トルコ、韓国などを除き、対米ドルでの通貨安は限定的

トルコと韓国は通貨スワップを結んでませんでしたっけ?

米FRBが、早ければ年内にも、金融緩和の段階的縮小(テーパリング)を開始するとの観測が生じています。ただ、昨年3月のコロナ禍の際と異なり、年初来で比較したときに、米ドルに対して10%前後落している通貨は、主要国通貨ではかなり限られています。公式レートを事実上管理しているアルゼンチンを別とすれば、トルコ、タイ、韓国などの通貨が下落しているようです(うちトルコと韓国は、奇しくも通貨スワップを結んだばかりのようです)。

通貨あれこれ

通貨にはハード・カレンシーとソフト・カレンシーの別がある

当ウェブサイトでは長らく、「通貨」というものを深く研究してきたつもりです。

ここでいう「通貨」は、「おカネ」という意味を持つものだけに留まりません。

広く国際的な資本取引(債券発行など)に使用可能な通貨、デリバティブなどが高度に発達した通貨もあれば、自国内ですらろくに信頼されていないような通貨もあります。また、金融危機が生じると、まっさきに外資が逃げ出す国もあり、そのような国の通貨は、10年に1度は通貨危機に直面したりします。

著者自身の分類で恐縮ですが、世界の通貨には「ハード・カレンシー」と「ソフト・カレンシー」という違いがあります。

ここで、ハード・カレンシーとは国際的に広く通用する通貨のことであり、一般にその通貨で投資可能な金融商品の種類が多く、さまざまな金融商品(株式、債券はいうまでもなく、金利スワップ、先物、オプションなどのデリバティブ、AT1やTLACなどの特殊な債券、ファンド投資など)が発達しています。

これに対し、ソフト・カレンシー(あるいは「ローカル・カレンシー」)とは、その通貨を発行している国・法域だけでしか通用しない通貨のことであり、また、その通貨による金融商品も豊富とはいえないものを指します。多くの場合は発展途上国の通貨がこれに該当します。

著者自身の分類で恐縮ですが、世界で最も通用度が高いハード・カレンシーは「基軸通貨」である米ドル、これに次いで取引量が多いのが「準基軸通貨」であるユーロであり、これに日本円、英ポンド、スイスフランなどの通貨が続きます(著者自身はこれをG5通貨と呼んでいます)。

このG5通貨に加え、さらには豪ドル・加ドル・北欧通貨、オフショア金融センターであるシンガポールや香港の通貨などの「準ハード・カレンシー」がありますが、それら以外の通貨については、基本的には「全世界で自由に両替可能」とは言い難いのが実情でしょう。

人民元の国際化という「寝言」

こうしたなか、通貨によっては変動相場のレンジを制限する政策、事実上の資本統制を継続している国もありますが、その典型例が、中国でしょう。

以前は「人民元が国際通貨になる」、などとおっしゃっていた方もいらっしゃいました。

とくに、2016年10月以降、人民元が国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)構成通貨に加えられたあたりから、「これからは人民元の時代だ」、「人民元は日本円などを駆逐してアジアの基軸通貨に変わり、やがては米ドルに取って代わる」、などと威勢の良いセリフも聞かれたものです。

ところが、現時点において、人民元が国際的な取引で広く通用しているとは言い難いのが実情です。

なぜなら、『数字で読む「人民元の国際化は2015年で止まった」』などでも報告したとおり、現状の人民元は国際的な資本取引等で使用できる通貨とは到底言い難い代物だからです。

もちろん、SWIFTのデータなどで確認すると、小口の商取引では人民元決済の比率はそこそこ上昇している楊なのですが、国際決済銀行(BIS)などの統計で読む限り、大口決済や大口の資本取引の世界において、人民元はまだまだ使い勝手が悪いのが実情でしょう。

ことに、中国が主導する国際開発銀行である「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」についても、融資案件の多くは世界銀行やアジア開発銀行(ADB)との協調案件であったり、コロナ特需案件であったりしますし、それらの圧倒的多くは人民元建てではなく米ドル建てです。

中国は最近、「デジタル人民元」なるものに力を入れていますが(『「デジタル人民元」は国際犯罪の温床となるのが関の山』等参照)、肝心の資本取引における使い勝手が上昇しない以上、人民元は基軸通貨どころかハード・カレンシー入りすら怪しいでしょう。

いずれにせよ、中国というのは「覇権を握ってやる」という野心を隠さないわりに、金融市場参加者にとっての使い勝手の良さを高めるための努力がまったく見られません。大変不思議な国だと思う次第です。

米ドルの動きが気になる

FRBのテーパリング観測

さて、新型コロナウィルス・武漢肺炎の世界的な流行を受け、米FRBを筆頭に、世界各地の中央銀行が緩和的な金融政策を採用しています。

ただ、米国でコロナ禍からの回復基調が見られることなどから、早ければ年内にも、資産購入プログラムなどの金融緩和政策の縮小(テーパリング)を開始するとの見通しが優勢となってきました。米メディア・ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、市場参加者の間ではテーパリング観測が強まっているのだとか。

Fed Officials Weigh Ending Asset Purchases by Mid-2022

―――2021/08/16 5:30 am ET付 WSJより

そうなると、マネー市場にどんな影響が生じるのでしょうか。

端的にいえば、「米ドルの供給量が減る」わけですから、教科書的には「相対的な米ドルの希少価値が上昇し、ドル高・外貨安という流れが生じる」、などとされています。

そして、金融市場のなかでも、とくに外為市場には「思惑」で先行的に動くという特徴が強いため(※著者私見)、その分、FOMC議事録のちょっとした文言、毎月最初の金曜日に公表される非農業部門雇用統計(NFP)などの材料で、外為市場は大きく動く、という特徴があります。

実際の為替相場はどうなのか

ただ、実際のところはどうなのかと思い、調べてみると、決して単純ではありません。

ここでは、いくつかの通貨の対米ドル相場を調べてみました。

  • G5通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン)
  • それ以外のG20通貨(加ドル、豪ドル、インドネシアルピア、トルコリラ、アルゼンチンペソ、ブラジルレアル、韓国ウォン、メキシコペソ、人民元、南アフリカランド、ロシアルーブル)※米ドルペッグのサウジリヤルを除く
  • 北欧通貨(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク)、アジア・オセアニア通貨(ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポール、台湾、香港)など

これらについて、年初来の対米ドル為替相場を調べ、1位から10位を図表1に、11位から20位を図表2に、21位以降を図表3に示しています。。

なお、豪ドルや英ポンド、ユーロなどの場合は、一般には「米ドルに対する交換比率」ではなく、「それらの通貨に対する米ドルの交換比率」で示されます。たとえば、一般に豪ドルの場合は「AUDUSD」で示されることが多いのです。

ただ、今回は多通貨間の比較をするという目的があるため、あえて「USDAUD」のレートを示しており、ユーロ、英ポンド、ニュージーランドドルなどについても同じことが言えます。いずれにせよ、騰落率が「プラス」表示のものは、その通貨の価値が米ドルに対して下落していることぉお意味しています。

具体的な為替相場

アルゼンチン、トルコ、タイ、韓国の通貨が下落

まずは、1位~10位を眺めてみましょう。

図表1 2021年初と比べた通貨の騰落率1位~10位
通貨8月20日時点騰落率
アルゼンチンペソ(USDARS)97.1815.58%
トルコリラ(USDTRY)8.536814.75%
タイバーツ(USDTHB)33.3811.38%
韓国ウォン(USDKRW)1183.419.00%
豪ドル(USDAUD)1.40297.93%
スウェーデンクローナ(USDSEK)8.857.56%
日本円(USDJPY)109.76.26%
ノルウェークローネ(USDNOK)9.08135.62%
マレーシアリンギット(USDMYR)4.23755.34%
ニュージーランドドル(USDNZD)1.46615.32%

(【出所】WSJの昨日深夜時点のマーケット欄)

アルゼンチンの場合は公式レートで通貨管理を行っていますが、WSJに示されているのは、おそらくその公式レートだと思われます。ただ、そのアルゼンチンに次いで大きく下落しているのがトルコリラであり、アジアだとタイバーツ、韓国ウォンなどが続いています。

(※どうでも良い話かもしれませんが、『トルコと韓国が「ローカル通貨建てのスワップ」を締結』などで述べたとおり、トルコと韓国は先日、通貨スワップを結んでいます。しかし、あまり厳しいことは言いたくないのですが、正直、ソフト・カレンシー国同士は役立たないどころか危険ではないかと思う次第です。)

また、国際的なハード・カレンシーである豪ドル、北欧通貨のスウェーデンコローナ、ノルウェークローネ、そして日本円なども、年初来で見ると、大きく下落した通貨の一角を占めている、というわけです。

フィリピン、インドネシアなどの通貨は意外と堅い

次に、11位から20位を確認してみましょう。

図表2 2021年初と比べた通貨の騰落率11位~20位
通貨8月20日時点騰落率
ブラジルレアル(USDBRL)5.4484.90%
フィリピンペソ(USDPHP)50.3514.87%
デンマーククローネ(USDDKK)6.37214.58%
ユーロ(USDEUR)0.85714.36%
南アフリカランド(USDZAR)15.29133.86%
スイスフラン(USDCHF)0.9183.74%
シンガポールドル(USDSGD)1.36293.09%
インドネシアルピア(USDIDR)144532.87%
メキシコペソ(USDMXN)20.27641.98%
カナダドル(USDCAD)1.29131.43%

(【出所】WSJの昨日深夜時点のマーケット欄)

こちらも意外な顔ぶれが入ってきました。

ブラジルレアル、フィリピンペソのように、一般には「弱い」と見られている通貨がやって来ていますが、騰落率でいえば、むしろ日本円よりも低いのです。あるいは、かつてはアジア通貨危機の直撃を受けたことでもしられるインドネシアの通貨も、年初来ではさほど大きく下落したわけではない、というのは意外です。

ペッグ通貨などが下位に

さらには、21位以降を確認してみます。

図表3 2021年初と比べた通貨の騰落率21位以降
通貨8月20日時点騰落率
ロシアルーブル(USDRUB)74.49030.74%
香港ドル(USDHKD)7.79070.48%
オフショア人民元(USDCNH)6.5043-0.01%
台湾ドル(USDTWD)28.0408-0.10%
英ポンド(USDGBP)0.7317-0.39%
人民元(USDCNY)6.4994-0.51%
ベトナムドン(USDVND)22822-1.12%

(【出所】WSJの昨日深夜時点のマーケット欄)

これも、大変に意外な結果があるとすれば、ロシアルーブルが年初で見てほとんど動いていない、という点でしょう。

また、香港ドルがほとんど動いていないのは、同通貨が1米ドル=7.8香港ドルを中心に、上下0.05香港ドルずつの変動しか許容しないというペッグ制が取られています。

また、資本統制の強い人民元がほとんど動いていないのも、ある意味では予想の範囲内ですが、台湾ドル、ベトナムドンが意外と堅いというのにも、個人的にはやや意外感を持って受け止めています。

もっとも、英ポンドが小動きとなっているかに見えるのは、これはあくまでも結果論に過ぎません。英ポンドは伝統的にボラティリティが高いことで知られますが、上下動した結果、偶然年初来で小動きに見えているだけの話と考えて良いでしょう。

実際はどうなのか

さて、FRBのテーパリングも、結局は米国の都合で行われるものです。

ただ、ソフト・カレンシー国の中には、(あくまでも結果論かもしれませんが)為替レートが大きく動いたケースとそうでないケースが混在しているようです。

こうしたなか、個人的な関心事で恐縮ですが、FRBのテーパリングにもうひとつ意味があるとしたら、コロナ禍以降、時限的に始めた9本の為替スワップについても、終了するのではないか、という点にあると思う次第です。

現在、FRBは14の外国中央銀行・通貨当局(FIMA)とのあいだで為替スワップを締結していますが、このうち日英欧瑞加5ヵ国・地域との為替スワップについては今後も継続しつつも、それ以外の為替スワップについては終了するのでしょう。

米FRBが保有するFIMAに対する為替スワップ
  • 無制限のスワップ(無期限)…ECB、日本銀行、BOE、SNB、BOCの5者
  • 上限600億ドルのスワップ(今年12月末まで)…豪州、ブラジル、韓国、メキシコ、シンガポール、スウェーデンの中央銀行・通貨当局
  • 上限300億ドルのスワップ(今年12月末まで)…デンマーク、ノルウェー、ニュージーランドの中央銀行

豪州やニュージーランドなどについては、このまま為替スワップを終わらせて良いのか、若干心配ではありますが、それ以外の国々に関しては予定どおり終了させたとしても、さほどの心配はないかもしれない、などと思う次第です。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. sqsq より:

    湾岸戦争のころだったと思う。タイの空港の両替所で「中東湾岸諸国の通貨は両替できません」という看板が出ていた。それまでタイバーツに普通に両替できていた通貨だ。そのような国からの人は一度米ドルに替えてから持ち込まなくてはならなくなっていた。通貨というものは所詮紙にすぎない。信用がなくなれば相手にされなくなるということを思い知った出来事だった。

  2. 公認電力管理士 より:

    トルコと韓国は通貨スワップを結んでませんでしたっけ?

    シンシアリー氏の受け売りですが、韓国には、水鬼神と言う溺死した人の怨霊がいて、同じ場所を通る船や人を襲って、「私だけ死ぬのは悔しい。お前も道連れだ」として水の中に引きずって行くのだそうです。
    https://sincereleeblog.com/2021/08/16/tekubinigoyoujin/

    土韓通貨スワップは結果的に無理心中、或いは自殺協定になってしまうかも。

    1. りょうちん より:

      そこの抜けたひしゃくを用意していないと。
      底の抜けた通貨の用意は出来ていそうだけどw

  3. だんな より:

    ウォンが下がっているのは、半導体ショックの報道のせいだと思います。

  4. めがねのおやじ より:

    結局、米ドルは別格としてハード・カレンシーであるユーロ、日本円、英ポンド、スイスフラン、加ドル、豪ドル、北欧のスウェーデンコローナ、ノルウェークローネぐらい迄が年初来で見て下落した通貨もあるが、安全性は高いのでしょう。

    フィリピン、インドネシア、ロシア通貨が意外に固いようですが、奇異に感じます。

    韓国はトルコと通貨スワップを結んだばかりです。ソフトカレンシー同士なんて共倒れでしょうに。というか、藁をも掴むかな。

  5. イーシャ より:

    十数年毎に経済破綻するどこぞの国の通貨を、他のソフトカレンシーと一緒に扱うのは不適切ではないでしょうか?
    「ふにゃふにゃカレンシー」くらいが適切かと。
    9cm 国のは。

    1. 伍味 より:

      そう言えば、一昔前に『韓国産業「高賃金」で”軽薄短小”化に拍車』と言う記事を読んだ覚えがあります。
      前者はイマイチですが、後者プラス「イカサマ詐欺傲慢無礼」で大成功でした。

  6. カズ より:

    土韓通貨スワップの締結は、中土通貨スワップ残の借換先(押付先)として中国が韓国に無理強いしたものだったりするのかな?

    中国:韓国よ、トルコとの通貨スワップで恩を売っておけ!
    中国:トルコよ、韓国との通貨スワップでウォンを売ってOK!

    そうでないと韓国がこんなメリットのない通貨スワップを結ぶなんてね・・。

    1. 伍味 より:

      軍事オタクサイトで読んだ覚えがあるのですが、トルコと韓国は軍需技術の輸出に関して関係が深いそうです。 特に韓国の戦車や自走砲をベースにしたトルコの兵器は国際市場でそこそこのニーズがあるそうです。

      1. カズ より:

        伍味様
        トルコがサウジに20億ドル分の戦車輸出、技術伝授した韓国戦車はテスト中 2013東亜日報
        https://www.donga.com/jp/article/all/20130514/421363/1
        >戦車に必要な技術は韓国から輸入し、核心部品であるパワーパック(エンジン+変速機)は早期にドイツMTU社の新型モデルを採用した

        ↑最初にHITした記事にこんなこと書いてありました。
        もしかしてトルコの方がちゃっかりしちゃってるのかもですね。

        *返信ありがとうございました。

        1. 伍味 より:

          カズ 様、

          有用な情報のリンクを有難う御座いました。

          戦車って「正確な照準装置付き大砲を乗せた大出力の駆動系をもって小回りの利く装甲車」みたいなモノですが、韓国では肝心の正確な照準装置付き大砲も大出力の駆動系も装甲も国産の技術のみでは作れないそうです。 韓国の国産技術ではそれ以外の車両鋼体とか燃料タンクとかパイプとかレバーとかヒンジとかの細々した部品は作れるみたいですけど。

          トルコのやっている事は自動車産業に例えると韓国からエンジンと駆動系の付いていない未完成の自動車を安く買ってきて、定評のある別会社のエンジン・駆動系を取り付けて販売時に相応の利益を得て、以後はさらに保守で長期的に安定した収入を得る事を主眼としているのでしょう。

  7. 愛読者 より:

    最近,株の話を書いてませんでしたが,かなり前から,外為市場も株式市場も,初心者には投資方針が難しい状態だと思います。私も現在は外国株だけで,日本株はお休みしています。正直言うと日本株は買える水準ではないのに,政府のPKOで空売りもかけにくく,上にも下にも動きそうにないので,投資しても儲からなさそう,と思っています。コロナが収まって,金利が変わったら,また投資にいいタイミングがやってくるかもしれません。
    外為も,この状況で儲けるのは難しそうです。
    今年は年利5%取るのが難しそうです。

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