年男性は主に労働力として国内に残ることが義務付けられた。
・資源エネルギー価格が大幅に上昇
再生エネでは国家が維持できず化石燃料と同じく原発も必要。
「お花畑」にいた日本人もようやく目を覚ましつつあるようだ。
志位にとっては恐怖でしかないだろう。
自分たちのすべてが否定され消え失せてしまうのだから。
そもそも
・自衛隊は違憲
・国民の同意を得て自衛隊は解消
・日米安保条約は破棄し安保法制は廃止
こんなのが通るわけがない。
ウクライナ侵攻により共産党の歴史的役割の終焉が明らかとなった。
今年で日本共産党は設立100年で、むしろよくここまで持ったと言うこともできる。
憲法9条の成立する世界とは?
各国のエネルギー自給率とか食料自給率が70~80パーセント位になれば実現するかもね。
なんかいい感じに科学技術がブレイクスルーして、奪い合う必要がなくなれば…
>急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬく
国民の生命財産と書かないのは、国民の財産を奪って党の財産にするの等の基本的立ち位置だからですかね?
まぁ、テロリスト予備軍あるいはジェノサイダー予備軍に過ぎない日本共産党が日本国民の命や財産を奪う事はあっても守る事はないでしょうけど。
ここ2ヶ月程は、憲法九条教徒にとって悪夢の日々だったでしょうね。
共産党ですらこんな事を言いだしているのだから、共産党員ですら「あれ、ヤバくね?」
と言う声が増えて、脂汗を流さずにはいられなくなっているのでしょう。
立憲民主党も連合に見捨てられつつあった時にこの世論の大変化。
「嫌だよ、九条の事なんて話したくないよ!……でもそうすると自民党の邪魔が
出来なくなるし……」が本音でしょうかね?
彼らの苦しい答弁が七転八倒しているのは中々興味深い見世物です。
ところがどっこい、自民党の幹事長経験者という大実力者が、憲法9条教信者です。
『【岩田温】自民党の幹事長まで務めた大物、古賀誠さんがまさかの憲法九条信者でした・・・。著書『憲法九条は世界遺産』より【切り抜き/政治】』
https://www.youtube.com/watch?v=xZSv03hnHQk
小林よしのりも、とんでもない輩に入れ込んでいたものである。
共産党のくせに「国民」とは、ずいぶんと視野のお狭いことですこと。もう少しちゃんと共産主義の夢を見なさいよ。
ウンウン。
韓国に反日をやめてもらいたくないのと同じで、
共産党に9条教をやめてもらいたくないですねー。
支持者が減ってきて、財政的にも辛いので、発言が変わった、と考えますが。
さて。
ここで、ストイックで無くなったら、ますます、ジリ貧じゃないかな。
昔の共産党を知っていれば志位の発言は不思議でも何でもない。
昔は「自衛隊を改定して共産軍にする」とか言っていたんだが、社会党が崩壊したころから九条教になった、というよりも振りをした。
実際、党の綱領でも「解消に向かって前進をはかる」としている自衛隊について「いますぐなくそうなどと考えていない。将来、アジアが平和になり、国民の圧倒的な多数が『軍事力がなくても安心だ』と考えたときに、はじめて憲法9条の理想にむけてふみだそうと提案している」としている。
つまり、世界各国が軍隊を解体するような時代が来たら考えるってことだ。
たぶん社会党から流れてくる九条教徒を引き込みたかったんだろう。今回は衣の下から鎧が見えただけ。
あの日本共産党が珍しく
まともなこと(?)を言った(笑)
ととても大きな話題になってます。
とは言っても、
共産党綱領も変えないで
これまでの声高の主張も撤回せずですから
今回の発言もウクライナ国旗掲げてのアジ演説も、
いつものように鬱憤層勧誘集票しか考えていない
その場しのぎのテキトーなものなのでしょう。
まあ、とはいっても表向きだけでも
言ってることが間違っていなければ
私はめくじら立てずに歓迎して上げるべきと
考えます。
およそ昔から、
山賊追い剥ぎなどモロモロの集団は
その時々の風向きでなんか言ってるものですが
戦国大名も大目に見て利用できるときは
してきたものです。
ここはぜひ
日本共産党さんにも頑張ってもらって
プーチンの肩を持ちウクライナ大統領に
『悔い改めるべきだ』を3/1にツイッターで主張した
ミスター民主党鳩ポッポさんたちに
いつもの強力な攻撃手法を向けてほしものだと
期待します。
日本共産党はどうして9条に限らず、憲法改正論議をしたくないのか理解できない。 そもそも、この党は天皇性を「将来、そのようなときが来れば」廃止することを党是としている。 その来るべき将来に備えて今から改正の論議を始め、国民の成熟を深めてもいいのではないだろうか。
また、うろ覚えではあるが、選挙のたびに「小さな声を聴きます」とか言ってる政党もあったように思うが、改正すべきの意見が50%もあるのに、その50%は「小さな声」ではないのだろうか。
「共産党」の支配する国で、戦争、国民の迫害、虐殺、弾圧をしていない国は、一国でもあるのだろうか。